JP2015121993A - 翻訳装置、方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】原言語文の形態素と、原言語文を翻訳した目的言語文の句との対応を把握する。
【解決手段】付与部12が、原言語で記述された原言語文を形態素解析すると共に、形態素解析により得られた各形態素の原言語文における位置を示す位置情報を、各形態素に付与する。解析部14が、付与部12により各形態素に付与された位置情報を保持したまま、原言語文の形態素解析結果を構文解析し、構文解析の結果に対して、目的言語の文法に従って予め定めたルールに基づく操作を行う。翻訳部16が、解析部14による操作結果を用いて、原言語文を、目的言語で記述された目的言語文に句単位で翻訳すると共に、目的言語文の各句に対応する原言語文の各形態素の位置情報を、各句に保持させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、翻訳装置、方法、及びプログラムに関する。
原言語で記述された原言語文を、目的言語で記述された目的言語文に翻訳した際、原言語文の一部が目的言語文のどの箇所に対応するか、また、目的言語文の一部が原言語文のどの箇所に対応するかを把握したい場合がある。例えば、原言語文の一部にアンダーラインなどの書式が設定されていた場合などには、目的言語文においても、原言語文において書式が設定された一部に対応する箇所を把握したい場合がある。また、目的言語への翻訳結果におかしな箇所を見つけた場合など、目的言語文でのおかしな箇所に対応する原言語文の箇所を把握したい場合がある。そのためには、原言語文の形態素と目的言語文の句との対応をとる必要がある。
従来、原言語の形態素と目的言語の句とをマッチさせる手法として、世の中にあるコーパスから、単語のペアを取り出し、その形態素のペアの出現頻度等に基づいて、最もマッチする形態素のペアを句として探す手法が提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
池野篤司、村田稔樹、下畑さより、山本秀樹、「インターネット自然言語資源を利用した機械翻訳」、沖電気研究開発、2000年4月、第182号、Vol.67、No.1、p.49−52
しかし、上記非特許文献1に記載の手法は、原言語文の形態素と目的言語文の句との対応を示す統計情報を取得することが目的であり、原言語の文と、その翻訳文である目的言語の文との間における原言語文の形態素と目的言語文の句との対応を把握することはできない。
また、最近の機械翻訳は、句に基づいた統計情報を用いて翻訳するため、原言語の句と、それに対応する目的言語の句のように、句単位のマッチは可能であるが、原言語の形態素と目的言語の句とをマッチさせることは困難である。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、原言語文の形態素と、原言語文を翻訳した目的言語文の句との対応を把握することができる翻訳装置、方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の翻訳装置は、原言語で記述された原言語文を形態素解析すると共に、形態素解析により得られた各形態素の前記原言語文における位置を示す位置情報を、各形態素に付与する付与部と、前記付与部による形態素解析結果を用いて、前記原言語文を、目的言語で記述された目的言語文に句単位で翻訳すると共に、前記目的言語文の各句に対応する前記原言語文の各形態素の位置情報を、前記各句に保持させる翻訳部と、を含んで構成することができる。
本発明の翻訳装置によれば、付与部が、原言語で記述された原言語文を形態素解析する。その際、付与部は、形態素解析により得られた各形態素の原言語文における位置を示す位置情報を、各形態素に付与する。位置情報としては、原言語文の先頭からの文字位置を用いてもよいし、形態素単位の位置情報を用いてもよい。そして、翻訳部が、付与部による形態素解析結果を用いて、原言語文を、目的言語で記述された目的言語文に句単位で翻訳する。付与部の形態素解析結果である原言語文の各形態素は、原言語文における各形態素の位置を示す位置情報を保持している。これを利用して、翻訳部は、目的言語文の各句に対応する原言語文の各形態素の位置情報を、各句に保持させる。
このように、原言語文の各形態素の位置情報を保持したまま句単位の翻訳を行うため、原言語文の形態素と、原言語文を翻訳した目的言語文の句との対応を把握することができる。
また、本発明の翻訳装置は、前記付与部により各形態素に付与された位置情報を保持したまま、前記原言語文の形態素解析結果を構文解析し、構文解析の結果に対して、目的言語の文法に従って予め定めたルールに基づく操作を行う解析部を含んで構成することができ、前記翻訳部は、前記解析部による操作結果を用いて、前記原言語文を前記目的言語文に句単位で翻訳すると共に、前記目的言語文の各句に対応する前記原言語文の各形態素の位置情報を、前記各句に保持させることができる。これにより、構文解析及び操作を行って翻訳する場合でも、原言語文の各形態素の位置情報を保持したまま句単位の翻訳を行うことができ、原言語文の形態素と、原言語文を翻訳した目的言語文の句との対応を把握することができる。
また、前記解析部は、前記目的言語の文法に従って予め定めたルールに基づく操作として、形態素の追加、削除、及び並び替えの少なくとも1つの操作を行うことができる。
また、前記翻訳部は、前記目的言語文の各句に対応する前記原言語文の各形態素の位置情報を昇順で並び替えた位置情報、または連続する複数の位置情報をまとめた位置情報を、前記各句に保持させることができる。これにより、翻訳結果である目的言語文に対する原言語文の対応箇所を参照する際に、対応箇所の把握が容易になる。
また、本発明の翻訳装置は、付与部と、翻訳部とを含む翻訳装置における翻訳方法であって、前記付与部が、原言語で記述された原言語文を形態素解析すると共に、形態素解析により得られた各形態素の前記原言語文における位置を示す位置情報を、各形態素に付与するステップと、前記翻訳部が、前記付与部による形態素解析結果を用いて、前記原言語文を、目的言語で記述された目的言語文に句単位で翻訳すると共に、前記目的言語文の各句に対応する前記原言語文の各形態素の位置情報を、前記各句に保持させるステップと、を含む方法である。
また、本発明の翻訳プログラムは、コンピュータを、上記の翻訳装置の各部として機能させるためのプログラムである。
以上説明したように、本発明の翻訳装置、方法、及びプログラムによれば、原言語文の各形態素の位置情報を保持したまま句単位の翻訳を行うため、原言語文の形態素と、原言語文を翻訳した目的言語文の句との対応を把握することができる、という効果が得られる。
本実施の形態に係る翻訳装置の機能的構成を示すブロック図である。 本実施の形態における翻訳処理ルーチンを示すフローチャートである。 付与部で作成される形態素リストの一例を示す図である。 構文木の一例を示す図である。 解析部で作成される形態素リストの一例を示す図である。 句単位の翻訳結果の一例を示す図である。 文字位置情報のソート及び整形後の翻訳結果の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
<翻訳装置の構成>
図1は、本実施の形態に係る翻訳装置10を示すブロック図である。翻訳装置10には、原言語で記述された原言語文(テキストデータ)が入力される。翻訳装置10は、原言語文を目的言語で記述された目的言語文に翻訳すると共に、原言語文の形態素と目的言語文の句との対応を示す文字位置情報が付与された目的言語文(テキストデータ)を出力する。翻訳装置10は、CPUと、RAMと、後述する翻訳処理ルーチンを実行するためのプログラムを記憶したROMとを備えたコンピュータで構成することができる。
翻訳装置10を構成するコンピュータは、機能的には、図1に示すように、付与部12、解析部14、及び翻訳部16を含んだ構成で表すことができる。
付与部12は、入力された原言語文を形態素解析することにより、形態素毎に分解し、各形態素にその形態素の品詞を示す品詞情報を付与する。また、付与部12は、形態素毎に、原言語文におけるその形態素の位置を示す文字位置情報を付与する。具体的には、原言語文の各文字の文字位置を先頭文字から順に0、1、2、・・・とし、各形態素の開始文字に対応する文字位置と終了文字に対応する文字位置とで表される文字位置情報を、各形態素に付与する。付与部12は、原言語文に含まれる各形態素に、品詞情報及び文字位置情報を付与した形態素リストを作成し、解析部14へ受け渡す。
解析部14は、付与部12から受け渡された形態素リストを用いて、各形態素に付与された文字位置情報を保持したまま、原言語文を構文解析し、構文木を作成する。
また、解析部14は、作成した構文木の情報を利用して、目的言語の文法に応じて予め定めたルールに従った構文操作を行う。例えば、目的言語が日本語の場合には、冠詞を削除、係り受け関係にある係り元の形態素が前、係り先の形態素が後になるように並び替え、主語や目的語に対して、格助詞に相当する仮想語を挿入など、様々なルールを定めておくことができる。解析部14は、構文操作を行った形態素リストを翻訳部16へ受け渡す。
翻訳部16は、解析部14から受け渡された構文操作が行われた形態素リストを利用して、各形態素に付与された文字位置情報を保持したまま、句単位で目的言語へ翻訳する。これにより、目的言語文の各句に対応する原言語の各形態素の文字位置情報が保持された目的言語文が作成される。
また、翻訳部16は、各句に対応する原言語文の各形態素の文字位置情報を昇順にソートする。また、原言語文において連続する複数の形態素の各々に対応する文字位置情報を1つにまとめて整形する。翻訳部16は、文字位置情報のソート及び整形を行った文字位置情報付き目的言語文を出力する。
<翻訳装置の作用>
次に、本実施の形態に係る翻訳装置10の作用について説明する。原言語文が翻訳装置10に入力されると、翻訳装置10において、図2に示す翻訳処理ルーチンが実行される。ここでは、原言語を英語、目的言語を日本語とし、原言語文として、「He lost his keys in the airport」が入力されたものとする。
ステップS10で、付与部12が、入力された原言語文を形態素解析することにより、形態素毎に分解し、各形態素にその形態素の品詞を示す品詞情報を付与する。
次に、ステップS12で、付与部12が、形態素毎に、原言語文におけるその形態素の位置を示す文字位置情報を付与する。具体的には、原言語文の各文字の文字位置を先頭文字から順に0、1、2、・・・とし、各形態素の開始文字に対応する文字位置と終了文字に対応する文字位置とで表される文字位置情報を、各形態素に付与する。ここでは、各形態素の後のスペースを各形態素の終了文字として扱うものとする。従って、形態素「He」の文字位置情報は「0−2」、形態素「lost」の文字位置情報は「3−7」となる。付与部12は、原言語文「He lost his keys in the airport」に含まれる各形態素に、品詞情報及び文字位置情報を付与し、例えば図3に示すような形態素リストを作成して、解析部14へ受け渡す。
次に、ステップS14で、解析部14が、付与部12から受け渡された形態素リストを用いて、各形態素に付与された文字位置情報を保持したまま、原言語文を構文解析し、構文木を作成する。図4に構文木の一例を示す。図4の例では、構文木を構成する各ノードには、形態素と共に、その形態素に付与された文字位置情報が保持されている。なお、図4の例において、「*1」は、構文解析により得られた係り受け情報を示す。
次に、ステップS16で、解析部14が、作成した構文木の情報を利用して、目的言語の文法に応じて予め定めたルールに従って、例えば、冠詞を削除、係り受け関係にある係り元の形態素が前、係り先の形態素が後になるように並び替え、主語や目的語に対して、格助詞に相当する仮想語を挿入などの構文操作を行う。そして、解析部14は、例えば図5に示すように、構文操作を行った形態素リストを作成する。構文木は上述のように各形態素が文字位置情報を保持しているため、構文操作を行った形態素リストの各形態素も、文字位置情報を保持した状態となる。
具体的に、図4及び図5の例では、構文操作により、形態素「He」に対してガ格を表す格助詞に相当する仮想語「_va0」が挿入されている。また、形態素「keys」に対してヲ格を表す格助詞に相当する仮想語「_va2」が挿入されている。なお、図4に示す構文木の例では、構文操作により挿入された仮想語のノードを破線で示している。また、図5に示す形態素リストでは、図4に示す構文木に含まれる冠詞「the」が削除されている。さらに、図4に示す構文木で表される各形態素間の係り受け関係に応じて、図5に示す形態素リストでは、語順が並び替わっている。解析部14は、構文操作した形態素リストを翻訳部16へ受け渡す。
次に、ステップS18で、翻訳部16が、解析部14から受け渡された構文操作が行われた形態素リストを利用して、句単位で目的言語へ翻訳する。句単位の翻訳は、例えば、英語と日本語とを句に基づく統計情報を用いて対応付けるための翻訳辞書や学習器等を用いて行うことができる。
例えば、図6に示すように、構文操作後の形態素リストに含まれる原言語文の形態素「He」及び「_va0」が一塊の句と判定され、その句が目的言語文の句「彼は」に翻訳される。さらに、目的言語文の句「彼は」は、対応する原言語文の各形態素「He」及び「_va0」の文字位置情報「0−2」を保持している。なお、「_va0」はもともと文字位置情報を保持していないため、目的言語文の句「彼は」が保持する文字位置情報は、「He」の文字位置情報「0−2」のみとなる。同様に、図6に示すように、原言語文の形態素「airport」及び「in」が、目的言語文の句「空港で」に翻訳され、原言語文の形態素「airport」の文字位置情報「24−31」、及び「in」の文字位置情報「17−19」が、目的言語文の句「空港で」に保持される。
目的言語に翻訳された句を並べた目的言語文に、各句が保持する文字位置情報を表示すると、下記のように表すことができる。下記の例では、各句の後のかっこ内に、その句が保持する文字位置情報を示している。
「彼は(0−2)空港で(24−31、17−19)鍵を(8−11、12−16)なくした(3−7)」
次に、ステップS20で、翻訳部16が、各句に対応する原言語文の各形態素の文字位置情報を昇順にソートする。例えば、目的言語文の句「空港で」が保持する文字位置情報「24−31」及び「17−19」を、図7に示すように、「17−19」、「24−31」にソートする。また、翻訳部16が、原言語文において連続する複数の形態素の各々に対応する文字位置情報を1つにまとめて整形する。例えば、目的言語文の句「鍵を」が保持する文字位置情報「8−11」及び「12−16」は、連続する文字位置を表すため、整形して「8−16」とする。
翻訳部16は、上記のように各句が保持する文字位置情報をソート及び整形し、例えば、下記に示すような文字位置情報付き目的言語文を出力し、翻訳処理は終了する。
「彼は(0−2)空港で(17−19、24−31)鍵を(8−16)なくした(3−7)」
以上説明したように、本実施形態に係る翻訳装置によれば、原言語文の各形態素に付与した文字位置情報を保持したまま目的言語文に翻訳することで、原言語文の形態素と、原言語文を翻訳した目的言語文の句との対応を把握することができる。すなわち、目的言語文に含まれる句は、原言語文に含まれるどの形態素の集合でできているのかを把握することができる。より具体的には、目的言語としておかしい箇所が翻訳結果に含まれる場合に、原言語のどの形態素がおかしな句として翻訳されたのかを、簡単に把握することができる。また、原言語文の一部にアンダーラインなどの書式が設定されていた場合に、目的言語文において、対応する箇所に同様の書式を設定することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
例えば、上記実施の形態では、原言語文における各形態素の位置を示す位置情報として、文字位置情報を用いる場合について説明したが、原言語文の先頭から、形態素毎に0、1、2、・・・とし、形態素単位の位置情報を付与してもよい。この場合、図3の例では、形態素「He」の位置情報は「0」、形態素「lost」の位置情報は「1」、形態素「his」の位置情報は「2」、・・・とすることができる。
また、上記実施の形態では、原言語を英語、目的言語を日本語とする場合について説明したが、本発明は他の言語間の翻訳に対しても適用可能である。
また、例えば、日本語と韓国語とのように、語順が略同じ言語間では、構文解析及び構文操作を行うことなく翻訳することができる。そのような言語間の翻訳を対象とする場合には、解析部を省略した構成とすることができる。この場合、翻訳部では、付与部による形態素解析結果、すなわち位置情報が付与された各形態素を用いて、句単位の翻訳を行えばよい。
また、上記実施の形態では、入力データ及び出力データとして、テキストデータを扱う場合について説明したが、音声データを入力データ及び出力データとしてもよい。この場合、音声データとして入力された原言語文を音声認識する音声認識部を付与部の前に設け、翻訳されたテキストデータである目的言語文から音声データを生成する音声生成部を翻訳部の後に設ければよい。
また、上述の翻訳装置は、内部にコンピュータシステムを有しているが、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、本願明細書中において、プログラムが予めインストールされている実施形態として説明したが、当該プログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えばCD−ROMやメモリーカード等に格納して提供することも可能である。
10 翻訳装置
12 付与部
14 解析部
16 翻訳部
上記目的を達成するために、本発明の翻訳装置は、原言語で記述された原言語文を形態素解析すると共に、形態素解析により得られた各形態素の前記原言語文における位置を示す位置情報を、各形態素に付与する付与部と、前記付与部による形態素解析結果を用いて、各形態素に付与された位置情報を保持したまま、前記原言語文を、目的言語で記述された目的言語文に句単位で翻訳することにより、前記目的言語文の各句対応する前記原言語文の各形態素の位置情報が保された目的言語文を作成する翻訳部と、を含んで構成することができる。
本発明の翻訳装置によれば、付与部が、原言語で記述された原言語文を形態素解析する。その際、付与部は、形態素解析により得られた各形態素の原言語文における位置を示す位置情報を、各形態素に付与する。位置情報としては、原言語文の先頭からの文字位置を用いてもよいし、形態素単位の位置情報を用いてもよい。そして、翻訳部が、付与部による形態素解析結果を用いて、原言語文を、目的言語で記述された目的言語文に句単位で翻訳する。付与部の形態素解析結果である原言語文の各形態素は、原言語文における各形態素の位置を示す位置情報を保持している。この各形態素に付与された位置情報を保持したまま、前記原言語文を、目的言語で記述された目的言語文に句単位で翻訳することにより、前記目的言語文の各句に対応する前記原言語文の各形態素の位置情報が保持された目的言語文を作成する
また、本発明の翻訳装置は、前記付与部により各形態素に付与された位置情報を保持したまま、前記原言語文の形態素解析結果を構文解析し、構文解析の結果に対して、目的言語の文法に従って予め定めたルールに基づく操作を行う解析部を含んで構成することができ、前記翻訳部は、前記解析部による操作結果を用いて、各形態素に付与された位置情報を保持したまま、前記原言語文を前記目的言語文に句単位で翻訳することにより、前記目的言語文の各句対応する前記原言語文の各形態素の位置情報が保された目的言語文を作成することができる。これにより、構文解析及び操作を行って翻訳する場合でも、原言語文の各形態素の位置情報を保持したまま句単位の翻訳を行うことができ、原言語文の形態素と、原言語文を翻訳した目的言語文の句との対応を把握することができる。
また、本発明の翻訳装置は、付与部と、翻訳部とを含む翻訳装置における翻訳方法であって、前記付与部が、原言語で記述された原言語文を形態素解析すると共に、形態素解析により得られた各形態素の前記原言語文における位置を示す位置情報を、各形態素に付与するステップと、前記翻訳部が、前記付与部による形態素解析結果を用いて、各形態素に付与された位置情報を保持したまま、前記原言語文を、目的言語で記述された目的言語文に句単位で翻訳することにより、前記目的言語文の各句対応する前記原言語文の各形態素の位置情報が保された目的言語文を作成するステップと、を含む方法である。

Claims (6)

  1. 原言語で記述された原言語文を形態素解析すると共に、形態素解析により得られた各形態素の前記原言語文における位置を示す位置情報を、各形態素に付与する付与部と、
    前記付与部による形態素解析結果を用いて、前記原言語文を、目的言語で記述された目的言語文に句単位で翻訳すると共に、前記目的言語文の各句に対応する前記原言語文の各形態素の位置情報を、前記各句に保持させる翻訳部と、
    を含む翻訳装置。
  2. 前記付与部により各形態素に付与された位置情報を保持したまま、前記原言語文の形態素解析結果を構文解析し、構文解析の結果に対して、目的言語の文法に従って予め定めたルールに基づく操作を行う解析部を含み、
    前記翻訳部は、前記解析部による操作結果を用いて、前記原言語文を前記目的言語文に句単位で翻訳すると共に、前記目的言語文の各句に対応する前記原言語文の各形態素の位置情報を、前記各句に保持させる
    請求項1記載の翻訳装置。
  3. 前記解析部は、前記目的言語の文法に従って予め定めたルールに基づく操作として、形態素の追加、削除、及び並び替えの少なくとも1つの操作を行う請求項2記載の翻訳装置。
  4. 前記翻訳部は、前記目的言語文の各句に対応する前記原言語文の各形態素の位置情報を昇順で並び替えた位置情報、または連続する複数の位置情報をまとめた位置情報を、前記各句に保持させる請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の翻訳装置。
  5. 付与部と、翻訳部とを含む翻訳装置における翻訳方法であって、
    前記付与部が、原言語で記述された原言語文を形態素解析すると共に、形態素解析により得られた各形態素の前記原言語文における位置を示す位置情報を、各形態素に付与するステップと、
    前記翻訳部が、前記付与部による形態素解析結果を用いて、前記原言語文を、目的言語で記述された目的言語文に句単位で翻訳すると共に、前記目的言語文の各句に対応する前記原言語文の各形態素の位置情報を、前記各句に保持させるステップと、
    を含む翻訳方法。
  6. コンピュータを、請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の翻訳装置の各部として機能させるための翻訳プログラム。
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