JP2015019083A - 積層コンデンサ及び積層コンデンサの実装構造体 - Google Patents
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Abstract
【課題】安定して実装しやすい積層コンデンサを提供する。【解決手段】端子電極15の幅方向Wにおける中央であって、かつ長さ方向Lにおける中央の厚みが、第1及び第2の端子電極13,14のそれぞれの幅方向Wにおける中央であって、かつ長さ方向Lにおける中央の厚みよりも厚い。【選択図】図7
Description
本発明は、積層コンデンサ及び積層コンデンサの実装構造体に関する。
従来、例えば積層セラミックコンデンサが広く使用されている。例えば、特許文献1には、直方体型の積層セラミックコンデンサが記載されている。特許文献1に記載の積層セラミックコンデンサは、第1及び第2の信号端子電極と、接地用端子電極とを有する。第1及び第2の信号端子電極は、それぞれ、第1の内部電極に接続されており、第1の信号端子電極は、一の主面の長さ方向における一方側端部の上に設けられている。第2の信号端子電極は、一の主面の長さ方向における他方側端部の上に設けられている。接地用端子電極は、第1の内部電極とセラミック部を介して対向している第2の内部電極に接続されている。接地用端子電極は、一の主面の上の部分であって、長さ方向において第1の信号端子電極と第2の信号端子電極との間に位置する部分の上に設けられている。
特許文献1に記載されたような第1及び第2の信号端子電極並びに接地用端子電極を有する積層コンデンサの実装安定性を向上したいという要望がある。
本発明の主な目的は、安定して実装しやすい積層コンデンサを提供することにある。
本発明に係る積層コンデンサは、長さ方向及び幅方向に沿って延びる第1及び第2の主面と、長さ方向及び厚み方向に沿って延びる第1及び第2の側面と、幅方向及び厚み方向に沿って延びる第1及び第2の端面とを有するセラミック素体と、長さ方向及び厚み方向に沿って延びる内部電極であって、第1の有効部と、第1の有効部に接続されており、第2の主面に引き出された第1の引き出し部と、第1の有効部に接続されており、第2の主面に引き出された第2の引き出し部とを有する第1の内部電極と、長さ方向及び厚み方向に沿って延びる内部電極であって、第1の有効部と幅方向において対向している第2の有効部と、第2の有効部に接続されており、第1の内部電極とは対向していない第3の引き出し部とを有する第2の内部電極と、第1の引き出し部に接続されており、第2の主面の長さ方向における第1の端面側の部分と、第1の端面と、第1及び第2の側面とに跨がって設けられた第1の端子電極と、第2の引き出し部に接続されており、第2の主面の長さ方向における第2の端面側の部分と、第2の端面と、第1及び第2側面に跨がって設けられた第2の端子電極と、第3の引き出し部に接続されており、第2の主面の長さ方向において第1の端子電極と第2の端子電極との間に位置する部分と、第1及び第2の側面のそれぞれとに跨がって設けられた第3の端子電極とを備える。第2の主面における第3の端子電極の長さ方向の寸法は、第2の主面における第1及び第2の端子電極の長さ方向の寸法より大きい。第2の主面は、長さ方向における端から中央に向かって第1の主面側に凹んでおり、かつ、幅方向における端から中央に向かって第1の主面側に凹んでいる。第3の端子電極の幅方向における厚みが最も大きい箇所が、第1及び第2の端子電極のそれぞれの幅方向における厚みが最も大きい箇所よりも厚い。
本発明に係る積層コンデンサでは、第3の端子電極の長さ方向における中央において、第3の端子電極の幅方向における中央の厚みが、第3の端子電極の幅方向における両端の厚みよりも厚くてもよい。
本発明に係る積層コンデンサでは、第1及び第2の端子電極が接地用端子電極を構成しており、第3の端子電極が信号端子電極を構成していてもよい。 本発明に係る積層コンデンサの長さ寸法は、2.0mm〜2.1mmであってもよい。本発明に係る積層コンデンサの厚み寸法は、0.7mm〜1.0mmであってもよい。本発明に係る積層コンデンサの幅寸法は、1.2mm〜1.4mmであってもよい。本発明に係る積層コンデンサの静電容量は、47μF〜48μFであってもよい。
本発明に係る積層コンデンサの実装構造体は、上記本発明に係る積層コンデンサと、実装基板と、導電材とを備える。実装基板は、第1のランドと、第2のランドと、第3のランドとを有する。第1のランドは、第1の端子電極が電気的に接続されている。第2のランドは、第2の端子電極が電気的に接続されている。第3のランドは、第3の端子電極が電気的に接続されている。導電材は、各ランドと各電極とを接合している。
本発明によれば、安定して実装しやすい積層コンデンサを提供することができる。
以下、本発明を実施した好ましい形態の一例について説明する。但し、下記の実施形態は、単なる例示である。本発明は、下記の実施形態に何ら限定されない。
また、実施形態等において参照する各図面において、実質的に同一の機能を有する部材は同一の符号で参照することとする。また、実施形態等において参照する図面は、模式的に記載されたものである。図面に描画された物体の寸法の比率などは、現実の物体の寸法の比率などとは異なる場合がある。図面相互間においても、物体の寸法比率等が異なる場合がある。具体的な物体の寸法比率等は、以下の説明を参酌して判断されるべきである。
図1は、本実施形態における積層コンデンサの模式的斜視図である。図2は、本実施形態における積層コンデンサの第2の側面の模式的正面図である。図3は、本実施形態における積層コンデンサの第2の端面の模式的正面図である。図4は、図2の線IV−IVにおける模式的断面図である。図5は、図4の線V−Vにおける模式的断面図である。図6は、図4の線VI−VIにおける模式的断面図である。
図1〜図6に示されるように、積層コンデンサ1は、コンデンサ本体10を備えている。コンデンサ本体10は、略直方体状である。コンデンサ本体10の角部や稜線部は、面取り状に設けられていてもよいし、丸められた形状を有していてもよい。また、主面、側面には、凹凸が設けられていてもよい。
コンデンサ本体10は、第1及び第2の主面10a、10bと、第1及び第2の側面10c、10dと、第1及び第2の端面10e、10fとを有する。第1及び第2の主面10a、10bは、それぞれ、幅方向Wと、長さ方向Lとに沿って延びている。第1及び第2の側面10c、10dは、それぞれ、幅方向Wと、厚み方向Tとに沿って延びている。第1及び第2の端面10e、10fは、それぞれ、長さ方向Lと、厚み方向Tとに沿って延びている。長さ方向Lは、幅方向Wに対して垂直である。厚み方向Tは、長さ方向Lと幅方向Wとのそれぞれに対して垂直である。
積層コンデンサ1の長さ寸法は2.00mm〜2.10mmであることが好ましく、厚み寸法は0.7mm〜1.0mmであることが好ましく、幅寸法は1.20mm〜1.40mmであることが好ましい。
積層コンデンサ1の静電容量は、47μF〜48μFであってもよい。
なお、積層コンデンサの長さ寸法、厚み寸法、幅寸法は、ミツトヨ製のマイクロメーターMDC−25MXを用いて測定することができる。
コンデンサ本体10は、例えば、誘電体セラミックスにより形成することができる。誘電体セラミックスの具体例としては、例えば、BaTiO3、CaTiO3、SrTiO3、CaZrO3などが挙げられる。コンデンサ本体10には、積層コンデンサ1に要求される特性に応じて、例えばMn化合物、Mg化合物、Si化合物、Fe化合物、Cr化合物、Co化合物、Ni化合物、Al化合物、V化合物、希土類化合物などの副成分が適宜添加されていてもよい。
図4に示されるように、コンデンサ本体10の内部には、複数の第1の内部電極11と、複数の第2の内部電極12とが設けられている。第1の内部電極11と第2の内部電極12とは、それぞれ、長さ方向L及び厚み方向Tに沿って設けられている。第1の内部電極11と第2の内部電極12とは、幅方向Wに沿って交互に間隔を置いて設けられている。幅方向Wにおいて隣り合う第1の内部電極11と第2の内部電極12とは、セラミック部10gを介して幅方向Wにおいて対向している。
図5に示されるように、第1の内部電極11は、第1及び第2の主面10a、10bのそれぞれに引き出されている。具体的には、第1の内部電極11は、第1の有効部11Aと、引き出し部11a〜11dを有する。第1の有効部11Aは、第2の内部電極12と幅方向Wに対向している。引き出し部11a〜11dは、第2の内部電極12と幅方向Wに対向していない。引き出し部11aは、第1の主面10aの長さ方向LにおけるL1側部分に引き出されている。引き出し部11bは、第1の主面10aの長さ方向LにおけるL2側部分に引き出されている。引き出し部11cは、第2の主面10bの長さ方向LにおけるL1側部分に引き出されている。引き出し部11dは、第2の主面10bの長さ方向LにおけるL2側部分に引き出されている。第1の内部電極11は、第1及び第2の端面10e、10fから離間している。すなわち、第1の内部電極11は、第1及び第2の端面10e、10fには引き出されていない。
図6に示されるように、第2の内部電極12は、第1及び第2の主面10a、10bのそれぞれに引き出されている。具体的には、第2の内部電極12は、第2の有効部12Aと、引き出し部12a,12bを有する。第2の有効部12Aは、第1の有効部11Aと幅方向Wに対向している。引き出し部12a,12bは、第1の内部電極11と幅方向Wに対向していない。引き出し部12aは、第1の主面10aの長さ方向Lにおける中央部に引き出されている。引き出し部12bは、第2の主面10bの長さ方向Lにおける中央部に引き出されている。引き出し部12a、12bと、引き出し部11a〜11dとは、幅方向Wにおいて互いに対向しないように設けられている。第2の内部電極12は、第1及び第2の端面10e、10fから離間している。すなわち、第2の内部電極12は、第1及び第2の端面10e、10fには引き出されていない。
なお、本実施形態では、引き出し部11cが、「第1の引き出し部」を構成している。引き出し部11dが、「第2の引き出し部」を構成している。引き出し部12bが「第3の引き出し部」を構成している。
第1及び第2の内部電極11,12は、例えば、Ni、Cu,Ag,Pd,Au,Ag−Pd合金などの金属等により構成することができる。
図1,図2、図5及び図6に示されるように、第2の主面10bの上には、端子電極13〜15が設けられている。本実施形態では、端子電極13,14が接地用端子電極を構成しており、端子電極15が信号端子電極を構成している。端子電極13が、「第1の端子電極」を構成している。端子電極14が、「第2の端子電極」を構成している。端子電極15が、「第3の端子電極」を構成している。
図1に示されるように端子電極13は、第2の主面10bの長さ方向Lにおける第1の端面10e側(L1側)部分の上に設けられている。端子電極13は、第2の主面10bの幅方向Wにおける一方側端部から他方側端部に跨がって設けられている。端子電極13は、第2の主面10bの上から、第1及び第2の側面10c、10d並びに第1の端面10eのそれぞれの上に跨がるように設けられている。端子電極13は、第1の側面10cの上に設けられた部分13aと、第2の側面10dの上に設けられた部分13bと、第1の端面10eの上に設けられた部分13cとを有する。端子電極13は、第1の主面10aには至っていない。すなわち、部分13a〜13cは、第1の主面10aには至っていない。部分13a〜13cの厚み方向Tに沿った長さは、コンデンサ本体10の厚み方向Tに沿った長さの1/2未満であることが好ましく、1/3以下であることがより好ましい。
また、端子13の第2の主面における長さ方向の寸法は、0.35mm〜0.45mmであることが好ましい。
図5に示されるように、端子電極13は、第1の内部電極11に接続されている。端子電極13は、第1の内部電極11の引き出し部11cを覆っている。
図1に示されるように、端子電極14は、第2の主面10bの長さ方向Lにおける第2の端面10f側(L2側)部分の上に設けられている。端子電極14は、第2の主面10bの幅方向Wにおける一方側端部から他方側端部に跨がって設けられている。端子電極14は、第2の主面10bの上から、第1及び第2の側面10c、10d並びに第2の端面10fのそれぞれの上に跨がるように設けられている。端子電極14は、第1の側面10cの上に設けられた部分14aと、第2の側面10dの上に設けられた部分14bと、第2の端面10fの上に設けられた部分14cとを有する。端子電極14は、第1の主面10aには至っていない。すなわち、部分14a〜14cは、第1の主面10aには至っていない。部分14a〜14cの厚み方向Tに沿った長さは、コンデンサ本体10の厚み方向Tに沿った長さの1/2未満であることが好ましく、1/3以下であることがより好ましい。
また、端子電極14の第2の主面における長さ方向の寸法は、0.35mm〜0.45mmであることが好ましい。
図5に示されるように、端子電極14は、第1の内部電極11に接続されている。端子電極14は、第1の内部電極11の引き出し部11dを覆っている。
図1に示されるように、端子電極15は、第2の主面10bの長さ方向Lにおいて端子電極13と端子電極14との間に位置する部分の上に設けられている。端子電極15は、第2の主面10bの幅方向Wにおける一方側端部から他方側端部に跨がって設けられている。端子電極15は、端子電極13,14とは離間している。端子電極15は、第2の主面10bの上から、第1及び第2の側面10c、10dのそれぞれの上に跨がって設けられている。端子電極15は、第1の側面10cの上に位置する部分15aと、第2の側面10dの上に位置する部分15bとを有する。端子電極15は、第1の主面10aには至っていない。すなわち、部分15a、15bの厚み方向Tに沿った長さは、コンデンサ本体10の厚み方向Tに沿った長さの1/2未満であることが好ましく、1/3以下であることがより好ましい。
また、端子電極15の第2の主面における長さ方向の寸法は、0.63mm〜0.67mmであることが好ましい。
図6に示されるように、端子電極15は、第2の内部電極12に接続されている。端子電極15は、第2の内部電極12の引き出し部12bを覆っている。
第1の主面10aの上には、端子電極16,17と、端子電極18とが設けられている。本実施形態では、端子電極16,17が、接地用端子電極を構成している。端子電極18が、信号端子電極を構成している。
図1に示されるように端子電極16は、第1の主面10aの長さ方向Lにおける第1の端面10e側(L1側)部分の上に設けられている。端子電極16は、第1の主面10aの幅方向Wにおける一方側端部から他方側端部に跨がって設けられている。端子電極16は、第1の主面10aの上から、第1及び第2の側面10c、10d並びに第1の端面10eのそれぞれの上に跨がるように設けられている。端子電極16は、第1の側面10cの上に設けられた部分16aと、第2の側面10dの上に設けられた部分16bと、第1の端面10eの上に設けられた部分16cとを有する。端子電極16は、第2の主面10bには至っていない。すなわち、部分16a〜16cは、第2の主面10bには至っていない。部分16a〜16cの厚み方向Tに沿った長さは、コンデンサ本体10の厚み方向Tに沿った長さの1/2未満であることが好ましく、1/3以下であることがより好ましい。
図5に示されるように、端子電極16は、第1の内部電極11に接続されている。端子電極16は、第1の内部電極11の引き出し部11aを覆っている。
図1に示されるように端子電極17は、第1の主面10aの長さ方向Lにおける第2の端面10f側(L2側)部分の上に設けられている。端子電極17は、第1の主面10aの幅方向Wにおける一方側端部から他方側端部に跨がって設けられている。端子電極17は、第1の主面10aの上から、第1及び第2の側面10c、10d並びに第2の端面10fのそれぞれの上に跨がるように設けられている。端子電極17は、第1の側面10cの上に設けられた部分17aと、第2の側面10dの上に設けられた部分17bと、第2の端面10fの上に設けられた部分17cとを有する。端子電極17は、第2の主面10bには至っていない。すなわち、部分17a〜17cは、第1の主面10aには至っていない。部分17a〜17cの厚み方向Tに沿った長さは、コンデンサ本体10の厚み方向Tに沿った長さの1/2未満であることが好ましく、1/3以下であることがより好ましい。
図5に示されるように、端子電極17は、第1の内部電極11に接続されている。端子電極17は、第1の内部電極11の引き出し部11bを覆っている。
図1に示されるように端子電極18は、第1の主面10aの長さ方向Lにおいて端子電極16と端子電極17との間に位置する部分の上に設けられている。端子電極18は、第1の主面10aの幅方向Wにおける一方側端部から他方側端部に跨がって設けられている。端子電極18は、端子電極16,17とは離間している。端子電極18、第1の主面10aの上から、第1及び第2の側面10c、10dのそれぞれの上に跨がって設けられている。端子電極18は、第1の側面10cの上に位置する部分18aと、第2の側面10dの上に位置する部分18bとを有する。端子電極18は、第2の主面10bには至っていない。すなわち、部分18a、18bの厚み方向Tに沿った長さは、コンデンサ本体10の厚み方向Tに沿った長さの1/2未満であることが好ましく、1/3以下であることがより好ましい。
図6に示されるように、端子電極18は、第2の内部電極12に接続されている。端子電極18は、第2の内部電極12の引き出し部12aを覆っている。
端子電極13〜18のそれぞれは、例えば、Ni、Cu,Ag,Pd,Au,Sn,Cr,Ag−Pd合金等の適宜の金属等により構成することができる。
図7及び図8は、本実施形態における積層コンデンサの実装構造体の模式的断面図である。図7及び図8に示されるように、積層コンデンサの実装構造体2は、積層コンデンサ1と、実装基板20とを備えている。積層コンデンサ1は、実装基板20の実装面20aの上に実装されている。実装基板20は、実装面20aに設けられた第1〜第3のランド21〜23を有する。
第1のランド21は、端子電極13と電気的に接続されている。第1のランド21は、長さ方向Lにおいて、端子電極13よりも外側(L1側)にまで延びている。すなわち、第1のランド21は、平面視において(厚み方向Tから視たときに)、積層コンデンサ1の外側に位置する部分を有している。
第2のランド22は、端子電極14と電気的に接続されている。第2のランド22は、長さ方向Lにおいて、端子電極14よりも外側(L2側)にまで延びている。すなわち、第2のランド22は、平面視において(厚み方向Tから視たときに)、積層コンデンサ1の外側に位置する部分を有している。
第3のランド23は、端子電極15と電気的に接続されている。
ランド21〜23と、端子電極13〜15とは、導電材30により接合されると共に、電気的に接続されている。導電材30は、導電性を有するものであれば特に限定されない。導電材30は、例えば半田により構成することができる。
次に、積層コンデンサ1の製造方法の一例について説明する。
まず、コンデンサ本体10を構成するためのセラミックグリーンシートを用意する。次に、セラミックグリーンシートの上に、内部電極を構成するための導電性ペースト層を印刷する。導電性ペースト層が印刷されたセラミックグリーンシートと、導電性ペースト層が印刷されていないセラミックグリーンシートとを適宜積層することによりマザー積層体を作製する。マザー積層体を、積層方向にプレスしてもよい。次に、マザー積層体を複数に分断することにより、生のコンデンサ本体を得る。次に、生のコンデンサ本体を焼成することによりコンデンサ本体10を作製する。次に、例えば、導電性ペーストを塗布した後に焼き付けたり、めっき等によりコンデンサ本体10の上に端子電極13〜18を形成する。以上の工程により、積層コンデンサ1を完成させることができる。
ところで、第1の内部電極11と第2の内部電極12とが幅方向Wに沿って積層している積層コンデンサ1では、第1及び第2の主面10a、10bと、第1及び第2の端面10e、10fとが凹面になり、第1及び第2の側面10c、10dが凸面となる。具体的には、実装面20aと対向している第2の主面10bは、長さ方向Lにおける端から中央に向かって第1の主面10a側に凹んでおり、かつ、幅方向Wにおける端から中央に向かって第1の主面10a側に凹んでいる。
このため、例えば、端子電極13〜15が全て同じ厚みであれば、長さ方向Lにおける中央に位置する端子電極15とランド23との間の距離が、端子電極13とランド21との間の距離や、端子電極14とランド22との間の距離に比べて長くなる。よって、端子電極15とランド23との間が確実に接続されなかったり、電気抵抗が高くなったりする虞がある。
積層コンデンサ1では、端子電極15の幅方向Wにおける厚みが最も大きい箇所が、第1及び第2の端子電極13,14のそれぞれの幅方向Wにおける厚みが最も大きい箇所よりも厚い。このため、端子電極15とランド23との間の距離が短い。よって、端子電極15とランド23とを確実に接続でき、かつ、端子電極15とランド23との間の電気抵抗を低くすることができる。すなわち、積層コンデンサ1は、優れた実装性を有する。
なお、端子電極15の幅方向Wにおける厚みが最も大きい箇所は、積層コンデンサ1を第1の端面10eまたは第2の端面10fから端子電極15に向かって研磨して現れる断面の厚みを測定することにより確認できる。
また、第1の端子電極13の幅方向Wにおける厚みが最も大きい箇所は、積層コンデンサ1を第1の端面10eから第1の端子電極13に向かって研磨して現れる断面の厚みを測定することにより確認できる。
また、第2の端子電極14の幅方向Wにおける厚みが最も大きい箇所は、積層コンデンサ1を第2の端面10fから第2の端子電極14に向かって研磨して、現れる断面の厚みを測定することにより確認できる。
以下、本発明の好ましい実施形態の他の例について説明する。以下の説明において、上記第1の実施形態と実質的に共通の機能を有する部材を共通の符号で参照し、説明を省略する。
(第2の実施形態)
図9は、第2の実施形態における積層コンデンサの模式的斜視図である。図10は、第2の実施形態における積層コンデンサの模式的断面図である。図11は、第2の実施形態における積層コンデンサの模式的断面図である。
図9は、第2の実施形態における積層コンデンサの模式的斜視図である。図10は、第2の実施形態における積層コンデンサの模式的断面図である。図11は、第2の実施形態における積層コンデンサの模式的断面図である。
第1の実施形態では、端子電極13〜15に加え、第1の主面10a側に端子電極16〜18が設けられている例について説明した。但し、本発明は、この構成に限定されない。
例えば、図8〜図10に示すように、端子電極として、端子電極13〜15の3つの端子電極のみが設けられていてもよい。
1 積層コンデンサ
2 実装構造体
10a 第1の主面
10b 第2の主面
10c 第1の側面
10d 第2の側面
10e 第1の端面
10f 第2の端面
10g セラミック部
11 第1の内部電極
11A 第1の対向部
12 第2の内部電極
12A 第2の対向部
11a〜11d,12a,12b 引き出し部
20 実装基板
20a 実装面
21 第1のランド
22 第2のランド
23 第3のランド
30 導電材
2 実装構造体
10a 第1の主面
10b 第2の主面
10c 第1の側面
10d 第2の側面
10e 第1の端面
10f 第2の端面
10g セラミック部
11 第1の内部電極
11A 第1の対向部
12 第2の内部電極
12A 第2の対向部
11a〜11d,12a,12b 引き出し部
20 実装基板
20a 実装面
21 第1のランド
22 第2のランド
23 第3のランド
30 導電材
Claims (5)
- 長さ方向及び幅方向に沿って延びる第1及び第2の主面と、長さ方向及び厚み方向に沿って延びる第1及び第2の側面と、幅方向及び厚み方向に沿って延びる第1及び第2の端面とを有するセラミック素体と、
長さ方向及び厚み方向に沿って延びる内部電極であって、第1の有効部と、前記第1の有効部に接続されており、前記第2の主面に引き出された第1の引き出し部と、前記第1の有効部に接続されており、前記第2の主面に引き出された第2の引き出し部とを有する第1の内部電極と、
長さ方向及び厚み方向に沿って延びる内部電極であって、前記第1の有効部と幅方向において対向している第2の有効部と、前記第2の有効部に接続されており、前記第1の内部電極とは対向していない第3の引き出し部とを有する第2の内部電極と、
前記第1の引き出し部に接続されており、前記第2の主面の長さ方向における前記第1の端面側の部分と、前記第1の端面と、前記第1及び第2の側面とに跨がって設けられた第1の端子電極と、
前記第2の引き出し部に接続されており、前記第2の主面の長さ方向における前記第2の端面側の部分と、前記第2の端面と、前記第1及び第2側面に跨がって設けられた第2の端子電極と、
前記第3の引き出し部に接続されており、前記第2の主面の長さ方向において前記第1の端子電極と前記第2の端子電極との間に位置する部分と、前記第1及び第2の側面のそれぞれとに跨がって設けられた第3の端子電極と、
を備え、
前記第2の主面における前記第3の端子電極の長さ方向の寸法は、前記第2の主面における前記第1及び第2の端子電極の長さ方向の寸法より大きく、
前記第2の主面は、長さ方向における端から中央に向かって前記第1の主面側に凹んでおり、かつ、幅方向における端から中央に向かって前記第1の主面側に凹んでおり、
前記第3の端子電極の幅方向における厚みが最も大きい箇所が、前記第1及び第2の端子電極のそれぞれの幅方向における厚みが最も大きい箇所よりも厚い、積層コンデンサ。 - 前記第3の端子電極の長さ方向における中央において、前記第3の端子電極の幅方向における中央の厚みが、前記第3の端子電極の幅方向における両端の厚みよりも厚い、請求項1に記載の積層コンデンサ。
- 前記第1及び第2の端子電極が接地用端子電極を構成しており、前記第3の端子電極が信号端子電極を構成している、請求項1又は2に記載の積層コンデンサ。
- 長さ寸法が2.0mm〜2.1mmであり、厚み寸法が0.7mm〜1.0mmであり、幅寸法が1.2mm〜1.4mmであり、静電容量が47μF〜48μFである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の積層コンデンサ。
- 請求項1〜4のいずれか一項に記載の積層コンデンサと、
前記第1の端子電極が電気的に接続された第1のランドと、前記第2の端子電極が電気的に接続された第2のランドと、前記第3の端子電極が電気的に接続された第3のランドとを有する実装基板と、
前記各ランドと前記各電極とを接合している導電材と、
を備える、積層コンデンサの実装構造体。
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