JP2015019289A - 光伝送装置、光伝送システム、及び光伝送方法 - Google Patents

光伝送装置、光伝送システム、及び光伝送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 運用中に光信号の通過帯域を自律的に変更する光伝送装置、光伝送システム、及び光伝送方法を提供する。【解決手段】 光伝送装置は、所定帯域の光信号を通過させる波長フィルタと、前記光信号を監視する監視部と、前記監視部の監視結果により前記光信号の波長変化を検出し、該検出結果に基づいて前記光信号の前記波長の変化方向を予測し、前記変化方向に前記波長フィルタの通過帯域を拡張する制御部とを有する。【選択図】図4

Description

本件は、光伝送装置、光伝送システム、及び光伝送方法に関する。
通信需要が増加するに伴って、波長多重技術(WDM:Wavelength Division Multiplexing)を利用した光ネットワークが広く普及している。波長多重技術は、波長が異なる複数の光信号を多重して伝送する技術である。
波長多重技術によると、例えば、伝送速度40(Gbps)×88波の光信号を多重し、波長多重光信号(以下、「多重光信号」と表記)として伝送することが可能である。WDM技術を利用した波長多重伝送装置としては、例えばROADM(Reconfigurable Optical Add-Drop Multiplexer)装置が知られている。
多重光信号のスペクトルに関し、光信号は、50(GHz)や100(GHz)などの一定の波長間隔を有する。この波長間隔は、ITU−Tグリッド(ITU-T: International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector(国際電気通信連合)))などと呼ばれ、波長多重伝送装置に広く用いられている。
近年、通信需要の将来的な増加を見込み、無線通信に用いられるDP(Dual Polarization)−QPSK(Quaternary Phase-Shift Keying)などの多値変調方式を、波長多重伝送装置に適用し、コヒーレント伝送を実現する試みがなされている。このため、波長多重伝送装置は、伝送レートだけでなく、変調方式も異なる様々な通信容量の光信号を、多重光信号に収容することが望まれる。
そこで、波長間隔を可変とすることにより、様々な帯域幅の光信号を、多重光信号に柔軟に収容するフレキシブルグリッド技術が開発されている。フレキシブルグリッド技術は、ITU−T勧告G.694.1に規定されている。フレキシブルグリッド技術によると、ITU−Tグリッドのような固定された波長間隔を用いる場合とは異なり、スペクトルが隣接する光信号同士の波長間隔を、該光信号の種類に応じた最小帯域に基づき設定することが可能である。このため、光ファイバごとの伝送容量が増加し、波長収容効率が向上する。
しかし、例えば、運用中の光信号が、帯域幅が異なる他の光信号に置換されると、該置換前後の光信号の通過帯域幅の差分により、隣接する光信号同士のスペクトル間に、使用されない断片領域が生じてしまう。このため、光信号の置換が進むにつれて断片領域が増加することにより、光ファイバの波長収容効率が低下するという問題がある。
これに対し、例えば非特許文献1及び非特許文献2には、送信ノードの波長可変レーザーの波長と、中継ノードの波長フィルタの通過帯域とを同期させて変更することにより、上記の断片領域を削減する、無瞬断デフラグメンテーション技術が開示されている。
また、波長制御に関し、例えば特許文献1には、コヒーレント伝送方式の波長分割多重通信において、受信信号のエラーを検出したときに、受信器の局発光の波長を、記憶手段に記憶された波長に切り替える点が開示されている。また、波長フィルタに関し、特許文献2には、波長多重装置において、入力側OCM(Optical Channel Monitor)及び出力側OCMにより取得された各スペクトルの差分に基づいて、フィルタの波長透過特性のずれを検出する点が開示されている。
特開2011−160146号公報 特開2011−254309号公報
上記の無瞬断デフラグメンテーション技術を用いる場合、ネットワーク管理装置などの外部の制御装置から、光信号の送信元の送信ノード、及び、光信号を中継する中継ノードに設けられた各波長多重伝送装置に対して制御が行われる。また、さらに、光信号を受信する受信ノードの波長多重伝送装置に対して制御が行われる場合もある。この制御では、例えば、以下に述べる一連のシーケンス処理が行われる。
まず、各中継ノードの波長選択スイッチ(WSS: Wavelength Selective Switch)の波長フィルタの通過帯域を所定分だけ拡張する。次に、当該拡張された通過帯域内において、送信ノードの波長可変レーザ(送信器)の波長を微小(例えば2.5(GHz)分)にスライド(変位)させる。そして、各中継ノードの波長選択スイッチの通過帯域を所定分だけ縮小させる。このシーケンス処理を繰り返すことにより、該光信号を瞬断させることなく、運用中の光信号の波長が所望の値に変更される。このため、スペクトル同士の間隔が最適化されるので、上記の断片領域が削減され、波長収容効率が向上する。
しかしながら、無瞬断デフラグメンテーション技術を用いると、波長多重伝送装置のネットワークの規模が大きいほど、制御対象となるノード数が多くなる。このため、上記の制御装置及び各ノード間の通信量が増加するだけでなく、同期処理のために生ずる待機時間などの増加により制御全体の所要時間が増加するという問題がある。さらに、制御が複雑化するために、制御装置の操作も煩雑化するという問題もある。
したがって、各中継ノードの波長多重伝送装置が、制御装置からの制御によらず、光信号の波長に従って、自律的に波長フィルタの通過帯域を変更することが望まれるが、運用中、光信号を瞬断させることなく、光信号の通過帯域を変更する手段が存在しない。
そこで本件は上記の課題に鑑みてなされたものであり、運用中に光信号の通過帯域を自律的に変更する光伝送装置、光伝送システム、及び光伝送方法を提供することを目的とする。
本明細書に記載の光伝送装置は、所定帯域の光信号を通過させる波長フィルタと、前記光信号を監視する監視部と、前記監視部の監視結果により前記光信号の波長変化を検出し、該検出結果に基づいて前記光信号の前記波長の変化方向を予測し、前記変化方向に前記波長フィルタの通過帯域を拡張する制御部とを有する。
本明細書に記載の光伝送システムは、伝送路を介して互いに接続された第1光伝送装置及び第2光伝送装置を有する光伝送システムにおいて、前記第1光伝送装置は、波長が可変である所定帯域の光信号を前記第2光伝送装置に送信する送信器と、前記光信号の波長を制御する波長制御部とを有し、前記第2光伝送装置は、前記光信号を通過させる波長フィルタと、前記光信号を監視する監視部と、前記監視部の監視結果により前記光信号の波長変化を検出し、該検出結果に基づいて、前記波長制御部の制御による波長の変化方向を予測し、前記変化方向に前記波長フィルタの通過帯域を拡張する制御部とを有する。
本明細書に記載の光伝送方法は、所定帯域の光信号を伝送する光伝送方法において、前記光信号の波長変化を検出し、該検出結果に基づいて前記光信号の前記波長の変化方向を予測し、前記変化方向に、前記光信号を通過させる波長フィルタの通過帯域を拡張する光伝送方法である。
本明細書に記載の光伝送装置、光伝送システム、及び光伝送方法は、運用中に光信号の通過帯域を自律的に変更できるという効果を奏する。
ネットワークの構成例を示す構成図である。 ITU−Tグリッド及びフレキシブルグリッドを採用した場合の多重光信号のスペクトル波形の例を示す波形図である。 光信号の置換による断片領域の発生の様子を示す波形図である。 実施例に係る光伝送システムの構成を示す構成図である。 WSS制御部による通過帯域の制御動作を示す図である。 通過帯域の拡張処理を示すフローチャートである。 波長フィルタの検査方法を示す図である。 通過帯域の縮小処理を示すフローチャートである。 波長間隔の制限を示す図である。 他の実施例に係る伝送システムの構成を示す構成図である。 波長選択スイッチの機能構成例を示す構成図である。
図1は、ネットワークの構成例を示す構成図である。ネットワークは、複数のノードA〜Gを有する。各ノードA〜Gには、光伝送装置1が設けられている。光伝送装置1は、例えばROADM装置などの波長多重伝送装置であり、波長λ1〜λ6が異なる複数の光信号を多重して、多重光信号として伝送する。
各ノードA〜Gの光伝送装置1は、伝送路(光ファイバ)を介して接続されている。図1において、伝送路ごとに点線により引き出されて示されたグラフは、該伝送路において伝送される多重光信号のスペクトル波形である。
ノードAからノードC及びノードDを介してノードFに至る伝送経路には、波長λ1〜λ3の光信号を含む多重光信号が伝送される。また、ノードBからノードC及びノードEを介してノードFに至る伝送経路には、波長λ4〜λ6の光信号を含む多重光信号が伝送される。ノードFの光伝送装置1は、上記の2つの伝送経路を経た多重光信号を、1つの多重光信号にしてノードGの光伝送装置1に伝送する。このため、ノードF及びG間の伝送路には、波長λ1〜λ6の光信号が多重された多重光信号が伝送される。
このように、波長多重伝送装置のネットワークにより、任意の波長λ1〜λ6の光信号を、任意のノードA〜G間において伝送できる。したがって、このネットワークは、各伝送路の波長収容効率が高いほど、伝送容量が増加する。
図2は、ITU−Tグリッド及びフレキシブルグリッドを採用した場合の多重光信号のスペクトル波形の例を示す波形図である。ITU−Tグリッドの場合(図2(a)参照)、伝送レートが、例えば10(Gbps)、40(Gbps)、10(Gbps)、及び100(Gbps)である4つの光信号が、同一の波長間隔(50(GHz))をおいて収容されている。つまり、各光信号は、一定の通過帯域(50(GHz))が割り当てられている。
これに対して、フレキシブルグリッドの場合(図2(b)参照)、光信号間の波長間隔が一定ではない。例えば、伝送レートが100(Gbps)、400(GHz)(短距離用)、及び400(GHz)(長距離用)の光信号は、50(GHz)、75(GHz)、及び137.5(GHz)の通過帯域がそれぞれ割り当てられている。
このように、フレキシブルグリッドを採用すると、スペクトルが隣接する光信号(隣接チャネル)の波長間隔を、一定ではなく、光信号の伝送レートに応じた最小波長帯域に、柔軟に設定することが可能となる。したがって、フレキシブルグリッド技術によれば、光ファイバごとの波長利用効率を向上できる。
しかし、例えば、運用中の光信号が、帯域幅が異なる他の光信号に置換されると、該置換前後の帯域幅の差分により、隣接する光信号同士のスペクトル間に未使用の断片領域が生じてしまう。このため、光信号の置換が進むにつれて、断片領域が増加することで、光ファイバの波長収容効率が低下するという問題がある。
図3は、光信号の置換による断片領域の発生の様子を示す波形図である。光信号が置換される前、例えば、400(Gbps)の3つ光信号が、隣接して収容されている(図3(a)参照)。ここで、各光信号の通過帯域は、75(GHz)である。
3つの光信号のうち、隣接する2つの光信号が、100(Gbps)の光信号に置換されたとする(図3(b))。ここで、置換後の光信号(100(Gbps))の通過帯域は、50(GHz)とすると、置換前後の帯域幅の差分のため、25(GHz)の帯域幅を有する断片領域が生ずる。このため、光信号の置換が進むにつれて、断片領域が増加することで、光ファイバの波長収容効率が低下するという問題がある。
これに対して、上記の無瞬断デフラグメンテーション技術を用いることにより、光信号の波長及び通過帯域を制御して、断片領域を削減することが考えられる。しかし、上述したように、外部の制御装置を用いて制御する場合、大規模のネットワークでは、制御対象のノード数が多いため、様々な問題が生ずる。
そこで、実施例では、光信号の波長変化の検出結果に基づいて波長の変化方向を予測し、当該変化方向に波長フィルタの通過帯域を拡張し、変化後の波長に従って通過帯域を縮小することにより、運用中に光信号の通過帯域を自律的に変更する。
図4は、実施例に係る光伝送システムの構成を示す構成図である。光伝送システムは、ノードA〜Dにそれぞれ設けられた複数の光伝送装置1a〜1dを有する。光伝送装置1a〜1dは、伝送路(光ファイバ)を介して直列に接続され、上記のフレキシブルグリッド技術により多重した光信号を伝送する。
ノードAは、送信ノードであり、ノードB及びノードCは中継ノードであり、ノードDは受信ノードである。つまり、ノードAの光伝送装置1aは、ノードC及びノードDの光伝送装置1c,1dを介して、ノードDの光伝送装置1dに光信号を伝送する。各ノードA〜Dの光伝送装置1a〜1dは、共通の構成を有するが、図4では、便宜上、ノードA〜Dごとに、部分的に異なる構成が記載されている。
ノードAの光伝送装置1aは、チューナブルLD(Laser Diode)10と、LD制御部11と、変調器12と、波長選択スイッチ(WSS)13と、OCM14と、WSS制御部15と、記憶部150と、出力アンプ16とを有する。チューナブルLD(送信器)10は、波長が可変である光信号を、ノードBの光伝送装置1bに送信する。
LD制御部11は、所定帯域を有する光信号の波長を制御する。つまり、LD制御部11は、チューナブルLDの出力光の波長を制御する。より具体的には、LD制御部11は、光信号の波長が所定の目標値となるまで、一定の変化速度で波長を変化させる。このとき、波長制御の実行指示及び目標値は、例えば外部装置からLD制御部11に与えられる。
これにより、光信号のスペクトル同士の波長間隔が最適化(例えば最小化)され、上記の断片領域を削減する。なお、LD制御部11は、波長制御を防止するためのロック回路を備えてもよい。この場合、波長を制御するときに、外部装置などからロック回路のロック状態を解除すれば、誤動作により波長が変化することが回避される。
変調器12は、チューナブルLD10から入力された光信号を変調する。変調方式としては、例えば、光信号をコヒーレント伝送する場合、DP−QPSKが挙げられるが、これに限定されない。変調器12は、変調した光信号を波長選択スイッチ13に出力する。
波長選択スイッチ13は、複数の波長のうち、選択された波長の光信号を通過させる波長フィルタとして機能する。波長選択スイッチ13は、選択された波長の光信号を多重し、多重光信号として出力アンプ16に出力する。
波長選択スイッチ13は、図示を省略するが、チューナブルLD10からの光信号に加えて、ノードAに挿入される光信号、及び他ノードから入力された光信号を多重する。なお、波長選択スイッチ13は、例えば、内蔵するLCOS(Liquid Crystal On Silicon)、またはDMD(Digital Micro Mirror Device)を制御することにより、光信号が割り当てられたチャネルごとに通過帯域の幅を調整する。
出力アンプ16は、波長選択スイッチ13から入力された多重光信号を増幅して、伝送路に出力する。出力アンプ16は、例えば、エルビウムドープファイバにより光を増幅する。
OCM(監視部)14は、伝送路に出力される光信号を、一定の時間間隔(例えば2(秒))で監視する。より具体的には、OCM14は、波長選択スイッチ13から出力される多重光信号を、波長ごとの光信号に分離する。OCM14は、分離して得た各光信号の波長を検出して、WSS制御部15に出力する。
WSS制御部(制御部)15は、上記の無瞬断デフラグメンテーション技術と同様に、波長選択スイッチ(波長フィルタ)13の通過帯域を、外部の制御装置の制御によらずに、自律的に制御する。図5には、WSS制御部による通過帯域の制御動作が示されている。図5において、点線の枠は通過帯域BWを表し、また、横軸は、便宜上、周波数に代えて波長を示す。
図5(a)に示されるように、WSS制御部15は、OCM14の監視結果により光信号の波長変化Δλを検出する。上述したように、LD制御部11は、断片領域を削減するように、光信号の波長を制御する。このときの波長の制御方向(変化方向)は、スペクトルが断片領域に近づく方向となる。本例において、LD制御部11は、光信号の波長がλ1からλ2となるように、波長を制御する。
点線及び実線で示されたスペクトルは、ある監視周期の到来時におけるOCM14の監視結果、及びその次の監視周期の到来時におけるOCM14の監視結果を表す。WSS制御部15は、例えば、2つのスペクトルを比較することにより、波長変化Δλを検出する。WSS制御部15は、例えば、2つのスペクトルの波長差が所定値以上であるとき、波長変化Δλとして検出してもよい。また、WSS制御部15は、該波長差が、所定回数連続して認識されたとき、波長変化Δλとして検出してもよい。なお、WSS制御部15は、波長変化Δλを検出するため、OCM14から光信号の波長を取得するごとに、波長の値を記憶部150に記憶させる。
WSS制御部15は、波長変化Δλの検出結果に基づいて光信号の波長の変化方向(制御方向)を予測し、図5(b)に示されるように、変化方向d1に波長選択スイッチ(波長フィルタ)13の通過帯域BWを拡張する。本例の場合、波長は、図5(a)の紙面左方向(負方向)に変化したため(Δλ参照)、WSS制御部15は、波長の変化方向が、当該左方向であると予測する。もっとも、これとは異なり、波長が紙面右方向(正方向)に変化した場合、WSS制御部15は、波長の変化方向が、当該右方向であると予測する。
WSS制御部15は、予測した変化方向に、通過帯域BWを拡張する。このとき、通過帯域BWの拡張幅ΔBWは、一定(例えば12.5(GHz))であってもよいが、後述するように、波長変化Δλの速度に基づいて決定した値でもよい。
その後、LD制御部11は、図5(c)に示されるように、波長の制御を継続することにより、光信号の波長を目標値λ2に変更する(符号d2参照)。ここで、目標値λ2は、例えば、光信号の隣接グリッドの中心波長である。このとき、波長は、拡張された通過帯域BWの範囲内で制御されるので、スペクトルが通過帯域BWの外にはみ出すことにより光信号が瞬断することはない。なお、図5(c)において、点線の波形は、スペクトルの変化の過程を示す。
WSS制御部15は、図5(d)に示されるように、光信号の変化後の波長に従って、拡張した通過帯域BWを縮小する(符号d3参照)。より具体的には、WSS制御部15は、光信号の波長が目標値λ2に達したため、未使用状態となった中心波長λ1の隣接グリッドの通過帯域(空き通過帯域)を遮断する。
これにより、中心波長λ1のグリッドの通過帯域が開放されて、他の光信号の通過帯域として利用可能となる。なお、波長λ2が、LD制御部11における波長制御の目標値ではない場合、光信号の波長が当該目標値に変更されるまで、図5(a)〜図5(d)の過程が繰り返される。
なお、WSS制御部15は、ノイズなどの影響により波長が変化したとき、誤って通過帯域を制御しないように有効/無効設定を有してもよい。この場合、有効/無効設定は、波長制御が行われるとき、外部装置から有効状態に設定され、波長制御が終了したとき、外部装置から無効状態に設定される。
再び図4を参照すると、記憶部150は、例えばメモリなどの記憶手段であり、波長選択スイッチ13を通過させる各光信号の波長を記憶する。WSS制御部15は、記憶部150から読み出した当該波長の情報に従って、波長選択スイッチ13を設定する。
また、ノードB及びノードCの光伝送装置1b,1cは、入力アンプ17と、波長選択スイッチ13と、OCM14と、WSS制御部15と、記憶部150と、出力アンプ16とを有する。波長選択スイッチ13、OCM14、WSS制御部15、及び出力アンプ16については、上述した通りである。
入力アンプ17は、隣接ノードA,Bの光伝送装置1a,1bから入力された多重光信号を増幅して、波長選択スイッチ13に出力する。入力アンプ17は、例えば、エルビウムドープファイバにより光を増幅する。なお、後述するように、WSS制御部15は、入力アンプ17のASE(Amplified Spontaneous Emission)光のように、波長選択スイッチ(波長フィルタ)13を通過する雑音光のパワーに基づいて、波長選択スイッチ13を検査してもよい。
また、ノードDの光伝送装置1dは、入力アンプ17と、波長選択スイッチ13と、OCM14と、WSS制御部15と、記憶部150と、復調器18と、受信器19とを有する。入力アンプ17、波長選択スイッチ13、OCM14、WSS制御部15、及び記憶部150については、上述した通りである。
復調器18は、波長選択スイッチ13から入力された光信号を復調する。ここで、波長選択スイッチ13は、光信号の分岐のため、多重光信号から当該光信号を分離して復調器18に出力する。復調器18は、送信ノードAの変調器12に応じた復調方式により光信号を復調する。
受信器19は、光信号を受信する。コヒーレント伝送の場合、受信器19は、例えば、ヘテロダイン検波方式のように、局発光を用いて光信号を検波することにより、光信号を受信する。この場合、受信器19は、OCM14の監視結果に基づいて、光信号の波長に応じて局発光の波長を調整してもよい。受信された光信号は、例えば、電気信号に変換されて、他のネットワークに送信される。
上述したように、ノードA〜DのWSS制御部15は、LD制御部11による光信号の波長の変化方向を予測し、波長制御に先行して、波長選択スイッチ13における光信号の通過帯域BWを拡張する。このため、光信号のスペクトルが通過帯域BWの外部に移動する前に、通過帯域BWが拡張される。
したがって、実施例に係る伝送システムによると、光信号が瞬断することなく、運用中に光信号の通過帯域を自律的に変更できる。これに対し、仮に、OCM14の監視結果に、単純に追従するように通過帯域を制御した場合、OCM14の監視周期が波長変化Δλの速度に対して十分に短くないため、光信号の瞬断が回避は困難である。
次に、WSS制御部15における通過帯域BWの制御の詳細を述べる。図6は、通過帯域BWの拡張処理を示すフローチャートである。
まず、WSS制御部15は、OCM14による周期的な光信号の監視結果に基づいて、光信号の波長変化を検出すると(ステップSt1のYes)、波長の変化方向を予測する(ステップSt2)。この処理については、図5(a)を参照して述べたとおりである。波長変化Δλが検出されないとき(ステップ1のNo)、WSS制御部15は、処理を終了する。
次に、WSS制御部15は、OCM14の監視結果により波長変化Δλの速度を検出し、波長変化の速度に基づいて通過帯域BWの拡張幅ΔBWを決定する(ステップSt3)。WSS制御部15は、例えば、今回及び前回の各監視周期における監視結果から波長変化Δλを算出し、この波長変化Δλを、OCM14の監視周期(監視の時間間隔)で除算することにより、波長変化Δλの速度を検出する。そして、WSS制御部15は、波長変化Δλの速度から、次の監視周期における波長の値を予測して、当該予測値に基づいて拡張幅ΔBWを決定する。これにより、拡張幅ΔBWが、適切な値に調整される。
次に、WSS制御部15は、予測した変化方向に、決定した拡張幅ΔBWに応じて通過帯域BWを拡張する(ステップSt4)。この処理については、図5(b)を参照して述べたとおりである。
次に、WSS制御部15は、波長選択スイッチ(波長フィルタ)13を通過する雑音光のパワーに基づいて波長選択スイッチ(波長フィルタ)13を検査する(ステップSt5)。このとき、WSS制御部15は、OCM14の監視結果から、雑音光のパワーを取得する。なお、雑音光は、例えば、入力アンプ17から波長選択スイッチ13を通って漏れるASE光である。
図7には、波長フィルタ13の検査方法が示されている。図7において、横軸は、波長を示し、縦軸は、光のパワーを示す。また、符号Wは、通過帯域BWを制御するときの最小帯域幅、つまり制御単位となるスロットを示す。
雑音光NZは、通過帯域の拡張処理(ステップSt4)において拡張された帯域幅(拡張幅)ΔBWの範囲において、波長選択スイッチ13を通過する。このため、OCM14は、拡張幅ΔBWの範囲内において、雑音光NZのパワーPを検出する。
しかし、符号Xで示されるように、特定のスロットにおいて、上記のパワーPが検出されないとき(雑音光の出力が所定のパワーPに満たないとき)、波長選択スイッチ13の故障が想定される。つまり、波長選択スイッチ13は、内蔵するLCOSやDMDの一部が故障(LOSの場合、ピクセル単位の故障)したため、該当するスロットの光(雑音光)を通過させることが不可能な状態にあると考えられる。したがって、WSS制御部15は、雑音光のパワーに基づいて波長選択スイッチ(波長フィルタ)13の異常を検出できる。
WSS制御部15は、波長フィルタ13の異常を検出したとき(ステップSt6のYes)、光信号の波長の制御(つまり、波長の変化)を停止させる(ステップSt7)。より具体的には、WSS制御部15は、LD制御部11に対して、波長制御の停止を要求する。このとき、ノードB〜ノードDのWSS制御部15は、例えば、ノード間通信用に割り当てられた監視制御チャネルを介して、ノードAのLD制御部11に、波長制御の停止要求を送信する。
このように、光信号の波長が変更される前に、波長選択スイッチ13を検査することにより、光信号が、異常スロット(符号X参照)のために瞬断することが回避される。一方、波長フィルタ13の異常が検出されないとき(ステップSt6のNo)、WSS制御部15は、処理を終了する。このようにして、過帯域BWの拡張処理は行われる。
図8は、通過帯域BWの縮小処理を示すフローチャートである。まず、WSS制御部15は、OCM14の監視結果に基づいて、光信号と、光信号にスペクトルが隣接する他の光信号(隣接チャネル)との間の波長間隔が一定値K以下であるか否かを判定する(ステップSt11)。
WSS制御部15は、波長間隔が一定値K以下であるとき(ステップSt11のYes)、光信号の波長の制御(つまり波長の変化)を停止させる(ステップSt14)。より具体的には、WSS制御部15は、LD制御部11に対して、波長制御の停止を要求し、後述するステップSt13の処理を行う。これにより、波長間隔の制限を超えるまで、波長が変更されることが防止される。
図9には、波長間隔の制限が示されている。光信号間の波長間隔(または周波数間隔)は、光信号のスペクトル同士が重なることにより生ずる線形クロストーク及び非線形クロストークを回避するため、制限値より大きくなるように維持される。この制限値は、ガードバンドなどと呼ばれる。
WSS制御部15は、波長間隔がガードバンド以上に維持されるように、OCM14を用いて光信号間の波長間隔を監視し、波長間隔が一定値K以下となったときに波長制御を停止させる。このとき、一定値Kは、ガードバンドに応じて決定される。これにより、上記のクロストークにより光信号の波形が劣化することが防止される。
一方、波長間隔が一定値K以下ではないとき(ステップSt11のNo)、WSS制御部15は、光信号の波長変化により生ずる空き通過帯域の有無を判定する(ステップSt12)。つまり、WSS制御部15は、波長制御により光信号のスペクトルが移動することにより一定幅(例えばグリッド単位)の空き通過帯域が生じたか否かを判定する。
空き通過帯域があるとき(ステップSt12のYes)、WSS制御部15は、波長変化に応じて通過帯域BWを縮小する(ステップSt13)。これは、図5(d)を参照して述べたとおりである。
一方、空き通過帯域がないとき(ステップSt12のNo)、WSS制御部15は、処理を終了する。このようにして、通過帯域BWの縮小処理は行われる。
次に、図10を参照して、波長選択スイッチ13の詳細を述べる。図10は、他の実施例に係る伝送システムの構成を示す構成図である。図10において、図4と共通する構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
光伝送システムは、ノードE〜Iにそれぞれ設けられた複数の光伝送装置1e〜1iを有する。光伝送装置1e〜1iは、伝送路(光ファイバ)を介して接続されている。
ノードE及びノードFは、送信ノードであり、ノードGは中継ノードであり、ノードH及びノードIは受信ノードである。本構成において、ノードEの光伝送装置1eは、ノードGの光伝送装置1gを介し、ノードH及びノードIの光伝送装置1h,1iに光信号を伝送する。また、ノードFの光伝送装置1fは、ノードGの光伝送装置1gを介し、ノードH及びノードIの光伝送装置1h,1iに光信号を伝送する。なお、各ノードE〜Iの光伝送装置1e〜1iは、共通の構成を有するが、図10では、便宜上、ノードE〜Iごとに、部分的に異なる構成が記載されている。
ノードE及びノードFの光伝送装置1e,1fは、チューナブルLD10と、LD制御部11と、変調器12と、波長選択スイッチ13と、OCM14と、WSS制御部15と、記憶部150と、出力アンプ16とを有する。また、ノードH及びノードIの光伝送装置1h,1iは、入力アンプ17と、波長選択スイッチ13と、OCM14と、WSS制御部15と、記憶部150と、復調器18と、受信器19とを有する。
ノードGの光伝送装置1gは、入力アンプ17a,17bと、カプラ2a,2bと、波長選択スイッチ13a,13bと、OCM14a,14bと、WSS制御部15a,15bと、記憶部150a,150bと、出力アンプ16a,16bとを有する。ノードGの光伝送装置1gは、2組の入力方路及び出力方路に対応する構成を有する。
入力アンプ17a,17bは、上記の入力アンプ17と同様の機能を有する。入力アンプ17a,17bは、ノードE及びノードFの光伝送装置1e,1fから入力された多重光信号をそれぞれ増幅して、カプラ2a,2bにそれぞれ出力する。
カプラ2a,2bは、多重光信号を分波する光分波器として機能する。一方のカプラ2aは、分波した多重光信号S1を波長選択スイッチ13a,13bに出力し、他方のカプラ2bは、分波した多重光信号S2を波長選択スイッチ13a,13bに出力する。
波長選択スイッチ13a,13bは、上記の波長選択スイッチ13と同様の機能を有し、複数の波長のうち、選択された波長の光信号を通過させる波長フィルタとして機能する。波長選択スイッチ13a,13bは、選択された波長の光信号を多重し、多重光信号S30,S31として出力アンプ16a,16bにそれぞれ出力する。
出力アンプ16a,16bは、上記の出力アンプ16と同様の機能を有する。出力アンプ16a,16bは、波長選択スイッチ13から入力された多重光信号を増幅して、伝送路に出力する。
WSS制御部(制御部)15a,15bは、上記のWSS制御部15と同様の機能を有する。WSS制御部15a,15bは、波長選択スイッチ(波長フィルタ)13a,13bの通過帯域を、外部の制御装置の制御によらずに、自律的に制御する。
記憶部150a,150bは、上記の記憶部150と同様に、例えばメモリなどの記憶手段であり、波長選択スイッチ13を通過させる各光信号の波長を記憶する。
OCM(監視部)14a,14bは、上記のOCM14と同様の機能を有する。OCM14a,14bは、伝送路に出力される光信号を、一定の時間間隔で監視する。
図11は、波長選択スイッチ13a,13bの機能構成例を示す構成図である。波長選択スイッチ13a,13bは、カプラ2a,2bから、2つの入力ポートを介して多重光信号S1,S2がそれぞれ入力される。波長選択スイッチ13a,13bは、光分波器130,131と、複数の光スイッチ134と、複数の光減衰器135と、光合波器133と、光スイッチ制御部136と、減衰量制御部137とを有する。
光分波器130,131は、例えばアレイ導波路回折格子(AWG: Arrayed Waveguide Grading)であり、多重光信号S1,S2を波長ごとの光信号に分離して、複数の光スイッチ134に出力する。複数の光スイッチ134は、光信号の波長に対応する波長番号λ1〜λNごとに設けられ、それぞれ、光スイッチ制御部136の制御に従って、光分波器130,131から当該光信号の入力元の光分波器130,131を選択する。つまり、複数の光スイッチ134は、それぞれ、光信号の入力ポートを選択する。
光スイッチ制御部136は、WSS制御部15a,15bの制御に基づいて、複数の光スイッチ134を制御する。より具体的には、光スイッチ制御部136は、WSS制御部15a,15bから光信号の波長変化の検出が通知され、波長変化に従って各光スイッチ134の入力ポートを選択制御する。
例えば、光信号の波長が、波長番号λ1に相当する波長から波長番号λ2に相当する波長に変化した場合、光スイッチ制御部136は、波長番号λ1の光スイッチ134の入力ポートを、波長番号λ2の光スイッチ134の入力ポートとして設定する。また、光信号の波長が、波長番号λ2に相当する波長から波長番号λ3に相当する波長に変化した場合、光スイッチ制御部136は、波長番号λ2の光スイッチ134の入力ポートを、波長番号λ3の光スイッチ134の入力ポートとして設定する。
このように、光スイッチ制御部136は、光信号の波長変化の前後において、入力ポートが同一となるように光スイッチ134を制御する。光スイッチ134は、光信号を光減衰器135に出力する。
複数の光減衰器135は、複数の光スイッチ134からそれぞれ入力された光信号を減衰させる。光減衰器135の減衰量は、波長ごとに個別に設定されている。
減衰量制御部137は、WSS制御部15a,15bの制御に基づいて、各光減衰器135の減衰量を制御する。より具体的には、減衰量制御部137は、WSS制御部15a,15bから光信号の波長変化の検出が通知され、波長変化に従って各光減衰器135の減衰量を制御する。減衰量制御部137は、各光減衰器135の減衰量を制御することにより、波長選択スイッチ(波長フィルタ)13a,13bの通過帯域BWを制御する。
例えば、光信号の波長が、波長番号λ1に相当する波長から波長番号λ2に相当する波長に変化した場合、減衰量制御部137は、波長番号λ1に対応する光減衰器135の減衰量を、波長番号λ2に対応する光減衰器135に設定して制御する。また、光信号の波長が、波長番号λ2に相当する波長から波長番号λ3に相当する波長に変化した場合、減衰量制御部137は、波長番号λ2に対応する光減衰器135の減衰量を、波長番号λ3に対応する光減衰器135に設定して制御する。
このように、減衰量制御部137は、変化前の波長に応じた光減衰器135の減衰量を、変化後の波長に応じた光減衰器135に設定することにより、通過帯域を拡張する。また、減衰量制御部137は、WSS制御部15a,15bの制御に基づいて、通過帯域の縮小も行う。この場合、減衰量制御部137は、縮小対象の通過帯域に応じた光減衰器135の減衰量を最大とすることにより、当該通過帯域を遮断する。複数の光減衰器135は、それぞれ、光信号を光合波器133に出力する。
光合波器133は、例えばアレイ導波路回折格子であり、複数の光減衰器135からそれぞれ入力された光信号を合波する。光合波器133は、合波して得た多重光信号S30,S31を出力アンプ16a,16bに出力する。
これまで述べたように、実施例に係る光伝送装置1a〜1iは、波長フィルタ(波長選択スイッチ)13,13a,13bと、監視部(OCM)14,14a,14bと、制御部(WSS制御部)15,15a,15bとを有する。波長フィルタ13,13a,13bは、所定帯域の光信号を通過させる。監視部14,14a,14bは、光信号を監視する。
制御部15,15a,15bは、監視部14,14a,14bの監視結果により光信号の波長変化を検出し、該検出結果に基づいて光信号の波長の変化方向を予測し、変化方向に波長フィルタ13,13a,13bの通過帯域BWを拡張する。このため、波長フィルタ13の通過帯域は、波長制御に先行して拡張される。つまり、光信号のスペクトルが、波長変化により波長フィルタ13の通過帯域の外部に移動する前に、通過帯域が拡張される。したがって、運用中でも、光信号の瞬断を伴わずに、光信号の波長を変更することができる。
また、実施例に係る光伝送システムは、伝送路を介して互いに接続された第1光伝送装置1a,1e,1f及び第2光伝送装置1b〜1d,1g〜1iを有する。
第1光伝送装置1a,1e,1fは、波長が可変である光信号を第2光伝送装置1b〜1d,1g〜1iに送信する送信器(チューナブルLD)10と、光信号の波長を制御する波長制御部(LD制御部)11とを有する。
第2光伝送装置1b〜1d,1g〜1iは、波長フィルタ(波長選択スイッチ)13,13a,13bと、監視部(OCM)14,14a,14bと、制御部(WSS制御部)15,15a,15bとを有する。波長フィルタ13,13a,13bは、光信号を通過させる。監視部14,14a,14bは、光信号を監視する。
制御部15,15a,15bは、監視部14,14a,14bの監視結果により光信号の波長変化を検出し、該検出結果に基づいて波長制御部11の制御による波長の変化方向を予測し、制御方向に波長フィルタ13,13a,13bの通過帯域BWを拡張する。
実施例に係る光伝送システムは、実施例に係る光伝送装置1a〜1iと同様の構成を有するので、上述した内容と同様の作用効果を奏する。
また、実施例に係る光伝送方法は、所定帯域の光信号を伝送する方法であり、以下の(1)〜(3)の工程を有する。
(1)光信号の波長変化を検出する。
(2)検出結果に基づいて光信号の波長の変化方向を予測する。
(3)変化方向に、光信号を通過させる波長フィルタ13の通過帯域BWを拡張する。
実施例に係る光伝送方法は、実施例に係る光伝送装置1a〜1iと同様の構成を有するので、上述した内容と同様の作用効果を奏する。
以上、好ましい実施例を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の変形態様を採り得ることは自明である。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1) 所定帯域の光信号を通過させる波長フィルタと、
前記光信号を監視する監視部と、
前記監視部の監視結果により前記光信号の波長変化を検出し、該検出結果に基づいて前記光信号の前記波長の変化方向を予測し、前記変化方向に前記波長フィルタの通過帯域を拡張する制御部とを有することを特徴とする光伝送装置。
(付記2) 前記制御部は、前記光信号の変化後の波長に従って、該拡張した前記通過帯域を縮小することを特徴とする付記1に記載の光伝送装置。
(付記3) 前記制御部は、前記監視部の監視結果により前記波長変化の速度を検出し、前記波長変化の速度に基づいて前記通過帯域の拡張幅を決定し、前記拡張幅に応じて前記通過帯域を拡張することを特徴とする付記1または2に記載の光伝送装置。
(付記4) 前記監視部は、さらに、前記波長フィルタを通過する雑音光のパワーを監視し、
前記制御部は、前記通過帯域の拡張後、前記監視部から得た前記雑音光のパワーに基づいて前記波長フィルタを検査し、前記波長フィルタの異常を検出したとき、前記光信号の波長の変化を停止させることを特徴とする付記1乃至3の何れかに記載の光伝送装置。
(付記5)前記制御部は、前記監視部の監視結果に基づいて、前記光信号と、前記光信号にスペクトルが隣接する他の光信号との間の波長間隔が一定値以下となったとき、前記光信号の波長の変化を停止させることを特徴とする付記1乃至4の何れかに記載の光伝送装置。
(付記6) 伝送路を介して互いに接続された第1光伝送装置及び第2光伝送装置を有する光伝送システムにおいて、
前記第1光伝送装置は、
波長が可変である所定帯域の光信号を前記第2光伝送装置に送信する送信器と、
前記光信号の波長を制御する波長制御部とを有し、
前記第2光伝送装置は、
前記光信号を通過させる波長フィルタと、
前記光信号を監視する監視部と、
前記監視部の監視結果により前記光信号の波長変化を検出し、該検出結果に基づいて、前記波長制御部の制御による波長の変化方向を予測し、前記変化方向に前記波長フィルタの通過帯域を拡張する制御部とを有することを特徴とする光伝送システム。
(付記7) 前記制御部は、前記光信号の変化後の波長に従って、該拡張した前記通過帯域を縮小することを特徴とする付記6に記載の光伝送装置。
(付記8) 前記制御部は、前記監視部の監視結果により前記波長変化の速度を検出し、前記波長変化の速度に基づいて前記通過帯域の拡張幅を決定し、前記拡張幅に応じて前記通過帯域を拡張することを特徴とする付記6または7に記載の光伝送システム。
(付記9) 前記監視部は、さらに、前記波長フィルタを通過する雑音光のパワーを監視し、
前記制御部は、前記通過帯域の拡張後、前記監視部から得た前記雑音光のパワーに基づいて前記波長フィルタを検査し、前記波長フィルタの異常を検出したとき、前記光信号の波長の制御を停止させることを特徴とする付記6乃至8の何れかに記載の光伝送システム。
(付記10) 前記制御部は、前記監視部の監視結果に基づいて、前記光信号と、前記光信号にスペクトルが隣接する他の光信号との間の波長間隔が一定値以下となったとき、前記光信号の波長の制御を停止させることを特徴とする付記6乃至9の何れかに記載の光伝送システム。
(付記11) 所定帯域の光信号を伝送する光伝送方法において、
前記光信号の波長変化を検出し、該検出結果に基づいて前記光信号の前記波長の変化方向を予測し、前記変化方向に、前記光信号を通過させる波長フィルタの通過帯域を拡張することを特徴とする光伝送方法。
(付記12) 前記光信号の変化後の波長に従って、該拡張した前記通過帯域を縮小することを特徴とする付記11に記載の光伝送方法。
(付記13) 前記波長変化の速度を検出し、前記波長変化の速度に基づいて前記通過帯域の拡張幅を決定し、前記拡張幅に応じて前記通過帯域を拡張することを特徴とする付記11または12に記載の光伝送方法。
(付記14) 前記波長フィルタを通過する雑音光のパワーに基づいて前記波長フィルタを検査し、前記波長フィルタの異常を検出したとき、前記光信号の波長の変化を停止させることを特徴とする付記11乃至13の何れかに記載の光伝送方法。
(付記15) 前記光信号と、前記光信号にスペクトルが隣接する他の光信号との間の波長間隔が一定値以下となったとき、前記光信号の波長の変化を停止させることを特徴とする付記11乃至14の何れかに記載の光伝送方法。
1,1a〜1i 光伝送装置
13,13a,13b 波長選択スイッチ(波長フィルタ)
14,14a,14b OCM(監視部)
15,15a,15b WSS制御部(制御部)

Claims (7)

  1. 所定帯域の光信号を通過させる波長フィルタと、
    前記光信号を監視する監視部と、
    前記監視部の監視結果により前記光信号の波長変化を検出し、該検出結果に基づいて前記光信号の前記波長の変化方向を予測し、前記変化方向に前記波長フィルタの通過帯域を拡張する制御部とを有することを特徴とする光伝送装置。
  2. 前記制御部は、前記光信号の変化後の波長に従って、該拡張した前記通過帯域を縮小することを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  3. 前記制御部は、前記監視部の監視結果により前記波長変化の速度を検出し、前記波長変化の速度に基づいて前記通過帯域の拡張幅を決定し、前記拡張幅に応じて前記通過帯域を拡張することを特徴とする請求項1または2に記載の光伝送装置。
  4. 前記監視部は、さらに、前記波長フィルタを通過する雑音光のパワーを監視し、
    前記制御部は、前記通過帯域の拡張後、前記監視部から得た前記雑音光のパワーに基づいて前記波長フィルタを検査し、前記波長フィルタの異常を検出したとき、前記光信号の波長の変化を停止させることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の光伝送装置。
  5. 前記制御部は、前記監視部の監視結果に基づいて、前記光信号と、前記光信号にスペクトルが隣接する他の光信号との間の波長間隔が一定値以下となったとき、前記光信号の波長の変化を停止させることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の光伝送装置。
  6. 伝送路を介して互いに接続された第1光伝送装置及び第2光伝送装置を有する光伝送システムにおいて、
    前記第1光伝送装置は、
    波長が可変である所定帯域の光信号を前記第2光伝送装置に送信する送信器と、
    前記光信号の波長を制御する波長制御部とを有し、
    前記第2光伝送装置は、
    前記光信号を通過させる波長フィルタと、
    前記光信号を監視する監視部と、
    前記監視部の監視結果により前記光信号の波長変化を検出し、該検出結果に基づいて、前記波長制御部の制御による波長の変化方向を予測し、前記変化方向に前記波長フィルタの通過帯域を拡張する制御部とを有することを特徴とする光伝送システム。
  7. 所定帯域の光信号を伝送する光伝送方法において、
    前記光信号の波長変化を検出し、該検出結果に基づいて前記光信号の前記波長の変化方向を予測し、前記変化方向に、前記光信号を通過させる波長フィルタの通過帯域を拡張することを特徴とする光伝送方法。
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