JP2014120094A - 医療情報検索システム及び医療情報検索装置 - Google Patents

医療情報検索システム及び医療情報検索装置 Download PDF

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Abstract

【課題】利用者による医療情報の検索処理の効率化、迅速な取得、容易な把握を可能とする医療情報検索システム及び医療情報検索装置を提供する。
【解決手段】患者の検査データを閲覧するクライアント端末と、医療機関から送信される検査データを登録、管理するとともに、クライアント端末からの要求に基づいて検査データを特定のグループごとに表示させるサーバ装置と、を備える医療情報検索システムであって、サーバ装置は、登録された検査データに対して症例IDを付与する症例ID付与部と、症例IDが付与された検査データを、同じ症例IDが付与された検査データごとにグループとしてまとめて管理する症例データ管理部とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明の実施の形態は、医療情報検索システム及び医療情報検索装置に関する。
現在の医療制度の下では、ある医療機関を受診した際の検査や診療の情報は、当該医療機関にのみ保管されることが基本となっている。従って、医療機関の間で検査や診療の情報がやり取りされることはまれであり、例えば、同じ検査であっても異なる医療機関で重ねて受診することになってしまうこともあって無駄である。
患者にしても、症状、状態に合わせて、例えば、診察を受ける医療機関、手術を受ける医療機関、術後(リハビリ等)に受診する医療機関、というように複数の医療機関に掛かることも珍しいことではない。このような状況の下、患者の医療情報を各医療機関で個別に保有しているのでは利用しにくい。
一方、近年患者の内部情報を医用画像等の医療情報を取得する、例えば、X線CT装置(computed tomography:コンピュータ断層撮影装置)や、磁気共鳴診断装置(MRI:magnetic resonance imaging)医用画像診断装置の技術が進展している。取得された医療情報は電子的に保管することができるため、例えば、インターネット等の公衆回線等を利用することにより、当該医療情報を簡単にやり取りすることが可能とされている。
さらには、医療情報を単数、或いは、複数の医療機関で共同して保管する試みもなされている(例えば、以下の特許文献1参照)。
このように各医療機関がそれぞれで管理していた患者の医療情報を、例えば地域でまとめて管理することで、複数の医療機関の間で当該医療情報の共有が可能となる。従って、例えば、ある医療機関を受診していた患者に関する医療情報に対して他の医療機関からアクセスすることもできる。
特開2010−079712号公報
しかしながら、他の医療機関を受診した患者の医療情報にアクセスして検査データを取得しても、個々の検査データの取得に止まることが多い。例えば、ある検査データに関連する他の検査に関する情報や、当該検査データ自体の過去の検査データを取得することが非常に困難である。もちろん完全に不可能なわけではないが、関連する検査データを網羅的に把握するには、手間、時間が掛かりすぎる。
これは、例えば、複数の医療機関から送られてくる非常に膨大な1つ1つの検査データが、それぞれバラバラにまとまりなく管理されていることもその一因であるとも考えられる。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、患者の疾病について関連する一連の医療情報をまとめて管理することにより、利用者による医療情報の検索処理の効率化、迅速な取得、容易な把握を可能とする医療情報検索システム及び医療情報検索装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明の特徴は、患者の検査データを閲覧するクライアント端末と、医療機関から送信される検査データを登録、管理するとともに、クライアント端末からの要求に基づいて検査データを特定のグループごとに表示させるサーバ装置と、を備える医療情報検索システムであって、サーバ装置は、登録された検査データに対して症例IDを付与する症例ID付与部と、症例IDが付与された検査データを、同じ症例IDが付与された検査データごとにグループとしてまとめて管理する症例データ管理部とを備える。
請求項6に記載の発明の特徴は、医療情報検索装置において、患者の検査データを登録する検査データ登録部と、登録された検査データに対して症例IDを付与する症例ID付与部と、症例IDが付与された検査データを、同じ症例IDが付与された検査データごとにグループとしてまとめて管理する症例データ管理部とを備える。
実施の形態における医療情報検索システムの全体構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態におけるサーバ装置の内部構成を示すブロック図である。 実施の形態における検査データの保存、管理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態における検査データに対して症例IDを付与する流れを示すフローチャートである。 実施の形態における症例ID付与部の内部構成を示すブロック図である。 実施の形態における検査データが新規に登録された状態を示すテーブルの一例である。 実施の形態におけるクライアント端末の表示部での表示態様の一例を示す画面例である。 実施の形態におけるクライアント端末の表示部での表示態様の一例を示す画面例である。 実施の形態における病名編集の大まかな流れを示すフローチャートである。 実施の形態における病名編集の詳細な流れを示すフローチャートである。 実施の形態における病名編集部の内部構成を示すブロック図である。 実施の形態におけるクライアント端末の表示部での病名編集中の表示態様の一例を示す画面例である。 実施の形態におけるクライアント端末の表示部での病名編集中の表示態様の一例を示す画面例である。 実施の形態における病名と症例IDとの関係を示すテーブルの一例である。 実施の形態における病名編集の詳細な流れを示すフローチャートである。 実施の形態における病名の入力の際(関連症例IDの付与を行う際)に表示されるクライアント端末の表示部での表示態様の一例を示す画面例である。 実施の形態における病名とキーとの関係を示すテーブルの一例である。 実施の形態における関連症例ID付与の状態を示すテーブルの一例である。 実施の形態における関連症例ID付与の状態を示すテーブルの一例である。 実施の形態における選択されたグループとともに同じ関連症例IDが付与されているグループをも表示させる場合の流れを示すフローチャートである。 実施の形態におけるクライアント端末の表示部での表示態様の一例を示す画面例である。 実施の形態におけるクライアント端末の表示部での表示態様の一例を示す画面例である。 実施の形態における症例結合・分離部の内部構成を示すブロック図である。 実施の形態における検査データの結合、或いは、分離の流れを示すフローチャートである。 実施の形態における症例の結合を行う際のクライアント端末の表示部での表示態様の一例を示す画面例である。 実施の形態における症例の結合を行う際のクライアント端末の表示部での表示態様の一例を示す画面例である。 第2の実施の形態における医療情報検装置の内部構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態における医療情報検部の内部構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、実施の形態における医療情報検索システムSの全体構成を示すブロック図である。医療情報検索システムSは、複数の医療機関H1ないしH3(以下、これら複数の医療機関H1ないしH3をまとめて適宜「医療機関H」と表わす)と、当該医療機関Hにおいて実施された検査データを保管するデータセンタDCと、これらを互いに接続する通信ネットワークNから構成される。
図1において破線で示される医療機関H内には、医師や技師といった医療従事者が必要に応じて患者の検査データを閲覧する際に利用するクライアント端末1が設けられている。また、患者に対して検査を行う際に、例えば、図示しない医用画像診断装置において得られた患者の内部情報等の検査データを記憶しておくデータベース2も設けられている。
なお、ここでは説明の便宜上、各医療機関H内に設けられている各種機器のうち、特にクライアント端末1とデータベース2のみを示しているが、これらの他にも様々な機器が設けられていても良い。また、例えば、病院情報管理システム(HIS:Hospital Information System)、放射線部門情報管理システム(RIS:Radiological Information System)、医用画像管理システム(PACS:Picture Archiving Communication System)といった各種管理システムが各医療機関H内に構築されていても良い。
クライアント端末1は、医療従事者が医用画像等の各種検査データを利用して患者の診察を行ったり、或いは、検査データの整理等を行う際に使用されるワークステーション等である。従って、図1には図示していないが、クライアント端末1は、少なくとも、キーボード等の入力装置、検査データを表示する表示装置といったワークステーションが備えている各種装置を備えている。またその処理能力に関しても、サーバ装置3から送信されるサーバ装置3において管理される検査データを最低限表示することができれば足りる。
データベース2は、医療機関Hにおいて行われる各種検査の結果(検査データ)を一時的に記憶しておく。データベース2に記憶された検査データは、適宜データセンタDCに設けられているデータベース4に送信される。
各医療機関Hが検査データとしていずれのデータをデータセンタDCへと送信するかは、各医療機関H内での取り決め、或いは、データセンタDCとの間の取り決めによって自由に設定することができる。また、どのようなタイミングで各医療機関HからデータセンタDCへ検査データが送信されるかについても任意に設定することができる。
なお、図1に示す医療情報検索システムSでは、医療機関Hとして3つ(3カ所)の医療機関H1ないしH3が後述する通信ネットワークNに接続されているが、通信ネットワークNに接続される医療機関Hの数は単数、或いは複数のいずれでも良く、その数は任意である。但し、ある地域において中核となるデータセンタDCに当該地域に設けられている医療機関Hの検査データを送り、医療機関Hが共同してまとめて検査データを管理する場合には、医療機関Hは複数通信ネットワークNに接続されることになる。
データセンタDCは、通信ネットワークNを介して接続される医療機関Hから送信される検査データを保管、管理する装置、或いは、施設である。図1において一点鎖線で示されるデータセンタDC内には、クライアント端末1からの要求に基づいて保管、管理している検査データを検索し、検査データをクライアント端末1の表示部に表示させるサーバ装置3と、各医療機関Hから送られてくる検査データを保管するデータベース4とが設けられている。従って、クライアント端末1とサーバ装置3との関係は、シンクライアントの関係であっても良い。
なお、ここでは説明の便宜上、データセンタDC内に設けられている各種機器のうち、特にサーバ装置3とデータベース4のみを示しているが、これらの他にも様々な機器が設けられていても良い。
通信ネットワークNは、各医療機関HとデータセンタDCとをそれぞれつなぎ、互いの間で、検査データのやりとりを可能とする。通信ネットワークNの例としては、LAN(Local Area Network)やインターネット等のネットワークを挙げることができる。また、この通信ネットワークNで使用される通信規格は、DICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)等、いずれの規格であっても良い。
図2は、第1の実施の形態におけるサーバ装置3の内部構成を示すブロック図である。サーバ装置3は、CPU(Central Processing Unit)3aと、ROM(Read Only Memory)3bと、RAM(Random Access Memory)3cと、通信制御部3dと、記憶部3e及び入出力インターフェイス3fがバス3gを介して接続されている。入出力インターフェイス3fには、検査データ登録部3hと、症例ID付与部3iと、症例データ管理部3jと、病名編集部3kと、症例結合・分離部3lと、症例ID更新部3mとが接続されている。
CPU3aは、例えばクライアント端末1からの入力信号に基づいてROM3bからサーバ装置3を起動するためのブートプログラムを読み出して実行し、記憶部3eに格納されている各種オペレーティングシステムを読み出す。またCPU3aは、入出力インターフェイス3fを介して、図2において図示していないその他の外部機器からの入力信号に基づいて各種装置の制御を行う。さらにCPU3aは、RAM3cや記憶部3e等に記憶されたプログラム及びデータを読み出してRAM3cにロードするとともに、RAM3cから読み出されたプログラムのコマンドに基づいて、検査データの登録のための処理やデータの計算、加工等、一連の処理を実現する処理装置である。
通信制御部3dは、LANカードやモデム等の手段であり、サーバ装置3をインターネットやLAN等の通信ネットワークNに接続することを可能とする手段である。通信制御部3dを介して通信ネットワークNと送受信したデータは入力信号または出力信号として、入出力インターフェイス3f及びバス3gを介してCPU3aに送受信される。
記憶部3eは、半導体や磁気ディスクで構成されており、CPU3aで実行されるプログラムやデータが記憶されている。
なお、サーバ装置3に設けられている検査データ登録部3h、症例ID付与部3i、症例データ管理部3j、病名編集部3k、症例結合・分離部3l、症例ID更新部3mについての機能、働きについては、後述する検査データの保存、管理の流れを説明する際に併せて説明する。
そこで、まず、新規に医療機関Hから送られてきた検査データに対して管理をする上で必要な「症例ID」を付与した上で、症例IDごとにグループで保存、管理する流れについて説明する。
図3は、実施の形態における検査データの保存、管理の流れを示すフローチャートである。また、図4は、図3に示すフローチャートの中で、特に検査データに対して症例IDを付与する流れを示すフローチャートである。また、適宜、図5ないし図8も利用しながら以下、検査データの保存、管理の流れを説明する。
まず、データセンタDCにおけるサーバ装置3の検査データ登録部3hは、通信ネットワークNと接続されている各医療機関Hから、それぞれの医療機関Hにおいて実施された患者に対する検査の結果(検査データ)の受信の有無を判断する(図3のST1)。医療機関Hは、新たな検査データが発生した場合には、これら検査データをまとめて登録、管理する役割を持つデータセンタDCへと送信する。但し、送信は、例えば、医療機関Hにおける全ての検査が終了された後、等、予め定められた任意のタイミングで行われることになる。
医療機関Hからから新規の検査データが送信されたか否かの判断によって、検査データ登録部3hが新規の検査データを受信していないと判断した場合には(ST1のNO)、そのまま待機となる。
一方、新規の検査データが送信されて来た場合には(ST1のYES)、まず受信した新規の検査データをひとまず登録する(ST2)。登録先は、データベース4であっても、例えば、後述する症例IDが付与されるまでは一時的にサーバ装置3の記憶部3eに登録(記憶)されるようにしても良い。
次に、登録された新規の検査データをグループで管理することを可能とするために、当該検査データに対して症例IDを付与する(ST3)。ここで、「症例ID」とは、検査データが表わす「症例に関する病名」ごとに付与されるIDのことであり、医療情報を検索する際に用いられる。従って、同じ症例IDが付与された検査データであれば、それらは互いに同じ病名を持つ疾病に関する検査データであり、同じグループに含まれる検査データであることが明らかとなる。
症例IDの付与は、サーバ装置3に設けられている症例ID付与部3iにおいて行われる。図5は、実施の形態における症例ID付与部3iの内部構成を示すブロック図である。症例ID付与部3iは、受信部11と、検査データ取得部12と、判断部13と、比較部14と、ID付与部15と、症例IDが付与された検査データをデータベース4において保存、管理するために送信する送信部16とから構成される。
なお、これら症例ID付与部3iを構成する各部の機能、働きについては、以下に説明する検査データの保存、管理の流れの中で適宜説明する。また、適宜具体例を挙げて説明を行うことが理解に資する。そこで、図6に示すテーブルに表わされている検査データを例に挙げることとする。
図6は、実施の形態における検査データが新規に登録された状態を示すテーブルの一例である。当該テーブルは、データベース4内に設けられるものであり、各医療機関Hから送信された検査データに対して最終的に症例IDが付与された検査データが患者ごとに登録されている。従って、当該テーブルには、ある患者がこれまで受診してきた検査の結果がまとめて保存、管理されていることになる。
当該テーブルの最上段に示されているように、登録される検査データを示す項目として、左から「治療/検査/投薬」、「病院」、「実施日」、「結果/所見」、及び「症例ID」といった5つの項目が設けられている。1つの検査データは、これらの項目をもって特定され登録されている。すなわち、図6に示すテーブルでは、全てがある患者が受診してきた結果の検査データではあるが、1行1行が異なる1つずつの検査データを示していることになる。
例えば、項目の行を除き上から6つ目に示されている検査データは、「臨床化学検査(治療/検査/投薬)」であり、当該検査は、「B病院」において「2010年11月14日」に行われており、当該検査結果に対する医療従事者の「結果/所見」は、「血清カリウム値上昇」とのことである。また、この検査データに対して付与された症例IDは、「102」である。本発明の実施の形態におけるデータセンタDCでは、このようなテーブルを用いて検査データを保存、管理している。
ところで症例IDの付与は、以下の流れに沿って行われる。図4は上述したように、検査データに対して症例IDを付与する流れを示すフローチャートである。ここではまず、検査データ取得部12において、一旦登録された新規の検査データを取得する(ST11)。これは、症例IDを付与するに当たって必要な情報を取得するためであり、また、症例IDを新たな情報として付加するためである。
ここでは、図6のテーブルに示されている検査データのうち、上2つの行にそれぞれ示されている「インターフェロン」と「血液検査」という2つの検査データを例に挙げて検査データの保存、管理の流れについて説明する。これら説明のために例として挙げる「インターフェロン」と「血液検査」という2つの検査データは、いずれも「D病院」で同じ実施日(2011年02月08日)に行われた検査の結果である。
なお、ここで症例IDの付与は、検査データごとに行われる処理である。従って、まず、「インターフェロン」と示されている検査データに対する症例IDの付与について説明する。
新規に登録された検査データが検査データ取得部12において取得されると、取得された新規な検査データが判断部13へと送信される。ここでの「新規な検査データ」とは、同一の患者に関する、上述した「インターフェロン」である。判断部13では、検査データ取得部12において取得された「新規な検査データ(インターフェロン)」を確認し、当該新規な検査データと同じ検査データが既に登録されているか否かを確認する(ST12)。
判断部13が図6に示すテーブルに登録されている検査データを検索して既登録の有無を判断する。ここでは、新規な検査データである「インターフェロン」と同じ検査データである「インターフェロン」という検査データが該当する同一患者について既に登録されているか否かが判断される(ST13)。その結果、「登録済みの検査データ」がある場合には(ST13のYES)、当該登録済みの検査データを取得して以下に説明する比較を行う。ここで新規な検査データと同じ検査データで登録済みのものが複数ある場合には、これら全ての検査データを取得する。
判断部13は、取得した登録済みの検査データの中で最も実施日が新しい検査データの当該実施日に関する情報を把握する。同時に新規な検査データの実施日に関する情報も把握する(ST14)。
具体的には、上述したようにここでは新規な検査データが「インターフェロン」である。図6に示すテーブルの一例では、この新規な検査データは、項目の欄を除き上から2行目、色つきの下側に示されている。なおこの新規な検査データである「インターフェロン」については、症例IDが示されているが、これは図6に示すテーブルの一例が症例IDが付与された後の状態を示しているからであり、現段階ではまだ症例IDが付与されていないので、当該欄は空欄となる。また、「インターフェロン」の上に示されている「血液検査」の検査データについても同様である。
登録済みの検査データとして取得された検査データは、新規な検査データと同様「インターフェロン」に関する検査データである。図6のテーブルでは、項目の欄を除き上から4行目、及び、11行目に示されている。4行目の「インターフェロン」という検査データによると、当該検査データは、「D病院」で「2010年12月13日」に実施された検査に関するデータであり、「副作用無」との「結果/所見」が示されている。一方、11行目の「インターフェロン」という検査データによると、当該検査データは、「A病院」で「2010年08月29日」に実施された検査に関するデータであり、「副作用(発熱)有」との「結果/所見」が示されている。
判断部13では、新規な検査データの実施日である「2011年02月08日」を便宜上、「実施日α」として把握する。一方、同じ検査データで登録済みの「インターフェロン」のうち、当該実施日αに近い日に行われた既に登録済みの検査データの実施日、つまり、既に登録済みの検査データの中で最も新しい検査データの実施日を「実施日β」として把握する(ST14)。ここでは、「実施日β」は、D病院で行われた4行目の検査データの実施日である「2010年12月13日」となる。
比較部14では、判断部13から当該実施日に関する情報を受信して、比較を行う(ST15)。ここでは、新規な検査データの「実施日α」と既に登録済みの検査データのうち最新の実施日である「実施日β」とを比較する。実施日αである「2011年02月08日」は実施日βである「2010年12月13日」から数えて30日以内ではない。従って、この場合(ST15のNO)は、比較部14は、この結果を判断部13へと送る。
ここで両実施日の間が「30日」離れているか否かを判断の条件とするのは、一般的に、所定の期間内に複数の検査がなされていれば、これらの検査は同じ疾病(症例)について行われ、患者も再診として医療機関に当該疾病の治療に来ているものと考えることができるからである。なお、この「30日」という期間については、任意に設定することができる。また、患者の症例を基に患者ごとに設定しても良い。
判断部13では、さらに、当該検査データについて、同じ医療機関Hからまとめて送られてきた他の検査データの有無、すなわち当該検査データよりも前に症例IDが付与された他の検査データがないか否かを判断する(ST16)。このような判断を行うのは、同じ医療機関Hからまとめて送られてくる検査データは、当該患者に対してまとめて行われた検査の結果である可能性が高いからである。判断部13では、例えば、医療機関Hから送られてきた日付けを基に当該患者に関する他の検査データがないか判断する。
まとめて送信されて来た検査データのうち、症例IDが最初に付与される検査データについては、当該検査データ以前に症例IDが付与された検査データは存在しない(ST16のNO)。判断部13ではID付与部15に当該新規な検査データに対して新規の症例IDを付与するように指示する(ST17)。図6に示すテーブルに明らかなように、これまで付与されてきた症例IDは「103」であるので、今回は「104」という症例IDが付与される。
次に、図6のテーブルに新規な検査データとして示されているもう1つの検査データ(血液検査)についても症例IDの付与に当たっての上述した処理が行われる。「血液検査」に関する検査データも登録済みの検査データが存在する(図6参照)。ここでは、項目の欄を除き上から3行目、及び、19行目(最下段)に示されている。3行目の「血液検査」の検査データによると、当該検査データは、「D病院」で「2010年12月13日」に実施された検査に関するデータであり、「正常」との「結果/所見」が示されている。一方、19行目の「血液検査」の検査データによると、当該検査データは、「A病院」で「2010年08月24日」に実施された検査に関するデータであり、「異常有」との「結果/所見」が示されている。
まず、新規の検査データの実施日(α)と、当該実施日に最も近い実施日(β)とが把握された後(ST14)、比較部14において両者が比較される(ST15)。ここでは、実施日αは実施日βから30日以内ではないので(ST15のNO)、判断部13がさらに、当該新規の検査データの他にひとまとめの他の検査データがあるか否か、判断を行う(ST16)。
この場合、上述したように、既にひとまとめで医療機関Hから送信されて来た他の検査データ(インターフェロンの検査データ)があることから、この他の検査データに対して付与された(直近に付与された)症例IDを付与する(ST18)。ここでは症例IDとして「104」が付与される。
これで図6に示すテーブルに新規な検査データとして表わされた検査データに対して症例IDが付与される処理について説明した。ただ、実施日の比較において、最も遠い実施日をもつ検査データとの比較については、上述した例では説明できないので、改めて以下において説明する。
ここで例に挙げるのは、「点滴」に関する検査データである。図6に示すテーブルでは、項目の欄を除き上から13行目、15行目、及び、18行目に示されている。13行目の「点滴」の検査データによると、当該検査データは、「A病院」で「2010年08月27日」に実施された検査に関するデータであり、「食欲不振のため」との「結果/所見」が示されている。また、15行目の「点滴」の検査データによると、当該検査データは、同じく「A病院」で「2010年08月26日」に実施された検査に関するデータであり、「食欲不振のため」との「結果/所見」が示されている。一方、18行目の「点滴」の検査データによると、当該検査データは、「2010年08月24日」に実施された検査に関するデータであり、「病院」及び「結果/所見」は、上述の8月26日の検査データと同じ内容である。
最も古い検査データは、18行目の「点滴」の検査データである。そこで、図4に示すフローチャートに従って、上述したように症例IDの付与に関する処理が行われる。ここでは、まず、判断部13が登録済みの検査データがあるか否かを判断する(ST13)。図6のテーブルに示すように、当該血液検査に関する検査データに関して登録済みの検査データはない(ST13のNO)。そこで判断部13はさらに、ひとまとめの他の検査データの有無について判断を行うが、当然のことながらひとまとめに送信されて来た検査データの中で当該検査データの前に症例IDが付与された検査データはないので(ST16のNO)、新規な症例IDが付与される(ST17)。ここでは、「101」という症例IDが付与される。
次の「点滴」に関する検査データは、「2010年08月26日」に実施されたデータである。この実施日が実施日αとなる。一方、実施日βとなるのは、上述した既に症例IDが付与された「点滴」に関する検査データが行われた「2010年08月24日」である。判断部13がこれらの実施日に関する情報を取得して、比較部14に送信する(ST14)。比較部14では、それぞれの実施日を比較する(ST15)。
両者の実施日は2日しか異ならないため、「30日以内」との条件に該当する(ST15のYES)。従って、今度は、検査データに関して最も古い実施日となる日に行われた検査データの実施日γを取得する(ST19)。但し、この場合は、対象となる実施日αの前に実施された「点滴」に関する検査データは上述した実施日βに行われたデータしかないので、当該実施日βの実施日が実施日γとなる。従って、実施日γは「2010年08月24日」であり、実施日αと比較しても30日以内である(ST20のYES)。
そこで、判断部13は、比較部14の比較結果に基づいて「2010年08月26日」に実施された点滴の検査データに対して、登録済みの検査データ(「2010年08月24日」実施)に付与されている症例IDを付与する(ST21)。ここでは、「101」という症例IDが付与される。
さらに、「2010年08月27日」に実施された点滴についての検査データに対する症例IDの付与に関する処理の流れを説明する。この実施日が実施日αとなる。一方、実施日βとなるのは、上述した既に症例IDが付与された「点滴」に関する検査データが行われた「2010年08月26日」である。判断部13がこれらの実施日に関する情報を取得して、比較部14に送信する(ST14)。比較部14では、それぞれの実施日を比較する(ST15)。
両者の実施日は1日しか異ならないため、「30日以内」との条件に該当する(ST15のYES)。従って、今度は、検査データに関して最も古い実施日となる日に行われた検査データの実施日γを取得する(ST19)。該当する検査データは、「2010年08月24日」に実施された検査データであり、当該日にちが実施日γとなる。実施日αと実施日γとを比較すると、両者の実施日は3日しか異ならないため、「30日以内」との条件に該当する(ST20のYES)。
そこで、判断部13は、比較部14の比較結果に基づいて「2010年08月27日」に実施された点滴の検査データに対して、登録済みの検査データ(「2010年08月24日」実施)に付与されている症例IDを付与する(ST21)。ここでは、「101」という症例IDが付与される。
以上説明した流れに沿って、新規の症例IDが付与される。症例IDが付与されると、同じ症例IDが付与された検査データは症例データ管理部3jによって1つのグループにまとめられる(図3のST4)。上述した症例IDの付与に関する処理の流れからすれば、同じ疾病に対して行われた検査データに対して同じ症例IDが付与される、ということになる。従って、同じ症例IDが付与された検査データを1つのグループにまとめて管理する(ST5)ことで、今後医療従事者がとある疾病に関して行われた検査データを参照する際、同じ疾病に関する別の関連性の強い検査データをもまとめて閲覧することが可能になる。
図7、図8は、実施の形態におけるクライアント端末1の表示部での表示態様の一例を示す画面例である。当該画面例には、特定の患者に対する「病名」及び、この病名に関連する様々な項目に関して検査データの「実施日(期間)」でまとめた内容が表示されている。例えば、図7では、カーソルを表わす矢印が「胃潰瘍」でまとめられた項目の上に示されており、医療従事者によって、太枠で囲まれる胃潰瘍に関する検査データの閲覧が選択されたことが示されている。
なお、図7及び図8のいずれにおいても最も右側の欄に「症例ID」の欄が設けられている。これは、本発明の実施の形態における理解のために示した欄であり、同じ症例IDごとにまとめてグループで管理していることを明らかにしたものである。従って、医療従事者が見るクライアント端末1における表示部には表示されない項目である。図7及び図8においては、このことを明示するために、表示される内容については太枠の内部に示している。「症例ID」の項目については、太枠の外側に示されているので、これら「症例ID」について、医療従事者は画面上見ることができない。
図8は、図7において選択された「胃潰瘍」に関してまとめて管理されている検査データを展開して表示させた状態を示す画面例である。ここでは、検査データに関するダイジェストとなる内容が表示されている。
また、反対に表示はされていないが、「症例ID」の欄をみると、これらの検査データに付与されている症例IDはいずれも「102」であり、医療情報検索システムSにおいて、これらの検査データを1つのグループとしてまとめて管理していることがわかる。
なお、ここでは図8に示すように、各検査データのダイジェストについては上述した図6のテーブルに記憶されている内容が示されている。但し表示内容については、このようにテーブルに記憶されている内容をそのまま表示させても、或いは、適宜項目を取捨選択して表示させること、さらには、検査データを選択することで、選択された検査データの詳細を表示させることとしても良い。
次に、新規に症例IDが付与された検査データに対して病名をつける(付与する)処理について説明する。上述した図7、或いは、図8に示す画面例においても項目を除く上2つの欄には病名が示されていなかった。ここでは症例IDが付与される処理の後に行われる、このような検査データに対して病名を付与する処理を説明する。
図9は、実施の形態における病名の編集の大まかな流れを示すフローチャートである。症例IDが付与された検査データは、症例データ管理部3jにおいて管理されている。従って、クライアント端末1を操作する医療従事者から新規の検査データについての表示要求があった場合には(ST51のYES)、該当する患者の該当する検査データを表示させることになる(ST52)。なお、表示要求がなければ、症例データ管理部3jにおける表示処理は待機となる(ST51のNO)。
このように表示要求が出された場合において、さらに病名の編集があるか否かが判断される(ST53)。
ここで病名の編集の有無については、例えば、表示された検査データの病名欄にカーソルが合わせられて入力の準備がなされたことをもって症例データ管理部3jが判断する。或いは、例えば、別途病名の編集を行うためのボタンを画面上表示させておき、当該ボタンがクリックされたことをもって病名編集のトリガーとしても良い。
なお、ここで「病名の編集」とあるのは、まだ病名が付与されていない場合に、新たに医療従事者によって病名が付けられる(入力される)こと、或いは、既に入力されている病名を変更することのいずれも含む。また、実際にいずれの病名を入力するかについての判断は、クライアント端末1を利用して画面を参照している医療従事者が決定する。
病名の編集の処理が要求された場合には(ST53のYES)、病名の編集が行われる(ST54)。図10は、実施の形態における病名編集の詳細な流れを示すフローチャートであって、病名が直接入力される場合である。図11は、実施の形態における病名編集部3Kの内部構成を示すブロック図である。 また、図12及び図13は、実施の形態におけるクライアント端末1の表示部での病名編集中の表示態様の一例を示す画面例である。
病名編集部3kは、受信部21と、病名入力確認部22と、病名未入力グループ把握部23と、キー検索部24と、関連症例ID付与部25と、送信部26とから構成される。病名編集部3kを構成するこれら各部の詳細な機能、働きについては、以下に説明する病名の提示処理の流れを説明する際に併せて説明する。
医療従事者が病名を直接入力して新たな病名を入力する、或いは、入力されていた病名を変更する場合、まず、病名編集部13kが対象となる検査データに対して病名が直接入力されるか否かが判断される(ST61)。具合的には、病名入力確認部22がクライアント端末1からの入力情報を受信部21を介して受信したことをもって判断される。病名が直接入力されず病名編集部3kによる病名の推定がなされる場合については(ST61のNO)、後述する。
病名が直接入力される場合には、入力の対象となる検査データの病名の欄にカーソルが合わせられることで入力の準備が整う。図12、或いは、図13に示される画面例では、すでに「胃潰瘍」という病名が入力された状態が示されている。なお、病名の入力は、図12に示すように検査データの詳細が分からない状態の画面例であっても、或いは、図13に示すように検査データの詳細が示されている状態の画面例であっても可能である。
次に、入力される病名が新規なものであるか、或いは、既に入力されている病名を変更するのかが確認される(ST62)。特に病名が変更される場合には(ST62のNO)、病名の変更に伴ってこれまで変更前の病名に付与されていた症例IDも変更しなければならないため対応が必要となる。
病名が変更されて入力されると、病名入力確認部22において入力された病名が把握される。その上で、当該把握された病名が過去に登録、管理されているか否か確認する(ST63)。これは、患者が同じであれば疾病の再発、ということも考えられ、病名が変更された検査データは過去に患った疾病と同じ疾病に関する検査データかもしれないからである。病名入力確認部22が確認した結果、過去に一致する病名がない場合には(ST63のNO)、症例ID更新部3mにおいて病名に合わせて症例IDを変更する。この場合には、改めて新規な症例IDが付与されても良い。
一方、変更された病名に関して、過去に同じ病名が付与された検査データが存在する場合には、当該病名に付与されている症例IDをさらに付与する(ST36)。
その上で、病名と症例IDとが関連付けられて症例データ管理部3jにおいて管理される(図9のST55)。
また、入力された病名が新規である場合には、既に付与されている症例IDと関連付けて当該病名が症例データ管理部3jにおいて管理される(ST55)。なお、病名と症例IDとの関係は、別途症例データ管理部3jによって例えば、テーブル等に保管、管理されることになる。
図14は、実施の形態における病名と症例IDとの関係を示すテーブルの一例である。症例IDが付与され、病名も付与される(入力される)と、両者は互いに紐づけられて保管、管理される。図14に示すテーブルでは、患者「東芝太郎」についての「病名」と「症例ID」との関連を示している。ここでは、「B型肝炎」は「101」という症例IDが付与され、「胃潰瘍」には「102」という症例IDが付与されていることが示されている。新規な検査データに対して新たな症例IDが付与され、さらに病名も入力されると、両者はこのテーブルに記憶され管理される。
次に、病名が医療従事者によって直接入力されない場合(ST61のNO)については、さらに図15に示すフローチャートを基に説明する。
図15は、実施の形態における病名編集の詳細な流れを示すフローチャートである。特にここでは、病名が入力されておらず病名の欄が空欄になっている場合に、当該検査データを含む症例データのグループにおける情報を既に登録されている症例データの情報と比較し、似た情報がある場合に両者を関連付ける処理を行うものである。その結果として,病名が入力される、或いは、後述するように病名を同じくするグループと結合する処理も行うことが可能となる。
なお、ここで「症例データ」とは、検査データと当該検査データが得られるに至った検査を行う必要が生じた疾病の名前(病名)とをまとめた概念である。従って、1つの症例データ(病名)の下に単数、或いは、複数の検査データが含まれる。
まず病名が直接入力されないところから処理が開始される。すなわち、医療従事者が病名が空欄となっている症例データのグループに対して病名を入力するに当たって、検査データを見ることで当該検査データがどの疾病の治療のために行われた検査に関する結果なのかがすぐに理解できる場合には、上述したように直接病名が入力される可能性が高い。
一方で、例えば、図16に示すクライアント端末1の表示部に表示される画面例のように、各グループが展開されずこのままの表示ではどのような疾病に関する検査データなのかが不明な場合には、過去の登録、管理の例を基にサーバ装置3が関連する症例の推定を行うことで、よりスムーズに病名の入力を行うことができる。
図16は、実施の形態における病名の入力の際(関連症例IDの付与を行う際)に表示されるクライアント端末の表示部での表示態様の一例を示す画面例である。ここでは、症例IDとして、「103」が付与されているグループと、「104」が付与されているグループとが色が付された状態で示されている。このことは、これら2つのグループが選択されたことを示している。
まず、症例IDとして「103」が付与されているグループに対して関係する症例データの有無、すなわち、病名の入力に資する情報の有無が確認される。病名が未入力の症例データのグループが選択されると、病名編集部3k内の病名未入力グループ把握部23において、当該グループに含まれる検査データの治療等の内容、及び症例IDが把握される(図15のST71)。図6に示した通り検査データには、「治療/検査/投薬」や「結果/所見」に関する情報が含まれていることから、これらの情報を基に関連する症例データの有無を検索することになる。そこで、病名未入力グループ把握部23は、キー検索部24に指示し、既に病名が入力されているグループの症例データに定義付けられているキーの検索を行わせる(ST72)。
図17は、実施の形態における病名とキーとの関係を示すテーブルの一例である。当該テーブルは、例えば、2つの項目から構成されており、「病名」と「キー」である。「キー」は、当該病名に関係する様々な語句が、いわばキーワードとして「病名」に関連付けられるものである。例えば、病名が「B型肝炎」である場合の「キー」として登録されている内容は、例えば、「血液検査結果:HBs抗原が陽性(+)」や「ウィルスマーカー:B型肝炎ウィルス(HBV)に感染」といったものになる。
当該テーブルは、例えば、データベース4内に記憶されている。また、病名、或いは、キーはそれぞれキー検索部24を介して追加が可能であり、その追加は、医療従事者による入力、或いは、表示される情報から自動的に行われるといった方法を採用することができる。
病名未入力グループ把握部23は、キー検索部24からの情報に基づいて、キーと合致する検査データがあるか否か、判断を行う(ST73)。
図18は、実施の形態における検査データごとに付与される関連症例ID付与の状態を示すテーブルの一例である。このテーブルには、「治療/検査/投薬」、「病院」、「実施日」、「結果/所見」、及び「症例ID」といった上述の図6に示されるテーブルに示される項目の他、新たに「関連症例ID」に関する項目が設けられている。
各検査データには、病名の付与の有無を問わず、症例IDが付与される。一方、複数の疾病に共通した検査が存在し、その結果である当該検査データについては、複数の疾病に関する検査の結果として取り扱われることも考えられる。従ってこの場合には、検査データに症例IDが付与される一方で、併せて他の疾病に関する検査の結果として付与される別の症例IDが「関連症例ID」として付与されることもある。
例えば、図18のテーブルに示すように、項目の欄を除く太枠でその一部が囲まれた4行目には、「インターフェロン」の検査データが示されている。この検査データに対しては、症例IDとして「103」が付与されている。この症例IDの付与に関する処理の方法については、上述した通りである。この「インターフェロン」という「治療/検査/投薬」については、キー検索部24が図17に示す「病名」と「キー」との関係を示すテーブルで確認すると、「B型肝炎」の「キ−」の1つとして規定されていることが検索される。これで「インターフェロン」という「キー」を基にして「B型肝炎」という「病名」が把握できる。
さらに病名未入力グループ把握部23によって、この「B型肝炎」に対しては、図14に示すテーブルから「101」という症例IDが付与されていることが把握される(ST74)。そこで、当該情報に基づいて、関連症例ID付与部25は、図18のテーブルの4行目に示されている検査データに対して、「101」という関連症例IDを付与する(ST75)。
すなわち、症例IDとして「103」が付与されている検査データ「インターフェロン」は、未だ病名が付与されていないものの、既に病名が付与されている検査データのうち「B型肝炎」という疾病に関係する検査データであることがわかる。関連症例IDが付与されることによって、関連症例IDとして付与されるIDを症例IDとして備える疾病と当該検査データが関連づけられることになる。
図19は、実施の形態における検査データごとに付与される関連症例ID付与の状態を示すテーブルの一例である。このテーブルは図18に示すテーブルと同じものであるが、項目を除く3行目、4行目、すなわち、症例IDとして「103」が付与されている検査データに対しては、いずれも関連症例IDとして「101」が付与された状態が示されている。つまりこれら2つの検査データは、「B型肝炎」と関連する症例に関する検査データである、ということである。
さらに、図19のテーブルでは、項目を除く2行目の一部に太線が示されており、当該症例IDとして「104」が付与されている検査データに対する関連症例IDの付与の処理が行われていることが示されている。但し、これら症例ID「104」の検査データについては、「インターフェロン」と「血液検査」であるので、「103」の症例IDが付与された検査データと同様、関連症例IDとして「101」が付与される可能性が高いものと考える。
さらに上述したように、1つの検査データにおいて複数の関連症例IDが付与される可能性がある。そこで病名未入力グループ把握部23は、他に合致する検査データの有無を判断し、合致するキーがある場合には(ST76のYES)、該当する病名に付与されている症例IDを関連症例IDとして付与する。
一方、キーと合致する語句を備えた検査データがない場合には(ST73のNO)、関連症例IDは付与されない。
この関連症例IDは、検査データごとに付与される。従って、複数の検査データを含む症例データについて病名が未入力の場合、これら複数の検査データごとに関連症例IDの付与の処理が行われる。但し、症例データとして検査データはまとめて1つのグループとして管理されていることから、ある検査データに対して付与された関連症例IDは、同じグループに属する他の検査データにも付与されることになる。
以上説明した通り、この関連症例IDの付与によって、病名が未入力な症例データが既に病名が入力されている症例データと関連づけられることになる。従って、この時点で未入力の病名の入力を医療従事者に促すために、関連症例IDを症例IDとして付与されている症例データに付与されている病名を入力候補の病名として提示することもできる。病名が未入力のままである状態は決して好ましい状態ではないことから、入力候補の病名が提示されることによって医療従事者に対して病名の入力を促すことは必要である。
或いは、次に説明するように、病名が入力された検査データが表示される場合に併せて関連症例IDが付与された検査データも表示させることによって、医療従事者の閲覧の便宜に資するとともに、病名の入力を促すことにつなげることもできる。
図20は、実施の形態における選択されたグループとともに同じ関連症例IDが付与されているグループも表示させる場合の流れを示すフローチャートである。また、図21、図22は、実施の形態におけるクライアント端末1の表示部での表示態様の一例を示す画面例である。
医療従事者がクライアント端末1からサーバ装置3に対してある疾病に関する症例データの表示要求がなされた場合、通常は選択された症例データのみを表示させることで足りる。但し、上述したように、症例データに対して関連症例IDが付与されている場合には、選択された疾病に関する症例データのみならず、当該疾病に対して付与されている症例データと同じ関連症例IDが付与された症例データも併せて表示させれば、医療従事者はある疾病に対して行われた検査等の結果である検査データを漏れなく閲覧することができる。
症例データ管理部3jは、クライアント端末1からの表示要求の対象となるグループが選択されたか否か確認をする(ST81)。つまりはクライアント端末1からの表示要求を受信したか否かである。クライアント端末1からの表示要求があった場合には(ST81のYES)、症例データ管理部3jは、表示対象となるグループを確認する(ST82)。図21の画面例で言えば、症例データ管理部3jは、クライアント端末1の表示部に表示されている患者の病名を含む症例データの中から「B型肝炎」が選択されたことを確認する。
なお、上述したように、画面上表示されるのは、太枠内の「患者名」、「病名」、及び「期間」のみであって、太枠の外にある「症例ID」及び「関連症例ID」の欄については表示されない。
さらに症例データ管理部3jは、表示対象となるグループの症例IDと同じ関連症例IDが付与されているグループを特定する(ST83)。図21に示すように、「B型肝炎」のグループに関する表示が要求されている。この「B型肝炎」に付与されている症例IDは、「101」である。従って、当該「101」という関連症例IDが付与されているグループを特定することになる。
ここでは、病名の欄が空欄の2つのグループ、症例IDとして「103」或いは、「104」が付与されているグループに対してそれぞれ「101」という関連症例IDが付与されていることがわかる。
そこで、症例データ管理部3jは、表示対象となるグループの検査データ及び、関連症例IDが付与されているグループの検査データを併せて表示させる(ST84)。図22の画面例を見ると、選択された「B型肝炎」に関する症例データが展開されて、検査データの詳細が表示されている。それとともに、「B型肝炎」の症例IDである「101」と同じIDが関連症例IDとして付与されているグループに関する検査データの詳細も展開されて表示されている。
以上のような表示処理を行うことによって、直接の表示対象となるグループ以外に関連症例IDが付与されているグループについても併せて表示されることになるため、たとえ病名が未入力で直接的にはその関連性が不明であっても「関連症例ID」が付与されていることで該当する症例データのグループ(及びこのグループに含まれる検査データ)が漏れなく表示されることになる。従って、閲覧を希望する医療従事者にとっての利便性向上に資するとともに、病名が未入力となっているグループに対して病名の入力を促すきっかけともなる。
次に、症例データの結合、或いは、分離の処理について説明する。図23は、症例結合・分離部3lの内部構成を示すブロック図である。症例結合・分離部3lは、受信部31と、変更グループ確認部32と、症例データ結合部33と、症例データ分離部34と、送信部35とから構成されている。なお、症例結合・分離部3lを構成する各部の機能、働きについては、以下の症例データの結合、或いは、分離の処理の流れを説明する際、適宜併せて説明する。
図24は、実施の形態における検査データの結合、或いは、分離の流れを示すフローチャートである。なお、結合、或いは、分離の処理は、基本的に症例データのグループを単位として行われる。これはそもそも関連性の強い検査データをひとまとめにして症例データのグループが作成されていることから、結合、或いは、分離の処理の単位もグループごととしたものである。但し、設定により検査データ単独の結合、或いは、分離の処理が認められないわけではない。
まず症例データのグループについてグループの変更があるか否か、及び選択されたグループがいずれであるかを変更グループ確認部32が確認する(ST91、ST92)。実際には、この時点ではまだクライアント端末1の画面上で医療従事者が変更を希望するグループを選択したに過ぎない。その上で、さらに結合処理が行われたか否かが判断される(ST93)。これは、次に説明するように、例えば、選択された症例データのグループがドラッグアンドドロップによって結合先となるグループに移動させられたか否かによって判断される。
具体的な結合の処理は、症例データ結合部33において行われる(ST94)。図25、及び図26は、実施の形態における症例の結合を行う際のクライアント端末1の表示部での表示態様の一例を示す画面例である。図25に示されているように、病名の入力がなされていない2つの症例データのグループが選択され、「B型肝炎」の症例データにドラッグアンドドロップされている。
すなわち、図22において示したが、とある症例データのグループが展開されて検査データが表示される際には、関連症例IDが付与されている他のグループの検査データについてもまとめて表示される。従って、たとえ病名の入力がされていないグループであっても病名が付与されているグループと併せて展開されて表示されることによって、当該病名が付与されているグループに関連あるグループであることが明らかになる。そこで、病名の入力がなされていないグループを病名が付与されている新たなグループに結合させることによって、新たに病名が付与されたのと同じ状態を作出することができる。
病名の入力がなされていないグループが病名が付与されている新たなグループに結合されると、元々付与されている症例IDも変更しなければならない。そのため、症例データ結合部33において症例データの結合が行われると、その旨、送信部35を介して症例ID更新部3mに送信される。
以下、症例IDの更新の処理について、例えば、図25に示している病名の入力がなされていない、例えば、症例IDとして「104」が付与されている「血液検査」及び「インターフェロン」の2つの検査データを含む症例データをB型肝炎の欄に結合させる場合を例に挙げて説明する。
上述したように、「血液検査」及び「インターフェロン」の2つの検査データを含む症例データに対しては、症例IDとして「104」が付与されている。このような症例IDが付与されている症例データを症例IDとして「101」が付与されている症例データのグループに結合させる。その際には、症例ID更新部3mにおいて結合の対象となる症例データに付与されている症例IDを結合先の症例データに付与されている症例IDに合わせて更新(変更)する(ST95)。つまり、「血液検査」及び「インターフェロン」の2つの検査データを含む症例データに対して付与されている「104」という症例IDを、「B型肝炎」に付与されている「101」という症例IDへと変更する。
次に、元々「血液検査」及び「インターフェロン」の2つの検査データを含む症例データに対して付与されていて変更されてしまった「104」という症例IDの取り扱いである。当該症例IDは、いわば、結合の対象となった症例データの履歴を物語るIDであると言える。そこで、症例ID更新部3mは、新たに結合の処理が行われることによって変更された元々の症例IDを「症例ID履歴」として記憶するよう、症例データ管理部3jに指示する(ST96)。症例データ管理部3jでは、当該「症例ID履歴」とともに、結合処理によって更新(変更)された症例IDも併せて管理する。
より具体的には図25及び図26の画面例を例に挙げる。図25は結合処理の前の状態を示している。ここでは項目の欄を除く1行目、2行目に病名の入力がなされていない「血液検査」及び「インターフェロン」の2つの検査データを含む症例データが示されている。これらの検査データに対しては、それぞれ症例IDとして「104」が、また、関連症例IDとして「101」が付与されている。
この検査データ(症例データ)が「B型肝炎」の症例データと結合されると(図25の矢印でB型肝炎の欄に移動させられている)、結合された症例データも併せてB型肝炎の欄に表示される。そして、症例ID更新部3mにおいて、元々付与されていた症例IDである「104」がB型肝炎に付与されている症例IDである「101」に変更される。この変更により、結合された「血液検査」及び「インターフェロン」の2つの検査データを含む症例データの症例IDは「101」となる。一方、元々付与されていた「104」という症例IDは、「症例ID履歴」として記憶される。
同じように結合された症例IDとして「103」が付与されていた「血液検査」及び「インターフェロン」の2つの検査データを含む症例データについても、症例IDは「103」から「101」へと変更され、「症例ID履歴」として「103」のIDが症例データ管理部3jによって登録される。
なお、複数回症例IDが更新(変更)された場合には、その都度症例ID履歴として登録され、その全ての履歴が保管、管理されることになる。
結合とは反対に、元々ひとまとまりのグループに属していた検査データを分離する処理も考えられる。この場合には、分離の対象として選択された症例データを元々のグループから症例データ分離部34によって分離処理される(ST97)。
その上で、当該検査データに付与(表示)されていた病名を削除する(ST98)。これは、検査データを元々の症例データから分離するということは、この検査データは、当該症例データに付与されていた病名とは異なる病名の疾病に関する検査データである、と考えられるからである。
さらに、症例データ分離部34は、当該検査データに対して症例ID履歴が登録されているか否か確認する(ST99)。症例ID履歴が登録されていた場合には(ST99のYES)、症例ID更新部3mは、当該症例ID履歴として登録されていたIDを症例IDとして再度登録する(ST100)。一方、症例ID履歴が登録されていない場合には(ST99のNO)、症例ID更新部3mは、付与されていた症例IDを破棄して新たな症例IDを付与する(ST101)。
以上説明した通り、患者の検査データに対して症例IDを付与し、場合によって他のグループとの関連性を明らかにする関連症例IDも付与する。その上で同じ症例IDをもつ検査データをグループにまとめ、患者の疾病について関連する一連の医療情報をまとめて管理することにより、利用者による医療情報の検索処理の効率化、迅速な取得、容易な把握を可能とする医療情報検索システム及び医療情報検索装置を提供することができる。
すなわち、医師等の医療従事者からすると、検査が複数回行われていたり、或いは、過去の症例等がある可能性が高い場合に、医療従事者としては、まず、当該患者の症例に関する全体像を把握したい、と考えることが多いものと思われる。このような場合に、上述した医療情報検索システムを利用することで、個々の検査の詳細な内容よりも症例に関係する検査等、症例データを漏れなく閲覧、把握することが可能となる。ことのことは特に元々の症例データが複数の医療機関において保管、管理されている場合と比較してメリットが大きいものと考える。
(第2の実施の形態)
次に本発明における第2の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態において、上述の第1の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、同一の構成要素の説明は重複するので省略する。
第2の実施の形態においては、第1の実施の形態においてサーバ装置3が担っていた役割を医療従事者が使用する端末が担う点に特徴がある。すなわち、第1の実施の形態では、医療情報の検索を行う仕組みとして、いわゆるシンクライアントシステムを利用した医療情報検索システムSを挙げて説明したが、第2の実施の形態においては、医療情報の検索を行う医療情報検索装置5について説明する。
図27は、医療情報検索装置5の内部構成を示すブロック図である。医療情報検索装置5は、CPU(Central Processing Unit)5aと、ROM(Read Only Memory)5bと、RAM(Random Access Memory)5c及び入出力インターフェイス5dがバス5eを介して接続されている。入出力インターフェイス5dには、入力部5fと、表示部5gと、通信制御部5hと、記憶部5iと、リムーバブルディスク5jとが接続されている。さらには、医療情報を検索するための医療情報検索部50も入出力インターフェイス5dに接続されている。
CPU5aは、入力部5fからの入力信号に基づいてROM5bから医療情報検索装置5を起動するためのブートプログラムを読み出して実行し、記憶部5iに格納されている各種オペレーティングシステムを読み出す。またCPU5aは、入力部5fや入出力インターフェイス5dを介して、図27において図示していないその他の外部機器からの入力信号に基づいて各種装置の制御を行う。さらにCPU5aは、RAM5cや記憶部5i等に記憶されたプログラム及びデータを読み出してRAM5cにロードするとともに、RAM5cから読み出されたプログラムのコマンドに基づいて、検査データ等の医療情報を検索する処理やデータの計算、加工等、一連の処理を実現する処理装置である。
入力部5fは、医療情報検索装置5の操作者(例えば、医師や検査技師といった医療従事者)が各種の操作を入力するキーボード、ダイヤル等の入力デバイスにより構成されている。医療従事者の操作に基づいて入力信号を作成しバス5eを介してCPU5aに送信される。
表示部5gは、例えば液晶ディスプレイである。この表示部5gは、CPU5aからバス5eを介して出力信号を受信し、例えばある患者の検査データを含む症例データを検索するに当たっての条件設定に必要な画像等、或いはCPU5aの処理結果等を表示する。
通信制御部5hは、LANカードやモデム等の手段であり、医療情報検索装置5をインターネットやLAN等の通信ネットワークに接続することを可能とする手段である。通信制御部5hを介して通信ネットワークと送受信したデータは入力信号または出力信号として、入出力インターフェイス5d及びバス5eを介してCPU5aに送受信される。
記憶部5iは、半導体や磁気ディスクで構成されており、CPU5aで実行されるプログラムやデータが記憶されている。
リムーバブルディスク5jは、光ディスクやフレキシブルディスクのことであり、ディスクドライブによって読み書きされた信号は、入出力インターフェイス5d及びバス5eを介してCPU5aに送受信される。
医療情報検索部50は、自身の記憶部5i或いは、医療情報検索装置5が接続される通信ネットワークに接続されている医療情報が記憶されているサーバ装置等のデータベースに接続して、医療従事者が必要とする医療情報を検索する。本発明の実施の形態においては、医療情報検索装置5の一構成要素(ハードウェア)として医療情報検索部50を設けた場合を例に挙げて説明を行う。但し、記憶部5i、或いは、リムーバブルディスク5j内に記憶されている、例えば、医療情報検索プログラムを実行させることによって、医療情報検索装置5のCPU5aに医療情報検索部50と同様の機能を備える医療情報検索手段が実装されるようにしても良い。
医療情報検索装置5は、例えば、病院情報管理システム(HIS:Hospital Information System)、放射線部門情報管理システム(RIS:Radiological Information System)、医用画像管理システム(PACS:Picture Archiving Communication System)といった医療機関内に構築された各種管理システムの一部を構成する装置として設けられていても良い。
図28は、医療情報検索部50の内部構成を示すブロック図である。医療情報検索部50は、受信部51と、検査データ登録部52と、症例ID付与部53と、症例データ管理部54と、病名編集部55と、症例結合・分離部56と、症例ID更新部57と、送信部58とから構成されている。これら各部の機能、働きは、第1の実施の形態において説明した通りであることから、ここではその説明を省略する。
医療情報検索装置5は、医療従事者が患者の検査データを検索する際に用いる装置である。また、検査データ自体は、上述したように、症例IDが付与されて同じ症例IDが付与された検査データを症例データとしてまとめて登録、管理している。また、検索結果として表示部5gに検査データを表示させる際にも、選択された検査データのみならず、当該検査データを含む症例データに付与されている症例IDと同じIDを関連症例IDとして付与されている症例データも併せて表示される。このような表示処理が行われることによって、ある疾病に関する検査データを漏れなく閲覧、把握することが可能となる。
以上説明した通り、患者の検査データに対して症例IDを付与し、場合によって他のグループとの関連性を明らかにする関連症例IDも付与する。その上で同じ症例IDをもつ検査データをグループにまとめ、患者の疾病について関連する一連の医療情報をまとめて管理することにより、利用者による医療情報の検索処理の効率化、迅速な取得、容易な把握を可能とする医療情報検索システム及び医療情報検索装置を提供することができる。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 クライアント端末
2 データベース
3 サーバ装置
4 データベース
3a CPU
3b ROM
3c RAM
3d 通信制御部
3e 記憶部
3f 入出力インターフェイス
3g バス
3h 検査データ登録部
3i 症例ID付与部
3j 症例データ管理部
3k 病名編集部
3l 症例結合・分離部
3m 症例ID更新部

Claims (8)

  1. 患者の検査データを閲覧するクライアント端末と、
    医療機関から送信される前記検査データを登録、管理するとともに、前記クライアント端末からの要求に基づいて前記検査データを特定のグループごとに表示させるサーバ装置と、を備える医療情報検索システムであって、
    前記サーバ装置は、
    登録された前記検査データに対して症例IDを付与する症例ID付与部と、
    前記症例IDが付与された前記検査データを、同じ前記症例IDが付与された前記検査データごとにグループとしてまとめて管理する症例データ管理部と、
    を備えることを特徴とする医療情報検索システム。
  2. 前記症例ID付与部は、
    前記症例IDの付与の対象となる前記検査データが既に登録された検査データであるか否かを判断する判断部と、
    前記症例IDの付与の対象となる前記検査データの実施日と、既に登録された前記検査データの実施日とを比較する比較部と、
    前記比較部による比較結果に基づいて、新規な症例ID、或いは、既に登録された前記検査データに対して付与されている症例IDを付与するID付与部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の医療情報検索システム。
  3. 前記サーバ装置は、
    グループで管理される前記検査データに対して病名が未入力な前記グループを把握するとともに、病名が未入力な前記グループに関する各種情報を把握する病名未入力グループ把握部と、
    前記各種情報を基に既に前記病名が付与されているグループに定義付けられているキーを検索し、前記キーをその情報として含む前記各種情報を備える前記検査データを特定するキー検索部と、
    前記病名未入力グループ把握部において把握された前記各種情報を備える前記検査データに対して付与されている症例IDと紐付けられる、病名が未入力な前記グループに対して関連症例IDを付与する関連症例ID付与部と、
    からなる病名編集部を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の医療情報検索システム。
  4. 前記症例データ管理部は、第1のグループに含まれる前記検査データが表示対象として選択された場合に、前記第1のグループの前記検査データの症例IDと同じ関連症例IDが付与されている検査データを含む第2のグループを特定するとともに、前記第1のグループの検査データを表示する際、併せて前記第2のグループの検査データも表示することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の医療情報検索システム。
  5. 前記サーバ装置は、
    症例IDごとにまとめられている前記検査データのグループを変更する際に当たって、変更対象となる前記グループに病名が付与されているか否かを確認する変更グループ確認部と、
    前記病名が付与されている場合に、前記グループを既に登録されているグループから分離する症例データ分離部と、
    分離された前記グループに付与されている関連症例IDを元々付与されている症例IDへと変更する分離症例ID変更部と、
    前記病名が付与されていない場合に、前記グループを既に登録されているグループへと結合する症例データ結合部と、
    結合された前記グループに付与されている関連症例IDを症例IDへと変更するとともに、前記グループに付与されていた元々の前記症例IDを症例ID履歴として変更する結合症例ID変更部と、
    変更された新たな症例IDを登録する症例ID登録部と、
    からなる症例結合・分離部を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の医療情報検索システム。
  6. 患者の検査データを登録する検査データ登録部と、
    登録された前記検査データに対して症例IDを付与する症例ID付与部と、
    前記症例IDが付与された前記検査データを、同じ前記症例IDが付与された前記検査データごとにグループとしてまとめて管理する症例データ管理部と、
    を備えることを特徴とする医療情報検索装置。
  7. 前記グループに対し病名を付与、或いは、既に付与されている病名を変更する病名編集部を備えることを特徴とする請求項6に記載の医療情報検索装置。
  8. 前記グループを既に登録されているグループに結合し、或いは、分離する症例結合・分離部を備えることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の医療情報検索装置。

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