JP2014128488A - 化粧料塗布具 - Google Patents

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行人 成田
Masayuki Iida
将行 飯田
Tomoharu Honma
智春 本間
Shigemasa Takagi
栄政 高城
Kimie Sannomiya
公江 三宮
Ayumi Shinbo
あゆみ 進邦
Masaharu Aso
雅晴 麻生
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Abstract

【課題】ベースメーク等のように高粘度で隠蔽性や均一性が重視される化粧料であっても、均一な化粧料塗膜を容易に形成できる化粧料塗布具を提供する。
【解決手段】化粧料塗布具1Aが、塗布体10と、該塗布体10を端部に装着した支持部20を有する。塗布体10は、先端部11の外形が半球乃至全球状であり、化粧料の非吸収素性で、表面と内部が非連通な材料で形成され、塗布面に凹凸パターン14を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、化粧料の塗布具に関する。
ファンデーション等の化粧料を肌にムラ無く塗布するために、化粧料の塗布体を軟弾性のある発泡樹脂で形成し、その表面に凹凸を設けることが提案されている(特許文献1)。
一方、アイライナー、リップグロス、アイシャドー等の液状、ゲル状、粉状等の化粧料の塗布体を、化粧料の塗布時には化粧料を保持できるが、塗布後には化粧料を簡単に除去して清浄な状態を維持できるように、吸液性の無いエラストマの射出成形により形成した塗布体であって、表面に化粧料を補足するための楕円形の凹部を形成したものや、プラスチックで中空に成形した塗布体であって、表面にディンプル状の多数個の補足凹部を形成したものが提案されている(特許文献2)。
特開平11−221116号公報 特許4257860号公報
しかしながら、毛穴、小じわ等を隠蔽するためのベースメーク等の化粧料を塗布する場合に、特許文献1に記載の発泡樹脂で形成した塗布体を使用すると、化粧料が発泡樹脂に染み込むので肌に形成される化粧料塗膜が薄くなり、毛穴等を十分に隠蔽することが困難となる。また、特許文献2に記載のように、塗布体を化粧料非吸収性の材料で形成し、その表面に凹凸を形成すると、化粧料が高粘度の場合に塗布後に筋ムラが残りやすいという問題がある。
これに対し、本発明が解決しようとする課題は、ベースメーク等のように高粘度で隠蔽性や均一性が重視される化粧料であっても、均一な化粧料塗膜を容易に形成することができ、自然な仕上がりで毛穴やしわを高度に隠蔽することができ、また、良好な肌当たりを実現することのできる化粧料塗布具を提供することに関する。
本発明者は、上述の課題の解決のために、塗布体と、該塗布体を端部に装着した支持部を有する化粧料塗布具であって、
塗布体は、先端部の外形が半球乃至全球状であり、化粧料の非吸収素性材料で形成され、塗布面に凹凸パターンを有する化粧料塗布具を提供する。
本発明の化粧料塗布具によれば、塗布体が、化粧料非吸収素性材料で半球乃至全球状の外形に成形され、かつその塗布面に凹凸パターンが形成されているので、化粧料の被塗布面に塗布体の曲面を当てて化粧料を塗布することにより、小鼻の脇などのように凹凸形状が入り組んでいる部分でも、均一な化粧料塗膜を容易に短時間で形成することができる。特に、外形が半球乃至全球状であることにより螺旋を描くように、あるいは回転するように、滑らかに塗布体を動かして化粧料を塗布することが可能となる。したがって、化粧下地、ファンデーション等を塗布する場合には、ムラの無い化粧料塗膜の形成により毛穴、小じわなどを高度に隠蔽することができる。
また、本発明において、塗布体が中空の樹脂成形品で形成されている場合には、中空の半球乃至全球状の成形体によってもたらされる弾性により、化粧料塗布時の使用感が向上する。
さらに、塗布面の凹凸パターンとして、塗布体が被塗布面に対して動かされる方向と交わる方向に伸びた複数列のリブ又は溝のパターンやランダムパターンが形成されていると、ムラのない均一な化粧料塗膜をより一層容易に形成することができる。
図1は、実施例の化粧料塗布具の断面図である。 図2は、実施例の化粧料塗布具の使用方法の説明図である。 図3Aは、同心円状の凹凸パターンを有する塗布体の斜視図である。 図3Bは、凹凸パターンの変形態様の説明図である。 図3Cは、凹凸パターンの変形態様の説明図である。 図3Dは、凹凸パターンの変形態様の説明図である。 図3Eは、凹凸パターンの変形態様の説明図である。 図3Fは、凹凸パターンの変形態様の説明図である。 図4は、内部に弾性材料層を有する中空の塗布体の断面図である。 図5は、内部が弾性材料で充填された塗布体の断面図である。 図6は、化粧料塗布具を構成する塗布体の変形態様の側面図である。 図7は、化粧料塗布具を構成する塗布体の変形態様の側面図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施例を具体的に説明する。なお、各図中、同一符号は、同一又は同等の要素を表している。
図1は、本発明の一実施例の化粧料塗布具1Aの断面図であり、図2は、その使用状態の説明図である。
この化粧料塗布具1Aは、これにより塗布される化粧料が特に限定されるものではないが、ベースメーク、クリーム状チーク等の高粘度の液状化粧料又はゲル状化粧料の塗布に好適な塗布具であって、塗布体10と、塗布体10を一端部に装着した支持部20を有している。
塗布体10は、先端部11が閉じた筒状であり、塗布体10の先端部11は外形が半球状となっている。ここで、半球状とは、必ずしも球の中心角が180°の半球に限定されない。塗布体10を樹脂成形体で形成した場合に、外形が半球状であることによる弾性を利用できればよく、通常、中心角が100°以上であればよい。また、長径と短径の比が8以下、好ましくは6以下、より好ましくは4以下であれば、楕円球の半球であってもよい。これにより、被塗布面上で螺旋を描くように、あるいは回転するように、滑らかに塗布体を動かして化粧料を塗布することが可能となる。
塗布体10の基部12は、支持部20において径が拡大している大径端部21に嵌め込まれることより着脱自在に装着されている。
塗布体10の大きさは、顔等の化粧料の被塗布面への塗布効率の点から、曲率半径が好ましくは0.25cm以上、より好ましくは0.75cm以上であり、また、小鼻等の化粧料の被塗布面の表面凹凸に適合させる点から、曲率半径が、好ましくは2.5cm以下、より好ましくは1.5cm以下である。また、塗布部の幅w1は、塗布効率の点から、好ましくは0.5cm以上、より好ましくは1cm以上、さらに好ましくは1.5cm以上であり、小鼻等の化粧料の被塗布面の表面凹凸に適合させる点から、好ましくは5cm以下、より好ましくは4cm以下、さらに好ましくは3cm以下である。
また、塗布体10は、化粧料非吸収性で表面と内部が非連通な材料で、中空に成形されている。ここで、化粧料非吸収性とは、塗布体10の表面に化粧料を保持させることはできるが、塗布体10の表面から中空の内部までは化粧料が浸透しないことをいう。また、表面と内部が非連通とは、塗布体の表面と内部が連続した気泡などにより連通していないことをいう。化粧料非吸収性で表面と内部が非連通な材料としては、例えば、天然ゴム、ウレタン、アクリル、シリコーン樹脂等で形成された独立起泡の発泡体、エラストマ等をあげることができ、好ましくはエラストマ等をあげることができる。塗布体10を化粧料非吸収性で表面と内部が非連通な材料で形成すると、塗布体10によって化粧料が吸収されないので、化粧料の塗布時に化粧料塗膜が過度に薄く形成されることを防止でき、化粧料塗膜による隠蔽性が向上する。また、中空の塗布体10の先端部側を半球状とすることにより、図2の(I)に示すように、塗布体10を皮膚等の被塗布面Sに軽く押しつけて化粧料(図示せず)を塗布するときに、適度な弾性を得ることができ、塗布体10の使用感が向上する。したがって、この化粧料塗布具1Aは、ベースメークなどのように、毛穴や小じわなどの隠蔽を目的とする化粧料の塗布体として、特に有用となる。
本発明の化粧料塗布具では、塗布体10の塗布面に微細な凹凸パターン14が形成されている。この凹凸パターン14としては、化粧料の塗布時に、例えば、図2に示すように、被塗布面S上で塗布体10をA方向に動かした場合に、その動かすA方向と交わる方向に複数列のリブ又は溝が形成されていること、即ち、被塗布面S上で塗布体10を動かした場合の、塗布体10上における被塗布面Sの相対的な走査方向と、リブ又は溝の伸びた方向とが非平行であることが好ましく、それらの交わる角度が垂直であることがより好ましい。これにより、凹凸パターン14が化粧料を塗り広げるブレードとして機能し、化粧料が高粘度であっても均一な厚さの化粧料塗膜を容易に形成することができる。
図1に示した化粧料塗布具1Aでは、塗布面の凹凸パターンとして、図3Aに示すように、塗布体10の頂部13を中心とする複数の同心円状の凹凸パターンが形成されている。このように凹凸パターン14を同心円状に形成すると、被塗布面S上で、塗布体10の頂部13を通る任意の方向(例えば、A1方向、A2方向)に塗布体10を動かしても、凹凸パターン14が塗布体10を動かす方向A1、A2と交わる方向に伸びているので、均一な厚さの化粧料塗膜を容易に形成することができる。
この場合、凹凸パターン14の大きさとしては、化粧料塗膜を均一に塗布する点から、凸部の幅wを好ましくは0.1mm以上2mm以下、より好ましくは0.1mm以上1mm以下とし、ピッチpを好ましくは0.2mm以上2mm以下とし、凸部の高さhを好ましくは0.1mm以上1mm以下、より好ましくは0.1mm以上0.2mm以下とする。なお、本発明において凹凸パターンとは塗布体表面における高低差のあるパターンを意味し、凸部の幅wは、該凸部の両側の凹部の最下点からの高さが、該最下点と凸部最高点との高低差の70%以上である領域の、凸部と凹部の繰り返し方向における水平距離であり、ピッチpは、凸部と凹部が一定の繰り返し周期で配列されている場合の繰り返し方向における1周期分の水平距離であり、凸部の高さhは隣接する凸部最高点と凹部最下点との高低差である。
一方、支持部20は、軸体22の一方の端部に大径端部21を有し、他端が外筒30内に保持されている。塗布体10を化粧料の被塗布面Sで摺動させることで塗布体10にかかる押圧力F(図2の(I))によって軸体22が回転しつつ外筒30内を進退するように、軸体22の表面に螺旋山が形成され、外筒30の内面に螺旋溝が形成され、これらは滑らかに螺合している。また、外筒30内に位置する軸体22の端部には、軸体22が外筒30から抜け出ることを防止するフランジ23が設けられている。
外筒30内部には、該外筒30内部への軸体22の進入に抗する弾性体31として、スプリング32とスポンジ33が設けられている。これにより、塗布体10を被塗布面Sで摺動し、軸体22に押圧力Fがかかり、軸体22が回転しつつ外筒30内に進入しても、図2の(II)に示すように塗布体10を被塗布面Sから離すことにより軸体22への押圧力が解除されると、軸体22と外筒30の位置関係は進入前の状態に復帰する。したがって、この塗布体10で化粧料を被塗布面Sに塗布するたびに塗布体10は回転しつつ被塗布面S上を動くこととなり、このような塗布体10の回転機構によっても化粧料塗膜を均一な厚さに形成することが容易となる。また、この塗布体10の回転機構により、塗布体10の肌当たりが良好となる。
ここで、スプリング32としては、線径0.1mm以上0.7mm以下、外径3mm以上10mm以下、自由長15mm以上35mm以下のものが好ましく、スポンジ33としては、独立発泡のものが好ましい。また、弾性体31として、このように弾性特性の異なる異種材料を直列に配置して使用することにより、肌当たりを良好とすることができる。
この化粧料塗布具1Aの使用方法としては、例えば、肌に適量おいた液状又はゲル状の化粧料を、図2の(I)に示すように、塗布体10を肌に軽く押しつけて塗布体10を回転させつつ化粧料を塗り広げ、次に図2の(II)に示すように、塗布体10を肌から離して塗布体を回転前の位置に戻すという操作を繰り返す。
本発明は種々の態様をとることができる。
例えば、上述の化粧料塗布具1Aにおいて、塗布体10の塗布面の同心円状の複数列の凹凸パターンのそれぞれを、波形にしてもよく屈曲させてもよい。
また、支持部20及び外筒30の形状等により、使用者が、被塗布面S上で化粧料塗布具を動かす方法を図3BのA方向に案内することができる場合には、図3Bに示すように、塗布体10Bには、A方向に垂直な複数列の凹凸パターン14を形成することが、化粧料を塗り広げるブレードとして凹凸パターンを機能させて化粧料を均一な厚さに塗布できる点で好ましい。また、図3Cに示すように、被塗布面に対して塗布体10を移動させる方向を塗布体10の周方向(A方向)に案内できる場合には凹凸パターン14として、塗布体10Cの頂部13を中心とする放射状の凹凸パターンを形成してもよい。
さらに、塗布体の凹凸パターンとしては、図3Dに示す塗布体10Dのように、多数の擦過傷をつけることにより形成される、大きさや方向がランダムの凹凸パターン14を形成してもよい。擦過傷の深さ、大きさ、密度などを変えることにより、上述のリブと溝の繰り返しパターンよりも均一な化粧料塗膜を形成することが可能となる。
塗布体の凹凸パターンとしては、図3Eに示すように、ペアノ曲線などのフラクタルとしてもよく、図3Fに示す塗布体10Fのようにドットパターンとしてもよい。ここで、フラクタルとは、ある図形の部分と、その図形から成る全体が自己相似になっているものをいう。凹凸パターンをフラクタルとすることにより、ドットパターンとした場合に比して、化粧料のムラ付きを防止することができる。
本発明の化粧料塗布具においては、図4に示すように塗布体10の最外層を樹脂で中空に成形する場合に、塗布体10の内側にエラストマ、ゲル等の弾性材料や、伸縮ネット、発泡樹脂等の表面と内部が連通可能な材料で、中空部分が残るように内層16を1層以上積層してもよく、図5に示すように、塗布体10の中空内部全体をエラストマ、発泡樹脂等の弾性材料又は表面と内部が連通可能な材料で充填してもよい。肌あたりを向上させる点からは、中空に成形したエラストマに連続発泡のスポンジを内包させることが好ましい。
上述の化粧料塗布具1Aにおいて、支持部20の大径端部21を省略し、図6に示す化粧料塗布具1Bのように、塗布体10Xの軸体22側近傍も塗布面として利用できるようにしてもよい。
また、図7に示す化粧料塗布具1Cのように、外形が全球状の塗布体10Yとしてもよい。なお、本発明において全球状とは、必ずしも、精確に中心角360°の球体に限定されない。好ましくは、形状に由来する弾性体と、被塗布面の凹凸形状との適合伸しやすさから、長径と短径の比が2以内の楕円球又は扁平な球とすることができる。また、その中心角は、被塗布面の凹凸形状との適合のしやすさから、好ましくは45°以上、より好ましくは90°以上であり、好ましくは315°以下、より好ましくは180°以下である。
上述した化粧料塗布具の変形態様は種々組み合わせることができる。
また、本発明の化粧料塗布具は、種々の粘度の化粧料に適用することができるが、特に高粘度の化粧料に適用した場合に、従来の化粧料塗布具では達成できなかった均一な厚さの化粧料塗膜を容易に形成できるので有用である。より具体的には、化粧料の粘度(25℃)が好ましくは1万mPa・s以上、特に3万mPa・s以上、さらには5万mPa・s以上で、好ましくは1000万mPa.s以下、特に500万mPa.s以下、さらには100万mPa.s以下の高粘度化粧料であっても化粧料をムラ付きさせることなく、均一な厚さに化粧料を塗布することができる。したがって、本発明の化粧料塗布具は、高粘度の化粧下地、ファンデーション、コンシーラ、クリームチーク等を塗布するための塗布具として有用となる。
また、本発明の化粧料塗布具は、化粧料が粉体を含有している場合にも、均一な厚さの化粧料塗膜を形成することができる。即ち、表面凹凸を有する扁平な塗布体の場合、その凹凸面に粉体が偏在化し、化粧料塗膜にムラ付きが生じ易い。特に、塗布厚が薄い場合には、偏在は顕著となる。これに対し、本発明の化粧料塗布具では、粉体を含有した化粧料に対しても、凹凸面への粉体偏在がなく、均一な塗布が可能となる。
。なお、本発明の化粧料塗布具で使用する化粧料において、粉体の含有量は、化粧料の全組成中に、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは1質量%以上,さらに好ましくは5質量%以上で、好ましくは70質量%以下、より好ましくは60質量%以下、さらに好ましくは30質量%以下である。
化粧料における粉体の粒径分布としては、好ましくは、平均粒径が0.1μm以上50μm以下の球状粉体を0.1質量%以上60質量%以下、特に、0.5質量%以上30質量%以下が好ましく、さらに1質量%以上20質量%以下含むことが好ましい。ここで、粒体の平均粒径は、エタノールを溶媒として、レーザー回折式粒度分布測定器(レーザ回折/散乱式粒度分布測定装置 LA-920、HORIBA社製)を用いて測定された体積基準平均粒径である。このような粒径分布とすることにより、化粧料塗膜に粉体が埋もれず、かつ、化粧料塗膜の凹凸部に均一に付着しやすいため、毛穴、小じわなどの境界線をぼかして見えにくくすることができる。
また、球状粉体とは、その外形が球状、略球状、回転楕円体を含み、表面凹凸を有するものも含む。特に球状粉体の平均粒径が1μm以上であると、使用感も良好になるので好ましい。
以下、本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例1
図3Aに示したように、塗布体10の先端部の外形が半球状で、表面にライン状の凹凸パターン14を有する化粧料塗布具であって、図5に示したように、最外層が、表面に凹凸パターンを有する、表面と内部が非連通のエラストマで形成され、その内側にウレタン製の連続発泡スポンジを充填した層構成の化粧料塗布具を作製した。
このライン状の凹凸パターンの寸法を表1に示す。
実施例2
ライン状の凹凸パターンの寸法を表1に示したように変えた以外は、実施例1と同様に化粧料塗布具を作製した。
実施例3
ライン状の凹凸パターンに代えて、塗布体の表面を紙ヤスリで擦過することにより図3Dに示すランダムなパターンを有する化粧料塗布具を作製した。
比較例
塗布体の表面が、人が触ることで凹凸を感じない程度に平滑である以外は、実施例1と同様の化粧料塗布具を作製した。
評価
専門パネラー10名が、実施例1〜3及び比較例の化粧料塗布具を使用して、リキッドファンデーションを頬に塗布し、(1)毛穴の目立ち難さ、(2)肌あたりの良さ、(3)塗布の容易さ、(4)仕上がりの自然さについて、以下に示す評価基準で評価した。
この場合、実施例1、2の化粧料塗布具については、化粧料塗布具を走査する方向を凹凸パターンのラインに対して垂直方向とし、実施例3及び比較例の化粧料塗布具については、任意の方向とした。
表1に、10名の評価点の合計を示す。
(1)毛穴の目立ち難さ:
5;毛穴が非常に目立ち難い
4;毛穴が目立ち難い
3;どちらとも言えない
2;毛穴がやや目立つ
1;毛穴が目立つ
(2)肌あたりの良さ:
5;肌あたりが非常に良い
4;肌あたりが良い
3;どちらとも言えない
2;肌あたりがやや悪い
1;肌あたりが悪い
(3)塗布の容易さ:
5;塗布が非常に容易
4;塗布が容易
3;どちらとも言えない
2;塗布がやや難しい
1;塗布が難しい
(4)仕上がりの自然さ:
5;仕上がりが非常に自然
4;仕上がりが自然
3;どちらとも言えない
2;仕上がりがやや不自然
1;仕上がりが不自然








































Figure 2014128488

表1から、表面に凹凸パターンを有する実施例の化粧料塗布具は、毛穴の目立ち難さ、塗布の容易さ、仕上がりの自然さが優れていることがわかる。
1A、1B、1C 化粧料塗布具
10、10B、10C、10D、10E、10F、10X、10Y 塗布体
11 塗布体の先端部
12 塗布体の基部
13 塗布体の頂部
14 凹凸パターン
16 内層
20 支持部
21 支持部の大径端部
22 軸体
23 フランジ
30 外筒
31 弾性体
32 スプリング
33 スポンジ
A 方向
F 押圧力
S 被塗布面

Claims (17)

  1. 塗布体と、該塗布体を端部に装着した支持部を有する化粧料塗布具であって、
    塗布体は、先端部の外形が半球乃至全球状であり、化粧料非吸収素性で、表面と内部が非連通な材料で形成され、塗布面に凹凸パターンを有する化粧料塗布具。
  2. 塗布体が、化粧料非吸収素性で、表面と内部が非連通な材料で形成された層を最外層とする2層以上の材料で形成されている請求項1記載の化粧料塗布具。
  3. 塗布体が最外層の内側に、表面と内部が連通可能な材料で形成された内層を有する請求項2記載の化粧料塗布具。
  4. 塗布体の内部が、表面と内部が連通可能な材料で充填されている請求項1〜3のいずれかに記載の化粧料塗布具。
  5. 塗布体が、中空部分を有する請求項1〜3のいずれかに記載の化粧料塗布具。
  6. 塗布体が、最外層の内側に、表面と内部が連通可能な材料で形成された内層を有し、内層の内側に中空部分を有する請求項2記載の化粧料塗布具。
  7. 表面と内部が連通可能な材料がスポンジである請求項3〜6のいずれかに記載の化粧料塗布具。
  8. 塗布体の最外層が、中空の樹脂成形品で形成されている請求項2〜7のいずれかに記載の化粧料塗布具。
  9. 塗布体の先端部の外形が半球状である請求項1〜8のいずれかに記載の化粧料塗布具。
  10. 塗布面の凹凸パターンが、塗布体を被塗布体に対して動かす方向と交わる方向に伸びた複数列のリブ又は溝で形成されている請求項1〜9のいずれかに記載の化粧料塗布具。
  11. 塗布面の凹凸パターンが、塗布体の頂部を中心とする複数の同心円状の凹凸パターンである請求項10記載の化粧料塗布具。
  12. 同心円状の凹凸パターンは、凸部の幅0.1mm以上2mm以下、ピッチ0.2mm以上2mm以下、凸部の高さ0.1mm以上1mm以下である請求項11記載の化粧料塗布具。
  13. 塗布面の凹凸パターンが、ランダムパターンである請求項1〜9のいずれかに記載の化粧料塗布具。
  14. 塗布面の凹凸パターンが、フラクタルパターンである請求項1〜9のいずれかに記載の化粧料塗布具。
  15. 塗布面の凹凸パターンが、塗布体の頂部を中心とする放射状の凹凸パターンである請求項1〜9のいずれかに記載の化粧料塗布具。
  16. 0.1質量%以上の粉体を含有した化粧料用の塗布具である請求項1〜15記載のいずれかに記載の化粧料塗布具。
  17. 支持部が、一端に塗布体が装着され、他端が外筒内に保持された軸体で形成され、塗布体を化粧料の被塗布面で摺動させると、軸体が回転しつつ外筒内を進退するように外筒と軸体が螺合し、外筒内に前記軸体の進入に抗する弾性体が設けられている請求項1〜16のいずれかに記載の化粧料塗布具。
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