JP2013242003A - 流体制御集積ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】流体切換構造を省スペース化できる流体制御集積ユニットを提供すること。
【解決手段】流体制御ユニット2A〜2Eの両端に、第1入出力ユニット3と第2入出力ユニット4を面接触させて配置し、第1入出力ユニット3の第1入出力ブロック30に第1及び第2ポート7,8を開設し、第1ポート7と第1共通流路5の導通状態を切り換える第1二方弁11と第2ポート8と第2共通流路6の導通状態を切り換える第2二方弁12を第1入出力ユニット3の第1入出力ブロック30に搭載する一方、第2入出力ユニット4の第2入出力ブロック40に第3及び第4ポート9,10を開設し、第3ポート9と第1共通流路5の導通状態を切り換える第3二方弁13と、第4ポート10と第2共通流路6との導通状態を切り換える第4二方弁14を第2入出力ユニット4の第2入出力ブロック40に搭載する。
【選択図】図1

Description

本発明は、第1流体と第2流体をワークに供給するのを制御する流体制御集積ユニットに関する。
従来、この種の液体集積ユニットは、半導体製造設備、液晶画面やプラズマディスプレイの製造などで用いられるスパッタ装置等で使用されている。例えば、スパッタ装置は、基板がセットされるチャンバを複数備え、各チャンバにヒータが設置されている。各ヒータ(以下で説明する「ワーク」に相当。)には、冷却水と空気が流れる系統が設けられている。各系統には流体制御ユニットが各々接続されている。流体制御集積ユニットは、それらの流体制御ユニットを集積することにより構成されている。スパッタ装置は、各チャンバにセットされる基板をヒータにより200℃以上に温度調整するように稼働した後、チャンバから基板を取り出す際に基板の温度を常温まで下げるために停止される。流体制御集積ユニットは、スパッタ装置停止後に、ヒータを常温まで冷却する冷却時間を短縮するために、各ヒータ系統に供給する冷却水の水量を制御する。また、流体制御集積ユニットは、スパッタ装置稼働前に、ヒータの系統に残っている冷却水の残液を除去してヒータを効率良く加熱するために、各系統に供給する空気の流量を制御する。
図16は、従来の流体制御集積ユニット1101を適用した配管回路の一例である。
流体制御集積ユニット1101は、ワークWの系統Lに対応する数の流体制御ユニット1102を集積したものである。図16に示す配管回路は、ワークWに接続する系統Lを5個備えるため、流体制御集積ユニット1101は、5個の流体制御ユニット1102が集積されている。尚、図面には、各ワークW、系統L、流体制御ユニット1102を区別するために、図中左側から順に各符号に添字A,B,C,D,Eを添えて記載している。
流体制御集積ユニット1101には、流体制御ユニット1102の集積方向に沿って、第1共通流路1105と第2共通流路1106が独立して設けられている。流体制御ユニット1102A〜1102Eには、第1共通流路1105から分岐した第1分岐流路1124A〜1124Eと、第2共通流路1106から分岐した第2分岐流路1128A〜1128Eが設けられている。そして、第1分岐流路1124A〜1124Eには、第1分岐流路1124A〜1124Eと第1共通流路1105との連通状態を切り換えるための第1制御バルブ1131A〜1131Eと、第1分岐流路1124A〜1124Eに流入した流体の流量を測定するための流量センサ1151A〜1151Eが、配置される。一方、第2分岐流路1128A〜1128Eには、第2分岐流路1128A〜1128Eと第2共通流路1106との連通状態を切り換えるための第2制御バルブ1141A〜1141Eが、配置されている。
第1共通流路1105には、水と空気を入出力する第1入出力配管1115が接続されている。第1入出力配管1115は、第1ポート1107と第3ポート1109を備え、第1及び第3ポート1107,1109毎に第1及び第3二方弁1111,1113が設けられている。
また、第2共通流路1106には、水と空気を入出力する第2入出力配管1116が接続されている。第2入出力配管1116は、第2ポート1108と第4ポート1110を備え、第2及び第4ポート1108,1110毎に第2及び第4二方弁1112,1114が設けられている。
この配管回路では、例えば、第1ポート1107が水排出配管に接続され、第2ポート1108が水供給配管に接続され、第3ポート1109が空気供給配管に接続され、第4ポート1110がドレン排出配管に接続される。
そして、ワークW1〜W5を冷却する場合には、第1及び第2二方弁1111,1112、第1及び第2制御バルブ1131A〜1131E,1141A〜1141Eが弁開状態、第3及び第4二方弁1113,1114が弁閉状態にされることにより、水が、第2ポート1108から第2入出力配管1116、第2共通流路1106、第2分岐流路1128A〜1128E、ワークW1〜W5、第1分岐流路1124A〜1124E、第1共通流路1105、第1入出力配管1115へ流れ、第1ポート1107から出力される。このとき、流量センサ1151A〜1151Eが、測定した水の流量を外部装置(図示せず)に送信することにより、ワークW1〜W5に流れる水の流量が外部装置に管理される。
一方、ワークW1〜W5をパージする場合には、第3及び第4二方弁1113,1114、第1及び第2制御バルブ1131A〜1131E,1141A〜1141Eが弁開状態、第1及び第2二方弁1111,1112が弁閉状態にされることにより、空気が、第3ポート1109から第1入出力配管1115、第1共通流路1105、第1分岐流路1124A〜1124E、ワークW1〜W5、第2分岐流路1128A〜1128E、第2共通流路1106、第2入出力配管1116へ流れ、第4ポート1110から出力される。
図17は、図6に示す流体制御集積ユニット1101と第1及び第2入出力配管1115,1116を備える流体切換構造1120を具体化した平面図である。
従来の流体制御集積ユニット1101は、流体制御ユニット1102A〜1102Eの両端に継手ブロック1103と閉止ブロック1104が配置され、それらを互いに面接触させた状態で集積されている。継手ブロック1103は、第1及び第2入出力配管1115,1116を第1及び第2共通流路1105,1106に接続するためのブロックである。一方、閉止ブロック1104は、第1及び第2共通流路1105,1106の開口部を閉鎖するためのブロックである。
第1入出力配管1115は、L字配管1115Aが継手ブロック1103に接続され、第1共通流路1105(図16参照)の形成方向(ユニット集積方向)に対して流路の向きを変えている。そして、第1入出力配管1115は、チーズ配管1115BがL字配管1115Aに接続され、第1ポート1107と第3ポート1109が異なる方向に向けて設けられている。そして、第1入出力配管1115は、第1及び第3ポート1107,1109に第1及び第3二方弁1111,1113が搭載されている。
一方、第2入出力配管1116は、ストレート配管1116Aが継手ブロック1103に接続され、第2共通流路1106(図16参照)の形成方向(ユニット集積方向)と同一方向に流路が形成されている。第2入出力配管1116は、ストレート配管1116Aにチーズ配管1116Bが接続され、第2ポート1108と第4ポート1110が異なる方向に向けて設けられている。そして、第2入出力配管1116は、第2及び第4ポート1108,1110に第2及び第4二方弁1112,1114が搭載されている(例えば、非特許文献1参照。)。
「CKD 水集積ユニットWXUシリーズカタログCC−1026」、シーケーディ株式会社、2010年
しかしながら、従来の流体切換構造1120は、水と空気を切り換えるために、流体制御集積ユニット1101に、第1及び第2入出力配管1115,1116を接続していた。第1及び第2入出力配管1115,1116は、第1乃至第4二方弁1111〜1114の操作スペースを確保するために、L字配管1115Aやストレート配管1116A、チーズ配管1115B,1116Bを用いて第1乃至第4ポート1107〜1110の配置や向きを変えている。そのため、第1及び第2入出力配管1115,1116の配管スペースが大きく、流体切換構造1120が大型になってしまっていた。近年、例えば、半導体製造装置やスパッタ装置は、沢山の流体制御機器を必要とする。沢山の流体制御機器を搭載した装置を小型にするために、流体切換構造を省スペース化することが現場から強く望まれている。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、流体切換構造を省スペース化できる流体制御集積ユニットを提供することを目的とする。
本発明は、次のような構成を有している。
(1)複数の流体制御ユニットを集積することにより、第1共通流路と第2共通流路が前記流体制御ユニットの集積方向に沿って独立して設けられ、前記複数の流体制御ユニットが、前記第1共通流路から分岐する第1分岐流路と、前記第2共通流路から分岐する第2分岐流路を備えるバルブブロックを各々備え、前記第1分岐流路と前記第2分岐流路をワークを介して接続されて、前記ワークに第1流体又は第2流体を供給する流体制御集積ユニットにおいて、前記複数の流体制御ユニットの両端に配置される第1入出力ユニット及び第2入出力ユニットを有し、前記第1入出力ユニットが、隣接するバルブブロックに面接触するものであって、前記第1共通流路に導通する第1ポートと、前記第2共通流路に導通する第2ポートを開設される第1入出力ブロックと、前記第1入出力ブロックに搭載され、前記第1ポートと前記第1共通流路との導通状態を切り換える第1二方弁と、前記第1入出力ブロックに搭載され、前記第2ポートと前記第2共通流路との導通状態を切り換える第2二方弁とを有し、前記第2入出力ユニットが、隣接するバルブブロックに面接触するものであって、前記第1共通流路に導通する第3ポートと、前記第2共通流路に導通する第4ポートを開設された第2入出力ブロックと、前記第2入出力ブロックに搭載され、前記第3ポートと前記第1共通流路との導通状態を切り換える第3二方弁と、前記第2入出力ブロックに搭載され、前記第4ポートと前記第2共通流路との導通状態を切り換える第4二方弁とを有することを特徴とする。
(2)(1)に記載する流体制御集積ユニットにおいて、前記第1入出力ブロックは、前記第1共通流路の一部を形成する第1貫通流路と、前記第2共通流路の一部を形成する第2貫通流路が、ユニット集積方向に沿って平行に形成され、前記第1貫通流路の一端開口部に前記第1ポートが同軸上に設けられ、前記第2貫通流路の一端開口部に前記第2ポートが同軸上に設けられており、前記第2入出力ブロックは、前記第1共通流路の一部を形成する第3貫通流路と、前記第2共通流路の一部を形成する第4貫通流路が、ユニット集積方向に沿って平行に形成され、前記第3貫通流路の一端開口部に前記第3ポートが同軸上に設けられ、前記第4貫通流路の一端開口部に前記第4ポートが同軸上に設けられていることを特徴とする。
(3)複数の流体制御ユニットを集積することにより、第1共通流路と第2共通流路が前記流体制御ユニットの集積方向に沿って独立して設けられ、前記複数の流体制御ユニットが、前記第1共通流路から分岐する第1分岐流路と、前記第2共通流路から分岐する第2分岐流路を備えるバルブブロックを各々備え、前記第1分岐流路と前記第2分岐流路を前記ワークを介して接続されて、前記ワークに前記第1流体又は前記第2流体を供給する流体制御集積ユニットにおいて、前記複数の流体制御ユニットの一端に配置される閉止ブロックと、前記複数の流体制御ユニットの他端に配置される入出力ユニットを有し、前記入出力ユニットが、前記第1共通流路に導通する第3ポートと、前記第2共通流路に導通する第4ポートがユニット集積方向に開口するように開設され、前記第1共通流路に導通する第1ポートが前記第3ポートと異なる方向に開口するように開設され、前記第2共通流路に導通する第2ポートが前記第4ポートと異なる方向に開口するように開設された入出力ブロックと、前記入出力ブロックに搭載され、前記第1ポートと前記第3ポートを切り換えて前記第1共通流路に連通させる第1三方弁と、前記入出力ブロックに搭載され、前記第2ポートと前記第4ポートを切り換えて前記第2共通流路に連通させる第2三方弁を有しており、前記入出力ブロックと前記閉止ブロックが隣のバルブブロックに面接触していることを特徴とする。
(4)(3)に記載する流体制御集積ユニットにおいて、前記入出力ブロックは、前記第
1共通流路の一部を形成する第1貫通流路と、前記第2共通流路の一部を形成する第2貫通流路がユニット集積方向に沿って平行に形成され、第1貫通流路から分岐して第1ポート接続流路が形成され、前記第2貫通流路から分岐して第2ポート接続流路が形成されており、前記第1ポートが前記第1ポート接続流路の開口部に設けられ、前記第2ポートが前記第2ポート接続流路の開口部に設けられ、前記第3ポートが前記第1貫通流路の開口部に設けられ、前記第4ポートが前記第2貫通流路の開口部に設けられていることを特徴とする。
(5)(1)乃至(4)の何れか一つに記載する流体制御集積ユニットにおいて、前記バルブブロックは、前記第1共通流路の一部を構成する第1直線流路と、前記第2共通流路の一部を構成する第2直線流路が、ユニット集積方向に沿って独立して形成され、前記第1直線流路と前記第1分岐流路との連通状態を制御する第1制御バルブと、前記第2直線流路と前記第2分岐流路との連通状態を制御する第2制御バルブが、前記第1及び前記第2直線流路の軸線より内側に配置されるように、側面に取り付けられており、流体の流量を測定する流量センサが、前記側面に一部を重ねた状態で、前記バルブブロックに取り付けられていることを特徴とする。
(6)(5)に記載する流体制御集積ユニットにおいて、前記流量センサは、所定方向に流れる流体の流量を測定する流量計測ブロックと、前記流量センサの動作を制御する制御基板を内蔵し、前記制御基板に接続する配線が外部へ取り出された基板ブロックとを有し、前記流量計測ブロックが前記基板ブロックより小さく、前記基板ブロックの中央に配置されていることを特徴とする。
上記構成の流体制御集積ユニットは、複数の流体制御ユニットを集積することにより、第1共通流路と第2共通流路が流体制御ユニットの集積方向に沿って独立して設けられている。複数の流体制御ユニットは、第1共通流路から分岐する第1分岐流路と、第2共通流路から分岐する第2分岐流路を備えるバルブブロックを各々備えている。複数の流体制御ユニットは、第1分岐流路と第2分岐流路がワークを介して接続されて、ワークに第1流体又は第2流体を供給する。
集積された複数の流体制御ユニットの両端には、第1入出力ユニットと第2入出力ユニットが配置される。
第1入出力ユニットは、第1入出力ブロックと第1二方弁と第2二方弁を有する。第1入出力ブロックは、隣のバルブブロックに面接触する。そして、第1入出力ブロックは、第1共通流路に導通する第1ポートと、第2共通流路に導通する第2ポートを開設されている。第1二方弁は、第1入出力ブロックに搭載され、第1ポートと第1共通流路との導通状態を切り換える。第2二方弁は、第1入出力ブロックに搭載され、第2ポートと第2共通流路との導通状態を切り換える。つまり、第1入出力ユニットには、第1及び第2ポートと第1及び第2二方弁がまとめて設けられている。
一方、第2入出力ユニットは、第2入出力ブロックと第3二方弁と第4二方弁を有する。第2入出力ブロックは、隣のバルブブロックに面接触する。そして、第2入出力ブロックは、第1共通流路に導通する第3ポートと、第2共通流路に導通する第4ポートを開設されている。第3二方弁は、第2入出力ブロックに搭載され、第3ポートと第1共通流路との導通状態を切り換える。第4二方弁は、第2入出力ブロックに搭載され、第4ポートと第2共通流路との導通状態を切り換える。つまり、第2入出力ユニットには、第3及び第4ポートと第3及び第4二方弁がまとめて設けられている。
このように上記流体制御集積ユニットは、第1入出力ユニットに第1及び第2ポートと第1及び第2二方弁をまとめて設け、第2入出力ユニットに第3及び第4ポートと第3及び第4二方弁をまとめて設けているため、第1乃至第4二方弁を組み込んでいても設置スペースが小さい。しかも、チーズ配管などを備える入出力配管が外付けされないので、配管スペースを省くことができる。よって、この流体制御集積ユニットによれば、流体切換構造を省スペース化することができる。
上記流体制御集積ユニットの第1入出力ブロックは、第1共通流路の一部を形成する第1貫通流路と、第2共通流路の一部を形成する第2貫通流路が、ユニット集積方向に沿って平行に形成されている。この第1入出力ブロックには、第1貫通流路の一端開口部に第1ポートが同軸上に設けられ、第2貫通流路の一端開口部に第2ポートが同軸上に設けられている。
一方、第2入出力ブロックは、第1共通流路の一部を形成する第3貫通流路と、第2共通流路の一部を形成する第4貫通流路が、ユニット集積方向に沿って平行に形成されている。この第2入出力ブロックには、第3貫通流路の一端開口部に第3ポートが同軸上に設けられ、第4貫通流路の一端開口部に第4ポートが同軸上に設けられている。
このような流体制御集積ユニットによれば、第1及び第2入出力ブロックに形成した第1乃至第4貫通流路の距離が短い。そのため、パージを行った場合に、隣の流体制御ユニットと二方弁との間に流体が溜まっても、液溜まりの容積が小さく、第1及び第2流体の置換効率が良い。
上述した流体制御集積ユニットは、複数の流体制御ユニットの一端に配置される閉止ブロックと、複数の流体制御ユニットの他端に配置される入出力ユニットを有する。
入出力ユニットは、入出力ブロックと第1三方弁と第2三方弁を有する。入出力ブロックは、第1共通流路に導通する第3ポートと、第2共通流路に導通する第4ポートがユニット集積方向に開口するように開設され、第1共通流路に導通する第1ポートが第3ポートと異なる方向に開口するように開設され、第2共通流路に導通する第2ポートが第4ポートと異なる方向に開口するように開設されている。第1三方弁は、入出力ブロックに搭載され、第1ポートと第3ポートを切り換えて第1共通流路に連通させる。第2三方弁は、入出力ブロックに搭載され、第2ポートと第4ポートを切り換えて第2共通流路に連通させる。つまり、入出力ユニットには、第1乃至第4ポートと第1及び第2三方弁がまとめて設けられている。
入出力ユニットは、入出力ブロックが隣のバルブブロックに面接触することにより、第1及び第3ポートが第1共通流路に導通すると共に、第2及び第4ポートが第2共通流路に導通する。一方、閉止ブロックは、隣のバルブブロックに面接触し、第1及び第2共通流路の開口部を塞ぐ。
このように、流体制御集積ユニットは、入出力ユニットに第1乃至第4ポートと第1及び第2三方弁をまとめて設けているため、第1及び第2三方弁を組み込んでいても設置スペースが小さい。そして、チーズ配管などを備える入出力配管が外付けされないので、配管スペースを省くことができる。よって、この流体制御集積ユニットによれば、流体切換構造を省スペース化することができる。
上記流体制御集積ユニットの入出力ブロックは、第1共通流路の一部を形成する第1貫通流路と、第2共通流路の一部を形成する第2貫通流路がユニット集積方向に沿って平行に形成されている。この入出力ブロックは、第1貫通流路から分岐して第1ポート接続流路が形成され、第2貫通流路から分岐して第2ポート接続流路が形成されている。第1ポートは第1ポート接続流路の開口部に設けられている。第2ポートは第2ポート接続流路の開口部に設けられている。第3ポートは第1貫通流路の開口部に設けられている。第4ポートは第2貫通流路の開口部に設けられている。
このような流体制御集積ユニットは、第1及び第2流体が入出力ブロック内を流れて入出力するため、パージ後に入出力ブロック内に液溜まりができず、第1及び第2流体の置換効率が良い。
上記流体制御集積ユニットのバルブブロックは、第1共通流路の一部を構成する第1直線流路と、第2共通流路の一部を構成する第2直線流路が、ユニット集積方向に沿って独立して形成されている。そして、バルブブロックの側面には、第1直線流路と第1分岐流路との連通状態を制御する第1制御バルブと、第2直線流路と第2分岐流路との連通状態を制御する第2制御バルブが、第1及び第2直線流路の軸線より内側に配置されるように、取り付けられている。これにより、バルブブロックは、第1及び第2直線流路の軸線の真上に第1及び第2制御バルブが取り付けられる場合と比べ、第1及び第2制御バルブの両側に空くスペースが広くなる。そこで、流体の流量を測定する流量センサは、第1及び第2制御バルブが取り付けられたバルブブロックの側面に一部を重ねた状態で、バルブブロックに取り付けられている。このような流体制御集積ユニットによれば、流量センサの設置スペースがバルブブロックの設置スペースと重なり、流体制御集積ユニット全体の設置スペースを小さくすることができる。
また、上記流体制御集積ユニットの流量センサは、所定方向に流れる流体の流量を測定する流量計測ブロックと、流量センサの動作を制御する制御基板を内蔵し、制御基板に接続する配線が外部へ取り出された基板ブロックとを有する。流量計測ブロックは、基板ブロックより小さく、基板ブロックの中央に配置されている。このような流体制御集積ユニットは、流量計測ブロックを基板ブロックに対して180°反転させて基板ブロックに一体に取り付ければ、基板ブロックから取り出される配線の向きを維持したまま、流量センサが測定する流体の流れ方向を変えることができる。
本発明の第1実施形態に係る流体制御集積ユニットの平面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 図3に示す断面図の手動弁を閉状態にした図である。 図1に示す流体制御集積ユニットを適用した配管回路の一例である。 流路バリエーションを示す図である。 本発明の第2実施形態に係る流体制御集積ユニットの平面図である。 図7のC−C断面図である。 図7に示す流体制御集積ユニットを適用した配管回路の一例である。 流路バリエーションを示す図である。 本発明の第3実施形態に係る流体制御集積ユニットの平面図である。 図11のD−D断面図である。 図12のE−E断面図である。 図11に示す流体制御集積ユニットを適用した配管回路の一例である。 本発明の第4実施形態に係る流体制御集積ユニットに使用される流体制御ユニットの断面図である。 従来の流体制御集積ユニットを適用した配管回路の一例である。 図16に示す流体制御集積ユニットと第1及び第2入出力配管を備える流体切換構造を具体化した平面図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
(第1実施形態)
(流体制御集積ユニット1の全体構成)
図1は、本発明の第1実施形態に係る流体制御集積ユニット1の平面図である。
流体制御集積ユニット1は、複数の流体制御ユニット2の両端に第1及び第2入出力ユニット3,4を配置して集積し、外部のワークに供給する第1流体と第2流体を制御するものである。流体制御ユニット2は、ワークに接続される系統に対応する数だけ、備えられている。本実施形態では、5個の流体制御ユニット2を備える。説明の便宜上、図1には、図中左側から順に流体制御ユニット2A,2B,2C,2D,2Eと記載する。尚、説明上特に区別する必要がない場合には、付記したアルファベットA〜Eを省略し、流体制御ユニット2という。
流体制御集積ユニット1は、流体制御ユニット2A〜2Eと第1及び第2入出力ユニット3,4を互いに面接触させ、第2入出力ユニット4と流体制御ユニット2A〜2Eに貫き通した複数本の固定ボルトVを、第1入出力ユニット3に形成した雌ねじ孔Nにそれぞれ締め込むことにより、流体制御ユニット2A〜2Eと第1及び第2入出力ユニット3,4が一体に連結されている。
流体制御集積ユニット1は、第1共通流路5と第2共通流路6がユニット集積方向(図1の図中左右方向)に沿って真っ直ぐに独立して形成され、貫通している。流体制御集積ユニット1の両端面には、第1ポート7と第2ポート8と第3ポート9と第4ポート10が開口している。第1ポート7と第3ポート9は、第1共通流路5の両端開口部に同軸上に設けられている。第2ポート8と第4ポート10は、第2共通流路6の両端開口部に同軸上に設けられている。そのため、流体制御集積ユニット1は、第1乃至第4ポート7〜10の何れを入力ポートと出力ポートにしても、第1及び第2共通流路5,6を流れる流体の流れ方向に沿って流体を入出力することができ、流体の抜け効率が良い流路構造になっている。
流体制御集積ユニット1は、第1乃至第4ポート7,8,9,10毎に第1乃至第4二方弁11,12,13,14が設けられ、第1乃至第4ポート7〜10に入出力する流体を個別に制御できるようになっている。
流体制御集積ユニット1は、第1共通流路5から5本の第1分岐流路24A,24B,24C,24D,24Eが分岐している。流体制御集積ユニット1は、第1制御バルブ31A,31B,31C,31D,31Eにより、第1共通流路5と第1分岐流路24A〜24Eとの連通状態を個別に切り換えられるようになっている。
また、流体制御集積ユニット1は、第2共通流路6から5本の第2分岐流路28A,28B,28C,28D,28Eが分岐している。流体制御集積ユニット1は、第2制御バルブ41A,41B,41C,41D,41Eにより、第2共通流路6と第2分岐流路28A〜28Eとの連通状態を個別に切り換えられるようになっている。
流量センサ51A,51B,51C,51D,51Eは、第1分岐流路24A〜24Eにそれぞれ接続するように、流体制御集積ユニット1に取り付けられている。流量センサ51A〜51Eは、第1分岐流路24A〜24Eへ流入する流体の流量を測定するように、配置されている。流量センサ51A〜51Eは、配線56A,56B,56C,56D,56Eが外部装置(図示せず)にそれぞれ電気的に接続され、流体測定値を送信する。
(入出力ユニットの構成)
図2は、図1のA−A断面図である。
第1入出力ユニット3は、第1入出力ブロック30に、手動式の第1及び第2二方弁11,12が取り付けられている。第1入出力ブロック30には、図1に示すように、第1共通流路5の一部を構成する第1貫通流路30aと、第2共通流路6の一部を構成する第2貫通流路30bが真っ直ぐ貫通するように形成されている。第1入出力ブロック30の図中上端面には、第1及び第2弁体収納室30c,30dが円柱形状に開設されている。第1及び第2弁体収納室30c,30dは、内径寸法が第1及び第2貫通流路30a,30bの流路内径寸法より大きく設定され、第1及び第2貫通流路30a,30bを直交方向に横切るように形成されている。そのため、第1及び第2弁体収納室30c,30dの内側面には、第1及び第2貫通流路30a,30bがそれぞれ開口している。
第1入出力ブロック30は、複数本のボルト挿通孔30gが第1及び第2貫通流路30a,30bに対して平行に設けられている。本実施形態では、3本のボルト挿通孔30gが、固定ボルトVを雌ねじ孔Nに締め付けた場合に第1及び第2貫通流路30a,30bの開口部外周を均等に隣のユニットに押し付けてシールさせることができるように、第1入出力ブロック30に形成されている。
図2に示す第1及び第2二方弁11,12は、同様の構成を有するので、ここでは第1二方弁11の構成について説明し、第2二方弁12の説明を省略する。第1二方弁11は、弁体112が第1弁体収納室30cに回転可能に収納された状態で、第1入出力ブロック30に取り付けられている。弁体112には、回転軸に対して直交するように、流通孔112aが直線状に形成されている。第1二方弁11は、ハンドル111を介して弁体112を回転させることにより、第1貫通流路30aと流通孔112aとの連通状態と非連通状態を切り換え、流体の入出力を制御するように構成されている。
弁体112は、円柱状に形成され、第1弁体収納室30cに回転可能に装填されている。弁体112は、第1弁体収納室30cの開口部を塞ぐカバー113に押さえられ、第1弁体収納室30c内に回転軸方向にがたつかないように保持されている。流通孔112aの内径寸法は、流通孔112aと第1貫通流路30aとの接続部分で流体損失を生じにくくするために、第1貫通流路30aの流路内径とほぼ同一に設定されている。弁体112の外周面には、流通孔112aの開口部外周に沿って、環状のシール部材115が装着され、流体漏れを防いでいる。
弁体112は、両端面の中心部に、支軸部112b,112cが突設されている。弁体112は、支軸部112b,112cが、カバー113に形成された軸孔113aと第1入出力ブロック30に形成された軸孔30eにそれぞれ軸支され、第1及び第2弁体収納室30c,30d内で回転軸を中心に安定して回転できるようにされている。支軸部112bには、ハンドル連結部112dがカバー113から突出するように設けられている。弁体112は、ハンドル連結部112dが連結ボルト114を介してハンドル111に連結され、ハンドル111と一体的に回転されるようになっている。
カバー113と第1入出力ブロック30との間、及び、支軸部112bとカバー113との間には、それぞれシール部材115が配設され、流体が外部に漏れることを防いでいる。
尚、第2入出力ユニット4は、第2入出力ブロック40と第3及び第4二方弁13,14が第1入出力ユニット3の第1入出力ブロック30と第1及び第2二方弁11,12と同様に構成され、第3及び第4ポート9,10が第1及び第2ポート7,8に対して対称になるように配置されている。
(流体制御ユニットの構成)
流体制御ユニット2は、図1に示すように、第1制御バルブ31と第2制御バルブ41と流量センサ51が一列に並んだ状態で、バルブブロック21に取り付けられている。
図3は、図1のB−B断面図である。図4は、図3に示す断面図の手動弁を閉状態にした図である。
流体制御ユニット2のバルブブロック21には、第1共通流路5の一部を構成する第1直線流路22と、第2共通流路6の一部を構成する第2直線流路26が、ユニット集積方向(図3及び図4を手前側から奥側へ貫く方向)に沿って貫通して形成されている。第1直線流路22は、第1連通流路23と弁体収納室21cを介して第1分岐流路24に連通している。一方、第2直線流路26は、第2連通流路27と弁体収納室21dを介して第2分岐流路28に連通している。
弁体収納室21cと第1連通流路23は、バルブブロック21のバルブ取付面(図3及び図4の図中上面)から同軸上に形成されている。弁体収納室21cと第1連通流路23は、第1直線流路22に対して直交する方向に形成されている。第1連通流路23は、第1共通流路5に合流又は分流される流体が流れるため、流路内径寸法が第1直線流路22の流路内径寸法より小さく設定されている。弁体収納室21cは、内径寸法が第1連通流路23より大きく設定され、第1制御バルブ31の弁体312を回転可能に収納できるようにされている。第1分岐流路24は、第1直線流路22よりバルブ取付面側にずれた位置から、第1直線流路22に対して直交する方向に形成され、弁体収納室21cの内壁に開口している。
尚、弁体収納室21dと第2連通流路27と第2分岐流路28は、弁体収納室21cと第1連通流路23と第1分岐流路24と同様に形成されている。
ここで、弁体収納室21c,21dと第1及び第2連通流路23,27は、軸線が第1及び第2直線流路22,26の軸線より内側に寄るように、バルブブロック21に設けられている。つまり、バルブブロック21は、第1及び第2直線流路22,26の軸線より内側に、第1及び第2制御バルブ31,41が取り付けられている。そのため、バルブブロック21は、バルブ取付面の第1及び第2制御バルブ31,41より外側のスペースが、第1及び第2制御バルブ31,41を第1及び第2直線流路22,26の軸線上に配置する場合より広い。そこで、バルブブロック21は、第1及び第2分岐流路24,28の開口部外周に沿って段差21h,21iが設けられ、継手29と流量センサ51が端面より内側に入り込んだ状態で取り付けられている。そのため、流体制御ユニット2は、継手29と流量センサ51の設置面積がバルブブロック21の設置面積と重なり、継手29と流量センサ51をバルブブロック21の端面に突き合わせて取り付ける場合よりも設置スペースが小さい。
尚、バルブブロック21は、第1入出力ブロック30のボルト挿通孔30gに対応する位置に、ボルト挿通孔21gが形成されている。
第1及び第2制御バルブ31,41は、ハンドル311,411を回転させることにより弁体312,412を弁体収納室21c,21d内で回転させ、連通孔312a,412aを介して第1及び第2直線流路22,26を第1及び第2分岐流路24,28に連通させるように、バルブブロック21に取り付けられている。
第1及び第2制御バルブ31,41は、連通孔312a,412aの形状を除いて、ハンドル311,411と弁体312,412とカバー313,413とシール部材315,415が第1及び第2二方弁11,12のハンドル111,121と弁体112,122とカバー113,123とシール部材115,125と同様に構成されている。連通孔312a,412aは、下方の第1及び第2連通流路23,27と側方の第1及び第2分岐流路24,28をそれぞれ導通させるために、弁体312,412の図中下面と外周面に開口するL字状に形成されている。
流量センサ51は、第1分岐流路24に流入する流体の流量を計測できるように、バルブブロック21に取り付けられている。流量センサ51は、流量を計測する流量計測ブロック52と、制御基板を内蔵する基板ブロック53を、一体に設けたものである。流量センサ51は、図1に示すように、幅がバルブブロック21の幅以下である。一方、流量センサ51は、図3及び図4に示すように、流量計測ブロック52が、基板ブロック53より小さく、基板ブロック53の中央に配置されている。流量センサ51は、基板ブロック53と流量計測ブロック52との間の段差部分に継手54が取り付けられている。
このような流量センサ51は、基板ブロック53の配線56が第1制御バルブ31と反対向きに取り出されている。流量センサ51は、基板ブロック53をバルブブロック21のバルブ取付面上に部分的に重ね、流量計測ブロック52をバルブブロック21の段差21hにはめ込んだ状態で、バルブブロック21に固定される。流量センサ51の固定は、流量計測ブロック52の長手方向に固定ボルト(図示せず)を挿通し、その固定ボルト(図示せず)をバルブブロック21に形成された雌ねじ孔(図示せず)に締め込むことにより行われる。
(配管回路)
図5は、図1に示す流体制御集積ユニット1を適用した配管回路の一例である。
流体制御集積ユニット1は、ワークの一例である冷却部W1〜W5にそれぞれ水と空気を切り換えて供給するように、配管される。すなわち、流体制御集積ユニット1は、第1分岐流路24Aと第2分岐流路28Aに冷却部W1に接続する系統L1が接続される。これと同様に、第1分岐流路24B〜24Eと第2分岐流路28B〜28Eが冷却部W2〜W5の系統L2〜L5に接続される。
流体制御集積ユニット1は、第1及び第3ポート7,9が直線状の第1共通流路5の左右開口部に対称に設けられ、第2及び第4ポート8,10が直線状の第2共通流路6の左右開口部に対称に設けられている。そのため、水を供給する水供給配管、水を排出する水排出配管、空気を供給する空気供給配管、ドレンを排出するドレン排出配管の接続方向や接続位置が、限定されない。そのため、図5に接続する配管回路によれば、水供給配管から水を供給される水供給口(以下「水IN」ともいう。)、水排出配管へ水を排出する水排出口(以下「水OUT」ともいう。)、空気供給配管から空気を供給される空気供給口(以下「空気IN」ともいう。)、ドレン排出配管へ水の混じった空気(ドレン)を排出するドレン排出口(以下「ドレンOUT」ともいう。)を、第1乃至第4ポート7〜10の間で変えて、様々な流路バリエーションを実現できる。
(流路バリエーションの説明)
図6を用いて、流路バリエーションA〜Hについて具体的に説明する。図中OUT1〜OUT5は、冷却部W1〜W5へ水が流出する方向を示し、IN1〜IN5は、冷却部W1〜W5を循環した水が流入する方向を示す。流路バリエーションA,B,F,Gは、空気が水と逆方向に流れる事例、流路バリエーションC,D,E,Hは、空気が水と同一方向に流れる事例である。以下の説明では、流路バリエーションA,Cについて具体的に説明し、その他の流路バリエーションB,D〜Hについては流路バリエーションA,Cと同様なので、流路バリエーションA,Cと異なる点を中心に説明する。
<流路バリエーションA>
図中流路バリエーションAは、第1ポート7を水OUT、第2ポート8を水IN、第3ポート9を空気IN、第4ポート10をドレンOUTとすることにより、冷却部W1〜W5に対して水と空気を切り換えて逆向方向に流し、水抜き効率を向上させた事例である。
流路バリエーションAでは、流体制御集積ユニット1は、全てのバルブ11,12,13,14、31A〜31E、41A〜41Eが弁閉された待機状態のとき、第2ポート8まで水を供給され、第3ポート9まで空気を供給されている。
冷却部W1〜W5を水で冷却する場合には、作業者は、第1及び第2二方弁11,12と第1及び第2制御バルブ31A〜31E,41A〜41Eを弁閉状態から弁開状態に切り換える。すると、第2ポート8まで供給された水が、第2共通流路6から第2分岐流路28A〜28Eへ分流され、冷却部W1〜W5へ供給される。冷却部W1〜W5を冷却した水は、流量センサ51A〜51Eに流入して流量が測定された後、第1分岐流路24A〜24Eに流入して第1共通流路5に合流し、第1ポート7から排出される。
この冷却時には、流量センサ51A〜51Eが、流量測定値を外部装置(図示せず)へ送信する。外部装置(図示せず)は、流量センサ51A〜51Eから流入した流量測定値に基づいてワークW1〜W5に流れる水の流量を監視する。外部装置(図示せず)は、流量測定値が設定値から許容範囲を超えて逸脱する場合にはアラームやガイダンス、画面表示等により作業者に対して警告を発し、第1乃至第4二方弁11〜14や第1及び第2制御バルブ31A〜31E,41A〜41Eの弁開度の調整や点検等を促す。
冷却部W1〜W5が所定温度以下に冷却されると、作業者は、第1及び第2二方弁11,12と第1及び第2制御バルブ31A〜31E,41A〜41Eを弁開状態から弁閉状態に切り換える。これにより、ワークW1〜W5に対して水が供給されなくなる。尚、冷却部W1〜W5が所定温度以下に冷却されたことは、外部装置(図示せず)がアラームや画面表示等により作業者に通知するなど機械的に管理しても良いし、作業者が温度計や時間等により人為的に管理しても良い。
その後、冷却部W1〜W5をパージする場合には、作業者は、第3及び第4二方弁13,14と第1及び第2制御バルブ31A〜31E,41A〜41Eを弁閉状態から弁開状態に切り換える。これにより、第3ポート9に供給された空気は、第1共通流路5から第1分岐流路24A〜24Eへ分流され、流量センサ51A〜51Eを介して冷却部W1〜W5へ供給される。流路や冷却部W1〜W5に残った水を含んだ空気(ドレン)は、第2分岐流路28A〜28Eに流入して第2共通流路6に合流し、第4ポート10から排出される。このパージ時には、冷却部W1〜W5に対して空気が水と逆方向に流れる。そのため、冷却部W1〜W5の隙間に入り込んだ水が空気に吹き飛ばされて除去されやすい。
冷却部W1〜W5のパージが完了すると、作業者は、第3及び第4二方弁13,14と第1及び第2制御バルブ31A〜31E,41A〜41Eを弁開状態から弁閉状態に切り換える。これにより、冷却部W1〜W5に空気が供給されなくなる。尚、パージの完了は、外部装置(図示せず)がアラームや画面表示等により作業者に通知するなど機械的に管理しても良いし、作業者が時間等で人為的に管理するようにしても良い。
流路バリエーションAでは、パージ時に、空気が、第1共通流路5のうちの第1制御バルブ31Aと第1二方弁11との間、及び、第2共通流路6のうちの第2制御バルブ41Aと第2二方弁12との間の水が追い出せず、液溜まりを生じさせる可能性がある。しかし、流体制御集積ユニット1は、第1及び第2入出力ユニット3,4の第1及び第2入出力ブロック30,40を隣接する流体制御ユニット2A,2Eのバルブブロック21A,21Eに面接触させることにより、第1及び第2貫通流路30a,30bを第1及び第2直線流路22,26にそれぞれ接続している。そのため、第1共通流路5のうちの第1制御バルブ31Aと第1二方弁11との間の流路容積、及び、第2共通流路6のうちの第2制御バルブ41Aと第2二方弁12との間の流路容積は、第1及び第2入出力配管1115,1116を用いる従来技術(図17参照)より小さい。よって、流体制御集積ユニット1は液溜まりが従来技術より少ない。
<流路バリエーションB>
図中流路バリエーションBは、第1ポート7を空気IN、第2ポート8を水IN、第3ポート9を水OUT、第4ポート10をドレンOUTとすることにより、冷却部W1〜W5に対して水と空気を逆向きに流す事例である。
冷却時には、第2及び第3二方弁12,13と第1及び第2制御バルブ31A〜31E,41A〜41Eが弁開状態、第1及び第4二方弁11,14が弁閉状態にされることにより、水が第2ポート8から第2共通流路6、第2分岐流路28A〜28E、冷却部W1〜W5、流量センサ51A〜51E、第1分岐流路24A〜24E、第1共通流路5、第3ポート9へ流れ、ワークW1〜W5を冷却する。
パージ時には、第1及び第4二方弁11,14と第1及び第2制御バルブ31A〜31E,41A〜41Eが弁開状態、第2及び第3二方弁12,13が弁閉状態にされることにより、空気が第1ポート7から第1共通流路5、第1分岐流路24A〜24E、流量センサ51A〜51E、冷却部W1〜W5、第2分岐流路28A〜28E、第2共通流路6、第4ポート10へ流れ、ワークW1〜W5をパージする。
流路バリエーションBでは、パージ後、第1共通流路5のうちの第1制御バルブ31Eと第3二方弁13との間、及び、第2共通流路6のうちの第2制御バルブ41Aと第2二方弁12との間に、液溜まりが生じる可能性がある。しかし、流体制御集積ユニット1は、流路バリエーションAと同様に、第1共通流路5のうちの第1制御バルブ31Eと第3二方弁13との間の流路容積、及び、第2共通流路6のうちの第2制御バルブ41Aと第2二方弁12との間の流路容積が従来技術(図17参照)より小さいため、液溜まりが従来技術より少なくて済む。
<流路バリエーションC>
図中流路バリエーションCは、第1ポート7を水OUT、第2ポート8を水IN、第3ポート9をドレンOUT、第4ポート10を空気INとすることにより、冷却部W1〜W5に対して水と空気を切り換えて同一方向に流す事例である。
流路バリエーションCでは、流体制御集積ユニット1は、全てのバルブ11,12,13,14、31A〜31E、41A〜41Eが弁閉された待機状態のとき、第2ポート8まで水を供給され、第4ポート10まで空気を供給されている。
冷却部W1〜W5を水で冷却する場合には、作業者は、第1及び第2二方弁11,12と第1及び第2制御バルブ31A〜31E,41A〜41Eを弁閉状態から弁開状態に切り換える。すると、第2ポート8まで供給された水が、第2共通流路6から第2分岐流路28A〜28Eへ分流され、冷却部W1〜W5へ供給される。冷却部W1〜W5を冷却した水は、流量センサ51A〜51Eに流入して流量が測定された後、第1分岐流路24A〜24Eに流入して第1共通流路5に合流し、第1ポート7から排出される。このとき、ワークW1〜W5に流れる水の流量は、流路バリエーションAと同様、外部装置(図示せず)により監視される。
冷却部W1〜W5が所定温度以下に冷却されると、作業者は、第1及び第2二方弁11,12と第1及び第2制御バルブ31A〜31E,41A〜41Eを弁開状態から弁閉状態に切り換える。これにより、ワークW1〜W5に対して水が供給されなくなる。尚、冷却部W1〜W5が所定温度以下に冷却されたことは、流路バリエーションAと同様に、機械的又は人為的に管理する。
その後、冷却部W1〜W5をパージする場合には、作業者は、第3及び第4二方弁13,14と第1及び第2制御バルブ31A〜31E,41A〜41Eを弁閉状態から弁開状態に切り換える。これにより、第4ポート10に供給された空気は、第2共通流路6から第2分岐流路28A〜28Eへ分流され、冷却部W1〜W5へ供給される。流路や冷却部W1〜W5に残った水を含んだ空気(ドレン)は、流量センサ51A〜51Eを介して第1分岐流路24A〜24Eに流入して第1分岐流路5に合流し、第3ポート9から排出される。このパージ時には、冷却部W1〜W5に対して空気が水と同一方向に流れる。
冷却部W1〜W5のパージが完了すると、作業者は、第3及び第4二方弁13,14と第1及び第2制御バルブ31A〜31E,41A〜41Eを弁開状態から弁閉状態に切り換える。これにより、冷却部W1〜W5に空気が供給されなくなる。尚、パージの完了は、流路バリエーションAと同様、機械的又は人為的に管理する。
流路バリエーションCでは、パージ時に、空気が、第1共通流路5のうちの第1制御バルブ31Aと第1二方弁11との間、及び、第2共通流路6のうちの第2制御バルブ41Aと第2二方弁12との間の水が追い出せず、液溜まりを生じさせる可能性がある。しかし、流体制御集積ユニット1は、第1及び第2入出力ユニット3,4の第1及び第2入出力ブロック30,40を隣接する流体制御ユニット2A,2Eのバルブブロック21A,21Eに面接触させることにより、第1及び第2貫通流路30a,30bを第1及び第2直線流路22,26に接続している。そのため、第1共通流路5のうちの第1制御バルブ31Aと第1二方弁11との間の流路容積、及び、第2共通流路6のうちの第2制御バルブ41Aと第2二方弁12との間の流路容積は、第1及び第2入出力配管1115,1116を用いる従来技術(図17参照)より小さい。よって、流体制御集積ユニット1は、液溜まりが従来技術より少ない。
<流路バリエーションD>
図中流路バリエーションDは、第1ポート7をドレンOUT、第2ポート8を水IN、第3ポート9を水OUT、第4ポート10を空気INとすることにより、冷却部W1〜W5に対して水と空気を同一方向に流す事例である。
冷却時には、第2及び第3二方弁12,13と第1及び第2制御バルブ31A〜31E,41A〜41Eが弁開状態、第1及び第4二方弁11,14が弁閉状態にされることにより、水が第2ポート8から第2共通流路6、第2分岐流路28A〜28E、冷却部W1〜W5、流量センサ51A〜51E、第1分岐流路24A〜24E、第1共通流路5、第3ポート9へ流れ、ワークW1〜W5を冷却する。
パージ時には、第1及び第4二方弁11,14と第1及び第2制御バルブ31A〜31E,41A〜41Eが弁開状態、第2及び第3二方弁12,13が弁閉状態にされることにより、空気が第4ポート10から第2共通流路6、第2分岐流路28A〜28E、冷却部W1〜W5、流量センサ51A〜51E、第1分岐流路24A〜24E、第1分岐流路5、第1ポート7へ流れ、ワークW1〜W5をパージする。
流路バリエーションDでは、パージ後、第1共通流路5のうちの第1制御バルブ31Eと第3二方弁13との間、及び、第2共通流路6のうちの第2制御バルブ41Aと第2二方弁12との間に、液溜まりが生じる可能性がある。しかし、流体制御集積ユニット1は、流路バリエーションCと同様に、第1共通流路5のうちの第1制御バルブ31Eと第3二方弁13との間の流路容積、及び、第2共通流路6のうちの第2制御バルブ41Aと第2二方弁12との間の流路容積が従来技術(図17参照)より小さいため、液溜まりが従来技術より少なくて済む。
<流路バリエーションE>
図中流路バリエーションEは、第1ポート7を水OUT、第2ポート8を空気IN、第3ポート9をドレンOUT、第4ポート10を水INとすることにより、冷却部W1〜W5に対して水と空気を同一方向に流す事例である。
冷却時には、第1及び第4二方弁11,14と第1及び第2制御バルブ31A〜31E,41A〜41Eが弁開状態、第2及び第3二方弁12,13が弁閉状態にされることにより、水が第4ポート10から第2共通流路6、第2分岐流路28A〜28E、冷却部W1〜W5、流量センサ51A〜51E、第1分岐流路24A〜24E、第1共通流路5、第1ポート7へ流れ、ワークW1〜W5を冷却する。
パージ時には、第2及び第3二方弁12,13と第1及び第2制御バルブ31A〜31E,41A〜41Eが弁開状態、第1及び第4二方弁11,14が弁閉状態にされることにより、空気が第2ポート8から第2共通流路6、第2分岐流路28A〜28E、冷却部W1〜W5、流量センサ51A〜51E、第1分岐流路24A〜24E、第1分岐流路5、第3ポート9へ流れ、冷却部W1〜W5をパージする。
流路バリエーションEでは、パージ後、第1共通流路5のうちの第1制御バルブ31Aと第1二方弁11との間、及び、第2共通流路6のうちの第2制御バルブ41Eと第4二方弁14との間に、液溜まりが生じる可能性がある。しかし、流体制御集積ユニット1は、流路バリエーションCと同様に、第1共通流路5のうちの第1制御バルブ31Aと第1二方弁11との間の流路容積、及び、第2共通流路6のうちの第2制御バルブ41Eと第4二方弁14との間の流路容積が従来技術(図17参照)より小さいため、液溜まりが従来技術より少なくて済む。
<流路バリエーションF>
図中流路バリエーションFは、第1ポート7を空気IN、第2ポート8をドレンOUT、第3ポート9を水OUT、第4ポート10を水INとすることにより、冷却部W1〜W5に対して水と空気を逆向きに流す事例である。
冷却時には、第3及び第4二方弁13,14と第1及び第2制御バルブ31A〜31E,41A〜41Eが弁開状態、第1及び第2二方弁11,12が弁閉状態にされることにより、水が第4ポート10から第2共通流路6、第2分岐流路28A〜28E、冷却部W1〜W5、流量センサ51A〜51E、第1分岐流路24A〜24E、第1共通流路5、第3ポート9へ流れ、ワークW1〜W5を冷却する。
パージ時には、第1及び第2二方弁11,12と第1及び第2制御バルブ31A〜31E,41A〜41Eが弁開状態、第3及び第4二方弁13,14が弁閉状態にされることにより、空気が第1ポート7から第1共通流路5、第1分岐流路24A〜24E、流量センサ51A〜51E、冷却部W1〜W5、第2分岐流路28A〜28E、第2共通流路6、第2ポート8へ流れ、冷却部W1〜W5をパージする。
流路バリエーションFでは、パージ後、第1共通流路5のうちの第1制御バルブ31Eと第3二方弁13との間、及び、第2共通流路6のうちの第2制御バルブ41Eと第4二方弁14との間に、液溜まりが生じる可能性がある。しかし、流体制御集積ユニット1は、流路バリエーションAと同様に、第1共通流路5のうちの第1制御バルブ31Eと第3二方弁13との間の流路容積、及び、第2共通流路6のうちの第2制御バルブ41Eと第4二方弁14との間の流路容積が従来技術(図17参照)より小さいため、液溜まりが従来技術より少なくて済む。
<流路バリエーションG>
図中流路バリエーションGは、第1ポート7を水OUT、第2ポート8をドレンOUT、第3ポート9を空気IN、第4ポート10を水INとすることにより、冷却部W1〜W5に対して水と空気を逆向きにして流す事例である。
冷却時には、第1及び第4二方弁11,14と第1及び第2制御バルブ31A〜31E,41A〜41Eが弁開状態、第2及び第3二方弁12,13が弁閉状態にされることにより、水が第4ポート10から第2共通流路6、第2分岐流路28A〜28E、冷却部W1〜W5、流量センサ51A〜51E、第1分岐流路24A〜24E、第1共通流路5、第1ポート7へ流れ、ワークW1〜W5を冷却する。
パージ時には、第2及び第3二方弁12,13と第1及び第2制御バルブ31A〜31E,41A〜41Eが弁開状態、第1及び第4二方弁11,14が弁閉状態にされることにより、空気が第3ポート9から第1共通流路5、第1分岐流路24A〜24E、流量センサ51A〜51E、冷却部W1〜W5、第2分岐流路28A〜28E、第2共通流路6、第2ポート8へ流れ、ワークW1〜W5がパージされる。
流路バリエーションGでは、パージ後、第1共通流路5のうちの第1制御バルブ31Aと第1二方弁11との間、及び、第2共通流路6のうちの第2制御バルブ41Eと第4二方弁14との間に、液溜まりが生じる可能性がある。しかし、流体制御集積ユニット1は、流路バリエーションAと同様に、第1共通流路5のうちの第1制御バルブ31Aと第1二方弁11との間の流路容積、及び、第2共通流路6のうちの第2制御バルブ41Eと第4二方弁14との間の流路容積が従来技術(図17参照)より小さいため、液溜まりが従来技術より少なくて済む。
<流路バリエーションH>
図中流路バリエーションHは、第1ポート7をドレンOUT、第2ポート8を空気IN、第3ポート9を水OUT、第4ポート10を水INとすることにより、冷却部W1〜W5に対して水と空気を同一方向に流す事例である。
冷却時には、第3及び第4二方弁13,14と第1及び第2制御バルブ31A〜31E,41A〜41Eが弁開状態、第1及び第2二方弁11,12が弁閉状態にされることにより、水が第4ポート10から第2共通流路6、第2分岐流路28A〜28E、冷却部W1〜W5、流量センサ51A〜51E、第1分岐流路24A〜24E、第1共通流路5、第3ポート9へ流れ、冷却部W1〜W5を冷却する。
パージ時には、第1及び第2二方弁11,12と第1及び第2制御バルブ31A〜31E,41A〜41Eが弁開状態、第3及び第4二方弁13,14が弁閉状態にされることにより、空気が第2ポート8から第2共通流路6、第2分岐流路28A〜28E、冷却部W1〜W5、流量センサ51A〜51E、第1分岐流路24A〜24E、第1分岐流路5、第1ポート7へ流れ、冷却部W1〜W5をパージする。
流路バリエーションHでは、パージ後、第1共通流路5のうちの第1制御バルブ31Eと第3二方弁13との間、及び、第2共通流路6のうちの第2制御バルブ41Eと第4二方弁14との間に、液溜まりが生じる可能性がある。しかし、流体制御集積ユニット1は、流路バリエーションCと同様に、第1共通流路5のうちの第1制御バルブ31Eと第3二方弁13との間の流路容積、及び、第2共通流路6のうちの第2制御バルブ41Eと第4二方弁14との間の流路容積が従来技術(図17参照)より小さいため、液溜まりが従来技術より少なくて済む。
(作用効果の説明)
以上説明した本実施形態の流体制御集積ユニット1は、複数の流体制御ユニット2A〜2Eを集積することにより、第1共通流路5と第2共通流路6が流体制御ユニット2A〜2Eの集積方向に沿って独立して設けられている。複数の流体制御ユニット2A〜2Eは、第1共通流路5から分岐する第1分岐流路24A〜24Eと、第2共通流路6から分岐する第2分岐流路28A〜28Eを備えるバルブブロック21A〜21Eを各々備えている。複数の流体制御ユニット2A〜2Eは、第1分岐流路24A〜24Eと第2分岐流路28A〜28EがワークW1〜W5を介して接続されて、ワークW1〜W5に水(第1流体の一例)又は空気(第2流体の一例)を供給する。
集積された複数の流体制御ユニット2A〜2Eの両端には、第1入出力ユニット3と第2入出力ユニット4が配置される。
第1入出力ユニット3は、第1入出力ブロック30と第1二方弁11と第2二方弁12を有する。第1入出力ブロック30は、隣のバルブブロック21Aに面接触する。そして、第1入出力ブロック30は、第1共通流路5に導通する第1ポート7と、第2共通流路6に導通する第2ポート8を開設されている。第1二方弁11は、第1入出力ブロック30に搭載され、第1ポート7と第1共通流路5との導通状態を切り換える。第2二方弁12は、第1入出力ブロック30に搭載され、第2ポート8と第2共通流路6との導通状態を切り換える。つまり、第1入出力ユニット3には、第1及び第2ポート7,8と第1及び第2二方弁11,12がまとめて設けられている。
一方、第2入出力ユニット4は、第2入出力ブロック40と第3二方弁13と第4二方弁14を有する。第2入出力ブロック40は、隣のバルブブロック21Eに面接触する。そして、第2入出力ブロック40は、第1共通流路5に導通する第3ポート9と、第2共通流路6に導通する第4ポート10を開設されている。第3二方弁13は、第2入出力ブロック40に搭載され、第3ポート9と第1共通流路5との導通状態を切り換える。第4二方弁14は、第2入出力ブロック40に搭載され、第4ポート10と第2共通流路6との導通状態を切り換える。つまり、第2入出力ユニット4には、第3及び第4ポート9,10と第3及び第4二方弁13,14がまとめて設けられている。
このように上記流体制御集積ユニットは、第1入出力ユニット3に第1及び第2ポート7,8と第1及び第2二方弁11,12をまとめて設け、第2入出力ユニット4に第3及び第4ポート9.10と第3及び第4二方弁13,14をまとめて設けているため、第1乃至第4二方弁11〜14を組み込んでいても設置スペースが小さい。しかも、従来技術(図17参照)のようにチーズ配管1115B,1116Bなどを備える第1及び第2入出力配管1115,1116が外付けされないので、配管スペースを省くことができる。よって、この流体制御集積ユニット1によれば、流体切換構造を省スペース化することができる。
上記流体制御集積ユニット1の第1入出力ユニット3の第1入出力ブロック30は、第1共通流路5の一部を形成する第1貫通流路30aと、第2共通流路6の一部を形成する第2貫通流路30bが、ユニット集積方向に沿って平行に形成されている。この第1入出力ブロック30には、第1貫通流路30aの一端開口部に第1ポート7が同軸上に設けられ、第2貫通流路30bの一端開口部に第2ポート8が同軸上に設けられている。
一方、第2入出力ユニット4の第2入出力ブロック40は、第1共通流路5の一部を形成する第3貫通流路40aと、第2共通流路6の一部を形成する第4貫通流路40bが、ユニット集積方向に沿って平行に形成されている。この第2入出力ブロック40には、第3貫通流路40aの一端開口部に第3ポート9が同軸上に設けられ、第4貫通流路40bの一端開口部に第4ポート10が同軸上に設けられている。
このような流体制御集積ユニット1によれば、第1及び第2入出力ブロック30,40に形成した第1乃至第4貫通流路30a,30b,40a,40bの距離が短い。そのため、パージを行った場合に、隣の流体制御ユニット1と第1乃至第4二方弁11〜14との間に流体が溜まっても、液溜まりの容積が小さく、水と空気の置換効率が良い。
上記流体制御集積ユニット1のバルブブロック21は、第1共通流路5の一部を構成する第1直線流路22と、第2共通流路6の一部を構成する第2直線流路26が、ユニット集積方向に沿って独立して形成されている。そして、バルブブロック21の側面には、第1直線流路22と第1分岐流路24との連通状態を制御する第1制御バルブ31と、第2直線流路26と第2分岐流路28との連通状態を制御する第2制御バルブ41が、第1及び第2直線流路22,26の軸線より内側に配置されるように、取り付けられている。これにより、バルブブロック21は、第1及び第2直線流路22,26の軸線の真上に第1及び第2制御バルブ31,41が取り付けられる場合と比べ、第1及び第2制御バルブ31,41の両側に空くスペースが広くなる。そこで、流体の流量を測定する流量センサ51は、第1及び第2制御バルブ31,41が取り付けられたバルブブロック21の側面に一部を重ねた状態で、バルブブロック21に取り付けられている。このような流体制御集積ユニット1によれば、流量センサ51の設置スペースがバルブブロック21の設置スペースと重なり、流体制御集積ユニット1全体の設置スペースを小さくすることができる。
また、上記流体制御集積ユニット1の流量センサ51は、所定方向に流れる流体の流量を測定する流量計測ブロック52と、流量センサ51の動作を制御する制御基板を内蔵し、制御基板に接続する配線56が外部へ取り出された基板ブロック53とを有する。流量計測ブロック52は、基板ブロック53より小さく、基板ブロック53の中央に配置されている。このような流体制御集積ユニット1は、流量計測ブロック52を基板ブロック53から取り外した後、流量計測ブロック52を基板ブロック53に対して180°反転させて基板ブロックに一体に取り付ければ、基板ブロック53から取り出される配線56の向きを維持したまま、流量センサ51が測定する流体の流れ方向を変えることができる。尚、これに伴い、流量計測ブロック52の反対の開口部に継手54を付け替えれば、流量センサ51の設置面積を変えずに、流量センサ51が測定する流体の流れ方向を変えることができる。
(第2実施形態)
図7は、本発明の第2実施形態に係る流体制御集積ユニット1Aの平面図である。図8は、図7のC−C断面図である。図9は、図7に示す流体制御集積ユニットを適用した配管回路の一例である。図10は、流路バリエーションを示す図である。尚、流体制御ユニット2A〜2Eの構成は同様であるので、図8においては、添え字A〜Eを省略した符号を記載している。
図7に示す本実施形態の流体制御集積ユニット1Aは、流量センサ51A〜51Eの取付方向を除き、第1実施形態の流体制御集積ユニット1と同様に構成されている。
図8に示すように、流量センサ51は、第1実施形態の取付方向に対して、流量計測ブロック52と基板ブロック53を一体的に180度反転され、第1分岐流路24から流出する流体の流量を測定するようにバルブブロック21に配置される。この場合、流量センサ51の配線56は、第1制御バルブ31に向かって基板ブロック53から引き出される。そのため、流量センサ51は、中間ブロック55を介してバルブブロック21に取り付けられ、第1制御バルブ31との間に配線56を引き出すための空間が設けられている。流量センサ51は、継手54が設けられた図中右端面側からバルブブロック21に向かって挿通された複数本の固定ボルト(図示せず)を、バルブブロック21に形成された雌ねじ孔(図示せず)に締め付けることにより、バルブブロック21に固定されている。
図9に示すように、本実施形態の流体制御集積ユニット1Aは、第1及び第2分岐流路24A〜24E,28A〜28Eが、冷却部W1〜W5に接続される系統L1〜L5を介して連通し、冷却部W1〜W5に水と空気を切り換えて供給できるように配管される。
本実施形態の流体制御集積ユニット1Aも、図10に示すように、様々な流路バリエーションI〜Pを実現できる。流体制御集積ユニット1Aは、第1実施形態の流体制御集積ユニット1に対して流量センサ51A〜51Eが反転して取り付けられている。そのため、流路バリエーションI〜Pは、図中IN1〜IN5及びOUT1〜OUT5に示すように、水が流量センサ51A〜51Eから流出して第2分岐流路28A〜28Eに流入するように、構成されている。流路バリエーションI〜Pの水と空気の流れは、第1実施形態の流路バリエーションA〜Hと同様に考えられるので、流路バリエーションI〜Pについては簡単に説明する。
流路バリエーションI,L,M,Nは、冷却部W1〜W5に水と空気を同一方向に切り換えて供給することにより、冷却とパージを行う。特に、流路バリエーションIは、第1ポート7を水IN、第2ポート8を水OUT、第3ポート9を空気IN、第4ポート10をドレンOUTとしている。流路バリエーションLは、第1ポート7を水IN、第2ポート8をドレンOUT、第3ポート9を空気IN、第4ポート10を水OUTとしている。流路バリエーションMは、第1ポート7を空気IN、第2ポート8を水OUT、第3ポート9を水IN、第4ポート10をドレンOUTとしている。流路バリエーションNは、第1ポート7を空気IN、第2ポート8をドレンOUT、第3ポート9を水IN、第4ポート10を水OUTとしている。
一方、流路バリエーションJ,K,O,Pは、冷却部W1〜W5に水と空気を逆方向に切り換えて供給し、置換効率を向上させている。特に、流路バリエーションJは、第1ポート7を水IN、第2ポート8を空気IN、第3ポート9をドレンOUT、第4ポート10を水OUTとしている。流路バリエーションKは、第1ポート7を水IN、第2ポート8を水OUT、第3ポート9をドレンOUT、第4ポート10を空気INとしている。流路バリエーションOは、第1ポート7をドレンOUT、第2ポート8を水OUT、第3ポート9を水IN、第4ポート10を空気INとしている。流路バリエーションPは、第1ポート7をドレンOUT、第2ポート8を空気IN、第3ポート9を水IN、第4ポート10を水OUTとしている。
流路バリエーションI〜Pの何れも、空気INのポート及び空気OUTのポートと反対向きに開口するポートと該ポートに隣接する第1及び第2制御バルブ31,41との間に液溜まりができる。しかし、第1及び第2入出力ブロック30,40がバルブブロック21A,21Eに面接触され、第1及び第2制御バルブ31A,41A,31E,41Eと第1乃至第4二方弁11〜14との間の容積が小さい。そのため、液溜まりが形成される流路容積が従来技術よりも少なくて済み、水と空気の置換効率(パージ効率)が良い。
また、流体制御集積ユニット1Aは、流量センサ51の取付方向が第1実施形態の取付方向に対して反転させた構造であるので、設置スペースが第1実施形態の流体制御集積ユニット1Aとほぼ同じである。そのため、例えば、冷却部W1〜W5に実際に流れた水の流量ではなく、冷却部W1〜W5に供給する水の流量を監視したい場合には、第1実施形態の流体制御集積ユニット1に対して流量センサ51の取付方向を反転させて本実施形態の流体制御集積ユニット1Aのように構成すれば、設置スペースを殆ど増やさずに実現できる。
しかも、流体制御集積ユニット1Aは、両端部に第1乃至第4ポート7,8,9,10が対称に設けられているので、水供給配管や水排出配管、空気供給配管、ドレン排出配管の接続方向や接続位置が限定されない。そのため、流体制御集積ユニット1Aは、水と空気が入出力するポートを変えることにより、様々な流路バリエーションI〜Pを実現できる。
(第3実施形態)
図11は、本発明の第3実施形態に係る流体制御集積ユニット1Bの平面図である。図12は、図11のD−D断面図である。図13は、図12のE−E断面図である。図14は、図11に示す流体制御集積ユニットを適用した配管回路の一例である。
本実施形態の流体制御集積ユニット1Bは、流体制御ユニット2A〜2Eの両端に、閉止ブロック80と入出力ユニット71を配置している点を除き、第1実施形態の流体制御集積ユニット1と同様に構成されている。
図11に示すように、流体制御集積ユニット1Bは、図中右端に配置した入出力ユニット71に、第1乃至第4ポート7,8,9,10が設けられている。そして、流体制御集積ユニット1Bは、図中左端に配置した閉止ブロック80により、第1及び第2共通流路5,6の開口部が塞がれている。
流体制御集積ユニット1Bは、閉止ブロック80と流体制御ユニット2A〜2Eにユニット集積方向(図中左右方向)に沿って挿通された複数本の固定ボルトVを、入出力ユニット71に切られた雌ねじ孔Nに各々締め込むことにより、閉止ブロック80と流体制御ユニット2A〜2Eと入出力ユニット71が一体に連結されている。
入出力ユニット71の入出力ブロック70は、第1及び第2共通流路5,6の一部を構成する第1及び第2貫通流路70a,70bが、集積方向(図中左右方向)に貫通して形成されている。第1及び第2貫通流路70a,70bの一端開口部には、第3ポート9と第4ポート10が同軸上に設けられている。そして、入出力ブロック70は、図中上下端面から第1及び第2貫通流路70a,70bに直交するように第1及び第2ポート接続流路70e,70fが形成されている。第1及び第2ポート接続流路70e,70fは、流路内径寸法が第1及び第2貫通流路70a,70bと同一にされ、第1乃至第4ポート7,8,9,10の何れからも流体が第1及び第2共通流路5,6へ同一流量で入出力するようになっている。第1及び第2ポート接続流路70e,70fの開口部には、第1ポート7と第2ポート8が同軸上に設けられている。
第1三方弁90は、第1貫通流路70aと第1ポート接続流路70eとが合流する部分に配置され、第1ポート7が第1共通流路5に連通する状態と第3ポート9が第1共通流路5に連通する状態を切り換える。第2三方弁100は、第2貫通流路70bと第2ポート接続流路70fとが合流する部分に配置され、第2ポート8が第2共通流路6に連通する状態と第4ポート10が第2共通流路6に連通する状態を切り換える。
図12に示す第1及び第2三方弁90,100は、流通孔形状を除き、第1実施形態の第1及び第2二方弁11,12と同様に構成されている。尚、第1実施形態と同様の構成については、第1実施形態と同一符号を図面に使用し、説明を適宜省略する。
図13に示すように、第1及び第2三方弁90,100は、流通孔91,92が、弁体112,122の外周面に円周方向に90度間隔で開口するように、弁体112,122にT字形状に形成されている。このような第1及び第2三方弁90,100は、ハンドル111,121を介して弁体112,122を弁体収納室70c,70d内で図中K1〜K4方向へ回転させことにより、第1及び第2貫通流路70a,70bが第3及び第4ポート9,10に連通する第1弁位置(図12及び図13に示す位置)と、第1及び第2貫通流路70a,70bが第1及び第2ポート7,8に連通する第2弁位置と、第1及び第2貫通流路70a,70bが第1乃至第4ポート7〜10の何れにも連通せず弁閉する第3弁位置(第1及び第3ポート7,9が連通する位置、及び、第2及び第4ポート8,10が連通する位置)とを、切り換えられる。
尚、流通孔91,92の流路内径寸法は、第1乃至第4ポート7,8,9,10と第1及び第2共通流路5,6の間で入出力する流体の流量・圧力損失を低減させるために、第1及び第2共通流路5,6(第1及び第2貫通流路70a,70b)と第1及び第2ポート接続流路70e,70fと同じ流路内径寸法で設けられている。
図14に示すように、流体制御集積ユニット1Bは、第2分岐流路28A〜28Eと流量センサ51A〜51Eが系統L1〜L5に接続され、冷却部W1〜W5に水と空気を切り換えて供給するのに使用される。
流体制御集積ユニット1Bは、第1実施形態と異なり、1個の入出力ブロック70に第1乃至第4ポート7〜10を設けている。しかし、第1実施形態と同様、入出力ブロック70は、第1及び第3ポート7,9が第1共通流路5に導通するように設けられ、第2及び第4ポート8,10が第2共通流路6に導通するように、設けられている。そのため、流体制御集積ユニット1Bも、第1実施形態と同じ流路バリエーションA〜H(図6参照)を実現できる。
以上説明した流体制御集積ユニット1Bは、複数の流体制御ユニット2A〜2Eの一端に配置される閉止ブロック80と、複数の流体制御ユニット2A〜2Eの他端に配置される入出力ユニット71を有する。
入出力ユニット71は、入出力ブロック70と第1三方弁90と第2三方弁100を有する。入出力ブロック70は、第1共通流路5に導通する第3ポート9と、第2共通流路6に導通する第4ポート10がユニット集積方向に開口するように開設され、第1共通流路5に導通する第1ポート7が第3ポート9と異なる方向に開口するように開設され、第2共通流路6に導通する第2ポート8が第4ポート10と異なる方向に開口するように開設されている。第1三方弁90は、入出力ブロック70に搭載され、第1ポート7と第3ポート9を切り換えて第1共通流路5に連通させる。第2三方弁100は、入出力ブロック70に搭載され、第2ポート8と第4ポート10を切り換えて第2共通流路6に連通させる。つまり、入出力ユニット71には、第1乃至第4ポート7〜10と第1及び第2三方弁90,100がまとめて設けられている。
入出力ユニット71は、入出力ブロック70が隣のバルブブロック21Eに面接触することにより、第1及び第3ポート7,9が第1共通流路5に導通すると共に、第2及び第4ポート8,10が第2共通流路6に導通する。一方、閉止ブロック80は、隣のバルブブロック21Aに面接触し、第1及び第2共通流路5,6の開口部を塞ぐ。
このように、流体制御集積ユニット1Bは、入出力ユニット71に第1乃至第4ポート7〜10と第1及び第2三方弁90,100をまとめて設けているため、第1及び第2三方弁90,100を組み込んでいても設置スペースが小さい。そして、チーズ配管1115B,1116Bなどを備える第1及び第2入出力配管1115,1116(図17参照)が外付けされないので、配管スペースを省くことができる。よって、この流体制御集積ユニット1Bによれば、流体切換構造を省スペース化することができる。
上記入出力ブロック70は、第1共通流路5の一部を形成する第1貫通流路70aと、第2共通流路6の一部を形成する第2貫通流路70bがユニット集積方向に沿って平行に形成されている。この入出力ブロック70は、第1貫通流路70aから分岐して第1ポート接続流路70eが形成され、第2貫通流路70bから分岐して第2ポート接続流路70fが形成されている。第1ポート7は第1ポート接続流路70eの開口部に設けられている。第2ポート8は第2ポート接続流路70fの開口部に設けられている。第3ポート9は第1貫通流路70aの開口部に設けられている。第4ポート10は第2貫通流路70bの開口部に設けられている。
このような流体制御集積ユニット1Bは、水と空気が入出力ブロック70内を流れて入出力されるため、パージ後に水が入出力ブロック70内に残らず、水と空気の置換効率が良い。
もっとも、流体制御集積ユニット1Bは、第1及び第2制御バルブ31A,41Aと閉止ブロック80との間に液溜まりが形成されることも考えられる。そこで、閉止ブロック80に第1及び第2共通流路5,6にはめ込まれる突起80a,80bを設けると良い(図11参照)。これにより、流体制御集積ユニット1Bは、第1及び第2制御バルブ31A,41Aと閉止ブロック80との間の流路容積が小さくなり、液溜まりを減らすことができる。
(第4実施形態)
図15は、本発明の第4実施形態に係る流体制御集積ユニット1Cに使用される流体制御ユニットの断面図である。
本実施形態の流体制御集積ユニット1Cは、流量センサ110の基板ブロック110Aを除き、第1実施形態の流体制御集積ユニット1と同様に構成されている。ここでは、第1実施形態と相違する点を中心に説明し、第1実施形態と共通する点は、図面に第1実施形態と同一符号を使用し、説明を適宜省略する。
流体制御集積ユニット1Cの流量センサ110は、所定方向に流れる流体の流量を測定する流量計測ブロック52と、流量センサの動作を制御する制御基板を内蔵する基板ブロック110Aとを有する。流量計測ブロック52は、基板ブロック110Aより小さく、基板ブロック110Aの中央に配置されている。基板ブロック110Aには、外部装置に接続される配線56を取り出す取出口が二方向(図中左右側面)に設けられている。つまり、流量センサ110は、第1制御バルブ31と反対方向に配線56を常に取り出せるように取出口が基板ブロック110Aに設けられている。そのため、流体制御集積ユニット1Cは、第2実施形態で使用した中間ブロック55(図8参照)を用いずに、第1分岐流路24から流出する流体の流量を測定するように流量センサ110をバルブブロック21に取り付けることができる。
よって、流体制御集積ユニット1Cは、配線56を取り出す取出口を変えれば、流量センサ110の設置面積を変えずに流量センサ110を反転させてバルブブロック21に取り付けることができる。
また、流量センサ110を正位置(第1分岐流路24に流入する流体の流量を測定する位置)と反転位置(第1分岐流路24から流出する流体の流量を測定する位置)との間で置き換えることにより、流体制御集積ユニット1C全体の設置面積を変えずに、流路バリエーションA〜P(図6、図10参照。)を実現できる。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、色々な応用が可能である。
例えば、上記実施形態では、流体制御集積ユニット1が流体と空気の切り換えを制御するが、温度の違う水の切り換えや、異種流体の切り換えに用いるようにしても良い。
例えば、上記実施形態の第1乃至第4二方弁11,12,13,14と第1及び第2制御バルブ31,41と第1及び第2三方弁90,100は、手動で弁開閉状態を切り換えられるが、モータ機構により弁体を回転されて弁開閉状態を切り換えるようにしても良い。また、第1乃至第4二方弁11,12,13,14と第1及び第2制御バルブ31,41と第1及び第2三方弁90,100の弁部をポペット機構にし、エアオペレイト機構等によりポペット機構を駆動させるようにしても良い。
1,1A,1B,1C 流体制御集積ユニット
2 流体制御ユニット
3 第1入出力ユニット
4 第2入出力ユニット
5 第1共通流路
6 第2共通流路
7 第1ポート
8 第2ポート
9 第3ポート
10 第4ポート
11 第1二方弁
12 第2二方弁
13 第3二方弁
14 第4二方弁
21 バルブブロック
22 第1直線流路
26 第2直線流路
24 第1分岐流路
28 第2分岐流路
31 第1制御バルブ
41 第2制御バルブ
51 流量センサ
52 流量計測ブロック
53 基板ブロック
56 配線
30 第1入出力ブロック
30a 第1貫通流路
30b 第2貫通流路
40 第2入出力ブロック
40a 第3貫通流路
40b 第2貫通流路
70 入出力ブロック
70a 第1貫通流路
70b 第2貫通流路
70e 第1ポート接続流路
70f 第2ポート接続流路
71 入出力ユニット
90 第1三方弁
100 第2三方弁
110 流量センサ
110A 基板ブロック

Claims (6)

  1. 複数の流体制御ユニットを集積することにより、第1共通流路と第2共通流路が前記流体制御ユニットの集積方向に沿って独立して設けられ、前記複数の流体制御ユニットが、前記第1共通流路から分岐する第1分岐流路と、前記第2共通流路から分岐する第2分岐流路を備えるバルブブロックを各々備え、前記第1分岐流路と前記第2分岐流路をワークを介して接続されて、前記ワークに第1流体又は第2流体を供給する流体制御集積ユニットにおいて、
    前記複数の流体制御ユニットの両端に配置される第1入出力ユニット及び第2入出力ユニットを有し、
    前記第1入出力ユニットが、
    隣接するバルブブロックに面接触するものであって、前記第1共通流路に導通する第1ポートと、前記第2共通流路に導通する第2ポートを開設される第1入出力ブロックと、
    前記第1入出力ブロックに搭載され、前記第1ポートと前記第1共通流路との導通状態を切り換える第1二方弁と、
    前記第1入出力ブロックに搭載され、前記第2ポートと前記第2共通流路との導通状態を切り換える第2二方弁とを有し、
    前記第2入出力ユニットが、
    隣接するバルブブロックに面接触するものであって、前記第1共通流路に導通する第3ポートと、前記第2共通流路に導通する第4ポートを開設された第2入出力ブロックと、
    前記第2入出力ブロックに搭載され、前記第3ポートと前記第1共通流路との導通状態を切り換える第3二方弁と、
    前記第2入出力ブロックに搭載され、前記第4ポートと前記第2共通流路との導通状態を切り換える第4二方弁とを有する
    ことを特徴とする流体制御集積ユニット。
  2. 請求項1に記載する流体制御集積ユニットにおいて、
    前記第1入出力ブロックは、前記第1共通流路の一部を形成する第1貫通流路と、前記第2共通流路の一部を形成する第2貫通流路が、ユニット集積方向に沿って平行に形成され、前記第1貫通流路の一端開口部に前記第1ポートが同軸上に設けられ、前記第2貫通流路の一端開口部に前記第2ポートが同軸上に設けられており、
    前記第2入出力ブロックは、前記第1共通流路の一部を形成する第3貫通流路と、前記第2共通流路の一部を形成する第4貫通流路が、ユニット集積方向に沿って平行に形成され、前記第3貫通流路の一端開口部に前記第3ポートが同軸上に設けられ、前記第4貫通流路の一端開口部に前記第4ポートが同軸上に設けられている
    ことを特徴とする流体制御集積ユニット。
  3. 複数の流体制御ユニットを集積することにより、第1共通流路と第2共通流路が前記流体制御ユニットの集積方向に沿って独立して設けられ、前記複数の流体制御ユニットが、前記第1共通流路から分岐する第1分岐流路と、前記第2共通流路から分岐する第2分岐流路を備えるバルブブロックを各々備え、前記第1分岐流路と前記第2分岐流路を前記ワークを介して接続されて、前記ワークに前記第1流体又は前記第2流体を供給する流体制御集積ユニットにおいて、
    前記複数の流体制御ユニットの一端に配置される閉止ブロックと、前記複数の流体制御ユニットの他端に配置される入出力ユニットを有し、
    前記入出力ユニットが、
    前記第1共通流路に導通する第3ポートと、前記第2共通流路に導通する第4ポートがユニット集積方向に開口するように開設され、前記第1共通流路に導通する第1ポートが前記第3ポートと異なる方向に開口するように開設され、前記第2共通流路に導通する第2ポートが前記第4ポートと異なる方向に開口するように開設された入出力ブロックと、
    前記入出力ブロックに搭載され、前記第1ポートと前記第3ポートを切り換えて前記第1共通流路に連通させる第1三方弁と、
    前記入出力ブロックに搭載され、前記第2ポートと前記第4ポートを切り換えて前記第2共通流路に連通させる第2三方弁を有しており、
    前記入出力ブロックと前記閉止ブロックが隣のバルブブロックに面接触している
    ことを特徴とする流体制御集積ユニット。
  4. 請求項3に記載する流体制御集積ユニットにおいて、
    前記入出力ブロックは、
    前記第1共通流路の一部を形成する第1貫通流路と、前記第2共通流路の一部を形成する第2貫通流路がユニット集積方向に沿って平行に形成され、第1貫通流路から分岐して第1ポート接続流路が形成され、前記第2貫通流路から分岐して第2ポート接続流路が形成されており、
    前記第1ポートが前記第1ポート接続流路の開口部に設けられ、
    前記第2ポートが前記第2ポート接続流路の開口部に設けられ、
    前記第3ポートが前記第1貫通流路の開口部に設けられ、
    前記第4ポートが前記第2貫通流路の開口部に設けられている
    ことを特徴とする流体制御集積ユニット。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか一つに記載する流体制御集積ユニットにおいて、
    前記バルブブロックは、
    前記第1共通流路の一部を構成する第1直線流路と、前記第2共通流路の一部を構成する第2直線流路が、ユニット集積方向に沿って独立して形成され、
    前記第1直線流路と前記第1分岐流路との連通状態を制御する第1制御バルブと、前記第2直線流路と前記第2分岐流路との連通状態を制御する第2制御バルブが、前記第1及び前記第2直線流路の軸線より内側に配置されるように、側面に取り付けられており、
    流体の流量を測定する流量センサが、前記側面に一部を重ねた状態で、前記バルブブロックに取り付けられている
    ことを特徴とする流体制御集積ユニット。
  6. 請求項5に記載する流体制御集積ユニットにおいて、
    前記流量センサは、所定方向に流れる流体の流量を測定する流量計測ブロックと、前記流量センサの動作を制御する制御基板を内蔵し、前記制御基板に接続する配線が外部へ取り出された基板ブロックとを有し、
    前記流量計測ブロックが前記基板ブロックより小さく、前記基板ブロックの中央に配置されている
    ことを特徴とする流体制御集積ユニット。
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