JP2014232247A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像形成装置の定着部の複数のヒータを温度制御する場合、複数のヒータが同時にオン、オフするタイミングが存在すると、突入電流、或いは消費電流の急激な減少によって交流電源の電圧変動を引き起こしていた。【解決手段】トナー定着用の第1と第2のヒータ33,34と、それぞれのヒータに個別に交流電圧を印加するタイミングを指示する制御回路50と、制御回路50の指示に基づいて、第1と第2のヒータ33,34に交流電圧を断続的に印加する出力回路49及びトライアック46,47とを有し、制御回路50は、ヒータ33,34の温度情報に基づいて生成した印加タイミングの、オン時及び/又はオフ時に同期して、交流電圧を制限する電圧抑制期間を設け、第1と第2のヒータ33,34毎に個別に生成される電圧抑制期間が互いに重ならないようにする。【選択図】図4
Description
本発明は、熱定着装置を有する画像形成装置に関し、特に複数のヒータを有する熱定着装置の熱制御に関する。
従来、この種の電子写真装置は、その電源負荷として、制御手段等の各装置の動作電源としてのDC電源、熱源である定着ローラのヒータ、及び露光ランプの3種類があり、特に、電源の大きな負荷となるヒータは、オンされた時の突入電流によって商用電源(以下、交流電源と称す)に電圧変動を発生させる。この電圧変動を抑制する方法として、電源投入後の過渡期間に、ヒータへ供給される電流を位相制御するものが公知となっている(例えば、特許文献1参照)。ちなみに、交流電源の電圧変動が大きい場合には、蛍光灯のチラツキなどの問題が発生する。
このような従来の電子写真装置では、電源電圧の変動を抑制するため、ヒータへ電源を供給するオン時には、制御手段が、通電を、予め制御手段に設定した第1所定位相角で第1所定時間保持させた後、全点灯させるソフトスタートオン制御を行い、ヒータへ電源を停止するオフ時には、制御手段は、通電を、予め制御手段に設定した第2所定位相角、または前記第1所定位相角で、第2所定時間、または前記第1所定時間保持させた後、全消灯させるソフトスタートオフ制御を行っている。
しかしながら、従来の画像形成装置は、複数のヒータを有する場合には対応していなかった。複数のヒータを制御する場合、複数のヒータが同時にオン、オフするタイミングが存在し、同時にオン、オフする場合の突入電流、あるいは消費電流の急激な減少は、単独のヒータをオン、オフする場合より大きく、これによって発生する交流電源電圧変動も大きくなる。
本発明の目的は、上記した従来の電子写真装置のもつ問題を解消し、電子写真装置におけるヒータの通電のオン、オフ時の電源電圧の変動を抑制することができる電子写真装置を提供することにある。
本発明による画像形成装置は、
トナー定着用の複数のヒータと、前記複数のヒータに個別に交流電圧を印加するタイミングを指示する制御手段と、前記制御手段の指示に基づいて、前記複数のヒータに交流電圧を断続的に印加するスイッチング手段とを有し、
前記制御手段は、前記ヒータの温度情報に基づいて生成した印加タイミングの、オン時及び/又はオフ時に同期して、前記交流電圧を制限する電圧抑制期間を設け、
前記複数のヒータ毎に個別に生成される前記電圧抑制期間が互いに重ならないようにしたことを特徴とする。
トナー定着用の複数のヒータと、前記複数のヒータに個別に交流電圧を印加するタイミングを指示する制御手段と、前記制御手段の指示に基づいて、前記複数のヒータに交流電圧を断続的に印加するスイッチング手段とを有し、
前記制御手段は、前記ヒータの温度情報に基づいて生成した印加タイミングの、オン時及び/又はオフ時に同期して、前記交流電圧を制限する電圧抑制期間を設け、
前記複数のヒータ毎に個別に生成される前記電圧抑制期間が互いに重ならないようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、複数のヒータに交流電圧を印加する際に、各ヒータへの印加のオン、オフ時に生成する電圧抑制期間が互いに重ならないため、交流電源に及ぼす、ヒータへの印加のオン、オフ時の影響(電圧変動)を抑制することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明による実施の形態1の画像形成装置の要部構成を示す要部構成図であり、図2はその外観斜視図である。
図1は、本発明による実施の形態1の画像形成装置の要部構成を示す要部構成図であり、図2はその外観斜視図である。
同図に示すように、画像形成装置100は、給紙部1、画像形成部2、定着部3、両面印刷ユニット部4、及び用紙排出部5に大別され、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の4色を印刷可能なカラー用電子写真式プリンタとしての構成を備えている。給紙部1は、記録用紙8をセットするための給紙カセット6、記録用紙8を1枚に捌いて用紙カセット6から取り出して用紙搬送路に送り出すピックアップローラ7、記録用紙8を画像形成部2に搬送するためのレジストローラ対10を含む。
画像形成部2は、記録用紙8の搬送方向の上流側から順に直列に配設された4つのトナー像形成部19K、19Y、19M、19C(特に区別する必要がない場合は単にトナー像形成部19と称す場合がある)、各トナー像形成部19に対応して配置されたLEDヘッド15K、15Y、15M、15C(特に区別する必要がない場合は単にLEDヘッド15と称す場合がある)、及びトナー像形成部19により形成されたトナー像を用紙上面にクーロン力により転写する転写部21を備える。
トナー像形成部19Kはブラック(K)のトナー画像を、トナー像形成部19Yはイエロー(Y)のトナー画像を、トナー像形成部19Mはマゼンタ(M)のトナー画像を、トナー像形成部19Cはシアン(C)のトナー画像をそれぞれ形成する。各トナー像形成部19は、使用するトナーが異なる以外は共通する構成を有する。
各トナー像形成部19は、その周面が光導電性材料で構成された感光体ドラム11、感光体ドラム11に接触し、感光体ドラム11の表面を均一に高電圧に帯電する帯電ローラ12、感光体ドラム11の上部に配置されたLEDヘッド15によって、感光体ドラム11の表面に形成された静電潜像をトナーによって現像する現像ローラ13、現像ローラ13に接触してトナーを現像ローラ13へ供給するトナー供給ローラ14、転写後に感光体ドラム11の表面に残留するトナーを除去するクリーナ20、トナーを収容して供給すべく着脱可能に備えられたトナーカートリッジ16等を有する。
尚、各LEDヘッド15は、カバー23に保持されて、カバー23が閉じられた段階で、対応するトナー像形成部19の所定位置に配置され、帯電されて矢印方向に回転する感光体ドラム11の表面を選択的に露光して静電潜像を形成する。
転写部21は、給紙部1から搬送された記録用紙8を矢印方向に搬送する転写ベルト17と、転写ベルト17を介して各トナー像形成部19の感光体ドラム11に対向して配置された4つの転写ローラ18を備え、クーロン力により、各トナー像形成部19の感光体ドラム11に形成された各色のトナー像を記録用紙8に順次重ねて転写する。
定着部3は、加熱ローラ31及び加熱ローラ31に圧接して配置された加圧ローラ32を配置し、これらの間を挟持搬送される記録用紙8に転写されたトナーを溶融し、溶融したトナー像を記録用紙8上に熱定着する。定着部3によってトナー像が定着された記録用紙8は、用紙排出部5に搬送された後に排出されるか、或いは、両面印刷のため切換板22を介して両面印刷ユニット部4に搬送され、再度、画像形成部2での用紙反対面への画像形成が行われる。
図3は、定着部3の要部構成を概略的に示す外観斜視図である。
定着部3は、加熱回転部材としての加熱ローラ31と加圧回転部材としての加圧ローラ32で構成されている。加熱ローラ31の内部には、加熱手段である2本の加熱ヒータ、即ち第1ヒータ33及び第2ヒータ34が配設され、加熱ローラ31の上部には加熱ローラ31の軸方向の略中央に、加熱ローラ31の表面温度を検知するための温度センサ35を備えている。加熱ローラ31は、図示しない回転駆動手段によって矢印方向に回転駆動される。
加圧ローラ32は、定着ベルト36、定着ローラ37、及びパッド38で構成されている。無端状の定着ベルト36は、その内側に配置された定着ローラ37とパッド38とに架け渡されており、定着ローラ37が回転するのに伴って回転する。定着ローラ37は、定着ベルト36を介して加熱ローラ31に圧接してニップ部を形成し、ここでは加熱ローラ31の回転に伴って従動回転する。
図4は、第1ヒータ33と第2ヒータ34に対する通電によって、加熱ローラ31を温度制御するヒータ制御部40の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、交流電源41の端子間に接続されたゼロクロス検出手段としてのゼロクロス検出回路48は、交流電源41の極性が反転する(ゼロクロスする)のを検出するもので、検出したゼロクロスを示すゼロクロス信号を制御手段としての制御回路50に出力する。また交流電源41の端子間には、直列に接続された第1ヒータ33とトライアック46、及び直列に接続された第2ヒータ34とトライアック47がそれぞれ接続されている。トライアック46は第1ヒータ33への通電をオンオフし、トライアック47は第2ヒータ34への通電をオンオフする。
加熱ローラ31の表面温度を検知する温度センサ35は、温度検知部45に接続され、温度検知部45は、温度センサ35によって検出された温度情報を制御回路50に出力する。
制御回路50内には、後述するように、入力する温度検知部45からの温度情報に基づいて第1ヒータ33及び第2ヒータ34への通電(オン)時間を設定する定着温度制御部51と、オンタイム期間T12,T22(図5)と同時に立ち上がる電圧抑制期間としての立ち上がり期間Ta,Tb(図5)において、交流電源のゼロクロスからの非通電(オフ)期間Ta1,Tb1を設定する電圧制限部としてのオン時位相制御部52を備える。出力回路49は、制御回路50から出力されるオンオフ制御信号を入力し、オンオフ制御信号に基づくトライアック駆動パルス信号を生成してトライアック46及びトライアック47をオンオフ制御する。尚、出力回路49及びトライアック46,47がスイッチング手段に相当する。
図8は、ヒータ制御部40の動作説明に供する波形図であり、同図(a)は、制御回路50が出力する第1ヒータ33及び第2ヒータ34のオンオフ制御信号の波形を示し、同図(b)は、第1ヒータ33及び第2ヒータ34に対する印加電圧波形を示す。但し、図8に示す波形は、本発明に基づく後述する電圧抑制期間の重なり回避制御(以下、単に回避制御と称す場合がある)が行われていない参考波形図であり、本発明に基づいて形成される波形については、図5に示す波形図を参照しながら後述する。
定着温度制御部51は、例えば、図8(a)に示すように、第1ヒータ33に対して周期T11でオンタイム期間T12の、デューティ比D1(T12/T11)の矩形信号を生成し、第2ヒータ34に対して周期T21でオンタイム期間T22のデューティ比D2(T22/T21)の矩形信号を生成し、デューティ比D1、D2を、温度検知部45から入力する温度情報に基づいて、温度センサ35で検出される温度が所定の温度となるように制御する。
オン時位相制御部52は、第1ヒータ33に対するオンオフ制御信号の各オンタイム期間T12の立ち上がり時における立ち上がり期間Ta、及び第2ヒータ34に対するオンオフ制御信号の各オンタイム期間T22の立ち上がり時における立ち上がり期間Tbにおいて、図5(b)に示すように、電源電圧波形の前後するゼロクロス点間において、先行するゼロクロスからの非通電(オフ)期間Ta1、Tb1を設定する。具体的には、例えば、立ち上がり期間Taにおいては、各ゼロクロスから非通電期間Ta1経たタイミング(位相角)でパルスPaを発生し、立ち上がり期間Tbにおいては、各ゼロクロスから非通電期間Tb1経たタイミング(位相角)でパルスPbを発生する。
出力回路49は、制御回路50から入力するオンオフ制御信号に基づいて、トライアック46,47を駆動し、図8(b)に示す波形の印加電圧を第1ヒータ33及び第2ヒータ34に印加する。具体的には、トライアック46に対しては、オンオフ制御信号の、各立ち上がり期間Taにおいてはゼロクロスから非通電期間Ta1のタイミングで駆動パルスを発生し、立ち上がり期間Ta以外のオンタイム期間T12には連続した駆動パルスを発生する。またトライアック47に対しては、オンオフ制御信号の、各立ち上がり期間Tbにおいてはゼロクロスから非通電期間Tb1のタイミングで駆動パルスを発生し、立ち上がり期間Tb以外のオンタイム期間T22には連続した駆動パルスを発生する。
トライアック46,47は、前後するゼロクロス間にあって、駆動パルスを受けるとオフ(開放)状態からオン(短絡)状態となり、次のゼロクロスで再びオフ状態となる。従って、第1ヒータ33に対しては、立ち上がり期間Taでは非通電(オフ)期間Ta1を除く期間に電圧が印加され、オンオフ制御信号の立ち上がり期間Ta以外のオン期間には交流電源の電圧がそのまま印加される。同じく、第2ヒータ34に対しては、立ち上がり期間Tbでは非通電(オフ)期間Tb1を除く期間に電圧が印加され、オンオフ制御信号の立ち上がり期間Tb以外のオン期間には交流電源の電圧がそのまま印加される。
尚、各立ち上がり期間Ta,Tbにおいて、第1ヒータ33及び第2ヒータ34に印加する電圧の印加時間を制限するのは、第1ヒータ33及び第2ヒータ34では、加熱前の低温時では抵抗値が低いため、大きな突入電流が流れるのを防止するためである。
上記したように、参考波形図である図8の波形図の説明では、定着温度制御部51が、第1のヒータオンオフ信号及び第2のヒータオンオフ信号として、それぞれ所定の周期T11、T21の矩形波信号を生成すると説明したが、この場合、第1のヒータオンオフ信号の立ち上がり期間Taと第2のヒータオンオフ信号の立ち上がり期間Tbとが重なる事態が生ずる。即ち図8では、時刻t11に立ち上がった第2のヒータオンオフ信号の立ち上がり期間Tbが第1のヒータオンオフ信号の立ち上がり期間Taと重なっている。
この立ち上がり期間TaとTbでは、電圧印加時間を制限しているにもかかわらず、各期間の、特に最初の方の電圧印加時には尖塔的な突入電流が流れるため、これらの期間TaとTbとが重なると、重畳した過度の突入電流が発生することとなる。
このため、本実施の形態の制御回路50では、これらの立ち上がり期間Taと立ち上がり期間Tbとが重ならないような回避制御が行われる。前記した図8の参考波形図に示すオンオフ制御信号の波形は、前記したように、本発明に基づくこの回避制御が行われていない状態の波形を示すものであり、図5は、本発明に基づく回避制御が行われている状態のヒータ制御部40の各部の波形図である。
本発明に基づく回避制御が行われる場合、図5に示すように、制御回路50から出力される第1ヒータ33及び第2ヒータ34の各オンオフ制御信号は、立ち上がり期間Taと立ち上がり期間Tbとが重ならないように生成される。即ち、図8に示すように、先行する第1ヒータのオンオフ制御信号の立ち上がり期間Taと、後行する第2ヒータのオンオフ制御信号の立ち上がり期間Tbとが重なる場合、この後行する立ち上がり期間Tbを含むオンタイム期間T22の立ち上がりタイミングのみを、図5に示すように両者が重ならない位置まで後方にずらす回避制御が行われる。
図6は、上記したように先に発生する第1ヒータのオンオフ制御信号の立ち上がり期間Taに対して、後から発生する第2ヒータのオンオフ制御信号の立ち上がり期間Tbの重なりを回避するため、ここでは主に定着温度制御部51が行う回避制御の流れを示すフローチャートである。以下、このフローに従って図4、図5を参照しながら回避制御について説明する。
第2ヒータのオンオフ制御信号の回避制御処理フローは、第2ヒータのオンオフ制御信号の所定の周期T21で定期的に行われるものである。定着温度制御部51は、第2ヒータのオンオフ制御信号の所定の周期T21に従って、オンタイム期間T22を開始するのに先だって、第1のヒータのオンオフ制御信号の立ち上がり期間Taの期間中か否かを確認する(ステップS101)。ここで、立ち上がり期間Taでない場合(ステップS101、No)、直ちにオンタイム期間T22を立ち上げる(ステップS103)。尚この時同時に立ち上がり期間Tdも立ち上がる。
一方、ステップS101で、第1のヒータのオンオフ制御信号の立ち上がり期間Taの期間中と判定された場合(ステップS101、Yes)、この立ち上がり期間Taが終了するまで待って(ステップS102、No)、この立ち上がり期間Taが終了した段階で(ステップS102、Yes)、オンタイム期間T22及び立ち上がり期間Tdを立ち上げる(ステップS103)。
一旦、オンタイム期間T22が立ち上がると、オンタイム期間T22が経過するまでこの状態を維持し(ステップS104、No)、オンタイム期間T22が経過した段階で(ステップS104、Yes)、オンタイム期間T22を終了し(ステップS105)、第2ヒータのオンオフ制御信号の回避制御処理を終了する。
以上の処理を図5のタイムチャートによって更に説明する。
例えば、定着温度制御部51が、第2ヒータのオンオフ制御信号の所定の周期T21に従って、図5に示す時刻t11でオンタイム期間T22を立ち上げようとするが、このとき、第1のヒータのオンオフ制御信号の立ち上がり期間Taの期間中であるため、定着温度制御部51は、立ち上がり期間Taが終了する時刻t12までこのオンタイム期間T22の立ち上がりを遅らせる。即ち、定着温度制御部51は、第1ヒータのオンオフ制御信号の立ち上がり期間Taに対して後から発生する第2ヒータのオンオフ制御信号の立ち上がり期間Tbが重ならないようにオンオフ制御信号の位相を制御する。
尚、定着温度制御部51は、時刻t11から周期T21が経過した時刻t13で、再びオンタイム期間T22を立ち上げようとするが、ここでは第1のヒータのオンオフ制御信号の立ち上がり期間Taの期間中でないため、本来のタイミングでオンタイム期間T22を立ち上げる。
また、オン時位相制御部52は、回避制御によりオンタイム期間T22の立ち上がりタイミングがずらされた場合も、前記したように、そのオンタイム期間T22の立ち上がり時の、立ち上がり期間Tbにおいて、各ゼロクロスから非通電期間Tbo経たタイミングでパルスPbを発生するものである。
図7は、先に発生する第2ヒータのオンオフ制御信号の立ち上がり期間Tbに対して、後から発生する第1ヒータのオンオフ制御信号の立ち上がり期間Taの重なりを回避するため、ここでは主に定着温度制御部51が行う回避制御の流れを示すフローチャートであり、このフローは、第1ヒータのオンオフ制御信号の所定の周期T11で定期的に行われるものである。以下、このフローに従って図4、図5を参照しながら回避制御について説明する。
定着温度制御部51は、第1ヒータのオンオフ制御信号の所定の周期T11に従って、オンタイム期間T12を開始するのに先だって、第2のヒータのオンオフ制御信号の立ち上がり期間Tbの期間中か否かを確認する(ステップS201)。ここで、立ち上がり期間Tbでない場合(ステップS201、No)、直ちにオンタイム期間T12を立ち上げる(ステップS203)。
一方、ステップS201で、第2のヒータのオンオフ制御信号の立ち上がり期間Tbの期間中と判定された場合(ステップS201、Yes)、この立ち上がり期間Tbが終了するまで待って(ステップS202、No)、この立ち上がり期間Tbが終了した段階で(ステップS202、Yes)、オンタイム期間T12を立ち上げる(ステップS203)。
一旦、オンタイム期間T12が立ち上がると、オンタイム期間T12が経過するまでこの状態を維持し(ステップS204、No)、オンタイム期間T12が経過した段階で(ステップS204、Yes)、オンタイム期間T12を終了し(ステップS205)、第1ヒータのオンオフ制御信号の回避制御処理を終了する。
以上のように、第1ヒータのオンオフ制御信号に対しても、第2ヒータのオンオフ制御信号と同様の回避制御が行われ、第2ヒータのオンオフ制御信号の立ち上がり期間Tbに対して後から発生する第1ヒータのオンオフ制御信号の立ち上がり期間Taが重ならないようにしている。
尚、本実施の形態では、定着温度制御部51が温度情報に基づいて矩形信号のデューティ比を制御する構成としたが、本発明は、これに限定されるものではなく、単に温度情報が所定値となるようにオンオフするオンオフ信号を出力するものであっても良い。
また、本実施の形態では、定着温度制御部51が、立ち上がり期間同士が重ならないように状態変化タイミングをずらすように説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、オン時位相制御部52自身が、立ち上がり期間同士が重ならないように立ち上がり期間の開始タイミングをずらすように構成しても良い。
以上のように、本実施の形態の画像形成装置によれば、定着器の第1と第2のヒータの立ち上がり期間Ta,Tbが互いに重ならないため、ヒータがオンされたときの突入電流によって発生する商用電源(以下交流電源という)の電圧変動を抑制することが可能である。これにより例えば蛍光灯のチラツキ低減の効果が期待出来る。
実施の形態2.
図9は、本発明に基づく実施の形態2の画像形成装置に採用されるヒータ制御部140の構成を示すブロック図である。
図9は、本発明に基づく実施の形態2の画像形成装置に採用されるヒータ制御部140の構成を示すブロック図である。
このヒータ制御部140を採用する画像形成装置が、前記した図4に示すヒータ制御部40を採用する実施の形態1の画像形成装置と主に異なる点は、ヒータ制御部140の制御回路150において、電圧制限部としてのオフ時位相制御部153が追加された点と、定着温度制御部151の制御内容である。従って、このヒータ制御部140を採用する画像形成装置が、前記した実施の形態1の画像形成装置100(図1)と共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いて説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。尚、本実施の形態の画像形成装置の要部構成は、定着温度制御部151及びヒータ制御部140以外において図1に示す実施の形態1の画像形成装置100の要部構成と共通するため、必要に応じて図1〜図3を参照する。
図9に示すように、制御回路150内には、後述するように、入力する温度検知部45からの温度情報に基づいて第1ヒータ33及び第2ヒータ34への通電(オン)時間を設定する定着温度制御部151と、オンタイム期間T12,T22(図10)と同時に立ち上がる電圧抑制期間としての立ち上がり期間Ta,Tb(図10)において、交流電源のゼロクロスからの非通電(オフ)期間Ta1,Tb1(図5)を設定するオン時位相制御部52、及びオンタイム期間T12,T22の立ち下がりと同時に立ち上がる電圧抑制期間としての立ち下がり期間Tc,Td(図10)において、交流電源のゼロクロスからの非通電(オフ)期間Tc1,Td1(図10)を設定するオフ時位相制御部153を備える。出力回路49は、制御回路150から出力されるオンオフ制御信号を入力し、オンオフ制御信号に基づくトライアック駆動パルス信号を生成してトライアック46及びトライアック47をオンオフ制御する。
図13は、ヒータ制御部140の動作説明に供する波形図であり、同図(a)は、制御回路150が出力する第1ヒータ33及び第2ヒータ34のオンオフ制御信号の波形を示し、同図(b)は、第1ヒータ33及び第2ヒータ34に対する印加電圧波形を示す。但し、図13に示す波形は、本発明に基づく後述する回避制御が行われていない参考波形図であり、本発明に基づいて形成される波形については、図10に示す波形図を参照しながら後述する。
定着温度制御部151は、例えば、図13(a)に示すように、第1ヒータ33に対して周期T11でオンタイム期間T12の、デューティ比D1(T12/T11)の矩形信号を生成し、第2ヒータ34に対して周期T21でオンタイム期間T22の、デューティ比D2(T22/T21)の矩形信号を生成し、デューティ比D1、D2を、温度検知部45から入力する温度情報に基づいて、温度センサ35で検出される温度が所定の温度となるように制御する。
オフ時位相制御部153は、第1ヒータ33に対するオンオフ制御信号の各立ち下がり期間Tc、及び第2ヒータ34に対するオンオフ制御信号の各立ち下がり期間Tdにおいて、図13(b)に示すように、電源電圧波形の前後するゼロクロス点間において、先行するゼロクロスからの非通電(オフ)期間Tc1、Td1を設定する。具体的には、例えば、立ち下がり期間Tcにおいては、各ゼロクロスから非通電期間Tc1経たタイミング(位相角)でパルスPcを発生し、立ち下がり期間Tdにおいては、各ゼロクロスから非通電期間Td1経たタイミング(位相角)でパルスPdを発生する。
出力回路49は、制御回路150から入力するオンオフ制御信号に基づいて、トライアック46,47を駆動し、図13(b)に示す波形の印加電圧を第1ヒータ33及び第2ヒータ34に印加する。具体的には、トライアック46に対しては、オンオフ制御信号の、各立ち下がり期間Tcにおいてはゼロクロスから非通電期間Tc1のタイミングで駆動パルスを発生し、立ち上がり期間Ta及び立ち下がり期間Tc以外のオンタイム期間T12には連続した駆動パルスを発生する。またトライアック47に対しては、オンオフ制御信号の、各立ち下がり期間Tdにおいてはゼロクロスから非通電期間Td1のタイミングで駆動パルスを発生し、立ち上がり期間Tb及び立ち下がり期間Td以外のオン期間には連続した駆動パルスを発生する。
トライアック46,47は、前後するゼロクロス間にあって、駆動パルスを受けるとオフ(開放)状態からオン(短絡)状態となり、次のゼロクロスで再びオフ状態となる。従って、第1ヒータ33に対しては、立ち下がり期間Tcでは非通電(オフ)期間Tc1を除く期間に電圧が印加され、オンオフ制御信号の立ち上がり期間Ta及び立ち下がり期間Tc以外のオン期間には交流電源の電圧がそのまま印加される。同じく、第2ヒータ34に対しては、立ち下がり期間Tdでは非通電(オフ)期間Td1を除く期間に電圧が印加され、オフ制御信号の立ち上がり期間Tb及びオン立ち上がり期間Td以外のオン期間には交流電源の電圧がそのまま印加される。
尚、各立ち下がり期間Tc,Tdにおいて、第1ヒータ33及び第2ヒータ34に印加する電圧の印加時間を制限するのは、第1ヒータ33及び第2ヒータ34における急激な電流消費の変化を抑えるものである。
上記したように、参考波形図である図13の波形図の説明では、定着温度制御部151が、第1のヒータオンオフ信号及び第2のヒータオンオフ信号として、それぞれ所定の周期T12、T22の矩形波信号を生成すると説明したが、この場合、第1のヒータオンオフ信号の立ち下がり期間Tcと第2のヒータオンオフ信号の立ち下がり期間Tdとが重なる事態が生ずる。即ち図13では、時刻t22に始まった第2のヒータオンオフ信号の立ち下がり期間Tdが第1のヒータオンオフ信号の立ち下がり期間Tcと重なっている。
この立ち下がり期間TcとTdが重なると、特に第1のヒータと第2のヒータとが同時のオフするタイミングでは、交流電源に対する消費電流が急激に減少するため、交流電源の電圧が変動、つまり上昇して蛍光灯のチラツキが発生する。
このため、本実施の形態の制御回路150では、これらの立ち下がり期間Tcと立ち上がり期間Tdとが重ならないような回避制御が行われる。前記した図13の参考波形図に示すオンオフ制御信号の波形は、前記したように、本発明に基づくこの回避制御が行われていない状態の波形を示すものであり、図10は、本発明に基づく回避制御が行われている状態のヒータ制御部140の各部の波形図である。
本発明に基づく回避制御が行われる場合、図10に示すように、制御回路150から出力される第1ヒータ33及び第2ヒータ34の各オンオフ制御信号は、立ち下がり期間Taと立ち下がり期間Tdとが重ならないように生成される。即ち、図13に示すように、先行する第1ヒータのオンオフ制御信号の立ち下がり期間Tcと、後行する第2ヒータのオンオフ制御信号の立ち下がり期間Tdとが重なる場合、この後行する立ち下がり期間Tdに先行するオンタイム期間T22の立ち下がりタイミングのみを、図10に示すように両者が重ならない位置まで後方に伸ばす回避制御が行われる。
図11は、上記したように先に発生する第1ヒータのオンオフ制御信号の立ち下がり期間Tcに対して後から発生する第2ヒータのオンオフ制御信号の立ち下がり期間Tdが重なる場合にこれを回避するため、ここでは主に定着温度制御部151が行う回避制御の流れを示すフローチャートである。以下、このフローに従って、図9、図10を参照しながら回避制御について説明する。尚、第1ヒータのオンオフ制御信号の立ち上がり期間Taと第2ヒータのオンオフ制御信号の立ち上がり期間Tbとが重なるのを回避する回避制御は、前記した実施の形態1で説明した通りであるため、ここでの説明は省略する。
第2ヒータのオンオフ制御信号の回避制御処理フローは、例えば前記した実施の形態1で説明した図6のフローチャートのステップS105で定めるオンタイム期間T22の終了直前に開始されるものである。定着温度制御部151は、オンタイム期間T22を終了するのに先だって、第1のヒータのオンオフ制御信号の立ち下がり期間Tcの期間中か否かを確認する(ステップS301)。ここで、立ち下がり期間Tcでない場合(ステップS301、No)、直ちにオンタイム期間T22を終了し、同時にオフ時位相制御部153によって立ち下がり期間Tdを立ち上げる(ステップS303)。
尚、本実施の形態では、後述するように、オンタイム期間T22の長さが回避制御処理の過程で延びる場合があり、延びる前のオンタイム期間T22の初期値をT221とし、延びた段階のオンタイム期間T22をT222として区別する場合がある。
一方、ステップS301で、第1のヒータのオンオフ制御信号の立ち下がり期間Tcの期間中と判定された場合(ステップS301、Yes)、この立ち下がり期間Tcが終了するまで待って(ステップS302、No)、この立ち下がり期間Tcが終了した段階で(ステップS302、Yes)、オンタイム期間T22を終了し、同時にオフ時位相制御部153によって立ち下がり期間Tdを立ち上げる(ステップS303)。
オフ時位相制御部153は、立ち下がり期間Tdが経過するまでこの状態を維持し(ステップS304、No)、立ち下がり期間Tdが経過した段階で(ステップS304、Yes)、立ち下がり期間Tdを終了し(ステップS305)、第2ヒータのオンオフ制御信号の回避制御処理を終了する。
以上の処理を図10のタイムチャートによって更に説明する。
例えば前記した実施の形態1で説明した図6のフローチャートのステップS105で定めるオンタイム期間T22の終了に従って、図10に示す時刻t22でオンタイム期間T22を終了しようとするが、このとき、第1のヒータのオンオフ制御信号の立ち下がり期間Tcの期間中であるため、定着温度制御部151は、立ち下がり期間Tcが終了する時刻t23までこのオンタイム期間T22の立ち上がりを遅らせる。即ち、オンタイム期間T22をその初期値T221からT222まで延ばして、第1ヒータのオンオフ制御信号の立ち下がり期間Tcに対して後から発生する第2ヒータのオンオフ制御信号の立ち下がり期間Tdが重ならないようにオンオフ制御信号の位相を制御する。
図12は、先に発生する第2ヒータのオンオフ制御信号の立ち下がり期間Tdに対して後から発生する第1ヒータのオンオフ制御信号の立ち下がり期間Tcが重なる場合にこれを回避するため、ここでは主に定着温度制御部151が行う回避制御の流れを示すフローチャートである。以下、このフローに従って、図9、図10を参照しながら回避制御について説明する。
第1ヒータのオンオフ制御信号の回避制御処理フローは、例えば前記した実施の形態1で説明した図7のフローチャートのステップS205で定めるオンタイム期間T12の終了直前に開始されるものである。定着温度制御部151は、オンタイム期間T12を終了するのに先だって、第2のヒータのオンオフ制御信号の立ち下がり期間Tdの期間中か否かを確認する(ステップS401)。ここで、立ち上がり期間Tdでない場合(ステップS401、No)、直ちにオンタイム期間T12を終了し、同時にオフ時位相制御部153によって立ち下がり期間Tcを立ち上げる(ステップS403)。
一方、ステップS401で、第2のヒータのオンオフ制御信号の立ち下がり期間Tdの期間中と判定された場合(ステップS401、Yes)、この立ち下がり期間Tdが終了するまで待って(ステップS402、No)、この立ち下がり期間Tdが終了した段階で(ステップS402、Yes)、オンタイム期間T12を終了し、同時にオフ時位相制御部153によって立ち下がり期間Tcを立ち上げる(ステップS403)。
オフ時位相制御部153は、立ち下がり期間Tcが経過するまでこの状態を維持し(ステップS404、No)、立ち下がり期間Tcが経過した段階で(ステップS404、Yes)、立ち下がり期間Tcを終了し(ステップS405)、第1ヒータのオンオフ制御信号の回避制御処理を終了する。
以上のように、第1ヒータのオンオフ制御信号に対しても、第2ヒータのオンオフ制御信号と同様の回避制御が行われ、第2ヒータのオンオフ制御信号の立ち下がり期間Tdに対して後から発生する第1ヒータのオンオフ制御信号の立ち下がり期間Tcが重ならないようにしている。
尚、本実施の形態では、定着温度制御部151が温度情報に基づいて矩形信号のデューティ比を制御する構成としたが、本発明は、これに限定されるものではなく、単に温度情報が所定値となるようにオンオフするオンオフ信号を出力するものであっても良い。
また、本実施の形態では、定着温度制御部151が、立ち下がり期間同士が重ならないように状態変化タイミングをずらすように説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、オフ時位相制御部153自身が、立ち上がり期間同士が重ならないように立ち上がり期間の開始タイミングをずらすように構成しても良い。
以上のように、本実施の形態の画像形成装置によれば、定着器の第1と第2のヒータの立ち下がり期間Tc,Tdが互いに重ならないため、ヒータがオフされたときの急激な消費電流の減少を抑制することができ、交流電源の電圧変動を減少させることができ、蛍光灯のチラツキを抑制することができる。
実施の形態3.
図14は、本発明に基づく実施の形態3の画像形成装置に採用されるヒータ制御部240の構成を示すブロック図である。
図14は、本発明に基づく実施の形態3の画像形成装置に採用されるヒータ制御部240の構成を示すブロック図である。
このヒータ制御部240を採用する画像形成装置が、前記した図9に示すヒータ制御部140を採用する実施の形態2の画像形成装置と主に異なる点は、ヒータ制御部240の制御回路250において、電圧制限部としてのオン時位相制御部252にオン時デューティ制御部255が追加され、電圧制限部としてのオフ時位相制御部253にオフ時デューティ制御部256が追加された点である。従って、このヒータ制御部240を採用する画像形成装置が、前記した実施の形態1の画像形成装置100(図1)と共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いて説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。尚、本実施の形態の画像形成装置の要部構成は、ヒータ制御部240以外において図1に示す実施の形態1の画像形成装置100の要部構成と共通するため、必要に応じて図1〜図3を参照する。
図14に示すように、制御回路250内のオン時位相制御部252には、オンタイム期間T12,T22の立ち上がり期間Ta,Tb(図15)において、交流電源のゼロクロスからの非通電期間TaM(Mは1〜m),TbN(Mは1〜n)(図16)を順次短く設定するオン時デューティ制御部255を有し、制御回路250内のオフ時位相制御部253には、オンタイム期間T12,T22に続く立ち下がり期間Tc,Td(図15)において、交流電源のゼロクロスからの非通電期間TcP(Pは1〜p),TdQ(Qは1〜q)(図16)を順次長く設定するオフ時デューティ制御部256を有する。
図15は、本実施の形態3の制御回路250が出力する第1ヒータ33のオンオフ制御信号及び第2ヒータ34のオンオフ制御信号の波形図である。同図に示すように、これらの各オンオフ制御信号は、前記した実施の形態1及び実施の形態2で説明したように、定着温度制御部151による回避制御によって、立ち上がり期間Ta,Tb及び立ち下がり期間Tc,Tdがそれぞれ互いに時間的に重ならないように形成される。
図16は、第1ヒータ33及び第2ヒータ34に対する各印加電圧波形を示し、同図(a)は、前後して形成された、立ち上がり期間Ta,Tbにおける印加電圧波形を示し、同図(b)は、同じく前後して形成された、立ち下がり期間Tc,Tdにおける印加電圧波形を示す。
先ず、図16(a)を参照しながら、オン時位相制御部252の動作について説明する。オン時デューティ制御部255は、立ち上がり期間Taにおける、各ゼロクロスからの非通電期間TaM(Mは1〜m)をm回に亘って設定する。具体的には、立ち上がり期間Taにおいては、各ゼロクロスから非通電期間TaM(Mは1〜m)経たタイミング(位相角)でパルスPaを発生する。
ここでの立ち上がり期間Taは予め決められるもので、ここでは例えば交流電源の7.5周期分の長さとしているため、ここでの設定回数は15回(m=15)となる。オン時デューティ制御部255は、非通電期間TaMを、その期間が順次減少するように、ここでは、交流電源の半周期の5%ずつ減少していくように設定している。従って、立ち上がり期間Taにおける交流電源の半波毎の通電期間は、逆に5%〜75%まで順次5%ずつ増加する。
同様にして、オン時デューティ制御部255は、立ち上がり期間Tbにおける、各ゼロクロスからの非通電期間TbN(Nは1〜n)をn回に亘って設定する。具体的には、立ち上がり期間Tbにおいては、各ゼロクロスから非通電期間TbN経たタイミング(位相角)でパルスPbを発生する。
ここでの立ち上がり期間Tbは予め決められるもので、ここでは例えば交流電源の5周期分の長さとしているため、ここでの設定回数は10回(n=10)となる。オン時デューティ制御部255は、非通電期間TbNを、その期間が順次減少するように、ここでは、交流電源の半周期の5%ずつ減少していくように設定している。従って、立ち上がり期間Tbにおける交流電源の半波毎の通電期間は、逆に5%〜50%まで順次5%ずつ増加する。
出力回路49は、制御回路250から入力するオンオフ制御信号に基づいて、トライアック46,47を駆動し、図16(a)に示す波形の印加電圧を第1ヒータ33及び第2ヒータ34に印加する。具体的には、トライアック46に対しては、オンオフ制御信号の、各立ち上がり期間Taにおいては各ゼロクロスからTaM(Mは1〜m)のタイミングで駆動パルスを発生し、立ち上がり期間Ta以外のオンタイム期間T12には連続した駆動パルスを発生する。またトライアック47に対しては、オンオフ制御信号の、各立ち上がり期間TbにおいてはゼロクロスからTbN(Nは1〜n)のタイミングで駆動パルスを発生し、立ち上がり期間Tb以外のオンタイム期間T22には連続した駆動パルスを発生する。
トライアック46,47は、前後するゼロクロス間にあって、駆動パルスを受けるとオフ(開放)状態からオン(短絡)状態となり、次のゼロクロスで再びオフ状態となる。従って、第1ヒータ33に対しては、立ち上がり期間Taでは非通電(オフ)期間TaM(Mは1〜m)を除く期間に電圧が印加され、オンオフ制御信号の立ち上がり期間Ta以外のオン期間には交流電源の電圧がそのまま印加される。同じく、第2ヒータ34に対しては、立ち上がり期間Tbでは非通電(オフ)期間TbN(Nは1〜n)を除く期間に電圧が印加され、オンオフ制御信号の立ち上がり期間Tb以外のオン期間には交流電源の電圧がそのまま印加される。
図17は、前記したように先に発生する第1ヒータのオンオフ制御信号の立ち上がり期間Taに対して後から発生する第2ヒータのオンオフ制御信号の立ち上がり期間Tbが重ならないように回避制御され、且つ立ち上がり期間TbでパルスPbを発生するデューティ制御の流れを示すフローチャートである。以下、このフローに従って図15、図16(a)を参照しながらデューティ制御について説明する。
このフローが開始されるタイミング及びステップS501〜ステップS503の処理は、前記した実施の形態1の図6に示すフローで説明した開始タイミング及びステップS101〜ステップS103までの処理と全く同じである。即ち定着温度制御部151は、第2ヒータのオンオフ制御信号の立ち上がり期間Tbが第1ヒータのオンオフ制御信号の立ち上がり期間Taと重ならないようにオンタイム期間T22を立ち上げる。尚、ここでは、前記したように、立ち上がり期間Tbを交流電源の5周期分の長さとし、非通電期間TbN(Nは1〜10)を、その期間が順次、交流電源の半周期の5%ずつ減少していくように設定している。
オン時位相制御部252は、オンタイム期間T22と同時に始まる立ち上がり期間Tbにおいて、オン時デューティ制御部255のデューティ制御カウンタのカウント数Nを1に設定し(ステップS504)、ゼロクロスからの非通電期間Tb1、即ち交流電源の半周期の95%のタイミングで1回目のパルスPbを発生する(ステップS505)。その後、第2ヒータの立ち上がり期間Tbが終了したが否かを判定し(ステップS506)、終了しない場合には(ステップS506、No)、カウント数Nを1つ増やして(ステップS507)、ステップS505に戻る。
従って、このステップS504〜S507では、図16(a)に示すように、立ち上がり期間Tbにおいて、交流電源の半波毎に非通電時間TbNをTb1〜Tb10まで交流電源の半周期の5%ずつ減少、逆にいうと、通電期間を5%〜50%まで順次5%ずつ増加する。
次に、定着温度制御部151は、ステップS503で立ち上げたオンタイム期間T22が経過するまでこの状態を維持し(ステップS508、No)、オンタイム期間T22が経過した段階で(ステップS508、Yes)、オンタイム期間T22を終了し、第2ヒータのオンオフ制御信号の回避制御処理を終了する(ステップS509)。
図18は、前記したように先に発生する第2ヒータのオンオフ制御信号の立ち上がり期間Tbに対して後から発生する第1ヒータのオンオフ制御信号の立ち上がり期間Taが重ならないように回避制御され、且つ立ち上がり期間TaでパルスPaを発生するデューティ制御の流れを示すフローチャートである。以下、このフローに従って図15、図16(a)を参照しながらデューティ制御について説明する。
このフローが開始されるタイミング及びステップS601〜ステップS603の処理は、前記した実施の形態1の図7に示すフローで説明した開始タイミング及びステップS201〜ステップS203までの処理と全く同じである。即ち定着温度制御部151は、第1ヒータのオンオフ制御信号の立ち上がり期間Taが第2ヒータのオンオフ制御信号の立ち上がり期間Tbと重ならないようにオンタイム期間T12を立ち上げる。尚、ここでは、前記したように、立ち上がり期間Taを交流電源の7.5周期分の長さとし、非通電期間TaM(Mは1〜15)を、その期間が順次、交流電源の半周期の5%ずつ減少していくように設定している。
オン時位相制御部252は、オンタイム期間T12と同時に始まる立ち上がり期間Taにおいて、オン時デューティ制御部255のデューティ制御カウンタのカウント数Mを1に設定し(ステップS604)、ゼロクロスからの非通電期間Ta1、即ち交流電源の半周期の95%のタイミングで1回目のパルスPaを発生する(ステップS605)。その後、第1ヒータの立ち上がり期間Taが終了したが否かを判定し(ステップS606)、終了しない場合には(ステップS606、No)、カウント数Mを1つ増やして(ステップS607)、ステップS605に戻る。
従って、このステップS604〜S607では、図16(a)に示すように、立ち上がり期間Taにおいて、交流電源の半波毎に非通電時間TaMをTa1〜Ta15まで交流電源の半周期の5%ずつ減少、逆にいうと、通電期間を5%〜75%まで順次5%ずつ増加する。
次に、定着温度制御部151は、ステップS604で立ち上げたオンタイム期間T12が経過するまでこの状態を維持し(ステップS608、No)、オンタイム期間T12が経過した段階で(ステップS608、Yes)、オンタイム期間T12を終了し、第1ヒータのオンオフ制御信号の回避制御処理を終了する(ステップS609)。
次に、図16(b)を参照しながら、オフ時位相制御部253の動作について説明する。オフ時デューティ制御部256は、立ち下がり期間Tcにおける、各ゼロクロスからの非通電期間TcP(Pは1〜p)をp回に亘って設定する。具体的には、立ち下がり期間Tcにおいては、各ゼロクロスから非通電期間TcP(Pは1〜p)経たタイミング(位相角)でパルスPcを発生する。
ここでの立ち下がり期間Tcは予め決められるもので、ここでは例えば交流電源の7.5周期分の長さとしているため、ここでの設定回数は15回(p=15)となる。オフ時デューティ制御部256は、非通電期間TcPを、その期間が順次増加するように、ここでは、交流電源の半周期の5%ずつ増加していくように設定している。従って、立ち下がり期間Tcにおける交流電源の半波毎の通電期間は、逆に75%〜5%まで順次5%ずつ減少する。尚、ここでは、最後の通電期間が5%となるように、初回の通電時間75%を予め算出して用意する。
同様にして、オフ時デューティ制御部256は、立ち下がり期間Tdにおける、各ゼロクロスからの非通電期間TdQ(Qは1〜q)をq回に亘って設定する。具体的には、立ち下がり期間Tdにおいては、各ゼロクロスから非通電期間TdQ経たタイミング(位相角)でパルスPdを発生する。
ここでの立ち下がり期間Tdは予め決められるもので、ここでは例えば交流電源の5周期分の長さとしているため、ここでの設定回数は10回(q=10)となる。オフ時デューティ制御部256は、非通電期間TdQを、その期間が順次増加するように、ここでは、交流電源の半周期の5%ずつ増加していくように設定している。従って、立ち下がり期間Tdにおける交流電源の半波毎の通電期間は、逆に50%〜5%まで順次5%ずつ減少する。尚、ここでは、最後の通電期間が5%となるように、初回の通電時間50%を予め算出して用意する。
出力回路49は、制御回路250から入力するオンオフ制御信号に基づいて、トライアック46,47を駆動し、図16(b)に示す波形の印加電圧を第1ヒータ33及び第2ヒータ34に印加する。具体的には、トライアック46に対しては、オンオフ制御信号の、各立ち下がり期間Tcにおいては各ゼロクロスからTcP(Pは1〜p)のタイミングで駆動パルスを発生し、立ち上がり期間Ta及び立ち下がり期間Tc以外のオン期間には連続した駆動パルスを発生する。またトライアック47に対しては、オンオフ制御信号の、各立ち下がり期間TdにおいてはゼロクロスからTdQ(Qは1〜q)のタイミングで駆動パルスを発生し、立ち上がり期間Tb及び立ち下がり期間Td以外のオン期間には連続した駆動パルスを発生する。
トライアック46,47は、前後するゼロクロス間にあって、駆動パルスを受けるとオフ(開放)状態からオン(短絡)状態となり、次のゼロクロスで再びオフ状態となる。従って、第1ヒータ33に対しては、立ち下がり期間Tcでは非通電(オフ)期間TcP(Pは1〜p)を除く期間に電圧が印加され、オンオフ制御信号の立ち下がり期間Tc以外のオン期間には交流電源の電圧がそのまま印加される。同じく、第2ヒータ34に対しては、立ち下がり期間Tdでは非通電(オフ)期間TdQ(Qは1〜q)を除く期間に電圧が印加され、オンオフ制御信号の立ち下がり期間Td以外のオン期間には交流電源の電圧がそのまま印加される。
図19は、前記したように先に発生する第1ヒータのオンオフ制御信号の立ち下がり期間Tcに対して後から発生する第2ヒータのオンオフ制御信号の立ち下がり期間Tdが重ならないように回避制御され、且つ立ち下がり期間TdでパルスPdを発生するデューティ制御の流れを示すフローチャートである。以下、このフローに従って図15、図16(b)を参照しながらデューティ制御について説明する。
このフローが開始されるタイミング及びステップS701〜ステップS703の処理は、前記した実施の形態2の図11に示すフローで説明した開始タイミング及びステップS301〜ステップS303までの処理と全く同じである。即ち定着温度制御部151は、第2ヒータのオンオフ制御信号の立ち下がり期間Tdが、第1ヒータのオンオフ制御信号の立ち下がり期間Tcと重ならないようにオンタイム期間T22を引き伸ばす。尚、ここでは、前記したように、立ち下がり期間Tdを交流電源の5周期分の長さとし、非通電期間TdQ(Qは1〜10)を、その期間が順次、交流電源の半周期の5%ずつ増加していくように設定している。
オフ時位相制御部253は、オンタイム期間T22の立ち下がりに続いて始まる立ち下がり期間Tdにおいて、オフ時デューティ制御部256のデューティ制御カウンタのカウント数Qを1に設定し(ステップS704)、ゼロクロスから非通電期間Td1、即ち交流電源の半周期の50%のタイミングで1回目のパルスPdを発生する(ステップS705)。その後、第2ヒータの立ち下がり期間Tdが終了したが否かを判定し(ステップS706)、終了しない場合には(ステップS706、No)、カウント数Qを1つ増やして(ステップS707)、ステップS705に戻る。
従って、このステップS704〜S707では、図16(b)に示すように、立ち下がり期間Tdにおいて、交流電源の半波毎に非通電時間TdQをTd1〜Tb10まで交流電源の半周期の5%ずつ増加、逆にいうと、通電期間を50%〜5%まで順次5%ずつ減少する。
次に、この立ち下がり期間Tdが終了すると、第2ヒータのオンオフ制御信号の回避制御処理を終了する(ステップS708)。
図20は、前記したように先に発生する第2ヒータのオンオフ制御信号の立ち下がり期間Tdに対して後から発生する第1ヒータのオンオフ制御信号の立ち下がり期間Tcが重ならないように回避制御され、且つ立ち下がり期間TcでパルスPcを発生するデューティ制御の流れを示すフローチャートである。以下、このフローに従って図15、図16(b)を参照しながらデューティ制御について説明する。
このフローが開始されるタイミング及びステップS801〜ステップS803の処理は、前記した実施の形態2の図12に示すフローで説明した開始タイミング及びステップS401〜ステップS403までの処理と全く同じである。即ち定着温度制御部151は、第1ヒータのオンオフ制御信号の立ち下がり期間Tcが、第2ヒータのオンオフ制御信号の立ち下がり期間Tdと重ならないようにオンタイム期間T12を引き伸ばす。尚、ここでは、前記したように、立ち下がり期間Tcを交流電源の7.5周期分の長さとし、非通電期間TcP(Pは1〜15)を、その期間が順次、交流電源の半周期の5%ずつ増加していくように設定している。
オフ時位相制御部253は、オンタイム期間T12の立ち下がりに続いて始まる立ち下がり期間Tcにおいて、オフ時デューティ制御部256のデューティ制御カウンタのカウント数Pを1に設定し(ステップS804)、ゼロクロスから非通電期間Tc1、即ち交流電源の半周期の25%のタイミングで1回目のパルスPcを発生する(ステップS805)。その後、第2ヒータの立ち上がり期間Tcが終了したが否かを判定し(ステップS806)、終了しない場合には(ステップS806、No)、カウント数Pを1つ増やして(ステップS807)、ステップS805に戻る。
従って、このステップS804〜S807では、図16(b)に示すように、立ち下がり期間Tcにおいて、交流電源の半波毎に非通電時間TcPをTc1〜Tc15まで交流電源の半周期の5%ずつ増加、逆にいうと、通電期間を75%〜5%まで順次5%ずつ減少する。
次に、この立ち下がり期間Tcが終了すると、第1ヒータのオンオフ制御信号の回避制御処理を終了する(ステップS808)。
尚、本実施の形態では、定着温度制御部151が温度情報に基づいて矩形信号のデューティ比を制御する構成としたが、本発明は、これに限定されるものではなく、単に温度情報が所定値となるようにオンオフするオンオフ信号を出力するものであっても良い。
また、本実施の形態では、定着温度制御部151が、立ち上がり期間同士及び立ち下がり期間同士がそれぞれ重ならないように状態変化タイミングをずらすように説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、オン時位相制御部252自身が、立ち上がり期間同士が重ならないように立ち上がり期間の開始タイミングをずらし、且つオフ時位相制御部253自身が、立ち下がり期間同士が重ならないように立ち下がり期間の開始タイミングをずらすように構成しても良い。
以上のように、本実施の形態の画像形成装置によれば、前記した実施の形態1及び2の効果を有すると共に、第1及び第2のヒータに電圧を印加する際には徐々に印加時間が増えるようにし、第1及び第2のヒータへの電圧印加を停止する際には、徐々に印加時間が少なくなるように制御するため、ヒータのオン、オフ時の急激な消費電流の変化を緩和することができる。これによりヒータのオン、オフ時に発生する外部交流電源の電圧変動を減少させることができ、同一の交流電源ラインに接続された蛍光灯のチラツキの問題をより効果的に解消することができる。
上記した実施の形態では、本発明を、カラー用電子写真プリンタを例にして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、電子写真方式を利用して記録材上に画像を形成する複写機、ファクシミリ、MFP等の画像形成装置にも利用可能である。またカラープリンタに関して説明したが、単色プリンタであってもよい。
1 給紙部、 2 画像形成部、 3 定着部、 4 両面印刷ユニット部、 5 用紙排出部、 6 給紙カセット、 7 ピックアップローラ、 8 記録用紙、 10 レジストローラ対、 11 感光体ドラム、 12 帯電ローラ、 13 現像ローラ、 14 トナー供給ローラ、 15 LEDヘッド、 16 トナーカートリッジ、 17 転写ベルト、 18 転写ローラ、 19 トナー像形成部、 20 クリーナ、 21 転写部、 22 切換板、 23 カバー、 31 加熱ローラ、 32 加圧ローラ、 33 第1ヒータ、 34 第2ヒータ、 35 温度センサ、 36 定着ベルト、 37 定着ローラ、 38 パッド、 40 ヒータ制御部、 41 交流電源、 45 温度検知部、 46 トライアック、 47 トライアック、 48 ゼロクロス検出回路、 49 出力回路、 50 制御回路、 51 定着温度制御部、 52 オン時位相制御部、 100 画像形成装置、 140 ヒータ制御部、 150 制御回路、 151 定着温度制御部、 153 オフ時位相制御部、 240 ヒータ制御部、 250 制御回路、 252 オン時位相制御部、 253 オフ時位相制御部、 255 オン時デューティ制御部、 256 オフ時デューティ制御部。
Claims (10)
- トナー定着用の複数のヒータと、
前記複数のヒータに個別に交流電圧を印加するタイミングを指示する制御手段と、
前記制御手段の指示に基づいて、前記複数のヒータに交流電圧を断続的に印加するスイッチング手段と
を有し、
前記制御手段は、前記ヒータの温度情報に基づいて生成した印加タイミングの、オン時及び/又はオフ時に同期して、前記交流電圧を制限する電圧抑制期間を設け、
前記複数のヒータ毎に個別に生成される前記電圧抑制期間が互いに重ならないようにしたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記交流電圧のゼロクロスを検出するゼロクロス検出手段を有し、
前記制御手段は、前記電圧制御期間において、前記ゼロクロス毎に前記交流電圧の印加時間を制限することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記交流電圧を印加するタイミングのオン時に、前記ゼロクロス毎に前記交流電圧の印加時間を制限する前記電圧抑制期間を設け、
前記複数のヒータ毎に個別に生成される前記立ち上がり期間が互いに重ならないようにしたことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記交流電圧を印加するタイミングのオフ時に、前記ゼロクロス毎に前記交流電圧の印加時間を制限する前記電圧抑制期間を設け、
前記複数のヒータ毎に個別に生成される前記立ち下がり期間が互いに重ならないようにしたことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記交流電圧を印加するタイミングのオン時及びオフ時に、前記ゼロクロス毎に前記交流電圧の印加時間を制限する前記電圧抑制期間を設け、前記複数のヒータ毎に個別に生成される、前記オン時の前記電圧抑制期間及び前記オフ時の前記電圧抑制期間が、それぞれ互いに重ならないようにしたことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記電圧制御期間において、前記印加時間を漸次変化させたことを特徴とする請求項2乃至5の何れかに記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記オン時の前記電圧抑制期間において、前記印加時間を漸次増加させたことを特徴とする請求項3又は5記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記オフ時の前記電圧抑制期間において、前記印加時間を漸次減少させたことを特徴とする請求項4又は5記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記温度情報に応じて、デューティ比が変化する矩形信号を形成する定着温度制御部と、前記矩形信号の状態変化に同期して前記電圧制限期間を生成する電圧制限部とを有し、
前記制御手段は、前記複数のヒータ毎に個別に生成される前記電圧抑制期間が互いに重ならないように前記矩形信号の状態変化のタイミングを制御し、
前記電圧制限部は、前記電圧抑制期間において、前記ゼロクロス後の電圧印加期間を決める立ち上げ信号を生成することを特徴とする請求項2乃至8の何れかに記載の画像形成装置。 - 前記スイッチング手段は、前記電圧制御期間における前記立ち上げ信号に同期して駆動パルスを生成し、且つ前記電圧制御期間以外の前記矩形信号のオン期間にパルスを連続して生成する出力回路と、該出力回路によって駆動されて前記交流電圧を断続的に前記ヒータに印加するトライアックとによって構成されたことを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2013113651A JP2014232247A (ja) | 2013-05-30 | 2013-05-30 | 画像形成装置 |
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| JP2014232247A true JP2014232247A (ja) | 2014-12-11 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2022176686A (ja) * | 2021-05-17 | 2022-11-30 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置及び定着装置 |
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-
2013
- 2013-05-30 JP JP2013113651A patent/JP2014232247A/ja active Pending
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