JP2013233473A - シクロデキストリンポリマーを利用して媒体に含有されるハロゲン化芳香族化合物を選択的に吸着除去する方法 - Google Patents
シクロデキストリンポリマーを利用して媒体に含有されるハロゲン化芳香族化合物を選択的に吸着除去する方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013233473A JP2013233473A JP2012105307A JP2012105307A JP2013233473A JP 2013233473 A JP2013233473 A JP 2013233473A JP 2012105307 A JP2012105307 A JP 2012105307A JP 2012105307 A JP2012105307 A JP 2012105307A JP 2013233473 A JP2013233473 A JP 2013233473A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- halogenated aromatic
- aromatic compound
- diisocyanate
- cyclodextrin
- organic medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Abstract
【解決手段】シクロデキストリン類と、ジイソシアネート化合物とを反応させて得たシクロデキストリン縮合ポリマーを含む、有機媒体に含有されたハロゲン化芳香族化合物の選択固着剤を使用する。
【選択図】なし
Description
現在、ハロゲン化芳香族化合物処理技術は、ハロゲン化芳香族化合物を微量に含有する媒体のみならず、ハロゲン化芳香族化合物自体を処理する技術も確立されており、ハロゲン化芳香族化合物及びハロゲン化芳香族化合物を高濃度(1%以上)に含有する高濃度含有媒体を直接処理するプロセス(以下「高濃度処理」と記載することとする)が稼働し始めている(特許文献3)。
(i)シクロデキストリンポリマーを製造する際には、シクロデキストリンのピリジン溶液に有機二塩基酸類を滴下する。一方、得られるシクロデキストリンポリマーは有機溶剤を吸収する性質を有するものであるから、滴下の工程において反応溶液を攪拌することが徐々に困難になりうる。攪拌効率を維持し続けるためには大量のピリジンを使用する必要がある。
(ii)ピリジンは特異な臭いをもつ物質であり、製造場所の近隣に悪臭を拡散させないための排気装置を備えた製造設備を使用することが必須である。
(iii)得られるシクロデキストリンポリマーは有機溶剤を大量に吸収する性質を有するため、洗浄溶媒を大量に必用とし、コストが高くなりうる。
[1]
シクロデキストリン類と、ジイソシアネート化合物とを反応させて得たシクロデキストリン縮合ポリマーを含む、有機媒体に含有されたハロゲン化芳香族化合物の選択固着剤。
[2]
ジイソシアネート化合物が、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、1,4−フェニレンジイソシアネート、トルエンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、オクタメチレンジイソシアネートおよびイソホロンジイソシアネートからなる群から選択される1以上の化合物である、[1]に記載の選択固着剤。
[3]
ハロゲン化芳香族化合物と吸引的に相互作用するシクロデキストリンポリマーが、固体担体に固定化されていることを特徴とする選択固着剤を使用する、[1]または[2]に記載の選択固着剤。
[4]
ハロゲン化芳香族化合物が、ダイオキシン類、ポリクロロビフェニル類、またはポリクロロベンゼン類である、[1]〜[3]のいずれかに記載の選択固着剤。
[5]
有機媒体が、有機液体、絶縁油、機械油、熱媒体、潤滑油、可塑剤、塗料及びインキ及びこれらの混合物からなる群から選択される、[1]〜[4]のいずれかに記載の選択固着剤。
[6]
シクロデキストリンとジイソシアネート化合物とを反応させて得た、ハロゲン化芳香族化合物と吸引的に相互作用するシクロデキストリンポリマーを含有する、ハロゲン化芳香族化合物の選択固着剤と、ハロゲン化芳香族化合物を含有する有機媒体とを接触させ、該有機媒体に含有されたハロゲン化芳香族化合物を該ハロゲン化芳香族化合物と吸引的に相互作用するシクロデキストリンポリマーに固着させて、ハロゲン化芳香族化合物を含有しない有機媒体を得ることを特徴とする、方法。
[7]
ジイソシアネート化合物が、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、1,4−フェニレンジイソシアネート、トルエンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、オクタメチレンジイソシアネートおよびイソホロンジイソシアネートからなる群から選択される1以上の化合物である、[6]に記載の方法。
[8]
ハロゲン化芳香族化合物と吸引的に相互作用するシクロデキストリンポリマーが、固体担体に固定化されていることを特徴とする選択固着剤を使用する、[6]または[7]に記載の方法。
[9]
ハロゲン化芳香族化合物が、ダイオキシン類、ポリクロロビフェニル類、またはポリクロロベンゼン類である、[6]〜[8]のいずれかに記載の方法。
[10]
有機媒体が、有機液体、絶縁油、機械油、熱媒体、潤滑油、可塑剤、塗料及びインキ及びこれらの混合物からなる群から選択される、[6]〜[9]のいずれかに記載の方法。
本発明は、シクロデキストリン類と、ジイソシアネート化合物とを反応させて得たシクロデキストリン縮合ポリマーを含む、有機媒体に含有されたハロゲン化芳香族化合物の選択固着剤にかかる。ここでシクロデキストリンとは、6個、7個または8個のグルコースが環状に結合した環状オリゴ糖のことであり、それぞれα−、β−またはγ−シクロデキストリンと称される。
次に本発明の選択固着剤について説明する。本発明は、シクロデキストリン類とジイソシアネート化合物とを、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、テトラヒドロフラン等の溶媒に溶解させ、次いで溶液を加熱して、好ましくは50〜100℃の温度でシクロデキストリン類とジイソシアネート化合物とを縮合させる。このようにして得たシクロデキストリンポリマーは、ハロゲン化芳香族化合物と吸引的に相互作用する性質を有しており、これを有機媒体に含有されるハロゲン化芳香族化合物の選択固着剤に使用することができる。
メチル−β−シクロデキストリン(2,6−ジ−O−メチル−β−シクロデキストリンと2,3,6−トリ−O−メチル−β−シクロデキストリンの混合物)(以下、「DM−β−CD−TCI」と称する。)を有機溶媒(例えばN,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、テトラヒドロフラン、ジクロロメタン、1,4−ジオキサン等。好ましくはN,N−ジメチルホルムアミド)に分散させる。ついでこの分散液に4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートを加えて溶解させる。50〜100℃の湯浴に反応器をつけて、反応液を撹拌する。反応終了後、湯浴をはずし、反応液を冷水に滴下する。得られた沈殿物を分離して、アルコール類、水、アセトンなどの洗浄液体で洗浄し、乾燥すると、本発明のシクロデキストリンポリマーを得ることができる。縮合の際に使用する有機溶媒の量を増減することにより、粒状、粉末状、ゲル状等、種々の形態のシクロデキストリンポリマーを得ることができる。
100mLの二つ口ナスフラスコ中、窒素雰囲気下で乾燥2,6−ジ−O−メチルシクロデキストリン(少量の2,3,6−トリ−O−メチルシクロデキストリンを含む)(以下、「DM−β−CD−TCI」と称する、2.0g、1.5mmol、東京化成工業)と、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(1.13g、4.51mmol、和光純薬工業)を脱水N,N−ジメチルホルムアミド(20mL、和光純薬工業)に溶解し、湯浴(70℃)により反応器内温度を70℃に維持して12時間撹拌した。反応終了後、200mLの冷水に反応溶液を滴下することで、沈殿物を得た。沈殿物を遠心分離法により分離後、水で3回洗浄した。得られた固体を凍結乾燥した。2.2gのポリマー(以下、「ポリ[DM−β−CD]−MDI−1」と称する。)が得られた。
IR: 3417, 1710, 1670, 1635, 1599, 1510, 1409 cm-1
100mLの二つ口ナスフラスコ中、窒素雰囲気下で乾燥2,6−ジ−O−メチル−β−シクロデキストリン(以下、「DM−β−CD−NT」と称する、4.0g、3.0mmol、ナカライテスク)と4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(2.26g、9.01mmol、和光純薬工業)とを脱水N,N−ジメチルホルムアミド(40mL、和光純薬工業)に溶解し、湯浴(70℃)により反応器内温度を70℃に維持して12時間撹拌した。反応終了後、400mLの冷水に反応溶液を滴下することで、沈殿物を得た。沈殿物を遠心分離法により分離後、水で3回洗浄した。得られた固体を凍結乾燥した。3.7gのポリマー(以下、「ポリ−[DM−β−CD]−MDI−2」と称する。)が得られた。
IR: 3397, 1710, 1670, 1636, 1597, 1510, 1410 cm-1
100mLの二つ口ナスフラスコ中、窒素雰囲気下で乾燥2,6−ジ−O−メチルシクロデキストリン(2,6−ジ−O−メチルシクロデキストリン(少量の2,3,6−トリ−O−メチルシクロデキストリンを含む)(DM−β−CD−TCI、1.0g、0.75mmol、東京化成工業)と4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(0.56g、2.25mmmol、和光純薬工業)とを脱水N,N−ジメチルホルムアミド(5 mL、和光純薬工業)に溶解し、湯浴(70℃)により反応器内温度を70℃に維持して12時間撹拌した。溶媒を包含したゲルが得られた。反応終了後、200mLの冷水に得られた固体を入れることで、溶媒置換を行った。沈降物を吸引濾過した後、得られた固体をすりつぶし、水(200mL)中で撹拌することで洗浄した。吸引濾過して得られた固体を凍結乾燥した。0.8gのポリマー(以下、[ポリ−[DM−β−CD]−MDI−3」と称する。)が得られた。
IR: 3397, 1709, 1635, 1598, 1510, 1408 cm-1
合成例2で合成したポリ[DM−β−CD]−MDI−2(180mg)を、3mLのサンプル管に入れた後、100ppmに調整しておいた4,4’−ジクロロビフェニル(以下、「4,4’−DICBP」と称する。)を含有する絶縁油(300mg)をそのサンプル管に加えた。そのサンプル管を25℃の水温に設定しておいた振とう器にとりつけ、振とうした。24時間後、先が綿詰めされた注射器に溶液を流し込み、注出したところ45mgの絶縁油が得られた。その絶縁油の4,4’−DICBPの濃度をガスクロマトグラフィーで測定したところ、45ppmに低減していた。
合成例2で合成したポリ[DM−β−CD]−MDI−2(180mg)を、3mLのサンプル管に入れた後、100ppmに調整しておいた3,4,4’−トリクロロビフェニル(以下、「3,4,4’−TRICBP」と称する。)を含有する絶縁油(300mg)をそのサンプル管に加えた。そのサンプル管を25℃の水温に設定しておいた振とう器にとりつけ、振とうした。24時間後、先が綿詰めされた注射器に溶液を流し込み、注出したところ、36mgの絶縁油が得られた。その絶縁油の3,4,4’−TRICBPの濃度をガスクロマトグラフィーで測定したところ、47ppmに低減していた。
合成例2で合成したポリ[DM−β−CD]−MDI−2(180mg)を、3mLのサンプル管に入れた後、100ppmに調整しておいた3,3’,5,5’−テトラクロロビフェニル(以下、「3,3’,5,5’−TECBP」と称する。)を含有する絶縁油(300mg)をそのサンプル管に加えた。そのサンプル管を25℃の水温に設定しておいた振とう器にとりつけ、振とうした。24時間後、先が綿詰めされた注射器に溶液を流し込み、注出したところ33mgの絶縁油が得られた。その絶縁油の3,3’,5,5’−TECBPの濃度をガスクロマトグラフィーで測定したところ、68ppmまで低減していた。
合成例2で合成したポリ[DM−β−CD]−MDI−2(180mg)を、3mLのサンプル管に入れた後、100ppmに調整しておいた2,2’,3,3’,5,5’−ヘキサクロロビフェニル(以下、「2,2’,3,3’、5,5’−HECBP」と称する。)を含有する絶縁油(300mg)をそのサンプル管に加えた。そのサンプル管を25℃の水温に設定しておいた振とう器にとりつけ、振とうした。24時間後、先が綿詰めされた注射器に溶液を流し込み、注出したところ33mgの絶縁油が得られた。その絶縁油の2,2’,3,3’、5,5’−HECBPの濃度をガスクロマトグラフィーで測定したところ、58ppmまで低減していた。
合成例2で合成したポリ[DM−β−CD]−MDI−2(180mg)を充填したステンレスカラム(内径4.6mm×長さ100mm)を温度制御付オーブン内に取り付け、そのカラム内に100ppmに調整しておいた4,4’−DICBPを含有する絶縁油(600mg)を窒素ガスで流し込み、25℃で注出したところ、180mgの絶縁油が得られた。その絶縁油の4,4’−DICBPの濃度をガスクロマトグラフィーで測定したところ、4,4’−DICBPは検出されなかった。
合成例2で合成したポリ[DM−β−CD]−MDI−2(180mg)を充填したステンレスカラム(内径4.6mm×長さ100mm)を温度制御付オーブン内に取り付け、そのカラム内に100ppmに調整しておいた3,4,4’−TRICBPを含有する絶縁油(600mg)を窒素ガスで流し込み、25℃で注出したところ、258mgの絶縁油が得られた。その絶縁油の3,4,4’−TRICBPの濃度をガスクロマトグラフィーで測定したところ、3,4,4’−TRICBPは検出されなかった。
合成例2で合成したポリ[DM−β−CD]−MDI−2(180mg)を充填したステンレスカラム(内径4.6mm×長さ100mm)を温度制御付オーブン内に取り付け、そのカラム内に100ppmに調整しておいた3,3’,5,5’−TECBPを含有する絶縁油(600mg)を窒素ガスで流し込み、25℃で注出したところ、96mgの絶縁油が得られた。その絶縁油の3,3’,5,5’−TECBPの濃度をガスクロマトグラフィーで測定したところ、34ppmに低減していた。
合成例2で合成したポリ[DM−β−CD]−MDI−2(180mg)を充填したステンレスカラム(内径4.6mm×長さ100mm)を温度制御付オーブン内に取り付け、そのカラム内に100ppmに調整しておいた2,2’,3,3’,5,5’−HECBPを含有する絶縁油(600mg)を窒素ガスで流し込み、25℃で注出したところ、84mgの絶縁油が得られた。その絶縁油の2,2’,3,3’,5,5’−HECBPの濃度をガスクロマトグラフィーで測定したところ、63ppmまで低減していた。
室温中、合成例1で合成したポリ[DM−β−CD]−MDI−1(200mg)を充填したポリプロピレンシリンジカラム(内径5.5mm×長さ55mm)内に66種類、7.5ppmのポリクロロビフェニル類(以下「PCB類」と称する。)を含有するイソオクタン溶液(COMPREHENSIVE NATIVE PCB MIXTURE,EC−5433; 各0.02ppmの2−モノクロロビフェニル (「2−CB」、以下、化合物の標記において「クロロビフェニル」を「CB」と記載することとする。)2,2’−ジCB、2,4’−ジCB、2,5’−ジCB、2,6’−ジCB、3,3’−ジCB、3,4−ジCB、4,4’−ジCBと、各0.01ppmの2,2’,5−トリCB、2,2’,6−トリCB、2,4,4’−トリCB、2,4’,5−トリCB、2’3,4−トリCB、3,3’4−トリCB、3,4,4’−トリCB、3,4,5−トリCB、2,2’3,5−テトラCB、2,2’,4,5’−テトラCB、2,2’,5,5’−テトラCB、2,2’,6,6’−テトラCB、2,3,3’,5−テトラCB、2,3’,4,4’−テトラCB、2,3’4’,5−テトラCB、2,4,4’,5−テトラCB、3,3’,4,4’−テトラCB、3,3’,4,5−テトラCB、3,3’,4,5’−テトラCB、3,4,4’,5−テトラCB、2,2’,3,4,5’−ペンタCB、2,2’,3,5’,6−ペンタCB、2,2’,4,4’,5−ペンタCB、2,2’,4,5,5’−ペンタCB、2,2’,4,6,6’−ペンタCB、2,3,3’,4,4’−ペンタCB、2,3,3’,4’,6−ペンタCB、2,3,3’,5,5’−ペンタCB、2,3,4,4’,5−ペンタCB、2,3’,4,4’,5−ペンタCB、2’,3,4,4’,5−ペンタCB、3,3’,4,4’,5−ペンタCB、2,2’,3,4,4’,5’−ヘキサCB、2,2’,3,4’,5’,6−ヘキサCB、2,2’,4,4’,5,5’−ヘキサCB、2,2’,4,4’,6,6’−ヘキサCB、2,3,3’,4,4’,5−ヘキサCB、2,3,3’,4,4’,5−ヘキサCB、2,3,3’,4’,5,5’−ヘキサCB、2,3’,4,4’,5,5’−ヘキサCB、3,3’,4,4’,5,5’−ヘキサCB、2,2’,3,3’,4,4’,5−ヘプタCB、2,2’,3,3’,4,5,5’,6−ヘプタCB、2,2’,3,3’,5,5’,6−ヘプタCB、2,2’,3,4,4’,5,5’−ヘプタCB、2,2’,3,4’,5,5’,6−ヘプタCB、2,2’,3,4’,5,6,6’−ヘプタCB、2,3,3’,4,4’,5,5’−ヘプタCB、2,2’,3,3’,4,4’,5,5’−オクタCB、2,2’,3,3’,4,4’,5,6−オクタCB、2,2’,3,3’,4,5,6,6’−オクタCB、2,2’,3,3’,5,5’,6,6’−オクタCB、2,2’,3,4,4’,5,5’,6−オクタCB、2,3,3’,4,4’,5,5’,6−オクタCB、2,2’,3,3’,4,4’,5,5’,6−ノナCB、2,2’,3,3’,4,5,5’,6−ノナCB、デカCB、0.05mL)を加え、さらにイソオクタン(3.57mL)で通液 (イソオクタン溶液合計2,50g)し、手動によるシリンジ型ピストンで圧力をかけ、注出したところ3.2mL(2.20g)のイソオクタン溶液が得られた。そのイソオクタン溶液のPCB類の濃度をガスクロマトグラフィーで測定したところ、これらの化合物は検出されなかった。
Claims (10)
- シクロデキストリン類と、ジイソシアネート化合物とを反応させて得たシクロデキストリン縮合ポリマーを含む、有機媒体に含有されたハロゲン化芳香族化合物の選択固着剤。
- ジイソシアネート化合物が、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、1,4−フェニレンジイソシアネート、トルエンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、オクタメチレンジイソシアネートおよびイソホロンジイソシアネートからなる群から選択される1以上の化合物である、請求項1に記載の選択固着剤。
- ハロゲン化芳香族化合物と吸引的に相互作用するシクロデキストリンポリマーが、固体担体に固定化されていることを特徴とする選択固着剤を使用する、請求項1または2に記載の選択固着剤。
- ハロゲン化芳香族化合物が、ダイオキシン類、ポリクロロビフェニル類、またはポリクロロベンゼン類である、請求項1〜3のいずれかに記載の選択固着剤。
- 有機媒体が、有機液体、絶縁油、機械油、熱媒体、潤滑油、可塑剤、塗料及びインキ及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1〜4のいずれかに記載の選択固着剤。
- シクロデキストリンとジイソシアネート化合物とを反応させて得た、ハロゲン化芳香族化合物と吸引的に相互作用するシクロデキストリンポリマーを含有する、ハロゲン化芳香族化合物の選択固着剤と、ハロゲン化芳香族化合物を含有する有機媒体とを接触させ、該有機媒体に含有されたハロゲン化芳香族化合物を該ハロゲン化芳香族化合物と吸引的に相互作用するシクロデキストリンポリマーに固着させて、ハロゲン化芳香族化合物を含有しない有機媒体を得ることを特徴とする、方法。
- ジイソシアネート化合物が、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、1,4−フェニレンジイソシアネート、トルエンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、オクタメチレンジイソシアネートおよびイソホロンジイソシアネートからなる群から選択される1以上の化合物である、請求項6に記載の方法。
- ハロゲン化芳香族化合物と吸引的に相互作用するシクロデキストリンポリマーが、固体担体に固定化されていることを特徴とする選択固着剤を使用する、請求項6または7に記載の方法。
- ハロゲン化芳香族化合物が、ダイオキシン類、ポリクロロビフェニル類、またはポリクロロベンゼン類である、請求項6〜8のいずれかに記載の方法。
- 有機媒体が、有機液体、絶縁油、機械油、熱媒体、潤滑油、可塑剤、塗料及びインキ及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項6〜9のいずれかに記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012105307A JP2013233473A (ja) | 2012-05-02 | 2012-05-02 | シクロデキストリンポリマーを利用して媒体に含有されるハロゲン化芳香族化合物を選択的に吸着除去する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012105307A JP2013233473A (ja) | 2012-05-02 | 2012-05-02 | シクロデキストリンポリマーを利用して媒体に含有されるハロゲン化芳香族化合物を選択的に吸着除去する方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2013233473A true JP2013233473A (ja) | 2013-11-21 |
Family
ID=49760032
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2012105307A Pending JP2013233473A (ja) | 2012-05-02 | 2012-05-02 | シクロデキストリンポリマーを利用して媒体に含有されるハロゲン化芳香族化合物を選択的に吸着除去する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2013233473A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019504178A (ja) * | 2016-01-21 | 2019-02-14 | アテン・ポラス・ライフサイエンシズ | シクロデキストリンを主体とするポリマー、その方法、組成物、及び応用 |
| CN114015127A (zh) * | 2019-02-14 | 2022-02-08 | 赛克洛珀股份有限公司 | 带有电荷的环糊精聚合物材料以及其制造和使用方法 |
| WO2022259964A1 (ja) | 2021-06-08 | 2022-12-15 | 信越化学工業株式会社 | オルガノポリシロキサン変性シクロデキストリン化合物及びこれを含有する化粧料 |
| WO2022264943A1 (ja) | 2021-06-18 | 2022-12-22 | 信越化学工業株式会社 | オルガノポリシロキサン変性シクロデキストリン化合物及びその製造方法、ならびにこれを含有する化粧料 |
| US12186737B2 (en) | 2023-01-12 | 2025-01-07 | Cyclopure, Inc. | Regeneration of polymeric cyclodextrin adsorbents |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001504879A (ja) * | 1996-11-22 | 2001-04-10 | ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ カリフォルニア | シクロデキストリンポリマー分離材 |
| JP2006083379A (ja) * | 2004-08-20 | 2006-03-30 | Meiwa Kasei Kk | 球状シクロデキストリンポリマー、その製造方法及びそれが含まれた吸着剤 |
| JPWO2011102346A1 (ja) * | 2010-02-16 | 2013-06-17 | 株式会社ネオス | 媒体に含有されるハロゲン化芳香族化合物の選択固着剤及び選択固着方法 |
-
2012
- 2012-05-02 JP JP2012105307A patent/JP2013233473A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001504879A (ja) * | 1996-11-22 | 2001-04-10 | ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ カリフォルニア | シクロデキストリンポリマー分離材 |
| JP2006083379A (ja) * | 2004-08-20 | 2006-03-30 | Meiwa Kasei Kk | 球状シクロデキストリンポリマー、その製造方法及びそれが含まれた吸着剤 |
| JPWO2011102346A1 (ja) * | 2010-02-16 | 2013-06-17 | 株式会社ネオス | 媒体に含有されるハロゲン化芳香族化合物の選択固着剤及び選択固着方法 |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019504178A (ja) * | 2016-01-21 | 2019-02-14 | アテン・ポラス・ライフサイエンシズ | シクロデキストリンを主体とするポリマー、その方法、組成物、及び応用 |
| CN114015127A (zh) * | 2019-02-14 | 2022-02-08 | 赛克洛珀股份有限公司 | 带有电荷的环糊精聚合物材料以及其制造和使用方法 |
| CN114015127B (zh) * | 2019-02-14 | 2022-07-19 | 赛克洛珀股份有限公司 | 带有电荷的环糊精聚合物材料以及其制造和使用方法 |
| US11512146B2 (en) | 2019-02-14 | 2022-11-29 | Cyclopure, Inc. | Charge-bearing cyclodextrin polymeric materials and methods of making and using same |
| JP2022183241A (ja) * | 2019-02-14 | 2022-12-08 | サイクロピュア, インコーポレイテッド | 電荷を有するシクロデキストリンポリマー材料ならびにその製造法及び使用法 |
| US11965042B2 (en) | 2019-02-14 | 2024-04-23 | Cyclopure, Inc. | Charge-bearing cyclodextrin polymeric materials and methods of making and using same |
| JP7607347B2 (ja) | 2019-02-14 | 2024-12-27 | サイクロピュア, インコーポレイテッド | 電荷を有するシクロデキストリンポリマー材料ならびにその製造法及び使用法 |
| WO2022259964A1 (ja) | 2021-06-08 | 2022-12-15 | 信越化学工業株式会社 | オルガノポリシロキサン変性シクロデキストリン化合物及びこれを含有する化粧料 |
| KR20240017902A (ko) | 2021-06-08 | 2024-02-08 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 오가노폴리실록산 변성 시클로덱스트린 화합물 및 이것을 함유하는 화장료 |
| WO2022264943A1 (ja) | 2021-06-18 | 2022-12-22 | 信越化学工業株式会社 | オルガノポリシロキサン変性シクロデキストリン化合物及びその製造方法、ならびにこれを含有する化粧料 |
| KR20240023604A (ko) | 2021-06-18 | 2024-02-22 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 오가노폴리실록산 변성 시클로덱스트린 화합물, 그 제조 방법 및 이것을 함유하는 화장료 |
| US12186737B2 (en) | 2023-01-12 | 2025-01-07 | Cyclopure, Inc. | Regeneration of polymeric cyclodextrin adsorbents |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5532359B2 (ja) | 媒体に含有されるハロゲン化芳香族化合物の選択固着剤及び選択固着方法 | |
| JP5747379B2 (ja) | シクロデキストリンポリマーの製造方法ならびにこれを利用して媒体に含有されるハロゲン化芳香族化合物を選択的に吸着除去する方法 | |
| JP4836087B2 (ja) | 媒体に含有されるハロゲン化芳香族化合物の選択固着剤及び選択固着方法 | |
| Raoov et al. | Removal of 2, 4-dichlorophenol using cyclodextrin-ionic liquid polymer as a macroporous material: characterization, adsorption isotherm, kinetic study, thermodynamics | |
| JP2005524724A (ja) | 汚染物質除去用のシクロデキストリンをベースとする架橋ポリマー | |
| Topuz et al. | Poly-cyclodextrin cryogels with aligned porous structure for removal of polycyclic aromatic hydrocarbons (PAHs) from water | |
| Zeng et al. | Anisole-modified hyper-cross-linked resins for efficient adsorption of aniline from aqueous solution | |
| JP2013233473A (ja) | シクロデキストリンポリマーを利用して媒体に含有されるハロゲン化芳香族化合物を選択的に吸着除去する方法 | |
| CN107376875A (zh) | 一种具有快速吸附能力的β‑环糊精多孔材料的制备及应用 | |
| CN104853841A (zh) | 含有载持环糊精的聚合物的有机氟类化合物吸附剂 | |
| Crini et al. | Sorption of 4-n-nonylphenol, 4-n-octylphenol, and 4-tert-octyphenol on cyclodextrin polymers | |
| JP5147070B2 (ja) | 媒体に含有されるハロゲン化芳香族化合物の選択固着剤及び選択固着方法 | |
| JP5725502B2 (ja) | シリカ含有シクロデキストリンポリマーを利用して媒体に含有されるハロゲン化芳香族化合物を選択的に吸着除去する方法 | |
| JP5569914B2 (ja) | シクロデキストリンポリマーを用いた残留性有機汚染物質の選択固着方法 | |
| JP2010247083A (ja) | 媒体に含有されるハロゲン化芳香族化合物の選択固着剤及び選択固着方法 | |
| JP2003080225A (ja) | シクロデキストリン類固定化吸着剤による土壌浄化方法 | |
| JP4893891B2 (ja) | 媒体に含有されるハロゲン化芳香族化合物の選択固着剤及び選択固着方法 | |
| Landy et al. | Cyclodextrins for remediation technologies | |
| JP4950397B2 (ja) | インプリントポリマーの製造方法、物質の分離方法および物質の無毒化方法 | |
| JPWO2015146769A1 (ja) | 媒体に含有されるハロゲン化芳香族化合物の低温選択固着方法 | |
| JP2017006865A (ja) | シクロデキストリンポリマーの製造方法 | |
| JP2016068014A (ja) | 連続的、若しくは逐次的な加圧方法によるハロゲン化芳香族化合物の吸着処理方法 | |
| JP2016168580A (ja) | ハロゲン化芳香族化合物の吸着処理方法 | |
| JP2015211936A (ja) | 媒体に含有されるハロゲン化芳香族化合物の選択固着方法 | |
| JP2013208549A (ja) | 遠心分離法を用いたハロゲン化芳香族化合物の選択固着方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150316 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20150316 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160108 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160119 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160524 |