JP2014139057A - 車両の電装部品搭載装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電装部品の冷却性を高めるとともに、電装部品の振動を低減できる車両の電装部品搭載装置を提供すること。
【解決手段】リヤフロアパネル104とパーセルパネル106との間に、バッテリパック107が配置され、パーセルパネル106の下面側に充電器120およびDC/DCコンバータ121が取り付けられた車両電装部品の搭載装置において、パーセルパネル106に沿って車両幅方向に向けて延びる吸気ダクト108が、パーセルパネル106の下面側に取り付けられ、吸気ダクト108は、上流端部が車室内に開口する吸入口に連通し、かつ下流端部が冷却ファン109に接続され、吸気ダクト108の下面に開口部118,119が形成され、開口部118、119より、充電器120やDC/DCコンバータ121の上面に設けられた冷却フィン120A,121Aが吸気ダクト108内に突出する。
【選択図】図7

Description

本発明は車両の電装部品搭載装置に関し、さらに詳しくは、車両後部にパーセルパネルを備える車両の電装部品搭載装置に関する。
ハイブリッド車両としては、荷室の空間を有効利用するため、リヤシートの後方に架設された板状のパーセルパネルにDC/DCコンバータなどの電装部品を取り付けるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−106807号公報
しかしながら、板状のパーセルパネルにDC/DCコンバータなどの電装部品を取り付けると、電装部品の重量によってパーセルパネルが変形するという問題がある。また、この場合、パーセルパネルの変形や変位により電装部品が振動し易くなるという問題がある。そのため、電装部品の耐久性が低下し、バッテリパックからの電力供給の安定性が低下する虞がある。また、さらに、パーセルパネルの下面に電装部品が取り付けられているため、パーセルパネルによって車室内の空気がパーセルパネルの下側に流れ難くなり、電装部品の冷却性が低下する虞がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、バッテリパックとワイヤハーネスを介して連絡される電装部品の冷却性を高めるとともに、電装部品の振動を低減できる車両の電装部品搭載装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の態様は、リヤシートの後方に配置された荷室の底面を構成するリヤフロアパネルが設けられ、このリヤフロアパネルの上方で、かつリヤシートの後側に車両幅方向に渡って荷室とその上方の車室とを区画するパーセルパネルが配置され、リヤフロアパネルとパーセルパネルとの間に、高電圧を発生するバッテリモジュールを有するバッテリパックが配置され、パーセルパネルの下面側に、バッテリパックにワイヤハーネスを介して連絡された電装部品が取り付けられた車両用電装部品の搭載装置において、パーセルパネルの車両幅方向一端部から車両幅方向他端部に向けて延びる形状を有する吸気ダクトが、パーセルパネルの下面側に取り付けられ、吸気ダクトは、上流端部が車室内に開口する吸入口に連通し、かつ下流端部が冷却ファンに接続され、吸気ダクトの下面に開口部が形成され、開口部より吸気ダクト内に、電装部品の上面部を露呈させ、かつ電装部品が吸気ダクトの下方側を跨いでパーセルパネルの下面側に取り付けられていることを特徴とする。
上記態様としては、電装部品の上面部に吸気ダクト内の空気流れ方向に沿って延びる冷却フィンが形成され、冷却フィンが吸気ダクトの内側へ突出するように配置されていることが好ましい。
上記態様としては、荷室の側壁をその車両幅方向外側に配置されるリヤアウタサイドパネルとリヤアウタサイドパネルの車両幅方向内側に配置されるリヤインナサイドパネルとで構成し、リヤインナサイドパネルとリヤアウタサイドパネルとで車両外部と連通する空間部を形成し、冷却ファンを荷室の側壁に取り付けて、冷却ファンの排出口を空間部に連通させることが好ましい。
本発明によれば、バッテリパックとワイヤハーネスを介して連絡される電装部品の冷却性を高めるとともに、電装部品の振動を低減できる車両の電装部品搭載装置を実現できる。
図1は、本発明の実施の形態に係る電装部品搭載装置を配置する車両後部の平面図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る電装部品搭載装置を設けた車両後部において電装部品搭載装置を下方から見た状態を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る電装部品搭載装置を設けた車両後部の背面図である。 図4は、図2のIV−IV断面図である。 図5は、図2のV−V断面図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る電装部品搭載装置において吸気ダクトに電装部品を取り付ける状態を示す分解背面図である。 図7は、本発明の実施の形態に係る電装部品搭載装置において吸気ダクトに電装部品を取り付ける状態を車両後方斜め下方から見た状態を示す分解斜視図である。 図8は、本発明の実施の形態に係る電装部品搭載装置を取り付けた車両の電力供給系統の一例を示す構成図である。
以下に、本発明の実施の形態に係る車両用電装部品の搭載装置の詳細を図面に基づいて説明する。本実施の形態は、駆動用モータとエンジンを備えるプラグインハイブリッド車両に本発明を適用している。
(電装部品搭載装置の構成)
図1〜図4に示すように、本実施の形態に係る車両用電装部品の搭載装置1は、車両100の車両後部101に配置される。図1および図2に示すように、車両後部101には、リヤシート102の後方に荷室103が配置されている。図1および図4に示すように、この荷室103には、底面(床面)を構成するリヤフロアパネル104が設けられている。リヤフロアパネル104の上方には、リヤシート102の後側に車両幅方向に渡って荷室103とその上方の車室105とを区画するパーセルパネル106が配置されている。図4に示すように、パーセルパネル106の下方のリヤフロアパネル104上には、高電圧を発生するバッテリモジュールを有するバッテリパック107が配置されている。
本実施の形態に係る車両用電装部品の搭載装置1は、吸気ダクト108と、冷却ファン109と、を備えている。図1に示すように、パーセルパネル106上面における車両幅方向の左側部分には、車両前後方向前方から空気が流入可能な吸入口110を備えたフード部111が設けられている。パーセルパネル106における上面にフード部111が設けられた箇所は、吸入口110に連通してパーセルパネル106の上下方向に貫通する貫通口112(図7参照)が形成されている。
吸気ダクト108は、パーセルパネル106の下面に、車両幅方向に沿って配置されている。吸気ダクト108は、パーセルパネル106の車両幅方向一端部から車両幅方向他端部に向けて延びる形状を有する中空の板状体である。図6および図7に示すように、この吸気ダクト108の上面における車両幅方向の左側には、上流端部としての上流筒状端部113が形成されている。図7に示すように、この上流筒状端部113は、パーセルパネル106に形成された貫通口112に嵌め込まれている。そして、上流筒状端部113は、フード部111の吸入口110と連通している。
図6および図7に示すように、吸気ダクト108の車両幅方向の右側は、荷室103の右側の側壁114に沿って垂れ下がるように、略直角に屈曲した垂下部115が形成されている。図3に示すように、この垂下部115における車両幅方向の外側(右側)には、下流端部としての下流開口部116が形成されている。図2に示すように、このような吸気ダクト108は、パーセルパネル106の下面に配置された状態で、吸気ダクト108に一体に取り付けられた複数の取り付けホルダ117でパーセルパネル106に取り付けられている。
図7に示すように、吸気ダクト108の延伸方向の中央部の下面には、吸気ダクト108の車両前後方向の長さに渡って開口する矩形状の開口部118,119が形成されている。これら開口部118,119は、吸気ダクト108の延伸方向(車両幅方向)に沿って所定間隔を隔てて形成されている。開口部118には、電装部品としての充電器120が装着されている。また、その隣の開口部119には、電装部品としてのDC/DCコンバータ121が装着されている。
なお、図2に示すように、充電器120およびDC/DCコンバータ121は、吸気ダクト108を車両前後方向に跨ぐように設定されている。すなわち、充電器120およびDC/DCコンバータ121の車両前後方向の長さは、吸気ダクト108の車両前後方向の長さ(短手方向の幅寸法)よりも長く設定されている。図2,図6および図7に示すように、これら充電器120およびDC/DCコンバータ121は、ボルト122,123によりパーセルパネル106の下面側に固定されている。
図5および図7に示すように、吸気ダクト108の開口部118に装着される充電器120の上面には、この開口部118に挿入されて吸気ダクト108内に突出した状態で露呈する複数の冷却フィン120Aが形成されている。図3および図5に示すように、この冷却フィン120Aは、吸気ダクト108内における空気が流れる方向(車両幅方向)に沿って延びるように形成されている。
また、吸気ダクト108の開口部118に装着されるDC/DCコンバータ121の上面には、開口部119に挿入されて吸気ダクト108内に突出した状態で露呈する複数の冷却フィン121Aが形成されている。図3に示すように、この冷却フィン121Aは、吸気ダクト108内における空気が流れる方向(車両幅方向)に沿って延びるように形成されている。
図2〜図7に示すように、荷室103の側壁114は、リヤインナサイドパネル124とリヤアウタサイドパネル125とで形成されている。また、図2〜図4に示すように、これらリヤインナサイドパネル124とリヤアウタサイドパネル125とで、車両外部と連通する空間部126が形成されている。冷却ファン109は、荷室103の側壁114に、例えばゴムマウントなどの振動吸収部材を介して取り付けられている。冷却ファン109の排出口109Aは、この空間部126に連通するように配置されている。そして、上記吸気ダクト108の下流開口部116は、冷却ファン109に連通するように接続されている。
充電器120およびDC/DCコンバータ121は、バッテリパック107に対してワイヤハーネス127を介して連絡されている。図3、図4および図8に示すように、これら充電器120およびDC/DCコンバータ121は、12Vバッテリ(低電圧バッテリ)128、充電プラグ129にワイヤハーネス127を介して連絡されている。図8に示すように、バッテリパック107には、インバータ130が接続されている。また、インバータ130には、駆動モータ131、ジェネレータ132が接続されている。また、ジェネレータ132は、エンジン133に接続されている。駆動モータ131は、変速機134を介して駆動輪135を駆動するようになっている。
(電装部品搭載装置の動作、作用および効果)
以上、本実施の形態に係る車両の電装部品搭載装置1の構成について説明したが、以下、動作、作用および効果について説明する。
まず、図1に示すように、吸気ダクト108の下流開口部116側の冷却ファン109を駆動することにより、吸気ダクト108の上流側の吸入口110から、車室105内からの空気流F1が流れ込む。次に、吸気ダクト108内に流れ込んだ空気は、充電器120およびDC/DCコンバータ121へ向けて流れる空気流F2となる。空気流F2は、充電器120の冷却フィン120AやDC/DCコンバータ121の冷却フィン121Aの間を通過して充電器120およびDC/DCコンバータ121を冷却させる。
冷却フィン120A、121Aを通過して温められた空気流F3は、吸気ダクト108の下流開口部116を通って冷却ファン109に流れ込んで空気流F4となる。冷却ファン109に流れ込んだ空気流F4は、冷却ファン109の排出口109Aから排出される空気流F5となる。この空気流F5は、リヤインナサイドパネル124とリヤアウタサイドパネル125との間の空間部126に放出される。この空間部126は、車両の外部に連通するため、排出口109Aから排出された空気は、車両外部に排出される。
したがって、上記構成によれば、冷却フィン120A,121Aによって電装部品である充電器120およびDC/DCコンバータ121を効率的に冷却でき、電装部品の冷却性を確実に高めることができる。また、本実施の形態では、冷却ファン109側から排出された温風が、再び車室105や荷室103内に戻ることがなく、充電器120やDC/DCコンバータ121などの電装部品が温風で加熱されることを防止できる。これによって、電装部品の冷却性を高めることができる。
本来、板状で、かつ車両前後方向の長さ寸法に比べて車両幅方向の長さ寸法の方が長いパーセルパネル106は、強度的に電装部品の搭載に不向きである。本実施の形態に係る電装部品搭載装置1では、パーセルパネル106の板厚寸法を過度に大きくすることなく、吸気ダクト108によって補強できる。そのため、パーセルパネル106の変形や振動を吸気ダクト108によって抑制できる。
上記構造では、吸気ダクト108に開口部118,119を設けて、開口部118,119に充電器120やDC/DCコンバータ121などの電装部品の上面部を合わせ、これら電装部品を、吸気ダクト108を下方側から跨ぐようにパーセルパネル106に取り付けている。このため、開口部118,119とこれら電装部品の上面部との接触面積を拡大でき、吸気ダクト108内を流れる空気をこれら電装部品の上面部に積極的に流すことができ、電装部品の冷却性を高めることができる。
また、本実施の形態では、パーセルパネル106に吸気ダクト108の強度を付加した状態で充電器120およびDC/DCコンバータ121を取り付けることができる。また、パーセルパネル106のうち変形または振動し難い箇所に充電器120やDC/DCコンバータ121を配置でき、これらの電装部品が振動するのを低減できる。これによって、電装部品の耐久性が高まるため、バッテリパック107からの電力供給を安定化させることができる。
また、本実施の形態に係る電装部品搭載装置1では、冷却フィン120A,121Aによって充電器120やDC/DCコンバータ121をさらに冷却でき、これら電装部品の冷却性を確実に高めることができる。したがって、本実施の形態では、荷室103に熱がこもることを防止できる。
さらに、本実施の形態に係る電装部品搭載装置1では、冷却ファン109が、荷室103の側壁114に対して、例えばゴムマウントなどの振動吸収部材を介して取り付けられているため、振動に伴う騒音の発生を防止でき、車両の静粛性を確保できる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。上記実施の形態では、充電器120やDC/DCコンバータ121をボルト122,123で固定した。本発明は、これに限定されるものではなく、例えば、これら充電器120およびDC/DCコンバータ121などの電装部品のケース側にスタッドボルトを設け、このスタッドボルトの上端をパーセルパネル106上でナットにて締結するようにしてもよい。
また、図2に示すように、本実施の形態では、吸気ダクト108を取り付けホルダ117でパーセルパネル106側へ固定したが、吸気ダクト108側にブラケットを設け、このブラケットをクリップでパーセルパネル106に固定するようにしてもよい。また、本発明では、吸気ダクト108として、組付け性および騒音防止の観点から、蛇腹形状の中空体を用いてもよい。
上記の実施の形態では、冷却ファン109が車両の右側に配置された構成であるが、吸気ダクト108の上流側を車両の右側とし、冷却ファン109を車両の左側に配置する構成としてもよい。また、本実施の形態は、駆動用モータとエンジンを備えるプラグインハイブリッド車両に本発明を適用して説明した。しかし、本発明は、電動車両に限られるものではなく、同様なレイアウトの車両全般に適用できる。
1 搭載装置
100 車両
101 車両後部
102 リヤシート
103 荷室
104 リヤフロアパネル
105 車室
106 パーセルパネル
107 バッテリパック
108 吸気ダクト
109 冷却ファン
109A 排出口
110 吸入口
114 側壁
117 取り付けホルダ
118,119 開口部
120 充電器
120A 冷却フィン
121 DC/DCコンバータ
121A 冷却フィン
122,123 ボルト
124 リヤインナサイドパネル
125 リヤアウタサイドパネル
126 空間部
127 ワイヤハーネス

Claims (3)

  1. リヤシートの後方に配置された荷室の底面を構成するリヤフロアパネルが設けられ、前記リヤフロアパネルの上方で、かつ前記リヤシートの後側に車両幅方向に渡って前記荷室とその上方の車室とを区画するパーセルパネルが配置され、前記リヤフロアパネルと前記パーセルパネルとの間に、高電圧を発生するバッテリモジュールを有するバッテリパックが配置され、前記パーセルパネルの下面側に、前記バッテリパックにワイヤハーネスを介して連絡された電装部品が取り付けられた車両電装部品の搭載装置において、
    前記パーセルパネルの車両幅方向一端部から車両幅方向他端部に向けて延びる形状を有する吸気ダクトが、前記パーセルパネルの下面側に取り付けられ、
    前記吸気ダクトは、上流端部が車室内に開口する吸入口に連通し、かつ下流端部が冷却ファンに接続され、
    前記吸気ダクトの下面に開口部が形成され、該開口部より前記吸気ダクト内に、前記電装部品の上面部が露呈し、かつ前記電装部品が前記吸気ダクトの下方側を跨いで前記パーセルパネルの下面側に取り付けられている
    ことを特徴とする電装部品の搭載装置。
  2. 前記電装部品の上面部に前記吸気ダクト内の空気流れ方向に沿って延びる冷却フィンが形成され、前記冷却フィンが前記吸気ダクトの内側へ突出するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電装部品の搭載装置。
  3. 前記荷室の側壁をその車両幅方向外側に配置されるリヤアウタサイドパネルと該リヤアウタサイドパネルの車両幅方向内側に配置されるリヤインナサイドパネルとで構成し、該リヤインナサイドパネルと前記リヤアウタサイドパネルとで車両外部と連通する空間部を形成し、
    前記冷却ファンを前記荷室の前記側壁に取り付けて、前記冷却ファンの排出口を前記空間部に連通させた
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電装部品の搭載装置。
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