JP2014127366A - モジュール電池 - Google Patents

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拓郎 梶谷
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Abstract

【課題】製造や管理にかかる工数を削減し、生産タクトを短縮することが可能なモジュール電池を提供する。
【解決手段】セル3は、セル3の積層方向の一方の面に、電極タブ8(9)と導通し、セル3の積層方向に向けて設けられた軸部を備えるとともに、他方の面に、電極タブ8(9)と導通し、隣接して積層されるセル3が備える軸部が圧入される被圧入部を備え、隣接して積層される一方のセル3が備える軸部を、他方のセル3が備える被圧入部に圧入して接続する。
【選択図】図1b

Description

本発明は、複数の電池を積層してなるモジュール電池に関する。
電気自動車やハイブリッド自動車に用いられる電池として、発電要素を外装フィルムで密閉した電池を複数積層し、隣接して積層される電池の電極タブを溶接により接合したモジュール電池が知られている。例えば、特許文献1に開示されているモジュール電池である。
特開2004−63347号公報
ところで、近年の電気自動車やハイブリッド自動車の普及により、上記モジュール電池も大量生産が求められるようになってきている。そのため、少量生産の場合には問題とならなかった生産タクトを短縮できるように、従来よりも少ない工数で製造でき、また、製造工程を自動化することが可能なモジュール電池が求められている。
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたもので、製造や管理にかかる工数を削減し、生産タクトを短縮することが可能なモジュール電池を提供することを目的とする。
本発明のある態様によれば、外装部材の内部に発電要素を密閉し一対の電極タブを前記外装部材から導出した電池を、複数積層してなるモジュール電池が提供される。
前記電池は、電池の積層方向の一方の面に、前記電極タブと導通し、電池の積層方向に向けて設けられた突起を備えるとともに、他方の面に、前記電極タブと導通し、隣接して積層される電池が備える前記突起が挿入される被挿入部を備える。
そして、隣接して積層される一方の電池が備える前記突起を、他方の電池が備える前記被挿入部に挿入して接続する。
上記態様によれば、電池が備える突起を、隣接して積層される電池が備える被挿入部に挿入して接続するので、電池の積層と電気的接続を一つの工程で同時に行うことができる。したがって、電極タブを溶接する工程を廃止することができ、溶接の管理や検査にかかっていた工数も削減することができる。
本発明の第1実施形態に係るモジュール電池の概略構成図である。 図1aのA‐A断面図である。 ピンの断面図である。 本発明の第2実施形態に係るモジュール電池の概略構成図である。 図3aのB‐B断面図である。 本発明の第3実施形態に係るモジュール電池の概略構成図である。 図4aのC‐C断面図である。 本発明の第4実施形態に係るモジュール電池の概略構成図である。 図5aのD‐D断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1aは、本発明の第1実施形態に係るモジュール電池の概略構成を示している。また、図1bは、図1aのA−A断面を示している。
モジュール電池1は、セルユニット2を複数積層して構成される。セルユニット2は、セル3と、スペーサ4と、フレーム5と、ピン6とを備える。
セル3は、発電要素7と、電極タブ8、9とを備える。発電要素7は、両面に正極を形成した集電体と両面に負極を形成した集電体とをセパレータを介して積層した積層電極と、電解質とを、ラミネートフィルム10で密閉して構成される。
電極タブ8は、正極の集合体に接続され、ラミネートフィルム10から導出される。また、電極タブ9は、負極の集合体に接続され、ラミネートフィルム10から導出される。
電極タブ8、9には、それぞれ金属製のスペーサ4が溶接により接合される。スペーサ4は、両端部にプレス加工によりバーリング穴が設けられた矩形のプレートである。
セル3は、フレーム5に載置され、スペーサ4とフレーム5とを接着剤により接着して固定される。これにより、セル3の剛性を気にすることなく作業時に取り扱うことができる。
フレーム5は、樹脂等の非導電性材料からなる矩形の枠体である。フレーム5の枠内の開口部は、セル3を載置したときに、発電要素7が密閉されたセル3の肉厚部が納まるように設けられるので、モジュール電池1全体の厚さを抑制できる。
また、フレーム5の4か所の角部には、フレーム5にセル3を載置したときに、スペーサ4のバーリング穴と中心が合う位置に、ピン6が挿通する貫通穴が設けられる。
図2は、ピン6の断面を示している。
ピン6は、軸部6aと、軸部6aより大径の胴部6bとからなり、胴部6b側の端部が開口した金属製の部材である。軸部6aの外径は、軸部6aをスペーサ4のバーリング穴に挿入したときに、スペーサ4のバーリング穴に対して圧入となるように、また、胴部6bの外径は、フレーム5の貫通穴に挿通できるように設定され、軸部6aをスペーサ4のバーリング穴に圧入し、ピン6をスペーサ4に固定する。
胴部6bには、胴部6bに軸部6aを挿入したときに、軸部6aが圧入となるように設定された被圧入部6cが形成され、セルユニット2が備えるピン6の軸部6aを、隣接して積層されるセルユニット2が備えるピン6の被圧入部6cに圧入してセルユニット2を接続する。
なお、軸部6aの先端と、胴部6bの開口部には、圧入時のガイドとなるように、それぞれ適宜テーパ形状が形成される。
電極タブ8、9とピン6とは、スペーサ4を介して電気的に接続されるので、上述したように、セルユニット2が備えるピン6の軸部6aを、隣接して積層されるセルユニット2が備えるピン6の被圧入部6cに圧入することで、複数のセルユニット2を積層しつつ電気的に接続し、モジュール電池1を構成することができる。
また、ピン6は、隣接して積層されるセルユニット2の相対位置を合わせたときに、積層方向に対して同軸となる位置に設けられるので、セルユニット2が備えるピン6の軸部6aを、隣接して積層されるセルユニット2が備えるピン6の被圧入部6cに圧入して接続すると、隣接して積層されるセルユニット2は、相対位置が合う位置に自動的に位置決めされる。
上記構成によれば、セルユニット2の積層と電気的接続を一つの工程で同時に行うことができる。したがって、隣接するセルユニット2の電極タブ8、9を接合する溶接工程を廃止でき、製造タクトを短縮することができる。また、溶接用の設備や溶接品質の管理工数が不要となり、原価低減を図ることができる。
また、セルユニット2におけるピン6の位置は設計的に決まるので、ピン6の圧入によりセルユニット2を積層すると、自動的にセルユニット2の相対位置が決まる。したがって、組付け時のセルユニット2の位置は、ピン6に形成されたテーパ形状が圧入のガイドとなる範囲にあればよいので、積層するセルユニット2の位置を正確に調整しなくても組付けることができ、工程の自動化が容易となる。
また、ピン6の圧入により電気的な接続を行うので、セル3間の通電抵抗を決定する接触面積を設計的に決定できる。したがって、モジュール電池1の品質ばらつきを抑制できる。
<第2実施形態>
続いて本発明の第2実施形態について説明する。
図3aは、本発明の第2実施形態に係るモジュール電池の概略構成を示している。また、図3bは、図3aのB−B断面を示している。
第2実施形態は、図3aおよび図3bに示すように、スペーサ4およびフレーム5を備えない点が第1実施形態と相違する。以下、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
電極タブ8、9の両端部には、プレス加工によりバーリング穴が設けられる。
ピン6の軸部6aの外径は、軸部6aを電極タブ8、9のバーリング穴に挿入したときに、電極タブ8、9のバーリング穴に対して圧入となるように設定され、軸部6aを、電極タブ8、9のバーリング穴に圧入し、ピン6を電極タブ8、9に固定する。
上記構成によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができ、さらに部品点数および組付け工数を削減できる。
<第3実施形態>
続いて本発明の第3実施形態について説明する。
図4aは、本発明の第3実施形態に係るモジュール電池の概略構成を示している。また、図4bは、図4aのC−C断面を示している。
第3実施形態は、図4aおよび図4bに示すように、ピン6に代えて、電極タブ8、9に凸部11が成形されている点が第2実施形態と相違する。以下、第2実施形態との相違点を中心に説明する。
電極タブ8、9の両端部にはプレス加工により凸部11が設けられる。
凸部11は、軸部11aと、軸部11aより大径の胴部11bとからなり、胴部11bの内径は、胴部11bに軸部11aを挿入したときに、軸部11aが圧入となるように設定された被圧入部11cである。
セルユニット2が備える凸部11の軸部11aを、隣接して積層されるセルユニット2が備える凸部11の被圧入部11cに圧入してセルユニット2を接続する。
上記構成によれば、第2実施形態と同様の効果を得ることができ、さらに部品点数および組付け工数を削減できる。
<第4実施形態>
続いて本発明の第4実施形態について説明する。
図5aは、本発明の第4実施形態に係るモジュール電池の概略構成を示している。また、図5bは、図5aのD−D断面を示している。
第4実施形態は、図4aおよび図5bに示すように、ピン6に代えて、スペーサ4に凸部12が成形されている点が第1実施形態と相違する。以下、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
スペーサ4の両端部にはプレス加工により凸部12が設けられる。凸部12の位置は、フレーム5の枠内に設けられた開口部の内側であって、セルユニット2を積層したときに凸部12がフレーム5と接触しない位置に設定される。
凸部12は、軸部12aと、軸部12aより大径の胴部12bとからなり、胴部12bの内径は、胴部12bに軸部12aを挿入したときに、軸部12aが圧入となるように設定された被圧入部12cである。
セルユニット2が備える凸部12の軸部12aを、隣接して積層されるセルユニット2が備える凸部12の被圧入部12cに圧入してセルユニット2を接続する。
上記構成によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができ、さらに部品点数および組付け工数を削減することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体例に限定する趣旨ではない。
1 モジュール電池
3 セル(電池)
4 スペーサ(プレート部材)
6 ピン(ピン部材)
6a 軸部(突起)
6c 被圧入部(被挿入部)
7 発電要素
8 電極タブ
9 電極タブ
10 ラミネートフィルム(外装部材)
11a 軸部(突起)
11c 被圧入部(被挿入部)
12a 軸部(突起)
12c 被圧入部(被挿入部)

Claims (6)

  1. 外装部材の内部に発電要素を密閉し一対の電極タブを前記外装部材から導出した電池を、複数積層してなるモジュール電池であって、
    前記電池は、電池の積層方向の一方の面に、前記電極タブと導通し、電池の積層方向に向けて設けられた突起を備えるとともに、他方の面に、前記電極タブと導通し、隣接して積層される電池が備える前記突起が挿入される被挿入部を備え、
    隣接して積層される一方の電池が備える前記突起を、他方の電池が備える前記被挿入部に挿入して接続した、
    ことを特徴とするモジュール電池。
  2. 請求項1に記載のモジュール電池であって、
    前記被挿入部は、被圧入部であり、前記隣接して積層される一方の電池が備える前記突起を、前記他方の電池が備える前記被圧入部に圧入して接続した、
    ことを特徴とするモジュール電池。
  3. 請求項2に記載のモジュール電池であって、
    前記電極タブと導通して接続されたプレート部材と、前記プレート部材と導通して接続されたピン部材とを備え、
    前記突起および前記被圧入部は、前記ピン部材により形成された、
    ことを特徴とするモジュール電池。
  4. 請求項2に記載のモジュール電池であって、
    前記電極タブと導通して接続されたピン部材を備え、
    前記突起および前記被圧入部は、前記ピン部材により形成された、
    ことを特徴とするモジュール電池。
  5. 請求項2に記載のモジュール電池であって、
    前記突起および前記被圧入部は、前記電極タブを成形して設けられた、
    ことを特徴とするモジュール電池。
  6. 請求項2に記載のモジュール電池であって、
    前記電極タブと導通して接続されたプレート部材を備え、
    前記突起および前記被圧入部は、前記プレート部材を成形して設けられた、
    ことを特徴とするモジュール電池。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016058391A (ja) * 2014-09-10 2016-04-21 ジーエム・グローバル・テクノロジー・オペレーションズ・エルエルシー 燃料電池の積み重ねおよび衝突保護のための燃料電池スタック組立体−基準構造設計
JP2016189328A (ja) * 2015-03-27 2016-11-04 ジーエム・グローバル・テクノロジー・オペレーションズ・エルエルシー 燃料電池の積み重ねおよび衝突保護のための燃料電池スタック組立体−基準設計
JPWO2022215342A1 (ja) * 2021-04-09 2022-10-13

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