JP2015070102A - 磁性粒子の製造方法、及び磁性粒子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 Rα(Fe1−βTiβ)17Nγ(式中、RはYを含む希土類元素の少なくとも1種を示し、α、β、γは原子比でそれぞれ、1.9≦α≦2.2、0.005≦β<0.04、2.8≦γ≦3.2である)で示される磁性粒子の製造方法であって、Rイオン及びFeイオンを含む溶液から、Rイオン及びFeイオンを含む沈殿物を得る工程と、前記沈殿物からR元素及びFe元素を含む、一次粒子平均粒径が1μm以下の酸化物粒子を得る工程と、前記酸化物粒子と、平均粒径が500nm以下のTiを含む粉末とを混合して混合物を得る工程と、前記混合物を還元する工程と、を含む磁性粒子の製造方法。
【選択図】図2(a)
Description
本発明はこのような事情からなされたものであり、高い固有保磁力を有する希土類−鉄―窒素系磁性粒子の製造方法及び磁性粒子を提供することを目的とする。
また、本発明の磁性粒子は、Rα(Fe1−βTiβ)17Nγ(式中、RはYを含む希土類元素の少なくとも1種を示し、α、β、γは原子比でそれぞれ、1.9≦α≦2.2、0.005≦β<0.04、2.8≦γ≦3.2である)で示され、かつ、Th2Zn17型結晶構造を有することを特徴とする磁性粒子である。
本発明の磁性粒子の製造方法は、Rα(Fe1−βTiβ)17Nγ(式中、RはYを含む希土類元素の少なくとも1種を示し、α、β、γは原子比でそれぞれ、1.9≦α≦2.2、0.005≦β<0.04、2.8≦γ≦3.2である)で示される磁性粒子の製造方法であって、Rイオン及びFeイオンを含む溶液から、Rイオン及びFeイオンを含む沈殿物を得る工程(以下、「第一の工程」ともいう)と、沈殿物からR元素及びFe元素を含む、一次粒子平均粒径が1μm以下の酸化物粒子を得る工程(以下、「第二の工程」ともいう)と、酸化物粒子と、平均粒径が500nm以下のTiを含む粉末とを混合して混合物を得る工程(以下、「第三の工程」ともいう)と、混合物を還元する工程(以下、「第四の工程」ともいう)と、を含む磁性粒子の製造方法である。
磁性粒子は、下記式(I)で示される組成を有している。
Rα(Fe1−βTiβ)17Nγ (I)
式中、RはYを含む希土類元素の少なくとも1種を示し、α、β、γは原子比でそれぞれ、1.9≦α≦2.2、0.005≦β<0.04、2.8≦γ≦3.2を満たす。
磁性粒子の製造方法は、Rイオン及びFeイオンを含む溶液から、Rイオン及びFeイオンを含む沈殿物を得る第一の工程を含む。第一の工程においては、Rイオン及びFeイオンを含有する溶液から、磁性粒子の主相を構成する金属成分を含む沈殿物を沈殿させる。具体的には例えば、R(好ましくは、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu等)及びFeがイオン化してなる金属イオンを含む反応タンク溶液中に、これらの金属イオンを共沈させることが可能な沈殿剤を添加して金属イオンの溶解度を低下させることにより、Rイオン及びFeイオンを含む沈殿物(R−Fe沈殿物)を析出させる。
また、Rイオン及びFeイオンを含む溶液は水溶液だけに限らず、金属アルコキシド等の形の有機金属化合物を有機溶剤、例えば、メタノール、エタノール等のアルコール、アセトン等のケトン、シクロヘキサン等の炭化水素、テトラヒドロフラン等のエーテルなどに溶解した溶液であってもよい。
金属アルコキシドを有機溶剤に溶解した溶液の場合、例えば、水を添加することで、金属水酸化物の形で沈殿物を析出可能である。水以外にも、金属イオンと反応して不溶性の塩を生成する物質であれば本発明に適用可能である。また、沈殿物としての水酸化物の不溶性の塩を生成する方法として、いわゆるゾルゲル法を好ましく使用することもできる。
なお、第一の工程で得られる沈殿物粒子の粒度分布は、レーザー回折式湿式粒度分布計を用いて測定され、平均粒径は、粒度分布における小粒径側からの体積累積50%に相当する粒子径として測定される。
沈殿反応における反応液濃度は、使用する材料等に応じて適宜選択することができる。沈殿反応における反応液濃度は例えば、金属イオンの総濃度として0.65mol/l〜0.85mol/lとすることが好ましく、0.7mol/l〜0.85mol/lとすることがより好ましい。
沈殿反応におけるpHは、使用する材料等に応じて適宜選択することができる。沈殿反応におけるpHは例えば、5〜9とすることが好ましく、6.5〜8とすることがより好ましい。
磁性粒子の製造方法は、第一の工程で得られる沈殿物からR元素及びFe元素を含む一次粒子平均粒径が1μm以下の酸化物粒子(以下、単に「酸化物粒子」ともいう)を得る第二の工程を含む。第二の工程は、第一の工程で得られる沈殿物を酸化物粒子に変換可能であれば特に制限されず、沈殿物の性状等に応じて適宜変換条件等を選択することができる。
例えば、沈殿反応から得られる沈殿物を構成する沈殿物粒子を熱処理して酸化物粒子を得ることができる。沈殿物粒子を熱処理して酸化物粒子に変換する場合、沈殿物を熱処理前に脱溶媒しておくことが好ましい。熱処理前に脱溶媒することで、熱処理による酸化物粒子への変換がより容易になる傾向がある。また、沈殿物粒子が高温度において溶媒への溶解度が大きくなるような場合、特に充分に脱溶媒しておくことが好ましい。充分に脱溶媒しておくことで、沈殿物粒子が残存する溶媒に再溶解して、粒子が凝集したり、粒度分布、粒子径等が変化したりすることを効果的に抑制することができる。
ただし、不溶性の有機酸塩がアルコキシドのように加水分解により水酸化物を生成するような場合は、一旦、水酸化物とした後、それを熱処理して酸化物粒子に変換することが好ましい。
磁性粒子の製造方法は、第二の工程で得られる酸化物粒子と、平均粒径が500nm以下のTiを含む粉末とを混合して混合物を得る第三の工程を含む。本実施形態においては、Tiを添加する工程を従来のような共沈反応工程時ではなく、大気焼成後のSmとFeの複合酸化物との混合工程時とすることにより、高い固有保磁力を有するR−鉄−チタン−窒素系磁性粉末を製造することができる。以下、その理由を詳述する。
・Sm2O3+3Ca→2Sm+3CaO+82kJ/mol (II)
・Fe2O3+3Ca→2Fe+3CaO+1081kJ/mol (III)
・TiO2+2Ca→Ti+2CaO+320kJ/mol (IV)
なお、混合状態を確認する手法として、本発明者はEPMAマイクロアナライザを利用し、混合粉末について、ビーム径1ミクロン程度での点分析をランダムに選んだ10箇所について行い、R、鉄、チタンの各ピーク強度から導出した原子濃度%より、以下の式で示す[規格化したチタン原子濃度(%)]を求めた。
[規格化したチタン原子濃度(%)]=
[チタンの原子濃度(%)]÷
([Rの原子濃度(%)]+[鉄の原子濃度(%)])×100 (V)
この[規格化したチタン原子濃度(%)]は実測値であるが、実測値÷理論値×100(%)で求めた理論値とのズレが50〜150%、好ましくは80〜120%の範囲であり、実測値のCV値(変動係数)が30%未満、好ましくは20%未満であることを、本実施形態の混合酸化物におけるR−鉄−チタンの混合状態の目安とした。
磁性粒子の製造方法は、第三の工程で得られる混合物を還元して合金粒子を得る還元工程を更に含む。酸化物粒子を含む混合物を還元して合金粒子を得る方法は、磁性粒子の製造方法に通常用いられる還元方法から適宜選択して適用することができる。還元方法としては例えば、特許4590920号公報に記載の方法を本発明においても好適に適用することができる。具体的に還元工程は、遷移金属元素由来の酸化物粒子の一部を還元する工程(一段階目の還元反応)と、希土類酸化物を還元拡散する還元拡散工程(二段階目の還元反応)とを含む還元方法であることが好ましい。
磁性粒子の製造方法は、還元工程の一部として、第三の工程で得られる混合物に含まれる金属酸化物の一部を還元して部分還元物を得る一段階目の還元反応(水素還元工程)を含むことが好ましい。一段階目の還元反応では、上記混合物に含まれる金属酸化物の一部を、還元性ガスによる還元雰囲気下で加熱処理することで、Feと化合している酸素を水(H2O)、一酸化炭素(CO)等の形態で徐々に除去することができる。還元性ガスは通常用いられる還元性ガスから適宜選択することができ、例えば、水素(H2)、一酸化炭素(CO)、メタン(CH4)等の炭化水素ガスなどを挙げることができる。この場合の加熱処理の温度は、例えば、600〜900℃の範囲に設定することが好ましい。加熱処理の温度が300℃以上であるとFe酸化物の還元が効率的に進行する。また900℃以下であると酸化物粒子が粒子成長、偏析することが抑制され、所望の粒子径を維持することができる。一段階目の還元反応での還元雰囲気の圧力は特に制限されない。
磁性粒子の製造方法は、還元工程として、第三の工程で得られる混合物である酸化物粒子に含まれる希土類酸化物を還元拡散させて合金粒子を得る還元拡散工程を更に含むことが好ましい。
磁性粒子の製造方法は、還元工程で得られる合金粒子を窒化処理して磁性粒子を得る窒化工程を更に含むことが好ましい。ここで合金粒子は酸化物粒子を還元処理して得られる希土類R−Feを主相とする合金粒子である。希土類−遷移金属−窒素系合金粉末を得るには、基本的に還元拡散による還元反応が終了した後、崩壊工程に移行する前に同じ炉内で引き続き窒素ガス、或いは、加熱により分解して窒素を供給しうる化合物ガスを導入することで窒化することができる。特に還元工程として還元拡散工程を行う場合、合金粒子が多孔質塊状で得られるため、粉砕処理を行うことなく直ちに窒素雰囲気中で熱処理して窒化工程を行うことができ、これにより窒化が均一に行われる。
還元工程において還元拡散工程を行った場合、窒化工程後に得られる反応生成物には磁性粒子に加えて、副生するCaO、未反応の金属カルシウム等が含まれ、これらが複合した焼結塊状態となっている場合がある。その場合、次にこの反応生成物を冷却水中に投入して、CaO及び金属カルシウムを水酸化カルシウム(Ca(OH)2)懸濁物として磁性粒子から分離することが好ましい。
本発明の複合材料は、既述の磁性粒子の製造方法で得られる磁性粒子と、樹脂とを含む。複合材料は必要に応じてその他の成分を更に含んでいてもよい。前記磁性粒子を含むことで、高い保磁力を有する複合材料を構成することができる。
また複合材料に含まれる樹脂は特に制限されず、目的等に応じて通常用いられる樹脂から適宜選択することができる。樹脂は、熱硬化性樹脂であっても、熱可塑性樹脂であってもよく、熱可塑性樹脂であることが好ましい。熱可塑性樹脂として、具体的には、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、液晶ポリマー(LCP)、ポリアミド(PA)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)等を挙げることができる。
本発明のボンド磁石は、既述の磁性粒子の製造方法で得られる磁性粒子と、樹脂とを含む。ボンド磁石は必要に応じてその他の成分を更に含んでいてもよい。前記磁性粒子を含むことで、高い保磁力を有するボンド磁石を構成することができる。
また、着磁工程における着磁磁場の大きさは、例えば1500〜2500kA/mとすることができる。
<実施例1>
(1.沈殿工程)
反応タンクに純水30リットル投入し、その中に97%H2SO4を520g加え、Sm2O3を484.8g仕込み溶解し、25%アンモニア水を加えてpHを中性付近に調整する。この水溶液にFeSO4・7H2O:5200gを加えて完全に溶解しメタル液とした。別のタンクに純水を12リットルに重炭酸アンモニウム2524gと25%アンモニア水1738gを混合した炭酸イオン溶解液を調製した。反応タンクを撹拌しながら、炭酸イオン溶液を徐々に添加し、全量添加した最終のpHが8.0±0.5になるように、アンモニア水を添加した。撹拌を止め静置すると、生成物は容器底部に沈殿してくる。
沈澱生成物を濾紙上にとり、上部よりイオン交換水を供給しながら吸引する。ろ液の電気導電率が50μS/mを下回るまでこのデカンテーションを続ける。洗浄され、吸引濾過して得られる沈殿物ケーキを80℃の乾燥機中で乾燥する。
乾燥されたケーキをアルミナのるつぼに入れ、1100℃の大気中で3時間焼成する。得られた複合酸化物粉末を走査型電子顕微鏡(SEM)で観察すると、一次粒子径1μm以下の微結晶微粒子の集合体であることがわかる。
3.で得られたサマリウム−鉄系複合酸化物粉末に、酸化チタンナノ粒子(昭和電工(株)製 スーパータイタニアF−10;粒径:約150nm)をサマリウムと鉄のトータルモル量に対して、1.5モル%となるよう秤量し、ヘンシェルミキサーを用いて800rpmの攪拌速度で1時間混合した。混合状態の分析にはEPMAマイクロアナライザを利用し、各混合粉末について、ビーム径1μm程度での点分析をランダムに選んだ10箇所について行い、サマリウム、鉄、チタンの各ピーク強度と式(V)よりチタン原子濃度(%)の実測値を求め、そこからチタンの混合状態を数値化したところ、以下のようになった。
[実測値÷理論値×100(%)] = 120%
[CV値(変動係数)] = 21%
粉砕粉末を鋼製のトレーに充填し、それを管状炉に入れ、純度100%の水素を20リットル/分で流通させながら750℃で8時間の熱処理を施した。得られた黒色粉末の酸素濃度は6.1wt%であった。
前工程で得られた黒色粉末約1000gと粒状カルシウム約300gを混合し、鋼製のトレーに入れてアルゴンガス雰囲気炉にセットする。炉内を真空排気した後、アルゴンガスを通じながら1050℃で1時間加熱する。次いで、加熱を止め、冷却した後にアルゴン雰囲気のまま窒化炉に移し、引き続いて450℃まで加熱し、以後この温度で一定に保持する。その後、炉内を再び真空排気した後、窒素ガスを導入する。大気圧以上の圧力で窒素ガスを通じながら5時間加熱した後、加熱を停止し放冷する。
得られた反応生成物をイオン交換水5リットルに投入し、これにより、反応生成物が直ちに崩壊し、合金粉末とCa成分との分離が始まる。水中での撹拌、静置、上澄み液の除去を5回繰り返し、最後に2wt%酢酸水溶液5リットル中で洗浄し、Ca成分の分離が完了する。これを真空乾燥することでサマリウム−鉄−チタン−窒素合金粉末を得た。XRD測定により、得られた粉末は異相のないTh2Zn17型の結晶構造をもつことが明らかとなった。また、VSMを用いて測定した磁気特性は、残留磁束密度Br.10.8kG(1.08T)、固有保磁力Hcj.20.5kOe(1.64MA/m)、角型性Hk.8.7kOe(0.69MA/m)であった。(それぞれ図1(a)〜(c)に示す)また、走査型電子顕微鏡により粉末形状を観察し、レーザー回折式粒子径分布測定装置HELOS((株)日本レーザー製)を用いて乾式条件での粒度分布(体積基準)を評価した。
工程(4.チタン混合)においてTiO2粉末タイプ、Ti添加量を変更し、他は<実施例1>の製造方法と同様に作製したSm−Fe−Ti−N系磁性粉末(実施例2〜9)の化学組成ならびに磁気特性を表1、図1(a)〜(c)に示す。なお、実施例7〜9については、図1(a)〜(c)には示していない。
工程(4.チタン混合)以外は<実施例1>の製造方法と同様に作製したSm−Fe−N系磁性粉末<比較例1>の化学組成ならびに磁気特性を表1、図1(a)〜(c)に示す。なお、図1(a)〜(c)において、比較例1は便宜上実施例のグラフとして示しているが、本発明の実施例として比較例1を含まないことは言うまでもない。
(1.沈殿工程)
まず、高純度電解鉄1000gにイオン交換水約11000gを入れ、さらに、純度が97%の硫酸2300gを投入する。投入後、総量が15000gとなるようにイオン交換水を加え、鉄を完全に溶解させる。この溶液1600gに、酸化サマリウム(Sm2O3)粉末51.1gを投入し溶解させる。次に、硫酸チタニル溶液を投入し溶解させる。この時の硫酸チタニル溶液の添加量は、サマリウムと鉄のトータルモル量に対して、0.01モル%となるように調整する。この溶液を攪拌しながら、アンモニア水を滴下し、pHを2に調整し、第1溶液を得る。第1溶液とは別に、重炭酸アンモニウム232gと17%アンモニア水280gとを混合し、イオン交換水を加えて全量が1000gとなるように第2溶液を調整する。攪拌している第1溶液に第2溶液を滴下する。攪拌を止め静止すると、生成物は容器底部に沈殿する。
チタンをサマリウムと鉄のトータルモル量に対して、0.1〜2.0モル%にした以外は <比較例2>の製造方法と同様に作製したSm−Fe−Ti−N系磁性粉末<比較例3〜10>の化学組成ならびに磁気特性を表1、図1(a)〜(c)に示す。
スパン=(D90−D10)/D50
以上のように、高い固有保磁力を発現するに足る、良好な粒子形状をもつSm−Fe−Ti−N系磁性粉末を得る為には、Ti化合物を添加する工程の選定や形態が極めて重要である。
Claims (10)
- Rα(Fe1−βTiβ)17Nγ(式中、RはYを含む希土類元素の少なくとも1種を示し、α、β、γは原子比でそれぞれ、1.9≦α≦2.2、0.005≦β<0.04、2.8≦γ≦3.2である)で示される磁性粒子の製造方法であって、
Rイオン及びFeイオンを含む溶液から、Rイオン及びFeイオンを含む沈殿物を得る工程と、
前記沈殿物からR元素及びFe元素を含む、一次粒子平均粒径が1μm以下の酸化物粒子を得る工程と、
前記酸化物粒子と、平均粒径が500nm以下のTiを含む粉末とを混合して混合物を得る工程と、
前記混合物を還元する工程と、
を含む磁性粒子の製造方法。 - 前記還元は水素還元である請求項1に記載の磁性粒子の製造方法。
- 前記Tiを含む粉末は、金属チタン、フェロチタン、窒化チタン、炭化チタン、塩化チタン、酸化チタン、有機チタンからなる少なくとも1種である請求項1又は2に記載の磁性粒子の製造方法。
- 前記還元は、600〜900℃で行われる請求項1〜3のいずれか1項に記載の磁性粒子の製造方法。
- R元素を含む酸化物を還元拡散する工程を更に含む1〜4のいずれか1項に記載の磁性粒子の製造方法。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の製造方法で得られる磁性粒子と、樹脂とを含む複合材料。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の製造方法で得られる磁性粒子と、樹脂とを含むボンド磁石。
- Rα(Fe1−βTiβ)17Nγ(式中、RはYを含む希土類元素の少なくとも1種を示し、α、β、γは原子比でそれぞれ、1.9≦α≦2.2、0.005≦β<0.04、2.8≦γ≦3.2である)で示され、かつ、Th2Zn17型結晶構造を有することを特徴とする磁性粒子。
- レーザー回折式粒子径分布測定装置を用いて乾式条件で測定した平均粒径が3.0μm±0.5μm以下であり、下記で定義されるスパンが1.2以下であることを特徴とする請求項8に記載の磁性粒子。
ここで、スパンとは、粒度分布の積算値が90%、10%、50%に相当する粒径D90、D10、D50から次式で計算して求められる値である。
スパン=(D90−D10)/D50 - 前記磁性粒子の固有保磁力が16kOe以上である請求項8又は9に記載の磁性粒子。
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