JP2014166875A - 飲料用容器の栓体並びに飲料用容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】外栓部と中栓部との取付時の密閉性を確保でき、更に密閉性を高めるため外栓部と中栓部との挿入結合がきつい状態であっても、分離する際に容易に外れ動させることもできる実用性に優れた飲料用容器の栓体並びにこの栓体を具備する飲料用容器を提供すること。
【解決手段】閉塞蓋12の裏面に閉塞蓋12を伏動させることで、外栓部5の取付孔部8に挿入されて組み付けられている挿入部7を押圧して、外栓部5に対して中栓部6を外れ動させる外し用押圧部10を設け、この外し用押圧部10は、前記閉塞蓋12の裏面に退避回動自在に突設して、外栓部5と中栓部6とを分離させたいときに回動突設して使用するように構成した飲料用容器の栓体。
【選択図】図7
【解決手段】閉塞蓋12の裏面に閉塞蓋12を伏動させることで、外栓部5の取付孔部8に挿入されて組み付けられている挿入部7を押圧して、外栓部5に対して中栓部6を外れ動させる外し用押圧部10を設け、この外し用押圧部10は、前記閉塞蓋12の裏面に退避回動自在に突設して、外栓部5と中栓部6とを分離させたいときに回動突設して使用するように構成した飲料用容器の栓体。
【選択図】図7
Description
本発明は、水筒などの飲料用容器の栓体並びに飲料用容器に関するものである。
水筒などの飲料用容器には、容器本体の上部開口部に、注出口部や飲み口部などの注液部を具備する栓体が取付られている。
また、最近の栓体には、容器本体の上部開口部に取付可能な外栓部と、容器本体の上部開口部内に挿入されることでこの上部開口部を密封可能な中栓部とから成り、外栓部に対して中栓部が着脱分離可能に設けられていて、外栓部から中栓部を取外すことで栓体の奥の方まで洗浄・手入れを行えるようにしたものが実施されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、この種の分離可能な栓体には、例えば、中栓部の外周にパッキンが周設されていて、この中栓部を外栓部に取付すると、中栓部と外栓部との隙間がパッキンにより止水されて分離する中栓部と外栓部の組み付け隙間からの漏水を防止する密封構造が備えられている。
一方、外栓部と中栓部とは、通液路としての貫通孔を設けた挿入部を取付孔部に圧入挿入して分離可能に組み付けるが、密閉性を高めるためこれがきつい状態となっている製品の場合は、注液部へ指を差し入れて強く押さなければならず、分離操作が厄介であったり、ためらわれていた。
本発明は、このような分離可能な飲料用容器の栓体の問題点を解決すべく改良したもので、外栓部と中栓部との取付時の密閉性を確保でき、更に密閉性を高めるため外栓部と中栓部との挿入結合がきつい状態であっても、分離する際に容易に外れ動させることもできる実用性に優れた飲料用容器の栓体並びにこの栓体を具備する飲料用容器を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
容器本体1の上部開口部2に着脱自在に取付可能な栓体Sの上部に閉塞蓋12付きの注液部3を設け、この注液部3と前記容器本体1内とを連通する通液路4を前記栓体Sに設けて、この通液路4を介して前記容器本体1内に収納された飲料を前記注液部3に導き注液し得るように構成した飲料用容器の栓体Sにおいて、前記栓体Sは、前記容器本体1の上部開口部2に着脱自在に取付可能な外栓部5と、この外栓部5に対して着脱分離可能に設けられ前記容器本体1の上部開口部2内に挿入配設されこの上部開口部2を密封する中栓部6とから成り、この中栓部6に突設した挿入部7を、前記外栓部5に設けた取付孔部8に挿脱自在に挿入することによって外栓部5に中栓部6を着脱自在に取付する構成とすると共に、前記取付孔部8に挿入する前記挿入部7に前記貫通孔9を設けて前記中栓部6に前記通液路4を設けた構成とし、前記通液路4となる前記貫通孔9と連通する前記注液部3を閉塞する前記閉塞蓋12を起伏開閉回動自在に設け、この閉塞蓋12の裏面に閉塞蓋12を伏動させることで前記挿入部7を押圧して前記外栓部5と中栓部6とを外れ動させる外し用押圧部10を設け、この外し用押圧部10は、前記閉塞蓋12の裏面に退避回動自在に突設して、閉塞蓋12を閉塞回動して前記注液部3を塞ぐこと及び閉塞蓋12を開放回動させて注液することの妨げとならない閉塞蓋12の裏面退避位置に回動退避しておき且つ前記外栓部5と前記中栓部6とを分離させたいときに回動突設するように構成したことを特徴とする飲料用容器の栓体に係るものである。
また、前記注液部3の上面に注液口11となる前記挿入部7の前記貫通孔9の上端開口部を閉塞する前記閉塞蓋12の裏面に、前記注液部3の前記注液口11を密閉閉塞する注水栓としての注液口密閉閉塞部13を突設し、この閉塞蓋12を開放回動することで前記注液口密閉閉塞部13が離反して前記注液口11が露出するように構成し、前記閉塞蓋12に裏面の前記外し用押圧部10は、前記注液口密閉閉塞部13の周囲に退避し、起こして回動して下方に回動突設した際にはこの注液口密閉閉塞部13よりも突出先端部が下方に位置して、前記閉塞蓋12を閉塞回動することで、前記注液口11を設けた前記挿入部7の上面を前記外し用押圧部10の突出先端部が下方へ押圧して前記外栓部5に対して前記中栓部6を外れ動させるように外し用押圧部10の形状を設定したことを特徴とする請求項1記載の飲料用容器の栓体に係るものである。
また、前記挿入部7を前記取付孔部8に挿入した際に、この挿入部7若しくは取付孔部8に対して摺動する摺動部14を取付孔部8若しくは挿入部7に設けると共に、この摺動部14が落ち込み摺動する落ち込み部15を前記挿入部7若しくは前記取付孔部8に設けて、この摺動部14が落ち込み部15に落ち込み摺動することによって前記中栓部6が前記外栓部5に取付保持される構成としたことを特徴とする飲料用容器の栓体に係るものである。
また、前記取付孔部8若しくは前記挿入部7に、挿入部7若しくは取付孔部8に圧接する圧接突起16を設けて、この圧接突起16を挿入部7若しくは取付孔部8に対して圧接摺動する前記摺動部14とし、前記挿入部7を前記取付孔部8に挿入した際にこの摺動部14が圧接摺動する段差面17を前記挿入部7若しくは前記取付孔部8に設けて、この段差面17を、前記摺動部14が圧接摺動する際に落ち込み摺動作用を生じる前記落ち込み部15とし、この落ち込み部15としての段差面17への前記摺動部14の落ち込み摺動作用により前記挿入部7と前記取付孔部8に深く挿し込まれて前記挿入部7の外周に設けた密着部18が前記取付孔部8の孔縁若しくは取付孔部8の孔縁近傍に突き当り密着当接する構成としたことを特徴とする請求項3記載の飲料用容器の栓体に係るものである。
また、容器本体1の上部開口部2に、前記請求項1〜4のいずれか1項に記載の飲料用容器の栓体Sを着脱自在に取付して成ることを特徴とする飲料用容器に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、分離した外栓部と中栓部とを別々に洗浄・手入れして清潔さを保つことができ、しかも本発明は、挿入部を取付孔部に挿入して外栓部に中栓部を取付けると、例えば摺動部の落ち込み部への落ち込み摺動作用やパッキンなどの密着構造によって挿入部は取付孔部に密封され、外栓部と中栓部とを密閉性良く分離可能に組み付けでき、この密閉性を高めるため外栓部と中栓部との挿入結合がきつい状態であっても、分離する際に容易に外れ動させることもできる実用性に優れた飲料用容器の栓体並びにこの栓体を具備する飲料用容器となる。
また、請求項2記載の発明においては、通常の使用時においては外し用押圧部を閉塞蓋の裏面退避位置に伏せておき、閉塞蓋を閉塞回動して注液部を塞ぐこと及び閉塞蓋を開放回動させて注液することの妨げとならず、外栓部と中栓部とを分離したいときに外し用押圧部を起こし回動して回動突出させ、閉塞蓋を閉塞回動させることで、外栓部に対して中栓部を外し動させることができ、容易に外栓部と中栓部とを分離することができ、簡易な構成で本発明を容易に実現できる一層実用性に優れた飲料用容器の栓体となる。
また、請求項3記載の発明においては、外栓部に設けた取付孔部に中栓部に設けた挿入部を挿入した際、この挿入部若しくは取付孔部に対して摺動する摺動部を取付孔部若しくは挿入部に設けると共に、この摺動部が落ち込み摺動する落ち込み部を挿入部若しくは取付孔部に設けることで、摺動部が落ち込み部に落ち込み摺動することによって中栓部が外栓部に取付保持される構成としたから、簡易な構成で密閉性を高めて外栓部と中栓部とを分離着脱自在に取付保持でき、また、請求項4記載の発明においては、更に確実に落ち込み摺動作用を生じて密着部を取付孔部に密着させる摺動部と落ち込み部とを、簡易な構成にして容易に実現可能となり、パッキンを用いなくても密閉性を高めることができ、従って、安価で簡易な密閉構造であり、分離操作も容易となるなど一層実用性に優れた構成の飲料用容器の栓体となる。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
容器本体1の上部開口部2に取付けられた本発明の栓体Sの通液路4を介して、容器本体1内に収納された飲料を栓体S上部の注液部3へ導き注液することができ、この注液部3からコップなどに飲料を注いだり、例えば口を付けることが可能な注液部3に構成した場合には、この注液部3に口を付けて飲料を直接飲むことができる。
また、本発明の栓体Sは、容器本体1の上部開口部2から取外して手入れをすることができるが、この栓体Sは、更に前記容器本体1の上部開口部2に着脱自在に取付可能な外栓部5と、容器本体1の上部開口部2内に挿入されることで外周パッキン19がこの上部開口部2内面に密着して密封可能な中栓部6とに分離して夫々を別々に洗浄・手入れすることができ、従って、外栓部5に中栓部6が取付られた状態では手入れが難しい奥の方まで手入れして栓体Sを清潔に保つことが容易に可能である。
また、外栓部5と中栓部6とは、中栓部6に突設した挿入部7を、外栓部5に設けた取付孔部8に挿脱自在に挿入することで取付するが、この際、例えば取付孔部8若しくは挿入部7に設けた摺動部14が挿入部7若しくは取付孔部8に対して圧接摺動し、この摺動部14が挿入部7若しくは取付孔部8に設けた落ち込み部15に落ち込み摺動すると、前記中栓部6が前記外栓部5に取付保持されると共に、例えば組み付け間隙を塞ぐパッキンを設けても良いが、これを設けずとも前記中栓部6若しくは前記外栓部5の組み付け突当部により構成した密着部18が前記取付孔部8の孔縁若しくは取付孔部8の孔縁近傍に密着当接して、挿入部7を挿入組み付けする取付孔部8が密封され、組み付けする外栓部5と中栓部6との密閉性が高い構成としている。
即ち、例えば上述したような実施例の場合には、外栓部5の取付孔部8内面に設けた摺動部14が挿入部7外面に圧接しながら挿入されてこの摺動部14が落ち込み部15に落ち込もうとする落ち込み摺動作用によって取付孔部8に密封状態で挿入部7が挿入され両者を分離可能に取付保持する構成となるから、外栓部5と中栓部6とに従来までのようなパッキンによる密封構造を設けなくても密閉性を高めることができ、それ故、パッキンを不要とする安価で簡易な分離構造の栓体Sを実現できる。
本発明は、このように外栓部5に設けた取付孔部8に、中栓部6に設けた挿入部7を挿入して外栓部5と中栓部6とを密閉性良く分離自在に組み付ける構成において、密閉性を高めるがためにこの挿入部7の挿入がきつくなり、分離に際して抜け外れしにくい製品となっている場合には、この挿入部7に設けた貫通孔9(通液路4)の上端の注液口11の周囲を、指で下方へ押圧することになるが、注液口11の周囲をさわることがためらわれるだけでなく、これを強く押さなければならないことは非常にわずらわしく、この指の力が不十分だと結局押し外すことができないおそれがあり、この栓体Sを分離可能な構成として容易に洗浄できるとした本発明の本来の利点が半減しかねない。
しかし、本発明は、前記通液路4となる前記貫通孔9と連通する前記注液部3を閉塞する前記閉塞蓋12を起伏開閉回動自在に設け、この閉塞蓋12の裏面に閉塞蓋12を伏動させることで前記挿入部7を押圧して外栓部5に対して中栓部6とを外れ動させる外し用押圧部10を設け、この外し用押圧部10は、前記閉塞蓋12の裏面に退避回動自在に突設して、普段は、閉塞蓋12を閉塞回動して前記注液部3を塞ぐこと及び閉塞蓋12を開放回動させて注液することの妨げとならない閉塞蓋12の裏面退避位置に回動退避しておき、前記外栓部5と前記中栓部6とを分離させたいときに回動突設して、指で押すのではなくこの閉塞蓋12の閉塞回動によりこの外し用押圧部10で押し外すように構成している。
従って、外栓部5と中栓部6との挿入結合がきつい状態であっても、分離する際に容易に外れ動させることができる実用性に優れた飲料用容器となる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、図1に示すような携帯型の水筒に適用したもので、容器本体1の上部開口部2に、注液部3としての有底筒状飲口部3を有する栓体Sを着脱自在に設けると共に、この注液部3の底部に、容器本体1内と連通する通液路4としての挿入部7を貫通形成し、この挿入部7の上端開口部を前記飲口部3の注液口11とし、この飲口部3を閉塞すると共に裏面に設けた注液口密閉閉塞部13により密栓する閉塞蓋12を起伏回動開閉自在に設けている。即ち、この閉塞蓋12に、前記注液口11に向かって突出する密閉栓13となる注液口密閉閉塞部13を設けて、閉塞蓋12で飲口部3を閉塞した際にこの注液口密閉閉塞部13が注液口11を密閉し、閉塞蓋12を開放回動すると注液口11が露出開口するように構成している。尚、この注液部3は、飲口部3以外にも、飲料をコップなどに注ぐタイプを採用しても良いし、ラッパ飲み用管体を突設した構成などその他の構成を採用しても良い。
具体的には、容器本体1は、高さのある細長い上部開口型の円筒状容器を採用し、この容器本体1の上部開口部2に、短円筒状の前記栓体Sを着脱自在に装着している。
この容器本体1と栓体Sの着脱構造は、容器本体1の上部開口部2付近の外周面に雄螺子部を形成する一方、栓体Sの内周面に雌螺子部を一体に設けて、この雌螺子部を前記雄螺子部に螺着することで容器本体1の上部開口部2に栓体Sを取付けする構造とし、栓体Sの螺脱操作によって容器本体1の上部開口部2から栓体Sを取外しできる構造としている。
本実施例は、このような容器本体1の上部開口部2に着脱自在に取付可能な栓体Sの上部に閉塞蓋12付きの注液部3を設け、この注液部3と前記容器本体1内とを連通する通液路4を前記栓体Sに設けて、この通液路4を介して前記容器本体1内に収納された飲料を前記注液部3に導き注液し得るように構成した飲料用容器の栓体Sにおいて、この栓体Sを、前記容器本体1の上部開口部2に前記螺着構造により着脱自在に取付可能な外栓部5と、この外栓部5に対して着脱分離可能に設けられ前記容器本体1の上部開口部2内に挿入配設されこの上部開口部2を外周パッキン19により密封する中栓部6とから成り、この中栓部6に突設した挿入部7を、前記外栓部5に設けた取付孔部8に挿脱自在に挿入することによって外栓部5に中栓部6を着脱自在に取付けする構成としている。
従って、容器本体1と栓体Sを分離し、更にこの栓体Sを外栓部5と中栓部6とに分離して夫々を別々に洗浄することができ、を衛生的に保つことができる構成としている。
また、前記取付孔部8に挿入する前記挿入部7に前記貫通孔9を設けて前記中栓部6に前記通液路4を設けた構成としている。
また、この通液路4となる前記貫通孔9の上端の前記注液部3の注液口11を閉塞する前記閉塞蓋12を起伏開閉回動自在に設け、この閉塞蓋12は開き付勢が生じるように構成し、閉塞ロック機構の解除操作部の指操作により前記開き付勢によって閉塞蓋12が自動開放回動するように構成している。
この閉塞蓋12の裏面には閉塞蓋12を伏動させることで前記挿入部7を押圧して前記外栓部5と中栓部6とを外れ動させる外し用押圧部10を設け、この外し用押圧部10は、前記閉塞蓋12の裏面に退避回動自在に突設して、閉塞蓋12を閉塞回動して前記注液部3を塞ぐこと及び閉塞蓋12を開放回動させて注液することの妨げとならない閉塞蓋12の裏面退避位置に回動退避しておき且つ前記外栓部5と前記中栓部6とを分離させたいときに回動突設するように構成している。
具体的には、前記注液部3の上面に注液口11となる前記挿入部7の前記貫通孔9の上端開口部を閉塞する前記閉塞蓋12の裏面に、前記注液部3の前記注液口11を密閉閉塞する注液口密閉閉塞部13を突設し、前記閉塞ロック機構により閉塞蓋12を閉塞ロックした状態でこの注液口密閉閉塞部13の先端部の弾性当接部が注液口11周囲に弾圧当接して密栓するように構成し、この閉塞ロック機構を解除操作してこの閉塞蓋12を開放回動することで前記注液口密閉閉塞部13が離反し前記注液口11が露出するように構成している。
また、本実施例のこの閉塞蓋12に裏面に設けた前記外し用押圧部10は、前記注液口密閉閉塞部13の周囲に退避し、起こして回動して下方に回動突設した際にはこの注液口密閉閉塞部13よりも突出先端部が下方に位置して、前記閉塞蓋12を手で押して閉塞回動することで、前記注液口11を設けた前記挿入部7の上面を前記外し用押圧部10の突出先端部が下方へ押圧して前記外栓部5に対して中栓部6を外れ動するように外し用押圧部10の形状を設定している。
更に具体的に説明すると、本実施例では、例えば閉塞蓋12の裏面に設けた注液口密閉閉塞部13を逃げるようにコ字状に形成した線杆体の両端部をこの裏面に枢着して起伏回動自在に外し用押圧部10を形成し、普段は注液口密閉閉塞部13の周囲に伏し状態にして閉塞蓋12の裏面退避回動位置に収納しておき、普段は、閉塞蓋12を閉塞回動して前記注液部3を塞ぐこと及び閉塞蓋12を開放回動させて注液することの妨げとならないようにしている。
そして、外栓部5と中栓部6とを分離させたいときに回動突設して垂下突設し、この注液口密閉閉塞部13よりも突出先端部が下方に位置して、前記閉塞蓋12を手で押して閉塞回動することで、前記注液口11を設けた前記挿入部7の上面を前記外し用押圧部10の突出先端部が下方へ押圧して、外栓部5に対して中栓部6を外れ動するようにしている。
また、閉塞蓋12を閉塞回動して外し用押圧部10により挿入部7を押圧する際には、外し用押圧部10が再び倒れ回動しないように丁度挿入部7上面に対して90度あるいは90度より更に傾いた状態に垂下突設するように構成し、また十分に外れ動させることができるように取付孔部8周囲を逃げて挿入部7を十分に押圧できるように突設先端部の形状をこの取付孔部8の開口径より径小にして取付孔部8内に挿入される形状に形成している。
また、本実施例では、前記挿入部7を前記取付孔部8に挿入した際に、この挿入部7外面に対して摺動する摺動部14を取付孔部8内面に設けると共に、この摺動部14が落ち込み摺動する落ち込み部15を前記挿入部7外面に設けて、摺動部14が落ち込み部15に落ち込み摺動することによって前記中栓部6が前記外栓部5に取付保持される構成としている。
具体的には、前記取付孔部8内面と前記挿入部7外面にはガイド突部20とこれに係合するガイド凹部21を設けるが、これにガイドされて挿入部7が挿入される取付孔部8に、この挿入部7外面に圧接する圧接突起16を設けて、この圧接突起16を前記摺動部14とし、挿入部7を取付孔部8に挿入した際にこの摺動部14が圧接摺動する段差面17を前記挿入部7外面に設けて、この段差面17を、前記摺動部14が圧接摺動する際に落ち込み摺動作用を生じる前記落ち込み部15とし、この落ち込み部15としての段差面17への前記摺動部14の落ち込み摺動作用により前記挿入部7と前記取付孔部8に深く挿し込まれて前記挿入部7の外周に設けた密着部18が前記取付孔部8の孔縁下端面に突き当り密着当接する構成としている。
従って、パッキンを用いなくても外栓部5と中栓部6とを密着性(密閉性)を高めて組み付けでき、更に挿入部7と取付孔部8との境界部分の上端は径大に形成した前記注液口密閉閉塞部13によっても密栓されるように構成して全く漏れることがない構成としている。
また、栓体Sに設けた前記飲口部3は、上縁部の一方側が高く、他方側が低くなる傾斜上縁に形成し、高くなっている一方側の上縁部を口付部22として、この口付部22に直接口を付けて飲むことができる構成としている。
また、この飲口部3の底面は水平面とし、この水平底面の中央部に飲料注出時の通気孔も兼用し得る大径の円形貫通孔9を設けてこの貫通孔9の上端とを前記注出口11としている。
本実施例の閉塞蓋12は、飲口部3を上方から被嵌して前記口付部22を隠蔽し得る下部開口型で有天の短円筒状体に構成し、この閉塞蓋12の下部周縁部の所定位置を前記栓体S上部の、口付部16の反対側位置に起伏回動自在に枢着している。
また、この閉塞蓋12の内側天面(裏面)の中央部に円筒状の取付部23を突設(垂設)し、この円筒状の取付部23に前記注液口密閉閉塞部13を設けている。
また、本実施例の少なくともこの密閉栓13となる注液口密閉閉塞部13の先端弾性部は、大径の前記注液口11の孔径寸法よりも更にやや径大な径寸法を有する円板状であって且つ中心部が膨出する形状に形成し、更にこの密閉栓13の先端弾性部は、弾性を有するシリコンゴム製として自身の弾性で注液口11の孔縁に圧接すると共に挿入部7と取付孔部8との境目をも密閉する構成としている。
更に説明すると、本実施例では、前記取付孔部8内面に、挿入部7外面に圧接する圧接突起16を一体成形により突設して、この圧接突起16を挿入部7に対して圧接摺動する前記摺動部14とし、挿入部7や取付孔部8を楕円状にしてその形を合致させて挿入させたりあるいは本実施例のようにガイド突部20とガイド凹部21とのスライド係合によって挿入部7を取付孔部8に回り止め状態で挿入した際に、この摺動部14が圧接摺動する凹状段差面17を前記挿入部7外面に設けて、この凹状段差面17を、前記摺動部14が圧接摺動する際に落ち込み摺動作用を生じる前記落ち込み部15とし、この落ち込み部15の落ち込み摺動作用により前記挿入部7が前記取付孔部8に深く挿し込まれて前記密着部18が前記取付孔部8の孔縁下端面に突き当り密着当接する構成としている。即ち、摺動部14と落ち込み部15との位置関係を目視調整することなく、単に挿入部7の向きを合せて取付孔部8に挿入するだけで自動的に摺動部14が落ち込み部15に対して落ち込み摺動する位置関係へと案内されるように設定構成したもので、これによりユーザーが外栓部5と中栓部6の取付(組付)操作に迷うことなく、極めて容易に組付できて後述の報知音を認識可能となるようにしている。
また、摺動部14としての圧接突起16は、半球状の突起に成形すると共に、前記取付孔部8の上部寄りの孔内縁(孔内面)の対向位置(対向二箇所)に設けている。
この各摺動部14が落ち込み摺動する前記落ち込み部15としての凹状段差面17は、前記挿入部7の内方へ凹設する段差面17に成形すると共に、前記挿入部7の上部寄りの外周面の対向位置(対向二箇所)に設けている。
また、この落ち込み部15を更に詳しく説明すると、挿入部7の上部寄りの外周面の対向位置に横長方形状の凹部を一体成形すると共に、この各凹部の上部の段差を、挿入部7の外周面に対して直角に内方へ向かう(水平内方に向かう)段差面17となるように成形したこの段差面17で構成している。
本実施例の密着部18は、前記中栓部6に、前記挿入部7の挿入基端部の外周に設けて、挿入部7を取付孔部8に深く挿入するにしたがってこの密着部18が取付孔部8の垂下下端面に接近して、前記摺動部14が前記落ち込み部15に落ち込み摺動した際に密着部18が取付孔部8の孔縁の垂下下端面に突き当り密着当接するように構成している。
具体的には、中栓部6を、前記挿入部7の挿入基端部より下方側が挿入部7より一回り大径となる形状に一体成形して、挿入部7の挿入基端部の下方にこの挿入部7と連設状態に水平面部を設け、この水平面部を前記密着部18としてこの密着部18が前記取付孔部8の下方に延設する孔縁の全周、即ち筒状の取付孔部8の孔縁下端部の下端面全周に密着当接する構成としている。
また、本実施例では、前記摺動部14が前記落ち込み部15に落ち込もうとする落ち込み摺動途中で、前記取付孔部8の孔縁に密着当接するように、前記摺動部14,前記落ち込み部15並びに前記密着部18の形成位置を設定構成し(摺動部14,落ち込み部15並びに密着部18の形成位置の精度出しを樹脂成形によって行い)、更に落ち込み摺動時には半球状の摺動部14が直角な凹状段差面17に対して良好な落ち込み摺動作用を発揮するため、密着部18が取付孔部8の孔縁下端面に密着当接した後も、摺動部14が落ち込み部15に落ち込み摺動しようとする良好な落ち込み摺動作用が継続的に発揮されて、密着部18が取付孔部8の孔縁下端面に密着当接し続けて取付孔部8の密封状態が良好に維持されることになる構成としている。尚、落ち込み部15を、挿入部7の挿入基端側に向かって下り傾斜する下り傾斜面に形成して、摺動部14が良好な落ち込み摺動作用を発揮する構成としても良い。
また、本実施例では、摺動部14が落ち込み部15に落ち込み摺動しようとする落ち込み摺動作用により、前記密着部18が取付孔部8の孔縁近傍に衝突して「パチン」と報知音(合成樹脂同士の衝突音)を生じるように構成し、この報知音の発生により密着部18が取付孔部8の孔縁近傍に密着当接して取付孔部8が確実に密封されたことがユーザーに認識されるように構成している。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 容器本体
2 上部開口部
3 注液部
4 通液路
5 外栓部
6 中栓部
7 挿入部
8 取付孔部
9 貫通孔
10 外し用押圧部10
11 注液口
12 閉塞蓋
13 注液口密閉閉塞部
14 摺動部
15 落ち込み部
16 圧接突起
17 段差面
18 密着部
S 栓体
2 上部開口部
3 注液部
4 通液路
5 外栓部
6 中栓部
7 挿入部
8 取付孔部
9 貫通孔
10 外し用押圧部10
11 注液口
12 閉塞蓋
13 注液口密閉閉塞部
14 摺動部
15 落ち込み部
16 圧接突起
17 段差面
18 密着部
S 栓体
Claims (5)
- 容器本体の上部開口部に着脱自在に取付可能な栓体の上部に閉塞蓋付きの注液部を設け、この注液部と前記容器本体内とを連通する通液路を前記栓体に設けて、この通液路を介して前記容器本体内に収納された飲料を前記注液部に導き注液し得るように構成した飲料用容器の栓体において、前記栓体は、前記容器本体の上部開口部に着脱自在に取付可能な外栓部と、この外栓部に対して着脱分離可能に設けられ前記容器本体の上部開口部内に挿入配設されこの上部開口部を密封する中栓部とから成り、この中栓部に突設した挿入部を、前記外栓部に設けた取付孔部に挿脱自在に挿入することによって外栓部に中栓部を着脱自在に取付する構成とすると共に、前記取付孔部に挿入する前記挿入部に前記貫通孔を設けて前記中栓部に前記通液路を設けた構成とし、前記通液路となる前記貫通孔と連通する前記注液部を閉塞する前記閉塞蓋を起伏開閉回動自在に設け、この閉塞蓋の裏面に閉塞蓋を伏動させることで前記挿入部を押圧して前記外栓部と中栓部とを外れ動させる外し用押圧部を設け、この外し用押圧部は、前記閉塞蓋の裏面に退避回動自在に突設して、閉塞蓋を閉塞回動して前記注液部を塞ぐこと及び閉塞蓋を開放回動させて注液することの妨げとならない閉塞蓋の裏面退避位置に回動退避しておき且つ前記外栓部と前記中栓部とを分離させたいときに回動突設するように構成したことを特徴とする飲料用容器の栓体。
- 前記注液部の上面に注液口となる前記挿入部の前記貫通孔の上端開口部を閉塞する前記閉塞蓋の裏面に、前記注液部の前記注液口を密閉閉塞する注水栓としての注液口密閉閉塞部を突設し、この閉塞蓋を開放回動することで前記注液口密閉閉塞部が離反して前記注液口が露出するように構成し、前記閉塞蓋に裏面の前記外し用押圧部は、前記注液口密閉閉塞部の周囲に退避し、起こして回動して下方に回動突設した際にはこの注液口密閉閉塞部よりも突出先端部が下方に位置して、前記閉塞蓋を閉塞回動することで、前記注液口を設けた前記挿入部の上面を前記外し用押圧部の突出先端部が下方へ押圧して前記外栓部に対して前記中栓部を外れ動させるように外し用押圧部の形状を設定したことを特徴とする請求項1記載の飲料用容器の栓体。
- 前記挿入部を前記取付孔部に挿入した際に、この挿入部若しくは取付孔部に対して摺動する摺動部を取付孔部若しくは挿入部に設けると共に、この摺動部が落ち込み摺動する落ち込み部を前記挿入部若しくは前記取付孔部に設けて、この摺動部が落ち込み部に落ち込み摺動することによって前記中栓部が前記外栓部に取付保持される構成としたことを特徴とする飲料用容器の栓体。
- 前記取付孔部若しくは前記挿入部に、挿入部若しくは取付孔部に圧接する圧接突起を設けて、この圧接突起を挿入部若しくは取付孔部に対して圧接摺動する前記摺動部とし、前記挿入部を前記取付孔部に挿入した際にこの摺動部が圧接摺動する段差面を前記挿入部若しくは前記取付孔部に設けて、この段差面を、前記摺動部が圧接摺動する際に落ち込み摺動作用を生じる前記落ち込み部とし、この落ち込み部としての段差面への前記摺動部の落ち込み摺動作用により前記挿入部と前記取付孔部に深く挿し込まれて前記挿入部の外周に設けた密着部が前記取付孔部の孔縁若しくは取付孔部の孔縁近傍に突き当り密着当接する構成としたことを特徴とする請求項3記載の飲料用容器の栓体。
- 容器本体の上部開口部に、前記請求項1〜4のいずれか1項に記載の飲料用容器の栓体を着脱自在に取付して成ることを特徴とする飲料用容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013040056A JP2014166875A (ja) | 2013-02-28 | 2013-02-28 | 飲料用容器の栓体並びに飲料用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013040056A JP2014166875A (ja) | 2013-02-28 | 2013-02-28 | 飲料用容器の栓体並びに飲料用容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2014166875A true JP2014166875A (ja) | 2014-09-11 |
Family
ID=51616819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2013040056A Pending JP2014166875A (ja) | 2013-02-28 | 2013-02-28 | 飲料用容器の栓体並びに飲料用容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2014166875A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022172261A (ja) * | 2016-05-04 | 2022-11-15 | ハーディ シュタインマン | 携帯用飲料容器 |
| JP2024037030A (ja) * | 2022-09-06 | 2024-03-18 | 象印マホービン株式会社 | 飲料容器 |
-
2013
- 2013-02-28 JP JP2013040056A patent/JP2014166875A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022172261A (ja) * | 2016-05-04 | 2022-11-15 | ハーディ シュタインマン | 携帯用飲料容器 |
| JP7422197B2 (ja) | 2016-05-04 | 2024-01-25 | ハーディ シュタインマン | 携帯用飲料容器 |
| JP2024040186A (ja) * | 2016-05-04 | 2024-03-25 | ハーディ シュタインマン | 携帯用飲料容器 |
| JP7630668B2 (ja) | 2016-05-04 | 2025-02-17 | ハーディ シュタインマン | 携帯用飲料容器 |
| US12570443B2 (en) | 2016-05-04 | 2026-03-10 | Hydrovaze Llc | Portable beverage container |
| JP2024037030A (ja) * | 2022-09-06 | 2024-03-18 | 象印マホービン株式会社 | 飲料容器 |
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