JP2014155496A - 吸水シート保持マット - Google Patents
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Abstract
【課題】吸水シートを容易に且つ確実に保持できる吸水シート保持マットを提供する。
【解決手段】吸水シート保持マットMは、第1の多角形輪郭を有する吸水シートSaを保持する吸水シート保持マットであって、互いに対向する第1の主面Stと第2の主面Sbとで規定される、第2の多角形輪郭を有するマット部Pmと、上面Sruに、前記吸水シートの周辺部の一部が挿入される少なくとも1本のスリットを有するスリット部Sと貫通孔Thとが前記第1の主面より第1の所定の高さに形成されている、少なくとも1つの保持部Prとを備え、前記吸水シートは前記第2の主面の上に載置されて、上記の目的を達成する。
【選択図】図1
【解決手段】吸水シート保持マットMは、第1の多角形輪郭を有する吸水シートSaを保持する吸水シート保持マットであって、互いに対向する第1の主面Stと第2の主面Sbとで規定される、第2の多角形輪郭を有するマット部Pmと、上面Sruに、前記吸水シートの周辺部の一部が挿入される少なくとも1本のスリットを有するスリット部Sと貫通孔Thとが前記第1の主面より第1の所定の高さに形成されている、少なくとも1つの保持部Prとを備え、前記吸水シートは前記第2の主面の上に載置されて、上記の目的を達成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、吸水シートの保持に用いられる吸水シート保持マットに関し、より特定的には、ペット用の吸水シートの保持に用いられる、ペット用吸水シート保持マットに関する。
屋内で液体を扱う際に、床や机など水を嫌う物に水が掛かってしまうのを防ぐ目的で、通常、水を吸収するシート(以下、「吸水シート」)が敷かれる。しかしながら、吸収すべき水量が吸水シートの吸水能力を超えたり、吸水シートが移動してしまったりすると、目的を果たすことができない。吸水シートが移動するような代表的な例として、ペットに食事を与えたり、ペットに排泄させたりする場合に、ペットが吸水シートを動かしてしまうことを挙げることができる。また、ペットが吸水シートを破損させてしまったりすれば、水量が吸水シートの能力を超えるのと同様の事態になる。
上記の問題に対応するために、特許文献1に提案されているペット用トイレマットを挙げることができる。図78及び図79に示すように、特許文献1のペット用トイレマットは、その上面にペット用トイレシートを載置して使用される。ペット用トイレマット1001は、略矩形状の本体と、ペット用トイレシート1002を本体に保持するための一対の固定具1011a、1011bとを含む。本体は、好ましくは撥水性を有し、耐久性が優れ、且つ携帯の便を図るべく変形が容易な素材で構成される。本体はマグネット112を備え、固定具1011a、1011bはマグネット111を備えている。
ペット用トイレマット1001へのペット用トイレシート1002の取り付けは、以下の要領で行われる。本体の上面にペット用トイレシート(以降、「トイレシート」)1002を敷いた後に、マグネット111がマグネット112の上部にくるように、固定具1011a、1011bをトイレシート1002の上に位置決めする。そして、その状態で固定具1011a、1011bを本体上に下ろし、マグネット111とマグネット112とを結合させる。そして、トイレシート1002は、マグネット111とマグネット112との間に働く磁力(結合力)により、トイレシート1002とマグネット111とマグネット112との間に生じる摩擦力によって固定されてペット用トイレマット1001に保持される。トイレシート1002を取り外す際は、固定具1011a、1011bを本体から取り外した後に、トイレシート1002を本体から取り外す。
マグネット111、112を用いない場合には、固定具1011a、1011bの重量により、トイレシート1002と固定具1011a、1011bとの間に生じる摩擦力によってトイレシート1002はペット用トイレマット1001に固定される。この場合、ペットの動作によるトイレシート1002のズレを防止するためには、トイレシート1002の固定力を増すために、固定具1011a、1011bの重量を増して摩擦力を増大させる。なお、マグネット111、112を用いる場合には、マグネットの磁力を増して摩擦力を増大させる。
特許文献1が開示するペット用トイレマットは、トイレマットにトイレシートを着脱する度に、固定具の取り外し及び取り付けを行う必要がある。また、固定具はトイレマットの本体とは別体であって、トイレマットの使用時はトイレシートの上に置かれる。そのため、固定具がペットの排泄物で汚れる可能性があり、固定具の洗浄が必要となる。また、固定具はトイレマットの本体とは別体であるので、トイレシートの交換や固定具を洗浄する際に紛失するおそれもある。
さらに、固定具とトイレマットの本体とを位置決めする手段としてマグネットを用いているが、トイレマット本体側のマグネットはトイレシートの下に配置されているので、固定具の取り付け時に作業者が視認することができない。その上、トイレシートの大きさは、トイレマット本体側のマグネット間の距離よりも大きくなければ、固定具によってトイレマットに固定することができず、使用できるトイレシートのサイズに制約がある。
また、ズレ防止の為には固定具を重くするか、マグネットを強化する必要がある。固定具の重量化は、トイレマットの携帯性を損なうと共に、脱着作業による作業者に掛かる負荷を増大させてしまう。一方、重量の増加を伴わないマグネットの強化はトイレマットの携帯性は損なわないものの、強力な磁力により固定具の脱着作業負荷が増大すると共に周囲の磁性体製品への影響の考慮が要求される。
本発明は、このような問題点に鑑み、吸水シートを容易に且つ確実に保持できる吸水シート保持マットを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の吸水シート保持マットは、第1の多角形輪郭を有する吸水シートを保持する吸水シート保持マットであって、互いに対向する第1の主面と第2の主面とで規定される、第2の多角形輪郭を有するマット部と、上面に、前記吸水シートの周辺部の一部が挿入される少なくとも1本のスリットを有するスリット部と貫通孔とが前記第1の主面より第1の所定の高さに形成されている、少なくとも1つの保持部とを備え、前記吸水シートは前記第2の主面の上に載置されることを特徴としている。
本発明は、吸水シートを容易に且つ確実に保持できる吸水シート保持マットを実現できる。
以下、本発明の実施の形態に係る吸水シート保持マットのそれぞれについて具体的に述べる前に、図1を参照して本発明の技術的概念について説明する。所定の多角形輪郭を有する吸水シートを容易に且つ確実に保持できることを目的とする、本発明に係る吸水シート保持マットMは、吸水シートSaが載置される面St(以降、「載置面St」)を有するマット部Pmと、吸水シートSaを保持する保持部Prとを有する。マット部Pmは所定の多角形輪郭を有すると共に、載置面Stを第1の主面とし、載置面Stに所定距離t1だけ離れて対向する第2の主面Sbとにより規定される厚さt1を有する平板状に形成されている。マット部Pmの第2の主面Sb(以降、「設置面Sb」)は、吸水シート保持マットMを設置する場所に接する面である。保持部Prは、所定の高さt2を有するブロック状に形成されており、載置面St上にあるいはマット部Pmに隣接して1つ以上設けられている。設置面Sbより所定の距離t3(t3=t1+t2)の高さにある保持部Prの上面には、切り込みSが設けられている。
なお、図1においては、吸水シートSa及びマット部Pmは矩形状に表現されているが、それぞれ任意の形状であってもよい。マット部Pmの内形状は基本的に、吸水シートSaの外形状より大きく構成される。なお、保持部Prは、吸水シートSaを載置面St上に載置したときに、吸水シートSaの外縁より所定の距離L(図3)だけ内部の位置に設けられる。但し、本明細書においては、説明の便宜上図1に示されるように、吸水シートSa及びマット部Pmが矩形状であるものとする。この場合、載置された吸水シートSaはその四隅の先端部の少なくとも一部が所定の長さLだけ切り込みSに挿入されるように配置される。
上述のように、吸水シート保持マットMにおいては、上面に切り込みSが設けられた保持部Pr(固定具)をマット部Pm(ペット用トイレマット)と別体とせずに、マット部Pmの載置面Stより上の位置に配設している。結果、吸水シートSaの着脱の度に、保持部Prを取り外し及び取り付ける作業を不要とすると共に、洗浄の際に保持部Prの紛失のおそれを無くしている。吸水シートSaの保持は、保持部Prの上面の切り込みSに吸水シートSaの一部を挿入することにより行われるので、切り込みSと吸水シートSaの挿入部の両方を目視で容易に確認しながら、吸水シートSaの保持(挿入)作業を容易にかつ確実に行える。また、切り込みSが設けられた保持部Prの上面との摩擦及び噛み込みによって吸水シートSaが保持されるので、保持力確保のための固定具の重量化や磁力強化が不要である。
さらに、保持部Prの位置は、吸水シートSaの外形より内側であれば良く、マット部Pmの大きさは基本的に、保持対象の吸水シートSaの大きさより大きいので、保持する吸水シートSaの最大のものよりマット部Pmを大きめに作成し、保持部Prは保持する吸水シートSaの最大から最小に至るまでの範囲内に複数個設けることにより、一つのマット部Pmで全ての大きさの吸水シートSaを保持できる。
なお、吸水シート保持マットMは、防水性及び可撓性を有する素材で構成される。防水性は液体を通さない為に要求され、可撓性は吸水シート保持マットMが設置される面の形状に沿って変形して安定的に吸水シートSaの保持を図るために要求される性質である。吸水シート保持マットMの素材はさらに、安全性及び耐食性を有することが好ましい。安全性は、上述の従来のペット用トイレマットと同じ用途に用いた場合に、ペットが嘗める場合を考慮したものである。耐食性も触れる液体(例えば、ペットの尿など)に耐える必要があるからである。なお、本実施の形態において、吸水シート保持マットMはシリコンゴムで構成されている。
(実施の形態1)
以下に図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図9、図10、図11、図12、図13、及び図14を参照して、本発明の実施の形態1に係る吸水シート保持マットについて説明する。図2は、吸水シート保持マットM1の使用時の状態を示している。吸水シート保持マットM1は、マット部Pm及び保持部Prがそれぞれマット部Pm1及び保持部Pr1に置き換えられる点を除いて上述の吸水シート保持マットMと同様に構成されている。以降、マット部Pm1及び保持部Pr1に関して重点的に述べる。
以下に図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図9、図10、図11、図12、図13、及び図14を参照して、本発明の実施の形態1に係る吸水シート保持マットについて説明する。図2は、吸水シート保持マットM1の使用時の状態を示している。吸水シート保持マットM1は、マット部Pm及び保持部Prがそれぞれマット部Pm1及び保持部Pr1に置き換えられる点を除いて上述の吸水シート保持マットMと同様に構成されている。以降、マット部Pm1及び保持部Pr1に関して重点的に述べる。
マット部Pm1は、上述のマット部Pmの載置面Stの辺縁から概ね垂直方向に所定の高さH1だけ立ちあがるマット縁部Rmが一体的に設けられている。このようにして、マット部Pm1は載置面Stを底部とし、マット縁部Rmを周壁とする浅鍋状に形成されている。このように形成されたマット部Pm1は、浅鍋状の構造の内部に、吸水シートにより吸収されなかった液体を保持することができる。
マット部Pm1は、マット部Pmにマット縁部Rmと保持部Prとを接着して作成しても良いが、マット部Pmと保持部Prとが一体的に成形されることが好ましい。マット部Pm1において、マット縁部Rmは、H1=t2の関係を満たすように構成されている。
保持部Pr1は、マット部Pm1における配設位置を除いて、保持部Prと同様に構成されている。保持部Pr1の配設位置は、保持対象の吸水シートSa1の構成に対応して定められている。よって、保持部Pr1の配設位置について説明する前に、吸水シートSa1の構成について以下に説明する。
吸水シートSa1は、吸水に供される領域(以下、「吸水エリア」)Spaとシート縁部Sprとを含む。吸水エリアSpaは、吸水シートSa1の輪郭より小さい所定の多角形輪郭を有し、吸水シートSa1のほぼ中央部に設けられている。シート縁部Sprの幅、つまり吸水エリアSpaから吸水シートSa1の外縁までの距離をシート縁幅Lprとする。本実施の形態においては、吸水エリアSpaは短辺Lssaと長辺Llsaとで規定される矩形状である。シート縁部Sprは、吸水エリアSpaを囲むように設けられている。吸水シートSa1の表面は不織布等の液体を浸透させる素材で構成され、裏面はナイロンやビニール等の液体を浸透させない素材で構成される。吸水エリアSpaは、高分子ポリマー等の吸収材を含む。
吸水シートSa1は市販のものを使用することができる。市販の吸水シートは、そのサイズによって2つに大別され、レギュラーサイズの吸水シートと、レギュラーサイズより大きいワイドサイズの吸水シートとがある。レギュラーサイズの吸水シートSa1の大きさ(外形)は、矩形状の短辺Lssが310mm〜330mm、長辺Llsが440mm〜450mm程度である。ワイドサイズの吸水シートSa1の大きさ(外形)は、矩形状の短辺Lssが430mm〜450mm、長辺Llsが590mm〜600mm程度である。なお、シート縁部Sprの幅Lprは通常20mm〜30mm程度である。
吸水エリアSpaは吸水シートSa1の外形に対してほぼ同心状に位置している。吸水シートSa1は4つの隅部Spcを有する。隅部Spcにおける吸水エリアSpaの角と吸水シートSa1の角とを結ぶ線を連結線Larとし、その長さを離間距離Darとすると、保持部Pr1は吸水シートSa1を載置面St上に載置した際に以下に述べる位置に配設されることが望ましい。つまり、保持部Pr1(スリット部S)の中心が吸水エリアSpaの角に対応する位置が望ましく、連結線Larの延長上で吸水シートSa1の中心側への若干の変位は許容されるが、遠心方向(吸水シートSa1の外形側)への変位は好ましくない。
保持部Pr1は、上述のように構成された吸水シートSa1がその裏面がマット部Pm1の載置面Stに接するように載置され、吸水シートSa1の表面の吸水エリアSpaが保持部Pr1によって隠されることがないような位置に配設される。具体的には、先ず、マット部Pm1の載置面St上に吸水シートSa1の裏面を敷いた後に、吸水シートSa1の隅部Spcの少なくとも一部を保持部Pr1のスリット部Sに挿入する。隅部Spcをスリット部Sに挿入することにより、吸水シートSa1は吸水シート保持マットM1上に位置決めされて保持される。なお、シート縁部Sprにおいて、スリット部Sによって保持されていない部分は、載置面Stに接するように垂れ下がることによって、吸水エリアSpaを囲むように立ち上がる。
シート縁部Sprが吸水エリアSpaを囲むように立ち上がることにより、液体が吸水エリアSpaに対して垂直方向でない方向にかかった時や、吸水エリアSpaからの跳ね返りをシート縁部Sprで抑える効果を意図して、保持部Pr1の配設位置は決定されている。
なお、保持部Pr1は少なくとも1つあれば、吸水シートSa1を吸水シート保持マットM1上に保持することができる。なお、ペットが吸水シート保持マットM1に乗るときにペットの足が吸水シートSa1にひっかかるのを防ぐために、吸水シートSa1の端部を保持することが好ましい。なお、保持部Pr1及びスリット部Sの形状について、後ほど図5、図6、図7、図8、図9、及び図10を参照して詳述する。
次に、図2、図3及び図4を参照して、吸水シートSa1の寸法とマット部Pm1の寸法との関係について述べる。本実施の形態において、マット部Pm1の内形状は吸水シートSa1の外形状より大きく構成される。つまり、マット部Pm1の短辺Lsm(内径)及び長辺Llm(内径)について、下記の数式(1)、(2)が成立する。
Lsm≧Lss ・・・(1)
Llm≧Lls ・・・(2)
Lsm≧Lss ・・・(1)
Llm≧Lls ・・・(2)
保持部Pr1は、吸水シートSa1を載置面St上に載置したときに、吸水シートSa1の外縁より所定の距離Lだけ内部の位置に設けられる。吸水シート保持マットM1においては、4個の保持部Pr1が、マット部Pm1の対角線上に概ね位置するように載置面St上に設けられている。吸水シートSa1を載置面St上に載置したときに、4個の保持部Pr1は、吸水シートSa1の4つの隅部Spcにそれぞれ対応する位置にある。
保持部Pr1の外観は略円柱形状であり、載置面Stから所定の高さt2(図1)だけ略垂直方向に立ちあがっている。保持部Pr1の上面Sruには、吸水シートSa1の一部が挿入されるスリット部Sが形成されている。隣接する2個の保持部Pr1、Pr1の中心間の距離は、吸水シートSa1の吸水エリアSpaの短辺Lssaと長辺Llsaとのいずれかの長さに略等しい。
図5、図6、図7、図8、図9、及び図10を参照して、保持部Pr1及びスリット部Sの形状について詳述する。なお、図5は図3におけるV部の拡大平面図であって、ペット用吸水シート保持マットの保持部の一例を示し、図6は図5において、直線VI−VIで切った保持部の断面構造を示し、そして図7は図6の保持部のスリット部を拡大して示している。図8は図5の保持部の異なる例の断面構造を示し、図9は図8の保持部のスリット部を拡大して示している。
図5、図6、及び図7に示される例においては、保持部Pr1は内径Di、外径Do、及び高さt2で規定され、円筒状に形成された周壁Wrと、上面Sruとを含む。保持部Pr1の内径Diは、人(吸水シート保持マットM1のユーザ)の指が入る程度の大きさであればよい。保持部Pr1の高さt2は、マット縁部Rmの高さH1(以降、「マット縁部高H1」)と略等しい。本実施の形態において、保持部Pr1の内径Diは24mm、外径Doは30mmに設定されている。
保持部Pr1の上面Sruには、上述のようにスリット部Sが形成されている。スリット部Sは互いに交差する3本のスリットSL1、SL2、及びSL3からなる(図7)。スリットSL1、SL2、及びSL3によって、上面Sruにおいて、6枚の爪Psruが規定されている。スリットSL1、SL2、及びSL3の長さは22mmに設定され、且つ幅は0.5mm〜1mm程度に設定されている。各スリット両端の端部Pesは、所定の曲率半径Rを有する円弧形状に形成されている。
爪Psruの下面には、スリットSL1、SL2、及びSL3の端部Pesと周壁Wrとの間に、所定の高さtc(図6)を有する環状(図7)のステップScが設けられている。ステップScは、周壁Wrと爪Psruの根元(周囲)との間の板圧を増すことにより、保持部Pr1の構造強度補強の機能を有している。つまり、スリット部Sに吸水シートSa1を挿入或いは取り出す時に爪Psruが過度に変形するのを防止して、吸水シートSa1の着脱を確実にすると共に、端部Pesの裂傷を防止する。また、仮に端部Pesに裂傷が生じた場合にも、裂傷が広がるのを防止する。
保持部Pr1は可撓性を有する素材で構成されているので、スリットSL1、SL2、及びSL3からなるスリット部Sに対して、ユーザは容易に吸水シートSa1の端部を挿入できる。吸水シートSa1の端部と複数の爪Psruとの間に摩擦力が働くことにより、吸水シートSa1は上面Sruによって保持される。なお、各スリットの端部Pesは所定の曲率半径Rを有する円弧形状に形成されているので、吸水シートSa1の着脱を繰り返しても、保持部Pr1の爪Psruの根元での断裂が生じにくい。上述のステップScと併せて、爪Psruの断裂(裂傷)の防止が図られている。なお、保持部Pr或いは爪Psruの強度が十分であれば、ステップScは必ずしも設ける必要は無い。
上述のように構成されたスリット部S(保持部Pr1)に挿入された吸水シートSa1の端部に、マット部Pm1の載置面Stに略平行な方向の力が働いても、円筒形の周壁Wrによって構造強度が与えられている爪Psruとの摩擦及び噛み込みによって、吸水シートSa1がスリット部Sから抜けにくい。
図8及び図9に示す例においては、図5、図6、及び図7を参照して説明した保持部Pr1において、爪Psruがその下面端部でリムSrで接続されて、リムSrが3本の非常に細いスリットSL1、SL2、及びSL3で切り分けられて構成されている。つまり、爪Psruの二辺にリムSrが付加されている。これにより、爪Psruが補強されると共に、爪Psru間の隙間を小さくできるので、吸水シートSa1を挿入或いは取り出す時に爪Psruが過度に変形するのと防止して、吸水シートSa1の着脱を確実にする。
なお、保持部Pr1或いは爪Psruの強度が十分であれば、リムSrは必ずしも設ける必要は無い。また、上述のステップScとリムSrを一つの保持部Pr1に同時に設けてもよい。
保持部Pr1の形状(つまり、周壁Wr)は円筒形状に限定されず、スリット部Sが形成された上面と、上面を支持する側壁とを備えていればよい。図10に示すように、保持部Pr1は四角柱や六角柱等の多角形柱状に形成してもよい。
また、スリット部Sを構成するスリットの本数は3本に限定されず、スリット部Sが複数の爪Psruによって吸水シートSa1を保持できればよい。つまり、スリット部Sを構成するスリットは、少なくとも1本あればよい。スリットの本数の最大値は、上面Sruの材質及び必要強度に基づいて適宜決定される。
次に、図11及び図12を参照して、吸水シート保持マットM1の第1の変形例について説明する。吸水シート保持マットM1がレギュラーサイズの1枚の吸水シートSa1に適用されるのと異なり、吸水シート保持マットM1aは、その載置面St上にレギュラーサイズの2枚の吸水シートSa1a及びSa1bを、一部分が重なるように並べて保持した状態で使用される。あるいは、吸水シート保持マットM1aは、その載置面St上に1枚のワイドサイズの吸水シートを保持した状態で使用してもよい。
吸水シート保持マットM1aは、マット部Pm1がマット部Pm1aに置き換えられると共に、保持部Pr1aが追加されている点を除いて上述の吸水シート保持マットM1と同様に構成されている。以降、マット部Pm1a及び保持部Pr1aに関して重点的に述べる。
保持部Pr1及び保持部Pr1aの配設位置は、保持対象の2枚の吸水シートSa1a及びSa1bの構成に対応して定められている。吸水シートSa1a及びSa1bを載置面St上に載置した状態で、4個の保持部Pr1は、吸水シートSa1aの2つの隅部Spcと吸水シートSa1bの2つの隅部Spcとにそれぞれ対応する位置に設けられている。保持部Pr1aは、隣接する保持部Pr1、Pr1間を結ぶ線分の略中央に対応する位置に設けられている。
吸水シートSa1a及びSa1bを吸水シート保持マットM1aに取り付ける場合、吸水シートSa1aは、その4つの隅部Spcが2個の保持部Pr1及び2個の保持部Pr1aによって保持される。同様に、吸水シートSa1bは、その4つの隅部Spcが2個の保持部Pr1及び2個の保持部Pr1aによって保持される。
なお、1枚のワイドサイズの吸水シートを吸水シート保持マットM1aに取り付ける場合は、吸水シートは、その4つの隅部Spcが4個の保持部Pr1によって保持されると共に、その長辺の略中央位置が2個の保持部Pr1aによって保持される。
次に、図13を参照して、吸水シート保持マットM1の第2の変形例について説明する。吸水シート保持マットM1bは、図3及び図4を参照して説明した吸水シート保持マットM1において、マット部Pm1の対角線Lo上に複数の保持部Pr1が設けられている。これにより、異なる複数のサイズの吸水シートSa1を同一の吸水シート保持マットM1bで保持することができる。なお、吸水シートSa1がペットのトイレシートである場合には、ペットの成長と共により大きいサイズの吸水シートSa1を使用できる。
次に、図14を参照して、吸水シート保持マットM1の第3の変形例について説明する。吸水シート保持マットM1cは、図13を参照して説明した吸水シート保持マットM1bにおいて、対角線Lo上以外の位置に複数個の保持部Pr1が追加されている。これにより、異なる複数のサイズの吸水シートSa1を、同一の吸水シート保持マットM1cのマット部Pm1の様々な位置で異なる姿勢で保持することができる。
次に、図77を参照して、吸水シート保持マットM1の第4の変形例について説明する。本変形例に掛かる吸水シート保持マットM1dは、保持部Pr1が保持部Pr1cに交換されている点を除いて、図3に示す吸水シート保持マットM1と同様に構成されている。図77(a)は、保持部Pr1cを中心に、吸水シート保持マットM1dを斜めからみた様子を示す。図77(b)は、図77(a)の吸水シート保持マットM1dを保持部Pr1cの上面から見た様子を示す。図77(c)は、保持部Pr1cを中心に吸水シート保持マットM1dを横からみた様子を示す。
図8を参照して説明したように、保持部Pr1(保持部Pr)は、スリット部Sが平面的に、より詳しく言えば、複数の爪Psruが高さt2の位置に水平に延在している。これに対して、保持部Pr1cは、図77から読み取れるように、平面的なスリット部Sの代わりに立体的に形成されたドーム状のスリット部Sdが設けられている。
スリット部Sdは、図77(b)に示すように、スリット部Sと同様に、スリットSLによって、複数の立体的な爪Psrudに分割されている。なお、スリット部Sdの頂点(爪Psrudの先端)は高さt2に位置し、底部(爪Psrudの根元)は所定の高さt2b(t2>t2b)に位置している。爪Psrudは周壁Wrの上端部より所定の距離L2だけ上方に張り出している。つまり、円筒状の周壁Wrの上端部がドーム状のスリット部Sd(爪Psrud)として形成されているとも言える。
吸水シートSaの吸水シート保持マットM1dへの取り付けは、以下の如く行われる。吸水シートSaの四隅の先端部の少なくとも一部が、スリット部Sdの頂点(爪Psrudの先端)からスリット部Sに所定長Lだけ挿入される。爪Psruが平面的に形成されているのに対して、爪Psrudは上面が凸状で下面が凹状に形成されている。そのために、吸水シートSaを保持部Pr1cの上面Srudから挿入する時に、爪Psrudは下側(マット部Pm1)に向かっての変形は容易であるが、吸水シートSaを引き上げて取りはずす場合は、爪Psrudは上側(爪Psrudを裏返す方向)に変形させることになる。よって、一端取り付けられた吸水シートSaの不用意に取りはずされる事態が防止される効果がある。
なお、上述のように、爪Psrudは、閉鎖空間である周壁Wrの開放端(上端)より上方(開放空間)に、所定距離L2だけ張り出している。よって、吸水シートSaの端部をスリット部Sdに挿入するために、指で爪Psrudを下方に変形させる際に、周壁Wrで邪魔されることなく所定距離L2を容易に押し込むことができる。
なお、本明細書において、各実施形態或いは変形例において保持部Pr1或いはその変形例が例示されている。それらの実施の形態或いは変形例の何れにおいても、保持部Pr1或いはその変形例の代わりに保持部Pr1cを用いることが出来る。
(実施の形態2)
以下に図15、図16、図17、図18、及び図19を参照して、本発明の実施の形態2に係る吸水シート保持マットについて説明する。図15及び図16に示す吸水シート保持マットM2は、マット部Pm1及び保持部Pr1がそれぞれマット部Pm2及び保持部Pr2に置き換えられる点を除いて上述の吸水シート保持マットM1と同様に構成されている。なお、本実施の形態に於ける保持部Pr2は、簡単に言えば、上述の保持部Pr1が2つ隣接して構成されており、その結果吸水シート保持マットM2には2つの保持部Pr1を連接する通路が設けられている点に特徴がある。以降、マット部Pm2及び保持部Pr2に関して重点的に述べる。
以下に図15、図16、図17、図18、及び図19を参照して、本発明の実施の形態2に係る吸水シート保持マットについて説明する。図15及び図16に示す吸水シート保持マットM2は、マット部Pm1及び保持部Pr1がそれぞれマット部Pm2及び保持部Pr2に置き換えられる点を除いて上述の吸水シート保持マットM1と同様に構成されている。なお、本実施の形態に於ける保持部Pr2は、簡単に言えば、上述の保持部Pr1が2つ隣接して構成されており、その結果吸水シート保持マットM2には2つの保持部Pr1を連接する通路が設けられている点に特徴がある。以降、マット部Pm2及び保持部Pr2に関して重点的に述べる。
保持部Pr2は、複数(図示例では2つ)のスリット部S1及びS2が近接して設けられている。なお、スリット部S1及びS2は、上述のスリット部Sと基本的に同様に構成されている。つまり、スリット部S1は、内径Di1及び外径Do1(図17)で規定された円筒状の周壁Wr1に支持された上面Sru1に設けられている。同様に、スリット部S2は、内径Di2及び外径Do2(図17)で規定された円筒状の周壁Wr2に支持された上面Sru2に設けられている。なお、スリット部S1とスリット部S2の中心が、マット部Pm2の対角線上に周壁Wr1と周壁Wr2とが点接触するように配置されている。つまり、本実施の形態における保持部Pr2は、2つの保持部Pr1(実施の形態1)が対角線上に周壁Wr1と周壁Wr2とが接触するように配置されていると言える。
図17に、マット部Pm2の設置面Sb側から見た保持部Pr2を示す。上述のように、周壁Wr1と周壁Wr2とは隣接している。なお、周壁Wr1の爪Psru1との間にはステップSc1が設けられ、周壁Wr2の爪Psru2との間にはステップSc2が設けられていることは、上述の保持部Pr1におけるのと同様である。そして、同隣接部の下部に位置する部分のマット部Pm2と、近接部の周壁Wr1及びWr2とが、マット部Pm2の設置面Sbから上面Sru1及びSru2の下面まで除去されて通路Pasが形成されている。但し、爪Psru1及び爪Psru2は、それぞれ、ステップSc1及びステップSc2によって囲まれている。
つまり、周壁Wr1及び周壁Wr2によってそれぞれ規定される空間は、通路Pasによって連通されている。通路Pasによって、爪Psru1と爪Psru2の周壁Wr1と周壁Wr2は取り除かれているが、ステップSc1及びステップSc2とが設けられている。つまり、通路Pasにおける周壁Wr1及びWr2の除去による保持部Pr2の強度低下がステップSc1及びSc2によって補われている。結果、スリット部S1及びS2に吸水シートSa1を挿入或いは取り出す時に爪Psru1及びPsru2が過度に変形するのを防止して、吸水シートSa1の着脱を確実にすると共に、端部Pes1或いはPes2の裂傷を防止する。また、仮に端部Pes1或いはPes2に裂傷が生じた場合にも、裂傷が広がる(特に端部Pes1及び端部Pes2に渡って)のを防止する。
なお、周壁Wr1及びWr2それぞれの内径Di1及びDi2は、人(ユーザ)の指が入る程度の大きさであればよい。図示例においては、Di1>Di2となっているがこれに限られない。通路Pasは、吸水シートSa1の端部を通せる程度の幅を有している。
スリット部S1及びS2のうち、スリット部S1のマット部Pm2における配設位置は、保持部Pr1のスリット部Sの配設位置と同様に決定される。つまり、隣接する2つのスリット部S1、S1の中心間の距離は、吸水シートSa1の吸水エリアSpaの短辺Lssaと長辺Llsaとのいずれかの長さに略等しい。スリット部S2は、スリット部S1に隣接して、スリット部S1の配設位置から遠心方向(吸水シートSa1の外形側)へ変位した位置に配設されている。
上述のように構成された吸水シート保持マットM2に、吸水シートSa1を取り付ける手順を簡単に説明する。先ず、マット部Pm2の載置面St上に吸水シートSa1の裏面を敷いた後に、吸水シートSa1の隅部Spcの少なくとも一部を保持部Pr2のスリット部S1に挿入する。次に、スリット部S1に挿入された隅部Spcを通路Pasに通し、その後隅部Spcを設置面Sb側から載置面St側に向かってスリット部S2に挿入する。このように、スリット部S2にはシート縁部Spr(吸水シートSa1)の先端部が挿入され、スリット部S1にはシート縁部Sprの吸水エリアSpaの近傍部が挿入されることを考慮して、Di1>Di2である例が図17に示されている。上述の取り付け手順については、後ほど図26を参照して詳しく説明する。なお、保持部Pr2或いは爪Psru1及びPsru2の強度が十分であれば、ステップSc1或いはSc2は必ずしも設ける必要は無い。また、保持部Pr2のスリット部S1及びスリット部S2の何れか一方或いは両方を、図5、図8、及び図9を参照して説明したリムSrを有するものとしてもよい。
次に、図18及び図19を参照して、吸水シート保持マットM2の変形例について説明する。吸水シート保持マットM2aは、図11及び図12を参照して説明した吸水シート保持マットM1aと同様に、その載置面St上にレギュラーサイズの2枚の吸水シートSa1a及びSa1bを、一部分が重なるように並べて保持した状態で使用される。あるいは、吸水シート保持マットM2aは、その載置面St上に1枚のワイドサイズの吸水シートを保持した状態で使用してもよい。
吸水シート保持マットM2aは、マット部Pm2がマット部Pm2aに置き換えられると共に、保持部Pr2aが追加されている点を除いて上述の吸水シート保持マットM2と同様に構成されている。以降、マット部Pm2a及び保持部Pr2aに関して重点的に述べる。
保持部Pr2及び保持部Pr2aの配設位置は、保持対象の2枚の吸水シートSa1a及びSa1bの構成に対応して定められている。吸水シートSa1a及びSa1bを載置面St上に載置した状態で、4個の保持部Pr2は、それぞれのスリット部S1が、吸水シートSa1aの2つの隅部Spcと吸水シートSa1bの2つの隅部Spcとにそれぞれ対応するように配設されている。
保持部Pr2aは、それぞれのスリット部S1が、隣接する保持部Pr2、Pr2それぞれのスリット部S1間を結ぶ線分の略中央に対応する位置に設けられている。スリット部S2は、スリット部S1に隣接して、スリット部S1の配設位置から遠心方向(吸水シートSa1の外形側)へ変位した位置に配設されている。
(実施の形態3)
以下に図20、図21、図22、図23、図24、図25、図26、図27、図28、図29、図30、図31、及び図32を参照して、本発明の実施の形態3に係る吸水シート保持マットについて説明する。図27は、吸水シート保持マットM3の使用時の状態を示している。吸水シート保持マットM3は、マット部Pm2及び保持部Pr2がそれぞれマット部Pm3及び保持部Pr3に置き換えられる点を除いて上述の吸水シート保持マットM2と同様に構成されている。以降、マット部Pm3及び保持部Pr3に関して重点的に述べる。
以下に図20、図21、図22、図23、図24、図25、図26、図27、図28、図29、図30、図31、及び図32を参照して、本発明の実施の形態3に係る吸水シート保持マットについて説明する。図27は、吸水シート保持マットM3の使用時の状態を示している。吸水シート保持マットM3は、マット部Pm2及び保持部Pr2がそれぞれマット部Pm3及び保持部Pr3に置き換えられる点を除いて上述の吸水シート保持マットM2と同様に構成されている。以降、マット部Pm3及び保持部Pr3に関して重点的に述べる。
図20及び図21に示されるように、保持部Pr3は、複数(図示例では2つ)のスリット部S3及びS4が一体的に形成されている。これにより、上述の保持部Pr2のスリット部S1及びS2の中心間距離よりも、スリット部S3及びS4の中心間距離を小さくし、外側のスリット部S4に挿入される吸水シートSa1(シート縁部Spr)の長さをより長く確保している。
そのために、図22及び図23に見て取れるように、スリット部S3及びS4は、それぞれの周壁Wr3及びWr4の一部を共有するように隣接して設けられている。共有化された周壁Wr3(或いは周壁Wr4)の分だけ、スリット部の中心間距離が短くなっている。但し、共有化により周壁Wr3及び周壁Wr4の総合強度は、実施の形態2における周壁Wr1及び周壁Wr2の総合強度に比べて若干低下する。
図23に、マット部Pm3の設置面Sb側から見た保持部Pr3を示す。上述のように、周壁Wr3と周壁Wr4とは一部共有化されている。この共有部の一部が、マット部Pm3の設置面Sbから上面Sru3及びSru4の下面まで除去されて通路Pasが形成されている(図24)。そして、周壁Wr3及び周壁Wr4の外周に対する共通接線を外辺として周壁Wr3と周壁Wr4を一体的に接続する壁Wb1及びWb2が設けられている。通路Pasに対して垂直方向に切った保持部Pr3の断面形状を示す図25において、壁Wb1、共有部Wrc、及び壁Wb2が読み取れる。
つまり、壁Wb1と共有部Wrcとの間及び共有部Wrcと壁Wb2との間には、図23に示されるように壁Wb1と共有部Wrc、及び共有部Wrcと壁Wb2とによるトラス構造が形成されている。このトラス構造により保持部Pr3の補強がなされている。なお、壁Wb1と共有部Wrc及び共有部Wrcと壁Wb2とのよるトラス構造の代わりに、壁Wb1と共有部Wrcの間の空間及び共有部Wrcと壁Wb2との間に空間を設けない(つまり、図25において、空間は通路Pasのみとなる)ように構成してもよい。
このように構成されることによって、ステップSc3及びSc4と壁Wb1及びWb2によって、周壁Wr3及びWr4の共有化および、周壁Wr3及びWr4の共有化部分の除去による周壁Wr3及びWr4の総合強度低下が補償されている。結果、スリット部S3とS4との離間距離を短く設定することにより、吸水シートSa1のスリット部S4への挿入量を確保しつつ、端部Pes3或いはPes4の裂傷が防止される。また、仮に端部Pes3或いはPes4に裂傷が生じた場合にも、裂傷の広がり(特に端部Pes3及び端部Pes4に渡る)が防止される。
次に、図26及び図27を参照して、吸水シート保持マットM3に吸水シートSa1を保持する方法について具体的に述べる。図26においては、吸水シートSa1の保持作業がP1、P2、P3、及びP4の4つの段階に分けて示されている。先ず、第1段階P1において、吸水シートSa1をマット部Pm3の載置面Stに置く。吸水シートSa1のシート縁部Sprの角の先端を、保持部Pr3の上面Sru3からスリット部S3に押し込む。
第2段階P2において、マット部Pm3を折り曲げて設置面Sbを上向きにする。そして、上面Sru3から押し込まれたシート縁部Sprの先端部を、吸水エリアSpaの角がスリット部S3の中心付近に到達するまで、スリット部S3から引き出す。
第3段階P3において、引き出されたシート縁部Sprの先端部を通路Pasを介してスリット部S4側に導く。そして、導かれたシート縁部Sprの先端部をスリット部S4に押し込む。
第4段階P4において、第2段階P2で折り曲げられたマット部Pm3を伸ばし直して、載置面St側を上向きにする。そして、スリット部S4の上面から、シート縁部Sprが通路Pasの内部に収容されるように、第3段階で押し込まれたシート縁部Sprの先端を引き出す。
上述の4段階P1〜P4を経た結果、図27に示すように、吸水エリアSpaの周囲でシート縁部Sprが起立した状態で、吸水シートSa1がマット部Pm3に保持される。なお、設置面Sb側に回されたシート縁部Sprは通路Pasの内部に収容されるので、マット部Pm3(設置面Sb)と床やテーブルとがシート縁部Sprによって離反させられることなく、つまりシート縁部Sprによってマット部Pm3が変形することがない。結果、吸水シート保持マットM3(マット部Pm3)は床やテーブルに沿った状態で載置されるので、保持した吸水シートSa1を変形させたり、床やテーブル上を滑ったりすることが防止される。
次に、図28を参照して、上述のように吸水シート保持マットM3に取り付けられた吸水シートSa1(図27)の取り付け強度について述べる。なお、同実験の結果は、吸水シートSa1を引っ張って取り外すために必要な力(引張張力)は、スリット部S3のみに吸水シートSa1を取り付けた場合の平均値は206gfであり、スリット部S3及びS4の両方に吸水シートSa1を取り付けた場合の平均値は453.5gfであった。これより、スリット部S3のみでも吸水シートSa1を十分な力で保持できることが確認された。
次に、図29及び図30を参照して、吸水シート保持マットM3の第1の変形例について説明する。吸水シート保持マットM3aは、図18及び図19を参照して説明した吸水シート保持マットM2aにおいて、保持部Pr2が保持部Pr3に置き換えられている。
次に、図31を参照して、吸水シート保持マットM3の第2の変形例について説明する。吸水シート保持マットM3bは、図20及び図21を参照して説明した吸水シート保持マットM3において、マット部Pm3の対角線Lo上に複数の保持部Pr3が設けられている。これにより、異なる複数のサイズの吸水シートSa1を同一の吸水シート保持マットM3bで保持することができる。なお、吸水シートSa1がペットのトイレシートである場合には、ペットの成長と共により大きなサイズの吸水シートSa1を使用できる。
次に、図32を参照して、吸水シート保持マットM3の第3の変形例について説明する。吸水シート保持マットM3cは、図31を参照して説明した吸水シート保持マットM3bにおいて、対角線Lo上以外の位置に複数個の保持部Pr3が追加されている。異なる複数のサイズの吸水シートSa1を、同一の吸水シート保持マットM3cのマット部Pm3の様々な位置で異なる姿勢で保持することができる。
(実施の形態4)
図33を参照して、本発明の実施の形態4に係る吸水シート保持マットについて説明する。吸水シート保持マットM4は、マット部Pm1がマット部Pm4に置き換えられる点を除いて上述の吸水シート保持マットM1と同様に構成されている。マット部Pm4は簡単に言えば、その外形状が吸水シートSa1の外形状より小さく構成される。保持部Pr1は、上面Sruが載置面Stよりも上に位置するように、マット部Pm4の外周縁部に隣接或いは近接して設けられている。
図33を参照して、本発明の実施の形態4に係る吸水シート保持マットについて説明する。吸水シート保持マットM4は、マット部Pm1がマット部Pm4に置き換えられる点を除いて上述の吸水シート保持マットM1と同様に構成されている。マット部Pm4は簡単に言えば、その外形状が吸水シートSa1の外形状より小さく構成される。保持部Pr1は、上面Sruが載置面Stよりも上に位置するように、マット部Pm4の外周縁部に隣接或いは近接して設けられている。
結果、同一のサイズの吸水シートSa1を、マット部Pm1に比べてより小さなマット部Pm4で保持できる。なお、保持部Pr1とマット部Pm4の外周縁部とは、先に図22を参照して説明したように、それぞれの周壁の一部を共有するように構成されてもよい。さらに、上述の実施の形態2及び3とその変形例に係る吸水シート保持マットM2、M2a、M3、M3a、M3b、及びM3cの何れにおいても、保持部Pr2及びPr3を本実施の形態に於けるのと同様に、マット部Pm2及びPm3の外周縁部に隣接或いは近接して設けてもよい。
(実施の形態5)
図34を参照して、本発明の実施の形態5に係る吸水シート保持マットについて説明する。吸水シート保持マットM5は、上述の吸水シート保持マットM4のマット部Pm4のマット縁部Rmの内周縁部にも隣接して保持部Pr1が設けられている。結果、吸水シート保持マットM4に比べて、若干サイズが小さい吸水エリアSpaを有する吸水シートSa1も保持できる。
図34を参照して、本発明の実施の形態5に係る吸水シート保持マットについて説明する。吸水シート保持マットM5は、上述の吸水シート保持マットM4のマット部Pm4のマット縁部Rmの内周縁部にも隣接して保持部Pr1が設けられている。結果、吸水シート保持マットM4に比べて、若干サイズが小さい吸水エリアSpaを有する吸水シートSa1も保持できる。
なお、保持部Pr1とマット部Pm4のマット縁部Rmとは、先に図22を参照して説明したように、それぞれの周壁の一部を共有するように構成されてもよい。さらに、先に図17を参照して説明したように、互いに隣接する保持部Pr1及びPr1の下部に位置する部分のマット部Pm4と、保持部Pr1及びPr1それぞれの周壁の一部とを除去して、保持部Pr1及びPr1それぞれの内部空間同士を連通させる通路を設けてもよい。
(実施の形態6)
図35を参照して、本発明の実施の形態6に係る吸水シート保持マットについて説明する。本実施の形態に係る吸水シート保持マットM6は、上述の実施の形態1、2、及び3とその変形例に係る吸水シート保持マットM1、M1a、M1b、M1c、M2、M2a、M3、M3a、M3b、及びM3cにおける、保持部Pr1、Pr2、及びPr3の設置面Sbにおける開口部が封止されている。具体的には、封止する開口部あるいは周壁Wrの内形状に勘合するキャップCによって封止されている。図35に、図8に示した吸水シート保持マットM1における保持部Pr1の開口部がキャップCによって封止されている状態を示す。これにより、吸水エリアSpaで受け切れなかった液体がスリット部Sを介してマット部Pm1を通り越して、吸水シート保持マットM1が載置されている机などを濡らしてしまうことが防止できる。
図35を参照して、本発明の実施の形態6に係る吸水シート保持マットについて説明する。本実施の形態に係る吸水シート保持マットM6は、上述の実施の形態1、2、及び3とその変形例に係る吸水シート保持マットM1、M1a、M1b、M1c、M2、M2a、M3、M3a、M3b、及びM3cにおける、保持部Pr1、Pr2、及びPr3の設置面Sbにおける開口部が封止されている。具体的には、封止する開口部あるいは周壁Wrの内形状に勘合するキャップCによって封止されている。図35に、図8に示した吸水シート保持マットM1における保持部Pr1の開口部がキャップCによって封止されている状態を示す。これにより、吸水エリアSpaで受け切れなかった液体がスリット部Sを介してマット部Pm1を通り越して、吸水シート保持マットM1が載置されている机などを濡らしてしまうことが防止できる。
なお、キャップCの内部は、スリット部Sを介して水洗いできる。さらに、必要に応じて、キャップCは取り外して洗うことができる。
(実施の形態7)
図36、図37、及び図38を参照して、本発明の実施の形態7に係る吸水シート保持マットについて説明する。以下に、本実施の形態に係る吸水シート保持マットM7を、図2〜図9を参照して説明した実施の形態1に係る吸水シート保持マットM1と比較して説明する。図3に示されるように、上述の吸水シート保持マットM1においては、マット部Pm1の全周に渡ってマット縁部Rmが設けられており、マット部Pm1の載置面St上に保持部Pr1が設けられている。これに対して、本実施の形態に係る吸水シート保持マットM7においては、図36に示すように、保持部Pr7が載置面St上にはなく、マット部Pm7の周縁部に設けられているマット縁部Rm7に一体的に設けられている。図37に示すように、保持部Pr7の周縁部は、好ましくは、所定の曲率半径Rを有するなだらかな形状にて形成されている。
図36、図37、及び図38を参照して、本発明の実施の形態7に係る吸水シート保持マットについて説明する。以下に、本実施の形態に係る吸水シート保持マットM7を、図2〜図9を参照して説明した実施の形態1に係る吸水シート保持マットM1と比較して説明する。図3に示されるように、上述の吸水シート保持マットM1においては、マット部Pm1の全周に渡ってマット縁部Rmが設けられており、マット部Pm1の載置面St上に保持部Pr1が設けられている。これに対して、本実施の形態に係る吸水シート保持マットM7においては、図36に示すように、保持部Pr7が載置面St上にはなく、マット部Pm7の周縁部に設けられているマット縁部Rm7に一体的に設けられている。図37に示すように、保持部Pr7の周縁部は、好ましくは、所定の曲率半径Rを有するなだらかな形状にて形成されている。
保持部Pr7の上面Sruに対して垂直なスリット部Sの中心軸をスリット中心軸Acs(図37)とし、スリット中心軸Acsを二点鎖線で結ぶと矩形の領域Rpaが規定される。図26及び図27を参照して説明したように、吸水シートSa1の吸水エリアSpaの角がスリット部Sの中心部に位置し、吸水エリアSpaの周囲のシート縁部Sprが起立した状態で、吸水シートSa1がマット部Pm7に保持される。つまり領域Rpaの輪郭は、保持された吸水シートSa1において、平坦に保持される吸水エリアSpaと、起立した状態に保持されるシート縁部Sprとの境界線に対応する。この意味において、領域Rpaを吸水領域Rpaと称し、吸水領域Rpaとマット縁部Rm7との間をシート縁部起立領域Rprと称する。
図36において、保持部Pr7上に保持部Pr1を二点鎖線で示しているように、保持部Pr7は保持部Pr1より外周部Pe7だけ大きく形成されている。つまり、保持部Pr7は、保持部Pr7の円形輪郭の内部で、保持部Pr1の円形輪郭が吸水シート保持マットM7の中心側に偏心した状態に構成されている。
次に、図37及び図38を参照して、保持部Pr7、マット縁部Rm7、及びシート縁部起立領域Rprについて説明する。図37は、図36においてマット縁部Rm7を中心に吸水シート保持マットM7を切断した様子を示す。図38は、図36において保持部Pr7のスリット中心軸Acsで吸水シート保持マットM7を切断した様子を示す。
図37において、マット縁部Rm7の右側に、マット縁部Rm7より(マット部Pm7の)外部に位置する保持部Pr7の端部が見えている。同部分において、外周部から二点鎖線までの所定の幅We7に渡る部分が上述の外周部Pe7である。保持部Pr7においては、外周部Pe7は高さT3を有し、外周部Pe7の上面と周壁Wrの上面とは面一に構成されている。
なお、保持部Pr7は、その略円形輪郭の中心が保持部Pr1の円形輪郭の中心と略一致する状態に構成してもよい。その場合、外周部Pe7の上面はマット部Pm7の中心から外周部に向かって傾斜すると共に、その幅が上端部から下端部に向けて大きくなるように構成することが好ましい。
マット縁部Rm7は、載置面Stに対して概ね垂直(θ=90°)に高さH1(5mm≦H1≦15mm)だけ立ちあがって、保持部Pr7間を一体的に接続している。なお、マット縁部Rm7の先端部は曲線状に形成されている。マット縁部Rm7の厚さをTe(以降、「マット縁部厚Te」)とし、マット縁部Rm7の内部(載置面St)に面している側(図37において左側)を内周面Siとし、吸水シート保持マットM7の外部に面している側(図37において右側)を外周面Soとし、スリット中心軸Acsから内周面Siまでの距離をLeiとし、スリット中心軸Acsから外周面Soまでの距離をLeo(以降、「中心軸−外周面間距離Leo」)とすると、保持部Pr1の内径Di及び外径Doとの間には、次式(3)及び式(4)で表される関係が成立する。
0<Lei<Leo<Di/2<Do/2 ・・・・ (3)
Leo−Lei=Te ・・・・ (4)
0<Lei<Leo<Di/2<Do/2 ・・・・ (3)
Leo−Lei=Te ・・・・ (4)
上述のように、スリット中心軸Acsを結ぶ線によって規定される吸水領域Rpaは、吸水シートSa1の吸水エリアSpaに対応しているので、距離Leiはシート縁部起立領域Rprの幅に対応しており、シート縁部起立領域幅Leiと称する。なお、シート縁部起立領域幅Leiと、マット縁部高H1と、吸水シートSa1のシート縁部Sprのシート縁幅Lpr(図2)との間には、好ましくは、さらに次式(5)で表される関係が成立する。
Lei<H1≦Lpr ・・・・・・・・・・・・・・ (5)
Lei<H1≦Lpr ・・・・・・・・・・・・・・ (5)
上述のように、シート縁部Sprのスリット部Sによって保持されていない部分は、載置面Stに接するように垂れ下がることによって、吸水エリアSpaを囲むように立ち上がる(図2)。さらに、このシート縁部Sprの立ち上がった部分は、上述の式(3)、(4)、及び(5)の関係が満たされることにより、マット縁部Rm7の内周面Siによって支えられて、シート縁部Sprの立ち上がりが補強される。
図38に示すように、保持部Pr7を左右のマット縁部Rm7に対して均等な角度で切った断面における外周部Pe7が最も大きい。図36から見て取れるように、保持部Pr7の円形輪郭の内部で、保持部Pr1の円形輪郭が吸水シート保持マットM7の中心側に偏心した状態に、保持部Pr7は構成されている。
図39を参照して、マット縁部Rm7の形状及び配設位置の変形例について説明する。まず形状に関して述べると、図36〜図38に例示したマット縁部Rm7は、内周面Si及び外周面Soが共に載置面Stに対して垂直(θ=90°)に、互いに平行に立ち上がる平板状に形成されている。しかし、図39(a)に例示するように、マット縁部Rm7aの内周面Siが載置面Stに対してほぼ垂直(θ=90°)に立ち上がる一方、外周面Soは凸状曲面としても良い。また、図39(b)及び図39(c)に例示するように、マット縁部Rm7b及びマット縁部Rm7cそれぞれの内周面Siが載置面Stに対して傾斜して(80°≦θ≦85°)に立ち上がると共に、外周面Soは凸状曲面としても良い。
次に、マット縁部Rm7a、マット縁部Rm7b、及びマット縁部Rm7cの配設位置について説明する。図39(a)に示す例(θ=90°)においては、マット縁部Rm7aのシート縁部起立領域幅Leiと、マット縁部厚Teと、中心軸−外周面間距離Leoとの間には、マット縁部Rm7(図36〜図38)の場合と同様に、上述の式(4)で表わされる関係が成立する。一方、図39(b)及び図39(c)に示す例(80°≦θ≦85°)においては、マット縁部Rm7b及びマット縁部Rm7cそれぞれの配設位置はマット縁部Rm7(図36〜図38)の配設位置とは異なる。
図39(b)に示す例においては、マット縁部Rm7bの外周面Soはマット縁部Rm7の外周面Soよりも、吸水シート保持マットM7の外部(図37及び図39において右側)に位置している。言い換えると、マット縁部Rm7bの外周面Soが、図37に示す例と比べて、θによって規定される値f(θ)だけ吸水シート保持マットM7の外部に位置している。
図39(c)に示す例においては、マット縁部Rm7cの内周面Siはマット縁部Rm7の内周面Siよりも、吸水シート保持マットM7の内部(図37及び図39において左側)に位置している。言い換えると、マット縁部Rm7cの内周面Siが、図37に示す例と比べて、θによって規定される値f(θ)だけ吸水シート保持マットM7の内部に位置している。
次に、図40を参照して、吸水シート保持マットM7の変形例について説明する。本変形例に掛かる吸水シート保持マットM7aは、保持部Pr7が上述の保持部Pr1c(図77)に交換されている点を除いて、図3に示す吸水シート保持マットM1と同様に構成されている。図40(a)は、保持部Pr1cを中心に、吸水シート保持マットM7aを斜めからみた様子を示す。図40(b)は、図40(a)の吸水シート保持マットM7aを保持部Pr1cの上面から見た様子を示す。図40(c)は、保持部Pr1cを中心に吸水シート保持マットM7aを横からみた様子を示す。保持部Pr7が保持部Pr1cに交換されることによって、吸水シートSaの不用意に取りはずしの防止や、爪Psrudの押し込みが容易である効果を有することは上述の通りである。
(実施の形態8)
図41、図42、及び図43を参照して、本発明の実施の形態8に係る吸水シート保持マットについて説明する。吸水シート保持マットM9は、上述の吸水シート保持マットM7(図36)において、保持部Pr7及びマット縁部Rm7がそれぞれ保持部Pr9及びマット縁部Rm9に置き換えられている。具体的には、吸水シート保持マットM9においては、保持部Pr9の外周部Pe9とマット縁部Rm9の外周面Rse9とが一体的に構成されている。
図41、図42、及び図43を参照して、本発明の実施の形態8に係る吸水シート保持マットについて説明する。吸水シート保持マットM9は、上述の吸水シート保持マットM7(図36)において、保持部Pr7及びマット縁部Rm7がそれぞれ保持部Pr9及びマット縁部Rm9に置き換えられている。具体的には、吸水シート保持マットM9においては、保持部Pr9の外周部Pe9とマット縁部Rm9の外周面Rse9とが一体的に構成されている。
マット縁部Rm9は、マット縁部Rm7(図36)において、その外周面Soの上端からマット部Pm7の設置面Sbの延長上の面に向かって、且つマット部Pm7の中心から外周部に向かって傾斜する外周面Rse9(図42)が設けられている。図43に示すように、保持部Pr9の外周部Pe9の上面はマット部Pm7の中心から外周部に向かって傾斜している。外周部Pe9の幅は、上端部から下端部に向けて大きくなるように構成されている(We9t<We9b)。
なお、図44にマット縁部Rm9の変形例の断面を示す。マット縁部Rm9aにおいて、角度θは略80度から85度の範囲の値であり、マット縁部Rm9aは外周部からマット部Pm7の中心に向かって傾斜するよう形成されている。
(実施の形態9)
図45を参照して、本発明の実施の形態9に係る吸水シート保持マットについて説明する。吸水シート保持マットM10は、上述の実施の形態8に係る吸水シート保持マットM9(図41)において、保持部Pr9及びマット縁部Rm9がそれぞれ保持部Pr10及びマット縁部Rm10に置き換えられている。具体的には吸水シート保持マットM10は、上述の吸水シート保持マットM9と同様に保持部Pr10の外周部Pe10とマット縁部Rm10の外周面Rse10とが一体的に構成されている。但し、マット縁部Rm10には、マット縁部Rm9(吸水シート保持マットM9)とは異なり、開口部Oが形成されている。マット縁部Rm10は、図45に示す例においては平面視略額縁状の形状を有する。
図45を参照して、本発明の実施の形態9に係る吸水シート保持マットについて説明する。吸水シート保持マットM10は、上述の実施の形態8に係る吸水シート保持マットM9(図41)において、保持部Pr9及びマット縁部Rm9がそれぞれ保持部Pr10及びマット縁部Rm10に置き換えられている。具体的には吸水シート保持マットM10は、上述の吸水シート保持マットM9と同様に保持部Pr10の外周部Pe10とマット縁部Rm10の外周面Rse10とが一体的に構成されている。但し、マット縁部Rm10には、マット縁部Rm9(吸水シート保持マットM9)とは異なり、開口部Oが形成されている。マット縁部Rm10は、図45に示す例においては平面視略額縁状の形状を有する。
保持部Pr10は、基本的に保持部Pr9(図41)と同様の構成を有する。つまり、保持部Pr10の外周部Pe10の幅は上端部から下端部に向けて大きくなるように構成されている。
マット縁部Rm10は、その外周面からマット部Pm7の中心から外周部に向かって延在する外周部Rpe10を有する。外周部Rpe10は、第1外周部Ripe10及び第2外周部Rope10を有する。第1外周部Ripe10と第2外周部Rope10とは一体的に構成されている。後述するように、マット縁部Rm10には開口部Oが形成されている。
第1外周部Ripe10は、マット縁部Rm10の外周面から、マット部Pm7の中心の反対側に、向かって長さLipe10にわたって延在している。第1外周部Ripe10の上面は、マット縁部Rm10の外周面の上端からマット部Pm7の設置面Sbの延長上の面に向かって傾斜している。
第2外周部Rope10は、第1外周部Ripe10と一体的に構成されて、マット部Pm7の中心から外周に向かって長さLope10にわたって延在している。第2外周部Rope10は所定の高さt4(不図示)を有し、高さt4はマット縁部Rm10の高さt3(不図示)よりも小さい。
左右のマット縁部Rm10にはそれぞれ開口部Oが形成されている。開口部Oは、マット縁部Rm10におけるマット部Pm7の短辺に隣接する部分に形成されている。開口部Oは、使用者による取り扱いの便宜のために設けられるので、その要求を満たすような形状や大きさであれば良い。
なお、マット縁部Rm10がマット部Pm7の載置面Stと成す角度θは鈍角であり、マット縁部Rm10の内周面はマット部Pm7の中心から外周部に向かって傾斜していてもよい。また、保持部Pr10がマット部Pm7の載置面Stと成す角度θは鈍角であり、保持部Pr10の内周面はマット部Pm7の中心から外周部に向かって傾斜していてもよい。
(実施の形態10)
図46、図47、及び図48を参照して、本発明の実施の形態10に係る吸水シート保持マットについて説明する。吸水シート保持マットM11は、上述の実施の形態1に係る吸水シート保持マットM1(図3)に、上述の実施の形態7に係るマット縁部Rm7(図36、図37)が適用された構成を有している。マット縁部Rm7は、保持部Pr1間を一体的に接続している。マット縁部Rmとマット縁部Rm7との間を縁部間領域Rrrと称する。
図46、図47、及び図48を参照して、本発明の実施の形態10に係る吸水シート保持マットについて説明する。吸水シート保持マットM11は、上述の実施の形態1に係る吸水シート保持マットM1(図3)に、上述の実施の形態7に係るマット縁部Rm7(図36、図37)が適用された構成を有している。マット縁部Rm7は、保持部Pr1間を一体的に接続している。マット縁部Rmとマット縁部Rm7との間を縁部間領域Rrrと称する。
図47は、図46においてマット縁部Rm及びマット縁部Rm7を中心に吸水シート保持マットM11を切断した様子を示す。図48は、図46において保持部Pr1のスリット中心軸Acs(図37)に沿って吸水シート保持マットM11を切断した様子を示す。図47に示すように、縁部間領域Rrrは平坦な面で構成されている。また、マット縁部Rm7の高さH7はマット縁部Rmの高さH1と略等しい。
図49を参照して、マット縁部Rm及びマット縁部Rm7の変形例について説明する。図49(a)に例示するように、マット縁部Rmを、図39(a)を参照して説明したマット縁部Rm7aと同様の形状を有するように構成してもよい。また、図49(b)に例示するように、マット縁部Rm及びマット縁部Rm7の双方を、マット縁部Rm7aと同様の形状を有するように構成してもよい。さらに、図49(c)に例示するように、マット縁部Rm7の高さH7がマット縁部Rmの高さH1より大きいように、マット縁部Rmとマット縁部Rm7とを構成してもよい。
なおマット縁部Rmは、マット縁部Rmとマット縁部Rm7との離間距離及び、マット縁部Rmと保持部Pr1の外周面との離間距離が略一定となるように、配置してもよい。その場合、マット縁部Rmは、各コーナーにおいては、円弧状のコーナー部がマット縁部Rmから不連続的に、外周側に偏位して形成される。
(実施の形態11)
図50、図51、及び図52を参照して、本発明の実施の形態11に係る吸水シート保持マットについて説明する。吸水シート保持マットM13は、縁部間領域Rrrが縁部間領域Rrrsに置き換えられる点を除いて上述の吸水シート保持マットM11と同様に構成されている。
図50、図51、及び図52を参照して、本発明の実施の形態11に係る吸水シート保持マットについて説明する。吸水シート保持マットM13は、縁部間領域Rrrが縁部間領域Rrrsに置き換えられる点を除いて上述の吸水シート保持マットM11と同様に構成されている。
図51は、図50においてマット縁部Rm及びマット縁部Rm7を中心に吸水シート保持マットM13を切断した様子を示す。図52は、図50において保持部Pr1のスリット中心軸Acsで吸水シート保持マットM13を切断した様子を示す。図51及び図52に示すように、縁部間領域Rrrsは、マット縁部Rm7の上端部とマット縁部Rmの下端部との間に延在する傾斜面で構成されている。
図53を参照して、マット縁部Rm及びマット縁部Rm7の変形例について説明する。図53(a)に例示するように、マット縁部Rmを、図49(a)を参照して説明したマット縁部Rmと同様の形状を有するように構成してもよい。また、図53(b)に例示するように、マット縁部Rmを図53(a)に示すマット縁部Rmと同様の形状を有するように構成すると共に、マット縁部Rm7の内周面Siが載置面Stに対して傾斜する(80°≦θ≦85°)ように構成してもよい。
(実施の形態12)
図54、図55、図56、及び図57を参照して、本発明の実施の形態12に係る吸水シート保持マットについて説明する。吸水シート保持マットM14は、マット縁部Rm7がマット縁部Rm14に置き換えられている点を除いて上述の吸水シート保持マットM11と同様に構成されている。上述のマット縁部Rm7が連続的に延在しているのに対して、本実施の形態に係るマット縁部Rm14は、複数のマット縁部からなり、マット縁部同士の間に間隙Gが形成されている。
図54、図55、図56、及び図57を参照して、本発明の実施の形態12に係る吸水シート保持マットについて説明する。吸水シート保持マットM14は、マット縁部Rm7がマット縁部Rm14に置き換えられている点を除いて上述の吸水シート保持マットM11と同様に構成されている。上述のマット縁部Rm7が連続的に延在しているのに対して、本実施の形態に係るマット縁部Rm14は、複数のマット縁部からなり、マット縁部同士の間に間隙Gが形成されている。
図54に示す例では、マット縁部Rm14におけるマット部Pm1の短辺Lsm(図3)に略平行な部分に、間隙Gがそれぞれ形成されている。図55は、図54においてマット部Pm1の短辺Lsm(図3)に略平行に、マット縁部Rm14の位置で吸水シート保持マットM14を切断した様子を示す。なお、マット縁部Rm14の高さH14が保持部Pr1の高さよりも大きいように構成してもよい。
図56は、図54においてマット部Pm1の長辺Llm(図3)に略平行に、マット縁部Rm14の位置で吸水シート保持マットM14を切断した様子を示す。図56に示すように、マット縁部Rm14には、その略中央位置に切欠Noが形成されている。上述のように構成された吸水シート保持マットM14は、図57に示すように、切欠No及びNoを結ぶ線に沿ってマット部Pm7を折り曲げて、壁や家具等の吸水シート保持マットM14を設置する場所と所定の角度をなす面に沿わせて設置することができる。つまり、切欠Noによって、吸水シート保持マットM14を曲げたときの変形を吸収できる。なお、マット縁部Rm14の高さH14が保持部Pr1の高さよりも大きいように構成してもよい。
(実施の形態13)
図58及び図59を参照して、本発明の実施の形態13に係る吸水シート保持マットについて説明する。吸水シート保持マットM15は、マット縁部Rm14がマット縁部Rm15に置き換えられる点を除いて上述の吸水シート保持マットM14と同様に構成されている。図59は、図58においてマット部Pm1の短辺Lsm(図3)に略平行に、マット縁部Rm15の位置で吸水シート保持マットM15を切断した様子を示す。
図58及び図59を参照して、本発明の実施の形態13に係る吸水シート保持マットについて説明する。吸水シート保持マットM15は、マット縁部Rm14がマット縁部Rm15に置き換えられる点を除いて上述の吸水シート保持マットM14と同様に構成されている。図59は、図58においてマット部Pm1の短辺Lsm(図3)に略平行に、マット縁部Rm15の位置で吸水シート保持マットM15を切断した様子を示す。
図58及び図59に示すように、マット縁部Rm15は、複数のマット縁部からなり、マット縁部同士の間に間隙Gが形成されている。間隙Gに隣接するマット縁部の端部は傾斜面をなしている。
なお、図59には、マット縁部Rm15の高さH15と保持部Pr1の高さt2とが概ね同一である例が示されている。しかしながら、高さH15が高さt2よりも大きく、且つ保持部Pr1に隣接するマット縁部の上端が、間隙に向かって傾斜するように構成してもよい。
(実施の形態14)
図60、図61、及び図62を参照して、本発明の実施の形態14に係る吸水シート保持マットについて説明する。吸水シート保持マットM16は、上述の実施の形態7に係る吸水シート保持マットM7(図36)において、保持部Pr7が保持部Pr3cに置き換えられている。保持部Pr3cは、上述の実施の形態3に係る保持部Pr3(図22〜図25)において、縁部Rpr3がさらに設けられている。実施の形態3において説明した通り、保持部Pr3は、複数のスリット部S3及びS4が一体的に形成されている。
図60、図61、及び図62を参照して、本発明の実施の形態14に係る吸水シート保持マットについて説明する。吸水シート保持マットM16は、上述の実施の形態7に係る吸水シート保持マットM7(図36)において、保持部Pr7が保持部Pr3cに置き換えられている。保持部Pr3cは、上述の実施の形態3に係る保持部Pr3(図22〜図25)において、縁部Rpr3がさらに設けられている。実施の形態3において説明した通り、保持部Pr3は、複数のスリット部S3及びS4が一体的に形成されている。
図61は、図60においてマット縁部Rm7を中心に吸水シート保持マットM16を切断した様子を示す。図62は、図60において保持部Pr3cのスリット中心軸Acsに沿って吸水シート保持マットM16を切断した様子を示す。図61に示すように、マット縁部厚Te、シート縁部起立領域幅Lei、及び中心軸−外周面間距離Leoと、保持部Pr3cのスリット部S3の内径Di3及び外径Do3との間には、次式(6)で表される関係が成立する。マット縁部厚Teと、シート縁部起立領域幅Leiと、及び中心軸−外周面間距離Leoとの間には、実施の形態7で述べた式(4)で表される関係が成立する。
0<Lei<Leo<Di3/2<Do3/2 ・・・・ (6)
Leo−Lei=Te ・・・・ (4)
0<Lei<Leo<Di3/2<Do3/2 ・・・・ (6)
Leo−Lei=Te ・・・・ (4)
図63及び図64を参照して、保持部Pr3の変形例について説明する。保持部Pr3aは、保持部Pr3において、スリット部S4が貫通孔Thに置き換えられている。図64(a)に示すように、貫通孔Thは、載置面Stに対して略垂直な方向に沿って形成されている。また、保持部Pr3aの外周面Sopは、凸状曲面に形成されている。なお、図64(b)に示すように、凸状曲面に形成されている外周面Sopの下部に、空間を設けてもよい。
次に、図65を参照して、吸水シート保持マットM16の第1の変形例について説明する。吸水シート保持マットM16aは、図11を参照して説明した吸水シート保持マットM1aと同様に、その載置面St上にレギュラーサイズの2枚の吸水シートを一部分が重なるように並べて保持した状態で使用される。あるいは、吸水シート保持マットM16aは、その載置面St上に1枚のワイドサイズの吸水シートを保持した状態で使用してもよい。
吸水シート保持マットM16aは、マット部Pm7がマット部Pm7aに置き換えられると共に、保持部Pr1bが追加されている点を除いて上述の吸水シート保持マットM16と同様に構成されている。なお、保持部Pr3の下端には縁部は形成されていない。以降、保持部Pr1bに関して重点的に述べる。
隣接する保持部Pr3、Pr3それぞれのスリット部S3、S3の中心間を二点鎖線で結ぶと線分矩形の領域Rpaが規定される。保持部Pr1bは、スリット部Sの中心が、隣接する保持部Pr3、Pr3それぞれのスリット部S3、S3の中心間を結ぶ線分の略中央に対応する位置に位置するように設けられている。保持部Pr1bは、その上面の高さが、マット縁部Rm7の上面と同じ高さになるように形成されている。
次に、図66を参照して、吸水シート保持マットM16の第2の変形例について説明する。吸水シート保持マットM16bは、保持部Pr1bが保持部Pr3bに置き換えられている点を除いて上述の吸水シート保持マットM16aと同様に構成されている。保持部Pr3bは、スリット部S3の中心が、隣接する保持部Pr3、Pr3それぞれのスリット部S3、S3の中心間を結ぶ線分の略中央に対応する位置に位置するように設けられている。
(実施の形態15)
図67及び図68を参照して、本発明の実施の形態15に係る吸水シート保持マットについて説明する。吸水シート保持マットM17は、保持部Pr1が上述の実施の形態3に係る保持部Pr3に置き換えられる点を除いて上述の実施の形態10に係る吸水シート保持マットM11(図46)と同様に構成されている。図68は、図67においてマット縁部Rm及びマット縁部Rm7を中心に吸水シート保持マットM17を切断した様子を示す。
図67及び図68を参照して、本発明の実施の形態15に係る吸水シート保持マットについて説明する。吸水シート保持マットM17は、保持部Pr1が上述の実施の形態3に係る保持部Pr3に置き換えられる点を除いて上述の実施の形態10に係る吸水シート保持マットM11(図46)と同様に構成されている。図68は、図67においてマット縁部Rm及びマット縁部Rm7を中心に吸水シート保持マットM17を切断した様子を示す。
なお、吸水シート保持マットM17において、保持部Pr3を上述の保持部Pr3a(図63、図64)に置き換えてもよい。
次に、図69を参照して、吸水シート保持マットM17の第1の変形例について説明する。吸水シート保持マットM17aは、吸水シート保持マットM17に、図65を参照して説明した保持部Pr1bがさらに設けられている。
次に、図70を参照して、吸水シート保持マットM17の第2の変形例について説明する。吸水シート保持マットM17bは、吸水シート保持マットM17aにおいて、保持部Pr1bが図66を参照して説明した保持部Pr3bに置き換えられている。保持部Pr3bは、マット縁部Rm7及びマット縁部Rmにまたがって形成されている。
(実施の形態16)
図71及び図72を参照して、本発明の実施の形態16に係る吸水シート保持マットについて説明する。吸水シート保持マットM18は、保持部Pr1が上述の実施の形態3に係る保持部Pr3に置き換えられる点を除いて上述の実施の形態11に係る吸水シート保持マットM13(図50)と同様に構成されている。図72は、図71においてマット縁部Rm及びマット縁部Rm7を中心に吸水シート保持マットM18を切断した様子を示す。
図71及び図72を参照して、本発明の実施の形態16に係る吸水シート保持マットについて説明する。吸水シート保持マットM18は、保持部Pr1が上述の実施の形態3に係る保持部Pr3に置き換えられる点を除いて上述の実施の形態11に係る吸水シート保持マットM13(図50)と同様に構成されている。図72は、図71においてマット縁部Rm及びマット縁部Rm7を中心に吸水シート保持マットM18を切断した様子を示す。
(実施の形態17)
図73及び図74を参照して、本発明の実施の形態17に係る吸水シート保持マットについて説明する。吸水シート保持マットM19は、保持部Pr9が上述の実施の形態3に係る保持部Pr3に置き換えられる点を除いて上述の実施の形態8に係る吸水シート保持マットM9(図41)と同様に構成されている。図74は、図73においてマット縁部Rm9を中心に吸水シート保持マットM19を切断した様子を示す。
図73及び図74を参照して、本発明の実施の形態17に係る吸水シート保持マットについて説明する。吸水シート保持マットM19は、保持部Pr9が上述の実施の形態3に係る保持部Pr3に置き換えられる点を除いて上述の実施の形態8に係る吸水シート保持マットM9(図41)と同様に構成されている。図74は、図73においてマット縁部Rm9を中心に吸水シート保持マットM19を切断した様子を示す。
なお、保持部Pr3は、図63を参照して説明した保持部Pr3aに置き換えられてもよい。
次に、図75を参照して、吸水シート保持マットM19の第1の変形例について説明する。吸水シート保持マットM19aは、吸水シート保持マットM19に、図65を参照して説明した保持部Pr1bがさらに設けられている。
次に、図76を参照して、吸水シート保持マットM19の第2の変形例について説明する。吸水シート保持マットM19bは、吸水シート保持マットM19aにおいて、保持部Pr1bが図66を参照して説明した保持部Pr3bに置き換えられている。
本発明は、吸水シートを安定的に保持する吸水シート保持マットに利用できる。
M、M1、M1a、M1b、M1c、M2、M2a、M3、M3a、M3b、M3c、M4、M5、M6、M7、M9、M10、M11、M13、M14、M15、M16、M16a、M16b、M17、M17a、M17b、M18、M19、M19a、M19b 吸水シート保持マット
Pm、Pm1、Pm1a、Pm2、Pm2a、Pm3、Pm4、Pm7 マット部
St 載置面
Sb 設置面(主面)
Rm、Rm7、Rm7a、Rm7b、Rm7c、Rm9、Rm9a、Rm10、Rm10a、Rm12、Rm14、Rm15 マット縁部
Pr、Pr1、Pr1a、Pr1b、Pr2、Pr2a、Pr3、Pr3a、Pr3b、Pr3c、Pr7、Pr8、Pr9、Pr10、Pr10a 保持部
Sru、Sru1、Sru2、Sru3、Sru4 上面
S 切り込み
S、S1、S2、S3、S4、Sd スリット部
SL1、SL2、SL3 スリット
Pes、Pes1、Pes2、Pes3、Pes4 スリットの端部
Psru、Psru1、Psru2、Psrud 爪
Wr、Wr1、Wr2、Wr3、Wr4 周壁
Sc、Sc1、Sc2、Sc3、Sc4 ステップ
Sr リム
Pas 通路
Wb1、Wb2 壁
Wrc 共有部
C キャップ
Sa、Sa1、Sa1a、Sa1b 吸水シート
Spa 吸水エリア
Spr シート縁部
Spc 隅部
L 所定の距離
Lpr 吸水シート縁幅
Lss 吸水シートの短辺
Lls 吸水シートの長辺
Lssa 吸水エリアの短辺
Llsa 吸水エリアの長辺
Lsm マット部の短辺
Llm マット部の長辺
Lar 連結線
Dar 離間距離
Lo 対角線
Acs スリット中心軸
Rpa 吸水領域
Rpr シート縁部起立領域
Pe7、Pe9、Pe10、Rpe10 外周部
We7 外周部の幅
Ripe10 第1外周部
Rope10 第2外周部
O 開口部
Te マット縁部厚
Lei シート縁部起立領域幅
Leo 中心軸−外周面間距離
So、Sop 外周面
Si 内周面
Rse9、Rse10 外周面
Th 貫通孔
H1、H7 マット縁部高
Rrr、Rrrs 縁部間領域
No 切欠
Di、Di1、Di2 保持部の内径
Do、Do1、Do2 保持部の外径
Pm、Pm1、Pm1a、Pm2、Pm2a、Pm3、Pm4、Pm7 マット部
St 載置面
Sb 設置面(主面)
Rm、Rm7、Rm7a、Rm7b、Rm7c、Rm9、Rm9a、Rm10、Rm10a、Rm12、Rm14、Rm15 マット縁部
Pr、Pr1、Pr1a、Pr1b、Pr2、Pr2a、Pr3、Pr3a、Pr3b、Pr3c、Pr7、Pr8、Pr9、Pr10、Pr10a 保持部
Sru、Sru1、Sru2、Sru3、Sru4 上面
S 切り込み
S、S1、S2、S3、S4、Sd スリット部
SL1、SL2、SL3 スリット
Pes、Pes1、Pes2、Pes3、Pes4 スリットの端部
Psru、Psru1、Psru2、Psrud 爪
Wr、Wr1、Wr2、Wr3、Wr4 周壁
Sc、Sc1、Sc2、Sc3、Sc4 ステップ
Sr リム
Pas 通路
Wb1、Wb2 壁
Wrc 共有部
C キャップ
Sa、Sa1、Sa1a、Sa1b 吸水シート
Spa 吸水エリア
Spr シート縁部
Spc 隅部
L 所定の距離
Lpr 吸水シート縁幅
Lss 吸水シートの短辺
Lls 吸水シートの長辺
Lssa 吸水エリアの短辺
Llsa 吸水エリアの長辺
Lsm マット部の短辺
Llm マット部の長辺
Lar 連結線
Dar 離間距離
Lo 対角線
Acs スリット中心軸
Rpa 吸水領域
Rpr シート縁部起立領域
Pe7、Pe9、Pe10、Rpe10 外周部
We7 外周部の幅
Ripe10 第1外周部
Rope10 第2外周部
O 開口部
Te マット縁部厚
Lei シート縁部起立領域幅
Leo 中心軸−外周面間距離
So、Sop 外周面
Si 内周面
Rse9、Rse10 外周面
Th 貫通孔
H1、H7 マット縁部高
Rrr、Rrrs 縁部間領域
No 切欠
Di、Di1、Di2 保持部の内径
Do、Do1、Do2 保持部の外径
Claims (1)
- 第1の多角形輪郭を有する吸水シートを保持する吸水シート保持マットであって、互いに対向する第1の主面と第2の主面とで規定される、第2の多角形輪郭を有するマット部と、上面に、前記吸水シートの周辺部の一部が挿入される少なくとも1本のスリットを有するスリット部と貫通孔とが前記第1の主面より第1の所定の高さに形成されている、少なくとも1つの保持部とを備え、前記吸水シートは前記第2の主面の上に載置されることを特徴とする吸水シート保持マット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014087739A JP2014155496A (ja) | 2012-01-30 | 2014-04-21 | 吸水シート保持マット |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| PCT/JP2012/052036 WO2013114544A1 (ja) | 2012-01-30 | 2012-01-30 | 吸水シート保持マット |
| JPPCT/JP2012/052036 | 2012-01-30 | ||
| JP2014087739A JP2014155496A (ja) | 2012-01-30 | 2014-04-21 | 吸水シート保持マット |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2013556184A Division JP5531167B2 (ja) | 2012-01-30 | 2012-05-21 | 吸水シート保持マット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2014155496A true JP2014155496A (ja) | 2014-08-28 |
Family
ID=51576834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2014087739A Pending JP2014155496A (ja) | 2012-01-30 | 2014-04-21 | 吸水シート保持マット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2014155496A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2025174833A (ja) * | 2024-05-17 | 2025-11-28 | 株式会社東芝 | 水電解セル、水電解セルスタックおよび水電解セルの製造方法 |
-
2014
- 2014-04-21 JP JP2014087739A patent/JP2014155496A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2025174833A (ja) * | 2024-05-17 | 2025-11-28 | 株式会社東芝 | 水電解セル、水電解セルスタックおよび水電解セルの製造方法 |
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