JP2013236458A - クランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】必要最小源の取付孔を用いて取り付けることができるとともに、取付け強度を向上させることができるクランプを提供する。
【解決手段】車両の被取付部6にワイヤーハーネスW1、W2を取り付けるためのクランプ1であって、少なくとも第1クランプ部材3及び第2クランプ部材4を備え、第1クランプ部材及び第2クランプ部材のそれぞれは、ワイヤーハーネスを固定するハーネス固定部3a、4aと、被取付部に形成された取付孔6aに取り付けるための分割取付部3b、4bと、を備え、第1クランプ部材及び第2クランプ部材の分割取付部を合わせることで取付孔に挿入されて取り付けられる取付部13となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤーハーネス配索用のクランプに関し、更に詳しくは、必要最小源の取付孔を用いて取り付けることができるとともに、取付け強度を向上させることができるクランプに関する。
従来より、ワイヤーハーネスの配索において、ワイヤーハーネスと機器又は別部位のワイヤーハーネスとを結合するためにコネクタと呼ばれる部品を用いている。ここで、ワイヤーハーネスの構成上、コネクタから端子もしくは端子から電線が抜けやすいことからコネクタ首下の電線部が最も不具合が懸念される。このコネクタ首下を守るために、コネクタと、その両端側の電線とは、それぞれが相対移動しない部品に固定して、電線にテンションがかからないようにしている。
そして、従来のワイヤーハーネスの取付構造としては、例えば、図7に示すように、第1クランプ103にワイヤーハーネスW1の端部を固定し、第2クランプ104にワイヤーハーネスW2の端部を固定し、第3クランプ105にワイヤーハーネスW2の端部に接続されるコネクタC2を固定し、これら第1〜第3クランプ103、104、105の各取付部103b、104b、105bを、車両の被取付部106(相対移動しない部品)に形成された各取付孔106aに挿着してなるものが知られている。
しかし、上記従来のワイヤーハーネスの取付構造では、第1〜第3クランプ103、104、105の各取付部103b、104b、105bを各取付孔106aに挿着しているので、車両の被取付部106に3箇所の取付孔106aを形成する必要があり、取付孔106aの設置が困難となる場合がある。特に、車両シートでは、バネ屈曲やリクライニング等のシート内の動きの部位が多いにも関わらずスペースが小さいため、取付孔106aの設置が困難となる。
ここで、従来のクランプとして、例えば、図8に示すように、ワイヤーハーネスW1、W2、W3を固定可能なベースクランプ部材203及び追加クランプ部材204を備え、ベースクランプ部材203の凹部203aに対して追加クランプ部材204の凸部204aを嵌め込んで取り付けることで、1つのクランプ201で複数のワイヤーハーネスW1、W2、W3を固定するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、このクランプ201では、ベースクランプ部材203の凹部203aに対して追加クランプ部材204の凸部204aを嵌め込んで取り付けているため、大きな負荷がかかると追加クランプ部材204がベースクランプ部材203から外れてしまう恐れがある。
実開平6−87101号公報
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、必要最小源の取付孔を用いて取り付けることができるとともに、取付け強度を向上させることができるクランプを提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両の被取付部にワイヤーハーネスを取り付けるためのクランプであって、少なくとも第1クランプ部材及び第2クランプ部材を備え、前記第1クランプ部材及び前記第2クランプ部材のそれぞれは、ワイヤーハーネスを固定するハーネス固定部と、前記被取付部に形成された取付孔に取り付けるための分割取付部と、を備え、前記第1クランプ部材及び前記第2クランプ部材の前記分割取付部を合わせることで前記取付孔に挿入されて取り付けられる取付部となることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載において、前記第1クランプ部材及び前記第2クランプ部材の前記分割取付部を合わせた状態を仮保持する仮保持構造を備えることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2記載において、前記第1クランプ部材及び前記第2クランプ部材の間に挟まれる第3クランプ部材を備え、前記第3クランプ部材は、ワイヤーハーネスの端部に設けられたコネクタを固定するコネクタ固定部と、前記取付孔に取り付けるための分割取付部と、を備え、前記第1クランプ部材、前記第2クランプ部材及び前記第3クランプ部材の前記分割取付部を合わせることで前記取付部となることを要旨とする。
本発明のクランプによると、少なくとも第1クランプ部材及び第2クランプ部材を備え、第1クランプ部材及び第2クランプ部材のそれぞれは、ワイヤーハーネスを固定するハーネス固定部と、被取付部に形成された取付孔に取り付けるための分割取付部と、を備え、第1クランプ部材及び第2クランプ部材の分割取付部を合わせることで取付孔に挿入されて取り付けられる取付部となるので、第1及び第2クランプ部材のハーネス固定部にワイヤーハーネスが固定され、第1及び第2クランプ部材の分割取付部を合わせてなる取付部が取付孔に挿着され、車両の被取付部に対してワイヤーハーネスが取り付けられる。これにより、必要最小源の取付孔を用いてクランプを取り付けることができるとともに、クランプの取付け強度を向上させることができる。
また、前記第1クランプ部材及び前記第2クランプ部材の前記分割取付部を合わせた状態を仮保持する仮保持構造を備える場合は、取付孔に対して取付部を容易に挿入して取り付けることができる。
さらに、前記第1クランプ部材及び前記第2クランプ部材の間に挟まれる第3クランプ部材を備え、前記第3クランプ部材は、コネクタ固定部と、分割取付部と、を備え、前記第1クランプ部材、前記第2クランプ部材及び前記第3クランプ部材の前記分割取付部を合わせることで前記取付部となる場合は、第1及び第2クランプ部材のハーネス固定部にワイヤーハーネスが固定され、第3クランプ部材のコネクタ固定部にコネクタが固定され、第1〜第3クランプ部材の分割取付部を合わせてなる取付部が取付孔に挿着され、車両の被取付部に対してワイヤーハーネスが取り付けられる。これにより、コネクタとワイヤーハーネスとの間で相対移動が生じないため、コネクタ首下の電線部を確実に保護することができる。
本発明について、本発明による典型的な実施形態の非限定的な例を挙げ、言及された複数の図面を参照しつつ以下の詳細な記述にて更に説明するが、同様の参照符号は図面のいくつかの図を通して同様の部品を示す。
実施例に係るクランプの分解斜視図である。 上記クランプの組付斜視図である。 図2のIII−III線断面図である。 上記クランプの分解状態を示す縦断面図である。 上記クランプの作用説明図であり、(a)は第1クランプ部材にワイヤーハーネスを固定した状態を示し、(b)は第2クランプ部材にワイヤーハーネスを固定し且つ第3クランプ部材にコネクタを固定した状態を示す。 その他の形態のクランプの組付状態を示す縦断面図である。 従来のワイヤーハーネスの取付構造を説明するための説明図である。 従来のクランプを説明するための説明図である。
ここで示される事項は例示的なものおよび本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
1.クランプ
本実施形態1.に係るクランプは、車両の被取付部(6)にワイヤーハーネス(W1、W2)を取り付けるためのクランプ(1、21)であって、少なくとも第1クランプ部材(3、23)及び第2クランプ部材(4、24)を備え、第1クランプ部材(3、23)及び第2クランプ部材(4、24)のそれぞれは、ワイヤーハーネス(W1、W2)を固定するハーネス固定部(3a、23a、4a、24a)と、被取付部(6)に形成された取付孔(6a)に取り付けるための分割取付部(3b、23b、4b、24b)と、を備え、第1クランプ部材(3、23)及び第2クランプ部材(4、24)の分割取付部(3b、23b、4b、24b)を合わせることで取付孔(6a)に挿入されて取り付けられる取付部(13、28)となることを特徴とする(例えば、図1〜図3及び図6等参照)。
本実施形態1.に係るクランプとしては、例えば、上記第1クランプ部材(3、23)及び第2クランプ部材(4、24)の分割取付部(3b、23b、4b、24b)を合わせた状態を仮保持する仮保持構造(15、25)を備える形態(例えば、図3及び図6等参照)を挙げることができる。
本実施形態1.に係るクランプとしては、例えば、上記第1クランプ部材(3)及び第2クランプ部材(4)の間に挟まれる第3クランプ部材(5)を備え、第3クランプ部材(5)は、ワイヤーハーネス(W2)の端部に設けられたコネクタ(C2)を固定するコネクタ固定部(5a)と、取付孔(6a)に取り付けるための分割取付部(5b)と、を備え、第1クランプ部材(3)、第2クランプ部材(4)及び第3クランプ部材(5)の分割取付部(3b、4b、5b)を合わせることで取付部(13)となる形態(例えば、図1〜図3等参照)を挙げることができる。
2.ワイヤーハーネスの取付構造
本実施形態2.に係るワイヤーハーネスの取付構造は、上記実施形態1.のクランプ(1、21)を介して車両の被取付部(6)に取り付けられるワイヤーハーネスの取付構造であって、上記第1クランプ部材(3、23)のハーネス固定部(3a、23a)にワイヤーハーネス(W1)が固定され、第2クランプ部材(4、24)のハーネス固定部(4a、24a)にワイヤーハーネス(W2)が固定され、第1クランプ部材(3、23)及び第2クランプ部材(4、24)の分割取付部(3b、23b、4b、24b)を合わせてなる取付部(13、28)は、被取付部(6)に形成された取付孔(6a)に挿入されて取り付けられていることを特徴とする(例えば、図3及び図6等参照)。
以下、図面を用いて実施例により本発明を具体的に説明する。
(1)クランプの構成
本実施例に係るクランプ1は、図1〜図4に示すように、樹脂製の第1クランプ部材3、第2クランプ部材4及び第3クランプ部材5を備えている。これら第1及び第2クランプ部材3、4の間に第3クランプ部材5が挟持されている。
上記第1クランプ部材3は、ワイヤーハーネスW1の端部を固定するハーネス固定部3aと、被取付部6に形成された長孔状の取付孔6a(図3参照)に取り付けるための分割取付部3bと、を備えている。この分割取付部3bは、ハーネス固定部3aの表面から立ち上げられている。また、上記第2クランプ部材4は、ワイヤーハーネスW2の端部を固定するハーネス固定部4aと、取付孔6aに取り付けるための分割取付部4bと、を備えている。この分割取付部4bは、ハーネス固定部4aの表面から立ち上げられている。さらに、第3クランプ部材5は、ワイヤーハーネスW2の端部に設けられたコネクタC2を固定するコネクタ固定部5aと、取付孔6aに取り付けるための分割取付部5bと、を備えている。この分割取付部5bは、コネクタ固定部5aの表面から立ち上げられている。なお、上記コネクタ固定部5aには、コネクタC2の係合部をスライド係合させて固定される。
上記各ハーネス固定部3a、4aは、長尺方向に沿って厚肉部7と薄肉部8とを有する段差付きのプレート状に形成されている。これら各ハーネス固定部3a、4aには、ハーネス固定部3a、4aに沿って配置されるワイヤーハーネスW1、W2の外周に巻き付けられる固定ベルト9が設けられている。さらに、ハーネス固定部3aには、分割取付部4b、5bが挿通される挿通孔11が形成されている。また、ハーネス固定部4aには、分割取付部5bが挿通される挿通孔12が形成されている。
ここで、上記ハーネス固定部4aの挿通孔12に分割取付部5bが挿通され且つハーネス固定部3aの挿通孔11に分割取付部4b、5bが挿通された状態では、各分割取付部3b、4b、5bが突き合わされて突起状の取付部13とされる。この取付部13は、取付孔6aに挿入されて取り付けられる(図3参照)。また、各分割取付部3b、4b、5bが突き合わされたときに、各ハーネス固定部3a、4aの各薄肉部8が重ね合わせられ、各ハーネス固定部3a、4aの一体物は長尺方向に沿って略一定の厚さとなる。なお、上記取付部13は、取付穴6aに挿入されるときに係止片13aが弾性変形して取付穴6aの内周面に係止して取り付けられる。
上記クランプ1は、第1〜第3クランプ部材3、4、5の分割取付部3b、4b、5bを合わせた状態を仮保持する仮保持構造15を備えている。この仮保持構造15は、図1及び図4に示すように、第1及び第2クランプ部材3、4の各分割取付部3b、4bの突合せ面に設けられる凹状の係止部16と、第3クランプ部材5の分割取付部5bの両突合せ面に設けられ且つ各分割取付部3b、4b、5bを突き合わせたときに係止部16が係止する突起状の被係止部17と、を備えている。なお、上記係止部16を突起状とし、被係止部17を凹状としてもよい。
(2)クランプの作用
次に、上記構成のクランプ1を用いたワイヤーハーネスW1、W2の配索作用について説明する。図5(a)に示すように、第1クランプ部材3のハーネス固定部3aに固定ベルト9でワイヤーハーネスW1の端部を固定する。次に、図5(b)に示すように、第2クランプ部材4のハーネス固定部4aに固定ベルト9でワイヤーハーネスW2の端部を固定するとともに、第3クランプ部材5のコネクタ固定部5aにワイヤーハーネスW2のコネクタC2を固定する。次いで、ワイヤーハーネスW1、W2の各コネクタC1、C2を結線(接続)する。その後、ハーネス固定部3aの挿通孔11に分割取付部4bを挿通してからハーネス固定部3a、4aの挿通孔11、12に分割取付部5bを挿通すると、各分割取付部3b、4b、5bが合わせられて取付部13とされる。このとき、仮保持構造15により分割取付部3b、4b、5bを突き合わせた状態が仮保持される。そして、仮保持状態の取付部13を取付孔6aに挿入して取り付けることで、車両シートの被取付部6に対してワイヤーハーネスW1、W2が取り付けられる(図3参照)。
(3)実施例の効果
以上より、本実施例では、第1〜第3クランプ部材3、4、5を備え、第1及び第2クランプ部材3、4のそれぞれは、ワイヤーハーネスW1、W2を固定するハーネス固定部3a、4aと、被取付部6に形成された取付孔6aに取り付けるための分割取付部3b、4bと、を備え、第3クランプ部材5は、第1及び第2クランプ部材3、4の間に挟まれ、ワイヤーハーネスW2の端部に設けられたコネクタC2を固定するコネクタ固定部5aと、取付孔6aに取り付けるための分割取付部5bと、を備え、第1〜第3クランプ部材3、4、5の分割取付部3b、4b、5bを合わせることで取付孔6aに挿入して取り付けられる取付部13となるので、第1及び第2クランプ部材3、4のハーネス固定部3a、4aにワイヤーハーネスW1、W2が固定され、第3クランプ部材5のコネクタ固定部5aにコネクタC2が固定され、第1〜第3クランプ部材3、4、5の分割取付部3b、4b、5bを合わせてなる取付部13が取付孔6aに挿着され、車両の被取付部6に対してワイヤーハーネスW1、W2が取り付けられる。
これにより、コネクタC1、C2とワイヤーハーネスW1、W2との間で相対移動が生じないため、コネクタC1、C2首下の電線部を確実に保護することができる。また、単一の取付孔6aを用いてクランプ1が取り付けられるので、取付孔6aの設置が困難な箇所であってもワイヤーハーネスW1、W2を取り付けることができる。また、単一の取付孔6aに対するワイヤーハーネスW1、W2の規制量が増加するため、より狭い範囲でワイヤーハーネスW1、W2を取り回しすることができる。さらに、大きな負荷がかかっても各クランプ部材3、4、5は分離されず、クランプ1の取付け強度を向上させることができる。
また、本実施例では、第1〜第3クランプ部材3、4、5の分割取付部3b、4b、5bを合わせた状態を仮保持する仮保持構造15を備えるので、取付孔6aに対して取付部13を容易に挿入して取り付けることができる。
また、本実施例では、仮保持構造15は、第1及び第2クランプ部材3、4の各分割取付部3b、4bの突合せ面に設けられる係止部16と、第3クランプ部材5の分割取付部5bの両突合せ面に設けられ且つ各分割取付部3b、4b、5bを合わせたときに係止部16が係止する被係止部17と、を備えるので、簡易な構成の仮保持構造15で取付部13を確実に仮保持することができる。
さらに、本実施例では、ハーネス固定部3a、4aは、厚肉部7と薄肉部8とを有する段差付きプレート状に形成され、第1〜第3クランプ部材3、4、5の各分割取付部3b、4b、5bを突き合わせたときに各ハーネス固定部3a、4aの各薄肉部8が重ね合わせられるので、各ハーネス固定部3a、4aの重ね合わせ厚さを抑えて薄肉化を図ることができる。
尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、上記実施例では、3つのクランプ部材3、4、5からなるクランプ1を例示したが、これに限定されず、例えば、2つのクランプ部材からなるクランプ(例えば、図6参照)としたり、4つ以上のクランプ部材からなるクランプとしたりしてもよい。
ここで、上述のような2つのクランプ部材からなるクランプとしては、例えば、図6に示すように、第1及び第2クランプ部材23、24からなり、第1及び第2クランプ部材23、24のそれぞれは、ワイヤーハーネスW1、W2を固定するハーネス固定部23a、23bと、被取付部6に形成された取付孔6aに取り付けるための分割取付部23b、24bと、を備え、第1及び第2クランプ部材23、24の分割取付部23a、24aを合わせることで取付孔6aに挿入して取り付けられる取付部28となるクランプ21を挙げることができる。
上記クランプ21によると、第1及び第2クランプ部材23、24のハーネス固定部23a、24aにワイヤーハーネスW1、W2が固定され、第1及び第2クランプ部材23、24の分割取付部23b、24bを合わせてなる取付部28が取付孔6aに挿着され、車両の被取付部6に対してワイヤーハーネスW1、W2が取り付けられる。よって、上記実施例と略同じ作用効果を奏することができるとともに、部品点数及びコストを低減することができる。
なお、上記クランプ21では、例えば、第2クランプ部材24は、ワイヤーハーネスW2の端部に設けられたコネクタC2を固定するコネクタ固定部24cを備えることができる。また、上記クランプ21は、例えば、第1及び第2クランプ部材23、24の分割取付部23b、24bを合わせた状態を仮保持する仮保持構造25を備えることができる。
また、上記実施例では、単一の取付孔6aにクランプ1を取り付ける形態を例示したが、これに限定されず、例えば、取付孔6aの個数はクランプ部材の個数より少なければよい。また、上記取付孔6aの形状としては、例えば、長孔状、丸孔状、角孔状、異形状等を挙げることができる。また、上記取付孔6aは、貫通孔であっても有底孔であってもよい。さらに、上記実施例における取付部13の形状、取付形態、分割形態等は特に問わない。
また、上記実施例では、直線状に延びるクランプ1を例示したが、これに限定されず、例えば、平面略L字状、V字状、Y字状、T字状等のクランプとしてもよい。
また、上記実施例では、ハーネス固定部3a、4aに対してワイヤーハーネスW1、W2を固定ベルト9で巻き付け固定する形態を例示したが、これに限定されず、例えば、接着テープ、接着剤、挟持クリップ等で固定するようにしてもよい。また、上記実施例では、コネクタ固定部5aに対してコネクタC2をスライド係合させて固定する形態を例示したが、これに限定されず、例えば、固定ベルト、接着テープ、接着剤、挟持クリップ等で固定するようにしてもよい。
また、上記実施例では、係止部16及び被係止部17を備える仮保持構造15を例示したが、これに限定されず、例えば、突き合わされた各分割取付部3b、4b、5bの外周側を挟持する挟持具や外周側に巻き付けられるバンド等を備える仮保持構造としてもよい。
さらに、上記実施例では、樹脂製のクランプ部材3、4、5を例示したが、これに限定されず、例えば、ゴム製、エラストマー製、金属製等のクランプ部材としてもよい。
前述の例は単に説明を目的とするものでしかなく、本発明を限定するものと解釈されるものではない。本発明を典型的な実施形態の例を挙げて説明したが、本発明の記述および図示において使用された文言は、限定的な文言ではなく説明的および例示的なものであると理解される。ここで詳述したように、その形態において本発明の範囲または精神から逸脱することなく、添付の特許請求の範囲内で変更が可能である。ここでは、本発明の詳述に特定の構造、材料および実施例を参照したが、本発明をここにける開示事項に限定することを意図するものではなく、むしろ、本発明は添付の特許請求の範囲内における、機能的に同等の構造、方法、使用の全てに及ぶものとする。
本発明は上記で詳述した実施形態に限定されず、本発明の請求項に示した範囲で様々な変形または変更が可能である。
車両の被取付部にワイヤーハーネスを配索する技術として広く利用される。特に、車両シートの被取付部にワイヤーハーネスを配索する技術として好適に用いられる。
1,21;クランプ、3,23;第1クランプ部材、4,24;第2クランプ部材、5;第3クランプ部材、3a,23a,4a,24a;ハーネス固定部、3b,23b,4b,24b,5b;分割取付部、5a;コネクタ固定部、6;被取付部、6a;取付孔、13,28;取付部、15,25;仮保持構造、W1,W2;ワイヤーハーネス、C2;コネクタ。

Claims (3)

  1. 車両の被取付部にワイヤーハーネスを取り付けるためのクランプであって、
    少なくとも第1クランプ部材及び第2クランプ部材を備え、
    前記第1クランプ部材及び前記第2クランプ部材のそれぞれは、ワイヤーハーネスを固定するハーネス固定部と、前記被取付部に形成された取付孔に取り付けるための分割取付部と、を備え、
    前記第1クランプ部材及び前記第2クランプ部材の前記分割取付部を合わせることで前記取付孔に挿入されて取り付けられる取付部となることを特徴とするクランプ。
  2. 前記第1クランプ部材及び前記第2クランプ部材の前記分割取付部を合わせた状態を仮保持する仮保持構造を備える請求項1記載のクランプ。
  3. 前記第1クランプ部材及び前記第2クランプ部材の間に挟まれる第3クランプ部材を備え、前記第3クランプ部材は、ワイヤーハーネスの端部に設けられたコネクタを固定するコネクタ固定部と、前記取付孔に取り付けるための分割取付部と、を備え、前記第1クランプ部材、前記第2クランプ部材及び前記第3クランプ部材の前記分割取付部を合わせることで前記取付部となる請求項1又は2に記載のクランプ。
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