JP2014001072A - エスカレータガード板取付位置決め治具 - Google Patents
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Abstract
【課題】固定保護板の取付作業の効率を向上させることができるエスカレータガード板取付位置決め治具を得る。
【解決手段】エスカレータのデルタ部3に固定保護板4を設置する際に用いられるエスカレータガード板取付位置決め治具であって、移動手摺1から水平方向であって移動手摺1の幅方向外側に延びる水平部材6と、移動手摺1の幅方向外側に位置する水平部材6の部分から鉛直方向に延び、移動手摺1から鉛直方向上方について所定の距離Cだけ離れた位置を特定する鉛直部材7とを備え、固定保護板4が取り付けられる上階側階床2の中で、鉛直部材7により特定される位置と重なる部分が、固定保護板4が取り付けられる基準位置Dとなる。
【選択図】図2
【解決手段】エスカレータのデルタ部3に固定保護板4を設置する際に用いられるエスカレータガード板取付位置決め治具であって、移動手摺1から水平方向であって移動手摺1の幅方向外側に延びる水平部材6と、移動手摺1の幅方向外側に位置する水平部材6の部分から鉛直方向に延び、移動手摺1から鉛直方向上方について所定の距離Cだけ離れた位置を特定する鉛直部材7とを備え、固定保護板4が取り付けられる上階側階床2の中で、鉛直部材7により特定される位置と重なる部分が、固定保護板4が取り付けられる基準位置Dとなる。
【選択図】図2
Description
この発明は、エスカレータのデルタ部に固定保護板を設置する際に用いられるエスカレータガード板取付位置決め治具に関する。
従来、上階側階床とエスカレータの移動手摺とにより形成されるデルタ部に設けられ、上昇運転するエスカレータに乗った乗客や荷物が上階側階床と移動手摺との間に挟まれることを防止する固定保護板が知られている(例えば、特許文献1参照)。
固定保護板は、上階側階床から、固定保護板に隣り合う移動手摺の部分よりも下方にまで延びるようにて配置される。また、固定保護板は、固定保護板における下階乗降口側の端部において、隣り合う移動手摺の部分よりも上方に位置する固定保護板の部分の高さ方向についての長さの寸法が300mm以上となるように、上階側階床に取り付けられる。
しかしながら、固定保護板における下階乗降口側の端部において、隣り合う移動手摺の部分よりも上方に位置する固定保護板の部分の高さ方向についての長さの寸法が300mm以上となるように固定保護板を上階側階床に取り付けるためには、移動手摺から水平方向であって移動手摺の幅方向外側に延びた直線と上階側階床との間の寸法をメジャーで測定しながら、メジャーを移動手摺に沿って移動させて、固定保護板が取り付けられる基準位置を探さなければならず、固定保護板の取付作業の効率が悪いという問題点があった。
この発明は、固定保護板の取付作業の効率を向上させることができるエスカレータガード板取付位置決め治具を提供するものである。
この発明に係るエスカレータガード板取付位置決め治具は、エスカレータのデルタ部に固定保護板を設置する際に用いられるエスカレータガード板取付位置決め治具であって、移動手摺から水平方向であって前記移動手摺の幅方向外側に延びる水平部材と、前記移動手摺の幅方向外側に位置する前記水平部材の部分から鉛直方向に延び、前記移動手摺から鉛直方向上方について所定の距離だけ離れた位置を特定する鉛直部材とを備え、前記固定保護板が取り付けられる取付対象部材の中で、前記鉛直部材により特定される位置と重なる部分が、前記固定保護板が取り付けられる基準位置となる。
この発明に係るエスカレータガード板取付位置決め治具によれば、移動手摺から水平方向であって移動手摺の幅方向外側に延びる水平部材と、移動手摺の幅方向外側に位置する水平部材の部分から鉛直方向に延び、移動手摺から鉛直方向上方について所定の距離だけ離れた位置を特定する鉛直部材とを備え、固定保護板が取り付けられる取付対象部材の中で、鉛直部材により特定される位置と重なる部分が、固定保護板が取り付けられる基準位置となるので、固定保護板が取り付けられる基準位置を容易に見つけることができる。その結果、固定保護板の取付作業の効率を向上させることができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るエスカレータの要部を示す側面図である。図において、エスカレータは、循環移動する移動手摺1を備えている。移動手摺1と上階側階床(取付対象部材)2とにより、エスカレータのデルタ部3が形成されている。
図1はこの発明の実施の形態1に係るエスカレータの要部を示す側面図である。図において、エスカレータは、循環移動する移動手摺1を備えている。移動手摺1と上階側階床(取付対象部材)2とにより、エスカレータのデルタ部3が形成されている。
デルタ部3には、固定保護板4と、可動警告板5とが設置されている。これにより、上昇運転するエスカレータに乗った乗客や荷物が上階側階床と移動手摺との間に挟まれることが防止される。固定保護板4は、上階側階床2にねじを用いて固定されている。可動警告板5は、固定保護板4よりも下階乗降口(図示せず)側に配置されている。可動警告板5は、可動警告板本体51と、上階側階床2に取り付けられたチェーン52とを有している。可動警告板本体51は、チェーンに連結されている。つまり、可動警告板本体51は、チェーン52を介して、上階側階床2から吊り下げられている。
固定保護板4は、上階側階床2から、固定保護板4に隣り合う移動手摺1の部分よりも下方にまで延びて配置される。また、固定保護板4は、固定保護板4における下階乗降口側の端部41において、隣り合う移動手摺1の部分よりも上方に位置する固定保護板4の部分の高さ方向についての長さの寸法Aが300mmとなるように配置されている。また、固定保護板4は、固定保護板4における下階乗降口側の端部41において、隣り合う移動手摺1の部分よりも下方に位置する固定保護板4の部分の高さ方向についての長さの寸法Bが200mmとなるように配置されている。
可動警告板本体51は、可動警告板本体51の上端部が隣り合う移動手摺1の部分によりも上方に位置し、可動警告板本体51の下端部が隣り合う移動手摺1の部分よりも下方に位置するように配置されている。
図2は図1のデルタ部3に固定保護板4および可動警告板5を設置する際に用いられるエスカレータガード板取付位置決め治具を示す斜視図、図3は図2のエスカレータガード板取付位置決め治具を示す側面図である。エスカレータガード板取付位置決め治具は、移動手摺1に設けられる水平部材6と、水平部材6に設けられた鉛直部材7と、鉛直部材7に設けられた可動警告板取付位置決め部材8と、水平部材6に設けられる水平検出器9と、鉛直部材7に設けられる鉛直検出器10とを備えている。鉛直検出器10には、磁石(図示せず)が取り付けられており、鉛直検出器10は、磁力を用いて鉛直部材7に固定される。
水平部材6は、移動手摺1から水平方向であって移動手摺1の幅方向外側に延びるように、移動手摺1の上面に配置される。作業者は、水平検出器9を用いて、水平部材6が水平方向に延びるように水平部材6を配置する。
鉛直部材7は、水平部材6の長手方向に対して垂直の方向に延びるように、水平部材6に固定されている。作業者は、水平部材6が移動手摺1から水平方向であって移動手摺1の幅方向外側に延びるように水平部材6を配置する際に、鉛直部材7が移動手摺1から移動手摺1の幅方向外側に位置するように、水平部材6を配置する。また、作業者は、水平部材6が移動手摺1から水平方向であって移動手摺1の幅方向外側に延びるように水平部材6を配置した状態で、鉛直検出器10を用いて、鉛直部材7が鉛直方向に延びるように鉛直部材7を配置する。つまり、作業者は、水平部材6が移動手摺1から水平方向であって移動手摺1の幅方向外側に延びるように水平部材6を配置するとともに、移動手摺1の幅方向外側に位置する水平部材6の部分から鉛直方向上方に延びるように鉛直部材7を配置する。
鉛直部材7は、水平部材6が移動手摺1の上面に配置された場合に、移動手摺1から鉛直方向上方について所定の距離Cだけ離れた位置を特定するように形成されている。移動手摺1から鉛直部材7により特定される位置までの所定の距離Cは、この例では、300mmとなっている。つまり、移動手摺1から鉛直部材7により特定される位置までの所定の距離Cは、固定保護板4における下階乗降口側の端部41において、隣り合う移動手摺1の部分よりも上方に位置する固定保護板4の部分の高さ方向についての長さの寸法Aと同一となっている。したがって、水平部材6が移動手摺1から水平方向であって移動手摺1の幅方向外側に延びるように移動手摺1の上面に配置され、鉛直部材7が鉛直方向に延びるように配置され、かつ、鉛直部材7により特定される位置が上階側階床2の底面と重なる場合に、上階側階床2の中で、鉛直部材7により特定される位置と重なる部分が、固定保護板4が取り付けられる基準位置Dとなる。固定保護板4は、基準位置Dに基づいて、上階側階床2に取り付けられる。
可動警告板取付位置決め部材8は、水平部材6が移動手摺1から水平方向であって移動手摺1の幅方向外側に延びるように配置され、かつ、鉛直部材7が鉛直方向に延びるように配置された場合に、上階側階床2に沿って延びるように形成されている。
また、可動警告板取付位置決め部材8には、水平部材6が移動手摺1から水平方向であって移動手摺1の幅方向外側に延びるように移動手摺1に配置され、かつ、鉛直部材7が鉛直方向に延びるように配置された場合に、鉛直部材7により特定される位置から上階側階床2に沿った方向について所定の距離Eだけ離れた位置を特定する貫通孔81が形成されている。鉛直部材7により特定される位置から貫通孔81まで所定の距離Eは、固定保護板4が取り付けられる基準位置Dから可動警告板5が取り付けられる基準位置Fまでの間の寸法となっている。つまり、上階側階床2の中で、可動警告板取付位置決め部材8により特定される位置と重なる部分が、可動警告板5が取り付けられる基準位置Fとなる。可動警告板5は、基準位置Fに基づいて、上階側階床2に取り付けられる。この例では、基準位置Fは、チェーン52が取り付けられる位置となる。
次に、エスカレータガード板取付位置決め治具を用いて固定保護板4および可動警告板5を上階側階床2に取り付ける作業について説明する。まず、作業者は、水平検出器9を用いて、水平部材6が水平方向に延びるように水平部材6を移動手摺1に配置する。このとき、鉛直部材7が移動手摺1から移動手摺1の幅方向外側に位置するように、水平部材6を配置する。
その後、作業者は、水平部材6が移動手摺1から水平方向であって移動手摺1の幅方向外側に延びるように水平部材6を配置した状態で、鉛直検出器10を用いて、鉛直部材7が鉛直方向に延びるように鉛直部材7を配置する。
その後、作業者は、可動警告板取付位置決め部材8が上階側階床2に当たるように、つまり、鉛直部材7により特定される位置が上階側階床2の底面と重なるように、水平部材6を移動手摺1に沿って移動させる。可動警告板取付位置決め部材8を上階側階床2に当てた後、上階側階床2の中で鉛直部材7により特定される位置と重なる部分に、固定保護板4が取り付けられる基準位置Dとしてマーキングし、上階側階床2の中で可動警告板取付位置決め部材8により特定される位置と重なる部分に、可動警告板5が取り付けられる基準位置Fとしてマーキングする。
その後、作業者は、上階側階床2の中でマーキングされた基準位置Dおよび基準位置Fに基づいて、固定保護板4および可動警告板5を取り付ける。以上により、エスカレータガード板取付位置決め治具を用いて固定保護板4および可動警告板5を上階側階床2に取り付ける作業が終了する。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係るエスカレータガード板取付位置決め治具によれば、
移動手摺1から水平方向であって移動手摺1の幅方向外側に延びる水平部材6と、移動手摺1の幅方向外側に位置する水平部材6の部分から鉛直方向に延び、移動手摺1から鉛直方向上方について所定の距離Cだけ離れた位置を特定する鉛直部材7とを備え、固定保護板4が取り付けられる上階側階床2の中で、鉛直部材7により特定される位置と重なる部分が、固定保護板4が取り付けられる基準位置Dとなるので、固定保護板4が取り付けられる基準位置Dを容易に見つけることができる。その結果、固定保護板4の取付作業の効率を向上させることができる。
移動手摺1から水平方向であって移動手摺1の幅方向外側に延びる水平部材6と、移動手摺1の幅方向外側に位置する水平部材6の部分から鉛直方向に延び、移動手摺1から鉛直方向上方について所定の距離Cだけ離れた位置を特定する鉛直部材7とを備え、固定保護板4が取り付けられる上階側階床2の中で、鉛直部材7により特定される位置と重なる部分が、固定保護板4が取り付けられる基準位置Dとなるので、固定保護板4が取り付けられる基準位置Dを容易に見つけることができる。その結果、固定保護板4の取付作業の効率を向上させることができる。
また、エスカレータガード板取付位置決め治具は、鉛直部材7により特定される位置から上階側階床2に沿って延び、鉛直部材7により特定される位置から上階側階床2に沿った方向について所定の距離Eだけ離れた位置を特定する可動警告板取付位置決め部材8を備え、上階側階床2の中で、可動警告板取付位置決め部材8により特定される位置と重なる部分が、可動警告板5が取り付けられる基準位置Fとなるので、可動警告板5が取り付けられる基準位置Fを容易に見つけることができる。その結果、可動警告板5の取付作業の効率を向上させることができる。
また、エスカレータガード板取付位置決め治具は、水平部材6が水平方向に延びていることを検出する水平検出器9を備えているので、作業者は、水平部材6が水平方向に延びるように水平部材6を容易に配置することができる。
また、エスカレータガード板取付位置決め治具は、鉛直部材7が鉛直方向に延びていることを検出する鉛直検出器10を備えているので、作業者は、鉛直部材7が鉛直方向に延びるように鉛直部材7を容易に配置することができる。
なお、上記実施の形態1では、上階側階床2と移動手摺1とにより形成されるデルタ部3について説明したが、互いに隣り合うとともに互いに交差する一対のエスカレータにおける一方のエスカレータの移動手摺1と他方のエスカレータの主枠(取付対象部材)とにより形成されるデルタ部であってもよい。
1 移動手摺、2 上階側階床(取付対象部材)、3 デルタ部、4 固定保護板、5 可動警告板、6 水平部材、7 鉛直部材、8 可動警告板取付位置決め部材、9 水平検出器、10 鉛直検出器、41 端部、51 可動警告板本体、52 チェーン、81 貫通孔。
Claims (4)
- エスカレータのデルタ部に固定保護板を設置する際に用いられるエスカレータガード板取付位置決め治具であって、
移動手摺から水平方向であって前記移動手摺の幅方向外側に延びる水平部材と、
前記移動手摺の幅方向外側に位置する前記水平部材の部分から鉛直方向に延び、前記移動手摺から鉛直方向上方について所定の距離だけ離れた位置を特定する鉛直部材と
を備え、
前記固定保護板が取り付けられる取付対象部材の中で、前記鉛直部材により特定される位置と重なる部分が、前記固定保護板が取り付けられる基準位置となることを特徴とするエスカレータガード板取付位置決め治具。 - 前記鉛直部材により特定される位置から前記取付対象部材に沿って延び、前記鉛直部材により特定される位置から前記取付対象部材に沿った方向について所定の距離だけ離れた位置を特定する可動警告板取付位置決め部材をさらに備え、
前記取付対象部材の中で、前記可動警告板取付位置決め部材により特定される位置と重なる部分が、可動警告板が取り付けられる基準位置となることを特徴とする請求項1に記載のエスカレータガード板取付位置決め治具。 - 前記水平部材が水平方向に延びていることを検出する水平検出器をさらに備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエスカレータガード板取付位置決め治具。
- 前記鉛直部材が鉛直方向に延びていることを検出する鉛直検出器をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のエスカレータガード板取付位置決め治具。
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| JP2012139383A JP2014001072A (ja) | 2012-06-21 | 2012-06-21 | エスカレータガード板取付位置決め治具 |
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Publications (1)
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018144909A (ja) * | 2017-03-01 | 2018-09-20 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エスカレーターの保護板位置決め具、及びエスカレーターの保護板位置決め方法 |
| JPWO2024069713A1 (ja) * | 2022-09-26 | 2024-04-04 |
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2012
- 2012-06-21 JP JP2012139383A patent/JP2014001072A/ja active Pending
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