JP2014134171A - 内燃機関の冷却システムと内燃機関の冷却方法 - Google Patents

内燃機関の冷却システムと内燃機関の冷却方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014134171A
JP2014134171A JP2013003659A JP2013003659A JP2014134171A JP 2014134171 A JP2014134171 A JP 2014134171A JP 2013003659 A JP2013003659 A JP 2013003659A JP 2013003659 A JP2013003659 A JP 2013003659A JP 2014134171 A JP2014134171 A JP 2014134171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
internal combustion
combustion engine
temperature
refrigerant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013003659A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6064603B2 (ja
Inventor
Akira Iijima
章 飯島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP2013003659A priority Critical patent/JP6064603B2/ja
Publication of JP2014134171A publication Critical patent/JP2014134171A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6064603B2 publication Critical patent/JP6064603B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)

Abstract

【課題】EGRクーラでの排ガスの冷却効果を低下することなく、内燃機関の暖機運転を促進すると共に、内燃機関により駆動されるポンプの駆動損失を低減して、内燃機関の燃費を向上することができる内燃機関の冷却システムと内燃機関の冷却方法を提供する。
【解決手段】ECU14が、EGRクーラ7内の冷却水の温度T1が沸騰判定値Aを超えない場合で、且つエンジン2内の冷却水の温度T2が暖機判定値Bを超えない場合は、電磁クラッチ12によりウォータポンプ4を停止する第一駆動損失低減手段M1と、温度T2が暖機判定値Bを超えない場合は、シャットオフバルブ13を閉じて、主冷却路10を流れる冷却水の流量を低減する第二駆動損失低減手段M2と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷媒を吐出するポンプを備え、少なくとも内燃機関とEGRクーラの両方を冷却する内燃機関の冷却システムと内燃機関の冷却方法に関する。
従来、エンジン(内燃機関)によりウォータポンプを駆動し、そのウォータポンプから吐出した冷却水(冷媒)を、エンジンのシリンダブロックに設けられたウォータジャケットに流すことで、エンジンを冷却している。
一方、エンジンから排出された排ガスを吸気通路に環流して、排ガス中のNOx(窒素酸化物)を低減するEGRシステムを搭載するエンジンが普及している。このEGRシステムにはエンジンから排出された高温の排ガスを冷却するためのEGRクーラが設けられている。
このEGRクーラは、EGRクーラ内に冷却水を流して、排ガスを冷却している。ここで、エンジンとEGRクーラの両方を冷却する従来のエンジンの冷却システムについて、図7を参照しながら説明する。この冷却システム1Xは、エンジン2のクランクシャフト3により駆動されるウォータポンプ4を備える。そのウォータポンプ4から吐出された冷却水(冷媒)がシリンダブロック5のウォータジャケットとシリンダヘッド6の冷却路を流れて、エンジン2を冷却する。エンジン2を冷却した冷却水の一部は、EGRクーラ7に送られて、EGRガスを冷却する。一方、残りの冷却水は、冷却水の温度が低い場合はサーモスタット8からウォータポンプ4に戻り、冷却水の温度が高い場合はサーモスタット8を通過し、ラジエータ9を経由して冷却されてからウォータポンプ4に戻る。
上記の構成の冷却システム1Xでは、暖機運転中は冷却水の温度が低いため、エンジン2(シリンダブロック5及びシリンダヘッド6)を冷却する必要が無く、従ってウォータポンプ4を駆動する必要はない。しかし、従来のウォータポンプ4は、クランクシャフト3からベルトなどで機械的に駆動されているため、不要に回転し、駆動損失となっていた。
そこで、エンジンの冷却水の温度によってプーリとウォータポンプの駆動軸との間の駆動力伝達を断続する電磁クラッチを備えた装置がある(例えば、特許文献1参照)。この装置によれば、冷却水の温度が低い間、例えば90℃以下の場合はウォータポンプを停止し、ウォータポンプの駆動損失を低減している。
しかし、上記の構成の冷却システム1Xのウォータポンプ4の代わりに、特許文献1に記載の装置を用いると、冷却水の温度が低い間はEGRクーラ7に対しても冷却水が流れなくなってしまう。その結果、EGRクーラ7を冷却することができなくなり、EGRクーラ7内で冷却水の沸騰などが起り、NOxが増加するという問題が起きる。
特表2011−512503号公報
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その目的は、EGRクーラでの排
ガスの冷却効果を低下させることなく、内燃機関の暖機運転を促進すると共に、内燃機関により駆動されるポンプの駆動損失を低減して、内燃機関の燃費を向上することができる内燃機関の冷却システムと内燃機関の冷却方法を提供することである。
上記の目的を解決するための本発明の内燃機関の冷却システムは、少なくとも内燃機関とEGRクーラとを冷却する内燃機関の冷却システムにおいて、内燃機関を冷却する冷媒が流れる主冷却路と、EGRクーラを冷却する冷媒が流れる副冷却路と、前記主冷却路と前記副冷却路の両方に冷媒を吐出するポンプと、前記ポンプを駆動する又は停止する動力伝達装置と、前記主冷却路を開放又は閉鎖する開閉装置と、前記動力伝達装置と前記開閉装置とを制御する制御装置と、を備えると共に、前記制御装置が、前記EGRクーラ内の冷媒の温度が予め定めた沸騰判定値を超えない場合で、且つ前記内燃機関内の冷媒の温度が予め定めた暖機判定値を超えない場合は、前記動力伝達装置により前記ポンプを停止する第一駆動損失低減手段と、前記内燃機関内の冷媒の温度が前記暖機判定値を超えない場合は、前記開閉装置を閉じて、前記主冷却路を流れる冷媒の流量を低減する第二駆動損失低減手段と、を備えて構成される。
この構成によれば、内燃機関とEGRクーラとを別々の冷却路で冷却するので、暖機運転中などの内燃機関を冷却する必要がない場合でも、EGRクーラのみを冷却するこができる。これにより、暖機中のNOxの増加やEGRクーラ内での冷媒の沸騰を抑制することができる。
また、暖機運転中などの内燃機関内とEGRクーラ内の冷媒の温度が低いときに、動力伝達装置でポンプを停止して、ポンプの駆動損失を低減することができる。一方、暖機運転中などの内燃機関内の冷媒の温度が低く、且つEGRクーラ内の冷媒の温度が高いときに、ポンプが作動していても、開閉装置を閉めて、主冷却路を流れる冷媒の流量を低減するため、冷媒はEGRクーラしか流れないので、十分な冷媒の供給ができ、しかも、ウォータポンプの駆動損失を低減することができる。よって、内燃機関の暖機運転中などの冷却水の温度が低い場合に、内燃機関により駆動されるウォータポンプの駆動損失を低減するので、内燃機関の燃費を向上することができる。
なお、ここでいう沸騰判定値とは、EGRクーラ内の冷媒が沸騰しない程度の温度に設定される値である。EGRクーラ内での冷媒の温度が、冷媒が沸騰する温度近くまで高くなると、EGRクーラでの排ガスの冷却が不足し、内燃機関での燃焼温度が高くなり、NOxが発生し易くなる。そこで、好ましくは、この沸騰判定値をEGRクーラ通過後の排ガスの温度、あるいは内燃機関の燃焼温度に基づいた温度とするとよい。また、ここでいう暖機判定値とは、内燃機関が通常に運転する上で適切な温度に冷媒の温度がなる温度であり、内燃機関の各部の部品が膨張しクリアランスが正常になる程度の温度に設定される値である。
上記の目的を解決するための本発明の内燃機関の冷却方法は、内燃機関を冷却する冷媒が流れる主冷却路と、EGRクーラを冷却する冷媒が流れる副冷却路と、前記主冷却路と前記副冷却路の両方に冷媒を吐出するポンプと、を用いて前記内燃機関と前記EGRクーラを冷却する内燃機関の冷却方法であって、前記EGRクーラ内の冷媒の温度が予め定めた沸騰判定値を超えない場合で、且つ前記内燃機関内の冷媒の温度が予め定めた暖機判定値を超えない場合は、前記ポンプを停止し、前記内燃機関内の冷媒の温度が前記暖機判定値を超えない場合は、前記主冷却路を流れる冷媒の流量を低減することを特徴とする法である。
この方法によれば、内燃機関とEGRクーラを別々の冷却路で冷却することによって、
EGRクーラでの排ガスの冷却効果を低下させることなく、ポンプの駆動損失を低減することができ、内燃機関の燃費を向上することができる。
本発明によれば、EGRクーラでの排ガスの冷却効果を低下させることなく、内燃機関の暖機運転を促進すると共に、内燃機関により駆動されるポンプの駆動損失を低減して、内燃機関の燃費を向上することができる。
本発明に係る第1の実施の形態の内燃機関の冷却システムを示す構成図であり、通常運転時で、冷却水がラジエータを経由してポンプに戻る状態を示す。 本発明に係る第1の実施の形態の内燃機関の冷却システムを示す構成図であり、内燃機関の暖機運転中で、ポンプが停止した状態を示す。 本発明に係る第1の実施の形態の内燃機関の冷却システムを示す構成図であり、内燃機関の暖機中で、ポンプが駆動し、開閉装置で主冷却路を閉鎖した状態を示す。 本発明に係る第1の実施の形態の内燃機関の冷却方法を示すフローチャートである。 本発明に係る第2の実施の形態の内燃機関の冷却システムを示す構成図であり、内燃機関の暖機中で、且つ気温が低く暖房を使用する場合で、ポンプが駆動し、開閉装置で主冷却路を閉鎖した状態を示す。 本発明に係る第3の実施の形態の内燃機関の冷却装置を示す構成図であり、内燃機関の暖機中で、ポンプが駆動し、開閉装置で主冷却路を閉鎖した状態を示す。 従来の内燃機関の冷却システムを示す構成図である。
以下、本発明に係る実施の形態の内燃機関の冷却システムと内燃機関の冷却方法について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態のエンジン(内燃機関)はディーゼルエンジンを例に説明するが、本発明はディーゼルエンジンに限定せずに、ガソリンエンジンにも適用することができ、その気筒数や、気筒の配列は限定しない。
また、冷却システムとして、冷却水をシリンダブロックのウォータジャケットとシリンダヘッドの冷却路に流して、シリンダブロックとシリンダヘッドの両方を冷却する構成を例に説明するが、本発明はこれに限定せずに、シリンダブロックのみを冷却する構成やエンジンの潤滑油を冷却するオイルクーラを経由する構成などにも適用することができる。
本発明に係る第1の実施の形態の内燃機関の冷却システムについて、図1を参照しながら説明する。図7に示す従来の冷却システム1Xではエンジン2を冷却した後の冷却水(冷媒)がEGRクーラ7に送られるように構成されていたが、この冷却システム1は、図1に示すように、エンジン2(シリンダブロック5及びシリンダヘッド6)を冷却する冷却水が流れる主冷却路10と、EGRクーラ7を冷却する冷却水が流れる副冷却路11と、主冷却路10と副冷却路11の両方に冷却水を吐出するウォータポンプ(ポンプ)4と、ウォータポンプ4を駆動する又は停止する電磁クラッチ(動力伝達装置)12と、主冷却路10を開放又は閉鎖するシャットオフバルブ(開閉装置)13と、電磁クラッチ12とシャットオフバルブ13とを制御するECU(制御装置)14と、を備えて構成される。
また、EGRクーラ7内の冷却水の温度T1を検知する第一温度センサ15と、エンジン2内の冷却水の温度T2を検知する第二温度センサ16と、を備える。加えて、エンジン2を冷却した後の冷却水をヒータ17へ送り、ヒータ17で熱交換された冷却水をウォータポンプ4へと戻すヒータ加熱路18を備える。
さらに、ECU14が、EGRクーラ7内の冷却水の温度T1が予め定めた沸騰判定値Aを超えない場合で、且つエンジン2内の冷却水の温度T2が予め定めた暖機判定値Bを超えない場合は、電磁クラッチ12によりウォータポンプ4を停止する第一駆動損失低減手段M1と、エンジン2内の冷却水の温度T2が予め定めた暖機判定値Bを超えない場合は、シャットオフバルブ13を閉じて、主冷却路10を流れる冷却水の流量を低減する第二駆動損失低減手段M2と、を備える。
主冷却路10は、ウォータポンプ4から吐出された冷却水がエンジン2を経由し、サーモスタット8によりウォータポンプ4に戻される、あるいはサーモスタット8からラジエータ9を介してウォータポンプ4に戻される流路である。この主冷却路10には、この他オイルクーラなどの熱交換器を備えてもよい。
副冷却路11は、ウォータポンプ4から吐出された冷却水が主冷却路10から分岐部11aで分岐し、EGRクーラ7のみを経由し、主冷却路10に合流部11bで合流する流路であり、EGRクーラ7のみを冷却する流路である。よって、分岐部11aは、ウォータポンプ4とエンジン2との間に、また、合流部11bは、ウォータポンプ4とラジエータ9の間にそれぞれ設けられる。
これにより、副冷却路11が、冷却水がウォータポンプ4からEGRクーラ7のみを経由して他の装置を介さずにウォータポンプ4に循環可能に構成される。この構成によれば、エンジン2の状態によらずEGRクーラ7のみを冷却することができる。また、副冷却路11を流れる冷却水の流量がEGRクーラ7を流れる流量のみを流すように構成されるので、副冷却路11に冷却水を流す際の流量を抑制することができる。
電磁クラッチ12は、クランクシャフト3から駆動力をウォータポンプ4に伝達又は遮断する装置であり、周知の技術の電磁クラッチを用いる。この電磁クラッチ12はECU14により制御されている。なお、この実施の形態では電磁クラッチ12を例に説明するが、本発明はこれに限定せずに、例えば、油圧クラッチなどを用いてもよい。
シャットオフバルブ13は、主冷却路10を開放又は閉鎖し、主冷却路10を流れる冷却水の流量を低減するものである。このシャットオフバルブ13はECU14により制御されている。
ECU14は、エンジンコントロールユニットと呼ばれる制御装置であり、本発明では、このECU14に第一駆動損失低減手段M1と第二駆動損失低減手段M2とを備え、第一温度センサ15と第二温度センサ16で検知した冷却水の温度を受信して、電磁クラッチ12とシャットオフバルブ13の動作を制御している。
第一温度センサ15は、EGRクーラ7内の冷却水の温度T1を検知するセンサであり、第二温度センサ16は、エンジン2内の冷却水の温度T2を検知可するセンサである。なお、第二温度センサ16は、エンジン2内ではなくウォータポンプ4からシャットオフバルブ13までの主冷却路10上であれば、特にエンジン2内に設けなくともよい。
第一駆動損失低減手段M1は、EGRクーラ7内の冷却水の温度T1が予め定めた沸騰判定値Aを超えない場合で、且つエンジン2内の冷却水の温度T2が予め定めた暖機判定値Bを超えない場合に、図2に示すように、電磁クラッチ12を切断することによりウォータポンプ4を停止する手段である。この第一駆動損失低減手段M1により、エンジン2、又はEGRクーラ7の少なくとも一方を冷却する必要があるまで、ウォータポンプ4を停止することができ、ウォータポンプ4の駆動損失を低減することができる。
第二駆動損失低減手段M2は、エンジン2内の冷却水の温度T2が暖機判定値Bを超えない場合に、図3に示すように、シャットオフバルブ13を閉じて、主冷却路10を流れる冷却水の流量を低減する手段である。この第二駆動損失低減手段M2により、エンジン2の暖機運転などが完了するまで、主冷却路10を流れる冷却水の流量を低減し、ウォータポンプ4を駆動しても冷却水はEGRクーラ7とヒータ17を流れる流量しか流れないため、ウォータポンプ4の駆動損失を低減することができる。
なお、ここでいう沸騰判定値Aとは、EGRクーラ7内の冷却水が沸騰しない程度、例えば100℃程度の温度に設定される値である。EGRクーラ7内での冷却水の温度が、冷却水が沸騰する温度近く、例えば100℃程度まで高くなると、EGRクーラ7での排ガスの冷却が不足し、エンジン2での燃焼温度が高くなり、NOxが発生し易くなる。そこで、好ましくはこの沸騰判定値AをEGRクーラ7通過後の排ガスの温度、あるいはエンジン2の燃焼温度に基づいた温度とすると、NOxの発生を抑制することができる。
また、暖機判定値Bとは、エンジン2が通常に稼働する上で適切な冷却水の温度であり、エンジン2の各部の部品が膨張しクリアランスが正常になる程度、例えば90℃程度の温度に設定される値である。暖機運転とは、停車したままアイドリング程度の回転数を維持し行う、あるいは負荷や回転数を抑えた走行により行うことにより、エンジン2を暖めることであり、冷えた状態でエンジン2を動かすと発生する偏摩耗などを抑制し、且つ燃費の悪化も抑制する。そこで、好ましくはこの暖機判定値Bを予め実験などによりエンジン2が十分に暖まった状態と冷却水の温度T2との関係を求め、それに基づいた温度に設定するとよい。
ヒータ17は、車室内に温風を送る暖房器であり、ヒータ加熱路18は、エンジン2を通過後の冷却水をヒータ17に導き、ヒータ17で熱交換された冷却水をウォータポンプ4に戻す流路である。これにより、エンジン2を通過後の温められた冷却水を通過させることで、空気と冷却水との間で熱交換を行って空気を加熱している。この実施の形態では、シャットオフバルブ13を閉じてもヒータ17に冷却水が流れるように構成したが、本発明はこれに限定せずに、ヒータ17とヒータ加熱路18を設けない構成にも適用することができる。
次に、本発明に係る第1の内燃機関の冷却方法について、図1〜図3、及び図4のフローチャートを参照しながら説明する。なお、ここでは、エンジン2の始動時から暖機運転を経由して通常運転になるまでを例に説明する。
図4に示すように、まずエンジン2が始動すると、エンジン2を暖機運転するか否かを判断するステップS10を行う。このステップS10はエンジン2を暖機運転するか否かを判断することができればよく、周知の暖機運転の判定方法を用いる。例えば、エンジン2内の冷却水の温度T2や図示しないオイルクーラのオイルの温度が予め定めた温度以下か否かを判断する方法などである。
ステップS10でエンジン2の暖機運転が必要と判断されると、次に、第一駆動損失低減手段M1が電磁クラッチ12を切断するステップS20を行う。このステップS20により、図2に示すように、電磁クラッチ12が切断されるので、ウォータポンプ4は停止する。これにより、主冷却路10及び副冷却路11に冷却水が流れなくなるため、エンジン2の暖機を促進すると共に、ウォータポンプ4の駆動損失を低減することができる。
そして、図4に示すように、エンジン2を暖機運転するステップS30が行われ、次に、EGRクーラ7内の冷却水の温度T1が沸騰判定値Aを超えたか否かと、エンジン2内の冷却水の温度T2が暖機判定値Bを超えたか否かを判断するステップS40を行う。このステップS40で、温度T1が沸騰判定値Aよりも低く、且つ温度T2も暖機判定値Bよりも低い場合は、ステップS30に戻る。また、温度T1が沸騰判定値Aを超え、且つ温度T2が暖機判定値Bよりも低い場合は、ステップS50に進み、温度T2が暖機判定値Bを超える場合は、ステップS90に進む。
ステップS40で、温度T1が沸騰判定値Aを超え、且つ温度T2が暖機判定値Bよりも低い場合は、第一駆動損失低減手段M1が電磁クラッチ12を接合するステップS50を行う。次に、第二駆動損失低減手段M2が、シャットオフバルブ13を閉じるステップS60を行う。このステップS50とS60により、図3に示すように、エンジン2の暖機運転中に、EGRクーラ7での排ガスの冷却効果が低減することを抑制し、排ガス中のNOxの増加を防止する、又はEGRクーラ7内での冷却水の沸騰を防止することができる。また同時に、ウォータポンプ4が駆動しても、シャットオフバルブ13が閉じているので、冷却水がEGRクーラ7とヒータ17とを流れる流量しか流れないので、ウォータポンプ4の駆動損失を低減することができる。
そして、図4に示すように、エンジン2を暖機運転するステップS70が行われ、次に、再度、EGRクーラ7内の冷却水の温度T1が沸騰判定値Aを超えたか否かと、エンジン2内の冷却水の温度T2が暖機判定値Bを超えたか否かを判断するステップS80を行う。
このステップS80で、温度T1が沸騰判定値Aよりも低く、且つ温度T2も暖機判定値Bよりも低い場合は、ステップS20に戻り、再度、第一駆動損失低減手段M1が電磁クラッチ12を切断するステップS20を行う。また、温度T1が沸騰判定値Aを超え、且つ温度T2が暖機判定値Bよりも低い場合は、ステップS70に戻る。また、温度T2が暖機判定値Bを超える場合は、ステップS100に進む。
ステップS40で温度T2が暖機判定値Bを超える場合は、第一駆動損失低減手段M1が電磁クラッチ12を接続するステップS90を行ってから、又はステップS80で温度T2が暖機判定値Bを超えたら、次に、第二駆動損失低減手段M2が、シャットオフバルブ13を開けるステップS100を行って、図1に示すように、主冷却路10と副冷却路11に冷却水が流れると、エンジン2の暖機運転における冷却方法は完了する。
この方法によれば、ウォータポンプ4を停止することと、シャットオフバルブ13を閉じて、主冷却路10を流れる冷却水の流量を減らすことにより、エンジン2の始動時から暖機運転を経由して通常運転になるまでのウォータポンプ4の駆動損失を低減することができる。これにより、燃費を向上することができる。
また、エンジン2の冷却と、EGRクーラ7の冷却を別々に行うことができるので、エンジン2の暖機運転中に、EGRクーラ7のみを冷却することができるので、NOxの増加やEGRクーラ7内での冷却水の沸騰などを防止することができる。
なお、エンジン2の暖機運転が必要な始動時などで、冷却水の温度が低くサーモスタット8が閉じている状態では、副冷却路11に冷却水を循環させるだけで、EGRクーラ7に冷却水が流れることで、EGRクーラ7内部と外部との間の熱伝達率が上がり、十分に大気に放熱し、EGRクーラ7に溜まっていた熱を放熱することができる。また、エンジン2の暖機運転中にEGRクーラ7内の冷却水の温度T1が沸騰判定値Aを超えるのは僅かな間であり、通水すれば瞬間的に沸騰しない温度に下がる。よって、本発明によれば、暖機運転中の殆どの時間で、ウォータポンプ4を停止することができ、ウォータポンプ4の駆動損失を低減することができる。
また、上記の冷却方法は、エンジン2の始動時から暖機運転を経て、通常運転になる冷却方法を例に説明したが、本発明はこれに限定せず、例えば、エンジン2の低負荷運転時などの冷却水の温度が低い場合にも適用することができる。
次に、本発明に係る第2の実施の形態のエンジン2の冷却システム20について、図5を参照しながら説明する。この冷却システム20は、第1の実施の形態の冷却システム1に加えて、冷却水をEGRクーラ7からヒータ17を介してからウォータポンプ4へ戻す暖房用流路22と、冷却水をEGRクーラ7からヒータ17を介さずにウォータポンプ4へ戻す冷房用流路23とを切り換えるバイパスバルブ21を備えて構成される。
また、ECU14には、第三温度センサ24が検知する車室内温度T3が予め定めた暖房判定値Cよりも低い場合に、又はヒータ17により車室内の暖める場合に、バイパスバルブ21により冷却水をEGRクーラ7から暖房用流路22を経由させ、一方、車室内温度T3が暖房判定値C以上の場合に、又はエアコンディショナ(図示せず)で車室内を冷やす場合に、冷却水をEGRクーラ7から冷房用流路23を経由させる冷暖房切換手段M3を備えて構成される。なお、ここでいう暖房判定値Cとは、運転者が快適に過ごすことができる車室内の温度、例えば、10℃程度の温度に設定される値である。
この構成によれば、車室内温度T3に応じてEGRクーラ7を通過後の冷却水をヒータ17へ通す、又は通さないを切り換えるバイパスバルブ21を設けることにより、車室内温度T3が低くヒータ17により車室内を暖房する場合に、暖房を効き易くすることができる。また、車室内温度T3が高くエアコンディショナにより車室内を冷房する場合に、EGRクーラ7を通過後の冷却水をヒータ17へ通すことで発生する冷房が効き難いという弊害を防止することができる。
なお、この実施の形態では、上記の構成を例に説明したが、本発明はこれに限定せずに、例えば、エンジン2からヒータ17へ冷却水を流さずに、EGRクーラ7からのみヒータ17に冷却水が流れるように構成してもよい。
次に、本発明に係る第三の実施の形態のエンジン2の冷却システム30について、図6を参照しながら説明する。この冷却システム30は、第1の実施の形態の冷却システム1のシャットオフバルブ13に代えて、ウォータポンプ4とエンジン2との間に設けたシャットオフバルブ31を備えて構成される。
この構成によれば、エンジン2の暖機運転中には、主冷却路10には冷却水が全く流れずに、冷却水がEGRクーラ7を流れる流量しか流れないため、よりウォータポンプ4の駆動損失を低減することができる。また、エンジン2の暖機をより促進することができる。
なお、この実施の形態では、エンジン2からヒータ17を経由して戻る流路、例えばヒータ加熱路18や暖房用流路22をウォータポンプ4に戻すように構成したが、本発明はこの構成に限定しない。例えば、ヒータ17からサーモスタット8を経由させてからウォータポンプ4に戻す構成にしてもよい。
本発明の内燃機関の冷却システムは、EGRクーラでの排ガスの冷却効果を低下することなく、内燃機関の暖機運転を促進すると共に、内燃機関により駆動されるポンプの駆動損失を低減して、内燃機関の燃費を向上することができるので、特にディーゼルエンジンを搭載するトラックなどの車両に利用することができ、燃費を向上することができる。
1、20、30、1X 冷却システム
2 エンジン(内燃機関)
3 クランクシャフト(駆動軸)
4 ウォータポンプ(ポンプ)
5 シリンダブロック
6 シリンダヘッド
7 EGRクーラ
8 サーモスタット
9 ラジエータ
10 主冷却路
11 副冷却路
12 電磁クラッチ(動力伝達装置)
13、31 シャットオフバルブ(開閉装置)
14 ECU(制御装置)
15 第一温度センサ
16 第二温度センサ
17 ヒータ
18 ヒータ加熱路
21 バイパスバルブ(分岐装置)
22 暖房用流路
23 冷房用流路
24 第三温度センサ
M1 第一駆動損失低減手段
M2 第二駆動損失低減手段
M3 冷暖房切換手段

Claims (2)

  1. 少なくとも内燃機関とEGRクーラとを冷却する内燃機関の冷却システムにおいて、
    内燃機関を冷却する冷媒が流れる主冷却路と、EGRクーラを冷却する冷媒が流れる副冷却路と、前記主冷却路と前記副冷却路の両方に冷媒を吐出するポンプと、前記ポンプを駆動する又は停止する動力伝達装置と、前記主冷却路を開放又は閉鎖する開閉装置と、前記動力伝達装置と前記開閉装置とを制御する制御装置と、を備えると共に、
    前記制御装置が、
    前記EGRクーラ内の冷媒の温度が予め定めた沸騰判定値を超えない場合で、且つ前記内燃機関内の冷媒の温度が予め定めた暖機判定値を超えない場合は、前記動力伝達装置により前記ポンプを停止する第一駆動損失低減手段と、
    前記内燃機関内の冷媒の温度が前記暖機判定値を超えない場合は、前記開閉装置を閉じて、前記主冷却路を流れる冷媒の流量を低減する第二駆動損失低減手段と、を備えることを特徴とする内燃機関の冷却システム。
  2. 内燃機関を冷却する冷媒が流れる主冷却路と、EGRクーラを冷却する冷媒が流れる副冷却路と、前記主冷却路と前記副冷却路の両方に冷媒を吐出するポンプと、を用いて前記内燃機関と前記EGRクーラを冷却する内燃機関の冷却方法であって、
    前記EGRクーラ内の冷媒の温度が予め定めた沸騰判定値を超えない場合で、且つ前記内燃機関内の冷媒の温度が予め定めた暖機判定値を超えない場合は、前記ポンプを停止し、
    前記内燃機関内の冷媒の温度が前記暖機判定値を超えない場合は、前記主冷却路を流れる冷媒の流量を低減することを特徴とする内燃機関の冷却方法。
JP2013003659A 2013-01-11 2013-01-11 内燃機関の冷却システムと内燃機関の冷却方法 Expired - Fee Related JP6064603B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013003659A JP6064603B2 (ja) 2013-01-11 2013-01-11 内燃機関の冷却システムと内燃機関の冷却方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013003659A JP6064603B2 (ja) 2013-01-11 2013-01-11 内燃機関の冷却システムと内燃機関の冷却方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014134171A true JP2014134171A (ja) 2014-07-24
JP6064603B2 JP6064603B2 (ja) 2017-01-25

Family

ID=51412622

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013003659A Expired - Fee Related JP6064603B2 (ja) 2013-01-11 2013-01-11 内燃機関の冷却システムと内燃機関の冷却方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6064603B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020020334A (ja) * 2018-08-01 2020-02-06 現代自動車株式会社Hyundai Motor Company 車両用冷却システムの制御方法
JP2023145868A (ja) * 2022-03-29 2023-10-12 三菱自動車工業株式会社 内燃機関の冷却構造

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005113761A (ja) * 2003-10-07 2005-04-28 Toyota Motor Corp 内燃機関の冷却装置
JP2012041904A (ja) * 2010-08-23 2012-03-01 Toyota Motor Corp 内燃機関
JP2012188965A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Fuji Heavy Ind Ltd エンジンの冷却システム
JP2013108398A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Aisin Seiki Co Ltd エンジン冷却システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005113761A (ja) * 2003-10-07 2005-04-28 Toyota Motor Corp 内燃機関の冷却装置
JP2012041904A (ja) * 2010-08-23 2012-03-01 Toyota Motor Corp 内燃機関
JP2012188965A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Fuji Heavy Ind Ltd エンジンの冷却システム
JP2013108398A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Aisin Seiki Co Ltd エンジン冷却システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020020334A (ja) * 2018-08-01 2020-02-06 現代自動車株式会社Hyundai Motor Company 車両用冷却システムの制御方法
JP7253898B2 (ja) 2018-08-01 2023-04-07 現代自動車株式会社 車両用冷却システムの制御方法
JP2023145868A (ja) * 2022-03-29 2023-10-12 三菱自動車工業株式会社 内燃機関の冷却構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP6064603B2 (ja) 2017-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8616187B2 (en) Waste heat recovering and cooling apparatus for engine
JP6266393B2 (ja) 内燃機関の冷却装置
CA2651087C (en) Vehicle cooling system with directed flows
KR100962902B1 (ko) 내연 기관의 냉각계 장치
US7267084B2 (en) Cooling and preheating device
US6453853B1 (en) Method of controlling a variable speed fan
CN106103931B (zh) 内燃机的冷却装置以及冷却装置的控制方法
US20160363038A1 (en) Heat exchange apparatus of vehicle
JP2013528743A (ja) 冷機運転時および/または暖機運転時の冷却用の冷媒集合管を備えた内燃機関
US20140372008A1 (en) Coolant control systems and methods for transmission temperature regulation
WO2014192747A1 (ja) エンジンの制御装置及び制御方法
JP2005299592A (ja) 内燃機関の潤滑装置
RU2518764C1 (ru) Устройство и способ для нагрева теплоносителя, циркулирующего в системе охлаждения
JP2011149385A (ja) 冷却水循環装置
JP6064603B2 (ja) 内燃機関の冷却システムと内燃機関の冷却方法
JP2016061232A (ja) 冷却システムの制御装置及び冷却システムの制御方法
JP5083277B2 (ja) 内燃機関の冷却装置
JP5724627B2 (ja) 内燃機関冷却水循環装置
KR102324760B1 (ko) 하이브리드 차량의 열 관리방법
JP2010151067A (ja) エンジンの冷却装置
JP2016217169A (ja) エンジン用冷却装置及びエンジンの冷却方法
JP7687248B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP2016210298A (ja) 内燃機関の冷却装置
EP2757245A1 (en) Egr gas cooling system
US11125174B1 (en) Systems and methods for providing simultaneous coolant stagnation and cooled exhaust gas recirculation

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160809

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160825

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6064603

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees