JP2015012082A - 配線基板およびこれを用いた実装構造体 - Google Patents
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Abstract
【課題】電気的信頼性に優れた配線基板およびその実装構造体を提供する。
【解決手段】本発明の一形態にかかる配線基板3は、複数の凸部26および凸部26同士の間に位置する複数の凹部27を一主面に有する無機絶縁層14と、無機絶縁層14の一主面に部分的に配されているとともに凸部26に対応した窪み部28および凹部27に対応した突出部29を有する導電層11とを備え、無機絶縁層14は、一部が互いに接続した複数の第1無機絶縁粒子22と、無機絶縁層14の一主面にて複数の第1無機絶縁粒子22と導電層11との間に介在した第1樹脂部18とを含む。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の一形態にかかる配線基板3は、複数の凸部26および凸部26同士の間に位置する複数の凹部27を一主面に有する無機絶縁層14と、無機絶縁層14の一主面に部分的に配されているとともに凸部26に対応した窪み部28および凹部27に対応した突出部29を有する導電層11とを備え、無機絶縁層14は、一部が互いに接続した複数の第1無機絶縁粒子22と、無機絶縁層14の一主面にて複数の第1無機絶縁粒子22と導電層11との間に介在した第1樹脂部18とを含む。
【選択図】図1
Description
本発明は、電子機器(たとえば各種オーディオビジュアル機器、家電機器、通信機器、コンピュータ機器およびその周辺機器)に使用される配線基板およびこれを用いた実装構造体に関するものである。
従来、電子部品を配線基板に実装してなる実装構造体が、電子機器に用いられている。
この配線基板として、例えば、特許文献1には、セラミック層(無機絶縁層)と、該セラミック層の主面の一部に配された導体パターン(導電層)と、セラミック層の他の部分に配された樹脂層とを備えた複合多層基板(配線基板)が記載されている。
ところで、配線基板に応力が加わると、無機絶縁層と導電層との間に応力が加わり、無機絶縁層と導電層とが剥離することがある。その結果、配線に断線が生じ、ひいては配線基板の電気的信頼性が低下しやすくなる。
したがって、電気的信頼性に優れた配線基板を提供することが望まれている。
本発明は、電気的信頼性に優れた配線基板およびその実装構造体を提供することによって前述した要求を解決する。
本発明の一形態における配線基板は、複数の凸部および該凸部同士の間に位置する複数の凹部を一主面に有する無機絶縁層と、該無機絶縁層の前記一主面に部分的に配されているとともに前記凸部に対応した窪み部および前記凹部に対応した突出部を有する導電層とを備え、前記無機絶縁層は、一部が互いに接続した複数の第1無機絶縁粒子と、前記無機絶縁層の前記一主面にて前記複数の第1無機絶縁粒子と前記導電層との間に介在した第1樹脂部とを含む。
本発明の一形態における実装構造体は、上記配線基板と、該配線基板に実装され、前記導電層に電気的に接続された電子部品とを備える。
本発明の一形態における配線基板によれば、無機絶縁層の一主面にて複数の第1無機絶縁粒子と導電層との間に介在した第1樹脂部によって、無機絶縁層と導電層との接着強度を高めることができる。したがって、電気的信頼性に優れた配線基板を得ることができる。
本発明の一形態における実装構造体によれば、前述した配線基板を備えるため、電気的信頼性に優れた実装構造体を得ることができる。
以下に、本発明の一実施形態に係る配線基板を備えた実装構造体を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1(a)に示した実装構造体1は、例えば各種オーディオビジュアル機器、家電機器、通信機器、コンピュータ装置またはその周辺機器などの電子機器に使用されるものである。この実装構造体1は、電子部品2と、電子部品2が実装された配線基板3とを含んでいる。
電子部品2は、例えばICまたはLSI等の半導体素子である。この電子部品2は、配線基板3にはんだ等の導電材料からなるバンプ4を介してフリップチップ実装されている。電子部品2の厚みは、例えば0.1mm以上1mm以下である。また、電子部品2の各方向への熱膨張率は、例えば2ppm/℃以上7ppm/℃以下である。なお、電子部品2の熱膨張率は、市販のTMA(Thermo-Mechanical Analysis)装置を用いて、JIS K7197−1991に準じた測定方法により測定される。以下、各部材の熱膨張率は、電子部品2と同様に測定される。
配線基板3は、電子部品2を支持するとともに、電子部品2を駆動もしくは制御するための電源や信号を電子部品2へ供給する機能を有するものである。この配線基板3は、コア基板5と、コア基板5の上下面に形成された一対のビルドアップ層6とを含んでいる。
コア基板5は、配線基板3の剛性を高めつつ一対のビルドアップ層6間の導通を図るものである。このコア基板5は、ビルドアップ層6を支持する基体7と、基体7を厚み方向に貫通したスルーホール内に配された筒状のスルーホール導体8と、スルーホール導体8に取り囲まれた柱状の絶縁体9とを含んでいる。
基体7は、配線基板3を高剛性かつ低熱膨張率とするものである。この基体7は、例えば、エポキシ樹脂等の樹脂と樹脂に被覆されたガラスクロス等の基材と樹脂中に分散した酸化ケイ素等からなるフィラー粒子とを含む。基体7の厚みは、例えば0.04mm以上2mm以下である。
スルーホール導体8は、一対のビルドアップ層6同士を電気的に接続するものである。このスルーホール導体8は、例えば銅、銀、金、アルミニウム、ニッケルまたはクロム等の導電材料によって形成することができる。
絶縁体9は、スルーホール導体8に取り囲まれた空間を埋めるものである。この絶縁体9は、例えばエポキシ樹脂等の樹脂材料によって形成することができる。
一方、コア基板5の上下面には、前述した如く、一対のビルドアップ層6が形成されている。一対のビルドアップ層6のうち、一方のビルドアップ層6は、バンプ4を介して電子部品2と接続し、他方のビルドアップ層6は、例えばはんだボール(図示せず)を介してマザーボード等の外部回路と接続する。
ビルドアップ層6は、基体7上に積層された複数の絶縁層10と、基体7上または絶縁層10上に部分的に配された複数の導電層11と、絶縁層10を厚み方向に貫通した複数のビア導体12とを含んでいる。
絶縁層10は、厚み方向または主面方向に離れた導電層11同士の絶縁部材や主面方向に離れたビア導体12同士の絶縁部材として機能するものである。絶縁層10の詳細については後述する。
導電層11は、厚み方向または主面方向に互いに離れており、接地用配線、電力供給用配線または信号用配線等の配線として機能するものである。導電層11は、例えば銅、銀、金、アルミニウム、ニッケルまたはクロム等の導電材料からなる。また、導電層11の厚みは、3μm以上20μm以下であり、導電層11の厚み方向および主面方向への熱膨張率は、例えば14ppm/℃以上18ppm/℃以下である。また、導電層11のヤング率は、例えば70GPa以上150以下GPaである。なお、導電層11のヤング率は、MTS社製ナノインデンターXPを用いて、ISO14577−1:2002に準じた方法で測定される。以下、各部材のヤング率は、導電層11と同様に測定される。
ビア導体12は、厚み方向に互いに離れた導電層11同士を電気的に接続するものである。このビア導体12は、導電層11と同様の材料からなり、同様の特性を有する。また、ビア導体12は、コア基板5に向って幅狭となる柱状に形成されている。ビア導体12の幅は、例えば10μm以上75μm以下である。
次に、絶縁層10について詳細に説明する。
絶縁層10は、コア基板5側に配された樹脂層13と、コア基板5と反対側に配された無機絶縁層14とを含んでいる。無機絶縁層14のコア基板5と反対側の一主面の一部には、導電層11が配されており、無機絶縁層14の一主面の他の部分には、隣接する絶縁層10の樹脂層13の一部が配されている。
樹脂層13は、絶縁層10において接着部材として機能するものである。また、樹脂層13は、その一部がコア基板5側に配された導電層11同士の間に配されており、主面方向に離れた導電層11同士の絶縁部材として機能する。また、樹脂層13は、無機絶縁層14よりもヤング率が小さく弾性変形しやすいため、配線基板3におけるクラックの発生を抑制する。樹脂層13の厚みは、例えば3μm以上30μm以下である。樹脂層13のヤング率は、例えば0.2GPa以上20GPa以下である。樹脂層13の厚み方向および主面方向への熱膨張率は、例えば20ppm/℃以上50ppm/℃以下である。
この樹脂層13は、図1(b)に示すように、樹脂15と樹脂15中に分散した複数のフィラー粒子16とを含んでいる。
樹脂15は、樹脂層13において接着部材として機能するものである。この樹脂15は、例えばエポキシ樹脂、ビスマレイミドトリアジン樹脂、シアネート樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、全芳香族ポリアミド樹脂またはポリイミド樹脂等の熱硬化性樹脂を用いることができる。樹脂15のヤング率は、例えば0.1GPa以上5GPa以下である。樹脂15の厚み方向および主面方向への熱膨張率は、例えば20ppm/℃以上50ppm/℃以下である。
フィラー粒子16は、樹脂層13を高剛性かつ低熱膨張率とするものである。このフィラー粒子16は、例えば酸化ケイ素、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、水酸化アルミニウムまたは炭酸カルシウム等の無機絶縁材料からなる。フィラー粒子16の平均粒径は、例えば0.5μm以上5μm以下である。フィラー粒子16の熱膨張率は、例えば0ppm/℃以上15ppm/℃以下である。樹脂層13におけるフィラー粒子16の含有割合は、例えば3体積%以上60体積%以下である。なお、フィラー粒子16の平均粒径は、配線基板3の厚み方向への断面において、各粒子の粒径の平均値を算出することによって測定することができる。また、樹脂層13におけるフィラー粒子16の含有割合は、配線基板3の厚み方向への断面において、樹脂層13においてフィラー粒子16が占める面積の割合を含有割合(体積%)とみなすことによって測定することができる。以下、各部材の平均粒径および含有割合は、フィラー粒子16と同様に測定される。
無機絶縁層14は、導電層11の支持部材として機能するものである。また、無機絶縁層14は、絶縁層13を高剛性かつ低熱膨張率とすることによって、電子部品2と配線基板3との熱膨張率の差を低減し、電子部品2の実装時や作動時に実装構造体1に熱が加わった際に、電子部品2と配線基板3との熱膨張率の違いに起因した配線基板3の反りを低減する。無機絶縁層14の厚みは、例えば3μm以上30μm以下である。無機絶縁層14のヤング率は、例えば10GPa以上50GPa以下である。また、無機絶縁層14の厚み方向および主面方向への熱膨張率は、例えば0ppm/℃以上10ppm/℃以下である。
無機絶縁層14は、図1(b)および図2(a)に示すように、一部が互いに接続した複数の無機絶縁粒子17と、無機絶縁層14の一主面にて複数の無機絶縁粒子17と導電層11との間に介在した第1樹脂部18と、複数の無機絶縁粒子17同士の間に配された第2樹脂部19とを含んでいる。この無機絶縁層14においては、複数の無機絶縁粒子17同士が互いに接続して拘束し合うことから、樹脂層13中に分散したフィラー粒子16のように流動しないため、無機絶縁層14を高剛性かつ低熱膨張率とすることができる。
複数の無機絶縁粒子17は、互いに接続することによって多孔質体である無機絶縁構造体20を構成している。複数の無機絶縁粒子17同士の接続部21は、括れ状であり、ネック構造を構成している。
複数の無機絶縁粒子17は、一部が互いに接続した複数の第1無機絶縁粒子22と、第1無機絶縁粒子22よりも平均粒径が大きく、一部が第1無機絶縁粒子22と接続しているとともに、第1無機絶縁粒子22を挟んで互いに離れた複数の第2無機絶縁粒子23とを含んでいる。複数の無機絶縁粒子17における第1無機絶縁粒子22の含有割合は、例えば20体積%以上90体積%以下であり、複数の無機絶縁粒子17における第2無機絶縁粒子23の含有割合は、例えば10体積%以上80体積%以下である。
第1無機絶縁粒子22は、一部が互いに接続するとともに第2無機絶縁粒子23同士を
接続することによって無機絶縁粒子17における接続部材として機能し、無機絶縁層14を高剛性かつ低熱膨張率とするものである。この第1無機絶縁粒子22は、例えば酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、酸化ホウ素、酸化マグネシウムまたは酸化カルシウム等の無機絶縁材料からなり、中でも、低熱膨張率および低誘電正接の観点から、酸化ケイ素を用いることが望ましい。この場合、第1無機絶縁粒子22は、酸化ケイ素を90質量%以上含んでいればよい。また、酸化ケイ素は、結晶構造に起因した熱膨張率の異方性を低減するため、アモルファス(非晶質)状態であることが望ましい。
接続することによって無機絶縁粒子17における接続部材として機能し、無機絶縁層14を高剛性かつ低熱膨張率とするものである。この第1無機絶縁粒子22は、例えば酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、酸化ホウ素、酸化マグネシウムまたは酸化カルシウム等の無機絶縁材料からなり、中でも、低熱膨張率および低誘電正接の観点から、酸化ケイ素を用いることが望ましい。この場合、第1無機絶縁粒子22は、酸化ケイ素を90質量%以上含んでいればよい。また、酸化ケイ素は、結晶構造に起因した熱膨張率の異方性を低減するため、アモルファス(非晶質)状態であることが望ましい。
第1無機絶縁粒子22は、例えば球状である。また、第1無機絶縁粒子22の平均粒径は、例えば3nm以上110nm以下である。このように第1無機絶縁粒子22の粒径が微小であるため、無機絶縁層14を緻密なものとして高剛性かつ低熱膨張率とすることができるとともに、後述するように、無機絶縁層14を作製する際に第1無機絶縁粒子22同士を容易に接続することができる。
第2無機絶縁粒子23は、その粒径が大きいことから、無機絶縁層14に生じたクラックが迂回するためのエネルギーを増加させるため、このクラックの伸長を抑制するものである。第2無機絶縁粒子23は、第1無機絶縁粒子22と同様の材料を用いることができ、中でも、第1無機絶縁粒子22と材料特性を近づけるため、第1無機絶縁粒子22と同じ材料を用いることが望ましい。この第2無機絶縁粒子23は、例えば球状である。また、第2無機絶縁粒子23の平均粒径は、例えば0.5μm以上5μm以下である。このように第2無機絶縁粒子23の粒径が大きいため、無機絶縁層14に生じたクラックの伸長を良好に抑制できる。
第1樹脂部18は、無機絶縁構造体20と導電層11との間に介在した第1間隙24に配されている。本実施形態の第1樹脂部18は、樹脂層13の一部、特に樹脂15の一部が第1間隙24に入り込んでなるものである。また、第1樹脂部18は、第1間隙24に充填されている。また、第1樹脂部18は、第1無機絶縁粒子22と樹脂層13との間にさらに介在している。
第2樹脂部19は、多孔質体である無機絶縁構造体20の内部において無機絶縁粒子17同士の間に位置する第2間隙25に配されている。本実施形態の第2樹脂部19は、樹脂層13の一部、特に樹脂15の一部が第2間隙25に入り込んでなるものである。また、本実施形態の第2樹脂部19は、第2間隙25に充填されている。
第1間隙24および第2間隙25は、互いにつながっており、開気孔である。第2間隙25は、無機絶縁層14の他主面に開口を有する。また、第1間隙24は、無機絶縁層14の厚み方向への断面において、導電層11および無機絶縁構造体20に取り囲まれている。第2間隙25は、無機絶縁層14の厚み方向への断面において、無機絶縁粒子17に取り囲まれている。
ところで、配線基板3に応力が加わると、無機絶縁層14と導電層11との間に応力が加わることがある。
一方、本実施形態において、配線基板3は、図1(b)および図2(a)に示すように、複数の凸部26および凸部26同士の間に位置する複数の凹部27を一主面に有する無機絶縁層14と、無機絶縁層14の一主面に部分的に配されているとともに凸部26に対応した窪み部28および凹部27に対応した突出部29を有する導電層11とを備えている。その結果、凸部26が窪み部28に配され、突出部29が凹部27に配されることとなるため、アンカー効果によって、無機絶縁層14と導電層11との接着強度を高めることができる。
さらに、無機絶縁層14は、一部が互いに接続した複数の第1無機絶縁粒子22と、無機絶縁層14の一主面にて複数の第1無機絶縁粒子22と導電層11との間に介在した第1樹脂部18とを含んでいる。その結果、電子部品2の実装時や作動時に配線基板3に熱が加わるため、一部が互いに接続した複数の第1無機絶縁粒子22と導電層11との間で第1樹脂部18が熱膨張して導電層11の突出部29を固定する。したがって、無機絶縁層14と導電層11との接着強度を高め、無機絶縁層14と導電層11との剥離を低減することができる。それ故、例えば導電層11とビア導体12との接続部の破断を低減して、配線の断線を低減できるため、電気的信頼性に優れた配線基板3を得ることができる。
また、第1樹脂部18が弾性変形することによって、無機絶縁層14と導電層11との間に加わる応力を緩和することができるため、無機絶縁層14におけるクラックの発生を低減することができる。その結果、このクラックに起因した配線の断線を低減することができる。
本実施形態において、第1樹脂部18は、複数の第1無機絶縁粒子22と導電層11との間に部分的に介在している。その結果、第1樹脂部18が熱膨張した際に複数の第1無機絶縁粒子22によって第1樹脂部18が固定されやすくなるため、第1樹脂部18によって突出部29を良好に固定することができる。この場合には、例えば導電層11の一部は第1樹脂部18と接しており、他の一部は複数の第1無機絶縁粒子22と接している。
本実施形態において、第1樹脂部18は、凸部26に配されている。その結果、凸部26に配された第1樹脂部18が突出部29を側方から固定するため、第1樹脂部18によって突出部29を良好に固定することができる。
さらに、第1樹脂部18は、突出部29に接している。その結果、凸部26にて突出部29に接した第1樹脂部18が突出部29の側面を固定するため、第1樹脂部18によって突出部29を良好に固定することができる。
本実施形態において、第1樹脂部18は、無機絶縁層14の厚み方向(Z方向)に沿った断面において、凹部27を挟んで隣接する1組の凸部26それぞれに配されている。その結果、この1組の凸部26それぞれに配された第1樹脂部18が突出部29を挟みつつ固定するため、第1樹脂部18によって突出部29を良好に固定することができる。
さらに、凹部27を挟んで隣接した1組の凸部26それぞれに配された第1樹脂部18は、凹部27の底部を介してつながっている。その結果、凹部27の底部を介してつながった第1樹脂部18が突出部29を囲みつつ固定するため、第1樹脂部18によって突出部29を良好に固定することができる。
また、第1樹脂部18は、隣接する1組の凸部26に挟まれた突出部29に接している。その結果、この1組の凸部26にて突出部29の側面に接した第1樹脂部18が突出部29を挟みつつ突出部29の側面を固定するため、第1樹脂部18によって突出部29を良好に固定することができる。
本実施形態において、第1樹脂部18は、凹部27の底部に配されている。その結果、凹部27の底部に配された第1樹脂部18が突出部29の頂部を固定するため、突出部29を良好に固定することができる。
また、第1樹脂部18は、突出部29の頂部に接している。その結果、凹部27の底部にて突出部29の頂部に接した第1樹脂部18が突出部29の頂部を固定するため、突出
部29を良好に固定することができる。
部29を良好に固定することができる。
本実施形態において、無機絶縁層14は、第1無機絶縁粒子22同士の間に配された第2樹脂部19を有する。その結果、第2樹脂部19が弾性変形することによって、無機絶縁層14に加わった応力を緩和し、無機絶縁層14におけるクラックの発生を低減することができる。したがって、このクラックに起因した配線の断線を低減することができる。
さらに、第2樹脂部19は、第1樹脂部18とつながっている。その結果、第2樹脂部19を介してつながった第1樹脂部18が突出部29を固定するため、第1樹脂部18によって突出部29を良好に固定することができる。
本実施形態において、第1樹脂部18の幅は、第1無機絶縁粒子22の平均粒径よりも大きい。その結果、第1樹脂部18の熱膨張を増加させて、第1樹脂部18によって突出部29を良好に固定することができる。
また、第2樹脂部19の幅は、第1無機絶縁粒子22の平均粒径よりも小さい。その結果、無機絶縁層14における無機絶縁粒子17の含有量を増加させて、無機絶縁層14をより高剛性かつ低熱膨張率とすることができる。
本実施形態において、凹部27は、図2(b)に示すように、無機絶縁層14の主面方向(XY平面方向)に沿った断面において、第1樹脂部18に取り囲まれている。その結果、凹部27に対応する突出部29を取り囲む第1樹脂部18が突出部29を固定するため、第1樹脂部18によって突出部29を良好に固定することができる。
本実施形態において、凸部26には、第1樹脂部18および複数の第1無機絶縁粒子22が配されている。その結果、凸部26において、第1樹脂部18が熱膨張した際に複数の第1無機絶縁粒子22によって第1樹脂部18が固定されやすくなるため、第1樹脂部18によって突出部29を良好に固定することができる。また、凸部26には、第1樹脂部18および第2無機絶縁粒子23が配されている。また、無機絶縁層14の一主面の近傍領域30における第2無機絶縁粒子23の含有割合は、無機絶縁層14の他主面の近傍領域31における第2無機絶縁粒子23の含有割合よりも多い。なお、無機絶縁層14の一主面の近傍領域30は、無機絶縁層14の一主面(凹部27の底部)から2μm以下の距離である層状の領域をいう。無機絶縁層14の他主面の近傍領域31は、無機絶縁層14の他主面から2μm以下の距離である層状の領域をいう。
本実施形態において、凸部26の高さ(Z方向)は、例えば3μm以上6μm以下であり、凸部26の幅(XY平面方向)は、例えば2μm以上5μm以下である。凹部27の深さ(Z方向)は、例えば3μm以上6μm以下であり、凹部27の幅(XY平面方向)は、例えば2μm以上5μm以下である。なお、凸部26の高さは、配線基板3の厚み方向への断面において、複数の凸部26の高さをそれぞれ測定し、これら高さの平均値を算出することによって測定することができる。凸部26の幅、凹部27の高さおよび凹部27の幅も凸部26の高さと同様に測定することができる。
また、第1樹脂部18の幅は、例えば0.5μm以上3μm以下である。その結果、第1樹脂部18の幅を大きくすることによって、第1樹脂部18の収縮量を増加させることができる。また、第2樹脂部19の幅は、例えば1nm以上70nm以下である。その結果、第2樹脂部19の幅を小さくすることによって、無機絶縁層14における無機絶縁粒子17の含有量を増加させることができる。なお、第1樹脂部18の幅は、配線基板3の厚み方向への断面において、複数の第1樹脂部18における幅の最大値をそれぞれ測定し、これら最大値の平均値を算出することによって測定することができる。第2樹脂部19
の幅は、第1樹脂部18の幅と同様に測定することができる。
の幅は、第1樹脂部18の幅と同様に測定することができる。
次に、前述した実装構造体1の製造方法を、図3ないし図8に基づいて説明する。
(1)図3(a)に示すように、コア基板5を作製する。具体的には、例えば以下のように行なう。
プリプレグを硬化させてなる基体7と基体7の上下に配された銅等の金属箔とからなる積層板を準備する。次に、レーザー加工またはドリル加工等を用いて、積層板にスルーホールを形成する。次に、例えば無電解めっき法、電解めっき法、蒸着法、CVD法またはスパッタリング法等を用いて、スルーホール内に導電材料を被着させてスルーホール導体8を形成する。次に、スルーホール導体8の内側に未硬化樹脂を充填して硬化させることによって、絶縁体9を形成する。次に、例えば無電解めっき法、電解めっき法、蒸着法、CVD法またはスパッタリング法等を用いて、絶縁体9上に導電材料を被着させた後、フォトリソグラフィー法およびエッチング法等を用いて、基体7上の金属箔および導電材料をパターニングして導電層11を形成する。その結果、コア基板5を作製することができる。
(2)図3(b)ないし図5(c)に示すように、例えば銅箔等の金属箔またはPETフィルム等の樹脂フィルム等からなる支持体32と、支持体32上に配された無機絶縁層14と、無機絶縁層14上に配された未硬化の樹脂層前駆体33とを含む積層シート34を作製する。具体的には、例えば以下のように行なう。
まず、図3(b)および図3(c)に示すように、無機絶縁粒子17と無機絶縁粒子17が分散した溶剤35とを有する無機絶縁ゾル36を準備し、無機絶縁ゾル36を支持体32の一主面に塗布する。次に、無機絶縁ゾル36から溶剤35を蒸発させて、支持体32上に無機絶縁粒子17を残存させる。この残存した無機絶縁粒子17は、近接箇所で互いに接触している。次に、図4(a)ないし図4(c)に示すように、この無機絶縁粒子17を加熱して、隣接する無機絶縁粒子17同士を近接箇所で接続させることによって、無機絶縁構造体20を有する無機絶縁層14を形成する。この際に、無機絶縁粒子17および支持体32の間に介在した第1間隙24と、無機絶縁粒子17同士の間の第2間隙25が形成される。次に、図5(a)ないし図5(c)に示すように、無機絶縁層14上に樹脂層前駆体33を積層し、積層された無機絶縁層14および樹脂層前駆体33を厚み方向に加熱加圧することによって、樹脂層前駆体33の一部を第1間隙24および第2間隙25内に充填する。その結果、積層シート34を作製することができる。
ここで、本実施形態において、支持体32の無機絶縁ゾル36が塗布される一主面は、複数の突出部29とこの突出部29同士の間に位置する窪み部28とを有する。この支持体32の一主面に無機絶縁ゾル36を塗布する際に、無機絶縁粒子17が窪み部28に配される。そして、溶剤35を蒸発させた後、無機絶縁粒子17同士を接続させて無機絶縁層14を形成することによって、突出部29に対応した形状の凹部27を形成しつつ、窪み部28に対応した形状の凸部26を形成する。その結果、窪み部28に配されていた無機絶縁粒子17を含む凸部26を形成することができる。
また、無機絶縁ゾル36を塗布する際に、無機絶縁粒子17における第1無機絶縁粒子22の含有割合を低減すると、溶剤35を蒸発させる際に第1無機絶縁粒子22が存在しない領域が形成されやすくなり、無機絶縁層14を形成する際に第1間隙24が形成されやすくなる。
また、支持体32の窪み部28の幅を第2無機絶縁粒子23の平均粒径よりも大きくす
ると、無機絶縁ゾル36を塗布する際に、窪み部28に第2無機絶縁粒子23を配されやすくなり、窪み部28における第1無機絶縁粒子22の含有割合が低下しやすくなる。その結果、凸部26に第1間隙24が形成されやすくなる。この場合には、凸部26に第2無機絶縁粒子23が配される。なお、例えば支持体32として電解銅箔を用いる場合には、電解めっき条件を適宜調節することによって、窪み部28の形状を適宜調節することができる。
ると、無機絶縁ゾル36を塗布する際に、窪み部28に第2無機絶縁粒子23を配されやすくなり、窪み部28における第1無機絶縁粒子22の含有割合が低下しやすくなる。その結果、凸部26に第1間隙24が形成されやすくなる。この場合には、凸部26に第2無機絶縁粒子23が配される。なお、例えば支持体32として電解銅箔を用いる場合には、電解めっき条件を適宜調節することによって、窪み部28の形状を適宜調節することができる。
また、無機絶縁ゾル36を塗布する際に、重力または遠心力によって第2無機絶縁粒子23を支持体32の一主面上に沈降させると、支持体32の一主面の近傍領域における第2無機絶縁粒子23の含有割合を増加させて第1無機絶縁粒子22の含有割合を低減することができるため、無機絶縁層14を形成する際に第1間隙24が形成されやすくなる。この場合には、無機絶縁層14の一主面の近傍領域30における第2無機絶縁粒子23の含有割合が、無機絶縁層14の他主面の近傍領域31における第2無機絶縁粒子23の含有割合よりも多くなる。
無機絶縁ゾル36における無機絶縁粒子17の含有割合は、例えば10%体積以上50体積%以下であり、無機絶縁ゾル36における溶剤35の含有割合は、例えば50%体積以上90体積%以下である。溶剤35は、例えばメタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、エチレングリコール、エチレングリコールモノプロピルエーテル、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、キシレン、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジメチルアセトアミドまたはこれらから選択された2種以上の混合物を含んだ有機溶剤等を用いることができる。
無機絶縁ゾル36の乾燥は、例えば加熱および風乾により行なわれる。乾燥温度は、例えば、20℃以上溶剤35の沸点未満であり、乾燥時間は、例えば20秒以上30分以下である。
無機絶縁粒子17同士を接続させる際の加熱温度は、溶剤35の沸点以上、無機絶縁粒子17の結晶化開始温度未満であり、さらには、100℃以上250℃以下である。また、加熱時間は、例えば0.5時間以上24時間以下である。第1無機絶縁粒子22は、前述した如く、平均粒径が3nm以上110nm以下と微小であるため、このような低温であっても、第1無機絶縁粒子22同士および第1無機絶縁粒子22と第2無機絶縁粒子23とを強固に接続することができる。これは、第1無機絶縁粒子22が微小であることから、第1無機絶縁粒子22の原子、特に表面の原子が活発に運動するため、このような低温下でも第1無機絶縁粒子22同士および第1無機絶縁粒子22と第2無機絶縁粒子23とが強固に接続すると推測される。
さらに、このように低温で加熱することによって、第1無機絶縁粒子22および第2無機絶縁粒子23の粒子形状を保持しつつ、第1無機絶縁粒子22同士および第1無機絶縁粒子22と第2無機絶縁粒子23とを近接領域のみで接続することができる。その結果、接続部20においてネック構造を形成するとともに、開気孔の第1間隙24および第2間隙25を容易に形成することができる。なお、第1無機絶縁粒子22同士を強固に接続することができる温度は、例えば、第1無機絶縁粒子22の平均粒径を110nm以下に設定した場合は250℃程度であり、第1無機絶縁粒子22の平均粒径を15nm以下に設定した場合は150℃程度である。
積層された無機絶縁層14および樹脂層前駆体33を加熱加圧する際の圧力は、例えば0.5MPa以上2MPa以下であり、加圧時間は、例えば60秒以上10分以下であり、加熱温度は、例えば80℃以上140℃以下である。この加熱加圧条件を適宜調節することによって、樹脂層前駆体33の一部を第1間隙24および第2間隙25内に良好に充
填することができる。なお、加熱温度は、樹脂層前駆体33の硬化開始温度未満であるため、樹脂層前駆体33を未硬化の状態で維持することができる。
填することができる。なお、加熱温度は、樹脂層前駆体33の硬化開始温度未満であるため、樹脂層前駆体33を未硬化の状態で維持することができる。
(3)図6(a)ないし図7(b)に示すように、コア基板5上に積層シート34を積層して絶縁層10を形成し、絶縁層10に導電層11およびビア導体12を形成する。具体的には、例えば以下のように行なう。
まず、図6(a)に示すように、樹脂層前駆体33をコア基板5に接しつつ、コア基板5上に積層シート34を積層し、積層されたコア基板5および積層シート34を厚み方向に加熱加圧することによって、コア基板5に積層シート34を接着させた後、積層シート34の樹脂層前駆体33を硬化開始温度以上、熱分解温度未満の温度で加熱することによって、樹脂層前駆体33を硬化させて樹脂層13とする。その結果、この樹脂層13と積層シート34に含まれていた無機絶縁層14とを有する絶縁層10をコア基板5上に形成することができる。
次に、図6(b)および図6(c)に示すように、塩化第二鉄溶液または塩化銅溶液等を用いて、無機絶縁層14から支持体32を化学的に剥離した後、レーザー加工等を用いて、絶縁層10を厚み方向に貫通するとともに導電層11を露出したビア孔を形成する。次に、レーザー加工によってビア孔内に生じたスミア(樹脂の残渣)を除去する(デスミア処理)。次に、図7(a)および図7(b)に示すように、無電解めっき法および電解めっき法等を用いたセミアディティブ法、サブトラクティブ法またはフルアディティブ法等によって、絶縁層10上に所望のパターンの導電層11を形成するとともに、ビア孔内にビア導体12を形成する。この際、導電層11は、絶縁層10における無機絶縁層14の一主面の一部に配される。
工程(2)で第1間隙24および第2間隙25に入り込んでいた樹脂層前駆体33の一部が、本工程で第1樹脂部18および第2樹脂部19となる。この際に第1樹脂部18および第2樹脂部19が硬化収縮するため、第1樹脂部18によって突出部28が固定される。なお、積層されたコア基板5および積層シート34を加熱加圧する際の各条件は、工程(2)の加熱加圧と同様である。
ここで、本実施形態においては、無機絶縁層14から支持体32を剥離することによって、工程(2)で形成した凸部26および凹部27が露出する。そして、無機絶縁層14の凹部27が露出した一主面上で導電層11を形成すると、この凹部27にめっき液が入り込むため、導電層11の窪み部28および突出部29を形成することができる。この際にめっき液にさらされた第1樹脂部18および第2樹脂部19が乾燥収縮するため、第1樹脂部18によって導電層11の突出部29が固定される。したがって、本工程において、導電層11の無機絶縁層14からの剥離を低減し、導電層11同士の接触を低減して短絡を低減できる。
(4)図8(a)および図8(b)に示すように、絶縁層10上に積層シート34を積層してさらに絶縁層10を形成し、この絶縁層10に導電層11およびビア導体12を形成することによって、コア基板5上にビルドアップ層6を形成し、配線基板3を作製する。具体的には、例えば以下のように行なう。ここで、便宜上、本工程で形成する絶縁層10を第1絶縁層10aとし、工程(3)で形成した絶縁層10を第2絶縁層10bとする。
まず、図8(a)に示すように、樹脂層前駆体33を第2絶縁層10bに接しつつ、第2絶縁層10b上に積層シート34を積層し、積層された第2絶縁層10bおよび積層シート34を厚み方向に加熱加圧することによって、第2絶縁層10bに積層シート34を
接着させた後、積層シート34の樹脂層前駆体33を硬化開始温度以上、熱分解温度未満の温度で加熱することによって、樹脂層前駆体33を硬化させて樹脂層13とする。その結果、この樹脂層13と積層シート34に含まれていた無機絶縁層14とを有する第1絶縁層10aを第2絶縁層10b上に形成することができる。次に、図8(b)に示すように、工程(3)と同様の方法で、第1絶縁層10aに導電層11およびビア導体12を形成する。なお、本工程を繰り返すことによって、ビルドアップ層6をより多層化することができる。
接着させた後、積層シート34の樹脂層前駆体33を硬化開始温度以上、熱分解温度未満の温度で加熱することによって、樹脂層前駆体33を硬化させて樹脂層13とする。その結果、この樹脂層13と積層シート34に含まれていた無機絶縁層14とを有する第1絶縁層10aを第2絶縁層10b上に形成することができる。次に、図8(b)に示すように、工程(3)と同様の方法で、第1絶縁層10aに導電層11およびビア導体12を形成する。なお、本工程を繰り返すことによって、ビルドアップ層6をより多層化することができる。
第2絶縁層10bに積層シート34を接着させる際に、樹脂層前駆体33は流動するため、樹脂層前駆体33は無機絶縁層14の一主面の他の部分に配されるとともに導電層11の側面および一主面を被覆する。したがって、第1絶縁層10aの樹脂層13は、無機絶縁層14の一主面に配された導電層11の側面および一主面を被覆する。なお、積層された第2絶縁層10bおよび積層シート34を加熱加圧する際の各条件は、工程(2)の加熱加圧と同様である。
なお、全層の絶縁層10を形成した後、絶縁層10を硬化開始温度以上、熱分解温度未満の温度でさらに加熱しても構わない。その結果、第1樹脂部18の硬化が不完全であった場合に第1樹脂部18の硬化度を高めることができる。この際に第1樹脂部18が硬化収縮するため、第1樹脂部18によって突出部28が固定される。
(5)配線基板3に対してバンプ4を介して電子部品2をフリップチップ実装することにより、図1(a)に示した実装構造体1を作製する。
本発明は、前述の実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更、改良、組合せ等が可能である。
例えば、前述した本発明の実施形態においては、電子部品2としてICまたはLSI等の半導体素子を用いた構成を例に説明したが、電子部品2は、CMOSイメージセンサ等の固体撮像素子、LED等の発光素子または弾性表面波(SAW)装置もしくは圧電薄膜共振器(FBAR)等の弾性波装置を用いても構わない。
また、前述した本発明の実施形態においては、電子部品2を配線基板3にフリップチップ実装した構成を例に説明したが、電子部品2を配線基板3にワイヤボンディング実装しても構わないし、電子部品2を配線基板3に内蔵させても構わない。
また、前述した本発明の実施形態においては、配線基板3としてコア基板5およびビルドアップ層6からなるビルドアップ多層基板を用いた構成を例に説明したが、配線基板3としてビルドアップ多層基板以外のものを用いてもよく、例えば配線基板3としてコアレス基板を用いても構わない。
また、前述した本発明の実施形態においては、無機絶縁層14をビルドアップ層6に適用した構成を例に説明したが、無機絶縁層14を基体7に適用しても構わない。
また、前述した本発明の実施形態においては、1つのビルドアップ層6が絶縁層10を2層含む構成を例に説明したが、1つのビルドアップ層6は絶縁層10を3層以上含んでいても構わない。
また、前述した本発明の実施形態においては、無機絶縁粒子17が第2無機絶縁粒子23を含む構成を例に説明したが、無機絶縁粒子17は第2無機絶縁粒子23を含まなくても構わない。
また、前述した本発明の実施形態においては、工程(2)で溶剤35の蒸発と無機絶縁粒子17の加熱とを別々に行なう構成を例に説明したが、これらを同時に行なっても構わない。
また、前述した本発明の実施形態においては、工程(3)で無機絶縁層14から支持体32を剥離した後に導電層11を形成した構成を例に説明したが、銅箔等の金属箔からなる支持体32を無機絶縁層14から剥離せずに残存させて、セミアディティブ法またはサブトラクティブ法等によって所望のパターンの導電層11を形成しても構わない。この場合には、樹脂層前駆体33を硬化させる際の第1樹脂部18の硬化収縮によって、導電層11の突出部28が固定される。
1 実装構造体
2 電子部品
3 配線基板
4 バンプ
5 コア基板
6 ビルドアップ層
7 基体
8 スルーホール導体
9 絶縁体
10 絶縁層
11 導電層
12 ビア導体
13 樹脂層
14 無機絶縁層
15 樹脂
16 フィラー粒子
17 無機絶縁粒子
18 第1樹脂部
19 第2樹脂部
20 無機絶縁構造体
21 接続部
22 第1無機絶縁粒子
23 第2無機絶縁粒子
24 第1間隙
25 第2間隙
26 凸部
27 凹部
28 窪み部
29 突出部
30 無機絶縁層の一主面の近傍領域
31 無機絶縁層の他主面の近傍領域
32 支持体
33 樹脂層前駆体
34 積層シート
35 溶剤
36 無機絶縁ゾル
2 電子部品
3 配線基板
4 バンプ
5 コア基板
6 ビルドアップ層
7 基体
8 スルーホール導体
9 絶縁体
10 絶縁層
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17 無機絶縁粒子
18 第1樹脂部
19 第2樹脂部
20 無機絶縁構造体
21 接続部
22 第1無機絶縁粒子
23 第2無機絶縁粒子
24 第1間隙
25 第2間隙
26 凸部
27 凹部
28 窪み部
29 突出部
30 無機絶縁層の一主面の近傍領域
31 無機絶縁層の他主面の近傍領域
32 支持体
33 樹脂層前駆体
34 積層シート
35 溶剤
36 無機絶縁ゾル
Claims (12)
- 複数の凸部および該凸部同士の間に位置する複数の凹部を一主面に有する無機絶縁層と、該無機絶縁層の前記一主面に部分的に配されているとともに前記凸部に対応した窪み部および前記凹部に対応した突出部を有する導電層とを備え、
前記無機絶縁層は、一部が互いに接続した複数の第1無機絶縁粒子と、前記無機絶縁層の前記一主面にて前記複数の第1無機絶縁粒子と前記導電層との間に介在した第1樹脂部とを含むことを特徴とする配線基板。 - 請求項1に記載の配線基板において、
前記第1樹脂部は、前記凸部に配されていることを特徴とする配線基板。 - 請求項2に記載の配線基板において、
前記第1樹脂部は、前記突出部に接していることを特徴とする配線基板。 - 請求項2に記載の配線基板において、
前記第1樹脂部は、前記無機絶縁層の厚み方向に沿った断面において、前記凹部を挟んで隣接する1組の前記凸部それぞれに配されていることを特徴とする配線基板。 - 請求項4に記載の配線基板において、
前記1組の前記凸部それぞれに配された前記第1樹脂部は、前記凹部の底部を介してつながっていることを特徴とする配線基板。 - 請求項1に記載の配線基板において、
前記第1樹脂部は、前記凹部の底部に配されていることを特徴とする配線基板。 - 請求項6に記載の配線基板において、
前記第1樹脂部は、前記突出部の頂部に接していることを特徴とする配線基板。 - 請求項1に記載の配線基板において、
前記第1樹脂部の幅は、前記第1無機絶縁粒子の平均粒径よりも大きいことを特徴とする配線基板。 - 請求項1に記載の配線基板において、
前記無機絶縁層は、前記第1無機絶縁粒子同士の間に配されているとともに前記第1樹脂部とつながった第2樹脂部を有することを特徴とする配線基板。 - 請求項9に記載の配線基板において、
前記第2樹脂部の幅は、前記第1無機絶縁粒子の平均粒径よりも小さいことを特徴とする配線基板。 - 請求項1に記載の配線基板において、
前記凹部は、前記無機絶縁層の主面方向に沿った断面において、前記第1樹脂部に取り囲まれていることを特徴とする配線基板。 - 請求項1ないし11のいずれかに記載の配線基板と、該配線基板に実装され、前記導電層に電気的に接続された電子部品とを備えたことを特徴とする実装構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013135290A JP2015012082A (ja) | 2013-06-27 | 2013-06-27 | 配線基板およびこれを用いた実装構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|
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ID=52305006
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017117842A (ja) * | 2015-12-21 | 2017-06-29 | 京セラ株式会社 | 電子部品及び電子部品の製造方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005104638A1 (ja) * | 2004-04-23 | 2005-11-03 | Matsushita Electric Works, Ltd. | 配線基板およびその製造方法 |
| JP2011159649A (ja) * | 2010-01-29 | 2011-08-18 | Kyocera Corp | 配線基板 |
| JP2013046012A (ja) * | 2011-08-26 | 2013-03-04 | Kyocera Corp | 配線基板およびその実装構造体 |
-
2013
- 2013-06-27 JP JP2013135290A patent/JP2015012082A/ja active Pending
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