JP2014164630A - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】再生中のコンテンツの内容に関連する地理的な情報をユーザが容易に取得する。
【解決手段】情報処理装置は、リンク情報取得部および表示制御部をそなえるものである。リンク情報取得部は、コンテンツにおける再生位置と当該再生位置におけるコンテンツの内容に関連する地理に関する地理情報とが関連付けられたリンク情報を取得する。表示制御部は、再生中のコンテンツの内容に関連する地理情報に応じた地理画像を、取得したリンク情報と当該コンテンツの再生中の再生位置とに基づいて表示させる制御を行う。
【選択図】図1

Description

本技術は、情報処理装置に関する。詳しくは、コンテンツを再生させる情報処理装置および情報処理方法ならびに当該方法をコンピュータに実行させるプログラムに関する。
近年、小説などの書籍を電子化したデータ(電子書籍)を、パーソナルコンピュータや携帯型の情報端末(例えば、携帯電話、タブレット端末)で再生することが行われる。これにより、スペースを取る沢山の本が小さな筐体に格納できることや、検索性が高いなどのメリットをユーザが受けることができる。
また、提案されているメリットとして、例えば、電子書籍に様々な情報を関連付けて提供することにより、電子書籍を起点としてユーザを様々な情報へ容易に導くサーバ装置、電子機器が提案されている(例えば、特許文献1参照。)
特開2010−262441号公報
上述の従来技術では、ユーザにより指定された情報アイテム(例えば、文章や画像)に付加された関連情報を表示することができる。そして、この関連情報に含まれている他のデータへのリンクをたどることにより、他の様々な情報に容易にたどりつくことができる。
このように、上述の従来技術によれば、他の様々な情報に容易にたどりつくことができる。なお、小説や紀行文などの書籍(コンテンツ)を読む場合には、今読んでいるシーンがどのような場所で起こっているのかを想像しながら読むことが多い。このような場合において、その場所がどこにあるのか、どのようなところなのか等の地理的な情報を地図やインターネットで調べたりすることがある。しかし、このような調査をユーザが行うと、その調査時間が長くなってしまうことが多い。
コンテンツの再生時に、その内容に関連する地理的な情報をユーザが容易に取得できれば便利である。
本技術はこのような状況に鑑みて生み出されたものであり、再生中のコンテンツの内容に関連する地理的な情報をユーザが容易に取得することを目的とする。
本技術は、上述の問題点を解消するためになされたものであり、その第1の側面は、コンテンツにおける再生位置と当該再生位置における上記コンテンツの内容に関連する地理に関する地理情報とが関連付けられたリンク情報を取得するリンク情報取得部と、再生中の上記コンテンツの内容に関連する上記地理情報に応じた地理画像を、上記取得したリンク情報と当該コンテンツの再生中の再生位置とに基づいて表示させる制御を行う表示制御部とを具備する情報処理装置および情報処理方法ならびに当該方法をコンピュータに実行させるプログラムである。これにより、コンテンツにおける再生位置と当該再生位置におけるコンテンツの内容に関連する地理に関する地理情報とが関連付けられたリンク情報を用いて、再生中のコンテンツの内容に関連する地理情報に応じた地理画像が表示されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記地理情報は、経度および緯度を含み、上記表示制御部は、上記再生中の再生位置と関連付けられた上記地理情報により特定される地図上の位置を示す標識である再生位置標識が付された地図を上記地理画像として表示させる制御を行うようにしてもよい。これにより、再生中の再生位置と関連付けられた地理情報により特定される地図上の位置を示す再生位置標識が付された地図が表示されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記リンク情報は、上記地理情報に関連付けられた日時をさらに含み、上記表示制御部は、いずれかの上記再生位置標識が選択されると当該選択された再生位置標識に対応する上記地理情報に関連付けられた上記日時を表示させる制御を行うようにしてもよい。これにより、選択された再生位置標識に対応する地理情報に関連付けられた日時が表示されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記表示制御部は、上記情報処理装置が存在する地図上の位置を示す標識である装置位置標識がさらに付された上記地図を表示させる制御を行うようにしてもよい。これにより、情報処理装置が存在する位置を特定するための装置位置標識がさらに付された地図が表示されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記表示制御部は、上記コンテンツの内容に関連するものであって、地図上の地物に関する関連位置情報がさらに付された上記地図を表示させる制御を行うようにしてもよい。これにより、コンテンツの内容に関連するものであって、地図上の地物に関する関連位置情報がさらに付された地図が表示されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記関連位置情報は、POI(Point Of Interest)情報であり、上記表示制御部は、上記POI情報の表示が許可されている場合に、上記関連位置情報がさらに付された上記地図を表示させる制御を行うようにしてもよい。これにより、POI情報の表示が許可されている場合に、関連位置情報がさらに付された地図が表示されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記表示制御部は、上記関連位置情報の存在する地図上の位置を示す標識である関連情報標識がさらに付された上記地図を表示させ、設定された設定距離よりも上記再生位置標識と上記関連情報標識との間の距離が短い場合には、上記関連情報標識の位置の関連位置情報を表示させる制御を行うようにしてもよい。これにより、設定距離よりも再生位置標識と関連情報標識との間の距離が短い場合には、当該第3標識の位置の関連位置情報を表示させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記コンテンツが再生されたか否かを示す再生履歴情報を取得する再生履歴情報取得部と、上記コンテンツが再生されていないことを上記再生履歴情報が示す場合には所定値を上記設定距離に設定し、上記コンテンツが再生されたことを上記再生履歴情報が示す場合には上記所定値より大きな値を上記設定距離に設定する設定部とをさらに具備してもよい。これにより、コンテンツが再生されていない場合には所定値が設定距離に設定され、コンテンツが再生された場合には所定値より大きな値が設定距離に設定されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記表示制御部は、上記コンテンツに基づくコンテンツ画像上に上記再生中の再生位置を特定するための標識を付して表示させる請求項1記載の情報処理装置。これにより、コンテンツ画像上に再生中の再生位置を特定するための標識が表示されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記表示制御部は、上記リンク情報において上記地理情報が関連付けられている再生位置を特定するための標識を上記コンテンツに基づくコンテンツ画像上に付して表示させるようにしてもよい。これにより、リンク情報において地理情報が関連付けられている再生位置を特定するための標識がコンテンツ画像に付されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記コンテンツは、テキストコンテンツと、画像コンテンツと、オーディオコンテンツとのうちの1つまたは複数により構成されるデータであるようにしてもよい。これにより、テキストコンテンツと、画像コンテンツと、オーディオコンテンツとのうちの1つまたは複数によりコンテンツが構成されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記地理情報は、経度および緯度と、当該経度および緯度により特定される位置の地物に関連する情報とを含む請求項1記載の情報処理装置。これにより、経度および緯度と、当該座標が示す位置の地物に関連する情報とが地理情報に含まれるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記表示制御部は、上記再生中の再生位置と関連付けられた上記地理情報により特定される架空の地図上の位置を示す前記再生位置標識と架空の地図であることを示す標識とが付された上記架空の地図を上記地理画像として表示させる制御を行うようにしてもよい。これにより、架空の地図を表示する場合には、架空の地図であることを示す標識が付されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記リンク情報は、上記地理情報を2つ含み、上記表示制御部は、上記2つの地理情報の一方を含む上記地理画像を表示させ、上記2つの地理情報の両方を含む上記地理画像を表示させた後において上記2つの地理画像の他方を含む上記地理画像を表示させる制御を行うようにしてもよい。これにより、2つの地理情報の一方を含む地理画像が表示され、2つの地理情報の両方を含む地理画像が表示された後において2つの地理画像の他方を含む地理画像が表示されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記表示制御部は、上記2つの地理情報の一方を含む上記地理画像と上記2つの地理情報の他方を含む上記地理画像とを同時に表示させる制御を行うようにしてもよい。これにより、2つの地理情報の一方を含む地理画像と2つの地理情報の他方を含む地理画像とが同時に表示されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記リンク情報は、上記地理情報を2つ含み、上記表示制御部は、上記2つの地理情報の一方を含む上記地理画像と上記2つの地理情報の他方を含む上記地理画像とのいずれかをユーザの操作に従って選択して表示させる制御を行うようにしてもよい。これにより、2つの地理情報の一方を含む地理画像と2つの地理情報の他方を含む地理画像とのいずれかがユーザの選択に従って表示されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記地理画像は、地図画像および写真画像が合成された画像であってもよい。これにより、地図画像および写真画像が合成された画像が表示されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記コンテンツが再生されたか否かを示す再生履歴情報を取得する再生履歴情報取得部をさらに具備し、上記表示制御部は、上記コンテンツが再生されたことを上記再生履歴情報が示す場合には上記コンテンツが再生されていないことを上記再生履歴情報が示す場合とは異なる上記地理画像を表示させる制御を行うようにしてもよい。これにより、コンテンツが再生された場合にはコンテンツが再生されていない場合とは異なる地理画像が表示されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記リンク情報は、上記地理情報に関連付けられた日時をさらに含み、上記表示制御部は、特定の基準日時と上記地理情報に関連付けられた日時との間の期間の長さに基づいて上記地理情報を選択して表示させる制御を行うようにしてもよい。これにより、基準日時と地理情報に関連付けられた日時との間の期間の長さに基づいて選択された地理情報が表示されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、特定の基準位置から上記地理情報の各々の示す位置までの移動に要するコストである個別コストを上記地理情報ごとに取得するコスト取得部をさらに具備し、上記表示制御部は、上記個別コストに基づいて上記地理情報を選択して表示させる制御を行うようにしてもよい。これにより、個別コストに基づいて選択された地理情報が表示されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記表示制御部は、上記個別コストが最小の上記地理情報を選択して表示させる制御を行うようにしてもよい。これにより、個別コストが最小の地理情報が表示されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記リンク情報は、上記コンテンツに対応する上記地理情報の各々を囲む所定形状の領域の頂点の位置を代表位置として上記コンテンツごとにさらに含み、上記コスト取得部は、上記基準位置から上記代表位置までの移動に要するコストである代表コストを上記コンテンツごとに取得して当該代表コストに基づいて選択した上記コンテンツに対応する上記地理情報の各々の上記個別コストを取得してもよい。これにより、該代表コストに基づいて選択されたコンテンツに対応する地理情報の各々の上記個別コストが取得されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記コスト取得部は、上記地理情報ごとに予め設定された重み係数により重み付けした上記個別コストを取得してもよい。これにより、地理情報ごとに予め設定された重み係数により重み付けされた個別コストが取得されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記リンク情報は、上記地理情報に関連付けられた日時をさらに含み、上記コスト取得部は、特定の基準日時と上記地理情報に関連付けられた上記日時との間の期間の長さに応じた値の重み係数により重み付けした上記個別コストを取得してもよい。これにより、基準日時と地理情報に関連付けられた日時との間の期間の長さに応じた値の重み係数により重み付けされた個別コストが取得されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記表示制御部は、上記個別コストが一定値より小さい上記地理情報の各々を選択して表示させる処理である選択処理を実行してもよい。これにより、個別コストが一定値より小さい地理情報の各々が表示されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記基準位置を複数回取得する位置取得部をさらに具備し、上記表示制御部は、所定の位置の上記基準位置に基づいて上記選択処理を実行した後において上記所定の位置と異なる新たな基準位置が取得された場合には上記新たな基準位置に基づいて上記選択処理を再度実行してもよい。これにより、所定の位置の基準位置に基づいて選択処理を実行した後において所定の位置と異なる新たな基準位置が取得された場合には新たな基準位置に基づいて選択処理が再度実行されるという作用をもたらす。
本技術によれば、コンテンツを再生する際に、再生中のコンテンツの内容に関連する地理的な情報をユーザが容易に取得することができるという優れた効果を奏し得る。
本技術の第1の実施の形態における表示装置10の機能構成の一例を示すブロック図である。 本技術の第1の実施の形態における制御部150の機能構成の一例を示すブロック図である。 本技術の第1の実施の形態における表示装置10におけるコンテンツおよび舞台位置の表示の一例を示す図である。 本技術の第1の実施の形態における記憶部120に保持されるデータを模式的に示す図である。 本技術の第1の実施の形態において、テキストが格納されたコンテンツにおける文章位置と舞台位置との関連付けを模式的に示す図である。 本技術の第1の実施の形態において、画像データ群が格納されたコンテンツにおける文章位置と舞台位置との関連付けを模式的に示す図である。 本技術の第1の実施の形態において、オーディオが格納されたコンテンツにおける文章位置と舞台位置との関連付けを模式的に示す図である。 本技術の第1の実施の形態において、マンガの画像データ群が格納されたコンテンツにおける文章位置と舞台位置との関連付けを模式的に示す図である。 本技術の第1の実施の形態の記憶部120に保持される位置情報リンクデータに格納される情報の一例を模式的に示す図である。 本技術の第1の実施の形態における表示部130にコンテンツを表示する際の表示の一例を模式的に示す図である。 本技術の第1の実施の形態の効果の一例を模式的に示す図である。 本技術の第1の実施の形態における表示装置10によりシナリオ表示および舞台表示が行われる際の処理手順例を示すフローチャートである。 本技術の第2の実施の形態における記憶部120に保持されるデータを模式的に示す図である。 本技術の第2の実施の形態において、舞台表示におけるPOIデータの表示の有無を設定するための設定画面(POI表示設定画面)の一例を模式的に示す図である。 本技術の第2の実施の形態の効果の一例を模式的に示す図である。 本技術の第2の実施の形態においてPOI情報を表示するためのポップアップ表示に関する図14のポップアップ表示474とは別の例である。 本技術の第2の実施の形態における表示装置によりシナリオ表示および舞台表示が行われる際の処理手順例を示すフローチャートである。 本技術の第3の実施の形態における表示装置20の機能構成の一例を示すブロック図である。 本技術の第3の実施の形態における舞台表示の一例を示す図である。 本技術の変形例として、架空の地図を表示する際の表示の一例を模式的に示す図である。 本技術の第4の実施の形態における記憶部120に保持されるデータを模式的に示す図である。 本技術の第4の実施の形態における地図の表示の一例を示す図である。 本技術の第4の実施の形態における表示装置10によりシナリオ表示および舞台表示が行われる際の処理手順例を示すフローチャートである。 本技術の第4の実施の形態における舞台位置表示更新処理の一例を示すフローチャートである。 本技術の第5の実施の形態における地図の表示の一例を示す図である。 本技術の第5の実施の形態における舞台位置表示更新処理の一例を示すフローチャートである。 本技術の第5の実施の形態の変形例における地図の表示の一例を示す図である。 本技術の第6の実施の形態における記憶部120に保持されるデータを模式的に示す図である。 本技術の第6の実施の形態における地図の表示の一例を示す図である。 本技術の第7の実施の形態における記憶部120に保持されるデータを模式的に示す図である。 本技術の第7の実施の形態の記憶部120に保持される再生履歴情報の一例を示す図である。 本技術の第7の実施の形態における制御部150の機能構成の一例を示すブロック図である。 本技術の第7の実施の形態における表示装置10によりシナリオ表示および舞台表示が行われる際の処理手順例を示すフローチャートである。 本技術の第8の実施の形態における記憶部120に保持されるデータを模式的に示す図である。 本技術の第8の実施の形態における制御部150の機能構成の一例を示すブロック図である。 本技術の第8の実施の形態の効果の一例を模式的に示す図である。 本技術の第8の実施の形態における表示装置10によりシナリオ表示および舞台表示が行われる際の処理手順例を示すフローチャートである。 本技術の第8の実施の距離設定処理の一例を示すフローチャートである。 本技術の第9の実施の形態の記憶部120に保持される位置情報リンクデータに格納される情報の一例を模式的に示す図である。 本技術の第9の実施の形態の日時の表示の一例を示す図である。 本技術の第9の実施の形態における表示装置10によりシナリオ表示および舞台表示が行われる際の処理手順例を示すフローチャートである。 本技術の第9の実施の形態の変形例における舞台位置の表示の一例を模式的に示す図である。 本技術の第9の実施の形態の変形例における表示装置10によりシナリオ表示および舞台表示が行われる際の処理手順例を示すフローチャートである。 本技術の第10の実施の形態における制御部150の機能構成の一例を示すブロック図である。 本技術の第10の実施の形態の舞台位置の表示の一例を模式的に示す図である。 本技術の第10の実施の形態における表示装置10によりシナリオ表示および舞台表示が行われる際の処理手順例を示すフローチャートである。 本技術の第10の実施の形態における最寄舞台位置探索処理の一例を示すフローチャートである。 本技術の第10の実施の形態の第1の変形例における記憶部120に保持される位置情報リンクデータに格納される情報の一例を模式的に示す図である。 本技術の第10の実施の形態の第1の変形例におけるコストの算出方法の一例を示す図である。 本技術の第10の実施の形態の第1の変形例における最寄舞台位置探索処理の一例を示すフローチャートである。 本技術の第10の実施の形態の第2の変形例における重み係数の設定方法の一例を示す図である。 本技術の第10の実施の形態の第2の変形例における記憶部120に保持される位置情報リンクデータに格納される情報の一例を模式的に示す図である。 本技術の第10の実施の形態の第2の変形例における最寄舞台位置探索処理の一例を示すフローチャートである。 本技術の第10の実施の形態の第3の変形例における表示装置10によりシナリオ表示および舞台表示が行われる際の処理手順例を示すフローチャートである。 本技術の第10の実施の形態の第3の変形例における最寄舞台位置探索処理の一例を示すフローチャートである。 本技術の第10の実施の形態の第4の変形例における記憶部120に保持される位置情報リンクデータに格納される情報の一例を模式的に示す図である。 本技術の第10の実施の形態の第4の変形例における代表位置の一例を示す図である。 本技術の第10の実施の形態の第4の変形例における最寄舞台位置探索処理の一例を示すフローチャートである。 本技術の第11の実施の形態における表示装置10によりシナリオ表示および舞台表示が行われる際の処理手順例を示すフローチャートである。 本技術の第11の実施の形態における一定距離内舞台位置探索処理の一例を示すフローチャートである。 本技術の第11の実施の形態の変形例における表示装置10によりシナリオ表示および舞台表示が行われる際の処理手順例を示すフローチャートである。
以下、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態と称する)について説明する。説明は以下の順序により行う。
1.第1の実施の形態(表示制御:コンテンツの再生位置に関連する地図上の位置(舞台位置)を表示する例)
2.第2の実施の形態(表示制御:舞台位置とともにPOI情報を表示する例)
3.第3の実施の形態(表示制御:舞台位置とともにユーザの現在位置を表示する例)
4.第4の実施の形態(表示制御:変更前後の舞台位置を含む地図を表示させてから地図を切り替える例)
5.第5の実施の形態(表示制御:舞台位置を含む複数の地図を表示させる例)
6.第6の実施の形態(表示制御:舞台位置を含む地図および航空写真を重ねて表示させる例)
7.第7の実施の形態(表示制御:再生履歴情報に基づいて地図を表示するとともに舞台位置を表示させる例)
8.第8の実施の形態(表示制御:舞台位置を表示するとともにPOI情報を表示する設定距離を再生履歴情報に基づいて変更する例)
9.第9の実施の形態(表示制御:舞台位置に関連付けられた日時を舞台位置とともに表示させる例)
10.第10の実施の形態(表示制御:基準位置に最も近い舞台位置を表示させる例)
11.第11の実施の形態(表示制御:基準位置から一定距離内の舞台位置を表示させる例)
<1.第1の実施の形態>
[表示装置の機能構成例]
図1は、本技術の第1の実施の形態における表示装置10の機能構成の一例を示すブロック図である。
なお、図1では、コンテンツの表示と、このコンテンツに関連する地図上の位置の表示とに着目し、これらの動作にかかわる機能構成のみを図示する。
表示装置10は、電子書籍やオーディオデータなどのデジタルコンテンツ(以降は、単にコンテンツと称する)を再生するものであり、操作部110と、記憶部120と、表示部130と、音声出力部140と、制御部150とを備える。ここで、電子書籍とは、小説、コミック、辞書、雑誌等の出版物を電子化したデータのことである。すなわち、電子書籍のデータは、テキストのみの場合や、画像のみの場合、または、テキストおよび画像の組み合わせの場合などがある。
操作部110は、ユーザからの操作入力を受け付けるものであり、ユーザからの操作入力を受け付けると、その操作入力に応じた操作信号を制御部150に供給する。
記憶部120は、表示装置10がコンテンツを再生するために必要なデータを保持するものである。例えば、記憶部120は、再生対象のコンテンツを保持する。なお、これ以降では、コンテンツが格納されるデータを、シナリオデータと称することとする。
なお、表示装置10では、再生位置(文章位置)におけるコンテンツの内容の表示画面の表示とともに、この再生位置に関連する地図上の位置(舞台位置)を表示するための画面(舞台表示画面)が表示されるため、記憶部120は、この位置の表示に必要な情報を保持する。なお、本技術の第1の実施の形態においてこの必要な情報として記憶部120に保持されるデータについては、図3を参照して説明するため、ここでの説明を省略する。
この記憶部120は、例えば、DVD(Digital Versatile Disk)等のディスクやメモリカード等の半導体メモリ等のリムーバブルな記録媒体(1または複数の記録媒体)を用いることができる。また、これらの記録媒体は、表示装置10に内蔵するようにしてもよく、表示装置10から着脱可能とするようにしてもよい。
表示部130は、各種情報をユーザに表示するものである。表示部130は、再生しているコンテンツの再生位置の内容の表示画像や、この再生位置に関連する舞台位置の表示画像を表示する。なお、表示部130として、例えば、有機EL(Electro Luminescence)パネル、LCD(Liquid Crystal Display)パネル等の表示パネルを用いることができる。
音声出力部140は、制御部150から供給される音声データに基づいて、音声を出力するものである。この音声出力部140は、例えば、再生対象のコンテンツの内容がオーディオデータである場合に、再生位置の音声を出力する。
制御部150は、表示装置10における各部を制御するものである。例えば、制御部150は、CPU(Central Processing Unit)により実現され、各部から供給される情報を信号処理して動作を決定し、その動作を行わせるための情報を各部に供給する。なお、制御部150は、表示部130に表示して再生するコンテンツ(例えば、電子書籍)を再生する場合には、記憶部120から取得した各種の情報に基づいて、コンテンツの再生位置の表示画像と、この再生位置の舞台位置の表示画像とを生成し、表示部130に供給する。また、制御部150は、音声を出力するのみのコンテンツを再生する場合には、記憶部120から取得した各種の情報に基づいて、音声の出力データと、この音声ファイルの再生位置の舞台位置の表示画像とを生成し、音声出力部140および表示部130に供給する。
[制御部の機能構成例]
図2は、本技術の第1の実施の形態における制御部150の機能構成の一例を示すブロック図である。この制御部150は、表示制御部151およびリンク情報取得部152を備える。
リンク情報取得部152は、位置情報リンクデータを取得するものである。ここで、位置情報リンクデータは、コンテンツにおける各再生位置と、地図上の位置(舞台位置)とを関連付ける(リンクさせる)ためのデータである。コンテンツが複数ある場合には、コンテンツごとに位置情報リンクデータが記憶部120に格納される。リンク情報取得部152は、コンテンツの再生を指示する操作信号を操作部110から受け取ると、そのコンテンツに対応する位置情報リンクデータを記憶部120から読み出す。リンク情報取得部152は、読み出した位置情報リンクデータを表示制御部151に供給する。
表示制御部151は、再生中のコンテンツの舞台位置に応じた地図を、位置情報リンクデータと、そのコンテンツの再生中の再生位置とに基づいて表示させるものである。この表示制御部151は、コンテンツの再生を指示する操作信号を操作部110から受け取ると、そのコンテンツの再生を開始する。コンテンツが画像データやテキストデータを含む場合、表示制御部151は、制御信号により表示部130を制御して、そのコンテンツの内容を表示させる。一方、コンテンツがオーディオデータを含む場合、表示制御部151は、そのコンテンツにおける音声信号を音声出力部140に供給する。
また、表示制御部151は、再生中のコンテンツの再生位置を記憶部120に一時的に保持する。そして、表示制御部151は、再生位置に対応する舞台位置を位置情報リンクデータから取得し、その舞台位置に応じた地図を表示部130に表示させる。また、表示制御部151は、表示させた地図上において、アイコンなどを使用して、舞台位置を表示させる。
[表示装置の表示面の一例]
図3は、本技術の第1の実施の形態における表示装置10の表示面の一例を示す図である。
なお、ここでは、表示装置10は、表示画面を2画面備えていることを想定して説明する。
表示装置10は、2つの表示画面(表示画面131、表示画面132)を備える。表示画面131は、再生中のコンテンツを表示するための画面であり、表示画面132は、舞台位置を表示するための画面である。なお、図3では、コンテンツとしてテキストが表示されることを想定して説明する。
表示画面131には、コンテンツを表示するための領域(コンテンツ表示領域221)が示されている。また、表示画面131には、進むボタン、戻るボタン、一時停止ボタンなどの操作ボタンを表示するための領域(操作ボタン表示領域222)が示されている。なお、コンテンツ表示領域221には、コンテンツとして、堀辰雄の「美しい村」の文章が表されている(図3以降も同様)。コンテンツ表示領域221に表示されている文章は、自動進行で再生が進む。このコンテンツ表示領域221に表示されている文章は、既読な文章については黒色の文字で示され、未読な文章については灰色の文字で示されている。
表示画面132には、表示画面131のコンテンツ表示領域221に表示されているコンテンツの再生中の再生位置(進行位置)に関する舞台位置が、この舞台位置を含む地図の上に描かれた表示画面(舞台表示画面)が示されている。なお、表示画面132では、表示画面131のコンテンツ表示領域221に表示されているコンテンツの進行位置(黒色の文字と灰色の文字との境界の位置)に対応する舞台位置が、丸形のアイコン(舞台位置アイコン223)により示されている。また、表示画面132には、描かれている地図の上に、コンテンツ表示領域221に表示されているコンテンツの舞台位置の移動経路を示す線(移動ルート224)が示されている。
このように、表示画面132には、表示画面131のコンテンツ表示領域211に表示されているコンテンツの再生中の再生位置(進行位置)に関する舞台位置が表示される。
なお、図3では、コンテンツがテキストデータの場合を想定して説明したが、コンテンツが朗読音声データの場合には、操作ボタン表示領域222のみを表示するようにしてもよい。
次に、記憶部120に保持されるデータについて説明する。
[記憶部の保持データの一例]
図4は、本技術の第1の実施の形態における記憶部120に保持されるデータを模式的に示す図である。
図4に示すように、記憶部120には、シナリオデータ121と、位置情報リンクデータ122と、地図データ123とが保持される。
シナリオデータ121は、コンテンツのファイルデータである。小説などの場合にはテキストデータが格納され、マンガなどの場合には画像データのまとまり(画像データ群)が格納され、朗読などの音声データの場合にはオーディオファイルが格納される。
前述したように、位置情報リンクデータ122は、シナリオデータ121に格納されているコンテンツにおける各再生位置と、地図データ123における地図上の位置(舞台位置)とを関連付ける(リンクさせる)ためのデータである。すなわち、位置情報リンクデータ122は、シナリオデータ121が複数ある場合には、シナリオデータ121ごとに用意される。なお、位置情報リンクデータ122については、図5乃至図9を参照して説明するため、ここでの詳細な説明を省略する。
地図データ123は、地図を表示画面132に表示するためのデータであり、例えば、日本地図に関するデータが格納される。なお、地図については、複数の年代ごとのデータを用意する例なども考えられるが、ここでは、説明の便宜上、1つだけ(現代)の地図のデータが保持されることを想定して説明する。
なお、本技術の実施の形態では、表示装置10に設けられた記憶部120に保持された各データを用いる例について説明するが、これに限定されるものではなく、表示装置10の通信手段を使用して、データの全てまたはデータの一部をサーバーから逐次取得するようにしてもよい。
次に、位置情報リンクデータ122について説明する。まず、シナリオデータ121における再生位置(文章位置)と、舞台位置との関連付けについて、複数の異なるタイプのシナリオ(コンテンツ)を想定し、図5乃至図8を参照して説明する。
[テキストのコンテンツにおける文章位置と舞台位置との関連例]
図5は、本技術の第1の実施の形態において、テキストが格納されたコンテンツにおける文章位置と舞台位置との関連付けを模式的に示す図である。
図5には、テキストが格納されたコンテンツ(シナリオデータ121)を模式的に示す文章が付された矩形(テキストデータ251)と、位置情報リンクデータ122における文章位置および舞台位置を模式的に示す表とが示されている。この表には、文章位置を示す列(列252)と、舞台位置を示す列(列253)とが示され、列252には、行番号および行頭からの文字数(文字位置)により文章位置が指定されることが示されている。
このように、テキストデータにおける文章位置を指定する場合には、文章は複数の文字から構成される文書行から構成されるため、行番号と、その行の行頭からの文字数とにより文章位置を指定することができる。
なお、図5では、行番号および行頭からの文字数で文章位置を指定する例について説明したが、これに限定されるものではない。他に、段落番号および段落の頭からの文字数で文章位置を指定する方法、ページ番号およびページの頭からの文字数で文章位置を指定する方法なども考えることができる。
[画像データ群のコンテンツにおける文章位置と舞台位置との関連例]
図6は、本技術の第1の実施の形態において、画像データ群が格納されたコンテンツにおける文章位置と舞台位置との関連付けを模式的に示す図である。
図6には、6枚の1連の画像(画像264乃至画像269)が画像データ群として格納されたコンテンツ(シナリオデータ121)を模式的に示す矩形(画像群261)と、位置情報リンクデータ122における文章位置および舞台位置を模式的に示す表とが示されている。この表には、文章位置を示す列(列262)と、舞台位置を示す列(列263)とが示され、列262には、先頭の画像からの画像の枚数(ページ数)により文章位置が指定されることが示されている。
このように、複数の画像により構成される画像データ群において文章位置を指定する場合には、先頭の画像からの画像の枚数(ページ数)により文章位置を指定することができる。
なお、図6では、1枚の画像内に複数のコマがあることを想定(例えば、マンガ)した図面を図示したが、ページ数により文章位置を指定することは、複数のコマがない場合(例えば、絵本)においても実施することができる。なお、1枚の画像内に複数のコマがある場合には、コマごとに文章位置を指定することも考えられ、この例については図8において説明する。
[オーディオのコンテンツにおける文章位置と舞台位置との関連例]
図7は、本技術の第1の実施の形態において、オーディオが格納されたコンテンツにおける文章位置と舞台位置との関連付けを模式的に示す図である。
図7には、オーディオが格納されたコンテンツ(シナリオデータ121)を模式的に示す矩形(オーディオデータ271)と、位置情報リンクデータ122における文章位置および舞台位置を模式的に示す表とが示されている。この表には、文章位置を示す列(列272)と、舞台位置を示す列(列273)とが示され、列272には、オーディオデータ(トラック)の先頭からの経過時間(再生時間)により文章位置が指定されることが示されている。
このように、オーディオデータの文章位置を指定する場合には、オーディオデータの再生時間により文章位置を指定することができる。
[マンガの画像データ群における文章位置と舞台位置との関連例]
図8は、本技術の第1の実施の形態において、マンガの画像データ群が格納されたコンテンツにおける文章位置と舞台位置との関連付けを模式的に示す図である。
図8aには、先頭の画像からの画像の枚数(ページ数)およびページ内におけるコマの番号でマンガの文章位置を指定する例が示され、図8bには、ページ数およびページ内における吹き出しの番号でマンガの文章位置を指定する例が示されている。
図8aには、2枚のマンガの画像(画像284、画像285)と、位置情報リンクデータ122における文章位置および舞台位置を模式的に示す表とが示されている。この表には、文章位置を示す列(列282)と、舞台位置を示す列(列283)とが示され、列282には、先頭の画像からの画像の枚数(ページ数)およびページ内におけるコマの番号により文章位置が指定されることが示されている。
図8aに示すように、マンガは、「コマ割り」と呼ばれるようにページを「コマ」と言われる領域に複数に分割し、このコマ単位で物語が進行する。このため、各ページのコマを進行の順番にナンバリングし、このナンバリングに関する情報をシナリオデータ121に格納しておくことで、コマ単位で文章位置を指定して舞台位置を関連付けることができる。
図8bには、2枚のマンガの画像(画像294、画像295)と、位置情報リンクデータ122における文章位置および舞台位置を模式的に示す表とが示されている。この表には、文章位置を示す列(列292)と、舞台位置を示す列(列293)とが示され、列292には、先頭の画像からの画像の枚数(ページ数)およびページ内における吹き出しの番号により文章位置が指定されることが示されている。
図8bに示すように、マンガは、登場人物のセリフが「吹き出し」として記述され、この「吹き出し」の中に記載されたセリフを通して物語が進行する。このため、各ページの吹き出しを進行の順番にナンバリングし、このナンバリングに関する情報をシナリオデータ121に格納しておくことで、吹き出し単位で文章位置を指定して舞台位置を関連付けることができる。
次に、位置情報リンクデータに格納される情報について、図8を参照して説明する。
[位置情報リンクデータの一例]
図9は、本技術の第1の実施の形態の記憶部120に保持される位置情報リンクデータに格納される情報の一例を模式的に示す図である。
図9aには、位置情報リンクデータに格納される情報の一例を示す表が示され、図8bには、位置情報リンクデータに格納される情報のうちのタイプ情報を説明するための表が示されている。
なお、図9aでは、テキストが格納されたコンテンツ(シナリオデータ)に対する位置情報リンクデータを想定して説明する。
図9aに示すように、位置情報リンクデータでは、文章位置を示す情報である文章位置情報(列231)と、舞台位置に関する情報である舞台位置情報(列234)とが関連付けられている。なお、テキストが格納されたシナリオデータに対する位置情報リンクデータであるため、文章位置情報(列231)として、行番号(列232)と、行頭からの文字数(列233)とが格納される。
また、舞台位置情報(列234)には、緯度(列235)と、経度(列236)と、名称(列237)と、関連情報(列238)と、タイプ情報(列239)とが格納される。
緯度(列235)および経度(列236)は、舞台位置情報として最低限必要な情報であり、これらにより、地図上の位置が特定される。
名称(列237)は、緯度(列235)および経度(列236)により特定される地点の名称であり、関連情報(列238)は、緯度(列235)および経度(列236)により特定される地点に関する付加的な情報である。なお、名称(列237)および関連情報(列238)は必須な情報ではなく、情報がない場合には格納されない。なお、名称および関連情報は、例えば、緯度および経度により特定される地点を示すアイコン(図3の舞台位置アイコン223参照)の側に、ポップアップ表示される。
タイプ情報(列239)は、このタイプ情報が属する舞台位置情報の種類を識別するための情報である。なお、舞台位置情報の種類には2種類あり、1つは、前後の文章位置の舞台位置情報と無関係であって個々が独立して位置を示す舞台位置情報(静止型)である。また、もう1つは、前後の文章位置の舞台位置情報と連続しており、連続した複数の舞台位置情報によりライン状の移動経路を示す舞台位置情報(移動型)である。舞台位置情報の種類を示すタイプ情報(列239)を舞台位置情報として格納することにより、地図上に移動ルートを描画することや、その描画した移動ルート上で舞台位置を徐々に移動させることができる。
ここで、タイプ情報の一例について、図9bを参照して説明する。
図9bには、タイプ情報として格納される4つの値(0乃至3)と、その4つの値が示す意味(内容)とを示す表が示されている。値が「0」の場合には、静止型を示し、移動ルートの描画などはされない。値が「1」の場合には、移動型の開始位置を示し、この値が格納されている舞台位置情報と関連付けられている文章位置が再生される場合には、移動型の終了位置(タイプ情報の値が「3」の情報)までの連続した舞台位置情報に基づいて移動ルートを生成し、地図上に描画する。また、値が「2」の場合には、移動型の途中位置を示し、値が「3」の場合には、移動型の終了位置を示す。
このように、位置情報リンクデータは、文章位置情報と、この文章位置情報に関連付けられた舞台位置情報とが、文章位置の数に応じて複数格納されたデータ構造となる。すなわち、位置情報リンクデータでは、コンテンツの文章位置(再生位置)と、この文章位置に関連する地図上の位置に関する情報(地理に関する情報)とが関連付けられて、複数格納される。
なお、図9で示した舞台位置情報は一例であり、位置情報リンクデータの用途に応じてさらに他の情報を格納するようにしてもよい。例えば、地図の表示倍率に関する情報を格納することにより、地図の表示を細かく制御することができる。
また、複数の地図を用いる場合(例えば、年代ごと(1900年代、1600年代、etc)の地図を利用する場合)には、用いる地図を特定するための情報を格納することにより、複数の地図の使い分けを容易に行うことができる。
次に、コンテンツの表示例について、テキストのコンテンツおよびマンガのコンテンツを想定し、図10を参照して説明する。
[コンテンツの表示例]
図10は、本技術の第1の実施の形態における表示部130にコンテンツを表示する際の表示の一例を模式的に示す図である。
図10aには、テキストのコンテンツの表示例が示され、図10bには、マンガのコンテンツの表示例が示されている。
図10aには、コンテンツを表示する画面(表示画面310)内に、テキストデータの表示領域(コンテンツ表示領域311)と、操作ボタンを表示するための領域(操作ボタン表示領域312)とが示されている。また、コンテンツ表示領域311には、表示中の文章に舞台位置情報が関連付けられていることを通知するためのアイコン(アイコン313)が示されている。
なお、アイコン313以外は、図3の表示画面131に示したものにそれぞれ対応するため、ここでの詳細な説明を省略する。このアイコン313のような舞台位置情報があることを示す標識を表示することにより、舞台位置情報の存在をユーザに通知することができる。
なお、図10aでは、既読部分と、未読部分とをテキストの色で区別する例について示しているが、区別の方法は、他にも種々の方法が考えられる。例えば、シナリオにおける再生中の位置(進行位置)のテキストの横にアイコンを表示し、シナリオの進行とともにアイコンの位置を移動させる方法が考えられる。また、シナリオの進行位置の文字のみについて、色を変えたり、文字サイズや文字フォントを変更したり、シナリオの進行とともに変更する文字の位置を移動させたりする方法なども考えられる。
図10bには、コンテンツを表示する画面(表示画面320)内に、マンガ(画像データ群)の表示領域(コンテンツ表示領域321)と、操作ボタンを表示するための領域(操作ボタン表示領域322)とが示されている。また、表示画面320内には、コンテンツ表示領域321に表示している画像データにおけるシナリオの進行状況を通知するためのバー表示(プログレスバー324)が示されている。また、コンテンツ表示領域321には、表示中の画像データに舞台位置情報が関連付けられていることを通知するためのアイコン(アイコン323)が示されている。
なお、図10bに示すプログレスバー324以外は、図10aに示したものにそれぞれ対応するためここでの説明を省略し、ここでは、プログレスバー324に着目して説明する。
プログレスバー324は、コンテンツ表示領域321に表示している画像データにおけるシナリオの進行に合わせてバーの長さが逐次更新される。これにより、ユーザは、シナリオの進行状況を通知することができる。すなわち、プログレスバー324を表示することにより、画像データのようにページ内での再生中の再生位置(進行位置)を指し示すことが難しい場合においても、シナリオの進行状況を通知することができる。
なお、プログレスバー324は、バー表示に限定されるものではなく、例えば、円グラフや砂時計マークの残量などで表することもできる。
また、図10bに示す例の他に、マンガのコマ単位や吹出し単位で画像を進行させられる場合(シナリオデータに、コマ番号や吹き出し番号が格納されている場合)には、図10aのテキストのコンテンツの例と同様に、既読部分と未読部分とで色を変えたりすることが考えられる。または、シナリオの進行位置に対応するコマや吹出しのみについて表示色を変えたり、大きく飛び出した表示にしたりすることも考えられる。
[効果例]
図11は、本技術の第1の実施の形態の効果の一例を模式的に示す図である。
なお、図11では、図2で示したテキストのコンテンツを用いて、シナリオの進行と舞台位置の表示の遷移との関係について説明する。
図11では、図11aに示す状態から図11bに示す状態へシナリオが進行し、そして、図11bに示す状態から図11cに示す状態へシナリオが進行したことを想定して説明する。
なお、これまでと同様に、図11a乃至図11cにおいて表されている文章(文章341、文章351、文章361)の黒色の文字は既読を示し、灰色の文字は未読を示す。
図11aの文章341では、文章341内の4行目の途中までが黒色の文字により示されている。そして、図11aの地図が表示される画面(表示画面342)には、舞台位置の移動ルートを示す線(移動ルート344)の開始位置に、コンテンツの朗読位置に対応した地図上の位置を示すアイコン(舞台位置アイコン343)が示されている。
また、図11bの文章351では、文章341よりシナリオが進行し、文章351内の5行目の途中までが黒色の文字により示されている。そして、表示画面352には、移動ルート344上を開始位置から移動して、開始位置から直線に続く道を曲がった辺りの位置に、舞台位置アイコン353が示されている。
図11cの文章361では、文章351よりシナリオが進行し、文章361内の11行目の途中までが黒色の文字により示されている。そして、図11cの表示画面362には、図11bの舞台位置アイコン353が示す位置から移動ルート344上をさらに進み、表示画面362の下辺付近の川を渡る位置に、舞台位置アイコン363が示されている。
このように、コンテンツ(シナリオデータ)に対応する位置情報リンクデータを用いることにより、シナリオの進行に伴って、そのシナリオに関連する地図上の位置表示(舞台表示)を更新することができる。
[表示装置の動作例]
次に、本技術の第1の実施の形態における表示装置10の動作について図面を参照して説明する。
図12は、本技術の第1の実施の形態における表示装置10によりシナリオ表示および舞台表示が行われる際の処理手順例を示すフローチャートである。
なお、図12で示すフローチャートでは、再生対象のコンテンツ(シナリオデータ)をユーザが選択した後の処理手順を示す。
まず、再生対象のシナリオデータが、制御部150により記憶部120から読み出される(ステップS901)。続いて、読み出したシナリオデータに対応する位置情報リンクデータが、制御部150により記憶部120から読み出される(ステップS902)。なお、ステップS902は、特許請求の範囲に記載の取得手順の一例である。
その後、読み出されたシナリオデータに基づいて、表示部130へのシナリオデータの表示(再生)が制御部150により開始される(ステップS903)。
そして、シナリオの再生中の再生位置(進行位置)に対応する文章位置に関連付けられている舞台位置情報が、読み出した位置情報リンクデータから取得され、この取得した舞台位置情報が、制御部150により解析される(ステップS904)。続いて、舞台位置情報の解析結果に基づいて、表示部130に表示する舞台表示を更新するか否かが、制御部150により判断される(ステップS905)。そして、舞台表示を更新しないと判断された場合には(ステップS905)、ステップS907に進む。
一方、舞台表示を更新すると判断された場合には(ステップS905)、舞台表示が更新される(ステップS906)。なお、ステップS905において舞台表示を更新すると判断される場合とは、例えば、シナリオの進行により、解析対象の舞台位置情報が、次の文章位置の舞台位置情報に切り替わった場合が相当する。また、ステップS906においては、静止型の舞台位置情報に切り替わった場合には、舞台位置とともに表される地図も更新される。また、移動型の舞台位置情報のうちの開始の舞台位置情報に切り替わった場合には、舞台位置を示すアイコンと、移動ルートと、地図とが更新される。また、移動型の舞台位置情報のうちの途中および終了の舞台位置情報に切り替わった場合には、舞台位置を示すアイコンの地図上における位置のみが更新される。なお、ステップS906は、特許請求の範囲に記載の制御手順の一例である。
その後、再生対象のシナリオデータの最後まで再生したか否かが、制御部150により判断され(ステップS907)、最後まで再生したと判断された場合には、シナリオ表示および舞台表示の処理手順は終了する。
一方、シナリオデータの最後まで再生していないと判断された場合には(ステップS907)、シナリオデータの表示が更新され(ステップS908)、ステップS904に戻る。
このように、本技術の第1の実施の形態によれば、位置情報リンクデータを用いて、コンテンツの進行に合わせて舞台表示を更新することにより、再生中のコンテンツの内容に関連する地理的な情報をユーザが容易に取得することができる。
なお、図12のステップS905およびステップS906では、舞台位置情報の切り替わりで表示が更新されることを想定したがこれに限定されるものではない。例えば、移動型の舞台位置情報が解析対象の際には、移動型の終了地点を示すタイプ情報の舞台位置情報になるまで地図上に描いた移動ルートの上を徐々に移動するように、舞台位置情報が変わらずとも舞台表示の舞台位置アイコンの位置がシナリオの進行に合わせて更新されるようにしてもよい。
<2.第2の実施の形態>
本技術の第1の実施の形態では、シナリオ(コンテンツ)の進行位置に対応した舞台位置を地図上に表示する例について説明した。なお、表示される地図では、その土地の基本的な地理的情報が表示される。基本的な地理的情報のみだけでなく、その土地に関するさらなる情報(関連情報)がユーザの嗜好に合わせて表示されると、利便性がより高まる。
そこで、本技術の第2の実施の形態では、地図上に舞台位置を表示するとともに、その土地の関連情報も表示する例について、図13乃至図17を参照して説明する。
[記憶部の保持データの一例]
図13は、本技術の第2の実施の形態における記憶部120に保持されるデータを模式的に示す図である。
なお、本技術の第2の実施の形態における構成図は、図1において示した表示装置10の構成図と同様のものである。しかしながら、本技術の第2の実施の形態では、記憶部120に保持されるデータが本技術の第1の実施の形態と異なる。このため、構成図については、図1を参照してここでの説明を省略する。
本技術の第2の実施の形態の記憶部120には、シナリオデータ121と、位置情報リンクデータ122と、地図データ123と、POI(Point Of Interest)データ124とが保持される。なお、POIデータ124以外のデータは、図4において示した各データと同様のものであるため、ここでの説明を省略する。
POIデータ124は、所定のテーマに基づいて集められた位置(地点)と、その位置に関する情報とが関連付けられた情報(POI情報)が格納されている情報である。この所定のテーマには種々のテーマが考えられるが、本技術の第2の実施の形態では、4つのPOIデータが記憶部120に保持されていることを想定して説明する。なお、この4つのPOIデータのうちの1つは、シナリオデータ121ごとに用意されるPOIデータであり、シナリオデータ121のコンテンツの内容に関連する地点(地図上の地物)の地理的な位置情報と、この地点を説明するための情報とが関連付けられたPOIデータである。なお、POIデータ124は、一般的な地図表示ソフトのPOIデータに対応する情報であり、ユーザが表示するPOIデータを予め設定しておくことにより、ユーザが追加したい情報が地図表示において追加される。
なお、図13では、POIデータ124を単独の情報として保持させる例について説明するが、これに限定されるものではない。シナリオデータごとに専用のPOIデータとして用意されるPOIデータは、位置情報リンクデータ122内に、本来の位置情報リンクデータと区別できるようにして格納する場合も考えられる。
[POIデータの表示の設定画面の一例]
図14は、本技術の第2の実施の形態において、舞台表示におけるPOIデータの表示の有無を設定するための設定画面(POI表示設定画面)の一例を模式的に示す図である。
この図14で示すPOI表示設定画面(表示画面450)には、POI表示のオンオフを設定するための2つのラジオボタン(ラジオボタン451、ラジオボタン452)が示されている。また、表示画面450には、POI表示をオンにするラジオボタン(ラジオボタン452)を選択した場合に、表示するPOIデータを選択するための4つのチェックボタン(チェックボタン群453)が示されている。さらに、表示画面450には、表示画面450における選択を決定するボタン(OKボタン454)と、表示画面450における選択をキャンセルするボタン(Cancelボタン455)とが示されている。
なお、図14では、4つのPOIデータとして、歴史的な建造物に関する情報(歴史情報)と、グルメに関する情報(グルメ情報)と、コンビニエンスストア(コンビニ)に関する情報(コンビニ情報)と、ドラマの撮影現場に関する情報(ドラマ撮影情報)とが示されている。ここで、歴史情報は、再生対象のシナリオデータ専用のPOIデータであることとする。
例えば、POI表示をオフにするラジオボタン(ラジオボタン451)を選択した後に、OKボタン454を押下すると、舞台表示には、POI情報は何にも表示されない。
また、POI表示をオンにするラジオボタン(ラジオボタン452)を選択した後に、チェックボタン群453において表示させたいPOI情報にチェックを入れて、OKボタン454を押下すると、舞台表示にチェックを入れたPOI情報が表示される。
この表示画面450で示すようなPOIデータの表示の有無を設定する画面を、再生対象のコンテンツ(シナリオデータ)の選択後に表示させることにより、舞台表示におけるPOI情報の表示を設定することができる。
[効果例]
図15は、本技術の第2の実施の形態の効果の一例を模式的に示す図である。
なお、図15では、POIデータにおいて情報が存在する位置の付近に舞台位置アイコンが近づいた場合に、その位置のPOI情報を表示する例について説明する。
図15には、POI情報が表示されるタイミングおよびこのタイミングの前後の表示を示す3つの表示画面(表示画面460、470、480)が示されている。
表示画面460は、地図上に示されたシナリオの進行位置(舞台位置アイコン)が、POI情報の位置から、予め設定された設定距離以内に入る前のタイミングにおける舞台表示が示されている。なお、表示画面460に示されている移動ルート463および舞台位置アイコン461は、図3や図11で示した移動ルートおよび舞台位置アイコンに対応するため、ここでの説明を省略する。また、表示画面460には、POI情報がある位置を示すアイコン(POI情報アイコン462)が示されている。
表示画面460に示すように、POI情報アイコン462から設定距離以内(例えば、POI情報アイコン462の位置からこのアイコンの大きさで2個分以内の距離)に舞台位置アイコン461が無い場合には、このPOI情報アイコン462が備えるPOI情報は表示されない。
表示画面470は、舞台位置アイコンがPOI情報の位置から設定距離以内に入ったタイミングにおける表示画面が示されている。表示画面470では、POI情報アイコン462から設定距離以内に舞台位置アイコン471があり、POI情報アイコン462の位置のPOI情報がポップアップ表示(ポップアップ表示474)されている。
表示画面480は、舞台位置アイコンがPOI情報の位置から設定距離以内に入った後に、この設定距離以内から出たタイミングにおける表示画面が示されている。表示画面480では、舞台位置アイコン481がPOI情報アイコン462から設定距離よりも離れたため、表示画面470に示したポップアップ表示474が消されている。
このように、記憶部120にPOIデータを保持させることによって、舞台位置近傍の土地に関するさらなる情報をユーザの嗜好に合わせて表示させることができる。
なお、図15では、POI情報アイコンから設定距離以内に舞台位置アイコンが入った場合にPOI情報をポップアップ表示する例について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、常に表示させておく場合なども考えられる。
なお、図15では、ポップアップ表示474について、付加的な情報のみが単に表示される例を想定して説明したが、ポップアップ表示474の内容については、種々の例が考えられる。例えは、POIデータにリンクに関する情報が保持されている場合には、このリンクを機能させるためのボタンをポップアップ表示474の内に表示することが考えられる。
図16は、本技術の第2の実施の形態においてPOI情報を表示するためのポップアップ表示に関する図15のポップアップ表示474とは別の例である。
この図16で示すポップアップ表示(ポップアップ表示510)には、図15のポップアップ表示474に示したようなPOI情報に加えて、リンクボタン511が示されている。
リンクボタン511は、ポップアップ表示510においてユーザに通知した情報に対して関連する別の地理的な位置情報付きの関連情報(関連するPOI情報)を表示させるためのボタンである。このリンクボタン511を押下すると、関連するPOI情報に基づいて、この関連するPOI情報が指し示す位置の地図が表示されたり、この関連するPOI情報に格納されている情報が表示されたりする。このように、さらに位置を移動させることを可能とすることにより、例えば、シナリオ当時あった物件が現在は他の地点に移設された場合などに、容易にたどることができる。
[表示装置の動作例]
次に、本技術の第2の実施の形態における表示装置の動作について図面を参照して説明する。
図17は、本技術の第2の実施の形態における表示装置によりシナリオ表示および舞台表示が行われる際の処理手順例を示すフローチャートである。
なお、図17において示すフローチャートは、図12において示した本技術の第1の実施の形態のフローチャートの変形例であり、POIデータに関する処理が追加されている点のみが異なる。そこで、図17では、図12のフローチャートと同じ処理手順については、同一の符号を付してここでの説明を省略する。
なお、図17では、図14において示したPOI表示の設定画面において、POI表示がオンに設定され、表示するPOIデータが選択されていることを想定して説明図する。
ステップS902において読み出したシナリオデータの位置情報リンクデータが読み出されると、表示するPOI情報が格納されているPOIデータが、制御部150により記憶部120から読み出され(ステップS911)、その後、ステップS903に進む。
また、ステップS906において舞台表示が更新された後に、舞台位置から設定距離内にPOIがあるか否かが、制御部150により判断される(ステップS912)。そして、舞台位置から設定距離内にPOIがないと判断された場合には(ステップS912)、ステップS907に進む。なお、ステップS906においては、地図上に、POI情報がある位置を示すアイコン(図15のPOI情報アイコン)も表示される。
一方、舞台位置から設定距離内にPOIがあると判断された場合には(ステップS912)、そのPOIに関する情報(POI情報)を表示し(ステップS913)、ステップS907に進む。
このように、本技術の第2の実施の形態によれば、POI情報を表示させることにより、ユーザの嗜好に合わせて選択された情報が舞台表示にさらに加わって、利便性をより高めることができる。
<3.第3の実施の形態>
本技術の第1および第2の実施の形態では、舞台位置を表示する例について説明した。なお、その表示されている舞台位置の付近にユーザがいる場合には、ユーザの位置(現在位置)も表示されるようにすると、舞台探訪を行うユーザにとってより利便性が高まる。
そこで、舞台位置とともにユーザの現在位置が表示される例について、本技術の第3の実施の形態として図18および図19を参照して説明する。
[表示装置の機能構成例]
図18は、本技術の第3の実施の形態における表示装置20の機能構成の一例を示すブロック図である。
なお、表示装置20は、図1において示した表示装置10の変形例であり、表示装置10の各構成に加えて、位置情報取得部160が加わる点のみが異なる。そこで、ここでは、位置情報取得部160に着目して説明する。
位置情報取得部160は、ユーザの実際の現在位置(すなわち、表示装置10の現在位置)を取得するものである。この位置情報取得部160は、例えば、GPS衛星から送信されるGPS信号に基づいて位置情報(経度、緯度)を定期的または不定期に取得して位置情報を生成するGPS受信機により実現される。
[表示例]
図19は、本技術の第3の実施の形態における舞台表示の一例を示す図である。
図19に示す舞台表示画面(表示画面630)では、地図表示の上に、シナリオの進行位置に対応する地図上の位置(舞台位置)を示すアイコン(舞台位置アイコン631)と、舞台位置の移動経路を示す線(移動ルート632)とが示されている。さらに、表示画面630には、地図表示の上に、位置情報取得部160が取得したユーザの実際の現在位置を示すアイコン(現在位置アイコン633)が示されている。
このように、舞台位置に加えて、ユーザの実際の現在位置も表示することにより、この地図上の舞台位置の移動に合わせてユーザが移動することが可能となり、物語の背景をより深く体感することが可能となる。
なお、フローチャートについては、図12のステップS905における舞台表示を更新するか否かの判断の際に、位置情報取得部160が取得したユーザの現在位置が変わった場合にも更新すると判断される点のみが異なるだけであるため、ここでの図示を省略する。
このように、本技術の第3の実施の形態によれば、舞台位置に現在位置を表示することにより、ユーザにとっての利便性をより高めることができる。
なお、図18および図19では、舞台位置とともに現在位置を表示する例について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、本技術の第2の実施の形態において示したPOIも一緒に表示することもできる。なお、この場合におけるPOI情報の表示は、POIの設定距離以内に舞台位置が入った場合だけでなく、POIの設定距離以内にユーザの現在位置が入った場合に表示するようにすることもできる。また、POIの設定距離以内に舞台位置が入った際のPOI情報の表示の有無を、ユーザの現在位置に基づいて判定するように、ユーザに設定させることもできる。
また、ユーザの現在位置がPOIの設定距離以内に入った際に表示されるPOI情報と、舞台位置がPOIの設定距離以内に入った際に表示されるPOI情報とが異なる情報となるようにPOI情報を用意することもできる。また、ユーザの現在位置がPOIの設定距離以内に入った際にしか表示されないPOI情報を用意することもできる。
[変形例]
本技術の第1乃至第3の実施の形態では、実際の地図の上に舞台位置があることを想定して説明した。しかしながら、コンテンツ(シナリオデータ)がフィクションである場合には、架空の地図上でストーリーが進行する。このような場合においても、架空の地図に経度および緯度を設定することにより、本技術の第1乃至第3の実施の形態と同様に実施することができる。
次に、架空の地図を表示する例について、本技術の変形例として、図20を参照して説明する。
[架空の地図の表示例]
図20は、本技術の変形例として、架空の地図を表示する際の表示の一例を模式的に示す図である。
なお、図20は、図3の変形例であり、図3における舞台位置の表示画面(表示画面132)における表示が、架空の地図になっている点が異なるのみである。このため、ここでは、図20の舞台位置の表示画面(表示画面710)に着目して説明する。
表示画面710には、架空の地図の上に、舞台位置を示すアイコン(舞台位置アイコン711)と、舞台位置の移動経路を示す線(移動ルート712)とが示されている。
また、表示画面710には、表示画面710に表示されている地図が架空の地図であることをユーザに通知するためのメッセージボックス(メッセージボックス713)が示されている。なお、メッセージボックス713は、文章での表示ではなく、アイコンでの表示であってもよい。
なお、例えば、架空の惑星A、惑星Bなどのように、複数の架空の地図が存在して表示を切り替える場合には、それぞれの地図であることを示すアイコンを表示し、このアイコンの選択により地図を切り替えられるようにすることも考えられる。このように、架空の地図を用いて舞台表示を行うこともできる。
このように、本技術の実施の形態によれば、再生中のコンテンツの内容に関連する地理的な情報をユーザが容易に取得することができる。これにより、小説、紀行文、マンガ、朗読などのシナリオの流れに沿って、その舞台となっている地点を地図上で具体的に把握する事ができる。
また、シナリオに関連するPOI情報(地理的な位置情報付きの関連情報)をシナリオの進行と共に見ることができる。このPOI情報に、関連する別のPOI情報を関連付けることにより、当時あった建築物が移築されてしまった場合でも現在存在する場所の情報を得ることや、ドラマ化された場合に、実際とは異なる地点で撮影したロケ地の情報などを得ることなどが可能となる。
また、ユーザの現在位置を同時に地図上に表示することにより、シナリオの舞台となる地図上に自分自身の現在位置が表示され、シナリオの舞台をより体感することができる。
<4.第4の実施の形態>
本技術の第1の実施の形態では、表示装置10は、舞台位置を変更する際に、必要に応じて地図を切り替えていた。しかし、ある舞台位置から、その位置とは遠く離れた位置へ舞台位置を変更する場合には、ユーザにとって、変更前後のそれぞれの舞台位置の位置関係を把握することが困難になるおそれがある。そこで、舞台位置が大きく変わる場合には、変更前後の舞台位置の両方を含む地図を表示させてから地図を切り替えることが望ましい。第4の実施の形態の表示装置10は、変更前後の舞台位置の両方を含む地図を表示させてから地図を切り替える点において第1の実施の形態と異なる。
[記憶部の保持データの一例]
図21は、本技術の第4の実施の形態における記憶部120に保持されるデータを模式的に示す図である。第4の実施の形態では、複数の地図データ123が階層化されている点において第1の実施の形態と異なる。これらの階層化された地図データ123は、階層化地図データ125として保持される。
地図データ123は、複数の階層に階層化されている。ある階層の地図データ123は、自分を親として、その階層より下位の階層の複数の地図データ123を子として持つことができる。その子の地図データ123は、自分を親として、さらに下位の階層の複数の地図データ123を子として持つことができる。子の地図データ123は、複数の親を持つことはない。また、地図データ123の縮尺は階層ごとに異なり、親の地図データ123の縮尺は、子の地図データ123の縮尺より大きい。そして、親の地図データ123は、子の地図データ123の各々を含む領域を表す地図データである。
例えば、図4に例示するように、最上位に日本全国の地図データM0を配置し、上から2番目の階層に国内の各地方(関東地方など)の地図データM1−1等を配置する。そして、上から3番目の階層に地方内の都道府県の地図データM2−1等を配置し、その下位の階層に、都道府県内の市町村の地図データ123を配置する。
[地図の表示例]
図22は、本技術の第4の実施の形態における地図の表示の一例を示す図である。図22aは、舞台位置を変更する前の地図720の一例を示す図である。この地図720には、変更前の舞台位置を示す舞台位置アイコン721が表示される。図22bは、変更前後の舞台位置を含む地図730の一例を示す図である。この地図730には、変更前の舞台位置を示す舞台位置アイコン731と変更後の舞台位置を示す舞台位置アイコン732とが表示される。図22cは、舞台位置を変更した後の地図740の一例を示す図である。地図740には、変更後の舞台位置を示す舞台位置アイコン741が表示される。
制御部150は、図22aに示す地図を表示した後に舞台位置を変更する際、変更前後の舞台位置間の距離が一定距離より長いか否かを判断する。舞台位置間の距離が一定距離より長い場合、制御部150は、変更前後の舞台位置の両方を含む地図730を取得する。具体的には、制御部150は、地図720と地図740との両方を子とする親の地図730を記憶部120から読み出す。制御部150は、図22bに例示するように、取得した地図730を表示させた後に、図22cに例示するように、変更後の舞台位置を含む地図740に切り替える。一方、舞台位置間の距離が一定距離以下である場合、制御部150は、変更前後の舞台位置を含む地図を表示させずに、地図を切り替える。
[表示装置の動作例]
図23は、本技術の第4の実施の形態における表示装置10によりシナリオ表示および舞台表示が行われる際の処理手順例を示すフローチャートである。第4の実施の形態の処理手順は、表示装置10が、ステップS906の代わりに舞台位置表示更新処理(ステップS920)を実行する点において第1の実施の形態と異なる。
図24は、本技術の第4の実施の形態における舞台位置表示更新処理の一例を示すフローチャートである。表示装置10は、地図を更新するか否かを判断する(ステップS921)。変更後の舞台位置が表示中の地図上の位置であれば、地図を更新する必要はない。一方、変更後の舞台位置が表示中の地図上の位置でなければ、地図を更新する必要が生じる。
地図を更新する場合(ステップS921:Yes)、表示装置10は、変更前後の舞台位置間の距離が、一定距離Dcより長いか否かを判断する(ステップS922)。舞台位置間の距離が一定距離Dcよりも長い場合には(ステップS922:Yes)、表示装置10は、変更前後の舞台位置を含む地図に更新する(ステップS923)。そして、表示装置10は、変更前後のそれぞれの舞台位置を示すアイコンを、更新した地図上に表示させる(ステップS924)。
舞台位置間の距離が一定距離Dcより長くない場合(ステップS922:No)、または、ステップS924の後、表示装置10は、変更後の舞台位置を含む地図に更新する(ステップS925)。地図を更新しない場合(ステップS921:No)、または、ステップS925の後、表示装置10は、変更後の舞台位置を示すアイコンを、更新した地図上に表示させる(ステップS926)。ステップS926の後、表示装置10は、舞台位置表示更新処理を終了する。
このように、本技術の第4の実施の形態によれば、表示装置10は、変更前後の舞台位置の両方を含む地図を表示させてから地図を切り替えるため、変更前後の舞台位置の位置関係をユーザに容易に把握させることができる。
<6.第6の実施の形態>
本技術の第4の実施の形態では、表示装置10は、表示画面には1つの地図しか表示させていなかった。しかし、表示装置10は、表示画面に複数の地図を表示させることもできる。第5の実施の形態の表示装置10は、表示画面に複数の地図を表示させる点において第4の実施の形態と異なる。
[地図の表示例]
図25は、本技術の第5の実施の形態における地図の表示の一例を示す図である。舞台位置を変更する際、変更後の舞台位置が表示中の地図上の位置でなければ、表示装置10は、表示画面を分割して、変更前の舞台位置を含む地図と、変更後の舞台位置を含む地図との両方を表示させる。図25において、地図750は、変更前の舞台位置を含む地図である。地図750には、変更前の舞台位置を示す舞台位置アイコン751が表示される。地図760は、変更後の舞台位置を含む地図である。この地図760には、変更後の舞台位置を示す舞台位置アイコン761が表示される。なお、表示装置10は、表示画面内に、3つ以上の地図を表示させてもよい。
[表示装置の動作例]
図26は、本技術の第5の実施の形態における舞台位置表示更新処理の一例を示すフローチャートである。表示装置10は、地図を更新するか否かを判断する(ステップS921)。地図を更新する場合(ステップS921:Yes)、表示装置10は、表示中の地図数が、予め設定された最大表示数より少ないか否かを判断する(ステップS931)。最大表示数より少ない場合には(ステップS931:Yes)、表示装置10は、更新後の舞台位置を含む地図を追加して表示させる(ステップS932)。
一方、表示中の地図数が最大表示数以上である場合(ステップS931:No)、表示開始時刻が最も古い地図を更新する(ステップS933)。地図を更新しない場合(ステップS921:No)、または、ステップS932もしくはステップS933の後、表示装置10は、更新後の舞台位置を示す舞台位置アイコンを、対応する地図上に表示させる(ステップS926)。
このように、本技術の第5の実施の形態によれば、表示装置10は、舞台位置を含む複数の地図を表示させるため、複数の地図のそれぞれに記載された地理情報(舞台位置など)をユーザに全体的に把握させることができる。
[変形例]
第5の実施の形態では、表示画面を分割して複数の地図を表示させていたが、限られた面積の表示画面を分割すると、それぞれの地図の表示画面上の面積は分割しない場合より小さくなってしまう。このため、表示画面を分割せずに、地図を1つだけ表示させ、別の地図に切り替える際には、ユーザの操作に従って切り替えることが望ましい。変形例の表示装置10は、複数の地図のいずれかをユーザの操作に従って切り替えて表示させる点において第5の実施の形態と異なる。
[地図の表示例]
図27は、本技術の第5の実施の形態の変形例における地図の表示の一例を示す図である。表示画面上には、舞台位置を含む地図770が表示される。この地図770の上部には、タブ771および781が表示されている。タブ771は、地図770に切り替えるためのGUI(Graphical User Interface)部品である。タブ781は、舞台位置を含む地図のうち、地図770と異なる地図に切り替えるためのGUI部品である。タブ771が操作されると、表示装置10は、地図770を表示させる。一方、タブ781が操作されると、表示装置10は、地図770と異なる地図に切り替えて表示させる。なお、表示装置10に物理的に設けられたボタンの操作など、タブ操作以外の操作により、舞台位置を含む地図を切り替える構成であってもよい。
このように、変形例によれば、表示装置10は、それぞれが舞台位置を含む複数の地図のいずれかをユーザの操作に従って切り替えて表示させるため、画面を分割する場合よりも地図を大きく表示させることができる。
<6.第6の実施の形態>
本技術の第1の実施の形態では、表示装置10は、地図を表示していたが、地図に航空写真を重ねて(言い換えれば、合成して)表示させてもよい。第6の実地の形態の表示装置10は、地図および航空写真を重ねた画像を表示させる点において第1の実施の形態と異なる。
[記憶部の保持データの一例]
図28は、本技術の第6の実施の形態における記憶部120に保持されるデータを模式的に示す図である。第6の実施の形態の記憶部120には、航空写真データ126がさらに保持される。航空写真データ126は、地図に表された地形を上空から撮像して得られた画像データである。
[地図の表示例]
図29は、本技術の第6の実施の形態における地図の表示の一例を示す図である。図29aは、舞台位置を含む地図790の一例である。図29bは、地図790に表された地形を上空から撮像して得られた航空写真800の一例である。表示装置10は、図29cに例示するように、これらの地図790および航空写真800を重ねた画像810を表示させる。
なお、表示装置10は、地図と、航空写真と、それらを重ねた画像とのいずれかをユーザの操作に従って、切り替えて表示させてもよい。また、表示装置10は、地図データ123および航空写真データ126を保持しておき、それらを重ね合わせているが、地図データ123および航空写真データ126を予め重ね合わせた画像を保持しておく構成であってもよい。
このように、本技術の第5の実施の形態によれば、表示装置10は、地図および航空写真を重ねた画像を表示させるため、地図上の情報と、航空写真上の情報とをユーザに同時に把握させることができる。
<7.第7の実施の形態>
本技術の第1の実施の形態では、表示装置10は、コンテンツが再生されたか否かにかかわらずに同一の地図を表示させていた。しかし、コンテンツが再生されていない場合には、再生済である場合とは異なる地図を表示させた方が、表示装置10の利便性が向上することがある。例えば、推理小説などのコンテンツにおいて、その小説が既読である(すなわち、再生されている)場合には、小説において事件が起こった現場や、その事件の説明を記載した地図を表示させると、小説の内容をユーザが思い起こすことが容易になる。一方、小説が未読である(すなわち、再生されていない)場合に、そのような地図を表示させると、小説に対するユーザの興味を削いでしまうおそれがある。第7の実施の形態の表示装置10は、コンテンツが再生された場合と、再生されていない場合とで異なる地図を表示させる点において第1の実施の形態と異なる。
[記憶部の保持データの一例]
図30は、本技術の第7の実施の形態における記憶部120に保持されるデータを模式的に示す図である。第7の実施の形態の記憶部120は、地図データ123の代わりに、未読地図データ127および既読地図データ128と再生履歴情報210とが保持される点において第1の実施の形態と異なる。
未読地図データ127は、コンテンツが再生されていない場合に表示される地図データである。既読地図データ128は、コンテンツが再生されていた場合に表示される地図データである。また、再生履歴情報210は、コンテンツが再生されたか否かを示す情報を含むデータである。
図31は、本技術の第7の実施の形態の記憶部120に保持される再生履歴情報210の一例を示す図である。再生履歴情報210は、コンテンツファイル名211ごとに、コンテンツ種別212、既読回数213および最大既読位置214を含むデータである。
コンテンツファイル名211は、コンテンツを格納するファイルの名称である。コンテンツ種別212は、コンテンツのデータの種類を示す情報である。既読回数213は、コンテンツが特定の再生位置(例えば、最後の再生位置)まで再生された回数である。既読回数が「0」回であれば、コンテンツは再生されていないと判断され、「0」回より多ければ、コンテンツが再生されていると判断される。最大既読位置214は、再生された再生位置のうち、最後の再生位置に最も近い位置である。既読回数213は、例えば、複数のコンテンツの各々の名称を既読回数213の多い順にソートして一覧表示させるために用いられる。
例えば、コンテンツファイル名称「Scenario.1.txt」のコンテンツが、64ページの52行目まで再生されており、最後までは再生されていない場合を考える。この場合には、再生履歴情報において、既読回数として「0」回が保持され、最大既読位置として「P64S52」が保持される。
なお、再生履歴情報210の構成は、図31に例示された構成に限定されない。例えば、再生履歴情報210は、コンテンツごとに、そのコンテンツが再生されたか否かを示すフラグのみを含む情報であってもよい。
[制御部の機能構成例]
図32は、本技術の第7の実施の形態における制御部150の機能構成の一例を示すブロック図である。第7の実施の形態の制御部150は、再生履歴情報取得部153をさらに備える点において第1の実施の形態と異なる。
再生履歴情報取得部153は、再生履歴情報を取得するものである。この再生履歴情報取得部153は、コンテンツの再生を指示する操作信号を操作部110から受け取ると、そのコンテンツに対応する再生履歴情報を記憶部120から読み出す。そして、再生履歴情報取得部153は、読み出した再生履歴情報を表示制御部151に供給する。
第7の実施の形態の表示制御部151は、再生履歴情報に基づいてコンテンツが再生されたか否かを判断し、再生されていた場合には既読地図データ128を表示させる。一方、コンテンツが再生されていない場合には、表示制御部151は、未読地図データ127を表示させる。また、表示制御部151は、コンテンツを再生するたびに、再生履歴情報を更新する。
[表示装置の動作例]
図33は、本技術の第7の実施の形態における表示装置10によりシナリオ表示および舞台表示が行われる際の処理手順例を示すフローチャートである。第7の実施の形態の処理手順は、ステップS941乃至S943をさらに実行し、ステップS908の代わりにステップS944を実行する点において第1の実施の形態と異なる。
表示装置10は、シナリオデータの再生を開始し(ステップS903)、再生履歴情報に基づいて、そのシナリオが既読であるか否かを判断する(ステップS941)。シナリオが既読である場合には(ステップS941:Yes)、表示装置10は、既読地図データ128を表示させる(ステップS942)。一方、シナリオが未読である場合には(ステップS941:No)、表示装置10は、未読地図データ127を表示させる(ステップS943)。また、シナリオデータを最後まで再生したのであれば(ステップS907:Yes)、表示装置10は、再生履歴情報210を更新する。具体的には、表示装置10は、再生履歴情報210において、再生したシナリオデータの既読回数213を増加させる(ステップS944)。ステップS944の後、表示装置10は、処理手順を終了する。
このように、本技術の第7の実施の形態によれば、表示装置10は、コンテンツが再生されたか否かにより、異なる地図を表示させるため、表示装置10の利便性を向上させることができる。
<8.第8の実施の形態>
本技術の第2の実施の形態では、POI情報の表示を開始するときの舞台位置アイコンとPOI情報アイコンとの間の設定距離を一定としていた。しかし、コンテンツが再生されていた場合には、再生されていない場合よりも設定距離を長くした方が、利便性が向上する。第8の実施の形態の表示装置10は、コンテンツが再生されていた場合には、再生されていない場合よりも設定距離を長くする点において第2の実施の形態と異なる。
[記憶部の保持データの一例]
図34は、本技術の第8の実施の形態における記憶部120に保持されるデータを模式的に示す図である。第8の実施の形態の記憶部120は、再生履歴情報210をさらに保持する点において第2の実施の形態と異なる。
[制御部の機能構成例]
図35は、本技術の第8の実施の形態における制御部150の機能構成の一例を示すブロック図である。第8の実施の形態の制御部150は、再生履歴情報取得部153および距離設定部154をさらに備える点において第2の実施の形態と異なる。第8の実施の形態の再生履歴情報取得部153は、操作信号に従って再生履歴情報を取得し、距離設定部154に供給する。
距離設定部154は、再生履歴情報に基づいて設定距離を設定するものである。距離設定部154は、再生履歴情報に基づいて、コンテンツが再生されたか否かを判断し、コンテンツが再生されていた場合には、再生されていない場合よりも長い設定距離を設定する。一方、コンテンツが再生されていない場合には、距離設定部154は、再生されていた場合よりも短い設定距離を設定する。距離設定部154は、設定した設定距離を表示制御部151に供給する。
図36は、本技術の第8の実施の形態の効果の一例を模式的に示す図である。図36aは、舞台位置アイコン461が、POI情報アイコン462から設定距離内にない場合における表示画面460の一例である。図36bは、舞台位置アイコン491がPOI情報アイコン462から設定距離内にあり、かつ、コンテンツが既読である場合における表示画面490の一例である。この場合には、POI情報494が表示される。
図36cは、舞台位置アイコン471が、POI情報アイコン462から設定距離内にあり、かつ、コンテンツが未読である場合における表示画面470の一例である。ぜんっ述したように、未読時には、既読時よりも短い設定距離が設定される。このため、図36cに示すように、舞台位置アイコン471が、POI情報アイコン462に既読時よりも近い位置に近づいたときに、POI情報474が表示される。未読時には、ユーザは、コンテンツの内容に集中しており、既読時ほどPOI情報を必要としないことが多い。一方、既読時には、ユーザは、舞台位置の周囲の付加的な情報(POI情報など)に関心を持つことが多い。このため、既読時には、未読時よりも設定距離を長くすることにより、POI情報が表示されやすくなり、利便性が向上する。
[表示装置の動作例]
図37は、本技術の第8の実施の形態における表示装置10によりシナリオ表示および舞台表示が行われる際の処理手順例を示すフローチャートである。第8の実施の形態の処理手順は、ステップS950およびステップS944をさらに実行する点において第2の実施の形態と異なる。表示部10は、ステップS903およびS903の間において、距離設定処理(ステップS950)を実行する。また、シナリオデータを最後まで再生したのであれば(ステップS907:Yes)、表示装置10は、再生履歴情報210を更新する(ステップS944)。
図38は、本技術の第8の実施の距離設定処理の一例を示すフローチャートである。表示装置10は、再生履歴情報に基づいてシナリオが既読であるか否かを判断する(ステップS951)。シナリオが既読である場合には(ステップS951:Yes)、表示装置10は、所定の距離Dを設定距離に設定する(ステップS952)。一方、シナリオが未読である場合には(ステップS951:No)、表示装置10は、Dより短い距離Dを設定距離に設定する(ステップS953)。ステップS952またはS952の後、表示装置10は、距離設定処理を終了する。
このように、本技術の第8の実施の形態によれば、表示装置10は、コンテンツが再生されていた場合には、再生されていない場合よりも設定距離を長くすることにより、表示装置10の利便性を向上させることができる。
<9.第9の実施の形態>
本技術の第1の実施の形態では、舞台位置の背景となる日時を表示していなかったが、そのような日時をさらに表示してもよい。第9の実施の形態の表示装置10は、舞台位置の背景となる日時を表示する点において第1の実施の形態と異なる。
[記憶部の保持データの一例]
図39は、本技術の第9の実施の形態の記憶部120に保持される位置情報リンクデータに格納される情報の一例を模式的に示す図である。第9の実施の形態の位置情報リンクデータにおいて、舞台位置情報に日時情報240がさらに関連付けられる。日時情報240は、コンテンツ内において舞台位置の背景となる日時を示す情報である。例えば、「鶴岡八幡宮」の舞台位置の背景となる日時が、2010年5月1日である場合、その舞台位置に「2010/5/1」の日時情報240が関連付けられる。
[日時の表示例]
図40は、本技術の第9の実施の形態の日時の表示の一例を示す図である。図40に例示するように、舞台位置821が選択されると、表示装置10は、その選択された舞台位置に関連付けられた日時822を位置情報リンクデータから取得し、表示させる。さらに、舞台位置823が選択されると、表示装置10は、その舞台位置に対応する日時824を位置情報リンクデータから取得して表示させる。選択された舞台位置823の日時を表示させることにより、ユーザは、舞台位置823に関するコンテンツの内容を確認しなくとも、その舞台位置823の背景となる日時を視認することができる。このため、利便性がさらに向上する。
図41は、本技術の第9の実施の形態における表示装置10によりシナリオ表示および舞台表示が行われる際の処理手順例を示すフローチャートである。第9の実施の形態の処理手順は、表示装置10がステップS961およびS962をさらに実行する点において第1の実施の形態と異なる。
表示装置10は、舞台位置表示を更新し(ステップS906)、ユーザが、表示中の舞台位置を選択したか否かを判断する(ステップS961)。ユーザが舞台位置が選択した場合(ステップS961:Yes)、表示装置10は、選択された舞台位置に関連する日時を位置情報リンクデータから取得して表示させる(ステップS962)。一方、ユーザが舞台位置が選択していない場合(ステップS961:No)、または、ステップS962の後、表示装置10は、ステップS907を実行する。なお、表示装置10は、ステップS961およびS962をシナリオデータの再生中に実行しているが、シナリオデータの再生開始前や再生終了後に実行してもよい。
このように、本技術の第8の実施の形態によれば、表示装置10は、選択された舞台位置に関連付けられた日時を表示させるため、舞台位置に関連する日時をユーザに容易に把握させることができる。これにより、利便性が向上する。
[変形例]
本技術の第9の実施の形態では、表示装置10は、ユーザが選択した舞台位置の日時を表示させていた。しかし、基準とする基準日時(現在日時など)を取得して、その基準日時に近い日時に関連する舞台位置を表示させてもよい。第9の実施の形態の変形例の表示装置10は、基準日時に近い日時に関連する舞台位置を表示させる点において第9の実施の形態と異なる。
[舞台位置の表示例]
図42は、本技術の第9の実施の形態の変形例における舞台位置の表示の一例を模式的に示す図である。表示装置10は、コンテンツの再生が指示されると、基準日時を取得する。この基準日時は、表示装置10が取得した現在日時や、ユーザにより表示装置10に入力された日時などである。表示装置10は、基準日時から一定期間内の日時(言い換えれば、基準日時に近い日時)に対応する舞台位置を位置情報リンクデータにおいて探索する。ここで、基準日時から一定期間内の日時に対応する舞台位置が2つあった場合を考える。この場合、表示装置10は、探索した舞台位置に対応する地図を画面830に表示し、それらの舞台位置を示す舞台位置アイコン831および832を地図上に表示する。また、画面840において、基準日時と、探索した舞台位置の日時833および834とを表示する。なお、表示装置10は、探索した舞台位置を地図上に表示しているが、それらの舞台位置の名称のみを表示してもよい。
[表示装置の動作例]
図43は、本技術の第9の実施の形態の変形例における表示装置10によりシナリオ表示および舞台表示が行われる際の処理手順例を示すフローチャートである。第9の実施の形態の処理手順は、表示装置10がステップS963、S964およびS965をさらに実行する点において第1の実施の形態と異なる。
表示装置10は、基準日時を取得する(ステップS963)。表示装置10は、基準日時に近い日時に対応する舞台位置が位置情報リンクデータ内にあるか否かを判断する(ステップS964)。対応する舞台位置がある場合には(ステップS964:Yes)、その舞台位置を表示する(ステップS965)。一方、対応する舞台位置がない場合には(ステップS964:No)、または、ステップS965の後、表示装置10は、表示させた舞台位置またはシナリオデータを選択する操作を受け付ける。そして、表示装置10は、選択された舞台位置に対応するシナリオデータ、または、選択されたシナリオデータの読み込みを行う(ステップS901)。
なお、ステップS965において、表示装置10は、舞台位置のみを表示しているが、舞台位置とともに、その舞台位置に対応するシナリオデータの名称を表示してもよい。また、表示装置10は、ステップS963乃至S965の処理をシナリオデータの再生前に実行しているが、シナリオデータの再生中や再生終了後に実行してもよい。
このように、本技術の第9の実施の形態の変形例によれば、表示装置10は、基準日時から一定期間内の日時に関連する舞台位置を表示させるため、それらの舞台位置に対してユーザに興味を持たせることができる。
<10.第10の実施の形態>
本技術の第1の実施の形態では、表示装置10は、特定の基準位置(表示装置10の存在する位置など)からの距離にかかわらずに、舞台位置を表示していた。しかし、基準位置に最も近い最寄りの舞台位置を探索して表示させることにより、ユーザは、訪れることが容易な舞台位置を把握することができる。これにより、利便性がさらに向上する。第10の実施の形態の表示装置10は、最寄りの舞台位置を探索して表示させる点において第1の実施の形態と異なる。
[制御部の機能構成例]
図44は、本技術の第10の実施の形態における制御部150の機能構成の一例を示すブロック図である。第10の実施の形態の制御部150は、コスト取得部155をさらに備える点において第1の実施の形態と異なる。
第10の実施の形態のリンク情報取得部152は、位置情報リンクデータを表示制御部151のほか、コスト取得部155へも供給する。コスト取得部155は、特定の基準位置から舞台位置までの移動に要するコストを取得するものである。ここで、基準位置は、コスト取得において基準とされる位置であり、例えば、表示装置10の存在する位置や、ユーザにより表示装置10に入力された位置である。また、コストは、移動において発生する費用や手間であり、距離、時間、または、料金などにより表される。
コスト取得部155は、基準位置を指定する操作信号が入力されると、位置情報リンクデータから舞台位置を取得し、基準位置から舞台位置への移動に要するコストを舞台位置ごとに求める。例えば、基準位置と舞台位置との間の直線距離がコストとして求められる。コスト取得部155は、舞台位置ごとに取得したコストを表示制御部151へ供給する。
第10の実施の形態の表示制御部151は、シナリオデータを再生開始前において、コストが最も小さい(言い換えれば、最も近い)舞台位置を地図上に表示させる。
図45は、本技術の第10の実施の形態の舞台位置の表示の一例を模式的に示す図である。コンテンツの再生開始前において、表示装置10は、図45aに例示するように、基準位置の入力を促すメッセージを画面850に表示する。スタイラスによるタッチ操作などにより基準位置が入力されると、表示装置10は、図45bに示すように、入力された基準位置に最も近い舞台位置を示す舞台位置アイコン861を画面860上に表示する。また、画面860には、入力された基準位置を示す基準位置アイコン861と、最寄りの舞台位置の名称を含むメッセージとが表示される。なお、表示装置10は、舞台位置アイコン861と、舞台位置の名称とのいずれか一方のみを表示してもよい。
図46は、本技術の第10の実施の形態における表示装置10によりシナリオ表示および舞台表示が行われる際の処理手順例を示すフローチャートである。第10の実施の形態の処理手順は、表示装置10がステップS910およびS970をさらに実行する点において第1の実施の形態と異なる。
[表示装置の動作例]
表示装置10は、基準位置を取得する(ステップS910)。そして、表示装置10は、基準位置に最も近い舞台位置を探索するための最寄舞台位置探索処理を実行する(ステップS970)。ステップS970の後、表示装置10は、最寄りの舞台位置に対応するシナリオデータ、または、別のシナリオデータの選択操作を受け付ける。いずれかのシナリオデータが選択されると、表示装置10は、そのシナリオデータの読み込みを行う(ステップS901)。なお、表示装置10は、ステップS910およびS970をシナリオデータの再生開始前に実行しているが、再生中や再生終了後に実行してもよい。
図47は、本技術の第10の実施の形態における最寄舞台位置探索処理の一例を示すフローチャートである。表示装置10は、最短距離Dsに最大値Maxを設定する(ステップS9671)。ここで、最短距離Dsは、基準位置と舞台位置との間の直線距離の最小値を示す変数である。最大値Maxは、最短距離Dsがとりうる値の中の最大値を示す固定値である。
表示装置10は、いずれかのシナリオデータの位置情報リンクデータを読み込み(ステップS972)、そのシナリオデータ内のいずれかの舞台位置の位置情報を取得する(ステップS973)。そして、表示装置10は、基準位置と舞台位置との間の直線距離Dbを算出する(ステップS974)。
表示装置10は、直線距離Dbが最短距離Dsより短いか否かを判断する(ステップS975)。直線距離Dbが最短距離Dsより短い場合には(ステップS975:Yes)、表示装置10は、直線距離Dbにより最短距離Dsを更新する。また、最短距離Dsが算出された舞台位置の位置情報や名称などを保持する(ステップS976)。直線距離Dbが最短距離Dsより短くない場合(ステップS975:No)、または、ステップS976の後、表示装置10は、シナリオデータ内の全ての舞台位置を探索したか否かを判断する(ステップS977)。
舞台位置のいずれかが未探索である場合(ステップS977:No)、表示装置10は、ステップS973に戻る。一方、全ての舞台位置を探索した場合(ステップS977:Yes)、表示装置10は、全てのシナリオデータを探索したか否かを判断する(ステップS978)。シナリオデータのいずれかが未探索である場合(ステップS978:No)、表示装置10は、ステップS972に戻る。一方、全てのシナリオデータを探索した場合(ステップS978:Yes)、表示装置10は、最短距離Dsの舞台位置を表示する(ステップS979)。ステップS979の後、表示装置10は、最寄舞台位置探索処理を終了する。なお、ステップS979において、表示装置10は、最寄りの舞台位置とともに、その舞台位置に対応するシナリオデータの名称をさらに表示してもよい。
このように、本技術の第10の実施の形態によれば、表示装置10は、基準位置からの直線距離が最も短い舞台位置を表示させるため、ユーザは、最寄りの舞台位置を容易に求めることができる。これにより、利便性がさらに向上する。
[第1の変形例]
第10の実施の形態では、表示装置10は、直線距離をコストとして算出していたが、地形が平坦でない場合や、ユーザが交通ネットワークを介して移動する場合には、直線距離が、実際のコストと一致しない場合がある。第1の変形例の表示装置10は、交通ネットワーク上の経路探索により、正確なコストを算出する点において第10の実施の形態と異なる。
[記憶部の保持データの一例]
図48は、本技術の第10の実施の形態の第1の変形例における記憶部120に保持される位置情報リンクデータに格納される情報の一例を模式的に示す図である。第1の変形例の記憶部120には、ルート検索プログラム220がさらに保持される。
ルート検索プログラム220は、基準位置と舞台位置とを結ぶ交通ネットワーク上の経路のうち、最もコストが小さい最短経路を探索するためのプログラムである。最短経路の探索においては、例えば、ダイクストラアルゴリズムが用いられる。なお、ルート検索プログラム220は、通信ネットワークにより表示装置10と接続されたルート検索サーバーが保持する構成であってもよい。この場合には、表示装置10は、基準位置および舞台位置をルート検索サーバーに送信し、ルート検索サーバーが受信した位置間のコストを求めて表示装置10へ送信する。
図49は、本技術の第10の実施の形態の第1の変形例におけるコストの算出方法の一例を示す図である。基準位置Psと舞台位置Paとの間に建物などの障害物がある場合を考える。この場合には、ユーザは、障害物を迂回する経路(道路など)を介して基準位置Psから舞台位置Paへ移動する必要がある。図47における一点鎖線は、障害物を迂回する経路の一例である。このような場合には、直線距離は、実際のコストと一致しない。そこで、第1の変形例の表示装置10は、交通ネットワーク上の経路を探索して、最小のコストを正確に算出している。
[表示装置の動作例]
図50は、本技術の第10の実施の形態の第1の変形例における最寄舞台位置探索処理の一例を示すフローチャートである。第1の変形例の最寄舞台位置探索処理は、ステップS971、S974乃至S976およびS979の代わりにS980乃至S984を実行する点において第10の実施の形態と異なる。
表示装置10は、最小コストCmに最大値Max'を設定し(ステップS980)、ステップS972を実行する。ここで、最小コストCmは、基準位置と舞台位置との間のコストの最小値を示す変数である。最大値Max'は、最小コストCmがとりうる値の中の最大値を示す固定値である。
表示装置10は、ステップS973の後、ルート検索プログラム220を実行して、基準位置と舞台位置との間の最短経路を探索し、その最短経路の移動コストCbを算出する(ステップS981)。表示装置10は、移動コストCbが最小コストCmより小さいか否かを判断する(ステップS982)。移動コストCbが最小コストCmより小さい場合には(ステップS982:Yes)、表示装置10は、移動コストCbにより最小コストCmを更新する。また、最小コストCmが算出された舞台位置の位置情報や名称などを保持する(ステップS983)。移動コストCbが最小コストCm以上である場合(ステップS982:No)、または、ステップS983の後、表示装置10は、ステップS977を実行する。
また、全てのシナリオデータを探索した場合には(ステップS978:Yes)、表示装置10は、コストが最小の舞台位置を表示する(ステップS984)。
このように、本技術の第1の変形例によれば、表示装置10は、交通ネットワーク上の経路のコストを算出するため、直線距離を算出する場合よりも正確なコストを求めることができる。
[第2の変形例]
第10の実施の形態では、表示装置10は、舞台位置の重要性にかかわらずに、コストを求めていた。しかし、表示装置10は、舞台位置の重要度に応じてコストに重み付けを行ってもよい。第2の変形例の表示装置10は、舞台位置ごとに設定された重み係数によりコストに重み付けを行う点において第10の実施の形態と異なる。
図51は、本技術の第10の実施の形態の第2の変形例における重み係数の設定方法の一例を示す図である。図51において、Psは、基準位置であり、Pa乃至Phは、舞台位置を示す。基準位置Psから舞台位置Pa乃至Phのそれぞれへの点線の長さは、直線距離の長さを示す。点線上に付された数値は、重み係数である。そして、舞台位置Paは、最初の再生位置に対応する舞台位置であり、舞台位置Phは、最後の再生位置に対応する舞台位置であるものとする。
表示装置10は、舞台位置が最初または最後の再生位置における舞台位置であれば、そうでない舞台位置よりも小さな重み係数(例えば、0.5)を設定する。一方、舞台位置が、途中の再生位置における舞台位置であれば、表示装置10は、大きな重み係数(例えば、1.0)を設定する。そして、表示装置10は、設定した重み係数によりコストを重み付けして、最小のコストに対応する舞台位置を求める。最初または最後の再生位置の舞台位置はシナリオにおいて重要性が高いことが多いため、それらの舞台位置の重み係数を小さくすることにより、重要性の高い舞台位置が優先的に探索される。
位置情報リンクデータにおいて、予め、再生位置の順に舞台位置をソートしておけば、表示装置10は、最初および最後の再生位置に対応する舞台位置を容易に取得することができる。このため、位置情報リンクデータ内に重要度や重み係数を記載する必要はない。なお、途中の再生位置に対応する舞台位置であっても、シナリオ上重要性が高いこともある。その場合には、図52に例示するように、位置情報リンクデータにおいて、重要度を示す情報241を舞台位置に対応付けて記載しておけばよい。また、位置情報リンクデータにおいて、舞台位置ごとに予め設定した重み係数を記載しておいてもよい。
[表示装置の動作例]
図53は、本技術の第10の実施の形態の第2の変形例における最寄舞台位置探索処理の一例を示すフローチャートである。第2の変形例の最寄舞台位置探索処理は、ステップS975およびS976の代わりにステップS985およびS986を実行する点において第10の実施の形態と異なる。
表示装置10は、直線距離Dbを算出した後(ステップS974)、舞台位置に対応する重み係数で重み付けした直線距離Db'を算出する(ステップS985)。表示装置10は、その直線距離Db'が最短距離Dsより短いか否かを判断する(ステップS986)。表示装置10は、直線距離Db'が最短距離Dsより短い場合(ステップS986:Yes)にはステップS976を実行し、そうでない場合(ステップS986:No)またはステップS976の後にステップS977を実行する。
このように、本技術の第2の変形例によれば、表示装置10は、舞台位置ごとに設定された重み係数により重み付したコストを求めるため、重み係数の小さい舞台位置を優先的に探索することができる。これにより、重要度が高いほど小さな重み係数を設定しておけば、重要度の高い舞台位置が優先的に探索される。
[第3の変形例]
本技術の第10の実施の形態では、表示装置10は、舞台位置の日時にかかわらずにコストを求めていた。しかし、基準日時と、舞台位置に関連する日時との間の期間の長さに応じてコストに重み付けを行ってもよい。第3の変形例の表示装置10は、基準日時と、舞台位置に関連する日時との間の期間の長さに応じてコストに重み付けを行う点において第10の実施の形態と異なる。
[表示装置の動作例]
図54は、本技術の第10の実施の形態の第3の変形例における表示装置10によりシナリオ表示および舞台表示が行われる際の処理手順例を示すフローチャートである。第3の変形例の処理手順は、表示装置10がステップS963をさらに実行する点において第10の実施の形態と異なる。
表示装置10は、基準位置を取得し(ステップS910)、また、基準日時を取得する(ステップS963)。そして、表示装置10は、最寄舞台位置探索処理を実行する(ステップS970)。
図55は、本技術の第10の実施の形態の第3の変形例における最寄舞台位置探索処理の一例を示すフローチャートである。第3の変形例の最寄舞台位置探索処理は、ステップS987をさらに実行する点において第2の変形例と異なる。表示装置10は、直線距離Dbを算出し(ステップS974)、舞台位置に関連する日時と基準日時との間の期間の長さに応じて重み係数を設定する。例えば、表示装置10は、期間が短いほど、小さな重み係数を設定する(ステップS987)。そして、表示装置10は、その重み係数により重み付けした直線距離Db'を算出する(ステップS985)。
このように、本技術の第3の変形例によれば、表示装置10は、基準日時からの期間の長さに応じて重み付けしたコストを求めるため、基準位置からの期間の長さに基づいて舞台位置を探索することができる。
[第4の変形例]
本技術の第10の実施の形態では、表示装置10は、全ての舞台位置のコストを求め、それらを比較して最小のコストを求めていた。しかし、より効率的に最小のコストを求めることもできる。具体的には、表示装置10は、コンテンツごとに、そのコンテンツ内の全ての舞台位置を囲む一定形状の領域の頂点の位置を代表位置として保持しておき、基準位置から代表位置へのコスト(以下、「代表コスト」と称する。)をコンテンツごとに求める。そして、表示装置10は、代表コストが比較的低いコンテンツにおいて全ての舞台位置のコストを個別に求め、その中から最小のコストを求めればよい。これにより、表示装置10は、代表コストが比較的大きなコンテンツについては、全ての舞台位置のコストを求めなくてもよいため、効率的に最小のコストを求めることができる。第4の変形例の表示装置10は、代表コストに基づいて選択したコンテンツにおいて舞台位置ごとにコストを求める点において第10の実施の形態と異なる。
[記憶部の保持データの一例]
図56は、本技術の第10の実施の形態の第4の変形例における記憶部120に保持される位置情報リンクデータに格納される情報の一例を模式的に示す図である。第4の変形例の位置情報リンクデータには、代表位置の位置情報として、北西端点位置情報242および南東端点位置情報243がさらに記載される。北西端点位置情報242は、コンテンツ内の全ての舞台位置を囲む矩形状の領域における北西端点の位置情報であり、南東端点位置情報243は、その領域における南東端点の位置情報である。
図57は、本技術の第10の実施の形態の第4の変形例における代表位置の一例を示す図である。地図870には、あるシナリオデータ内の舞台位置872、873および874が含まれる。これらの舞台位置の全てを囲む矩形の舞台領域871の北西端点、北東端点、南東端点および南西端点が代表位置として用いられる。これらのうち、北東端点および南西端点の座標は、北西端点および南東端点から求めることができるため、位置情報リンクデータには、北西端点(舞台位置872)および南東端点(舞台位置874)の位置情報が代表位置の位置情報として記載される。なお、舞台位置を囲む領域の形状は矩形に限定されず、6角形などであってもよい。
[表示装置の動作例]
図58は、本技術の第10の実施の形態の第4の変形例における最寄舞台位置探索処理の一例を示すフローチャートである。第4の変形例の最寄舞台位置探索処理は、ステップS988およびS989をさらに実行する点において第10の実施の形態と異なる。
表示装置10は、いずれかのシナリオデータの位置情報リンクデータを読み込み(ステップS972)、4つの代表位置を取得し、基準位置と代表位置の各々との直線距離Dc1乃至Dc4のうち最小値を代表距離Dr(すなわち、代表コスト)として算出する(ステップS988)。表示装置10は、代表距離Drが最短距離Dsより長いか否かを判断する(ステップS989)。代表距離Drが最短距離Dsより長い場合には(ステップS989:Yes)、表示装置10は、全てのシナリオデータを探索したか否かを判断する(ステップS978)。一方、代表距離Drが最短距離Dsより長くない場合には(ステップS989:No)、表示装置10は、シナリオデータ内のいずれかの舞台位置の位置情報を取得する(ステップS973)。なお、ステップS989において、表示装置10は、あるコンテンツの最短距離Dsと、別のコンテンツにおける代表距離Drとを比較しているが、この構成に限定されない。例えば、表示装置10は、全てのコンテンツの代表距離の中から最短の代表距離を求め、その最短の代表距離が得られたコンテンツにおいて個別に舞台位置ごとの直線距離を求めてもよい。
このように、本技術の第10の実施の形態の第4の変形例によれば、代表コストに基づいて選択したコンテンツにおいて舞台位置ごとにコストを求めることにより、効率的にコストが最小の舞台位置を求めることができる。これにより、最寄りの舞台位置を探索する時間が短縮される。
<11.第11の実施の形態>
本技術の第1の実施の形態では、表示装置10は、特定の基準位置(表示装置10の存在する位置など)からの距離にかかわらずに、舞台位置を表示していた。しかし、基準位置から一定距離内の舞台位置を探索して表示させることにより、ユーザは、訪れることが容易な舞台位置を把握することができる。これにより、利便性がさらに向上する。第11の実施の形態の表示装置10は、基準位置から一定距離内の舞台位置を探索して表示させる点において第1の実施の形態と異なる。
[表示装置の動作例]
図59は、本技術の第11の実施の形態における表示装置10によりシナリオ表示および舞台表示が行われる際の処理手順例を示すフローチャートである。第11の実施の形態の処理手順は、表示装置10がステップS910およびS990をさらに実行する点において第1の実施の形態と異なる。
表示装置10は、基準位置を取得し(ステップS910)、基準位置から一定距離内の舞台位置を探索する一定距離内舞台位置探索処理を実行する(ステップS990)。表示装置10は、一定距離内の舞台位置のいずれかがユーザにより再生対象として選択されると、選択された舞台位置に対応するシナリオデータの位置情報リンクデータの読み込みを行う(ステップS902)。なお、表示装置10は、ステップS910およびS990をシナリオデータの再生開始前に実行しているが、再生中や再生終了後に実行してもよい。
図60は、本技術の第11の実施の形態における一定距離内舞台位置探索処理の一例を示すフローチャートである。表示装置10は、いずれかのシナリオデータの位置情報リンクデータを読み込み(ステップS972)、そのシナリオデータ内のいずれかの舞台位置の位置情報を取得する(ステップS973)。そして、表示装置10は、基準位置と舞台位置との間の直線距離Dbを算出する(ステップS974)。
表示装置10は、直線距離Dbが一定の探索距離Dd1より短いか否かを判断する(ステップS991)。直線距離Dbが探索距離Dd1より短い場合には(ステップS991:Yes)、表示装置10は、直線距離Dbが算出された舞台位置を保持する(ステップS992)。直線距離Dbが探索距離Dd1より短くない場合(ステップS991:No)、または、ステップS992の後、表示装置10は、シナリオデータ内の全ての舞台位置を探索したか否かを判断する(ステップS977)。
舞台位置のいずれかが未探索である場合(ステップS977:No)、表示装置10は、ステップS973に戻る。一方、全ての舞台位置を探索した場合(ステップS977:Yes)、表示装置10は、全てのシナリオデータを探索したか否かを判断する(ステップS978)。シナリオデータのいずれかが未探索である場合(ステップS978:No)、表示装置10は、ステップS972に戻る。一方、全てのシナリオデータを探索した場合(ステップS978:Yes)、表示装置10は、一定距離内の舞台位置のそれぞれを一覧表示する(ステップS993)。ステップS993の後、表示装置10は、一定距離内舞台位置探索処理を終了する。なお、ステップS993において、表示装置10は、一定距離内の舞台位置とともに、それらの舞台位置に対応するシナリオデータの名称をさらに表示してもよい。
このように、本技術の第11の実施の形態によれば、表示装置10は、基準位置から一定距離内の舞台位置を表示させるため、ユーザは、訪れやすい舞台位置を容易に求めることができる。これにより、利便性がさらに向上する。
[変形例]
本技術の第11の実施の形態では、表示装置10は、基準位置を取得し、一定距離内の舞台位置を探索した後に基準位置が新たに取得されても、舞台位置を再度探索していなかった。しかし、基準位置が新たに取得された場合には、最新の基準位置に基づいて、一定距離内の舞台位置を再度探索することが望ましい。変形例の表示装置10は、基準位置が新たに取得されると、一定距離内の舞台位置を再度探索する点において第11の実施の形態と異なる。
図61は、本技術の第11の実施の形態の変形例における表示装置10によりシナリオ表示および舞台表示が行われる際の処理手順例を示すフローチャートである。この処理手順は、ステップS910の代わりにステップS911、S912およびS913を実行する点と、コンテンツの再生中に舞台位置の探索を行う点とにおいて、第10の実施の形態と異なる。
表示装置10は、シナリオデータの表示の開始後(ステップS903)、表示装置10の現在位置を基準位置として取得する(ステップS911)。表示装置10は、基準位置と表示中の舞台位置との間の直線距離Dbを算出する(ステップS912)。そして、表示装置10は、直線距離Dbが探索距離Db2より短いか否かを判断する(ステップS913)。直線距離Dbが探索距離Db2より短くない場合には(ステップS913:No)、表示装置10は、一定距離内舞台位置探索距離を実行する(ステップS990)。直線距離Dbが探索距離Db2より短い場合(ステップS913:Yes)、または、ステップS990の後、表示装置10は、ステップS904乃至S908を実行する。ステップS908の後、表示装置10は、ステップS911に戻る。
このように、本技術の第11の実施の形態の変形例によれば、表示装置10は、舞台位置探索後に新たに基準位置が取得されると、舞台位置を再度探索するため、基準位置が変更されても、ユーザは訪れやすい舞台位置を容易に求めることができる。これにより、利便性がさらに向上する。
なお、本技術の実施の形態では、シナリオの進行が自動進行であることを想定したが、これに限定されるものではなく、手動で進行するようにしてもよい。例えば、現在の進行位置を示すアイコンをコンテンツの表示画面において表示させ、そのアイコンを、ユーザ操作により移動させる。これにより、ユーザが現在読んでいる位置(進行位置)を表示装置に認識させることができ、この進行位置に対応した舞台位置を表示することができる。
なお、本技術の実施の形態では、コンテンツの表示および舞台表示が同時に表示することが好ましいため、表示画面を2画面備えている表示装置を想定して説明した。しかしながら、これに限定されるものではなく、例えば、1画面の表示装置において、画面を2分割して表示する場合が考えられる。また、1画面の表示装置において、タブなどでユーザが表示を切り替えるようにして表示する場合も考えられる。この表示を切り替える場合には、表示装置が自動的にコンテンツの表示および舞台表示を適時切り替え留用にすることも考えられる。
なお、本技術の実施の形態では、1つのシナリオデータに対して1つの位置情報リンクデータが用意される例を想定したが、これに限定されるものではない。例えば、シナリオデータのコンテンツの制作者側が作成した位置情報リンクデータ、ファンが作成した位置情報リンクデータなどのように、複数の位置情報リンクデータが存在する状態も考えられる。このような場合に、ユーザが表示したい位置情報リンクデータを表示させることが出来るように、使用する位置情報リンクデータを選択可能にすることも考えられる。
なお、上述の実施の形態は本技術を具現化するための一例を示したものであり、実施の形態における事項と、特許請求の範囲における発明特定事項とはそれぞれ対応関係を有する。同様に、特許請求の範囲における発明特定事項と、これと同一名称を付した本技術の実施の形態における事項とはそれぞれ対応関係を有する。ただし、本技術は実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において実施の形態に種々の変形を施すことにより具現化することができる。
また、上述の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。この記録媒体として、例えば、ハードディスク、CD(Compact Disc)、MD(MiniDisc)、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリカード、ブルーレイディスク(Blu-ray Disc(登録商標))等を用いることができる。
なお、本技術は以下のような構成もとることができる。
(1) コンテンツにおける再生位置と当該再生位置における前記コンテンツの内容に関連する地理に関する地理情報とが関連付けられたリンク情報を取得するリンク情報取得部と、
再生中の前記コンテンツの内容に関連する前記地理情報に応じた地理画像を、前記取得したリンク情報と当該コンテンツの再生中の再生位置とに基づいて表示させる制御を行う表示制御部と
を具備する情報処理装置。
(2) 前記地理情報は、経度および緯度を含み、
前記表示制御部は、前記再生中の再生位置と関連付けられた前記地理情報により特定される地図上の位置を示す標識である再生位置標識が付された地図を前記地理画像として表示させる制御を行う前記(1)に記載の情報処理装置。
(3) 前記リンク情報は、前記地理情報に関連付けられた日時をさらに含み、
前記表示制御部は、いずれかの前記再生位置標識が選択されると当該選択された再生位置標識に対応する前記地理情報に関連付けられた前記日時を表示させる制御を行う前記(2)記載の情報処理装置。
(4) 前記表示制御部は、前記情報処理装置が存在する地図上の位置を示す標識である装置位置標識がさらに付された前記地図を表示させる制御を行う前記(2)または(3)に記載の情報処理装置。
(5) 前記表示制御部は、前記コンテンツの内容に関連するものであって、地図上の地物に関する関連位置情報がさらに付された前記地図を表示させる制御を行う前記(2)から(4)のいずれかに記載の情報処理装置。
(6) 前記関連位置情報は、POI(Point Of Interest)情報であり、
前記表示制御部は、前記POI情報の表示が許可されている場合に、前記関連位置情報がさらに付された前記地図を表示させる制御を行う前記(5)に記載の情報処理装置。
(7) 前記表示制御部は、前記関連位置情報の存在する地図上の位置を示す標識である関連情報標識がさらに付された前記地図を表示させ、設定された設定距離よりも前記再生位置標識と前記関連情報標識との間の距離が短い場合には、前記関連情報標識の位置の関連位置情報を表示させる制御を行う前記(5)または(6)に記載の情報処理装置。
(8) 前記コンテンツが再生されたか否かを示す再生履歴情報を取得する再生履歴情報取得部と、
前記コンテンツが再生されていないことを前記再生履歴情報が示す場合には所定値を前記設定距離に設定し、前記コンテンツが再生されたことを前記再生履歴情報が示す場合には前記所定値より大きな値を前記設定距離に設定する設定部と
をさらに具備する前記(1)から(7)のいずれかに記載の情報処理装置。
(9) 前記表示制御部は、前記コンテンツに基づくコンテンツ画像上に前記再生中の再生位置を特定するための標識を付して表示させる前記(1)から(8)のいずれかに記載の情報処理装置。
(10) 前記表示制御部は、前記リンク情報において前記地理情報が関連付けられている再生位置を特定するための標識を前記コンテンツに基づくコンテンツ画像上に付して表示させる前記(1)から(9)のいずれかに記載の情報処理装置。
(11) 前記コンテンツは、テキストコンテンツと、画像コンテンツと、オーディオコンテンツとのうちの1つまたは複数により構成されるデータである前記(1)から(10)のいずれかに記載の情報処理装置。
(12) 前記地理情報は、経度および緯度と、当該経度および緯度により特定される位置の地物に関連する情報とを含む前記(1)から(11)のいずれかに記載の情報処理装置。
(13) 前記表示制御部は、前記再生中の再生位置と関連付けられた前記地理情報により特定される架空の地図上の位置を示す前記再生位置標識と架空の地図であることを示す標識とが付された前記架空の地図を前記地理画像として表示させる制御を行う前記(1)から(12)のいずれかに記載の情報処理装置。
(14) 前記リンク情報は、前記地理情報を2つ含み、
前記表示制御部は、前記2つの地理情報の一方を含む前記地理画像を表示させ、前記2つの地理情報の両方を含む前記地理画像を表示させた後において前記2つの地理画像の他方を含む前記地理画像を表示させる制御を行う前記(1)から(13)のいずれかに記載の情報処理装置。
(15) 前記リンク情報は、前記地理情報を2つ含み、
前記表示制御部は、前記2つの地理情報の一方を含む前記地理画像と前記2つの地理情報の他方を含む前記地理画像とを同時に表示させる制御を行う前記(1)から(14)のいずれかに記載の情報処理装置。
(16) 前記リンク情報は、前記地理情報を2つ含み、
前記表示制御部は、前記2つの地理情報の一方を含む前記地理画像と前記2つの地理情報の他方を含む前記地理画像とのいずれかをユーザの操作に従って選択して表示させる制御を行う前記(1)から(15)のいずれかに記載の情報処理装置。
(17) 前記地理画像は、地図画像および写真画像が合成された画像である
前記(1)から(16)のいずれかに記載の情報処理装置。
(18) 前記コンテンツが再生されたか否かを示す再生履歴情報を取得する再生履歴情報取得部をさらに具備し、
前記表示制御部は、前記コンテンツが再生されたことを前記再生履歴情報が示す場合には前記コンテンツが再生されていないことを前記再生履歴情報が示す場合とは異なる前記地理画像を表示させる制御を行う前記(1)から(17)のいずれかに記載の情報処理装置。
(19) 前記リンク情報は、前記地理情報に関連付けられた日時をさらに含み、
前記表示制御部は、特定の基準日時と前記地理情報に関連付けられた日時との間の期間の長さに基づいて前記地理情報を選択して表示させる制御を行う前記(1)から(18)のいずれかに記載の情報処理装置。
(20) 特定の基準位置から前記地理情報の各々の示す位置までの移動に要するコストである個別コストを前記地理情報ごとに取得するコスト取得部をさらに具備し、
前記表示制御部は、前記個別コストに基づいて前記地理情報を選択して表示させる制御を行う前記(1)から(19)のいずれかに記載の情報処理装置。
(21) 前記表示制御部は、前記個別コストが最小の前記地理情報を選択して表示させる制御を行う前記(20)記載の情報処理装置。
(22) 前記リンク情報は、前記コンテンツに対応する前記地理情報の各々を囲む所定形状の領域の頂点の位置を代表位置として前記コンテンツごとにさらに含み、
前記コスト取得部は、前記基準位置から前記代表位置までの移動に要するコストである代表コストを前記コンテンツごとに取得して当該代表コストに基づいて選択した前記コンテンツに対応する前記地理情報の各々の前記個別コストを取得する前記(20)または(21)に記載の情報処理装置。
(23) 前記コスト取得部は、前記地理情報ごとに予め設定された重み係数により重み付けした前記個別コストを取得する
前記(20)から(22)のいずれかに記載の情報処理装置。
(24) 前記リンク情報は、前記地理情報に関連付けられた日時をさらに含み、
前記コスト取得部は、特定の基準日時と前記地理情報に関連付けられた前記日時との間の期間の長さに応じた値の重み係数により重み付けした前記個別コストを取得する前記(20)から(23)のいずれかに記載の情報処理装置。
(25) 前記表示制御部は、前記個別コストが一定値より小さい前記地理情報の各々を選択して表示させる処理である選択処理を実行する制御を行う前記(20)記載の情報処理装置。
(26) 前記基準位置を複数回取得する位置取得部をさらに具備し、
前記表示制御部は、所定の位置の前記基準位置に基づいて前記選択処理を実行した後において前記所定の位置と異なる新たな基準位置が取得された場合には前記新たな基準位置に基づいて前記選択処理を再度実行する戦記(25)記載の情報処理装置。
(27) コンテンツにおける再生位置と当該再生位置における前記コンテンツの内容に関連する地理に関する地理情報とが関連付けられたリンク情報を取得するリンク情報取得手順と、
再生中の前記コンテンツの内容に関連する前記地理情報に応じた地理画像を、前記取得したリンク情報と当該コンテンツの再生中の再生位置とに基づいて表示させる制御を行う表示制御手順と
を具備する情報処理方法。
(28) コンテンツにおける再生位置と当該再生位置における前記コンテンツの内容に関連する地理に関する地理情報とが関連付けられたリンク情報を取得するリンク情報取得手順と、
再生中の前記コンテンツの内容に関連する前記地理情報に応じた地理画像を、前記取得したリンク情報と当該コンテンツの再生中の再生位置とに基づいて表示させる制御を行う表示制御手順と
をコンピュータに実行させるプログラム。
10、20 表示装置
110 操作部
120 記憶部
121 シナリオデータ
122 位置情報リンクデータ
123 地図データ
124 POIデータ
125 階層化地図データ
126 航空写真データ
127 未読地図データ
128 既読地図データ
130 表示部
140 音声出力部
150 制御部
151 表示制御部
152 リンク情報取得部
153 再生履歴情報取得部
154 距離設定部
155 コスト取得部
160 位置情報取得部
210 再生履歴情報
220 ルート検索プログラム

Claims (28)

  1. コンテンツにおける再生位置と当該再生位置における前記コンテンツの内容に関連する地理に関する地理情報とが関連付けられたリンク情報を取得するリンク情報取得部と、
    再生中の前記コンテンツの内容に関連する前記地理情報に応じた地理画像を、前記取得したリンク情報と当該コンテンツの再生中の再生位置とに基づいて表示させる制御を行う表示制御部と
    を具備する情報処理装置。
  2. 前記地理情報は、経度および緯度を含み、
    前記表示制御部は、前記再生中の再生位置と関連付けられた前記地理情報により特定される地図上の位置を示す標識である再生位置標識が付された地図を前記地理画像として表示させる制御を行う請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記リンク情報は、前記地理情報に関連付けられた日時をさらに含み、
    前記表示制御部は、いずれかの前記再生位置標識が選択されると当該選択された再生位置標識に対応する前記地理情報に関連付けられた前記日時を表示させる制御を行う請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記表示制御部は、前記情報処理装置が存在する地図上の位置を示す標識である装置位置標識がさらに付された前記地図を表示させる制御を行う請求項2記載の情報処理装置。
  5. 前記表示制御部は、前記コンテンツの内容に関連するものであって、地図上の地物に関する関連位置情報がさらに付された前記地図を表示させる制御を行う請求項2記載の情報処理装置。
  6. 前記関連位置情報は、POI(Point Of Interest)情報であり、
    前記表示制御部は、前記POI情報の表示が許可されている場合に、前記関連位置情報がさらに付された前記地図を表示させる制御を行う請求項5記載の情報処理装置。
  7. 前記表示制御部は、前記関連位置情報の存在する地図上の位置を示す標識である関連情報標識がさらに付された前記地図を表示させ、設定された設定距離よりも前記再生位置標識と前記関連情報標識との間の距離が短い場合には、前記関連情報標識の位置の関連位置情報を表示させる制御を行う請求項5記載の情報処理装置。
  8. 前記コンテンツが再生されたか否かを示す再生履歴情報を取得する再生履歴情報取得部と、
    前記コンテンツが再生されていないことを前記再生履歴情報が示す場合には所定値を前記設定距離に設定し、前記コンテンツが再生されたことを前記再生履歴情報が示す場合には前記所定値より大きな値を前記設定距離に設定する設定部と
    をさらに具備する請求項7記載の情報処理装置。
  9. 前記表示制御部は、前記コンテンツに基づくコンテンツ画像上に前記再生中の再生位置を特定するための標識を付して表示させる請求項1記載の情報処理装置。
  10. 前記表示制御部は、前記リンク情報において前記地理情報が関連付けられている再生位置を特定するための標識を前記コンテンツに基づくコンテンツ画像上に付して表示させる請求項1記載の情報処理装置。
  11. 前記コンテンツは、テキストコンテンツと、画像コンテンツと、オーディオコンテンツとのうちの1つまたは複数により構成されるデータである請求項1記載の情報処理装置。
  12. 前記地理情報は、経度および緯度と、当該経度および緯度により特定される位置の地物に関連する情報とを含む請求項1記載の情報処理装置。
  13. 前記表示制御部は、前記再生中の再生位置と関連付けられた前記地理情報により特定される架空の地図上の位置を示す前記再生位置標識と架空の地図であることを示す標識とが付された前記架空の地図を前記地理画像として表示させる制御を行う請求項1記載の情報処理装置。
  14. 前記リンク情報は、前記地理情報を2つ含み、
    前記表示制御部は、前記2つの地理情報の一方を含む前記地理画像を表示させ、前記2つの地理情報の両方を含む前記地理画像を表示させた後において前記2つの地理画像の他方を含む前記地理画像を表示させる制御を行う請求項1記載の情報処理装置。
  15. 前記リンク情報は、前記地理情報を2つ含み、
    前記表示制御部は、前記2つの地理情報の一方を含む前記地理画像と前記2つの地理情報の他方を含む前記地理画像とを同時に表示させる制御を行う請求項1記載の情報処理装置。
  16. 前記リンク情報は、前記地理情報を2つ含み、
    前記表示制御部は、前記2つの地理情報の一方を含む前記地理画像と前記2つの地理情報の他方を含む前記地理画像とのいずれかをユーザの操作に従って選択して表示させる制御を行う請求項1記載の情報処理装置。
  17. 前記地理画像は、地図画像および写真画像が合成された画像である
    請求項1記載の情報処理装置。
  18. 前記コンテンツが再生されたか否かを示す再生履歴情報を取得する再生履歴情報取得部をさらに具備し、
    前記表示制御部は、前記コンテンツが再生されたことを前記再生履歴情報が示す場合には前記コンテンツが再生されていないことを前記再生履歴情報が示す場合とは異なる前記地理画像を表示させる制御を行う請求項1記載の情報処理装置。
  19. 前記リンク情報は、前記地理情報に関連付けられた日時をさらに含み、
    前記表示制御部は、特定の基準日時と前記地理情報に関連付けられた日時との間の期間の長さに基づいて前記地理情報を選択して表示させる制御を行う請求項1記載の情報処理装置。
  20. 特定の基準位置から前記地理情報の各々の示す位置までの移動に要するコストである個別コストを前記地理情報ごとに取得するコスト取得部をさらに具備し、
    前記表示制御部は、前記個別コストに基づいて前記地理情報を選択して表示させる制御を行う請求項1記載の情報処理装置。
  21. 前記表示制御部は、前記個別コストが最小の前記地理情報を選択して表示させる制御を行う請求項20記載の情報処理装置。
  22. 前記リンク情報は、前記コンテンツに対応する前記地理情報の各々を囲む所定形状の領域の頂点の位置を代表位置として前記コンテンツごとにさらに含み、
    前記コスト取得部は、前記基準位置から前記代表位置までの移動に要するコストである代表コストを前記コンテンツごとに取得して当該代表コストに基づいて選択した前記コンテンツに対応する前記地理情報の各々の前記個別コストを取得する請求項20記載の情報処理装置。
  23. 前記コスト取得部は、前記地理情報ごとに予め設定された重み係数により重み付けした前記個別コストを取得する
    請求項20記載の情報処理装置。
  24. 前記リンク情報は、前記地理情報に関連付けられた日時をさらに含み、
    前記コスト取得部は、特定の基準日時と前記地理情報に関連付けられた前記日時との間の期間の長さに応じた値の重み係数により重み付けした前記個別コストを取得する請求項20記載の情報処理装置。
  25. 前記表示制御部は、前記個別コストが一定値より小さい前記地理情報の各々を選択して表示させる処理である選択処理を実行する制御を行う請求項20記載の情報処理装置。
  26. 前記基準位置を複数回取得する位置取得部をさらに具備し、
    前記表示制御部は、所定の位置の前記基準位置に基づいて前記選択処理を実行した後において前記所定の位置と異なる新たな基準位置が取得された場合には前記新たな基準位置に基づいて前記選択処理を再度実行する請求項25記載の情報処理装置。
  27. コンテンツにおける再生位置と当該再生位置における前記コンテンツの内容に関連する地理に関する地理情報とが関連付けられたリンク情報を取得するリンク情報取得手順と、
    再生中の前記コンテンツの内容に関連する前記地理情報に応じた地理画像を、前記取得したリンク情報と当該コンテンツの再生中の再生位置とに基づいて表示させる制御を行う表示制御手順と
    を具備する情報処理方法。
  28. コンテンツにおける再生位置と当該再生位置における前記コンテンツの内容に関連する地理に関する地理情報とが関連付けられたリンク情報を取得するリンク情報取得手順と、
    再生中の前記コンテンツの内容に関連する前記地理情報に応じた地理画像を、前記取得したリンク情報と当該コンテンツの再生中の再生位置とに基づいて表示させる制御を行う表示制御手順と
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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