JP2014167548A - 画像表示装置の製造方法および該製造方法により得られる画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の画像表示装置の製造方法は、画像表示パネルに偏光子を貼り付ける工程と、偏光子を所定のサイズに切断する工程と、偏光子の所定の部分に脱色部を形成する工程と、を含む。切断工程および脱色部形成工程は、偏光子を共通のステージに載置した状態で連続的に行われる。代表的には、偏光子において脱色部が形成される所定の部分は、得られる画像表示装置のカメラホール部に対応する。
【選択図】図1
Description
1つの実施形態においては、上記ステージは吸着ステージであり、上記偏光子は、位置合わせされかつ吸着された状態で上記切断工程および上記脱色部形成工程に供される。
1つの実施形態においては、上記切断工程および前記脱色部形成工程は、それぞれ異なるレーザー光を照射することにより行われる。
1つの実施形態においては、上記ステージは、上記異なるレーザー光の光源のそれぞれに対してXYZ方向に相対的に移動可能とされている。
1つの実施形態においては、上記偏光子において脱色部が形成される所定の部分は、得られる画像表示装置のカメラホール部に対応する。
1つの実施形態においては、上記画像表示パネルに上記偏光子を積層した後、該偏光子が、上記切断工程および上記脱色部形成工程に供される。
1つの実施形態においては、上記偏光子を切断し、上記所定の部分に脱色部を形成した後、該偏光子が上記画像表示パネルに積層される。
本発明の別の局面によれば、画像表示装置が提供される。この画像表示装置は、上記の製造方法により得られる。
図1は、実施形態1を説明するための概略図である。図1(a)〜図1(c)は、偏光子の積層工程を説明するための概略斜視図であり、図1(d)〜図1(e)は、偏光子の切断工程および脱色工程を説明するための概略断面図である。図1に示すとおり、この実施形態においては、積層工程、切断工程および脱色工程がインラインで連続的に行われる。
積層工程においては、画像表示パネル10の片側または両側に、偏光子を積層する。図示例においては、製造ライン上を搬送される画像表示パネル10の片側に偏光子20が積層され(図1(a)および図1(b))、次いで、画像表示パネル10/偏光子20の積層体がさらに搬送されながら反転させられて、画像表示パネル10の偏光子20と反対側に偏光子30が積層される(図1(c))。なお、偏光子30が表側(視認側)の偏光子、偏光子20が裏側の偏光子となる。偏光子20は、あらかじめ所定のサイズに裁断されて画像表示パネル10に積層される。偏光子30は、後述の切断工程(A−2項)におけるレーザー照射により所望のサイズに切断されるに適切なサイズ(例えば、画像表示パネルに対応するサイズ、画像表示パネルからわずかにはみ出るサイズ)で積層される。より詳細には、画像表示装置に対する近年のデザイン上の要請により、視認側の表示部はベゼル(額縁)と称される周縁部をできる限り小さくすることが要求される。したがって、視認側の偏光子となる偏光子30は、非常に高い位置精度(例えば、ズレの許容範囲が0.02mm〜0.03mm)での積層が要求される。したがって、偏光子30は、好ましくは、上記のとおり、適切なサイズで積層した後、レーザー照射により、非常に高い精度で所望の最終サイズに切断され得る。一方、裏側は、もともと画像表示装置のサイズよりも小さめのサイズの偏光子を貼り合わせるので、視認側のような厳しいサイズ精度および位置精度は要求されない。したがって、裏側の偏光子となる偏光子20は、あらかじめ最終的なサイズに裁断されて積層することができる。偏光子20を先に積層し、次いで、偏光子30を積層することにより、切断工程の直前に反転等の操作が必要とされなくなるので、搬送性および切断工程における位置精度のいずれもが良好となる。
次いで、画像表示パネルに積層された偏光子(図示例では、偏光子30/画像表示パネル10/偏光子20の積層体100)は、切断工程に供される。切断工程においては、ステージ110上の積層体100の偏光子30にレーザー光を照射することにより、偏光子30を所定のサイズに切断する。より詳細には、偏光子30/画像表示パネル10/偏光子20の積層体100はさらにライン上を搬送されて、ステージ110に供給され載置される。積層体100が載置されたステージ110は、図1(d)に示すように、製造ライン上をさらに搬送されて、切断用のレーザー光を照射可能な位置に移動され、当該位置で位置決めされて静止される。ステージ上での画像表示パネルの位置決めは、以下のようにして行われる:すなわち、画像表示パネルに設けられているアラインメントマークまたは画像表示パネルの表示部とブラックマトリクスの境界部分を例えばカメラで検出し、基準からのズレ量を算出する。当該ズレ量に基づいて、ステージを移動させることにより、あるいは、レーザー光源を移動させることにより、位置決めが行われる。このようにして位置決めされた位置において、偏光子を切断するためのレーザー光照射が行われる。ここで、ステージ110および切断用レーザー光の光源120は、X方向(搬送方向)、Y方向(水平面内で搬送方向に直交する方向)およびZ方向(垂直方向)に相対的に移動可能である。すなわち、レーザー光の照射に際しては、ステージ110を移動させてもよく、光源120を移動させてもよい。搬送効率(結果として、製造効率)を考慮すると、光源120を移動させるのが好ましい。上記のように、光源とステージ(実質的には、ステージ上の偏光子30)を相対的に移動させながらレーザー光を照射することにより、偏光子30を所望のサイズに切断することができる。本実施形態によれば、画像表示パネルに偏光子が積層・固定されており、しかも、ステージ上で偏光子(実質的には画像表示パネルとの積層体)の位置合わせが精密になされていることから、非常に高精度での偏光子の切断が可能となる。さらに、偏光子を積層した後で最終的なサイズに切断することにより、あらかじめ最終サイズに切断した偏光子を積層する場合に比べて、位置合わせの負担が格段に軽減され得る。その結果、タクト(画像表示装置1つ当たりの製造時間)を顕著に短縮することができ、非常に優れた製造効率を実現することができる。
次いで、偏光子30が所望の最終的なサイズに切断された積層体100は、脱色工程に供される。脱色工程は、偏光子30の所定の位置に切断工程とは異なるレーザー光を照射することにより行われる。本発明においては、脱色工程は、偏光子30(実質的には、積層体100)を切断工程と同一のステージ110上に載置した状態で行われる。より具体的には、偏光子30が所望の最終的なサイズに切断された積層体100がステージ110上に載置されたまま(1つの実施形態においては吸着固定されたまま)、ステージ110が製造ライン上を搬送されて、脱色部を形成するためのレーザー光を照射可能な位置に移動され、当該位置で位置決めされて静止される。図1(e)に示すように、当該位置において、偏光子の所定の位置に脱色部を形成するためのレーザー光照射が行われる。ステージの位置決めは、切断工程と同様にして行われ得る。切断工程と脱色工程とを同一のステージで行うことにより、切断工程において高精度で所定の最終的なサイズに切断された偏光子がステージ上で精密に位置合わせがなされた状態で、ステージごと偏光子を脱色用レーザー光の照射位置まで移動することが可能となる。しかも、脱色用レーザー光の光源もまた、製造ライン(製造装置)において精密に位置合わせして取り付けられているので、製造ラインにおいてステージの位置制御を行えば、自動的かつ精密に偏光子の位置合わせを行うことができ、偏光子と脱色用レーザー光の光源との位置関係がきわめて精密に制御され得る。その結果、偏光子の位置ズレがきわめて良好に防止され、視認側のベゼルが非常に小さくても、位置およびサイズを精密に合わせて脱色部を形成することができる。さらに、偏光子(実質的には画像表示パネルとの積層体)のみを移動させる場合に比べて、位置合わせの負担が格段に軽減され、結果として、タクトを顕著に短縮することができ、非常に優れた製造効率を実現することができる。
次いで、偏光子30の所定の位置に脱色部が形成された積層体100は、いわゆるモジュール製造工程およびアセンブリ工程に供される。例えば、画像表示パネルが液晶パネルである場合には、モジュール製造工程は、TAB圧着工程およびPCB実装工程を含み、アセンブリ工程は、カメラの組み込み工程およびバックライトユニットの組み込み工程を含む。なお、モジュール製造工程およびアセンブリ工程としては、業界で周知・慣用の手順および操作が採用されるので、詳細な説明は省略する。
上記のとおり、本実施形態においては、積層工程と切断工程および脱色工程とは別個のライン(いわゆるオフライン)で行われる。すなわち、偏光子の積層、モジュール製造およびアセンブリを含む製造ライン(製造工程)とは別個のラインで視認側偏光子の切断および脱色部形成を行い、当該製造ラインの任意の適切な時点で画像表示装置に積層する。
本発明の画像表示装置は、上記A項およびB項に記載のような製造方法により得られる。画像表示装置としては、例えば、液晶表示装置、有機ELデバイスが挙げられる。具体的には、液晶表示装置は、液晶パネルと、この液晶パネルの視認側に配置された上記脱色部を有する偏光子とを含む。有機ELデバイスは、視認側に上記脱色部を有する偏光子が配置された有機ELパネルを備える。画像表示装置にはカメラが搭載されており、視認側偏光子の脱色部は、画像表示装置のカメラホール部に対応するように配置される。本発明においては、上記のとおり、脱色部がきわめて精密な位置精度で形成されるので、実質的にカメラと脱色部(カメラホール部)との位置ズレがなく、非常に優れたカメラ性能(撮影性能)を実現できる。
20、30 偏光子
110 ステージ
120 切断用レーザー光源
130 脱色部形成用レーザー光源
Claims (8)
- 画像表示パネルに偏光子を積層する工程と、偏光子を所定のサイズに切断する工程と、偏光子の所定の部分に脱色部を形成する工程と、を含み、
該切断工程および該脱色部形成工程が、該偏光子を共通のステージに載置した状態で連続的に行われる、
画像表示装置の製造方法。 - 前記ステージが吸着ステージであり、前記偏光子が、位置合わせされかつ吸着された状態で前記切断工程および前記脱色部形成工程に供される、請求項1に記載の製造方法。
- 前記切断工程および前記脱色部形成工程が、それぞれ異なるレーザー光を照射することにより行われる、請求項1または2に記載の製造方法。
- 前記ステージが、前記異なるレーザー光の光源のそれぞれに対してXYZ方向に相対的に移動可能とされている、請求項1から3のいずれかに記載の製造方法。
- 前記偏光子において脱色部が形成される所定の部分が、得られる画像表示装置のカメラホール部に対応する、請求項1から4のいずれかに記載の製造方法。
- 前記画像表示パネルに前記偏光子を積層した後、該偏光子が、前記切断工程および前記脱色部形成工程に供される、請求項1から5のいずれかに記載の製造方法。
- 前記偏光子を切断し、前記所定の部分に脱色部を形成した後、該偏光子を前記画像表示パネルに積層する、請求項1から5のいずれかに記載の製造方法。
- 請求項1から7のいずれかに記載の製造方法により得られる、画像表示装置。
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