JP2014192564A - 映像処理装置、映像処理方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】サーバ側で圧縮された状態で保持される複数本の符号化ストリーム情報の伝送時に欠損や遅延が生じてもクライアント側でマルチ画面合成の処理を実行することが可能な、映像処理装置を提供する。
【解決手段】複数の符号化されたストリームを、該ストリームが復号される前に合成するとともに、前記複数の符号化されたストリームの情報の欠損を検知する合成部と、前記合成部が欠損を検知すると、その欠損を代替する代替情報を前記合成部に提供する代替情報提供部と、を備え、前記合成部は、前記複数の符号化されたストリームの情報の欠損された箇所を前記代替情報に置き換えて合成する、映像処理装置が提供される。
【選択図】図1
【解決手段】複数の符号化されたストリームを、該ストリームが復号される前に合成するとともに、前記複数の符号化されたストリームの情報の欠損を検知する合成部と、前記合成部が欠損を検知すると、その欠損を代替する代替情報を前記合成部に提供する代替情報提供部と、を備え、前記合成部は、前記複数の符号化されたストリームの情報の欠損された箇所を前記代替情報に置き換えて合成する、映像処理装置が提供される。
【選択図】図1
Description
本開示は、映像処理装置、映像処理方法及びコンピュータプログラムに関する。
コンテンツのデジタル化が進み、映像を伝送できるインフラも整備されてきたことにより、インターネットを通じた映像配信が普及しつつある。最近では受信側の装置として、パーソナルコンピュータ以外に、ネットワークに接続可能なテレビジョン受像機も増えてきており、配信される動画コンテンツをテレビジョン受像機で見ることもできるようになってきている。
また、近年、クラウドサービスの発展により、ネットワークを介して、プライベートコンテンツを含めた多様なチャンネルが視聴者に提供されるようになってきている。そのため、複数の動画コンテンツを同時に視聴して、見たい動画コンテンツを簡単に探索することができるマルチ映像再生システムに対するニーズがより高くなってきている。
複数の動画コンテンツの同時視聴を実現するために、符号化ストリーム情報を用いてマルチ画面合成を行うシステムがある。サーバ側で圧縮された状態で保持される複数本の符号化ストリーム情報を、クライアント側で複雑な復号化処理をすることなく1本の符号化ストリーム情報へ変換する。符号化ストリーム情報を用いてマルチ画面合成を行うことにより、サーバ側の処理負荷、ネットワークの利用帯域、クライアント側の処理負荷を各々軽減する事が可能となる。
しかしながらこの技術では、マルチ画面合成の処理へ入力される符号化ストリーム情報にわずかでも欠損がある場合に、クライアント側で合成ピクチャの生成を行う事が出来ない。また、情報の到着に遅延が生じた場合に、マルチ画面合成に必要なすべてのストリームの到着を待つ必要があるため、ビデオチャットのようなリアルタイムコンテンツを扱う事が困難である。
そこで本開示は、サーバ側で圧縮された状態で保持される複数本の符号化ストリーム情報の伝送時に欠損や遅延が生じてもクライアント側でマルチ画面合成の処理を実行することが可能な、新規かつ改良された映像処理装置、映像処理方法及びコンピュータプログラムを提供する。
本開示によれば、複数の符号化されたストリームを、該ストリームが復号される前に合成するとともに、前記複数の符号化されたストリームの情報の欠損を検知する合成部と、前記合成部が欠損を検知すると、その欠損を代替する代替情報を前記合成部に提供する代替情報提供部と、を備え、前記合成部は、前記複数の符号化されたストリームの情報で欠損している箇所を前記代替情報に置き換えて合成する、映像処理装置が提供される。
また本開示によれば、複数の符号化されたストリームを、該ストリームが復号される前に合成するステップと、前記複数の符号化されたストリームの情報の欠損を検知するステップと、前記検知するステップで欠損が検知されると、その欠損を代替する代替情報を提供するステップと、を備え、前記合成するステップは、前記複数の符号化されたストリームの情報で欠損している箇所を前記代替情報に置き換えて合成する、映像処理方法が提供される。
また本開示によれば、コンピュータに、複数の符号化されたストリームを、該ストリームが復号される前に合成するステップと、前記複数の符号化されたストリームの情報の欠損を検知するステップと、前記検知するステップで欠損が検知されると、その欠損を代替する代替情報を提供するステップと、を実行させ、前記合成するステップは、前記複数の符号化されたストリームの情報で欠損している箇所を前記代替情報に置き換えて合成する、コンピュータプログラムが提供される。
以上説明したように本開示によれば、サーバ側で圧縮された状態で保持される複数本の符号化ストリーム情報の伝送時に欠損や遅延が生じてもクライアント側でマルチ画面合成の処理を実行することが可能な、新規かつ改良された映像処理装置、映像処理方法及びコンピュータプログラムを提供する事が出来る。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
<1.本開示の一実施形態>
[全体構成例]
[動画コンテンツサーバの機能構成例]
[クライアント端末の機能構成例]
[クライアント端末の動作例]
<2.まとめ>
<1.本開示の一実施形態>
[全体構成例]
[動画コンテンツサーバの機能構成例]
[クライアント端末の機能構成例]
[クライアント端末の動作例]
<2.まとめ>
<1.本開示の一実施形態>
[全体構成例]
まず図面を参照しながら、本開示の一実施形態に係るシステムの全体構成例について説明する。図1は、本開示の一実施形態に係る映像処理システム1の全体構成例を示す説明図である。以下、図1を用いて本開示の一実施形態に係る映像処理システム1の全体構成例について説明する。
[全体構成例]
まず図面を参照しながら、本開示の一実施形態に係るシステムの全体構成例について説明する。図1は、本開示の一実施形態に係る映像処理システム1の全体構成例を示す説明図である。以下、図1を用いて本開示の一実施形態に係る映像処理システム1の全体構成例について説明する。
図1に示した映像処理システム1は、複数の動画コンテンツサーバ2、3から、インターネット等のネットワーク10を経て符号化ストリーム情報をクライアント端末100で受信する構成を有している。図1に示した映像処理システム1に含まれているクライアント端末100は、動画コンテンツサーバ2、3から受信した符号化ストリーム情報を復号し、複数の動画コンテンツを合成して同時に再生する構成を有している。
動画コンテンツサーバ2、3は、符号化ストリームに変換された動画コンテンツを保持し、また動画コンテンツを符号化ストリームに変換し、クライアント端末100からの求めに応じてクライアント端末100に符号化ストリームを送出する装置である。本実施形態では、動画コンテンツサーバ2は、リアルタイムで撮像された動画コンテンツであるリアルタイム動画コンテンツAと、予め撮像された動画コンテンツである蓄積動画コンテンツBと、を保持している。また動画コンテンツサーバ3は、リアルタイムで撮像された動画コンテンツであるリアルタイム動画コンテンツCと、予め撮像された動画コンテンツである蓄積動画コンテンツDと、を保持している。もちろん、動画コンテンツサーバに保持される動画コンテンツの種類や数は係る例に限られないことは言うまでもない。
本実施形態の符号化ストリームは、例えばH.264/AVC(Advanced Video Coding)方式等で符号化されたものであるとする。もちろん符号化方式は係る例に限定されないことは言うまでもない。
クライアント端末100は、動画コンテンツサーバ2、3からインターネット等のネットワーク10を経て送信される符号化ストリームを受信し、複数の符号化ストリームを合成してから、その合成後の符号化ストリームを復号する。クライアント端末100は、複数の符号化ストリームを合成してから復号することで、複数の動画コンテンツを同時に再生することが出来る。なお、複数の動画コンテンツの同時再生は、クライアント端末100が実行しても良いし、クライアント端末100と有線または無線で接続された、表示画面を有する他の装置が実行しても良い。
動画コンテンツサーバ2、3が保持する動画コンテンツは、いずれもGOP(Group of Picture)がNであるとする。動画コンテンツのGOPが同じであることで、クライアント端末100は、複数の符号化ストリームを合成してからその合成後の符号化ストリームを復号することを可能としている。
以上、図1を用いて本開示の一実施形態に係る映像処理システム1の全体構成例について説明した。次に、本開示の一実施形態に係る動画コンテンツサーバ2、3の機能構成例について説明する。
[動画コンテンツサーバの機能構成例]
本開示の一実施形態に係る動画コンテンツサーバ2、3は、上述したように、リアルタイム動画コンテンツと蓄積動画コンテンツとのいずれも保持し得る。そのため、リアルタイム動画コンテンツを配信する場合と蓄積動画コンテンツを配信する場合とで分けて、本開示の一実施形態に係る動画コンテンツサーバ2、3の機能構成例について説明する。
本開示の一実施形態に係る動画コンテンツサーバ2、3は、上述したように、リアルタイム動画コンテンツと蓄積動画コンテンツとのいずれも保持し得る。そのため、リアルタイム動画コンテンツを配信する場合と蓄積動画コンテンツを配信する場合とで分けて、本開示の一実施形態に係る動画コンテンツサーバ2、3の機能構成例について説明する。
図2は、本開示の一実施形態に係る動画コンテンツサーバ2、3の機能構成例を示す説明図である。図2に示したのは、リアルタイム動画コンテンツを配信する場合の動画コンテンツサーバ1、2の機能構成例である。
図2に示したように、本開示の一実施形態に係る動画コンテンツサーバ2、3は、制御部11と、処理済み符号化ストリーム蓄積部12と、符号化ストリーム送出部15と、ネットワーク送受信部16と、を含んで構成される。
制御部11は、動画コンテンツサーバ2、3に含まれている各部の動作を制御する。処理済み符号化ストリーム蓄積部12は、動画コンテンツを予め再符号化し、再符号化後の符号化ストリームを蓄積する。処理済み符号化ストリーム蓄積部12に蓄積された、再符号化後の動画コンテンツの符号化ストリームは、制御部11の制御により符号化ストリーム送出部15に送られる。
H.264/AVC方式の符号化ストリームは、CABAC(Context−based Adaptive Binary Arithmetic Coding)、Intra MB(Macro Block;マクロブロック) Prediction、Motion Vector Predictionなどにおいて、同一スライス内で依存関係を有する。また符号化は、上から水平ラインごとに行われ、各水平ラインにおいては左から行われる。
処理済み符号化ストリーム蓄積部12は、動画コンテンツの符号化ストリームの、水平方向に並ぶマクロブロックが、同一のスライスとして再符号化されたものを蓄積する。水平方向に並ぶマクロブロックが同一のスライスとして再符号化されることにより、各動画コンテンツにおいて、垂直方向の位置が異なるマクロブロック間の依存関係がなくなる。そのため、複数の動画コンテンツの符号化ストリームをクライアント端末100で合成することにより、マクロブロックの符号化順が異なる場合であっても、復号後のマルチ映像再生画像は、元の動画コンテンツと同一となる。
符号化ストリーム送出部15は、制御部11の制御により、処理済み符号化ストリーム蓄積部12に蓄積された動画コンテンツの符号化ストリームを、TCP(Transmission Control Protocol)やRTP(Real−time Transport Protocol)等のプロトコルを用いて、ネットワーク送受信部16から送出させる。
ネットワーク送受信部16は、ネットワーク10からのデータの受信やネットワーク10へのデータの送信を行う。本実施形態では、ネットワーク送受信部16は、制御部11の制御により、符号化ストリーム送出部15から送出される動画コンテンツの符号化ストリームを受けて、ネットワーク10へ送出する。
図3は、本開示の一実施形態に係る動画コンテンツサーバ1、2の機能構成例を示す説明図である。図3に示したのは、例えばリアルタイムで撮影されたリアルタイム動画コンテンツを配信する場合の動画コンテンツサーバ2、3の機能構成例である。
図3に示したように、本開示の一実施形態に係る動画コンテンツサーバ2、3は、制御部11と、処理前符号化ストリーム蓄積部13と、符号化ストリーム変換部14と、符号化ストリーム送出部15と、ネットワーク送受信部16と、を含んで構成される。
制御部11は、動画コンテンツサーバ1、2の各要素の動作を制御する。処理前符号化ストリーム蓄積部14は、上述の再符号化前のリアルタイム動画コンテンツの符号化ストリームを蓄積する。処理前符号化ストリーム蓄積部14に蓄積されたリアルタイム動画コンテンツの符号化ストリームは、制御部11の制御により符号化ストリーム変換部14に送られる。
符号化ストリーム変換部14は、制御部11の制御により、上述のリアルタイム動画コンテンツの符号化ストリームの再符号化を行う。符号化ストリーム変換部14は、リアルタイム動画コンテンツの符号化ストリームの再符号化を行うと、再符号化後のリアルタイム動画コンテンツの符号化ストリームを制御部11の制御により符号化ストリーム送出部15に送る。
符号化ストリーム送出部15は、制御部11の制御により、符号化ストリーム変換部14から送られたリアルタイム動画コンテンツの符号化ストリームを、TCPやRTP等のプロトコルを用いて、ネットワーク送受信部16から送出させる。ネットワーク送受信部16は、ネットワーク10からのデータの受信やネットワーク10へのデータの送信を行う。本実施形態では、ネットワーク送受信部16は、制御部11の制御により、符号化ストリーム送出部15から送出されるリアルタイム動画コンテンツの符号化ストリームを受けて、ネットワーク10へ送出する。
本開示の一実施形態に係る動画コンテンツサーバ2、3は、図2、3に示したような構成を有することで、クライアント端末100での複数の符号化ストリームの合成に適した符号化ストリームを、クライアント端末100へ送信することができる。
以上、図2、3を用いて本開示の一実施形態に係る動画コンテンツサーバ2、3の機能構成例について説明した。次に、本開示の一実施形態に係るクライアント端末100の機能構成例について説明するが、まず、単に複数の符号化ストリームを合成して再生しようとする場合の、クライアント端末100の機能構成例について説明し、続いて、単に複数の符号化ストリームを合成して再生しようとする場合に生じ得る現象について説明する。そして、その現象の説明に続いて、その現象を解決するためのクライアント端末100の機能構成例について説明する。
[クライアント端末の機能構成例]
図4は、本開示の一実施形態に係るクライアント端末100の機能構成例を示す説明図である。図4に示したのは、動画コンテンツサーバ2、3から送信される符号化ストリームを単に合成して再生するための構成を有するクライアント端末100の例である。以下、図4を用いて本開示の一実施形態に係るクライアント端末100の機能構成例について説明する。
図4は、本開示の一実施形態に係るクライアント端末100の機能構成例を示す説明図である。図4に示したのは、動画コンテンツサーバ2、3から送信される符号化ストリームを単に合成して再生するための構成を有するクライアント端末100の例である。以下、図4を用いて本開示の一実施形態に係るクライアント端末100の機能構成例について説明する。
図4に示したように、本開示の一実施形態に係るクライアント端末100は、制御部101と、ネットワーク送受信部102と、符号化ストリーム分別部103と、コンテンツバッファ部104a、104b、104c、・・・、104nと、ストリーム合成部105と、AVCデコード部106と、アプリケーション部107と、を含んで構成される。
制御部101は、クライアント端末100の各要素の動作を制御する。ネットワーク送受信部102は、ネットワーク10からのデータの受信やネットワーク10へのデータの送信を、制御部101の制御により行う。本実施形態では、ネットワーク送受信部102は、動画コンテンツサーバ2、3から送信される符号化ストリームを受信する。ネットワーク送受信部102は、受信した符号化ストリームを、制御部101の制御に応じて符号化ストリーム分別部103に出力する。ネットワーク送受信部102は、複数の符号化ストリームを同時に受信し得るので、複数の符号化ストリームが受信された場合は、これらの複数の符号化ストリームは後段の符号化ストリーム分別部103で分別される。
符号化ストリーム分別部103は、ネットワーク送受信部102が受信した符号化ストリームを、動画コンテンツ単位に分別する。上述のようにネットワーク送受信部102は、複数の符号化ストリームを同時に受信し得るので、複数の符号化ストリームが受信された場合に、符号化ストリーム分別部103は複数の符号化ストリームを動画コンテンツ単位に分別する。符号化ストリーム分別部103による符号化ストリームの動画コンテンツ単位への分別は、例えば受信した符号化ストリームに含まれるコンテンツを識別するための情報を参照することで行われ得る。符号化ストリーム分別部103は、符号化ストリームを動画コンテンツ単位に分別すると、分別した符号化ストリームを動画コンテンツ単位にコンテンツバッファ部104a、104b、104c、・・・、104nへ出力する。
コンテンツバッファ部104a、104b、104c、・・・、104nは、符号化ストリーム分別部103が動画コンテンツ単位に分別した符号化ストリームを、それぞれ動画コンテンツ単位で保持する。コンテンツバッファ部104a、104b、104c、・・・、104nにそれぞれ動画コンテンツ単位で保持された符号化ストリームは、ストリーム合成部105へ出力される。
ストリーム合成部105は、コンテンツバッファ部104a、104b、104c、・・・、104nにそれぞれ動画コンテンツ単位で保持された符号化ストリームを、制御部101の制御により取り出して合成する。ストリーム合成部105は、複数の動画コンテンツの符号化ストリームのスライスヘッダを書き換えて、複数の符号化ストリームを1つに合成する。ストリーム合成部105は、複数の符号化ストリームを1つに合成すると、合成後の符号化ストリームをAVCデコード部106へ出力する。
ストリーム合成部105での合成処理の一例を示す。ストリーム合成部105は、複数の動画コンテンツの符号化ストリームから、スライスのNAL(Network Abstraction Layer)ユニットのデータ長Iとスライスのマクロブロック数sxを認識する。そしてストリーム合成部105は、データ長Iおよびマクロブロック数sx、並びに再生画像内の複数の動画コンテンツの配置に基づいて、複数の動画コンテンツの符号化ストリームのスライスヘッダを書き換える。
またストリーム合成部105は、コンテンツバッファ部104a、104b、104c、・・・、104nから供給される複数の動画コンテンツそれぞれの符号化ストリームに含まれるPPS(Picture Parameter Set)のNALユニットから、可逆符号化の方式を表す可逆符号化方式フラグを取得する。ここで、可逆符号化の方式としては、CAVLC(Context−Adaptive Variable Length Coding)、または、CABAC(Context−Adaptive Binary Arithmetic Coding)がある。そして、可逆符号化方式フラグは、CABACを表す場合1であり、CAVLCを表す場合0である。
ストリーム合成部105は、可逆符号化方式フラグに基づいて、スライスヘッダが書き換えられた複数の動画コンテンツそれぞれの符号化ストリームのスライスデータに対して所定の処理を施す。そして、ストリーム合成部105は、再生画像内の複数の動画コンテンツの配置に基づいて、上述の所定の処理が施されたスライスデータと、書き換え後のスライスヘッダを含む動画コンテンツの符号化ストリームを合成することにより、複数の動画コンテンツを1つの画像として再生するための再生画像の符号化ストリームを生成する。
AVCデコード部106は、ストリーム合成部105で1つに合成された符号化ストリームを、制御部101の制御によりデコードする。AVCデコード部106は、ストリーム合成部105で1つに合成された符号化ストリームをデコードすることで、複数の動画コンテンツを1つの画像として再生するための再生画像を生成し、出力することができる。AVCデコード部106は、デコード後のデータをアプリケーション部107に出力する。
ここでストリーム合成部105での複数の符号化ストリームの合成処理について具体的に説明する。図5は、ストリーム合成部105での複数の符号化ストリームの合成処理を説明する説明図である。図5では、4つの動画コンテンツA〜Dの符号化ストリームの合成処理が例示されている。図5では、動画コンテンツAのピクチャ番号PNがiのピクチャを、動画コンテンツBのピクチャ番号PNがjのピクチャを、動画コンテンツCのピクチャ番号PNがkのピクチャを、動画コンテンツDのピクチャ番号PNがlのピクチャを、それぞれストリーム合成部105で合成する場合が例示されている。
4つの動画コンテンツA〜Dの符号化ストリームがストリーム合成部105でスライス合成されると、スライス合成が完了した1つのピクチャとなって符号化ストリームがストリーム合成部105から出力される。1つのピクチャとなった符号化ストリームは、AVCデコード部106でデコードされることで、それぞれの動画コンテンツA〜Dのピクセル群となってAVCデコード部106から出力される。
図6は、ストリーム合成部105での複数の符号化ストリームの合成処理を説明する説明図である。図6には、コンテンツバッファ部104a、104b、104c、104dも示されている。ストリーム合成部105は、複数の符号化ストリームを合成する際に、全ての符号化ストリームのGOPの構成を揃える。すなわち、図6に示すように、合成単位のピクチャが同じ種類のピクチャ(IDRピクチャまたは非IDRピクチャ)となるように合成される。
図7は、ストリーム合成部105で複数の符号化ストリームが合成された後の符号化ストリームの状態を説明する説明図である。ストリーム合成部105で4つの動画コンテンツA〜Dの符号化ストリームがピクチャ単位で合成(スライス合成)されると、図7に示すように、合成後の符号化ストリームがピクチャ単位でストリーム合成部105から出力され、AVCデコード部106に送られる。
AVCデコード部106は、このようにピクチャの種類を合わせて、ストリーム合成部105から送られる合成後の符号化ストリームをデコードすることで、それぞれの動画コンテンツA〜Dのピクセル群を有する画像を生成することができる。
アプリケーション部107は、クライアント端末100で実行されるアプリケーションを実行する。アプリケーション部107は、AVCデコード部106から出力されたデータを取得する。そしてアプリケーション部107は、制御部101の制御によって、デコードによって得られる画像を表示画面に表示したり、表示画面を有する別の装置へ転送したりし得る。
本開示の一実施形態に係るクライアント端末100は、図4に示したような構成を有することで、動画コンテンツサーバ2、3から送信される符号化ストリームを、ピクチャの種類を揃えて合成してデコードし、複数の動画コンテンツを1つの画面で再生することが出来る。
しかしクライアント端末100が図4に示したような構成を有することで、以下で説明するような現象も生じ得る。
図8は、ストリーム合成部105での複数の符号化ストリームの合成処理を説明する説明図である。図8では、図5の例と同様に、4つの動画コンテンツA〜Dの符号化ストリームの合成処理が例示されている。しかし、図8では、動画コンテンツAのピクチャ番号PNがiのピクチャを、動画コンテンツBのピクチャ番号PNがjのピクチャを、動画コンテンツDのピクチャ番号PNがlのピクチャを、それぞれストリーム合成部105で合成しようとしているが、動画コンテンツCについては何らかの理由で符号化ストリームの入力が無かった場合が例示されている。
動画コンテンツCの符号化ストリームの入力がない理由は様々なものが想定されるが、例えば動画コンテンツサーバ2、3からクライアント端末100への伝送経路の途中で障害が生じてパケットの欠損が生じたり、動画コンテンツサーバ2、3からクライアント端末100へパケットの到達が遅延することで対象のピクチャが存在しなかったりする場合が考えられる。
このように1つの動画コンテンツについて符号化ストリームの入力がないと、図8に示すように、ストリーム合成部105での符号化ストリームのスライス合成が出来なくなってしまう。これはストリーム合成部105で1つのピクチャとして完成させることが出来ないからである。符号化ストリームのスライス合成が出来ないと、AVCデコード部106で正常にデコードすることも出来なくなってしまう。そのため、1つの動画コンテンツの入力が無いだけで、その他の(図8の例では3つの)動画コンテンツの再生表示も出来なくなってしまうという現象が生じうる。
図9は、ストリーム合成部105での複数の符号化ストリームの合成処理を説明する説明図である。図9では、図6の例と同様に、4つの動画コンテンツA〜Dの符号化ストリームの合成処理が例示されている。しかし、図9では、4つの動画コンテンツA〜Dの符号化ストリームがストリーム合成部105で合成される際に、少なくともいずれかの動画コンテンツA〜Dの符号化ストリームでピクチャの消失が生じている状態が示されている。
例えば図9には、動画コンテンツBのピクチャ番号PNがjのIDRピクチャ、動画コンテンツCのピクチャ番号PNがkのIDRピクチャ、動画コンテンツDのピクチャ番号PNがlのIDRピクチャは、それぞれコンテンツバッファ部104b、104c、104dに格納されているが、動画コンテンツAのピクチャ番号PNがiのIDRピクチャは何らかの理由で入力されておらず、コンテンツバッファ部104aに格納されていない場合が例示されている。この状態では、ストリーム合成部105は、4つの動画コンテンツA〜Dの符号化ストリームをスライス合成することが出来ない。ストリーム合成部105で1つのピクチャとして完成させることが出来ないからである。
このように、少なくともいずれかの動画コンテンツA〜Dの符号化ストリームでピクチャの消失が生じている状態が複数のピクチャに渡って続いていると、このピクチャの消失が生じている間は、ストリーム合成部105での符号化ストリームのスライス合成が出来なくなってしまう。
そこで本実施形態では、このように、いずれか動画コンテンツの符号化ストリームでピクチャの消失が生じていても、複数の動画コンテンツの同時再生表示を行うことができるクライアント端末100について示す。
図10は、本開示の一実施形態に係るクライアント端末100の機能構成例を示す説明図である。図10に示したのは、動画コンテンツサーバ2、3から送信される符号化ストリームを合成して再生するための構成を有するクライアント端末100の例である。以下、図10を用いて本開示の一実施形態に係るクライアント端末100の機能構成例について説明する。
図10に示したように、本開示の一実施形態に係るクライアント端末100は、制御部101と、ネットワーク送受信部102と、符号化ストリーム分別部103と、コンテンツバッファ部104a、104b、104c、・・・、104nと、ストリーム合成部105と、AVCデコード部106と、アプリケーション部107と、代替ピクチャ生成部108と、を含んで構成される。
図10に示したクライアント端末100の構成の内、代替ピクチャ生成部108以外の構成は図4に示したクライアント端末100と同一であるので、詳細な説明はここでは省略し、代替ピクチャ生成部108について詳細に説明する。
代替ピクチャ生成部108は、クライアント端末100が受信した複数の動画コンテンツの符号化ストリームに欠損が生じていれば、制御部101の制御に基づき、その欠損している部分を別のピクチャ(代替ピクチャとも称する)で置き換えるための代替ピクチャを生成する。
代替ピクチャ生成部108は、代替ピクチャを、欠損しているピクチャの種類によって異ならせて生成することが出来る。例えば、欠損しているピクチャがIDRピクチャであれば、代替ピクチャ生成部108は、その符号化ストリームで最後に正常に受信されたIDRピクチャを代替ピクチャとしてもよい。また欠損しているピクチャがPピクチャであれば、代替ピクチャ生成部108は、スキップドマクロブロックで構成されるPピクチャを代替ピクチャとしてもよい。
符号化ストリームに欠損が生じているかどうかは、コンテンツバッファ部104a、104b、104c、・・・、104nから符号化ストリームを取り出すストリーム合成部105が判断する。ストリーム合成部105は、複数の動画コンテンツの符号化ストリームの合成時に、符号化ストリームの欠損を検出すると、欠損があった符号化ストリームに対応する動画コンテンツの情報と、その欠損しているピクチャの種類を制御部101に通知する。
ストリーム合成部105は、符号化ストリームの欠損を、例えばコンテンツバッファ部104a、104b、104c、・・・、104nに格納されているピクチャのピクチャ番号が、正しい順番でストリーム合成部105に出力されているかどうかで判断することができる。
制御部101は、受信した符号化ストリームに欠損があった旨をストリーム合成部105から受け取ると、その欠損があった旨を代替ピクチャ生成部108へ通知する。代替ピクチャ生成部108は、その欠損に対応する代替ピクチャを生成し、生成した代替ピクチャをストリーム合成部105へ出力する。ストリーム合成部105は、欠損しているピクチャを、代替ピクチャ生成部108から送られた代替ピクチャに置き換えて、スライス合成する。
本開示の一実施形態に係るクライアント端末100は、係る構成を有することで、いずれか動画コンテンツの符号化ストリームでピクチャの消失が生じていても、消失したピクチャを代替ピクチャに置き換えて合成することで、複数の動画コンテンツの同時再生表示を行うことができる。
なお代替ピクチャは、クライアント端末100ではなく、動画コンテンツサーバ2、3が生成しても良い。動画コンテンツサーバ2、3が代替ピクチャを生成する場合は、動画コンテンツサーバ2、3は、動画コンテンツの符号化ストリームに加えて代替ピクチャが符号化された符号化ストリームを送信する。動画コンテンツサーバ2、3が代替ピクチャを生成する場合の構成例を説明する。
図11は、本開示の一実施形態に係る動画コンテンツサーバ2、3の機能構成例を示す説明図である。図11に示したのは、動画コンテンツサーバ2、3が代替ピクチャを生成する場合の動画コンテンツサーバ2、3の機能構成例である。
図11に示したように、本開示の一実施形態に係る動画コンテンツサーバ2、3は、制御部11と、符号化ストリーム送出部15と、ネットワーク送受信部16と、符号化コンテンツストリーム生成/蓄積部21と、符号化代替ストリーム生成/蓄積部22と、を含んで構成される。
符号化コンテンツストリーム生成/蓄積部21は、クライアント端末100へ送信するための符号化ストリームを生成し、蓄積する。符号化コンテンツストリーム生成/蓄積部21は、図2で示した処理済み符号化ストリーム蓄積部12や、図3で示した処理前符号化ストリーム蓄積部13、符号化ストリーム変換部14を含み得る。
符号化代替ストリーム生成/蓄積部22は、クライアント端末100への符号化ストリームの送信の際にその符号化ストリームの一部に欠損が生じた場合に、クライアント端末100で生成される代替ピクチャの基になるストリームを生成し、蓄積する。符号化代替ストリーム生成/蓄積部22で生成されるストリームのGOPは、他の符号化ストリームと同じGOPである。
動画コンテンツサーバ2、3は、図11に示したような構成を有することで、代替ピクチャを生成及び蓄積することが出来る。そして動画コンテンツサーバ2、3は、図11に示したような構成を有することで、クライアント端末100へ代替ピクチャを含んだ符号化ストリームを送信することが出来る。
続いて、本開示の一実施形態に係るクライアント端末100に含まれる代替ピクチャ生成部108の機能構成例を説明する。図12は、本開示の一実施形態に係るクライアント端末100に含まれる代替ピクチャ生成部108の機能構成例を示す説明図である。
図12に示したように、代替ピクチャ生成部108は、パラメタ生成部111と、IDRピクチャ記憶生成部112と、Pピクチャ生成部113と、ピクチャ選択部114と、を含んで構成される。
パラメタ生成部111は、動画コンテンツサーバ2、3から送信される、動画コンテンツの符号化ストリームから、代替ピクチャを生成するためのパラメタを生成する。パラメタ生成部111は、動画コンテンツの符号化ストリームから、代替ピクチャを生成するためのパラメタを生成すると、生成したパラメタをIDRピクチャ記憶生成部112及びPピクチャ生成部113へ出力する。
IDRピクチャ記憶生成部112は、代替ピクチャがIDRピクチャである場合に、その代替ピクチャの基となるIDRピクチャを動画コンテンツの符号化ストリームから取得して記憶したり、固定のIDRピクチャを記憶したり、または任意のIDRピクチャを生成したりする。IDRピクチャ記憶生成部112は、パラメタ生成部111が出力するパラメタに基づいて代替ピクチャの基となるIDRピクチャを生成する。IDRピクチャ記憶生成部112の構成例については後述する。IDRピクチャ記憶生成部112は、代替ピクチャの基となるIDRピクチャをピクチャ選択部114へ出力する。
Pピクチャ生成部113は、代替ピクチャがPピクチャである場合に、その代替ピクチャの基となるPピクチャを生成する。Pピクチャ生成部113は、パラメタ生成部111が出力するパラメタに基づいて、代替ピクチャの基となるPピクチャを生成する。Pピクチャ生成部113は、代替ピクチャの基となるPピクチャをピクチャ選択部114へ出力する。
本実施形態では、Pピクチャ生成部113は、パラメタ生成部111が出力するパラメタに基づいて、スキップドマクロブロックで構成されるPピクチャを生成する。なお、MPEG−4の場合は、Pピクチャ生成部113は、参照フレームの同じピクセルをスキップドマクロブロックとして使用することでPピクチャを生成する。またH.264/AVCの場合は、Pピクチャ生成部113は、予測動きベクトルを用いて、動き補償した予測信号をスキップドマクロブロックとして使用することでPピクチャを生成する。
ピクチャ選択部114は、IDRピクチャ記憶生成部112が出力するIDRピクチャまたはPピクチャ生成部113が出力するPピクチャのいずれかを選択して代替ピクチャとする。IDRピクチャとPピクチャのいずれが選択されるかは、ピクチャ選択部114に送られる選択情報に基づく。すなわち、IDRピクチャとPピクチャのどちらが欠損しているかによって、IDRピクチャとPピクチャのいずれかがピクチャ選択部114で選択される。
続いて、IDRピクチャ記憶生成部112の構成例を説明する。図13は、代替ピクチャ生成部108に含まれるIDRピクチャ記憶生成部112の構成例を示す説明図である。
図13に示したように、IDRピクチャ記憶生成部112は、固定IDRピクチャ記憶部121と、任意IDRピクチャ生成部122と、最終IDRピクチャ記憶部123a〜123nと、サーバIDRピクチャ記憶部124a〜124nと、を含んで構成される。
固定IDRピクチャ記憶部121は、IDRピクチャが欠損した際の代替ピクチャとして固定のピクチャを使用する際に、その固定のIDRピクチャを記憶する。固定IDRピクチャ記憶部121が記憶するIDRピクチャとしては、例えば特定の画像や文字を表示するためのピクチャが含まれ得る。
任意IDRピクチャ生成部122は、IDRピクチャが欠損した際の代替ピクチャとして任意のピクチャを使用する際に、その任意のIDRピクチャを生成する。任意のIDRピクチャとしては、例えばクライアント端末100の状態に応じて生成される画像や文字を表示するためのピクチャが含まれ得る。
最終IDRピクチャ記憶部123a〜123nは、IDRピクチャが欠損した際の代替ピクチャとして、動画コンテンツサーバ2、3から送信される、動画コンテンツの符号化ストリームにおける一番新しいIDRピクチャを使用する際に、その一番新しい(最終の)IDRピクチャを記憶する。
最終IDRピクチャ記憶部123a〜123nは、コンテンツバッファ部104a〜104nと同じ数だけ設けられ得る。すなわち、動画コンテンツAの最終IDRピクチャは最終IDRピクチャ記憶部123aに、動画コンテンツNの最終IDRピクチャは最終IDRピクチャ記憶部123nに格納され得る。
サーバIDRピクチャ記憶部124a〜124nは、IDRピクチャが欠損した際の代替ピクチャとして、動画コンテンツサーバ2、3から送信される代替ピクチャ用の符号化ストリームにおけるIDRピクチャを使用する際に、その動画コンテンツサーバ2、3から送信される代替ピクチャ用の符号化ストリームにおけるIDRピクチャを記憶する。
サーバIDRピクチャ記憶部124a〜124nは、コンテンツバッファ部104a〜104nと同じ数だけ設けられ得る。すなわち、動画コンテンツAに対応する代替ピクチャ用のIDRピクチャはサーバIDRピクチャ記憶部144aに、動画コンテンツNに対応する代替ピクチャ用のIDRピクチャはサーバIDRピクチャ記憶部124nに格納され得る。
どのIDRピクチャが代替ピクチャとして用いられるかは、クライアント端末100のユーザによって選択され得る。
本開示の一実施形態に係るクライアント端末100は、係る構成を有することで、いずれか動画コンテンツの符号化ストリームでピクチャの消失が生じていても、代替ピクチャを生成し、または動画コンテンツサーバ2、3から得て、消失したピクチャを代替ピクチャに置き換えて合成することができる。本開示の一実施形態に係るクライアント端末100は、消失したピクチャを代替ピクチャに置き換えて合成することで、いずれか動画コンテンツの符号化ストリームでピクチャの消失が生じていても、複数の動画コンテンツの同時再生表示を継続して行うことができる。
以上、本開示の一実施形態に係るクライアント端末100の機能構成例について説明した。続いて、本開示の一実施形態に係るクライアント端末100の動作例について説明する。
[クライアント端末の動作例]
図14は、本開示の一実施形態に係るクライアント端末100の動作例を示す流れ図である。図14に示したのは、クライアント端末100が、動画コンテンツサーバ2、3から複数の符号化ストリームを受信し、ピクチャを合成して符号化することで、複数の動画コンテンツを同時に再生する際の処理である。以下、図14を用いて本開示の一実施形態に係るクライアント端末100の動作例について説明する。
図14は、本開示の一実施形態に係るクライアント端末100の動作例を示す流れ図である。図14に示したのは、クライアント端末100が、動画コンテンツサーバ2、3から複数の符号化ストリームを受信し、ピクチャを合成して符号化することで、複数の動画コンテンツを同時に再生する際の処理である。以下、図14を用いて本開示の一実施形態に係るクライアント端末100の動作例について説明する。
まずクライアント端末100は、複数の動画コンテンツを同時に再生する際の初期設定を実行する(ステップS101〜S105)。ステップS101〜S105の初期設定は、制御部101が実行し得る。クライアント端末100は、変数Nに同時再生する動画コンテンツの数を設定し(ステップS101)、各動画コンテンツの最終IDRピクチャを保持するバッファ(最終IDRピクチャ記憶部123a〜123n)にnullを設定する(ステップS102)。
またクライアント端末100は、各動画コンテンツに対する代替モードフラグにfalseを設定し(ステップS103)、各動画コンテンツがリアルタイムで配信されるものかどうかのフラグを設定する(ステップS104)。またクライアント端末100は、現在のピクチャがIDRピクチャか否かを識別するためのIDRタイミングフラグにtrueを設定する(ステップS105)。
なお代替モードフラグとは、ピクチャの消失が生じたために代替ピクチャを生成し、その代替ピクチャを合成処理に用いるか否かを判定するためのフラグである。
上記ステップS101〜S105において、複数の動画コンテンツを同時に再生する際の初期設定を実行すると、続いてクライアント端末100は、動画コンテンツサーバ2、3から動画コンテンツの取得を開始する(ステップS106)。そして、動画コンテンツサーバ2、3から動画コンテンツの取得を開始すると、クライアント端末100は各動画コンテンツのピクチャパラメタを取得する(ステップS107)。
各動画コンテンツのピクチャパラメタを取得すると、続いてクライアント端末100は、取得した各動画コンテンツのピクチャパラメタを用いて、複数の動画コンテンツを合成する合成メイン処理をピクチャ単位で実行する(ステップS108)。合成メイン処理はストリーム合成部105が実行する。なお、合成メイン処理の概要については後に詳述する。
複数の動画コンテンツを合成する合成メイン処理を実行すると、続いてクライアント端末100は、次の合成タイミングまで待ち(ステップS109)、また、合成処理から抜けるかどうかを判断する(ステップS110)。合成処理から抜けないのであれば、クライアント端末100は上記ステップS108の合成メイン処理を継続し、合成処理から抜けるのであれば、クライアント端末100は一連の処理を終了する。
続いて、図14のステップS108に示した合成メイン処理の詳細について説明する。図15A〜図17Bは、本開示の一実施形態に係るクライアント端末100の動作例を示す流れ図である。図15A〜図17Bに示したのは、図14のステップS108に示した合成メイン処理の詳細な流れである。以下、図15A〜図17Bを用いて本開示の一実施形態に係るクライアント端末100の動作例について説明する。
合成メイン処理を実行する際には、まずクライアント端末100は、バッファ番号を1に設定する(ステップS111)。このステップS111の処理は制御部101が実行し得る。バッファ番号を1に設定すると、続いてクライアント端末100は、処理対象のバッファをバッファ番号のものに設定する(ステップS112)。このステップS112の処理は制御部101が実行し得る。すなわち、バッファ番号を1であれば処理対象のバッファはコンテンツバッファ部104aに設定される。
続いてクライアント端末100は、処理対象のバッファの先頭は空であるか、または先行して到着したピクチャが存在するかどうか判定する(ステップS113)。このステップS113の判定処理は制御部101が実行し得る。
上記ステップS113の判定の結果、処理対象のバッファの先頭は空ではなく、また先行して到着したピクチャも存在していなければ、クライアント端末100は、対象のバッファはリアルタイムで配信される動画コンテンツの符号化ストリームが格納される(リアルタイムモードフラグがtrueである)ものであり、かつ、対象バッファの先頭は既に代替処理されたピクチャであるかどうかを判定する(ステップS114)。このステップS114の判定処理は制御部101が実行し得る。
上記ステップS114の判定の結果、対象のバッファはリアルタイムで配信される動画コンテンツの符号化ストリームが格納されるものであり、かつ、対象バッファの先頭は既に代替処理がなされたピクチャであれば、クライアント端末100は、対象のバッファの先頭のピクチャを取り出す(ステップS115)。このステップS115の処理は制御部101がストリーム合成部105に実行させ得る。
対象のバッファはリアルタイムで配信される動画コンテンツであるので、対象バッファの先頭は既に代替処理がなされたピクチャ(すなわち、遅延して到着したピクチャ)がバッファの先頭にあれば、クライアント端末100は、時間軸を保つためにこの遅延して到着したピクチャ(バッファの先頭のピクチャ)を取り出すことで、そのピクチャを合成処理に使用しないようにする。
クライアント端末100は、上記ステップS115で対象のバッファの先頭のピクチャを取り出すと、取り出したピクチャがIDRピクチャかどうか判定する(ステップS116)。このステップS116の判定処理は制御部101が実行し得る。
ステップS116の判定の結果、取り出したピクチャがIDRピクチャであれば、続いてクライアント端末100は、取り出したIDRピクチャを、バッファ番号に対応する最終IDRピクチャ記憶部123a〜123n(バッファ番号が1であれば、最終IDRピクチャ記憶部123a)に保存する(ステップS117)。このステップS117の処理は制御部101が実行し得る。合成処理に使用しないピクチャであっても、取り出したピクチャがIDRピクチャであれば、後のピクチャの代替処理時に用いられる可能性があるため、クライアント端末100は、その取り出したIDRピクチャを、バッファ番号に対応する最終IDRピクチャ記憶部123a〜123nに保存しておく。
一方ステップS116の判定の結果、取り出したピクチャがPピクチャであれば、クライアント端末100はステップS117の処理をスキップする。
取り出したIDRピクチャをバッファ番号に対応する最終IDRピクチャ記憶部123a〜123nに保存すると(または保存する処理をスキップすると)、クライアント端末100はステップS112の処理に戻る。
一方、上記ステップS114の判定の結果、対象のバッファはリアルタイムで配信される動画コンテンツの符号化ストリームが格納されるものでなく、または、対象バッファの先頭は既に代替処理されたピクチャでは無ければ、クライアント端末100は、対象のバッファの先頭のピクチャを取り出す(ステップS118)。このステップS118の処理は制御部101がストリーム合成部105に実行させ得る。
ステップS118で対象のバッファの先頭のピクチャを取り出すと、続いてクライアント端末100は、IDRタイミングフラグがtrueかどうか判定する(ステップS119)。このステップS119の判定処理は制御部101が実行し得る。
ステップS119の判定の結果、IDRタイミングフラグがtrueであれば、クライアント端末100は、ステップS118で取り出したIDRピクチャを、バッファ番号に対応する最終IDRピクチャ記憶部123a〜123n(バッファ番号が1であれば、最終IDRピクチャ記憶部123a)に保存する(ステップS120)。このステップS120の処理は制御部101が実行し得る。
取り出したIDRピクチャをバッファ番号に対応する最終IDRピクチャ記憶部123a〜123nに保存すると、続いてクライアント端末100は、処理対象のバッファに対応する代替モードフラグにfalseを設定する(ステップS121)。このステップS121の処理は制御部101が実行し得る。
一方、ステップS119の判定の結果、IDRタイミングフラグがtrueでない(すなわちfalseである)場合は、クライアント端末100は、上記ステップS120、S121の処理を実行せず、続いて、処理対象のバッファに対応する代替モードフラグがtrueかどうか判定する(ステップS122)。このステップS122の判定処理は制御部101が実行し得る。
ステップS122の判定の結果、処理対象のバッファに対応する代替モードフラグがtrueであれば、クライアント端末100は、当該バッファに対応する符号化ストリームに対し、Pピクチャの代替ピクチャを生成する(ステップS123)。このステップS123の処理は代替ピクチャ生成部108が実行し得る。ここでPピクチャの代替ピクチャを生成する理由については後に詳述するが、簡単に説明すれば以下の通りである。
この時点で代替モードフラグがtrueであるということは、先行するIDRピクチャが欠損して代替ピクチャの生成処理が実行されたことを意味する。Pピクチャは、先行する同一GOP内のIDRピクチャの情報に依存する。従ってクライアント端末100は、仮にPピクチャが正常に受信されたとしても、IDRピクチャに対して代替ピクチャが生成されれば、正常に受信されたPピクチャを破棄し、スキップドマクロブロックで構成されるPピクチャへ置き換える。
上記ステップS121またはステップS123の処理を行うと、続いてクライアント端末100は、ステップS118で取り出したピクチャ、またはステップS123で生成された代替ピクチャをストリーム合成部105に送る(ステップS124)。このステップS124の処理は代替ピクチャ生成部108が実行し得る。ステップS124でピクチャをストリーム合成部105に送ると、クライアント端末100は後述のステップS130の処理へ移る。
上記ステップS113の判定の結果、処理対象のバッファの先頭が空であるか、または先行して到着したピクチャが存在していれば、続いてクライアント端末100は、IDRタイミングフラグがtrueかどうか判定する(ステップS125)。このステップS125の判定処理は制御部101が実行し得る。
ステップS125の判定の結果、IDRタイミングフラグがtrueであれば、クライアント端末100は、欠損しているのはIDRピクチャであると判断し、IDRピクチャを代替する代替ピクチャ(代替IDRピクチャ)を代替ピクチャ生成部108で生成する(ステップS126)。
一方、ステップS125の判定の結果、IDRタイミングフラグがtrueでなければ(すなわちIDRタイミングフラグがfalseであれば)、クライアント端末100は、欠損しているのはPピクチャであると判断し、Pピクチャを代替する代替ピクチャ(代替Pピクチャ)を代替ピクチャ生成部108で生成する(ステップS127)。代替ピクチャ生成部108での代替IDRピクチャの生成処理及び代替Pピクチャの生成処理の流れについては後に詳述する。
上記ステップS126またはステップS127で、代替IDRピクチャまたは代替Pピクチャを生成すると、続いてクライアント端末100は、処理対象のバッファに対応する代替モードフラグにtrueを設定する(ステップS128)。このステップS128の処理は制御部101が実行し得る。
上記ステップS128で処理対象のバッファに対応する代替モードフラグにtrueを設定すると、続いてクライアント端末100は、上記ステップS126またはステップS127で生成された代替IDRピクチャまたは代替Pピクチャを代替ピクチャ生成部108からストリーム合成部105へ送る(ステップS129)。
代替IDRピクチャまたは代替Pピクチャを代替ピクチャ生成部108からストリーム合成部105へ送ると、続いてクライアント端末100は、バッファ番号を1つインクリメントする(ステップS130)。このステップS130の処理は制御部101が実行し得る。
バッファ番号を1つインクリメントすると、続いてクライアント端末100は、インクリメント後のバッファ番号がコンテンツ数N以下かどうか判定する(ステップS131)。このステップS131の判定処理は制御部101が実行し得る。
上記ステップS131の判定の結果、インクリメント後のバッファ番号がコンテンツ数N以下であれば、クライアント端末100は上記ステップS112の処理に戻る。一方上記ステップS131の判定の結果、インクリメント後のバッファ番号がコンテンツ数Nを上回っていれば、クライアント端末100は、ピクチャの合成処理をストリーム合成部105で実行する(ステップS132)。ピクチャの合成処理については上述したのでここでは詳細な説明は割愛する。
上記ステップS132でピクチャの合成処理を実行すると、続いてクライアント端末100は、現在のピクチャがGOPの最終ピクチャかどうかを判定する(ステップS133)。このステップS133の判定処理は制御部101が実行し得る。
上記ステップS133の判定の結果、現在のピクチャがGOPの最終ピクチャであれば、クライアント端末100はIDRタイミングフラグをtrueに設定する(ステップS134)。一方、上記ステップS133の判定の結果、現在のピクチャがGOPの最終ピクチャでなければ、クライアント端末100はIDRタイミングフラグをfalseに設定する(ステップS135)。このステップS135の処理は制御部101が実行し得る。
上記ステップS134またはステップS135でIDRタイミングフラグをtrueまたはfalseに設定すると、クライアント端末100は合成メイン処理を終了し、上記ステップS109の処理(次の合成タイミングまで待機)に移る。
続いて代替ピクチャ生成部108での代替IDRピクチャの生成処理及び代替Pピクチャの生成処理について説明する。代替IDRピクチャの生成に際しては、まずクライアント端末100は、代替IDRピクチャとして最後に受信できたIDRピクチャを使用するかどうか判定する(ステップS141)。このステップS141の判定処理は制御部101が実行し得る。
ステップS141の判定の結果、代替IDRピクチャとして最後に受信できたIDRピクチャを使用する場合は、クライアント端末100は、最終IDRピクチャ記憶部123a〜123nに保存されているIDRピクチャを代替IDRピクチャとしてストリーム合成部105に返す(ステップS142)。このステップS142の処理は代替ピクチャ生成部108が実行し得る。
一方ステップS141の判定の結果、代替IDRピクチャとして最後に受信できたIDRピクチャを使用しない場合は、クライアント端末100は、代替IDRピクチャとして動画コンテンツサーバ2、3から提供されたIDRピクチャを使用するかどうか判定する(ステップS143)。このステップS143の判定処理は制御部101が実行し得る。
ステップS143の判定の結果、代替IDRピクチャとして動画コンテンツサーバ2、3から提供されたIDRピクチャを使用する場合は、クライアント端末100は、動画コンテンツサーバ2、3から提供され、サーバIDRピクチャ記憶部124a〜124nに保存されているIDRピクチャを代替IDRピクチャとしてストリーム合成部105に返す(ステップS144)。このステップS144の処理は代替ピクチャ生成部108が実行し得る。
一方ステップS143の判定の結果、代替IDRピクチャとして動画コンテンツサーバ2、3から提供されたIDRピクチャを使用しない場合は、クライアント端末100は、対象のバッファ番号から対応する符号化ストリームのパラメタを取得する(ステップS145)。このステップS145の処理は制御部101が実行し得る。
上記ステップS145で、対象のバッファ番号から対応する符号化ストリームのパラメタを取得すると、クライアント端末100は、取得したパラメタを用いて任意のIDRピクチャを生成して代替IDRピクチャとしてストリーム合成部105に返す(ステップS146)。このステップS146の処理は代替ピクチャ生成部108が実行し得る。
なお、ステップS143の判定の結果、代替IDRピクチャとして動画コンテンツサーバ2、3から提供されたIDRピクチャを使用しない場合は、クライアント端末100は、固定のピクチャを代替IDRピクチャとしてストリーム合成部105に返してもよい。
代替Pピクチャの生成に際しては、まずクライアント端末100は、対象のバッファ番号から対応する符号化ストリームのパラメタを取得する(ステップS151)。このステップS151の処理は制御部101が実行し得る。
上記ステップS151で、対象のバッファ番号から対応する符号化ストリームのパラメタを取得すると、クライアント端末100は、取得したパラメタを用いてスキップドマクロブロックで構成されるPピクチャを生成し、代替Pピクチャとしてストリーム合成部105に返す(ステップS152)。このステップS152の処理は代替ピクチャ生成部108が実行し得る。
以上、代替ピクチャ生成部108での代替IDRピクチャの生成処理及び代替Pピクチャの生成処理について説明した。
本開示の一実施形態に係るクライアント端末100は、係る動作を実行することで、いずれか動画コンテンツの符号化ストリームでピクチャの消失が生じていても、代替ピクチャを生成し、または動画コンテンツサーバ2、3から得て、消失したピクチャを代替ピクチャに置き換えて合成することができる。本開示の一実施形態に係るクライアント端末100は、消失したピクチャを代替ピクチャに置き換えて合成することで、いずれか動画コンテンツの符号化ストリームでピクチャの消失が生じていても、複数の動画コンテンツの同時再生表示を継続して行うことができる。
ここで、上述した本開示の一実施形態に係るクライアント端末100の動作例について、より詳細に説明する。
図18は、本開示の一実施形態に係るクライアント端末100による複数の符号化ストリームの合成処理を示す説明図である。図18に示したのは、4つの動画コンテンツA〜Dの符号化ストリームを合成する際に、ある合成タイミングで動画コンテンツCの符号化ストリームの入力が無かった場合の合成処理である。
動画コンテンツCの符号化ストリームの入力が無かった場合は、クライアント端末100は、代替ピクチャ生成部108が生成した代替ピクチャを、ピクチャ番号PNをkとして、動画コンテンツCの符号化ストリームが本来合成されるべき場所に組み込む。そしてクライアント端末100は、代替ピクチャが組み込まれた4つの符号化ストリームのスライス群をストリーム合成部105で合成する。ストリーム合成部105で合成された1枚のピクチャは、AVCデコード部106でデコードされて、動画コンテンツA、B、Dのピクセル群と、動画コンテンツCの替わりとなる代替コンテンツのピクセル群とになる。
図19は、本開示の一実施形態に係るクライアント端末100による複数の符号化ストリームの合成処理を示す説明図である。図19に示したのは、図18の例と同様に、4つの動画コンテンツA〜Dの符号化ストリームを合成する際に、ある合成タイミングで動画コンテンツCに入力が無かった場合の合成処理である。
図19に示したのは、代替ピクチャとして動画コンテンツサーバ2、3から提供された代替ピクチャを使用する場合の例である。動画コンテンツCの入力が無かった場合は、クライアント端末100は、動画コンテンツサーバ2、3から提供された代替ピクチャを、ピクチャ番号PNをkとして、動画コンテンツCが本来合成されるべき場所に組み込む。
そしてクライアント端末100は、代替ピクチャが組み込まれた4つの符号化ストリームのスライス群をストリーム合成部105で合成する。ストリーム合成部105で合成された1枚のピクチャは、AVCデコード部106でデコードされて、動画コンテンツA、B、Dのピクセル群と、動画コンテンツCの替わりとなる代替コンテンツのピクセル群とになる。
図20は、本開示の一実施形態に係るクライアント端末100に到着した符号化ストリームの例である。図20に示したのは、クライアント端末100への到着時にピクチャの欠損の無い、正常受信時の符号化ストリームの例である。なお図20には、説明の便宜上、コンテンツバッファ部104a、104bのみ図示されている。
図20に示したように符号化ストリームが欠損なく正常にクライアント端末100に到着した場合は、クライアント端末100は、コンテンツバッファ部104a、104bから1つずつピクチャを取り出して、IDRピクチャ同士、非IDRピクチャ同士を合成することで、複数の動画コンテンツの同時再生表示を行う。
受信した複数の符号化ストリームの少なくともいずれかに欠損が生じた場合は、上述したように、クライアント端末100は代替ピクチャを用意し、その代替ピクチャを用いてピクチャの合成を行う。
図21は、本開示の一実施形態に係るクライアント端末100に到着した符号化ストリームの例である。図21に示したのは、動画コンテンツBのIDRピクチャがクライアント端末100に未到着の場合の符号化ストリームの例である。なお図21には、説明の便宜上、コンテンツバッファ部104a、104bのみ図示されている。また図21に示した例は、図15Aに示した流れ図におけるステップS125〜ステップS129の処理に相当する。
図21に示したように、動画コンテンツAのIDRピクチャは存在しているが、本来なら動画コンテンツAのIDRピクチャに合成される筈の動画コンテンツBのIDRピクチャがクライアント端末100に未到着の場合は、クライアント端末100は、代替ピクチャ生成部108から代替IDRピクチャを用意する。
クライアント端末100は、ピクチャが未到着であっても、代替ピクチャ生成部108から代替IDRピクチャを用意し、他の符号化ストリームのピクチャと代替IDRピクチャとを合成することで、複数の動画コンテンツの同時再生表示を継続して行うことができる。
図22は、本開示の一実施形態に係るクライアント端末100に到着した符号化ストリームの例である。図22に示したのは、合成対象のピクチャの到着が遅延し、次の合成タイミング以降で合成されるべきピクチャが先に到着してしまった場合である。なお図22には、説明の便宜上、コンテンツバッファ部104a、104bのみ図示されている。また図22に示した例は、図15Aに示した流れ図におけるステップS125〜ステップS129の処理に相当する。
リアルタイムコンテンツを扱うために、UDP(User Datagram Protocol)等の、ネットワーク中においてパケットロスが発生するプロトコルを使用した場合、図22に示したように、次の合成タイミング以降で合成されるべきピクチャが先に到着することがある。
図22に示したように、合成対象のピクチャの到着が遅延し、次の合成タイミング以降で合成されるべきピクチャが先にクライアント端末100に到着した場合は、クライアント端末100は、代替ピクチャ生成部108から代替ピクチャ(図22の例では、代替IDRピクチャ)を用意する。
クライアント端末100は、合成対象のピクチャの到着が遅延した場合であっても、代替ピクチャ生成部108から代替ピクチャを用意し、他の符号化ストリームのピクチャと代替ピクチャとを合成することで、複数の動画コンテンツの同時再生表示を継続して行うことができる。
このように代替ピクチャの生成処理を実行すると、クライアント端末100は、上述したように、GOP内のIDRピクチャ以降のPピクチャについては、正常に受信が出来た場合でも破棄を行い、スキップドマクロブロックで構成されるPピクチャへ置き換える。Pピクチャは、先行するIDRピクチャの情報へ依存を持つためである。
図23は、本開示の一実施形態に係るクライアント端末100に到着した符号化ストリームの例である。図23に示したのは、図22のように合成対象のピクチャの到着が遅延し、次の合成タイミング以降で合成されるべきピクチャが先に到着したので代替ピクチャが用意された場合の例である。図23に示した例は、図16に示した流れ図におけるステップS122〜ステップS124の処理に相当する。
図23に示したように、GOP内のIDRピクチャ以降のPピクチャを破棄して、代替ピクチャ生成部108が用意するスキップドマクロブロックで構成されるPピクチャへ置き換えることで、クライアント端末100は自然な映像を他の動画コンテンツに合成することが出来る。
図24は、本開示の一実施形態に係るクライアント端末100に到着した符号化ストリームの例である。図24に示したのは、動画コンテンツBの符号化ストリームが遅延してクライアント端末100に到着した場合の例である。なお図24には、説明の便宜上、コンテンツバッファ部104a、104bのみ図示されている。また図24に示した例は、図15Cに示した流れ図におけるステップS114〜ステップS117の処理に相当する。
図24に示したように動画コンテンツBの符号化ストリームが遅延してクライアント端末100に到着した場合は、クライアント端末100は、動画コンテンツBに対して代替ピクチャを代替ピクチャ生成部108から用意し、動画コンテンツAのピクチャと代替ピクチャとを合成する。クライアント端末100は、動画コンテンツBの符号化ストリームが遅延して到着した場合であっても、代替ピクチャ生成部108から代替ピクチャを用意し、他の符号化ストリームのピクチャと代替ピクチャとを合成することで、複数の動画コンテンツの同時再生表示を継続して行うことができる。
ここで、動画コンテンツBがリアルタイムで配信されているコンテンツである場合、遅延して到着したピクチャに、既に代替ピクチャが用意されていた場合は、クライアント端末100は、図24に示したように、時間軸を保つために遅延して到着したピクチャを破棄する。ただ上述したように、IDRピクチャについては、後のピクチャの欠損時に最新のIDRピクチャへ代替する方が自然であるため、クライアント端末100は、IDRピクチャを最終IDRピクチャ記憶部123a〜123nに保持する。
その後遅延が解消し、動画コンテンツA、BでIDRピクチャ同士、非IDRピクチャ同士を合成出来るようになれば、クライアント端末100は、動画コンテンツA、Bの符号化ストリームの各ピクチャを用いた合成処理を再開する。図25は、本開示の一実施形態に係るクライアント端末100に到着した符号化ストリームの例であり、動画コンテンツA、Bの符号化ストリームの各ピクチャを用いた合成処理を再開する場合の例である。このように遅延が解消すれば、クライアント端末100は、動画コンテンツA、Bの符号化ストリームの各ピクチャを用いた合成処理を再開する。
配信される動画コンテンツがリアルタイムで配信されるものではなく、予め動画コンテンツサーバ2、3に蓄積されているものであれば、クライアント端末100は、リアルタイムで配信される動画コンテンツの場合のようにピクチャの破棄は行わない。時間軸より、コンテンツの連続性を保つ方が自然であるためであるが、本開示は係る例に限定されるものではない。配信される動画コンテンツが予め動画コンテンツサーバ2、3に蓄積されているものであっても、クライアント端末100は、リアルタイムで配信される動画コンテンツの場合のようにピクチャの破棄を行なっても良い。
図26は、本開示の一実施形態に係るクライアント端末100に到着した符号化ストリームの例である。図26に示したのは、図24の例と同様に、動画コンテンツBの符号化ストリームが遅延してクライアント端末100に到着した場合の例である。なお図24には、説明の便宜上、コンテンツバッファ部104a、104bのみ図示されている。また図26に示した例は、図16に示した流れ図におけるステップS118〜ステップS124の処理に相当する。
配信される動画コンテンツBが予め動画コンテンツサーバ2、3に蓄積されている場合であっても、動画コンテンツBの符号化ストリームが遅延してクライアント端末100に到着した場合は、クライアント端末100は、動画コンテンツBに対して代替ピクチャを代替ピクチャ生成部108から用意し、動画コンテンツAのピクチャと代替ピクチャとを合成する。
そして図26に示した例では、遅延して到着したピクチャに、既に代替ピクチャが用意されていた場合であっても、クライアント端末100は、遅延して到着したピクチャは破棄せず、そのままにしておく。
その後遅延が解消し、動画コンテンツA、BでIDRピクチャ同士、非IDRピクチャ同士を合成出来るようになれば、クライアント端末100は、動画コンテンツA、Bの符号化ストリームの各ピクチャを用いた合成処理を再開する。図27は、本開示の一実施形態に係るクライアント端末100に到着した符号化ストリームの例である。
このように、本開示の一実施形態に係るクライアント端末100は、合成対象のピクチャがIDRピクチャであるか否か、また合成対象の動画コンテンツがリアルタイムで配信されるものか否かに応じて、代替ピクチャの生成や、到着したピクチャの管理を変更し得る。
<2.まとめ>
以上説明したように本開示の一実施形態によれば、複数の動画コンテンツの符号化ストリームを受信して合成し、複数の動画コンテンツを同時に再生するクライアント端末100が提供される。本開示の一実施形態に係るクライアント端末100は、複数の動画コンテンツの符号化ストリームを受信して合成する際に、いずれかの符号化ストリームのピクチャが欠損したり、ピクチャの到着が遅延したりすると、代替ピクチャを用意する。
以上説明したように本開示の一実施形態によれば、複数の動画コンテンツの符号化ストリームを受信して合成し、複数の動画コンテンツを同時に再生するクライアント端末100が提供される。本開示の一実施形態に係るクライアント端末100は、複数の動画コンテンツの符号化ストリームを受信して合成する際に、いずれかの符号化ストリームのピクチャが欠損したり、ピクチャの到着が遅延したりすると、代替ピクチャを用意する。
本開示の一実施形態に係るクライアント端末100は、欠損や遅延が生じた場合に代替ピクチャを用意することで、いずれか一つの符号化ストリームに欠損や遅延が生じたために複数の符号化ストリームの合成が出来なくなってしまうという事態を回避することが出来る。
本開示の一実施形態に係るクライアント端末100は、代替ピクチャとして、例えば全黒の画面、正常にネットワークから受信できた最後のIDRピクチャ、エラー状況を説明する画像等を用い得る。このような代替ピクチャを用意することで、クライアント端末100は、ユーザに対して最適な視聴環境を提供する事が可能となる。
本開示の一実施形態に係るクライアント端末100は、配信されるコンテンツの特性に応じて代替ピクチャの処理を切り替え得る。配信されるコンテンツの特性に応じて代替ピクチャの処理を切り替えることで、本開示の一実施形態に係るクライアント端末100は、コンテンツのリアルタイム特性が重要な場合には情報遅延の最小化を行い、コンテンツの連続性が重要な場合には情報ロスの最小化を行うことができる。
本明細書の各装置が実行する処理における各ステップは、必ずしもシーケンス図またはフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、各装置が実行する処理における各ステップは、フローチャートとして記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、各装置に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアを、上述した各装置の構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供されることが可能である。また、機能ブロック図で示したそれぞれの機能ブロックをハードウェアで構成することで、一連の処理をハードウェアで実現することもできる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示はかかる例に限定されない。本開示の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
複数の符号化されたストリームを、該ストリームが復号される前に合成するとともに、前記複数の符号化されたストリームの情報の欠損を検知する合成部と、
前記合成部が欠損を検知すると、その欠損を代替する代替情報を前記合成部に提供する代替情報提供部と、
を備え、
前記合成部は、前記複数の符号化されたストリームの情報で欠損している箇所を前記代替情報に置き換えて合成する、映像処理装置。
(2)
前記代替情報提供部は、前記代替情報を生成する代替情報生成部を備える、前記(1)に記載の映像処理装置。
(3)
前記代替情報生成部は、前記複数の符号化されたストリームを用いて前記代替情報を生成する、前記(2)に記載の映像処理装置。
(4)
前記代替情報生成部は、前記合成部で合成される符号化されたストリームとは別の符号化されたストリームを用いて前記代替情報を生成する、前記(2)に記載の映像処理装置。
(5)
前記代替情報生成部は、前記複数の符号化されたストリームを用いて、単独で符号化出来るピクチャに対する前記代替情報を生成する、前記(2)〜(4)のいずれかに記載の映像処理装置。
(6)
前記代替情報提供部は、前記符号化されたストリームの配信元の装置から前記代替情報を取得する、前記(1)〜(5)のいずれかに記載の映像処理装置。
(7)
前記合成部は、前記符号化されたストリームの種類に応じて、欠損が生じた時点以降のストリームの情報の扱いを変える、前記(2)〜(6)のいずれかに記載の映像処理装置。
(8)
前記合成部は、前記合成部が検知した欠損に対応する情報が遅延して到着した場合に、該情報を破棄する、前記(7)に記載の映像処理装置。
(9)
前記代替情報生成部は、前記合成部が検知した欠損に対応する情報が遅延して到着した場合に、該情報を用いて前記代替情報を生成する、前記(7)に記載の映像処理装置。
(10)
前記代替情報生成部は、単独で符号化出来ないピクチャに対する前記代替情報として、スキップドマクロブロックを用いる、前記(2)〜(9)のいずれかに記載の映像処理装置。
(11)
複数の符号化されたストリームを、該ストリームが復号される前に合成するステップと、
前記複数の符号化されたストリームの情報の欠損を検知するステップと、
前記検知するステップで欠損が検知されると、その欠損を代替する代替情報を提供するステップと、
を備え、
前記合成するステップは、前記複数の符号化されたストリームの情報で欠損している箇所を前記代替情報に置き換えて合成する、映像処理方法。
(12)
コンピュータに、
複数の符号化されたストリームを、該ストリームが復号される前に合成するステップと、
前記複数の符号化されたストリームの情報の欠損を検知するステップと、
前記検知するステップで欠損が検知されると、その欠損を代替する代替情報を提供するステップと、
を実行させ、
前記合成するステップは、前記複数の符号化されたストリームの情報で欠損している箇所を前記代替情報に置き換えて合成する、コンピュータプログラム。
(1)
複数の符号化されたストリームを、該ストリームが復号される前に合成するとともに、前記複数の符号化されたストリームの情報の欠損を検知する合成部と、
前記合成部が欠損を検知すると、その欠損を代替する代替情報を前記合成部に提供する代替情報提供部と、
を備え、
前記合成部は、前記複数の符号化されたストリームの情報で欠損している箇所を前記代替情報に置き換えて合成する、映像処理装置。
(2)
前記代替情報提供部は、前記代替情報を生成する代替情報生成部を備える、前記(1)に記載の映像処理装置。
(3)
前記代替情報生成部は、前記複数の符号化されたストリームを用いて前記代替情報を生成する、前記(2)に記載の映像処理装置。
(4)
前記代替情報生成部は、前記合成部で合成される符号化されたストリームとは別の符号化されたストリームを用いて前記代替情報を生成する、前記(2)に記載の映像処理装置。
(5)
前記代替情報生成部は、前記複数の符号化されたストリームを用いて、単独で符号化出来るピクチャに対する前記代替情報を生成する、前記(2)〜(4)のいずれかに記載の映像処理装置。
(6)
前記代替情報提供部は、前記符号化されたストリームの配信元の装置から前記代替情報を取得する、前記(1)〜(5)のいずれかに記載の映像処理装置。
(7)
前記合成部は、前記符号化されたストリームの種類に応じて、欠損が生じた時点以降のストリームの情報の扱いを変える、前記(2)〜(6)のいずれかに記載の映像処理装置。
(8)
前記合成部は、前記合成部が検知した欠損に対応する情報が遅延して到着した場合に、該情報を破棄する、前記(7)に記載の映像処理装置。
(9)
前記代替情報生成部は、前記合成部が検知した欠損に対応する情報が遅延して到着した場合に、該情報を用いて前記代替情報を生成する、前記(7)に記載の映像処理装置。
(10)
前記代替情報生成部は、単独で符号化出来ないピクチャに対する前記代替情報として、スキップドマクロブロックを用いる、前記(2)〜(9)のいずれかに記載の映像処理装置。
(11)
複数の符号化されたストリームを、該ストリームが復号される前に合成するステップと、
前記複数の符号化されたストリームの情報の欠損を検知するステップと、
前記検知するステップで欠損が検知されると、その欠損を代替する代替情報を提供するステップと、
を備え、
前記合成するステップは、前記複数の符号化されたストリームの情報で欠損している箇所を前記代替情報に置き換えて合成する、映像処理方法。
(12)
コンピュータに、
複数の符号化されたストリームを、該ストリームが復号される前に合成するステップと、
前記複数の符号化されたストリームの情報の欠損を検知するステップと、
前記検知するステップで欠損が検知されると、その欠損を代替する代替情報を提供するステップと、
を実行させ、
前記合成するステップは、前記複数の符号化されたストリームの情報で欠損している箇所を前記代替情報に置き換えて合成する、コンピュータプログラム。
100 クライアント端末
101 制御部
102 ネットワーク送受信部
103 符号化ストリーム分別部
104a、104b、104c、・・・、104n コンテンツバッファ部
105 ストリーム合成部
106 AVCデコード部
107 アプリケーション部
108 代替ピクチャ生成部
111 パラメタ生成部
112 IDRピクチャ記憶生成部
113 Pピクチャ生成部
114 ピクチャ選択部
121 固定IDRピクチャ記憶部
122 任意IDRピクチャ生成部
123a〜123n 最終IDRピクチャ記憶部
124a〜124n サーバIDRピクチャ記憶部
101 制御部
102 ネットワーク送受信部
103 符号化ストリーム分別部
104a、104b、104c、・・・、104n コンテンツバッファ部
105 ストリーム合成部
106 AVCデコード部
107 アプリケーション部
108 代替ピクチャ生成部
111 パラメタ生成部
112 IDRピクチャ記憶生成部
113 Pピクチャ生成部
114 ピクチャ選択部
121 固定IDRピクチャ記憶部
122 任意IDRピクチャ生成部
123a〜123n 最終IDRピクチャ記憶部
124a〜124n サーバIDRピクチャ記憶部
Claims (12)
- 複数の符号化されたストリームを、該ストリームが復号される前に合成するとともに
前記複数の符号化されたストリームの情報の欠損を検知する合成部と、
前記合成部が欠損を検知すると、その欠損を代替する代替情報を前記合成部に提供する代替情報提供部と、
を備え、
前記合成部は、前記複数の符号化されたストリームの情報で欠損している箇所を前記代替情報に置き換えて合成する、映像処理装置。 - 前記代替情報提供部は、前記代替情報を生成する代替情報生成部を備える、請求項1に記載の映像処理装置。
- 前記代替情報生成部は、前記複数の符号化されたストリームを用いて前記代替情報を生成する、請求項2に記載の映像処理装置。
- 前記代替情報生成部は、前記合成部で合成される符号化されたストリームとは別の符号化されたストリームを用いて前記代替情報を生成する、請求項2に記載の映像処理装置。
- 前記代替情報生成部は、前記複数の符号化されたストリームを用いて、単独で符号化出来るピクチャに対する前記代替情報を生成する、請求項2に記載の映像処理装置。
- 前記代替情報提供部は、前記符号化されたストリームの配信元の装置から前記代替情報を取得する、請求項1に記載の映像処理装置。
- 前記合成部は、前記符号化されたストリームの種類に応じて、欠損が生じた時点以降のストリームの情報の扱いを変える、請求項2に記載の映像処理装置。
- 前記合成部は、前記合成部が検知した欠損に対応する情報が遅延して到着した場合に、該情報を破棄する、請求項7に記載の映像処理装置。
- 前記代替情報生成部は、前記合成部が検知した欠損に対応する情報が遅延して到着した場合に、該情報を用いて前記代替情報を生成する、請求項7に記載の映像処理装置。
- 前記代替情報生成部は、単独で符号化出来ないピクチャに対する前記代替情報として、スキップドマクロブロックを用いる、請求項2に記載の映像処理装置。
- 複数の符号化されたストリームを、該ストリームが復号される前に合成するステップと、
前記複数の符号化されたストリームの情報の欠損を検知するステップと、
前記検知するステップで欠損が検知されると、その欠損を代替する代替情報を提供するステップと、
を備え、
前記合成するステップは、前記複数の符号化されたストリームの情報で欠損している箇所を前記代替情報に置き換えて合成する、映像処理方法。 - コンピュータに、
複数の符号化されたストリームを、該ストリームが復号される前に合成するステップと、
前記複数の符号化されたストリームの情報の欠損を検知するステップと、
前記検知するステップで欠損が検知されると、その欠損を代替する代替情報を提供するステップと、
を実行させ、
前記合成するステップは、前記複数の符号化されたストリームの情報で欠損している箇所を前記代替情報に置き換えて合成する、コンピュータプログラム。
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