JP2014228357A - ひび割れ検出方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(方法A)
コンクリート表面に生じているひび割れの検出をおこなうに当たり、ひび割れ判別画像を作成する方法であって、
ひび割れの濃度とコンクリート表面の濃度を擬似的に設定し、ガボール関数を適用して対比される2つの濃度に対応したウェーブレット係数を算定するとともに、この2つの濃度をそれぞれ変化させた場合のウェーブレット係数を算定してウェーブレット係数テーブルを作成し、ひび割れ検出対象であるコンクリート表面の撮影画像をコンピュータに入力して入力画像とし、この入力画像をウェーブレット変換することによってウェーブレット画像を作成するステップ1A、
ウェーブレット係数テーブル内において、前記コンクリート表面の濃度と仮定する局所領域内の近傍画素の平均濃度と、前記ひび割れの濃度と仮定する注目画素の濃度に対応するウェーブレット係数を閾値とし、任意の近傍画素における任意の注目画素のウェーブレット係数が閾値よりも大きな場合は該近傍画素における該注目画素をひび割れと判定し、任意の近傍画素における任意の注目画素のウェーブレット係数が閾値よりも小さな場合は該近傍画素における該注目画素をひび割れでないと判定し、局所領域および注目画素を変化させながら注目画素のウェーブレット係数と閾値との比較をおこない、さらに輪郭線追跡処理をおこなって、同じウェーブレット関数を有する画素を連結して一つの塊を形成し、それぞれの塊が予め設定されている塊の閾値よりも小さな場合はノイズと判定し、塊の閾値よりも大きな場合はひび割れと判定することにより、ノイズの一部が除去されてなる二値化画像を作成するステップ2A、
前記塊の特徴量を特定し、塊の特徴量ごとにひび割れとひび割れ以外のノイズ種が予め規定されている特徴量テーブルを参照して、複数の特徴量を説明変数とし、ひび割れもしくはいずれかのノイズ種を目的変数とする判別分析をおこなって特徴量が特定されている前記塊をひび割れもしくはノイズ種のいずれかであると判定し、
前記塊ごとの特徴量の特定と各塊の判別分析を第2のステップにおける全ての塊に実行することにより、二値化画像からさらにノイズが除去されてなるひび割れ判別画像を作成するステップ3A、からなり、
前記特徴量テーブルの作成は、任意のコンクリート表面に対して前記第1のステップ、第2のステップを実行して二値化画像を作成し、該二値化画像を構成するそれぞれの塊の複数の特徴量をコンピュータで計算するとともに、それぞれの塊に対する観測結果(塊がひび割れ、ノイズ種からなるグループのいずれか一種)を割り当てるものであり、
(方法B)
コンクリート表面に生じている面的に広がりを持った対象物であるしみ跡、湧水や剥離剥落などの変状およびケーブルや架線などの人工構造物に代表される面状対象物に相当する非ひび割れ判別画像を作成する方法であって、
前記対象物の濃度とコンクリート表面の濃度を擬似的に設定し、ラプラシアンガウシアン関数を適用して対比される2つの濃度に対応したウェーブレット係数を算定するとともに、この2つの濃度をそれぞれ変化させた場合のウェーブレット係数を算定してウェーブレット係数テーブルを作成し、これら対象物の検出対象であるコンクリート表面の撮影画像をコンピュータに入力して入力画像とし、この入力画像をウェーブレット変換することによってウェーブレット画像を作成するステップ1B、
ウェーブレット係数テーブル内において、前記コンクリート表面の濃度と仮定する局所領域内の近傍画素の平均濃度と、前記面状対象物の濃度と仮定する注目画素の濃度に対応するウェーブレット係数を閾値とし、任意の近傍画素における任意の注目画素のウェーブレット係数が閾値よりも大きな場合は該近傍画素における該注目画素を面状対象物と判定し、任意の近傍画素における任意の注目画素のウェーブレット係数が閾値よりも小さな場合は該近傍画素における該注目画素を面状対象物でないと判定し、局所領域および注目画素を変化させながら注目画素のウェーブレット係数と閾値との比較をおこない、面状対象物と判定された画素に対して面状対象物とノイズの判別処理をおこない、さらに輪郭線追跡処理をおこなって、同じウェーブレット関数を有する画素を連結して一つの塊を形成し、それぞれの塊が予め設定されている塊の閾値よりも小さな場合はノイズと判定し、塊の閾値よりも大きな場合は面状対象物と判定することにより、ノイズの一部が除去されてなる二値化画像を作成するステップ2B、
前記塊の特徴量を特定し、塊の特徴量ごとにしみ跡、湧水や剥離剥落などの変状、ケーブルや架線などの人工構造物などが予め規定されている特徴量テーブルを参照して、複数の特徴量を説明変数とし、これら面状対象物を目的変数とする判別分析をおこなって特徴量が特定されている前記塊をひび割れもしくはノイズ種のいずれかであると判定し、
前記塊ごとの特徴量の特定と各塊の判別分析を第2のステップにおける全ての塊に実行することにより、二値化画像からさらにノイズが除去されてなる非ひび割れ判別画像を作成するステップ3B、からなり、
次に、方法Aで作成されたひび割れ判別画像と方法Bで作成された非ひび割れ判別画像の差分によってひび割れ画像を作成するものである。
p=(ウェーブレット係数の値)−(ウェーブレット係数の閾値)
y=a+bp
(単位はmm、a、bは回帰分析で特定された定数、pは説明変数)
本発明者等は本発明のひび割れ検出方法を実際におこなった。図8aは撮影画像を示した写真図であり、図8bは方法Aで作成された二値化画像を示した図である。また、図9aは方法Aで作成されたひび割れ判別画像を示した図であり、図9bは方法Bで作成された二値化画像を示した図である。また、図10aは方法Bで作成された非ひび割れ判別画像(架線検出画像)を示した図であり、図10bは方法Bで作成された非ひび割れ判別画像(黒色しみ跡検出画像)を示した図である。さらに、図11は、図9aのひび割れ判別画像と、図10a,bの非ひび割れ判別画像の差分に基づいて作成されたひび割れ画像を示した図である。
Claims (2)
- (方法A)
コンクリート表面に生じているひび割れの検出をおこなうに当たり、ひび割れ判別画像を作成する方法であって、
ひび割れの濃度とコンクリート表面の濃度を擬似的に設定し、ガボール関数を適用して対比される2つの濃度に対応したウェーブレット係数を算定するとともに、この2つの濃度をそれぞれ変化させた場合のウェーブレット係数を算定してウェーブレット係数テーブルを作成し、ひび割れ検出対象であるコンクリート表面の撮影画像をコンピュータに入力して入力画像とし、この入力画像をウェーブレット変換することによってウェーブレット画像を作成するステップ1A、
ウェーブレット係数テーブル内において、前記コンクリート表面の濃度と仮定する局所領域内の近傍画素の平均濃度と、前記ひび割れの濃度と仮定する注目画素の濃度に対応するウェーブレット係数を閾値とし、任意の近傍画素における任意の注目画素のウェーブレット係数が閾値よりも大きな場合は該近傍画素における該注目画素をひび割れと判定し、任意の近傍画素における任意の注目画素のウェーブレット係数が閾値よりも小さな場合は該近傍画素における該注目画素をひび割れでないと判定し、局所領域および注目画素を変化させながら注目画素のウェーブレット係数と閾値との比較をおこない、さらに輪郭線追跡処理をおこなって、同じウェーブレット関数を有する画素を連結して一つの塊を形成し、それぞれの塊が予め設定されている塊の閾値よりも小さな場合はノイズと判定し、塊の閾値よりも大きな場合はひび割れと判定することにより、ノイズの一部が除去されてなる二値化画像を作成するステップ2A、
前記塊の特徴量を特定し、塊の特徴量ごとにひび割れとひび割れ以外のノイズ種が予め規定されている特徴量テーブルを参照して、複数の特徴量を説明変数とし、ひび割れもしくはいずれかのノイズ種を目的変数とする判別分析をおこなって特徴量が特定されている前記塊をひび割れもしくはノイズ種のいずれかであると判定し、
前記塊ごとの特徴量の特定と各塊の判別分析を第2のステップにおける全ての塊に実行することにより、二値化画像からさらにノイズが除去されてなるひび割れ判別画像を作成するステップ3A、からなり、
前記特徴量テーブルの作成は、任意のコンクリート表面に対して前記第1のステップ、第2のステップを実行して二値化画像を作成し、該二値化画像を構成するそれぞれの塊の複数の特徴量をコンピュータで計算するとともに、それぞれの塊に対する観測結果(塊がひび割れ、ノイズ種からなるグループのいずれか一種)を割り当てるものであり、
(方法B)
コンクリート表面に生じている面的に広がりを持った対象物であるしみ跡、湧水や剥離剥落などの変状およびケーブルや架線などの人工構造物に代表される面状対象物に相当する非ひび割れ判別画像を作成する方法であって、
前記対象物の濃度とコンクリート表面の濃度を擬似的に設定し、ラプラシアンガウシアン関数を適用して対比される2つの濃度に対応したウェーブレット係数を算定するとともに、この2つの濃度をそれぞれ変化させた場合のウェーブレット係数を算定してウェーブレット係数テーブルを作成し、これら対象物の検出対象であるコンクリート表面の撮影画像をコンピュータに入力して入力画像とし、この入力画像をウェーブレット変換することによってウェーブレット画像を作成するステップ1B、
ウェーブレット係数テーブル内において、前記コンクリート表面の濃度と仮定する局所領域内の近傍画素の平均濃度と、前記面状対象物の濃度と仮定する注目画素の濃度に対応するウェーブレット係数を閾値とし、任意の近傍画素における任意の注目画素のウェーブレット係数が閾値よりも大きな場合は該近傍画素における該注目画素を面状対象物と判定し、任意の近傍画素における任意の注目画素のウェーブレット係数が閾値よりも小さな場合は該近傍画素における該注目画素を面状対象物でないと判定し、局所領域および注目画素を変化させながら注目画素のウェーブレット係数と閾値との比較をおこない、面状対象物と判定された画素に対して面状対象物とノイズの判別処理をおこない、さらに輪郭線追跡処理をおこなって、同じウェーブレット関数を有する画素を連結して一つの塊を形成し、それぞれの塊が予め設定されている塊の閾値よりも小さな場合はノイズと判定し、塊の閾値よりも大きな場合は面状対象物と判定することにより、ノイズの一部が除去されてなる二値化画像を作成するステップ2B、
前記塊の特徴量を特定し、塊の特徴量ごとにしみ跡、湧水や剥離剥落などの変状、ケーブルや架線などの人工構造物などが予め規定されている特徴量テーブルを参照して、複数の特徴量を説明変数とし、これら面状対象物を目的変数とする判別分析をおこなって特徴量が特定されている前記塊をひび割れもしくはノイズ種のいずれかであると判定し、
前記塊ごとの特徴量の特定と各塊の判別分析を第2のステップにおける全ての塊に実行することにより、二値化画像からさらにノイズが除去されてなる非ひび割れ判別画像を作成するステップ3B、からなり、
次に、方法Aで作成されたひび割れ判別画像と方法Bで作成された非ひび割れ判別画像の差分によってひび割れ画像を作成する、ひび割れ検出方法。 - 前記ステップ3Bにおける前記特徴量テーブルに対し、それぞれの塊と、特徴量テーブルにおける前記グループの重心位置の間の距離をマハラノビスの汎距離で特定し、このマハラノビスの汎距離から塊がそれぞれのグループに属する確率値を特定し、該確率値に基づいてそれぞれの塊の判定結果を修正する請求項1に記載のひび割れ検出方法。
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