JP2014201930A - 取付器具 - Google Patents

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紘司 岩名
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典子 金子
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Abstract

【課題】太陽電池パネルの架台を支持する支持杭にこの架台を固定する取付器具において、支持杭の位置ずれをこの取付器具の幅よりも広い範囲で吸収する。
【解決手段】太陽電池パネルの架台のベース部材210を支持するスパイラル杭201にこのベース部材210を取り付けるための取付器具100において、スパイラル杭201に固定される杭側部材110と、ベース部材210に固定される架台側部材120と、スパイラル杭201と架台側部材120とを固定するための締結部材130aとを備え、架台側部材120には、締結部材130aが挿入される第1の長孔122aが形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、取付器具に関し、特に、太陽電池パネルの架台を支持する支持杭にこの架台を取り付けるための取付器具に関する。
従来から、太陽光発電システムには太陽電池パネルを地上に設置するものがある。このような太陽光発電システムでは、太陽電池パネルを、地面に敷設したコンクリート基礎に固定したり、地中に打ち込んだ鋼管杭に固定したりすることで、太陽電池パネルを地上に設置している。
コンクリート基礎を用いる場合、太陽電池パネルの架台と接続するアンカーボルトの位置は比較的高い精度で決めることができるが、コンクリート基礎の敷設や撤去に手間ひまがかかる。鋼管杭を用いる場合は、コンクリート基礎を用いる場合に比べると、鋼管杭の埋め込みや撤去にはそれほど手間ひまはかからないが、鋼管杭の位置を精度よく決めることが難しい。なぜなら、地面に鋼管杭を打ち込む場合は、太陽電池パネルの架台支持に十分な強度が必要で、そのためには、鋼管杭を地中深く打ち込むことが必要であり、そこに石や礫があった場合、鋼管杭の軸心がずれることがあるからである。
そこで、従来は、筒状の鋼管杭に比べてより抜けにくいスパイラル杭を用いることにより支持杭の長さを短くして位置ズレを抑制し、さらに、太陽電池パネルの架台の、スパイラル杭を固定する部分(ベース部材)のボルト挿入孔を長孔とすることにより、ベース部材のボルト挿入長孔内で鋼管杭の位置ズレを吸収している。
図7は、従来の太陽光発電システムを説明する。図7(a)は、このシステム全体の構成を示し、図7(b)は、このシステムで太陽電池パネルの架台の支持杭として用いるスパイラル杭を示している。図8は、図7(a)のA部分の具体的な構造を示す図であり、このスパイラル杭に太陽電池パネルの架台のベース部材を締結具により固定する方法を示している。
この太陽光発電システム200は、このシステムの設置用地Gに埋め込まれた複数のスパイラル杭201と、これらの複数のスパイラル杭201に固定され太陽電池パネルSを支持する架台202とを有している。なお、太陽電池パネルSは、太陽電池パネル本体Spbと、これを保持する保持枠Spfとを有している。
また、この架台202は、Cチャンネル鋼からなるベース部材210と、ベース部材210に取り付けられ太陽電池パネルSを支持する支持フレーム220とを有しており、ベース部材210は締結具230によりスパイラル杭201に固定されている。
ここで、スパイラル杭201は、図7(b)に示すように、地中Ugに埋め込まれるスパイラル埋込部201aと、このスパイラル埋込部201aの上端面の中央部に溶接により固着されたボルト部材201bとを有している。
また、締結具230は、図8に示すように、スパイラル杭201のボルト部材201bを、上記ベース部材210に形成された長孔211に固定するための一対のナット部材231及び232を有している。なお、スパイラル杭201に取り付けるベース部材210の高さは、ベース部材210の下側に装着されるナット部材231により調整可能となっている。
図7(a)及び図8に示すように架台202のベース部材210をスパイラル杭201に固定した構造では、スパイラル杭201の地中での捩じ込み量に拘わらず、ボルト部材201bはスパイラル杭201の上面の中心に位置し、石や瓦礫によりスパイラル杭201の軸心がずれない限りボルト部材201bの位置がずれることはない(図9(a)参照)。また、石や瓦礫によりスパイラル杭201が、ベース部材210の長孔211の長手方向にずれた場合には、ベース部材210のボルト挿入長孔211によりこのベース部材210のズレを吸収することができる(図9(b)参照)。
しかしながら、スパイラル杭201が、ベース部材210の長孔211の長手方向と直交する方向にずれた場合には、スパイラル杭201のボルト部材201bをベース部材210のボルト挿入長孔211に通すことができなくなる(図9(c)参照)。なお、試験施行では、スパイラル杭のずれは50mm程度にも及ぶことがある。
そこで、太陽電池パネルの架台のベース部材210をスパイラル杭201に取り付けるための取付器具として、スパイラル杭201とベース部材210との位置ずれを、ベース部材210の長手方向とこれに直交する方向のいずれの方向においても吸収可能な締結金具がすでに開発されている。
図10は、このような締結金具を用いてスパイラル杭に太陽電池パネルの架台のベース部材を固定する他の方法を説明する。図10(a)はこの締結金具を示し、図10(b)はこの締結金具が取り付けられるように構成したスパイラル杭を示している。
この方法で用いるスパイラル杭205は、スパイラル埋込部205bと、その上端に取り付けられた、一対のボルト挿入孔205a1を形成した部品取付平板部205aとを有している。
また、この方法で用いる締結金具240は、スパイラル杭205の部品取付平板部205aに嵌合するように側面コ字型に形成された嵌合部242と、この嵌合部242の背面に溶接などにより取り付けられ、架台のベース部材210aが固定される円板状固定部材241とを有している。この円板状固定部材241には、その外周に沿って3つの円弧状の長孔241a〜241cが形成されている。この円板状固定部材241は、これらの3つの長孔241a〜241cと、Cチャンネル鋼であるベース部材210aの下面部に形成された、ベース部材210aの長手方向に延びる一対の長孔211a及び212aとにより、ベース部材210aの長手方向及びこれに直交する方向の両方におけるスパイラル杭205のズレを吸収するものである。
ここで、円板状固定部材241に形成した長孔241a〜241cを円弧状にしているのは、スパイラル杭のねじ込み量に拘わらず、円板状固定部材241の長孔241a〜241cとベース部材210aの長孔211a及び211bとが重なるようにするためである。なお、図10(a)中、206aは、部品取付平板部205aに形成したボルト挿入孔205a1に挿入するボルト、206bは、このボルト206aに取り付けるナット206bであり、これらのボルト206a及びナット206bは、締結金具240の嵌合部242の嵌合スペース242a内にスパイラル杭205の部品取付平板部205aを差し込んだ状態で、嵌合部242を部品取付平板部205aに固定するものである。
図10に示す締結金具240を用いて太陽電池パネルの架台のベース部材210aをスパイラル杭205に固定する場合、まず、スパイラル杭205を、図7(a)に示すスパイラル杭201と同様に、太陽光発電システムの設置用地Gの所定位置に埋め込む。次に、スパイラル杭205の先端の部品取付平板部205aを、締結金具240の嵌合部242の嵌合スペース242aに差し込み、この状態で、ボルト206aを嵌合部242のボルト挿入切込部242b及び部品取付平板部205aのボルト挿入孔205a1に通し、ボルト206aとナット206bとにより嵌合部242と部品取付平板部205aとを締め付けて固定する。これによりスパイラル杭205の上端部に締結金具240が固定される。
続いて、架台のベース部材210aを、スパイラル杭205に取り付けた締結金具240の円板状固定部材241上に配置する。この状態で、円板状固定部材241の円弧状長孔241a及び241cと、ベース部材210aの下面部に形成された一対の長孔211a及び211bとの重なり部分(図11(a)参照)にボルト243aを挿入し、さらにこのボルト243aにナット243bを装着し、円板状固定部材241にベース部材210aを固定する。
このような締結金具240を用いてベース部材210aをスパイラル杭205に固定する方法では、スパイラル杭205がベース部材210aの長手方向に垂直な方向に多少ずれても、円板状固定部材241の円弧状長孔241a〜241cのうちの2つが、ベース部材210aのボルト挿入長孔211a及び211bと重なるため、ベース部材210aを円板状固定部材241にボルト243a及びナット243bにより固定することができる(図11(a)参照)。
しかしながら、この締結金具240では、直線状のボルト挿入長孔と円弧状のボルト挿入長孔との組み合わせにより支持杭のずれを吸収するので、直線状のボルト挿入長孔は、ベース部材長手方向のずれの吸収にもベース部材幅方向のずれの吸収にも使われることとなり、ベース部材210aの長手方向に沿った直線状長孔211a及び211bの余裕がすぐになくなってしまう。従って、これらの直線状長孔211a及び211bの長さをすべて、スパイラル杭のベース部材長手方向のずれを吸収するのに使うことができない。
この結果、図11(b)に示すように、ベース部材の一対の直線状長孔の一方しかボルトを挿入できなくなり、十分な取り付け強度を確保できない場合がある。
これに対し、特許文献1には、図10に示す締結金具240と同様に、太陽光パネル(太陽電池パネル)のフレームを鋼管杭(支持杭)に取り付ける接続装置として、X方向に延びる第1の直線状のボルト挿入長孔と、X方向に直交するY方向に延びる第2の直線状のボルト挿入長孔とにより、鋼管杭のずれを吸収するものが開示されている。
図12は、この特許文献1に開示の接続装置を説明する斜視図であり、図12(a)は、太陽光パネルを地上に設置した状態を示し、図12(b)は、この接続装置の構造を示している。
この接続装置1は、鋼管杭10に固定する下板30と、下板30に対向するように配置され太陽光パネル11に固定する上板31と、下板30と上板31との間に配置され下板30と上板31とを連結する連結部材32とを有している。下板30には、下板30を鋼管杭10に固定するための第1のボルト41が挿入される第1のボルト挿入孔40が形成されている。上板31には、上板31を太陽光パネル11のフレーム20に固定するための第2のボルト51が挿入される第2のボルト挿入孔50が形成されている。第1のボルト挿入孔40は、第1の方向(X方向)に長い長孔であり、第2のボルト挿入孔50は、第1の方向に直交する第2の方向(Y方向)に長い長孔である。なお、図中、52はボルト挿入51に取り付けられたナット、33は鋼管杭10の上面と下板30との間に挿入される座板、60はこの座板33に形成されたボルト挿入孔である。
この接続装置1では、X方向に延びる直線状のボルト挿入長孔40及びY方向に延びる直線状のボルト挿入長孔50との組み合わせにより鋼管杭の位置ずれを吸収しているため、図10に示す締結金具240のように、直線状のボルト挿入長孔と円弧状のボルト挿入長孔との組み合わせにより支持杭のずれを吸収するものとは異なり、X方向に延びる直線状のボルト挿入長孔40が、Y方向の鋼管杭のずれの吸収に使われることはなく、またY方向に延びる直線状のボルト挿入長孔50が、X方向の鋼管杭のずれの吸収に使われることはない。
このため、ボルト挿入長孔40の長さをすべて鋼管杭のX方向のずれの吸収に使い、ボルト挿入長孔50の長さをすべて鋼管杭のY方向のずれの吸収に使うことができる。
特開2008−270698号公報
しかしながら、図12に示す接続装置1では、下板30と上板31とが固定されているため、鋼管杭のX方向とY方向の位置ずれを吸収するには、下板30及び上板31の一方にX方向に延びる第1のボルト挿入長孔を形成し、下板30及び上板31の他方にY方向に延びる第2のボルト挿入長孔を形成せざるを得ない。
この結果、鋼管杭のX方向の位置ずれを吸収できる範囲は、X方向に延びるボルト挿入長孔の長さに制限され、鋼管杭のY方向の位置ずれを吸収できる範囲は、Y方向に延びるボルト挿入長孔の長さに制限されることとなり、鋼管杭のX方向及びY方向の位置ずれを、この接続装置のX方向の幅及びY方向の幅の範囲内でしか吸収することができない。
また、接続装置1の上板31と下板30とは連結部材により固定されていることから、下板31を鋼管杭10に取り付ける際には、上板31と下板30との間の狭いスペース内でボルトにナットを装着して締め付ける作業が必要となり、作業効率が悪いといった問題がある。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、太陽電池パネルの架台をこの架台を支持する支持杭に固定する取付器具として、支持杭の位置ずれをこの取付器具の幅よりも広い範囲で吸収することが可能な取付器具を得ることを目的とする。
また、本発明は、支持杭の位置ずれを取付器具の幅よりも広い範囲で吸収することが可能であるだけでなく、支持杭に取付器具の底面部を固定する作業をこの取付器具の上面を開放した状態で行うことができる取付器具を得ることを目的とする。
本発明に係る取付器具は、太陽電池パネルの架台を、該架台を支持する支持杭に取り付けるための取付器具であって、該支持杭に固定される杭側部材と、該架台に固定される架台側部材と、該杭側部材と該架台側部材とを固定するための締結部材とを備え、該杭側部材及び該架台側部材の少なくとも一方には、該締結部材が挿入されて、該杭側部材と該架台側部材との相対位置を調整するための第1の長孔が形成されており、そのことにより上記目的が達成される。
本発明は、上記取付器具において、前記第1の長孔は、前記架台側部材の側面部に形成された、第1の方向に延びる長孔であり、前記締結部材が該第1の長孔の一端側に位置するように該架台側部材を前記杭側部材に対して移動させたときに、該締結部材の位置が該杭側部材の上面が開放されるように該架台側部材を回転させるための支点となることが好ましい。
本発明は、上記取付器具において、前記杭側部材の、前記支持杭に対向する底面部には、該杭側部材を該支持杭に固定するための杭側締結部材が挿入されて該杭側部材と該支持杭との相対位置を調整するための第2の長孔が形成されており、前記架台側部材の、前記架台に対向する上面部には、該架台側部材を該架台に固定するための架台側締結部材が挿入されて該架台側部材と該架台との相対位置を調整するための第3の長孔が形成されており、該第2の長孔及び該第3の長孔は、該第1の方向とは直交する第2の方向に延びる長孔であることが好ましい。
本発明は、上記取付器具において、前記架台側部材の、前記架台に対向する上面部には、平行な複数の長孔がそれぞれ前記第3の長孔として形成されており、これらの複数の第3の長孔は、前記第1の方向に配列されていることが好ましい。
本発明は、上記取付器具において、前記杭側部材の、前記支持杭に対向する底面部には、前記第2の長孔と平行な方向に延びる補強用溝が形成され、前記架台側部材の、前記架台に対向する上面部には、前記第3の長孔と平行な方向に延びる補強用溝が形成されていることが好ましい。
以上のように、本発明によれば、太陽電池パネルの架台を支持する支持杭にこの架台を固定する取付器具において、支持杭の位置ずれをこの取付器具の幅よりも広い範囲で吸収することができる効果がある。
また、本発明によれば、上記取付器具において、支持杭の位置ずれをこの取付器具の幅よりも広い範囲で吸収することができるだけでなく、支持杭に取付器具の底面部を固定する作業を取付器具の上面を開放した状態で行うことができる効果がある。
図1は、本発明の実施形態1による取付器具を説明する図であり、図1(a)は、この取付器具を用いる太陽光発電システムの全体構成を示し、図1(b)は、この取付器具を固定するスパイラル杭を示している。 図2は、本発明の実施形態1による取付器具を説明する斜視図であり、図2(a)は、図1(a)のA1部分の具体的な構造、つまり、取付器具、スパイラル杭及び太陽電池パネルの架台のベース部材を示し、図2(b)は、スパイラル杭の他の構成を示している。 図3は、本発明の実施形態1による取付器具を説明する図であり、図3(a)及び図3(b)はそれぞれ、この取付器具の正面図及び側面図であり、図3(c)は、この取付器具の上部金具(架台側部材)を下部金具(杭側部材)に対して回転可能な位置に移動させた状態を示す側面図である。 図4は、本発明の実施形態1による取付器具を説明する図であり、図4(a)、図4(b)及び図4(c)はそれぞれ、この取付器具の下部金具を示す上面図、正面図及び側面図である。 図5は、本発明の実施形態1による取付器具を説明する図であり、図5(a)、図5(b)及び図5(c)はそれぞれ、この取付器具の上部金具を示す上面図、正面図及び側面図である。 図6は、本発明の実施形態1による取付器具を説明する図であり、図6(a)〜図6(f)は、この取付器具を用いて太陽電池パネルの架台をスパイラル杭に固定する作業を工程順に示す概略側面図である。 図7は、従来の太陽光発電システムを説明する図であり、図7(a)は、このシステム全体の構成を示し、図7(b)はこのシステムで太陽電池パネルの架台の支持杭として用いるスパイラル杭を示している。 図8は、図7(a)のA部分の具体的な構造を示す斜視図であり、図7(b)に示すスパイラル杭に太陽電池パネルの架台のベース部材を締結部材により固定する方法を示している。 図9は、図8に示す方法でスパイラル杭に太陽電池パネルの架台のベース部材を固定した状態を説明する図であり、スパイラル杭の位置ズレがない場合(図9(a))、スパイラル杭がベース部材に対してその長手方向にずれた場合(図9(b))、及びスパイラル杭がベース部材に対してその長手方向に直交する方向にずれた場合(図9(c))を示している。 図10は、図8に示す締結部材とは別の締結金具を用いて、太陽電池パネルの架台のベース部材をスパイラル杭に固定する方法を説明する斜視図であり、図10(a)はこの締結金具を示し、図10(b)はこの締結金具が装着されるスパイラル杭を示している。 図11は、図10に示す方法でスパイラル杭に太陽電池パネルの架台のベース部材を固定した状態を説明する図であり、スパイラル杭の位置ズレがない場合(図11(a))、及びスパイラル杭がベース部材に対してずれた場合(図11(b))を示している。 図12は、特許文献1に開示の接続装置を説明する図であり、図12(a)は、太陽電池パネルを地上に設置した状態を示し、図12(b)は、この接続装置の構造を示している。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1による取付器具を説明する。図1(a)は、この取付器具を用いた太陽光発電システムの全体構成を示し、図1(b)は、この取付器具を固定するスパイラル杭を示している。
図1(a)に示す太陽光発電システム100aは、この実施形態1の取付器具100を用いたものであり、この取付器具100以外の構成は、図7に示す従来の太陽光発電システム200におけるものと同一である。
つまり、太陽光発電システム100aは、このシステムの設置用地Gに埋め込まれた複数のスパイラル杭(支持杭)201と、これらの複数のスパイラル杭201に固定され、太陽電池パネルSを支持する架台202とを有している。この架台202は、スパイラル杭201に取り付けられたベース部材210と、このベース部材210に取り付けられ、太陽電池パネルSを支持する支持フレーム220とを有している。なお、太陽電池パネルSは、太陽電池パネル本体Spbと、これを保持する保持枠Spfとを有している。また、ここではベース部材210としてCチャンネル鋼を用いているが、これはH鋼でもよい。
そして、図1(a)に示す太陽光発電システム100aでは、太陽電池パネルSの架台202は、従来の太陽光発電システム200の締結具230に代わる取付器具100によりスパイラル杭201に取り付けられている。
図2は、この実施形態1の取付器具を説明する。図2(a)は、図1(a)のA1部分の具体的な構造、つまり、取付器具、スパイラル杭及び太陽電池パネルの架台のベース部材を示している。
この実施形態1の取付器具100は、このスパイラル杭201に固定される上部金具である杭側部材110と、太陽電池パネルSの架台202のベース部材210に固定される下部金具である架台側部材120と、杭側部材110と架台側部材120とを固定するための締結部材130とを備えている。ここで、架台側部材120には、締結部材130が挿入される第1の長孔122aが形成されている。この第1の長孔122aは、杭側部材110と架台側部材120とのY方向の相対位置を調整するための長孔である。なお、杭側部材110と架台側部材120とを固定するための締結部材130が挿入される第1の長孔は、架台側部材120ではなく、杭側部材110に形成してもよく、さらには、架台側部材120及び杭側部材110の両方に形成してもよい。
また、スパイラル杭201は、図1(b)及び図2(a)に示すように、地中Ugに埋め込まれる、例えば金属製のスパイラル埋込部201aと、このスパイラル埋込部201aの上端面の中心部に溶接により固着されたボルト部材201bとを有している。このボルト部材201bには、スパイラル杭201の頭部に取り付ける取付部材100の高さを調整する高さ調整用ナット231が装着されている。
なお、取付器具100を取り付けるスパイラル杭は、図2(a)に示す構造のスパイラル杭201に限定されるものではなく、例えば、図2(b)に示す構造のスパイラル杭101でもよい。このスパイラル杭101は、地中Ugに埋め込まれる金属製のスパイラル埋込部101aと、このスパイラル埋込部101aの上端に溶接などにより取り付けられた金属製平板101bとを有している。この金属製平板101bには、取付器具100をスパイラル杭101に取り付けるための取付ボルト(図示せず)を挿入するボルト挿入長孔101b1が形成されており、スパイラル埋込部101aの上端中央部には、この取付ボルトの頭部を収容する切込み部101a1が形成されている。
以下、取付器具100について具体的に説明する。
図3は、この取付器具を説明する。図3(a)及び図3(b)はそれぞれ、この取付器具の正面図及び側面図であり、図3(c)は、この取付器具の架台側部材を杭側部材に対して回転可能な位置に移動させた状態を示す側面図である。
この取付器具100を構成する杭側部材110及び架台側部材120はそれぞれ、鋼板のプレス加工により形成したものであり、亜鉛メッキが施されている。杭側部材110と架台側部材120とは、図2(a)及び図3(a)〜図3(c)に示すように締結部材130によりY方向に相対移動可能に連結されている。この締結部材130は、ボルト131及びナット132を有し、このボルト131に平座金133a、133、及びスプリングワッシャー134を介してナット132が装着されている。
まず、図4を用いて杭側部材110の具体的な構成について説明する。
図4は、この杭側部材の具体的な構成を説明する。図4(a)、図4(b)及び図4(c)はそれぞれ、この杭側部材を示す上面図、正面図及び側面図である。
この杭側部材110は、底面部111と、この底面部111と一体にその左右両側に相対向するように形成された側面部112及び113とを有している。これらの側面部112及び113にはそれぞれ、締結部材130、つまりボルト131を挿入するボルト挿入孔112a及び113aが形成されている。
また、底面部111の中央部分には、スパイラル杭201のボルト部材201bを挿入するためのボルト挿入長孔(第2の長孔)111aがこの杭側部材110の幅方向(X方向)に延びるように形成されており、底面部111の前後両側(図4(a)の紙面上下両側)にはこの底面部111と一体に補強用折返し部114及び115が形成されている。
この杭側部材110は、上記のように、底面部111の左右両側に側面部112及び113が形成された形状であり、その上面、前面、背面が開放された構造となっている。
さらに、杭側部材110の底面部111及び両側面部112、113の内側面はビード116により補強している。
そして、杭側部材110の底面部111の外表面には、ボルト挿入長孔111aの両側にこの長孔に沿って補強用溝(以下、補強用ビードという。)B11及びB12が形成されており、この補強用ビードB11及びB12は、底面部111と一体に形成されている両側面部112、113まで延びている。また、ここでは、底面部111の外表面には、ボルト挿入長孔111aの周囲にもこのボルト挿入長孔に沿った補強用溝B13が形成されている。
次に、図5を用いて架台側部材120の具体的な構成について説明する。
図5は、この架台側部材の具体的な構成を説明する。図5(a)、図5(b)及び図5(c)はそれぞれ、この架台側部材を示す上面図、正面図及び側面図である。
この架台側部材120は、上面部121と、この上面部121と一体にその左右両側に相対向するように形成された側面部122及び123とを有している。これらの側面部122及び123にはそれぞれ、締結部材130、つまりボルト131を挿入するボルト挿入長孔(第1の長孔)122a及び123aが形成されている。
また、上面部121には、架台のベース部材210に架台側部材120を固定するための架台固定ボルト143a(図6(f)参照)を挿入するための3つのボルト挿入長孔(第3の長孔)121a〜121cがこの架台側部材120の幅方向(X方向)に延びるように形成されており、上面部121の前後両側(図5(a)の紙面上下両側)にはこの上面部121と一体に補強用折返し部124及び125が形成されている。なお、ここでは、ベース部材210は、図7及び図8で示したものと同様、ベース部材の長手方向(X方向)に延びる長孔211を形成したものである。ただし、この実施形態の取付器具100の架台側部材120には、ボルト挿入長孔(第3の長孔)121a〜121cが形成されているので、ベース部材210の架台固定ボルト143aを挿入するボルト挿入孔211は、長孔でなく、通常の丸孔でもよい。
この架台側部材120は、上記のように、上面部121の左右両側に側面部122及び123が形成された形状であり、その下面、前面、背面が開放された構造となっている。
そして、架台側部材120の上面部121の外表面には、ボルト挿入長孔121a〜121cに沿って補強用溝(以下、補強用ビードという。)B21〜B24が形成されており、これらの補強用ビードB21〜B24は、上面部121と一体に形成されている両側面部122、123まで延びている。ここでは、補強用ビードB21〜B24とボルト挿入長孔121a〜121cとは交互に架台側部材120の奥行方向(Y方向)に配置されている。
図4に示す杭側部材110及び図5に示す架台側部材120は、図3(a)及び図3(b)に示すように締結部材130により連結することにより1つの取付器具100となる。
つまり、図3(a)に示すように、杭側部材110上に架台側部材120を、杭側部材110の側面部112と架台側部材120の側面部122とが重なり、杭側部材110の側面部113と架台側部材120の側面部123とが重なるように被せ、杭側部材110の側面部112と架台側部材120の側面部122とを締結部材130aにより連結し、杭側部材110の側面部113と架台側部材120の側面部123とを締結部材130bにより連結する。これにより1つの取付器具100が構成される。
この状態では、締結部材130aのボルト131は、杭側部材110の側面部112のボルト挿入孔112aと架台側部材120の側面部122のボルト挿入長孔122aとに平座金133aを介して挿入されており、締結部材130bのボルト131は、杭側部材110の側面部113のボルト挿入孔113aと架台側部材120の側面部123のボルト挿入長孔123aとに平座金133aを介して挿入されている。また、各締結部材130aおよび130bのボルト131にはナット132が、平座金133及びスプリングワッシャー134を介して装着されている。
次に、この取付器具を用いて太陽電池パネルの架台をスパイラル杭に取り付ける方法について説明する。
図6は、本発明の実施形態1による取付器具の使用方法を説明する。図6(a)〜図6(f)は、この取付器具を用いて太陽電池パネルの架台のベース部材をスパイラル杭に取り付ける作業を工程順に示す概略側面図である。
まず、太陽光発電システムの設置用地Gの地中Ugに埋め込まれたスパイラル杭201(図1(b)参照)の上方に取付器具100を配置し(図6(a))、このスパイラル杭201のボルト部材201bが、取付器具100の杭側部材110のボルト挿入長孔111aに挿入されるように取付器具100をスパイラル杭の上端上に載置する(図6(b))。
次に、スパイラル杭201のボルト部材201bに装着されている高さ調整ナット231により、スパイラル杭201の埋め込み深さのばらつきを吸収するために取付器具100の高さ方向(Z方向)の位置を調整する。なお、スパイラル杭201の埋め込み深さのばらつきを吸収するための高さ調整ナット231の調整は、取付器具100をスパイラル杭201に載置する前に行っておいてもよい。
その後、架台側部材120を杭側部材110に対して前方側(矢印M1で示す側)に、締結部材130のボルト131がボルト挿入長孔122aの端で止まるまで移動させる(図6(c))。このとき、取付器具100では、締結部材130による杭側部材110と架台側部材120との締め付けはなされておらず、杭側部材110と架台側部材120とは人が手で相対的に移動させることができる状態である。
続いて、締結部材130のボルト131を支点(つまり、回転軸)として、架台側部材120を杭側部材110に対して矢印M2で示す方向に回転させて、架台側部材120の上面部121により覆われていた杭側部材110の上面を開放する。この状態で、スパイラル杭201の、杭側部材110の底面部111の長孔111aを貫通しているボルト部材201bにナット232を装着し、電動工具(図示せず)などを用いてこのナット232をボルト部材201bに締め付ける。これにより取付器具100の杭側部材110がスパイラル杭201に固定される(図6(d))。なお、図6(d)中、Axは、スパイラル杭201のボルト部材201bの中心軸を示している。
その後、架台側部材120を、締結部材130のボルト131を回転軸として杭側部材110に対して矢印M3で示す方向に回転させて、杭側部材110の上面を開放する位置から架台202のベース部材201を架台側部材120に取り付ける位置(架台側部材120が杭側部材110の上面を覆う位置)に戻す(図6(e))。
この状態で、取付器具100の架台側部材120の上面部121上に太陽電池パネルSの架台202の一部となるベース部材210を配置する。このとき、架台側部材120を、架台側部材120の上面部121の中央に位置するボルト挿入長孔121bがベース部材210の長孔211に合うように第1の長孔122aの長さの範囲内でY方向に移動させて、スパイラル杭201のY方向のズレを吸収する。なお、第1の長孔122aの長さの範囲内でスパイラル杭201のY方向のズレを吸収できないときは、架台側部材120の上面部121の両端に位置するボルト挿入長孔121aあるいは121cが、ベース部材210の長孔211に合うように架台側部材120を第2の長孔122aの長さの範囲内でY方向に移動させる。
その後、架台側部材120の上面部121の中央のボルト挿入長孔121b及びベース部材210の長孔211に架台固定ボルト143aを通して架台固定ナット143bをこのボルト143aに装着する。そして、架台固定ナット143bをこの架台固定ボルト143aに締め付けることにより、架台側部材120がベース部材210に固定される。
さらに、杭側部材110と架台側部材120とを連結する締結部材130のボルト131とナット132とを締め付けて、杭側部材110と架台側部材120とを固定する。これにより太陽電池パネルの架台となるベース部材210がスパイラル杭201に取り付けられることとなる。
その後は、このベース部材210に支持フレーム220を取り付け、支持フレーム220に太陽電池パネル本体Spbを保持する保持枠Spfを固定することにより太陽電池パネルの設置を行うことができる。
次に本実施形態1の作用効果について説明する。
この実施形態1では、太陽電池パネルSの架台202をこの架台を支持するスパイラル杭(支持杭)201に取り付けるための取付器具100において、このスパイラル杭201に固定される杭側部材110と、架台202のベース部材210に固定される架台側部材120と、杭側部材110と架台側部材120とを固定するための締結部材130とを備え、架台側部材120の側面部122及び123に、締結部材130(つまり、ボルト131)が挿入されるボルト挿入長孔(第1の長孔)122a及び123aを形成している。これにより、杭側部材110と架台側部材120との相対位置を、ボルト挿入長孔122a及び123aの延びる方向(Y方向)に調整することが可能となり、この取付器具100内部でスパイラル杭201のY方向のずれを吸収することができる。
また、この実施形態1では、スパイラル杭201に杭側部材110を固定するためのボルト挿入長孔111aと、架台202のベース部材210に架台側部材120を固定するためのボルト挿入長孔121a〜121cとを、ともにX方向に延びる長孔としている。これは、取付器具100の内部にてスパイラル杭201のY方向のずれを吸収できるので、スパイラル杭と杭側部材110との相対位置の調整、及び架台のベース部材と架台側部材120との相対位置の調整をいずれもX方向での調整とすることができるからである。従って、この取付器具100では、スパイラル杭201のX方向のずれは、杭側部材110に形成したX方向に延びるボルト挿入長孔111aの長さと、架台側部材120に形成したX方向に延びるボルト挿入長孔121a〜121cの長さとの合計まで吸収でき、取付器具100の幅(X方向の寸法)以上のスパイラル杭のズレを吸収することも可能となる。
さらに、この実施形態1では、架台側部材120の上面部121には、ベース部材210に架台側部材120を固定するためのX方向に延びる3つのボルト挿入長孔121a〜121cを、Y方向に沿って配列されるように形成している。このため、ベース部材210と架台側部材120とを、上記3つのボルト挿入長孔121a〜121cのいずれを用いて固定するかによってスパイラル杭のY方向のずれを吸収することもできる。
また、ベース部材が架台側部材120上に複数並列して配置される場合には、例えば、ベース部材210が架台側部材120上に2列平行に配置される場合には、これらの隣接する2つのベース部材210のボルト挿入長孔211にボルト挿入長孔121a及び121cを合わせ、それぞれのベース部材を架台側部材120に架台固定ボルト143aと架台固定ナット143bとにより固定することができる。
また、この実施形態1では、架台側部材120のボルト挿入長孔122a及び123aに挿入される締結部材130(具体的にはボルト131)は、この締結部材130がボルト挿入長孔122a及び123aの一端側に位置するように架台側部材120を杭側部材110に対して移動させたときに、この杭側部材110の上面が開放されるように架台側部材120が回転させる支点となる。このため、ボルト挿入長孔122a及び123aを、架台側部材120と杭側部材110との相対位置の調整と、架台側部材120の回転軸とに兼用できる。また、架台側部材120の姿勢を、杭側部材110の上面を覆う状態から杭側部材110の上面を開放した状態になるように変化させ、杭側部材110の上面を開放した状態で、杭側部材110とスパイラル杭201とを固定するナット232の締め付けを、電動工具を用いて作業性よく行うことができる。
また、この取付器具100では、杭側部材110の、スパイラル杭201に対向する底面部の外表面には、ボルト挿入長孔111aと平行な方向に延びる補強用溝(補強用ビード)B11及びB12が形成され、また、架台側部材120の、架台202に対向する上面部の表面には、ボルト挿入長孔121a〜121cと平行な方向に延びる補強用溝(補強用ビード)B21〜B24が形成されている。このため、架台側部材120及び杭側部材110を構成する材料である鋼板の厚さを薄くしても、取付器具100の強度を確保することができる。
なお、上記実施形態1では、太陽電池パネルの架台を支持する支持杭としてスパイラル杭を挙げて説明したが、支持杭はスパイラル杭に限定されるものではなく、例えば鋼管杭であってもよい。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、取付器具の分野において、太陽電池パネルの架台をこの架台を支持する支持杭に固定する取付器具であって、支持杭の位置ずれをこの取付器具の幅よりも広い範囲で吸収することができる取付器具を実現することができる。
100 取付器具
100a 太陽光発電システム
110 杭側部材(下部金具)
101a、201a スパイラル埋込部
101b 金属製平板
101b1 ボルト挿入長孔
111 底面部
111a ボルト挿入長孔(第2の長孔)
112、113 側面部
112a、113a ボルト挿入孔
114、115、124、125 補強用折返部
116 ビード
120 架台側部材(上部金具)
121 上面部
121a〜121c ボルト挿入長孔(第3の長孔)
122、123 側面部
122a、123a ボルト挿入長孔(第1の長孔)
130a、130b 締結部材
131 ボルト
132 ナット
133、133a 平座金
134 スプリングワッシャー
143a 架台固定ボルト
143b 架台固定ナット
201 スパイラル杭(支持杭)
201a スパイラル埋込部
201b ボルト部材
202 架台
210 ベース部材
220 支持フレーム
221 ボルト
B11、B12、B21〜B24 補強用溝(補強用ビード)
B13 補強用溝
G 設置用地
S 太陽電池パネル
Spb 太陽電池パネル本体
Spf 保持枠
Ug 地中

Claims (5)

  1. 太陽電池パネルの架台を、該架台を支持する支持杭に取り付けるための取付器具であって、
    該支持杭に固定される杭側部材と、
    該架台に固定される架台側部材と、
    該杭側部材と該架台側部材とを固定するための締結部材と
    を備え、
    該杭側部材及び該架台側部材の少なくとも一方には、該締結部材が挿入されて、該杭側部材と該架台側部材との相対位置を調整するための第1の長孔が形成されている、
    取付器具。
  2. 前記第1の長孔は、前記架台側部材の側面部に形成された、第1の方向に延びる長孔であり、
    前記締結部材が該第1の長孔の一端側に位置するように該架台側部材を前記杭側部材に対して移動させたときに、該締結部材の位置が該杭側部材の上面が開放されるように該架台側部材を回転させるための支点となる、請求項1に記載の取付器具。
  3. 前記杭側部材の、前記支持杭に対向する底面部には、該杭側部材を該支持杭に固定するための杭側締結部材が挿入されて該杭側部材と該支持杭との相対位置を調整するための第2の長孔が形成されており、
    前記架台側部材の、前記架台に対向する上面部には、該架台側部材を該架台に固定するための架台側締結部材が挿入されて該架台側部材と該架台との相対位置を調整するための第3の長孔が形成されており、
    該第2の長孔及び該第3の長孔は、該第1の方向とは直交する第2の方向に延びる長孔である、請求項2に記載の取付器具。
  4. 前記架台側部材の、前記架台に対向する上面部には、平行な複数の長孔がそれぞれ前記第3の長孔として形成されており、これらの複数の第3の長孔は、前記第1の方向に配列されている、請求項3に記載の取付器具。
  5. 前記杭側部材の、前記支持杭に対向する底面部には、前記第2の長孔と平行な方向に延びる補強用溝が形成され、
    前記架台側部材の、前記架台に対向する上面部には、前記第3の長孔と平行な方向に延びる補強用溝が形成されている、請求項3または請求項4に記載の取付器具。
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