JP2014200214A - 麺乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】設置面積の減少、清掃時間の短縮、そして温度のばらつきを抑制することができる麺乾燥機を提供することである。【解決手段】麺乾燥機10は;ハウジング30の内部空間に乾燥風を供給する乾燥風供給手段32;ハウジングの入口30aと出口30bとの間の両側に対称に配置された一対の可撓性の無端細長部材34:一対の無端細長部材を前記両側の夫々で相互に同期して上下方向に蛇行し移動循環させる案内駆動機構35;一対の無端細長部材の長手方向に沿い離間した複数の位置に配置され、前記入口で蒸麺塊を受領して支持し、一対の無端細長部材により前記出口まで移動される間に前記乾燥風により乾燥させて即席麺塊を作成し前記出口から即席麺塊を排出する麺塊支持手段34b、を備える。【選択図】 図2

Description

この発明は、所定量の蒸麺塊に乾燥風を当て即席麺塊を作成する麺乾燥機に関係している。
所定量の麺原料を投入すると所定量の即席麺の塊を連続的に製造してくれる即席麺連続製造プラントはよく知られている。
即席麺連続製造プラントは、所定量の麺原料を捏ね打ち所定量の麺生地の塊であるドウを作成する麺原料捏ね機,そして麺原料捏ね機からの所定量のドウが供給され供給された所定量のドウを所望の厚さまで延ばし麺生地帯を作成する麺生地延ばし機を備えている。
即席麺連続製造プラントはさらに、麺生地延ばし機から麺生地帯が供給され供給された麺生地帯を複数本の所定の幅の細長い線状の麺形状に切断し素麺を形成する素麺作成機,素麺作成機からの素麺を蒸して蒸麺にする蒸麺作成機,蒸麺作成機からの蒸麺を所定形状の所定量の蒸麺塊に整形する麺塊作成機を備えている。
即席麺連続製造プラントは、麺塊作成機からの蒸麺塊を熱風乾燥させて即席麺塊にする麺乾燥機、そして麺乾燥機により作成された即席麺塊から熱を取り除く麺塊除熱機を備えている。
即席麺連続製造プラントには、麺塊除熱機で除熱された後の即席麺を容易に市場に流通させる為の市場流通袋又はカップ状容器に包装する為の麺塊包装機が通常は組み合わされている。麺塊包装機では、麺塊除熱機で除熱された後の即席麺とともに、即席麺連続製造プラントとは別の製造プラントにより製造されていた、麺汁の元を所定量収納した麺汁元パックや、香辛料パックや、消費者により即席麺から戻された麺に添える種々の麺添付物を収納した麺添付物パック等が、市場流通袋又はカップ状容器に入れられ包装される。
そして、近年では即席麺連続製造プラントは、製造技術の向上に伴い、その麺製造効率を上げる為に、大型化が進み、その規模を示すローラ幅が1000mm以上の即席麺連続製造プラントも出現している。
即席麺連続製造プラントにおいては、ドウから即席麺塊が麺塊包装機において市場流通袋又はカップ状容器に包装されるまでの種々の工程の間に、ドウから即席麺塊になるまでの種々の段階の麺形態(ドウ,麺生地帯,素麺,蒸麺塊,そして即席麺塊)から麺原料の粉や種々の段階の麺形態の剥離片が落下する。
従って、即席麺連続製造プラントでは、落下した麺原料の粉や種々の段階の麺形態の剥離片を即席麺連続製造プラントから取り除く為の定期的な清掃が欠かせない。また近年では、アレルゲンの混入防止の為にも、即席麺連続製造プラントの念入りな清掃が欠かせないし、後者の清掃には前者の清掃よりも遥かに多くの時間が必要となっている。
前述した清掃の間には、即席麺連続製造プラントの動作を停止させなければならない。そして、即席麺連続製造プラントの動作を停止させる時間が長くなればなるほど、即席麺連続製造プラントの動作効率が低下する。しかも、即席麺連続製造プラントの幅が大きくなるに従い前述した清掃にかかる時間が長くなる。
従来の熱風を使用した麺乾燥機では、麺塊作成機により作成された蒸麺塊が水平移動コンベヤ又は水平移動リテーナ(保持容器)により水平移動される間に熱風が当てられて即席麺塊にされている。水平移動コンベヤ又は水平移動リテーナ(保持容器)や水平移動コンベヤ又は水平移動リテーナ(保持容器)の全体に熱風を送る為の熱風送風構造は、即席麺連続製造プラントが収容されている建物の床上に大きな設置面積を必要としている。その為に、必然的に前述した清掃にかかる時間が長くなっている。また、設置面積の全体を所望の乾燥温度にすることは、設置面積が大きくなればなるほど上記全体における温度のばらつきが大きくなり易く、品質管理が難しい。
さらに、従来の熱風を使用した麺乾燥機では、水平移動コンベヤ又は水平移動リテーナ(保持容器)の水平移動を案内する為の水平移動案内手段が全体として大きな面積となる上方を向いた水平移動支持面を有していて、この大きな面積となる水平移動支持面を前述した如く清掃するのにも多くの時間が掛かっていた。
この発明は上記事情の下でなされ、この発明の目的は、設置に要する面積を減少出来、清掃に要する時間を短く出来、さらに温度のばらつきを抑制することが出来る麺乾燥機を提供することである。
この発明の上述した目的を達成する為にこの発明に従った麺乾燥機は、入口開口から供給された蒸麺塊を乾燥風を当てて乾燥させ出口開口から即席麺塊を排出する麺乾燥機であり:入口開口と、出口開口と、を有しているハウジングと;ハウジングの内部空間に乾燥風を供給する乾燥風供給手段と;ハウジングにおいて入口開口から出口開口までの両側に相互に対称に配置された一対の可撓性無端細長部材と:一対の可撓性無端細長部材を前記両側の夫々で相互に同期して上下方向に蛇行して移動させるとともに循環させる案内駆動機構と;一対の可撓性無端細長部材において一対の可撓性無端細長部材の長手方向に沿い相互に離間した複数の位置に配置され、ハウジングの入口開口で受領した蒸麺塊を支持し、一対の可撓性無端細長部材によりハウジングの出口開口まで移動される間に蒸麺塊を前記乾燥風により乾燥させて即席麺塊を作成する麺塊支持手段と、を備えたことを特徴としている。
このように構成されたことを特徴とするこの発明に従った麺乾燥機においては、ハウジングの入口開口で蒸麺塊を受領した麺塊支持手段が、ハウジングにおいて入口開口から出口開口まで一対の可撓性無端細長部材と案内駆動機構との組み合わせにより上下方向に蛇行しながら移動される間に、乾燥風供給手段によりハウジングの内部空間に供給された乾燥風により蒸麺塊を乾燥させて即席麺塊を作成している。
従って、麺塊作成機により作成された蒸麺塊が水平移動コンベヤ又は水平移動リテーナ(保持容器)により水平移動される間に熱風が当てられて即席麺塊にされている従来の麺乾燥機に比べると、麺乾燥機の設置に要する面積を減少出来、ひいては清掃に要する時間を短く出来、さらには温度のばらつきを抑制することが出来る。
また、ハウジングの内部空間においてハウジングの入口開口から出口開口までに麺塊支持手段により支持されて移動する麺塊が移動する距離は十分に確保されて麺塊の乾燥を十分に行なうことが出来る。
しかも、前述した従来の麺乾燥機が水平移動コンベヤ又は水平移動リテーナ(保持容器)の水平移動を案内する為の水平移動案内手段が全体として大きな面積となる上方を向いた水平移動支持面を有したのと比べると、前述したように構成されたことを特徴とするこの発明に従った麺乾燥機は、大きな面積の上方を向いた水平移動支持面を有しないので、水平移動支持面を前述した如く清掃するのに多くの時間を必要としていない。
図1は、この発明の一実施形態に従った麺乾燥機を含む即席麺連続製造プラントの全体の構成を概略的に示す図である。 図2は、図1の麺乾燥機の概略的な縦断面図である。
最初に、図1を参照しながら、この発明の一実施形態に従った麺乾燥機10を含む即席麺連続製造プラント12の全体の構成を概略的に説明する。
即席麺連続製造プラント12は、所定量の麺原料を捏ね打ち所定量の麺生地の塊であるドウAを作成する麺原料捏ね機14を備えている。
即席麺連続製造プラント12は、麺原料捏ね機14からのドウAが供給され供給されたドウAを所定の厚さまで延ばして所定の厚さの麺生地帯Cを作成するよう構成されている麺生地延ばし機16を備えている。この実施形態の麺生地延ばし機16は、麺生地帯Cをさらに所望の厚さまで延ばすよう構成されている。
即席麺連続製造プラント12はさらに、麺生地延ばし機16において所望の厚さにまで延ばされた麺生地帯Cが供給され供給された麺生地帯Cを複数本の所定の幅の細長い線状の麺形状に切断し素麺Dを形成する素麺作成機18、素麺作成機18からの素麺Dを蒸して蒸麺Eにする蒸麺作成機(又は蒸し機)20、蒸麺作成機20からの蒸麺Eを所定形状の所定量の蒸麺塊Fに整形する麺塊作成機22、麺塊作成機22により作成された蒸麺塊Fを熱風乾燥させて即席麺塊Gにする麺乾燥機10、そして麺乾燥機10により作成された即席麺塊Gから熱を取り除く麺塊除熱機24を備えている。
即席麺連続製造プラント12には、麺塊除熱機24で除熱された後の即席麺塊Gを容易に市場に流通させる為の市場流通袋又はカップ状容器に包装する麺塊包装機26が組み合わされている。麺塊包装機26では、麺塊除熱機24で除熱された後の即席麺塊Gとともに、即席麺連続製造プラント12とは別の図示されていない製造プラントにより製造されていた、麺汁の元を所定量収納した図示されていない麺汁元パックや、図示されていない香辛料パックや、消費者により即席麺塊から戻された麺に添える種々の麺添付物を収納した図示されていない麺添付物パック等が、市場流通袋又はカップ状容器に入れられ包装される。
近年では即席麺連続製造プラント12は、製造技術の向上に伴い、その即席麺製造効率を上げる為に、大型化が進み、その規模を示すローラ幅が1000mm以上のもの出現している。
即席麺連続製造プラント12において、麺原料捏ね機14,麺生地延ばし機16,素麺作成機18,蒸麺作成機(又は蒸し機)20,麺塊作成機22,麺乾燥機10,そして麺塊除熱機24の夫々は、夫々の動作をフィードバック制御する為の個別の制御ユニットS1,S2,S3,S4,S5,S6,そしてS7に接続されている。
そして、麺原料捏ね機14から麺生地延ばし機16にドウAが供給されると、ドウAから麺生地延ばし機16,素麺作成機18,蒸麺作成機(蒸し機)20,麺塊作成機22,麺乾燥機10,そして麺塊除熱機24が、夫々において所望の厚さの麺生地帯C,素麺D,蒸麺E,蒸麺塊F,そして即席麺塊Gを作成する。
そして、最後に麺塊除熱機24から即席麺塊Gが供給されたことを検知した麺塊包装機26がその制御ユニットS8により動作されて、麺塊除熱機24からの即席麺塊Gを、前述した如く即席麺連続製造プラント12とは別の図示されていない製造プラントにより製造されていた、麺汁の元を所定量収納した図示されていない麺汁元パックや、図示されていない香辛料パックや、消費者により即席麺から戻された麺に添える種々の麺添付物を収納した図示されていない麺添付物パック等とともに、市場流通袋又はカップ状容器に入れ包装する。
この間に、個別の制御ユニットS1,S2,S3,S4,S5,S6,S7,そしてS8は、麺原料捏ね機14,麺生地延ばし機16,素麺作成機18,蒸麺作成機(蒸し機)20,麺塊作成機22,麺乾燥機10,麺塊除熱機24,そして麺塊包装機26の夫々の動作が適切に行なわれるようこれらの動作をフィードバック制御する。
次に、図2を参照しながら、この発明の一実施形態に従った麺乾燥機10の構成をより詳細に説明する。
麺乾燥機10は、図1中に示されている麺塊作成機22からの所定量の蒸麺塊Fが供給される入口開口30aと、図1中に示されている麺塊除熱機24に隣接した出口開口30bと、を有しているハウジング30を備えている。ハウジング30は、即席麺連続製造プラント12が設置されている建物の床FLの所定位置に置かれて固定されている。
なお、即席麺連続製造プラント12の麺原料捏ね機14,麺生地延ばし機16,素麺作成機18,蒸麺作成機(蒸し機)20,麺塊作成機22,麺乾燥機10のハウジング30,そして麺塊除熱機24,さらに麺塊包装機26の夫々は、上記建物の同じ階の床FLに置かれていなくても良く、異なった階の床に置かれることが出来る。
麺乾燥機10は、ハウジング30の入口開口30aに対し図1中に示されている麺塊作成機22から供給された所定量の蒸麺塊Fに対し乾燥風を当てて乾燥させて即席麺塊Gを作成し、即席麺塊Gをハウジング30の出口開口30bから麺塊包装機26に供給する。
麺乾燥機10は、ハウジング30の内部空間に乾燥風を供給する乾燥風供給手段32を備えている。この実施形態においてハウジング30の内部空間は、入口開口30aと出口開口30bとの間を延出する前後方向(図2では左右方向)に沿い入口開口30aと出口開口30bとの間を複数の区画(この実施形態では6区画K1,K2,K3,K4,K5,K6)に区分され、乾燥風供給手段32は複数の区画(この実施形態では6区画K1,K2,K3,K4,K5,K6)の夫々の上端部又は下端部に交互に配置されている。
複数の区画の夫々において上下方向において乾燥風供給手段32から離れた上端部位又は下端部位には排気口33aが形成されている。夫々の区画の排気口33aは、ハウジング30の外部のダクト33bを介して隣接した区画の乾燥風供給手段32の外気導入口に接続されている。
ハウジング30の内部空間の複数の区画は、ハウジング30の内表面において前記前後方向に所定距離離れた位置に取り付けられている複数の隔壁P1,P2,P3、P4,P5により区画されている。
個々の乾燥風供給手段32は、ハウジング30の外部の前述した外気導入口から導入した外気及び前述した外気導入口に隣接した区画の排気口33aからダクト33bを介して図2中に点線の矢印で示す如く導入された空気を、公知の加熱手段により加熱した後に乾燥空気として加熱空気を対応する区画の下方又は上方の空間に向かい噴出するよう構成されていて、このような構成の乾燥風供給手段32は、公知である。
個々の乾燥風供給手段32の動作の制御は図1中に示されている麺乾燥機10の為の個別の制御ユニットS6により制御される。
複数の区画(この実施形態では6区画K1,K2,K3,K4,K5,K6)の上端部又は下端部に交互に配置されている乾燥風供給手段32の前述した外気導入口には、外気のみならず隣接した区画の排気口33aからダクト33bを介して図2中に点線の矢印で示されている如く隣接した区画において蒸麺塊Fの乾燥に使用された後の乾燥空気としての加熱空気が導入される。即ち、ハウジング30の内部空間の複数の区画では、上端部又は下端部に配置されている乾燥風供給手段32により乾燥空気としての加熱空気が循環される。隔壁P1,P2,P3、P4,P5は、個々の区画の加熱空気が隣接する区画の加熱空気と出来る限り混ざり合わないようにすることに役立っていて、個々の区画内の加熱空気の温度管理や湿度管理や送風量の管理を容易にしている。
即ち、複数の区画内の乾燥空気としての加熱空気の温度や湿度を相互に異ならせることが出来るし、乾燥空気としての加熱空気の送風量を相互に異ならせることが出来る。
複数の乾燥風供給手段32の夫々は、外部空間の空気を吸入することなく、外気導入口に隣接した区画の排気口33aからダクト33bを介して図2中に点線の矢印で導入された乾燥空気のみを、公知の加熱手段により加熱した後に対応する区画の下方又は上方の空間に向かい噴出しても良い。
また複数の乾燥風供給手段32の夫々は、外部空間から吸入する空気の量と隣接した区画からの乾燥空気の量とを任意に変更可能なように構成されていることも出来る。
さらに複数の乾燥風供給手段32の夫々は、その外気導入口に導入された外部空間の空気又は外気導入口に隣接した区画の排気口33aからダクト33bを介して図2中に点線の矢印で導入された乾燥空気を加熱することなく対応する区画の下方又は上方の空間に向かい噴出しても良い。
ハウジング30の内部空間における乾燥空気の循環方法は前述した例に限られず、麺乾燥機10において乾燥される蒸麺塊Fの材料や形状や重量などにより所望の最適な乾燥となるよう種々変更させることが可能である。
ハウジング30の内部空間には、ハウジング30において入口開口30aから出口開口30bまでの両側に相互に対称に一対の可撓性無端細長部材34が配置されていて、一対の可撓性無端細長部材34は前記両側の夫々で案内駆動機構35により相互に同期して上下方向に蛇行して移動されるとともに循環される。なお、図2においては、図面の理解を容易にする為に、前記両側の片側の可撓性無端細長部材34及び案内駆動機構35のみが示されている。
即ち、ハウジング30の内部空間中で案内駆動機構35により駆動され移動を案内される一対の可撓性無端細長部材34は、ハウジング30の内部空間において入口開口30aと出口開口30bとの間で相互に同期して上下方向に蛇行して移動されるとともに循環される。この実施形態の一対の可撓性無端細長部材34の移動方向は図2において可撓性無端細長部材34の長手方向に重複して示されている矢印Xにより示されている。
一対の可撓性無端細長部材34において一対の可撓性無端細長部材34の長手方向に沿い相互に離間した複数の位置には複数の連結棒34a(図2中には図面の煩雑を避ける為に第1区画K1中の可撓性無端細長部材34の1つの上下方向延出部分にのみ概略的に図示されている)が相互に水平に保持されている。
複数の連結棒34aの夫々には、麺塊支持手段34bが支持されている。麺塊支持手段34bは、ハウジング30の入口開口30aで麺塊作成機22(図1参照)から供給された所定量の蒸麺塊Fを受領し、複数の連結棒34aとともに一対の可撓性無端細長部材34によりハウジング30の出口開口30bまで移動される間に蒸麺塊Fを乾燥風供給手段32から噴出される加熱空気(即ち、乾燥風)にさらして乾燥させて即席麺塊Gを作成し、即席麺塊Gをハウジング30の出口開口30bから麺塊除熱機24(図1参照)に供給する。
この実施形態において麺塊支持手段34bは、一対の可撓性無端細長部材34による移動の間に麺塊支持手段34bが支持している蒸麺塊F及び蒸麺塊Fから作成された即席麺塊Gを確実に支持し落下させないよう構成されているとともに、支持している蒸麺塊Fの内部まで乾燥風供給手段32から噴出される加熱空気(即ち、乾燥風)を十分に通気させることが出来るよう上記加熱空気(即ち、乾燥風)が通過可能に構成されている。このような構成は、網目形状,パンチング形状,格子形状,そして櫛歯形状等の床を有した麺塊支持棚又は麺塊支持リテーナを含む。
図2中に示されている如く、案内駆動機構35は、ハウジング30の両側の夫々において上下方向に相互に離間し回転自在な複数対の巻き掛けローラ35aと、ハウジング30の両側の少なくとも一方において図示されていない回転駆動源、例えばモータ、からの回転駆動力が入力される回転駆動ローラ35bと、を備えている。
夫々の対の上下方向に離間した巻き掛けローラ35aはハウジング30の入口開口30aと出口開口30bとの間を延出する前後方向に位置ずれしている。この実施形態では回転駆動ローラ35bは、ハウジング30の入口開口30aの下方の近傍に配置されている。
前述した如く複数の連結棒34aにより相互に連結されている一対の可撓性無端細長部材34は、ハウジング30の両側の複数対の巻き掛けローラ35aに巻きかけられて上下方向に蛇行して案内され、一対の可撓性無端細長部材34の少なくとも一方が回転駆動ローラ35bに巻き掛けられて回転駆動ローラ35bからの回転駆動力を受けることにより、複数対の巻き掛けローラ35aにより上下方向に蛇行して移動される。
案内駆動機構35の前述した図示されていない回転駆動源、例えばモータ、の動作の制御は図1中に示されている麺乾燥機10の為の個別の制御ユニットS6により制御される。
この実施形態の案内駆動機構35はさらに、一対の可撓性無端細長部材34が巻き掛けられハウジング30の入口開口30aから外に向かい一対の可撓性無端細長部材34を導き出すとともに反転させて入口開口30a中に向かい一対の可撓性無端細長部材34を導き入れる複数の入口開口導出導入案内ローラ35c、そして、一対の可撓性無端細長部材34が巻き掛けられハウジング30の出口開口30bから外に向かい一対の可撓性無端細長部材34を導き出すとともに反転させて出口開口30b中に向かい一対の可撓性無端細長部材34を導き入れる複数の出口開口導出導入案内ローラ35d、を有している。
この実施形態の案内駆動機構35はさらに、一対の可撓性無端細長部材34が巻き掛けられハウジング30の出口開口30bの近傍の下方から入口開口30aの下方の近傍の回転駆動ローラ35bまで床FLに沿い一対の可撓性無端細長部材34をハウジング30の下方で導くハウジング30の両側の少なくとも一対の戻りローラ35eを有している。
なお、回転駆動ローラ35bを自由回転案内ローラとし、複数の巻き掛けローラ35a,複数の入口開口導出導入案内ローラ35c,複数の出口開口導出導入案内ローラ35d,そして複数の戻りローラ35eのいずれかを図示されていない回転駆動源、例えばモータ、からの回転駆動力が入力される回転駆動ローラとして使用することも出来る。
上述した如く構成されているこの実施形態に従った案内駆動機構35によれば、一対の可撓性無端細長部材34は、ハウジング30の内部空間の両側において、ハウジング30の入口開口30aの近傍の下方の回転駆動ローラ35bにより回転駆動力が伝達されると、複数の入口開口導出導入案内ローラ35cによりハウジング30の入口開口30aから外に向かい導き出されるとともに反転されて入口開口30a中に向かい導き入れられる。
ハウジング30の入口開口30aから外に向かい導き出された一対の可撓性無端細長部材34の複数の連結棒34aに支持されている複数の麺塊支持手段34bは、図1及び図2中に図示されている如く、麺塊作成機22からの蒸麺塊Fを受け取る、即ち供給される、ことが出来る。
複数の入口開口導出導入案内ローラ35cにより入口開口30a中に向かい導き入れられた一対の可撓性無端細長部材34は、ハウジング30の両側の夫々において上下方向に相互に離間し回転自在な複数対の巻き掛けローラ35aにより入口開口30aから出口開口30bまで相互に同期して上下方向に蛇行して移動される。この間に、一対の可撓性無端細長部材34の複数の連結棒34aに支持されている複数の麺塊支持手段34bに支持されている蒸麺塊Fは、複数の区画(この実施形態では、6区画K1,K2,K3,K4,K5,K6)中において複数の乾燥風供給手段32からの乾燥風に当てられて即席麺塊Gにされる。
複数対の巻き掛けローラ35aにより入口開口30aから出口開口30bまで相互に同期して上下方向に蛇行して移動された一対の可撓性無端細長部材34は、複数の出口開口導出導入案内ローラ35dによりハウジング30の出口開口30bから外に向かい導き出されるとともに反転されて出口開口30b中に向かい導き入れられる。
ハウジング30の出口開口30bから外に向かい導き出された一対の可撓性無端細長部材34の複数の連結棒34aに支持されている複数の麺塊支持手段34bは、図1及び図2中に図示されている如く、麺塊除熱機24に対し即席麺塊Gを排出することが出来る。
複数の出口開口導出導入案内ローラ35dにより出口開口30b中に向かい導き入れられた一対の可撓性無端細長部材34は、一対の可撓性無端細長部材34の複数の連結棒34aに支持されている複数の麺塊支持手段34bとともに、出口開口30bの近傍の下方の少なくとも一対の戻りローラ35eによりハウジング30の出口開口30bの近傍の下方から入口開口30aの下方の近傍の回転駆動ローラ35bまで床FLに沿いハウジング30の下方で導かれる。
即ち、ハウジング30の内部空間中の両側の一対の可撓性無端細長部材34は、案内駆動機構35によりハウジング30の入口開口30aと出口開口30bとの間において、上記両側で相互に同期して上下方向に蛇行して移動されるともに循環されている。
一対の可撓性無端細長部材34の夫々は、使用中に磨耗粉や剥離片を生じさせなければ、公知の無端ベルト,ワイヤー,チェイン等であることが出来る。
この実施形態では、一対の可撓性無端細長部材34の夫々はチェインである。この場合、一対の可撓性無端細長部材34の長手方向に沿い相互に離間した複数の位置で相互に水平に保持された複数の連結棒34aは、一対の可撓性無端細長部材34の夫々のチェインの複数の駒止めピンの所望の間隔位置に取り付けられることが出来る。
さらにこの発明の主旨に従えば、麺乾燥機10のハウジング30の内部空間中における一対の可撓性無端細長部材34の複数の連結棒34aに支持されている複数の麺塊支持手段34bに支持されている蒸面塊Fに対し乾燥風供給手段32により乾燥風を当てる方向は、図2中に図示されている上下方向に限られることがなく、例えばハウジング30の両側面の一方から他方に向かう方向でも良いし、例えばハウジング30の前後面の一方から他方に向かう方向でも良いし、例えば乾燥風が向かう方向を所望の間隔で変えたり、例えば乾燥風を螺旋状にハウジング30の内部空間中に吹き込んだりすることが出来る。要は、乾燥風供給手段32によりハウジング30の内部空間中に吹き込まれた乾燥風が、麺乾燥機10のハウジング30の内部空間中における一対の可撓性無端細長部材34の複数の連結棒34aに支持されている複数の麺塊支持手段34bに支持されている蒸面塊Fを即席麺塊Gにすることが出来ればよい。
さらに、ハウジング30の内部空間中の両側の一対の可撓性無端細長部材34の移動を案内する案内駆動機構35は、ハウジング30の内部空間中の両側の一対の可撓性無端細長部材34をハウジング30の入口開口30aと出口開口30bとの間において、上記両側で相互に同期して上下方向に蛇行して移動させるともに循環させることが出来るのであれば、一対の可撓性無端細長部材34の図2中に図示されている循環経路に限られず、ハウジング30の内部空間中で自由に循環経路を設定することが出来る。
10…麺乾燥機、12…即席麺連続製造プラント、14…麺原料捏ね機、16…麺生地延ばし機、18…素麺作成機、20…蒸麺作成機、22…麺塊作成機、24…麺塊除熱機、26…麺塊包装機、A…ドウ、C…麺生地帯、D…素麺、E…蒸麺、F…蒸麺塊、G…即席麺塊、S1,S2,S3,S4,S5,S6,S7,S8…制御ユニット、30…ハウジング,30a…入口開口、30b…出口開口、FL…床、32…乾燥風供給手段、33a…排気口、33b…ダクト、K1,K2,K3,K3,K4,K5,K6…区画、P1,P2,P3,P4,P5…隔壁、34…可撓性無端細長部材、34a…連結部材、34b…麺塊支持手段、35…案内駆動機構、35a…巻き掛けローラ、35b…回転駆動ローラ、35c…入口開口導出導入案内ローラ、35d…出口開口導出導入案内ローラ、35e…戻りローラ、X…(可撓性無端細長部材34の)移動方向。

Claims (4)

  1. 入口開口から供給された蒸麺塊を乾燥風を当てて乾燥させ出口開口から即席麺塊を排出する麺乾燥機であり;
    入口開口と、出口開口と、を有しているハウジングと;
    ハウジングの内部空間に乾燥風を供給する乾燥風供給手段と;
    ハウジングにおいて入口開口から出口開口までの両側に相互に対称に配置された一対の可撓性無端細長部材と:
    一対の可撓性無端細長部材を前記両側の夫々で相互に同期して上下方向に蛇行して移動させるとともに循環させる案内駆動機構と;
    一対の可撓性無端細長部材において一対の可撓性無端細長部材の長手方向に沿い相互に離間した複数の位置に配置されていて、ハウジングの入口開口で受領した蒸麺塊を支持し、一対の可撓性無端細長部材によりハウジングの出口開口まで移動される間に蒸麺塊を前記乾燥風により乾燥させて即席麺塊を作成する麺塊支持手段と、
    を備えたことを特徴とする麺乾燥機。
  2. 前記案内駆動機構は、ハウジングの両側の夫々において上下方向に相互に離間し回転自在な複数対の巻き掛けローラと、ハウジングの両側の少なくとも一方において回転駆動源からの回転駆動力が入力される回転駆動ローラと、を備えていて、夫々の対の上下方向に離間した巻き掛けローラは前記入口開口と前記出口開口との間を延出する前後方向に位置ずれしていて、
    前記一対の可撓性無端細長部材は、ハウジングの両側の複数対の巻き掛けローラに巻きかけられて上下方向に蛇行して案内され、
    前記一対の可撓性無端細長部材の少なくとも一方が前記回転駆動ローラに巻き掛けられて前記回転駆動ローラからの回転駆動力を受けることにより、前記一対の可撓性無端細長部材を前記複数対の巻き掛けローラにより上下方向に蛇行して移動させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の麺乾燥機。
  3. 前記可撓性無端細長部材はチェインを含む、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の麺乾燥機。
  4. 前記乾燥風供給手段は、前記ハウジングの前記内部空間を前記入口開口と前記出口開口との間で複数の区画に区分し、前記複数の区分において相互に異なる温度の乾燥風を循環させる、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の麺乾燥機。
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