JP2015107828A - 収納箱 - Google Patents

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泰弘 西堀
Yasuhiro Nishibori
泰弘 西堀
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Abstract

【課題】接着剤を使用することなく開封されたことが一目で判る収納箱を提供する。
【解決手段】底壁2と、底壁2に連設される側壁3,4,5,6と、側壁3に連設される第1の蓋部7と側壁4に連設される第2の蓋部8とを備えた収納箱1において、第1の蓋部7には第1の蓋部7を側壁5,6に係合する凸部17が形成されており、側壁5,6には凸部17が係合する切り込み27が形成されており、凸部17が切り込み27に係合した状態で第1の蓋部7を開封すると凸部17が破断する。
【選択図】図2

Description

本発明は、袋詰めされた食品などを収納する収納箱に関する。
従来、ビスケットなどの食品を袋詰めにして収納する収納箱では、たとえば上蓋用フラップを、側壁にホットメルトを付着させて接着して密封しており、上蓋用フラップが開封されると、上蓋用フラップが接着されている側壁が破れるようにしている。これによって不正に開封された場合には一目で判るようにしている。
特開2000−128232号公報
このような収納箱では、上蓋用フラップを側壁に固定するためにホットメルト接着剤を使用している。ホットメルト接着剤は有機溶媒を使用しているため、このような有機溶媒系の接着剤を使用しなくても開封されたことが判る収納箱とすることができれば、単に材料費を低減できるのみならず、有機溶媒を使用しないことによる作業者や環境への負荷も軽減でき、好ましい。
本発明は、従来のこのような問題点を解決するためになされたものである。本発明の主な目的は、接着剤を使用することなく開封されたことが目視可能な収納箱を提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記目的を達成するために、本発明の一の収納箱によれば、底壁部と、底壁部に連設される側壁部と、側壁部に連設される蓋部とを備えた収納箱において、蓋部には蓋部を側壁部に係合する係合部が形成されており、側壁部には係合部が係合する被係合部が形成されており、係合部が被係合部に係合した状態で蓋部を開封すると係合部が破断する。
上記構成によると、蓋部に形成された係合部を側壁部の被係合部に係合させて収納箱を密閉することができる。蓋部が開封されたときには、被係合部に係合している係合部が破断して蓋部から脱落するので、収納箱が不正に開封されたことが一目で判る。
また、係合部は蓋部の端部に形成され基端部が鉤状に突出した凸部であり、被係合部は側壁部と側壁部の上端に連設されたフラップとの連結部に形成された切り込みである。
上記構成によると、製函機を用いて収納箱を組み立て係合部を被係合部に係合することができる。また、収納箱を組み立てるのと同時に収納箱に収納物を収納することができる。
また、被係合部は側壁部に形成された孔部であり、係合部は蓋部の端部に形成され両側部に折り曲げ可能な折り曲げ部を備えた凸部であり、係合部が被係合部に挿入されたとき前記折り曲げ部は被係合部の裏面に係合可能である。
上記構成によると、製函機を用いて収納箱を組み立て係合部を被係合部に係合することができる。また、収納箱を組み立てるのと同時に収納箱に収納物を収納することができる。
また、蓋部は、第1の側壁部に連設され係合部が形成される第1の蓋部と、第1の側壁部と対向する位置にある第2の側壁部に連設される第2の蓋部とを備えており、第2の蓋部は第1の側壁部に係合可能である。
上記構成によると、第1の蓋部が開けられて、第1の蓋部から係合部が脱落した後は、第2の蓋部を第1の側壁部に係合して密閉することができる。
また、第2の蓋部に形成された爪部が第1の側壁部に形成された切り込みに嵌め込まれて、第2の蓋部は第1の側壁部に係合可能である。
上記構成によると、第2の蓋部を第1の側壁部に簡単に係合させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る収納箱の展開図である。 折り曲げ途中の収納箱の斜視図である。 第2の蓋部を閉じた状態の斜視図である。 第1の蓋部を立ち上げた状態の斜視図である。 第1の蓋部を閉じて収納箱が密封された状態の斜視図である。 開封した状態の斜視図である。 第2の蓋部を閉じて収納箱が再び密封された状態の斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る収納箱の展開図である。 折り曲げ途中の収納箱の斜視図である。 第2の蓋部を閉じた状態の斜視図である。 第2の蓋部を立ち上げた状態の斜視図である。 第1の蓋部を閉じて収納箱が密封された状態の斜視図である。 開封した状態の斜視図である。 第2の蓋部を閉じて収納箱が再び密封された状態の斜視図である。
以下、本発明の第1の実施形態について図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための収納箱を例示するものであって、収納箱を以下のものに特定するものではない。
図1は本発明の第1の実施形態に係る収納箱1の展開図である。収納箱1は、展開された状態で、底壁2を備えており、底壁2の周囲には、側壁3と側壁4とが対向する位置に設けられ、さらに側壁5と側壁6とが対向する位置に設けられている。側壁3の端部には第1の蓋部7が連設されており、側壁4の端部には第2の蓋部8が連設されている。側壁3は第1の側壁部であり、側壁4は第2の側壁部である。第2の蓋部8の端部には舌片9が設けられている。側壁5と側壁6との端部には各々フラップ10とフラップ11とが連設されており、側壁5と側壁6との両側部にはフラップ12とフラップ13とが各々連設されている。
第1の蓋部7の両側端部には、凸部17が形成されている。凸部17は係合部である。凸部17は破断線18を介して蓋部7に接続されており、先端部19が円弧状に形成されている。凸部17の基端部には第1の蓋部7の端部側に突出した鉤部20が形成されている。鉤部20には破断線18に対して傾斜した直線部21が形成されている。
側壁5と側壁5に連設されたフラップ10との接続部に設けられた折り曲げ線22と、側壁6と側壁6に連設されたフラップ11との接続部に設けられた折り曲げ線23とには、被係合部である切り込み27が設けられている。切り込み27は、折り曲げ線22,23上に位置する直線部27aと、直線部27aの一端部に連設される傾斜部27bとを備えている。
舌片9には切り込み29が形成されている。切り込み29によって爪部31が形成され、この爪部31は、側壁3に形成されたコの字状の切り込み30に嵌め込まれる。第2の蓋部8の両端には半円状の切り込み32が形成されている。
収納箱1の組み立て手順について説明する。図2は折り曲げ途中の収納箱1を示す。側壁5と側壁6とが、底壁2との接続部に設けられた折り曲げ線35,36で互いに対向するように折り曲げられる。さらに、側壁5の両端部に連設されたフラップ12が折り曲げ線37で内側に折り曲げられ、側壁6の両端部に連設されたフラップ13が折り曲げ線38で内側に折り曲げられる。つぎにフラップ10とフラップ11とが折り曲げ線22,23で底壁2と平行になるように内側に折り曲げられる。
側壁4が、底壁2との接続部に設けられた折り曲げ線42で直角に折り曲げられ、さらに第2の蓋部8が折り曲げ線43で底壁2と平行になるように内側に折り曲げられ、舌片9が折り曲げ線44で内側に垂直に折り曲げられる。このときの状態を図3に示す。
この状態から、側壁3が、底壁2との接続部に設けられた折り曲げ線41で、底壁2に対して直角に折り曲げられ、凸部17が破断線18で第1の蓋部7に対して垂直に折り曲げられる。この状態を図4に示す。
さらに第1の蓋部7が底壁2と平行になるように、折り曲げ線45で内側に折り曲げられる。このとき凸部17が切り込み27に係合して、収納箱1が閉じられる。このときの状態を図5に示す。凸部17の先端部19は円弧状に形成されており、第1の蓋部7を折り曲げたとき、凸部17は切り込み27に滑らかに挿入される。凸部17の直線部21の傾斜角度を大きくすると、凸部17を切り込み27に挿入し易くなり、凸部17の直線部21の傾斜角度を小さくすると、切り込み27に挿入した凸部17が不用意に抜け出て第1の蓋部7が開くことを効果的に防止することができる。また、切り込み27の傾斜部27bの傾斜角度を適当に選択することによって、凸部17が切り込み27に挿入されたとき、凸部17の直線部21を折り曲げ線22の内側に滑らかに係合させることができる。
凸部17が切り込み27に係合した状態で第1の蓋部7を開けようとすると、凸部17の直線部21が折り曲げ線22の内側に当接した状態で破断線18が破断する。破断線18は直線部21が接続されている方の端部側から徐々に他方の端部側に向けて破断するので、小さい力でスムーズに凸部17を破断して第1の蓋部7を開けることができる。第1の蓋部7は凸部17が脱落しているので、たとえば不正に開封されたことが一目で判る。これによって食品などの収納物の安全を確保することができる。凸部17が破断して第1の蓋部7が開けられた状態を図6に示す。
第1の蓋部7を開けた状態からさらに第2の蓋部8を開けて、収納物を取り出すことができる。収納物が、たとえば袋詰めされて複数個に小分けされたビスケットなどであって、収納箱1に袋詰めされた収納物が残っている場合には、再び収納箱1を密閉することができる。まず第1の蓋部7を閉じた後に第2の蓋部8を閉じる。第2の蓋部8を閉じた状態で、舌片9の爪部31を切り込み30に嵌め込んで、第2の蓋部58を固定することができる。収納箱1に収納物が残っている場合には、第1の蓋部7を閉じた後に第2の蓋部8を閉じて、舌片9の爪部31を切り込み30に嵌め込むことによって、再び収納箱を密閉することができる。この状態を図7に示す。
なお、収納箱1を開封した後に第1の蓋部7を閉じ、さらに第2の蓋部8を閉じたとき、第2の蓋部8の両端に設けられた半円状の切り込み32から、第1の蓋部7に表示した「開封済」等の表示が見えるようにするとこともできる(図6,図7を参照のこと。)。このようにすると、収納箱1が開封されたことがいっそう容易に判る。
収納箱1は製函機を用いて組み立てることができる。また、収納箱1を組み立てるのと同時に収納箱1に収納物を収納することができる。第1の蓋部7が開けられて、凸部17が第1の蓋部7から脱落した後は、第2の蓋部8を側壁3係合して収納箱1を密閉することができる。
本発明の第2の実施形態について図面に基づいて説明する。図8は収納箱51の展開図である。収納箱51は、展開された状態で底壁52を備えており、底壁52の周囲には、側壁53と側壁54とが対向する位置に設けられ、さらに側壁55と側壁56とが対向する位置に設けられている。側壁53の端部には第1の蓋部57が連設されており、側壁54の端部には第2の蓋部58が連設されている。第2の蓋部58の端部には舌片59が設けられている。
側壁55と側壁56との端部には各々フラップ60とフラップ61とが連設されており、側壁55と側壁56との両側部にはフラップ62とフラップ63とが各々連設されている。
第1の蓋部57の両側端部には、凸部67が形成されている。凸部67は係合部である。凸部67は、第1の蓋部57と破断線68を介して接続されており、台形の本体部69と本体部69の両側に連設された三角形の引っ掛かり部70とを備えている。引っ掛かり部70は折り曲げ可能な折り曲げ部である。引っ掛かり部70は、本体部69と引っ掛かり部70との接続部に設けられた折り曲げ線71で折り曲げ可能である。
側壁55と側壁56とには、被係合部である切り込み77が設けられている。切り込み77は、底壁52に向かって幅狭になるハの字状の切り込み線78と、切り込み線78の内側に位置し切り込み線78を繋ぐ切り込み線79とを備えている。切り込み線79の上部側に形成される舌片80は、側壁55,56とフラップ60,61との接続部に形成される折り曲げ線85,86で折り曲げ可能である。切り込み線79の下部側に形成される舌片81は、切り込み78の下端に形成された折り曲げ線87で折り曲げ可能である。
舌片59には切り込み89が形成されている。この切り込み89は、側壁53に形成されたコの字状の切り込み90に嵌め込まれる爪部91である。なお第2の蓋部58の両端には凹状の逃がし部92が形成されている。
収納箱51の組み立て手順について説明する。側壁55と側壁56とが、底壁52との接続部に設けられた折り曲げ線95,96で互いに対向するように折り曲げられる。さらに、側壁55の両端部に連設されたフラップ62が折り曲げ線97で内側に折り曲げられ、側壁56の両端部に連設されたフラップ63が折り曲げ線98で内側に折り曲げられる。つぎにフラップ60とフラップ61とが折り曲げ線85,86で底壁2と平行になるように内側に折り曲げられる。
次に側壁54が、底壁52との接続部に設けられた折り曲げ線102で直角に折り曲げられ、さらに第2の蓋部58が折り曲げ線103で底壁52と平行になるように内側に折り曲げられ、舌片59が折り曲げ線104で内側に垂直に折り曲げられる。このときの状態を図10に示す。
この状態から、側壁53が、底壁52との接続部に設けられた折り曲げ線105で直角に折り曲げられ、凸部67が破断線68で第1の蓋部57に対して垂直に折り曲げられる。このときの状態を図11に示す。
さらに第1の蓋部57が底壁52と平行になるように折り曲げ線106で内側に折り曲げられ、凸部67が切り込み77に係合して収納箱51が閉じられる。このときの状態を図12に示す。凸部67が切り込み77に押し込まれると、切り込み77の舌片80と舌片81とが、各々折り曲げ線85と折り曲げ線87とで折り曲げられて側壁55,56の裏面側に倒れ込む。台形の本体部69がハの字状の切り込み77に嵌まり込み、本体部69の両側に連設された三角形の引っ掛かり部70は切り込み77の切り込み線78に当接して弾性変形した状態で本体部69側に折り曲げられる。凸部67はこの状態で切り込み77に挿入される。凸部67が切り込み77に挿入されると、引っ掛かり部70は弾性力によって開いて元の状態に戻り、側壁55の裏面に係合する。これによって蓋部57は閉じた状態で固定される。このときの状態を図12に示す。なお第2の蓋部58の両側部には逃がし部92が形成されているので、第2の蓋部58の側部に当接することなく凸部67を切り込み77に押し込むことができる。
凸部67の引っ掛かり部70を含んだ全幅は、折り曲げ線85上に位置する舌片80の基端部の幅よりも広いので、第1の蓋部57を開けようとすると、凸部67の引っ掛かり部70が舌片80の基端部周縁に当接する。さらに第1の蓋部57を開けると、第1の蓋部57と凸部67との接続部に位置する破断線68が破断して、凸部67は収納箱51の内部に脱落する。破断線68は、第1の蓋部57の先端部側から徐々に破断するので、小さい力でスムーズに凸部67を破断して容易に第1の蓋部57を開けることができる。凸部67を破断して第1の蓋部57を開けた状態を図13に示す。
第1の蓋部57を開けた状態からさらに第2の蓋部58を開けて、収納物を取り出すことができる。収納物が、たとえば袋詰めされて複数個に小分けされたビスケットなどであって、収納箱51に袋詰めされた収納物が残っている場合には、再び収納箱51を密閉することができる。まず第1の蓋部57を閉じた後に第2の蓋部58を閉じる。第2の蓋部58を閉じた状態で、舌片59の爪部89を切り込み90に嵌め込んで、第2の蓋部58を固定することができる。この状態を図14に示す。
このように、収納箱51は製函機を用いて組み立てることができる。また、収納箱1を組み立てるのと同時に収納箱51に収納物を収納することができる。第1の蓋部57が開けられて、凸部67が第1の蓋部57から脱落した後は、第2の蓋部58を側壁53係合して収納箱51を密閉することができる。
本発明の納容箱は、ビスケットなどの食品を袋詰めして小分けしたものや、集積回路やインクカートリッジ等の精密機器、あるいはや医薬品類等を収容する収納容器として好適に利用できる。
1,51…収納箱
2,52…底壁
3,4,5,6,53,54,55,56…側壁
7,57…第1の蓋部
8,58…第2の蓋部
9,59,80,81…舌片
10,11,12,13,60,61,62,63…フラップ
17,67…凸部
18,68…破断線
19…先端部
20…鉤部
21,27a…直線部
22,23,35,36,37,38,41,42,43,44,45,71,85,86,87,95,96,97,98,102,103,104,105,106…折り曲げ線
27,29,30,32,77,78,89,90…切り込み
27b…傾斜部
69…本体部
70…引っ張り部
78,79…切り込み線
31,91…爪部
92…逃がし部

Claims (5)

  1. 底壁部と、
    底壁部に連設される側壁部と、
    側壁部に連設される蓋部と
    を備える収納箱において、
    蓋部には蓋部を側壁部に係合する係合部が形成されており、
    側壁部には係合部が係合する被係合部が形成されており、
    係合部が被係合部に係合した状態で蓋部を開封すると係合部が破断することを特徴とする収納箱。
  2. 係合部は蓋部の端部に形成され基端部が鉤状に突出した凸部であり、
    被係合部は側壁部と側壁部の上端に連設されたフラップとの連結部に形成された切り込みであることを特徴とする請求項1に記載の収納箱。
  3. 被係合部は側壁部に形成された孔部であり、
    係合部は蓋部の端部に形成され両側部に折り曲げ可能な折り曲げ部を備えた凸部であり、
    係合部が被係合部に挿入されたとき前記折り曲げ部は被係合部の裏面に係合可能であることを特徴とする請求項1に記載の収納箱。
  4. 蓋部は、第1の側壁部に連設され係合部が形成される第1の蓋部と、第1の側壁部と対向する位置にある第2の側壁部に連設される第2の蓋部とを備えており、
    第2の蓋部は第1の側壁部に係合可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の収納箱。
  5. 第2の蓋部に形成された爪部が第1の側壁部に形成された切り込みに嵌め込まれて、第2の蓋部は第1の側壁部に係合可能であることを特徴とする請求項4に記載の収納箱。
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