JP2014167548A - 画像表示装置の製造方法および該製造方法により得られる画像表示装置 - Google Patents

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友和 由良
Kiyotaka Tsutsumi
清貴 堤
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直之 松尾
Akinori Isaki
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Abstract

【課題】カメラ性能に優れた画像表示装置を精密かつ優れた製造効率で製造し得る方法を提供すること。
【解決手段】本発明の画像表示装置の製造方法は、画像表示パネルに偏光子を貼り付ける工程と、偏光子を所定のサイズに切断する工程と、偏光子の所定の部分に脱色部を形成する工程と、を含む。切断工程および脱色部形成工程は、偏光子を共通のステージに載置した状態で連続的に行われる。代表的には、偏光子において脱色部が形成される所定の部分は、得られる画像表示装置のカメラホール部に対応する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像表示装置の製造方法および該製造方法により得られる画像表示装置に関する。
携帯電話、ノート型パーソナルコンピューター(PC)等の画像表示装置には、通常、カメラが搭載されている。このような画像表示装置のカメラ性能の向上を目的として、種々の検討がなされている(例えば、特許文献1)。しかし、スマートフォン、タッチパネル式の情報処理装置の急速な普及により、カメラ性能のさらなる向上が望まれている。したがって、カメラ性能に優れた画像表示装置を精密かつ優れた製造効率で製造し得る方法が求められている。
特開2011−81315号公報
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、カメラ性能に優れた画像表示装置を精密かつ優れた製造効率で製造し得る方法を提供することにある。
本発明者らは、画像表示装置の一連の製造工程における偏光子の切断および脱色部形成について鋭意検討した結果、下記のような方法を採用することにより上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明の画像表示装置の製造方法は、画像表示パネルに偏光子を積層する工程と、偏光子を所定のサイズに切断する工程と、偏光子の所定の部分に脱色部を形成する工程と、を含み、該切断工程および該脱色部形成工程が、該偏光子を共通のステージに載置した状態で連続的に行われる。
1つの実施形態においては、上記ステージは吸着ステージであり、上記偏光子は、位置合わせされかつ吸着された状態で上記切断工程および上記脱色部形成工程に供される。
1つの実施形態においては、上記切断工程および前記脱色部形成工程は、それぞれ異なるレーザー光を照射することにより行われる。
1つの実施形態においては、上記ステージは、上記異なるレーザー光の光源のそれぞれに対してXYZ方向に相対的に移動可能とされている。
1つの実施形態においては、上記偏光子において脱色部が形成される所定の部分は、得られる画像表示装置のカメラホール部に対応する。
1つの実施形態においては、上記画像表示パネルに上記偏光子を積層した後、該偏光子が、上記切断工程および上記脱色部形成工程に供される。
1つの実施形態においては、上記偏光子を切断し、上記所定の部分に脱色部を形成した後、該偏光子が上記画像表示パネルに積層される。
本発明の別の局面によれば、画像表示装置が提供される。この画像表示装置は、上記の製造方法により得られる。
本発明によれば、脱色部を有する偏光子を含む画像表示装置の製造方法において、当該偏光子の切断工程と脱色工程とを、偏光子を共通のステージに載置した状態で連続的に行うことにより、カメラ性能に優れた画像表示装置を精密かつ優れた製造効率で製造することができる。より詳細には、切断工程と脱色工程とを同一のステージで行うことにより、当該ステージ上で偏光子の位置合わせが精密になされた状態で、ステージごと偏光子を移動することが可能となる。しかも、製造ライン(製造装置)あるいは切断・脱色装置においてステージの位置制御を行えば、自動的かつ精密に偏光子の位置合わせを行うことができるので、偏光子の位置ズレがきわめて良好に防止され得る。その結果、きわめて精密な位置精度で脱色部を形成することができる。さらに、偏光子のみを移動させる場合に比べて、位置合わせの負担が格段に軽減され、結果として、タクト(画像表示装置1つ当たりの製造時間)を顕著に短縮することができ、非常に優れた製造効率を実現することができる。加えて、上記の脱色部は代表的にはカメラホール部として機能するので、得られる画像表示装置においては、カメラと脱色部(カメラホール部)との位置ズレがなく、非常に優れたカメラ性能(撮影性能)を実現できる。
本発明の1つの実施形態による画像表示装置の製造方法を説明する概略図であり;図1(a)〜図1(c)は偏光子の積層工程を説明する概略斜視図であり;図1(d)〜図1(e)は偏光子の切断工程および脱色工程を説明する概略断面図である。 本発明の別の実施形態による画像表示装置の製造方法を説明する概略図であり;図2(a)〜図2(b)は偏光子の切断工程および脱色工程を説明する概略断面図であり;図2(c)〜図2(e)は偏光子の積層工程を説明する概略斜視図である。
本発明の実施形態による画像表示装置の製造方法は、画像表示パネルに偏光子を積層する工程(以下、積層工程と称する)と、偏光子を所定のサイズに切断する工程(以下、切断工程と称する)と、偏光子の所定の部分に脱色部を形成する工程(以下、脱色部形成工程または脱色工程と称する)と、を含む。本発明においては、当該切断工程および脱色工程は、偏光子を共通のステージに載置した状態で連続的に行われる。1つの実施形態においては、積層工程、切断工程および脱色工程は、いわゆるインラインで連続的に行われる(以下、インラインの形態を便宜上実施形態1と称する)。より詳細には、実施形態1においては、画像表示パネルに偏光子を積層した後、当該偏光子が、積層工程から連続して切断工程および脱色工程に供される。別の実施形態においては、積層工程と切断工程および脱色工程とは別個のライン(いわゆるオフライン)で行われる(以下、オフラインの形態を便宜上実施形態2と称する)。以下、本発明の実施形態の代表例として、実施形態1および2について説明する。なお、本発明が、これらの実施形態1および2に限定されないことは言うまでもない。例えば、実施形態1および2を適宜組み合わせてもよく、実施形態1および/または2と、業界で周知の操作、材料等とを組み合わせてもよい。
A.実施形態1
図1は、実施形態1を説明するための概略図である。図1(a)〜図1(c)は、偏光子の積層工程を説明するための概略斜視図であり、図1(d)〜図1(e)は、偏光子の切断工程および脱色工程を説明するための概略断面図である。図1に示すとおり、この実施形態においては、積層工程、切断工程および脱色工程がインラインで連続的に行われる。
A−1.積層工程
積層工程においては、画像表示パネル10の片側または両側に、偏光子を積層する。図示例においては、製造ライン上を搬送される画像表示パネル10の片側に偏光子20が積層され(図1(a)および図1(b))、次いで、画像表示パネル10/偏光子20の積層体がさらに搬送されながら反転させられて、画像表示パネル10の偏光子20と反対側に偏光子30が積層される(図1(c))。なお、偏光子30が表側(視認側)の偏光子、偏光子20が裏側の偏光子となる。偏光子20は、あらかじめ所定のサイズに裁断されて画像表示パネル10に積層される。偏光子30は、後述の切断工程(A−2項)におけるレーザー照射により所望のサイズに切断されるに適切なサイズ(例えば、画像表示パネルに対応するサイズ、画像表示パネルからわずかにはみ出るサイズ)で積層される。より詳細には、画像表示装置に対する近年のデザイン上の要請により、視認側の表示部はベゼル(額縁)と称される周縁部をできる限り小さくすることが要求される。したがって、視認側の偏光子となる偏光子30は、非常に高い位置精度(例えば、ズレの許容範囲が0.02mm〜0.03mm)での積層が要求される。したがって、偏光子30は、好ましくは、上記のとおり、適切なサイズで積層した後、レーザー照射により、非常に高い精度で所望の最終サイズに切断され得る。一方、裏側は、もともと画像表示装置のサイズよりも小さめのサイズの偏光子を貼り合わせるので、視認側のような厳しいサイズ精度および位置精度は要求されない。したがって、裏側の偏光子となる偏光子20は、あらかじめ最終的なサイズに裁断されて積層することができる。偏光子20を先に積層し、次いで、偏光子30を積層することにより、切断工程の直前に反転等の操作が必要とされなくなるので、搬送性および切断工程における位置精度のいずれもが良好となる。
画像表示パネルとしては、液晶パネル、有機ELパネルなどが挙げられる。代表的には、画像表示パネルは、大判の画像表示パネル(マザーガラス)から所定のサイズに分断され洗浄された枚葉状の画像表示パネルとして積層工程に供される。
偏光子を画像表示パネルに積層する方法としては、特に制限はなく、任意の適切な方法が採用される。代表的には、偏光子は、少なくともその片側に保護フィルムが積層された偏光フィルムの状態で粘着剤層を介して画像表示パネルに積層される。例えば、保護フィルムの偏光子が積層されない側に粘着剤層と剥離ライナーとをこの順に備え、所定のサイズに打ち抜かれた枚葉状の偏光フィルムから剥離ライナーを剥離し、画像表示装置の一方の面に粘着剤層を介して貼り合わせることによって積層される。さらに、他方の面にも同様に貼り合わせることができる。両面に貼り合わせる場合には、互いの吸収軸方向が直交するように貼り合わせる。このような偏光フィルムと画像表示パネルとの貼り合わせは、任意の適切な装置(例えば、特開2005−305999号公報)を用いて行うことができる。
上記偏光子は、二色性物質を含む樹脂フィルムから構成されており、例えば、樹脂フィルムを二色性物質で染色し、延伸することによって得られる。偏光子は、通常、少なくともその片側に保護フィルムが積層された偏光フィルムの状態で提供される。
樹脂フィルムを形成する樹脂としては、任意の適切な樹脂が用いられ得る。好ましくは、ポリビニルアルコール系樹脂(以下、「PVA系樹脂」と称する)が用いられる。PVA系樹脂としては、例えば、ポリビニルアルコール、エチレン−ビニルアルコール共重合体が挙げられる。ポリビニルアルコールは、ポリ酢酸ビニルをケン化することにより得られる。エチレン−ビニルアルコール共重合体は、エチレン−酢酸ビニル共重合体をケン化することにより得られる。PVA系樹脂のケン化度は、通常85モル%以上100モル%未満であり、好ましくは95.0モル%〜99.95モル%、さらに好ましくは99.0モル%〜99.93モル%である。ケン化度は、JIS K 6726−1994に準じて求めることができる。このようなケン化度のPVA系樹脂を用いることによって、耐久性に優れた偏光子を得ることができる。ケン化度が高すぎる場合には、ゲル化してしまうおそれがある。なお、樹脂フィルムは、樹脂基材上に形成された樹脂層(PVA系樹脂層)であってもよい。このような形態によれば、厚みの薄い(例えば、10μm以下)偏光子を得ることができる。
PVA系樹脂の平均重合度は、目的に応じて適切に選択され得る。平均重合度は、通常1000〜10000であり、好ましくは1200〜4500、さらに好ましくは1500〜4300である。なお、平均重合度は、JIS K 6726−1994に準じて求めることができる。
二色性物質としては、例えば、ヨウ素、有機染料等が挙げられる。これらは、単独で、または、二種以上組み合わせて用いられ得る。好ましくは、ヨウ素が用いられる。
ヨウ素による染色は、例えば、樹脂フィルムをヨウ素水溶液に浸漬することにより行われる。延伸処理の延伸方法としては、任意の適切な方法が採用され得る。具体的には、自由端延伸でもよいし、固定端延伸でもよい。延伸方向も、適宜、設定され得、例えば、長尺状の樹脂フィルムの長手方向であってもよく、長尺状の樹脂フィルムの幅方向であってもよい。延伸倍率は、代表的には3倍〜7倍である。延伸は、染色処理後に行ってもよいし、染色しながら行ってもよい。また、延伸してから染色してもよい。必要に応じて、樹脂フィルムに、膨潤処理、架橋処理、洗浄処理、乾燥処理等が施される。例えば、染色の前に樹脂フィルムを水に浸漬して水洗することで、樹脂フィルム表面の汚れやブロッキング防止剤を洗浄することができるだけでなく、樹脂フィルムを膨潤させて染色ムラなどを防止することができる。
偏光子は、好ましくは、波長380nm〜780nmの範囲で吸収二色性を示す。偏光子の単体透過率(Ts)は、好ましくは40%以上、より好ましくは41%以上、さらに好ましくは42%以上、特に好ましくは43%以上である。なお、単体透過率の理論上の上限は50%であり、実用的な上限は46%である。また、単体透過率(Ts)は、JIS Z8701の2度視野(C光源)により測定して視感度補正を行なったY値であり、例えば、顕微分光システム(ラムダビジョン製、LVmicro)を用いて測定することができる。偏光子の偏光度は、好ましくは99.8%以上、より好ましくは99.9%以上、さらに好ましくは99.95%以上である。
偏光子の厚みは、任意の適切な値に設定され得る。厚みは、代表的には1μm〜80μm程度であり、好ましくは30μm以下である。厚みが薄いほど、脱色部が良好に形成され得る。例えば、後述するレーザー光照射において、単位膜厚当たりの吸光度が高く、効率良く脱色部を形成することができる。
保護フィルムの形成材料としては、例えば、ジアセチルセルロース、トリアセチルセルロース等のセルロース系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、シクロオレフィン系樹脂、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂等のエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、これらの共重体樹脂等が挙げられる。
保護フィルムの偏光子を積層させない面には、表面処理層として、ハードコート層や反射防止処理、拡散ないしアンチグレアを目的とした処理が施されていてもよい。表面処理層は、例えば、偏光子の加湿耐久性を向上させる目的で透湿度の低い層であることが好ましい。
保護フィルムの厚みは、好ましくは20μm〜100μmである。保護フィルムは、代表的には、接着層(具体的には、接着剤層、粘着剤層)を介して偏光子に積層される。接着剤層は、代表的にはPVA系接着剤で形成される。粘着剤層は、代表的にはアクリル系粘着剤で形成される。
A−2.切断工程
次いで、画像表示パネルに積層された偏光子(図示例では、偏光子30/画像表示パネル10/偏光子20の積層体100)は、切断工程に供される。切断工程においては、ステージ110上の積層体100の偏光子30にレーザー光を照射することにより、偏光子30を所定のサイズに切断する。より詳細には、偏光子30/画像表示パネル10/偏光子20の積層体100はさらにライン上を搬送されて、ステージ110に供給され載置される。積層体100が載置されたステージ110は、図1(d)に示すように、製造ライン上をさらに搬送されて、切断用のレーザー光を照射可能な位置に移動され、当該位置で位置決めされて静止される。ステージ上での画像表示パネルの位置決めは、以下のようにして行われる:すなわち、画像表示パネルに設けられているアラインメントマークまたは画像表示パネルの表示部とブラックマトリクスの境界部分を例えばカメラで検出し、基準からのズレ量を算出する。当該ズレ量に基づいて、ステージを移動させることにより、あるいは、レーザー光源を移動させることにより、位置決めが行われる。このようにして位置決めされた位置において、偏光子を切断するためのレーザー光照射が行われる。ここで、ステージ110および切断用レーザー光の光源120は、X方向(搬送方向)、Y方向(水平面内で搬送方向に直交する方向)およびZ方向(垂直方向)に相対的に移動可能である。すなわち、レーザー光の照射に際しては、ステージ110を移動させてもよく、光源120を移動させてもよい。搬送効率(結果として、製造効率)を考慮すると、光源120を移動させるのが好ましい。上記のように、光源とステージ(実質的には、ステージ上の偏光子30)を相対的に移動させながらレーザー光を照射することにより、偏光子30を所望のサイズに切断することができる。本実施形態によれば、画像表示パネルに偏光子が積層・固定されており、しかも、ステージ上で偏光子(実質的には画像表示パネルとの積層体)の位置合わせが精密になされていることから、非常に高精度での偏光子の切断が可能となる。さらに、偏光子を積層した後で最終的なサイズに切断することにより、あらかじめ最終サイズに切断した偏光子を積層する場合に比べて、位置合わせの負担が格段に軽減され得る。その結果、タクト(画像表示装置1つ当たりの製造時間)を顕著に短縮することができ、非常に優れた製造効率を実現することができる。
上記のステージ110および光源120のXYZ方向の相対的な移動は、任意の適切な手段により実現され得る。例えば、光源120を移動させる場合を簡単に説明する。この場合、光源(レーザー光照射手段)移動制御装置が製造ライン(ステージ搬送ライン)に設けられる。光源移動制御装置は、代表的には、X方向の移動および位置決め装置であるX軸制御部と、Y方向の移動および位置決め装置であるY軸制御部と、Z方向の移動および位置決め装置であるZ軸制御部と、電子計算機等からなる演算部と、を有する。X軸制御部は、Y軸制御部をX方向で移動および位置決めするよう支持する。Y軸制御部は、X軸制御部によりX方向に移動および位置決めされるよう支持され、Z軸制御部をY方向で移動および位置決めするよう支持する。Z軸制御部は、Y軸制御部によりXY面内で移動および位置決めされるよう支持され、光源をZ方向に沿って移動および位置決めするよう支持する。演算部は、該演算部に入力される所定の加工データ(例えば、偏光子のどの位置にどのような走査速度および走査形態ならびに照射条件等でレーザー光を照射するかに関するデータ)に従って、X軸制御部、Y軸制御部およびZ軸制御部に対して光源をいずれの位置に位置決めするか、および/または、どのような走査速度および走査形態で移動させるかを指示する所定の制御指令を出力し、該制御指令に従って、X軸制御部、Y軸制御部およびZ軸制御部による光源の位置決めがなされ、および/または、光源が3次元で移動される。
切断用のレーザー光は、好ましくは波長が8.5μm〜11.0μmの光を含み、より好ましくは波長が9.0μm〜10.0μmの光を含む。1つの実施形態においては、切断用のレーザー光は、上記のような範囲にピーク波長を有する。このようなレーザーの代表例としては、炭酸ガス(CO)レーザー、アルゴンイオンレーザー、クリプトンイオンレーザーを含むガスレーザー、YAGレーザー、YLFレーザー、YVO4レーザー、チタンサファイヤレーザー等の固体レーザー、ファイバーレーザー、半導体レーザー、色素レーザーが挙げられる。好ましくは、COレーザーが用いられる。このようなレーザー光で切断することにより、画像表示パネルにダメージ(例えば、基板の熱変形、損傷、割れ)を与えずに偏光子のみを良好に切断することができる。レーザー光を用いることにより、精密な位置精度での加工(切断)が可能となり、その結果、画像表示パネルに対するダメージを防止することができる。
切断用レーザー光の照射条件は、任意の適切な条件に設定され得る。例えば、COレーザーを用いる場合、出力は、好ましくは20W〜50Wである。パルスエネルギーは、好ましくは1mJ〜10mJである。スキャン速度は、好ましくは10mm/秒〜10000mm/秒であり、より好ましくは100mm/秒〜1000mm/秒である。繰返し周波数は、設定したスキャン速度およびパルスエネルギーに応じて、最適な切断加工を実現し得るよう適切に設定され得る。繰返し周波数は、例えば10kHz〜40kHzである。パルスの重なりの数は、好ましくは10〜20である。レーザー光の照射位置におけるビーム形状は、目的や脱色部の所望の形状に応じて適切に設定され得る。当該ビーム形状は、例えば、焦点径(スポット径)が50μm〜150μmの円形であり得る。上記のような条件によれば、画像表示パネルにダメージを与えることなく、偏光子のみを良好に切断することができる。
1つの実施形態においては、ステージ110は吸着ステージである。すなわち、ステージ110の任意の適切な位置に吸着手段(例えば、吸引口)が設けられ、ステージ110上の載置物を吸着固定することができる。本発明においては、積層体100をステージ上で位置合わせした後、吸着固定することにより、レーザー光照射時のステージ110と積層体100とのズレを防止することができるので、非常に高い精度で偏光子30を切断することができ、その効果は非常に大きい。
A−3.脱色工程
次いで、偏光子30が所望の最終的なサイズに切断された積層体100は、脱色工程に供される。脱色工程は、偏光子30の所定の位置に切断工程とは異なるレーザー光を照射することにより行われる。本発明においては、脱色工程は、偏光子30(実質的には、積層体100)を切断工程と同一のステージ110上に載置した状態で行われる。より具体的には、偏光子30が所望の最終的なサイズに切断された積層体100がステージ110上に載置されたまま(1つの実施形態においては吸着固定されたまま)、ステージ110が製造ライン上を搬送されて、脱色部を形成するためのレーザー光を照射可能な位置に移動され、当該位置で位置決めされて静止される。図1(e)に示すように、当該位置において、偏光子の所定の位置に脱色部を形成するためのレーザー光照射が行われる。ステージの位置決めは、切断工程と同様にして行われ得る。切断工程と脱色工程とを同一のステージで行うことにより、切断工程において高精度で所定の最終的なサイズに切断された偏光子がステージ上で精密に位置合わせがなされた状態で、ステージごと偏光子を脱色用レーザー光の照射位置まで移動することが可能となる。しかも、脱色用レーザー光の光源もまた、製造ライン(製造装置)において精密に位置合わせして取り付けられているので、製造ラインにおいてステージの位置制御を行えば、自動的かつ精密に偏光子の位置合わせを行うことができ、偏光子と脱色用レーザー光の光源との位置関係がきわめて精密に制御され得る。その結果、偏光子の位置ズレがきわめて良好に防止され、視認側のベゼルが非常に小さくても、位置およびサイズを精密に合わせて脱色部を形成することができる。さらに、偏光子(実質的には画像表示パネルとの積層体)のみを移動させる場合に比べて、位置合わせの負担が格段に軽減され、結果として、タクトを顕著に短縮することができ、非常に優れた製造効率を実現することができる。
脱色工程においては、ステージ110上の積層体100の偏光子30の所定の部分に、切断用レーザー光とは異なるレーザー光を照射することにより、当該所定の部分に所定のサイズの脱色部を形成する。切断工程と同様に、ステージ110および脱色用レーザー光の光源130は、X方向、Y方向およびZ方向に相対的に移動可能である。すなわち、切断工程と同様に、レーザー光の照射に際しては、ステージ110を移動させてもよく、光源130を移動させてもよい。搬送効率(結果として、製造効率)を考慮すると、光源130を移動させるのが好ましい。上記のように、光源とステージ(実質的には、ステージ上の偏光子30)を相対的に移動させながらレーザー光を照射することにより、偏光子30の所定の部分に所定のサイズの脱色部を形成することができる。特に、切断工程と脱色工程とを同一ステージ上で行うことにより、上記のとおり、偏光子の位置ズレがきわめて良好に防止され、視認側のベゼルが非常に小さくても、位置およびサイズを精密に合わせて脱色部を形成することができる。
脱色用のレーザー光は、好ましくは、少なくとも1500nm以下の波長の光を含む。このような波長を含むレーザー光によれば、脱色部を良好に形成し得る。レーザー光は、より好ましくは100pm〜1000nmの波長の光を含み、さらに好ましくは200nm〜700nmの波長の光を含み、特に好ましくは250nm〜600nmの波長の光を含む。1つの実施形態においては、レーザー光は、上記のような範囲にピーク波長を有する。このような波長を含むレーザー光によれば、面均一性を達成しながら、脱色部を形成することができる。具体的には、偏光子周辺光学部材(例えば、上記保護フィルム)にダメージ(例えば、熱変形)を与えることなく、脱色部を形成することができる。より詳細には、上記のような波長を有するレーザー光であれば、偏光子とその周辺光学部材との吸光度の差が大きくなる。したがって、周辺光学部材が光を大量に吸収することなく偏光子が大量の光を吸収し、周辺光学部材へのダメージを防止することができる。また、偏光子自体にダメージを与えることなく、良好に脱色部を形成することができる。その結果、得られる画像表示装置の平面性を確保し、良好なモジュール設計を達成することができる。さらに、上記波長を含むレーザー光によれば、所望の特性(例えば、透過率、面内位相差、吸光度)を有する脱色部を形成することができる。
上記レーザーとしては、例えば、YAGレーザー、YLFレーザー、YVO4レーザー、チタンサファイアレーザー等の固体レーザー、アルゴンイオンレーザー、クリプトンイオンレーザーを含むガスレーザー、ファイバーレーザー、半導体レーザー、色素レーザーが挙げられる。好ましくは、固体レーザーが用いられる。
上記レーザーとしては、好ましくは、短パルスレーザー(1ナノ秒以下のパルス幅を有する光を照射するレーザー、例えば、ピコ秒レーザーまたはフェムト秒レーザー等)が用いられる。樹脂フィルムへの熱ダメージを抑制する目的では、500ピコ秒以下(例えば、10ピコ秒〜50ピコ秒)のパルス幅が特に好ましい。熱ダメージを抑制することにより、樹脂フィルムを構成する樹脂(例えば、PVA系樹脂)の溶融を良好に抑制することができる。したがって、ムラがなく、非常に優れた均一性を有する脱色部が得られ、結果として、カメラの像の歪みが防止され得る。1つの実施形態においては、波長および/またはパルス幅の異なるレーザー光の照射を組み合わせてもよい。照射するレーザー光の種類および照射順序は、目的に応じて適切に設定され得る。例えば、ピコ秒レーザーを照射した後、ナノ秒レーザーを照射することにより、ピコ秒レーザーを単独で照射する場合に比べて色相および透明性のいずれもが改善され得る。この場合、ナノ秒レーザーは、ピコ秒レーザーよりも短波長(例えば、400nm〜460nm)であることが好ましい。
レーザー光の照射条件は、任意の適切な条件に設定され得る。例えば、固体レーザー(YVO4レーザー)を用いる場合、パルスエネルギーは、好ましくは10μJ〜150μJ、より好ましくは25μJ〜71μJである。スキャン速度は、好ましくは10mm/秒〜10000mm/秒であり、より好ましくは100mm/秒〜1000mm/秒である。繰返し周波数は、設定したスキャン速度およびパルスエネルギーに応じて、最適な脱色状態を実現し得るよう適切に設定され得る。繰返し周波数は、例えば100Hz〜12480Hzである。スキャンピッチは、好ましくは10μm〜50μmである。レーザー光の照射位置におけるビーム形状は、目的や脱色部の所望の形状に応じて適切に設定され得る。当該ビーム形状は、例えば、円形であってもよく、ライン状であってもよい。ビーム形状を所定の形状とする手段としては、任意の適切な手段が採用され得る。例えば、所定の開口部を有するマスクを介してレーザー照射してもよく、回折光学素子等を用いてビーム整形してもよい。例えばビーム形状が円形である場合には、焦点径(スポット径)は、好ましくは50μm〜60μmである。上記のような条件によれば、偏光フィルム周辺部材や樹脂フィルム自体にダメージを与えることなく、良好に脱色部を形成することができる。また、後述する脱色部の光学特性を良好に達成し得る。
好ましくは、上記レーザー光は、偏光子30の吸収軸と略同軸の偏光を含む。このようなレーザー光によれば、偏光子とその周辺光学部材との吸光度の差をより増大し得、より良好に脱色部を形成することができる。
上記照射に際し、例えば、ガルバノミラーを駆動させてレーザーを走査・位置決めしてもよい。また、脱色部の面均一性を得ること等を目的として、ガウシアン分布を主として持つレーザー光強度を均一化するホモジナイザー(DOE:Diffractive Optical Element)を用いてもよい。このような構成を採用することにより、より均一性に優れた脱色部を形成することができる。
なお、X線を照射することによっても、面均一性を達成しながら上記脱色部が良好に形成され得る。これ以外にも、例えば、波長100pm〜1500nmの光を発する光源(例えば、Xeランプ)、バーコード印字用の加熱板等の加熱手段等によっても脱色部は形成され得る。
1つの実施形態においては、偏光子30に形成される脱色部は、得られる画像表示装置のカメラホール部に対応する。脱色部の配置、形状、サイズ等は、適宜、設計され得る。好ましくは、得られる画像表示装置のカメラホール部の位置、形状、サイズ等に応じて設計される。具体的には、脱色部は、得られる画像表示装置のカメラ部分およびカメラホール部に対応する位置であって、かつ、表示画面に対応しない位置に形成される。例えば、脱色部は、偏光子30の上端中央部に形成され得る。本発明においては、上記のとおり、脱色部がきわめて精密な位置精度で形成されるので、実質的にカメラとの位置ズレがなく、非常に優れたカメラ性能(撮影性能)を実現できる。
形成される脱色部の複屈折RPVAは0.035以下であり、好ましくは0.032以下であり、より好ましくは0.030以下である。脱色部の複屈折RPVAの下限は、例えば0.010である。脱色部の複屈折RPVAがこのような範囲であれば、脱色部に所望の透明性を付与するのみならず、画像表示装置のカメラホール部として脱色部を用いる場合に、明るさおよび色味の両方の観点から非常に優れた撮影性能を実現することができる。このような複屈折は、脱色部において樹脂フィルムを構成する樹脂(例えば、ポリビニルアルコール系樹脂)とヨウ素との錯体が適切な割合で崩壊することにより実現され得ると推定される。上記のようなレーザー光を用い、上記のような条件で照射を行うことにより、このような複屈折を実現することができる。なお、複屈折RPVAは式:RPVA=nx−nyで求められる。ここで、nxはフィルム面内の屈折率が最大になる方向(すなわち、遅相軸方向)の屈折率であり、nyはフィルム面内で遅相軸と直交する方向(すなわち、進相軸方向)の屈折率である。
形成される脱色部の透過率(例えば、23℃における波長550nmの光で測定した透過率)は、好ましくは46%以上、より好ましくは60%以上、さらに好ましくは75%以上、特に好ましくは90%以上である。このような透過率であれば、脱色部としての所望の透明性を確保することができる。その結果、画像表示装置のカメラホール部として脱色部を使用した場合に、カメラの撮影性能に対する悪影響を防止することができる。上記のようなレーザー光を用い、上記のような条件で照射を行うことにより、このような透過率を実現することができる。
形成される脱色部は、波長350nmにおける吸光度が、好ましくは2.5以下であり、より好ましくは2.3以下であり、さらに好ましくは2.1以下である。吸光度の下限は、例えば1.2である。脱色部がこのような吸光度を有することにより、画像表示装置のカメラホール部として脱色部を用いる場合に、明るさおよび色味の両方の観点から非常に優れた撮影性能を実現することができる。この効果は、上記の複屈折による効果と相乗的に発揮され得る。脱色部においては、上記のとおり、PVA系樹脂とヨウ素との錯体が適切な割合で崩壊することにより、このような効果が実現されていると推定されるところ、さらに、ヨウ素錯体も適切な割合で崩壊することにより、上記所望の吸光度が実現され、相乗的な効果が発揮され得る。上記のようなレーザー光を用い、上記のような条件で照射を行うことにより、このような吸光度を実現することができる。
A−4.その他の工程
次いで、偏光子30の所定の位置に脱色部が形成された積層体100は、いわゆるモジュール製造工程およびアセンブリ工程に供される。例えば、画像表示パネルが液晶パネルである場合には、モジュール製造工程は、TAB圧着工程およびPCB実装工程を含み、アセンブリ工程は、カメラの組み込み工程およびバックライトユニットの組み込み工程を含む。なお、モジュール製造工程およびアセンブリ工程としては、業界で周知・慣用の手順および操作が採用されるので、詳細な説明は省略する。
以上のようにして、液晶表示装置が製造される。
B.実施形態2
上記のとおり、本実施形態においては、積層工程と切断工程および脱色工程とは別個のライン(いわゆるオフライン)で行われる。すなわち、偏光子の積層、モジュール製造およびアセンブリを含む製造ライン(製造工程)とは別個のラインで視認側偏光子の切断および脱色部形成を行い、当該製造ラインの任意の適切な時点で画像表示装置に積層する。
図2は、実施形態2を説明するための概略図である。図2(a)〜図2(b)は、偏光子の切断工程および脱色工程を説明するための概略断面図であり、図2(c)〜図2(e)は、偏光子の積層工程を説明するための概略斜視図である。この実施形態においては、図2(a)および図2(b)に示すように、視認側偏光子30が、製造ラインとは別個のラインで切断工程および脱色工程に供される。ここで、実施形態1と同様に、脱色工程は、偏光子30を切断工程と同一のステージ110上に載置した状態で行われる。より具体的には、図2(a)に示すように、視認側偏光子30をステージ110上で所望の最終的なサイズに切断し、切断された視認側偏光子30がステージ110上に載置されたまま(1つの実施形態においては吸着固定されたまま)、ステージ110が脱色部を形成するためのレーザー光を照射可能な位置に移動され、当該位置で位置決めされて静止される。図2(b)に示すように、当該位置において、偏光子の所定の位置に脱色部を形成するためのレーザー光照射が行われる。切断工程と脱色工程とを同一のステージで行うことにより、偏光子がステージ上で精密に位置合わせがなされた状態で、ステージごと偏光子を脱色用レーザー光の照射位置まで移動することが可能となる。しかも、脱色用レーザー光の光源もまた、切断および脱色を行う装置において精密に位置合わせして取り付けられているので、当該装置においてステージの位置制御を行えば、自動的かつ精密に偏光子の位置合わせを行うことができ、偏光子と脱色用レーザー光の光源との位置関係がきわめて精密に制御され得る。その結果、偏光子の位置ズレがきわめて良好に防止され、視認側のベゼルが非常に小さくても、位置およびサイズを精密に合わせて脱色部を形成することができる。さらに、偏光子のみを移動させる場合に比べて、位置合わせの負担が格段に軽減され、結果として、タクトを顕著に短縮することができ、非常に優れた製造効率を実現することができる。
並行して、図2(c)および図2(d)に示すように、製造ライン上を搬送される画像表示パネル10の片側に裏側偏光子20が積層される。次いで、画像表示パネル10/裏側偏光子20の積層体がさらに搬送されながら反転させられて、図2(e)に示すように、画像表示パネル10の裏側偏光子20と反対側に、所定の最終的なサイズに切断されかつ所定の位置に脱色部が形成された視認側偏光子30が積層される。次いで、視認側偏光子30/画像表示パネル10/裏側偏光子20の積層体は、モジュール製造工程およびアセンブリ工程に供される。
視認側偏光子の積層は、例えば以下のようにして行われる。1つの実施形態においては、画像表示パネル10には外部から認識可能な目印(図示せず)が設けられ、視認側偏光子30は、当該目印に基づいて位置合わせされて画像表示パネル10に積層される。別の実施形態においては、視認側偏光子30は、以下のような手順で画像表示パネル10に積層される:まず、偏光子の位置(Xp,Yp,θp)をカメラで読み取りながら、表面が弱粘着面とされているドラムに偏光子(多くの場合、偏光フィルム)を貼り付ける。次いで、積層ステージに画像表示パネルを配置し、画像表示パネルの位置(Xd,Yd,θd)をカメラで読み取る。偏光子の位置と画像表示パネルの位置とのズレを算出し、当該ズレを解消するよう積層ステージの位置を補正する。積層ステージの位置を補正した後、ドラム上の偏光子を画像表示パネルに転写する。この実施形態によれば、偏光子および画像表示パネルの位置情報に基づいて積層ステージの位置を補正するので、偏光子の積層位置を補正するよりもはるかに高精度での補正(位置決め)が可能となる。さらに、偏光子は、ドラムの弱粘着面で保持されているので、位置ズレの心配もない。これらの相乗的な効果により、きわめて位置精度の高い積層が可能となる。
視認側偏光子30の積層は、上記のようにモジュール製造工程の前に行ってもよく、モジュール製造工程の後に行ってもよい。すなわち、実施形態2の別の態様においては、例えばTAB圧着およびPCB実装を行った後に、視認側偏光子30が画像表示パネル10の裏側偏光子20と反対側に積層されてもよい。
なお、実施形態2における各工程の具体的な操作および条件等は実施形態1と同様であるので、詳細な説明は省略する。
C.画像表示装置
本発明の画像表示装置は、上記A項およびB項に記載のような製造方法により得られる。画像表示装置としては、例えば、液晶表示装置、有機ELデバイスが挙げられる。具体的には、液晶表示装置は、液晶パネルと、この液晶パネルの視認側に配置された上記脱色部を有する偏光子とを含む。有機ELデバイスは、視認側に上記脱色部を有する偏光子が配置された有機ELパネルを備える。画像表示装置にはカメラが搭載されており、視認側偏光子の脱色部は、画像表示装置のカメラホール部に対応するように配置される。本発明においては、上記のとおり、脱色部がきわめて精密な位置精度で形成されるので、実質的にカメラと脱色部(カメラホール部)との位置ズレがなく、非常に優れたカメラ性能(撮影性能)を実現できる。
本発明の製造方法は、スマートフォン等の携帯電話、ノート型PC、タブレットPC等のカメラ付き画像表示装置(液晶表示装置、有機ELデバイス)の製造に好適に用いられる。
10 画像表示パネル
20、30 偏光子
110 ステージ
120 切断用レーザー光源
130 脱色部形成用レーザー光源

Claims (8)

  1. 画像表示パネルに偏光子を積層する工程と、偏光子を所定のサイズに切断する工程と、偏光子の所定の部分に脱色部を形成する工程と、を含み、
    該切断工程および該脱色部形成工程が、該偏光子を共通のステージに載置した状態で連続的に行われる、
    画像表示装置の製造方法。
  2. 前記ステージが吸着ステージであり、前記偏光子が、位置合わせされかつ吸着された状態で前記切断工程および前記脱色部形成工程に供される、請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記切断工程および前記脱色部形成工程が、それぞれ異なるレーザー光を照射することにより行われる、請求項1または2に記載の製造方法。
  4. 前記ステージが、前記異なるレーザー光の光源のそれぞれに対してXYZ方向に相対的に移動可能とされている、請求項1から3のいずれかに記載の製造方法。
  5. 前記偏光子において脱色部が形成される所定の部分が、得られる画像表示装置のカメラホール部に対応する、請求項1から4のいずれかに記載の製造方法。
  6. 前記画像表示パネルに前記偏光子を積層した後、該偏光子が、前記切断工程および前記脱色部形成工程に供される、請求項1から5のいずれかに記載の製造方法。
  7. 前記偏光子を切断し、前記所定の部分に脱色部を形成した後、該偏光子を前記画像表示パネルに積層する、請求項1から5のいずれかに記載の製造方法。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の製造方法により得られる、画像表示装置。

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