JP2015141561A - データ処理装置及びプログラム、制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 RIP処理に掛る時間予測処理をより精度高く、高速に実行する。【解決手段】第1の解像度よりも低い第2の解像度でラスタイメージデータを生成する。その際に印刷データから第2の解像度でラスタイメージデータを生成する処理時間を測定する。そして、測定された処理時間から前記生成手段が前記第1の解像度でラスタイメージデータを生成する処理時間を予測することを特徴とする。【選択図】 図11

Description

本発明は、データ処理装置及びプログラム、制御方法に関するものである。
印刷装置が行うプリントデータのRIP処理に掛る時間は、入力されるプリントデータの内容に依存してしまう。よって、ユーザが作成するプリントデータの内容によっては、プリント出力までに非常に時間が掛ってしまう場合もある。そのようなプリントデータのプリントに対して、どの程度時間が掛るかをユーザが予め把握できることは、有用である。そのためプリントデータに含まれる描画オブジェクトの個数やデータサイズを元に、RIP処理に掛る時間を予測する時間予測方法が知られている(特許文献1)。
特開2001−88366号公報
RIP処理では各描画オブジェクトの描画処理以外にも描画オブジェクトの位置に応じてソート処理を行うことで、より効率的に描画処理を行っている。そのため従来技術のように描画オブジェクトの個数やデータサイズの積み上げからは、精度が高い時間予測処理を行うことは、難しい。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、RIP処理に掛る時間予測処理をより精度高く、高速に実行できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明のデータ処理装置は以下に示す構成を備える。
第1の解像度よりも低い第2の解像度でラスタイメージデータを生成する生成手段と、
前記生成手段が前記第2の解像度で生成する際に要する処理時間を測定する測定手段と、
前記測定手段により測定された処理時間から前記生成手段が前記第1の解像度でラスタイメージデータを生成する処理時間を予測する予測手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、RIP処理に掛る時間予測処理をより精度高く、高速に実行できる。
印刷装置を適用可能な印刷システムを示すブロック図である。 プリントコントローラの構成を説明するブロック図である。 印刷装置のプリント処理の流れを説明する図である。 図1に示した情報処理装置の構成を説明するブロック図である。 情報処理装置のプリント処理の流れを説明する図である。 図2に示したRIP処理部の概略を示す図である。 印刷システムの制御方法を説明するフローチャートである。 印刷装置の制御方法を説明するフローチャートである。 印刷システムの制御方法を説明するフローチャートである。 印刷システムの制御方法を説明するフローチャートである。 印刷システムの制御方法を説明するフローチャートである。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す印刷装置を適用可能な印刷システムを示すブロック図である。本例では、情報処理装置と印刷装置の2つのデータ処理装置がネットワークを用いて接続されて双方向に通信可能に構成されている。
図1において、印刷システムは、ホストコンピュータ101、LAN(Local Area Network)102、プリンタ103で構成されている。またプリンタ103はユーザパネル104、プリントコントローラ105、及びプリントエンジン106で構成されている。ユーザは、ホストコンピュータ101からLAN102経由してプリント指示とともにPDL(Page Description Language)で記述されたプリントデータをプリンタ103に送信する。
ホストコンピュータ101からのプリント要求及びプリントデータは、プリントコントローラ105で受信する。プリントコントローラ105では、プリント要求に応じてプリントジョブを開始し、プリントデータから画像データを形成し、その画像データをプリントエンジン106に渡す。プリントエンジン106は、画像データを元に紙媒体に印字出力を行なう。
プリントジョブは、プリントエンジン106が印字出力されることで終了する。ユーザパネル104では、ユーザからの要求に応じてプリントコントローラ105内部で使用するパラメータ設定変更を行える他、プリントやコピーなどのプリンタが備えている各種サービスを実行することができる。
図2は、図1に示したプリントコントローラ105の構成を説明するブロック図である。
図2において、201は、システムバスでコントローラ内部でのデータ伝送を行っている。202は、ネットワークI/F(InterFace)でホストコンピュータ101とプリントコントローラ105がデータのやり取りを行うためのインターフェースである。
ホストコンピュータ101からLAN102経由で送信されたプリントデータは、ネットワークI/F202)を経由することでプリントコントローラが受信することができる。203は、汎用のCPU(Central Processing Unit)でRAM(Random Access Memory)に展開されたROM(Read Only Memory)データに従って、処理を実行する役割を持っている。204は、パネルI/Fでユーザパネル104とプリントコントローラ105がデータのやり取りを行うためのインターフェースである。
ユーザパネル104からユーザが行った要求は、パネルI/F205を経由することでプリントコントローラが受信することができる。206は、エンジンI/Fでプリントエンジン106とプリントコントローラ105がデータのやり取りを行うためのインターフェースである。プリントコントローラ内部で生成した画像データは、エンジンI/F206を経由してプリントエンジン106に渡される。
204はROMで、ジョブ制御処理部211、PDL解釈処理部212、RIP処理部213、時間予測処理部214等のソフトウェアモジュールが格納されている。これらは、ソフトウェアモジュールでRAM207上に展開されてCPU203に実行されることで、各機能に対応した処理が実現される。ここで、PDL解釈処理部212は、ホストコンピュータ101から受信した印刷データ(PLDデータ)を解釈し、解釈されたオブジェクトをRIP処理部213がラスタイメージデータとして生成する。
207はRAM(Random Access Memory)である。RAM207の内部は、プリントデータ格納領域221、中間データ格納領域222、画像データ格納領域223)、測定データ格納領域224及び予測データ格納領域225で構成されている。
図3の(A)は、本実施形態を示す印刷装置のプリント処理の流れを説明する図である。
図3の(A)において、プリントコントローラ105で実施されるプリントにおける動作概念の一例を示している。ジョブ制御処理部211は、ネットワークI/F202を経由して受信したホストコンピュータ101からのプリント指示を受信すると、続いて受信するプリントデータをプリントデータ格納領域221に格納する。
ジョブ制御処理部211は、ホストコンピュータ101からプリント指示を受信すると、プリントジョブを開始し、PDL解釈処理部212にプリントデータの解釈処理の開始要求をする。PDL解釈処理部212は、ジョブ制御処理部211からの開始要求を受けると、プリントデータ格納領域221に格納されたプリントデータの解釈処理を行い中間データの生成を行う。
PDL解釈処理部212は、生成した中間データを中間データ格納領域222に格納し、プリントデータ格納領域221に格納されたプリントデータの解釈処理が終了すると、ジョブ制御処理部211に処理終了の通知を行う。
ジョブ制御処理部211は、PDL解釈処理部212からの処理終了を通知されると、RIP処理部213に描画処理の開始要求を行う。RIP処理部213は、ジョブ制御処理部211から描画処理の開始要求を受けると、中間データ格納領域222に格納されている中間データに従って画像データを生成し、画像データ格納領域223に画像データを格納する。RIP処理部213は、画像データの生成を終了すると、ジョブ制御処理部211に処理終了を通知する。
ジョブ制御処理部211は、RIP処理部213から処理終了を通知されると、エンジンI/F205を経由して、プリントエンジン106に画像データ格納領域223に格納された画像データをプリントエンジン106に送信する。プリントエンジン106が印字出力を終了させると、エンジンI/F106を経由して、ジョブ制御処理部211に処理終了が通知される。ジョブ制御処理部211は、プリントエンジンの処理終了を通知されると、プリントジョブを終了させる。
図3の(B)は、本実施形態を示す印刷装置のプリント処理の流れを説明する図である。
図3の(B)において、プリントコントローラ105で実施されるプリントにおけるRIP処理の時間予測処理に関する動作概念の一例を示している。ジョブ制御処理部211は、ネットワークI/F202を経由して受信したホストコンピュータ101からのプリント指示を受信すると、続いて受信するプリントデータをプリントデータ格納領域221に格納する。
ジョブ制御処理部211は、ホストコンピュータからプリント指示を受信すると、プリントジョブを開始し、PDL解釈処理部212にプリントデータの解釈処理の開始要求をする。PDL解釈処理部212は、ジョブ制御処理部211からの開始要求を受けると、プリントデータ格納領域221に格納されたプリントデータの解釈処理を行い中間データの生成を行う。
このときPDL解釈処理部は、実際のプリント処理で適用される解像度(例えば600dpi)よりも低解像度(例えば、150dpi,75dpi)でRIP処理が行える中間データを生成する。PDL解釈処理部212は、生成した中間データを中間データ格納領域222に格納し、プリントデータ格納領域221に格納されたプリントデータの解釈処理が終了すると、ジョブ制御処理部211に終了通知をする。ジョブ制御処理部211は、PDL解釈処理部212からの終了通知を受けると、RIP処理部213に描画処理の開始要求を行う。
RIP処理部213は、ジョブ制御処理部211から描画処理の開始要求を受けると、まず開始時刻を取得する。次にRIP処理は、中間データ格納領域222に格納されている中間データに従って画像データを生成し、画像データ格納領域223に画像データを格納する。
RIP処理部213は、画像データの生成を終了させると、最後に終了時刻を取得し、開始時刻と終了時刻の差をRIP処理に掛った時間を測定データとして、予測データ格納領域224に格納する。RIP処理部213は、測定データの格納が完了すると、ジョブ制御処理部211に終了通知をする。ジョブ制御処理部211は、RIP処理部213から処理の終了を通知されると、再びPDL解釈処理部212にPDL解釈処理及びRIP処理部213にRIP処理を行わせる。
そしてRIP処理部213にそのときのRIP処理に要する時間を測定データとして予測データ格納領域224に格納する。ジョブ制御処理部211は、RIP処理部213から処理終了の通知を受けると、時間予測処理部214にプリント時に掛かるRIP処理時間の時間予測処理の開始を要求する。時間予測処理部214は、開始要求を受けると。予測データ格納領域224に格納された測定データからプリント時のRIP処理に掛る時間を計算し予測する。この際、時間予測処理部214は、印刷データで要求された解像度よりも低い解像度でRIP処理を解像度毎に複数回行う。なお、その際、印刷データに含まれるオブジェクト数に基づいて、予測処理の可否を決定する処理を後述するように行う。
時間予測処理部214が予測したRIP処理に掛る時間は、予測データとして、予測データ格納領域225に格納される。時間予測処理部214は、予測処理が終了するとジョブ制御処理部211に終了通知をする。ジョブ制御処理部211は、時間予測処理部214から終了通知を受けると、予測データ格納領域に格納された予測データをネットワークI/F202からLAN102を経由して、ホストコンピュータ101に送信する。
図4の(A)は、図1に示した情報処理装置の構成を説明するブロック図である。本例は、ホストコンピュータ101内部のハードウェア構成の一例に対応する。
図4の(A)において、401は、システムバスでホストコンピュータ内部でのデータ伝送を行っている。402は、入力I/Fでキーボードやポインティングデバイスなどの入力機器を接続するためのインターフェースである。
403は、出力I/Fでディスプレイなど出力機器を接続するためのインターフェースである。404は、ネットワークI/Fでホストコンピュータ101とプリントコントローラ105がデータのやり取りを行うためのインターフェースである。405は、汎用のCPU(Central Processing Unit)でRAM(Random Access Memory)に展開されたOSやアプリケーションプログラム、プリンタドライバに従って、処理を実行する役割を持っている。
406は、RAMでCPUが実行するプログラムやデータの読み出し及び書き出しを行う領域である。407は、記憶装置でアプリケーションプログラム408、プリンタドライバ409及びOS410)及びその他ファイル(非記載)が格納されている領域である。
図4の(B)は、図4の(A)に示したプリンタドライバの内部の構成を示すブロック図である。
図4の(B)において、411は、UI処理部でユーザによる印刷指示を受け付ける他、プリンタ103から情報を取得して、出力I/F403を経由して、ディスプレイへの表示を行っている。
またUI処理部411以外にもジョブ制御処理部412、PDL生成部413、PDL解釈処理部414、RIP処理部415、時間予測処理部416、といったソフトウェアモジュールで構成されている。あと描画コマンド格納領域421、プリントデータ格納領域422、中間データ格納領域423、測定データ格納領域424、及び予測データ格納領域425、サンプルプリントデータ426、個別のプリンタ登録情報格納領域427で構成されている。
図5は、本実施形態を示す情報処理装置のプリント処理の流れを説明する図である。本例は、プリンタドライバ409で実施されるプリント処理におけるRIP処理の時間予測処理に関する動作概念の一例を示している。
図5において、UI処理部411がユーザから印刷指示を受け付けると、ジョブ制御処理部412は、プリントジョブを開始する。
ジョブ制御処理部412は、アプリケーションプログラム408が使用するWindows(登録商標)GDIといったOS410の描画コマンドを描画コマンド格納領域421に格納する。ジョブ制御処理部412は、PDL生成部413に描画コマンドからプリントデータの生成処理の開始要求をする。
PDL生成部413は、ジョブ制御処理部412からプリントデータ生成の開始要求を受けると、描画コマンド格納領域421に格納された描画コマンドからPDLで記述されたプリントデータを生成し、プリントデータ格納領域422に格納する。PDL生成部413は、プリントデータ生成を終了させると、ジョブ制御処理部412に終了通知をする。
ジョブ制御処理部412は、PDL生成部413から終了通知を受けると、PDL解釈処理部414にプリントデータの解釈処理の開始要求をする。PDL解釈処理部414は、ジョブ制御処理部412からの開始要求を受けると、プリントデータ格納領域422に格納されたプリントデータの解釈処理を行い中間データの生成を行う。このときPDL解釈処理部は、実際のプリント処理で適用される解像度(例えば600dpi)よりも低解像度(例えば、150dpi,75dpi)でRIP処理が行える中間データを生成する。ここで、解像度600dpiと、解像度150dpi,75dpiとの間には、後述する150dpi,75dpiの2乗が解像度600dpiに比例する特定関係となる。したがって、
PDL解釈処理部414は、生成した中間データを中間データ格納領域423に格納し、プリントデータ格納領域422に格納されたプリントデータの解釈処理が終了すると、ジョブ制御処理部412に終了通知をする。ジョブ制御処理部412は、PDL解釈処理部414からの終了通知を受けると、RIP処理部415に描画処理の開始要求を行う。
RIP処理部415は、ジョブ制御処理部412から描画処理の開始要求を受けると、まず開始時刻を取得する。次にRIP処理部415は、中間データ格納領域423に格納されている中間データに従って画像データを生成し、画像データ格納領域424に画像データを格納する。RIP処理部415は、画像データの生成を終了させると、最後に終了時刻を取得し、開始時刻と終了時刻の差をRIP処理に掛った時間を測定データとして、予測データ格納領域425に格納する。
RIP処理部415は、測定データの格納が完了すると、ジョブ制御処理部412に終了通知をする。ジョブ制御処理部412は、RIP処理部415から終了通知を受けると、再びPDL生成部413にPDL解釈処理及びRIP処理部415にRIP処理を行わせる。
そしてRIP処理部415にそのときのRIP処理に掛った時間を掛った時間を測定データとして予測データ格納領域425に格納する。ジョブ制御処理部412は、RIP処理部213から処理終了の通知を受けると、時間予測処理部416にプリント時に掛かるRIP処理時間の時間予測処理の開始を要求する。
時間予測処理部416は、開始要求を受けると。予測データ格納領域425に格納された測定データからプリント時のRIP処理に掛る時間の計算し予測する。時間予測処理部416が予測したRIP処理に掛る時間は、予測データとして、予測データ格納領域425に格納される。時間予測処理部416は、予測処理が終了するとジョブ制御処理部412に終了通知をする。
ジョブ制御処理部412は、時間予測処理部416から予測処理の終了通知を受けると、プリントデータ格納領域422に格納されたプリントデータをネットワークI/F404からLAN102を経由して、プリンタ103に送信する。また予測データ格納領域425に格納された予測データをUI処理部411が出力I/Fを通して、ディスプレイ上のプリンタドライバUI画面に表示して、プリントジョブを終了させる。
図6の(A)は、図2に示したRIP処理部213の概略を示す図である。
図6の(A)において、RIP処理部213は、RIP前段処理部601及びRIP後段処理部602に大別される。RIP前段処理では、中間データを読み込みページあたりのスキャンライン単位で描画オブジェクト同士を正しい配置にするためにソート処理し、描画オブジェクト同士の位置制御を行う。
一方RIP後段処理では、正しく配置された描画オブジェクトに対して色の割り当てを行い、描画オブジェクト同士の色をピクセル単位で合成することで画像データを生成し、画像データ格納領域へ格納する処理を行っている。
RIP後段処理は、ピクセル生成に関与するため解像度の変化に対して、それに掛かる処理時間は、その変化の2乗に比例する。一方でRIP前段処理は、解像度に依存しない描画オブジェクト同士の位置制御を行っており、プリントデータ毎に固有の処理時間を要している。そのためRIP処理に掛る処理時間は、図6の(B)に示すようにx軸を解像度、Y軸を処理時間としたときY=aX+bという関係が成立する。
〔第1のデータ処理〕
図7は、本実施形態を示す印刷システムの制御方法を説明するフローチャートである。なお、図7の(A)はホストコンピュータ101側の処理に対応し、各ステップは、CPU405が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。図7の(B)はプリンタ103側の処理に対応し、各ステップは、CPU203が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。以下、印刷システムにおけるRIP処理の時間予測処理に掛る一連の処理を説明する。S701aからS704aまでは、ホストコンピュータ101でCPU405が実施する処理、S701bからS704bまでがプリンタ103でCPU203が行う処理を示している。
S701aで、CPU405は、アプリデータからプリントデータを生成し、プリントデータをプリントデータ格納領域422に格納する。
S702aで、CPU405は、プリント指示とともにプリントデータ格納領域422に格納したプリントデータをプリンタ103へ送信する。S703aでCPU405は、RIPの予測時間をプリンタ103から受信するまで待ち状態に入る。
S703aで、予測時間を取得したら、CPU405は取得した予測時間を一旦、予測データ格納領域425に格納する。S704aでCPU405は、予測データ格納領域425に格納した予測時間を出力I/F403を通じて、ディスプレイ上のプリンタドライバのUI画面に表示を行う。
S701bで、CPU203は、プリント指示を受信したらプリント指示に続くプリントデータをプリントデータ格納領域221に格納する。CPU203は、S702bで時間予測処理(図8参照)を行い、RIP処理に掛る予測時間を計算する。S703bでCPU203は予測データ格納領域225に格納されたRIP処理に掛る予測時間を記述した予測データをホストコンピュータ101へ送信する。
S704bでCPU203は、プリント出力を行うためにプリント解像度でPDL解釈処理及びRIP処理を行う。
図8は、本実施形態を示す印刷装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、プリンタ103のCPU203が行うRIP時間予測処理例である。なお、各ステップは、CPU203が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。また、図中において、Resはプリント出力を行うときの解像度を示している。Res1、Res2は、RIP時間を予測するために行うPDL解釈処理及びRIP処理を行う解像度で、Resよりも低い解像度を示している。
またRes1とRes2の値は、異なるものとする。T1は、解像度Res1に対応するRIP処理を行ったときに掛る時間を示している。同様にしてT2は、Res2に対応するものである。またTは、プリント解像度ResにおけるRIP処理に掛る予測時間である。
S801で、CPU203は、解像度Res1でPDL解釈処理及びRIP処理を行い、そのときに掛った時間T1を取得し、予測データ格納領域224に格納する。S802で、CPU203は、解像度Res2でPDL解釈処理及びRIP処理を行い、そのときに掛った時間T2を取得し、予測データ格納領域224に格納する。
S803で、CPU203は、予測式を求める。図6の説明より、RIP処理時間と解像度の間には、2次関数Y=aX+bの関係があるため(x,y)=(Res1,T1)及び(x,y)=(Res2,T2)からaとbを求め、解像度RにおけるRIPに掛る予測時間Tを計算する。aとbの求め方は、aとbに関する連立方程式を解くことで求めることが可能となる。
S804で、CPU203は、S803でaとbが求まった、2次関数y=aX+bのxにResを代入することで、解像度RにおけるRIPに掛る予測時間Tを計算する。なお本実施例では、予測式として2次関数y=aX+bを使用したが、予測時間の精度をどの程度追求するかによって、予測式を他の関数に置き換えることは、可能である。例えば、ある程度精度の粗い時間予測結果を望むのであれば、y=aXと予測式として使用することも可能で、(x,y)=(Res1,T1)の1点の情報を取得できれば、予測式は求まる。
この場合、時間予測結果に関するある程度の精度の粗さと引き換えに、より高速にRIP処理の時間予測処理が可能となる。また特殊な事情で、より一般的な2次関数y=aX+bx+cを予測式として使用する場合、(x,y)=(Res1,T1)、(x,y)=(Res2,T2)、(x,y)=(Res3,T3)の3点の情報を元に3変数の連立方程式を解けば予測式を求められる。以上のように、RIP処理の時間予測処理に必要なプリント解像度より低い解像度のRIP処理に掛る時間の組みの個数は、使用する予測式に応じて変えることは、可能である。
〔第2実施形態〕
図9は、本実施形態を示す印刷システムの制御方法を説明するフローチャートである。本例は、複数ページで構成されるプリントデータへのRIP処理(ページ単位)の時間予測処理に関する一連の処理例である。なお、S901aからS908aまでは、ホストコンピュータ101でCPU405が実施する処理、S901bからS905bまでがプリンタ103でCPU203が行う処理を示している。また、図9の(A)はホストコンピュータ101側の処理に対応し、各ステップは、CPU405が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。図9の(B)はプリンタ103側の処理に対応し、各ステップは、CPU203が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
S901aで、CPU405は、アプリデータからプリントデータを生成し、プリントデータをプリントデータ格納領域422に格納する。S902aでCPU405は、プリント指示とともにプリントデータ格納領域422に格納したプリントデータをプリンタ103へ送信する。S903aでCPU405は、プリントデータにおける時間予測処理が済んだページ数を数え上げるカウンタCntにゼロを書き込み初期化する。S904aでは、S905aからS908aまでの処理をループ制御しており、プリントデータに含まれるページ数の数だけ本ループは繰り返し実行される。
S905aでCPU405は、RIP処理の予測時間をプリンタ103から受信するまで待ち状態に移行する。S905aでRIP処理に掛る予測時間を取得したら、CPU405は取得した予測時間を予測データ格納領域425に格納する。S906aでCPU405は、Cntをインクリメントする。S907aでCPU405は、Cntが予め定めたページ数Nunitで割り切れるか否かを判定する。
S907aでCPU405は、割り切れる場合S908aへ処理を進め、割り切れない場合、S904aへ処理を進める。S908aでCPU405は、Cntの値と予測データ格納領域425に格納されているCnt回のRIP処理に掛る予測時間の総和を出力I/F403を通じて、ディスプレイ上のプリンタドライバのUI画面に表示を行う。S901bでCPU203は、プリント指示を受信したらプリント指示に続くプリントデータをプリントデータ格納領域221に格納する。
S902bでCPU203は、S903bからS904aまでの処理のループを制御しており、プリントデータに含まれるページ数の数だけ本ループは繰り返し実行される。S903bでCPU203は、RIPに掛る時間の予測処理(図8参照)を行う。S904bでCPU203は、予測データ格納領域225に格納されているRIP予測時間をホストコンピュータ101へ送信する。S905bでCPU203は、プリントデータに含まれる全ページに対してプリント出力する解像度でPDL解釈処理及びRIP処理を行う。
〔第3実施形態〕
図10は、本実施形態を示す印刷システムの制御方法を説明するフローチャートである。また、図10の(A)はホストコンピュータ101側の処理に対応し、各ステップは、CPU405が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。図10の(B)はプリンタ103側の処理に対応し、各ステップは、CPU203が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
なお、RIP処理にあまり時間が掛らない場合には、RIP処理の時間予測処理は、不要となる。そこで、本実施形態では、プリントデータに含まれる描画オブジェクトの個数を調べることで、時間予測処理が必要か否かの簡易的な判定を行う。そして必要と判断した場合のみ時間予測処理を行わせる例について述べる。またS1001aからS1009aまでは、ホストコンピュータ101でCPU405が実施する処理、S1001bからS1005bまでがプリンタ103でCPU203が行う処理を示している。
S1001aで、CPU405は、アプリデータからプリントデータを生成し、プリントデータをプリントデータ格納領域422に格納する。
S1002aで、CPU405は、プリントデータに含まれる描画オブジェクトの個数を数え上げる、描画オブジェクトの個数Nobjを求める。S1003aでCPU405は、Nobjが予め定めた閾値Nth以上か否かを判定する。NobjがNth未満と判定された場合、CPU405は、S1004aに処理を進める。一方でNobjがNth以上と判定された場合、CPU405は、S1005aへ処理を進める。S1004aでCPU405は、FlagにFalseを書き込む。
S1005aで、CPU405は、FlagにTrueを書き込む。S1006aで、CPU405は、プリント指示とともにプリントデータとFlagをプリンタ103に送信する。S1007aで、CPU405は、Flagの値がTrueとFalseどちらになっているかを判定する。Flagの値がFalseの場合、RIP時間予測を表示しないため、処理を終了させる。
一方で、Flagの値がTrueの場合、RIP時間予測を行うためS1008aへ処理を進める。S1008aで、CPU405は、RIPの予測時間をプリンタ103から受信するまで待ち状態に入る。S1008aで予測時間を取得したら、CPU405は取得した予測時間を一旦、予測データ格納領域425に格納する。
S1009aでCPU405は、予測データ格納領域425に格納した予測時間を出力I/F403を通じて、ディスプレイ上のプリンタドライバのUI画面に表示を行う。S1001bでCPU203は、プリント指示を受信したらプリント指示に続くプリントデータをプリントデータ格納領域221に格納する。S1002bでCPU203は、プリント指示と供に受信したFlag の値がTrueとFalseどちらになっているかを判定する。Flagの値がFalseの場合、RIP時間予測を表示しないため、S1005bへ処理を進める。
一方で、Flagの値がTrueの場合、RIP時間予測を行うためS1003bへ処理を進める。S1003bでCPU203は、時間予測処理(図8参照)を行い、RIP処理に掛る予測時間を計算する。S1004bでCPU203は、予測データ格納領域225に格納されたRIP処理に掛る予測時間をホストコンピュータ101へ送信する。S1005bでCPU203は、プリント出力を行うためにプリント解像度でPDL解釈処理及びRIP処理を行う。
〔第4実施形態〕
図11は、本実施形態を示す印刷システムの制御方法を説明するフローチャートである。本例はホストコンピュータでRIP処理の時間予測処理を行う例である。また、図11の(A)はホストコンピュータ101側の処理に対応し、各ステップは、CPU405が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。図11の(B)はプリンタ103側の処理に対応し、各ステップは、CPU203が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
S1101aでCPU405は、アプリデータからプリントデータを生成し、プリントデータをプリントデータ格納領域422に格納する。
S1102aで、CPU405は、時間予測処理(図8参照)を行い、RIP処理に掛る予測時間Tを計算する。S1103aで、CPU405は、ホストコンピュータ101上で予測した予測時間Tをプリンタ103上で予測した予測時間T'に変換するために、変換係数Aを予測時間Tに掛ける。S1104aで、CPU405は、予測データ格納領域425に格納した予測時間を出力I/F403を通じて、ディスプレイ上のプリンタドライバのUI画面に表示を行う。
S1105で、CPU405は、プリント指示とともにプリントデータ格納領域422に格納したプリントデータをプリンタ103へ送信する。S1101bでCPU203は、プリント指示を受信したらプリント指示に続くプリントデータをプリントデータ格納領域221に格納する。S1102bでCPU203は、プリント出力を行うためにプリント解像度でPDL解釈処理及びRIP処理を行う。なお変換係数Aは、ホストコンピュータ101にプリンタドライバ409をインストールして、プリンタ103を登録する際に算出される。プリンタドライバをインストールする際に、ホストコンピュータ101とプリンタ103でサンプルプリントデータ426に対して、PDL解釈処理及びRIP処理を行い、その時に掛かったRIP時間の比を変換係数Aとして、保持することにプリンタ登録情報格納領域427に格納しておく。
本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(プログラム)をパソコン(コンピュータ)等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
101 ホストコンピュータ
103 プリンタ

Claims (11)

  1. 第1の解像度よりも低い第2の解像度でラスタイメージデータを生成する生成手段と、
    前記生成手段が前記第2の解像度で生成する際に要する処理時間を測定する測定手段と、
    前記測定手段により測定された処理時間から前記生成手段が前記第1の解像度でラスタイメージデータを生成する処理時間を予測する予測手段と、
    を備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記予測手段により予測された予測時間を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記印刷データに含まれるオブジェクト数に基づいて予測処理を行うか否かを決定する決定手段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記生成手段は前記第1の解像度よりも低い複数の解像度で複数のラスタイメージデータを生成し、
    前記測定手段は前記複数のラスタイメージデータを生成する際に要する処理時間を解像度毎に測定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  5. 情報処理装置から前記印刷データを取得する取得手段と、
    前記予測手段が予測した処理時間を前記情報処理装置に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  6. 第1の解像度よりも低い第2の解像度でラスタイメージデータを生成する生成工程と、
    前記生成工程で前記第2の解像度で生成する際に要する処理時間を測定する測定工程と、
    前記測定工程により測定された処理時間から前記生成工程で前記第1の解像度でラスタイメージデータを生成する処理時間を予測する予測工程と、
    を備えることを特徴とするプログラム。
  7. 前記予測工程により予測された予測時間を表示する表示工程を備えることを特徴とする請求項6に記載のプログラム。
  8. 前記印刷データに含まれるオブジェクト数に基づいて予測処理を行うか否かを決定する決定工程を備えることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記生成工程は前記第1の解像度よりも低い複数の解像度で複数のラスタイメージデータを生成し、
    前記測定工程は前記複数のラスタイメージデータを生成する際に要する処理時間を解像度毎に測定することを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載のプログラム。
  10. コンピュータから前記印刷データを取得する取得工程と、
    前記予測工程で予測した処理時間を前記コンピュータに送信する送信工程と、
    を備えることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載のプログラム。
  11. 第1の解像度よりも低い第2の解像度でラスタイメージデータを生成する生成工程と、
    前記生成工程で前記第2の解像度で生成する際に要する処理時間を測定する測定工程と、
    前記測定工程により測定された処理時間から前記生成工程で前記第1の解像度でラスタイメージデータを生成する処理時間を予測する予測工程と、
    を備えることを特徴とする制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017052218A (ja) * 2015-09-11 2017-03-16 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、プログラム
EP3624009A1 (en) * 2018-09-17 2020-03-18 OCE Holding B.V. Method for providing a raster image, print controller and printer

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