JP2014018607A - 炊飯器 - Google Patents

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Yasuhiko Tanaka
靖彦 田中
Shinichi Sato
慎一 佐藤
Hironori Hamada
浩典 浜田
Goichi Masumoto
悟一 増本
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Abstract

【課題】炊飯中に冷却不足で加熱装置の異常高温が起きても加熱装置の故障を防ぎ安全においしく炊飯できること。
【解決手段】鍋4の底部を加熱する加熱装置15と、鍋の温度を検知する鍋温度検知部7と、加熱装置の温度を検知する加熱温度検知部12と、加熱装置の複数の検知温度を記憶している記憶部14と、炊飯器の動作状態を表示する表示部10と、鍋温度検知部で検知した温度から前記加熱装置を制御して炊飯動作を行う制御部11とを備え、制御部は、炊飯シーケンスにもとづき炊飯中に冷却不足により加熱装置15が記憶部14の第一の温度を超えた場合、その後第二の温度以下になるまで加熱停止するように加熱装置15を制御し、その異常を表示部10に表示するように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般家庭あるいは業務用に使用する炊飯器に関するものである。
従来、この種の炊飯器の加熱手段としてIH(誘導加熱)を使用する場合は、半導体のスイッチング素子としてIGBTを使用している。
図4(a)は従来の加熱装置のパワーダウンの制御方式を示す回路図(b)はコンパレータの動作線図である。IGBTから出る熱を放熱する放熱フィンと、IGBTの温度を検出するサーミスタをIGBTの脚部近傍のプリント基板の半田面側にて半田付けして成るプリント基板と、昇圧トランスと、高圧整流部と、マグネトロンと、から成るマイクロ波出力部、およびマグネトロンから放射されるマイクロ波が供給される加熱調理室と、を備えた高周波誘電加熱装置において、パワーダウンの制御方式は、サーミスタが所定抵抗値になったとき、半導体スイッチング素子に与えるパワーを大幅に下げ、その後さらに半導体スイッチング素子に与えるパワーをサーミスタの抵抗値に依存させるパワーダウン制御を行っている(例えば、特許文献1参照)。
これによれば、ファン等が故障しても動作を続行させ、その後パワーをダウンさせてさらに加熱を継続させ、使用者に故障といった不安を与えない構成としている。
特開2004−327123号公報
しかしながら、前記従来の構成では、スイッチング素子であるIGBTの熱による破壊は防げても加熱装置全体の温度が上昇し、IGBT以外の制御素子の故障を生じるおそれが出てくる。
また、炊飯器の場合、加熱装置全体の安全を担保できるように低火力になるように設定したとしても、火力が下がった結果、吸水時間が長くなり水分のバランスが悪くなり芯のあるご飯や、炊きムラの多い状態となり、出来具合が著しく悪くなってしまうという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、冷却ファンの不具合や制御素子の経年劣化等により、加熱装置が冷却不足になっても加熱を継続させるとともに、ご飯の出来上がりを改善して炊くことができる炊飯器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の炊飯器は、炊飯器本体の内部に収納される鍋と、前記鍋の底部を加熱する加熱装置と、前記鍋の温度を検知する鍋温度検知部と、前記加熱装置の温度を検知する加熱温度検知部と、前記加熱装置の複数の検知温度を記憶している記憶部と、炊飯器の動作状態を表示する表示部と、前記鍋温度検知部で検知した温度から前記加熱装置を制御して炊飯動作を行う制御部とを備え、前記制御部は、炊飯シーケンスにもとづき炊飯動作中に前記加熱温度検知部が前記記憶部の第一の温度を超えた場合、その後、第二の温度以下になるまで加熱停止するように前記加熱装置を制御するものである。
これによって、炊飯中に冷却ファンの停止や、冷却ファンの吸排気口の異物による詰まりや、IGBTの経年劣化等で加熱装置が想定を超えた温度に達した場合に、加熱温度検知部による検知温度が記憶部の第一の温度までは炊飯シーケンスにもとづき火力制限なしに火力を入れることができ、さらに、記憶部の第一の温度に達したあと第二の温度以下になるまで加熱停止することにより、加熱装置全体の冷却を行うことができる。
本発明の炊飯器は、火力が落ちにくい制御をすることによりご飯の出来上がりを改善して炊くことができる。また、冷却ファンの不具合や制御素子の経年劣化等により加熱装置が冷却不足になっても加熱装置を故障させずに加熱を継続させて、使用者が安心して使用できるとともに、加熱装置に不具合のあることをお知らせし、改善案などを表示することで不具合解消提案を可能にすることができる。
本発明の実施の形態1における炊飯器のブロック図 本発明の実施の形態1における炊飯器の断面図 本発明の実施の形態1における炊飯器の要部動作フローチャート (a)従来の加熱装置のパワーダウンの制御方式を示す回路図、(b)はコンパレータの動作線図である。
第1の発明は、炊飯器本体の内部に収納される鍋と、前記鍋の底部を加熱する加熱装置と、前記鍋の温度を検知する鍋温度検知部と、前記加熱装置の鍋加熱動作を制御する制御部と、前記加熱装置の温度を検知する加熱温度検知部と、この加熱装置の複数の検知温度を記憶している記憶部と、炊飯器の動作状態を表示する表示部と、前記鍋温度検知部で検知した温度から前記加熱装置を制御して炊飯動作を行う制御部とを備え、前記制御部は、炊飯シーケンスにもとづき炊飯動作中に前記加熱温度検知部が前記記憶部の第一の温度を超えた場合、その後、第二の温度以下になるまで加熱停止するように前記加熱装置を制御する構成としたものである。
これによって、炊飯中に冷却ファンの停止や、冷却ファンの吸排気口の異物による詰まりや、IGBTの経年劣化等で加熱装置が想定を超えた温度に達した場合に、加熱温度検知部による検知温度が記憶部の第一の温度までは炊飯シーケンスにもとづき火力制限なしに火力を入れることができ、この火力が落ちにくい制御をすることにより食味低下を抑えることができる。記憶部の第一の温度に達したあと第二の温度以下になるまで加熱停止することで加熱装置全体の冷却を行うことができる。その後は、加熱装置全体が安全に動作できる第二の温度以下で制御することで、冷却ファンの不具合や制御素子の経年劣化等により、加熱装置が冷却不足になっても加熱装置を故障させずに加熱を継続させ、使用者が安心して使用できる。また、加熱装置に不具合のあることをお知らせし、改善案などを表示することで不具合解消提案が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における炊飯器のブロック図、図2は同炊飯器の断面図である。
図1および図2に示すように、鍋4は米と水を入れるもので、この鍋4を加熱する加熱コイル6、半導体スイッチング素子を備えた加熱装置15により、底面から加熱するようにしている。
表示部10は、炊飯器の状態「待機中」「炊飯中」「炊飯終了」等や、炊飯時に異常が生じた場合に使用者に対して、炊飯器内部で起きている情報や注意内容をLCDやLED等で表示する。
加熱温度検知部12は、IGBTやダイオードブリッジや電源IC等から出る熱を放熱ヒートシンク近傍に設置されたサーミスタによって検出して、加熱装置15の温度を検知している。
制御部11は、鍋4の温度を検出する鍋温度検知部7で検知した温度から加熱装置15を制御して炊飯動作を行う。さらに、炊飯シーケンスにもとづき、炊飯動作中に加熱装置15の温度を検知する加熱温度検知部12が検知した温度が、記憶部14に記憶されている第一の温度を超えた場合、その後、第二の温度以下になるまで加熱停止するように前記加熱装置15を制御する構成としている。
以上のように構成された炊飯器について、図3を参照しながら以下その動作、作用を説明する。図3は本発明の第1の実施の形態における炊飯器の要部動作フローチャートである。
まず、炊飯動作が開始された後、ステップ20で炊飯工程の時間を計測するタイマーを動作させ時間計時を行う。ステップ21において、ステップ20で計測した炊飯工程の時間が90分を超えているか判定し、超えていればステップ23へ進み、超えていなければステップ22へ進む。
ステップ22では、サーミスタで構成されている鍋温度検知部7による温度検知を行い、検知した鍋温度が炊き上げ温度である130℃を超えているか判定する。
ステップ22で炊き上げ温度を超えていればステップ23へ進み超えていなければステップ30へ進む。ステップ21で工程時間が経過している場合と、ステップ22で鍋4温度が炊き上げ温度を超えていた場合は、ステップ23へ進み、ステップ23で火力を停止する。
つぎに、ステップ24で表示部10のLEDで炊飯停止を表示させ、工程時間が超過していた場合はLCDに「炊飯時間が長くなっています。お米と水の量が多かったか、吸排気口をご確認ください」の表示を行う。その後、ステップ25で次工程の炊飯終了へ進む。
ステップ20からステップ25においては、正常に炊きあがった場合と工程時間が超過して、異常終了した場合の処理動作を行っている。炊き上げ温度に達し、正常終了した場合は正常終了表示を行い、工程時間が超過した場合は異常終了として考えられる異常に対応した表示を行う。
ステップ22で、まだ炊き上げ温度に達してなかった場合は、ステップ30へ進み炊飯シーケンスにもとづき炊飯火力を設定する。つぎに、ステップ31で加熱装置15の半導体スイッチング素子であるIGBTをON駆動し、加熱コイル6へ通電する期間かどうか判定する。
通電する期間でない場合は、ステップ32へ進みIGBTをOFF駆動し、加熱コイル6への通電は行わず、ステップ50へ進む。
ステップ31で、IGBTをON駆動する時期の場合はステップ33へ進み、IGBTやダイオードブリッジや電源IC等から出る熱を放熱ヒートシンク近傍に設置されたサーミスタによって検出する加熱温度検知部12から加熱装置15の温度を検知する。
ステップ34で、炊飯開始から一回でも記憶部14に記憶されている第一の温度を超えていたかどうかを判定し、まだ一回も第一の温度を超えていない場合は、ステップ35へ進む。
ステップ35で、加熱装置15の温度が第一の温度の120℃を超えているか判定し、超えていない場合は、ステップ36へ進みIGBTをON駆動し、加熱コイル6へ通電し、ステップ50へ進む。
ステップ35で第一の温度の120℃を超えていた場合は、ステップ37へ進みIGBTをOFF駆動し、加熱コイル6への通電は行わずステップ38へ進む。ステップ38で加熱装置15の温度が第一の温度を超えたことを記憶する。
ステップ34からステップ38においては、今回の炊飯でまだ一回も加熱装置15の温度が第一の温度の120℃に到達していない場合は、火力を停止することはなく正常に炊飯動作を行うことができ、第一の温度に達した場合は速やかに火力を停止し、加熱装置15の故障を防ぐことができる。
ステップ34で炊飯開始から一回以上、第一の温度を超えていたと判定した場合、ステップ40へ進み、加熱装置15の温度が第二の温度100℃を超えているか判定し、超えていない場合はステップ41へ進み、IGBTをON駆動し加熱コイル6へ通電してステップ43へ進む。
ステップ40で第二の温度の100℃を超えていた場合は、ステップ42へ進みIGBTをOFF駆動し、加熱コイル6への通電は行わずステップ43へ進む。
ステップ43では表示部10のLCDに「本体高温注意」の表示を行う。ステップ40からステップ43においては、加熱装置15の温度が第二の温度の100℃に到達するまでは火力をいれることができ、第二の温度に達した場合は速やかに火力を停止し、加熱装置15の故障を防ぐことができる。
加熱装置15が第一の温度に達しているため表示部10のLCDに異常が有ったことを表示し、使用者にお知らせする。
ステップ43で異常があったことを表示した後、ステップ44で加熱装置15が第一の温度を超えてから60分を超えているか判定する。60分を超えていた場合はステップ45へ進み火力を停止する。
つぎに、ステップ46で表示部10のLCDに「本体高温のため停止しました、吸排気口をご確認ください」の表示を行う。その後、ステップ47で次工程の炊飯終了へ進む。
ステップ44からステップ47においては、加熱装置15が異常高温になった工程時間が設定時間を超過して異常終了した場合の処理動作を行っている。
異常高温になった工程時間が設定時間60分を超過した場合は、ひとつめの課題として、火力が低下した結果、ご飯として食べられなくなる可能性があるため炊飯動作を終了している。
二つ目の課題として、加熱装置の高温状態が長時間になり故障の可能性が高くなるため、炊飯動作を終了することで故障にまで至ることがない。また、異常終了した原因として考えられる吸排気口が異物によって塞がれた状態を想定してこれに対応した表示を行う。
ステップ44で異常高温状態が60分を超えていないと判定した場合、ステップ50へ進み炊飯シーケンスにもとづいた火力が最大火力かどうか判定する。最大火力ではない場合、ステップ51へ進み記憶部14に記憶している第一の温度を110℃、第二の温度を90℃に設定し直す。
ステップ50からステップ51においては火力が最大火力以外の場合、鍋4の中が沸騰温度に上昇し炊飯シーケンスにもとづき沸騰維持できる最適火力を設定している。このときの火力は沸騰させる大きな火力は必要ないので加熱装置15の温度をより安全な設定温度に下げることで加熱装置の故障をさらに少なくすることができる。
これらのステップから、炊飯中に冷却ファンの停止や冷却ファンの吸排気口の異物による詰まりやIGBTの経年劣化等で加熱装置15が想定を超えた温度に達した場合、加熱温度検知部12による検知温度が記憶部14の第一の温度までは炊飯シーケンスにもとづき火力制限なしに火力を入れることができ、この火力が落ちにくい制御をすることにより食味低下を抑えることができる。
記憶部14の第一の温度に達したあと第二の温度以下になるまで加熱停止することで加熱装置15全体の冷却を行うことができる。
その後は、加熱装置15全体が安全に動作できる第二の温度以下で制御することで、冷却ファンの不具合や制御素子の経年劣化等により加熱装置15が冷却不足になっても加熱装置15を故障させずに加熱を継続させ、使用者が安心して使用できる。
また、加熱装置15に不具合のあることをお知らせし、改善案などを表示することで不具合解消提案が可能となる。
以上のように、本発明にかかる炊飯器は、加熱装置が冷却不足になっても半導体スイッチング素子の故障を防ぎながら加熱を継続させ安全な炊飯を行うとともに、火力が落ちにくい制御をすることにより食味低下を抑えてご飯を炊くことができるので炊飯器の用途に有効である。
4 鍋
7 鍋温度検知部
10 表示部
11 制御部
12 加熱温度検知部
14 記憶部
15 加熱装置

Claims (1)

  1. 炊飯器本体の内部に収納される鍋と、前記鍋の底部を加熱する加熱装置と、前記鍋の温度を検知する鍋温度検知部と、前記加熱装置の温度を検知する加熱温度検知部と、前記加熱装置の複数の検知温度を記憶している記憶部と、炊飯器の動作状態を表示する表示部と、前記鍋温度検知部で検知した温度から前記加熱装置を制御して炊飯動作を行う制御部とを備え、前記制御部は、炊飯シーケンスにもとづき炊飯動作中に前記加熱温度検知部が前記記憶部の第一の温度を超えた場合、その後、第二の温度以下になるまで加熱停止するように前記加熱装置を制御する炊飯器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108803707A (zh) * 2017-05-02 2018-11-13 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 烹饪设备及其控制方法和其控制装置
JP2022129071A (ja) * 2021-02-24 2022-09-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報提供方法

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