JP2013236151A - 通信機 - Google Patents
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Abstract
【課題】振動を検出するとともに組み付け工数の少ない通信機を提供する。
【解決手段】ケース30の内部に収容された振動子26が起電力を発生させるとき、電源の電力を消費して、車両との無線通信を行う電子キーにおいて、振動子26は、ケース30と、ケース30の内部に固定される固定物との間で挟持される。固定物は、振動子26が発生させる起電力に伴う電流に基づき無線通信を行うための電子キーへの電源の電力の供給の有無を切り替える電源供給判定回路が配設された基板29であり、挟持されることにより、振動子26と電源供給判定回路とが電気的に接続される。
【選択図】図2
【解決手段】ケース30の内部に収容された振動子26が起電力を発生させるとき、電源の電力を消費して、車両との無線通信を行う電子キーにおいて、振動子26は、ケース30と、ケース30の内部に固定される固定物との間で挟持される。固定物は、振動子26が発生させる起電力に伴う電流に基づき無線通信を行うための電子キーへの電源の電力の供給の有無を切り替える電源供給判定回路が配設された基板29であり、挟持されることにより、振動子26と電源供給判定回路とが電気的に接続される。
【選択図】図2
Description
本発明は、振動を検出する振動センサを備えた通信機に関する。
近年、自動車においては、利便性の向上を目的として、ユーザに所持される電子キーと車載装置との間で無線通信を行い、当該無線通信が成立したことを条件としてドア錠の施解錠を許可又は実行する電子キーシステムが搭載されている。このような電子キーシステムとしては、特許文献1に示されるものがある。特許文献1の電子キーシステムは、電子キーを所持したユーザが車両に近づくことで、当該車両と電子キーとの間で無線信号の授受が自動で行われる、いわゆるスマートシステムである。電子キーは、交換可能とされた電池の電力により駆動する。
ところで、特許文献1の電子キーには、振動センサが搭載されている。そして、当該振動センサによって振動を検出したときのみ電池の電力を電子キーの各部に供給する。電子キーは、電池の電力が電子キーの各部に供給されているときは、車両からの無線信号を受信可能な状態(待機状態)であり、電池の電力が電子キーの各部に供給されていないときは、車両からの無線信号は受信不能な状態(非待機状態)である。従って、電子キーを使用しないとき、例えば、電子キーを室内に保管している場合には、当該電子キーは、非待機状態となり、電池の消耗が抑制される。
さて、このような電子キーの場合、ケースの内部には無線通信を行うための電気回路が設けられた基板が固定される。通常、振動センサは、基板にはんだ付けされて、当該基板に固定されるとともに、電気回路と接続される。すなわち、電子キーを組み立てる際に、はんだ付けの作業が必要であり、この点において改善の余地を残すものであった。
本発明は、こうした実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、振動を検出するとともに組み付け工数の少ない通信機を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、ケースの内部に収容された圧電素子が起電力を発生させるとき、電源の電力を消費して、通信マスタとの無線通信を行う通信機において、前記圧電素子は、前記ケースと、前記ケースの内部に固定される固定物との間で挟持されることを要旨とする。
同構成によれば、圧電素子をケースと固定物との間に挟持させるという簡易な構成により、ケースの内部に圧電素子を固定することができる。すなわち、圧電素子の固定において、はんだ付け等の作業を省くことができるので、通信機の組み付け工数が少なくなる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の通信機において、前記固定物は、前記圧電素子が発生させる起電力に伴う電流に基づき前記無線通信を行うための電子機器への前記電源の電力の供給の有無を切り替える電源供給判定回路が配設された基板であり、挟持されることにより、前記圧電素子と電源供給判定回路とが電気的に接続されることを要旨とする。
同構成によれば、ケースの内部に圧電素子を固定することにより、圧電素子が発生させる起電力に伴う電流を、基板を通じて電源供給判定回路に供給することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の通信機において、前記圧電素子は、厚み方向における位置が異なり平行に延びる2つの延出部と、当該2つの延出部の間を接続する接続部とからなり、前記固定物には、前記接続部が挿入される切り欠きが形成され、前記圧電素子の前記2つの延出部のうち一方は固定物の下方に他方は固定物の上方に位置させたことを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の通信機において、前記圧電素子は、厚み方向における位置が異なり平行に延びる2つの延出部と、当該2つの延出部の間を接続する接続部とからなり、前記固定物には、前記接続部が挿入される切り欠きが形成され、前記圧電素子の前記2つの延出部のうち一方は固定物の下方に他方は固定物の上方に位置させたことを要旨とする。
同構成によれば、圧電素子を基板の下方及び上方の双方においてケースとの間に挟持させることができるので、圧電素子の固定力が増す。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のうち何れか一項に記載の通信機において、前記圧電素子は、前記固定物及び前記ケースによって支持されない自由端部を有することを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のうち何れか一項に記載の通信機において、前記圧電素子は、前記固定物及び前記ケースによって支持されない自由端部を有することを要旨とする。
同構成によれば、端部は自由端である。このため、圧電素子に振動が入力されれば、圧電素子は、端部側が撓みやすい。従って、入力される振動が弱くても、当該振動を好適に検出することができる。
本発明では、振動を検出するとともに組み付け工数の少ない通信機を提供することができる。
以下、本発明にかかる電子キーシステムを具体化した一実施形態について図1〜3に従って説明する。
図1に示すように、車両10には、電子キー20との間で交信される無線信号によりID照合を実行する電子キーシステム1が搭載されている。
図1に示すように、車両10には、電子キー20との間で交信される無線信号によりID照合を実行する電子キーシステム1が搭載されている。
<車両>
車両10は、各種の車載機器を制御する車載制御部11と、その車載制御部11に電気的に接続されてLF(Low Frequency)帯の要求信号を送信するLF送信部12及びUHF(Ultra High Frequency)帯の応答信号を受信するUHF受信部13とを備えている。また、車両10は、同じく車載制御部11に電気的に接続されたドアロック装置14及びドアハンドルセンサ15を備えている。ドアロック装置14は、ドア錠の施解錠を切り替える。ドアハンドルセンサ15は、ユーザの図示しないドアハンドルへの接触を検出する。
車両10は、各種の車載機器を制御する車載制御部11と、その車載制御部11に電気的に接続されてLF(Low Frequency)帯の要求信号を送信するLF送信部12及びUHF(Ultra High Frequency)帯の応答信号を受信するUHF受信部13とを備えている。また、車両10は、同じく車載制御部11に電気的に接続されたドアロック装置14及びドアハンドルセンサ15を備えている。ドアロック装置14は、ドア錠の施解錠を切り替える。ドアハンドルセンサ15は、ユーザの図示しないドアハンドルへの接触を検出する。
車載制御部11には、不揮発性のメモリ11aが設けられている。このメモリ11aには車両10に固有のIDコードが記憶されている。車載制御部11は、LF送信部12及びUHF受信部13を通じて電子キー20と無線通信を行う。車載制御部11は、電子キー20との間で行われる無線信号の授受を通じて、通信している電子キー20が自身に対応するものか否かを判断する。当該判断は、電子キー20からの無線信号に含まれるIDコードと、メモリ11aに記憶されたIDコードとの照合により行う。そして、自身に対応するものと判断される場合には、ドアロック装置14の作動を許可する。この状態で、ドアハンドルセンサ15を通じてドアハンドルへの接触を検出した場合、車載制御部11は、ドアロック装置14の作動を実行する。
<電子キー>
電子キー20は、CPU等からなるコンピュータユニットによって構成された電子キー制御部21を備える。この電子キー制御部21には、LF帯の無線信号を受信するLF受信部22と、UHF帯の無線信号を送信するUHF送信部23とが電気的に接続されている。
電子キー20は、CPU等からなるコンピュータユニットによって構成された電子キー制御部21を備える。この電子キー制御部21には、LF帯の無線信号を受信するLF受信部22と、UHF帯の無線信号を送信するUHF送信部23とが電気的に接続されている。
LF受信部22は、車両10から送信されるLF帯の無線信号である要求信号を受信すると、この要求信号をパルス信号に復調し、この復調された信号を電子キー制御部21へ出力する。
電子キー制御部21は、不揮発性のメモリ21aを備え、同メモリ11aには電子キー20に固有のIDコードが記憶されている。電子キー制御部21は、LF受信部22により復調された要求信号を認識すると応答信号を生成する。応答信号には、メモリ21aに記憶されたIDコードが含まれる。電子キー制御部21は、生成した応答信号をUHF送信部23へ出力する。UHF送信部23は、応答信号を変調し、この変調した応答信号をUHF帯の無線信号として送信する。
また、電子キー20は、電池24、電源供給判定回路25、及び振動子26を備える。電池24は、交換可能とされた一次電池である。図2に示すように、振動子26は、図2における左右方向に伸縮する圧電セラミックス(圧電素子)を2枚接合したバイモルフ型振動子である。当該振動子は、2枚の圧電セラミックスのうち一方が伸びる方向に他方が縮む方向に撓むことにより起電力を発生させる。振動時には、2枚の圧電セラミックスの伸びる方向への撓みと縮む方向への撓みが交互に繰り返されるので、振動子26は、交流を生成する。なお、図2に示すように、ここでは、振動子26は、上下に2枚の圧電セラミックスが接合されているものとする。電池24は、電源供給判定回路25を介して電力を電子キー制御部21等の電子キー20の各部に供給する。電源供給判定回路25は、振動子26から出力される交流の有無を通じて電子キー20の振動の有無を監視し、当該監視を通じて電池24の電力を電子キー20の各部に供給するか否かを判定する。電源供給判定回路25は、振動子26から交流が供給されるときには電池24の電力を電子キー20の各部に供給し、振動子26から交流が供給されないときには電池24の電力を電子キー20の各部に供給しない。これら各構成は、電子キー20のケース30の内部に固定される基板29(プリント基板)に配設される。
図2に示すように、本例の振動子26は、右方に延びる第1の延出部26aと、当該第1の延出部26aの右端に連続して右方に向かうに従って徐々に上方に上昇する傾斜部26cと、当該傾斜部26cの右端に連続して右方に延びる第2の延出部26bとを有する。なお、第1の延出部26aの上面と第2の延出部26bの下面との距離は、基板29の板厚と同じとする。また、第1の延出部26a、傾斜部26c、及び第2の延出部26bの板厚、及び板幅は、一定である。さらに、第1の延出部26aと第2の延出部26bとが平行の関係にある。
同じく図2に示すように、基板29には、上下に貫通するスリット29aが設けられている。スリット29aの左右方向の長さは、振動子26の厚みよりも長く設定されている。また、スリット29aの紙面に直交する方向の長さは、振動子26の幅よりも若干長く設定されている。
図3(a)に示すように、振動子26は、第1の延出部26aの左側の端部をスリット29aに上方から下方に向かって挿入し、図3(b)に示すように、スリット29aに傾斜部26cを位置させる。そして、この状態で傾斜部26cを中心に振動子26を時計方向に回転させることにより、図2に示すように、第1の延出部26aの上面が基板29の下面と、第2の延出部26bの下面が基板29の上面とそれぞれ当接する。なお、基板29において、スリット29aを境とする右側の部分の長さは、第2の延出部26bの延出長よりも短く設定されている。すなわち、第2の延出部26bの右端は、基板29の右端から大きく張り出している。これにより、第2の延出部26bの右側の端部は、基板29に支持されない自由端とされている。
図2に示すように、基板29の下面において、スリット29aの左方には、電源供給判定回路25に接続された第1の電極27aが配設されている。また、基板29の上面において、スリット29aの右方には、電源供給判定回路25に接続された第2の電極27bがそれぞれ配設されている。このため、第1の延出部26aの上面が基板29の下面と、第2の延出部26bの下面が基板29の上面とそれぞれ当接する状態であれば、振動子26と電源供給判定回路25との間の回路が閉じる。
図2に示すように、ケース30は、第1及び第2のケース31,32からなる。第1のケース31は、振動子26の下面を支持する。正確には、第1のケース31は、第1の延出部26aの下面において第1の電極27aに対応する部分を突部31aで及び基板29の下面においてスリット29aを境とする右側の部分を突部31bでそれぞれ支持する。第2のケース32は、振動子26の上面を支持する。正確には、第2のケース32は、第2の延出部26bの上面において第2の電極27bに対応する部分を突部32aで及び基板29の上面においてスリット29aを境とする左側の部分を突部32bでそれぞれ支持する。これら第1及び第2のケース31,32は、図示しない締結構造により上下方向において締結されている。従って、振動子26は、上下方向において、第1及び第2のケース31,32により挟持される。正確には、第1の延出部26aは、基板29の下面と第1のケース31との間で、第2の延出部26bは、基板29の上面と第2のケース32との間で挟持される。このように、挟持することにより、振動子26と第1及び第2の電極27a,27bとの間の接触圧が確保される。
<電子キーシステムの動作>
電子キー20を所持した状態で、ユーザが歩くなどして移動するとき、当該移動に伴うユーザの振動が電子キー20に伝わる。電子キー20を振動させる振動波は、ケース30に挟持されている振動子26に伝わる。振動子26の右端(第2の延出部26bの右端)は、ケース30及び基板29に支持されない自由端とされている。これにより、振動が振動子26に伝わると振動子26は、交流を出力する。
電子キー20を所持した状態で、ユーザが歩くなどして移動するとき、当該移動に伴うユーザの振動が電子キー20に伝わる。電子キー20を振動させる振動波は、ケース30に挟持されている振動子26に伝わる。振動子26の右端(第2の延出部26bの右端)は、ケース30及び基板29に支持されない自由端とされている。これにより、振動が振動子26に伝わると振動子26は、交流を出力する。
電源供給判定回路25は、振動子26から交流が供給されると、電池24の電力を、電子キー制御部21をはじめとする電子キー20の各部へ供給する。これにより、電子キー20は、車両10からの要求信号を受信することが可能となる。
この状態で、ユーザが車両10に近づくことにより、車両10と電子キー20との間でスマート通信が自動的に行われる。そして、当該スマート通信が成立した状態でユーザが車両10のドアハンドルに設けられたドアハンドルセンサ15に触れることにより、ドアロック装置14が作動する。
一方、電子キー20が室内に置かれた場合などは、電子キー20と車両10との間でスマート通信が行われないと想定される。このとき、振動子26は、振動しないので交流を出力しない。すなわち、電源供給判定回路25は、振動子26から交流が供給されないので電池24の電力を電子キー20の各部へ供給しない。これにより、電池24の電力の消費が抑制される。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)振動子26を、第1の延出部26aと、当該第1の延出部26aの右端に連続して右方に向かうに従って徐々に上方に上昇する傾斜部26cと、当該傾斜部26cの右端に連続して右方に延びる第2の延出部26bとにより構成した。そして、基板29にスリット29aを設けた。これらの構成を採用することにより、第1の延出部26aを基板29の下方に、第2の延出部26bを基板29の上方にそれぞれ位置させることができる。このため、第1の延出部26aを基板29とケース30との間で、第2の延出部26bを基板29とケース30との間でそれぞれ挟持することができる。このように、振動子26を基板29の下方及び上方の双方においてケース30との間に挟持させることができるので、振動子26の固定力が増す。また、振動子26の組み付けにおいて、例えばはんだ付けの作業が不要であるので、通信機の組み付け工数が少なくなる。
(1)振動子26を、第1の延出部26aと、当該第1の延出部26aの右端に連続して右方に向かうに従って徐々に上方に上昇する傾斜部26cと、当該傾斜部26cの右端に連続して右方に延びる第2の延出部26bとにより構成した。そして、基板29にスリット29aを設けた。これらの構成を採用することにより、第1の延出部26aを基板29の下方に、第2の延出部26bを基板29の上方にそれぞれ位置させることができる。このため、第1の延出部26aを基板29とケース30との間で、第2の延出部26bを基板29とケース30との間でそれぞれ挟持することができる。このように、振動子26を基板29の下方及び上方の双方においてケース30との間に挟持させることができるので、振動子26の固定力が増す。また、振動子26の組み付けにおいて、例えばはんだ付けの作業が不要であるので、通信機の組み付け工数が少なくなる。
(2)基板29の下面には、電源供給判定回路25に接続された第1の電極27aを、基板29の上面には、電源供給判定回路25に接続された第2の電極27bをそれぞれ配設した。これにより、振動子26が基板29とケース30との間で挟持されると、振動子26と電源供給判定回路25との間の回路が閉じる。すなわち、振動子26をケース30に固定する作業だけで、振動子26が発生させる交流を電源供給判定回路25に供給する回路まで組むことができる。
(3)振動子26の右端が基板29の右端から大きくはみ出すように、基板29におけるスリット29aを境とする右側の長さ、及び振動子26の第2の延出部26bの長さ、並びに基板29と振動子26(第2の延出部26b)との位置関係などを設定した。これにより、振動子26がケース30に組み付けられると、第2の延出部26bの右側の端部は、基板29及びケース30に支持されない自由端となる。このため、振動子26に振動が入力されれば、振動子26は、自由端が撓みやすい。これにより、入力される振動が弱くても、当該振動を好適に検出することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、圧電素子の一例としてバイモルフ型振動子を採用した振動子26について説明したが、これに限るものではない。例えばユニモルフ型振動子を採用してもよい。このように構成した場合でも上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
・上記実施形態では、圧電素子の一例としてバイモルフ型振動子を採用した振動子26について説明したが、これに限るものではない。例えばユニモルフ型振動子を採用してもよい。このように構成した場合でも上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
・上記実施形態では、基板29にプリント基板を採用したが、少なくとも一部についてフレキシブル基板を採用してもよい。このように構成すれば、振動子が板状の一般的なバイモルフ型振動子であっても基板自体が変形することにより振動子26の上面及び下面と接触することができる。すなわち、一般的なバイモルフ型振動子を採用することができる。
・上記実施形態では、振動子26を、基板29の下方及び上方の双方においてケース30との間に挟持せたが、どちらか一方のみで挟持するようにしてもよい。このように構成した場合であれ、振動子26は、ケース30の内部において固定される。
・上記実施形態では、第2の延出部26bのみ自由端としたが、第1の延出部26aも自由端としてもよい。このように構成すれば、振動子26における撓みやすい部位が増えるので、上記実施形態の場合と比べて振動を検出しやすい。
・上記実施形態において、第2の延出部26bを固定端としてもよい。この場合、スリット29aの左右方向の長さを長くし、振動子26を、いわゆる両持ち梁の状態とする。このように構成すれば、傾斜部26cが振動可能となるので、上記実施形態における(1)の効果と同様の効果を得ることができる。
・上記実施形態において、振動子26において、第1の延出部26aと第2の延出部26bとの間は、傾斜部26cとしたが、傾斜していなくてもよい。例えば垂直部であってもよい。すなわち、振動子26の厚み方向において異なる位置にある第1の延出部26aと第2の延出部26bとを接続する接続部であればよい。このように構成した場合であれ、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
・上記実施形態では、電子キー20は、車両10との間でスマート通信を行うとされたが、これ以外の通信態様にも適用することができる。例えば、電子キー20にスイッチを設け、当該スイッチが操作されたことをトリガとして無線信号を送信するいわゆるワイヤレス通信をするものにも適用することができる。この場合であっても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
・上記実施形態では、電池24は、一次電池とされたが、2次電池、あるいはキャパシタなどの蓄電手段であってもよい。このように構成した場合であっても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
・上記実施形態では、電子キー20は、車両10とのスマート通信によりドアロック装置を駆動させたが、他のものを駆動させてもよい。例えば、エンジンや、モータといった走行用の駆動源を駆動させてもよい。なお、車両10の走行用の駆動源が駆動しているとき、その駆動源の駆動に伴う振動は、車室内にも伝わる。従って、この振動は、車室内にある電子キー20にも伝わる。電子キー20が車室内に置かれている場合には、車室の振動が直接伝わり、電子キー20がユーザに把持される場合には、車室の振動がユーザを介して伝わる。このため、電子キー20の各部には、電池24の電力が供給される。すなわち、車両10の走行用の駆動源が駆動している最中において、電子キー20は、車両10と定期的にスマート通信を行うことができる。従って、車両10は、駆動源の駆動中にスマート通信を利用して電子キー20が車室内にあるか否かを判定し、電子キー20が車室内にない場合には、アラーム等を発信してユーザに報知することもできる。
・上記実施形態では、電源供給判定回路25は、振動子26から交流が供給されているときのみ電池24の電力を電子キー20の各部に供給したが、交流が供給されなくなってから所定の時間だけ電池24の電力を電子キー20の各部に供給してもよい。
・上記実施形態において、電子キー20は、車両10と通信するものに限らない。例えば、電子キー20と通信する住宅等であってもよい。また、電子キーに限らず、無線の通信機であればよい。このように構成しても上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)前記基板は、少なくともその一部がフレキシブル基板であること。
同構成によれば、フレキシブル基板を折り返すことで圧電素子を基板で挟み込むことができる。
(イ)前記基板は、少なくともその一部がフレキシブル基板であること。
同構成によれば、フレキシブル基板を折り返すことで圧電素子を基板で挟み込むことができる。
1…電子キーシステム、10…車両、11…車載制御部、11a…メモリ、12…LF送信部、13…UHF受信部、14…ドアロック装置、15…ドアハンドルセンサ、20…電子キー、21…電子キー制御部(電子機器)、21a…メモリ、22…LF受信部(電子機器)、23…UHF送信部(電子機器)、24…電池、25…電源供給判定回路、26…振動子、26a…第1の延出部、26b…第2の延出部、26c…傾斜部(接続部)、27a…第1の電極、27b…第2の電極、29…基板、29a…スリット(切り欠き)、30…ケース、31…第1のケース、31a,31b,32a,32b…突部、32…第2のケース。
Claims (4)
- ケースの内部に収容された圧電素子が起電力を発生させるとき、電源の電力を消費して、通信マスタとの無線通信を行う通信機において、
前記圧電素子は、前記ケースと、前記ケースの内部に固定される固定物との間で挟持されることを特徴とする通信機。 - 請求項1に記載の通信機において、
前記固定物は、前記圧電素子が発生させる起電力に伴う電流に基づき前記無線通信を行うための電子機器への前記電源の電力の供給の有無を切り替える電源供給判定回路が配設された基板であり、挟持されることにより、前記圧電素子と電源供給判定回路とが電気的に接続される通信機。 - 請求項1又は2に記載の通信機において、
前記圧電素子は、厚み方向における位置が異なり平行に延びる2つの延出部と、当該2つの延出部の間を接続する接続部とからなり、
前記固定物には、前記接続部が挿入される切り欠きが形成され、
前記圧電素子の前記2つの延出部のうち一方は固定物の下方に他方は固定物の上方に位置させた通信機。 - 請求項1〜3のうち何れか一項に記載の通信機において、
前記圧電素子は、前記固定物及び前記ケースによって支持されない自由端部を有する通信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012105837A JP2013236151A (ja) | 2012-05-07 | 2012-05-07 | 通信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012105837A JP2013236151A (ja) | 2012-05-07 | 2012-05-07 | 通信機 |
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Cited By (1)
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|---|---|---|---|---|
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-
2012
- 2012-05-07 JP JP2012105837A patent/JP2013236151A/ja active Pending
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