JP2014100110A - 高融点ゼラチン組成物、その製造方法、およびその用途 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 動的粘弾性測定法で測定した融点が30〜45℃の範囲にある高融点ゼラチン組成物、アテロコラーゲンまたはヒドロキシル化プロリンを熱変性させた後、冷却する高融点ゼラチン組成物の簡便な製造方法、および、これに各種細菌、細胞、組織などの試料を包埋する高融点ゼラチン組成物の用途を提供する。
【選択図】 なし
Description
1.温度が30℃以下のみでなく、一般的な細胞培養に適した30℃より高い組成物の融点までの温度条件において、ゲル状態を維持し、各種細菌、細胞、組織などの試料を安定した状態で培養することができる、高融点ゼラチン組成物を提供すること。
2.試料をゾル状態の基材に混合したあと、基材をゲル化させて試料を基材の中に包埋して培養する三次元培養に活用できる、高融点ゼラチン組成物を提供すること。
3.一般的な細胞培養の温度条件においてゲル状態を維持し、各種細菌、細胞、組織などの試料を包埋した状態で安全に搬送できる、高融点ゼラチン組成物を提供すること。
4.高融点ゼラチン組成物の簡便で有利な製造方法を提供すること。
5.前記高融点ゼラチン組成物を用いた試料包埋ゲル状組成物を提供すること。
1.本発明に係る高融点ゼラチン組成物は、30℃以下のみでなく30℃より高い組成物の融点までの温度範囲でゲル状態を維持することができるので、各種細菌、細胞、組織などの試料を安定した状態で包埋することができる。
2.本発明に係る高融点ゼラチン組成物は、ゲル状を呈する基材中で培養した各種細菌、細胞、組織などの試料を、基材ごと冷却することにより基材に包埋することができ、包埋した状態で所望の場所に安全に搬送できる。
3.本発明に係る高融点ゼラチン組成物の一つの製造方法は、アテロコラーゲン濃度が1質量%未満の水溶液を濃縮して1〜2質量%とし、この濃縮液を45〜55℃の温度範囲で熱変性させた後、融点以下の温度に冷却する操作のみであり、化学反応などを必要としないので、簡便かつ有利な製造方法である。
4.本発明に係る高融点ゼラチン組成物の他の製造方法は、アテロコラーゲンを熱変性させた後、または、前記熱変成後の溶液から単離したγ鎖に含まれるアミノ酸配列:Gly−X−Pro(Xは任意のアミノ酸残基を表す)のPro残基をヒドロキシル化した後に冷却する操作のみであり、遺伝子組換え操作を必要としないので、簡便かつ有利な製造方法である。
5.本発明に係る試料包埋ゲル状組成物は、上記第二発明の方法により製造した高融点ゼラチン組成物を用いることにより、各種細菌、細胞、組織などの試料を安定した状態で包埋でき、かつ、包埋された試料は、一般的な細胞培養温度である37℃に加温してゲルを溶解させるのみで単離することができる。このため、試料を単離する際にタンパク質分解酵素処理を行う必要がなく、試料に損傷を与えることがない。
6.本発明に係る試料包埋ゲル状組成物は、上記第三発明の方法により製造した高融点ゼラチン組成物を用いることにより、一般的な細胞培養温度である37℃においても試料を包埋した状態を維持することができる。このため、三次元包埋培養の基材として用いることができる。
7.本発明に係る試料包埋ゲル状組成物は、基材として高融点ゼラチン組成物を使用しているため、1.0〜20.0質量%の広い範囲で基材濃度を調整することができる。このため、コラーゲンゲルと異なり、試料包埋ゲル状組成物の硬さを自在に制御することができる。
(1)コラーゲン(日本ハム社製、商品名:ブタ皮膚製コラーゲンゲル溶液)
(2)ゼラチン(MPバイオメディカルス社製、商品名:ゼラチンTYPE−A)
(3)ペプチドハイドロゲル(日本BD社製、商品名:BD PuraMatrix(TM))
(a−1)試料との均一な混合の難易性
下記の実施例に記載の方法により得た高融点ゼラチン組成物と、比較例の市販品3種類の基材について、pH7.0の0.01mol/lリン酸緩衝生理食塩水溶液で、温度25℃とした濃度3質量%の基材水溶液と試料との混合を試み、均一な混合の難易性を評価した。試料は、骨芽細胞様細胞株MC3T3−E1(DSファーマバイオメディカル社製)を用い、基材1mlあたり7.1×106個となるように混合した。基材ゲルと試料との混合物を振とうし、振とう後の状態を目視観察し、観察結果を表−1に記載した。基材に試料が均一に混合でたものを○、均一に混合できないものを×として表示した。基材ゲルに試料を均一に混合できるものが、本発明の目的を達成できる。
下記の実施例に記載の方法により得た高融点ゼラチン組成物と、比較例の市販品について、0.01mol/lリン酸緩衝生理食塩水(1×PBS)(pH7.5、シグマアルドリッチ社製)に溶解させた基材濃度は2質量%および10質量%の溶液を調製した。この溶液を、容量が35mmのシャーレに2ml入れて、4℃に冷却してゲル化させて、25℃で1時間静置して得た試料について、後記する圧縮試験法によりヤング率を測定し、ゲルの硬さを評価し、結果を表−1に記載した。測定結果の表示は、基材濃度2質量%のゲルと濃度10質量%のゲルとでヤング率の値が変わったものを○、実験できないもの(濃縮不能で濃度を調製できないもの、測定用試料が作成できなかったもの)を×と表示した。ゲルの硬さを制御できるものが、包埋する試料に適した硬さの基材を提供でき、発明の目的を達成できる。
図3は、後記する実施例の高融点ゼラチン組成物、および比較例に記載の基材で基材ゾルを調製し、これら基材ゾルに試料としての細胞を注入し、細胞の試料を包埋したゲル状組成物を調製し、これを元の場所とは異なる所望の場所に搬送し、搬送先で細胞の試料を単離する手順の一例を示した模式図である。図3において、9は試験管、10はゾル、11はピペット、12は細胞、13はキャップである。(3−1)は、基体ゾル10に分散させた細胞をピペットで注入する状態であり、(3−2)は、基体ゾル10に分散させた後にキャップを被せた試験管全体を冷却し、基体ゾルをゲル化して細胞の試料をゲルに包埋した状態であり、この状態で元の場所とは異なる所望の場所に搬送することができる。(3−3)は、搬送先で試験管全体を加温して基材のゲルをゾル化し、細胞の試料を基材から分離・単離する状態であり、分離・単離した細胞の試料は、要すればさらに培養に供することができる。
動的粘弾性測定装置(Thermofisher Scientific社製、型式:MARS III)を使用して測定した。実施例の高融点ゼラチン組成物および比較例の基材について、pH7.5の0.01mmol/lリン酸緩衝生理食塩水(シグマアルドリッチ社製)により基材濃度が1.0質量%のゾルを調製し、このゾルを60℃に加温した状態でサンプルステージに3.5ml充填し、10分かけて4℃にするという速度で冷却してゲル化させ、そのままの状態で10分間静置した。その後、1℃/分の昇温速度で50℃まで昇温した。この際、縦軸に貯蔵弾性率G’(Pa)を、横軸に温度(℃)として両者の関係の変化状況を図面にプロットし、4℃から昇温したとき、4℃から貯蔵弾性率が1Pa以下になるまでの温度のうち、線形領域で近似曲線を求めて、その近似曲線の貯蔵弾性率が0Paとなるときの温度を融点とした。図4に、後記する方法で調製した実施例1の高融点ゼラチン組成物および比較例2のゼラチンの測定図を示した。測定値を、表−2に記載した。
・センサー:内径60mmのダブルコーン型
・計測モード:Controlled Deformation、Oscillation
・変型量(回転量):0.01
・剪断速度:1Hz
圧縮試験装置(Stable Micro Systems Ltd.製、TA.XT−Plus Texture Analyser)を使用してヤング率を測定し、ゲルの硬さを評価した。後記する実施例1で得られた高融点ゼラチン組成物、前記した比較例2の基材を、pH7.5の0.01mol/lリン酸緩衝水溶液(1×PBS)(シグマアルドリッチ社製)に溶解させた基材濃度が1.0質量%の水溶液を、容量が35mmのシャーレに2ml入れ、4℃に5分間冷却し、さらに30℃で5時間静置し、25℃で1時間静置して得られた試験試料について、圧縮試験法によりヤング率を測定した。ヤング率は、ひずみ0〜5%まで試験試料を圧縮したときの応力−ひずみ曲線の傾きから求めた(kPa)。縦軸に応力を、横軸にひずみをプロットし、線形領域で近似曲線を求めて、その傾きをヤング率とし、表−2にその値を示記載した。実験できないもの(水溶液がゲル化しなかったもの)を×と表示した。
・Probe:5mm Cyl.Stainless
・Pre-Test Speed:0.20mm/sec
・TestSpeed:0.20mm/sec
・Post-Test Speed:1.00mm/sec
・Target Mode:Strain
・Strain:5%
・Triger Type:Auto(Force)
・Triger Force:0.5g
ゲルが凍結しない4℃から、上記(b)に記載の方法で測定した融点未満の温度を、ゲル状態維持温度とした。結果を、表−2に記載した。
後記する実施例1、比較例1および比較例2の基材を、細胞培養液(10%ウシ血清/αMEM(シグマアルドリッチ社製、商品名:イーグル最小必須培地Alpha Modification)、緩衝液(水酸化ナトリウム(和光純薬社製)50mM、炭酸水素ナトリウム(和光純薬社製)260mM、HEPES200mM(同仁化学研究所社製))と混合して、基材濃度が3質量%になるように調製し、温度を30℃として基材ゾルを調製した。容量が5mlのチューブに基材ゾル0.5mlを秤量し、図3に示した手順で、試料の骨芽細胞様細胞MC3T3−E1(DSファーマバイオメディカル株社製)を3×106個注入混合し、8℃に冷却して基体をゲル化し、試料包埋ゲル状組成物を得た。国内における他所への搬送を想定して、この試料包埋ゲル状組成物をCO2インキュベーター(5%CO2、30℃)中に24時間静置した後、基体ゲルの10倍量の細胞培養液(上に同じ)を加え、容量が50mlチューブに移した。そのチューブを37℃の恒温槽において1時間振とうし、試料包埋ゲル状組成物をゾル化させた後、遠心分離機(日立工機社製、型式:himacCR−GIII)により1000rpmで3分間遠心し、試料の細胞を回収した。
細胞の生存率を定量的に評価するために、フローサイトメトリーによる測定を行った。包埋された細胞の単離は、上記(e)に記載の方法で行った。細胞を包埋した高融点ゲル状組成物を、CO2インキュベーター(5%CO2、30℃)中に24時間静置した。その後、1%コラゲナーゼ(和光純薬社製)および0.2%トリプシンインヒビター(和光純薬社製)を含むPBS(−)を10ml加えた。コラゲナーゼの最終濃度が0.02%になるようにPBS(−)で希釈して調整後、37℃の恒温槽で30分間振とうして細胞塊を分散させた。その後、上記(e)と同様の手順によってPI染色を行った。
{細胞生存率(%)}={1−(死細胞数)/(全細胞数)}×100
上記(e)に記載の方法で調製した細胞包埋ゲル状組成物を、CO2インキュベーター(5%CO2、30℃)中に24時間静置した。その後、4%パラホルムアルデヒド/PBSに浸し、4℃で18時間静置した。4%パラホルムアルデヒド/PBSを取り除いた後、細胞包埋ゼラチン状組成物をPBS(−)により洗浄し、エタノールにより脱水し、レモゾール(和光純薬製)により透徹し、パラフィン包埋した。パラフィン包埋された細胞包埋ゼラチン状組成物を、ミクロトームにより、厚さ8μmに薄切し、スライドガラス上にマウントした。レモゾールによりパラフィンを除去した後、エタノールにより段階的に洗浄してレモゾールを除去し、その後水洗した。得られたスライド標本を、ヘマトキシリン・エオジン染色後、光学顕微鏡(オリンパス社製、型式:BX51)により観察し、結果を表−3に記載した。すべてのスライド標本について細胞が均一に分散していたものを○、全標本について細胞が均一に分散できない、ゾル化のために評価できなかった、実験しなかったものを×として記載した。
<高融点ゼラチン(融点:33℃の調製>
酸可溶性アテロコラーゲン(日本ハム社製、ブタ皮膚由来コラーゲン)を分子量分画フィルター(ミリポア社製、アミコンウルトラ−15、分子量50kDa以上用)に入れて遠心分離機(日立工機社製、型式:himac CRG III)で濃縮し、1質量%の濃度になるように調製した。アテロコラーゲン濃度が1.0質量%の水溶液を60℃で10分間加熱し、アテロコラーゲンを熱変性させて、1.0質量%アテロコラーゲンゾルを得た。得られたゾルを、8℃で10分間冷却してゲル化させ、高融点ゼラチン組成物を得た。得られた高融点ゼラチン組成物につき、上記(b)〜(g)の特性を評価し、結果を表−2および表−3に記載した。
比較例の基材は、前記した(1)〜(3)の市販品である。実施例1に記載の例において、高融点ゼラチンを(1)コラーゲン(比較例1)、(2)ゼラチン(比較例2)、または、(3)ペプチドハイドロゲル(比較例3)に変えた他は、実施例1におけると同様の手順で、特性評価用試料を調製した。得られた特性評価用試料につき、上記(b)〜(g)の特性を評価し、結果を表−2および表−3に記載した。
上記実施例1、比較例1〜比較例3の基材につき、上記(a−1)「試料との均一な混合の難易性」および(a−2)「ゲルの硬さ(ヤング率)制御」を、上に記載の手順で試験し、その結果を、表−1に記載した。
1.本発明に係る高融点ゼラチン組成物は、試料との均一な混合が容易であり、かつ、ゲルの硬さ制御も容易であることから、試料包埋用の基材として適している可能性がある。
2.一方、比較例1のコラーゲンおよび比較例3のペプチドハイドロゲルは、試料との均一な混合が困難であり、ゲルの硬さも制御できないため、試料包埋用の基材には適さない。
3.比較例2のゼラチンは、試料との均一な混合が容易であり、ゲルの硬さ制御も容易であるため、試料包埋用の基材として適している可能性がある。
1.本発明に係る高融点ゼラチン組成物は、試料を安定して包埋維持できる30〜45℃の温度範囲の融点を有し、この温度でゲル状態を維持する。
2.本発明に係る高融点ゼラチン組成物は、1.0〜10.0%の濃度範囲でゲルを調製でき、基材の硬さを制御することができるため、試料包埋用の基材として適している。
3.一方、比較例2のゼラチンは、融点が低く、一般的な細胞が安定して生育可能な30℃以上の温度ではゲル状態を維持できず、基材の硬さの制御もできないため、試料包埋用の基材には適さない。
1.本発明の細胞包埋ゼラチン組成物は、包埋された細胞が搬送工程において偏ることなく、均一に分布した状態で細胞を維持することができる。
2.本発明の細胞包埋ゼラチン組成物によって所望の場所に搬送された後に単離された細胞は、高い生存率を示す。
2、3:テロペプチド
4:アテロコラーゲンの分子構造
5:α鎖
6:β鎖
7:γ鎖
8:分子鎖が螺旋状になりゲル化した状態の模式図
9:試験管
10:基体
11:ピペット
12:試料
13:キャップ
14:実施例1の高融点ゼラチンの融点測定曲線
15:比較例2のゼラチンの融点測定曲線
Claims (15)
- ゼラチン濃度が1.0質量%、pHが7.5の0.01mol/lリン酸緩衝生理食塩水溶液をゲル化させた基材について、動的粘弾性測定法により測定した融点が30〜45℃の範囲にあることを特徴とする、試料を包埋可能な高融点ゼラチン組成物。
- ゼラチン濃度が1.0質量%、pHが7.5の0.01mol/lリン酸緩衝生理食塩水溶液をゲル化させた基材について、温度25℃において圧縮試験法により測定したヤング率が1〜50kPaである、請求項1に記載の高融点ゼラチン組成物。
- 温度が4〜45℃の範囲で基材がゲル状態を維持するものである、請求項1または請求項2に記載の高融点ゼラチン組成物。
- アテロコラーゲンを原料として製造されたものである、請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の高融点ゼラチン組成物。
- アテロコラーゲン濃度が1質量%未満の水溶液を濃縮して1〜2質量%とし、この濃縮液を45〜55℃の温度範囲で熱変性させた後、融点以下の温度に冷却することを特徴とする、高融点ゼラチン組成物の製造方法。
- アテロコラーゲンが酸可溶性アテロコラーゲンであり、前記アテロコラーゲン水溶液がpH2.5〜3.5である、請求項5に記載の高融点ゼラチン組成物の製造方法。
- アテロコラーゲン濃度が1質量%未満の水溶液を濃縮して1〜2質量%とし、この濃縮液を45〜55℃の温度範囲で熱変性させた後、γ鎖を単離し、さらに単離したγ鎖中のプロリン残基をヒドロキシル化することを特徴とする、高融点ゼラチン組成物の製造方法。
- γ鎖が、前記熱変成後の濃縮液を40〜50℃に加温してゲルろ過クロマトグラフィーにより分画して得られた分子量280〜320kDaのペプチドである、請求項7に記載の高融点ゼラチン組成物の製造方法。
- ヒドロキシル化が、プロリル−4−ヒドロキシラーゼにより、γ鎖に含まれるアミノ酸配列:Gly−X−Y(ここで、XおよびYは任意のアミノ酸残基を表す)のYがプロリン残基であるとき、当該プロリン残基を特異的にヒドロキシル化するものである、請求項7または請求項8に記載の高融点ゼラチン組成物の製造方法。
- アテロコラーゲン濃度が1質量%未満の水溶液を濃縮して1〜2質量%とし、この濃縮液を45〜55℃の温度範囲で熱変性させた後、融点以下の温度に冷却して得られたゲル状の高融点ゼラチン組成物に、試料が包埋されてなることを特徴とする、試料包埋ゲル状組成物。
- アテロコラーゲン濃度が1質量%未満の水溶液を濃縮して1〜2質量%とし、この濃縮液を45〜55℃の温度範囲で熱変性させた後、γ鎖を単離し、さらに単離したγ鎖中のプロリン残基をヒドロキシル化して、得られたゲル状の高融点ゼラチン組成物に、試料が包埋されてなることを特徴とする、試料包埋ゲル状組成物。
- 高融点ゼラチン組成物濃度が1〜20質量%である、請求項11に記載の試料包埋ゲル状組成物。
- 試料が、緩衝液と混合されたものである、請求項10ないし請求項12のいずれか一項に記載の試料包埋ゲル状組成物。
- 試料が、細菌、細胞、組織または食品である、請求項10ないし請求項13のいずれか一項に記載の試料包埋ゲル状組成物。
- 試料包埋ゲル状組成物を、水または水と緩衝液の混合液に浸し、試料包埋ゲル状組成物がゾル化するまで加温し、試料を試料包埋ゲル状組成物から分離・回収可能とされてなる、請求項10ないし請求項14のいずれか一項に記載の試料包埋ゲル状組成物。
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