以下、この発明による地点登録装置の幾つかの実施形態を、図を参照しながら説明する。なお、この発明による地点登録装置は、いわゆるスタンドアローンの単独の装置の構成とすることもできるが、以下に説明する実施形態は、いずれも、サーバ装置とクライアント装置とが、通信ネットワークを通じて接続される通信システムの構成とされる場合の例である。
[第1の実施形態]
図1は、この発明による地点登録装置の第1の実施形態を構成する通信システムの全体の構成例を示すブロック図である。図1の例においては、通信ネットワーク(インターネットを含む)3を通じて、サーバ装置2と、クライアント装置1とが接続された構成とされている。
サーバ装置2は、この例では地図サイト(Webサイト)に設けられているもので、地図情報提供部21を備えている。地図情報提供部21は、図示は省略するが、例えばベクトル形式の日本全国の電子地図情報を格納するデータベースを備えると共に、地図上に表示される拠点(POI(Point Of Interest))に関する情報のPOIデータベース22などを備える。そして、サーバ装置2は、クライアント装置1からの緯度・経度からなる位置情報などを含む地図情報の取得要求を受けて、指定された緯度・経度の位置を中心とした領域の地図情報や拠点情報などを、取得要求してきたクライアント装置に送信する。地図情報には、各地点の名称などを文字表示するための注記情報を含む。
ここで、拠点(POI)とは、点的に住所が定められる例えば飲食店やデパートなどの店舗やゴルフ場などの施設、また、代表点が定められている山や公園、海水浴場、滝などの自然物をも含む。また、拠点(POI)は、地図上で点として表示可能なものにかぎらず、公園やゴルフ場など、ポリゴン(多角形)等で定義されたものも含むものである。
サーバ装置2に設けられるPOIデータベース22は、日本全国の拠点(POI)のそれぞれの詳細情報からなるPOIテーブルの情報を格納している。POIテーブルには、各拠点の地図上の位置情報と、拠点についてのその他の情報とからなる拠点情報が記録される。図2に、POIテーブルの例の一部を示す。
すなわち、この例のPOIテーブルは、各拠点(POI)毎に、その識別情報(ID)、名前、住所、緯度・経度、ジャンル、メッシュコード、紹介文などが対応付けられて記録されたテーブル情報である。
ジャンルは、各拠点が、ショッピング、旅行、グルメなどの予め用意されている種別のいずれに属するかを示すもので、大ジャンル、中ジャンル、小ジャンルのように階層的に構成されている。また、メッシュコードは、当該拠点が存在しているメッシュの識別情報である。紹介文は、拠点情報の登録者により登録されたコメント文である。
<クライアント装置1のハードウエア構成例>
クライアント装置1は、通信ネットワーク3を通じてサーバ装置2にアクセスすることができるパソコンや高機能携帯電話端末(いわゆるスマートホン)で構成することができる。図1においては、クライアント装置1が高機能携帯電話端末である場合のハードウエア構成例を示した。
すなわち、この例のクライアント装置1は、マイクロコンピュータを備える制御部10により、後述する各部が制御される構成を備える。
制御部10には、システムバス100を介して、通信インターフェース11と、タッチパネルインターフェース12と、表示制御部13と、メモリ部14と、指示操作検出部15と、地点登録処理部16と、携帯電話機能部17とが接続されている。通信インターフェース11は、通信ネットワーク3に接続されている。タッチパネルインターフェース12には、タッチパネル18が接続されている。また、表示制御部13には、例えばLCD(Liquid Crystal Display)からなる表示部19が接続されている。
タッチパネル18は、指やペン型の位置指示器によるタッチ操作入力を受け付け、そのタッチ操作入力がなされた位置情報を出力する。タッチパネル18は、透明のもので、表示部19の表示画面、この例ではLCD画面に重畳されて配設されている。利用者は、このタッチパネル18を通じて、表示部19の表示画面に表示されている表示画像を観視することができ、このタッチパネル18に対して、あたかも表示画像に対してタッチ操作入力するように指示操作入力をすることができる。タッチパネル18からのタッチ操作入力の位置情報は、表示画面に表示されている表示画像上の位置情報に対応している。
表示制御部13は、表示部19の表示画面に表示する表示画像データを格納するビデオRAM(Random Access Memory)(図示は省略)を備え、制御部10の制御に基づき、地図画像などの画像データがビデオRAMに書き込まれる。表示制御部13は、ビデオRAMの画像データによる、その表示画像を表示部19の表示画面に表示する。なお、タッチパネル18から出力される、タッチ操作入力がなされた座標位置の情報は、表示制御部13のビデオRAMの各画素アドレスと所定の対応関係を有するものとなっている。したがって、ビデオRAMに地図画像が書き込まれているときには、タッチパネル18から出力される、タッチ操作入力がなされた座標位置の情報は、対応する地図画像上における位置(緯度、経度)に対応するものとなる。
メモリ部14は、通信ネットワーク3を介してサーバ装置2から送られてくる地図情報やPOIデータを、通信インターフェース11を通じて取得して、表示制御部13を通じて、表示部19の表示画面に地図画像を表示するために一時保持する機能を備える。メモリ部14は、また、登録地点情報格納部14Mを備え、後述するようにして登録された地点の情報を格納する。メモリ部14には、その他の各種情報が格納される。
指示操作検出部15は、タッチパネル18を通じた利用者の指示操作入力に応じた位置情報を、タッチパネルインターフェース12を通じて受けて、利用者によりなされた指示操作の位置(表示画面に表示されている表示画像上での位置に対応)を検出すると共に、その指示操作が、一点を単にタッチした操作か、タッチしたまま移動する操作か、などを検出する。なお、利用者によりタッチしたまま移動する操作がなされたときには、タッチパネル18は、近接する位置情報を連続して出力するので、指示操作検出部15は、その位置情報の連続からタッチしたままの移動操作を検出する。
制御部10は、この指示操作検出部15の検出結果を受けて、利用者によるタッチパネル18での指示操作入力およびその操作位置に応じて設定された制御処理を判別して、その判別結果に応じた制御処理を実行する。なお、制御部10の、指示操作検出部15の検出結果に応じた処理機能を実行するためのソフトウエアプログラムは、メモリ部14に格納されている。
地点登録処理部16は、表示部19の表示画面に表示された機能一覧メニューにおいて、利用者によりタッチパネル18を通じて「地点登録」の項目が選択されたときに起動される。地点登録処理部16は、指示操作検出部15の検出結果を受けて、タッチパネル18を通じた表示画面上における利用者による連続的な一連の指示操作を解析して、表示画面に表示されている地図画像上における複数地点の指定操作、及び、その指定された複数地点の一括登録指示を判別する判別手段の機能と、判別した一括登録指示に基づき、指定操作で指定された複数地点に関する情報を、メモリ部14に記憶保存する機能を有する。なお、この例では、一括登録(保存)処理を、一括りとして処理の例としている。メモリ部14には、図1に示すように、登録地点情報格納部14Mを、その一部の記憶エリアとして備えている。
地点登録処理部16は、表示部19の表示画面に地図画像が表示されているときには、指示操作検出部15からのタッチパネル18上における利用者の指示操作がなされた位置を、地図画像上の位置情報(緯度、経度)として検出する。
すなわち、地点登録処理部16は、指示操作検出部15からのタッチパネル22を通じた表示画面上における利用者の操作に応じた座標位置情報と、表示制御部13のビデオRAMの各画素のアドレスと、当該ビデオRAMに格納されている地図画像の緯度、経度とを対応させることで、表示画面に表示されている地図画像上における利用者による操作位置を、当該表示地図における緯度、経度からなる位置として検出する。複数地点を一括登録する処理の詳細例については、後述する。
携帯電話機能部17は、この実施形態のクライアント装置1を、携帯電話として使用する場合の構成部分である。この実施形態では、携帯電話の機能は、この発明とは直接には、関係が無いので、この明細書では、その詳細な説明は省略する。
なお、図1のクライアント装置1における指示操作検出部15及び地点登録処理部16は、実際的には、制御部10がメモリ部14に格納されるソフトウエアプログラムを用いたソフトウエア機能処理部として構成されるものであり、この実施形態では、便宜上、ソフトウエア処理機能部のブロックとして示したものである。
そして、地点登録処理部16を実現するためのソフトウエアプログラムは、例えば予めサーバ装置2から通信ネットワーク3を通じて取得して、メモリ部14に格納しておくことができ、或いは、メモリカードなどのリムーバルなメモリメディアを通じてメモリ部14に取り込んでおいたりすることができる。
<複数地点の一括登録のための利用者の指示操作:図3>
図3を参照して、表示部19の表示画面19Dに表示されている地図画像上で、複数地点を指定して、一括して登録する際の利用者の操作について説明する。すなわち、図3(A),(B),(C)は、表示部19の表示画面19D(タッチパネル18)上における利用者の操作の例を示すもので、図3では詳細な地図の図示は省略したが、表示画面19Dには、登録対象となる地点が含まれる地図画像MPが表示されている。メモリ部14には、その地図画像MPを表示するための地図情報が格納されていると共に、この例では、表示する地図画像MPに対応するエリアのPOIテーブルの情報(以下、POI情報という)も格納されている。
なお、図3において、POI−1、POI−2は、地図画像MP上の所定の地点を示すものであり、この図3の例では、登録対象とされる。ただし、POI−1、POI−2は、実際の表示画面の地図画像MP上では、地図注記文字などで通常の態様で表示される位置を示すものであり、図3では説明の便宜上、地図画像MP上に存在する地点の例を示すものとして記載したものである。後述する同種の図の説明においても同様である。
なお、登録しようとする複数地点の全てが、表示画面19D内に表示されている必要はなく、地図画像をスクロールしながら、複数地点を指定することも可能である。そして、この例では、利用者が、タッチパネル18上で、指4でタッチ操作する場合として説明する。指の代わりに、例えばペン型の位置指示器を用いてタッチする場合も同様の操作となる。
利用者は、まず、図3(A)に示すように、表示画面19Dに表示されている地図画像MPのうちの、登録したい最初の地点POI−1の位置に指4でタッチし、その地点POI−1の位置をタッチした状態を維持して長押タップの状態にして、その地点POI−1を選択する状態にする。なお、この例では、指4で表示画面19Dの地図画像MP上の地点をタッチすると、メモリ部14にバッファリングされているPOIテーブルが参照されて、その地点の名称や、住所などが、例えば吹き出しの態様で表示される。
ここで、この明細書において長押しタップとは、ある地点をタッチしている状態を所定時間以上継続することを意味している。この例では、指4のタッチが長押しタップとして検出される閾値の前記所定時間は、例えば1〜2秒に設定されている。この実施形態では、この長押しタップの操作を、そのタッチ位置の地点を選択したことを意味する操作と定義している。
そして、この実施形態では、利用者が、長押しタップの状態から指4をタッチパネル18から離さずに、タッチ位置を移動させる操作を、ドラッグ操作と定義している。そして、タッチパネル18上における指4のタッチ状態を維持することで、ドラッグ状態を維持しているものと定義し、また、タッチパネル18から指が離されたことは、ドラッグ状態の解除を意味するものと定義し、さらに、ドラッグ状態からタッチパネルから指を離す操作はドロップ操作と定義している。
図3の例の説明に戻ると、図3(A)に示すようにして、長押しタップにより最初の地点POI−1の選択をしたら、利用者は、図3(B)に示すように、指4をタッチパネル18から離さずに、ドラッグ操作して、登録したい2番目の地点POI−2の位置まで移動させ、その2番目の地点POI−2の位置で長押しタップする。すると、地点POI−1に加えて、地点POI−2が選択された状態となる。
その後、利用者は、同様にして、タッチパネル18から指を離さずにドラッグ状態を維持したままタッチ位置を移動し、登録したい地点の位置で、長押しタップをすることで、登録したい地点の選択を、幾つでも追加することができる。なお、図3において、楕円による囲みは、利用者によるタッチ位置が停止したことを意味している。後述する同種の他の図においても同様である。
以上のような一連の指示操作により、複数地点の選択をした後、利用者は、タッチパネル18から指を離さずにドラッグ状態を維持したままタッチ位置を、表示画面19Dの所定の位置、図3の例では、表示画面19Dの下方中央に表示されている登録アイコン5のところまで移動し(図3(C)参照)、そこで停止して、登録アイコン5をタップする。この明細書では、タッチ位置を、長押しタップよりは短い所定時間、停止することはタップと定義する。
地点登録処理部16は、この登録アイコン5のタップを、選択した複数地点の一括登録指示と判別し、選択されている複数地点の情報を、メモリ部14の登録地点情報格納部14Mに書き込む。ここで、メモリ部14の登録地点情報格納部14Mに書き込む地点の情報としては、少なくともその位置情報(緯度、経度)を含むものであれば良いが、この実施形態では、メモリ部14に一時格納されているPOIテーブルとして記憶されている、その地点の全ての情報を格納するようにする。これにより、メモリ部14から登録地点を呼び出したときには、それらの情報を参照することが可能になる。
<クライアント装置1での複数地点の一括登録処理の流れの例:図4〜図5>
図3で説明した利用者による複数地点の一括登録の指示操作に対応するクライアント装置1での処理の流れの例を、図4及びその続きである図5のフローチャートを参照して説明する。なお、以下の説明においては、説明の簡単のため、指示操作検出部15及び地点登録処理部16が、制御部10によるソフトウエア処理機能として構成された場合として、各処理ステップの処理主体を制御部10として説明する。
この図4及び図5に示す処理は、表示部19の表示画面19Dに表示された機能一覧メニューにおいて、利用者によりタッチパネル18を通じて「地点登録」の項目が選択されたときに起動される。起動されると、制御部10は、表示部19の表示画面19Dに表示されている地図画像MP上の所定の位置、図3の例では表示画面19Dの下方中央に、登録アイコン5を表示する(ステップS101)。
次に、制御部10は、タッチパネルインターフェース12を通じたタッチパネル18からの出力信号を監視して、表示画面19D(タッチパネル18)上で、利用者によりタッチ操作がなされたか否か判別する(ステップS102)。このステップS102で、利用者によりタッチ操作がなされてはいないと判別したときには、制御部10は、利用者により所定の終了操作がなされたか否か判別し(ステップS103)、終了操作がなされていないときには、処理をステップS102に戻し、終了操作がなされたと判別したときには、この処理ルーチンを終了する。
ステップS102で、利用者によりタッチ操作がなされたと判別したときには、制御部10は、メモリ部14に格納されているPOIテーブルの情報などを用いて、タッチされた地点の名称等を、地図画像MP上に重ねて表示する(ステップS104)。そして、制御部10は、利用者によるタッチ位置が移動したか否か判別し(ステップS105)、移動したと判別したときには、処理をステップS104に戻し、その移動した地点の名称等を表示する。
ステップS105で、タッチ位置が移動してはいないと判別したときには、制御部10は、利用者のタッチ操作は長押しタップであるか否か判別し(ステップS106)、長押しタップではないと判別したときには、処理をステップS104に戻し、このステップS104以降の処理を繰り返す。
ステップS106で、長押しタップであると判別したときには、制御部10は、長押しタップされた地点の位置情報(緯度、経度)を保持して、当該地点が選択されたと判断する(ステップS107)。
次に、制御部10は、利用者の操作が、タッチしたままの移動であるか否か判別する(図5のステップS111)。このステップS111で、タッチしたままの移動ではないと判別したときには、制御部10は、利用者の指がタッチパネル18から離れたか否か判別し(ステップS112)、利用者の指がタッチパネル18から離れてはいないと判別したときには、処理をステップS111に戻す。
また、ステップS112で、利用者の指がタッチパネル18から離れたと判別したときには、制御部10は、それまでに選択した地点は全てキャンセルされたと判断し、保持している地点の位置情報を消去する(ステップS113)。そして、制御部10は、処理をステップS102に戻し、このステップS102以降の処理を繰り返す。
また、ステップS111で、利用者によりタッチしたままの移動操作がなされたと判別したときには、制御部10は、その移動が停止したか否か判別する(ステップS114)。このステップS114で、タッチ位置の移動が停止してはいないと判別したときには、制御部10は、処理をステップS112に進め、上述したこのステップS112以降の処理を行う。
また、ステップS114で、タッチ位置の移動が停止したと判別したときには、制御部10は、その停止位置は、登録アイコン5のエリア内であって、登録アイコン5のタップ操作であるか否か判別する(ステップS115)。このステップS115で、登録アイコン5のタップ操作ではないと判別したときには、制御部10は、長押しタップであるか否か判別する(ステップS116)。
このステップS116で、長押しタップではないと判別したときには、制御部10は、処理をステップS111に戻し、このステップS111以降の処理を繰り返す。また、ステップS116で、長押しタップであると判別したときには、制御部10は、長押しタップされた地点の位置情報(緯度、経度)を保持して、当該地点が選択されたことを追加する(ステップS117)。そして、制御部10は、処理をステップS111に戻し、このステップS111以降の処理を繰り返す。
そして、ステップS115で、登録アイコン5のタップ操作であると判別したときには、制御部10は、選択している地点の全てを登録地点として判別し、その登録地点の位置情報及びPOIの情報をメモリ部14の登録地点情報格納部14Mに格納する(ステップS118)。以上で、複数地点一括登録処理は終了である。
なお、クライアント装置1の機能一覧メニューから、登録された地点の情報の呼び出しの項目が選択された場合には、メモリ部14の登録地点情報格納部14Mに記憶されている登録地点の情報の一覧が表示され、その一覧から希望する地点が選択されることにより、表示画面19Dには、その地点を含む地図画像が表示される。
以上のようにして、上述した第1の実施形態によれば、表示画面19Dに地図画像MPが表示されている状態において、その表示画面19Dに重畳して配設されているタッチパネル上で、利用者が、最初の地点を長押しタップにより選択した後にドラッグ状態にして移動し、希望する位置において長押しタップをすることにより、複数地点を一括して選択指定する状態とすることができる。そして、その複数地点を選択指定した状態において、ドラッグ状態のまま、引き続いて、登録アイコン5をタップすることで、その選択指定された複数地点の一括登録保存ができる。つまり、この第1の実施形態によれば、利用者は、地図画像MPが表示されている表示画面19Dに重畳して配設されているタッチパネル上で、長押しタップとタッチ位置の移動を繰り返すことで、複数地点の選択指定ができ、タッチ移動の最後に登録アイコンでのタップをすることで、その複数地点の一括登録をすることができる。
したがって、利用者は、従来のような、登録したい地点のタッチと、登録アイコンのタップを繰り返す必要はなく、ドラッグ状態において、長押しタップを繰り返し、最後に登録アイコンをタップするという一連の操作をするだけで、複数地点を一括して登録することができる。このため、複数地点の登録の操作が、非常に簡便になる。
なお、以上の説明では、登録アイコン5のエリアでの停止によるタップを、一括登録指示と判別するようにした。しかし、登録アイコン5のエリア内で、タッチ状態を解除する、すなわち、タッチパネル18から指を離すことをドロップ操作と定義して、そのドロップ操作を、一括登録指示として判別するようにしてもよい。
また、登録アイコン5は、地点登録処理部16が起動されたら即座に、地図画像MP上に表示するようにしたが、利用者のタッチ操作による長押しタップによって、最初の地点が選択されたときに、地図画像MP上に表示するようにしてもよい。
なお、地点登録するものとして指定された地点をメモリ部14の登録地点情報格納部14Mに保存する場合に、利用者がその登録地点の名称を付けて、その名称を登録地点に対応付けて保存するようにしてもよい。後述の実施形態においても同様である。
また、上述の第1の実施形態においては、利用者が、複数地点を選択指定した状態にした後、ドラッグ状態のまま、引き続いて、登録アイコン5をタップすることで、その選択指定された複数地点の一括登録保存するようにした。しかし、利用者が、長押しタップとタッチ位置の移動を繰り返すことで複数地点の選択指定をした後、タッチパネル18に対するタッチ状態を解除したら、その複数地点の選択指定を確定状態にした状態にし、その後、利用者が、登録アイコン5をタッチしてタップしたら、その複数地点を一括登録するようにしてもよい。なお、この場合に、タッチが解除された後、所定時間以内に登録アイコン5のタップがなされなかったときには、登録アイコン5のタップを促すメッセージを表示し、その後、さらに所定時間経過しても登録アイコン5のタップがなされなかったときには、複数地点の選択指定を解除する。
[第2の実施形態]
第2の実施形態は、上述した第1の実施形態の変形例であり、ハードウエア構成は、図1に示したものと全く同様とされる。この第2の実施形態では、地点登録処理部16における複数地点の一括登録指示の操作形態が、第1の実施形態とは異なる。すなわち、第2の実施形態においては、表示画面19Dの地図画像MP上には、登録アイコン5は表示せず、その代わりに、例えば図6(A),(B)に示すように、地点登録ウインドウ6を、表示画面19Dに表示するようにする。そして、この地点登録ウインドウ6のエリアを、第1の実施形態の登録アイコン5と同様に、複数地点の一括登録の指示用のエリアとして用いるようにする。
<第2の実施形態における複数地点の一括登録のための利用者の指示操作:図6>
図6を参照して、この第2の実施形態における、表示部19の表示画面19Dに表示されている地図画像MP上で、複数地点を指定して、一括して登録する際の利用者の操作について説明する。
すなわち、図6(A),(B),(C)は、表示部19の表示画面19D(タッチパネル18)上における利用者の操作の例を示すための図で、前述の図3と同様に、図6では図示は省略したが、表示画面19Dには、登録対象となる地点が含まれる地図画像MPが表示されている。ただし、この例では、地点登録ウインドウ6のエリアには、地図画像MPは表示されない。なお、地点登録ウインドウ6を透明状態として、その後ろ側に表示されている地図画像が観視できる態様とするようにしてもよい。
この第2の実施形態においても、複数地点の選択指定の操作は、第1の実施形態と全く同様である。すなわち、利用者は、まず、図6(A)に示すように、表示画面19Dに表示されている地図画像MPのうちの、登録したい最初の地点POI−1の位置に指4でタッチし、その地点POI−1の位置をタッチした状態を維持して長押タップの状態にして、その地点POI−1を選択する状態にする。
次に、利用者は、図6(B)に示すように、指4をタッチパネル18から離さずに、ドラッグ操作して、登録したい2番目の地点POI−2の位置まで移動させ、その2番目の地点POI−2の位置で長押しタップする。これにより、地点POI−1に加えて、地点POI−2が選択された状態となる。次に、利用者は、タッチパネル18から指を離さずにドラッグ状態を維持したままタッチ位置を移動させて、地点登録ウインドウ6のエリア内に位置させ、タッチ状態を解除する、すなわち、タッチパネル18から指を離してドロップ操作をする(図6(B)参照)。
地点登録処理部16は、この地点登録ウインドウ6のエリア内でのドロップ操作を、選択した複数地点の一括登録指示と判別し、選択されている複数地点の情報を、メモリ部14の登録地点情報格納部14Mに書き込む。このとき、地点登録ウインドウ6には、図6(B)に示すように、登録された複数の地点のそれぞれの名称等が登録地点のインデックス(図6(B)では、POI−1,POI−2と表示した)として表示される。
その後、利用者が、地点登録ウインドウ6外で、地図画像MP上をタップすると、地点登録ウインドウ6は閉じられ、図6(C)に示すように表示画面19Dから消え、地図画像MPのみの表示状態となる。なお、利用者がそのような操作をしなくても、地点登録ウインドウ6内でのドロップ操作から、一定時間経過すると、地点登録ウインドウ6は、自動的に閉じる。
この第2の実施形態におけるクライアント装置1での複数地点の一括登録処理の流れは、前述した第1の実施形態とステップS101の処理内容と、ステップS115での処理内容が変わるだけで、その他は同様であるので、詳細なフローチャートは省略する。
すなわち、第2の実施形態では、ステップS101では、表示画面19Dには、登録アイコン5に代えて、地点登録ウインドウ6を表示するようにする。そして、ステップS115では、地点登録ウインドウ6内でドロップ操作がなされたか否か判別するようにする。
この第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果を奏することは、言うまでもない。そして、この第2の実施形態においては、地点登録された複数の地点が、一旦、地点登録ウインドウ6内に表示されるので、利用者は、それらの複数の地点が一括して登録されたことを、直感的に認識することができるというメリットがある。
<第2の実施形態における地点登録後の処理例>
<登録地点の表示>
クライアント装置1の機能一覧メニューから、登録された地点の情報の呼び出し表示の項目が選択された場合には、この第2の実施形態においては、図7(A)に示すように、地点登録ウインドウ6が開かれて、表示画面19Dに表示される。そして、その地点登録ウインドウ6内には、登録されている全ての地点のインデックスが表示される。図7(A)では、各登録地点のインデックスは、POI−1,POI−2と表示したが、各登録地点のそれぞれの名称等であっても良いことは前述した通りである。
このとき、図7(A)に示すように、表示画面19Dの地点ウインドウ6以外のエリアには、地点登録ウインドウ6が開かれる前までに表示されていた地図画像MPaが継続して表示されている。地点登録ウインドウ6が開かれる前までに表示されていた地図画像MPaは、地点登録ウインドウ6内に表示されている登録地点が含まれる地図画像とは全く無関係であり、その地図画像MPaのエリア内に、登録地点が含まれていない場合も多い。
図7の例においては、利用者は、地点登録ウインドウ6内に表示されている複数個の登録地点のうちの一つである登録地点POI−2を選択して、その登録地点POI−2を含む地図画像MPbを表示画面19Dに表示させるようにする。
すなわち、その場合には、利用者は、図7(A)に示すように、地点登録ウインドウ6内において、登録地点POI−2を長押しタップして選択した後、タッチしたまま移動(ドラッグ状態)させて、地点登録ウインドウ6外の、表示画面19Dの地図画像MPa上でタッチを解除することでドロップ操作をする。
すると、地点登録処理部16は、その選択された登録地点POI−2の位置情報を含む地図情報の取得要求をサーバ装置2に送り、その登録地点POI−2を含む地図情報をサーバ装置2から取得する。そして、地点登録処理部16は、表示画面19Dの表示画像を、図7(B)に示すように、それまで表示されていた地図画像MPaから、選択された登録地点POI−2を含む地図画像MPbに変えるようにすると共に、地点登録ウインドウ6を閉じる処理をする。
また、この実施形態では、利用者は、地点登録ウインドウ6内に表示されている複数の登録地点については、複数個の登録地点を一括して選択して、その一括して選択した複数個の登録地点の全てを含む地図画像を表示画面19Dに表示するようにすることもできるようにしている。
図8は、その場合の利用者の操作を説明するための図である。図8の例は、地点登録ウインドウ6内に登録されている3個の登録地点POI−1,POI−2,POI−3を選択して、その3地点を含む地図画像MPcを、表示画面19Dに、その直前に表示されていた地図画像MPaから変更して表示するようにする場合である。
まず、利用者は、地点登録ウインドウ6内において、地点登録時と同様の操作により、複数地点を選択指定する。すなわち、地点登録ウインドウ6内において、利用者は、図8(A)に示すように、指4で登録地点POI−1のインデックス上をタッチして、そのまま長押しタップする。これにより、登録地点POI−1が選択される。次に、タッチを解除せずに、指を登録地点POI−2のインデックス上に移動させて、そのまま長押しタップする。これにより、登録地点POI−1に加えて、登録地点POI−2が選択される。さらに、タッチを解除せずに、指を登録地点POI−3のインデックス上に移動させて、そのまま長押しタップする。これにより、登録地点POI−1及び登録地点POI−2に加えて、登録地点POI−3が選択される。
次に、タッチを解除せずに、指を、図8(A)に示すように、地点登録ウインドウ6外の地図画像MPa上に移動させてタッチを解除して、ドロップする。すると、地点登録処理部16は、選択された3個の登録地点POI−1,POI−2,POI−3の位置情報を含む地図情報の取得要求をサーバ装置2に送り、これら3個の登録地点POI−1,POI−2,POI−3が一画面に含まれて表示される地図画像MPcを表示するための地図情報をサーバ装置2から取得し、図8(B)に示すように、表示画面19Dに地図画像MPcを表示するようにする。このとき、図8(B)に示すように、地点登録ウインドウ6は閉じられる。
また、この実施形態においては、利用者は、地点登録ウインドウ6内に表示されている複数の登録地点を1個ずつ選択して、または、複数個を選択して、その選択した登録地点を削除する操作をすることができる。
図9は、その場合の利用者の操作を説明するための図である。図9の例は、地点登録ウインドウ6に登録されている2個の登録地点POI−1,登録地点POI−2のうち、地点POI−2を選択して削除する場合である。
すなわち、利用者は、図9(A)に示すように、地点登録ウインドウ6内において、登録地点POI−2を長押しタップして選択した後、タッチしたまま移動(ドラッグ状態)させて、そのまま表示画面19Dの範囲外まで移動させる。
地点登録処理部16は、この利用者の操作を、その際に選択されている登録地点POI−2の削除指示と判断して、メモリ部14の登録地点情報格納部14Mから、当該登録地点POI−2の情報を削除するようにする。
なお、図9の例は、登録地点の1個ずつの削除であるが、図8の呼び出し処理と同様にして、地点登録ウインドウ6内において、長押しタップとドラッグとにより、複数個の登録地点を選択した後、ドラッグ状態のまま、タッチ位置を、表示画面19Dの範囲外まで移動させることで、選択した複数個の登録地点をまとめて削除することができる。
[クライアント装置1での地点登録後の処理の流れの例:図10〜図11]
図7〜図9で説明した、地点登録後の利用者による操作に対応するクライアント装置1での処理の流れの例を、図10及びその続きである図11のフローチャートを参照して説明する。なお、以下の説明においては、説明の簡単のため、指示操作検出部15及び地点登録処理部16が、制御部10によるソフトウエア処理機能として構成された場合として、各処理ステップの処理主体を制御部10として説明する。
この図10及び図11に示す処理は、表示部19の表示画面19Dに表示された機能一覧メニューにおいて、利用者によりタッチパネル18を通じて「地点登録後の処理」の項目が選択されたときに起動される。起動されると、制御部10は、表示部19の表示画面19Dに表示されている地図画像MPa上の所定の位置、図7〜図9の例では表示画面19Dの左側に、地点登録ウインドウ6を表示する(ステップS101)。このとき、図7〜図9に示したように、地点登録ウインドウ6内には、登録地点のインデックスが表示されている。
次に、制御部10は、タッチパネルインターフェース12を通じたタッチパネル18からの出力信号を監視して、利用者により、地点登録ウインドウ6内でタッチ操作がなされたか否か判別する(ステップS122)。このステップS122で、地点登録ウインドウ6内でタッチ操作がなされてはいないと判別したときには、制御部10は、利用者により所定の終了操作がなされたか否か判別し(ステップS123)、終了操作がなされていないときには、処理をステップS122に戻し、終了操作がなされたと判別したときには、この処理ルーチンを終了する。
ステップS122で、地点登録ウインドウ6内でタッチ操作がなされたと判別したときには、制御部10は、地点登録ウインドウ6内でタッチされた登録地点のインデックスの表示態様を変更して、当該登録地点がタッチされたことを示す表示をする(ステップS124)。
次に、制御部10は、タッチ位置が移動したか否か判別し(ステップS125)、移動したと判別したときには、そのタッチ位置は地点登録ウインドウ6内か否か判別する(ステップS126)。このステップS126で、タッチ位置の移動は、地点登録ウインドウ6内であると判別したときには、制御部10は、処理をステップS124に戻し、移動後の登録地点のインデックスの表示態様を変更して、当該登録地点がタッチされたことを示す表示をする。また、ステップS126で、タッチ位置の移動は、地点登録ウインドウ6外であると判別したときには、制御部10は、処理をステップS122に戻し、このステップS122以降の処理を繰り返す。
ステップS125で、タッチ位置が移動してはいないと判別したときには、制御部10は、利用者のタッチ操作は長押しタップであるか否か判別し(ステップS127)、長押しタップではないと判別したときには、処理をステップS122に戻し、このステップS122以降の処理を繰り返す。
ステップS127で、長押しタップであると判別したときには、制御部10は、長押しタップされた登録地点が選択されたと判断、その登録地点のインデックスを、選択中であることを示す表示態様に変更する(ステップS128)。
次に、制御部10は、利用者が、タッチしたままの移動操作をしたか否か判別する(ステップS129)。このステップS129で、タッチしたままの移動操作はなされていないと判別したときには、制御部10は、利用者の指がタッチパネル18から離れたか否か判別し(ステップS130)、利用者の指がタッチパネル18から離れてはいないと判別したときには、処理をステップS129に戻す。
また、ステップS130で、利用者の指がタッチパネル18から離れたと判別したときには、制御部10は、それまでの登録地点の選択は全てキャンセルされたと判断する(ステップS131)。そして、制御部10は、処理をステップS122に戻し、このステップS122以降の処理を繰り返す。
そして、ステップS129で、タッチしたままの移動操作がなされたと判別したときには、制御部10は、その移動が停止したか否か判別する(図11のステップS141)。このステップS141で、タッチ位置の移動が停止したと判別したときには、制御部10は、その停止位置は、地点登録ウインドウ6内であるか否か判別する(ステップS142)。このステップS142で、停止位置は、地点登録ウインドウ6内であると判別したときには、制御部10は、長押しタップであるか否か判別する(ステップS143)。
このステップS143で、長押しタップではないと判別したときには、制御部10は、処理をステップS129に戻し、このステップS129以降の処理を繰り返す。また、ステップS143で、長押しタップであると判別したときには、制御部10は、長押しタップされた登録地点の選択が追加されたと判断し、地点登録ウインドウ6内の当該追加された登録地点のインデックスを選択中表示にする(ステップS144)。そして、制御部10は、処理をステップS129に戻し、このステップS129以降の処理を繰り返す。
また、ステップS141で、タッチ位置の移動が停止してはいないと判別したときには、制御部10は、移動しているタッチ位置が表示画面19Dの外に出たか否か判別し(ステップS145)、タッチ位置が表示画面19Dの外に出てはいないと判別したときには、処理をステップS141に戻し、このステップS141以降の処理を繰り返す。
また、ステップS145で、タッチ位置が表示画面19Dの外に出たと判別したときには、制御部10は、それまでに選択された1個または複数個の登録地点を削除する操作と判断し、メモリ14の登録地点情報格納部14Mから、その登録地点の情報を削除する(ステップS146)。そして、制御部10は、処理をステップS122に戻し、このステップS122以降の処理を繰り返す。
また、ステップS142で、停止位置は、地点登録ウインドウ6外の表示画面19D内であると判別したときには、制御部10は、タッチが解除されてドロップ操作がなされたか否か判別する(ステップS147)。このステップS147で、ドロップ操作がなされてはいないと判別したときには、制御部10は、タッチしたままの移動が開始されたか否か判別し(ステップS148)、タッチしままの移動は開始されていないと判別したときには、処理をステップS147に戻す。また、ステップS148で、タッチしままの移動は開始されていないと判別したときには、制御部10は、処理をステップS141に戻し、このステップS141以降の処理を繰り返す。
そして、ステップS147で、ドロップ操作がなされたと判別したときには、制御部10は、選択された1個または複数個の登録地点の位置情報を含めた地図情報取得要求を、通信ネットワーク3を通じてサーバ装置2に送る(ステップS149)。
この地図情報取得要求を受けたサーバ装置2は、当該地図情報取得要求に含まれている1個または複数個の登録地点を1画面で表示することができる地図情報を、クライアント装置1に返すようにする。この場合に、地図情報取得要求に含まれている登録地点が複数個の場合、距離の離れた複数個の地点を、表示画面19Dにおいて一緒に表示することができるようにするために、各登録地点間の距離から、それらの複数個の登録地点の全てが一緒に表示できる最大の地図スケールを計算し、その地図スケールの地図情報をクライアント装置1に送るようにする。
制御部10は、このサーバ装置2からの地図情報を受信して、選択された全ての登録地点を一緒に含む地図画像を、表示画面19Dに表示すると共に、地点登録ウインドウ6は閉じるようにする(ステップS150)。そして、制御部10は、この地点登録後の処理ルーチンを終了する。
以上の説明においては、複数個の地点をまとめて登録した場合においても、登録された地点は、互いに関連を持たない状態である。しかし、一連の操作により、まとめて登録された複数の地点は関連のあるものとして、その登録された複数の地点単位で、グループ化して、地点登録情報を管理するようにしてもよい。また、登録時には、互いに関連を持たないものとして登録した後、登録時間や地域により、複数の地点を括り、グループ化するように編集ができるようにすることもできる。
そのようにグループ化して地点登録情報を管理している場合には、そのグループ単位で登録地点を指定して、そのグループに含まれる複数の登録地点の全てを含む地図画像を表示するようにすることができる。
図12は、グループ化して地点登録情報を管理している場合において、地点登録後の処理を起動させた場合において、グループ単位で、表示したり削除したりする場合を説明するための図である。
図12(A)は、地点登録後の処理を起動した場合の表示画面19Dの表示例であり、地点登録ウインドウ6には、グループ化された単位の登録地点のインデックスが、一覧表示されている。すなわち、図12(A)の例では、登録地点POI−1〜登録地点POI−3の3地点が第2のグループとして登録管理されており、また、登録地点POI−4〜登録地点POI−6の3地点が第1のグループとして登録管理されており、さらに、登録地点POI−7〜登録地点POI−9の3地点が第3のグループとして登録管理されており、それぞれのグループのインデックスが、地点登録ウインドウ6内に表示されている。
この例では、図12(A)に示すように、利用者は、グループ単位のインデックスを長押しタップして選択し、タッチを維持して移動し(ドラッグ)、地点登録ウインドウ6外の地図画像MPa上で、タッチを離してドロップすることで、選択したグループの登録地点の地図表示の要求操作をすることができる。
この地図表示の要求操作に対しては、制御部10(地点登録処理部16)は、選択されたグループに属する複数の登録地点の位置情報を含む地図情報取得要求をサーバ装置2に送る。そして、サーバ装置2から送られてくる地図情報を用いて、図12(B)に示すように、選択したグループに属する複数の登録地点を含む地図画像MPdを、表示画面19Dに表示するようにする。この場合も、サーバ装置2は、前述したように、グループに含まれる複数個の登録地点の全てが一緒に表示できる最大の地図スケールを計算し、その地図スケールの地図情報をクライアント装置1に送るようにする。
なお、この図12の例においては、ある一つのグループ単位の登録地点を長押しタップにより選択した後に、タッチを維持して移動(ドラッグ)して他のグループ単位の登録地点を長押しにより選択するようにすることで、複数のグループを指定し、その指定した複数のグループに属する全ての登録地点を含む地図画像を、表示画面19Dに表示させるようにすることもできる。
図12の例における以上の説明は、グループ単位の登録地点の地図表示についてであるが、削除についての操作も、同様にして、グループ単位で行えるものである。
なお、図12の例のように、グループ化されて登録地点が管理されている場合には、登録地点を含む地図表示の要求操作は、上述したようなドラッグアンドドロップの操作ではなく、単に、地点登録ウインドウ6内のグループ単位の登録地点のインデックス上で所定時間、タッチを停止させるタップ操作であってもよい。すなわち、利用者が、地点登録ウインドウ6内のグループ単位の登録地点のインデックス上で所定時間、タッチを停止させるタップ操作をすると、制御部10は、タップされたインデックスに対応するグループ単位の登録地点が選択されて、地図表示要求されたと判断し、上述したような地図表示のための処理を実行する。
なお、図7を用いて示した一つの登録地点についての地図表示要求のための操作も、その登録地点のインデックス上で、所定時間、タッチを停止させるタップ操作であってもよい。
なお、地点登録後の処理例は、第2の実施形態の場合として説明したが、第1の実施形態の地点登録装置における地点登録後の処理も、全く同様に行うことができるものである。
また、上述の第2の実施形態においては、利用者が、複数地点を選択指定した状態にした後、ドラッグ状態のまま、引き続いて、地点登録ウインドウ6まで移動して、ドロップすることで、その選択指定された複数地点を一括して登録保存するようにした。しかし、利用者が、長押しタップとタッチ位置の移動を繰り返すことで複数地点の選択指定をした後、タッチパネル18に対するタッチ状態を解除したら、その複数地点の選択指定を確定させる状態にし、その後、利用者が、地点登録ウインドウ6内でタップしたら、その複数地点を一括登録するようにしてもよい。なお、この場合に、タッチが解除された後、所定時間以内に地点登録ウインドウ6内でのタップがなされなかったときには、当該タップを促すメッセージを表示し、その後、さらに所定時間経過しても当該タップがなされなかったときには、複数地点の選択指定を解除する。
[第3の実施形態]
第3の実施形態は、上述した地点登録装置の機能を、出発地、経由地、目的地の設定に適用した経路探索システムの例である。
図13は、第3の実施形態としての経路探索システムの全体の構成例を示すブロック図である。この図13において、図1に示した第1の実施形態のシステムと同一部分には、同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図13に示すように、この第3の実施形態においては、サーバ装置2Sとクライアント装置1Sとが、通信ネットワーク3を通じて接続されている。そして、サーバ装置2Sは、地図データ提供部21及びPOIデータベース22を備えると共に、経路探索部23を備える。経路探索部23は、クライアント装置1Sからの経路探索要求を受けると、当該経路探索要求に含まれる、出発地、経由地、目的地を通る最適経路の探索を行って、その探索結果の経路に関する情報をクライアント装置1Sに回答する機能を備える。
また、クライアント装置1Sは、第1の実施形態と同様に、高機能携帯電話端末の場合であり、クライアント装置1と比較すると、クライアント装置1の地点登録処理部16が、経路探索用地点登録処理部16Sとされ、クライアント装置1のメモリ部14の登録地点情報格納部14Mが、経路探索用登録地点情報格納部14MSとされる点が、異なるのみで、他は全く同様に構成される。なお、この第3の実施形態における一括りの処理は、経路探索用の出発地、経由地、目的地の地点の情報の保存と、それらの地点の情報を用いた経路探索の開始要求とされている。
経路探索用地点登録処理部16Sは、第1の実施形態と同様に、制御部10がメモリ部14に格納されるプログラムを実行することにより構成されるソフトウエア処理機能として構成することができるものであり、そのためのプログラムは、第1の実施形態と同様に、例えば、サーバ装置2から取得するようにすることができる。
<経路探索用の地点の指定のための利用者の指示操作:図14>
この第3の実施形態においては、経路探索用の地点を、出発地→経由地→目的地の順に、複数地点を上述したような一連の操作を行うことで指定して、その指定に引き続く操作により、指定した経路探索用の地点を保存あるいは指定した経路探索用の地点を用いた経路探索処理を行うようにする。なお、経由地の指定は、任意であり、経由地を指定しない場合には、出発地→目的地の順に、2地点を指定する操作でよい。
図14を参照して、この第3の実施形態における経路探索用の出発地、目的地、経由地とする地点の設定(登録)操作について説明する。すなわち、図14(A),(B),(C)は、表示部19の表示画面19D(タッチパネル18)上における利用者の操作の例を示すものである。詳細な地図の図示は省略したが、図14の例では、説明の簡単のため、表示画面19Dには、経路探索用の出発地、目的地、経由地とする地点の全部が一画面分に含まれる地図画像MPeが表示されているものとしている。なお、タッチ位置を表示画面19Dの端部に位置させることで、地図を、その端部の方向にスクロールさせるようにすれば、表示画面19Dの一画面分に、出発地、目的地、経由地とする地点の全部が表示されるようにする必要はない。
この例の地図画像MPeには、図14に示すように、後述するように、出発地、目的地、経由地として指定する地点POI−11、POI−12、POI−13が含まれている。
利用者は、まず、図14(A)に示すように、表示画面19Dに表示されている地図画像MPeのうちの、出発地として指定したい(登録したい)地点POI−11の位置に指4でタッチし、その地点POI−11の位置をタッチした状態を維持して長押タップの状態にして、その地点POI−11を選択する状態にする。この例では、指4で表示画面19Dの地図画像MPe上の地点をタッチすると、第1の実施形態と同様にして、サーバ装置2から取得して、メモリ部14にバッファリングされているPOIテーブルが参照されて、その地点の名称や、住所などが、例えば吹き出しの態様で表示される。
次に、利用者は、図14(B)に示すように、指4をタッチパネル18から離さずに、ドラッグ操作して、経由地として指定したい地点POI−12の位置まで移動させ、その地点POI−12の位置で長押しタップする。すると、地点POI−11に加えて、地点POI−12が選択指定された状態となる。こうして、2地点が指定されたときには、表示画面19Dの予め定められた所定位置、この例では、表示画面19Dの下方位置には、保存アイコン7と、探索開始アイコン8とが表示される。
その後、利用者は、同様にして、タッチパネル18から指を離さずにドラッグ状態を維持したままタッチ位置を移動し、経由地として指定したい地点を長押しタップすることで、経由地として指定したい地点の選択を、予め定めた所定数まで追加することができる。なお、指定された経由地の数が、前記所定数以上になったときには、「経由地として指定可能な数を超えて指定された」ことを注意喚起するメッセージが表示画面に表示される。
図14の例では、利用者は、経由地POI−12の指定をした後には、目的地として指定したい地点POI−13の位置で、長押しタップをして、その地点POI−13を選択する状態にする。
以上のような一連の指示操作により、出発地、経由地、目的地の選択をした後、利用者は、選択した地点を保存しておきたい場合には、タッチパネル18から指を離さずにドラッグ状態を維持したままタッチ位置を、表示画面19Dの下方に表示されている保存アイコン7のところまで移動し(図14(C)参照)、そこで停止して、保存アイコン7をタップする。
経路探索用地点登録処理部16Sは、この保存アイコン7のタップを、選択した複数地点の保存要求指示と判別し、選択されている複数地点の情報を、出発地、経由地、目的地の順番を維持して、メモリ部14の経路探索用登録地点情報格納部14MSに書き込む。ここで、メモリ部14の経路探索用登録地点情報格納部14MSに書き込む地点の情報としては、少なくともその位置情報(緯度、経度)を含むものであれば良い。
また、一連の指示操作により、出発地、経由地、目的地の選択をした後、利用者は、選択した地点を用いた経路探索をしたい場合には、タッチパネル18から指を離さずにドラッグ状態を維持したままタッチ位置を、表示画面19Dの下方に表示されている探索開始アイコン8のところまで移動し(図14(C)参照)、そこで停止して、探索開始アイコン8をタップする。
経路探索用地点登録処理部16Sは、この探索開始アイコン8のタップを、選択した複数地点の用いた経路探索開始要求指示と判別し、選択されている複数地点の情報を、選択の順番に、出発地、経由地、目的地として、その位置情報を含む経路探索要求をサーバ装置2に送信する。そして、サーバ装置2から、その経路探索結果を受け取り、表示画面19Dに表示されている地図画像MPe上に、その経路を表示するようにする。
<クライアント装置1Sでの経路探索用地点の選択指定処理の流れの例:図15〜図17>
図14で説明した利用者による経路探索用地点の指定操作に対応するクライアント装置1Sでの処理の流れの例を、図15〜図17のフローチャートを参照して説明する。なお、以下の説明においては、説明の簡単のため、指示操作検出部15及び経路探索用地点登録処理部16Sが、制御部10によるソフトウエア処理機能として構成された場合として、各処理ステップの処理主体を制御部10として説明する。
この図15〜図17に示す処理は、表示部19の表示画面19Dに表示された機能一覧メニューにおいて、利用者によりタッチパネル18を通じて「経路探索用地点のタッチ指定」の項目が選択されたときに起動される。起動されると、制御部10は、表示部19の表示画面19Dに表示されている地図画像MPe上の所定の位置、図14の例では表示画面19Dの下方に、保存アイコン7と探索開始アイコン8とを表示する(ステップS161)。
次に、制御部10は、タッチパネルインターフェース12を通じたタッチパネル18からの出力信号を監視して、表示画面19D(タッチパネル18)上で、利用者によりタッチ操作がなされたか否か判別する(ステップS162)。このステップS162で、利用者によりタッチ操作がなされてはいないと判別したときには、制御部10は、利用者により所定の終了操作がなされたか否か判別し(ステップS163)、終了操作がなされていないときには、処理をステップS162に戻し、終了操作がなされたと判別したときには、この処理ルーチンを終了する。
ステップS162で、利用者によりタッチ操作がなされたと判別したときには、制御部10は、メモリ部14に格納されているPOIテーブルの情報などを用いて、タッチされた地点の名称等を、地図画像MPe上に重ねて表示する(ステップS164)。そして、制御部10は、利用者によるタッチ位置が移動したか否か判別し(ステップS165)、移動したと判別したときには、処理をステップS164に戻し、その移動した地点の名称等を表示する。
ステップS165で、タッチ位置が移動してはいないと判別したときには、制御部10は、利用者のタッチ操作は長押しタップであるか否か判別し(ステップS166)、長押しタップではないと判別したときには、処理をステップS164に戻し、このステップS164以降の処理を繰り返す。
ステップS166で、長押しタップであると判別したときには、制御部10は、長押しタップされた地点の位置情報(緯度、経度)を保持して、当該地点が出発地として選択指定されたと判断する(ステップS167)。
次に、制御部10は、利用者の操作が、タッチしたままの移動であるか否か判別する(ステップS168)。このステップS168で、タッチしたままの移動ではないと判別したときには、制御部10は、利用者の指がタッチパネル18から離れたか否か判別し(ステップS169)、利用者の指がタッチパネル18から離れてはいないと判別したときには、処理をステップS168に戻す。
また、ステップS169で、利用者の指がタッチパネル18から離れたと判別したときには、制御部10は、出発地として選択指定した地点はキャンセルされたと判断し、保持している出発地の位置情報を消去する(ステップS170)。そして、制御部10は、処理をステップS162に戻し、このステップS162以降の処理を繰り返す。
また、ステップS168で、利用者によりタッチしたままの移動操作がなされたと判別したときには、制御部10は、その移動が停止したか否か判別する(図16のステップS181)。このステップS181で、タッチ位置の移動が停止してはいないと判別したときには、制御部10は、処理をステップS169に戻し、上述したこのステップS169以降の処理を行う。
また、ステップS181で、タッチ位置の移動が停止したと判別したときには、制御部10は、その停止位置は、保存アイコン7又は探索開始アイコン8のエリア内であるか否か判別する(ステップS182)。このステップS182で、停止位置は、保存アイコン7又は探索開始アイコン8のエリア内であると判別したときには、制御部10は、出発地以外が未だ指定されていない旨のメッセージを表示画面19Dに表示して、利用者に注意喚起した後(ステップS183)、処理を図15のステップS168に戻し、このステップS168以降の処理を繰り返す。
また、ステップS182で、停止位置は、保存アイコン7又は探索開始アイコン8のエリア内ではないと判別したときには、制御部10は、長押しタップであるか否か判別する(ステップS184)。このステップS184で、長押しタップではないと判別したときには、制御部10は、処理をステップS168に戻し、このステップS168以降の処理を繰り返す。
また、ステップS184で、長押しタップであると判別したときには、制御部10は、長押しタップされた地点が経由地又は目的地として選択指定されたと判断して、その地点の位置情報(緯度、経度)を保持して、出発地の位置情報と共に保持する(ステップS185)。そして、制御部10は、利用者が、タッチしたままの移動操作をしたか否か判別する(ステップS186)。このステップS186で、タッチしたままの移動操作をしてはいないと判別したときには、制御部10は、利用者の指がタッチパネル18から離れたか否か判別し(ステップS187)、利用者の指がタッチパネル18から離れてはいないと判別したときには、処理をステップS186に戻す。
また、ステップS187で、利用者の指がタッチパネル18から離れたと判別したときには、制御部10は、出発地、経由地、目的地として選択指定した地点はキャンセルされたと判断し、保持している出発地、経由地、目的地の位置情報を消去する(ステップS188)。そして、制御部10は、処理をステップS162に戻し、このステップS162以降の処理を繰り返す。
また、ステップS186で、利用者によりタッチしたままの移動操作がなされたと判別したときには、制御部10は、その移動が停止したか否か判別する(ステップS189)。このステップS189で、タッチ位置の移動が停止してはいないと判別したときには、制御部10は、処理をステップS187に進め、上述したこのステップS187以降の処理を行う。
また、ステップS189で、タッチ位置の移動が停止したと判別したときには、制御部10は、長押しタップであるか否か判別し(ステップS190)、長押しタップであると判別したときには、処理をステップS185に戻し、長押しタップされた地点が経由地又は目的地として選択指定されたと判断して、その地点の位置情報(緯度、経度)を、追加して保持する。
そして、ステップS190で、長押しタップではないと判別したときには、制御部10は、その停止位置は保存アイコン7のエリア内であって、タッチを解除するドロップ操作がなされたか否か判別する(図17のステップS201)。このステップS201で、保存アイコン7のエリア内でのドロップ操作であると判別したときには、制御部10は、最後に選択した地点を目的地とし、ステップS167で設定した出発地以外の他の地点を経由地として、それらの地点の位置情報を、複数の地点を含む経路を指定するための経路探索用地点情報として、一つの識別子(インデックスに対応)に対応させて、メモリ部14の経路探索用登録地点情報格納部14MSに格納する(ステップS202)。そして、この処理ルーチンを終了する。
また、ステップS201で、保存アイコン7のエリア内でのドロップ操作ではないと判別したときには、制御部10は、探索開始アイコン8のエリア内でのドロップ操作であるか否か判別する(ステップS203)。このステップS203で、探索開始アイコン8のエリア内でのドロップ操作ではないと判別したときには、制御部10は、処理を図16のステップS168に戻し、このステップS168以降の処理を繰り返す。
そして、ステップS203で、探索開始アイコン8のエリア内でのドロップ操作であると判別したときには、制御部10は、最後に選択した地点を目的地とし、ステップS167で設定した出発地以外の他の地点を経由地とすると共に、それらの地点の位置情報を含めた経路探索要求をサーバ装置2に、通信ネットワーク3を通じて送る(ステップS204)。
この経路探索要求を受け取ったサーバ装置2Sは、指定された出発地、経由地、目的地を基に経路探索部23で経路探索を実行する。このとき、複数個の経由地が設定されているときには、その順番通りに、経由地を通る経路を探索する。そして、その経路探索の結果を、クライアント装置1Sに送る。
クライアント装置1Sの制御部10は、サーバ装置2Sからの経路探索結果を受け取ると、その経路を表示画面19Dの地図画像上に表示する(ステップS205)。このステップS205の後は、利用者が経路案内を開始する操作をすれば、経路案内の処理ルーチンに移行する。
なお、ステップS202で保存された経路探索用地点情報は、利用者により、例えば機能一覧メニューで、その呼び出しの機能項目が選択されることで、呼び出すことができ、表示画面19Dには、保存された経路探索用地点情報は、前記インデックスにより表示される。
そして、その際に、いずれかの経路探索用地点情報のインデックスが選択されると、上述の実施形態と同様にして、クライアント装置1Sの経路探索用地点登録処理部16Sは、その経路探索用地点情報に含まれる複数の地点の位置情報を含む地図画像の取得要求をサーバ装置2Sに送る。そして、経路探索用地点登録処理部16Sは、サーバ装置2Sから取得した地図画像に、経路探索用地点情報に含まれる複数の地点を重畳表示するようにする。
図18(A)に、その際の表示画面19Dの表示画像例を示す。この図18(A)の表示画像例において、Sは出発地、T1及びT2は経由地、Eは目的地を表している。サーバ装置2Sからは、これらの出発地、経由地、目的地の全てが表示画面19Dの一画面に表示されるような縮尺スケールの地図情報が送られてくるので、クライアント装置1Sは、その表示部19の表示画面19Dに、図18(A)に示すようにして、その地図画像MPfを表示すると共に、その地図画像MPf上に、出発地S、経由地T1及びT2、目的地Eのそれぞれを重畳表示する。
以上のようにして、この第3の実施形態においては、利用者は、指を表示画面19Dの地図画像上にタッチさせ、最初に希望する出発地を長押しタップして指定した後、途中で通りたい経由地を順次に長押しタップにより指定しながら、希望する目的地までを、指でなぞるように移動させて、最後に目的地を長押しタップして指定する操作をすることで、経路探索用の出発地、経由地、目的地のそれぞれを一連の操作において指定することができる。
例えば図18(B)に示すように、表示画面19D(タッチパネル18)上に表示されている地図画像MPgおいて、利用者は、指で出発地Sを長押しタップして指定した後、表示画面19D上をなぞりながら、経由地T1,T2で長押しタップをして2個の経由地を指定し、さらになぞって目的地Eで長押しタップをすることで、経路探索要求したい経路の出発地、経由地、目的地の指定ができる。
そして、この経路探索要求したい経路の地点の指定操作をした後に、タッチを解除せずに(ドラッグ状態のまま)、タッチ位置を保存アイコン7のエリアに移動させて、そのエリア内でタップすることで、それらの地点を経路の情報として保存することができ、また、タッチ位置を探索開始アイコン8のエリアに移動させて、そのエリア内でタップすることで、経路探索を開始させることができる。
したがって、この第3の実施形態によれば、出発地、経由地、目的地を、表示画面において文字入力する必要がないので、それらの地点の入力作業が非常に簡便になる。しかも、地図画像上で、それら出発地、経由地、目的地の地点の指定ができるので、利用者は、自分が希望する地点を地図上で確認しながら指定することができるという効果もある。
また、第3の実施形態においては、経路探索用地点登録処理部16Sは、長押しタップされる順番に、当該長押しタップされた地点が、出発地、経由地、目的地のいずれの属性であるかを自動的に検知するようにしている。このため、利用者は、単に、出発地、経由地、目的地の順に、長押しタップするだけで、各地点について、出発地、経由地、目的地のいずれの属性の地点であるかを選定する必要がないという効果もある。
なお、長押しタップする順番は、目的地、経由地、出発地の逆順であってもよく、要は、経路探索用地点登録処理部16Sが、順番に長押しタップされた地点が、出発地、経由地、目的地のいずれの属性であるかを自動的に検知することができればよい。
また、上述の第3の実施形態では、経路探索用地点を指定した後に、探索開始アイコン8をタップして、経路探索をサーバ装置2Sに要求するようにしたが、探索開始アイコン8がタップされる前の経路探索用地点の指定操作の際に、指定された地点の位置情報を含む仮の経路探索要求を、サーバ装置2Sに送り、その探索結果をサーバ装置2Sから受けて、指定操作をしている地図画像上に、その経路を重畳表示するようにしてもよい。
この場合には、経路探索用地点登録処理部16Sは、図15〜図17に示した処理ルーチンにおいて、或いは、当該処理ルーチンと並行して、以下のような処理を行う。すなわち、利用者が出発地の地点と一つの経由地の地点を指定すると、経路探索用地点登録処理部16Sは、指定された2地点を、出発地及び目的地として、仮の経路探索要求をサーバ装置2Sに送る。サーバ装置2Sは、指定された出発地及び目的地間の最適経路を探索し、その探索結果の経路情報をクライアント装置1Sに送ってくる。
クライアント装置1Sの経路探索用地点登録処理部16Sは、サーバ装置2Sからの探索結果の経路情報を受信して、表示画面19Dに表示されている地図画像上に、その受信した経路情報による経路を重畳表示するようにする。
そして、次に経由地の地点が指定されると、経路探索用地点登録処理部16Sは、指定された3地点を、出発地、経由地及び目的地(最後に指定された経由地)として、仮の経路探索要求をサーバ装置2Sに送る。そして、上述と同様にして、その3地点についての経路探索結果をサーバ装置2Sから受信し、その3地点間の経路を、表示画面19Dに表示されている地図画像上に重畳表示するようにする。以上の処理は、経由地の地点及び目的地の地点の指定がされる毎に実行する。
以上の処理が行われた場合には、利用者は、表示画面の地図画像上において、経路探索用の複数の地点を指定しながら、その探索結果の経路を確認することができるというメリットがある。
なお、保存アイコン7や探索開始アイコン8の選択操作は、上述の例のようなタップ操作ではなく、上述の第2の実施形態と同様に、ドロップ操作であってもよい。
また、上述の第3の実施形態においては、利用者が、出発地、経由地、目的地を選択指定した状態にした後、ドラッグ状態のまま、引き続いて、保存アイコン7または探索開始アイコン8まで移動して、タップすることで、その選択指定された出発地、経由地、目的地を一括して保存したり、それらを用いた経路探索要求を実行したりするようにした。
しかし、利用者が、長押しタップとタッチ位置の移動を繰り返すことで、出発地、経由地、目的地を選択指定した後、タッチパネル18に対するタッチ状態を解除したら、その選択指定をした出発地、経由地、目的地を確定する状態にし、その後、利用者が、保存アイコン7又は探索開始アイコン8でタップしたら、その選択指定された出発地、経由地、目的地を一括して保存したり、それらを用いた経路探索要求を実行したりするようにしてもよい。そのようにした場合には、図16のフローチャートにおけるステップS182及びステップS183は不要となる。なお、この場合に、タッチが解除された後、所定時間以内に保存アイコン7又は探索開始アイコン8のタップがなされなかったときには、当該タップを促すメッセージを表示し、その後、さらに所定時間経過しても当該タップがなされなかったときには、出発地、経由地、目的地の選択指定を解除する。
[第4の実施形態]
第4の実施形態は、上述した第3の実施形態の変形例であり、ハードウエア構成は、図13に示したものと全く同様とされる。この第4の実施形態では、経路探索用地点における出発地、経由地、目的地の属性の設定の仕方が異なる。すなわち、第3の実施形態においては、経路探索用地点登録処理部16Sは、長押しタップの順番に応じて、指定された各地点の出発地、経由地、目的地の属性を自動的に検知するようにした。これに対して、この第4の実施形態においては、利用者が、出発地、経由地、目的地とする複数の地点を、上述のようにして指定(登録)した後、それぞれの地点について、当該地点が出発地、経由地、目的地のいずれの属性の地点であるかを選択指定するようにする。
<第4の実施形態における経路探索用地点の設定登録のための利用者の指示操作:図19>
図19を用いて、この第4の実施形態における、表示部19の表示画面19Dに表示されている地図画像上で、経路探索用の複数地点を指定して、保存または経路探索を実行させるようにするための利用者の操作について説明する。
すなわち、図19(A),(B),(C)は、この第4の実施形態において、表示部19の表示画面19D(タッチパネル18)上における利用者の操作の例を示すための図で、前述の図3及び図6等と同様に、表示画面19Dには、登録対象となる地点が含まれる地図画像MPhが表示されている。
この第4の実施形態においては、前述の第2の実施形態と同様に、地点登録ウインドウ6を、表示画面19Dに表示するようにする。そして、この地点登録ウインドウ6のエリアを、指定した経路探索用の複数地点の一時保持エリアとして用いるようにする。
この第4の実施形態においても、複数地点の選択指定の操作は、第1の実施形態と全く同様である。すなわち、利用者は、まず、図19(A)に示すように、表示画面19Dに表示されている地図画像MPhのうちの、登録したい最初の地点POI−21の位置に指4でタッチし、その地点POI−21の位置をタッチした状態を維持して長押タップの状態にして、その地点POI−21を選択する状態にする。
次に、利用者は、図19(B)に示すように、指4をタッチパネル18から離さずに、ドラッグ操作して、登録したい2番目の地点POI−22の位置まで移動させ、その2番目の地点POI−22の位置で長押しタップする。これにより、地点POI−21に加えて、地点POI−22が選択された状態となる。次に、利用者は、タッチパネル18から指を離さずにドラッグ状態を維持したままタッチ位置を移動させて、地点登録ウインドウ6のエリア内に位置させ、タッチ状態を解除する、すなわち、タッチパネル18から指を離してドロップ操作をする(図19(B)参照)。
経路探索用地点登録処理部16Sは、この地点登録ウインドウ6のエリア内でのドロップ操作を、選択した複数地点の仮登録指示と判別し、選択されている複数地点の情報を、メモリ部14の一時保持エリア(図示は省略)に書き込む。このとき、地点登録ウインドウ6には、図19(B)に示すように、登録された複数の地点のそれぞれの名称等が登録地点のインデックス(図19(B)では、POI−21,POI−22と表示した)として表示される。
その後、利用者が、地点登録ウインドウ6内で、仮登録された地点のインデックスを長押しタップすると、図19(C)に示すように、その地点について、出発地、経由地、目的地のいずれかの属性を登録するための吹き出しメニューATが表示される。この吹き出しメニューATには、図19(C)に示すように、属性の選択項目として、「出発地」、「経由地」、「目的地」の文字が選択可能に表示される。利用者は、この吹き出しメニューATにおいて、それぞれの地点について設定する属性の文字を長押しタップすることで、その選択を行う。
その後、利用者は、地点登録ウインドウ6内にある複数地点をメモリ部14に保存しようとするときには、保存アイコン7をタッチしてタップする。すると、経路探索用地点登録処理部16Sは、地点登録ウインドウ6内に表示されていて一時保持されている複数地点の位置情報及びその属性情報を、経路探索用地点情報として、前述の第3の実施形態と同様にして、メモリ部14の経路探索用登録地点格納部14MSに格納するようにする。
また、利用者は、地点登録ウインドウ6内にある複数地点を用いて経路探索を開始しようとするときには、探索開始アイコン8をタッチしてタップする。すると、経路探索用地点登録処理部16Sは、地点登録ウインドウ6内に表示されていて一時保持されている複数地点の位置情報及びその属性情報を含む経路探索要求を、サーバ装置2Sに通信ネットワーク3を通じて送る。そして、経路探索用地点登録処理部16Sは、その経路探索要求に応じてサーバ装置2Sから送られてくる経路探索結果の経路情報を受信して、その経路情報に基づく経路を、表示画面19Dの地図画像MPh上に表示するようにする。
<クライアント装置1Sでの経路探索用地点の選択指定処理の流れの例:図20〜図22>
図19で説明した第4の実施形態の場合における利用者による経路探索用地点の指定操作に対応するクライアント装置1Sでの処理の流れの例を、図20〜図22のフローチャートを参照して説明する。なお、以下の説明においては、説明の簡単のため、指示操作検出部15及び経路探索用地点登録処理部16Sが、制御部10によるソフトウエア処理機能として構成された場合とし、各処理ステップの処理主体を制御部10として説明する。
この図20〜図22に示す処理は、表示部19の表示画面19Dに表示された機能一覧メニューにおいて、利用者によりタッチパネル18を通じて「経路探索用地点のタッチ指定」の項目が選択されたときに起動される。起動されると、制御部10は、表示部19の表示画面19Dの所定位置、この例では、表示画面19Dの左側に地点登録ウインドウ6を表示する(ステップS211)。
次に、制御部10は、タッチパネルインターフェース12を通じたタッチパネル18からの出力信号を監視して、表示画面19D(タッチパネル18)上で、利用者によりタッチ操作がなされたか否か判別する(ステップS212)。このステップS212で、利用者によりタッチ操作がなされてはいないと判別したときには、制御部10は、利用者により所定の終了操作がなされたか否か判別し(ステップS213)、終了操作がなされていないときには、処理をステップS212に戻し、終了操作がなされたと判別したときには、この処理ルーチンを終了する。
ステップS212で、利用者によりタッチ操作がなされたと判別したときには、制御部10は、メモリ部14に格納されているPOIテーブルの情報などを用いて、タッチされた地点の名称等を、地図画像MPe上に重ねて表示する(ステップS214)。そして、制御部10は、利用者によるタッチ位置が移動したか否か判別し(ステップS215)、移動したと判別したときには、処理をステップS214に戻し、その移動した地点の名称等を表示する。
ステップS215で、タッチ位置が移動してはいないと判別したときには、制御部10は、利用者のタッチ操作は長押しタップであるか否か判別し(ステップS216)、長押しタップではないと判別したときには、処理をステップS214に戻し、このステップS214以降の処理を繰り返す。
ステップS216で、長押しタップであると判別したときには、制御部10は、長押しタップされた地点の位置情報(緯度、経度)を保持して、当該地点が出発地として選択指定されたと判断する(ステップS217)。
次に、制御部10は、利用者によりタッチしたままの移動操作がなされたか否か判別する(ステップS218)。このステップS218で、タッチしたままの移動はなされていないと判別したときには、制御部10は、利用者の指がタッチパネル18から離れたか否か判別し(ステップS219)、利用者の指がタッチパネル18から離れてはいないと判別したときには、処理をステップS218に戻す。
また、ステップS219で、利用者の指がタッチパネル18から離れたと判別したときには、制御部10は、選択されている地点はキャンセルされたと判断し、保持しているその地点の位置情報を消去する(ステップS220)。そして、制御部10は、処理をステップS212に戻し、このステップS212以降の処理を繰り返す。
また、ステップS218で、利用者によりタッチしたままの移動操作がなされたと判別したときには、制御部10は、その移動が停止したか否か判別する(ステップS221)。このステップS222で、タッチ位置の移動が停止してはいないと判別したときには、制御部10は、処理をステップS219に戻し、上述したこのステップS219以降の処理を行う。
また、ステップS221で、タッチ位置の移動が停止したと判別したときには、制御部10は、その停止位置は、地点登録ウインドウ6内であるか否か判別する(図21のステップS231)。このステップS231で、停止位置は、地点登録ウインドウ6内ではないと判別したときには、制御部10は、長押しタップであるか否か判別し(ステップS232)、長押しタップではないと判別したときには、処理をステップS218に戻し、このステップS218以降の処理を繰り返す。
ステップS232で、長押しタップであると判別したときには、制御部10は、長押しタップされた地点の選択が追加されたと判断し、その位置情報(緯度、経度)を追加保持する(ステップS233)。そして、制御部10は、処理をステップS218に戻し、このステップS218以降の処理を繰り返す。
ステップS231で、タッチ位置の停止位置は、地点登録ウインドウ6内であると判別したときには、制御部10は、タッチが解除されるドロップ操作がなされたか否か判別する(ステップS234)。このステップS234で、ドロップ操作がなされたと判別したときには、制御部10は、選択中の全ての地点のインデックスを地点登録ウインドウ6内に表示する(ステップS235)。
次に、制御部10は、地点登録ウインドウ6内で、いずれかの地点のインデックスが長押しされるのを待ち(ステップS236)、いずれかの地点のインデックスが長押しされたと判別したときには、制御部10は、出発地、経由地、目的地の属性設定用の吹き出しメニューATを表示する(ステップS237)。
そして、制御部10は、利用者による出発地、経由地、目的地の属性の選択操作の受付完了を待ち(ステップS238)、出発地、経由地、目的地の属性の選択操作の受付を完了したと判別したときには、選択された属性を、長押しにより選択された地点の属性情報として対応付けて記憶する(ステップS239)。
次に、制御部10は、地点登録ウインドウ6内の全ての地点について、出発地、経由地、目的地の属性の設定が終了したか否か判別し(ステップS240)、終了していないと判別したときには、処理をステップS236に戻し、他の地点のインデックスの長押しを待つ。
ステップS240で、地点登録ウインドウ6内の全ての地点について、出発地、経由地、目的地の属性の設定が終了したと判別したときには、制御部10は、保存アイコン7と探索開始アイコン8とを、表示画面19Dの予め定められた位置に表示する(図22のステップS251)。
次に、制御部10は、保存アイコン7又は探索開始アイコン8がタップされるのを待ち(ステップS252)、保存アイコン7又は探索開始アイコン8がタップされたと判別したときには、タップされたのは、保存アイコン7であるか否か判別する(ステップS253)。
このステップS253で、保存アイコン7がタップされたと判別したときには、制御部10は、地点登録ウインドウ6内に表示されていて一時保持されている複数地点の位置情報及びその属性情報を、経路探索用地点情報として、メモリ部14の経路探索用登録地点格納部14MSに格納して保存する(ステップS254)。そして、この処理ルーチンを終了する。
また、ステップS253で、保存アイコン7がタップされたのではなく、探索開始アイコン8がタップされたと判別したときには、制御部10は、地点登録ウインドウ6内に表示されていて一時保持されている複数地点の位置情報及びその属性情報を含む経路探索要求を、サーバ装置2Sに通信ネットワーク3を通じて送る(ステップS255)。そして、経路探索用地点登録処理部16Sは、その経路探索要求に応じてサーバ装置2Sから送られてくる経路探索結果の経路情報を受信して、その経路情報に基づく経路を、表示画面19Dの地図画像上に表示する(ステップS256)。このステップS256の後は、利用者が経路案内を開始する操作をすれば、経路案内の処理ルーチンに移行する。
以上のようにして、上述した第4の実施形態においては、利用者は、指を表示画面19Dの地図画像上にタッチさせ、希望する経路探索用の複数地点である出発地、経由地、目的地を、その区別無く長押しタップして指定して、地点登録ウインドウ6に仮登録した後、それぞれの地点について、出発地、経由地、目的地の属性を設定することができる。
したがって、利用者は、地図画像上において、複数地点を、出発地、経由地、目的地の区別無く、一括して、選択指定することができて、便利である。
なお、この第4の実施形態においては、利用者が、出発地、経由地、目的地を選択指定した状態にした後、ドラッグ状態のまま、引き続いて、地点登録ウインドウ6まで移動して、ドロップすることで、その選択指定された出発地、経由地、目的地を仮登録するようにした。
しかし、利用者が、長押しタップとタッチ位置の移動を繰り返すことで、出発地、経由地、目的地を選択指定した後、タッチパネル18に対するタッチ状態を解除したら、その選択指定をした出発地、経由地、目的地を確定する状態にし、その後、利用者が、地点登録ウインドウ6内でタップしたら、その選択指定された出発地、経由地、目的地を一括して仮登録するようにしてもよい。なお、この場合に、タッチが解除された後、所定時間以内に地点登録ウインドウ6内でのタップがなされなかったときには、当該タップを促すメッセージを表示し、その後、さらに所定時間経過しても当該タップがなされなかったときには、出発地、経由地、目的地の選択指定を解除する。
[第5の実施形態]
第5の実施形態も、上述した第3の実施形態の変形例であり、ハードウエア構成は、図13に示したものと全く同様とされる。この第5の実施形態では、地点登録ウインドウ6内に、出発地、経由地、目的地の属性の区別なく、複数地点を仮登録するまでの処理は、第4の実施形態と同様であるが、経路探索用地点における出発地、経由地、目的地の属性の設定の仕方が、第4の実施形態とは異なる。
<第5の実施形態における経路探索用地点の設定登録のための利用者の指示操作:図23>
図23を用いて、第5の実施形態における、表示部19の表示画面19Dに表示されている地図画像上で、経路探索用の複数地点を指定して、保存または経路探索を実行させるようにするための利用者の操作について説明する。
すなわち、図23(A),(B),(C)は、この第5の実施形態において、表示部19の表示画面19D(タッチパネル18)上における利用者の操作の例を示すための図で、前述の図3及び図6等と同様に、表示画面19Dには、登録対象となる地点が含まれる地図画像MPiが表示されている。
この第5の実施形態においても、前述の第4の実施形態と同様に、地点登録ウインドウ6を、表示画面19Dに表示するようにする。そして、この地点登録ウインドウ6のエリアを、指定した経路探索用の複数地点の一時保持エリアとして用いるようにする。
そして、この第5の実施形態においても、複数地点の選択指定の操作は、第4の実施形態と全く同様である。すなわち、利用者は、まず、図23(A)に示すように、表示画面19Dに表示されている地図画像MPiのうちの、登録したい最初の地点POI−31の位置に指4でタッチし、その地点POI−31の位置をタッチした状態を維持して長押タップの状態にして、その地点POI−31を選択する状態にする。
次に、利用者は、図23(B)に示すように、指4をタッチパネル18から離さずに、ドラッグ操作して、登録したい2番目の地点POI−32の位置まで移動させ、その2番目の地点POI−32の位置で長押しタップする。これにより、地点POI−31に加えて、地点POI−32が選択された状態となる。次に、利用者は、タッチパネル18から指を離さずにドラッグ状態を維持したままタッチ位置を移動させて、登録したい他の地点POI−33、地点POI−34の位置まで移動させ、それぞれの地点POI−33、地点POI−34の位置で長押しタップする。これにより、地点POI−31、地点POI−32に加えて、地点POI−33、地点POI−34が選択された状態となる。
次に、利用者は、利用者は、タッチパネル18から指を離さずにドラッグ状態を維持したままタッチ位置を移動させて、地点登録ウインドウ6のエリア内に位置させ、タッチ状態を解除する、すなわち、タッチパネル18から指を離してドロップ操作をする(図23(B)参照)。
経路探索用地点登録処理部16Sは、この地点登録ウインドウ6のエリア内でのドロップ操作を、選択した複数地点の仮登録指示と判別し、選択されている複数地点の情報を、メモリ部14の一時保持エリア(図示は省略)に書き込む。このとき、地点登録ウインドウ6には、図23(B)に示すように、登録された複数の地点のそれぞれの名称等が登録地点のインデックス(図23(B)では、POI−31,POI−32,POI−33,POI−34と表示した)として表示される。
こうして、複数地点が地点登録ウインドウ6内に仮登録されると、経路探索用地点登録処理部16Sは、図23(C)に示すように、表示画面19Dの所定位置、この例では、表示画面19Dの右側に、属性設定用ウインドウ9を表示する。この属性設定用ウインドウ9は、「出発地」の属性設定用ウインドウ9A、「経由地」の属性設定用ウインドウ9B、「目的地」の属性設定用ウインドウ9Cの3つの独立したウインドウからなる。
利用者は、地点登録ウインドウ6内で、仮登録された地点のインデックスを長押しタップして選択した後、図23(C)に示すように、タッチを継続した移動によるドラッグ操作をして、タッチ位置を、「出発地」の属性設定用ウインドウ9A、「経由地」の属性設定用ウインドウ9B、「目的地」の属性用ウインドウ9Cのうちの、その地点について設定しようとする属性設定用のウインドウ内の位置にし、そのウインドウ内でタッチを解除してドロップ操作をする。
この第5の実施形態では、地点登録ウインドウ6内に仮登録された複数の地点のそれぞれについては、「出発地」の属性設定用ウインドウ9A、「経由地」の属性設定用ウインドウ9B、「目的地」の属性設定用ウインドウ9Cのうちの、いずれのウインドウまでドラッグされてドロップされるかにより、その属性が設定される。その他の処理は、第4の実施形態と同様である。
<クライアント装置1Sでの経路探索用地点の選択指定処理の流れの例:図24〜図25>
図23で説明した第5の実施形態の場合における利用者による経路探索用地点の指定操作に対応するクライアント装置1Sでの処理の流れの例を、図24〜図26のフローチャートを参照して説明する。なお、以下の説明においては、説明の簡単のため、指示操作検出部15及び経路探索用地点登録処理部16Sが、制御部10によるソフトウエア処理機能として構成された場合とし、各処理ステップの処理主体を制御部10として説明する。
ここで、第4の実施形態における図20のステップS211から、ステップS221までの処理は、第5の実施形態でも全く同じであるので、ここでは、省略する。第5の実施形態における図24〜図26の処理の流れは、第4の実施形態における図21、図22の処理の流れに代わる処理である。
すなわち、第5の実施形態においては、図20のステップS221で、タッチ位置の移動が停止したと判別したときには、制御部10は、その停止位置は、地点登録ウインドウ6内であるか否か判別する(図24のステップS261)。このステップS261で、停止位置は、地点登録ウインドウ6内ではないと判別したときには、制御部10は、長押しタップであるか否か判別し(ステップS262)、長押しタップではないと判別したときには、処理を図20のステップS218に戻し、このステップS218以降の処理を繰り返す。
ステップS262で、長押しタップであると判別したときには、制御部10は、長押しタップされた地点の選択が追加されたと判断し、その位置情報(緯度、経度)を追加保持する(ステップS263)。そして、制御部10は、処理を図20のステップS218に戻し、このステップS218以降の処理を繰り返す。
ステップS261で、タッチ位置の停止位置は、地点登録ウインドウ6内であると判別したときには、制御部10は、タッチが解除されるドロップ操作がなされたか否か判別する(ステップS264)。このステップS264で、ドロップ操作がなされたと判別したときには、制御部10は、選択中の全ての地点のインデックスを地点登録ウインドウ6内に表示する(ステップS265)。
そして、制御部10は、表示画面19Dの所定位置、この例では、右側に属性設定用のウインドウを表示する(ステップS266)。
次に、制御部10は、地点登録ウインドウ6内で、いずれかの地点のインデックスが長押しされるのを待ち(ステップS267)、いずれかの地点のインデックスが長押しされたと判別したときには、制御部10は、長押しがされた地点が選択されたと認識する(ステップS268)。そして、制御部10は、利用者によりタッチしたままの移動操作がなされたか否か判別する(ステップS269)。このステップS269で、タッチしたままの移動はなされていないと判別したときには、制御部10は、利用者の指がタッチパネル18から離れたか否か判別し(ステップS270)、利用者の指がタッチパネル18から離れてはいないと判別したときには、処理をステップS269に戻す。
また、ステップS270で、利用者の指がタッチパネル18から離れたと判別したときには、制御部10は、地点登録ウインドウ6内での地点の選択はキャンセルされたと判断する(ステップS271)。そして、制御部10は、処理をステップS267に戻し、このステップS267以降の処理を繰り返す。
また、ステップS269で、利用者によりタッチしたままの移動操作がなされたと判別したときには、制御部10は、その移動が停止するのを待つ(ステップS272)。このステップS272で、タッチ位置の移動が停止したと判別したときには、制御部10は、その停止位置は、地点登録ウインドウ6内であるか否か判別する(図25のステップS281)。
このステップS281で、停止位置は、地点登録ウインドウ6内ではないと判別したときには、制御部10は、出発地又は目的地の属性設定用ウインドウ9A又は9Cであるか否か判別する(ステップS282)。このステップS282で、出発地又は目的地の属性設定用ウインドウ9A又は9Cであると判別したときには、制御部10は、タッチが解除されてドロップ操作されたか否か判別し(ステップS283)、ドロップ操作はされていないと判別したときには、処理を図24のステップS269に戻し、このステップS269以降の処理を繰り返す。
また、ステップS283で、ドロップ操作がされたと判別したときには、制御部10は、選択されている地点は複数であるか否か判別する(ステップS284)。このステップS284で、選択されている地点は複数であると判別したときには、制御部10は、出発地または目的地として複数の地点は設定できない旨のメッセージを表示画面19Dに表示して、利用者に注意喚起する(ステップS285)。そして、制御部10は、処理を図24のステップS267に戻し、このステップS267以降の処理を繰り返す。
ステップS284で、選択されている地点は複数ではないと判別したときには、制御部10は、地点登録ウインドウ6内の、選択されている地点のインデックスの表示を消去し、その代わりに、ドロップ操作がなされた出発地又は目的地の属性設定用ウインドウ9A又は9Cに、その選択されている地点のインデックスを表示する。さらに、その選択されている地点の属性を、ドロップ操作がなされた出発地又は目的地の属性設定用ウインドウ9A又は9Cに応じた出発地又は目的地に設定して、地点の位置情報と対応付けて記憶する(ステップS286)。
次に、制御部10は、属性が出発地の地点と属性が目的地の地点の設定が完了している否か判別し(ステップS287)、完了してはいないと判別したときには、処理を図24のステップS267に戻し、このステップS267以降の処理を繰り返す。また、ステップS287で、属性が出発地の地点と属性が目的地の地点の設定が完了していると判別したときには、制御部10は、保存アイコン7と探索開始アイコン8とを、表示画面19Dの予め定められた位置に表示する(ステップS288)。
また、ステップS282で、タッチ位置の移動が停止したのは、出発地又は目的地の属性設定用ウインドウ9A又は9Cではないと判別したときには、制御部10は、タッチ位置の移動が停止したのは、経由地の属性設定用ウインドウ9Bであるか否か判別する(図26のステップS291)。
このステップS291で、タッチ位置の移動が停止したのは経由地の属性設定用ウインドウ9Bではないと判別したときには、制御部10は、処理を図24のステップS269に戻し、このステップS269以降の処理を繰り返す。
また、ステップS291で、タッチ位置の移動が停止したのは経由地の属性設定用ウインドウ9Bであると判別したときには、制御部10は、ドロップ操作がなされたか否か判別し(ステップS292)、ドロップ操作がなされていないと判別したときには、処理を図24のステップS269に戻し、このステップS269以降の処理を繰り返す。
ステップS292で、ドロップ操作がなされたと判別したときには、制御部10は、地点登録ウインドウ6内の、選択されている地点のインデックスの表示を消去し、その代わりに、ドロップ操作がなされた経由地の属性設定用ウインドウ9Bに、その選択されている地点のインデックスを表示する。さらに、その選択されている地点の属性を、ドロップ操作がなされた属性設定用ウインドウ9Bに応じた経由地に設定して、選択されている地点の位置情報と対応付けて記憶する(ステップS293)。
このステップS293の次には、制御部10は、保存アイコン7又は探索開始アイコン8がタップされたか否か判別する(ステップS294)。また、図25のステップS288の次にも、このステップS294に進んで、制御部10は、保存アイコン7又は探索開始アイコン8がタップされたか否か判別する。
そして、このステップS294で、保存アイコン7又は探索開始アイコン8がタップされてはいないと判別したときには、制御部10は、所定の終了操作がなされたか否か判別し(ステップS295)、終了操作がなされていないと判別したときには、処理をステップS294に戻す。また、ステップS295で、終了操作がなされたと判別したときには、制御部10は、この処理ルーチンを終了する。
そして、ステップS294で、保存アイコン7又は探索開始アイコン8がタップされたと判別したときには、制御部10は、タップされたのは、保存アイコン7であるか否か判別する(ステップS296)。
このステップS296で、保存アイコン7がタップされたと判別したときには、制御部10は、属性設定用ウインドウ9内に表示されていて一時保持されている複数地点の位置情報及びその属性情報を、経路探索用地点情報として、メモリ部14の経路探索用登録地点格納部14MSに格納して保存する(ステップS297)。そして、この処理ルーチンを終了する。
また、ステップS296で、保存アイコン7がタップされたのではなく、探索開始アイコン8がタップされたと判別したときには、制御部10は、属性設定用ウインドウ9内に表示されていて一時保持されている複数地点の位置情報及びその属性情報を含む経路探索要求を、サーバ装置2Sに通信ネットワーク3を通じて送る(ステップS298)。そして、経路探索用地点登録処理部16Sは、その経路探索要求に応じてサーバ装置2Sから送られてくる経路探索結果の経路情報を受信して、その経路情報に基づく経路を、表示画面19Dの地図画像上に表示する(ステップS299)。このステップS299の後は、利用者が経路案内を開始する操作をすれば、経路案内の処理ルーチンに移行する。
以上のようにして、上述した第5の実施形態においては、利用者は、経路探索用の地点として仮登録した複数個の地点についての出発地、経由地、目的地の属性の設定は、地点登録ウインドウ6から、属性設定用のウインドウ9A,9B,9Cへのドラッグアンドドロップの操作として行うことができる。したがって、利用者による、経路探索用の地点として仮登録した複数個の地点についての出発地、経由地、目的地の属性の設定操作が簡便であるというメリットがある。
なお、この第5の実施形態においても、上述の第4の実施形態と同様に、利用者が、長押しタップとタッチ位置の移動を繰り返すことで、出発地、経由地、目的地を選択指定した後、タッチパネル18に対するタッチ状態を解除したら、その選択指定をした出発地、経由地、目的地を確定する状態にし、その後、利用者が、地点登録ウインドウ6内でタップしたら、その選択指定された出発地、経由地、目的地を一括して仮登録するようにしてもよい。
[第6の実施形態]
第6の実施形態も、上述した第3の実施形態の変形例であり、ハードウエア構成は、図13に示したものと全く同様とされる。この第6の実施形態では、経路探索用の出発地、経由地及び目的地の各地点の設定の仕方が異なる。
<第6の実施形態における経路探索用地点の設定登録のための利用者の指示操作:図27>
図27を用いて、第6の実施形態における、表示部19の表示画面19Dに表示されている地図画像上で、経路探索用の複数地点を指定して、その属性を設定するための利用者の操作について説明する。
すなわち、図27(A),(B)は、この第6の実施形態において、表示部19の表示画面19D(タッチパネル18)上における利用者の操作の例を示すための図で、前述の図3及び図6等と同様に、表示画面19Dには、登録対象となる地点が含まれる地図画像MPjが表示されている。
この第6の実施形態においては、「経路探索用地点のタッチ指定」が機能一覧メニューから選択されると、経路探索用地点登録処理部16Sは、図27に示すように、表示画面19Dの所定位置、この例では、表示画面19Dの左側に、属性設定用ウインドウ90を表示する。この属性設定用ウインドウ90は、第5の実施形態の属性設定用ウインドウ9と同様に、「出発地」の属性設定用ウインドウ90A、「経由地」の属性設定用ウインドウ90B、「目的地」の属性設定用ウインドウ90Cの3つの独立したウインドウからなる。
この第6の実施形態においては、利用者は、出発地として登録したい地点を、地図画像MPjにおいて長押しタップして選択した後、図27(B)に示すように、タッチを継続した移動によるドラッグ操作をして、出発地の属性設定用ウインドウ90A内に位置させ、その出発地の属性設定用ウインドウ90A内でドロップ操作する。
経路探索用地点登録処理部16Sは、以上の操作を、長押しタップにより選択された地点を出発地として登録する操作と判断する。
同様にして、利用者は、目的地として登録したい地点を、地図画像MPjにおいて長押しタップして選択した後、図27(B)に示すように、タッチを継続した移動によるドラッグ操作をして、目的地の属性設定用ウインドウ90C内に位置させ、その目的地の属性設定用ウインドウ90A内でドロップ操作する。
経路探索用地点登録処理部16Sは、以上の操作を、長押しタップにより選択された地点を目的地として登録する操作と判断する。
経由地は、複数の地点が登録可能である。利用者は、経由地として登録したい地点を、地図画像MPjにおいて長押しタップして選択した後、タッチを維持した移動によるドラッグ操作をし、別の地点で長押しタップをすることで、複数地点を選択できる。そして、利用者は、複数の経由地を選択した後、図27(B)に示すように、タッチを継続した移動によるドラッグ操作をして、経由地の属性設定用ウインドウ90B内に位置させ、その経由地の属性設定用ウインドウ90B内でドロップ操作する。
経路探索用地点登録処理部16Sは、以上の操作を、長押しタップにより選択された1個又は複数個の地点を経由地として登録する操作と判断する。
この第6の実施形態においては、この発明は、経由地の選択及び登録に適用されている。この第6の実施形態における経路探索用地点登録処理部16Sの処理の流れは、上述した幾つかの実施形態の処理の流れを参照することにより理解できる。そこで、ここでは、その詳細な説明は省略する。
この第6の実施形態では、経路探索用の地点を選択登録処理した後、保存する前あるいは経路探索を開始要求する前に、属性設定用ウインドウ90において、登録した地点の編集処理をすることが可能である。
図28(A),(B)は、この第6の実施形態における編集時の利用者の操作を説明するための図である。この第6の実施形態においては、経路探索用の地点を選択登録処理した後、出発地、経由地、目的地の各属性設定用ウインドウ90A、90B、90Cの垣根を越えて、各登録地点の属性を変更する編集が可能である。
すなわち、利用者は、属性を変更しようとする地点のインデックスを長押しタップして選択した後、タッチしたままの移動でドラッグし、変更後の属性設定用ウインドウまで移動して、その移動後の属性設定用ウインドウにおいて、ドロップ操作をする。これにより、経路探索用地点登録処理部16Sは、選択された地点の属性が、ドロップされた属性設定用ウインドウの属性に変更されたと判断する。
例えば、図28(A)においては、出発地に設定した地点POI−41を、目的地の属性設定用ウインドウ90Cにドラッグアンドドロップすることで、その属性を出発地から目的地に変更することができる。そして、図28(A)の例では、目的地に設定されていた地点POI−44は、出発地の属性設定用ウインドウ90Aにドラッグアンドドロップされて、その属性が目的地から出発地に変更される(図28(B)参照)。
なお、出発地に設定した地点POI−41を、目的地の属性設定用ウインドウ90Cにドラッグアンドドロップすることで、その属性を出発地から目的地に変更するようにしたときに、目的地に設定されていた地点POI−44を、自動的に出発地の属性に変更するようにしてもよい。逆に、目的地に設定した地点POI−44を、出発地の属性設定用ウインドウ90Aにドラッグアンドドロップすることで、その属性を目的地から出発地に変更するようにしたときに、出発地に設定されていた地点POI−41を、自動的に目的地の属性に変更するようにしてもよい。
また、経由地に設定されている複数の地点の順番を変更することで、経路として通る順番を変更することができる。図28(A)の例においては、出発地から2番目に通ると設定されていた経由地POI−42を長押しタップにより選択して、3番目に通ると設定されていた経由地POI−43の下の位置にドラッグアンドドロップすることで、順番を変えるようにしている(図28(B)参照)。
この第6の実施形態では、経路探索用の各地点は、属性設定用ウインドウ内に、ドラッグアンドドロップするだけで、属性も含めて登録することができるので、便利であり、操作も簡便である。そして、経由地については、複数個の経由地をその順番も含めて、一連の操作で選択して、経由地の属性設定用ウインドウ90Bにドロップすることで、設定することができ、経由地を、一地点ずつ、選択して登録する場合に較べて、操作が簡便になる。
なお、この第6の実施形態においては、利用者が、複数個の経由地を選択指定した状態にした後、ドラッグ状態のまま、引き続いて、経由地の属性設定用ウインドウ90Bまで移動して、ドロップすることで、その選択指定された複数個の経由地を仮登録するようにした。
しかし、利用者が、長押しタップとタッチ位置の移動を繰り返すことで、複数個の経由地を選択指定した後、タッチパネル18に対するタッチ状態を解除したら、その複数個の経由地の選択指定を確定する状態にし、その後、利用者が、属性設定用ウインドウ90B内でタップしたら、その選択指定された複数個の経由地を一括して仮登録するようにしてもよい。なお、この場合に、タッチが解除された後、所定時間以内に属性設定用ウインドウ90B内でのタップがなされなかったときには、当該タップを促すメッセージを表示し、その後、さらに所定時間経過しても当該タップがなされなかったときには、複数個の経由地の選択指定を解除する。
[その他の実施形態又は変形例]
以上の実施形態では、クライアント装置は、高機能の携帯電話端末の場合を例に説明したが、これに限られるものではなく、通信機能を備える機器であれば、どのような機器であってもよい。カーナビゲーション用の車載機器であっても勿論よい。
また、以上の実施形態は、通信ネットワーク3を通じて接続されるサーバ装置とクライアント装置とからなるシステムの構成であったが、この発明による地点登録装置は、地図情報提供部及びPOIテーブルデータベース、また、経路探索部を自ら備えて、上述したサーバ装置の機能をも備える、いわゆるスタンドアローンの独立の装置構成とすることも勿論できる。
なお、以上の例では、地点登録される地点には、POIが対応している場合として説明したが、名称等が存在していない緯度、経度からなる地点を登録することもできることは言うまでもない。
なお、上述の実施形態では、操作入力手段としては、タッチパネルを用いた場合として説明したが、タッチパネルを用いずに、マウスなどのポインティングデバイスを用いて、表示画面の地図画像上において、長押しタップ、ドラッグ、ドロップ、タップに対応する操作をするようにしてもよいことは、言うまでもない。