JP2014206852A - 防犯システム及び機器制御装置 - Google Patents

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直樹 茨田
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里江子 石橋
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Yoshiteru Suzuki
吉輝 鈴木
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裕一 谷口
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良 沼倉
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Abstract

【課題】 時間帯、季節、天候及び家屋の立地場所に合わせて、家屋に設けられた電気機器を自動的に動作、停止させることで、長期不在時にも不自然さを感じさせることのない防犯システムを提供する。【解決手段】 太陽電池20と、電気機器30の動作を制御する機器制御装置10とを備え、機器制御装置10は、太陽電池20の出力電圧データを検出する検出部11と、通信ネットワーク40からデータを受信する受信部12と、ユーザ50の入力を受け付ける入力部13と、受信部12で受信した時間データと入力部13で受け付けた時間データとを記憶する記憶部14と、出力電圧データと時間データとに基づいて、電気機器30の動作開始又は動作停止のタイミングを判断する演算部17と、を有し、ユーザ50により防犯を目的とする防犯モードが設定された場合、機器制御装置10が演算部17の判断結果に基づき、電気機器30の動作を自動的に制御する。【選択図】 図1

Description

本発明は太陽電池の出力電圧に基づき屋内の電気機器を制御する防犯システムに関するものである。
近年、家電機器や住宅設備機器などの複数の電気機器を一括で制御するシステム(例えば、HEMS:Home Energy Management System)が普及してきている。これらシステムは、太陽電池などの発電装置から供給される電力に応じて各電気機器の運転を制御し省エネを図ることを主な目的としている。今後これらシステムが普及していくにあたり、これらシステムを防犯システムとして活用させることが求められている。
従来、屋内への不審者の侵入を未然に防止する防犯システムとして、予め録音した生活音等の音声データを住人の不在時にAV装置で再生し、屋内で住人が生活しているように装うものが提案されている。(例えば、特許文献1参照)。また、太陽電池などの発電装置から供給される電力を利用して屋内のカーテンを揺らし、屋内に住人が在室しているように錯覚させる防犯装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−265021号公報 特開2006−65553号公報
特許文献1のAV装置を利用した防犯システムでは、早朝、午前、午後、夕刻、夜間、深夜と1日を複数の時間帯に区切り、各時間帯内でランダムに音声を再生するようになっている。しかし、季節によって日の出、日の入時間が異なるため、一日を単純に複数の時間帯に区切るだけでは季節の変化に十分に対応させることできない。また、日々の天候によっても屋外の明るさは変化するので、一日を単純に複数の時間帯に区切るだけでは天候の変化に十分に対応させることできない。さらに、家屋の存在する地域や立地場所によってもこれらは変化するものである。
そのため、特許文献1の防犯システムのように1日を決まった時間帯に区切り、各時間帯に応じた防犯動作を行うシステムでは、季節や天候によって区切る時間帯が日々変化する長期不在時には、防犯機能を十分に発揮させることが困難であった。例えば、日照時間の変化により夕刻に再生させるべく音声が日の入り後に再生される可能性があり、そのような場合に侵入を狙っている不審者に不自然さを感じさせてしまうおそれがある。
特許文献2の防犯装置では、時間や回数を変化させてカーテンを揺らすようになっている。しかし、タイマーのみによる制御であるため、長期不在の場合にはカーテンの動作がパターン化してしまう可能性があり、そのような場合に侵入を狙っている不審者に不自然さを感じさせてしまうおそれがある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、時間帯、季節、天候及び家屋の立地場所に合わせて、家屋に設けられた電気機器を自動的に動作又は停止させることで、長期不在時にも不自然さを感じさせることのない防犯システム及び機器制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る防犯システムは、発電装置である太陽電池と、家屋に設けられた電気機器と、太陽電池、電気機器及び通信ネットワークと接続され、電気機器の動作を制御する機器制御装置とを備え、機器制御装置は、太陽電池の出力電圧データを検出する検出部と、通信ネットワークからデータを受信する受信部と、ユーザの入力を受け付ける入力部と、受信部で受信した時間データと入力部で受け付けた時間データとを記憶する記憶部と、検出部で検出された出力電圧データと記憶部に記憶されている時間データとに基づいて、電気機器の動作開始又は動作停止のタイミングを判断する演算部と、を有し、ユーザにより防犯を目的とする防犯モードが設定された場合、演算部の判断結果に基づき、電気機器の動作を自動的に制御する。
本発明によれば、防犯モードが設定された場合に、太陽電池の出力電圧データに基づいて電気機器を自動的に動作させることで、時間帯、季節、天候又は家屋の立地場所などによって変化する家屋への日射状況に応じて電気機器の動作タイミングが変化するので、長期不在時にも屋内に住人が在室しているように感じさせることができ、高い防犯効果を発揮させることが可能である。
本発明の実施の形態1に係る防犯システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態1、2に係る防犯システムの動作の一部を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る防犯システムの動作の一部を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る防犯システムの動作の一部を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る防犯システムの動作の一部を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る防犯システムの動作の一部を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る防犯システムの動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係る防犯システムの構成を示す図である。図1に示すように、実施の形態1の防犯システム100は、機器制御装置10と、機器制御装置10に接続された太陽電池20、複数の電気機器30及び通信ネットワーク40と、機器制御装置10を操作するユーザ50とで構成されている。
機器制御装置10は、太陽電池20の出力電圧を検出する検出部11と、通信ネットワーク40から各種データを受信する受信部12と、ユーザ50の入力を受け付ける入力部13と、受信部12で受信したデータと入力部13で受け付けたデータとを記憶する記憶部14と、現在の時間データを有する時計部15と、一つ又は複数の電気機器30に対して駆動、停止等の指示を含む信号を送信する通信部16と、検出部11で検出した出力電圧データ、記憶部14に記憶されているデータ、及び時計部15の時間データに基づいて一つ又は複数の電気機器30の動作開始及び動作停止のタイミングを判断し、通信部16を介して電気機器30の動作を制御する演算部17とを備える。また、機器制御装置10は通信部16を介して、電気機器30の動作状態などの機器情報を受信することができる。
太陽電池20は家屋の屋外に設置されている。太陽電池20に日光が当たると発電が行われ、発電量に応じた電圧が出力される。そして、太陽電池20の出力電圧に基づく出力電圧データが、機器制御装置10の検出部11を介して演算部17に入力する。なお、太陽電池20は機器制御装置10に発電量に応じた電圧を出力する機能と、屋内の電気機器30に電力を供給する機能とを有する太陽電池であってもよい。
複数の電気機器30としては、電動式の雨戸31、エアコン32、換気扇33、テレビ34、照明35などがある。各電気機器31〜35は、機器制御装置10の通信部16と通信可能な通信部を備えており、機器制御装置10の通信部16と各電気機器31〜35の通信部とは無線又は有線でそれぞれ接続されている。そして、各電気機器31〜35は機器制御装置10の通信部16から送信された動作指示を含む信号を受信することで動作するようになっている。
具体的には、雨戸31は開放動作、閉鎖動作の2つの動作モードを有しており、機器制御装置10からの信号によってこれら2つの動作が制御される。エアコン32は、機器制御装置10からの信号によって圧縮機やファンの駆動、停止が制御される。換気扇33は、機器制御装置10からの信号によってファンの駆動、停止が制御される。テレビ34は、機器制御装置10からの信号によって音声等の出力開始動作、出力停止動作が制御される。照明35は、機器制御装置10からの信号によって点灯、消灯が制御される。なお、図1には機器制御装置10に接続される複数の電気機器30として5つの電気機器31〜35を示したが、これらに限定することはなく、他の電気機器を機器制御装置10に接続し、動作を制御させてもよい。
通信ネットワーク40はインターネットなどのネットワークである。機器制御装置10の受信部12は、通信ネットワーク40から家屋が存在する地域の日の出時間、日の入時間などの時間データや、気温などの気象データなどを受信する。機器制御装置10の受信部12で受信したこれらのデータは、機器制御装置10の記憶部14に記憶される。
ユーザ50は機器制御装置10が設置された家屋の住人である。ユーザ50は入力部13を介して機器制御装置10に各種情報を入力することができる。ユーザ50が入力する情報としては、防犯を目的とする防犯モードの設定・解除、防犯モードで動作させる電気機器30の設定・解除、防犯モードにおける電気機器30の動作開始時間、動作停止時間などである。入力部13に入力されたこれら情報はデータとして記憶部14に記憶される。
次に、防犯システム100の動作について説明する。図2〜4は実施の形態1に係る防犯システムの動作の一部を示すフローチャートである。なお、実施の形態1では、防犯モードで雨戸31を開閉動作させる防犯システムの動作について説明するが、雨戸31に変えて電動カーテンや電動ブラインドなどを開閉動作させるようにしてもよい。
図2に示すように、ユーザ50により防犯モードが設定されると防犯システム100の動作が開始される(S001)。まず演算部17が時計部15から時間データを取得し、現在の時間が0〜12時に該当するか判断する(S002)。次に、演算部17は通信部16を介して雨戸31が閉まっているか又は開いているかの情報を取得する(S003、S004)。これらの処理結果により以降の動作が異なり、図3、4を用いて順に説明する。
(A)時間が0〜12時の範囲内(つまり午前)であり、雨戸31が閉まっている場合
図3に示すように、まず、演算部17が記憶部14のデータを取得し、記憶部14にユーザ50により雨戸開放時間が設定されているかを判断する(S101)。雨戸開放時間とは、ユーザ50が予め機器制御装置10の入力部13に入力する時間データであり、ユーザ50が希望する雨戸31の開放動作の開始時間である。
雨戸開放時間が設定されている場合には、演算部17はその時間(例えば7時)を設定時間mとして処理する(S102)。一方、雨戸開放時間が設定されていない場合には、受信部12を介して通信ネットワーク40から家屋が存在する地域の本日の日の出時間データを取得し、記憶部14に記憶する(S103)。そして、演算部17はその日の出時間(例えば6時)を設定時間mとして処理する(S104)。なお、取得した日の出時間から所定時間(例えば30分)を短縮させた時間や延長させた時間を設定時間mとして処理してもよい。
次に、演算部17は検出部11を介して太陽電池20の出力電圧Pを取得し、出力電圧Pが所定値Xを上回っているかを判断する(S105、S106)。ここで、所定値Xとは演算部17に予め設定された閾値であり、例えば、日常生活にて雨戸を開放すると考えられる日射量や時間帯における太陽電池20の出力電圧などに基づき設定されている。なお、所定値Xと比較する出力電圧Pは、瞬時値でもよく、所定時間の平均値でもよい。
そして、出力電圧Pが所定値Xを上回っている場合には、演算部17は通信部16を介して雨戸31を開放させる(S107)。一方、出力電圧Pが所定値Xを上回っていない場合には、演算部17は現在の時間が設定時間mを経過したかを判断する(S108)。そして、時間が設定時間mを経過している場合には雨戸31を開放させる(S107)。一方、時間が設定時間m経過していない場合には再び太陽電池20の出力電圧Pを検出し、条件を満たすまで繰り返す。なお、出力電圧Pが所定値Xを上回っていると判断した場合に、再度出力電圧Pを取得して改めて取得した出力電圧Pが所定値Xを上回っているかを判断するようにしてもよい。日射量は天候等によっては短時間で変動するため、これら動作を複数回実施することで一時的に日差しが強まった時点ではなく、安定して日差しが当たるようになった時点を判断することができる。
条件を満たし雨戸31の開放が完了したら雨戸31の開状態を維持する。そして、時間が所定時間(例えば、12時)を経過するまで雨戸31の開状態を維持し、この所定時間を経過した時点で図4に示す雨戸31を閉める動作(C)に移行する(S109)。
このように、出力電圧Pの条件または設定時間mの条件のいずれか一方の条件が満たされたときに雨戸31は開放される。つまり、ユーザ50が入力した雨戸開放時間、又は通信ネットワーク40から取得した日の出時間よりも早い時間帯で家屋に当たる日差しが強まってきた場合には、太陽電池20の出力電圧に基づいて雨戸31が開放される。これにより、家屋に日差しが当たり明るくなってきたにも関わらず雨戸31が閉まっているという不自然な状態を防止することができる。
また、ユーザ50によって雨戸開放時間が入力されている場合には、出力電圧Pが所定値Xを上回っていなくとも雨戸開放時間(設定時間m)を経過した時点で雨戸31が開放されるので、ユーザ50が希望する時間までには確実に雨戸31を開放させることができる。
(B)時間が0〜12時の範囲内(つまり午前)であり、雨戸31が開いている場合
図3に示すように、この場合には、時間が所定時間(例えば、12時)を経過するまで雨戸31の開状態を維持し、この所定時間を経過した時点で図4に示す雨戸31を閉める動作(C)に移行する(S109)。
(C)時間が0〜12時の範囲外(つまり午後)であり、雨戸31が開いている場合
図4に示すように、まず、演算部17が記憶部14のデータを取得し、記憶部14にユーザ50により雨戸閉鎖時間が設定されているかを判断する(S111)。雨戸閉鎖時間とは、ユーザ50が予め機器制御装置10の入力部13に入力する時間データであり、ユーザ50が希望する雨戸31の閉鎖動作の開始時間である。
雨戸閉鎖時間が設定されている場合には、演算部17はその時間(例えば17時)を設定時間nとして処理する(S112)。一方、雨戸閉鎖時間が設定されていない場合には、受信部12を介して通信ネットワーク40から家屋が存在する地域の本日の日の入時間データを取得し、記憶部14に記憶する(S113)。そして、演算部17はその日の入時間(例えば18時10分)を設定時間nとして処理する(S114)。なお、取得した日の入時間から所定時間(例えば30分)短縮させた時間や延長させた時間を設定時間nとして処理してもよい。
次に、演算部17は検出部11を介して太陽電池20の出力電圧Pを取得し、出力電圧Pが所定値Yを下回っているかを判断する(S115、S116)。ここで、所定値Yは演算部17に予め設定された閾値であり、例えば、日常生活にて雨戸を閉鎖すると考えられる日射量や時間帯における太陽電池20の出力電圧などに基づき設定されている。所定値Yは図3に示した所定値Xよりも小さい値であり、開放動作と閉鎖動作とで異なる閾値が設定されている。朝日と夕日とで日射量に差があるため、開放動作の閾値と閉鎖動作の閾値を変えることで、より自然な開閉動作を行わせることができる。なお、所定値Yと比較する出力電圧Pは、瞬時値でもよく、所定時間の平均値でもよい。
そして、出力電圧Pが所定値Yを下回っている場合には、演算部17は通信部16を介して雨戸31を閉鎖させる(S117)。一方、出力電圧Pが所定値Yを下回っていない場合には、演算部17は現在の時間が設定時間nを経過したかを判断する(S118)。そして、時間が設定時間nを経過している場合には雨戸31を閉鎖させる(S117)。一方、時間が設定時間nを経過していない場合には再び太陽電池20の出力電圧Pを取得し、条件を満たすまで繰り返す。なお、出力電圧Pが所定値Yを下回っていると判断した場合に、再度出力電圧Pを取得して改めて取得した出力電圧Pが所定値Yを下回っているかを判断するようにしてもよい。日射量は天候等によっては短時間で変動するため、これら動作を複数回実施することで一時的に日差しが弱まった時点ではなく、安定して日差しが当たらなくなった時点を判断することができる。
条件を満たし雨戸31の閉鎖が完了したら雨戸31の閉状態を維持する。そして、時間が所定時間(例えば、24時)を経過するまで雨戸31の閉状態を維持し、この所定時間を経過した時点で図3に示す雨戸31を開ける動作(A)に移行する(S119)。
このように、出力電圧Pの条件または設定時間nの条件のいずれか一方の条件が満たされたときに雨戸31は閉鎖される。つまり、ユーザ50が入力した雨戸閉鎖時間、又は通信ネットワーク40から取得した日の入時間よりも早い時間帯で家屋に当たる日差しが弱まってきた場合には、太陽電池20の出力電圧に基づいて雨戸31が閉鎖される。これにより、家屋に当たる日差しが弱まり周囲が暗くなってきたにも関わらず雨戸31が開いているという不自然な状態を無くすことができる。
また、ユーザ50によって雨戸閉鎖時間が入力されている場合には、出力電圧Pが所定値Yを下回っていなくとも雨戸閉鎖時間(設定時間n)を経過した時点で雨戸31を閉鎖するので、ユーザ50が希望する時間までには確実に雨戸31を閉鎖させることができる。
(D)時間が0〜12時の範囲外(つまり午後)であり、雨戸31が閉まっている場合
図4に示すように、この場合には、時間が所定時間(例えば、24時)を経過するまで雨戸31の閉状態を維持し、この所定時間を経過した時点で図3に示す雨戸31を開ける動作(A)に移行する(S119)。
以上のように、雨戸31の開閉動作は繰り返し行われる。この防犯システム100の動作はユーザ50が機器制御装置10の入力部13で防犯モード解除の操作を行うまで継続する。つまり、長期不在時にも日々の雨戸31の開閉動作を自動的に行わせることができる。そして、その開閉動作の動作タイミングは季節や天候などによって変化する日々の日射量に応じて変化して行われるので、雨戸31の開閉動作がパターン化することなく、長期不在時にも屋内に住人が在室しているように感じさせることが可能である。
実施の形態2.
実施の形態2に係る防犯システムの構成は実施の形態1と同じため説明を省略する。図2、図5及び図6は実施の形態2に係る防犯システムの動作の一部を示すフローチャートである。なお、実施の形態2では、雨戸31を開閉動作させる防犯システムの動作について説明するが、雨戸31に変えて電動カーテンや電動ブラインドなどを開閉動作させるようにしてもよい。
図2に示すように、ユーザ50により防犯モードが設定されると防犯システム100の動作が開始される(S001)。まず、演算部17が時計部15から時間データを取得し、現在の時間が0〜12時に該当するか判断する(S002)。次に、演算部17は通信部16を介して雨戸が閉まっているか又は雨戸31が開いているかの情報を取得する(S003、S004)。これらの処理結果により以降の動作が異なり、図5、6を用いて順に説明する。
(A)時間が0〜12時の範囲内(つまり午前)であり、雨戸31が閉まっている場合
図5に示すように、まず、演算部17が記憶部14のデータを取得し、記憶部14にユーザ50により雨戸開放時間が設定されているかを判断する(S201)。雨戸開放時間とは、ユーザ50が予め機器制御装置10の入力部13に入力する時間データであり、ユーザ50が希望する雨戸31の開放動作の開始時間である。
雨戸開放時間が設定されている場合には、演算部17はその時間(例えば7時)を設定時間mとして処理する(S202)。一方、雨戸開放時間が設定されていない場合には、受信部12を介して通信ネットワーク40から家屋が存在する地域の本日の日の出時間データを取得し、記憶部14に記憶する(S203)。そして、演算部17はその日の出時間(例えば6時)を設定時間mとして処理する(S204)。なお、取得した日の出時間から所定時間(例えば30分)短縮させた時間や延長させた時間を設定時間mとして処理してもよい。
次に、演算部17は検出部11を介して太陽電池20の出力電圧Pを取得し、出力電圧Pが所定値Xを上回っているかを判断する(S205、S206)。所定値Xは演算部17に予め設定された閾値であり、例えば、日常生活にて雨戸を開放すると考えられる日射量や時間帯における太陽電池20の出力電圧などに基づき設定されている。なお、所定値Xと比較する出力電圧Pは、瞬時値でもよく、所定時間の平均値でもよい。
そして、出力電圧Pが所定値Xを上回っている場合には、演算部17は次に現在の時間が設定時間mを経過したかを判断する(S207)。時間が設定時間mを経過している場合には、演算部17は通信部16を介して雨戸31を開放させる(S208)。一方、出力電圧Pが所定値Xを上回っていない場合、又は時間が設定時間mを経過していない場合には、再び太陽電池20の出力電圧Pを取得し、条件を満たすまで繰り返す。なお、出力電圧Pが所定値Xを上回っていると判断した場合に、再度出力電圧Pを取得して改めて取得した出力電圧Pが所定値Xを上回っているかを判断するようにしてもよい。日射量は天候等によっては短時間で変動するため、これら動作を複数回実施することで一時的に日差しが強まった時点ではなく、安定して日差しが当たるようになった時点を判断することができる。
条件を満たし雨戸31の開放が完了したら雨戸31の開状態を維持する。そして、時間が所定時間(例えば、12時)を経過するまで雨戸31の開状態を維持し、この所定時間を経過した時点で図6に示す雨戸31を閉める動作(C)に移行する(S209)。なお、図5には示していないが、雨戸31を閉める動作(C)に移行させる所定時間を経過するまで、出力電圧Pが所定値Xを上回らなかった場合には、雨戸31を開放させることなく、図6に示す雨戸31の閉状態を維持する動作(D)に移行する。これにより、日中に十分な日射量が得られない場合(天候が極端に悪い日など)には雨戸は開放されないことになるが、そのような場合には雨戸が開放されなくとも不自然ではない。
このように、出力電圧Pの条件及び設定時間mの条件の両方の条件が満たされたときに雨戸31は開放される。つまり、家屋に十分な日差しが当たるようになり、且つユーザ50が入力した雨戸開放時間を経過した場合、又は、家屋に十分な日差しが当たるようになり、且つ通信ネットワーク40から取得した日の出時間を経過した場合に、雨戸31が開放される。
これにより、家屋に十分な日差しが当たる前に雨戸31が開放されることを防止することができると共に、ユーザ50が希望する雨戸開放時間よりも早い時間帯に雨戸31が開放することを防止することができる。また、日々の天候によって変化するユーザ50の日常の動作を再現させることが可能となる。例えば、普段ユーザ50が7時に雨戸31を開けているが、曇りや雨の天候で外がまだ暗いときには7時以降に外が明るくなってきたら雨戸31を開けている場合などを再現することができる。このときユーザ50が改めて雨戸開放時間を設定し直す必要はないため使い勝手がよい。
(B)時間が0〜12時の範囲内(つまり午前)であり、雨戸31が開いている場合
図5に示すように、この場合には、時間が所定時間(例えば、12時)を経過するまで雨戸31の開状態を維持し、この所定時間を経過した時点で図6に示す雨戸31を閉める動作に移行する(S209)。
(C)時間が0〜12時の範囲外(つまり午後)であり、雨戸31が開いている場合
図6に示すように、まず、演算部17が記憶部14のデータを取得し、記憶部14にユーザ50により雨戸閉鎖時間が設定されているかを判断する(S211)。雨戸閉鎖時間とは、ユーザ50が予め機器制御装置10の入力部13に入力する時間データであり、ユーザ50が希望する雨戸31の閉鎖動作の開始時間である。
雨戸閉鎖時間が設定されている場合には、演算部17はその時間(例えば17時)を設定時間nとして処理する(S212)。一方、雨戸閉鎖時間が設定されていない場合には、受信部12を介して通信ネットワーク40から家屋が存在する地域の本日の日の入時間データを取得し、記憶部14に記憶する(S213)。そして、演算部17はその日の入時間(例えば18時)を設定時間nとして処理する(S214)。なお、取得した日の入時間から所定時間(例えば30分)を短縮させた時間や延長させた時間を設定時間nとして処理してもよい。
次に、演算部17は検出部11を介して太陽電池20の出力電圧Pを取得し、出力電圧Pが所定値Yを下回っているかを判断する(S215、S216)。所定値Yは演算部17に予め設定された閾値であり、例えば、日常生活にて雨戸を閉鎖すると考えられる日射量や時間帯における太陽電池20の出力電圧などに基づき設定されている。所定値Yは図5に示した所定値Xよりも小さい値であり、開放時と閉鎖時とで異なる閾値が設定されている。開放時の閾値と閉鎖時の閾値を変えることで、より自然な開閉動作を行わせることができる。なお、所定値Yと比較する出力電圧Pは、瞬時値でもよく、所定時間の平均値でもよい。
そして、出力電圧Pが所定値Yを下回っている場合には、演算部17は次に現在の時間が設定時間nを経過したかを判断する(S217)。時間が設定時間nを経過している場合には、演算部17は通信部16を介して雨戸31を閉鎖させる(S218)。一方、出力電圧Pが所定値Yを下回っていない場合、又は時間が設定時間nを経過していない場合には、再び太陽電池20の出力電圧Pを取得し、条件を満たすまで繰り返す。なお、出力電圧Pが所定値Yを下回っていると判断した場合に、再度出力電圧Pを取得して改めて取得した出力電圧Pが所定値Yを下回っているかを判断するようにしてもよい。日射量は天候等によっては短時間で変動するため、これら動作を複数回実施することで一時的に日差しが弱まった時点ではなく、安定して日差しが当たらなくなった時点を判断することができる。
条件を満たし雨戸31の閉鎖が完了したら雨戸31の閉状態を維持する。そして、時間が所定時間(例えば、24時)を経過するまで雨戸31の閉状態を維持し、この所定時間を経過した時点で図5に示す雨戸31を開ける動作(A)に移行する(S219)。
このように、出力電圧Pの条件及び設定時間nの条件の両方の条件が満たされたときに雨戸31は閉鎖される。つまり、家屋に十分な日差しが当たらなくなった状態になり、且つユーザ50が入力した雨戸閉鎖時間を経過した場合、又は、家屋に十分な日差しが当たらなくなった状態になり、且つ通信ネットワーク40から取得した日の入時間を経過した場合に、雨戸31が閉鎖される。
これにより、家屋にまだ十分な日差しが当たっている状態で雨戸31が閉鎖されることを防止することができると共に、ユーザ50が希望する雨戸閉鎖時間よりも早い時間帯に雨戸31が閉鎖することを防止することができる。
(D)時間が0〜12時の範囲外(つまり午後)であり、雨戸31が閉まっている場合
図6に示すように、この場合には、時間が所定時間(例えば、24時)を経過するまで雨戸31の閉状態を維持し、この所定時間を経過した時点で図5に示す雨戸31を開ける動作(A)に移行する(S219)。
以上のように、雨戸31の開閉動作は繰り返し行われる。この防犯システム100の動作はユーザ50が機器制御装置10の入力部13で防犯モード解除の操作を行うまで継続する。つまり、長期不在時にも日々の雨戸31の開閉動作を自動的に行わせることができる。そして、その開閉動作の動作タイミングは季節や天候などによって変化する日々の日射量に応じて変化して行われるので、雨戸31の開閉動作がパターン化することなく、長期不在時にも屋内に住人が在室しているように感じさせることが可能である。
実施の形態3.
実施の形態1、2では太陽電池20の出力電圧に基づき雨戸31を動作させる防犯システムについて説明したが、実施の形態3では太陽電池20の出力電圧に基づきエアコン32、換気扇33を動作させる防犯システムについて説明をする。なお、エアコン32については室外機を動作させるものであり、以下の説明ではエアコン32を室外機32として説明する。室内機も合わせて動作させてもよいが、室外機32のみを動作させることで消費電力を最小限に抑えることができる。
実施の形態3に係る防犯システムの構成は実施の形態1、2と同じため説明を省略する。図7は実施の形態3に係る防犯システムの動作を示すフローチャートである。なお、実施の形態3に係る防犯システムでは、通信ネットワークから気象データを取得し、気象データに応じて室外機32、換気扇33のいずれかを動作させる。また、室外機32については気象データに応じて動作開始、動作停止のタイミングが変化する。以下、詳細に説明する。
図7に示すように、ユーザ50により防犯モードが設定されると防犯システム100の動作が開始される(S301)。まず、受信部12を介して通信ネットワーク40から家屋が存在する地域の気象データを取得し、記憶部14に記憶する(S302)。ここで、気象データとは季節や天候によって変化する温度等のデータである。実施の形態3では気象データとして本日の予想最高気温を使用し、予想最高気温が25℃以上(夏を想定)、15℃未満(冬を想定)、15℃以上25℃未満(春、秋を想定)の場合で制御内容が変化する。
本日の予想最高気温が25℃以上の場合について説明する。
まず演算部17は検出部11を介して太陽電池20の出力電圧Pを取得し、出力電圧Pが所定値Vを上回っているかを判断する(S311、312)。所定値Vは演算部17に予め設定された閾値であり、例えば、気温が高くなりエアコンの冷房運転を動作させると考えられる日射量や時間帯における太陽電池20の出力電圧などに基づき設定されている。なお、所定値Vと比較する出力電圧Pは、瞬時値でもよく、所定時間の平均値でもよい。
そして、出力電圧Pが所定値Vを上回っている場合には、演算部17は通信部16を介して室外機32を駆動させる(S313)。一方、出力電圧Pが所定値Vを上回っていない場合には、再び太陽電池20の出力電圧Pを取得し、条件を満たすまで繰り返す。なお、出力電圧Pが所定値Vを上回っていると判断した場合に、再度出力電圧Pを取得して改めて取得した出力電圧Pが所定値Vを上回っているかを判断するようにしてもよい。日射量は天候等によっては短時間で変動するため、これら動作を複数回実施することで、出力電圧Pが一時的に所定値Vを上回った時点ではなく、安定して所定値Vを上回った時点を判断することができる。
室外機32を駆動させた後は、演算部17は検出部11を介して太陽電池20の出力電圧Pを取得し、出力電圧Pが所定値Wを下回っているかを判断する(S314、315)。そして、出力電圧Pが所定値Wを下回っている場合には、演算部17は通信部16を介して室外機32を停止させる(S316)。一方、出力電圧Pが所定値Wを下回っていない場合には、再び太陽電池20の出力電圧Pを取得し、条件を満たすまで繰り返す。所定値Wは演算部17に予め設定された閾値であり、例えば、気温が低くなりエアコンの冷房運転を停止させると考えられる日射量や時間帯における太陽電池20の出力電圧などに基づき設定されている。また、所定値Wは所定値Vよりも小さい値であり、停止時の閾値を動作開始時の閾値よりも低く設定することで、室外機32が動作した後に、曇などの影響を受けて日射量が変動して、すぐに室外機32が停止することを防止することができる。なお、所定値Wと比較する出力電圧Pは、瞬時値でもよく、所定時間の平均値でもよい。
室外機32を停止させた後は、時間が24時を経過するまで待機状態となり、時間が24時を経過した時点で動作の始め(E)に移行する(S317)。そして、次の日の気象データを取得し、取得した気象データに基づく動作を継続して行う。
このように、日中の気温の高い時間帯を太陽電池20の出力電圧Pに基づき判断し、その時間に室外機32を動作させる。これにより、夏の気温の高い日中に室外機32が動いていないことから住人が不在であると察知されることを防止することができ、室外機32が動作することで屋内に住人が在室しているように感じさせることができる。
次に、本日の予想最高気温が15℃未満の場合について説明する。
まず演算部17は検出部11を介して太陽電池20の出力電圧Pを取得し、出力電圧Pが0よりも大きく、且つ所定値Wを下回っているかを判断する(S321、322)。所定値Wは演算部17に予め設定された閾値であり、例えば、気温が低くエアコンの暖房運転を動作させると考えられる日射量や時間帯における太陽電池20の出力電圧などに基づき設定されている。なお、この所定値Wは、予想最高気温が25℃以上の場合の動作で説明した所定値Wと共通にしているが、異なる値を設定するようにしてもよい。また、所定値Wと比較する出力電圧Pは、瞬時値でもよく、所定時間の平均値でもよい。
そして、出力電圧Pが0よりも大きく、且つ所定値Wを下回っている場合には、演算部17は通信部16を介して室外機32を駆動させる(S323)。一方、出力電圧Pが所定値W以上の場合には、再び太陽電池20の出力電圧Pを取得し、条件を満たすまで繰り返す。なお、出力電圧Pが0よりも大きく、且つ所定値Wを下回っていると判断した場合に、再度出力電圧Pを取得して改めて取得した出力電圧Pが0よりも大きく、且つ所定値Wを下回っているかを判断するようにしてもよい。日射量は天候等によっては短時間で変動するため、これら動作を複数回実施することで、出力電圧Pが一時的に所定値Wを下回っている時点ではなく、安定して所定値Wを下回っている時点を判断することができる。
室外機32を駆動させた後は、演算部17は検出部11を介して太陽電池20の出力電圧Pを取得し、出力電圧Pが所定値Wを上回っているかを判断する(S324、325)。そして、出力電圧Pが所定値Wを上回っている場合には、演算部17は通信部16を介して室外機32を停止させる(S326)。一方、出力電圧Pが所定値Wを上回っていない場合には、再び太陽電池20の出力電圧Pを取得し、条件を満たすまで繰り返す。これにより、例えば、気温が高くなりエアコンの暖房運転を停止させると考えられる日射量になったことを判断している。なお、所定値Wと比較する出力電圧Pは、瞬時値でもよく、所定時間の平均値でもよい。
室外機32を停止させた後は、時間が24時を経過するまで待機状態となり、時間が24時を経過した時点で動作の始め(E)に移行する(S327)。そして、次の日の気象データを取得し、取得した気象データに基づく動作を継続して行う。
このように、朝方の気温の低い時間帯を太陽電池20の出力電圧Pに基づき判断し、その時間に室外機32を動作させる。これにより、冬の気温の低い朝方に室外機32が動いていないことから住人が不在であると察知されることを防止することができ、室外機32が動作することで屋内に住人が在室しているように感じさせることができる。
次に、本日の予想最高気温が15℃以上25℃未満の場合について説明する。
まず演算部17は検出部11を介して太陽電池20の出力電圧Pを取得し、出力電圧Pが所定値Vを上回っているかを判断する(S331、332)。所定値Vは演算部17に予め設定された閾値であり、例えば、室内の気温が高くなり換気扇33を動作させると考えられる日射量や時間帯における太陽電池20の出力電圧などに基づき設定されている。なお、この所定値Vは、予想最高気温が25℃以上の場合の動作で説明した所定値Vと共通にしているが、異なる値を設定するようにしてもよい。また、所定値Vと比較する出力電圧Pは、瞬時値でもよく、所定時間の平均値でもよい。
そして、出力電圧Pが所定値Vを上回っている場合には、演算部17は通信部16を介して換気扇33を駆動させる(S333)。一方、出力電圧Pが所定値Vを上回っていない場合には、再び太陽電池20の出力電圧Pを取得し、条件を満たすまで繰り返す。なお、出力電圧Pが所定値Vを上回っていると判断した場合に、再度出力電圧Pを取得して改めて取得した出力電圧Pが所定値Vを上回っているかを判断するようにしてもよい。日射量は天候等によっては短時間で変動するため、これら動作を複数回実施することで、出力電圧Pが一時的に所定値Vを上回った時点ではなく、安定して所定値Vを上回った時点を判断することができる。
換気扇33を駆動させた後は、演算部17は検出部11を介して太陽電池20の出力電圧Pを取得し、出力電圧Pが所定値Wを下回っているかを判断する(S334、335)。そして、出力電圧Pが所定値Wを下回っている場合には、演算部17は通信部16を介して換気扇33を停止させる(S336)。一方、出力電圧Pが所定値Wを下回っていない場合には、再び太陽電池20の出力電圧Pを取得し、条件を満たすまで繰り返す。これにより、例えば、気温が高くなりエアコンの暖房運転を停止させると考えられる日射量になったことを判断している。また、所定値Wは所定値Vよりも小さい値であり、停止時の閾値を動作開始時の閾値よりも低く設定することで、換気扇33が動作した後に、曇などの影響を受けて日射量が変動して、すぐに換気扇33が停止することを防止することができる。なお、所定値Wと比較する出力電圧Pは、瞬時値でもよく、所定時間の平均値でもよい。
換気扇33を停止させた後は、時間が24時を経過するまで待機状態となり、時間が24時を経過した時点で動作の始め(E)に移行する(S337)。そして、次の日の気象データを取得し、取得した気象データに基づく動作を継続して行う。
このように、日中の気温の高い時間帯を太陽電池20の出力電圧Pに基づき判断し、その時間に換気扇33を動作させる。これにより、春、秋のように比較的エアコン32を動作させる機会が少ない季節には、エアコン32に変えて換気扇33を動作させることで、屋内に住人が在室しているように感じさせることができる。
以上のように、室外機32又は換気扇33の動作は繰り返し行われる。この防犯システム100の動作はユーザ50が機器制御装置10の入力部13で防犯モード解除の操作を行うまで継続する。つまり、長期不在時にも日々、室外機32又は換気扇33を自動的に動作させて防犯効果を発揮させることができる。そして、季節や天候などによって変化する日々の日射量に応じて、動作させる機器や動作タイミングを変化させるので、長期不在時にも屋内に住人が在室しているように感じさせることが可能である。
ここで、実施の形態3で説明した室外機32の動作と同様に家屋内のテレビ34を動作させてもよい。この場合、2つの閾値(実施の形態3でいう所定値V、W)の値を適宜設定することで、太陽電池20の出力電圧Pに応じて自動的に、日中のある日射量のときにテレビ34を動作させたり、日の入後にテレビ34を動作させたりすることができる。そして、テレビの音声により屋内に住人が在室しているように感じさせることが可能である。なお、テレビ34を動作させる場合には音声のみを出力させることで消費電力を最小限に抑えることができる。
また、実施の形態1、2で説明した雨戸31の開閉動作において、雨戸31の動作に合わせて家屋内の照明35を点灯、消灯させてもよい。例えば、日常生活において雨戸31を閉鎖した時点から就寝までの間は照明35を点灯することが一般的であることから、図4、図6に示した雨戸31を閉める処理(S117、S218)の後に照明35を所定時間だけ点灯させる。また、日常生活において雨戸31を開放したら照明35を消灯することが一般的であることから、図3、図5に示した雨戸31を開ける処理(S107、S208)の前に一時的に照明35を点灯させ、雨戸31を開ける処理の後に照明35を消灯させる。これにより、雨戸31の閉鎖後には家屋の他の窓等から照明35の明かりが漏れ、雨戸31の開放後には照明35が消灯するので、屋内に住人が在室しているように感じさせることが可能である。
なお、実施の形態3で説明した室外機32又は換気扇33の動作開始、動作停止の条件として、太陽電池20の出力電圧Pに基づいて判断するだけでなく、実施の形態1、2で説明した設定時間m、nを組み合わせて動作開始、動作停止の判断をするようにしてもよい。また、実施の形態1、2で説明した雨戸31の開閉動作において、実施の形態3で説明した気象データを採用してもよく、季節に応じてより細かな雨戸31の開閉動作を行わせることができ、防犯効果をさらに向上させることができる。さらに、実施の形態1、2で説明した雨戸31の開閉動作の動作タイミングを実施の形態3で説明したように出力電圧Pのみに基づいて判断してもよい。
また、これまでに説明した雨戸31、室外機32、換気扇33、テレビ34及び照明35の動作を並行して実施させてもよく、複数の電気機器30を動作させることで、屋内に住人が在室しているように、より一層感じさせることが可能である。
10 機器制御装置、11 検出部、12 受信部、13 入力部、14 記憶部、15 時計部、16 通信部、17 演算部、20 太陽電池、30 電気機器、31 雨戸、32 エアコン(室外機)、33 換気扇、34 テレビ、35 照明、40 通信ネットワーク、50 ユーザ、100 防犯システム。

Claims (9)

  1. 発電装置である太陽電池と、家屋に設けられた電気機器と、前記太陽電池、前記電気機器及び通信ネットワークと接続され、前記電気機器の動作を制御する機器制御装置とを備え、
    前記機器制御装置は、
    前記太陽電池の出力電圧データを検出する検出部と、
    通信ネットワークからデータを受信する受信部と、
    ユーザの入力を受け付ける入力部と、
    前記受信部で受信した時間データと前記入力部で受け付けた時間データとを記憶する記憶部と、
    前記検出部で検出された出力電圧データと前記記憶部に記憶されている時間データとに基づいて、前記電気機器の動作開始又は動作停止のタイミングを判断する演算部と、を有し、
    ユーザにより防犯を目的とする防犯モードが設定された場合、前記演算部の判断結果に基づき、前記電気機器の動作を自動的に制御することを特徴とする防犯システム。
  2. 前記入力部で受け付けた時間データは、ユーザが希望する前記電気機器の動作開始時間に関する時間データであることを特徴とする請求項1記載の防犯システム。
  3. 前記受信部で受信した時間データは、前記家屋が存在する地域に対応した、日の出時間又は日の入時間に関する時間データであることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の防犯システム。
  4. 前記演算部には、前記出力電圧データと比較する第1の閾値と、前記第1の閾値と異なる第2の閾値とが設定され、
    前記演算部は、少なくとも前記出力電圧データが前記第1の閾値を上回ったことを条件に前記電気機器の動作開始を判断し、少なくとも前記出力電圧データが前記第2の閾値を下回ったことを条件に前記電気機器の動作停止を判断することを特徴とする請求項1〜3記載の防犯システム。
  5. 前記演算部には、前記出力電圧データと比較する第1の閾値と、前記第1の閾値と異なる第2の閾値とが設定され、
    前記電気機器は2つの動作モードを有し、
    前記演算部は、少なくとも前記出力電圧データが前記第1の閾値を上回ったことを条件に前記電気機器の第1の動作モードの動作開始を判断し、少なくとも前記出力電圧データが前記第2の閾値を下回ったことを条件に前記電気機器の第2の動作モードの動作開始を判断することを特徴とする請求項1〜3記載の防犯システム。
  6. 前記演算部には、前記出力電圧データと比較する第1の閾値と、前記第1の閾値と異なる第2の閾値とが設定され、
    前記演算部は、前記出力電圧データが前記第1の閾値を上回り、且つ時間が前記記憶部に記憶された時間データに基づく第1の設定時間を経過した場合に前記電気機器の動作開始を判断し、前記出力電圧データが前記第2の閾値を下回り、且つ時間が前記記憶部に記憶された時間データに基づく第2の設定時間を経過した場合に前記電気機器の動作停止を判断することを特徴とする請求項1〜3記載の防犯システム。
  7. 前記演算部には、前記出力電圧データと比較する第1の閾値と、前記第1の閾値と異なる第2の閾値とが設定され、
    前記電気機器は2つの動作モードを有し、
    前記演算部は、前記出力電圧データが前記第1の閾値を上回り、且つ時間が前記記憶部に記憶された時間データに基づく第1の設定時間を経過した場合に前記電気機器の第1の動作モードの動作開始を判断し、前記出力電圧データが前記第2の閾値を下回り、且つ時間が前記記憶部に記憶された時間データに基づく第2の設定時間を経過した場合に前記電気機器の第2の動作モードの動作開始を判断することを特徴とする請求項1〜3記載の防犯システム。
  8. 前記受信部は通信ネットワークから前記家屋が存在する地域に対応した気象データを受信し、
    前記演算部は、前記気象データに応じて、前記電気機器の動作開始又は動作停止のタイミングを変化させることを特徴とする請求項1〜7記載の防犯システム。
  9. 太陽電池の出力電圧データを検出する検出部と、
    電気機器に対して動作指示を含む信号を送信する通信部と、
    ユーザにより防犯を目的とする防犯モードが設定された場合、前記検出部で検出された出力電圧データに基づいて、前記電気機器の動作開始又は動作停止のタイミングを判断し、判断結果に基づき前記通信部を介して前記電気機器の動作を制御する演算部と、
    を備えた機器制御装置。
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