JP2013251202A - コネクタカバー - Google Patents

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Shuji Yokoyama
修二 横山
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Abstract

【課題】 溝をパネルの窓に嵌めるタイプのコネクタカバーにおいて、防塵、防滴効果を高める。
【解決手段】 ゴム状弾性体製で正面に開口13を有する概略直方体状の胴部4内にコネクタ18が収容され、胴部4の外周面に、環状に形成された溝32を、パネル24の窓26の縁に嵌入する。窓26及び開口13を介してコネクタ18がパネル24側に設けたコネクタ28と接続され、溝32の外周長さは窓26の外周長さと等しく、溝32は、外に凸の円弧状部を有し、窓26の正面形状と異なる形状に形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電気機器に取り付けたコネクタをカバーするコネクタカバーに関する。
従来、コネクタカバーとしては、例えば特許文献1に開示されているようなものがある。特許文献1の技術によれば、本体ケースに形成した開口の内周縁部に、弾性キャップに環状の溝を形成し、この環状の溝を開口の内周縁部に嵌合させてある。
実公平6−37097号公報
特許文献1の技術において、弾性キャップを若干柔らかい材料、例えば熱可塑性エラストマで製作することがある。この場合、開口の周縁部に環状の溝を嵌めると、弾性キャップの一部が内側に窪むことがあり、その結果、溝と開口の周縁部との間に隙間ができ、この隙間から粉塵や水滴が本体ケース内に進入しやすくなる。
本発明は、カバーに設けた溝と開口周縁とを嵌め合わせる構成のコネクタカバーにおいて防塵、防滴効果を高めることを、目的とする。
本発明の一態様のコネクタカバーは、胴部を有し、この胴部はゴム状弾性体製で、内部の空洞に一方のコネクタが収容されるもので、正面が開口している。この胴部の外周面に、この外周面を包囲するように溝が環状に形成されている。この溝は、パネルに形成された正面形状が概略矩形の窓の縁に嵌入される。前記窓及び前記正面側の開口を介して前記一方のコネクタが前記パネル側に設けた他方のコネクタと接続される。前記溝の外周長さは前記窓の外周長さと等しく、前記溝は、外に凸の円弧状部を有し、前記窓の正面形状と異なる形状に形成されている。
このように構成すると、外に凸の円弧状部を変形させて、コネクタカバーを同じ外周長さで正面形状の異なるパネルの窓に挿入した状態で、コネクタカバーの溝が外に凸の元の形状に戻ろうとする復元力が働き、窓の直線部を気密に押圧する。その結果、窓と溝との間には隙間が形成されず、防塵、防滴効果が高めることができる。
前記溝及び胴部は、それらの正面側から見て、楕円形あるいは円形に形成してもよい。このようにすると、溝部の復元力がほぼ均等に作用し、窓と溝との気密性を確実に高めることができる。ただし、溝及び胴部の正面形状を円形にする場合、溝の外周長さと窓の外周長さを同じ長さにすると、コネクタカバー全体が大きくなり、組み立ての際には胴部の変形量を大きくしなければ窓に溝を嵌入することができない。そのため、溝及び胴部の正面形状は、矩形状の各辺を外側に膨らませたような、外に凸の円弧状部とするか、矩形状に近い楕円形に形成するのが好ましい。
胴部の正面形状を溝の形状と相似形にすることもできる。このようにすると、窓に溝が嵌入された状態で、溝の復元力に加えて、溝よりも肉厚な胴部が元の形状に戻ろうとする力も作用し、窓と溝部との間の気密性をより高めることができる。また、このようにすれば、窓に溝を嵌入するために溝を変形させるとき、胴部を変形させると胴部と同様に溝も変形するため、容易に溝の変形量を把握しながら組み立てることができる。
以上のように、本発明によれば、コネクタカバーに形成した溝をパネルの開口の周縁に嵌め込む型式のコネクタカバーにおいて、防塵、防滴効果を高めることができる。
本発明の第1の実施形態のコネクタカバーの側面図、縦断側面図及び正面図並びにこのコネクタカバーでカバーされるコネクタが接続されるコネクタを有する電気機器のパネルの部分省略正面図である。 図1のコネクタカバーでカバーされるコネクタが接続されるコネクタを有する電気機器の部分省略正面図である。 本発明の第2の実施形態のコネクタカバーの縦断正面図及びパネルの窓の正面図である。 図1のコネクタカバーにおいて溝を直線状として窓に嵌入した状態を示す略図である。
本発明の第1の実施形態のコネクタかカバー2は、ゴム状弾性体、例えば熱可塑性エラストマ製で、図1(a)に示すように、胴部4を有している。胴部4は、同図(c)に示すように、上壁6、下壁8及び側壁10、12を有する概略直方体状のもので、正面側に同図(b)に示すように開口13を有している。
この胴部4の後部に連なって四角錐状部14が形成され、この四角錐状部14の尖端側に連なって円錐状部16が形成され、これらの内部も空洞である。
このコネクタカバー2の胴部4の内部に、同図(b)に示すように、一方のコネクタ18が配置され、正面の開口13側に、このコネクタ18の接続面が位置している。このコネクタ18に接続されているコード20が、四角錐状部14及び円錐状部16の内部を通り、円錐状部16の尖端に設けた開孔22を通って、コネクタカバー2の外部に導出されている。このコネクタ18は、同図(b)に示すように他方のコネクタ28に接続される。他方のコネクタ28は、機器、例えば電気機器のケース内に配置され、その接続面が、図2に示すようにケースが備えるパネル24の正面に形成した窓26から外部を望んでいる。なお、円錐状部16の外周囲には、複数の円環状溝30が形成されている。
同図(c)に示すように、窓26は、上縁26a、下縁26b、側縁26c、26dを有し、これら上縁26a、下縁26b及び側縁26c、26dは直線状であり、窓26は、正面形状が4隅を丸めた概略矩形のものである。同図(b)に示すように、コネクタカバー2をパネル24の窓26に取り付けるために、胴部4の正面開口13から幾分後方によった位置に、溝32が形成されている。この溝32は同図(c)に示すように、窓26の上縁26aに対応する上部溝32a、下縁26bに対応する下部溝32b、両側縁26c、26dに対応する側部溝32c、32dを有し、その縦断正面形状が胴部4の外周囲を包囲する概略矩形環状に形成されている。この溝32は、胴部4の正面形状と相似形である。
溝32の全長は、窓26の周縁の全長と等しく形成されているが、同図(c)、(d)の比較から明らかなように、上部溝32aは、上縁26aよりも外側に凸となる円弧状に形成され、下部溝32b、側部溝32c、32dも、下縁26b、側縁26c、26dよりも外側に凸となる円弧状にそれぞれ形成されている。即ち、溝32の正面縦断形状は、その全周にわたって外側に凸に形成され、窓26とは異なる形状とされている。このように溝32を形成するために、上部溝32a、下部溝32b及び側部溝32c、32dが形成されている胴部4の上壁6、下壁8及び側壁10、12の部分も、同図(c)に示すように外方に向かって凸となるように円弧状に形成されている。
このように構成されたコネクタカバー2は、コネクタ18、28を接続した後、コネクタカバー4の上壁6、下壁8及び側壁10、12を縮むように撓ませて、溝32の上部溝32a、下部溝32b及び側部溝32c、32dを窓26の上縁26a、下縁26c及び側縁26c、26dにそれぞれ嵌入する。この状態で、コネクタカバー4の溝32の上部溝32a、下部溝32b及び側部溝32c、32dが外に凸の元の形状に戻ろうとする復元力が働き、窓26の直線状である上縁26a、下縁26b、側縁26c、26dを気密に押圧する。その結果、窓26と溝32との間には隙間が形成されず、防塵、防滴効果を高めることができる。しかも、溝32の正面重々断面形状と胴部4の正面形状とは相似形であるので、窓26の周縁に溝32が嵌入された状態で、溝32の復元力に加えて、溝32よりも肉厚な胴部4が元の形状に戻ろうとする復元力も作用し、窓26と溝部32との間の気密性をより高めることができる。また、窓26に溝32を嵌入するために溝32を変形させるとき、胴部4を変形させると胴部4と同様に溝32も変形するので、容易に溝の変形量を把握しながら組み立てることができる。
例えば図4に示すように、溝32と窓26とを同一形状とした場合、即ち溝32の上部溝32a、下部溝32b及び側部溝32c、32dを、窓26の上縁26a、下縁26b及び側縁26c、26dと同じ長さの直線状で窓26の四隅と同じ丸みを四隅に持つ形状として、溝32を窓26に嵌入した場合、コネクタカバー4の材質の影響を受けて、胴部4が撓み、長さが長い上部溝32a、下部溝32bにおいて内側に撓みが生じ、両者の間に隙間が発生し、防塵、防滴効果が損なわれる。
第1の実施形態のコネクタカバー4では、上述したように溝32の正面断面形状を窓26の正面形状よりも大きくして、窓26に嵌入してあるので、溝32が元の形状に復帰しようとして窓26の縁に密着する。
本発明の第2の実施形態を図3に示す。この実施形態のカバー2aは、胴部4aを楕円柱型に形成し、溝32aも正面縦断面形状が胴部4aの正面形状と相似形の楕円形となるように形成されている。窓26は、第1の実施形態の窓26と同一の形状である。溝32aの外周長さは、窓26の外周長さと同一に構成されている。他の構成は、第1の実施形態の構成と同一であるので、詳細な説明は省略する。
このコネクタカバー2a窓26に取り付ける場合、楕円柱状の胴部4aの正面開口付近を、窓26に対応した四角形に変形させ、溝32aを窓26の周縁に嵌入する。胴部4aの正面開口付近の部分は、元の楕円柱状の形状に戻ろうとし、窓26の周縁に密着し、両者の間に隙間が生じることがなく、防塵、防滴効果を高めることができる。なお、符号33で示すのは抜け止め部である。
上記の両実施形態では、胴部4、4aの後部に四角状部14及び円錐状部16を形成したが、コネクタ18に接続されているコード20に応じて他の形状とすることもできる。第2の実施形態では、溝32aの正面縦断面形状を楕円形状としたが、円形とすることもできる。
2 2a コネクタカバー
4 4a 胴部
6 上壁
8 下壁
10、12 側壁
13 正面の開口
18 コネクタ
24 パネル
26 窓
28 コネクタ
32 32a 溝

Claims (4)

  1. ゴム状弾性体製で、内部の空洞に一方のコネクタが収容される、正面が開口した胴部と、
    この胴部の外周面に、この外周面を包囲するように環状に形成され、パネルに形成された正面形状が概略矩形の窓の縁に嵌入される溝とを、
    有し、前記窓及び前記正面側の開口を介して前記一方のコネクタが前記パネル側に設けた他方のコネクタと接続され、前記溝の外周長さは前記窓の外周長さと等しく、前記溝は、外に凸の円弧状部を有し、前記窓の正面形状と異なる形状に形成されたコネクタカバー。
  2. 請求項1記載のコネクタカバーにおいて、前記正面側から見た前記溝の断面形状は、楕円形に形成されているコネクタカバー。
  3. 請求項1記載のコネクタカバーにおいて、前記正面側から見た前記溝の断面形状は、円形に形成されているコネクタカバー。
  4. 請求項1乃至3記載のコネクタカバーにおいて、前記胴部は、前記溝の形状と相似形に形成されているコネクタカバー。
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