JP2014176848A - 排ガス浄化用触媒およびこれを用いた排ガス浄化方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明にかかる排ガス浄化用触媒は、少なくとも、ランタンを含むアルミナにより被覆されたロジウムを含有する。
【選択図】図5
Description
本発明にかかる排ガス浄化用触媒は、少なくとも、ランタンを含むアルミナにより被覆されたロジウムを含有する。
本発明にかかる触媒は少なくとも、ランタンを含むアルミナにより被覆されたロジウムを含有していればよく、触媒の調製法としては特に限定されるものではなく、従来公知の調製法を用いることができる。例えば、ゾルゲル法、アルコキシド法、逆ミセル法、水熱合成法などを用いることができる。
本発明にかかる排ガス浄化方法は、本発明にかかる排ガス浄化用触媒を、内燃機関の排ガスに曝す工程を含む。
アルミナ原料としてアルミニウムイソプロポキシド、ロジウム原料として硝酸ロジウム水溶液、ランタン原料として酢酸ランタンを用いて、アルミナ:ロジウム:ランタンの重量比が97:3:5となるよう各原料を評量した。評量したアルミニウムイソプロポキシドと等量のエタノールを10分間攪拌した後、硝酸ロジウム水溶液をアルミニウムイソプロポキシド/エタノール溶液に添加した。
アルミナ原料としてアルミニウムイソプロポキシド、ロジウム原料として硝酸ロジウム水溶液を用いて、アルミナ:ロジウムの重量比が20:1となるよう各原料を評量した。評量したアルミニウムイソプロポキシドと等量のエタノールを10分間攪拌した後、硝酸ロジウム水溶液をアルミニウムイソプロポキシド/エタノール溶液に添加した。
ランタン3重量%を含むアルミナ:ロジウムの重量比が20:1となるようランタン含有アルミナおよび硝酸ロジウムを評量した。評量したランタン含有アルミナにポアフィリング法(触媒の事典、174頁、朝倉書店)にて硝酸ロジウムを担持した。120℃で8時間乾燥させた後、500℃で1時間空気雰囲気下において焼成し、ロジウムを4.76重量%含むロジウム含浸アルミナ粉体Cを得た。
露出ロジウム表面積は基本的には触媒学会参照触媒委員会により提案されたCOパルス法(触媒, 1986年,vol.28,No.1)に従い測定した。ただし、本実施例においてはロジウムをアルミナにより被覆しているため、ロジウムの還元処理前処理を充分進行させるため還元処理温度を500℃とした。
図3は、粉体A,BおよびCの露出ロジウム表面積を前記露出ロジウム表面積の測定法により測定した結果を示す図である。図3に示すとおり、ランタン含有の有無に関わらず被覆ロジウムを有する粉体AおよびBはポアフィリング法にて含浸担持した粉体Cよりも露出ロジウム表面積が小さいことがわかった。なお、図3〜5において、Aは粉体Aを、Bは粉体Bを、Cは粉体Cを表している。
表1にXPS分析から式(1)を用いて求めたアルミナ中へ固溶したロジウムの原子割合(At%)を示した。
950℃で50時間の耐久処理前後で測定した排ガス浄化用触媒のBET表面積を比較して求めたBET表面積の減少率を図6に示した。また、耐久処理前のBET表面積に対する耐久処理後のBET表面積の減少率を以下の式(3)のとおり定義した。
〔実施例2〕
白金原料としてジニトロジアンミン白金水溶液、パラジウム原料として硝酸パラジウム、アルミナ原料としてランタン3重量%を含むアルミナ、CeO2−ZrO2複合酸化物、および前記粉体Aを用いて、Pt:Pd:La2O3−Al2O3:CeO2−ZrO2:La2O3:粉体Aの重量比が0.06:0.2:31.2:30:5.04:4となるよう各原料を評量した。次に、各原料を混合後、2時間攪拌した後、湿式粉砕しスラリーAを得た。得られたスラリーAを0.92Lのコージェライトに、500℃で1時間の焼成後にコージェライト1Lあたり70.5gとなるようウォッシュコートした。次に、150℃で15分間乾燥した後、500℃で1時間空気焼成を行いPt:Pd:Rhを1Lあたり0.06:0.2:0.24(g)含む触媒Dを得た。
粉体Aの代わりに粉体Bを用いて実施例2と同様の原料比、方法で触媒Eを作製した。
粉体Aの代わりに粉体Cを用いて実施例2と同様の原料比、方法で触媒Fを作製した。
触媒D、E、およびFを、直列6気筒、2.4Lエンジンの排気口から40cm下流側に設置し、触媒入口部のA/Fは酸素過剰雰囲気を含む10.6〜18.6の範囲に制御し、触媒Bed最高温度が950℃となるように50時間耐久処理を行った。
2.4L、6気筒のMPIエンジンの排気孔から30cm下流側に触媒を設置し、図7に示したLA−4モード(この時の触媒入口部の温度は図8のとおりであった)を2回走行し、2回目にモード開始からモード終了時にかけて触媒出口から排出されたCO、HC、およびNOの重量をCVS法にてサンプリングした。
2 アルミナ
3 ロジウム
4 アルミナ中へ固溶したロジウム
Claims (13)
- 少なくとも、ランタンを含むアルミナにより被覆されたロジウムを含有することを特徴とする排ガス浄化用触媒。
- 上記ランタンの含有量が、ランタンとアルミナの合計量に対して0.5重量%〜30重量%であることを特徴とする請求項1に記載の排ガス浄化用触媒。
- 温度が950℃〜1000℃であって、かつ酸素過剰であるガスに曝された後においても、ランタンを含むアルミナにより被覆されたロジウムを含有することを特徴とする請求項1または2に記載の排ガス浄化用触媒。
- 温度が950℃〜1000℃であって、かつ酸素過剰であるガスに曝された後の露出ロジウム表面積が、上記ガスに曝される前の露出ロジウム表面積以下であることを特徴とする請求項3に記載の排ガス浄化用触媒。
- さらに、上記ガスに曝された後の露出ロジウム表面積が、上記ガスに曝される前の露出ロジウム表面積に対して0%〜80%減少していることを特徴とする請求項4に記載の排ガス浄化用触媒。
- さらに、アルミナ中へ固溶したロジウムの原子割合が、上記ガスに曝された後において20%以下であることを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の排ガス浄化用触媒。
- 三次元構造体上に担持されてなることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の排ガス浄化用触媒。
- さらに、白金および/またはパラジウムを含んでなることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の排ガス浄化用触媒。
- さらに、耐火性無機酸化物を含んでなることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の排ガス浄化用触媒。
- さらに、酸化セリウムおよび/またはセリア−ジルコニア複合酸化物を含んでなり、当該酸化セリウムおよび/またはセリア−ジルコニア複合酸化物は、ランタンを含むアルミナにより被覆されていないことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の排ガス浄化用触媒。
- 請求項1から10のいずれか1項に記載の排ガス浄化用触媒を、内燃機関の排ガスに曝す工程を含むことを特徴とする排ガス浄化方法。
- 請求項1から10のいずれか1項に記載の排ガス浄化用触媒を、内燃機関の排ガスに曝す工程を含む排ガス浄化方法であって、
上記内燃機関の排ガスの温度は0℃〜750℃であり、
上記排ガス浄化用触媒は、上記内燃機関の排ガスに曝される前に、温度が950℃〜1000℃であって、かつ、酸素過剰である排ガスに曝されていてもよいことを特徴とする請求項11に記載の排ガス浄化方法。 - 上記内燃機関の排ガスの温度が0℃〜750℃であり、当該排ガスの空燃比が14.1〜15.1であることを特徴とする請求項11または12に記載の排ガス浄化方法。
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