JP2014208435A - 射出成形機のトグル式型締機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】クロスヘッド位置を上下のリンクの中心軸上に維持することで可動プラテンの傾きを防止する射出成形機のトグル式型締機構を提供する。【解決手段】クロスヘッド7に水平面内に2個のボールスプラインナット9,9を設けて、リアプラテン4に設けた2本のボールスプライン軸8,8でガイドしている。ボールスプライン軸8,8とボールスプラインナット9,9のそれぞれの転動溝にボールが係合し、ボールと溝の間にはクリアランスが設けられていないため、軸とナットのあいだに遊びが無い構造となっている。さらにクロスヘッド7の傾きを小さくし、またクロスヘッド7の位置をより精度良く定めるために、ボールスプライン軸8,8の被支持部の位置およびボールスプライン軸8,8の角度のうち少なくとも一方を調整するための調整機構をボールスプライン軸支持部に設ける。トグルリンク6,6は、上下で対称を保って駆動され、可動プラテン3が傾かない。【選択図】図2
Description
本発明は、射出成形機に関し、特に、射出成形機のトグル式型締機構に関する。
射出成形機の型締装置は図6に示されるように、ベース(フレーム)1に固定された固定プラテン2と、固定プラテン2に対して平行に移動可能に配置された可動プラテン3を持ち、固定プラテン2に固定側金型(図示せず)が取り付けられ、可動プラテン3に可動側金型(図示せず)が取り付けられている。そして、射出成形機は、可動プラテン3を固定プラテン2に対して前後進させることによって、金型の開閉と型締めを行う。
型締後に射出装置(図示せず)から溶融した樹脂が金型内に射出される。このとき射出圧によって金型が開かないように十分強い型締力をかける必要があるので、トグルリンク6によって力を増幅するトグルリンク構造が一般に用いられている。トグルリンク構造では可動プラテン3とトグルリンク6によって連結されたクロスヘッド7を、駆動装置10により回転駆動されるボールネジ11によって前後進させ、クロスヘッド7の推力をトグルリンク6によって増幅し型締力を発生させる。
型締力および金型面の平行に関して上下のアンバランスが生じないように、クロスヘッド7は固定プラテン2、可動プラテン3の中心を結ぶ線上に配置され、トグルリンク6はクロスヘッド7を中心に対称に配置されている場合が多い。
従来、クロスヘッド7のガイドとして、クロスヘッド7に滑り軸受けのブッシュを挿入しガイドロッドに沿って摺動させていた。ブッシュとガイドロッドの間には摺動を円滑にするためにクリアランスを設ける必要がある。しかし、クリアランスのため、重力によりクロスヘッド7の位置が中心より下がったり、上下の負荷のアンバランスから、クロスヘッド7が傾く場合がある(図6参照)。このとき上下のトグルリンク6,6の角度に差ができ、可動プラテン3が傾き、金型面の平行が崩れる問題がある。金型面の平行が崩れると、固定金型と可動金型の位置がズレる。このため、成形品の形状不良や、金型の位置決めピンの磨耗といった問題が生じる。
特許文献1には、タイバーの可動プラテンの摺動部をボールスプライン軸にすることで、可動プラテンの傾きを防ぐ技術が開示されている。この技術は、タイバーをボールスプライン軸とし、可動プラテンに取り付けられたボールスプラインナットとボールスプライン軸のボールスプライン結合である。しかし、この構成ではボールスプライン軸を4本使用する必要がありコストアップの要因となっていた。
特許文献2には、クロスヘッドのガイドロッドを前進端側で高くしてクロスヘッドの位置ズレを補正することで、可動プラテンの傾きを抑制する技術が開示されている。しかしこの技術を用いてクロスヘッドの位置ずれを補正したとしても、クロスヘッドに挿入されたブッシュとガイドロッドの間にクリアランスがあるため、クロスヘッドが傾いて上下のトグルリンクの角度に差ができ、可動プラテンが傾いてしまう問題がある。
特許文献2には、クロスヘッドのガイドロッドを前進端側で高くしてクロスヘッドの位置ズレを補正することで、可動プラテンの傾きを抑制する技術が開示されている。しかしこの技術を用いてクロスヘッドの位置ずれを補正したとしても、クロスヘッドに挿入されたブッシュとガイドロッドの間にクリアランスがあるため、クロスヘッドが傾いて上下のトグルリンクの角度に差ができ、可動プラテンが傾いてしまう問題がある。
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の問題点を鑑み、クロスヘッド位置を上下のリンクの中心軸上に維持することで可動プラテンの傾きを防止する射出成形機のトグル式型締機構を提供することである。
本願の請求項1に係る発明は、トグルリンクと、該トグルリンクと結合するクロスヘッドと、該クロスヘッドを駆動する駆動装置を備えた射出成形機のトグル式型締機構において、前記クロスヘッドを駆動するボールネジに平行にボールスプライン軸を設け、前記クロスヘッドにボールスプラインナットを設け、前記クロスヘッドを前記ボールスプライン軸により案内することを特徴とする射出成形機のトグル式型締機構である。
請求項2に係る発明は、前記クロスヘッドを駆動するボールネジを中心に前記ボールスプライン軸を水平面内に二本対称に配置したことを特徴とする請求項1に記載の射出成形機のトグル式型締機構である。
請求項3に係る発明は、トグルリンクと、該トグルリンクと結合するクロスヘッドと、該クロスヘッドを駆動する駆動装置を備えた射出成形機のトグル式型締機構において、前記クロスヘッドを駆動するボールネジに略平行にボールスプライン軸を設け、前記クロスヘッドにボールスプラインナットを設け、前記クロスヘッドを前記ボールスプライン軸により案内することを特徴とする射出成形機のトグル式型締機構である。
請求項4に係る発明は、前記クロスヘッドを駆動するボールネジを中心に前記ボールスプライン軸を水平面内に二本対称に配置したことを特徴とする請求項3に記載の射出成形機のトグル式型締機構である。
請求項5に係る発明は、前記ボールスプライン軸の被支持部の位置および前記ボールスプライン軸の角度の少なくとも一方を調整するための調整機構を備えたことを特徴とする請求項3または4に記載の射出成形機のトグル式型締機構である。
請求項6に係る発明は、前記ボールスプライン軸の被支持部の位置および前記ボールスプライン軸の角度の少なくとも一方を調整後、前記ボールスプライン軸を固定するための固定機構を備えたことを特徴とする請求項5に記載の射出成形機のトグル式型締機構である。
請求項2に係る発明は、前記クロスヘッドを駆動するボールネジを中心に前記ボールスプライン軸を水平面内に二本対称に配置したことを特徴とする請求項1に記載の射出成形機のトグル式型締機構である。
請求項3に係る発明は、トグルリンクと、該トグルリンクと結合するクロスヘッドと、該クロスヘッドを駆動する駆動装置を備えた射出成形機のトグル式型締機構において、前記クロスヘッドを駆動するボールネジに略平行にボールスプライン軸を設け、前記クロスヘッドにボールスプラインナットを設け、前記クロスヘッドを前記ボールスプライン軸により案内することを特徴とする射出成形機のトグル式型締機構である。
請求項4に係る発明は、前記クロスヘッドを駆動するボールネジを中心に前記ボールスプライン軸を水平面内に二本対称に配置したことを特徴とする請求項3に記載の射出成形機のトグル式型締機構である。
請求項5に係る発明は、前記ボールスプライン軸の被支持部の位置および前記ボールスプライン軸の角度の少なくとも一方を調整するための調整機構を備えたことを特徴とする請求項3または4に記載の射出成形機のトグル式型締機構である。
請求項6に係る発明は、前記ボールスプライン軸の被支持部の位置および前記ボールスプライン軸の角度の少なくとも一方を調整後、前記ボールスプライン軸を固定するための固定機構を備えたことを特徴とする請求項5に記載の射出成形機のトグル式型締機構である。
本発明により、クロスヘッド位置を上下のリンクの中心軸上に維持することで可動プラテンの傾きを防止する射出成形機のトグル式型締機構を提供できる。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
図1は本発明の実施形態の射出成形機のトグル式型締機構を備えた射出成形機の型締装置の部分の外観斜視図である。図2は本発明の実施形態の射出成形機のトグル式型締機構を説明する図である。
図1は本発明の実施形態の射出成形機のトグル式型締機構を備えた射出成形機の型締装置の部分の外観斜視図である。図2は本発明の実施形態の射出成形機のトグル式型締機構を説明する図である。
射出成形機の型締機構はベース(フレーム)1上に固定された固定プラテン2と、固定プラテン2と距離を置いて移動可能に設けられたリアプラテン4と、固定プラテン2とリアプラテン4を連結している複数本(図1,2では4本)のタイバー5と、タイバー5の軸方向に移動可能に設けられた可動プラテン3から構成される。金型13は、固定側金型13aが固定プラテン2に取り付けられ、可動側金型13bが可動プラテン3に取り付けられている。
可動プラテン3は上下に対称に設置されたトグルリンク6,6を介してクロスヘッド7に連結されている。ボールネジナット14がクロスヘッド7に設けられている。クロスヘッド7は、ボールネジ11をサーボモータなどの駆動装置10により回転することで、前後進する。クロスヘッド7は前後進の際に回転したり位置がずれたりすることの無いように、リアプラテン4に固定されたガイドロッドに案内(ガイド)されている。ガイドロッドはボールネジ11と平行になるように固定されている。
本発明の実施形態では、ガイドロッドにボールスプライン軸8,8を採用する。クロスヘッド7には2つのボールスプラインナット9,9を設ける。2つのボールスプラインナット9,9は、2本のボールスプライン軸8,8により案内される。ここでボールスプライン軸8,8のそれぞれの一端はリアプラテン4に形成された穴15,15へ挿入したのち、一端固定部材17,17を介してリアプラテン4に固定される。図1,2に示す例では、一端固定部材17,17としてプレートとボルトを採用し、プレートとボルトを介してボールスプライン軸8,8をリアプラテン4に固定している。それぞれの他端は支持フレーム12,12に形成された穴16,16へ挿入され、支持フレーム12,12に支持される。図1では、支持フレーム12,12はリアプラテン4と一体となっているが、リアプラテン4とは独立した部材を用意して支持フレーム12,12としてもよい。以下、ボールスプライン軸8,8のリアプラテン4側の端を一端、支持フレーム12,12側の端を他端と記述する。
ボールスプライン軸8,8とボールスプラインナット9,9のそれぞれの転動溝には、ボール(ボールベアリング)が係合している。ボールと転動溝の間にはクリアランスが設けられていないため、軸とナットのあいだに遊びが無い構造となっている。このため、クロスヘッド7の位置がトグルリンク6,6の中心軸上に維持され、またクロスヘッド7の傾きを小さくすることができる。
図1,図2に示す例では、ボールスプライン軸8,8の端を支持しているが、端以外の場所を支持してもよい。なお本発明の実施形態では、「支持する」とは、ある部材(A)が別の部材(B)に直接接触し、別の部材(B)から直接荷重を受けることを意味するものとする。「支持部材」とは別の部材(B)を支持する、ある部材(A)のことを意味するものとする。またある部材(A)によって別の部材(B)が支持される場合、別の部材(B)上における別の部材(B)とある部材(A)との接触部を「別の部材(B)の被支持部」と呼ぶものとし、特に、ある部材(A)を含んで表現する場合は、「ある部材(A)に支持される別の部材(B)の被支持部」と称する。
図1、図2に示す例では、支持部材となりうるのは、リアプラテン4、一端固定部材17,17、支持フレーム12,12の3つであるが、支持部材はいくつあってもよく、また支持する場所はどこでもよい。またボールスプライン軸8,8の固定については、ボールスプライン軸8,8上に固定に適当な場所を少なくとも一個所選び、その場所を、射出成形機を構成する部材に固定すればよい。
図1,図2に示す例において、クロスヘッド7の位置をより精度良く定め、なおかつクロスヘッド7の傾きをより小さくするための方法として、ボールスプライン軸8,8の被支持部の位置やボールスプライン軸8,8の角度(姿勢)を調整する方法があげられる。ここで、ボールスプライン軸8,8の被支持部の位置やボールスプライン軸8,8の角度の基準は、例えば、ベース1の上面に設けられた座標としてもよいし、あるいは、ボールネジ11を基準としてもよい。
以下では、ボールスプライン軸8,8の被支持部の位置をボールスプライン軸8,8の軸線に交差する方向に調整し、またボールスプライン軸8,8の被支持部の位置を調整することによってボールスプライン軸8,8の角度を調整することもできる調整機構を説明する。この調整機構ではボールスプライン軸8,8の一端の調整機構と他端の調整機構を調整し、ボールスプライン軸8,8を平行に移動させることによって、ボールスプライン軸8,8の角度は変えずに位置を調整することもできる。以下に、図1,2に示すトグル式型締機構に調整機構を設ける場合の調整機構の例を示す。
以下では、ボールスプライン軸8,8の被支持部の位置をボールスプライン軸8,8の軸線に交差する方向に調整し、またボールスプライン軸8,8の被支持部の位置を調整することによってボールスプライン軸8,8の角度を調整することもできる調整機構を説明する。この調整機構ではボールスプライン軸8,8の一端の調整機構と他端の調整機構を調整し、ボールスプライン軸8,8を平行に移動させることによって、ボールスプライン軸8,8の角度は変えずに位置を調整することもできる。以下に、図1,2に示すトグル式型締機構に調整機構を設ける場合の調整機構の例を示す。
図3aに示すように、リアプラテン4の穴15,15および支持フレーム12の穴16,16の周りに1個以上のタップ穴を設け、そのタップ穴にボールスプライン軸8,8を支持する支持部材として調整ボルト19を装着し、調整ボルト19の締め込み量により、調整ボルト19に支持されるボールスプライン軸8,8の被支持部の位置およびボールスプライン軸8,8の角度のうち少なくとも一方を調整する。調整ボルト19は、その軸線がボールスプライン軸8,8の軸線に交差するように(好ましくは直交するように)装着される。調整ボルト19の締め込み量を調整することによって、ボールスプライン軸8,8の軸線に交差する方向にボールスプライン軸8,8の被支持部の位置を調整することができる。また、このように調整することによって、ボールスプライン軸8,8の角度(例えば、クロスヘッド7を駆動するボールネジ11の軸線に対するボールスプライン軸8,8の角度)を調整することもできる。調整後は、ボールスプライン軸8,8を固定する。
図3bに示すように、一端固定部材17,17を介してボールスプライン軸8,8をリアプラテン4に固定しており、また他端固定部材18,18を介してボールスプライン軸8,8を支持フレーム12,12に固定している。特に図3bに示される例では、一端固定部材17,17としてプレート23とボルト24を採用し、プレート23とボルト24を介してボールスプライン軸8,8をリアプラテン4に固定している。また他端固定部材18,18としてナットを採用し、ナットとボールスプライン軸8,8に設けられたネジ部を使ってボールスプライン軸8,8を支持フレーム12,12に固定している。固定後、調整ボルト19は取り外してもよい。また調整ボルト19として止めネジを採用し、調整後、そのままボールスプライン軸8,8の固定に使用してもよい。
図4に示す例は、ボールスプライン軸8,8の一端を支持する、リアプラテンとは別の一端支持部材20,20を用意し、またボールスプライン軸8,8の他端を支持する、支持フレーム12,12とは別の他端支持部材21,21を用意し、それぞれの支持部材の固定位置および固定角度の少なくとも一方を調整することによって、それぞれの支持部材に支持されるボールスプライン軸8,8の被支持部の位置およびボールスプライン軸8,8の角度のうち少なくとも一方を調整するものである。一端支持部材20,20および他端支持部材21,21は固定位置をボールスプライン軸8,8の軸線に交差する方向に調整することができ、その結果、ボールスプライン軸8,8の被支持部の位置をボールスプライン軸8,8の軸線に交差する方向に調整することができる。また図3aの例と同様にボールスプライン軸の角度を調整することもできる。
図4に示す例では、一端支持部材20,20にボルトを通す穴を設け、ボルトを使用して一端支持部材20,20をリアプラテン4へ固定する。穴とボルトのクリアランスの分だけ、一端支持部材20,20の固定位置および固定角度のうち少なくとも一方を調整するこができる。他端支持部材21,21にもボルトを通す穴があいており、ボルトを使用して他端支持部材21,21を支持フレーム12,12へ固定する。穴とボルトのクリアランスの分だけ、他端支持部材21,21の固定位置および固定角度のうち少なくとも一方を調整することができる。
図5に示す例は、ボールスプライン軸8,8とリアプラテン4の穴15,15との間、およびボールスプライン軸8,8と支持フレーム12の穴16,16との間に適当な厚みのシム22を挿入することで、シム22によるボールスプライン軸8,8の被支持部の位置およびボールスプライン軸8,8の角度のうち少なくとも一方を調整するものである。シム22を挿入することによって、ボールスプライン軸8,8の被支持部の位置をボールスプライン軸8,8の軸線に交差する方向に調整することができる。また、図3a,図3bの例と同様にボールスプライン軸8,8の角度を調整することもできる。
なおボールスプライン軸8,8の全ての被支持部が、被支持部の位置を調整される必要はなく、調整が必要であると判断された被支持部だけ調整できるように調整機構を設ければよい。また複数の被支持部に調整機構を設ける場合、それぞれに異なる調整機構を採用してもよい。例えば、一端は図3bに示すボルト24による調整機構を採用し、他端は図5に示すシム22による調整機構を採用するなどとしてもよい。また図3bに示す例で説明したように、調整後にボールスプライン軸8,8を固定する固定機構として、固定専用の固定機構を用意してもよいし、調整機構を固定機構として使用してもよい。
本発明の実施形態では、クロスヘッド7を駆動するボールネジ11と平行にボールスプライン軸8,8を設置し、クロスヘッド7にボールスプラインナット9,9を設け、クロスヘッド7の遊びをなくすことで、クロスヘッド7の位置を上下トグルリンク6,6の中心軸上に維持し、クロスヘッド7の傾きを抑制することができる。加えてボールスプライン軸8,8の被支持部の位置およびボールスプライン軸8,8の角度の少なくとも一方を調整するための調整機構を設けることで、クロスヘッド7の位置をより精度良く定め、なおかつクロスヘッド7の傾きをより小さくすることができる。その結果、上下トグルリンク6,6は上下対称に駆動するため可動プラテン3が傾かなくなり、固定プラテン2に取り付けられている固定側金型13aと可動プラテン3に取り付けられている可動側金型13bの金型面の平行が保たれ、固定側金型13aと可動側金型13bの位置ズレが無くなる。このため、成形品の形状不良や、金型の位置決めピンの磨耗が防止できる。
ここで、特許請求の範囲の請求項1に記述される「略平行」の「略」について説明する。本願発明において、クロスヘッド7を駆動するボールネジ11に平行にボールスプライン軸8,8を設けるのが原則である。
しかし、例えば、クロスヘッド7の傾きあるいは可動プラテン3の傾きを測定しながら、クロスヘッド7の傾きあるいは可動プラテン3の傾きが小さくなるように調整機構を調整した結果、クロスヘッド7を駆動するボールネジ11に対してボールスプライン軸8,8が厳密な意味では平行でなくなる場合があり得る。
例えば、クロスヘッド7を駆動するボールネジ11に平行な線に対してボールスプライン軸8,8の一端が他端よりも相対的に高くなるように調整した場合に、クロスヘッド7の傾きあるいは可動プラテン3の傾きが小さくなるような場合、厳密な意味ではクロスヘッド7を駆動するボールネジ11に対してボールスプライン軸8,8は平行ではないが、このような場合も本願発明に含まれる。
上記のような意味で、本願の特許請求の範囲の請求項1に「略平行」と表現する。
しかし、例えば、クロスヘッド7の傾きあるいは可動プラテン3の傾きを測定しながら、クロスヘッド7の傾きあるいは可動プラテン3の傾きが小さくなるように調整機構を調整した結果、クロスヘッド7を駆動するボールネジ11に対してボールスプライン軸8,8が厳密な意味では平行でなくなる場合があり得る。
例えば、クロスヘッド7を駆動するボールネジ11に平行な線に対してボールスプライン軸8,8の一端が他端よりも相対的に高くなるように調整した場合に、クロスヘッド7の傾きあるいは可動プラテン3の傾きが小さくなるような場合、厳密な意味ではクロスヘッド7を駆動するボールネジ11に対してボールスプライン軸8,8は平行ではないが、このような場合も本願発明に含まれる。
上記のような意味で、本願の特許請求の範囲の請求項1に「略平行」と表現する。
1 ベース
2 固定プラテン
3 可動プラテン
4 リアプラテン
5 タイバー
6 トグルリンク
7 クロスヘッド
8 ボールスプライン軸
9 ボールスプラインナット
10 駆動装置
11 ボールネジ
12 支持フレーム
13 金型
13a 固定側金型
13b 可動側金型
14 ボールネジナット
15 穴
16 穴
17 一端固定部材
18 他端固定部材
19 調整ボルト
20 一端支持部材
21 他端支持部材
22 シム
23 プレート
24 ボルト
2 固定プラテン
3 可動プラテン
4 リアプラテン
5 タイバー
6 トグルリンク
7 クロスヘッド
8 ボールスプライン軸
9 ボールスプラインナット
10 駆動装置
11 ボールネジ
12 支持フレーム
13 金型
13a 固定側金型
13b 可動側金型
14 ボールネジナット
15 穴
16 穴
17 一端固定部材
18 他端固定部材
19 調整ボルト
20 一端支持部材
21 他端支持部材
22 シム
23 プレート
24 ボルト
Claims (6)
- トグルリンクと、該トグルリンクと結合するクロスヘッドと、該クロスヘッドを駆動する駆動装置を備えた射出成形機のトグル式型締機構において、
前記クロスヘッドを駆動するボールネジに平行にボールスプライン軸を設け、前記クロスヘッドにボールスプラインナットを設け、前記クロスヘッドを前記ボールスプライン軸により案内することを特徴とする射出成形機のトグル式型締機構。 - 前記クロスヘッドを駆動するボールネジを中心に前記ボールスプライン軸を水平面内に二本対称に配置したことを特徴とする請求項1に記載の射出成形機のトグル式型締機構。
- トグルリンクと、該トグルリンクと結合するクロスヘッドと、該クロスヘッドを駆動する駆動装置を備えた射出成形機のトグル式型締機構において、
前記クロスヘッドを駆動するボールネジに略平行にボールスプライン軸を設け、前記クロスヘッドにボールスプラインナットを設け、前記クロスヘッドを前記ボールスプライン軸により案内することを特徴とする射出成形機のトグル式型締機構。 - 前記クロスヘッドを駆動するボールネジを中心に前記ボールスプライン軸を水平面内に二本対称に配置したことを特徴とする請求項3に記載の射出成形機のトグル式型締機構。
- 前記ボールスプライン軸の被支持部の位置および前記ボールスプライン軸の角度の少なくとも一方を調整するための調整機構を備えたことを特徴とする請求項3または4に記載の射出成形機のトグル式型締機構。
- 前記ボールスプライン軸の被支持部の位置および前記ボールスプライン軸の角度の少なくとも一方を調整後、前記ボールスプライン軸を固定するための固定機構を備えたことを特徴とする請求項5に記載の射出成形機のトグル式型締機構。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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