JP2015102257A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機 Download PDF

Info

Publication number
JP2015102257A
JP2015102257A JP2013241645A JP2013241645A JP2015102257A JP 2015102257 A JP2015102257 A JP 2015102257A JP 2013241645 A JP2013241645 A JP 2013241645A JP 2013241645 A JP2013241645 A JP 2013241645A JP 2015102257 A JP2015102257 A JP 2015102257A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
air conditioner
recess
air
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013241645A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5807668B2 (ja
Inventor
達也 稲上
Tatsuya Inagami
達也 稲上
寛 城間
Hiroshi Shiroma
寛 城間
仁美 山口
Hitomi Yamaguchi
仁美 山口
直人 二村
Naoto Futamura
直人 二村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2013241645A priority Critical patent/JP5807668B2/ja
Publication of JP2015102257A publication Critical patent/JP2015102257A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5807668B2 publication Critical patent/JP5807668B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

【課題】ケーシングの内部が仕切部材によって第1室と、第1室よりも下方の第2室とに仕切られるとともに、仕切部材に排水口が設けられた空気調和機において、仕切部材上の水を、排水口を通じて第1室外に円滑に排水する。
【解決手段】空気調和機1は、上部に空気吸込口50Aを有し、下部に空気吹出口50Bを有するケーシング50と、ケーシング50の内部を第1室R1とこれよりも下方の第2室R2とに仕切る仕切部材60と、第1室R1に配置された熱交換器26と、第1室R1内の空気を仕切部材60に設けられた開口60Bを通じて第1室R1外に吹き出すファン29とを備える。仕切部材60は、本体部61と、本体部61の底部611の一部分から下方に凹み、本体部61上の水を局所的に集める凹部62とを備える。凹部62の底部621の一部分には、凹部62に集められた水を第1室R1外に流出させる排水口62Aが設けられている。
【選択図】図6

Description

本発明は、ケーシングの上部に空気吸込口が設けられ、ケーシングの下部に空気吹出口が設けられた下吹き型の空気調和機に関する。
従来、ケーシングの上部に空気吸込口が設けられ、ケーシングの下部に空気吹出口が設けられた下吹き型の空気調和機が知られている。例えば特許文献1の空気調和機では、ケーシングの天板に形成されたスリットから吸い込まれた空気が熱交換器において冷媒と熱交換し、ファンに吸い込まれる。ファンに吸い込まれた空気は、ファンから真下に向けて吹き出され、ケーシングの底板に形成された開口を通じて、床下の空間に流れ込む。このような下吹き型の空気調和機は、例えば電算機室などの空調に用いられる。
特開2008−082665号公報
ところで、下吹き型の空気調和機において、ケーシングの内部を、上室(第1室)と、上室よりも下方の下室(第2室)とに仕切る仕切部材を設けることが考えられる。上室には、熱交換器、ファンなどが配置され、下室には、例えば圧縮機などが配置される。冷房運転時には熱交換器においてドレン(凝縮水)が生じるので、仕切部材は、ドレンパンとしての機能を有していてもよい。この場合、ドレンパンとしても機能する仕切部材には、仕切部材の上面に受けた水を上室の外部に流出させる排水口が設けられていてもよい。
上室に配置されたファンを運転すると、上室の空気がファンに吸い込まれるので、上室の圧力は、上室の外部の圧力よりも小さくなる。このため、仕切部材に設けられた前記排水口においては、上室の外部から上室に向かう空気の流れが形成される。したがって、仕切部材に収容された水を排水口から効率よく上室の外部に流出させることができない。
本発明の目的は、ケーシングの内部が、仕切部材によって、ファンが配置される第1室と、第1室よりも下方の第2室とに仕切られるとともに、仕切部材に排水口が設けられた空気調和機において、仕切部材上の水を、前記排水口を通じて第1室外に円滑に排水することである。
本発明の空気調和機は、ケーシング(50)と、仕切部材(60)と、熱交換器(26)と、ファン(29)とを備える。前記ケーシング(50)は、上部に空気吸込口(50A)を有し、下部に空気吹出口(50B)を有する。前記仕切部材(60)は、前記ケーシング(50)の内部を第1室(R1)と前記第1室(R1)よりも下方の第2室(R2)とに仕切る。前記熱交換器(26)は、前記第1室(R1)に配置されている。前記ファン(29)は、前記第1室(R1)内の空気を前記仕切部材(60)に設けられた開口(60B)を通じて前記第1室(R1)外に吹き出す。前記仕切部材(60)は、本体部(61)と、凹部(62)とを備える。前記凹部(62)は、前記本体部(61)の底部(611)の一部分から下方に凹み、前記本体部(61)上の水を局所的に集める。前記凹部(62)の底部(621)の一部分には、前記凹部(62)に集められた水を前記第1室(R1)外に流出させる排水口(62A)が設けられている。
この構成では、本体部(61)の底部(611)の一部分に凹部(62)が設けられているので、この凹部(62)において水を局所的に集めることができる。しかも、この凹部(62)の底部(621)の一部分に排水口(62A)が設けられている。したがって、凹部(62)に集められた水は、凹部(62)の底部(621)のうち排水口(62A)以外の部分において一時的に溜められる。そして、凹部(62)の底部(621)に水が溜まるにつれて、その水のヘッド(エネルギー)が大きくなる。よって、この構成では、第1室(R1)と第1室(R1)外との間の差圧に起因して凹部(62)の排水口(62A)において第1室(R1)外から第1室(R1)に向かう空気の流れが形成される場合であっても、上記のように凹部(62)に溜まった水のヘッドを大きくすることができるので、排水口(62A)を通じて第1室(R1)外に水を円滑に流出させることができる。
前記空気調和機において、前記凹部(62)は、前記凹部(62)の前記底部(621)の縁から上方に立ち上がる側壁部(622)を有し、前記排水口(62A)は、前記凹部(62)の前記底部(621)において、前記側壁部(622)側に偏った位置に設けられているのが好ましい。この構成では、凹部(62)に溜まった水を排水する排水領域(すなわち排水口(62A))と、排水される前の水を一時的に溜める水溜め領域とを、凹部(62)の底部(621)において側壁部(622)側とこの側壁部(622)とは反対側に分けることができる。したがって、凹部(62)に流入した水を水溜め領域において局所的に集めやすくなる。
前記空気調和機において、前記凹部(62)は、前記凹部(62)の前記底部(621)の縁から上方に立ち上がる側壁部(622)を有し、前記排水口(62A)は、前記凹部(62)の前記底部(621)において、前記側壁部(622)に隣接した位置に設けられているのが好ましい。この構成では、凹部(62)に溜まった水を排水する排水口(62A)が凹部(62)の底部(621)において側壁部(622)に隣接する隣接位置に設けられているので、一時的に水を溜める水溜め領域を前記隣接位置以外の部分において確保しやすくなる。
前記空気調和機において、前記凹部(62)の前記底部(621)における上面の一部又は全部は、前記排水口(62A)に向かうにつれて低くなるように傾斜しているのが好ましい。この構成では、凹部(62)に集められた水は、底部(621)における傾斜した部分に沿って排水口(62A)に案内され、排水口(62A)から排水される。
前記空気調和機において、前記本体部(61)の前記底部(611)における上面の一部又は全部は、前記凹部(62)に向かうにつれて低くなるように傾斜しているのが好ましい。この構成では、本体部(61)の底部(611)に収容された水は、この底部(611)における傾斜した部分に沿って凹部(62)に案内される。これにより、凹部(62)において水を局所的に集めやすくなる。
前記空気調和機において、前記第2室(R2)には、前記排水口(62A)から流出した水を前記第2室(R2)の底部(502)側に案内するガイド部材(70)が設けられているのが好ましい。この構成では、排水口(62A)から流出した水は、ガイド部材(70)によって第2室(R2)の底部(502)側に案内されるので、例えば第2室(R2)の底部(502)から第2室(R2)外に水を円滑に排水することができる。
前記空気調和機において、前記凹部(62)は、水平方向に平行な第1方向(D1)の寸法と前記第1方向(D1)に直交し水平方向に平行な第2方向(D2)の寸法の両方が前記本体部(61)の前記底部(611)よりも小さいことが好ましい。この構成では、第1方向(D1)と第2方向(D2)の何れの方向においても本体部(61)の底部(611)よりも小さい凹部(62)に水を局所的に集めることができる。
本発明によれば、ケーシングの内部が、仕切部材によって、ファンが配置される第1室と、第1室よりも下方の第2室とに仕切られるとともに、仕切部材に排水口が設けられた空気調和機において、仕切部材上の水を、排水口を通じて第1室外に円滑に排水することができる。
本発明の一実施形態に係る空気調和機を電算機室の空調に用いた場合の概略図である。 前記実施形態に係る空気調和機の概略構成図である。 前記空気調和機の利用ユニットを示す斜視図である。 前記空気調和機の利用ユニットを示す右側面図である。 前記空気調和機の利用ユニットを示す正面図である。 前記空気調和機の利用ユニットの下部を示す斜視図である。 前記利用ユニットにおける仕切部材に設けられた第2開口と、第2開口の下方に設けられた凹部と、凹部の下方に設けられたガイド部材とを示す斜視図である。 前記仕切部材の本体部と、前記仕切部材の前記凹部と、前記ガイド部材と、底板の上面とを示す右側面図である。 前記仕切部材の前記凹部と、前記ガイド部材とを示す斜視図である。 前記仕切部材の前記本体部と、前記本体部の下方に設けられた前記凹部とを示す平面図である。 (A)は、図10におけるXI−XI線断面図である。(B)は、(A)の変形例1を示す断面図であり、(C)は、(A)の変形例2を示す断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る空気調和機1について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る空気調和機1を電算機室100Aの空調に用いた場合の概略図である。図1に示す本実施形態では、空気調和機1による空調の対象が例えばサーバルームなどの電算機室100Aである場合を例示している。この場合、空気調和機1は、室内を所定の温度範囲に調節する冷房運転を、年間を通じて連続して行う冷媒専用である。ただし、空気調和機1は、冷房専用に限定されるものではなく、冷房運転、暖房運転、除湿運転などの運転を切り換え可能な空気調和機であってもよい。
図1に示すように、本実施形態に係る空気調和機1は、室外に設置される熱源ユニット(室外ユニット)2と、室内に設置される利用ユニット(室内ユニット)3と、これらのユニットを接続する冷媒連絡管4,5とを備えている。電算機室100Aには、サーバなどの電算機101が配置されている。空気調和機1の利用ユニット3は、電算機室100Aとは壁102で仕切られた別室100Bに配置されている。空気調和機1の熱源ユニット2は、例えば建物の屋上などの室外に配置されている。
空気調和機1が運転されると、電算機室100A内の空気が例えば天井に設けられた排気口103から室外に排気され、例えば天井裏に設けられた連絡通路100Cを通過して別室100Bに流入する。流入した空気は、空気調和機1の上部に設けられた空気吸込口50Aからケーシング50内に吸い込まれて、冷媒と熱交換して冷却された後、空気調和機1の下部に設けられた空気吹出口50Bから吹き出される。吹き出された空気は、別室100Bの床に設けられた通気口104を通じて例えば床下の連絡通路100Dに流入する。連絡通路100Dに流入した空気は、電算機室100Aの床に設けられた供給口105を通じて電算機室100Aに供給される。これにより、電算機室100A内の空気が所定の温度範囲に調節される。
[空気調和機の全体構成]
図2は、本実施形態に係る空気調和機1の概略構成図である。図2に示すように、本実施形態に係る空気調和機1は、冷媒回路10を備え、蒸気圧縮式の冷凍サイクル運転を行うことによって室内の空調を行う。
図2に示すように、本実施形態に係る空気調和機1は、前述の熱源ユニット2と、前述の利用ユニット3と、これらのユニットを接続する冷媒連絡管4,5とを備えている。冷媒回路10は、主冷媒回路11と、バイパス回路12とを含む。
主冷媒回路11は、圧縮機24、熱源側熱交換器25、開度制御が可能な第1弁21及び利用側熱交換器26を有する。主冷媒回路11は、熱源ユニット2に設けられて主冷媒回路11の一部を構成する熱源側主冷媒回路11aと、利用ユニット3に設けられて主冷媒回路11の一部を構成する利用側主冷媒回路11bとを含む。本実施形態では、熱源側熱交換器25及び第1弁21は、熱源側主冷媒回路11aに設けられており、圧縮機24及び利用側熱交換器26は、利用側主冷媒回路11bに設けられているが、これに限られない。例えば、圧縮機24は、熱源側主冷媒回路11aに設けられていてもよい。
バイパス回路12は、開度制御が可能な第2弁22を有する。バイパス回路12は、圧縮機24から吐出された冷媒を熱源側熱交換器25及び第1弁21をバイパスするように主冷媒回路11(より具体的には、熱源側主冷媒回路11a)に接続されている。
圧縮機24は、低圧冷媒を吸入し、圧縮して高圧冷媒として吐出する機能を有する。圧縮機24は、圧縮機用モータ24Mによって駆動される。圧縮機用モータ24Mは、インバータ装置を介して電力の供給を受けて駆動される。本実施形態における圧縮機24は、圧縮機用モータ24Mの周波数(すなわち、回転数)を変えることによって、運転容量を変えることが可能な圧縮機であるが、これに限られない。圧縮機24の吸入側は、利用側熱交換器26の出口に接続されており、圧縮機24の吐出側は、冷媒連絡管4を介して熱源側熱交換器25の入口に接続されている。
熱源側熱交換器25としては、例えば、伝熱管と多数のフィンとにより構成されたクロスフィン式の熱交換器を用いることができるが、これに限られない。冷房専用の空気調和機1では、熱源側熱交換器25は、室外空気を熱源として、高圧冷媒を凝縮する凝縮器として機能する。なお、空気調和機1が冷房運転及び暖房運転を切り換え可能である場合には、熱源側熱交換器25は、冷房運転において凝縮器として機能し、暖房運転において蒸発器として機能する。熱源側熱交換器25の出口は、第1弁21、冷媒調整器30、過冷却用熱交換器31及び冷媒連絡管5を介して利用ユニット3(より具体的には第3弁23)に接続されている。熱源側熱交換器25の入口は、冷媒連絡管4を介して利用ユニット3(より具体的には、圧縮機24の吐出側)に接続されている。
利用側熱交換器26としては、例えば、伝熱管と多数のフィンとにより構成されたクロスフィン式の熱交換器を用いることができるが、これに限られない。冷房専用の空気調和機1では、利用側熱交換器26は、低圧冷媒を蒸発させる蒸発器として機能し、室内空気を冷却する。なお、空気調和機1が冷房運転及び暖房運転を切り換え可能である場合には、利用側熱交換器26は、冷房運転において蒸発器として機能し、暖房運転において凝縮器として機能する。利用側熱交換器26の入口は、第3弁23に接続されている。利用側熱交換器26の出口は、圧縮機24の吸入側に接続されている。
本実施形態では、第1弁21は、開度制御が可能な電動弁(膨張弁)であるが、これに限られない。第1弁21は、主として、凝縮圧力(高圧圧力)を所定の範囲に維持する制御(高圧制御)を行う際に使用される。第2弁22は、開度制御が可能な電動弁(膨張弁)であるが、これに限られない。第2弁22は、主として、上記の高圧制御を行う際に使用される。本実施形態では、主冷媒回路11は、開度制御が可能な第3弁23を有する。第3弁23は、開度制御が可能な電子膨張弁であるが、これに限られない。第3弁23は、主として、熱源ユニット2の凝縮器25において冷却された冷媒の減圧を行う際に使用される。第3弁23は、利用側主冷媒回路11bに設けられており、冷媒連絡管5を介して熱源側主冷媒回路11aに接続されている。
また、本実施形態では、主冷媒回路11は、冷媒調整器(レシーバ)30と、過冷却用熱交換器31と、油分離器32とを有する。冷媒調整器30は、熱源側熱交換器25の下流側に設けられ、負荷変動による利用側熱交換器26内の冷媒量の変動を吸収する容器によって構成されている。過冷却用熱交換器31は、熱源側熱交換器25において液化した冷媒をさらに冷却し、その飽和温度以下に冷却する。油分離器32は、圧縮機24から吐出された冷媒から冷凍機油の一部を分離するためのものである。圧縮機24から冷媒とともに吐出された冷凍機油の一部は、油分離器32において冷媒と分離され、キャピラリーチューブ33が設けられた返油回路13を通じて圧縮機24の吸入側に戻される。本実施形態では、第3弁23及び油分離器32は、利用側主冷媒回路11bに設けられており、冷媒調整器30及び過冷却用熱交換器31は、熱源側主冷媒回路11aに設けられているが、これに限られない。
熱源ユニット2は、熱源側熱交換器25への空気の流れを形成する熱源側ファン28を備える。熱源側ファン28は、熱源ユニット2内に吸入口から室外空気を吸入して、熱源ユニット2内に収容された熱源側熱交換器25において冷媒と熱交換させた後に、吹出口から排出空気として室外に吹き出すという空気の流れを形成する。この熱源側ファン28は、ファン用モータ28Mによって駆動される。本実施形態において、ファン用モータ28Mは、インバータ装置を介して電力の供給を受けて駆動される。熱源側ファン28は、ファン用モータ28Mの周波数(すなわち、回転数)を変えることによって風量を変えることが可能である。
利用ユニット3は、利用側熱交換器26への空気の流れを形成する利用側ファン29を備える。利用側ファン29は、利用ユニット3内に吸入口から室内空気を吸入して、利用ユニット3内に収容された利用側熱交換器26において冷媒と熱交換させた後に、吹出口から供給空気として室内に吹き出すという空気の流れを形成する。この利用側ファン29は、ファン用モータ29Mによって駆動される。
空気調和機1には、各種のセンサが設けられている。例えば、熱源ユニット2には、室外空気の温度を検知する室外温度センサ41などが設けられている。また、利用ユニット3には、圧縮機24の吸入圧力を検出する吸入圧力センサ42、圧縮機24の吐出圧力を検出する吐出圧力センサ43などが設けられている。
空気調和機1は、空気調和機1の運転を制御する制御部27を備える。制御部27は、熱源ユニット2に設けられていてもよく、利用ユニット3に設けられていてもよく、また、これらの両方に設けられていてもよい。制御部27は、例えばマイクロコンピュータ、メモリなどを有している。制御部27は、センサ41,42,43などの各種センサが検知した状態量(圧力値、温度など)に対応する信号を取り込むことができるようになっている。そして、制御部27は、これらの信号に基づいて、圧縮機24、第1弁21、第2弁22、第3弁23、熱源側ファン28、利用側ファン29などの動作を制御する。
本実施形態に係る空気調和機1では、圧縮機24、熱源側ファン28、利用側ファン29などが起動されると、冷媒回路10においては、以下のような冷凍サイクル運転が行われる。まず、低圧冷媒は、利用ユニット3の圧縮機24に吸入されて圧縮され、高圧冷媒となる。圧縮機24から吐出された高圧冷媒は、冷媒連絡管4を経由して熱源ユニット2に送られ、熱源側熱交換器25において、熱源側ファン28によって供給される室外空気と熱交換して冷却される。そして、熱源側熱交換器25において冷却された高圧冷媒は、第1弁21及び冷媒連絡管5を経由して利用ユニット3に送られる。このとき、主冷媒回路11に設けられた第1弁21の開度及びバイパス回路12に設けられた第2弁22の開度は、例えば次のように制御される。
外気の温度が比較的高いときに通常運転を行う場合には、冷房運転の負荷が大きいので、熱源側熱交換器25の能力を大きくする必要がある。この場合、制御部27は、例えば、第1弁21の開度を大きくしたり、第2弁22の開度を小さくしたり、熱源側ファン28の風量を多くしたりする制御を行う。具体的に、冷房運転の負荷が大きいときには、第1弁21の開度が例えば全開状態とされる一方で、第2弁22の開度が例えば全閉状態とされるという制御を例示できるが、これに限られない。
また、例えば冬場などのように外気の温度が低いときに通常運転を行う場合には、冷房運転の負荷が小さいので、室内空気を所定の温度範囲に維持しながら凝縮圧力を所定範囲に維持するために、熱源側熱交換器25の能力を小さくする必要がある。この場合、制御部27は、例えば、第1弁21の開度を小さくしたり、第2弁22の開度を大きくしたり、熱源側ファン28の風量を減少させたりする制御を行う。具体的に、冷房運転の負荷が小さいときには、第1弁21の開度が小さくされる一方で、第2弁22の開度が全開状態とされるという制御を例示できるが、これに限られない。
利用ユニット3に送られた高圧冷媒は、第3弁23によって減圧されて低圧の気液二相状態の冷媒となって利用側熱交換器26に送られ、利用側熱交換器26において、利用側ファン29によって供給される空気と熱交換して加熱される。これにより、冷媒は蒸発して低圧のガス冷媒となる。利用側熱交換器26において加熱された低圧のガス冷媒は、再び、圧縮機24に吸入される。
[利用ユニット]
次に、空気調和機1の利用ユニット3の構成についてさらに具体的に説明する。図3は、利用ユニット3を示す斜視図であり、図4は、利用ユニット3を示す右側面図であり、図5は、利用ユニット3を示す正面図である。図6は、利用ユニット3の下部を示す斜視図である。
図3、図4及び図5に示すように、利用ユニット3はケーシング50を備える。ケーシング50は、例えば直方体形状を呈しているが、これに限られない。ケーシング50は、天板501と、底板502と、上下方向に延びて天板501と底板502を接続する側板とを有する。前記側板は、前板503と、背板504と、右板505と、左板506とを含む。なお、ケーシング50内の部材の配置がわかりやすいように、図3においては、前板503及び右板505の図示を省略しており、図4においては、右板505の図示を省略しており、図5においては、前板503の図示を省略している。
ケーシング50は、上部に空気吸込口50Aを有し、下部に空気吹出口50Bを有する。具体的に、空気吸込口50Aは、天板501に設けられており、空気吹出口50Bは、底板502に設けられている。
利用ユニット3は、仕切部材60を備える。仕切部材60は、ケーシング50の内部を第1室R1(上室R1)と第2室R2(下室R2)に仕切っている。第1室R1は、仕切部材60よりも上方の空間であり、第2室R2は、仕切部材60よりも下方の空間である。上述した利用側熱交換器26及び利用側ファン29は、第1室R1に配置されており、上述した圧縮機24は、第2室R2に配置されている。また、第1室R1には、利用側熱交換器26において生じるドレン(凝縮水)を受ける第1ドレンパン37が設けられている。第1ドレンパン37は、利用側熱交換器26の下端部に沿って配置されている。本実施形態では、利用側ファン29は、利用側熱交換器26及び第1ドレンパン37よりも下方に配置されている。
仕切部材60は、本体部61と、凹部62と、連結部63とを含む。凹部62については後述する。連結部63は、本体部61の横に配置されており、連結部63の一端が本体部61の一端に接続されている。連結部63の他端は、ケーシング50の側板(本実施形態では左板506)に接続されている。本体部61の他端は、ケーシング50の側板(本実施形態では右板505)に接続されている。主として本体部61と連結部63が第1室R1と第2室R2とを仕切る機能を有している。
本体部61の真上には利用側ファン29が配置されており、本体部61の真下にはダクト部材36及び第2電装ユニット35が配置されている。また、連結部63の真下には圧縮機24が配置されている。
仕切部材60の本体部61は、第1室R1と第2室R2とを仕切る機能の他、第2のドレンパンとしても機能する。利用側熱交換器26において生じた水の大半は、上述した第1ドレンパン37において収容されるが、水の一部は、第1ドレンパン37内に収容されずに、第1ドレンパン37よりも下方に飛散することがある。本体部61は、このように飛散した水を収容することができるので、飛散した水が例えば空気吹出口50Bから空調対象の室内に至るのを抑制することができる。
図6に示すように、本実施形態における仕切部材60の本体部61は、底部611と、底部611の周縁から上方に延びる内壁面を有する側部612とを備える皿形状を呈している。底部611は、水平方向に平行な第1方向D1(本実施形態では左右方向)に広がるとともに、第1方向D1に直交し水平方向に平行な第2方向D2(本実施形態では前後方向)に広がる上面を有する。これにより、本体部61は、上述のように飛散した水を収容することができる。
ケーシング50の底板502は、圧縮機24、ダクト部材36などの利用ユニット3の構成要素を支持する機能や空気吹出口50Bから空気を吹き出す機能の他、第3のドレンパンとしての機能も有する。すなわち、図6に示すように、底板502は、第1方向D1及び第2方向D2に広がる上面を有する底部502Aと、底部502Aの周縁から上方に延びる内壁面を有する側部502Bとを備える皿形状を呈している。これにより、底板502は、第2のドレンパンとしての仕切部材60の本体部61によって受けることができなかった水を収容することができる。また、底板502は、後述するガイド部材70に案内される水を収容することもできる。収容された水は、図略の排水機構を通じてケーシング50の外部に排水される。
図6に示すように、仕切部材60の本体部61には、利用側ファン29から吐出される空気の流通口として機能する第1開口60Aと、本体部61に収容された水を後述する凹部62に導く第2開口60Bとが形成されている。第1開口60A及び第2開口60Bは、ともに本体部61を上下方向に貫通している。
本実施形態における利用側ファン29は、スクロールケーシングと、このスクロールケーシング内に設けられた羽根車とを備える多翼ファン(シロッコファン)であるが、これに限られず、ターボファン、クロスフローファンなどの他のタイプのファンを用いることもできる。利用側ファン29の空気吐出口(スクロールケーシングの空気吐出口)は、図6に示す本体部61の第1開口60Aの上側に接続されており、ダクト部材36の上部は、本体部61の第1開口60Aの下側に接続されている。ダクト部材36の下部は、底板502に設けられた空気吹出口50Bに接続されている。したがって、利用側ファン29は、第1室R1内の空気を仕切部材60の開口60Aを通じて第1室R1外に吹き出すことができ、吹き出された空気は、ダクト部材36を通過し、空気吹出口50Bからケーシング50外に吹き出される。なお、上記のようなダクト部材36が設けられ、このダクト部材36が通風路として機能するので、通風路に圧縮機24が配置されない構造とすることができる。
ケーシング50内には、空気調和機1の運転を制御する電装品などを有する第1電装ユニット34及び第2電装ユニット35が設けられている。第1電装ユニット34は、第1室R1に配置されており、第2電装ユニット35は、第2室R2に配置されている。図4に示すように、第1電装ユニット34及び第2電装ユニット35は、メンテナンス作用がしやすいように前板503側に配置されている。第1電装ユニット34は、支持部材38によって支持されている。
[利用ユニットの排水構造]
次に、利用ユニット3の排水構造について具体的に説明する。図7は、仕切部材60に設けられた第2開口60Bと、第2開口60Bの下方に設けられた凹部62と、凹部62の下方に設けられたガイド部材70とを示す斜視図である。図8は、仕切部材60の本体部61と、仕切部材60の凹部62と、ガイド部材70と、底板502の底部502Aとを示す右側面図である。図9は、仕切部材60の凹部62と、ガイド部材70とを示す斜視図である。図10は、仕切部材60の本体部61と、本体部61の第2開口60Bの下方に設けられた凹部62とを示す平面図である。図11(A)は、図10におけるXI−XI線断面図である。
図7、図8、図9及び図10に示すように、凹部62は、本体部61の底部611の一部分から下方に凹み、本体部61上の水を局所的に集める機能を有する。凹部62の底部621の一部分には、凹部62に集められた水を第2室R2に流出させる1つ又は複数の排水口62Aが設けられている。本実施形態では、排水口62Aが2つ設けられているが、排水口62Aの個数はこれに限られない。
また、凹部62は、凹部62の底部621の縁から上方に立ち上がる側壁部622を有する。排水口62Aは、凹部62の底部621において、複数の側壁部622のうちの1つの側壁部622側(第1側壁部622A側)に偏った位置に設けられている。具体的に、排水口62Aは、凹部62の底部621において、第1側壁部622Aに隣接した位置に設けられている。複数の排水口62Aは、第1側壁部622Aに沿って互いに間隔をあけて並んでいる。
図7及び図10に示すように、凹部62は、水平方向に平行な第1方向D1の寸法と第1方向D1に直交し水平方向に平行な第2方向D2の寸法の両方が本体部61の底部611よりも小さい。本実施形態では、図6に示すように、凹部62は、本体部61の4つの角のうちの1つの角61C側に偏った位置に設けられているが、これに限られない。このように凹部62の寸法は、本体部61の寸法と比べて、第1方向D1と第2方向D2の何れにおいても小さいので、水を局所的に集めることができる。なお、第1方向D1における凹部62の寸法は、第1方向D1における本体部61の底部611の寸法に対して、少なくとも1/2以下であり、好ましくは1/5以下であり、より好ましくは1/10以下である。また、第2方向D2における凹部62の寸法は、第2方向D2における本体部61の底部611の寸法に対して、少なくとも1/2以下であり、好ましくは1/5以下であり、より好ましくは1/10以下である。
また、図10に示すように、凹部62の第1方向D1に対向する一対の側壁部622,622の距離L1は、本体部61の第2開口60Bにおける第1方向D1の開口寸法L11よりも大きく、また、凹部62の第2方向D2に対向する一対の側壁部622,622の距離L2は、本体部61の第2開口60Bにおける第2方向D2の開口寸法L12よりも大きいが、これに限られない。距離L1は、開口寸法L11と同じであってもよく、距離L2は、開口寸法L12と同じであってもよい。
図10及び図11(A)に示すように、凹部62の側壁部622の上端と本体部61の底部611の下面との間には、本体部61と凹部62との間のシール性(密閉性)を高めるためにシール部材80が介在している。シール部材80は、例えば凹部62の側壁部622の上端に沿った環形状(より具体的には四角の環形状)を呈している。図10に示すように、シール部材80の幅W1は、凹部62の側壁部622の上端の幅W2よりも大きい。
上述したように本実施形態では、凹部62における距離L1,L2が第2開口60Bにおける開口寸法L11,L12よりも大きいので、環状のシール部材80を凹部62の側壁部622の上端と本体部61の底部611の下面との間に配置してシール性を向上させることができる。そして、シール性が向上することによって、凹部62と本体部61との間から凹部62内に空気が流入するのを抑制できるので、排水口62Aからの排水性が阻害されるのをさらに抑制できる。
また、図10及び図11に示すように、凹部62の排水口62Aは、第2開口60Bに対して上下方向に重ならない位置に設けられている。すなわち、凹部62の排水口62Aは、第2開口60Bに対して水平方向にずれた位置に設けられており、底部611のうち第2開口60Bが設けられていない部分の真下に設けられている。したがって、本体部61の底部611の上面から第2開口60Bを通じて凹部62に流入する水は、凹部62の底部621に一旦着地することになり、排水口62A内に直接落下するのを抑制できる。ただし、凹部62の排水口62Aは、第2開口60Bに対して上下方向に重なる位置に設けられていてもよい。
また、第2室R2には、排水口62Aから流出した水を第2室R2の底板502側に案内するガイド部材70が設けられている。ガイド部材70は、棒状、板状などの細長い形状を呈している。ガイド部材70の上端部は、凹部62の排水口62A側の部分に接続されている。ガイド部材70の下端部は、底板502の底部502Aに近接又は接している。具体的に、ガイド部材70は、排水口62Aの真下から底板502まで下方に延びる平板状の部材本体701と、部材本体701の両サイドに設けられた平板状の一対の側壁702,703とを有する。排水口62Aを通じて第1室R1から第2室R2側に排水された水は、主として部材本体701の表面に沿って下方に移動する。一対の側壁702,703は、部材本体701の表面に沿って下方に移動する水が周囲に飛散するのを抑制する機能を有する。なお、ガイド部材70において、一対の側壁702,703の一方又は両方を省略することもできる。
図11(A)に示すように、本体部61の底部611における上面は、凹部62に向かうにつれて低くなるように傾斜している。本実施形態では、本体部61の底部611における上面は、例えば、第2方向D2に対して傾斜しており、第1方向D1に対しては傾斜していないが、これに限られない。本体部61の底部611における上面は、第1方向D1に対しても傾斜していてもよい。図11(A)に示す形態では、本体部61の底部611における上面の全部が傾斜しているが、これに限られず、上面の一部のみが傾斜していてもよい。底部611における上面と水平面Hとのなす角度θ1は、例えば1〜10度程度(図11(A)では3度)に調整されているが、傾斜角度θ1は、この範囲に限られない。
本体部61の底部611に収容された水は、この底部611における傾斜した部分に沿って凹部62に案内される。これにより、凹部62において水を局所的に集めやすくなる。この場合、本体部61の底部611は、図11(A)に示すように、第2開口60Bよりも高い位置にある上側底部611Aと、第2開口60Bよりも低い位置にある下側底部611Bとを有する。下側底部611Bは、上側底部611Aよりも第1側壁部622A側に位置している。そして、凹部62の排水口62Aは、上側底部611Aよりも下側底部611Bに近い位置に設けられているのが好ましい。より具体的には、凹部62の排水口62Aは、下側底部611Bの真下に設けられているのが好ましい。このような構成である場合、水の流れは、おおよそ次のようになる。すなわち、図11(A)において二点鎖線Wで示す水Wは、上側底部611Aの上面に沿って第2開口60Bに向かって流れ、そして、第2開口60Bを通じて凹部62内に流入する。この場合、図11(A)に示すように、凹部62内に流入する水の落下位置と、排水口62Aとの距離を大きくすることができるので、第2開口60Bを通じて凹部62に流入する水が、排水口62A内に直接落下するのを抑制できる。
また、図11(A)に示す形態では、凹部62の底部621における上面は、排水口62Aに向かうにつれて低くなるように傾斜している。本実施形態では、凹部62の底部621における上面は、例えば、第2方向D2に対して傾斜しており、第1方向D1に対しては傾斜していないが、これに限られない。凹部62の底部621における上面は、第1方向D1に対しても傾斜していてもよい。図11(A)に示す形態では、凹部62の底部621における上面の全部が傾斜しているが、これに限られず、上面の一部のみが傾斜していてもよい。凹部62の底部621における上面と水平面Hとのなす角度θ2は、例えば1〜10度程度(図11(A)では3度)に調整されているが、傾斜角度θ2は、この範囲に限られない。
なお、本体部61及び凹部62は、図11(A)に示す形態に限られず、例えば図11(B),(C)に示す変形例1,2のような形態であってもよい。図11(B)は、本体部61及び凹部62の変形例1を示す断面図であり、図11(C)は、本体部61及び凹部62の変形例2を示す断面図である。図11(B)に示す変形例1では、本体部61の底部611の上面が、図11(A)に示す形態と同様に傾斜している一方で、凹部62の底部621の上面は、水平面Hに平行である。図11(C)に示す変形例2では、本体部61の底部611の上面及び凹部62の底部621の上面は水平面Hに平行である。
[動作]
以上のような下吹き型の空気調和機1において、第1室R1に配置された利用側ファン29を運転すると、第1室R1の空気がファン29に吸い込まれるので、第1室R1の圧力は、第1室R1の外部の圧力よりも小さくなる。第2室R2の圧力は、大気圧に近い圧力であるが、第1室R1の圧力は、第2室R2の圧力よりも小さくなる。このため、仕切部材60に設けられた第2開口60Bにおいては、第2室R2から第1室R1に向かう空気の流れが形成される。したがって、本実施形態のような排水構造を備えていない空気調和機では、仕切部材60に収容された水を第2開口60Bから効率よく第2室R2に流出させることができない。
これに対し、本実施形態の空気調和機1では、上述のような排水構造を備えているので、仕切部材60上の水を、第2開口60Bを通じて第2室R2に円滑に排水することができる。すなわち、図11(A),(B),(C)に示す形態では、本体部61の底部611の一部分に凹部62が設けられているので、この凹部62において水を局所的に集めることができる。しかも、この凹部62の底部621の一部分に排水口62Aが設けられている。したがって、凹部62に集められた水は、凹部62の底部621のうち排水口62A以外の部分において一時的に溜められる。そして、凹部62の底部621に水が溜まるにつれて、溜まった水のヘッド(エネルギー)が大きくなる。したがって、この構成では、第1室R1と第2室R2との間の差圧に起因して凹部62の排水口62Aにおいて第2室R2から第1室R1に向かう空気の流れが形成される場合であっても、上記のように凹部62に溜まった水のヘッドを大きくすることができるので、排水口62Aを通じて第1室R1外に水を円滑に流出させることができる。すなわち、仕切部材60の本体部61よりも小さな凹部62に排水口62Aを設け、排水口62A付近を局所的に深くする構造(局所的に段差を設ける構造)を採用している。これにより、凹部62に局所的に水を溜めることができ、そして、凹部62にある程度水が溜まると、溜まった水のヘッドによって第2室R2から第1室R1に向かう気流の動圧を抑えることができるので、排水口62Aから水を排水することができる。
また、凹部62は、凹部62の底部621の縁から上方に立ち上がる側壁部622を有し、排水口62Aは、凹部62の底部621において、側壁部622側に偏った位置に設けられている。したがって、凹部62に溜まった水を排水する排水領域(すなわち排水口62A)と、排水される前の水を一時的に溜める水溜め領域62Bとを、凹部62の底部621において側壁部622側とこの側壁部622とは反対側に分けることができる。その結果、凹部62に流入した水を水溜め領域62Bにおいて局所的に集めやすくなる。
また、凹部62は、凹部62の底部621の縁から上方に立ち上がる側壁部622を有し、排水口62Aは、凹部62の底部621において、側壁部622に隣接した位置に設けられている。したがって、一時的に水を溜める水溜め領域62Bを隣接位置以外の部分において確保しやすくなる。
また、図11(A)に示す形態では、凹部62の底部621における上面の一部又は全部は、排水口62Aに向かうにつれて低くなるように傾斜している。したがって、凹部62に集められた水は、底部621における傾斜した部分に沿って排水口62Aに案内されやすくなる。
また、図11(A),(B)に示す形態では、本体部61の底部611における上面の一部又は全部は、凹部62に向かうにつれて低くなるように傾斜している。したがって、本体部61の底部611に収容された水は、この底部611における傾斜した部分に沿って凹部62に案内されやすくなる。これにより、凹部62において水を局所的に集めやすくなる。
また、第2室R2には、排水口62Aから流出した水を第2室R2の底板502側に案内するガイド部材70が設けられている。したがって、排水口62Aから流出した水は、ガイド部材70によって第2室R2の底板502側に案内されるので、例えば第2室R2の底板502から第2室R2外に水を円滑に排水することができる。
また、凹部62は、水平方向に平行な第1方向D1の寸法と第1方向D1に直交し水平方向に平行な第2方向D2の寸法の両方が本体部61の底部611よりも小さい。この構成では、第1方向D1と第2方向D2の何れの方向においても本体部61の底部611よりも小さい凹部62に水を局所的に集めることができる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更、改良等が可能である。
例えば、前記実施形態では、排水口62Aから流出した水を第2室R2の底部502側に案内するガイド部材70が設けられているが、このガイド部材70は省略することもできる。
また、空気調和機1は、複数の冷媒回路系統を備えていてもよい。すなわち、圧縮機、凝縮器、膨張機構及び蒸発器をそれぞれ有する複数の蒸気圧縮式の冷媒回路系統を含む空気調和機にも本発明を適用することができる。
また、冷媒回路10には、複数の圧縮機が設けられていてもよい。空気調和機1においては、利用ユニット3に圧縮機24が設けられた、いわゆるリモートコンデンサタイプであったが、熱源ユニット2に圧縮機24が設けられたタイプであってもよい。
また、ガイド部材70は、排水口62Aから流出した水をケーシング50外に直接案内するように構成されていてもよい。
1 空気調和機
2 熱源ユニット
3 利用ユニット
10 冷媒回路
24 圧縮機
26 利用側熱交換器
29 利用側ファン
36 ダクト部材
37 第1ドレンパン
50 ケーシング
50A 空気吸込口
50B 空気吹出口
60 仕切部材
60A 第1開口
60B 第2開口
61 本体部
611 底部
612 側部
62 凹部
62A 排水口
621 底部
622 側壁部
63 連結部
70 ガイド部材
80 シール部材
D1 第1方向
D2 第2方向
R1 第1室
R2 第2室
W 水
θ1 傾斜角度
θ2 傾斜角度

Claims (7)

  1. 上部に空気吸込口(50A)を有し、下部に空気吹出口(50B)を有するケーシング(50)と、
    前記ケーシング(50)の内部を第1室(R1)と前記第1室(R1)よりも下方の第2室(R2)とに仕切る仕切部材(60)と、
    前記第1室(R1)に配置された熱交換器(26)と、
    前記第1室(R1)内の空気を前記仕切部材(60)に設けられた開口(60B)を通じて前記第1室(R1)外に吹き出すファン(29)と、を備え、
    前記仕切部材(60)は、
    本体部(61)と、
    前記本体部(61)の底部(611)の一部分から下方に凹み、前記本体部(61)上の水を局所的に集める凹部(62)と、を備え、
    前記凹部(62)の底部(621)の一部分には、前記凹部(62)に集められた水を前記第1室(R1)外に流出させる排水口(62A)が設けられている空気調和機。
  2. 前記凹部(62)は、前記凹部(62)の前記底部(621)の縁から上方に立ち上がる側壁部(622)を有し、
    前記排水口(62A)は、前記凹部(62)の前記底部(621)において、前記側壁部(622)側に偏った位置に設けられている、請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記凹部(62)は、前記凹部(62)の前記底部(621)の縁から上方に立ち上がる側壁部(622)を有し、
    前記排水口(62A)は、前記凹部(62)の前記底部(621)において、前記側壁部(622)に隣接した位置に設けられている、請求項1に記載の空気調和機。
  4. 前記凹部(62)の前記底部(621)における上面の一部又は全部は、前記排水口(62A)に向かうにつれて低くなるように傾斜している、請求項1〜3の何れか1項に記載の空気調和機。
  5. 前記本体部(61)の前記底部(611)における上面の一部又は全部は、前記凹部(62)に向かうにつれて低くなるように傾斜している、請求項1〜4の何れか1項に記載の空気調和機。
  6. 前記第2室(R2)には、前記排水口(62A)から流出した水を前記第2室(R2)の底部(502)側に案内するガイド部材(70)が設けられている、請求項1〜5の何れか1項に記載の空気調和機。
  7. 前記凹部(62)は、水平方向に平行な第1方向(D1)の寸法と前記第1方向(D1)に直交し水平方向に平行な第2方向(D2)の寸法の両方が前記本体部(61)の前記底部(611)よりも小さい、請求項1〜6の何れか1項に記載の空気調和機。
JP2013241645A 2013-11-22 2013-11-22 空気調和機 Active JP5807668B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013241645A JP5807668B2 (ja) 2013-11-22 2013-11-22 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013241645A JP5807668B2 (ja) 2013-11-22 2013-11-22 空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015102257A true JP2015102257A (ja) 2015-06-04
JP5807668B2 JP5807668B2 (ja) 2015-11-10

Family

ID=53378098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013241645A Active JP5807668B2 (ja) 2013-11-22 2013-11-22 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5807668B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018124016A (ja) * 2017-02-01 2018-08-09 ダイキン工業株式会社 空気調和装置の室内側ユニット
WO2018180321A1 (ja) 2017-03-31 2018-10-04 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 空気調和装置の室内機
WO2018198584A1 (ja) 2017-04-28 2018-11-01 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 空気調和装置の室内機
JP2021151094A (ja) * 2020-03-19 2021-09-27 株式会社明電舎 電力変換装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5031559U (ja) * 1973-07-17 1975-04-07
JPH01219432A (ja) * 1988-02-26 1989-09-01 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置
JP2008070003A (ja) * 2006-09-12 2008-03-27 Daikin Ind Ltd 空気調和装置
JP2010027700A (ja) * 2008-07-16 2010-02-04 Panasonic Corp サーバ装置
JP2010107167A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Daikin Ind Ltd 空気調和装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5031559U (ja) * 1973-07-17 1975-04-07
JPH01219432A (ja) * 1988-02-26 1989-09-01 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置
JP2008070003A (ja) * 2006-09-12 2008-03-27 Daikin Ind Ltd 空気調和装置
JP2010027700A (ja) * 2008-07-16 2010-02-04 Panasonic Corp サーバ装置
JP2010107167A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Daikin Ind Ltd 空気調和装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018124016A (ja) * 2017-02-01 2018-08-09 ダイキン工業株式会社 空気調和装置の室内側ユニット
WO2018180321A1 (ja) 2017-03-31 2018-10-04 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 空気調和装置の室内機
JP2018173214A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 空気調和装置の室内機
EP3527907A4 (en) * 2017-03-31 2019-10-23 Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems, Ltd. INDOOR UNIT FOR AIR-CONDITIONING DEVICE
WO2018198584A1 (ja) 2017-04-28 2018-11-01 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 空気調和装置の室内機
JP2021151094A (ja) * 2020-03-19 2021-09-27 株式会社明電舎 電力変換装置
JP7302513B2 (ja) 2020-03-19 2023-07-04 株式会社明電舎 電力変換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5807668B2 (ja) 2015-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11940162B2 (en) Integrated air conditioner
KR102171872B1 (ko) 일체형 공기조화기
US6895777B2 (en) Front suction/discharge type outdoor unit for airconditioner
CN105593628A (zh) 热交换器及空调装置
KR101647908B1 (ko) 공기 조화 장치
CN107076447A (zh) 空调装置的室内机组
KR20110139834A (ko) 공기조화기의 실내기
CN108119968A (zh) 一种一体式空调及机柜
US6948326B2 (en) Apparatus for controlling operation of outdoor unit and its method
JP5807668B2 (ja) 空気調和機
US20130091889A1 (en) Outdoor unit for air conditioner
JP2019522165A (ja) 部屋の天井の下に設置するための冷却装置
US11982462B2 (en) Air conditioner
KR102737488B1 (ko) 일체형 공기조화기
KR102407655B1 (ko) 일체형 공기조화기
KR100652805B1 (ko) 공기조화기의 실외기의 설치구조
KR102458497B1 (ko) 이동형 공기조화기
KR20210115517A (ko) 공기조화기
US20250305687A1 (en) Heat exchanger and air conditioner having same
KR20130048305A (ko) 공기조화기
KR100593080B1 (ko) 멀티형 공기조화기의 실외기
KR20050082476A (ko) 공기조화기의 오일분리기
JP5245357B2 (ja) 調湿装置
KR100615786B1 (ko) 전면 흡토출 방식의 공기조화기용 대용량 실외기
KR20110034105A (ko) 공기조화기의 실내기

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150811

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150824

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5807668

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151