JP2014201536A - トランスエステル化合物及びその用途 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)一般式[化1]
〔式中、Xは酸素原子、または硫黄原子のいずれかを表し、Yはメチル基または塩素原子を表し、Yがメチル基の時、Zは水素原子またはメチル基を表し、Yが塩素原子の時、Zは塩素原子を表す。〕
で示されるトランスエステル化合物(以下、本発明化合物と記す。)。
(2)前記一般式[化1]において、Xが酸素原子である(1)に記載のトランスエステル化合物。
(3)前記一般式[化1]において、Xが硫黄原子である(1)に記載のトランスエステル化合物。
(4)前記一般式[化1]において、Xが酸素原子、YおよびZがメチル基である(1)に記載のトランスエステル化合物。
(5)前記一般式[化1]において、Xが酸素原子、YおよびZが塩素原子である(1)に記載のトランスエステル化合物。
(6)前記一般式[化1]において、Xが酸素原子、Yがメチル基、Zが水素原子である(1)に記載のトランスエステル化合物。
(7)(1)ないし(6)のいずれか1に記載のトランスエステル化合物を有効成分として含有する有害生物防除剤。
(8)(1)ないし(6)のいずれか1に記載のトランスエステル化合物の有効量を有害生物又は有害生物の生息場所に施用する有害生物の防除方法。
において、シクロプロパン環1位の置換基とシクロプロパン環3位の置換基との相対立体配置がトランス配置である化合物;
一般式[化2]において、シクロプロパン環1位の絶対立体配置がR配置であり、シクロプロパン環1位の置換基とシクロプロパン環3位の置換基との相対立体配置がトランス配置である化合物;
一般式[化2]において、Yがメチル基、Zが水素原子を表す時、シクロプロパン環1位の置換基とシクロプロパン環3位の置換基との相対立体配置がトランス配置であり、シクロプロパン環3位の置換基に存在する1’位の二重結合の相対配置がZ配置である化合物;
一般式[化2]において、Yがメチル基、Zが水素原子を表す時、シクロプロパン環1位の絶対立体配置がR配置であり、シクロプロパン環1位の置換基とシクロプロパン環3位の置換基との相対立体配置がトランス配置であり、シクロプロパン環3位の置換基に存在する1’位の二重結合の相対配置がE配置である化合物;
一般式[化2]において、Xが硫黄原子である化合物。
本発明化合物は、例えば以下に示す方法により製造することができる。
(製造法1)
一般式[化3]
〔式中、Xは前記と同じ意味を表す。〕で示されるアルコール化合物と、
一般式[化4]
〔式中、YおよびZは前記と同じ意味を表す。〕で示されるカルボン酸化合物又はその反応性誘導体とを反応させる方法。
該反応は、通常、縮合剤又は塩基の存在下、溶媒中で行なわれる。
縮合剤としては、例えば、ジシクロヘキシルカルボジイミド、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライドが挙げられ、また、
塩基としては、トリエチルアミン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、ジイソプロピルエチルアミン等の有機塩基が挙げられる。
溶媒としては、例えばトルエン及びヘキサン等の炭化水素、テトラヒドロフラン等のエ−テル、エチルアセテートなどのエステル、並びに、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、及びこれらの混合溶媒等が挙げられる。
反応温度は、通常、−20℃〜100℃(但し、使用する溶媒の沸点が100℃未満の場合には、−20℃〜溶媒の沸点)の範囲である。
該反応において、一般式[化3]で示されるアルコ−ル化合物と、一般式[化4]で示されるカルボン酸化合物又はその反応性誘導体の使用モル比は任意に設定できるが、好ましくは、等モル又はそれに近い比である。
縮合剤又は塩基は、一般式[化3]で示されるアルコ−ル化合物1モルに対して、通常は0.25モルから過剰量まで任意の割合で使用することができ、好ましくは0.5モル〜2モルである。これらの縮合剤又は塩基は、一般式[化4]で示されるカルボン酸化合物又はその反応性誘導体の種類により適宜選択される。
反応終了後の反応混合物は、これを濾過して濾液を濃縮する、又は、これを水に注加した後に有機溶媒抽出、濃縮する等の通常の後処理操作を施すことにより、本発明化合物を得ることができる。得られた本発明化合物はクロマトグラフィ−、蒸留等の操作によって精製することができる。
一方、一般式[化4]で示されるカルボン酸化合物又はその反応性誘導体は市販品またはSynthetic
Communications(2004) 34巻1001-10に記載の公知化合物であり、市販品を購入、または該文献に記載の方法で製造することができる。
(1)本発明化合物を、固体担体、液体担体、ガス状担体、餌等と混合し、必要に応じて界面活性剤その他の製剤用補助剤を添加・加工する方法。
(2)本発明化合物を、有効成分を含有していない基材に含浸する方法。
(3)本発明化合物及び基材を混合した後に成形加工する方法。
これらの製剤には、製剤形態にもよるが、通常、本発明化合物を重量比で0.001〜98%含有する。
蚊取マットの基材としては、例えばコットンリンターを板状に固めたもの、及びコットンリンターとパルプとの混合物のフィリブルを板状に固めたものが挙げられる。
自己燃焼型燻煙剤の基材としては、例えば、硝酸塩、亜硝酸塩、グアニジン塩、塩素酸カリウム、ニトロセルロース、エチルセルロース、木粉等の燃焼発熱剤、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩の熱分解刺激剤、硝酸カリウム等の酸素供給剤、メラミン、小麦デンプン等の支燃剤、珪藻土等の増量剤及び合成糊料等の結合剤が挙げられる。
(1)合成ピレスロイド系化合物
ピレトリン(pyrethrins)、アレスリン(allethrin)、プラレトリン(prallethrin)、フラメトリン(furamethrin)、レスメトリン(resmethrin)、テトラメトリン(tetramethrin)、イミプロトリン(imiprothrin)、エンペントリン(empenthrin)、トランスフルトリン(transfluthrin)、メトフルトリン(metofluthrin)、プロフルトリン(profluthrin)、フェノトリン(phenothrin)、シフェノトリン(cyphenothrin)、ペルメトリン(permethrin)、シペルメトリン(cypermethrin)、シフルトリン(cyfluthrin)、ベータ−シフルトリン(beta−cyfluthrin)、フェンプロパトリン(fenpropathrin)、ビフェントリン(bifenthrin)、シクロプロトリン(cycloprothrin)、デルタメトリン(deltamethrin)、フルメトリン(flumethrin)、アクリナトリン(acrinathrin)、トラロメトリン(tralomethrin)、シハロトリン(cyhalothrin)、ラムダシハロトリン(lambda−cyhalothrin)、テフルトリン(tefluthrin)、フェンバレレート(fenvalerate)、フルバリネート(fluvalinate)、エトフェンプロックス(ethofenprox)、シラフルオフェン(silafluofen)、ジメフルトリン(dimefluthrin)、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル=2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート等;
(2)有機リン系化合物
アセフェート(acephate)、ブタチオホス(butathiofos)、ダイアジノン(diazinon)、ジクロルボス(dichlorvos:DDVP)、ジメトエート(dimethoate)、フェンチオン(fenthion:MPP)、フエニトロチオン(fenitrothion:MEP)、マラチオン(malathion)、ピリダフェンチオン(pyridafenthion)、プロパホス(propaphos)、トリクロルホン(trichlorphon:DEP)等;
(3)カーバメート系化合物
カルバリル(carbary1)、カルボフラン(carbofuran)、フェノブカルブ(fenobucarb)、イソプロカルブ(isoprocarb:MIPC)、メソミル(methomyl)、NAC、プロポクスル(propoxur:PHC)等;
(4)ネライストキシン系化合物
カルタップ(cartap)、ベンスルタップ(bensu1tap)等;
(5)ネオニコチノイド系化合物
イミダクロプリド(imidac1oprid)、ニテンピラム(nitenpyram)、アセタミプリド(acetamiprid)、チアメトキサム(thiamethoxam)、チアクロプリド(thiacloprid)、ジノテフラン(dinotefuran)、クロチアニジン(clothianidin)等;
(6)ベンゾイル尿素系化合物
クロルフルアズロン(chlorfluazuron)、ビストリフルロン(bistrifluron)、ジフルベンズロン(diflubenzuron)、フルフェノクスロン(flufenoxuron)、ヘキサフルムロン(hexaflumuron)、テフルベンズロン(teflubenzuron)、トリフルムロン(triflumuron)等;
(7)フェニルピラゾール系化合物
フィプロニル(fiproni1)、ピリプロール(pyriprole)、ピラフルプロール(pyrafluprole)等;
(8)ヒドラジン系化合物
クロマフェノジド(chromafenozide)、ハロフェノジド(halofenozide)、メトキシフェノジド(methoxyfenozide)等;
(9)天然系殺虫剤
マシン油(machine oil)、硫酸ニコチン(nicotine−sulfate);
(10)その他の殺虫剤
アベルメクチン(avermectin−B)、ブプロフェジン(buprofezin)、クロルフェナピル(chlorphenapyr)、ハイドロプレン(hydroprene)、メトプレン(methoprene)、インドキサカルブ(indoxacarb)、メトキサジアゾン(metoxadiazone)、ミルベマイシンA(milbemycin−A)、ピリダリル(pyridalyl)、ピリプロキシフェン(pyriproxyfen)、スピノサッド(spinosad)、スルフラミド(sulfluramid)、トルフェンピラド(tolfenpyrad)、トリアゼメイト(triazamate)、フルベンジアミド(flubendiamide)、臭化メチル(Methyl bromide)、オレイン酸カリウム(Potassium oleate)等が挙げられる。
双翅目害虫:アカイエカ、コガタアカイエカ等のイエカ類、ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ等のヤブカ類、シナハマダラカ等のハマダラカ類、ユスリカ類、イエバエ、オオイエバエ、ヒメイエバエ等のイエバエ類、クロバエ類、ニクバエ類、タネバエ、タマネギバエ等のハナバエ類、ミバエ類、ハモグリバエ類、ショウジョウバエ類、チョウバエ類、ノミバエ類、アブ類、ブユ類、サシバエ類、ヌカカ類等;
網翅目害虫:チャバネゴキブリ、クロゴキブリ、ワモンゴキブリ、トビイロゴキブリ、コバネゴキブリ等;
膜翅目害虫:アリ類、スズメバチ類、アリガタバチ類、カブラハバチ等のハバチ類等;
隠翅目害虫:イヌノミ、ネコノミ、ヒトノミ等;
シラミ目害虫:ヒトジラミ、ケジラミ、アタマジラミ、コロモジラミ等;
等翅目害虫:ヤマトシロアリ、イエシロアリ等;
半翅目害虫:ヒメトビウンカ、トビイロウンカ等のウンカ類、ツマグロヨコバイ等のヨコバイ類、ワタアブラムシ等のアブラムシ類、カメムシ類、トコジラミ等のトコジラミ類等;
鱗翅目害虫:ニカメイガ、コブノメイガ等のメイガ類、ハスモンヨトウ、アワヨトウ、ヨトウガ等のヨトウ類、シンクイガ類、ハモグリガ類、ドクガ類、コナガ、イチモンジセセリ、イガ、コイガ等;
鞘翅目害虫:ヒメカツオブシムシ、ヒメマルカツオブシムシ、コクゾウムシ、アズキゾウムシ等のゾウムシ類、チャイロコメノゴミムシダマシ、コクヌストモドキ等のゴミムシダマシ類、シバンムシ類、ヒラタキクイムシ類等;
ダニ類:コナヒョウヒダニ、ヤケヒョウヒダニ等のヒョウヒダニ類、ケナガコナダニ、ムギコナダニ等のコナダニ類、チリニクダニ、イエニクダニ、サナアシニクダニ等のニクダニ類、クワガタツメダニ、フトツメダニ等のツメダニ類、ホコリダニ類、マルニクダニ類、イエササラダニ類、フタトゲチマダニ等のマダニ類、トリサシダニ、ワクモ等のワクモ類。
本発明の有害生物防除剤の施用方法としては、例えば以下の方法が挙げられ、本発明の有害生物防除剤の形態、使用場所等に応じて適宜選択できる。
(1)本発明の有害生物防除剤をそのまま有害生物又は有害生物の生息場所に処理する方法。
(2)本発明の有害生物防除剤を水等の溶媒で希釈した後に、有害生物又は有害生物の生息場所に散布処理する方法。
この場合には、通常、乳剤、水和剤、フロアブル剤、マイクロカプセル製剤等に製剤化された本発明の有害生物防除剤を本発明化合物の濃度が0.1〜10000ppmとなるように希釈する。
(3)本発明の有害生物防除剤を有害生物の生息場所で、加熱等の手段により有効成分を揮散させる方法。
この場合、本発明化合物の施用量、施用濃度はいずれも本発明の有害生物防除剤の形態、施用時期、施用場所、施用方法、有害生物の種類、被害状況等に応じて適宜定めることができる。
本発明の有害生物防除組成物を害虫防除用として施用する空間としては、例えば、リビングルーム、食堂、寝室、クローゼット、押入れ、和ダンス、食器棚、トイレ、浴場、物置、倉庫、車内等が挙げられ、さらに野外の開放空間で施用することもできる。
control)を目的とする場合には、例えば油剤若しくは水性液剤を噴霧する、ポアオン(pour-on)処理若しくはスポットオン(spot-on)処理する、シャンプー製剤で動物を洗う又は樹脂蒸散剤を首輪や耳札にして動物に付ける等の方法により用いられる。動物体に投与する場合の本発明化合物の量は、通常動物の体重1kgに対して、0.01〜100mgの範囲である。
製造例1
5−エチニル−2−フランメタノール(145mg,1.19mmol)及び(1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(202mg,1.20mmol)のクロロホルム溶液(4mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(306mg、1.6mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(20mg)を加えた。室温で12時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化6]
で示される5−エチニル−2−フリルメチル=(1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(以下、本発明化合物(1)と記す。)247mgを得た。
5−エチニル−2−チオフェンメタノール(100mg,0.72mmol)をトルエン(3mL)に溶かし、ピリジン0.10mLを加えた。ここに氷冷下で、(1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸クロリド(135mg,0.72mmol)のトルエン溶液(1mL)を加えた。室温で12時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を5%塩酸、飽和重曹水、飽和食塩水で順次洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化7]
で示される5−エチニル−2−テニルメチル=(1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(以下、本発明化合物(2)と記す。)168mgを得た。
製造例1において、(1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸の代わりに、(1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロエテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸を用いて同様に操作を行い、下記式[化8]
で示される5−エチニル−2−フリルメチル=(1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロエテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(以下、本発明化合物(3)と記す。)を得た。
製造例1において、(1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸の代わりに、(1R)−トランス−3−[(1Z)−1−プロペニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸を用いて、同様に操作を行って、下記式[化9]
で示される5−エチニル−2−フリルメチル=(1R)−トランス−3−[(1Z)−1−プロペニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(以下、本発明化合物(4)と記す。)を得た。
参考製造例
2,5−チオフェンジカルバルデヒド(200mg,1.43mmol)及びジメチル(1−ジアゾ−2−オキソプロピル)フォスフォネート(250mg,1.30mmol)のメタノール溶液(5mL)に炭酸カリウム(200mg、1.45mmol)を氷冷下で加えた。室温で12時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで2回抽出した。該有機層を食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮した。残渣をさらに精製することなく、2−プロパノール4mLを加えた後、氷冷下でテトラヒドロほう酸ナトリウム50mgを加え2時間室温で攪拌した。反応液を氷水(10mL)に注加し、これを酢酸エチルで2回抽出した。該有機層を食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式で示される5−エチニル−2−チオフェンメタノール102mgを得た。
本発明化合物(1)〜(4)の各々0.1部をキシレン 10部に溶解し、これを脱臭灯油 89.9部に混合して、油剤を得る。
本発明化合物(1)〜(4)の各々0.1部及び脱臭灯油 39.9部を混合溶解したものをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取付けた後、該バルブ部分を通じて噴射剤(液化石油ガス)
60部を加圧充填して、油性エアゾールを得る。
本発明化合物(1)〜(4)の各々0.6部、キシレン 5部、脱臭灯油 3.4部及びレオドールMO−60 (乳化剤、花王株式会社登録商標)
1部を混合溶解したものと、水 50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を通じて噴射剤(液化石油ガス) 40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
本発明化合物(1)〜(4)の各々0.3g及びBHT0.5gを、蚊取線香用基材(除虫菊抽出粕粉、木粉、タブ粉、及び澱粉を混合したもの)
99.2gに均一に攪拌混合した後、着色剤としてマラカイトグリーンを含む水 100mLを加え、十分混練したものを成型乾燥し、蚊取線香を得る。
本発明化合物(1)〜(4)の各々0.8g、ピペロニルブトキシド 0.4g、及び染料に脱臭灯油を加えて溶解し、全部で10mLとする。この溶液
0.5mLを22mm×35mm、厚さ2.8mmの蚊取マット用基材(コットンリンターとパルプの混合物のフィリブルを板状に固めたもの)に均一に含浸させて、蚊取マット剤を得る。
本発明化合物(1)〜(4)の各々0.7部及びBHT0.3部を、界面活性剤(ジエチレングリコールモノブチルエーテル)50部と精製水49部に溶解して得られる液剤をポリエステル製容器に入れ、上部をヒーターで加熱できるようにした吸液芯(無機粉体を焼成したもの)を挿入することにより、加熱蒸散装置に用いる水性蚊取リキッド剤を得る。
本発明化合物(1)〜(4)の各々100mgを適量のアセトンに溶解し、4cm×4cm、厚さ1.2cmの多孔セラミック板に含浸させて、加熱燻煙剤を得る。
本発明化合物(1)〜(4)の各々10mgを適量のアセトンに溶解し、5cm×5cm、厚さ0.3mmの不織布に均一に塗布した後、アセトンを風乾して、常温揮散剤を得る。
本発明化合物(1)〜(4)の各々10部、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートアンモニウム塩50部を含むホワイトカーボン35部、及び水55部を混合し、湿式粉砕法で微粉砕することにより、10%フロアブル剤を得る。
供試化合物0.3gと蚊取線香用基材(除虫菊抽出粕粉、木粉、タブ粉、及び澱粉を混合したもの) 99.7gに均一に攪拌混合した後、水
100mLを加え、十分混練したものを成型乾燥し、蚊取線香を調製した。
アカイエカ成虫20頭(雌)を入れた密閉された円筒(直径20cm、高さ43cm)内の下部で、上記に従って調製した線香(本発明化合物、比較化合物およびアレスリン)を1分間燃やし15分間暴露させた。暴露から一定時間後(5分後)にノックダウンした虫数をカウントした(2反復平均)。
また、比較対照として下記式[化11]
で示される5−エチニル−2−フリルメチル=(1R)−シス−3− (2−クロル−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(特開平6−25205号公報に記載の化合物。以下、比較化合物と記す。)およびアレスリン:(RS)−2−メチル−3−(2−プロペニル)−シクロペント−2−エン−4−オン−1−イル=(1RS)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート
を用い、同様に試験を行った。
結果を表1に示す。
直径28mm、内高13mm、底面積6.15cm2であるシャーレに本発明化合物(1)、(3)、およびペルメトリン[3−フェノキシベンジル=(1RS)−トランス、シス−3−(2、2−ジクロルエテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート]0.1mgを含む0.2%アセトン溶液0.05mLを滴下し、底面に均一になるよう拡げた後、2連球でアセトンを除去する。各試料が底面に保持されたシャーレに、アカイエカの雌3匹を入れ、穴あきフィルムで上側をカバーした後、5分毎にノックダウン数を記録し、KT50(50%ノックダウンする時間)と24時間後の致死率を測定しかつ記録する。ノックダウン率につき所定以上の数値を示す試料については、前記0.2%アセトン溶液に更にアセトンを加えて10倍に希釈し、0.02%アセトン溶液とし、前記の各器具(シャーレ)、試験方法を順次繰り返した。
以下、同様に処理し、各化合物として0.001mgまで希釈した試料の効力を表2に示す。
Claims (8)
- 一般式[化1]
〔式中、Xは酸素原子、または硫黄原子のいずれかを表し、Yはメチル基または塩素原子を表し、Yがメチル基の時、Zは水素原子またはメチル基を表し、Yが塩素原子の時、Zは塩素原子を表す。〕
で示されるトランスエステル化合物。 - 前記一般式[化1]において、Xが酸素原子である請求項1に記載のトランスエステル化合物。
- 前記一般式[化1]において、Xが硫黄原子である請求項1に記載のトランスエステル化合物。
- 前記一般式[化1]において、Xが酸素原子、YおよびZがメチル基である請求項1に記載のトランスエステル化合物。
- 前記一般式[化1]において、Xが酸素原子、YおよびZが塩素原子である請求項1に記載のトランスエステル化合物。
- 前記一般式[化1]において、Xが酸素原子、Yがメチル基、Zが水素原子である請求項1に記載のトランスエステル化合物。
- 請求項1ないし6のいずれか1項に記載のトランスエステル化合物を有効成分として含有する有害生物防除剤。
- 請求項1ないし6のいずれか1項に記載のトランスエステル化合物の有効量を有害生物又は有害生物の生息場所に施用する有害生物の防除方法。
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Patent Citations (4)
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|---|---|---|---|---|
| JPS543933B1 (ja) * | 1970-12-25 | 1979-02-28 | ||
| JPS5035332A (ja) * | 1973-07-30 | 1975-04-04 | ||
| JPS5516561B2 (ja) * | 1977-05-30 | 1980-05-02 | ||
| JPH0625205A (ja) * | 1992-02-07 | 1994-02-01 | Roussel Uclaf | フラン又はチオフェンアルコールから誘導される新規なピレスロイドエステル、それらの製造法及び有害生物駆除剤としての用途 |
Also Published As
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|---|---|
| JP6061759B2 (ja) | 2017-01-18 |
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