JP2014016106A - 振動抑制吊構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の吊ボルト5と、複数の吊ボルト5の内の一対を相互に連結する連結体13とを備え、連結体13が、連結する一対の吊ボルト5に各々外嵌する一対の筒部14と、吊ボルト5に沿う板状をなして一対の筒部14を相互に連結する板部15とを有する。
【選択図】図2
Description
この構成によれば、複数の吊ボルトを一体的に連結して吊構造全体を補強でき、吊設備機器及び吊ボルトの振動を軽減できる。
また、複数の吊ボルト間に筋交いを設ける場合と比べて、連結体の上下幅及び上下位置等の設定が比較的自由で、かつ連結体の板部を吊ボルトに沿わせることで設置スペースも抑えられ、梁跨ぎで吊設備機器を配置するような場合でも振動対策を容易に実施できる。
本発明は、前記板部が、前記分割部に介装されるエネルギー吸収体を有することで、吊構造全体を補強しながらエネルギー吸収体によってさらなる応答低減を図ることができる。エネルギー吸収体は、合成ゴム等の弾性体や摩擦ダンパー等の減衰材が考えられる。
本発明は、前記筒部が、前記上端部に設けられて前記天井スラブの下面に当接する上フランジ部と、前記下端部に設けられて前記吊設備機器の上面に当接する下フランジ部とを有することで、上下フランジ部の支圧により吊ボルトに作用する曲げモーメントを効果的に低減できる。
図1,2に示すように、本実施形態の振動抑制吊構造1は、建造物の天井スラブ2に複数(四本)の吊ボルト5で空調設備等の吊設備機器7を吊り下げた構成を有する。吊設備機器7は例えば直方体状をなし、その上面8を略水平にして配置される。上面8の外周方には、略水平なフランジ9が例えば全周に渡って設けられる。吊設備機器7の平面視(上面視)の四隅には、それぞれ鉛直方向に延びる吊ボルト5の下端部がフランジ9を貫通した状態で該フランジ9に締結固定される。図中符号11,12は吊ボルト5の下端部に螺着されてフランジ9を挟んで締め込まれる上下ナットを示す。吊設備機器7は天井スラブ2の下面3から下方に離間して配置され、天井スラブ2の下面3よりも下方に張り出す梁4があってもその下方に配置可能である。
各連結体13は、前記四辺それぞれの両端部に位置する一対の吊ボルト5をそれぞれ挿通する一対の筒部14と、各吊ボルト5に沿う平板状をなして前記一対の筒部14に渡る板部15とを有する。各連結体13は、前記四隅のそれぞれで略直角に隣接するもの同士で筒部14を共有し、もって四体の連結体13が平面視長方形状に連なる。各連結体13が前記四隅で筒部14を共有せず、例えば上下方向位置を異ならせた筒部14を個別に有する構成としてもよい。
また、複数の吊ボルト5間に筋交いを設ける場合と比べて、連結体13の上下幅及び上下位置等を比較的自由に設定でき、かつ連結体13の板部15を吊ボルト5に沿わせることで設置スペースも抑えられ、梁跨ぎで吊設備機器7を配置するような場合でも振動対策を容易に実施できる。吊構造の設置スペースを抑えつつ振動を効果的に軽減するために、連結体13(筒部14及び板部15)の上下幅は吊ボルト5の全長の1/3〜1/4程度が好ましい。
さらに、連結体13の板部15が、連結する複数の吊ボルト5の間に断接自在な分割部21を有することで、吊構造の設置作業を容易にできる。
次に、本発明の第二実施形態について図3〜5を参照して説明する。
この実施形態の振動抑制吊構造101は、前記第一実施形態に対して、連結体13に代わり、中間分割部126を有する連結体113を備える点で特に異なる。その他の、前記実施形態と同一構成には同一符号を付して詳細説明は省略する。
次に、本発明の第三実施形態について図6,7を参照して説明する。
この実施形態の振動抑制吊構造201は、前記第一実施形態に対して、例えば吊設備機器7の平面視長方形状の長辺部分の中間部に別途中間吊ボルト231を有すると共に、前記長辺部分に沿う前記連結体13に代わり連結体213を有し、該連結体213を中間吊ボルト231に連結する点で特に異なる。その他の、前記実施形態と同一構成には同一符号を付して詳細説明は省略する。
中間筒部232は筒部14と共通の円鋼管からなり、中間吊ボルト231の任意の高さに上下中間ナット16,17により固定される。
次に、本発明の第四実施形態について、図8,9を参照して説明する。
この実施形態の振動抑制吊構造301は、前記第一実施形態に対して、前記連結体13に代わり連結体313を備え、該連結体313が、前記筒部14に代わり、天井スラブ2の下面3及び吊設備機器7の上面8(フランジ9の上面を含む)に渡って延びる筒部314を有する点で特に異なる。その他の、前記実施形態と同一構成には同一符号を付して詳細説明は省略する。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、各実施形態の構成を適宜組み合わせる等、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
2 天井スラブ
3 下面
5 吊ボルト
7 吊設備機器
8 上面
13,113,213,313 連結体
14,314 筒部
15,115 板部
21,238 分割部
126 中間分割部(分割部)
129 弾性体(エネルギー吸収体)
224 第一板部(板部)
225 第二板部(板部)
231 中間吊ボルト(吊ボルト)
232 中間筒部(筒部)
234 第一連結体(連結体)
235 第二連結体(連結体)
341 上端部
342 下端部
343 上フランジ部
344 下フランジ部
Claims (5)
- 天井スラブに吊ボルトで吊り下げられた吊設備機器の振動を軽減する振動抑制吊構造において、
複数の前記吊ボルトと、前記複数の吊ボルトの内の少なくとも一対を相互に連結する連結体とを備え、
前記連結体が、連結する複数の吊ボルトに各々外嵌する複数の筒部と、前記吊ボルトに沿う板状をなして前記複数の筒部を相互に連結する板部とを有することを特徴とする振動抑制吊構造。 - 前記板部が、連結する複数の吊ボルトの間に断接自在な分割部を有することを特徴とする請求項1に記載の振動抑制吊構造。
- 前記板部が、前記分割部に介装されるエネルギー吸収体を有することを特徴とする請求項2に記載の振動抑制吊構造。
- 前記筒部が、前記天井スラブの下面及び前記吊設備機器の上面に渡って延び、上端部を前記天井スラブの下面に当接させると共に、下端部を前記吊設備機器の上面に当接させることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の振動抑制吊構造。
- 前記筒部が、前記上端部に設けられて前記天井スラブの下面に当接する上フランジ部と、前記下端部に設けられて前記吊設備機器の上面に当接する下フランジ部とを有することを特徴とする請求項4に記載の振動抑制吊構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012154062A JP2014016106A (ja) | 2012-07-09 | 2012-07-09 | 振動抑制吊構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012154062A JP2014016106A (ja) | 2012-07-09 | 2012-07-09 | 振動抑制吊構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2014016106A true JP2014016106A (ja) | 2014-01-30 |
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ID=50110954
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2012154062A Pending JP2014016106A (ja) | 2012-07-09 | 2012-07-09 | 振動抑制吊構造 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP2014016106A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015007340A (ja) * | 2013-06-25 | 2015-01-15 | 株式会社Nttファシリティーズ | 振動抑制吊構造 |
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-
2012
- 2012-07-09 JP JP2012154062A patent/JP2014016106A/ja active Pending
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