JP2014013012A - オイルセパレータ - Google Patents

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Atsushi Nishigaki
篤史 西垣
Naoki Kira
直樹 吉良
Atsushi Ikeda
淳 池田
Makoto Satsumabayashi
真 薩摩林
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

【課題】複数のオイル分離ユニットのそれぞれが粒径の大小に関わらずブローバイガス中のオイルミストを均等に捕集して効率的にオイルミストを分離することにより、全体として効率よく作動するオイルセパレータを提供する。
【解決手段】オイルセパレータ10は、ブローバイガスを分配する分配室40と、分配室40にブローバイガスを流入させる流入孔41と、流入孔41を通って分配室40へ流入するブローバイガスの流通方向の軸のうち流入孔41の軸芯を通る軸を含む少なくとも1つの平面に対して対称に配置される少なくとも1組のオイル分離ユニット60と、分配室40から各々のオイル分離ユニット60までブローバイガスを各別に流通させる分岐通路50と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、ブローバイガスからオイルミストを分離するオイルセパレータに関する。
エンジンは、燃焼室で混合ガスを燃焼させてクランクシャフトを回転させることにより動力を得ている。しかし、燃焼室に導入された混合ガスが全て燃焼されるわけではない。一部の混合ガスはピストンとシリンダの間隙からクランクケースに漏出する。この漏出したガスをブローバイガスという。未燃焼ガスであるブローバイガスは、そのまま排気ガスとして大気中に排出することは法律で禁止されている。そのためブローバイガスはPCV( Positive Crankcase Ventilation )通路を介して再度吸気ポート側に還流され、新しい混合ガスと共に燃焼室で燃焼させてから大気に排出されるようになっている。
ブローバイガス中には、エンジンオイル等の潤滑油がオイルミストとなって存在しており、オイルミストを含んだブローバイガスを吸気ポートに環流させると、PCV通路や吸気ポート周辺にオイルが付着するので好ましくない。そこで、ブローバイガス中のオイルミストを捕集するために、シリンダヘッドカバーの内側やPCV通路の途中にオイルセパレータが設けられている。
特許文献1には、複数のサイクロンを用いたオイルセパレータが開示されている。当該オイルセパレータは、ガス導入口から流入したブローバイガスを、整流室を経由して一列に並んだ複数のサイクロンに導入する。サイクロンの内部で生じる旋回流による遠心力によって、ブローバイガス中のオイルミストが凝集して捕集される。
特開2009−221857号公報
ブローバイガスには様々な粒径のオイルミストが含まれる。特許文献1に開示されたオイルセパレータでは、ブローバイガス導入口が端部にあり、ガス導入口から一列に並んだ各サイクロンまでの距離は異なる。また、粒径の大きいオイルミストはガス導入口付近に多く存在し、ガス導入口から遠ざかるにつれて、存在するオイルミストの粒径は小さくなっていく。これは粒径の大きいオイルミストは質量が大きいためである。そのため、ガス導入口に近いサイクロンでは粒径の大きいオイルミストが多く捕集され、ガス導入口から遠くなると、サイクロンに捕集されるオイルミストの粒径は小さくなる。このように、各サイクロンによって捕集されるオイルミストの粒径が異なるため、各サイクロンのオイルミストの捕集効率に差が出てしまい、オイルセパレータ全体として効率よくオイルミストを捕集することができないという問題があった。
上記問題に鑑み、本発明は、複数のオイル分離ユニット(サイクロン)のそれぞれが粒径の大小に関わらずブローバイガス中のオイルミストを均等に捕集して効率的にオイルミストを分離することにより、全体として効率よく作動するオイルセパレータを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、オイルセパレータの特徴構成は、ブローバイガスを分配する分配室と、前記分配室にブローバイガスを流入させる流入孔と、前記流入孔を通って前記分配室へ流入するブローバイガスの流通方向の軸のうち前記流入孔の軸芯を通る軸を含む少なくとも1つの平面に対して対称に配置される少なくとも1組のオイル分離ユニットと、前記分配室から各々の前記オイル分離ユニットまでブローバイガスを各別に流通させる分岐通路と、を備えた点にある。
このような特徴構成とすれば、分岐通路とオイル分離ユニットとを対称に配置することにより、あらゆる粒径のオイルミストを含有したブローバイガスをオイル分離ユニットに流入させることができると共に、単位時間に流入するブローバイガスの量を全てのオイル分離ユニットについて均等にすることができる。その結果、全てのオイル分離ユニットは同程度のオイルミスト捕集効率を発揮することができ、オイルミストの捕集に関してオイルセパレータ全体を効率よく作動させることができる。
本構成のオイルセパレータにおいては、それぞれの前記分岐通路は、通路断面積と通路長さのうち少なくとも一方が同じであると好適である。
このような構成であれば、オイル分離ユニットに流入するブローバイガスの単位時間あたりの量を均等にすることができ、全てのオイル分離ユニットは同程度のオイルミスト捕集効率を発揮することができる。その結果、オイルミストの捕集に関してオイルセパレータ全体を効率よく作動させることができる。
本構成のオイルセパレータにおいては、それぞれの前記分岐通路を流通するブローバイガスの流量と流速のうち少なくとも一方が同じであると好適である。
このような構成であっても、オイル分離ユニットに流入するブローバイガスの単位時間あたりの量を均等にすることができ、全てのオイル分離ユニットは同程度のオイルミスト捕集効率を発揮することができる。その結果、オイルミストの捕集に関してオイルセパレータ全体を効率よく作動させることができる。
本構成のオイルセパレータにおいては、前記オイル分離ユニットから流出したブローバイガスを外部に排出するガス排出孔をさらに備え、前記ガス排出孔と前記流入孔が同軸芯上にあると好適である。
このような構成であれば、オイル分離ユニットからガス排出孔に至るまでの流路長も同じである。従って、それぞれのオイル分離ユニットから均等にブローバイガスを排出することができる。その結果、全てのオイル分離ユニットは同程度のガス排出効率を発揮することができ、オイルミストの捕集に関してだけでなく、ブローバイガスの排気に関してもオイルセパレータ全体を効率よく作動させることができる。
本構成のオイルセパレータにおいては、前記流入孔から前記分配室に入ったブローバイガスの流通方向にある前記分配室の壁面に、ブローバイガスをぞれぞれの前記分岐通路に導くガイドをさらに有すると好適である。
このような構成であれば、ガイドによって分配室に流入したブローバイガスを均等に分岐通路に導くことができ、全てのオイル分離ユニットは同程度のオイルミスト捕集効率を発揮することができる。その結果、オイルミストの捕集に関してオイルセパレータ全体を効率よく作動させることができる。
第1実施形態に係るオイルセパレータの外観を表す分解斜視図である。 オイルセパレータの構造を表す縦断面図である。 図2のIII-III線断面図である。 図3のIV-IV線断面図である。 第1実施形態の変形例に係るオイルセパレータの分岐通路およびオイル分離ユニットの配置を表す横断面図である。 第2実施形態に係るオイルセパレータの概略構成を表す縦断面図である。 図6のVII-VII線断面図である。
1.第1実施形態
〔オイルセパレータの構造〕
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図1に、本実施形態に係るオイルセパレータ10の外観を表す分解斜視図を示す。図2に、オイルセパレータ10の構造を表す縦断面図を示す。図3に、図2のIII-III線断面図を示す。図4に図3のIV-IV線断面図を示す。オイルセパレータ10は、車両のエンジンのヘッドカバー内部(不図示)に配置されている。オイルセパレータ10は樹脂製である。
図1,図2に示すように、オイルセパレータ10は、外壁を構成するハウジング20と、ハウジング20の内部に形成されている第1貯留室30と、ガス導入管32,32と、分配室40と、分岐通路50,50,50,50と、オイル分離ユニット60,60,60,60と、オイル排出管64と、第2貯留室90と、ガス排出孔81とを備えている。
第1貯留室30は、仕切板により形成された三角柱状の空間である。ハウジング20を構成する底板21の一部は第1貯留室30の底面31となっている。図4に示すように、底面31には、2つのガス導入管32,32が一体的に形成されている。それぞれのガス導入管32は、底面31に開けた孔と、該孔と連続した筒状孔を含んで底板21からオイルセパレータ10の外側に向けて突出した筒状壁を有している。ガス導入管32は不図示のガス導入路と接続されている。
第1貯留室30の上面33には、円形の流入孔41が形成されている。ハウジング20の内部にあって流入孔41に対して第1貯留室30と反対側には、円柱状の空間である分配室40が形成されている。第1貯留室30と分配室40とは、流入孔41を介して連通している。分配室40の内径は流入孔41の内径に等しく、分配室40の容積は第1貯留室30の容積に比較して非常に小さい。分配室40の側面には底面31と平行かつ径方向外側に向かって直線状に延在する分岐通路50,50,50,50が形成されている。分配室40と分岐通路50は連通している。4つの分岐通路50,50,50,50は、ブローバイガスの流通方向に垂直な通路断面積が等しく且つ通路長さも同じである。
図2に示すように、分配室40、分岐通路50,50,50,50、および後述するオイル分離ユニット60,60,60,60の上部には、第1蓋板70が取り付けられている。第1蓋板70は、接着や溶着等により、図1に示す分配室40や分岐通路50,50,50,50、オイル分離ユニット60,60,60,60の上端縁部Aと隙間なく接合されている。これにより流通するブローバイガスが分配室40や分岐通路50の外部に流出せずオイル分離ユニット60に確実に流入する。分配室40の上面42(第1蓋板70の一部)には、上面42から分配室40に向けて突出するガイド43が設けられている。ガイド43は、上面42と接する底面を有する四角錐状である。図3に示すように、ガイド43の4つの側面43a,43a,43a,43aは、それぞれ4つの分岐通路50,50,50,50内のブローバイガスの流通方向に対して垂直になるように形成されている。
分岐通路50,50,50,50の分配室40と反対側の端部には、オイル分離ユニット60,60,60,60が接続されている。それぞれのオイル分離ユニット60と分岐通路50とは連通している。オイル分離ユニット60は、本体部61と、オイル排出部62と、ガス排出部63とを備えている。4つのオイル分離ユニット60,60,60,60は、いずれも同じ大きさで、それぞれの軸芯が平行で且つ分岐通路50のブローバイガスの流通方向に対して垂直になるように配置されている。さらに図3に示すように、分岐通路50,50,50,50およびオイル分離ユニット60,60,60,60は、流入孔41(分配室40)の軸芯を通る互いに垂直な平面Xおよび平面Yに対して線対称になるように配置されている。
本体部61は、円筒形状の円筒部61aと、円筒部61aの下端に連続し下方に向けて縮径される円筒部61aと同軸芯のコーン部61bとを備えている。それぞれの分岐通路50とオイル分離ユニット60とは、円筒部61aの内周面の接線方向が分岐通路50となるように配置されている。コーン部61bの下端にはオイル排出部62として開口が形成されている。なお、図3に示すように、平面Xに対して対向する2つのオイル分離ユニット60,60を近接させて配置すると共に平面Yに対して対向する2つのオイル分離ユニット60,60を離間させて配置することにより、オイルセパレータ10の平面Xに垂直な方向の厚さを薄くすることができる。
底板21の角部には、オイルミストをオイルセパレータ10の外部に排出するために2ヶ所のオイル排出管64,64が形成されている。図3の破線矢印で示すように、底板21には、2つのオイル分離ユニット60,60の軸芯と交差する箇所から1ヶ所のオイル排出管64に向かう緩やかな下り傾斜がそれぞれのオイル排出管64に対して形成されている。
ガス排出部63は、第1蓋板70に一体的に形成され、第1蓋板70に開けられた孔と、該孔と連続した筒状孔を含んで第1蓋板70からオイル分離ユニット60に向けて突出した筒状壁を有している。ガス排出部63の下端は円筒部61aの内部にあり、ガス排出部63の軸芯は、円筒部61aと同軸芯である。ガス排出部63の上端は、第1蓋板70の外部に開放されている。4つのガス排出部63はいずれも同じ大きさである。
図2に示すように、第1蓋板70の上方には隙間を空けてハウジング20の一部である第2蓋板80が配置され、第1蓋板70と第2蓋板80とにより第2貯留室90が形成されている。第2蓋板80には第2貯留室90に貯留されたブローバイガスをオイルセパレータ10の外に排出するガス排出孔81が設けられている。第2貯留室90に貯留したブローバイガスは、オイル分離ユニット60でオイルミストを分離した後のブローバイガスであり、以下では単にガスと称する。ガス排出孔81の軸芯は分配室40と同軸芯である。ガス排出孔81には不図示のガス排出路が接続されている。
〔オイルセパレータの動作〕
ガス排出路の他端は吸気ポートに接続されている。ブローバイガスは吸気ポートを流通する空気により発生する負圧で吸引されてオイルセパレータ10の内部を流通する。図4に示すように、クランクケースから吸引されガス導入路を流通したブローバイガスは、ガス導入管32から第1貯留室30内に流入する。流入したブローバイガスは第1貯留室30内に一旦貯留される。図2,図3に示すように、第1貯留室30から分配室40に流入したブローバイガスは、ガイド43の側面43aに衝突し4方向に均等に分配され、分岐通路50,50,50,50に流入する。
分岐通路50,50,50,50を流通したブローバイガスは、オイル分離ユニット60,60,60,60内に流入し、円筒部61a,61a,61a,61aの内周面に沿って流通する。オイル分離ユニット60内において、ブローバイガスは、円筒部61aの内周面に沿って旋回しながらコーン部61bに向かって降下する旋回流を形成する。この旋回流により、ブローバイガスに遠心力が生じ、ブローバイガス中のオイルミストが円筒部61aやコーン部61bの内周面に衝突して付着する。これにより、ブローバイガスからオイルミストが分離され捕集される。なお、図3に示すように、それぞれのオイル分離ユニット60内の旋回流の旋回方向も平面Xおよび平面Yに対して対称になっている。
円筒部61aやコーン部61bの内周面に付着したオイルミストは、コーン部61bの壁面を流下しつつ凝集し、オイル排出部62から底板21に滴下する。図3の破線矢印や図2に示すように、滴下したオイルミストは底板21の傾斜を流下し、オイル排出管64の内部通路を通ってオイルセパレータ10の外部に排出され、不図示のオイルパンに戻される。
図2の破線矢印に示すように、ガスはガス排出部63を通って第2貯留室90に流入する。その後、ガスはガス排出孔81から排出され、ガス排出路を流通して吸気ポートに環流される。
〔第1実施形態の作用・効果〕
オイルセパレータ10は、ブローバイガスを分配する分配室40を中心に分岐通路50,50,50,50やオイル分離ユニット60,60,60,60が放射状に配置され、且つガス排出孔81が分配室40と同軸芯上に配置されている。また上述したように、4つの分岐通路50,50,50,50はいずれもブローバイガスの流通方向に垂直な通路断面積が等しく通路長さも同じである。さらに、ガス排出部63を含む4つのオイル分離ユニット60,60,60,60もいずれも同じ大きさである。従って、ブローバイガスは、あらゆる粒径のオイルミストを含有した状態で4つのオイル分離ユニット60,60,60,60のそれぞれに均等に流入し、それぞれのオイル分離ユニット60はいずれもオイルミストの粒径の大小に関係なくブローバイガス中のオイルミストを均等に捕集することができる。この結果、4つのオイル分離ユニット60,60,60,60は同程度のオイルミスト捕集効率を発揮することができ、オイルミストの捕集に関してオイルセパレータ10全体を効率よく作動させることができる。
また、オイルセパレータ10は、ガス排出孔81と分配室40が同軸芯に配置されているので、それぞれのガス排出部63から第2貯留室90を経由してガス排出孔81に至るまでの流路長も同じである。従って、それぞれのオイル分離ユニット60から均等にガスを排出することができる。その結果、4つのオイル分離ユニット60,60,60,60は同程度のガス排出効率を発揮することができ、ガスの排気に関してもオイルセパレータ10全体を効率よく作動させることができる。
本実施形態においては、4つの分岐通路50,50,50,50のブローバイガスの流通方向に垂直な通路断面積が等しく且つ通路長さも同じであるがこれに限られない。通路断面積と通路長さのいずれか一方だけが同じであってもよい。
分岐通路50の通路断面積と通路長さの両方が異なる場合であっても、4つのオイル分離ユニット60,60,60,60に流入するブローバイガスの単位時間あたりの量が同じになるように通路断面積と通路長さを設定すればよい。具体的には、通路長さの長い分岐通路50の通路断面積は広く、通路長さの短い分岐通路50の通路断面積は狭くする。また、4つの分岐通路50,50,50,50を流通するブローバイガスの流通速度が同じになるように分岐通路50の通路断面積と通路長さを設定してもよい。
本実施形態においては、分岐通路50,50,50,50およびオイル分離ユニット60,60,60,60は、平面Xおよび平面Yに対して対称になるように配置されているが、これに限られない。平面Xまたは平面Yのいずれか1平面に対して対称になるように配置されてもよい。
2.第1実施形態の変形例
図5に、第1実施形態の変形例に係るオイルセパレータ10の分岐通路50およびオイル分離ユニット60の配置を表す横断面図を示す。以下の実施形態および変形例の説明においては、第1実施形態と同じ構成の箇所には同じ符号を付し、同様の構成に関する説明は省略する。本変形例は4つの分岐通路50,50,50,50が互いに90度の間隔を開けて配置されると共に、全てのオイル分離ユニット60,60,60,60内のブローバイガスの旋回流の旋回方向が同方向になるように分岐通路50とオイル分離ユニット60の配置が定められている。その他の構成は第1実施形態と同様である。
このように分岐通路50とオイル分離ユニット60を配置することにより、ガイド43の軸芯方向に沿って見たときのオイルセパレータ10の実装面積を最小にすることができると共に、4つのオイル分離ユニット60,60,60,60は同程度のオイルミスト捕集効率を発揮することができる。この結果、オイルミストの捕集に関しても、ガスの排気に関しても、オイルセパレータ10全体を効率よく作動させることができる。
3.第2実施形態
図6に、第2実施形態に係るオイルセパレータ10の概略構成を表す縦断面図を示す。図7に、図6のVII-VII線断面図を示す。本実施形態は、流入孔41がハウジング20の端部に形成されると共に、4つのオイル分離ユニット60,60,60,60の軸芯が平面X上に一列に配置されている点が第1実施形態と異なる。さらにガス排出孔81がオイルセパレータ10の端部に設けられている点も第1実施形態と異なる。4本の軸芯が平面X上にくるように4つのオイル分離ユニット60,60,60,60を一列に配置することにより、オイルセパレータ10の平面Xに垂直な方向の厚さを第1実施形態に比べてさらに薄くすることができる。
本実施形態においては、流入孔41から外側に配置された2つの外側オイル分離ユニット60a,60aへ向かう外側分岐流路50a,50aの流通方向に垂直な通路断面積および通路長さは、内側に配置された2つの内側オイル分離ユニット60b,60bへ向かう内側分岐流路50b,50bの流通方向に垂直な通路断面積および通路長さに比べて、通路断面積は大きく通路長さも長くなっている。これにより、2つの外側オイル分離ユニット60a,60aに流入するブローバイガスの単位時間あたりの量と、2つの内側オイル分離ユニット60b,60bに流入するブローバイガスの単位時間あたりの流量を同じにすることができる。この結果、4つのオイル分離ユニット60,60,60,60は同程度のオイルミスト捕集効率を発揮することができ、オイルセパレータ10全体を効率よく作動させることができる。
本発明は、ブローバイガスからオイルミストを分離するオイルセパレータに用いることが可能である。
40 分配室
41 流入孔
43 ガイド
50 分岐通路
60 オイル分離ユニット
81 ガス排出孔
X 平面
Y 平面

Claims (5)

  1. ブローバイガスを分配する分配室と、
    前記分配室にブローバイガスを流入させる流入孔と、
    前記流入孔を通って前記分配室へ流入するブローバイガスの流通方向の軸のうち前記流入孔の軸芯を通る軸を含む少なくとも1つの平面に対して対称に配置される少なくとも1組のオイル分離ユニットと、
    前記分配室から各々の前記オイル分離ユニットまでブローバイガスを各別に流通させる分岐通路と、を備えたオイルセパレータ。
  2. それぞれの前記分岐通路は、通路断面積と通路長さのうち少なくとも一方が同じである請求項1に記載のオイルセパレータ。
  3. それぞれの前記分岐通路を流通するブローバイガスの流量と流速のうち少なくとも一方が同じである請求項1に記載のオイルセパレータ。
  4. 前記オイル分離ユニットから流出したブローバイガスを外部に排出するガス排出孔をさらに備え、
    前記ガス排出孔と前記流入孔が同軸芯上にある請求項1乃至3のいずれか一項に記載のオイルセパレータ。
  5. 前記流入孔から前記分配室に入ったブローバイガスの流通方向にある前記分配室の壁面に、ブローバイガスをぞれぞれの前記分岐通路に導くガイドをさらに有する請求項1乃至4のいずれか一項に記載のオイルセパレータ。
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