JP2013244879A - 燃料タンク及び鞍乗型車両 - Google Patents

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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
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    • B62J35/00Fuel tanks specially adapted for motorcycles or engine-assisted cycles; Arrangements thereof

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Abstract

【課題】容量を確保しつつ、フレームへの固定部位の剛性を向上することができる燃料タンクおよび当該燃料タンクを備える鞍乗型車両を提供する。
【解決手段】補強板36L,36Rは、一方のフランジ34Uに重ねて配置される。補強板は、ボルトが挿入される貫通孔44L,44Rを有する。補強板は、貫通孔の形成位置から一方のフランジの外縁に沿って延びる。一方のフランジは、補強板が重なる第1領域において、他方のフランジ34Lに重ならない第2領域を有する。一方のフランジが有する固定孔40Ua、40Ubは、第1領域のうち第2領域を除いた第3領域に位置する。補強板は、第2領域において、一方のフランジに溶接される。
【選択図】図3

Description

本発明は、鞍乗型車両に関し、詳しくは、鞍乗型車両における燃料タンクの支持構造に関する。
鞍乗型車両には、例えば、自動二輪車がある。近年、自動二輪車には、電子制御燃料噴射装置(フューエルインジェクション)を備えるものがある。
このような自動二輪車では、燃料タンク内に燃料ポンプが配置される。燃料ポンプは、インジェクタに燃料を送る。インジェクタは、燃料を噴射する。
燃料タンクは、例えば、シートの下方に配置される。このような燃料タンクの配置構造は、例えば、特開2008−189009号公報に開示されている。
上記公報において、燃料タンクは、フランジを有する。燃料タンクは、フランジにおいて、フレームに固定される。固定部位は、燃料タンクの前部と後部にある。
特開2008−189009号公報
上記公報の燃料タンクでは、燃料ポンプを収容するため、その重量が大きくなる。そのため、固定部位に大きな応力がかかりやすい。固定部位の強度を確保するために、燃料タンクの形状を変更すると、燃料タンクの容量が小さくなるおそれがある。
本発明の目的は、容量を確保しつつ、フレームへの固定部位の剛性を向上することができる燃料タンクおよび当該燃料タンクを備える鞍乗型車両を提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の燃料タンクは、鞍乗型車両の前後方向に延びる左右のフレーム間に配置され、左右のフレームに固定される。燃料タンクは、一対のタンク分割体と、フランジと、補強板とを含む。一対のタンク分割体は、上下に重ねて配置されることにより、燃料タンクを構成する。一対のタンク分割体が形成する空間内には、燃料ポンプが配置される。フランジは、一対のタンク分割体のそれぞれに形成される。フランジは、一対のタンク分割体を接合する。フランジは、固定孔を有する。固定孔には、燃料タンクを左右のフレームに固定するボルトが挿入される。補強板は、一方のフランジに重ねて配置される。補強板は、ボルトが挿入される貫通孔を有する。補強板は、貫通孔の形成位置から一方のフランジの外縁に沿って延びる。一方のフランジは、補強板が重なる第1領域において、他方のフランジに重ならない第2領域を有する。一方のフランジが有する固定孔は、第1領域のうち第2領域を除いた第3領域に位置する。補強板は、第2領域において、一方のフランジに溶接される。
本発明の燃料タンクは、容量を確保しつつ、フレームへの固定部位の剛性を向上することができる。
本発明の鞍乗型車両は、左右のフレームと、燃料タンクとを備える。左右のフレームは、車両の前後方向に延びる。燃料タンクは、左右のフレーム間に配置され、左右のフレームに固定される。燃料タンクは、一対のタンク分割体と、フランジと、補強板とを含む。一対のタンク分割体は、上下に重ねて配置されることにより、燃料タンクを構成する。一対のタンク分割体が形成する空間内には、燃料ポンプが配置される。フランジは、一対のタンク分割体のそれぞれに形成される。フランジは、一対のタンク分割体を接合する。フランジは、固定孔を有する。固定孔には、燃料タンクを左右のフレームに固定するボルトが挿入される。補強板は、一方のフランジに重ねて配置される。補強板は、ボルトが挿入される貫通孔を有する。補強板は、貫通孔の形成位置から一方のフランジの外縁に沿って延びる。一方のフランジは、補強板が重なる第1領域において、他方のフランジに重ならない第2領域を有する。一方のフランジが有する固定孔は、第1領域のうち第2領域を除いた第3領域に位置する。補強板は、第2領域において、一方のフランジに溶接される。
本発明の鞍乗型車両は、燃料タンクの容量を確保しつつ、燃料タンクのフレームへの固定部位の剛性を向上することができる。
本発明の実施の形態による自動二輪車の全体構成を示す左側面図である。 燃料タンクの左側面図である。 フランジの上面に垂直な方向から見た燃料タンクを示す平面図である。 第1補強板をフランジにスポット溶接する位置を示す平面図である。 第2補強板をフランジにスポット溶接する位置を示す平面図である。 燃料タンクの支持構造を示す左側面図である。 燃料タンクの支持構造を示す平面図である。
フューエルインジェクションを備える鞍乗型車両では、燃料タンク内に燃料ポンプが配置される。そのため、燃料タンクが重くなる。
燃料タンクが重くなると、燃料タンクのフレームへの固定部位にかかる応力が大きくなる。そのため、燃料タンクのフレームへの固定部位の剛性を確保する必要がある。
燃料タンクのフレームへの固定部位の剛性を確保するために、燃料タンクの形状を変更することが考えられる。燃料タンクは、鞍乗型車両の前後方向に延びる、左右のフレーム間に配置される。左右のフレームの間隔を大きくすることは難しい。この限られたスペースに燃料タンクを配置するために、燃料タンクの形状を変更することが考えられる。しかしながら、燃料タンクの形状を変更すると、燃料タンクの容量が小さくなるおそれがある。
そこで、本発明者は、燃料タンクをフレームに固定するフランジの剛性を高めることで、燃料タンクのフレームへの固定部位の剛性を確保することを考えた。
フランジの剛性を高めるために、フランジの厚みを大きくすることが考えられる。燃料タンクを構成する一対のタンク分割体は、それぞれ、金属板を加工することで形成される。そのため、各タンク分割体が有するフランジの厚みを大きくすると、タンク分割体の厚みも大きくなる。その結果、燃料タンクの容量が小さくなってしまう。
そこで、補強板をフランジに取り付けることが考えられる。しかしながら、ただ単に補強板をフランジに取り付ければよいという訳ではない。
例えば、補強板をフランジに取り付ける方法として、スポット溶接が考えられる。しかしながら、燃料タンクは、一対のタンク分割体のそれぞれが有するフランジ同士を、例えば、シーム溶接等によって接合することで形成される。この状態で、補強板を溶接する場合、3枚の金属板(各タンク分割体のフランジ及び補強板)を溶接することになる。そのため、特別な装置が必要になり、既存の設備を利用できなくなる。
また、補強板をフランジに取り付ける他の方法として、ボルト固定が考えられる。この場合、フランジにボルトを挿通する孔を形成する必要がある。そのため、フランジを大きくする必要がある。また、孔を形成することにより、フランジの剛性が低下するおそれがある。
そこで、本発明者は、各タンク分割体が有するフランジ及び補強板の形状を工夫することにより、燃料タンクの容量を確保しつつ、燃料タンクのフレームへの固定部位の剛性が向上することを見出した。
[実施の形態]
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態に係る鞍乗型車両について説明する。本実施形態では、鞍乗型車両として、スクーター型式の自動二輪車を例に説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその部材についての説明は繰り返さない。
[全体構成]
図1は、本発明の実施の形態による自動二輪車10の左側面図である。なお、以下の説明において、前後左右とは、自動二輪車10のシートに着座した乗員から見た前後左右を意味する。図1において、矢印Fは自動二輪車10の前方向を示し、矢印Uは自動二輪車10の上方向を示す。
自動二輪車10は、前輪12と、後輪14と、シート16とを備える。
前輪12は、一対のフロントフォーク18,18によって、回転可能に支持される。前輪12は、ハンドル20の操作に伴って、左右方向に回転する。
後輪14は、パワーユニット22の後端に配置される。パワーユニット22の動力が伝達されることにより、後輪14が回転する。
シート16は、ハンドル20よりも後方に配置される。シート20の下方には、燃料タンク24が配置される。
[燃料タンク]
図2及び図3を参照しながら、燃料タンク24について説明する。図2は、燃料タンク24の左側面図である。図3は、フランジ34Uの上面に垂直な方向から見た燃料タンク24を示す平面図である。
燃料タンク24は、一対のタンク分割体30U,30Lと、フランジ34U,34Lと、補強板36L,36Rとを含む。燃料タンク24の内部には、燃料タンク32が配置されている。
一対のタンク分割体30U,30Lは、上下に重ねて配置されることにより、燃料タンク24を構成する。
タンク分割体30Uは、例えば、金属製の薄板を加工することで形成される。タンク分割体30Uは、下方に開口する空所38Uを備える。
タンク分割体30Uは、フランジ34Uを備える。フランジ34Uは、タンク分割体30Uの下端において、タンク分割体30Uの全周に亘って形成される。フランジ34Uは、4つの固定孔40Ua〜40Udを有する。
4つの固定孔40Ua〜40Udは、燃料タンク24の重心Gよりも左前方に位置する固定孔40Uaと、重心Gよりも右前方に位置する固定孔40Ubと、重心Gよりも左後方に位置する固定孔40Ucと、重心Gよりも右後方に位置する固定孔40Udとである。ここで、重心Gは、燃料が満タンのときの重心である。
タンク分割体30Lは、例えば、金属製の薄板を加工することで形成される。タンク分割体30Lは、上方に開口する空所38Lを備える。
タンク分割体30Lは、フランジ34Lを備える。フランジ34Lは、タンク分割体30Lの下端において、タンク分割体30Lの全周に亘って形成される。フランジ34Lは、4つの固定孔40La〜40Ldを有する。これらの固定孔40La〜40Ldは、4つの固定孔40Ua〜40Udと対応する位置に形成される。
タンク分割体30Uとタンク分割体30Lとが、上下に重ねて配置される。このとき、フランジ34Uとフランジ34Lとが上下に重なる。フランジ34Uとフランジ34Lとが重なる状態で、固定孔40Ua〜40d,40La〜40Ld同士が重なる。
この状態で、フランジ34Uとフランジ34Lとが、全周に亘って、シーム溶接される。これにより、燃料タンク24が形成される。
フランジ34Uとフランジ34Lとを全周に亘ってシーム溶接する前に、フランジ34Uとフランジ34Lとを仮固定してもよい。フランジ34Uとフランジ34Lとを仮固定する方法としては、例えば、フランジ34Uとフランジ34Lとを複数箇所でスポット溶接する方法等がある。
燃料タンク24は、その内部に空間42を有する。タンク分割体30Uが有する空所38Uと、タンク分割体30Lが有する空所38Lとによって、空間42が形成される。
燃料ポンプ32は、一対のタンク分割体30U,30Lが形成する空間42内に配置される。本実施形態では、燃料ポンプ32は、燃料タンク24の前部、つまり、重心Gよりも前方に配置される。特に本実施形態では、燃料ポンプ32の吸込口が、燃料タンク24の前部、つまり、重心Gよりも前方に配置される。空間42内には、燃料ポンプ32の他に、例えば、高圧燃料フィルタ等が配置されてもよい。
燃料ポンプ32は、インジェクタに燃料を送る。つまり、自動二輪車10は、フューエルインジェクションを備える。
補強板36Lは、フランジ34Uの上面に重ねて配置される。補強板36Lは、重心Gよりも前側であって、且つ、左側に配置される。つまり、本実施形態では、補強板36Lが第1補強板に該当する。
補強板36Lは、貫通孔44Lを有する。補強板36Lは、貫通孔44Lの形成位置からフランジ34Uの外縁に沿って延びる。
本実施形態では、補強板36Lは、貫通孔44Lの形成位置から左後方に延びる。このとき、補強板36Lは、重心Gと貫通孔44Lの中心C1とを結ぶ線分L1を半径とする円CL1から離れる方向に延びる。つまり、補強板36Lは、重心Gから離れる方向に向かって、貫通孔44Lの形成位置から延びる。
補強板36Lは、スポット溶接でフランジ34Uに固定される。ここで、図4を参照しながら、補強板36Lをフランジ34Uにスポット溶接する位置について説明する。図4は、補強板36Lをフランジ34Uにスポット溶接する位置を示す平面図である。
フランジ34Uとフランジ34Lとは、補強板36Lの取付位置及びその近傍において、外縁の形状が異なる。そのため、フランジ34Uは、補強板36Lが重なる領域46Lにおいて、フランジ34Lに重ならない領域48Lを有する。
補強板36Lは、領域48Lにおいて、フランジ34Uにスポット溶接される。本実施形態では、2箇所の位置P1,P2において、補強板36Lがフランジ34Uにスポット溶接される。
補強板36Lがフランジ34Uにスポット溶接された状態で、貫通孔44Lは、領域46Lのうち、領域48Lを除いた領域50Lに重なる。貫通孔44Lは、固定孔40Ua,40Laに重なる。
再び、図2及び図3を参照しながら、説明する。補強板36Rは、フランジ34Uの上面に重ねて配置される。補強板36Rは、重心Gよりも前側であって、且つ、右側に配置される。つまり、本実施形態では、補強板36Rが第2補強板に該当する。
補強板36Rは、貫通孔44Rを有する。補強板36Rは、貫通孔44Rの形成位置からフランジ34Uの外縁に沿って延びる。
本実施形態では、補強板36Rは、貫通孔44Rの形成位置から右後方に延びる。このとき、補強板36Rは、重心Gと貫通孔44Rの中心C2とを結ぶ線分L2を半径とする円CL2から離れる方向に延びる。つまり、補強板36Rは、重心Gから離れる方向に向かって、貫通孔44Rの形成位置から延びる。
補強板36Rは、スポット溶接でフランジ34Uに固定される。ここで、図5を参照しながら、補強板36Rをフランジ34Uにスポット溶接する位置について説明する。図5は、補強板36Rをフランジ34Uにスポット溶接する位置を示す平面図である。
フランジ34Uとフランジ34Lとは、補強板36Rの取付位置及びその近傍において、外縁の形状が異なる。そのため、フランジ34Uは、補強板36Rが重なる領域46Rにおいて、フランジ34Lに重ならない領域48Rを有する。
補強板36Rは、領域48Rにおいて、フランジ34Uにスポット溶接される。本実施形態では、2箇所の位置P3,P4において、補強板36Rがフランジ34Uにスポット溶接される。
補強板36Rがフランジ34Uにスポット溶接された状態で、貫通孔44Rは、領域46Rのうち、領域48Rを除いた領域50Rに重なる。貫通孔44Rは、固定孔40Ub,40Lbに重なる。
[燃料タンクの支持構造]
図6及び図7を参照しながら、燃料タンク24の支持構造について説明する。図6は、燃料タンク24の支持構造を示す左側面図である。図7は、燃料タンク24の支持構造を示す平面図である。
燃料タンク24は、左右のフレーム26L,26Rの間に配置される。
左右のフレーム26L,26Rは、車体カバー28(図1参照)が覆う車体フレームを構成する。左右のフレーム26L,26Rは、それぞれ、自動二輪車10の前後方向に延びる。本実施形態では、左右のフレーム26L,26Rは、それぞれ、自動二輪車10の後方斜め上に向かって延びる。
燃料タンク24は、左右のフレーム26L,26Rに対して、ボルト固定される。
具体的には、フレーム26Lは、その下方に配置されるブラケット52Lを備える。ブラケット52Lは、支持プレート54Lを備える。支持プレート54Lの上面に、フランジ34Lの下面が重なる。この状態で、貫通孔44L、固定孔40Ua,40Laおよび支持プレート54Lが有する挿通孔に、ボルト56aが挿入される。その後、ボルト56aにナット58aが取り付けられることで、燃料タンク24がブラケット52Lに固定される。
また、フレーム26Rは、その下方に配置されるブラケット52Rを備える。ブラケット52Rは、支持プレート54Rを備える。支持プレート54Rの上面に、フランジ34Lの下面が重なる。この状態で、貫通孔44R、固定孔40Ub,40Lbおよび支持プレート54Rが有する挿通孔に、ボルト56bが挿入される。その後、ボルト56bにナットが取り付けられることで、燃料タンク24がブラケット52Rに固定される。
また、左右のフレーム26L,26Rの間には、左右のフレーム26L,26Rの後部同士を連結するブラケット60が配置される。ブラケット60は、支持プレート62を備える。支持プレート62の下面に、フランジ34Uの上面が重なる。この状態で、固定孔40Lc,40Ucおよび支持プレート62が有する挿通孔に、ボルト56cが挿入される。また、固定孔40Ld,40Udおよび支持プレート62が有する挿通孔に、ボルト56dが挿入される。その後、ボルト56cにナット58cが取り付けられるとともに、ボルト56dにナット58dが取り付けられることで、燃料タンク24がブラケット60に固定される。
上述のように、燃料タンク24が左右のフレーム26L,26Rに固定された状態では、図6及び図7に示すように、フランジ34U,34Lの一部は、各フレーム26L,26Rよりも下方に位置する。このとき、フランジ34U,34Lは、車両の側面から見ると、各フレーム26L,26Rに対して、略平行である。
このように、燃料タンク24が左右のフレーム26L,26Rに固定された状態では、図6に示すように、燃料タンク24の前部の下面が後部の下面よりも下方に位置する。図1に示すように、シート16の後部下方に燃料タンク24が配置される自動二輪車10においては、燃料タンク24の下方に、後輪14が配置される。後輪14は、上下に揺動する。そのため、後輪14との接触を回避するために、燃料タンク24は、その後部の下面が前部の下面よりも上方に位置している。加えて、本実施形態では、燃料タンク24の下面に凹部35が形成されている。これにより、後輪14が、燃料タンク24に対して、さらに接触し難くなる。
本実施形態では、燃料タンク24の前部に、燃料ポンプ32(特に、燃料ポンプ32の吸込口)が配置されている。そのため、燃料が消費されると、燃料タンク24の重心は、燃料が満タンのときの重心Gよりも前方へ移動する。
なお、図6では、フランジ34U,34Lとフレーム26Lとの関係しか示されていないが、フランジ34U,34Lとフレーム26Rとの関係についても、同様である。
図6及び図7に示すように、補強板36Lはフレーム26Lの下方に位置し、補強板36Rはフレーム26Rの下方に位置する。
図7に示すように、補強板36Lは、その一端がフレーム26Lよりも右側にあり、且つ、その他端がフレーム26Lよりも左側にある。補強板36Rは、その一端がフレーム26Rよりも左側にあり、且つ、その他端がフレーム26Rよりも右側にある。
燃料タンク24は、自動二輪車10の前後方向に延びる左右のフレーム26L,26R間に配置され、左右のフレーム26L,26Rに固定される。燃料タンク24は、一対のタンク分割体30U,30Lと、フランジ34U,34Lと、補強板36L,36Rとを含む。一対のタンク分割体30U,30Lは、上下に重ねて配置されることにより、燃料タンク24を構成する。一対のタンク分割体30U,30Lが形成する空間42内に、燃料ポンプ32が配置される。フランジ34Uは、タンク分割体30Uに形成される。フランジ34Lは、タンク分割体30Lに形成される。フランジ34Uとフランジ34Lは、一対のタンク分割体30U,30Lを接合する。フランジ34Uは、固定孔40Ua,40Ubを有する。フランジ34Lは、固定孔40La,40Lbを有する。固定孔40Ua,40Laには、燃料タンク24を左右のフレーム26L,26Rに固定するボルト56aが挿入される。固定孔40Ub,40Lbには、燃料タンク24を左右のフレーム26L,26Rに固定するボルト56bが挿入される。補強板36L,36Rは、一方のフランジ34Uに重ねて配置される。補強板36Lは、ボルト56aが挿入される貫通孔44Lを有する。補強板36Rは、ボルト56bが挿入される貫通孔44Rを有する。補強板36Lは、貫通孔44Lの形成位置から一方のフランジ34Uの外縁に沿って延びる。補強板36Rは、貫通孔44Rの形成位置から一方のフランジ34Uの外縁に沿って延びる。一方のフランジ34Uは、補強板36Lが重なる第1領域46Lにおいて、他方のフランジ34Lに重ならない第2領域48Lを有する。一方のフランジ34Uは、補強板36Rが重なる第1領域46Rにおいて、他方のフランジ34Lに重ならない第2領域48Rを有する。一方のフランジ34Uが有する固定孔40Uaは、第1領域46Lのうち第2領域48Lを除いた第3領域50Lに位置する。一方のフランジ34Uが有する固定孔40Ubは、第1領域46Rのうち第2領域48Rを除いた第3領域50Rに位置する。補強板36Lは、第2領域48Lにおいて、一方のフランジ34Uに溶接される。補強板36Rは、第2領域48Rにおいて、一方のフランジ34Uに溶接される。
貫通孔44Lの形成位置から一方のフランジ34Uの外縁に沿って延びる補強板36Lが、一方のフランジ34Uに溶接される。そのため、燃料タンク24のフレーム26L,26Rへの固定部位(ボルト56aによる固定部位)の剛性が向上する。
貫通孔44Rの形成位置から一方のフランジ34Uの外縁に沿って延びる補強板36Rが、一方のフランジ34Uに溶接される。そのため、燃料タンク24のフレーム26L,26Rへの固定部位(ボルト56bによる固定部位)の剛性が向上する。
燃料タンク24のフレーム26L,26Rへの固定部位(ボルト56a,56bによる固定部位)の剛性を確保するために、燃料タンク24の形状を変更する必要がない。その結果、燃料タンク24の容量を確保できる。
燃料タンク24において、補強板36Lは、燃料タンク24が左右のフレーム26L,26Rに固定されたときに、自動二輪車10の車幅方向で、所定量の燃料が収容されたときの燃料タンク24の重心Gから離れる方向に向かって、貫通孔44Lの形成位置から延びる(図7参照)。
この場合、燃料タンク24のフレーム26L,26Rへの固定部位(ボルト56aによる固定部位)の剛性がさらに向上する。
燃料タンク24において、補強板36Rは、燃料タンク24が左右のフレーム26L,26Rに固定されたときに、自動二輪車10の車幅方向で、所定量の燃料が収容されたときの燃料タンク24の重心Gから離れる方向に向かって、貫通孔44Rの形成位置から延びる(図7参照)。
この場合、燃料タンク24のフレーム26L,26Rへの固定部位(ボルト56bによる固定部位)の剛性がさらに向上する。
燃料タンク24において、燃料ポンプ32は、重心Gよりも前方に配置される。補強板36Lは、重心Gよりも前方に位置する。補強板46Rは、重心Gよりも前方に位置する。
この場合、燃料が消費されると、燃料タンク24の重心が重心Gよりも前方に移動する。そのため、重心Gよりも前方の固定部位(ボルト56a,56bによる固定部位)には、燃料タンク24が収容する燃料の残量に関係なく、重心Gよりも後方の固定部位(ボルト56c,56dによる固定部位)に作用する力よりも大きな力が作用する。ここで、上述のように、補強板36L,36Rを設ければ、燃料タンク24のフレーム26L,26Rへの固定部位のうち、重心Gよりも前方の固定部位の剛性が向上する。そのため、燃料の消費に伴って重心が前方に移動する燃料タンク24を採用できる。
燃料タンク24において、補強板36L,36Rは、重心Gよりも左側に配置される第1補強板36Lと、重心Gよりも右側に配置される第2補強板36Rとを含む。
この場合、2箇所の固定部位(ボルト56a,56bによる固定部位)において、剛性を向上させることができる。
自動二輪車10は、左右のフレーム26L,26Rと、燃料タンク24とを備える。左右のフレーム26L,26Rは、車両の前後方向に延びる。燃料タンク24は、左右のフレーム26L,26R間に配置され、左右のフレーム26L,26Rに固定される。燃料タンク24は、一対のタンク分割体30U,30Lと、フランジ34U,34Lと、補強板36L,36Rとを含む。一対のタンク分割体30U,30Lは、上下に重ねて配置されることにより、燃料タンク24を構成する。一対のタンク分割体30U,30Lが形成する空間42内に、燃料ポンプ32が配置される。フランジ34Uは、タンク分割体30Uに形成される。フランジ34Lは、タンク分割体30Lに形成される。フランジ34Uとフランジ34Lは、一対のタンク分割体30U,30Lを接合する。フランジ34Uは、固定孔40Ua,40Ubを有する。フランジ34Lは、固定孔40La,40Lbを有する。固定孔40Ua,40Laには、燃料タンク24を左右のフレーム26L,26Rに固定するボルト56aが挿入される。固定孔40Ub,40Lbには、燃料タンク24を左右のフレーム26L,26Rに固定するボルト56bが挿入される。補強板36L,36Rは、一方のフランジ34Uに重ねて配置される。補強板36Lは、ボルト56aが挿入される貫通孔44Lを有する。補強板36Rは、ボルト56bが挿入される貫通孔44Rを有する。補強板36Lは、貫通孔44Lの形成位置から一方のフランジ34Uの外縁に沿って延びる。補強板36Rは、貫通孔44Rの形成位置から一方のフランジ34Uの外縁に沿って延びる。一方のフランジ34Uは、補強板36Lが重なる第1領域46Lにおいて、他方のフランジ34Lに重ならない第2領域48Lを有する。一方のフランジ34Uは、補強板36Rが重なる第1領域46Rにおいて、他方のフランジ34Lに重ならない第2領域48Rを有する。一方のフランジ34Uが有する固定孔40Uaは、第1領域46Lのうち第2領域48Lを除いた第3領域50Lに位置する。一方のフランジ34Uが有する固定孔40Ubは、第1領域46Rのうち第2領域48Rを除いた第3領域50Rに位置する。補強板36Lは、第2領域48Lにおいて、一方のフランジ34Uに溶接される。補強板36Rは、第2領域48Rにおいて、一方のフランジ34Uに溶接される。
貫通孔44Lの形成位置から一方のフランジ34Uの外縁に沿って延びる補強板36Lが、一方のフランジ34Uに溶接される。そのため、燃料タンク24のフレーム26L,26Rへの固定部位(ボルト56aによる固定部位)の剛性が向上する。
貫通孔44Rの形成位置から一方のフランジ34Uの外縁に沿って延びる補強板36Rが、一方のフランジ34Uに溶接される。そのため、燃料タンク24のフレーム26L,26Rへの固定部位(ボルト56bによる固定部位)の剛性が向上する。
燃料タンク24のフレーム26L,26Rへの固定部位(ボルト56a,56bによる固定部位)の剛性を確保するために、燃料タンク24の形状を変更する必要がない。その結果、燃料タンク24の容量を確保できる。
自動二輪車10において、補強板36Lは、自動二輪車10の車幅方向で、所定量の燃料が収容されたときの燃料タンク24の重心Gから離れる方向に向かって、貫通孔44Lの形成位置から延びる(図7参照)。
この場合、燃料タンク24のフレーム26Lへの固定部位(ボルト56aによる固定部位)の剛性がさらに向上する。
自動二輪車10において、補強板36Rは、自動二輪車10の車幅方向で、所定量の燃料が収容されたときの燃料タンク24の重心Gから離れる方向に向かって、貫通孔44Rの形成位置から延びる(図7参照)。
この場合、燃料タンク24のフレーム26Rへの固定部位(ボルト56bによる固定部位)の剛性がさらに向上する。
自動二輪車10において、燃料ポンプ32は、重心Gよりも前方に配置される。補強板36Lは、重心Gよりも前方に位置する。補強板36Rは、重心Gよりも前方に位置する。
この場合、燃料が消費されると、燃料タンク24の重心が重心Gよりも前方に移動する。そのため、重心Gよりも前方の固定部位(ボルト56a,56bによる固定部位)には、燃料タンク24が収容する燃料の残量に関係なく、重心Gよりも後方の固定部位(ボルト56c,56dによる固定部位)に作用する力よりも大きな力が作用する。ここで、上述のように、補強板36L,36Rを設ければ、燃料タンク24のフレーム26L,26Rへの固定部位のうち、重心Gよりも前方の固定部位の剛性が向上する。そのため、燃料の消費に伴って重心が前方に移動する燃料タンク24を採用できる。
自動二輪車10では、車両の側面視において、補強板36Lは、左右のフレーム26L,26Rのうち、貫通孔40Lに挿入されるボルト56aでフランジ34U,34Lが固定されるフレーム26Lの下方に位置する(図6参照)。また、補強板36Rは、車両の側面視において、左右のフレーム26L,26Rのうち、貫通孔40Rに挿入されるボルト56bでフランジ34U,34Lが固定されるフレーム26Rの下方に位置する。
この場合、燃料タンク24が、左右のフレーム26L,26Rよりも上側に突出し難くなる。その結果、例えば、シート16の地上からの高さを低くすることができる。
自動二輪車10では、車両の側面視において、フレーム26L及びフランジ34U,34Lは、それぞれ、車両の後方斜め上に向かって延びる(図6参照)。また、フレーム26R及びフランジ34U,34Lは、それぞれ、車両の後方斜め上に向かって延びる。
この場合、燃料タンク24の前部の高さを確保し易い。
自動二輪車10では、車両の平面視において、補強板36Lの一部は、フレーム26Lの下方に位置する(図7参照)。
この場合、補強板36Lの平面形状が大きくなる。そのため、燃料タンク24のフレーム26Lへの固定部位(ボルト56aによる固定部位)の剛性がさらに向上する。
自動二輪車10では、車両の平面視において、補強板36Rの一部は、フレーム26Rの下方に位置する(図7参照)。
この場合、補強板36Rの平面形状が大きくなる。そのため、燃料タンク24のフレーム26Rへの固定部位(ボルト56bによる固定部位)の剛性がさらに向上する。
燃料タンク24において、補強板36L,36Rは、重心Gよりも左側に配置される第1補強板36Lと、重心Gよりも右側に配置される第2補強板36Rとを含む。
この場合、複数の固定部位において、剛性を向上させることができる。
上記の実施形態において、燃料タンク24の後部の固定部位(ボルト56c,56dによる固定部位)に、補強板を設けてもよい。
上記の実施形態では、スクータ型式の自動二輪車について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、スクータ型式以外の自動二輪車であってもよいし、3輪又は4輪のリーニング車両等であってもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
10 自動二輪車
24 燃料タンク
26L フレーム
26R フレーム
30U タンク分割体
30L タンク分割体
32 燃料ポンプ
34U フランジ
34L フランジ
36L 補強板
36R 補強板
40U 固定孔
40L 固定孔
42 空間
44L 貫通孔
44R 貫通孔
46L 領域
46R 領域
48L 領域
48R 領域
50L 領域
50R 領域
56a ボルト
56b ボルト

Claims (11)

  1. 鞍乗型車両の前後方向に延びる左右のフレーム間に配置され、前記左右のフレームに固定される燃料タンクであって、
    上下に重ねて配置されることにより、前記燃料タンクを構成する一対のタンク分割体と、
    前記一対のタンク分割体のそれぞれに形成されて、前記一対のタンク分割体を接合するとともに、前記燃料タンクを前記左右のフレームに固定するボルトが挿入される固定孔を有するフランジと、
    一方のフランジに重ねて配置され、前記ボルトが挿入される貫通孔を有するとともに、前記貫通孔の形成位置から前記一方のフランジの外縁に沿って延びる補強板とを含み、
    前記一対のタンク分割体が形成する空間内には、燃料ポンプが配置され、
    前記一方のフランジは、前記補強板が重なる第1領域において、他方のフランジに重ならない第2領域を有し、
    前記一方のフランジが有する前記固定孔は、前記第1領域のうち前記第2領域を除いた第3領域に位置し、
    前記補強板は、前記第2領域において、前記一方のフランジに溶接される、燃料タンク。
  2. 請求項1に記載の燃料タンクであって、
    前記補強板は、前記燃料タンクが前記左右のフレームに固定されたときに、車両の車幅方向で、所定量の燃料が収容されたときの前記燃料タンクの重心から離れる方向に向かって、前記貫通孔の形成位置から延びる、燃料タンク。
  3. 請求項2に記載の燃料タンクであって、
    前記燃料ポンプは、前記重心よりも前方に配置され、
    前記補強板は、前記重心よりも前方に位置する、燃料タンク。
  4. 請求項3に記載の燃料タンクであって、
    前記補強板は、
    前記重心よりも左側に配置される第1補強板と、
    前記重心よりも右側に配置される第2補強板とを含む、燃料タンク。
  5. 車両の前後方向に延びる左右のフレームと、
    前記左右のフレーム間に配置され、前記左右のフレームに固定される燃料タンクとを備え、
    前記燃料タンクは、
    上下に重ねて配置されることにより、前記燃料タンクを構成する一対のタンク分割体と、
    前記一対のタンク分割体のそれぞれに形成されて、前記一対のタンク分割体を接合するとともに、前記燃料タンクを前記左右のフレームに固定するボルトが挿入される固定孔を有するフランジと、
    一方のフランジに重ねて配置され、前記ボルトが挿入される貫通孔を有するとともに、前記貫通孔の形成位置から前記一方のフランジの外縁に沿って延びる補強板とを含み、
    前記一対のタンク分割体が形成する空間内には、燃料ポンプが配置され、
    前記一方のフランジは、前記補強板が重なる第1領域において、他方のフランジに重ならない第2領域を有し、
    前記一方のフランジが有する前記固定孔は、前記第1領域のうち前記第2領域を除いた第3領域に位置し、
    前記補強板は、前記第2領域において、前記一方のフランジに溶接される、鞍乗型車両。
  6. 請求項5に記載の鞍乗型車両であって、
    前記補強板は、車両の車幅方向で、所定量の燃料が収容されたときの前記燃料タンクの重心から離れる方向に向かって、前記貫通孔の形成位置から延びる、鞍乗型車両。
  7. 請求項6に記載の鞍乗型車両であって、
    前記燃料ポンプは、前記重心よりも前方に配置され、
    前記補強板は、前記重心よりも前方に位置する、鞍乗型車両。
  8. 請求項5〜7の何れか1項に記載の鞍乗型車両であって、
    車両の側面視において、前記補強板は、前記左右のフレームのうち、前記貫通孔に挿入される前記ボルトで前記フランジが固定される一方のフレームの下方に位置する、鞍乗型車両。
  9. 請求項8に記載の鞍乗型車両であって、
    車両の側面視において、前記一方のフレーム及び前記フランジは、それぞれ、車両の後方斜め上に向かって延びる、鞍乗型車両。
  10. 請求項8又は9に記載の鞍乗型車両であって、
    車両の平面視において、前記補強板の一部は、前記一方のフレームの下方に位置する、鞍乗型車両。
  11. 請求項6〜10の何れか1項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記補強板は、
    前記重心よりも左側に配置される第1補強板と、
    前記重心よりも右側に配置される第2補強板とを含む、鞍乗型車両。
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