JP2015102109A - 無段変速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】揺動リンクとコネクティングロッドとの連結部における振動や騒音の発生を抑えることができる無段変速機を提供する。
【解決手段】無段変速機1Aの揺動リンク18とコネクティングロッド15とを、揺動リンク18の差込孔18cと出力側環状部15bとに連結ピン19を挿入することによって、相対回転可能に連結する。揺動端部18aと出力側環状部15bとの間には、揺動リンク18又はコネクティングロッド15を連結ピン19の軸方向に付勢する緩衝部材23を配置する。
【選択図】図5

Description

本発明は、てこクランク機構を用いた四節リンク機構型の無段変速機に関する。
従来、エンジン等の主駆動源(走行用駆動源)からの駆動力が伝達される入力軸と、入力軸の回転中心軸線と平行に配置された出力軸と、複数のてこクランク機構とを備える四節リンク機構型の無段変速機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の無段変速機において、てこクランク機構は、入力軸の回転中心軸線を中心として回転可能な回転部が設けられ、その回転部の回転半径を調節自在な回転半径調節機構と、揺動端部が設けられ出力軸に揺動自在に軸支された揺動リンクと、一方の端部が回転半径調節機構の回転部に回転自在に接続し、他方の端部が揺動リンクの揺動端部に連結されたコネクティングロッドとを有している。
揺動リンクと出力軸との間には、揺動リンクが、出力軸を中心として、一方側に回転しようとするときに出力軸に対して揺動リンクを固定し、他方側に回転しようとするときに出力軸に対して揺動リンクを空転させる一方向回転阻止機構としてのワンウェイクラッチが設けられている。
回転半径調節機構は、入力軸に対して偏心した状態で入力軸と一体的に回転する円盤状のカム部と、このカム部に対して偏心した状態で回転自在であり、コネクティングロッドが回転自在に外嵌している回転部と、複数のピニオンを軸方向に備えるピニオンシャフトと、ピニオンシャフトを回転させる副駆動源とで構成されている。
なお、回転半径調節機構は、特許文献1に示される構成のものの他、中心から偏心して穿設された貫通孔を有する円盤状の回転部と、回転部の貫通孔の内周面に取り付けられた内歯ギヤと、入力軸に固定され内歯ギヤに噛合する第1ピニオンと、副駆動源(調節用駆動源)からの駆動力が伝達されるキャリアと、それぞれがキャリアによって自転及び公転自在に軸支され、内歯ギヤに噛合する2個の第2ピニオンとで構成されたものもある。
カム部には、入力軸の回転中心軸線方向に貫通し、カム部の中心に対して偏心した位置に穿設された貫通孔が形成されている。また、カム部には、入力軸の回転中心軸線を挟んでカム部の中心と反対側となる領域に、カム部の外周面と貫通孔の内周面とを連通させる切欠孔が形成されている。そして、隣接するカム部同士は、ボルトで固定されてカム部連結体を構成している。
カム部連結体は、その軸方向一端に、走行用駆動源からの駆動力が伝達される入力部が連結され、カム部連結体と入力部とで、入力軸(カムシャフト)が構成される。なお、入力軸(カムシャフト)は、特許文献1に示される構成のものの他、中空の棒状の入力部の外面に、カム部又はカム部連結体をスプライン結合等で取り付けて構成したものもある。
カム部連結体は、各カム部の貫通孔が連なることによって中空となっており、内部にピニオンシャフトが挿入される。そして、カム部連結体に挿入されたピニオンシャフトは、各カム部の切欠孔から露出する。
回転部は、入力軸(カムシャフト)を受け入れる受入孔が設けられている。その受入孔の内周面には内歯が形成されている。その内歯は、各カム部の切欠(貫通孔)から露出しているピニオンシャフトと噛合する。
入力軸(カムシャフト)とピニオンシャフトの回転速度が同一の場合には、カム部に対して偏心した状態で回転自在な回転部がカム部に対して相対回転しないので、回転部の中心、すなわち、入力側支点の回転運動の半径が維持される。一方、入力軸(カムシャフト)とピニオンシャフトの回転速度が異なる場合には、回転部がカム部に対して相対回転し、入力側支点の回転運動の半径が変更されて、変速比が変化する。
この無段変速機では、入力軸(カムシャフト)を回転させて、カム部とともに回転部を回転させると、回転部に外嵌しているコネクティングロッドの一方の端部が回転運動して、コネクティングロッドの他方の端部と連結されている揺動リンクが揺動する。そして、揺動リンクは、ワンウェイクラッチを介して出力軸に軸支されているので、一方側に回転するときのみ出力軸に回転駆動力(トルク)を伝達する。
また、カム部は、それぞれ位相が異なるように設定され、複数のカム部で入力軸の回転中心軸線の周方向を一回りするようになっている。そのため、各カム部に設けられた回転部に外嵌したコネクティングロッドによって、各揺動リンクが順にトルクを出力軸に伝達し、出力軸をスムーズに回転させることができるようになっている。
特開2012−251613号公報
ところで、このようなてこクランク機構を備えた無段変速機のコネクティングロッドは、出力軸側の端部に、出力側環状部を有している。
また、揺動リンクに設けられた揺動端部は、出力側環状部を軸方向から挟み込むように突出した一対の突片を有しており、その一対の突片は、出力側環状部の内径に対応する差込孔を有している。
コネクティングロッドと揺動リンクとは、その出力側環状部及び差込孔に揺動軸としての連結ピンが挿入されることによって、相対回転可能に連結される。
したがって、コネクティングロッドと揺動リンクとの間、具体的には、出力側環状部と一対の突片との間には、組み立ての都合上、連結ピンの軸方向における隙間(クリアランス)をある程度確保しておく必要がある。
しかし、組み立て後、無段変速機を駆動するときには、そのクリアランスが存在しているために、出力側環状部と揺動端部の一対の突片とが、連結ピンの軸方向に相対的に移動可能であるので、それらが衝突し、振動や騒音が生じてしまうおそれがあった。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、揺動リンクとコネクティングロッドとの連結部における振動や騒音の発生を抑えることができる無段変速機を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、本発明の無段変速機は、走行用駆動源の駆動力が伝達される入力軸と、入力軸の回転中心軸線と平行に配置された出力軸と、入力軸の回転中心軸線を中心として回転可能な回転部が設けられその回転部の回転半径を調節自在な回転半径調節機構と、揺動端部が設けられ出力軸に軸支された揺動リンクと、一方の端部が回転半径調節機構の回転部に回転自在に接続し、他方の端部が揺動リンクの揺動端部に連結されたコネクティングロッドとを有し、入力軸の回転運動を揺動リンクの揺動運動に変換するてこクランク機構と、揺動リンクが、一方側に回転しようとするときに出力軸に対して揺動リンクを固定し、他方側に回転しようとするときに出力軸に対して揺動リンクを空転させる一方向回転阻止機構とを備えた無段変速機であって、揺動リンクの揺動端部とコネクティングロッドの他方の端部とは、揺動軸によって、相対回転可能に連結され、揺動端部と他方の端部との間には、揺動リンク又はコネクティングロッドを揺動軸の軸方向に付勢する緩衝部材が配置されていることを特徴とする。
このように、本発明の無段変速機では、揺動リンクの揺動端部とコネクティングロッドの出力側環状部との間に、揺動リンク又はコネクティングロッドを揺動軸の軸方向に付勢する緩衝部材が配置されている。その緩衝部材によって、揺動軸の軸方向における揺動端部と出力側環状部とが衝突することがない。
その結果、本発明の無段変速機は、揺動リンクとコネクティングロッドとの連結部における振動や騒音の発生を抑えることができる。
また、本発明の無段変速機においては、緩衝部材は、複数の皿バネによって構成される場合、複数の皿バネは、揺動リンク及びコネクティングロッドに、内径側の端部が接触するように組み合わされて配置されていることが好ましい。
揺動リンク及びコネクティングロッドは、揺動軸の軸を回転中心軸線として回転するので、揺動軸の軸から離れた位置ほど回転半径は大きくなる。すなわち、揺動軸の軸から離れるほど、揺動リンク及びコネクティングロッドと緩衝部材との接触部分の摺動距離は長くなる。
そこで、緩衝部材を構成する複数の皿バネを、例えば、外径側の端部が互いに接触するように向い合せ(直列)で組み合せて配置するとともに、揺動リンク及びコネクティングロッドに、複数の皿バネの内径側の端部を接触させることが好ましい。
このように構成すれば、揺動リンク及びコネクティングロッドと緩衝部材との接触部分との摺動距離は、揺動リンク及びコネクティングロッドに複数の皿バネの外径側の端部が接触するように配置した場合に比べて、短くなる。その結果、それらの摺動により発生する騒音や振動だけでなく、摩擦による抵抗も抑制することができる。
もしくは、本発明の無段変速機においては、揺動リンク及びコネクティングロッドは、揺動軸との間にクリアランスを有し、緩衝部材は、皿バネによって構成される場合、皿バネは、揺動リンク又はコネクティングロッドのうち、揺動軸との間のクリアランスが大きい部材に、内径側の端部が接触するように配置されていることが好ましい。
揺動リンク及びコネクティングロッドは、揺動軸と当接して動力を伝達するものである。そこで、このように、それらの部材のうち揺動軸との間のクリアランスが大きい部材に皿バネの内径側の端部を接触させる、すなわち、揺動軸の軸に対して垂直な方向へ大きく移動し得る部材に摺動距離が短く摩擦による抵抗が少ない部分を接触させれば、外径側の端部が接触させた場合に比べて、その部材が移動しやすくなるので、その部材と揺動軸とが当接するまでの時間、すなわち、動力伝達における応答時間を短くすることができる。
また、本発明の無段変速機においては、複数のてこクランク機構と、てこクランク機構及び一方向回転阻止機構を収納する変速機ケースと、変速機ケースに取り付けられ、入力軸又は出力軸の一端側又は他端側を回転自在に支持する複数の軸受と、を備える場合、緩衝部材は、軸受に近い緩衝部材ほど、バネ定数を高く設定されていることが好ましい。
複数のてこクランク機構を備え、入力軸又は出力軸の両端が固定された軸受によって支持されている場合、無段変速機の駆動するときに、入力軸や出力軸は、てこクランク機構から加わる荷重によって、軸受に近い位置ほど、駆動していない状態の入力軸又は出力軸の回転中心軸線に対して傾斜するように大きく撓む。
そのため、軸受に近い位置に配置されたコネクティングロッドほど、揺動リンクに対して傾斜した状態になるので、揺動リンクとコネクティングロッドとが衝突しやすい。
そこで、軸受に近い位置のてこクランク機構が備える緩衝部材を、その緩衝部材よりも軸受から遠い位置のてこクランク機構が備える緩衝部材よりも、バネ定数を高く設定すれば、揺動リンクとコネクティングロッドとの衝突を効果的に防止して、その衝突によって生じる騒音や振動も効果的に抑制することができる。
本発明の無段変速機の第1実施形態を示す一部断面図。 図1の無段変速機のてこクランク機構を示す側面図。 図1の無段変速機のてこクランク機構の入力側支点の回転半径の変化を示す説明図であり、3Aは回転半径が最大、3Bは回転半径が中、3Cは回転半径が小、3Dは回転半径が「0」の場合を示す。 図1の無段変速機のてこクランク機構の入力側支点の回転半径の変化に対する出力側支点の揺動範囲との関係を示す説明図であり、4Aは揺動範囲が最大、4Bは揺動範囲が中、4Cは揺動範囲が小、4Dは揺動範囲が「0」の場合を示す。 図1の無段変速機のてこクランク機構の揺動リンクとコネクティングロッドとの連結部周辺の構成を示す、図2のてこクランク機構におけるA−A線断面図。 図1の無段変速機の駆動状態における入力軸及び出力軸の撓みを示す部分断面図。 本発明の無段変速機の第2実施形態のてこクランク機構における揺動リンクとコネクティングロッドとの連結部周辺の構成を示す断面図。
以下、図面を参照して、本発明の無段変速機の実施形態を説明する。本実施形態の無段変速機は、四節リンク機構型の無段変速機であり、変速比h(h=入力軸の回転速度/出力軸の回転速度)を無限大(∞)にして出力軸の回転速度を「0」にできる変速機、いわゆるIVT(Infinity Variable Transmission)の一種である。
[第1実施形態]
図1〜図6を参照して、本実施形態の無段変速機1Aについて説明する。
まず、図1及び図2を参照して、本実施形態の無段変速機1Aの構成について説明する。
本実施形態の無段変速機1Aは、図1に示すように、入力部2と、入力部2の回転中心軸線P1と平行に配置された出力軸3と、入力部2の回転中心軸線P1上に設けられた6個の回転半径調節機構4とを備える。
入力部2は、主駆動源であるエンジンENG(走行用駆動源)からの駆動力が伝達されることで回転中心軸線P1を中心に回転する。なお、主駆動源としては、内燃機関の他、電動機等を用いてもよい。
出力軸3は、図示省略したデファレンシャルギヤを介して車両の駆動輪(図示省略)に回転動力を伝達させる。なお、デファレンシャルギヤの代わりにプロペラシャフトを設けてもよい。
回転半径調節機構4は、入力部2の回転中心軸線P1上に設けられたカムディスク5(カム部)と、カムディスク5に回転自在に外嵌している回転ディスク6(回転部)とを有する。
カムディスク5は、円盤状であり、入力部2の回転中心軸線P1に対して偏心した状態で、入力部2と一体的に回転可能に、2個1組で設けられている。各1組のカムディスク5は、それぞれ位相が60°異なるように設定され、6組のカムディスク5で入力部2の回転中心軸線P1の周方向を一回りするように配置されている。
カムディスク5には、入力部2の回転中心軸線P1方向に貫通し、カムディスク5の中心P2に対して偏心した位置に穿設された貫通孔5aが形成されている。また、カムディスク5には、入力部2の回転中心軸線P1を挟んでカムディスク5の中心P2と反対側となる領域に、カムディスク5の外周面と貫通孔5aの内周面とを連通させる切欠孔5bが形成されている。
2個1組のカムディスク5同士はボルト(図示省略)で固定されている。また、2個1組のカムディスク5の一方は、隣接する回転半径調節機構4が有する他の2個1組のカムディスク5の他方と一体的に形成され、一体型カム部を構成している。また、カムディスク5のうち、最もエンジンENGに近い位置にあるカムディスク5は、入力部2と一体的に形成されている。このようにして、入力部2と複数のカムディスク5とで、入力軸(カムシャフト)が構成されることとなる。
なお、2個1組のカムディスク5同士は、ボルトではなく、他の手段で固定してもよい。また、一体型カム部は、一体成型で形成してもよく、2つのカムディスク5を溶接して一体化してもよい。また、最もエンジンENGに近い位置にあるカムディスク5と入力部2とを一体的に形成する方法としては、一体成型で形成してもよく、カムディスク5と入力部2とを溶接して一体化してもよい。
回転ディスク6は、図2に示すように、その中心P3から偏心した位置に受入孔6aが設けられた円盤状であり、入力部2の回転中心軸線P1に対して回転可能に設けられている。その受入孔6aには、各1組のカムディスク5が、回転自在に嵌め込まれている。また、回転ディスク6の受入孔6aには、図1に示すように、1組のカムディスク5の間となる位置に、内歯6bが設けられている。
また、回転ディスク6の受入孔6aは、入力部2の回転中心軸線P1からカムディスク5の中心P2(受入孔6aの中心)までの距離Rxとカムディスク5の中心P2から回転ディスク6の中心P3までの距離Ryとが同一となるように、カムディスク5に対して偏心している。
入力部2と複数のカムディスク5によって構成された入力軸は、カムディスク5の貫通孔5aが連なることによって構成される挿通孔50を備えている。これにより、入力軸は、エンジンENGとは反対側の一方端が開口し他方端が閉塞した中空軸形状となっている。
挿通孔50には、回転中心軸線P1と同心に、ピニオンシャフト7が入力軸と相対回転自在となるように配置されている。
ピニオンシャフト7は、回転ディスク6の内歯6bと対応する位置にピニオン7aを有している。また、ピニオンシャフト7は、入力部2の回転中心軸線P1方向において隣接するピニオン7aの間に位置させてピニオン軸受7bが設けられている。このピニオン軸受7bを介して、ピニオンシャフト7は、入力軸を支えている。
ピニオン7aは、ピニオンシャフト7のシャフト部と一体に形成されている。ピニオン7aは、カムディスク5の切欠孔5bを介して、回転ディスク6の内歯6bと噛合する。なお、ピニオン7aは、ピニオンシャフト7と別体に構成して、ピニオンシャフト7にスプライン結合で連結させてもよい。本実施形態においては、単にピニオン7aというときは、ピニオンシャフト7を含むものとして定義する。
また、ピニオンシャフト7は、遊星歯車機構などで構成される差動機構8が接続されている。
差動機構8は、図1に示すように、例えば、遊星歯車機構として構成され、サンギヤ9と、入力部2と複数のカムディスク5によって構成された入力軸に連結された第1リングギヤ10と、ピニオンシャフト7に連結された第2リングギヤ11と、サンギヤ9及び第1リングギヤ10と噛合する大径部12aと、第2リングギヤ11と噛合する小径部12bとからなる段付ピニオン12を自転及び公転自在に軸支するキャリア13とを有している。
サンギヤ9は、ピニオンシャフト7用の副駆動源であるアクチュエータ14(調節用駆動源)からの駆動力が伝達される。したがって、ピニオン7aにも、差動機構8を介して、アクチュエータ14の駆動力が伝達される。
ピニオンシャフト7の回転速度を入力部2の回転速度と同一にした場合、サンギヤ9と第1リングギヤ10とが同一速度で回転することとなる。その結果、サンギヤ9、第1リングギヤ10、第2リングギヤ11及びキャリア13の4個の要素が相対回転不能なロック状態となって、第2リングギヤ11と連結するピニオンシャフト7が入力部2と同一速度で回転する。
ピニオンシャフト7の回転速度を入力部2の回転速度よりも遅くした場合、サンギヤ9の回転数をNs、第1リングギヤ10の回転数をNR1、サンギヤ9と第1リングギヤ10のギヤ比(第1リングギヤ10の歯数/サンギヤ9の歯数)をjとすると、キャリア13の回転数が(j・NR1+Ns)/(j+1)となる。また、サンギヤ9と第2リングギヤ11のギヤ比((第2リングギヤ11の歯数/サンギヤ9の歯数)×(段付ピニオン12の大径部12aの歯数/小径部12bの歯数))をkとすると、第2リングギヤ11の回転数が{j(k+1)NR1+(k−j)Ns}/{k(j+1)}となる。
すなわち、入力部2の回転速度とピニオンシャフト7の回転速度とに差がある場合、ピニオンシャフト7のピニオン7aと噛合する回転ディスク6の内歯6bを介して伝達されたアクチュエータ14からの駆動力により、回転ディスク6は、カムディスク5の中心P2を中心にカムディスク5の周縁を回転する。
ところで、図2に示すように、回転ディスク6は、カムディスク5に対して、入力部2の回転中心軸線P1からカムディスク5の中心P2までの距離Rxと、カムディスク5の中心P2から回転ディスク6の中心P3までの距離Ryとが同一となるように偏心している。
そのため、回転ディスク6の中心P3を入力部2の回転中心軸線P1と同一線上に位置させて、入力部2の回転中心軸線P1と回転ディスク6の中心P3との距離(回転半径調節機構4の回転半径)、すなわち、偏心量R1を「0」にすることもできる。
回転ディスク6の周縁には、一方(入力部2側)の端部に大径の入力側環状部15aを有し、他方(出力軸3)の端部に入力側環状部15aの径よりも小径の出力側環状部15bを有するコネクティングロッド15が、回転自在に接続している。
コネクティングロッド15の入力側環状部15aは、軸方向に2個並べた2個1組のボールベアリングからなるコネクティングロッド軸受16を介して、回転ディスク6に回転自在に外嵌している。
出力軸3には、ワンウェイクラッチ17(一方向回転阻止機構)を介して、6個の揺動リンク18が、コネクティングロッド15に対応させて揺動自在に軸支されている。
ワンウェイクラッチ17は、揺動リンク18と出力軸3との間に設けられ、揺動リンク18が出力軸3の回転中心軸線P5を中心として出力軸3に対して一方側に相対回転しようとする場合には、出力軸3に対して揺動リンク18を固定し(固定状態)、他方側に相対回転しようとする場合には、出力軸3に対して揺動リンク18を空転させる(空転状態)。
揺動リンク18は、環状に形成されており、その下方には、コネクティングロッド15の出力側環状部15bに連結される揺動端部18aが設けられている。揺動端部18aには、出力側環状部15bを軸方向から挟み込むように突出した一対の突片18bが設けられている。一対の突片18bには、出力側環状部15bの内径に対応する差込孔18cが穿設されている。
差込孔18c及び出力側環状部15bに、揺動軸としての連結ピン19が挿入されることによって、コネクティングロッド15と揺動リンク18とが、相対回転可能に連結される。
本実施形態の無段変速機1Aでは、上記のような構成を有する回転半径調節機構4と、揺動リンク18と、コネクティングロッド15とによって、てこクランク機構20が構成されている。
てこクランク機構20及びワンウェイクラッチ17は、変速機ケース21に収納されている。この変速機ケース21の下方には、潤滑油が油溜を形成している。
そして、揺動リンク18は、その揺動端部18aが変速機ケース21の下方に溜まった潤滑油の油溜に油没するように配置されている。
そのため、てこクランク機構20の駆動時には、揺動端部18aを油溜で潤滑するとともに、揺動リンク18の揺動運動により、油溜の潤滑油を掻き揚げて、無段変速機1Aの他の部品を潤滑させることができるようになっている。
また、変速機ケース21は、エンジンENGに固定されている一端壁部21aと、一端壁部21aに対向して配置されている他端壁部21bと、てこクランク機構20及びワンウェイクラッチ17を間隔を存して覆い、一端壁部21aの外縁と他端壁部21bの外縁とを連結する周壁部21cとによって形成されている。
一端壁部21aと他端壁部21bには、入力軸を軸支するための開口部と、出力軸3を軸支するための開口部が形成されており、それらの開口部には、軸受22が嵌合されている。
なお、本実施形態においては、6個のてこクランク機構20を備えたものを説明した。しかし、本発明の無段変速機におけるてこクランク機構の数は、その数に限られず、例えば、5個以下のてこクランク機構を備えていてもよいし、7個以上のてこクランク機構を備えていてもよい。
また、本実施形態においては、入力部2と複数のカムディスク5によって入力軸を構成し、入力軸がカムディスク5の貫通孔5aが連なることによって構成される挿通孔50を備えるものを説明した。しかし、本発明の無段変速機における入力軸はこのように構成されたものに限られない。
例えば、入力部を一端が開口するように挿通孔を有する中空軸状に構成し、円盤状のカムディスクに入力部を挿通できるように貫通孔を本実施形態のものよりも大きく形成して、カムディスクを中空軸状に構成された入力部の外周面にスプライン結合させてもよい。
この場合、中空軸からなる入力部には、カムディスクの切欠孔に対応させて切欠孔が設けられる。そして、入力部内に挿入されるピニオンは、入力部の切欠孔及びカムディスクの切欠孔を介して、回転ディスクの内歯と噛合する。
また、本実施形態においては、一方向回転阻止機構としてワンウェイクラッチ17を用いたものを説明した。しかし、本発明の無段変速機における一方向回転阻止機構はワンウェイクラッチに限らず、例えば、揺動リンクから出力軸にトルクを伝達可能な揺動リンクの出力軸に対する回転方向を切換自在に構成されるツーウェイクラッチを用いてもよい。
次に、図1〜図4を参照して、本実施形態の無段変速機のてこクランク機構20について説明する。
本実施形態の無段変速機1Aは、図1に示すように、合計6個のてこクランク機構20(四節リンク機構)を備えている。てこクランク機構20は、図2に示すように、コネクティングロッド15と、揺動リンク18と、回転ディスク6を有しその回転半径を調節自在な回転半径調節機構4とで構成されている。このてこクランク機構20によって、入力軸の回転運動が、揺動リンク18の揺動運動に変換される。
このてこクランク機構20では、回転半径調節機構4の回転ディスク6の中心P3(入力側支点)の回転半径(偏心量R1)が、「0」でない場合、入力部2とピニオンシャフト7とを同一速度で回転させると、各コネクティングロッド15が、位相を変えながら、入力部2と出力軸3との間で、揺動端部18aを、出力軸3側に押したり、入力部2側に引いたりを交互に繰り返して、揺動リンク18を揺動させる。
そして、揺動リンク18と出力軸3との間にはワンウェイクラッチ17が設けられているので、揺動リンク18がコネクティングロッド15によって押し引きされて揺動すると、揺動リンク18が押し方向側又は引張り方向側のいずれか一方に回転するときには、揺動リンク18が出力軸3に対して固定されて出力軸3が回転し、揺動リンク18が他方に回転するときには、揺動リンク18が出力軸3に対して空回りする。
本実施形態の無段変速機1Aでは、6個のてこクランク機構20の回転半径調節機構4が、それぞれ60度ずつ位相を変えて配置されているので、出力軸3は、6個のてこクランク機構20で順に回転させられる。
図3は、回転半径調節機構4の回転ディスク6の中心P3(入力側支点)の回転半径(偏心量R1)を変化させた状態のピニオンシャフト7と回転ディスク6との位置関係を示す図である。
図3Aは、偏心量R1を「最大」とした状態を示し、入力部2の回転中心軸線P1とカムディスク5の中心P2と回転ディスク6の中心P3とが一直線に並ぶように、ピニオンシャフト7と回転ディスク6とが位置する。この場合の変速比hは最小となる。
図3Bは、偏心量R1を図3Aよりも小さい「中」とした状態を示し、図3Cは、偏心量R1を図3Bよりも更に小さい「小」とした状態を示している。変速比hは、図3Bでは図3Aの変速比hよりも大きい「中」となり、図3Cでは図3Bの変速比hよりも大きい「大」となる。
図3Dは、偏心量R1を「0」とした状態を示し、入力部2の回転中心軸線P1と、回転ディスク6の中心P3とが同心に位置する。この場合の変速比hは無限大(∞)となる。
また、図4は、回転半径調節機構4の回転ディスク6の中心P3(入力側支点)の回転半径(偏心量R1)と、揺動リンク18の揺動運動の揺動範囲θ2との関係を示す図である。
図4Aは、偏心量R1が図3Aの「最大」である場合(変速比hが最小である場合)、図4Bは、偏心量R1が図3Bの「中」である場合(変速比hが中である場合)、図4Cは、偏心量R1が図3Cの「小」である場合(変速比hが大である場合)、図4Dは、偏心量R1が図3Dの「0」である場合(変速比hが無限大(∞)である場合)を示す。
ここで、R2は、揺動リンク18の長さである。より具体的には、R2は、出力軸3の回転中心軸線P5からコネクティングロッド15と揺動端部18aとの連結点、すなわち、連結ピン19の中心P4までの距離である。また、θ1は、回転半径調節機構4の回転ディスク6の位相である。
この図4から明らかなように、偏心量R1が小さくなるにつれ、揺動リンク18の揺動範囲θ2が狭くなり、偏心量R1が「0」になった場合には、揺動リンク18は揺動しなくなる。
次に、図1,図2,図5及び図6を参照して、本実施形態の無段変速機1Aのコネクティングロッド15と揺動リンク18との連結部周辺の構造について詳細に説明する。
図2に示すように、てこクランク機構20が備えるコネクティングロッド15の出力軸3側の端部と揺動リンク18の揺動端部18aとは、出力軸3側の端部に形成された出力側環状部15bと揺動端部18aの一対の突片18bに形成された差込孔18cとに連結ピン19を挿入することによって、相対回転可能に連結されている。すなわち、この連結ピン19が、本発明における揺動軸である。
そして、図5に示すように、このように連結されている出力側環状部15bと揺動リンク18の一対の突片18bとの間には、それらの間隔を保持するように、それらを連結ピン19の軸方向に付勢する緩衝部材23が配置されている。この緩衝部材23は、2つの皿バネ23a,23bによって構成されている。
ところで、コネクティングロッド15及び揺動リンク18は、連結ピン19の軸を回転中心軸線として回転するので、連結ピン19の軸から離れた位置ほど回転半径は大きくなる。すなわち、連結ピン19の軸から離れるほど、コネクティングロッド15及び揺動リンク18と緩衝部材23との接触部分の摺動距離は長くなる。
そこで、本実施形態の無段変速機1Aでは、緩衝部材23を構成する2つの皿バネ23a,23bを、それらの外径側の端部が互いに接触するように向い合せ(直列)で組み合せて配置するとともに、コネクティングロッド15の出力側環状部15b及び揺動リンク18の突片18bに、それらの2つの皿バネ23a,23bの内径側の端部を接触させている。
そのため、コネクティングロッド15及び揺動リンク18と緩衝部材23との接触部分との摺動距離は、コネクティングロッド15の出力側環状部15b及び揺動リンク18の突片18bに2つの皿バネ23a,23bの外径側の端部が接触するように配置した場合に比べて、短くなっている。
また、図1に示すように、本実施形態の無段変速機1Aは、6個のてこクランク機構20と、てこクランク機構20及びワンウェイクラッチ17を収納する変速機ケース21と、変速機ケース21の一端壁部21aと他端壁部21bに嵌合され、入力軸又は出力軸3の一端側又は他端側を回転自在に支持する複数の軸受22とを備えている。
そのため、駆動している状態においては、図6に示すように、入力軸は、てこクランク機構20から加わる荷重によって、軸受22に近い位置ほど、駆動していない状態における入力部2の回転中心軸線P1aに対して傾斜するように大きく撓む。
同様に、駆動している状態においては、出力軸3は、てこクランク機構20から加わる荷重によって、軸受22に近い位置ほど、駆動していない状態における出力軸3の回転中心軸線P5aに対して傾斜するように大きく撓む。
そこで、6個のてこクランク機構20の各々が備えている緩衝部材23を、軸受22に近い緩衝部材23ほど、バネ定数を高く設定し、軸受22に近いてこクランク機構20ほど、コネクティングロッド15と揺動リンク18の揺動端部18aとの、連結ピン19の軸方向における相対的な移動を強く抑制している。
以上のように、本実施形態の無段変速機1Aでは、コネクティングロッド15の出力側環状部15bと揺動リンク18の揺動端部18aの突片18bとの間に、コネクティングロッド15又は揺動リンク18の突片18bを、連結ピン19の軸方向に付勢する緩衝部材23が配置されている。
そのため、その緩衝部材23によって、連結ピン19の軸方向における揺動端部18aの突片18bと出力側環状部15bとが衝突することがない。
その結果、本実施形態の無段変速機1Aは、コネクティングロッド15と揺動リンク18との連結部における振動や騒音の発生が抑えられている。
また、本実施形態の無段変速機1Aでは、緩衝部材23を構成する2つの皿バネ23a,23bは、コネクティングロッド15の出力側環状部15b及び揺動リンク18の突片18bに、内径側の端部が接触するように配置されている。
その結果、コネクティングロッド15の出力側環状部15b及び揺動リンク18の突片18bに2つの皿バネ23a,23bの外径側の端部が接触するように配置した場合に比べて、コネクティングロッド15及び揺動リンク18と緩衝部材23との接触部分の摺動距離が短くなり、それらの摺動により発生する騒音や振動だけでなく、摩擦による抵抗も低減されている。
また、本実施形態の無段変速機1Aでは、緩衝部材23は、軸受22に近い緩衝部材23ほど、バネ定数を高く設定し、軸受22に近いてこクランク機構20ほど、コネクティングロッド15と揺動リンク18の揺動端部18aとの、連結ピン19の軸方向における相対的な移動を強く抑制している。
その結果、コネクティングロッド15と揺動リンク18の揺動端部18aとの衝突が効果的に防止され、その衝突によって生じる騒音や振動も効果的に抑制されている。
[第2実施形態]
図7を参照して、本実施形態の無段変速機1Bについて説明する。ただし、本実施形態の無段変速機1Bの構成のうち、第1実施形態の無段変速機1Aと同様の構成については同じ符号を付すとともに、それらについての説明は省略する。
図1に示すように、本実施形態の無段変速機1Bで、コネクティングロッド15と揺動リンク18の揺動端部18aとは、コネクティングロッド15の端部に形成された出力側環状部15bと揺動端部18aの一対の突片18bに形成された差込孔18cとに連結ピン19を挿入することによって、相対回転可能に連結されている。すなわち、この連結ピン19が、本発明における揺動軸である。
そして、連結されている出力側環状部15bと揺動リンク18の一対の突片18bとの間には、それらの間隔を保持するように、それらを連結ピン19の軸方向に付勢する緩衝部材24が配置されている。
ところで、この揺動軸である連結ピン19と、それが挿通されているコネクティングロッド15に形成された出力側環状部15bの内周面との間には、組み立てのため、又は、揺動を可能とするため、所定の隙間(クリアランス)が設けられている。
同様に、連結ピン19と、それが挿通されている揺動リンク18の揺動端部18aの突片18bに形成された差込孔18cの内周面との間にも、組み立てのため、又は、揺動を可能とするため、所定の隙間(クリアランス)が設けられている。
本実施形態の無段変速機1Bでは、これらのクリアランスのうち、連結ピン19と出力側環状部15bとの間のクリアランスの方が、連結ピン19と突片18bとの間のクリアランスよりも、大きい。すなわち、コネクティングロッド15の方が、揺動リンク18よりも、連結ピン19に対して、連結ピン19の軸と垂直な方向に大きく移動し得る。
そこで、本実施形態の無段変速機1Bでは、緩衝部材24を、皿バネによって構成し、揺動リンク18よりも連結ピン19とのクリアランスが大きいコネクティングロッド15に、緩衝部材24の皿バネの内径側の端部が接触するように構成されている。
すなわち、本実施形態の無段変速機1Bは、揺動リンク18よりも連結ピン19の軸に対して垂直な方向へ大きく移動し得るコネクティングロッド15に、緩衝部材24の皿バネから加わる摩擦による抵抗が小さくなるように構成されている。
そのため、外径側の端部が接触する場合に比べて、コネクティングロッド15が移動しやすく、コネクティングロッド15と連結ピン19とが当接するまでの時間、すなわち、動力伝達における応答時間も短い。
以上、図示の実施形態について説明したが、本発明はこのような形態に限られるものではない。
例えば、上記実施形態においては、連結ピン19を揺動軸として、コネクティングロッド15と揺動リンク18とを、出力側環状部15bと揺動端部18aの突片18bの差込孔18cに連結ピン19を挿入することによって、相対回転自在に連結している。
しかし、本発明の揺動軸は、このような連結ピン19に限られるものではなく、コネクティングロッドと揺動リンクとが、相対回転自在に連結するものであればよい。例えば、コネクティングロッド及び揺動リンクの一方に形成した軸部を揺動軸とし、その軸部を、他方に形成した孔部に挿入するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、緩衝部材23,24は、皿バネによって構成されている。しかし、本発明の緩衝部材は、揺動リンクとコネクティングロッドとの間のクリアランスを保持できるものであれば、皿バネ以外の緩衝部材、例えば、コイルばねや板バネ、ゴム等で構成した緩衝部材でもよい。
また、上記第1実施形態においては、緩衝部材23は2つの皿バネ23a,23bによって構成されている。しかし、本発明の緩衝部材を皿バネによって構成した場合、コネクティングロッド及び揺動リンクに接触する部分が、内径側の端部となるように配置されていれば、3つ以上の皿バネによって構成されていてもよい。
また、上記第2実施形態においては、緩衝部材24は、1つの皿バネによって構成されている。しかし、本発明の緩衝部材を皿バネによって構成した場合、揺動リンク及びコネクティングロッドのうち、連結ピンとの間のクリアランスが大きい部材に接触する部分が、内径側の端部となるように配置されていれば、2つ以上の皿バネによって構成されていてもよい。
また、上記第2実施形態においては、コネクティングロッド15の出力側環状部15bと連結ピン19との間のクリアランスが、揺動リンク18の揺動端部18aの突片18bと連結ピン19との間のクリアランスよりも大きいので、緩衝部材24である皿バネを、出力側環状部15bに内径側の端部が接触するように配置している。しかし、本発明における皿バネの配置は、このような構成に限られるものではない。
例えば、出力側環状部15bと連結ピン19との間のクリアランスが、揺動端部18aの突片18bと連結ピン19との間のクリアランスよりも小さい場合には、緩衝部材24であえる皿バネを、揺動端部18aの突片18bに内径側の端部が接触するように配置することが好ましい。
1A,1B…無段変速機、2…入力部、3…出力軸、4…回転半径調節機構、5…カムディスク(カム部)、5a…貫通孔、5b…切欠孔、6…回転ディスク(回転部)、6a…受入孔、6b…内歯、7…ピニオンシャフト、7a…ピニオン、7b…ピニオン軸受、8…差動機構、14a…回転軸、9…サンギヤ、10…第1リングギヤ、11…第2リングギヤ、12…段付ピニオン、12a…大径部、12b…小径部、13…キャリア、14…アクチュエータ(調節用駆動源(副駆動源))、15…コネクティングロッド、15a…入力側環状部、15b…出力側環状部、16…コネクティングロッド軸受、17…ワンウェイクラッチ(一方向回転阻止機構)、18…揺動リンク、18a…揺動端部、18b…突片、18c…差込孔、19…連結ピン(揺動軸)、20…てこクランク機構、21…変速機ケース、21a…一端壁部、21b…他端壁部、21c…周壁部、22…軸受、23,24…緩衝部材、23a,23b…皿バネ、50…挿通孔、ENG…エンジン(走行用駆動源(主駆動源))、h…変速比、P1…入力軸の回転中心軸線、P1a…駆動していない状態における入力軸の回転中心軸線、P2…カムディスク5の中心、P3…回転ディスク6の中心(入力側支点)、P4…連結ピン19の中心(出力側支点)、P5…出力軸3の回転中心軸線、P1a…駆動していない状態における出力軸3の回転中心軸線、Rx…P1とP2の距離、Ry…P2とP3の距離、R1…P1とP3の距離(偏心量,回転ディスク6の中心P3(入力側支点)の回転半径)、R2…P4とP5の距離(揺動リンク18の長さ)、θ1…回転半径調節機構4の位相、θ2…揺動リンク18の揺動範囲。

Claims (4)

  1. 走行用駆動源の駆動力が伝達される入力軸と、
    前記入力軸の回転中心軸線と平行に配置された出力軸と、
    前記入力軸の回転中心軸線を中心として回転可能な回転部が設けられ該回転部の回転半径を調節自在な回転半径調節機構と、揺動端部が設けられ前記出力軸に揺動自在に軸支された揺動リンクと、一方の端部が前記回転半径調節機構の前記回転部に回転自在に接続し、他方の端部が揺動リンクの揺動端部に連結されたコネクティングロッドとを有し、前記入力軸の回転運動を前記揺動リンクの揺動運動に変換するてこクランク機構と、
    前記揺動リンクが、一方側に回転しようとするときに前記出力軸に対して前記揺動リンクを固定し、他方側に回転しようとするときに前記出力軸に対して前記揺動リンクを空転させる一方向回転阻止機構とを備えた無段変速機であって、
    前記揺動リンクの前記揺動端部と前記コネクティングロッドの前記他方の端部とは、揺動軸によって、相対回転可能に連結され、
    前記揺動端部と前記他方の端部との間には、前記揺動リンク又は前記コネクティングロッドを前記揺動軸の軸方向に付勢する緩衝部材が配置されていることを特徴とする無段変速機。
  2. 請求項1に記載の無段変速機であって、
    前記緩衝部材は、複数の皿バネによって構成され、
    前記複数の皿バネは、前記揺動リンク及び前記コネクティングロッドに、内径側の端部が接触するように組み合わされて配置されていることを特徴とする無段変速機。
  3. 請求項1に記載の無段変速機であって、
    前記揺動リンク及び前記コネクティングロッドは、前記揺動軸との間にクリアランスを有し、
    前記緩衝部材は、皿バネによって構成され、
    前記皿バネは、前記揺動リンク又は前記コネクティングロッドのうち、前記揺動軸との間のクリアランスが大きい部材に、内径側の端部が接触するように配置されていることを特徴とする無段変速機。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の無段変速機であって、
    複数の前記てこクランク機構と
    前記てこクランク機構及び前記一方向回転阻止機構を収納する変速機ケースと、
    前記変速機ケースに取り付けられ、前記入力軸又は前記出力軸の一端側又は他端側を回転自在に支持する複数の軸受と、
    を備え、
    前記緩衝部材は、前記軸受に近い緩衝部材ほど、バネ定数を高く設定されていることを特徴とする無段変速機。
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