JP2014005653A - スライド扉、及びスライド扉を備えたキャビネット - Google Patents

スライド扉、及びスライド扉を備えたキャビネット Download PDF

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Abstract

【課題】前面に本や雑誌等の書物を展示することができるスライド扉、及び、スライド扉を備え、本や雑誌等の出し入れが簡便であるキャビネットを提供する。
【解決手段】スライド扉2Aは、扉体20と、扉体20の前面に書物を立てかけ書物下部を支持する支持部21と、書物の落下を防止する保持部22と、把手部23、23’と、スライド部24a、24bとを備える。扉体20は、略矩形の板状体であって、左右にスライドすることによりキャビネット本体1の上段開口部151の右半面又は左半面を覆うように形成されている。把手部23、23’は、扉体20の前面左右端部に、扉体20の前面下端部から保持部22近傍にわたり棒状に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、本や雑誌等の書物を展示することができるスライド扉、及びスライド扉を備えたキャビネットに関する。
扉の前面部に、本や雑誌等の書物をその表紙が見えるように立てかけることができる棚は、種々提案されている。
例えば、前扉の左右両側端にローラが枢設され、前扉の下端に本や雑誌等を保持するための受溝が形成されており、収納空間上部にレールが敷設されたキャビネットが提案されている(例えば、特許文献1)。かかるキャビネットでは、ローラがレールに嵌合することにより、前扉をレールに沿って収納空間上部に収納させることができる。また、収納空間上部から前扉を引き出して収納空間の開口面を閉塞させ、キャビネットの開口面に本や雑誌等を展示させることができる。
また、キャビネット本体内に引出しを設け、各引出しの前板の前下端に、雑誌の下端を支持する雑誌受けを設けたキャビネットが提案されている(例えば、特許文献2)。かかるキャビネットでは、最新刊を引出しの前板に装着し、既刊誌を引出しの中に収納させることができる。
実開昭61−168281号公報 特開平8−154755号公報
しかしながら、特許文献1で開示されているキャビネットでは、収納空間下部に収納された収納物を取り出すためには、前扉をレールに沿って収納空間上部に収納させる手間が必要となる。また、収納空間上部が、前扉を収納するために利用されているため、収納スペースが制限されている。一方、特許文献2で開示されているキャビネットでは、雑誌等が引出しの中に収納されているため、収納された雑誌を取り出すためには、引出しを引き出す手間が必要となる。また、大量の雑誌等が収納されている場合、引出しが重くなり、引出しづらくなることが考えられる。
本発明は、以上のような従来技術の課題を解決するために提案されたものであり、その目的は、前面に本や雑誌等の書物を展示することができるスライド扉、及び、スライド扉を備え、本や雑誌等の出し入れが簡便であるキャビネットを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、左右自在にスライドするスライド扉であって、扉体と、前記扉体の前面下端部に凸設され、前記扉体前面に書物を立てかけ書物下部を支持する支持部と、前記扉体の前面左端部と前面右端部との間に架け渡され、書物の落下を防止する保持部と、前記扉体の前面左右端部の少なくとも一方に凸設される把手部と、前記扉体の上面部及び底面部に設けられたスライド部を備えることを特徴とする。
以上の態様では、書物を扉体の前面に立てかけた状態で、扉体を左右自在にスライドさせることができる。また、支持部により書物下部が支持され、保持部により書物が前倒して落下するのを防止することができる。すなわち、書物を扉体の前面に立てかけた状態で保持し、書物の表紙部分を常に見える状態にしておくことができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記把手部は、前記扉体の前面下端部から前記保持部近傍にわたり棒状に形成されたことを特徴とする。
以上の態様では、把手部が備えられていることにより、扉体のスライド移動をスムーズに行うことができる。また、把手部が、扉体の下端部から保持部近傍にわたり棒状に形成されたことにより、扉体の前面に立てかけられた書物が傾いて横から落下するのを防止することができる。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記把手部の上端が面取りされたことを特徴とする。
以上の態様では、使用者が、扉体の前面に書物を出し入れする際に、手を傷つけず安全性が高い。また、出し入れする際に、書物の角が傷みにくい。
請求項4の発明は、前面に開口部を有するキャビネット本体と、請求項1〜3のいずれか1項に記載のスライド扉を備えたキャビネットであって、前記キャビネット本体が、前記スライド部と係合するレール部を備えることを特徴とする。
以上の態様では、キャビネットにスライド扉を取り付け、スライド扉を左右自在にスライドさせることができる。
以上の本発明によれば、前面に本や雑誌等の書物を展示することができるスライド扉、及び、スライド扉を備え、本や雑誌等の出し入れが簡便であるキャビネットを提供することができる。
本実施形態に係るスライド扉を備えたキャビネットの構成を示す全体斜視図。 他の実施形態に係るスライド扉を備えたキャビネットの構成を示す全体斜視図。 他の実施形態に係るスライド扉を備えたキャビネットの断面図。 他の実施形態に係るスライド扉を備えたキャビネットの上に本実施形態に係るスライド扉を備えたキャビネットを積み重ねた状態を示す全体斜視図。 他の実施形態に係るスライド扉を備えたキャビネットの上に本実施形態に係るスライド扉を備えたキャビネットを積み重ねた状態の断面図。
[1.本実施形態]
[1−1.構成]
本実施形態のキャビネットAは、キャビネット本体1とスライド扉2A、2Bとを備える。
キャビネット本体1は、図1に示すように、対向する2つの側板11、11’と、側板11、11’の外縁からやや内側の位置で側板11、11’に垂設される天板12及び底板13と、側板11、11’、天板12、底板13で囲まれる空間を覆うように形成される背板14とから構成され、前面に開口15を有している。キャビネット本体1内部には、天板12及び底板13と平行に、中板101が設けられ、中板101を境に上下に2つの略同一の空間(上段空間、下段空間)が形成されている。また、上段空間内には、側板11、11’と平行に仕切り板102が設けられ、仕切り板102を境に左右に2つの略同一の空間(上段左空間、上段右空間)が形成されている。さらに、上段右空間内には、中板101及び天板12と平行に、棚板103が設けられ、棚板103を境に上下に2つの略同一の空間(上段右上空間、上段右下空間)が形成されている。なお、下段空間内も、上段空間内と同様に構成されている。
天板12の下部と中板101の上部には、開口15付近において、それぞれ天板12と中板101の全幅にわたり、凹形状のガイドレール16a、16bが設けられている。同様に、中板101の下部と底板13の上部には、開口15付近において、それぞれ中板101と底板13の全幅にわたり、凹形状のガイドレール16c、16dが設けられている。
スライド扉2Aは、天板12と中板101との間の上段開口部151に備えられ、スライド扉2Bは、中板101と底板13との間の下段開口部152に備えられている。スライド扉2Aとスライド扉2Bは、同一形状であるため、以下、スライド扉2Aのみについて説明する。
本実施形態のスライド扉2Aは、図1に示すように、扉体20と、扉体20の前面に書物を立てかけ書物下部を支持する支持部21と、書物の落下を防止する保持部22と、把手部23、23’と、スライド部24a、24bとを備える。
扉体20は、略矩形の板状体であって、左右にスライドすることによりキャビネット本体1の上段開口部151の右半面又は左半面を覆うように形成されている。すなわち、扉体20の高さは、天板12と第1仕切り板101との距離と略同一であり、扉体20の幅は、側板11,11’と第2仕切り板102との距離と略同一である。
支持部21は、扉体20の前面下端部に垂設され、後述する把手部23、23’との間に挟まれるよう固定されている。また、支持部21は、書物の落下を防止すべく、側面視略L字状に形成されている。
保持部22は、扉体の前面中央やや下において、扉体20の前面左端部と前面右端部との間に架け渡される細い棒状ワイヤであり、上面視略コの字状に形成されている。保持部22は、扉体20に差し込まれ固定されている。
把手部23、23’は、扉体20の前面左右端部に、扉体20の前面下端部から保持部22近傍にわたり棒状に形成されている。また、把手部23、23’は、上端が面取りされており、保持部22近傍から扉体20の上端部に向けて下り斜面となるように形成された傾斜部を有する。傾斜部は、扉体20の下端からの高さ1/2〜2/3程度において設けられている。すなわち、扉体20の前面上端部には、突設されているものはない。
スライド部24a、24bは、凸形状であって、キャビネット本体1に設けられた凹形状のガイドレール16a、16bと係合するよう、扉体20の上面部及び底面部に全幅にわたり設けられている。
[1−2.作用効果]
以上のような本実施形態の構成に基づいて、スライド扉2A及びスライド扉2Aを備えたキャビネットAの作用効果について図1を参照して説明する。
(1)スライド扉及びキャビネットの使用方法
図1に示すように、キャビネット本体1のガイドレール16a、16bに扉体20のスライド部24a、24bを係合させる。使用者は、書物を、扉体20と保持部22との間に上から挿入し、支持部21の上に置くことにより、扉体20の前面に立てかける。キャビネット本体1内に書物を収納したり、キャビネット本体1内から書物等を取り出すときには、スライド扉2を、扉体20の24a、24bに沿って、左右自在にスライドさせる。
スライド扉2Aを左にスライドさせ、スライド扉2Aの左端がキャビネット本体1の側板11に接したとき、キャビネット本体1の上段開口部151の左半面が覆われ、右半面が開口した状態となる。この状態で、上段右上空間、上段右下空間への収納等を行う。
また、スライド扉2Aを右にスライドさせ、スライド扉2Aの右端がキャビネット本体1の側板11’に接したとき、キャビネット本体1の上段開口部151の右半面が覆われ、左半面が開口した状態となる。この状態で、上段左空間への収納等を行う。
扉体20の前面に立てかけられた書物を、キャビネット本体1内に収納されている書物と取り換えるときには、まず、交換対象の書物が収納されている側が開口するようにスライド扉2Aをスライドさせる。そして、扉体20の前面に立てかけられている書物を上から取り出した後、キャビネット本体1内に収納すると同時に、交換対象の書物を取り出す。そして、交換対象の書物を、扉体20と保持部22との間に上から挿入し、扉体20の前面に立てかける。なお、本実施形態のキャビネットは、子どもの使用する学習机のそばに置いて使用されるのが望ましい。
(2)効果
以上のような本実施形態のキャビネットでは、書物を扉体の前面に立てかけた状態で、スライド扉を左右自在にスライドさせることができる。そのため、扉体の前面に立てかけられた書物を、キャビネット本体内に収納されている書物と取り換えるときには、扉体の前面に立てかけられた書物をあらかじめ取り出しておく必要がなく、取り換える直前に取り出せばよい。キャビネット本体内の書物を確認しながら、扉体の前面に立てかける書物を吟味することができる。これに対して、前扉をレールに沿ってキャビネット本体に収納させる従来のキャビネットでは、キャビネット本体に収納された書物を取り出すときには、前扉がキャビネット本体内に収納されている。そのため、扉体の前面に立てかけられた書物を、キャビネット本体内に収納されている書物と取り換えるときには、扉体の前面に立てかけられた書物をあらかじめ取り出しておく必要があり、キャビネット本体内を確認しながら、扉体の前面に立てかける書物を吟味することができない。したがって、いったん前扉から取り出した書物を再度立てかけるという手間を要することがある。
また、本実施形態のキャビネットでは、書物を扉体の前面に立てかけた状態で、スライド扉を軽くスライドさせることができる。特に、子どもが使用する場合にも、簡単に操作できる。これに対して、引出しの中に書物を収納する従来のキャビネットでは、大量の書物が収納されている場合、引出しが重くなり、引出しづらくなることがある。
また、本実施形態のスライド扉では、支持部により書物下部が支持され、保持部により書物が前倒して落下するのを防止することができる。すなわち、書物を扉体の前面に立てかけた状態で保持し、書物の表紙部分を常に見える状態にしておくことができる。書物の表紙部分が常に見える状態にあることで、特に、子どもの書物への興味を促すことができる。書物が棚や引出しに収納された状態では、たいてい書物の表紙部分は見えず、見えるのは書物の背表紙のみであり、その状態で子どもの興味をひくのは難しい。それに対して、書物の表紙部分は、文字のみならず書物の内容を示す図や絵が描かれており、子どもの興味をひくのに役立つ。また、扉体の前面に立てかけられた書物は、多くの書物が収納された棚から抜き出すよりも、簡単に手にとることができる。子どもでも簡単に出し入れが可能である。
また、本実施形態のスライド扉では、把手部が備えられていることにより、扉体のスライド移動をスムーズに行うことができる。把手部がない場合には、使用者が、扉体に設けられた細い棒状ワイヤからなる保持部を掴んでスライド移動を行うことが考えられ、その場合、ワイヤが扉体から抜け落ちてしまうこともある。
また、本実施形態のスライド扉では、把手部が、扉体の下端部から保持部近傍にわたり棒状に形成されていることにより、扉体の前面に立てかけられた書物が傾いて横から落下するのを防止することができる。
また、本実施形態のスライド扉では、把手部の上端が面取りされており、把手部が保持部近傍から扉体の上端部に向けて下り斜面となるように形成された傾斜部を有することにより、使用者が、扉体の前面に書物を出し入れする際に、手を傷つけず安全性が高い。子どもの利用に向いている。また、出し入れする際に、書物の角が傷みにくい。
また、本実施形態のスライド扉では、把手部に形成された傾斜部が、扉体の下端からの高さ1/2〜2/3程度において設けられ、扉体の前面上端部には、突設されているものがないことにより、書物の出し入れがしやすい。
[2.他の実施形態]
本実施形態では、天板の下部と第1仕切り板の上部、第1仕切り板の下部と底板の上部にガイドレールを設け、扉体が、キャビネット本体の上段開口部と下段開口部にそれぞれ備えられている例を示した。しかし、扉体は、キャビネット本体の開口の半面を覆うことができればよく、図2に示すように、扉体は1枚でもよい。この場合、キャビネット本体の天板下部と底板上部のみにガイドレールが設けられる。
また、本実施形態では、1枚の扉体に、1つの支持部と1つの保持部が備えられている例を示した。しかし、扉体には、少なくとも1つの書物が立てかけられればよく、図2に示すように、2つの書物が立てかけられるようにしてもよい。この場合、スライド扉は、本実施形態で示したスライド扉が上下に連結されたように形成される。すなわち、扉体201の高さは、天板12と底板13との距離と略同一である。具体的には、スライド扉2Cは、扉体201と、2つの支持部(第1支持部211、第2支持部212)、2つの保持部(第1保持部221、第2保持部222)と、把持部231、231’と、スライド部241a、241bを備える。第1支持部211は、扉体201の前面中央部に備えられ、第2支持部212は、扉体201の前面下端部に備えられる。また、第1保持部221は、第1支持部211と扉体201の上端部との間に備えられ、第2保持部222は、第1支持部211と扉体201の下端部との間に備えられる。また、把持部231、231’は、扉体201の前面下端部から第1保持部221近傍にわたり棒状に形成され、保持部221近傍から扉体201の上端部に向けて下り斜面となるように形成された傾斜部を有する。また、スライド部241a、241bは、図3に示すように、凸形状であって、キャビネット本体1に設けられた凹形状のガイドレール16a、16dと係合するよう、扉体201の上面部及び底面部に全幅にわたり設けられている。
また、本実施形態では、キャビネット本体内部に3つの仕切り板を設けたが、収納する書物の大きさに応じて、適宜仕切り板を増減させ、仕切り板の位置を変更させてよい。大きいサイズの書物を収納するべく、中板を取り外した状態であれば、図2のようなキャビネット本体の高さに合わせた1枚の扉体を採用するのがよい。
また、2つのスライド扉を備えたキャビネットと1つのスライド扉を備えたキャビネットとは、図4に示すように上下に積み重ねて使用してもよい。大きいサイズの書物は、下側に設置されたキャビネットに収納され、小さいサイズの書物は、上側に設置されたキャビネットに収納されるよう、仕切り板を適宜設置するのが好ましい。
また、本実施形態では、保持部が、細い棒状ワイヤである例を示したが、書物の落下を防止することができ、上から書物を挿入できるものであれば、特に限定されない。例えば、扉体の前面下半分を覆うようなカバー体でもよい。カバー体は、外側から書物の表紙が見えるように、透明な部材で形成されているのがよい。
また、本実施形態では、把手部が棒状に形成されている例を示したが、使用者がスライド扉をスライドさせるための持ち手となれば、形状は特に限定されない。また、把手部は、扉体の前面に立てかけられた書物が横から落下するのを防止できるような壁としての役割を有するものが好ましく、板状に形成されていてもよい。
A・・・キャビネット
1・・・キャビネット本体
2A,2B,2C・・・スライド扉
11,11’・・・側板
12・・・天板
13・・・底板
14・・・背板
15・・・開口部
16a,16b,16c,16d・・・ガイドレール
20,201・・・扉体
21・・・支持部
22・・・保持部
23,23’,231,231’・・・把持部
24a,24b、241a,241b・・・スライド部
101・・・中板
102・・・仕切り板
103・・・棚板
151・・・上段開口部
152・・・下段開口部
211・・・第1支持部
212・・・第2支持部
221・・・第1保持部
222・・・第2保持部

Claims (4)

  1. 左右自在にスライドするスライド扉であって、
    扉体と、
    前記扉体の前面下端部に凸設され、前記扉体前面に書物を立てかけ書物下部を支持する支持部と、
    前記扉体の前面左端部と前面右端部との間に架け渡され、書物の落下を防止する保持部と、
    前記扉体の前面左右端部の少なくとも一方に凸設される把手部と、
    前記扉体の上面部及び底面部に設けられたスライド部を備えることを特徴とするスライド扉。
  2. 前記把手部は、前記扉体の前面下端部から前記保持部近傍にわたり棒状に形成されたことを特徴とする、請求項1に記載のスライド扉。
  3. 前記把手部は、上端が面取りされたことを特徴とする、請求項2に記載のスライド扉。
  4. 前面に開口部を有するキャビネット本体と、請求項1〜3のいずれか1項に記載のスライド扉を備えたキャビネットであって、
    前記キャビネット本体が、前記スライド部と係合するレール部を備えることを特徴とするキャビネット。
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