JP2014018593A - バッグ付きキックスケータ - Google Patents
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Abstract
【課題】折畳み機構に十分な強度と操作性を持たせた。
【解決手段】前輪12と後輪14とを有するボード本体11と、ボード本体11前部の操作軸16を折り曲げる折畳み機構31と、操作軸16に取り付けられた収納体と、を具備し、折畳み機構31は、支軸33を介して折り曲げ自在な基端軸部32と可倒軸部34とに外嵌される操作スリーブ37と、当該操作スリーブ37を下方に付勢するスリーブ付勢ばね43と、を有し、操作スリーブ37にバッグ20を取り付け、バッグ20を持ち上げて操作スリーブ37を可倒軸部34側に引き上げ、ボード本体11を折り曲げたボード折畳み姿勢で固定する折り曲げロック機構39と、操作スリーブ37を引き下げて可倒軸部34と基端軸部32に外嵌させたボード展開姿勢で、操作スリーブ37の浮き上がりを防止するスリーブロック機構38を設けた。
【選択図】図3
【解決手段】前輪12と後輪14とを有するボード本体11と、ボード本体11前部の操作軸16を折り曲げる折畳み機構31と、操作軸16に取り付けられた収納体と、を具備し、折畳み機構31は、支軸33を介して折り曲げ自在な基端軸部32と可倒軸部34とに外嵌される操作スリーブ37と、当該操作スリーブ37を下方に付勢するスリーブ付勢ばね43と、を有し、操作スリーブ37にバッグ20を取り付け、バッグ20を持ち上げて操作スリーブ37を可倒軸部34側に引き上げ、ボード本体11を折り曲げたボード折畳み姿勢で固定する折り曲げロック機構39と、操作スリーブ37を引き下げて可倒軸部34と基端軸部32に外嵌させたボード展開姿勢で、操作スリーブ37の浮き上がりを防止するスリーブロック機構38を設けた。
【選択図】図3
Description
本発明は、バッグ付きキックスケータに関する。
たとえば三輪スケータに、買い物籠やバッグを取り付けたものが特許文献1および2に提案されている。また近年、S社製の市販のバッグにキックスケータを取り付けたもの(以下、市販スケータという)が販売されている。
しかしながら、特許文献1および2は、スケータのボード本体と、操作軸が一定位置に固定されており、階段などの可搬性や収納性に欠けるものである。また市販スケータは、バッグに操作軸が取り付けられ、この操作軸の下端部にヒンジを介してボード本体を起立、倒伏可能に取り付けられている。そして、ボード本体を起立させてバッグに沿わせるボード折り畳み姿勢で、ボード本体の前輪をキャスターとして、可搬性を向上させている。また、ボード本体を倒伏させて前輪と後輪とを着地させたボード展開姿勢で、バッグ付きキックスケータとして機能するように構成されている。なお、ボード本体には、前部に左右一対の前輪が回転自在に支持され、後部に1個の後輪が回転自在に支持されている。
しかし、この市販スケータは、キャスター付きバッグの延長上にあり、バッグに簡易なスケータを付属させたものに過ぎず、スケータとして強度不足のため、通常のキックスケータとして使用すると、破損する恐れがあった。特に、キックスケータとして使用した時に負荷が大きいボード本体と操作軸の折り畳み部が脆弱であるという問題があった。また、この折り畳み部を強固な構造にすると、バッグが障害となって、ボード本体の折り畳み操作や展開操作が難しくなるといった問題がある。
本発明は上記問題点を解決して、収納体を取り付けた操作軸と、車輪を有するボード本体とを折り畳み可能な折畳み機構に、十分な強度を持たせることができるとともに、折り畳み操作や展開操作を容易に行うことができ、本格的なキックスケータとしても使用可能なバッグ付きキックスケータを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、 前輪および後輪を有するボード本体と、当該ボード本体の前部に立設された操作軸と、操作軸の下端側に介在されて当該操作軸をボード本体側に折り曲げ可能な折畳み機構と、操作軸に取り付けられた収納体と、を具備したバッグ付きキックスケータであって、
前記折畳み機構は、操作軸に、車輪支持体に連結された基端軸部と、当該基端軸部に操作軸の軸心に直交する支軸を介して折り曲げ自在に連結された可倒軸部と、当該可倒軸部および前記基端軸部にスライド自在に外嵌される操作スリーブと、当該操作スリーブを下方に付勢する付勢部材と、を有し、
前記操作スリーブに収納体を取り付け、
収納体を介して前記操作スリーブを前記可倒軸部側に引き上げ、ボード本体側を操作軸側に折り曲げたボード折畳み姿勢とした時に、前記付勢部材の作用により前記操作スリーブを前記基端軸部に係合させてボード折畳み姿勢で固定する折り曲げロック機構を設け、
前記操作スリーブが可倒軸部および基端軸部に外嵌されたボード展開姿勢で、前記操作スリーブの浮き上がりを防止するスリーブロック機構を設けたものである。
前記折畳み機構は、操作軸に、車輪支持体に連結された基端軸部と、当該基端軸部に操作軸の軸心に直交する支軸を介して折り曲げ自在に連結された可倒軸部と、当該可倒軸部および前記基端軸部にスライド自在に外嵌される操作スリーブと、当該操作スリーブを下方に付勢する付勢部材と、を有し、
前記操作スリーブに収納体を取り付け、
収納体を介して前記操作スリーブを前記可倒軸部側に引き上げ、ボード本体側を操作軸側に折り曲げたボード折畳み姿勢とした時に、前記付勢部材の作用により前記操作スリーブを前記基端軸部に係合させてボード折畳み姿勢で固定する折り曲げロック機構を設け、
前記操作スリーブが可倒軸部および基端軸部に外嵌されたボード展開姿勢で、前記操作スリーブの浮き上がりを防止するスリーブロック機構を設けたものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載構成において、
折り曲げロック機構は、操作スリーブの下端部に形成されたロック用係合部と、基端軸部に形成されて前記ロック用係合部が係合可能なロック用凹部とを具備し、付勢部材の付勢力により前記ロック用係合部をロック用凹部に嵌合させるものである。
折り曲げロック機構は、操作スリーブの下端部に形成されたロック用係合部と、基端軸部に形成されて前記ロック用係合部が係合可能なロック用凹部とを具備し、付勢部材の付勢力により前記ロック用係合部をロック用凹部に嵌合させるものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載構成において、
スリーブロック機構は、収納体に連結されるとともに可倒軸部にスライド自在に外嵌するロック用筒部を収縮して、可倒軸部に操作スリーブを固定可能な収納体固定具を具備したものである。
スリーブロック機構は、収納体に連結されるとともに可倒軸部にスライド自在に外嵌するロック用筒部を収縮して、可倒軸部に操作スリーブを固定可能な収納体固定具を具備したものである。
請求項4記載の発明は、
前輪および後輪を有するボード本体と、当該ボード本体の前部に立設された操作軸と、操作軸の下端側に介在されて当該操作軸をボード本体側に折り曲げ可能な折畳み機構と、操作軸に取り付けられた収納体と、を具備したバッグ付きキックスケータであって、
収納体の底部に、キャスターを取り付け、
前記支軸から前輪の着地点までの前輪旋回半径に対して、前記支軸から前記キャスターの着地点までのキャスター旋回半径を短く設定し、折畳み機構によりボード本体が操作軸側に折り曲げられたボード折畳み姿勢で、前輪と前記キャスターがそれぞれ水平な路面に接地されて、収納体およびボード本体が移動自在に自立され、折畳み機構によりボード本体を展開して前輪および後輪が前記路面に着地されたボード展開姿勢で、前記キャスターが水平な路面から浮き上がるように構成されたものである。
前輪および後輪を有するボード本体と、当該ボード本体の前部に立設された操作軸と、操作軸の下端側に介在されて当該操作軸をボード本体側に折り曲げ可能な折畳み機構と、操作軸に取り付けられた収納体と、を具備したバッグ付きキックスケータであって、
収納体の底部に、キャスターを取り付け、
前記支軸から前輪の着地点までの前輪旋回半径に対して、前記支軸から前記キャスターの着地点までのキャスター旋回半径を短く設定し、折畳み機構によりボード本体が操作軸側に折り曲げられたボード折畳み姿勢で、前輪と前記キャスターがそれぞれ水平な路面に接地されて、収納体およびボード本体が移動自在に自立され、折畳み機構によりボード本体を展開して前輪および後輪が前記路面に着地されたボード展開姿勢で、前記キャスターが水平な路面から浮き上がるように構成されたものである。
請求項1記載の発明によれば、支軸を介して折り曲げ自在な基端軸部と可倒軸部とに、スライド自在な操作スリーブを外嵌させることにより、ボード本体を着地させたボード展開姿勢で、操作軸を直立状態で固定するので、折畳み機構を強固な構造にすることができ、本格的なキックスケータとしての使用が可能となる。また収納体を上下に押し引きすることにより、操作スリーブをスライドさせて、ボード本体の展開操作と折畳み操作を容易に行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、折畳み可能なバッグ付きキックスケータのバッグの底部に、キャスターを取り付けて、ボード折畳み姿勢で、キャスターと前輪とで自立可能としたので、直立状態でキャスターと前輪を転動させてボード折畳み姿勢のバッグ付きキックスケータを、傾斜させることなく容易に移動させることができる。また前輪旋回半径に比較して、キャスター旋回半径を短くすることにより、ボード展開姿勢で路面から浮き上がらせることができ、キックスケータの走行動作に支障をきたすことがない。
[実施例]
以下、本発明に係るバッグ付きキックスケータの実施例を図1〜図5に基づいて説明する。
以下、本発明に係るバッグ付きキックスケータの実施例を図1〜図5に基づいて説明する。
図1および図2に示すように、このバッグ付きキックスケータは、ボード本体11の前部に、前輪支持体15を有する前輪支持機構13を介して首振り自在に支持された左右一対の前輪12と、ボード本体11の後部に回転自在に支持されて直進方向に固定された後輪14とを具備し、前輪支持体15から操作軸16が立設されている。さらに、操作軸16の基端側に、ボード本体11を折り畳んで操作軸16にボード本体11を沿わせる図2のボード折畳み姿勢と、ボード本体を下方に展開して前輪12と後輪14とを路面に接地させ走行可能な図1のボード展開姿勢との間で、ボード本体11を起立・倒伏可能な折畳み機構31が設けられている。そして、この操作軸16にバッグ(収納体)20が取り付けられている。また後輪14に、前部から後部上方を覆うカバー兼用で円弧状のブレーキ板17を具備し、ブレーキ板17を踏圧して後輪14に押し付け、この摩擦力によりボード本体11を制動可能なブレーキ機構が装備されている。
操作軸16は、下部の固定軸部16Aと、この固定軸部16Aの上部で伸縮固定具18を介して伸縮自在に内嵌された伸縮軸16Bからなり、伸縮軸16Bの上端部にTバー状の操作ハンドル16Cが取り付けられている。そして固定軸部16Aの下部に折畳み機構31が設けられている。
前輪支持機構13は、直進安定性を確保するとともに、旋回時に前輪12の路面に対するグリップ力を確保するもので、路面を蹴って走行させる時に、操作軸16を左右に揺動させて前方への推進力を得ることもできる。
すなわち、図5に示すように、前輪支持機構13は、ボード本体11の前部に取り付けられた前輪支持体15に、左右両側で前方下方に傾斜される一対のアーム部22が突出されており、このアーム部22の先端に、上位前方に傾斜する前傾軸23を介して揺動アクスル24が左右方向に揺動自在に支持されている。そして左右の揺動アクスル24の後部に、揺動アクスル24の外面に突設された支持軸25を介して、前輪12が回転自在にそれぞれ支持されている。また、左右の揺動アクスル24の後端部間に、前傾軸23間距離より少し長いタイロッド26が連結され、揺動アクスル24前方ほど狭幅となる平面視ハの字形の姿勢に保持されることにより、前輪12に正のトーインθが付与されている。さらに、揺動アクスル24の後部と前輪支持体15のセンター部材15aとの間に、復元用コイルばね27がそれぞれ連結されて、前輪12が直進姿勢となるように付勢されている。
したがって、前輪支持機構13では、前傾軸23を介して揺動アクスル24が揺動自在に支持されるとともに、左右の揺動アクスル24に復元用コイルばね27が連結されることにより、直進安定性を向上させることができる。さらに操作軸16を左右(幅)方向に揺動して操舵した時に、ボード本体11が傾斜しても、揺動アクスル24および復元用コイルばね27の作用で、前輪12が路面に着地されて、路面に対する前輪12のグリップ力が発揮され、安定した旋回走行が可能となる。さらに操作軸16を左右(幅)方向に揺動させる時に、復元用コイルばね27による前輪12の復元動作に起因して、前傾軸23を介して傾斜する揺動アクスル24付き前輪12が斜め後方下向きに地面を押す力が発生する。この力の反作用として、揺動アクスル24付き前輪12を斜め前方上向きに押す力が地面から前輪支持体15に作用され、これによりこのキックスケータを前方に推進する力を発生させることができる。
[折畳み機構]
折畳み機構31を図3,図4を参照して説明する。
操作軸16の固定軸部16Aは、前輪支持体15に立設された基端軸部32と、この基端軸部32に操作軸16の軸心Oに直交する左右方向の支軸33を介して折り曲げ自在に連結された可倒軸部34と、この可倒軸部34の上端部に連結具35を介して連結された軸筒部36とで構成されている。そして折畳み機構31は、基端軸部32および可倒軸部34と、基端軸部32と可倒軸部34にわたってスライド自在に外嵌される操作スリーブ37と、可倒軸部34に内装されて操作スリーブ37を下方に付勢するスリーブ付勢ばね(付勢部材)43と、操作スリーブ37を下降限まで下降させた時に操作スリーブ37の浮き上がりを防止するスリーブロック機構38と、操作スリーブ37を可倒軸部34側に引き上げて可倒軸部34を後方に折り曲げたボード折畳み姿勢で、可倒軸部34を折り曲げ状態でロックする折り曲げロック機構39とを具備している。バッグ(収納体)20は、操作スリーブ37に取付具40を介して取り付けられている。
折畳み機構31を図3,図4を参照して説明する。
操作軸16の固定軸部16Aは、前輪支持体15に立設された基端軸部32と、この基端軸部32に操作軸16の軸心Oに直交する左右方向の支軸33を介して折り曲げ自在に連結された可倒軸部34と、この可倒軸部34の上端部に連結具35を介して連結された軸筒部36とで構成されている。そして折畳み機構31は、基端軸部32および可倒軸部34と、基端軸部32と可倒軸部34にわたってスライド自在に外嵌される操作スリーブ37と、可倒軸部34に内装されて操作スリーブ37を下方に付勢するスリーブ付勢ばね(付勢部材)43と、操作スリーブ37を下降限まで下降させた時に操作スリーブ37の浮き上がりを防止するスリーブロック機構38と、操作スリーブ37を可倒軸部34側に引き上げて可倒軸部34を後方に折り曲げたボード折畳み姿勢で、可倒軸部34を折り曲げ状態でロックする折り曲げロック機構39とを具備している。バッグ(収納体)20は、操作スリーブ37に取付具40を介して取り付けられている。
すなわち、基端軸部32と可倒軸部34の折り曲げ連結部分は、基端軸部32の上端部に突設された支持ブラケットに、可倒軸部34の下端部に突設された左右一対の受けブラケットが外嵌され、支持ブラケットと受けブラケットにそれぞれ形成された軸穴に支軸33が嵌合されて、折れ曲がり自在に連結されている。また基端軸部32の支持ブラケット上辺前部に、可倒軸部34を前方へ倒れ止めする係止面部32aが形成され、さらに上辺後部に、折れ曲がる時に操作スリーブ37の下降を規制する湾曲状のガイド受け部32bが形成されている。
可倒軸部34の上端面から受けブラケット34aの上方近傍まで収容穴41が軸心Oに沿って形成され、可倒軸部34で支軸33に直交する前後外周面に、収容穴41を貫通するスライド穴42が操作軸16の軸心Oに沿って形成されている。この収容穴41には、スリーブ付勢ばね(付勢部材)43が収容されており、また左右のスライド穴42に、スリーブ付勢ばね43により下方に付勢されるとともに、操作スリーブ37を回り止めする連結ピン(連結部材)44がスライド自在に配置されている。そして、連結ピン44の両端が操作スリーブ37に形成されたピン穴37aに嵌合固定されている。また収容穴41の上端部に形成されたねじ穴に、スリーブ付勢ばね43を加圧して抜け止めするボルト部材45が装着されている。上記構成により、可倒軸部34に内装されたスリーブ付勢ばね43により、可倒軸部34と基端軸部32に外嵌された操作スリーブ37が下方に付勢される。
したがって、スリーブ付勢ばね43により操作スリーブ37が下方に付勢され、支軸33の連結部を含み可倒軸部34から基端軸部32にわたる下限位置で操作軸16を直線状に保持して、操作軸16が直立しボード本体11を展開したボード展開姿勢とすることができる。また、バッグ20の把手20aを持って引き上げることにより、スリーブ付勢ばね43に抗して、操作スリーブ37を可倒軸部34側上方に引き上げ、支軸33を中心に操作軸16を、後方のボード本体11に倒伏させて折り畳むことができる。
また前記折り曲げロック機構39は、図4に示すように、スリーブ付勢ばね43により下方(基端側)に付勢される操作スリーブ37で、折り曲げ側(背面側)の下端部に形成されたロック用係合部51と、基端軸部32の下端部で折り曲げ側(背面側)に形成されてロック用係合部51が係合可能なロック用凹部52とで構成されている。
バッグ20は、略矩形状の筐体で、背面に、操作軸16に取り付けられるとともに固定軸部16Aを収納する凹溝部53が形成されている。この凹溝部53の底部に、取付具40が固定されている。さらに軸筒部36に遊嵌する貫通穴を有する単数または複数のガイドブラケット54U,54Dが、凹溝部53の底部に取り付けられている。もちろん、凹溝部53がないフラットな背面を有する筐体状のバッグ20であってもよい。
前記スリーブロック機構38は、この上側のガイドブラケット54Uから上方部に、可倒軸部34の軸筒部36に遊嵌するロック用筒部55が取り付けられ、バッグ20の上面より上位に位置するロック用筒部55の上端部で、複数のすり割が形成された部分に、伸縮固定具18と同一構造のロックバンド(収納体固定具)56が拡縮可能に取り付けられて構成されている。したがって、ロックバンド56を締め付けてロック用筒部55を縮径し、上側のガイドブラケット54Uと軸筒部36を固定することにより、バッグ20と操作スリーブ37を可倒軸部34に固定することができる。
また、ボード展開姿勢から、ロックバンド56を開放してスリーブロック機構38を解除し、把手20aを介してバッグ20を引き上げることで、下降限位置の操作スリーブ37を基端軸部32から可倒軸部34側に引き上げ、操作軸16とバッグ20とをボード本体11側に倒伏させることにより、折畳みロック機構39を自動的に作動させて操作軸16とボード本体11とをボード折畳み姿勢で固定する。さらに操作軸16を、前輪12を支点として、バッグ20およびボード本体11と共に引き起こすことで、前輪12とキャスター57とを路面に接地させて自立させることができる。次いで、ロックバンド56を収縮させて操作軸16とバッグ20とを固定しておく。
さらに、ボード折畳み姿勢から、ロックバンド56を開放してスリーブロック機構38を解除し、把手20aを介してバッグ20を一旦引き上げて、操作スリーブ37を引き上げることにより、折畳みロック機構39を解除する。さらに、ボード本体11を、支軸33を中心に倒伏させて、前輪12と後輪14とを路面に着地させたボード展開姿勢とするとともに、バッグ20を介して操作スリーブ37を押し下げて可倒軸部34から基端軸部32に嵌合させることにより、操作軸16を直立姿勢に保持する。さらにロックバンド56を締め付けて、スリーブロック機構38により折畳み機構31を固定する。
ところで、従来の市販スケータでは、バッグの底部には、着地用突起のみで、キャスターを取り付けていない。したがって、バッグおよびボード本体を移動させる場合は、必ずバッグをボード本体側に傾けてバッグの重量を前輪に支持させつつ移動することになる。このような状態では、バッグに重量物を収納した時には、移動に多大な労力を要することになる。
この実施例では、これを解決する目的で、バッグ20の底部に左右一対の首振り自在なキャスター57が所定間隔をあけて取り付けている。そして、バッグ20を取り付ける高さ位置を調整している。すなわち図1に示すように、支持軸25の回転中心からキャスター57の車輪が路面に着地するまでのキャスター旋回半径Lc、支持軸25の回転中心から前輪12が路面に着地するまでの前輪旋回半径Lfとすると、Lc>Lfとして、図1に示すボード展開姿勢で、キャスター57の車輪が水平な路面から所定の浮上距離d以上浮き上がり、また支持軸25を中心として展開角αだけ回動した図2に示すボード折畳み姿勢で、キャスター57と前輪12とが水平な路面にそれぞれ接地され、操作軸16、バッグ20およびボード本体11が略鉛直姿勢で自立するように構成されている。なお、浮上距離dは、路面上の突起物に接触しない範囲で設定される。
これにより、キャスター57と前輪12とでバッグ20およびボード本体11が略鉛直な自立姿勢で容易かつ軽い労力で移動させることができ、バッグ20に重量物が収容されていても、容易に移動させることができて、バッグ付きキックスケータの可搬性が格段に向上される。また、操作ハンドル16Cを持ってボード本体11側に倒し、後方に移動することもできる。さらに、移動方向は、左右一対の前輪12が直進方向に保持されているため、前後方向のみであるが、前輪12が左右に首振り可能であるため、前後の斜め方向に押出して旋回させることが可能となる。
なお、これらキャスター57と前輪12には、ストッパを付属していないが、バッグ付きキックスケータを停車した路面に傾斜がある場合、前後方向が傾斜方向に直交する方向となるようにバッグ付きキックスケータを停止すればよい。もちろん、キャスター57にストッパ付のものを使用することもできる。
上記実施例によれば、支軸33を介して折り曲げ自在な基端軸部32と可倒軸部34とに、スライド自在な操作スリーブ37を外嵌させることにより、操作軸16を直立させてボード本体11を着地させたボード展開姿勢として固定するので、折畳み機構31を強固な構造にすることができ、本格的なキックスケータとしての使用が可能となる。またバッグ20を上下に押し引きすることにより操作スリーブ37をスライドさせて、ボード本体11の展開操作と折畳み操作を容易に行うことができる。さらに、スリーブロック機構38により、ロックバンド56によるスリーブ37のロックを容易かつ確実に行うことができ、走行時の安全性を確保することができる。さらにボード折畳み姿勢とした時に、折り曲げロック機構39の作用により、折り曲げるだけで、折り曲げ姿勢に自動的にロックすることができ、さらに、ロックバンド56の操作を行ってスリーブロック機構38を作用させることで、折り曲げロック機構39が解除されることがない。
また、折畳み可能なバッグ付きキックスケータのバッグ20の底部に、キャスター57を取り付けて、ボード折畳み姿勢で、キャスター57と前輪12とで自立可能としたので、バッグ付きキックスケータを傾斜させることなく、キャスター57と前輪12を転動させて直立状態で容易に移動させることができる。さらに前輪旋回半径Lfに比較して、キャスター旋回半径Lcを短く設定することにより、ボード展開姿勢で路面からキャスター57を浮き上がらせることができ、キックスケータとしての走行動作に支障をきたすことがない。
11 ボード本体
12 前輪
13 前輪支持機構
14 後輪
15 前輪支持体
16 操作軸
16A 固定軸部
20 バッグ(収納体)
20a 把手
23 前傾軸
24 揺動アクスル
26 タイロッド
27 復元用コイルばね
31 折畳み機構
32 基端軸部
33 支軸
34 可倒軸部
34a 係止面部
35 連結具
36 軸筒部
37 操作スリーブ
38 スリーブロック機構
39 折り曲げロック機構
40 取付具
43 スリーブ付勢ばね(付勢部材)
51 ロック用係合部
52 ロック用凹部
53 凹溝部
55 ロック用筒部
56 ロック用バンド(収納体固定具)
57 キャスター
12 前輪
13 前輪支持機構
14 後輪
15 前輪支持体
16 操作軸
16A 固定軸部
20 バッグ(収納体)
20a 把手
23 前傾軸
24 揺動アクスル
26 タイロッド
27 復元用コイルばね
31 折畳み機構
32 基端軸部
33 支軸
34 可倒軸部
34a 係止面部
35 連結具
36 軸筒部
37 操作スリーブ
38 スリーブロック機構
39 折り曲げロック機構
40 取付具
43 スリーブ付勢ばね(付勢部材)
51 ロック用係合部
52 ロック用凹部
53 凹溝部
55 ロック用筒部
56 ロック用バンド(収納体固定具)
57 キャスター
Claims (4)
- 前輪および後輪を有するボード本体と、当該ボード本体の前部に立設された操作軸と、操作軸の下端側に介在されて当該操作軸をボード本体側に折り曲げ可能な折畳み機構と、操作軸に取り付けられた収納体と、を具備したバッグ付きキックスケータであって、
前記折畳み機構は、操作軸に、車輪支持体に連結された基端軸部と、当該基端軸部に操作軸の軸心に直交する支軸を介して折り曲げ自在に連結された可倒軸部と、当該可倒軸部および前記基端軸部にスライド自在に外嵌される操作スリーブと、当該操作スリーブを下方に付勢する付勢部材と、を有し、
前記操作スリーブに収納体を取り付け、
収納体を介して前記操作スリーブを前記可倒軸部側に引き上げ、ボード本体側を操作軸側に折り曲げたボード折畳み姿勢とした時に、前記付勢部材の作用により前記操作スリーブを前記基端軸部に係合させてボード折畳み姿勢で固定する折り曲げロック機構を設け、
前記操作スリーブが可倒軸部および基端軸部に外嵌されたボード展開姿勢で、前記操作スリーブの浮き上がりを防止するスリーブロック機構を設けた
ことを特徴とするバッグ付きキックスケータ。 - 折り曲げロック機構は、操作スリーブの下端部に形成されたロック用係合部と、基端軸部に形成されて前記ロック用係合部が係合可能なロック用凹部とを具備し、付勢部材の付勢力により前記ロック用係合部をロック用凹部に嵌合させる
ことを特徴とする請求項1記載のバッグ付きキックスケータ。 - スリーブロック機構は、収納体に連結されるとともに可倒軸部にスライド自在に外嵌するロック用筒部を収縮して、可倒軸部に操作スリーブを固定可能な収納体固定具を具備した
ことを特徴とする請求項1記載のバッグ付きキックスケータ。 - 前輪および後輪を有するボード本体と、当該ボード本体の前部に立設された操作軸と、操作軸の下端側に介在されて当該操作軸をボード本体側に折り曲げ可能な折畳み機構と、操作軸に取り付けられた収納体と、を具備したバッグ付きキックスケータであって、
収納体の底部に、キャスターを取り付け、
前記支軸から前輪の着地点までの前輪旋回半径に対して、前記支軸から前記キャスターの着地点までのキャスター旋回半径を短く設定し、折畳み機構によりボード本体が操作軸側に折り曲げられたボード折畳み姿勢で、前輪と前記キャスターがそれぞれ水平な路面に接地されて、収納体およびボード本体が移動自在に自立され、折畳み機構によりボード本体を展開して前輪および後輪が前記路面に着地されたボード展開姿勢で、前記キャスターが水平な路面から浮き上がるように構成された
ことを特徴とするバッグ付きキックスケータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012163178A JP2014018593A (ja) | 2012-07-24 | 2012-07-24 | バッグ付きキックスケータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012163178A JP2014018593A (ja) | 2012-07-24 | 2012-07-24 | バッグ付きキックスケータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2014018593A true JP2014018593A (ja) | 2014-02-03 |
Family
ID=50194130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2012163178A Pending JP2014018593A (ja) | 2012-07-24 | 2012-07-24 | バッグ付きキックスケータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2014018593A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019017864A (ja) * | 2017-07-20 | 2019-02-07 | 株式会社快進 | 走行具 |
-
2012
- 2012-07-24 JP JP2012163178A patent/JP2014018593A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019017864A (ja) * | 2017-07-20 | 2019-02-07 | 株式会社快進 | 走行具 |
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