JP2014143156A - Ledランプ - Google Patents

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Tomohiko Inoue
智彦 井上
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Abstract

【課題】発光形状が従来の白熱電球と似ており、アンティーク或いはレトロな雰囲気を醸し出すことができるLEDランプの開発をその課題とする。
【解決手段】面発光型のLED12と、前記LED12の発光面12aに対向する底面14aで前記LED12から放射される光を受け入れ、頂面14hに光散乱用の凹穴14gが形成された透明中実柱状のレンズ14と、前記LED12に給電するための給電手段20とを備えている。レンズ14は円柱、円錐台、多角柱又は多角錐台である。凹穴14gはレンズ14の頂面14hに向かって次第に拡開する円錐、円錐台、多角錐又は多角錐台である。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光形状が従来の白熱電球と似ているLEDランプに関する。
従来の白熱電球に比べて消費電力が低く、かつ、長寿命といった長所を有する発光ダイオード(以下、「LED」という。)は、需要者のエコロジー意識の高まりとともに、省エネ対策のひとつとしてその使用範囲が急速に広まっており、とりわけ白熱灯の代替としてLEDが組み込まれたLED発光装置を使用したいという要望が高まっている(特許文献1)。
その結果、シャンデリアを初めとする光源としてのミニクリプトン型電球、一般照明等の用途に広く使用されているボール型電球などの白熱電球からこれらを模したLED電球に急速に置き換わりつつある。これはLED素子の効率アップや放熱技術の向上により、LED素子の明るさが上記白熱電球の明るさに接近したことによる。しかしながら、LED素子の明るさが白熱電球の明るさに接近したとしてもLED素子から出る光は、均斉な光であって従来の白熱電球のフィラメントからの光とは全く異なる。
しかしながら、室内照明では、蛍光灯のような単に明るさだけを要求するような場合だけでなく、例えば店舗照明のようにアンティーク或いはレトロな照明が要求される場合がある。そのような場合には現在のLEDランプでは対応することができない。
実用新案登録第3143412号公報
本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、発光形状が従来の白熱電球と似ており、アンティーク或いはレトロな雰囲気を醸し出すことができるLEDランプの開発をその課題とする。
請求項1に記載された発明は、
面発光型のLED12と、
前記LED12の発光面12aに対向する底面14aで前記LED12から放射される光を受け入れ、頂面14hに光散乱用の凹穴14gが形成された透明中実柱状のレンズ14と、
前記LED12に給電するための給電手段20とを備えており、
前記レンズ14が円柱、多角柱、円錐台又は多角錐台に形成され、凹穴14gがレンズ14の頂面14hに向かって次第に拡開する円錐、円錐台、多角錐又は多角錐台であることを特徴とするLEDランプ10である。
請求項2に記載された発明は、請求項1のLEDランプ10において、凹穴14gに代わる線状に連続する点14iがレンズ14内に形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、請求項2のLEDランプ10において、点14iの連続線がレンズ14の一正面から見て略M字形を描き、頂面14hから見て略V字形を描くように形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載された発明は、請求項1〜3に記載のLEDランプ10において、光散乱用の凹穴14gの表面が粗面に形成されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、レンズ14内で乱反射した光は凹穴14gの周囲であたかもフィラメントのように光り、アンティーク或いはレトロな雰囲気を醸し出す。同様に、請求項2,3においても、点14iの連続体がフィラメントのように光ることになるので、同様の効果を醸し出す。また、凹穴14gの表面が粗面に形成されておれば、当該表面でより強い反射が得られればさらに前述の効果を強調することができる。
本発明が適用されたLEDランプ(実施例1)の断面図である。 図1の斜視図である。 実施例1の変形に係るLEDランプを示す部分斜視図である。 実施例1の更なる変形に係るLEDランプを示す部分斜視図である。 (a)は実施例2に係るLEDランプ本本体を頂面から見た平面図、(b)は同斜視図、(c)は同正面図、(d)が同側面図である。
本発明が適用されたLED発光装置10について、図面を用いて説明する。図1および図2は実施例1で、LED発光装置10は、大略、面発光型のLED12と、レンズ14と、必要に応じて設けられるカバー16と、ベース18と、口金19と、給電手段20とで構成されている。
LED12は、所定の電圧が印加されることによって光を放射する半導体素子であり、ベース18の図中上面中央に実装保持されている。LED12は、円盤状(もちろん、矩形であってもよい)の発光面12aで発光するタイプのものであり、その配光パターンはいわゆるランバーシアン型である。このランバーシアン型配光パターンでは、光軸(=0°)とその近傍にほとんどの光が集まっているのが特徴であり、当該光軸と成す角度が±30°の範囲内にLED12から放射される全光の50%が含まれており、±45°の範囲内には全光の70%が含まれており、さらに±60°の範囲内には全光の90%が含まれている。
レンズ14は、LED12から放射される光を受け入れる底面14aを有するガラス又は樹脂からなる透明中実体であり、その底面14aをLED12に対向させて(より厳密には、底面14aとLED12の発光面12aとを互いに平行にして)ベース18の図1中上面中央に取り付けられている。前記レンズ14は本実施例では六角柱で、その頂面14hに形成された凹穴14gはレンズ14の頂面14hに向かって次第に拡開する円錐又は円錐台である。また、レンズ14の底面周縁には、レンズ14をベース18の上面に当接固定するための脚部14eが図中下向きに突設されている。脚部14eは突起状のものを複数配置するようにしてもよいし、リング状にして底面14aの外周部分に配置するようにしてもよい。また、脚部14eはレンズ14と一体的のものであってもよいし、別体でもよい。もちろん、レンズ14において、脚部14eは、必須の構成要素ではなく、レンズ本体14cのみでレンズ14を構成してもよい。
また、光散乱用の凹穴14gの表面にサンドブラスト加工を施したり、レンズ14を形成する金型のキャビテイの凹穴14gを形成する部分を粗面(微細な凹凸面も含む)にし、これをレンズ14の凹穴14gの表面に転写することでレンズ14の凹穴14gの表面を粗面(微細な凹凸面も含む)にしてもよい。
カバー16は、必要に応じて設けられる部材であり、本実施例では、透明ガラスで形成された中空の略球状体がLED12およびレンズ14を内包するようにして、ベース18の上面に配設されている。なお、カバー16の形状は球状に限られず、砲弾型のような曲面体であってもよいし、複数の曲面あるいは平面を組み合わせて構成してもよい。また、材質についても透明ガラスに限られず、その他の透明体(樹脂)で構成してもよい。
ベース18は、LED12、レンズ14、およびカバー16を保持するとともに、外部からの電力をLED12に供給する給電手段20をその内部に収容する部材であり、上部ベース22と、下部ベース24とで構成されている。
上部ベース22は、金属(例えば、アルミニウム)やセラミック等の熱伝導および放熱に優れた材料で形成された有蓋円筒状体(もちろん、角筒状であってもよい。)であり、その天面22aには、LED12やカバー16を取り付けるための溝22bが形成されているとともに、その蓋部22cには、上部ベース22の内部空間22dと天面22a側とを連通する連通孔26が設けられている。
下部ベース24は、上部ベース22と同様に、セラミック等の絶縁体で形成されており、太径部24aと細径部24bとその間のテーパ部24cとで構成された異径柱状体である。また、太径部24aの外径は、上部ベース22の内径よりもやや小さく形成されており、当該太径部24aのほとんどが上部ベース22の底部に挿入固定されている(なお、本実施例では、上部ベース22と下部ベース24とはビス28で固定されているが、これに代えて接着剤等で固定してもよい。)。一方、細径部24bの外周面には、口金19に螺入させるためのネジが形成されている。さらに、下部ベース24には、太径部24aの上面からテーパ部24c内を経由して細径部24bの下面および側面に至る連通孔30が形成されており、後述するように、給電手段20の大部分が当該連通孔30に配設されている。
口金19は、照明器具等のソケット(図示せず)に螺入される有底筒状体であり、ネジが形成された導電材料(例えば金属)製の側面部19aと、底面から突設する導電材料製突設部19bと、側面部19aおよび突設部19b間を電気的に絶縁する絶縁材料製の絶縁部19cとで構成されている。
給電手段20は、口金19に供給された電力をLED12に供給するためのものであり、口金19に印加された電圧をLED12の駆動電圧まで変圧するとともに、LED12に対して過剰な電流が流れるのを防止する駆動回路20aと、口金19および駆動回路20a間を導通させる一対の入力側リード線20bと、駆動回路20aおよびLED12間を導通させる一対の出力側リード線20cとで構成されている。また、駆動回路20aは、下部ベース24の連通孔30における図中上端側に広く形成された部分に配設されており、入力側リード線20bは、当該連通孔30の図中下端側に配設されており、出力側リード線20cは、上部ベース22の蓋部22cに形成された連通孔26に挿通されている。
このLEDランプ10は、一例を示せば以下の手順で製造される。上部ベース22の図中上表面にLED12を実装し、当該LED12に被せるようにレンズ14およびカバー16をこの順で接着剤等によって取り付け、給電手段20を内包するようにして上部ベース22の下端に下部ベース24を挿設してビス28で固定し、然る後、下部ベース24の下端部に口金19を取り付ける。
しかして、LED12を点灯すると、発光面12aから出た光はレンズ14の底面14aから内部に入り、乱反射して側面14b及び頂面14h、凹穴14gから出光するが、その際、凹穴14gの周囲やレンズ14の側面14bの稜線14fで強く光り、六角柱のレンズ14の側面14bに正対して(或いは正面から)見たときにあたかもM字状に張られた白熱電球のフィラメントが光っているような外観を呈する。LED12の出光色、レンズ14の色やカバー16の色を例えば従来の白熱電球の橙色にすることで、より従来の白熱電球に模することが出来、LEDランプ10でありながら従来の白熱電球のムードを醸し出すことができる。
レンズ14は、上記の場合、六角柱の場合を示したが、円柱、三角柱、四角柱或いはそれ以上の多角柱、或いは円錐台、三角錐台、四角錐台或いはそれ以上の多角錐台としてもよい。また、凹穴14gも上記同様、レンズ14の頂面14hに向かって次第に拡開する円錐、円錐台、三角錐、四角錐、或いはそれ以上の多角錐、更には三角錐台、四角錐台或いはそれ以上の多角錐台とすることも可能であり、レンズ14と凹穴14gとは上記形状のものを自由に組み合わせることができる。例えば、レンズ14を円柱又は円錐台とした場合、凹穴14gを円錐、円錐台又は多角錐或いは多角錐台としたり、レンズ14を多角錐台とした場合、凹穴14gを円錐、円錐台又は多角錐或いは多角錐台とすることができる。勿論、上記の組み合わせにおいては、発光状態について多少の違いはあるが、多様なフィラメントによる発光状態を模した発光が可能となる。なお、レンズ14を円錐台又は多角錐台とした場合、円錐台又は多角錐台の面積の広い方を頂面14h側としてもよいし、逆に底面14a側にしてもよい。
本発明の実施例2は、実施例1の凹穴14gに代えて線状に連続する点14iをレンズ14内に形成する場合である。この場合もレンズ14は、円柱、三角柱、四角柱或いはそれ以上の多角柱、或いは円錐台、三角錐台、四角錐台或いはそれ以上の多角錐台としてもよい。図の実施例では円柱を使用している。
点14iはレンズ14の所定位置にレーザーを集光し、当該部分を過熱することで、レンズ14がガラスの場合には点状クラックを、樹脂の場合には泡を生じさせることで形成することになる。本実施例ではフィラメントの形状に合わせて、レンズ14の一正面から見た形状が略M字、平面から見た時に略V字形、側面から見た時に略逆レ字形となるように、線状に連続して形成することになる。勿論、点14iの連続体の形状はこれに限られるものでなく、様々なフィラメントに模して形成されることになる。
このように点14iの連続体が内部に形成されたレンズ14にLED12の光を入光させると、欠陥である点14iは連続に光り、あたかもフィラメントが光っているように見える。前述同様、LED12の出光色、レンズ14の色やカバー16の色を例えば従来の白熱電球の橙色にすることで、より従来の白熱電球に模することが出来、LEDランプ10でありながら従来の白熱電球のムードを醸し出すことができる。
なお、上記のように、凹穴14gの表面が粗面に形成されておれば、当該表面でより強い反射が得られればさらに前述の効果を強調することができる。
10…LED発光装置,12…LED,12a…発光面,14…レンズ,14a…底面,14b…側面,14e…脚部,14f…稜線,14g…凹穴,14h…頂面,14i…点,16…カバー,18…ベース,19…口金,19a…側面部,19b…突設部,19c…絶縁部,20…給電手段,20a…駆動回路,20b…入力側リード線,20c…出力側リード線,22…上部ベース,22a…天面,22b…溝,22c…蓋部,22d…内部空間,24…下部ベース,24a…太径部,24b…細径部,24c…テーパ部,26…連通孔,28…ビス,30…連通孔。

Claims (4)

  1. 面発光型のLEDと、
    前記LEDの発光面に対向する底面で前記LEDから放射される光を受け入れ、頂面に光散乱用の凹穴が形成された透明中実柱状のレンズと、
    前記LEDに給電するための給電手段とを備えており、
    前記レンズが円柱、多角柱、円錐台又は多角錐台に形成され、凹穴がレンズの頂面に向かって次第に拡開する円錐、円錐台、多角錐又は多角錐台であることを特徴とするLEDランプ。
  2. 請求項1のLEDランプにおいて、凹穴に代わる線状に連続する点がレンズ内に形成されていることを特徴とするLEDランプ。
  3. 請求項2のLEDランプにおいて、点の連続線がレンズの一正面から見て略M字形を描き、頂面から見て略V字形を描くように形成されていることを特徴とするLEDランプ。
  4. 光散乱用の凹穴の表面が粗面に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のLEDランプ。
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