JP2014109754A - コネクタ及び定着装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、表裏両面に設けられた電気的接点にコンタクト端子のバネ接点部が電気的に接触する構成において、必要以上の接点圧を加えずに確実に電気的に接触する。これにより高い部品寸法精度を要求することがないコネクタを提供する。
【解決手段】 面状発熱ヒータ5の表裏両面に設けられた電極部10に該面状発熱ヒータ5の表裏両面側から所定の圧接力で圧接される一対のバネ接点部16a,16bを有する断面コ字形状のコンタクト端子14と、該コンタクト端子14が面状発熱ヒータ5の表裏面方向に移動自在に挿入される断面コ字形状の空間15bと、該バネ接点部16a,16bを面状発熱ヒータ5の表裏両面に設けられた電極部10に接触可能とする開口部6bとを有し、該コンタクト端子14を収容する断面コ字形状のハウジング部材15と、を有する。
【選択図】 図7
【解決手段】 面状発熱ヒータ5の表裏両面に設けられた電極部10に該面状発熱ヒータ5の表裏両面側から所定の圧接力で圧接される一対のバネ接点部16a,16bを有する断面コ字形状のコンタクト端子14と、該コンタクト端子14が面状発熱ヒータ5の表裏面方向に移動自在に挿入される断面コ字形状の空間15bと、該バネ接点部16a,16bを面状発熱ヒータ5の表裏両面に設けられた電極部10に接触可能とする開口部6bとを有し、該コンタクト端子14を収容する断面コ字形状のハウジング部材15と、を有する。
【選択図】 図7
Description
本発明は、画像形成装置の定着装置に使用可能なコネクタに関するものである。
プリンタ等の画像形成装置において、画像形成手段で形成されたトナー像をシート上に転写し、加熱・加圧してシート上に定着させる定着装置としてフィルム式定着装置がある。
このフィルム式定着装置は、セラミック基板に面状の発熱体を設けた面状発熱ヒータを有する加熱装置を使用しており、面状発熱ヒータは支持部材に支持され、該支持部材の外側に筒状のフィルム部材が装着されている。
そして、フィルム部材を介して面状発熱ヒータに加圧ローラが加圧接触しており、該加圧ローラとフィルム部材との間に未定着トナー像を担持したシートが通過する際にトナー像を溶融してシートに定着させる。
このような定着装置において、面状発熱ヒータの片面には発熱体と電気的に接続された電極部がセラミック基板の端部に形成されている。そして、電極部に対して面状発熱ヒータを支持している支持部材の長手方向と直交する方向からコネクタを挿入する。これにより、コネクタに内設されているコンタクト端子が面状発熱ヒータの電極部に当接され、電気的に接続される。
コンタクト端子は、接点部での導通不良により発熱体が加熱できずに発生する定着不良を防ぐために、面状発熱ヒータの電極部に対して所定の接点圧を確保する必要がある。しかしながら、面状発熱ヒータは部品の公差や部品間のガタつきによって位置がずれることがあり、その微小な位置ずれにより接点圧が変化してしまう。
その対策として、特許文献1では、面状発熱ヒータの電極部にコンタクト端子の電極用バネ接点部が接触して付勢し、面状発熱ヒータの電極部と反対の面に支持用バネ接点部がスペーサを介して接触して電極用バネ接点部と逆方向に付勢する。
支持用バネ接点部の接点圧は、電極用バネ接点部の接点圧よりも大きく設定される。これにより面状発熱ヒータがヒータ支持部材側へ接触し、面状発熱ヒータの電極部とコンタクト端子の位置決め精度が向上し、電極用バネ接点部の変位量が安定する。これにより所定の接点圧を確保できる。
しかしながら、前述の特許文献1の技術でも以下の問題があった。
近年、プリンタ等の画像形成装置で印刷されるシートのサイズは多岐にわたる。前述した面状発熱ヒータにおいて、通常、発熱体の長手方向の長さは、定着装置を通過するシートの最大サイズ幅よりも大きく形成される。そのような面状発熱ヒータを有する定着装置において幅の小さいシートを通過させる場合は、面状発熱ヒータのシートが通過しない端部領域でシートに熱を与えることが無いため温度が上昇する。
そのため、フィルム部材を介して面状発熱ヒータに接触する加圧ローラの軸方向端部も温度が上昇する。加圧ローラにはシリコンゴム等の弾性体が使用される。その際に、ゴム部に温度差があると膨張量が異なり、その状態で使用し続けると定着不良が発生する可能性がある。このため、小サイズ幅のシートを印刷する際は、幅方向端部の熱を周辺部位に逃がすためにダウンタイム(冷却時間)を設ける等している。また、加圧ローラの軸方向における温度差により定着画像に光沢斑等が発生する場合もある。
この問題に対して、セラミック基板上に長さの異なる発熱体を複数配置して、加圧ローラの軸方向端部の温度上昇を防ぎ、ダウンタイムによる待機時間を設けることなく、定着画像不良を防止する場合がある。発熱体の長手方向の長さは任意に設定可能であり、使用するシート幅に合わせて発熱体の長手方向の長さに対してシートが通過しない領域を小さくするように加熱する発熱体を選択する。そうすることで加圧ローラの軸方向端部の温度上昇を防ぐことができる。しかしながら、セラミック基板上に長さの異なる面状の発熱体を複数配置すると、面状発熱ヒータのシート搬送方向の幅が大きくなるため、装置が大型化し、コストアップとなる。
この問題に対して、セラミック基板の両面に面状の発熱体を形成する両面発熱ヒータが使用される。両面発熱ヒータは、発熱体を両面に配置するので面状発熱ヒータのシート搬送方向の幅を抑えることができる。両面発熱ヒータは、電極部をセラミック基板端部の表裏両面で一対になるように形成する。
しかしながら、両面発熱ヒータの場合、特許文献1に示されるコネクタ内に挿入すると、コンタクト端子のバネ接点部による接点圧が両面発熱ヒータの表裏で異なり、接点圧が大きい側の電極部には必要以上の圧がかかり両面発熱ヒータにストレスを与える。
このため、両面発熱ヒータの表裏の接点圧を同等にする必要がある。また、両面発熱ヒータは、コンタクト端子の一対のバネ接点部が対向して接触するが、両面発熱ヒータの基板の厚みが小さい場合には、バネ接点部の変位量が小さくなってしまう。
また、部品の公差や部品間のガタつきで両面発熱ヒータの位置がずれると、バネ接点部の変位量が小さいために接点が浮いてしまい接触不良により定着不良が発生する。そのため、高い部品寸法精度が要求され、量産する際の歩留まりを低下させる可能性がある。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、表裏両面に設けられた電気的接点にコンタクト端子のバネ接点部が電気的に接触する構成において、必要以上の接点圧を加えずに確実に電気的に接触する。これにより高い部品寸法精度を要求することがないコネクタを提供するものである。
前記目的を達成するための本発明に係るコネクタの代表的な構成は、被コネクタ部材の表裏両面に設けられた電気的接点に該被コネクタ部材の表裏両面側から所定の圧接力で圧接される一対のバネ接点部を有する断面コ字形状のコンタクト端子と、前記コンタクト端子が前記被コネクタ部材の表裏面方向に移動自在に挿入される断面コ字形状の空間と、前記バネ接点部を前記被コネクタ部材の表裏両面に設けられた電気的接点に接触可能とする開口部とを有し、前記コンタクト端子を収容する断面コ字形状のハウジング部材と、を有することを特徴とする。
上記構成によれば、コンタクト端子がハウジングに対して移動自在に保持されている。これにより、コンタクト端子に対する被コネクタ部材の電気的接点の位置が部品公差や部品間のガタによってずれても、バネ接点部が被コネクタ部材の電気的接点の位置に追従する。これにより表裏の接点圧は略同等を保ち、高い部品寸法精度を要求しなくてもバネ接点部が確実に被コネクタ部材の電気的接点に接触し得る。
図により本発明に係るコネクタ及びこれを備えた定着装置の一実施形態を具体的に説明する。
<画像形成装置>
本実施形態では、電子写真方式で4連ドラム方式のカラー画像形成装置を用いて説明する。図9は、フルカラーレーザービームプリンタ(以下、「プリンタ」という)22の全体構成を示す縦断面図である。
本実施形態では、電子写真方式で4連ドラム方式のカラー画像形成装置を用いて説明する。図9は、フルカラーレーザービームプリンタ(以下、「プリンタ」という)22の全体構成を示す縦断面図である。
図9において、プリンタ22の下部には給送カセット23が引き出し可能に収納されている。そして、プリンタ22の図9の右側には手差し給送部24が配設されている。給送カセット23、手差し給送部24に積載収容された記録材は1枚毎に分離給送されるようになっている。プリンタ22は横一列に並設され、記録材上にトナー像を形成する画像形成手段として、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色毎に対応するカートリッジ25y,25m,25c,25k(カートリッジ25)を備えている。
カートリッジ25には、像担持体である感光ドラム26y,26m,26c,26k(感光ドラム26)、感光ドラム26の表面を均一にマイナス帯電する帯電装置27y,27m,27c,27k(帯電装置27)が設けられる。更に、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する現像ローラ28y,28m,28c,28k(現像ローラ28)が設けられる。更に、感光ドラム26に残っている残留トナーを除去する感光体クリーニングブレード29y,29m,29c,29k(感光体クリーニングブレード29)が内設されている。
現像ローラ28は感光ドラム26に対して当接離間可能な構成になっている。静電潜像された画像に合わせて現像ローラ28の当接及び離間を行うことで、現像ローラ28の寿命を向上させていて、現像ローラ28y,28m,28c,28kの順に当接する。そして、画像情報に基づいてレーザービームを照射して感光ドラム26上に静電潜像を形成するスキャナユニット30、中間転写ユニット31がカートリッジ25近傍に設けられている。
中間転写ユニット31は、一次転写ローラ32y,32m,32c,32k(一次転写ローラ32)、中間転写ベルト33、駆動ローラ34、従動ローラ35が設けられる。更に、中間転写ベルト33上に残留した転写残トナーを除去するクリーニング装置36を有したユニットとして構成されている。中間転写ベルト33は無端円筒状のベルトで、駆動ローラ34、従動ローラ35に張架されている。従動ローラ35は接地しており、図示しない付勢手段により図9の矢印d方向に付勢され、中間転写ベルト33に所定の張力を付与している。
そして、駆動ローラ34が、図示しないモータ等により回転駆動することで、中間転写ベルト33は、図9の矢印e方向に所定の速度で回転する。一次転写は、一次転写ローラ32y,32m,32c,32kにプラスのバイアス電圧を印加して、マイナス帯電された感光ドラム26y,26m,26c,26kの表面との電位差を利用することで行っている。
一次転写ローラ32と感光ドラム26とで形成されるニップ部で感光ドラム26から一次転写された中間転写ベルト33上のトナー像は、二次転写部37で記録材に転写された後に、転写画像の定着を行う定着装置1を記録材が通過する。その後、両面フラッパ38によって搬送路が切り替えられ、排出ローラ39、スイッチバックローラ40のどちらかに搬送される。スイッチバックローラ40側に搬送された記録材は、スイッチバックローラ40部で反転搬送して、再度、二次転写部37、定着装置1を通過した後、排出ローラ39側に搬送される。排出ローラ39を通過後、記録材は記録材積載部41に排出される。
<定着装置>
先ず、図1を用いてレーザービームプリンタ等の画像形成装置に設けられる定着装置1の構成について説明する。図1は本実施形態における定着装置1の断面図である。定着装置1は加熱装置2、加圧部材となる加圧ローラ3、シート搬送手段となる搬送ローラ4、シート搬送ガイド18及び外装部19等を有して構成される。
先ず、図1を用いてレーザービームプリンタ等の画像形成装置に設けられる定着装置1の構成について説明する。図1は本実施形態における定着装置1の断面図である。定着装置1は加熱装置2、加圧部材となる加圧ローラ3、シート搬送手段となる搬送ローラ4、シート搬送ガイド18及び外装部19等を有して構成される。
加熱装置2は、被コネクタ部材の一例としてのヒータとなる面状発熱ヒータ5を有する。更に、面状発熱ヒータ5を支持する支持部材となるヒータ支持部材6を有して構成される。面状発熱ヒータ5は、図3に示すように、絶縁性を有する基板9の表裏両面に設けられた一対の発熱体8a,8bを有する。更に、該基板9の長手方向両端部(図3(b),(c)の左右両端部)で且つ該基板9の表裏両面に設けられた電極部10a,10b,10c,10dを有する。電極部10a〜10dは、該一対の発熱体8a,8bの長手方向両端部(図3(b),(c)の左右両端部)にそれぞれ電気的に接続された電気的接点である。
基板9の表裏両面に設けられた発熱体8a,8bは、面状発熱ヒータ5の長手方向(図3(b),(c)の左右方向)に互いに異なる所定の長さを有して構成されている。発熱体8a,8bの長さは定着装置1の加圧ローラ3と、加熱装置2のヒータ支持部材6の外周に摺動回転自在に設けられる筒状のフィルム部材7とが当接する定着ニップ部20を通過するシートSの幅サイズに対応して設定される。
また、図3(b),(c)に示すように、基板9の長手方向両端部(図3(b),(c)の左右両端部)で且つ該基板9の表裏両面に設けられる電極部10a〜10dは以下の通りである。
即ち、該基板9の長手方向一端部(図3(b),(c)の右端部)の表裏両面に設けられる接地される電極部10b,10dは基板9の表裏両面で重なり合う同じ位置に配置される。また、該基板9の長手方向他端部(図3(b),(c)の左端部)の表裏両面に設けられる電力が供電される電極部10a,10cは基板9の表裏両面で互いに重ならない異なる位置に配置される。
各発熱体8a,8bの両端部に電気的に接続して設けられた各電極部10a〜10dに、図7に示すようにコンタクト端子14の一対のバネ接点部16a,16bが所定の圧接力で圧接して電気的に接触する。そして、該コンタクト端子14に電気的に接続されたケーブル21を介して図示しない電源から電力を投入すると、各発熱体8a,8bは同時に、或いは選択的に発熱する。
尚、図7及び図8は図3(b),(c)の右端部で示す基板9の表裏両面で重なり合う同じ位置に配置される接地側の電極部10b,10dにコンタクト端子14の一対のバネ接点部16a,16bが所定の圧接力で圧接して電気的に接触する一例である。
図3(b),(c)の左端部で示す基板9の表裏両面で互いに重ならない異なる位置に配置される電力供給側の電極部10a,10cの場合がある。その場合にはコンタクト端子14の一対のバネ接点部16a,16bのうちの一方のバネ接点部16a(16b)のみが電極部10a(10c)に所定の圧接力で圧接して電気的に接触する。他方のバネ接点部16b(16a)は基板9の表面に所定の圧接力で圧接される。
加熱装置2は図示しない付勢手段によって加圧ローラ3側に付勢される。これにより、フィルム部材7と加圧ローラ3とが加圧当接される。加圧ローラ3は、図示しない駆動源による外部からの駆動により回転する。加熱装置2はヒータ支持部材6の外周を摺動回転自在に設けられた筒状のフィルム部材7で覆われており、該フィルム部材7は加圧ローラ3に当接し、該加圧ローラ3に従動回転する。
図示しない画像形成装置の画像形成部において形成された未定着トナー像を担持したシートSが加熱装置2と加圧ローラ3との接触部からなる定着ニップ部20に搬送される。すると、熱と圧力によってトナーがシートSに固着し、その後、搬送ローラ4により図示しない排出部へ排出される。
<加熱装置>
次に図1〜図4を用いて本実施形態における加熱装置2の構成について説明する。
次に図1〜図4を用いて本実施形態における加熱装置2の構成について説明する。
先ず、図3を用いて面状発熱ヒータ5の構成について説明する。図3(a)は面状発熱ヒータ5の断面図であり、図3(b)は図3(a)の矢印b方向から見たシートSの幅方向に長い発熱体8aを配置した面を示す。図3(c)は図3(a)の矢印c方向から見たシートSの幅方向に短い発熱体8bを配置した面を示す。
面状発熱ヒータ5は、セラミック系の材料からなる絶縁性を有する基板9を有する。更に、該基板9の表裏両面に設けられる発熱体8a,8bを有する。更に、図7に示すようにコンタクト端子14の一対のバネ接点部16a,16bが所定の圧接力で圧接して電気的に接触して電力が供給されるか、或いは接地される電極部10a〜10dを有する。更に、電極部10a〜10dから発熱体8a,8bへ電気を導通させる導通部11を有する。更に、ガラス等を材料として発熱体8a,8bと導通部11とを保護する保護層12が基板9の表裏両面に設けられている。電極部10a〜10dは保護層12から露出している。
発熱体8a,8bは、本実施形態の画像形成装置に使用される様々なサイズのシートSに対応するために長手方向(図3(b),(c)の左右方向)の長さが異なっている。
そして、図4〜図7に示すコネクタ13のコンタクト端子14の接続端子14aに電気的に接続されたケーブル21を介して図示しない電源から電力が供給される。すると、該コンタクト端子14の一対のバネ接点部16a,16b、電極部10、導通部11を介して発熱体8a,8bに電流が流れて該発熱体8a,8bにジュール熱が発生する。
そして、電力量と発熱体8a,8bの抵抗値に応じて所定の温度で各発熱体8a,8bが発熱する。電力の供給を制御することで、各発熱体8a,8bを同時に発熱するか、或いは、どちらか一方の発熱体8a,8bのみを発熱させるかは任意に変更可能である。
本実施形態において、接地される電極部10b,10dは、図3(b),(c)に示すように、基板9の表裏両面で重なり合う位置に配置される。
<コネクタの取り付け>
次に図2及び図4を用いてコネクタ13の取り付けについて説明する。図2は面状発熱ヒータ5と、ヒータ支持部材6との支持関係を示しており、図2(a)は全体構成を示す。図2(b)の下側は図1に示すように、面状発熱ヒータ5のフィルム部材7と接触する側を示す。図2(c)の上側はヒータ支持部材6の支持面6c側に設けられ、コネクタ13のコンタクト端子14の一対のバネ接点部16a,16bを電極部10に接触可能とする開口部6bを示す。
次に図2及び図4を用いてコネクタ13の取り付けについて説明する。図2は面状発熱ヒータ5と、ヒータ支持部材6との支持関係を示しており、図2(a)は全体構成を示す。図2(b)の下側は図1に示すように、面状発熱ヒータ5のフィルム部材7と接触する側を示す。図2(c)の上側はヒータ支持部材6の支持面6c側に設けられ、コネクタ13のコンタクト端子14の一対のバネ接点部16a,16bを電極部10に接触可能とする開口部6bを示す。
ヒータ支持部材6は、長手方向(図2(a)の左右方向)に沿って設けられた溝部6a内に面状発熱ヒータ5を収容して支持し、図1に示す筒状のフィルム部材7を摺動回転自在に支持する。これによりフィルム部材7の回転軌跡を規制する。
ヒータ支持部材6は、図2(c)に示すように、面状発熱ヒータ5の支持面6c側に電極部10がある場合、該電極部10が露出するように開口部6bが設けられている。図4は面状発熱ヒータ5にコネクタ13を取り付ける様子を示す。コネクタ13はフィルム部材7の長手方向端部よりも外側で図4の矢印a方向へ挿入してヒータ支持部材6に取り付けられる。
<コネクタの構成>
次に図5及び図6を用いてコネクタ13の構成について説明する。図5はコネクタ13のコンタクト端子14の構成を示す斜視説明図である。図6はコネクタ13のハウジング部材15内で面状発熱ヒータ5の表裏面方向(図6の上下方向)に移動自在に挿入されるコンタクト端子14の断面説明図である。
次に図5及び図6を用いてコネクタ13の構成について説明する。図5はコネクタ13のコンタクト端子14の構成を示す斜視説明図である。図6はコネクタ13のハウジング部材15内で面状発熱ヒータ5の表裏面方向(図6の上下方向)に移動自在に挿入されるコンタクト端子14の断面説明図である。
図6に示すように、コネクタ13は、断面コ字形状のハウジング部材15と、該ハウジング部材15の内部に移動可能に収容される断面コ字形状のコンタクト端子14とを有して構成される。コンタクト端子14は導電性を有するステンレスやチタン合金等を材料とし、表面をメッキ処理してある。
また、面状発熱ヒータ5の表裏両面に設けられた電極部10に該面状発熱ヒータ5の表裏両面側から所定の圧接力で圧接される一対のバネ接点部16a,16bを有する。バネ接点部16a,16bは図6の上下対称形状で構成される。また、図6に示すように、面状発熱ヒータ5がコンタクト端子14の断面コ字形状の凹部14b内(凹部内)に挿入されていない状態では、コンタクト端子14の一対のバネ接点部16a,16bの間には所定の隙間16cが形成されている。
コネクタ13のハウジング部材15には、コンタクト端子14が面状発熱ヒータ5の表裏面方向(図6の上下方向)に移動自在に挿入される断面コ字形状の空間15bが設けられている。
コンタクト端子14は、ハウジング部材15の断面コ字形状の凹部15aとは反対側(図6の右側)に設けられた図示しない開口部から差し込まれる。ハウジング部材15の内壁面には、コンタクト端子14が図6に示す所定の位置まで差し込まれると該コンタクト端子14の柱部14cを摺動自在に係止して外れなくする抜止部17が突設されている。抜止部17は、面状発熱ヒータ5をコンタクト端子14の断面コ字形状の凹部14b内(凹部内)に挿入する方向(図6の左右方向)において該コンタクト端子14をハウジング部材15に対して位置規制する位置規制手段として構成される。
図6に示すように、コンタクト端子14はハウジング部材15に対して面状発熱ヒータ5の表裏面方向(図6〜図8の上下方向)にそれぞれクリアランスAが設けられている。ハウジング部材15の内壁面に突設されてる抜止部17は、ハウジング部材15内でコンタクト端子14が面状発熱ヒータ5の変位方向となる図6〜図8の上下方向に移動自在に保持するように本実施形態では2カ所設けている。これにより、コンタクト端子14の柱部14cはハウジング部材15の凹部15a側の柱部15cと抜止部17との間に位置規制されて図6〜図8の上下方向に移動自在に保持される。
コンタクト端子14のバネ接点部16a,16bは、図6〜図8の上下で対向して配置される。コンタクト端子14のバネ接点部16a,16bは表面のメッキが剥がれるのを防ぐために面状発熱ヒータ5を支持したヒータ支持部材6に取り付いていない状態では図6に示すように、所定の隙間16cが形成されており、接触していない。
図7及び図8はコネクタ13が面状発熱ヒータ5を支持するヒータ支持部材6に取り付いたときの該コネクタ13の断面を示す。図7は面状発熱ヒータ5がコンタクト端子14の対向するバネ接点部16a,16bにおける図7の上下方向の略中心に位置するときを示す。図8は面状発熱ヒータ5が図7に示す位置よりも下方に位置するときを示す。
ヒータ支持部材6に支持された面状発熱ヒータ5の電極部10をコネクタ13のハウジング部材15の断面コ字形状の凹部15a内(凹部内)に挿入して該ハウジング部材15がヒータ支持部材6を挟み込む。そして、コンタクト端子14の一対のバネ接点部16a,16bが面状発熱ヒータ5の電極部10に電気的に接触して発熱体8a,8bへ電力を供給する。
このとき、面状発熱ヒータ5を支持するヒータ支持部材6がハウジング部材15の断面コ字形状の凹部15a内(凹部内)に嵌入され、コンタクト端子14は一対のバネ接点部16a,16bのみで該面状発熱ヒータ5の表裏両面に設けられた電極部10に接触する。コンタクト端子14の一対のバネ接点部16a,16bの圧力が略同等に設定され、コンタクト端子14はハウジング部材15に対して移動自在に保持される。
コネクタ13が面状発熱ヒータ5を支持したヒータ支持部材6に取り付くと、ハウジング部材15はヒータ支持部材6に嵌合して取り付く。バネ接点部16a,16bは、面状発熱ヒータ5の表裏両面の電極部10へ同等に設定された所定の接点圧で接触する。
図8に示すように、各部品の寸法精度が振れたときを考える。例えば、本実施形態では図8に示す溝部6aの底面と支持面6cとの間の寸法B2が、図7に示す溝部6aの底面と支持面6cとの間の寸法B1よりも大きくなるような寸法誤差が生じた場合を考える。
この場合、図8に示すように、面状発熱ヒータ5の図8の上下方向の位置がずれる。しかし、本実施形態では、コンタクト端子14はハウジング部材15の空間15b内で図8の上下方向に移動自在に保持されている。また、コンタクト端子14の一対のバネ接点部16a,16bの図8の上下方向の圧力が略同等に設定されている。
これにより、コンタクト端子14の図8の上下方向の中心位置が、面状発熱ヒータ5の図8の上下方向の中心位置に追従する。コンタクト端子14の一対のバネ接点部16a,16bの上下方向の圧力が略同等を維持するため、面状発熱ヒータ5にストレスを与えず、高い部品寸法精度を要求しなくても、バネ接点部16a,16bと電極部10とが確実に接触する。これにより、定着装置1によるトナー像の定着不良を起こさないことで、量産歩留まりが低下することがない。
5 …面状発熱ヒータ(被コネクタ部材;ヒータ)
6b …開口部
10,10a〜10d …電極部(電気的接点)
14 …コンタクト端子
15 …ハウジング部材
15b …空間
16a,16b …バネ接点部
6b …開口部
10,10a〜10d …電極部(電気的接点)
14 …コンタクト端子
15 …ハウジング部材
15b …空間
16a,16b …バネ接点部
Claims (8)
- 被コネクタ部材の表裏両面に設けられた電気的接点に該被コネクタ部材の表裏両面側から所定の圧接力で圧接される一対のバネ接点部を有する断面コ字形状のコンタクト端子と、
前記コンタクト端子が前記被コネクタ部材の表裏面方向に移動自在に挿入される断面コ字形状の空間と、前記バネ接点部を前記被コネクタ部材の表裏両面に設けられた電気的接点に接触可能とする開口部とを有し、前記コンタクト端子を収容する断面コ字形状のハウジング部材と、
を有することを特徴とするコネクタ。 - 前記被コネクタ部材または前記被コネクタ部材を支持する支持部材が前記ハウジング部材の断面コ字形状の凹部内に嵌入され、前記コンタクト端子は前記一対のバネ接点部のみで前記被コネクタ部材の表裏両面に設けられた電気的接点に接触していることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
- 前記被コネクタ部材を前記コンタクト端子の断面コ字形状の凹部内に挿入する方向において該コンタクト端子を前記ハウジング部材に対して位置規制する位置規制手段を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
- 前記被コネクタ部材の表裏両面に設けられた電気的接点に該被コネクタ部材の表裏両面側から所定の圧接力で圧接される一対のバネ接点部は、対称形状で構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコネクタ。
- 前記被コネクタ部材が前記コンタクト端子の断面コ字形状の凹部内に挿入されていない状態では、前記コンタクト端子の一対のバネ接点部の間には所定の隙間が形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のコネクタ。
- 絶縁性を有する基板と、
前記基板の表裏両面に設けられた一対の発熱体と、
前記基板の長手方向両端部で且つ該基板の表裏両面に設けられ、前記一対の発熱体にそれぞれ電気的に接続された電極部と、
を有するヒータと、
前記ヒータを支持するヒータ支持部材と、
前記ヒータ支持部材の外周に摺動回転自在に設けられる筒状のフィルム部材と、
前記フィルム部材と加圧当接する加圧部材と、
を有する定着装置において、
請求項1〜5のいずれか1項に記載のコネクタの前記コンタクト端子の一対のバネ接点部が前記基板の表裏両面に設けられた電極部に電気的に接触して前記発熱体へ電力を供給することを特徴とする定着装置。 - 前記電極部を前記コネクタの前記ハウジング部材の断面コ字形状の凹部内に挿入して該ハウジング部材が前記ヒータ支持部材を挟み込み、前記コンタクト端子の一対のバネ接点部が前記電極部に電気的に接触して前記発熱体へ電力を供給し、
前記一対のバネ接点部の圧力が略同等に設定され、前記コンタクト端子は前記ハウジング部材に対して移動自在に保持されていることを特徴とする請求項6に記載の定着装置。 - 記録材にトナー像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段により記録材上に形成されたトナー像を定着する請求項6または請求項7に記載の定着装置と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012265482A JP2014109754A (ja) | 2012-12-04 | 2012-12-04 | コネクタ及び定着装置及びこれを備えた画像形成装置 |
| US13/891,550 US8995868B2 (en) | 2012-05-11 | 2013-05-10 | Connector for heater, and fixing apparatus |
| US14/606,479 US9291984B2 (en) | 2012-05-11 | 2015-01-27 | Connector for heater, and fixing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012265482A JP2014109754A (ja) | 2012-12-04 | 2012-12-04 | コネクタ及び定着装置及びこれを備えた画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2014109754A true JP2014109754A (ja) | 2014-06-12 |
Family
ID=51030401
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2012265482A Pending JP2014109754A (ja) | 2012-05-11 | 2012-12-04 | コネクタ及び定着装置及びこれを備えた画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2014109754A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3599512A1 (en) | 2018-07-25 | 2020-01-29 | Ricoh Company, Ltd. | Heater, heating device, fixing device, and image forming apparatus |
| US10571839B2 (en) | 2018-04-26 | 2020-02-25 | Kyocera Documents Solutions Inc. | Fixing device and image forming apparatus |
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2012
- 2012-12-04 JP JP2012265482A patent/JP2014109754A/ja active Pending
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