JP2015137105A - 蓋付カップ容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カップ本体と蓋体とを接続する接続部材31には、第1シール材と第2シール材との間を上下方向に仕切る仕切り板33が備えられ、仕切り板の外周部には、蓋体の頂壁部に形成された、ストローの挿通孔18と第2シール材を介して対向する貫通孔23が形成され、貫通孔内に、第1ヒンジ部26を介して仕切り板に連結された切刃部24と、この切刃部をカップ周方向に挟む両側に配置されるとともに、第2ヒンジ部27を介して仕切り板に連結された誘導部25と、が配設されている。
【選択図】図1
Description
このように、ストローを挿通孔に挿し込む操作だけで、カップ本体の開封、及び添加剤の添加を双方ともに行うことが可能になり、優れた開封操作性を具備させることができる。
さらに、以上の開封の過程において、挿通孔に挿し込まれ第2シール材を破断したストローの先端部が、切刃部からカップ周方向の外側に外れ誘導部に到達しても、誘導部が第2ヒンジ部回りに下方に向けて回動することで、ストローの先端部を切刃部上に導くことが可能になり、切刃部により第1シール材を確実に破断することができる。
また、規制壁部が、前記上面視でカップ径方向の内側に向けて開口する形状を呈しているので、収容室内の添加剤がカップ本体内に流入する際に、カップ本体内の気体を、挿通孔を通して外部に流出させやすくなり、添加剤をカップ本体内に円滑に流入させることができる。
また、切刃部が、カップ径方向の内側から外側に向かうに従い漸次カップ周方向の幅が狭くなり、かつそのカップ径方向の内側の端部が第1ヒンジ部を介して仕切り板に連結される一方、誘導部が、カップ径方向の外側から内側に向かうに従い漸次カップ周方向の幅が狭くなり、かつそのカップ径方向の外側の端部が第2ヒンジ部を介して仕切り板に連結されているので、切刃部からカップ周方向の外側に外れて誘導部に到達したストローを、切刃部上に導きやすくなり、切刃部の切刃により第1シール材を確実に破断することができる。
また、支持突部、及びシール突部それぞれに形成された間欠部が、互いに異なる周方向位置に配置されているので、仕切り板の上面と第2シール材との間から外部に至るまでの距離を長く確保することが可能になり、収容室内の添加剤が、カップ本体内に流入する際に間欠部を通して外部に漏出するのを抑制することができる。
また、接続部材に、蓋体のフランジ部を、このフランジ部の上側から支持する支持突部と、蓋体のフランジ部の下面に液密に当接するシール突部と、がそれぞれ全周にわたって形成されているので、蓋体を接続部材に強固に装着することもできる。
本実施形態の蓋付カップ容器1は、図1に示されるように、内容物が収容されるカップ本体11と、カップ本体11を覆う蓋体12と、カップ本体11と蓋体12とを接続する接続部材31と、を備えている。カップ本体11は有底筒状に形成され、蓋体12は有頂筒状に形成され、接続部材31は筒状に形成されている。
カップ本体11、蓋体12、及び接続部材31それぞれの中心軸線は、共通軸と同軸に配置されている。以下、この共通軸を容器軸Oといい、容器軸O方向に沿う蓋体12の頂壁部17側を上側、カップ本体11の底部11a側を下側といい、容器軸Oに沿う方向を上下方向という。また、容器軸O方向から見た平面視において、容器軸Oに直交する方向をカップ径方向といい、容器軸O回りに周回する方向をカップ周方向という。
なお、カップ本体11の下部には、カップ径方向の内側に向けて突出する支持突起11dが、カップ周方向に間隔をあけて複数形成されている。この支持突起11dは、カップ本体11内に、他のカップ本体11が底部11a側から挿入された状態で、他のカップ本体11の底部11aの外周縁部を支持する。これにより、両カップ本体11の密接を防止し、複数積み重ねられたカップ本体11を個別に容易に取り出すことができる。
なお、蓋体12の周壁部14には、カップ径方向の内側に向けて突出する支持突起12cが、カップ周方向に間隔をあけて複数形成されている。この支持突起12cは、蓋体12内に、他の蓋体12が頂壁部17側から挿入された状態で、他の蓋体12の頂壁部17の外周縁部17aを支持する。これにより、両蓋体12の密接を防止し、複数積み重ねられた蓋体12を個別に容易に取り出すことができる。
接続部材31は、カップ本体11及び蓋体12それぞれのフランジ部11b、12aが挿入される外筒部32と、外筒部32の内側に配設され、第1シール材13と第2シール材16との間を上下方向に仕切る仕切り板33と、外筒部32と仕切り板33とを連結する環状の連結部34と、を備えている。
外筒部32には、カップ本体11のフランジ部11bを、このフランジ部11bの下側から支持する下側支持突部32aと、蓋体12のフランジ部12aを、このフランジ部12aの上側から支持する上側支持突部(支持突部)32bと、が形成されている。下側支持突部32a及び上側支持突部32bはそれぞれ、全周にわたって連続して延在している。
連結部34には、カップ本体11のフランジ部11bの上面に液密に当接する下側シール突部35と、蓋体12のフランジ部12aの下面に液密に当接する上側シール突部(シール突部)36と、が形成されている。下側シール突部35及び上側シール突部36はそれぞれ、全周にわたって連続して延びる突条状に形成されている。
また、下側シール突部35は、カップ本体11のフランジ部11bを、下方に向けて付勢して下側支持突部32aに圧接させ、上側シール突部36は、蓋体12のフランジ部12aを、上方に向けて付勢して上側支持突部32bに圧接させている。なお、下側シール突部35及び上側シール突部36は互いに同じ形状で同じ大きさとなっている。
ここで、図2に示されるように、上側支持突部32b、及び上側シール突部36にはそれぞれ、互いに異なる周方向位置に、仕切り板33の上面と第2シール材16との間と、外部と、を連通する第1、第2間欠部41、42が形成されている。
上側シール突部36に形成された第1間欠部41は、上側シール突部36をカップ径方向に貫きカップ周方向に分断している。上側支持突部32bに形成された第2間欠部42は、上側支持突部32bをカップ径方向に貫いているものの、外筒部32は貫いておらず、カップ径方向の内側及び上方に向けて開口した溝形状となっている。また、第2間欠部42は、第1間欠部41より、後述する貫通孔23に対してカップ周方向に離れた位置に配置されている。
ここで、上側シール突部36は、上側支持突部32bよりカップ径方向の内側に位置しており、第1間欠部41は、第2間欠部42よりカップ径方向の内側に位置している。なお、下側シール突部35は、下側支持突部32aよりカップ径方向の内側に位置している。
貫通孔23内には、下方に向けて尖る切刃24aを有する切刃部24と、切刃部24をカップ周方向に挟む両側に配置されるとともに、下面が平滑面とされた誘導部25と、が配設されている。
第1ヒンジ部26は、貫通孔23の内周縁のうち、カップ径方向の内側の端部に位置しカップ径方向の外側を向く内端縁に連結されている。第2ヒンジ部27は、貫通孔23の内周縁のうち、カップ径方向の外側の端部に位置しカップ径方向の内側を向く外端縁に連結されている。
切刃24aは、切刃部24の下面における外周縁部のうち、カップ径方向の外側の端部に位置する部分に1つ形成されるとともに、2つの斜辺部24bが位置する部分に、その延在方向に複数連ねられて形成されている。
そして、貫通孔23の内周縁において、カップ周方向で互いに隣り合う第2ヒンジ部27同士の間に位置し、かつ切刃部24におけるカップ径方向の外側の端部(第1ヒンジ部26の反対側の端部)と対向する部分には、カップ径方向の内側に向けて突出する案内突起28が形成されている。図示の例では、案内突起28は、上方から下方に向かうに従い漸次、カップ径方向の内側に向けた突出量が大きくなっている。また、案内突起28は、貫通孔23の内周縁のうちの前記外端縁におけるカップ周方向の中央部に配置されている。
なお、案内突起28の縦断面視形状は例えば半円形状にする等適宜変更してもよい。
第1補強突リブ33aは、仕切り板33の平面視において、第1ヒンジ部26、及び切刃部24の前記底辺部が延びる方向に沿って延在し、この延在方向に直交する直交方向に間隔をあけて複数配置されている。第1補強突リブ33aは、仕切り板33の下面における前記延在方向の全長にわたって延在している。
第2補強突リブ33bは、前記直交方向に延び、前記延在方向に間隔をあけて複数配置されている。第2補強突リブ33bは、複数の第1補強突リブ33aのうち、第1ヒンジ部26、及び切刃部24の前記底辺部から最も離れて位置する第1補強突リブ33aから、これらの第1ヒンジ部26等の反対側に向けて延在し、仕切り板33の外周縁に至っている。
また、切刃部24の下面に、第3補強突リブ24dが形成されている。第3補強突リブ24dは、前記直交方向に延び、前記延在方向に間隔をあけて複数配置されている。
第3補強突リブ24dは、第1、第2補強突リブ33a、33bと比べて厚さが厚く、かつ高さが低くなっている。
規制壁部29は、挿通孔18に挿し込まれたストロー30の先端部が摺接することで、ストロー30の先端部が切刃部24に対してカップ径方向の外側に外れるのを規制している。図示の例では、規制壁部29は、頂壁部17の上面視で、挿通孔18の開口周縁部の半周程度となっているが、これに限定されない。
このように、ストロー30を挿通孔18に挿し込む操作だけで、カップ本体11の開封、及び添加剤の添加を双方ともに行うことが可能になり、優れた開封操作性を具備させることができる。
また、誘導部25の下面が平滑面とされていて、誘導部25に切刃が形成されていないので、誘導部25がストロー30によって押し込まれても、第1シール材13が誘導部25によって破断されにくくなる。
さらに、切刃部24が、カップ径方向の内側から外側に向かうに従い漸次カップ周方向の幅が狭くなり、かつそのカップ径方向の内側の端部が第1ヒンジ部26を介して仕切り板33に連結される一方、誘導部25が、カップ径方向の外側から内側に向かうに従い漸次カップ周方向の幅が狭くなり、かつそのカップ径方向の外側の端部が第2ヒンジ部27を介して仕切り板33に連結されているので、切刃部24からカップ周方向の外側に外れて誘導部25に到達したストロー30を、切刃部24上に導きやすくなり、切刃部24の切刃24aにより第1シール材13を確実に破断することができる。
また、規制壁部29が、頂壁部17の上面視でカップ径方向の内側に向けて開口する形状を呈しているので、収容室15内の添加剤がカップ本体11内に流入する際に、カップ本体11内の気体を、挿通孔18を通して外部に流出させやすくなり、添加剤をカップ本体11内に円滑に流入させることができる。
また、上側支持突部32b、及び上側シール突部36それぞれに形成された第1、第2間欠部41、42が、互いに異なる周方向位置に配置されているので、仕切り板33の上面と第2シール材16との間から外部に至るまでの距離を長く確保することが可能になり、収容室15内の添加剤が、カップ本体11内に流入する際に第1、第2間欠部41、42を通して外部に漏出するのを抑制することができる。
また、接続部材31に、蓋体12のフランジ部12aを、このフランジ部12aの上側から支持する上側支持突部32bと、蓋体12のフランジ部12aの下面に液密に当接する上側シール突部36と、がそれぞれ全周にわたって形成されているので、蓋体12を接続部材31に強固に装着することもできる。
さらに、カップ径方向の内側に位置する第1間欠部41が、カップ径方向の外側に位置する第2間欠部42より、貫通孔23に対してカップ周方向に近づいて配置されているので、カップ本体11内の気体を、速やかに外部に向かわせることが可能になり、添加剤のカップ本体11内への流入をより一層効率よく行うことができる。
また、蓋体12に規制壁部29を設けなくてもよく、誘導部25を画成する2つの斜辺部25a、25bの長さを互いに同等にしてもよい。
また、仕切り板33の上面視において、切刃部24及び誘導部25を互いに同形同大に形成してもよい。
また、第1〜第3補強突リブ33a、33b、24d、下側シール突部35及び上側シール突部36は形成しなくてもよい。
また、下側シール突部35及び上側シール突部36を互いに異なる形状で異なる大きさとしてもよい。
また、切刃部24に切刃24aを設けなくてもよく、誘導部25の下面は平滑面でなくてもよい。
また、切刃部24及び誘導部25の上面視形状は、前記実施形態に限らず適宜変更してもよい。
また、第1、第2ヒンジ部26、27の双方を、貫通孔23の内周縁のうち、例えば前記外端縁及び前記内端縁のうちのいずれか一方にのみ連結してもよい。
11 カップ本体
11c 上端開口部
12 蓋体
12a フランジ部
12b 下端開口部
13 第1シール材
15 収容室
16 第2シール材
17 頂壁部
18 挿通孔
23 貫通孔
24 切刃部
24a 切刃
25 誘導部
25a 内斜辺部
25b 外斜辺部
26 第1ヒンジ部
27 第2ヒンジ部
28 案内突起
29 規制壁部
30 ストロー
31 接続部材
32b 上側支持突部(支持突部)
33 仕切り板
36 上側シール突部(シール突部)
41 第1間欠部
42 第2間欠部
Claims (6)
- 内容物が収容されるとともに、上端開口部が第1シール材によって封止されたカップ本体と、
有頂筒状に形成されるとともに、その内部が添加剤の収容される収容室とされ、かつ下端開口部が第2シール材によって封止され、前記カップ本体の上方に配置された蓋体と、
前記第1シール材と前記第2シール材とを上下方向で対向させた状態で、前記カップ本体と前記蓋体とを接続する接続部材と、を備える蓋付カップ容器であって、
前記接続部材には、前記第1シール材と前記第2シール材との間を上下方向に仕切る仕切り板が備えられ、
前記仕切り板の外周部には、前記蓋体の頂壁部に形成された、ストローの挿通孔と前記第2シール材を介して対向する貫通孔が形成され、
前記貫通孔内に、
第1ヒンジ部を介して前記仕切り板に連結された切刃部と、
この切刃部をカップ周方向に挟む両側に配置されるとともに、第2ヒンジ部を介して前記仕切り板に連結された誘導部と、が配設されていることを特徴とする蓋付カップ容器。 - 前記貫通孔の内周縁において、前記切刃部における前記第1ヒンジ部の反対側の端部と対向する部分には、前記切刃部に向けて突出する案内突起が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の蓋付カップ容器。
- 前記挿通孔は、前記蓋体の頂壁部における外周部に形成され、
前記蓋体の頂壁部における前記挿通孔の開口周縁部のうち、カップ径方向の外側に位置する部分に、前記頂壁部の上面視でカップ径方向の内側に向けて開口する形状を呈する規制壁部が下方に向けて突設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の蓋付カップ容器。 - 前記切刃部は、下方に向けて尖る切刃を有するとともに、カップ径方向の内側から外側に向かうに従い漸次カップ周方向の幅が狭くなり、かつそのカップ径方向の内側の端部が前記第1ヒンジ部を介して前記仕切り板に連結され、
前記誘導部は、下面が平滑面とされるとともに、カップ径方向の外側から内側に向かうに従い漸次カップ周方向の幅が狭くなり、かつそのカップ径方向の外側の端部が前記第2ヒンジ部を介して前記仕切り板に連結されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の蓋付カップ容器。 - 前記誘導部は、前記仕切り板の上面視において、前記第2ヒンジ部が連結された1つの底辺部と、残り2つの斜辺部と、により画成された三角形状を呈し、
前記2つの斜辺部のうち、前記切刃部側に位置する内斜辺部の長さが、前記切刃部の反対側に位置する外斜辺部の長さより長くなっていることを特徴とする請求項4に記載の蓋付カップ容器。 - 前記蓋体の下端には、カップ径方向の外側に向けて突出し、かつ全周にわたって連続して延びるフランジ部が形成され、
前記接続部材には、前記フランジ部を、このフランジ部の上側から支持する支持突部と、前記フランジ部の下面に液密に当接するシール突部と、がそれぞれ全周にわたって形成され、
前記支持突部、及び前記シール突部にはそれぞれ、互いに異なる周方向位置に、前記仕切り板の上面と前記第2シール材との間と、外部と、を連通する間欠部が形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の蓋付カップ容器。
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