JP2014233665A - 高圧洗浄機用ポンプ、高圧洗浄機 - Google Patents

高圧洗浄機用ポンプ、高圧洗浄機 Download PDF

Info

Publication number
JP2014233665A
JP2014233665A JP2013115630A JP2013115630A JP2014233665A JP 2014233665 A JP2014233665 A JP 2014233665A JP 2013115630 A JP2013115630 A JP 2013115630A JP 2013115630 A JP2013115630 A JP 2013115630A JP 2014233665 A JP2014233665 A JP 2014233665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
pump
channel
valve
high pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013115630A
Other languages
English (en)
Inventor
山口 浩
Hiroshi Yamaguchi
浩 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP2013115630A priority Critical patent/JP2014233665A/ja
Publication of JP2014233665A publication Critical patent/JP2014233665A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Abstract

【課題】高圧洗浄機において、停止後のポンプ内の水抜きを容易に行う。【解決手段】接続水路22の末端は、給水バルブ23を介して、接続水路22と垂直な貯水部接続水路24と接続されている。貯水部接続水路24における給水バルブ23よりも右側には、貯水部接続水路24よりも上下方向に幅が広くされた貯水部28が形成されている。内部の流路における給水バルブ23の下流側となっている貯水部接続水路24の右端に、エア(ガス)送入バルブ40が設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、液体を加圧して噴射する高圧洗浄機、これに用いられる高圧洗浄機用ポンプの構造に関する。
水をポンプで加圧して噴射する高圧洗浄機として、小型であり、かつ水道水を加圧して使用できる形態のものは、一般家庭でも広く使用されている。こうした高圧洗浄機においては、水道栓に接続されたホースから水が供給され、高圧洗浄機本体に設けられモーターで駆動されるポンプ(高圧洗浄機用ポンプ)でこの水が加圧される。加圧された水は、作業者が把持するトリガガンの先端に設けられたノズルから噴射される。作業者は、洗浄すべき箇所にトリガガンを向けて、洗浄作業を行うことができる。
こうした高圧洗浄機の構成は、例えば特許文献1に記載されている。この高圧洗浄機においては、ポンプを駆動するモーターの回転数を制御することによって、水の吐出圧力が制御される。このため、作業者が把持するトリガガンの構造を単純とし、トリガガンを軽量とした状態で、水の吐出圧力を精密かつ容易に調整することができる。このため、この高圧洗浄機の操作性は良好となる。
特開2005−313008号公報
高圧洗浄機の動作中においては、ポンプの中に絶えず水(液体)が供給され、これが加圧されて出力される。高圧洗浄機を停止し、この水がポンプの中に残留した状態でポンプが停止した場合、特に冬季においては、この水がポンプの中で凍結し、ポンプ内部の部品が破損することがある。
こうした状況を防止するために、作業者は、高圧洗浄機を停止した後で、ポンプ内の水抜き作業を行う必要がある。このために、高圧洗浄機の停止後に高圧洗浄機本体を傾けて、給水口または排出口から水を抜く作業が作業者により行われている。また、ホースを取り外して水が供給されない状態とした上でポンプを駆動することによって、強制的にポンプ内の水を吐出させる運転(渇水運転)をする場合もある。
しかしながら、ポンプ内部の構造(流路)は複雑であるため、高圧洗浄機本体を傾けて水を抜くだけでは、ポンプ内の水を全て除去することは困難であった。一方、高圧洗浄機用のポンプは、内部に液体(水)が充満した状態で駆動させる前提で設計がなされているために、渇水運転を長時間行う場合には、例えばポンプ内部のシール類等が破損する場合があった。ポンプを停止した状態で水の代わりに高圧空気を導入し、強制的に水を抜くことも不可能ではないが、ポンプ内の流路には逆止弁として機能する各種のバルブが設けられているため、高圧空気を強制的に導入することのみによって流路における水を抜くことも、実際には困難であった。
このため、高圧洗浄機において、停止後のポンプ内の水抜き作業を行うことは困難であった。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、上記の問題点を解決する発明を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
本発明の高圧洗浄機用ポンプは、外部から供給された液体を内部に設けられた貯液部において加圧して出力する高圧洗浄機用ポンプであって、前記高圧洗浄機用ポンプの内部における前記液体の流路に接続され、外部から前記流路に気体を導入させるガス送入バルブを具備することを特徴とする。
本発明の高圧洗浄機用ポンプは、前記貯液部への給液時に開き、前記貯液部における前記液体の加圧時に閉じる給液バルブを、前記流路における前記貯液部の上流側に具備し、前記ガス送入バルブは、前記流路における前記給液バルブよりも下流側に接続されたことを特徴とする。
本発明の高圧洗浄機用ポンプにおいて、前記ガス送入バルブには、前記高圧洗浄機用ポンプの内部側から外部側に向かって付勢されることによって前記流路と外部との間を閉塞し、前記高圧洗浄機用ポンプの外部側から内部側に向かって押し込まれることによって前記流路と外部とを連通させるシール部材が設けられたことを特徴とする。
本発明の高圧洗浄機用ポンプは、前記流路における前記給液バルブ及び前記貯液部の下流側に、前記貯液部における加圧時に開く排出バルブを具備し、前記ガス送入バルブは、前記流路における前記排出バルブよりも上流側に接続されたことを特徴とする。
本発明の高圧洗浄機は、前記高圧洗浄機用ポンプを具備することを特徴とする。
本発明は以上のように構成されているので、高圧洗浄機において、停止後のポンプ内の水抜き作業を容易に行うことができる。
本発明の実施の形態に係る高圧洗浄機の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る高圧洗浄機用ポンプ周囲の構成を示す斜視図である 本発明の実施の形態に係る高圧洗浄機用ポンプの構成を示す断面図(その1)である。 本発明の実施の形態に係る高圧洗浄機用ポンプの構成を示す断面図(その2)である。 本発明の実施の形態に係る高圧洗浄機用ポンプの水抜きに対して使用されるハンドポンプの構成の一例である。
本発明の実施の形態となる高圧洗浄機用ポンプについて説明する。この高圧洗浄機用ポンプは、高圧の水(液体)を噴射する高圧洗浄機において、導入された水(液体)を加圧するために用いられる。高圧洗浄機自身の構成は、特許文献1等に記載のものと同様であり、運転中における高圧洗浄機用ポンプの動作も、同様である。ただし、本発明の実施の形態となる高圧洗浄機用ポンプにおいては、停止時において、内部の水(液体)を容易に抜くことができる。
図1は、この高圧洗浄機用ポンプ(ポンプ)が使用される高圧洗浄機1の形態を示す斜視図である。この高圧洗浄機1においては、本体10の給水口11に対して水道ホース100が装着され、給水口11を介して水が供給される。作業者がスイッチ12を押すことにより、ポンプの動作が開始され、本体10内部で供給された水が加圧される。加圧された水は、排出口13から高圧ホース14を介してトリガガン15に導入され、トリガガン15の先端のノズル16から噴出する。作業者は、洗浄作業を行う際には、トリガガン15を持ち、ノズル16を所望の場所に向けてトリガ17を操作することによって、洗浄を行うことができる。
図2は、本体1の内部における高圧洗浄機用ポンプ(ポンプ)20周囲の構成を示す斜視図である。図2の構成全体は、実際には本体10の内部に設置される。ポンプ20は、モーター18によって駆動され、給水口11から導入された水を加圧して排出口13から排出する。給水口11から水が導入される方向と、排出口13から水が排出される方向は、同軸ではないが、平行とされる。一方、この方向と垂直に、エア(ガス)送入バルブ40がポンプ20に取り付けられる。水抜き作業の際には、外部からエア送入バルブ40に空気(気体)が導入される構成とされる。これによって、ポンプ20内部の流路に残留した水(液体)を容易に抜くことができる。
図3は、このポンプ20の図2におけるX−X方向の断面図である。この断面は、エア送入バルブ40に沿い給水口11、排出口13に垂直な方向の断面となっている。また、図4は、図3におけるY−Y方向の断面図である。この断面は、給水口11、排出口13に沿った断面を示している。
まず、高圧洗浄機1の運転中におけるこのポンプ20の動作について説明する。この場合には、給水口11から導入された水がプランジャによって加圧されて排出口13から排出される。以下では、図3、4におけるこの際の水の流れについて説明する。この動作については、従来より知られるポンプと同様である。
給水口11から導入された水は、水道ホース100内の圧力により、図4において給水路21中を矢印Aのように図中下側に向かって流れる。給水路21には、これと垂直な接続水路22が3つ接続されている。このため、導入された水は接続水路22中を矢印Aと垂直な方向に向かって流れる。
図3においては、接続水路22以降における水の流れが示されている。図4の構成においては、接続水路22が3つ形成されており、各々に対応して図3と同様の構成が形成されているため、以下では、このうちの一つの接続水路22以降の流れについて説明する。まず、図3において、水は接続水路22を矢印Bの方向(矢印Aと垂直の方向)に流れる。
接続水路22の末端(図3における下端)は、給水(給液)バルブ23を介して、接続水路22と垂直な貯水部接続水路24と接続されている。給水バルブ23は、接続水路22と貯水部接続水路24との間を遮断するように、バネによって図3中の上側に向かって付勢されており、接続水路22側から貯水部接続水路24側に向かってのみ水を流す逆止弁の役割を果たす。このため、上流側にある接続水路22内の水が加圧される、あるいは下流側にある貯水部接続水路24内が減圧される場合においてのみ、接続水路22から貯水部接続水路24に水が流れる。ただし、接続水路22内の水の圧力は水道ホース100内の圧力(0.2MPa程度)で決まり、低い値で略一定となる。これに対して、後述するように、貯水部接続水路24内においては、1サイクルの間において水が強く加圧・減圧される動作が繰り返し行われる。このため、実際には、給水バルブ23はこの減圧の際に開く設定とされる。すなわち、上記の給水バルブ23によって、貯水部接続水路24内が減圧される場合においてのみ、接続水路22から貯水部接続水路24に水が流れる。
上記のサイクルの間における貯水部接続水路24内の水の圧力は、モーター18によって駆動されるプランジャの動きで制御される。図3における上部には、モーター18の回転軸25が、図中上下方向に延伸するように設けられており、図3においては、この回転軸25に沿った断面が示されている。回転軸25には、斜面カム26が取り付けられており、回転軸25(モーター18)の回転によって斜面カム26が回転する。斜面カム26の図3における下側の面は左右方向で傾斜しており、この傾斜面には、図3中下側からバネによって付勢されたプランジャ27の上端が当接する。図3においては、左右で2つのプランジャ27が記載されており、斜面カム26によって、左側のプランジャ27が下がり、右側のプランジャ27が上がった状態とされているが、以下の動作に直接関わるのは、右側のプランジャ27である。上記の構成により、回転軸25の回転に伴って、プランジャ27は、上下方向に往復運動をする。
図3において、貯水部接続水路24における給水バルブ23よりも右側には、貯水部接続水路24よりも上下方向に幅が広くされた貯水部(貯液部)28が形成されている。プランジャ27の下端部は、貯水部28内に位置する。このため、回転軸25の回転に伴って、プランジャ27の下端部は上下運動をする際に、この貯水部28内の水の圧力は大きく変動する。
また、貯水部接続水路24の左端(給水バルブ23からみて貯水部28と反対側)には、排出バルブ29を介して、貯水部接続水路24と垂直な接続水路30が接続されている。排出バルブ29は、バネによって図3中の右側に向かって付勢されており、貯水部接続水路24側から接続水路30側に向かってのみ水を流す逆止弁の役割を果たす。このため、上流側にある貯水部接続水路24内の水が加圧される場合においてのみ、貯水部接続水路24から接続水路30に水が流れる。
図3において、回転軸25の回転によってプランジャ27の下端部が下側から上側に向かって動く場合には、貯水部28、貯水部接続水路24内は強く減圧される。このため、給水バルブ23が開き、かつ排出バルブ29が閉じた状態となる。このため、接続水路22から貯水部接続水路24に水が導入され、貯水部接続水路24内を矢印Cで示されるように水が流れ、貯水部28に水が導入される。次に、回転軸25の回転によってプランジャ27の下端部が上側から下側に向かって動く場合には、貯水部28、貯水部接続水路24内は強く加圧されるため、給水バルブ23が閉じ、かつ排出バルブ29が開く。このため、プランジャ27の下端部によって加圧された高圧の水は、貯水部接続水路24内を矢印D、Eで示されるように流れる。排出バルブ29が開いているため、この水は貯水部接続水路24から接続水路30側に流れる。この水は、接続水路30内を矢印Fで示されるように流れ、図4に示されるように、接続水路30と垂直かつ給水路21と平行な排水路31中を排出口13まで矢印Gで示されるように流れ、高圧で排出される。
なお、前記の通り接続水路22は3つ設けられ、これに対応して斜面カム26には三つのプランジャ27が当接するように設置される。三つのプランジャ27は、回転軸25(斜面カム26)の1回転における120°ずつ異なった位相に対応して設置される。図2における左側のプランジャ27は、上記の説明におけるプランジャ27とは別の二つのプランジャ27のうちの一つである。また、各々の接続水路22、プランジャ27に対応して図3の構成によって加圧された水が排出口13に導入される。このため、回転軸25(斜面カム26)が1回転する間に、3回にわたり高圧に加圧された水が排出される。このうち一つの排出バルブ29が開き、加圧された水が接続水路30に導入される際には、他の二つの排出バルブ29には逆向きの圧力が加わるために、他の二つの排出バルブ29は閉じた状態となる。このため、接続水路30側から水が各貯水部接続水路24に逆流することはない。
また、給水バルブ23の開閉は、プランジャ27の上下運動によって発生した水圧で制御される。プランジャ27が図3において上側から下側に動くことによって貯水部28、貯水部接続水路24で加圧された高圧の水は、この高圧洗浄機1(ノズル16)から排出される。給水バルブ23が開くために必要な圧力は、この高圧洗浄機1から出力される水の圧力と同程度とされ、貯水部接続水路24から接続水路22側へ水が逆流することはない。一方、プランジャ27が下側から上側に動くことによって、貯水部接続水路24内の水は水道ホース100内の水の圧力と同程度に減圧され、給水バルブ23が開くようになり、貯水部28、貯水部接続水路24内に水が流入する。
一方、加圧された水を効率的に排出させるためには、排出バルブ29は、接続水路30から貯水部接続水路24へ水が逆流することを抑制するだけの逆止弁として機能すればよい。このため、排出バルブ29は、給水バルブ23よりも低い圧力で開くように設定される。
以上の構成によって、モーター18で駆動されるプランジャ27の上下動を用いて、吸水口11から導入された水を、貯水部接続水路24、貯水部28に導入し、強く加圧して排出口13から排出させることができる。この際、給水バルブ23を用いることによって、貯水部接続水路24内の水の減圧の際に水を導入すると共に、その後で加圧をすることができる。
上記の動作の途中でモーター18が停止した場合に、仮に給水バルブ23が開いている状態でモーター18が停止した場合でも、水が給水バルブ23を介して流れることによって給水バルブ23の上流側と下流側の圧力差が小さくなった後に、自動的に給水バルブ23は閉じる。排出バルブ29についても同様である。すなわち、この高圧洗浄機1(本体10)が停止している状態においては、給水バルブ23、排出バルブ29はいずれも閉じた状態となる。
なお、図4においては、排水路31にオートストップ機構32が接続されている。オートストップ機構32は、排水路31における水圧を検知し、この水圧が所定値を越えた場合に、モーター18をオフし、かつ排水路31内の水を逃がし、水圧を下げる動作を行う。このため、運転中、停止中どちらの場合でも通常はオートストップ機構32は働かず、前記の動作、及び以下の動作に対してオートストップ機構32は無関係である。
次に、上記の構成のポンプ20において、この高圧洗浄機1(本体10)が停止中の水抜きの際の状況について以下に説明する。この場合において、水抜きを行うべき箇所は、給水路21、接続水路22、貯水部接続水路24、貯水部28、接続水路30、排水路31である。このうち、給水路21、接続水路22は、図3、4に示されるように単純な構成で接続されているため、給水口11から水道ホース100を取り外した状態で本体10を傾ければ、これらの内部の水を容易に抜くことができる。同様に、接続水路30、排水路31内の水も、排出口13から高圧ホース14を取り外した状態で本体10を傾けることによって、排出口13から容易に抜くことができる。
しかしながら、前記の通り、本体10が停止中においては、給水バルブ23、排出バルブ29は閉じた状態となるため、これらの間にある貯水部接続水路24、貯水部28内の水は、給水バルブ23、排出バルブ29によって保持される。このため、貯水部接続水路24、貯水部28内に残留した水が冬季時には凍結し、貯水部接続水路24、貯水部28が損傷することがある。また、前記の通り、貯水部28は、その内部の水をプランジャ27によって加減圧するために設けられ、このためにはその形状精度が充分高いことが要求される。このため、貯水部28が損傷しない場合でも、凍結によって僅かな変形が貯水部28に生じた場合には、ポンプ20の性能は大きく劣化する。
例えば、複雑な構成の流路に残留した水を抜く際には、給水口から空気を導入することによって、流路の出口から水を強制的に排出させることが行われている。しかしながら、上記のポンプ20においては、流路が入り組んでいるため貯水部接続水路24、貯水部28まで空気が到達しない。また、高圧空気を用いるためには、特殊な機器を用いることが必要となる。このため、上記の構成において、給水口11から高圧空気を導入して排出口13から水を抜くことは、実際には困難である。なお、仮に、逆に排出口13から高圧空気を導入した場合には、排出バルブ29、給水バルブ23が閉じるために、水を抜くことは困難である。
すなわち、上記の構成においては、停止時に給水バルブ23、排出バルブ29間に残留した水を抜くことは通常の手法では困難である。特に、給水バルブ23よりも下流側に残留した水を抜くことは困難である。ここに残留した水が凍結した場合には、高圧洗浄機1に対して悪影響が及ぶ。
このため、上記のポンプ20においては、内部の流路における給水バルブ23の下流側となっている貯水部接続水路24の図3における右端に、エア(ガス)送入バルブ40が設けられている。エア送入バルブ40内は、バネ42によって左側(内部側)から右側(外部側)に向かって付勢されたシール部材41によって内側から封止されている。このため、内側(貯水部接続水路24側)の水がプランジャ27によって加圧された場合においても、水がエア送入バルブ40内から漏れることはない。また、給水バルブ23とは異なり、内側(貯水部接続水路24側)の水がプランジャ27によって減圧された場合でも、シール部材41は内側に移動しない(エア送入バルブ40が開かない)構造とされる。シール部材41は、図3中の右側からシール部材41を押すことによってのみ移動する。すなわち、エア送入バルブ40は、外部から操作することによってのみ開く構成とされる。
このため、停止時において、外部側からシール部材41を内部側(図3における左側)に押し込めば、ポンプ20内部の流路と外部とが連通し、空気を貯水部接続水路24に導入することができる。前記の通り、排出バルブ29は、給水バルブ23よりも低い圧力で開くために、この動作によって、エア送入バルブ40から貯水部接続水路24に空気を導入することができる。この空気の圧力が、貯水部接続水路24内の水を図3中の左側に送ることのできる程度であれば、貯水部接続水路24、貯水部28内に残留した水を接続水路30、排水路31に送ることができる。接続水路30、排水路31内の水は、前記の通り、排出口13から容易に抜くことができる。すなわち、エア送入バルブ40から内部に空気を導入することによって、貯水部接続水路24、貯水部28内に残留した水を抜くことができる。
上記の構成においては、シール部材41を内側に押し込むために高圧空気の圧力を使用する必要はなく、例えば細長い部材で外部からシール部材41を押し込むことができる。このため、導入する空気には、貯水部接続水路24内の水を図3中の左側に送り、排出バルブ29を開けることのできる程度の圧力があれば充分であり、具体的には、例えば100kPa程度の圧力があれば充分である。このため、この程度の圧力の空気を生成するための装置としては、作業者が手動で操作することのできる小型のハンドポンプ等を用いることもできる。
図5は、こうしたハンドポンプ200の構成を示す正面図である。このハンドポンプ200は、ゴム等の軟性の弾性材料で構成された厚い円板形状のハンドポンプ本体201と、ハンドポンプ本体201よりも硬い材料で構成されハンドポンプ本体201から突出し先端部に小孔202が設けられたエア吹き出し部203を具備する。作業者がハンドポンプ本体201を手指を用いて収縮させることによって、エア吹き出し部203の先端の小孔202から空気を噴出させることができる。この際、エア吹き出し部203の先端を図3中の右側からシール部材41に当接させて押すことによって、シール部材41を内側に押し込むことができる。これによって、エア送入バルブ40から空気を貯水部接続水路24、貯水部28内に入れることができる。これによって、停止時に貯水部接続水路24、貯水部28内に残留した水を抜くことができる。こうした単純な構造のハンドポンプ200において供給される空気の圧力を、給水バルブ23を開けることができる程度の高圧とすることは困難であるが、上記の構成においては、こうしたハンドポンプ20を用いた場合でも、停止時に流路内の水を容易に抜くことができる。
また、上記のエア送入バルブとしては、貯水部接続水路24内の水を外部に漏らさず、かつ外部から空気を貯水部接続水路24内に取り入れることができる限りにおいて、任意の構造を用いることができる。例えば、自転車用のエアバルブと同様の構造のエア送入バルブを用いることができ、これに応じて、ポンプ20の水抜きに自転車用の手動式空気入れを用いることもできる。
このように、上記のポンプ20においては、導入する空気の圧力が低い場合でも、停止時にポンプ20内の流路に残留した水を容易に抜くことができる。
なお、前記の通り、上記のポンプ20においては、貯水部接続水路24、貯水部28は、計3組用いられる。これらは独立した流路を構成するため、エア送入バルブ40は、これらの各々に対して設けることができる。ただし、ポンプ20の外部から空気を導入できるバルブを1つのみ設け、ポンプ20の内部で空気の流路を3つに分岐させて、各貯水部接続水路24、貯水部28に接続することもできる。この場合、各貯水部接続水路24、貯水部28に対して、上記のエア送入バルブ40と同様に、各貯水部接続水路24内の水を漏らさずに空気を送入できる構成のバルブを設けることができる。
また、上記の高圧洗浄機1では、図3、図4に示された構造のポンプ20が使用されるものとした。しかしながら、水道ホースから供給された水をポンプ内に取り込んだ後に加圧して出力する構成のポンプであって、水を取り込む際に開き、加圧する際に閉じる給水バルブが使用される場合であれば、同様の構成が有効であることは明らかである。こうした場合には、給水バルブよりも下流側に上記のエア送入バルブを設ければよい。
更に、上記の構成では、ポンプ内の流路における給水(給液)バルブの下流側にエア送入バルブが設けられたが、給水バルブが設けられない流路を具備するポンプにおいては、上記の構成のエア送入バルブを流路における任意の箇所に設けることもできる。
また、上記の例では、高圧洗浄機で出力される液体が水であるとしたが、水以外の液体を用いる場合であっても、上記の構成が有効であることは明らかである。また、エア(ガス)送入バルブから空気が導入されるものとしたが、窒素、アルゴン等、同様に流路中の水(液体)を抜くことのできる気体であれば、同様にエア(ガス)送入バルブから導入することができることも明らかである。
1 高圧洗浄機
10 本体
11 給水口
12 スイッチ
13 排出口
14 高圧ホース
15 トリガガン
16 ノズル
17 トリガ
18 モーター
20 高圧洗浄機用ポンプ(ポンプ)
21 給水路
22、30 接続水路
23 給水(給液)バルブ
24 貯水部接続水路
25 回転軸
26 斜面カム
27 プランジャ
28 貯水部(貯液部)
29 排出バルブ
31 排水路
32 オートストップ機構
40 エア送入バルブ
41 シール部材
42 バネ
100 水道ホース
200 ハンドポンプ
201 ハンドポンプ本体
202 小孔
203 エア吹き出し部

Claims (5)

  1. 外部から供給された液体を内部に設けられた貯液部において加圧して出力する高圧洗浄機用ポンプであって、
    前記高圧洗浄機用ポンプの内部における前記液体の流路に接続され、外部から前記流路に気体を導入させるガス送入バルブを具備することを特徴とする高圧洗浄機用ポンプ。
  2. 前記貯液部への給液時に開き、前記貯液部における前記液体の加圧時に閉じる給液バルブを、前記流路における前記貯液部の上流側に具備し、
    前記ガス送入バルブは、前記流路における前記給液バルブよりも下流側に接続されたことを特徴とする請求項1に記載の高圧洗浄機用ポンプ。
  3. 前記ガス送入バルブには、
    前記高圧洗浄機用ポンプの内部側から外部側に向かって付勢されることによって前記流路と外部との間を閉塞し、前記高圧洗浄機用ポンプの外部側から内部側に向かって押し込まれることによって前記流路と外部とを連通させるシール部材が設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の高圧洗浄機用ポンプ。
  4. 前記流路における前記給液バルブ及び前記貯液部の下流側に、前記貯液部における加圧時に開く排出バルブを具備し、
    前記ガス送入バルブは、前記流路における前記排出バルブよりも上流側に接続されたことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の高圧洗浄機用ポンプ。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の高圧洗浄機用ポンプを具備することを特徴とする高圧洗浄機。
JP2013115630A 2013-05-31 2013-05-31 高圧洗浄機用ポンプ、高圧洗浄機 Pending JP2014233665A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013115630A JP2014233665A (ja) 2013-05-31 2013-05-31 高圧洗浄機用ポンプ、高圧洗浄機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013115630A JP2014233665A (ja) 2013-05-31 2013-05-31 高圧洗浄機用ポンプ、高圧洗浄機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014233665A true JP2014233665A (ja) 2014-12-15

Family

ID=52136788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013115630A Pending JP2014233665A (ja) 2013-05-31 2013-05-31 高圧洗浄機用ポンプ、高圧洗浄機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014233665A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106937859A (zh) * 2017-05-17 2017-07-11 山东双源印铁制罐有限公司 高压印铁花架清洗机
WO2023011590A1 (zh) * 2021-08-04 2023-02-09 苏州宝时得电动工具有限公司 一种柱塞泵及手持式高压清洗机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106937859A (zh) * 2017-05-17 2017-07-11 山东双源印铁制罐有限公司 高压印铁花架清洗机
CN106937859B (zh) * 2017-05-17 2023-11-03 山东双源印铁制罐有限公司 高压印铁花架清洗机
WO2023011590A1 (zh) * 2021-08-04 2023-02-09 苏州宝时得电动工具有限公司 一种柱塞泵及手持式高压清洗机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3857563B2 (ja) 車両用ウォッシャシステム
CN105473338A (zh) 柔性版印刷机的油墨清洗装置及油墨清洗方法
CN100580245C (zh) 液体排出方法及装置
JP2014233665A (ja) 高圧洗浄機用ポンプ、高圧洗浄機
JP6046333B2 (ja) 高圧洗浄機
JP5438187B2 (ja) 給水ポンプ装置
JP2904209B1 (ja) 圧力水路の開閉弁装置及びこれを用いたホースの耐圧試験装置
JP2019037960A (ja) 洗浄装置
DE60308833D1 (de) Hydraulische Anordnung für Fahrzeuggetriebe
KR101558788B1 (ko) 그라우트 인젝션 펌프
JP6475453B2 (ja) 洗浄装置
CN106552788A (zh) 一种高压清洗机
KR101631209B1 (ko) 냉매 회수 장치
KR101587128B1 (ko) 공기 압축장치의 응축수 배출 시스템
JP3240674U (ja) 噴射切換装置
JP4244313B2 (ja) シーリング・ポンプアップ装置及びアダプタ
JP2008008065A (ja) 高圧洗浄車
KR20130054894A (ko) 동파 방지용 체크밸브
JP2014037802A (ja) プランジャポンプ及び洗浄機
KR100384529B1 (ko) 제독 차량의 유체 분사 장치
KR101539085B1 (ko) 공기모터 강제구동 장치
JP2010173119A (ja) パンク修理装置
KR200412940Y1 (ko) 이동식 유압유 플러싱 장치
KR20240001265U (ko) 고압 세척기용 배관 밀폐 장치
KR20230147827A (ko) 공작기계의 절삭유 및 압축공기 분사 장치