JP2014204187A - 通信端末、画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム、通信システム - Google Patents

通信端末、画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム、通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成装置の消費電力量を抑制しつつ、通信端末と画像形成装置との間での通信確立までに要する時間を低減した通信端末、画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム、通信システムを提供する。【解決手段】通信端末300は、画像形成装置と第1通信方法で通信することによって、画像形成装置から、画像形成装置が予め定められた電力よりも小さい電力で動作する低消費電力状態で動作しているか否かを示すデータを取得し、取得されたデータが、画像形成装置が低消費電力状態で動作していることを示す場合には、画像形成装置から、第2通信方法で通信するための無線情報を取得し、無線情報取得手段により無線情報が取得されると、通信端末を画像形成装置に認証させるための認証データを画像形成装置に転送する。【選択図】図5

Description

本発明は、通信端末、画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム、通信システムに関する。
画像形成装置では、ユーザに対して使用の可否を制御するための認証機能が提供されている。その方法の1つとして、RFID(Radio Frequency IDentification)タグを利用したものがある。
この方法はタグリーダ/ライタを備える画像形成装置において、接近してきたRFIDタグから情報を読み出し、その情報に基づいて認証を行うものである。
一方で近年、RFIDと互換性を持つ近距離無線通信手段の1つであるNFC(Near Field Communication)と呼ばれる技術がスマートフォンやタブレットPCといった通信端末に実装され始めている。
NFCの仕様には3つの機能が規定されている。1つ目は、リーダ/ライタ機能であり、先のタグリーダ/ライタと同等の動作を実施することができる。2つ目は、カードエミュレーション機能であり、先のRFIDタグと同等の動作を実施することができる。3つ目は、ピアツーピア機能であり、NFCを介して様々なデータの送受信が可能である。
NFC機能搭載通信端末には、リーダ/ライタが実装されており、それを利用することでRFIDカードやNFCカードに対してデータの読み出しや、書き込みを行うことができる。
このため、NFC機能搭載通信端末から画像形成装置に具備されたNFCカードエミュレーションブロックに対して、認証データを書き込むことでRFIDタグを使用したユーザ認証と同等の機能を実現することが可能となる。
また、近年、通信端末に記憶された画像データを画像形成装置で印刷する場合に、ケーブル接続による煩雑さを解消するべく、ブルートゥース(登録商標)やIEEE802.11a/b/g/n等といった無線通信により接続されるようになってきている。
こうした無線接続によって装置の背面に手探りでケーブルを挿し込んだり、どこに繋げばよいのかわからず悩んだりすることがなくなった。
その一方で、これまで通信端末と画像形成装置の接続を有線という形で明確に示されていたものがなくなることとなる。そのため、特に通信対象となり得る無線通信端末が多数存在する場合に、多数の無線通信端末から接続を希望する端末を選択するのが難しいという問題点がある。
そこで、無線通信手段とは別に指向性を持つ通信手段を持ち、まず指向性通信手段を用いて無線通信用IDを受信した後に指向性通信から無線通信に切り替えることで、接続相手を明示的に特定しつつ、無線通信接続を実現する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
なお、特許文献1における指向性を持つ通信手段としてはIrDA(Infrared Data Association)規格が用いられているが、NFCの特徴の1つは、NFC通信アンテナのサイズ、またはアンテナ付近に配置された部品の材質による影響等で変化するものの、通信確立が可能な物理距離がおよそ10cm程度となっていることである。
そのため、NFC等の近距離無線通信を用いることでも、IrDAと同じように接続したい機器を明示的に示すことができる。
そこで、近距離無線通信を搭載した非接触IDカードを使って装置IDを通信端末に転送した後に、通信端末と無線LAN等の無線通信を確立する情報処理装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−156723号公報 特開2007−267370号公報
しかしながら、上述した従来技術では、装置の電源制御については考慮されていない。近年、環境意識が高まる中、複写機等の画像形成装置において、装置が所定時間使用されなかった場合などに、装置を低消費電力状態に移行し、省電力化を図ることが行われている。
その場合、装置を制御しているコントローラにおいてもネットワークI/F部などの一部を除いて電源供給を停止するが、この低消費電力状態では、一般的にコントローラは電源投入から起動が完了するまでに数秒〜数十秒を要する。
そのため、通信端末とすぐに無線通信を開始するためには、通信を制御するコントローラ部に常時電源を投入しておく必要があり、装置を低消費電力状態に移行することができず、多くの電力を無駄に消費してしまうという課題がある。
本発明の目的は、画像形成装置の消費電力量を抑制しつつ、通信端末と画像形成装置との間での通信確立までに要する時間を低減した通信端末、画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム、通信システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の通信端末は、異なる2つの無線通信方法である第1通信方法及び第2通信方法で画像形成装置と通信可能な通信端末であって、前記画像形成装置と前記第1通信方法で通信することによって、前記画像形成装置から、前記画像形成装置が予め定められた電力よりも小さい電力で動作する低消費電力状態で動作しているか否かを示すデータを取得するデータ取得手段と、前記データ取得手段により取得されたデータが、前記画像形成装置が低消費電力状態で動作していることを示す場合には、前記画像形成装置から、前記第2通信方法で通信するための無線情報を取得する無線情報取得手段と、前記無線情報取得手段により前記無線情報が取得されると、前記通信端末を前記画像形成装置に認証させるための認証データを前記画像形成装置に転送する転送手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置の消費電力量を抑制しつつ、通信端末と画像形成装置との間での通信確立までに要する時間を低減した通信端末、画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム、通信システムを提供することができる。
本発明の実施の形態に係る通信システムの概略構成を示す図である。 図1における画像形成装置の概略構成を示す図である。 図1における通信端末の概略構成を示す図である。 図2におけるCPU、及びMPにより実行される無線接続処理の手順を示すフローチャートである。 図2におけるCPUにより実行される無線接続処理の手順を示すフローチャートである。 図4,5で説明した無線接続処理を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る通信システム10の概略構成を示す図である。
図1において、通信システム10は、画像形成装置100、コンピュータ端末200、通信端末300、及び無線LANアクセスポイント400で構成される。
画像形成装置100は、コピー機能、プリント機能、スキャン機能を有しており、更に、こうした機能を使用するユーザの認証機能も有する。ユーザの認証では、ユーザのID情報が記録された認証カード(図示せず)を使用する。
画像形成装置100は、NFC通信600により上記認証カードが有するユーザのID情報を受信し、画像形成装置100に記憶された認証用データベース(図示せず)に基づいてユーザ認証を行う。
この認証について、認証処理を行うユーザのID情報を記憶したサーバ(図示せず)を別途用意し、ローカルエリアネットワーク500を介して認証処理を実施する構成でも良い。
コンピュータ端末200は、画像形成装置100に印刷ジョブを送信し、また、画像形成装置100が電子化したデータを参照することができる。
通信端末300は、NFC通信機能、無線LAN通信機能等を有する持ち運び可能な情報処理端末であり、スマートフォンやタブレットPC等がこれにあたる。上記NFC通信が第1通信方法であり、無線LAN通信が第2通信方法である。
通信端末300は、NFC通信600によって画像形成装置100との通信を行うことができ、送受信される情報として、IPアドレス、及びユーザのID情報等が挙げられる。
また、通信端末300は、無線LAN通信700によって通信端末300に記憶された画像データを画像形成装置100に送信することで、画像データを印刷することができる。
無線LANアクセスポイント400は、無線LANインターフェースを有する通信端末300等とローカルエリアネットワーク500に接続されている機器との通信を可能とする機能を有する。
このように、画像形成装置100と通信端末300は、異なる2つの無線通信方法であるNFC通信及び無線LAN通信で通信可能となっている。
図1の通信システム10では無線LANを使用したシステム構成となっているが、ブルートゥース(登録商標)等のその他の無線通信技術を使用しても良い。
ローカルエリアネットワーク500は、イーサネット(登録商標)等で実現されるネットワークであり、画像形成装置100、コンピュータ端末200、及び無線LANアクセスポイント400は、ローカルエリアネットワーク500により通信可能である。
図2は、図1における画像形成装置100の概略構成を示す図である。
図2において、画像形成装置100は、コントローラ101、スキャナ部102、プリンタ部103、操作部108、電源制御部117、NFC110、及び電源部116で構成される。
このうち、スキャナ部102は、画像入力デバイスであり、プリンタ部103は、画像出力デバイスである。また、操作部108は、画像形成装置100とユーザ間での情報の入出力を行う。
コントローラ101は、画像処理及び画像形成動作の制御などを行う。このコントローラ101は、CPU104、RAM105、ROM106、ネットワークインタフェース109、及びHDD107で構成される。
CPU104は、画像形成装置100全体を制御する中央演算ユニットである。RAM105は、CPU104が演算に用いるデータなどを一時的に記憶する為のワークメモリである。
ROM106は、画像形成装置100の起動に用いるプログラムなどが記憶されており、主に画像形成装置100の起動の際に使用される。HDD107は、画像形成装置100の制御に関するソフトウェアや各種設定、保存された文書などを記憶するハードディスクドライブである。
ネットワークインタフェース109は、ローカルエリアネットワーク500とのインターフェースである。
NFC110は、NFC通信部111、アンテナ113、MP114、及びワークメモリ115で構成される。
MP114は、CPU104と通信を行うことでNFC110を制御する。ワークメモリ115は、MP114のワークエリアとして用いられる。
NFC通信部111は、NFC通信で発生する電波の送受信を行うアンテナ113によって、外部機器とNFC通信を行うもので、NFC通信600によってやり取りされるデータを記憶するための記憶部であり、FIFOメモリであるバッファ112を有する。
上述したバッファ112のメモリ容量はNFC通信を行うための必要最低限の容量しか備えていない。また、ワークメモリ115についてもMP114が動作するために必要な容量しか備えていない。
電源部116は、商用電源から直流電源を生成し、画像形成装置100のコントローラ101、スキャナ部102、プリンタ部103、及びNFC110等の各部に電源を供給する。
電源制御部117は、オン/オフ制御信号を電源部116に出力する。電源部116はオン/オフ制御信号に応じて、各部に供給している直流電源を各々にオン/オフ制御可能なスイッチを備えている。
本実施の形態に係る画像形成装置100は、低消費電力状態に移行可能となっている。低消費電力状態への移行は、画像形成装置100が所定時間使用されないか、操作部108を用いてユーザからの指示等の低消費電力状態への移行条件を満たしたときに行われる。
この低消費電力状態とは、電源部116からコントローラ101、スキャナ部102、プリンタ部103、操作部108、電源制御部117、及びNFC110に電力が供給されている予め定められた電力で動作する通常状態での電力よりも、小さい電力となった状態を示している。
その一例として、本実施の形態では、ネットワークインタフェース109及び電源制御部117へのみ電力が供給された状態を低消費電力状態としている。
これはすなわち、ネットワークインタフェース109を除くコントローラ101、スキャナ部102、及びプリンタ部103へは電力が供給されていない状態である。
その他、操作部108とスキャナ部102のみ電力供給が停止されている状態や、消費電力の違う低消費電力状態を複数設けるようにしてもよい。低消費電力状態を複数設ける場合は、一定の時間経過後に各部の電力供給を順次オフにしていく制御が行われる。
図3は、図1における通信端末300の概略構成を示す図である。
図3において、通信端末300は、CPU301、RAM302、操作部304、カメラ305、フラッシュROM303、無線LANインタフェース306、NFC制御部307を含み、それらはシステムバス309で接続される。
CPU301は、通信端末300全体を制御する中央演算ユニットである。RAM302は、CPU301が演算に用いるデータを一時的に記憶する為のワークメモリである。
フラッシュROM303は、CPU301が使用するプログラムや各種データなどを記憶する。操作部304は、ユーザと通信端末300間での情報の入出力を行うものであり、LCD及びタッチパネルにて構成される。
カメラ305は、静止画や動画を撮影するものである。無線LANインタフェース306は、無線LAN通信700を介して外部機器との間でデータの送受信を行うためのインターフェースである。
NFC制御部307は、NFC通信を行うための制御を行う。アンテナ308は、NFC制御部307に接続し、NFC通信を行うためのアンテナであり、外部機器との間でNFC通信で発生する電波の送受信を行う。
図4は、図2におけるCPU104、及びMP114により実行される無線接続処理の手順を示すフローチャートである。
また、図4における処理は、低消費電力状態への移行条件が満たされたときに実行される。
図4において、CPU104は低消費電力状態への移行条件が満たされると、スリープフラグをオンとしてバッファ112に記憶し、ワークメモリ115に無線情報を記憶する(ステップS401)。このステップS401は、データ記憶手段に対応する。
このスリープフラグは、低消費電力状態で動作しているか否かを示すデータであって、画像形成装置100が低消費電力状態か否かを示すフラグであり、低消費電力状態のときはオンを示し、そうでない場合はオフを示す。また、無線情報とは無線LAN通信で通信するための情報であって、無線LANアクセスポイント400によって画像形成装置100と通信端末300を接続するためのIPアドレスやSSID等の情報である。
次いで、画像形成装置100は電源制御部117からのオン/オフ制御信号により電源部116からの電源供給が一部断たれ、低消費電力状態へ移行する(ステップS402)。このとき、CPU104への電源供給が停止するため、低消費電力状態におけるNFC110の処理はCPU104に代わりMP114が実行する。
画像形成装置100のNFC通信部111はリーダ/ライタ機能とカードエミュレーション機能を交互に切り替えながら待機し、ユーザがNFC通信機器をかざし、NFC通信が確立されるのを待つ。
ここで、通信端末300が有するNFC制御部307はリーダ/ライタ機能、認証カードはカードエミュレーション機能となる。そのため、NFC110は確立する通信に応じて、認証カードがかざされたのか、通信端末300がかざされたのかを判別することができる。
NFC通信部111はリーダ/ライタ機能で通信が確立したか否か判別する(ステップS404)。
ステップS404の判別の結果、リーダ/ライタ機能で通信が確立したときは(ステップS404でYES)、MP114はかざされた機器は認証カードと特定することができる。そこで、電源制御部117に復帰要求信号を発行しつつ(ステップS405)、認証カードのID情報を取得し(ステップS406)、ステップS411に進む。
一方、ステップS404の判別の結果、リーダ/ライタ機能で通信が確立しなかったときは(ステップS404でNO)、NFC通信部111がカードエミュレーション機能で通信が確立したか否か判別する(ステップS407)。上記ステップS404,407は、低消費電力状態で動作しているときに、NFC通信で通信した通信相手が、通信端末300か認証カードであるかを判別する判別手段に対応する。
ステップS407の判別の結果、カードエミュレーション機能で通信が確立していないときは(ステップS407でNO)、ステップS404に戻る。
ステップS407の判別の結果、カードエミュレーション機能で通信が確立したときは(ステップS407でYES)、MP114はかざされた機器が通信端末300であると特定できる。
MP114は通信が確立すると同時に、画像形成装置100を低消費電力状態から復帰させるために電源制御部117に復帰要求信号を発行する(ステップS408)。さらに、MP114は通信端末300によってスリープフラグオンが取得され(ステップS409)、このことをNFC通信部111から受けると、ワークメモリ115に記憶しておいた無線情報をバッファ112に記憶する(ステップS410)。このステップS410は、無線情報記憶手段に対応する。
またこのとき、通信端末300のCPU301はバッファ112に記憶されている無線情報をNFC通信によって取得した後、フラッシュROM303に記憶しているID情報をNFC通信によってバッファ112に書き込む。
画像形成装置100が低消費電力状態から復帰すると(ステップS411)、NFC110の処理はMP114に代わりCPU104が実行する。
そして、CPU104はバッファ112のデータを取得する(ステップS412)。次いで、バッファ112からID情報が取得されたか否か判別する(ステップS413)。
ステップS413の判別の結果、ID情報が取得されたときは(ステップS413でYES)、CPU104はHDD107に記憶された認証用データベース(図示せず)に基づいてユーザ認証を行う。
そして、ユーザ認証結果がOKか否か判別し(ステップS414)、ユーザ認証結果がOKのときは(ステップS414でYES)、ログイン処理を行い(ステップS415)、ステップS416に進む。このステップS414,415は、認証手段に対応する。こうして通信端末300が認証されると、画像形成装置100は、通信端末300と無線LANにより通信することとなる。
一方、ユーザ認証結果がOKではないときは(ステップS414でNO)、ステップS416に進む。
ステップS413に戻り、ステップS413の判別の結果、ID情報が取得されなかったときは(ステップS413でNO)、スリープフラグオフをバッファ112に記憶し(ステップS416)、本処理を終了する。
図5は、図2におけるCPU301により実行される無線接続処理の手順を示すフローチャートである。
図5における無線接続処理は、通信端末300にユーザ認証及び無線設定用アプリケーションを予め用意し、ユーザがこのアプリケーションの実行を指示することを前提としている。また、この無線接続処理は、ユーザによって通信端末300が画像形成装置100のNFC110にかざされてからの処理を示している。
NFC制御部307はNFC通信を確立すると(ステップS501でYES)、NFC通信によって画像形成装置100のバッファ112に記憶されているスリープフラグを取得する(ステップS502)。このステップS502はデータ取得手段に対応する。
次いで、取得したスリープフラグがオンか否か判別する(ステップS503)。ステップS503の判別の結果、読み取ったスリープフラグがオンではなくオフのときは(ステップS503でNO)、画像形成装置100のCPU104が起動状態のため、認証と無線設定を行い(ステップS504)、本処理を終了する。
具体的に、このステップS504では、まずNFC通信によってID情報を転送しつつ、無線情報をCPU104に要求する。そして要求に応じてCPU104が無線情報をバッファ112に書き込むと、NFC通信によって無線情報を取得し、通信端末300の無線設定を行い、画像形成装置100と無線接続を完了する。このように、低消費電力状態で動作していることを示していない場合には、認証データを転送するとともに、無線情報を取得する。
ステップS503の判別の結果、読み取ったスリープフラグがオンのときは(ステップS503でYES)、バッファ112に記憶されている無線情報をNFC通信によって取得する(ステップS505)。このステップS505は、無線情報取得手段に対応する。
次いで、通信端末300のフラッシュROM303に記憶されているID情報をNFC通信によって転送することでバッファ112に書き込み(ステップS506)、本処理を終了する。このステップS506は転送手段に対応する。その後、転送された認証データによって通信端末300が画像形成装置100に認証されると、画像形成装置100と無線LAN通信により通信することとなる。
上述した処理では、先に無線情報を取得しているが、これはNFC110のバッファ112のサイズが一般的に64バイトほどの容量しかなく、先に通信端末300がID情報をバッファ112に書き込むと、バッファ112に記憶されていた無線情報が消えてしまう可能性があるためである。このように、バッファ112の記憶容量は、認証データと無線情報を同時に記憶できない容量となっている。
また、上述した処理はユーザがアプリケーションの実行を指示することを前提としているが、この処理を他のアプリケーションが利用できるようにしておき、他のアプリケーションにより実行されるようにしてもよい。
図6は、図4,5で説明した無線接続処理を示すシーケンス図である。
また、図6における処理は、図4と同じく、低消費電力状態への移行条件が満たされたときに実行される。
コントローラ101は低消費電力状態への移行条件が満たされると、スリープフラグをオンとしてバッファ112に記憶し、ワークメモリ115に無線情報を記憶する(ステップS601)。
次いで、コントローラ101は、電源制御部117に低消費電力状態への移行要求信号を発行する(ステップS602)。これにより、画像形成装置100は低消費電力状態へ移行する。このとき、コントローラ101はネットワークインタフェース109を除いて電源供給が遮断される。
次いで、ユーザによって通信端末300がNFC110にかざされると、通信端末300はNFC110に対してNFC通信要求信号を発行し(ステップS603)、NFC通信応答信号を受信することにより(ステップS604)、NFC110とのNFC通信が確立される。
NFC通信が確立されると、NFC110は電源制御部117に低消費電力状態から復帰要求信号を発行し(ステップS605)、コントローラ101への電源供給が開始される。
また、通信端末300はNFC通信によってスリープフラグオンを読み取り(ステップS606)、画像形成装置100が低消費電力状態かを確認する。
NFC110は通信端末300によってスリープフラグが読み取られると、無線情報をNFCで送信できるようにバッファ112に書き込む。
次に、通信端末300はバッファ112に記憶されている無線情報をNFC通信によって取得し(ステップS607)、NFC通信によってID情報をバッファ112に書き込み(ステップS608)、無線設定を行う。
コントローラ101は低消費電力状態から復帰要求信号を受けて、数秒〜数十秒後に起動を完了すると、まずNFC110のバッファ112に記憶されているデータを取得する(ステップS609)。
今の場合、通信端末300によってバッファにID情報が書き込まれているため、コントローラ101はID情報を取得し、ユーザ認証を行う。
ユーザ認証が完了すると、コントローラ101は起動したことを示すためスリープフラグをオフとしてバッファ112に記憶する(ステップS610)。
こうして通信端末300の無線設定とコントローラのユーザ認証が完了し、画像形成装置100と通信端末300との無線通信が確立する。
以上説明した実施の形態によれば、通信端末と画像形成装置との間での通信確立までに要する時間を低減できる。具体的に、従来は通信を確立するために画像形成装置が通常状態まで復帰するまで時間がかかっていたが、通常状態への復帰と認証データまでのやり取りを並行して行えるので、その分の時間を低減することができる。
(他の実施の形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
10 通信システム
100 画像形成装置
300 通信端末
101 コントローラ
104,301 CPU
105,302 RAM
106 ROM
110 NFC
111 NFC通信部
112 バッファ
114 MP
115 ワークメモリ
116 電源部
117 電源制御部
303 フラッシュROM
307 NFC制御部

Claims (11)

  1. 異なる2つの無線通信方法である第1通信方法及び第2通信方法で画像形成装置と通信可能な通信端末であって、
    前記画像形成装置と前記第1通信方法で通信することによって、前記画像形成装置から、前記画像形成装置が予め定められた電力よりも小さい電力で動作する低消費電力状態で動作しているか否かを示すデータを取得するデータ取得手段と、
    前記データ取得手段により取得されたデータが、前記画像形成装置が低消費電力状態で動作していることを示す場合には、前記画像形成装置から、前記第2通信方法で通信するための無線情報を取得する無線情報取得手段と、
    前記無線情報取得手段により前記無線情報が取得されると、前記通信端末を前記画像形成装置に認証させるための認証データを前記画像形成装置に転送する転送手段と
    を備えたことを特徴とする通信端末。
  2. 前記データ取得手段により取得されたデータが、前記画像形成装置が低消費電力状態で動作していることを示していない場合には、前記転送手段により前記認証データを転送するとともに、前記無線情報取得手段により前記無線情報を取得することを特徴とする請求項1記載の通信端末。
  3. 前記転送手段により転送された認証データによって前記通信端末が前記画像形成装置に認証されると、前記画像形成装置と前記第2通信方法により通信することを特徴とする請求項1または請求項2記載の通信端末。
  4. 異なる2つの無線通信方法である第1通信方法及び第2通信方法で通信端末と通信可能な画像形成装置であって、
    前記画像形成装置が予め定められた電力よりも小さい電力で動作する低消費電力状態で動作する際に、前記通信端末が取得するデータとして、低消費電力状態で動作していることを示すデータを記憶部に記憶するデータ記憶手段と、
    前記低消費電力状態で動作しているときに、前記第1通信方法で通信した通信相手が、前記通信端末か認証カードであるかを判別する判別手段と、
    前記判別手段により、前記通信相手が前記通信端末と判別され、前記データ記憶手段により前記記憶部に記憶されたデータが、前記通信端末により取得されると、前記記憶部に前記第2通信方法で通信するための無線情報を記憶する無線情報記憶手段と、
    前記低消費電力状態から前記予め定められた電力で動作する通常状態に復帰すると、前記記憶部に前記通信端末から転送されて前記記憶部に記憶された、前記通信端末を前記画像形成装置に認証させるための認証データを用いて前記通信端末を認証する認証手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記認証手段により前記通信端末が認証されると、前記通信端末と前記第2通信方法により通信することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記記憶部の記憶容量は、前記認証データと前記無線情報を同時に記憶できない容量であることを特徴とする請求項4または請求項5記載の画像形成装置。
  7. 異なる2つの無線通信方法である第1通信方法及び第2通信方法で画像形成装置と通信可能な通信端末の制御方法であって、
    前記画像形成装置と前記第1通信方法で通信することによって、前記画像形成装置から、前記画像形成装置が予め定められた電力よりも小さい電力で動作する低消費電力状態で動作しているか否かを示すデータを取得するデータ取得ステップと、
    前記データ取得ステップにより取得されたデータが、前記画像形成装置が低消費電力状態で動作していることを示す場合には、前記画像形成装置から、前記第2通信方法で通信するための無線情報を取得する無線情報取得ステップと、
    前記無線情報取得ステップにより前記無線情報が取得されると、前記通信端末を前記画像形成装置に認証させるための認証データを前記画像形成装置に転送する転送ステップと
    を備えたことを特徴とする制御方法。
  8. 異なる2つの無線通信方法である第1通信方法及び第2通信方法で通信端末と通信可能な画像形成装置の制御方法であって、
    前記画像形成装置が予め定められた電力よりも小さい電力で動作する低消費電力状態で動作する際に、前記通信端末が取得するデータとして、低消費電力状態で動作していることを示すデータを記憶部に記憶するデータ記憶ステップと、
    前記低消費電力状態で動作しているときに、前記第1通信方法で通信した通信相手が、前記通信端末か認証カードであるかを判別する判別ステップと、
    前記判別ステップにより、前記通信相手が前記通信端末と判別され、前記データ記憶ステップにより前記記憶部に記憶されたデータが、前記通信端末により取得されると、前記記憶部に前記第2通信方法で通信するための無線情報を記憶する無線情報記憶ステップと、
    前記低消費電力状態から前記予め定められた電力で動作する通常状態に復帰すると、前記記憶部に前記通信端末から転送されて前記記憶部に記憶された、前記通信端末を前記画像形成装置に認証させるための認証データを用いて前記通信端末を認証する認証ステップと
    を備えたことを特徴とする制御方法。
  9. 異なる2つの無線通信方法である第1通信方法及び第2通信方法で画像形成装置と通信可能な通信端末の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記制御方法は、
    前記画像形成装置と前記第1通信方法で通信することによって、前記画像形成装置から、前記画像形成装置が予め定められた電力よりも小さい電力で動作する低消費電力状態で動作しているか否かを示すデータを取得するデータ取得ステップと、
    前記データ取得ステップにより取得されたデータが、前記画像形成装置が低消費電力状態で動作していることを示す場合には、前記画像形成装置から、前記第2通信方法で通信するための無線情報を取得する無線情報取得ステップと、
    前記無線情報取得ステップにより前記無線情報が取得されると、前記通信端末を前記画像形成装置に認証させるための認証データを前記画像形成装置に転送する転送ステップと
    を備えたことを特徴とするプログラム。
  10. 異なる2つの無線通信方法である第1通信方法及び第2通信方法で通信端末と通信可能な画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記制御方法は、
    前記画像形成装置が予め定められた電力よりも小さい電力で動作する低消費電力状態で動作する際に、前記通信端末が取得するデータとして、低消費電力状態で動作していることを示すデータを記憶部に記憶するデータ記憶ステップと、
    前記低消費電力状態で動作しているときに、前記第1通信方法で通信した通信相手が、前記通信端末か認証カードであるかを判別する判別ステップと、
    前記判別ステップにより、前記通信相手が前記通信端末と判別され、前記データ記憶ステップにより前記記憶部に記憶されたデータが、前記通信端末により取得されると、前記記憶部に前記第2通信方法で通信するための無線情報を記憶する無線情報記憶ステップと、
    前記低消費電力状態から前記予め定められた電力で動作する通常状態に復帰すると、前記記憶部に前記通信端末から転送されて前記記憶部に記憶された、前記通信端末を前記画像形成装置に認証させるための認証データを用いて前記通信端末を認証する認証ステップと
    を備えたことを特徴とするプログラム。
  11. 異なる2つの無線通信方法である第1通信方法及び第2通信方法で通信可能な画像形成装置及び通信端末を含む通信システムであって、
    前記画像形成装置は、
    前記画像形成装置が予め定められた電力よりも小さい電力で動作する低消費電力状態で動作する際に、前記通信端末が取得するデータとして、低消費電力状態で動作していることを示すデータを記憶部に記憶するデータ記憶手段と、
    前記低消費電力状態で動作しているときに、前記第1通信方法で通信した通信相手が、前記通信端末か認証カードであるかを判別する判別手段と、
    前記判別手段により、前記通信相手が前記通信端末と判別され、前記データ記憶手段により前記記憶部に記憶されたデータが、前記通信端末により取得されると、前記記憶部に前記第2通信方法で通信するための無線情報を記憶する無線情報記憶手段と、
    前記低消費電力状態から前記予め定められた電力で動作する通常状態に復帰すると、前記記憶部に前記通信端末から転送された、前記通信端末を前記画像形成装置に認証させるための認証データを用いて前記通信端末を認証する認証手段と、
    前記認証手段により前記通信端末が認証されると、前記通信端末と前記第2通信方法により通信する通信手段と
    を備え、
    前記通信端末は、
    前記画像形成装置と前記第1通信方法で通信することによって、前記画像形成装置から、前記データを取得するデータ取得手段と、
    前記データ取得手段により取得されたデータが、前記画像形成装置が低消費電力状態で動作していることを示す場合には、前記画像形成装置から、前記無線情報を取得する無線情報取得手段と、
    前記無線情報取得手段により前記無線情報が取得されると、前記通信端末を前記画像形成装置に認証させるための認証データを前記画像形成装置に転送する転送手段と
    を備えたことを特徴とする通信システム。
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