JP2015102307A - 空調制御システム及び空調制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】室内の空調を行う空調手段と、前記空調手段による空調に対する対象者の快適さの度合いである快適度を検出する快適度申告ダイヤルと、対象者の快適度が改善するように、前記空調手段の運転状態を調節するパソコンと、を具備する空調制御システムであって、パソコンは、対象者の快適度と、当該快適度に影響を与える前記空調に関する要因と、の関係を学習し、学習した対象者の快適度と前記空調に関する要因との関係から対象者の快適度を改善することが可能な前記空調手段の運転状態の希望値を算出し、前記希望値に、生体ゆらぎ理論に基づいて算出されたノイズを加算して前記空調手段の運転状態の目標値を算出し、前記空調手段の運転状態が前記目標値となるように制御する一連の空調制御を繰り返す。
【選択図】図2
Description
パソコン50は扇風機20に接続され、当該扇風機20の運転状態を制御することができる。
パソコン50は温度センサ30に接続され、当該温度センサ30によって検出された室内の温度に関する情報を常時取得することができる。
パソコン50は快適度申告ダイヤル40に接続され、当該快適度申告ダイヤル40によって検出された対象者2の快適度に関する情報を常時取得することができる。
また、パソコン50によって制御される扇風機20の「運転状態」とは、当該扇風機20の風量(「弱」、「中」、「強」又は「切」)、及び送風する方向(首振りの速度、頻度、角度等)を指すものとする。すなわち、扇風機20の運転状態(風量及び送風する方向)が設定されると、パソコン50は当該設定された運転状態に従って扇風機20の運転を制御する。
また、図1においては、説明の便宜上、室内に扇風機20が1台だけ設けられている様子を図示しているが、本発明はこれに限るものではない。例えば、扇風機20は、複数の対象者2にそれぞれ1台ずつ設けても良い。また、1台の扇風機20の送風する方向を変化させることによって複数の対象者2の空調を行っても良い。
パソコン50は、当該ステップS110の処理を行った後、ステップS120に移行する。
なお、ステップS120の処理内容の詳細については後述する。
パソコン50は、ステップS120の処理を行った後、ステップS130に移行する。
具体的には、ステップS120における学習結果に基づいて算出される各空調機器の運転状態の制御値に、生体ゆらぎ理論によるノイズを加算したものを、実際の制御値として決定する。
なお、ステップS130の処理内容の詳細については後述する。
パソコン50は、ステップS130の処理を行った後、ステップS140に移行する。
この空調制御のステップS120において、各対象者2の快適度と、当該快適度に影響を与える空調に関する要因と、の関係を学習することで、各対象者2の快適度を改善することが可能な各空調機器の運転状態の制御値を効率的に探索することが可能となる。また、空調制御の繰り返しに伴って学習を繰り返すことで、当該学習の精度(確かさ)の向上が期待される。
また、空調制御のステップS130において、生体ゆらぎ理論を用いることで、ステップS120の学習の不確かさ等を考慮した柔軟な運転状態の制御値の探索が可能となる。
具体的には、下記の数2を用いて、各空調機器(エアコン10及び扇風機20)の運転状態の制御値の候補を算出する。
例えば、(a)エアコン10の運転状態(目標値)が25(℃)で、かつ扇風機20の運転状態(風量)が「弱」で風が常に特定の対象者2に当たっている場合と、(b)エアコン10の運転状態が26(℃)で、かつ扇風機20の運転状態が「中」で風が常に特定の対象者2に当たっている場合とでは、当該対象者2の快適度は略同一になると考えられる。
よって本実施形態においては、上記数2を用いて、全ての対象者2の予測快適度が一定の値を超える各空調機器の運転状態の制御値の候補の集合を算出する。
具体的には、パソコン50は、下記の数3を用いて、各空調機器の実際の運転状態の目標値を決定する。
すなわち、状況が良い場合には小さなノイズを用いて、近傍(狭い範囲)から制御値を丁寧に探索する。一方、状況が悪い場合には大きなノイズを用いて、広範囲から制御値を探索する。
また、上述の空調制御を繰り返し行うことによって、状況の変化(例えば、対象者2の好みの変化、対象者2の移動等)にも追従することができる。
室内の空調を行う空調手段(エアコン10及び扇風機20)と、
前記空調手段による空調に対する対象者2の快適さの度合いである快適度を検出する快適度申告ダイヤル40(快適度検出手段)と、
対象者2の快適度が改善するように、前記空調手段の運転状態を調節するパソコン50(制御手段)と、
を具備する空調制御システム4であって、
パソコン50は、
対象者2の快適度と、当該快適度に影響を与える前記空調に関する要因と、の関係を学習し(上記数1)、
学習した対象者2の快適度と前記空調に関する要因との関係から対象者2の快適度を改善することが可能な前記空調手段の運転状態の希望値を算出し(上記数2)、
前記希望値に、生体ゆらぎ理論に基づいて算出されたノイズを加算して前記空調手段の運転状態の目標値を算出し(上記数2)、
前記空調手段の運転状態が前記目標値となるように制御する一連の空調制御を繰り返すものである。
このように構成することにより、対象者2の快適度と当該快適度に影響を与える空調に関する要因との関係を学習することで、対象者2の快適度を改善することができる運転状態を効率良く探索すると同時に、生体ゆらぎ理論を用いることで、対象者2の快適度を改善することができる運転状態をノイズの範囲から柔軟に探索することができる。すなわち、快適度を改善するための制御の効率化と高精度化の両立を図ることが可能となる。
対象者2が複数いる場合には、
前記空調に関する要因が各対象者2の快適度に与える影響の大きさの度合いである影響度を算出し(上記数1)、
前記影響度によって重み付けされた各対象者2の快適度の平均値を算出し(上記数2)、
当該快適度の平均値が最大となる前記希望値にノイズを加算して前記空調手段の運転状態の目標値を算出する(上記数2)ものである。
このように構成することにより、複数の対象者2の快適度を同時に改善することができる。
室内全体の空調を行うエアコン10(アンビエント空調手段)と、
対象者2の周囲の局所的な空調を行う扇風機20(タスク空調手段)と、
を含み、
パソコン50は、
エアコン10及び扇風機20の運転をそれぞれ個別に制御するものである。
このように構成することにより、エアコン10と扇風機20を組み合わせて用いている場合にも、対象者2の快適度が改善するような運転状態の制御を行うことができる。
当該扇風機20が空調の際に放出する空気の風量を含むものである。
このように構成することにより、扇風機20の風量を制御することで、対象者2の快適度の改善を図ることができる。
対象者2の快適度と、当該快適度に影響を与える前記空調に関する要因と、の関係を学習する際に、非線形重回帰分析を用いるものである。
このように構成することにより、対象者2の快適度と当該快適度に影響を与える空調に関する要因との関係を適切に学習することができる。
対象者2の快適度が高いほど前記ノイズの分散が小さくなるように設定するものである。
このように構成することにより、より効率的かつ柔軟に対象者2の快適度の改善を図ることができる。
空調手段(エアコン10及び扇風機20)による空調に対する対象者2の快適さの度合いである快適度が改善するように、前記空調手段の運転状態を調節する空調制御方法であって、
対象者2の快適度と、当該快適度に影響を与える前記空調に関する要因と、の関係を学習し、
学習した対象者2の快適度と前記空調に関する要因との関係から対象者2の快適度を改善することが可能な前記空調手段の運転状態の希望値を算出し、
前記希望値に、生体ゆらぎ理論に基づいて算出されたノイズを加算して前記空調手段の運転状態の目標値を算出し、
前記空調手段の運転状態が前記目標値となるように制御する一連の空調制御を繰り返すものである。
このように構成することにより、対象者2の快適度と当該快適度に影響を与える空調に関する要因との関係を学習することで、対象者2の快適度を改善することができる運転状態を効率良く探索すると同時に、生体ゆらぎ理論を用いることで、対象者2の快適度を改善することができる運転状態をノイズの範囲から柔軟に探索することができる。
10 エアコン(空調手段、アンビエント空調手段)
20 扇風機(空調手段、タスク空調手段)
30 温度センサ
40 快適度申告ダイヤル(快適度検出手段)
50 パソコン(制御手段)
Claims (7)
- 室内の空調を行う空調手段と、
前記空調手段による空調に対する対象者の快適さの度合いである快適度を検出する快適度検出手段と、
前記対象者の快適度が改善するように、前記空調手段の運転状態を調節する制御手段と、
を具備する空調制御システムであって、
前記制御手段は、
前記対象者の快適度と、当該快適度に影響を与える前記空調に関する要因と、の関係を学習し、
学習した前記対象者の快適度と前記空調に関する要因との関係から前記対象者の快適度を改善することが可能な前記空調手段の運転状態の希望値を算出し、
前記希望値に、生体ゆらぎ理論に基づいて算出されたノイズを加算して前記空調手段の運転状態の目標値を算出し、
前記空調手段の運転状態が前記目標値となるように制御する一連の空調制御を繰り返すことを特徴とする、
空調制御システム。 - 前記制御手段は、
前記対象者が複数いる場合には、
前記空調に関する要因が各対象者の快適度に与える影響の大きさの度合いである影響度を算出し、
前記影響度によって重み付けされた各対象者の快適度の平均値を算出し、
当該快適度の平均値が最大となる前記希望値にノイズを加算して前記空調手段の運転状態の目標値を算出することを特徴とする、
請求項1に記載の空調制御システム。 - 前記空調手段は、
室内全体の空調を行うアンビエント空調手段と、
前記対象者の周囲の局所的な空調を行うタスク空調手段と、
を含み、
前記制御手段は、
前記アンビエント空調手段及び前記タスク空調手段の運転をそれぞれ個別に制御することを特徴とする、
請求項1に記載の空調制御システム。 - 前記タスク空調手段の運転状態は、
当該タスク空調手段が空調の際に放出する空気の風量を含むことを特徴とする、
請求項3に記載の空調制御システム。 - 前記制御手段は、
前記対象者の快適度と、当該快適度に影響を与える前記空調に関する要因と、の関係を学習する際に、非線形重回帰分析を用いることを特徴とする、
請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の空調制御システム。 - 前記制御手段は、
前記対象者の快適度が高いほど前記ノイズの分散が小さくなるように設定することを特徴とする、
請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の空調制御システム。 - 空調手段による空調に対する対象者の快適さの度合いである快適度が改善するように、前記空調手段の運転状態を調節する空調制御方法であって、
前記対象者の快適度と、当該快適度に影響を与える前記空調に関する要因と、の関係を学習し、
学習した前記対象者の快適度と前記空調に関する要因との関係から前記対象者の快適度を改善することが可能な前記空調手段の運転状態の希望値を算出し、
前記希望値に、生体ゆらぎ理論に基づいて算出されたノイズを加算して前記空調手段の運転状態の目標値を算出し、
前記空調手段の運転状態が前記目標値となるように制御する一連の空調制御を繰り返すことを特徴とする、
空調制御方法。
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