JP2014232144A - 自動焦点検出装置 - Google Patents

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金井 守康
Moriyasu Kanai
守康 金井
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Abstract

【課題】移動可能に構成された光学素子の取付誤差に依存して焦点検出精度が劣化すること。
【解決手段】撮影レンズと焦点検出センサとの間の光路中に、被写体光束のうち、補助光の波長に対応する光(補助波長対応光)と、補助波長対応光以外の少なくとも一部の波長域の光(非補助波長対応光)とに分離する分離手段と、分離された非補助波長対応光を焦点検出センサ上の第一のセンサに向けて偏向する第一の偏向手段と、分離された補助波長対応光を焦点検出センサ上の第二のセンサに向けて偏向する第二の偏向手段とが配置されており、補助投光の非投光時には、第一のセンサによって非補助波長対応光よりなる像の位相差を検出し、補助光の投光時には、第二のセンサによって補助波長対応光よりなる像の位相差を検出するように自動焦点検出装置を構成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、位相差方式の自動焦点検出装置に関する。
一眼レフカメラ等には、例えば位相差方式による自動焦点検出が可能な自動焦点検出装置が搭載されている。位相差方式は、瞳分割された対となる被写体像を焦点検出センサ上に照射し、焦点検出センサ上で対となる被写体像の位相差からデフォーカスを求める方式である。具体的には、焦点検出センサ上で形成された対となる被写体像の間隔が所定長のときに合焦と判定され、所定長より短いときには前ピンと判定され、所定長より長いときには後ピンと判定され、合焦位置からのピントずれの量がデフォーカス量として出力される。
この種の焦点検出装置の焦点検出センサには、可視領域及びこれよりも長い波長域(例えば近赤外領域)に対して感度を持つ受光素子が用いられることがある。この場合、一眼レフカメラ等の撮影レンズの色収差により、異なる波長の光に対して異なる焦点検出が行われてしまう。例えば、波長が長いほど色収差が大きくなるため、同じ被写体をタングステンランプ等の色温度の低い光源で照明したときと、昼光や蛍光灯等の色温度の高い光源で照明したときとでは、後者に比べて前者が前ピンと判定されやすくなる。一般に、撮影レンズは焦点距離が長いほど色収差が大きくなる傾向にあるため、特に望遠レンズは色収差による焦点検出誤差が大きく出やすい。
この種の焦点検出誤差を低減するため、通常は、可視領域よりも長い波長域の光をカットする光学フィルタが焦点検出センサの前段に設置される。これにより、撮影レンズによる、近赤外領域等の長い波長域の色収差の影響が排除された状態で、焦点検出が行われる。一方、低輝度時に発光される補助投光ランプには、被写体(人物)にまぶしさを感じさせないように、赤や近赤外の波長域の光が利用される。この場合に近赤外領域等の長波長域の光をカットしてしまうと、低輝度時に発光される補助投光ランプが使えなくなってしまう。このような事情に鑑み、特許文献1に、補助投光ランプの照射時には近赤外領域の光を透過させる光学フィルタを光路に挿入すると共に、補助投光ランプを使用しない場合には近赤外領域の光をカットする光学フィルタを光路に挿入する装置が提案されている。
特公平8−3575号公報
しかし、特許文献1に記載の構成では、光学素子である光学フィルタを光路に対して移動可能とするため、光学フィルタを例えばスライドレール等のガイド機構に取り付ける必要があるものと考えられる。特許文献1では、このような可動機構を介して光学フィルタを取り付ける必要があるため、他の光学素子に対する光学フィルタの取付誤差(例えば傾き誤差)が可動の度に変化する虞がある。そのため、光学フィルタの位置精度に依存して焦点検出精度が劣化する虞がある。
本発明の一形態に係る自動焦点検出装置は、被写体に向かって補助光を投光することが可能な撮影装置用の自動焦点検出装置であって、撮影装置の撮影レンズを介した被写体光束を分割して、少なくとも一対の被写体像を異なる検出領域の焦点検出センサ上に結像させることにより、少なくとも一対の像の位相差を検出し、検出された位相差に基づいて被写体の焦点位置を検出するものであり、撮影レンズと焦点検出センサとの間の光路中に、被写体光束のうち、補助光の波長に対応する光(補助波長対応光)と、補助波長対応光以外の少なくとも一部の波長域の光(非補助波長対応光)とに分離する分離手段と、分離手段にて分離された非補助波長対応光を焦点検出センサ上の第一のセンサに向けて偏向する第一の偏向手段と、分離手段にて分離された補助波長対応光を焦点検出センサ上の第一のセンサと異なる第二のセンサに向けて偏向する第二の偏向手段とが配置されており、撮影装置による補助光の非投光時には、第一のセンサによって非補助波長対応光よりなる像の位相差を検出し、撮影装置による補助光の投光時には、第二のセンサによって補助波長対応光よりなる像の位相差を検出する。
本発明の一形態によれば、補助投光ランプの投光時には輝度不足改善の効果を得つつ、補助投光ランプの非投光時には近赤外等の収差による焦点検出誤差の増加を抑えるという目的を果たすにあたり、光学フィルタや光学レンズ等の光学素子を光路に対して移動させる必要が一切ない。そのため、移動可能に構成された光学素子の取付誤差(位置精度)に依存して焦点検出精度が劣化する虞がない。
分離手段と第一の偏向手段は例えば同一面に形成されている。分離手段と第一の偏向手段とが形成された上記同一面は、被写体光束のうち補助波長対応光を透過させると共に、非補助波長対応光を第一のセンサに向けて反射させるハーフミラー面としてもよい。
また、第二の偏向手段は、例えば、ハーフミラー面を透過した補助波長対応光を第二のセンサに向けて反射させるように配置されたミラー面である。
また、自動焦点検出装置は、くさび状の平板を備えた構成としてもよい。この平板は、撮影レンズ側の第一面がハーフミラー面であり、第一面に対して所定の角度傾けて配置された、第一面と反対側の第二面がミラー面である。
また、自動焦点検出装置は、撮影レンズの予定焦点面の後方に配置されたコンデンサレンズと、コンデンサレンズの後方に配置され、予定焦点面上の被写体像を焦点検出センサ上で再結像させる、少なくとも二対のセパレータレンズと、セパレータレンズの入射側に配置され、第一のセンサに向かう光路上に配置された少なくとも一対のセパレータレンズに対応する第一の開口対、及び第二のセンサに向かう光路上に配置された少なくとも一対のセパレータレンズに対応する第二の開口対を持つセパレータマスクとを備えた構成としてもよい。この構成において、分離手段並びに第一及び第二の偏向手段は、例えばコンデンサレンズとセパレータマスクとの間の光路中に配置されている。
また、自動焦点検出装置は、非補助波長対応光を透過させると共に補助波長対応光を反射又は吸収するフィルタが第一の開口対上に配置され、補助波長対応光を透過させると共に非補助波長対応光を反射又は吸収するフィルタが第二の開口対上に配置された構成としてもよい。
また、非補助波長対応光は、例えば少なくとも一部の可視領域の光を含むものである。
本発明の一形態による自動焦点検出装置によれば、補助投光ランプの投光時には輝度不足改善の効果を得つつ、補助投光ランプの非投光時には近赤外等の収差による焦点検出誤差の増加を抑えるという目的を果たすにあたり、光学フィルタや光学レンズ等の光学素子を光路に対して移動させる必要が一切ない。そのため、移動可能に構成された光学素子の取付誤差(位置精度)に依存して焦点検出精度が劣化する虞がない。
本発明の実施形態の撮影装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の撮影装置に搭載された自動焦点検出モジュールを構成する各要素の配置を光路を展開して示す斜視図である。 本発明の実施形態の自動焦点検出モジュールを構成する各要素の配置を示す図である(光路非展開)。 本実施形態の自動焦点検出モジュールに備えられた平板のハーフミラー面の分光反射率特性を示す図である。 補助投光ランプと焦点検出素子との連動処理のフローチャートを示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態による自動焦点検出装置を搭載した撮影装置について説明する。
[撮影装置1の全体の構成]
図1は、本実施形態の撮影装置1の構成を示すブロック図である。本実施形態の撮影装置1は、デジタル一眼レフカメラ(クイックリターンミラー付)であるが、ミラーレス一眼カメラ、コンパクトデジタルカメラ、カムコーダ、携帯電話端末、PHS(Personal Handy phone System)、スマートフォン、フィーチャフォン、携帯ゲーム機など、撮影機能を有する別の形態の撮影装置に置き換えてもよい。
図1に示されるように、撮影装置1は、カメラボディ10と、カメラボディ10に対して着脱することにより交換することが可能な交換レンズ50を備えている。被写体からの光束(被写体光束)は、交換レンズ50内の撮影レンズ51を介してカメラボディ10内のメインミラー11により、ファインダ光学系を構成するペンタプリズム12に向かって反射され、ペンタプリズム12で反射されてファインダルーペ13から射出される。撮影者は、ファインダルーペ13を覗くことにより被写体像を観察することができる。また、メインミラー11の一部の領域は、ハーフミラー領域となっている。そのため、被写体光束の一部は、メインミラー11(ハーフミラー領域)を透過して、メインミラー11の背面に設けられたサブミラー14により下方に反射されて、自動焦点検出装置(自動焦点検出モジュール)100に入射される。
自動焦点検出モジュール100は、被写体の焦点状態を検出し、検出結果に応じた信号をボディCPU20に出力する。ボディCPU20は、自動焦点検出モジュール100より入力した信号に基づいてデフォーカス演算を行い、演算によって求められたデフォーカス量に基づいて撮影レンズ51の焦点調節を行う。なお、この種の焦点調節は周知であるため、詳細な説明については省略する。また、図1中、各ブロックの電気的な結線については、図面を簡素化する便宜上省略する。
レリーズスイッチ(不図示)が押されると、ボディCPU20は、メインミラー11をクイックリターンさせる。すなわち、ボディCPU20は、フォーカルプレーンシャッタ(不図示)の先幕走行開始直前から後幕走行終了直後の期間に限り、メインミラー11及びサブミラー14をアップさせて、撮影レンズ51の光軸AXと平行な光路からメインミラー11及びサブミラー14を退避させることにより、イメージセンサ15に被写体像を結像させる。イメージセンサ15は例えばCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサであり、撮像面上の各画素で結像した光学像を光量に応じた電荷として蓄積して、撮像信号に変換する。変換された撮像信号は、図示省略された画像処理回路で所定の処理を経て、画像としてメモリ(不図示)に保存される。撮影者は、カメラボディ10の背面に設けられたLCDモニタ(不図示)を通じて撮影画像を視認することができる。
なお、ボディCPU20は、測光センサ(不図示)の出力に基づいて被写体が低輝度であると判定した場合には補助投光ランプ30を発光させる。補助投光ランプ30による補助投光には、被写体(人物)にまぶしさを感じさせないように、赤色や近赤外の波長域の光が用いられる。
[自動焦点検出モジュール100の構成]
図2は、自動焦点検出モジュール100を構成する各要素の配置を光路を展開して示す斜視図である。自動焦点検出モジュール100は、位相差方式を採用した自動焦点検出モジュールであり、図2に示されるように、コンデンサレンズ101、セパレータマスク102、セパレータレンズ103、焦点検出素子104、補助波長対応光カットフィルタ112及び短波長域光カットフィルタ114を備えている。また、自動焦点検出モジュール100には平板110も備えられているが、図2においては、便宜上その図示を省略する。また、補助波長対応光カットフィルタ112と短波長域光カットフィルタ114は分光特性の異なる別個独立した部品であるが、図2においては、便宜上、これらのフィルタを単一のフィルタとして示している。平板110、補助波長対応光カットフィルタ112及び短波長域光カットフィルタ114については後に詳説する。
コンデンサレンズ101は、撮影レンズ51による被写体像(一次像)が形成される予定焦点面(一次結像面)よりも後方に配置された集光レンズである。
セパレータマスク102及びセパレータレンズ103は、コンデンサレンズ101より集められた被写体光束を瞳分割する。セパレータマスク102は、セパレータレンズ103の入射側に配置されており、被写体光束を透過させる透過穴102V、102Hをそれぞれ一対有している。透過穴102Vは、縦方向に並ぶ2つの開口よりなる開口対であり、透過穴102Hは、横方向に並ぶ2つの開口よりなる開口対である。また、これら開口対の下方にも、被写体光束を透過させる透過穴102H’が配置されている。透過穴102H’は、横方向に並ぶ2つの開口よりなる開口対である。セパレータレンズ103は、各透過穴に対応する位置に形成された三対のレンズを一体成形した素子であり、予定焦点面上の被写体像を焦点検出素子104上で再結像させる。
焦点検出素子104は、瞳分割された三対の被写体像(二次像)の各々を受光して積分する三対のラインセンサを備えている。三対のラインセンサのうち一対は、横方向に配置された縦線検出用の一対の横ラインセンサ104Hであり、透過穴102H及び該透過穴102Hに対応するセパレータレンズ103を介した被写体光束を受光する。もう一対は、縦方向に配置された横線検出用の一対の縦ラインセンサ104Vであり、透過穴102V及び該透過穴102Vに対応するセパレータレンズ103を介した被写体光束を受光する。残りの一対は、横方向に配置された縦線検出用の一対の横ラインセンサ104H’であり、透過穴102H’及び該透過穴102H’に対応するセパレータレンズ103を介した被写体光束を受光する。
ボディCPU20は、一対の横ラインセンサ104H及び一対の縦ラインセンサ104Vの少なくとも一方の出力又は一対の横ラインセンサ104H’の出力に基づいてラインセンサ上に再結像された被写体像の位相差を検出して焦点位置を求める(デフォーカス量を演算する)。ボディCPU20は、この演算によって求められたデフォーカス量が所定の合焦幅より小さければ(対となるラインセンサ上での被写体像の間隔が実質的に所定長であり、位相差がないとみなせる状態)、合焦と判定する。また、ボディCPU20は、演算によって求められたデフォーカス量が所定の合焦幅の範囲外であれば(対となるラインセンサ上での被写体像の間隔が所定長よりも短く又は長く、位相差があるとみなすべき状態)、前ピン又は後ピンと判定し、このデフォーカス量に応じて撮影レンズ51の焦点調節を行う。
図3は、自動焦点検出モジュール100を構成する各要素の配置を示す図である。図3においては、図2のように光路を展開することなく、カメラボディ10内における各要素の配置を再現している。また、図3においては、便宜上、セパレータマスク102、セパレータレンズ103及び焦点検出素子104を簡略して示している。図3に示されるように、コンデンサレンズ101とセパレータマスク103との間の光路には、平板110、補助波長対応光カットフィルタ112及び短波長域光カットフィルタ114が配置されている。補助波長対応光カットフィルタ112は、透過穴102V、102Hの各開口の前段に配置されており、短波長域光を透過させると共に補助波長対応光を反射又は吸収する。また、短波長域光カットフィルタ114は、透過穴102H’の各開口の前段に配置されており、補助波長対応光を透過させると共に短波長域光を反射又は吸収する。
平板110は、くさび状の平板であり、互いに非平行なハーフミラー面110a(コンデンサレンズ101側の面)とミラー面110b(ハーフミラー面110aと反対側の面)を有している。コンデンサレンズ101より射出された被写体光束は、ハーフミラー面110aに入射される。ハーフミラー面110aは、入射された被写体光束のうち、補助投光ランプ30による補助投光の波長に対応する光(補助波長対応光)を透過させ、補助波長対応光よりも短い波長域の光の少なくとも一部(短波長域光)を反射させる。ハーフミラー面110aにて反射された短波長域光は、補助波長対応光カットフィルタ112を透過して、セパレータマスク102(透過穴102V、102H)及びセパレータレンズ103にて分割されて、焦点検出素子104の各ラインセンサ104V、104H上で再結像される。
この短波長域光には、主に可視領域光が想定される。但し、補助波長対応光が赤の波長域の光である場合、短波長域光は、厳密には、可視領域の上端近傍が欠けた領域の光となる。可視領域は例えば400nm〜700nmであるが、この数値範囲は設計上定義されたものであり、設計思想に応じて若干変化し得る。
ここで、図4に、平板110のハーフミラー面110aの分光反射率特性を示す。本実施形態では、補助投光ランプ30による補助投光の波長は720nm±20nmである。従って、ハーフミラー面110aの分光反射率特性は、補助波長対応光を透過させつつ可視領域光の大部分を反射させるため、図4に示されるように、670nm付近を境に、短波長側では反射率が高く、かつ長波長側では反射率が低く(すなわち透過率が高く)なるように設計されている。なお、ハーフミラー面110aの分光反射率特性は、イメージセンサ15の分光特性と略一致する。
ハーフミラー面110aを透過した補助波長対応光は、平板110内を進み、ミラー面110bに入射される。ミラー面110bは、金属コート(例えばアルミニウムコート)が施されており、補助波長対応光(720nm±20nmの光)を反射する分光特性を有している。ミラー面110bは、図3に示されるように、縦断面方向(図3の紙面と平行な方向)においてハーフミラー面110aと平行に配置されておらず、ハーフミラー面110aに対して所定の角度傾けて配置されている。これにより、縦断面方向(図3の紙面と平行な方向)において、ミラー面110bにおける補助波長対応光の反射角は、ハーフミラー面110aにおける短波長域光の反射角よりも鈍角となる。そのため、ミラー面110bにて反射された補助波長対応光は、ハーフミラー面110aより平板110の外部へ射出された後、ハーフミラー面110aにて反射された短波長域光の光路から遠ざかりながら、短波長域光カットフィルタ114を透過して、セパレータマスク102(透過穴102H’)及びセパレータレンズ103にて分割されて、焦点検出素子104のラインセンサ104H’上で再結像される。
なお、本実施形態では、透過穴102V及び102Hと透過穴102H’とが互いに近接して配置されていることから、ハーフミラー面110aにて反射された短波長域光が透過穴102H’を介して焦点検出素子104のラインセンサ104H’で受光されてノイズとなる虞がある。また、ミラー面110bにて反射された補助波長対応光が透過穴102Vや102Hを介して焦点検出素子104の各ラインセンサ104V、104Hで受光されてノイズとなる虞がある。そこで、補助波長対応光カットフィルタ112を透過穴102V、102Hの各開口の前段に配置することにより、ミラー面110bにて反射された補助波長対応光が透過穴102Vや102Hを透過できないようにすると共に、短波長域光カットフィルタ114を透過穴102H’の各開口の前段に配置することにより、ハーフミラー面110aにて反射された短波長域光が透過穴102H’を透過できないようにしている。これにより、各ラインセンサにて不要光が受光されてノイズとなる不具合が避けられる。
[補助投光ランプ30と焦点検出素子104との連動処理]
図5は、ボディCPU20により実行される、補助投光ランプ30と焦点検出素子104との連動処理のフローチャートを示す。本連動処理は、例えば撮影装置1の電源がオンされている期間中、繰り返し実行される。
[図5のS1(補助投光判定処理)]
ボディCPU20は、補助投光ランプ30を発光させたか否かを判定する。ボディCPU20は、補助投光ランプ30を発光させた場合(S1:YES)、処理をS2(補助波長対応光よりなる被写体光束を用いた焦点検出処理)に進める。ボディCPU20は、補助投光ランプ30を発光させていない場合(S1:NO)、処理をS3(短波長域光よりなる被写体光束を用いた焦点検出処理)に進める。
[図5のS2(補助波長対応光よりなる被写体光束を用いた焦点検出処理)]
上述したように、補助投光ランプ30には、被写体(人物)にまぶしさを感じさせないように、赤や近赤外の波長域の光、すなわち補助波長対応光が利用される。また、補助投光ランプ30は低輝度時に発光されるため、被写体光束には短波長域光が殆ど含まれない。そのため、被写体光束は、主に、ハーフミラー面110aを透過してミラー面110bにて反射され、ハーフミラー面110aを再び透過する。ハーフミラー面110aを再び透過した被写体光束は、短波長域光カットフィルタ114を透過して、セパレータマスク102(透過穴102H’)及びセパレータレンズ103にて分割されて、焦点検出素子104のラインセンサ104H’上で再結像される。ボディCPU20は、一対のラインセンサ104H’の出力に基づいて焦点検出を行う。これにより、補助投光による輝度不足改善の効果が得られた状態で被写体の焦点が検出される。なお、本処理においては、輝度が不足する、ラインセンサ104V及び104Hの出力を常に破棄するようにしてもよい。
[図5のS3(短波長域光よりなる被写体光束を用いた焦点検出処理)]
太陽光や白熱電球の光等には可視領域だけでなく近赤外領域等の長い波長域も含まれる一方、蛍光灯の光等には近赤外領域等の長い波長域が含まれない。そのため、同じ被写体を太陽や白熱電球で照らしたときと、蛍光灯で照明したときとでは、撮影レンズ51の色収差(主に、近赤外領域等の長い波長域における色収差)が原因で異なる焦点検出が行われてしまう。そのため、ボディCPU20は、補助投光ランプ30が発光されないときには、焦点検出素子104のラインセンサ104H’の出力を破棄(又はラインセンサ104H’をオフ)し、ラインセンサ104Vや104Hの出力に基づいて焦点検出を行う。すなわち、短波長域光よりも長波長側の被写体光束を含まない情報に基づいて焦点検出を行うことにより、撮影レンズ51による、短波長域光よりも長波長側の色収差の影響が排除される。そのため、被写体を照射する光源(太陽や白熱電球、蛍光灯等)が異なることによる焦点検出誤差が実質的に無くなる。
なお、ミラー面110bにて反射される補助波長対応光は、図3に示されるように、ハーフミラー面110aにて反射される短波長域光よりも光路が長い。そのため、合焦時の基線長及び光軸方向の結像位置が、補助波長対応光と短波長域光とで互いに異なる。基線長が異なることによる焦点検出精度の劣化を避けるため、本実施形態では、それぞれの合焦時の基線長が、対応する波長(より正確には対応するラインセンサ)に関連付けてガメラボディ10内のメモリ(不図示)に予め記憶されており、適正な基線長を、焦点検出に用いるラインセンサに応じて切り替えるように構成されている。また、ハーフミラー面110a及びミラー面110bがセパレータレンズ103よりも予定焦点面側に配置されており、かつセパレータレンズ103の結像倍率が一般に縮小系(通常0.1〜0.3倍程度)であり、光軸方向の結像位置の違いは縮小倍率の二乗に比例して小さくなる(1/10〜1/100程度)。すなわち、光軸方向の結像位置の違いは微差であるため、実質問題(実質的な違い)とはならない。
本実施形態によれば、補助投光ランプ30の照射時には輝度不足改善の効果を得つつ、補助投光ランプ30の非照射時には近赤外等の収差による焦点検出誤差の増加を抑えるという目的を果たすにあたり、光学フィルタや光学レンズ等の光学素子を光路に対して移動させる必要が一切ない。そのため、移動可能に構成された光学素子の取付誤差(位置精度)に依存して焦点検出精度が劣化する虞がない。
以上が本発明の例示的な実施形態の説明である。本発明の実施形態は、上記に説明したものに限定されず、本発明の技術的思想の範囲において様々な変形が可能である。例えば明細書中に例示的に明示される実施形態等又は自明な実施形態等を適宜組み合わせた内容も本願の実施形態に含まれる。
1 撮影装置
10 カメラボディ
11 メインミラー
12 ペンタプリズム
13 ファインダルーペ
14 サブミラー
15 イメージセンサ
20 ボディCPU
30 補助投光ランプ
50 交換レンズ
51 撮影レンズ
100 自動焦点検出モジュール
101 コンデンサレンズ
102 セパレータマスク
102V、102H、102H’ 透過穴
103 セパレータレンズ
104 焦点検出素子
104V 縦ラインセンサ
104H、104H’ 横ラインセンサ
110 平板
110a ハーフミラー面
110b ミラー面
112 補助波長対応光カットフィルタ
114 短波長域光カットフィルタ

Claims (7)

  1. 被写体に向かって補助光を投光することが可能な撮影装置用の自動焦点検出装置であって、該撮影装置の撮影レンズを介した被写体光束を分割して、少なくとも一対の被写体像を異なる検出領域の焦点検出センサ上に結像させることにより、少なくとも一対の像の位相差を検出し、検出された位相差に基づいて被写体の焦点位置を検出するものであり、
    前記撮影レンズと前記焦点検出センサとの間の光路中に、
    前記被写体光束のうち、前記補助光の波長に対応する光(補助波長対応光)と、該補助波長対応光以外の少なくとも一部の波長域の光(非補助波長対応光)とに分離する分離手段と、
    前記分離手段にて分離された非補助波長対応光を前記焦点検出センサ上の第一のセンサに向けて偏向する第一の偏向手段と、
    前記分離手段にて分離された補助波長対応光を前記焦点検出センサ上の前記第一のセンサと異なる第二のセンサに向けて偏向する第二の偏向手段と、
    が配置され、
    前記撮影装置による補助光の非投光時には、前記第一のセンサによって前記非補助波長対応光よりなる像の位相差を検出し、
    前記撮影装置による補助光の投光時には、前記第二のセンサによって前記補助波長対応光よりなる像の位相差を検出する
    ことを特徴とする、自動焦点検出装置。
  2. 前記分離手段と前記第一の偏向手段は同一面に形成されており、
    前記分離手段と前記第一の偏向手段とが形成された前記同一面は、
    前記被写体光束のうち前記補助波長対応光を透過させると共に、前記非補助波長対応光を前記第一のセンサに向けて反射させるハーフミラー面である
    ことを特徴とする、請求項1に記載の自動焦点検出装置。
  3. 前記第二の偏向手段は、
    前記ハーフミラー面を透過した補助波長対応光を前記第二のセンサに向けて反射させるように配置されたミラー面である
    ことを特徴とする、請求項2に記載の自動焦点検出装置。
  4. くさび状の平板
    を備え、
    前記平板は、
    前記撮影レンズ側の第一面が前記ハーフミラー面であり、
    前記第一面に対して所定の角度傾けて配置された、該第一面と反対側の第二面が前記ミラー面である
    ことを特徴とする、請求項3に記載の自動焦点検出装置。
  5. 前記撮影レンズの予定焦点面の後方に配置されたコンデンサレンズと、
    前記コンデンサレンズの後方に配置され、前記予定焦点面上の被写体像を前記焦点検出センサ上で再結像させる、少なくとも二対のセパレータレンズと、
    前記セパレータレンズの入射側に配置され、前記第一のセンサに向かう光路上に配置された少なくとも一対のセパレータレンズに対応する第一の開口対、及び前記第二のセンサに向かう光路上に配置された少なくとも一対のセパレータレンズに対応する第二の開口対を持つセパレータマスクと、
    を備え、
    前記分離手段、第一の偏向手段及び前記第二の偏向手段は、
    前記コンデンサレンズと前記セパレータマスクとの間の光路中に配置されている
    ことを特徴とする、請求項1から請求項4の何れか一項に記載の自動焦点検出装置。
  6. 前記非補助波長対応光を透過させると共に前記補助波長対応光を反射又は吸収するフィルタが前記第一の開口対上に配置され、
    前記補助波長対応光を透過させると共に前記非補助波長対応光を反射又は吸収するフィルタが前記第二の開口対上に配置されている
    ことを特徴とする、請求項5に記載の自動焦点検出装置。
  7. 前記非補助波長対応光は、
    少なくとも一部の可視領域の光を含むものである
    ことを特徴とする、請求項1から請求項6の何れか一項に記載の自動焦点検出装置。
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