JP2015159497A - 装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】マルチキャストが行われる場合に無線リソースをより有効に利用することを可能にする。
【解決手段】マルチキャスト信号が指向性ビームにより送信されるように上記マルチキャスト信号の送信を制御する制御部、を備える装置であり、マルチキャスト信号は、MBFN(MBMS over single Freqency Network)のマルチキャスト信号であり、物理マルチキャストチャネル上で送信される信号を含む。
【選択図】図18

Description

本開示は、装置及び方法に関する。
セルラーネットワークにおいて、放送コンテンツのような同一のコンテンツを複数のユーザに配信する方式として、MBMS(Multicast Broadcast Multimedia Services)が実用化されている。とりわけLTE(Long Term Evolution)では、複数のセルの基地局が互いに同期して同一コンテンツを配信するMBSFN(MBMS over Single Frequency Network)が規格化されている。MBSFNにより、端末において、複数の基地局からの受信信号が合成され、受信品質が改善され得る。また、近年のトラフィックの増大への対応のため、さらに効率的なMBSFNの運用が期待されている。
技術が提案されている。
例えば、非特許文献1には、MBMS及びMBSFNに関して規格化された技術が開示されている。
3GPP TS 36.331 V11.5.0 (2013-09) LTE; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Radio Resource Control (RRC); Protocol Specification
しかし、マルチキャストが行われる場合には、例えば、無線リソースがマルチキャスト信号の送信に占有されるので、上記マルチキャスト信号が送信される間は上記無線リソースを使用して他の信号(例えば、他のマルチキャスト信号、又はユニキャスト信号)を送信することはできない。
より具体的には、例えば、MBSFNでは、MBSFNサブフレーム(とりわけMBSFN領域(MBSFN Region))の無線リソースはマルチキャスト信号の送信に占有されるので、上記MBSFNサブフレームでは、他の信号(例えば、他のマルチキャスト信号又はユニキャスト信号)を送信することができない。とりわけ、MBSFNでは、例えば複数の基地局により同一のマルチキャスト信号が送信されるので、MBSFNサブフレームでは、当該複数の基地局のセルにおいて他の信号を送信することができなくなり得る。たとえマルチキャストが非常に狭いエリア(例えば、セルよりも小さいエリア)で行われれば足りる場合であっても、セル全体(例えば、複数のセル全体)で他の信号を送信することができなくなり得る。
そこで、マルチキャストが行われる場合に無線リソースをより有効に利用することを可能にする仕組みが提供されることが望ましい。
本開示によれば、マルチキャスト信号が指向性ビームにより送信されるように上記マルチキャスト信号の送信を制御する制御部、を備える装置が提供される。
また、本開示によれば、プロセッサにより、マルチキャスト信号が指向性ビームにより送信されるように上記マルチキャスト信号の送信を制御すること、を含む方法が提供される。
以上説明したように本開示によれば、マルチキャストが行われる場合に無線リソースをより有効に利用することが可能になる。なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記効果とともに、又は上記効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、又は本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
MBSFNエリアの例を説明するための説明図である。 MBMSのためのチャネルを説明するための説明図である。 MBSFNサブフレームの例を説明するための説明図である。 MBSFNサブフレームのリソース及び信号の第1の例を説明するための説明図である。 MBSFNサブフレームのリソース及び信号の第2の例を説明するための説明図である。 通常のサブフレームのリソース及び信号の第1の例を説明するための説明図である。 通常のサブフレームのリソース及び信号の第2の例を説明するための説明図である。 MBSFNをサポートするLTEネットワークの構成の一例を説明するための説明図である。 2次元ビームの方向と各アンテナ素子の重みとの関係を説明するための説明図である。 3次元ビームの方向と各アンテナ素子の重みとの関係を説明するための説明図である。 ビームフォーミングのための重み係数の利用手法の一例を説明するための説明図である。 一実施形態に係る通信システムの概略的な構成の一例を示す説明図である。 セルが属するMBSFNエリアの例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る基地局の構成の一例を示すブロック図である。 特定のエリアをカバーする指向性ビームの一例を説明するための説明図である。 特定のエリアをカバーする指向性ビームを形成するための重み係数のセットの算出の一例を説明するための説明図である。 複数の特定のエリアの各々をカバーする指向性ビームの例を説明するための説明図である。 複数の基地局によるマルチキャスト信号の送信の第1の例を説明するための説明図である。 複数の基地局によるマルチキャスト信号の送信の第2の例を説明するための説明図である。 同一のMBSサブフレームにおける複数のMBSFNエリアのマルチキャスト信号の送信の例を説明するための説明図である。 複数の基地局によるマルチキャスト信号の送信の第3の例を説明するための説明図である。 重み係数のセットを用いた送信の制御の第1の例を説明するための説明図である。 重み係数のセットを用いた送信の制御の第2の例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。 eNBの概略的な構成の第1の例を示すブロック図である。 eNBの概略的な構成の第2の例を示すブロック図である。
以下に添付の図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。例えば、実質的に同一の機能構成を有する複数の要素を、必要に応じて基地局100A、100B及び100Cのように区別する。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。例えば、基地局100A、100B及び100Cを特に区別する必要が無い場合には、単に基地局100と称する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.はじめに
1.1.MBMS
1.2.ビームフォーミング
2.通信システムの概略的な構成
3.基地局の構成
4.処理の流れ
5.応用例
6.まとめ
<1.はじめに>
まず、図1〜図10を参照して、MBMS及びビームフォーミングに関する技術を説明する。
<1.1.MBMS>
図1〜図8を参照して、MBMSに関する技術を説明する。
(MBSFNエリア)
MBSFNでは、複数の基地局が、互いに同期して同一のコンテンツを配信する。即ち、MBSFNでは、複数の基地局が、同一の無線リソースで同一のデータを送信する。当該複数の基地局のセル(即ち、複数のセル)は、MBSFNエリアと呼ばれる。各セルは、最大8個のMBSFNエリアに属することができる。以下、図1を参照して、MBSFNエリアの具体例を説明する。
図1は、MBSFNエリアの例を説明するための説明図である。図1を参照すると、#1〜#15のセルが示されている。この例では、MBSFNエリア0は#1〜#3、#5〜#8のセルを含み、MBSFNエリア1は#7、#9、#10、#13のセルを含み、MBSFNエリア255は#8、#9、#11〜#15のセルを含む。なお、#7のセルは、MBSFNエリア0及びMBSFNエリア1の両方に属する。また、#8のセルは、MBSFNエリア0及びMBSFNエリア255の両方に属する。また、#9のセルは、MBSFNエリア1及びMBSFNエリア255の両方に属する。また、#4のセルは、いずれのMBSFNエリアにも属さない。
(MBMSに関するチャネル)
MBMSのための論理チャネル、トランスポートチャネル及び物理チャネルが定められている。以下、この点について図2を参照して説明する。
図2は、MBMSのためのチャネルを説明するための説明図である。図2を参照すると、LTEにおいて定められている論理チャネル、トランスポートチャネル及び物理チャネルが示されている。とりわけ、MBMSのための論理チャネルとして、MCCH(Multicast Control Channel)及びMTCH(Multicast Traffic Channel)が定められている。MCCHは、MBSFNエリアコンフィギュレーションメッセージ(MBSFN Area Configuration message)及びMBMSカウンティング要求メッセージ(MBM Counting Request messega)などの制御情報を送信するためのチャネルである。また、MTCHは、MBMSのデータを送信するためのチャネルである。また、MBMSのための物理チャネルとして、PMCH(Physical Multicast Channel)が定められている。MCCHにマッピングされる制御情報及びMTCHにマッピングされるデータの両方が、トランスポートチャネルであるMCH(Multicast Channel)を通じてPMCHにマッピングされる。
(MBSFNサブフレーム)
MBSFNの送信は、MBSFNサブフレームで行われる。MBSFNサブフレームは、無線フレーム割当て期間(Radio Frame Allocation Period)、無線フレーム割当てオフセット(Radio Frame Allocation Offset)、及びサブフレーム割当て(Subframe Allocation)により示される。以下、図3を参照して、MBSFNサブフレームの具体例を説明する。
図3は、MBSFNサブフレームの例を説明するための説明図である。図3を参照すると、各SFN(System Frame Number)の無線フレームに含まれるサブフレームが示されている。この例では、無線フレーム割当て期間は8であり、無線フレーム割当てオフセットは2である。また、サブフレーム割当ては、4フレームパターン(24ビット)である。そのため、「SFN mod 8 =2」を満たすSFN(即ち、2、10、18などのSFN)の無線フレームと、その後に続く3つの無線フレームとが、MBSFNのための無線フレームである。また、この例では、FDD(Frequency Division Duplexing)が採用され、サブフレーム割当ては、「011010 011010 011010 011010」である。FDDが採用される場合には、サブフレーム割当ての各ビットは、#1、#2、#3、#6、#7及び#8のサブフレームを示すので、上記無線フレームのうちの#2、#3及び#7のサブフレームが、MBSFNサブフレームである。
システム情報及びページング情報が送信されるサブフレームは、MBSFNサブフレームとして使用されない。よって、FDDが採用される場合には、#0、#4、#5及び#9のサブフレームは、MBSFNサブフレームとして使用されない。また、TDD(Time Division Duplexing)が採用される場合には、#0、#1、#2、#5及び#6のサブフレームは、MBSFNサブフレームとして使用されない。
なお、MBSFNサブフレームは、例えば、SIB(System Information Block)2の中で端末装置に通知される。これにより、端末装置は、MBSFNエリアを知ることができる。また、MBSFNエリアごとのMBSFNサブフレームは、後述するように、MCCHにマッピングされる制御情報(MBSFNエリアコンフィギュレーションメッセージ)の中でも端末装置に通知される。
(MBSFNサブフレームのリソース及び信号)
−OFDMシンボルの数
MBSFNでは、複数の基地局が、同一の無線リソースで同一のデータを送信するので、長い遅延スプレッド(delay spread)を許容するために、MBSFNサブフレームのMBSFN領域では、16.7us又は33.3usの拡張CP(Extended CP)が使用される。16.7usの拡張CPが使用される場合には、1スロットに6OFDMシンボルが含まれる。即ち、1サブフレームに12OFDMシンボルが含まれる。一方、33.3usの拡張CPが使用される場合には、1スロットに3OFDMシンボルが含まれる。即ち、1サブフレームに6OFDMシンボルが含まれる。
−リファレンス信号(RS)
MBSFNエリアに属するセルの基地局は、MBSFNサブフレームのうちのとりわけMBSFN領域内で、同一の信号を送信する。そのため、これらの基地局は、MBSFN領域内ではセル固有のリファレンス信号(Cell-specific Reference Signal:CRS)を送信しない。その代わりに、これらの基地局は、MBSFN用のリファレンス信号であるMBSFNリファレンス信号(MBSFN−RS)を送信する。MBSFN−RSは、MBSFNエリアに属する全てのセルにおいて、同一の無線リソース(即ち、同一のリソースエレメント)で送信される。
−具体例
図4は、MBSFNサブフレームのリソース及び信号の第1の例を説明するための説明図である。図4を参照すると、MBSFNサブフレーム内で時間方向に並ぶ2つのリソースブロック(RB)が示されている。この例では、16.7usの拡張CPが使用され、MBSFNサブフレームは、時間方向において12個のOFDMシンボルを含む。また、MBSFNサブフレームは、12個のOFDMシンボルのうちの最初の2つのOFDMシンボルにわたる非MBSFN領域と、その後に続くMBSFN領域とを含む。非MBSFN領域では、CRSが送信され得る。一方、MBSFN領域では、MBSFNエリアに属するセル間で共通のMBSFN−RSが送信される。また、MBSFN領域では、MCCHにマッピングされる制御情報及び/又はMTCHにマッピングされるデータが送信される。
図5は、MBSFNサブフレームのリソース及び信号の第2の例を説明するための説明図である。図5を参照すると、MBSFNサブフレーム内で時間方向に並ぶ2つのリソースブロック(RB)が示されている。この例では、33.3usの拡張CPが使用され、MBSFNサブフレームは、時間方向において6個のOFDMシンボルを含む。また、MBSFNサブフレームは、6個のOFDMシンボルのうちの最初の1つのOFDMシンボルにわたる非MBSFN領域と、その後に続くMBSFN領域とを含む。非MBSFN領域では、CRSが送信され得る(図示せず)。一方、MBSFN領域では、MBSFNエリアに属するセル間で共通のMBSFN−RSが送信される。また、MBSFN領域では、MCCHにマッピングされる制御情報及び/又はMTCHにマッピングされるデータが送信される。
(通常のサブフレームのリソース及び信号)
−OFDMシンボルの数
MBSFNサブフレームではない通常のサブフレームでは、通常のCP(Normal CP)又は16.7usの拡張CPが使用される。通常のCPの長さは、スロット中の1番目のOFDMシンボルで5.1usであり、他のOFDMシンボルで4.7usである。通常のCPが使用される場合には、1スロットに7OFDMシンボルが含まれる。即ち、1サブフレームに14OFDMシンボルが含まれる。一方、16.7usの拡張CPが使用される場合には、1スロットに6OFDMシンボルが含まれる。即ち、1サブフレームに12OFDMシンボルが含まれる。
−リファレンス信号(RS)
基地局は、通常のサブフレームにおいて、CRSを送信する。CRSは、セル選択、チャネル推定、及びダウンリンクデータの同期検波などのために使用される。
−具体例
図6は、通常のサブフレームのリソース及び信号の第1の例を説明するための説明図である。図6を参照すると、通常のサブフレーム内で時間方向に並ぶ2つのリソースブロック(RB)が示されている。この例では、通常のCPが使用され、サブフレームは、時間方向において14個のOFDMシンボルを含む。CRSは、各RB内の所定のリソースエレメント(RE)で送信される。なお、上記所定のREは、セルごとに設定される。
図7は、通常のサブフレームのリソース及び信号の第2の例を説明するための説明図である。図7を参照すると、通常のサブフレーム内で時間方向に並ぶ2つのリソースブロック(RB)が示されている。この例では、16.7usの拡張CPが使用され、サブフレームは、時間方向において12個のOFDMシンボルを含む。この場合も、CRSは、各RB内の所定のリソースエレメント(RE)で送信される。なお、上記所定のREは、セルごとに設定される。
(MBSFNのためのシステム構成)
図8を参照して、MBSFNをサポートするLTEネットワークの構成の例を説明する。図8は、MBSFNをサポートするLTEネットワークの構成の一例を説明するための説明図である。図8を参照すると、LTEネットワークは、MCE(Multi-cell/Multicast Coordination Entity)、BM−SC(Broadcast/Multicast Service Center)、MBMS GW(gateway)及びMME(Mobility Management Entity)などを含む。これらのノードは、論理ノードである。MCEは、MBSNFエリアに属するセルのeNB(evolved Node B)に、同一の無線リソースで同一のデータを送信させる。具体的には、例えば、MCEは、MBSNFエリア内のMBSNFに関するスケジューリングを行う。BM−SCは、コンテンツプロバイダの認証、課金、及びコアネットワーク内のデータフロー制御などを行う。MBMS−GWは、BM−SCからeNBまでのマルチキャストIPパケットの転送、及びMME経由のセッション制御信号の処理などを行う。MMEは、NAS(Non-Access Stratum)信号の処理を行う。
なお、1つのMCEが複数のeNBに対応する例を説明したが、MCEは係る例に限定されない。例えば、各eNBがMCEを備えてもよい。
<1.2.ビームフォーミング>
図1〜図8を参照して、ビームフォーミングに関する技術を説明する。
(2次元ビーム)
第1の例として、指向性アンテナによるビームフォーミングにより、2次元ビーム(即ち、2次元方向へのビーム)が形成される。このビームフォーミングのための各アンテナ素子の重み係数は、複素数として表される。この点について図9を参照して具体例を説明する。
図9は、2次元ビームの方向と各アンテナ素子の重みとの関係を説明するための説明図である。図9を参照すると、直線状に配置された複数のアンテナ素子が示されている。指向性アンテナは、例えばこのような複数のアンテナ素子を有する。また、上記複数のアンテナ素子が配置された直線を示すx軸、及び、x軸に垂直なy軸も示されている。ここで、形成すべき2次元ビームの方向は、例えば、当該2次元ビームの方向とy軸とのなす角度theta(ギリシャ文字)で表される。この場合に、例えば、x軸方向においてm番目に配置されたアンテナ素子の重み係数Wは、以下のように表され得る。
Figure 2015159497
fは周波数であり、cは光速である。また、jは複素数における虚数単位である。また、dは、x軸方向におけるアンテナ素子の間隔である。なお、アンテナ素子の座標は、以下のように表される。
Figure 2015159497
所望の方向が決定されると、当該方向及び周波数fに基づいて、各アンテナ素子の重み係数を上述した式により求めることができる。
(3次元ビーム)
第2の例として、指向性アンテナによるビームフォーミングにより、3次元ビーム(即ち、3次元方向へのビーム)が形成される。このビームフォーミングのための各アンテナ素子の重み係数も、複素数として表される。この点について図10を参照して具体例を説明する。
図10は、3次元ビームの方向と各アンテナ素子の重みとの関係を説明するための説明図である。図10を参照すると、格子状に配置された複数のアンテナ素子が示されている。指向性アンテナは、例えばこのような複数のアンテナ素子を有する。また、上記複数のアンテナ素子が配置された平面上の直行する2つの軸x、z、及び、当該平面に直行する1つの軸yも示されている。ここで、形成すべきビームの方向は、例えば、角度phi(ギリシャ文字)及び角度theta(ギリシャ文字)で表される。角度phi(ギリシャ文字)は、ビーム方向のうちのxz平面の成分とx軸とのなす角度である。また、角度theta(ギリシャ文字)は、ビーム方向とy軸とのなす角度である。この場合に、例えば、x軸方向においてm番目に配置され、z軸方向においてn番目に配置されるアンテナ素子の重み係数Wm,nは、以下のように表され得る。
Figure 2015159497
fは周波数であり、cは光速である。また、jは複素数における虚数単位である。また、dは、x軸方向におけるアンテナ素子の間隔であり、dは、z軸方向におけるアンテナ素子間の間隔である。なお、アンテナ素子の座標は、以下のように表される。
Figure 2015159497
所望の3次元方向が決定されると、当該方向及び周波数fに基づいて、各アンテナ素子の重み係数を上述した式により求めることができる。
(重み係数の乗算)
上述したように算出される重み係数は、例えば図11に示されるように乗算される。
図11は、ビームフォーミングのための重み係数の利用手法の一例を説明するための説明図である。図11を参照すると、各アンテナ素子91に対応する送信信号93には、各アンテナ素子91の重み係数95が複素乗算される。そして、重み係数95が複素乗算された当該送信信号が、アンテナ素子91から送信される。例えば、重み係数95の複素乗算は、デジタル信号に対して行われる。
<2.通信システムの概略的な構成>
続いて、図12を参照して、本開示の実施形態に係る通信システム1の概略的な構成を説明する。図12は、本実施形態に係る通信システム1の概略的な構成の一例を示す説明図である。図12を参照すると、通信システム1は、基地局100、端末装置20、第1制御装置31及び第2制御装置33を含む。通信システム1は、例えば、LTE、LTE−Advanced、又はこれらに準ずる通信規格に準拠したシステムである。
基地局100は、端末装置20との無線通信を行う。とりわけ本実施形態では、基地局100は、ビームフォーミングを行い、指向性ビームにより端末装置20へのダウンリンク信号を送信する。また、例えば、基地局100は、セル10内に位置する端末装置20へのダウンリンク信号を送信し、セル10内に位置する端末装置20からのアップリンク信号を受信する。また、基地局100は、第1制御装置31及び第2制御装置33と通信する。また、基地局100は、他の基地局100と通信し得る。
端末装置20は、基地局100との無線通信を行う。例えば、端末装置20は、基地局100からのダウンリンク信号を受信し、基地局100へのアップリンク信号を送信する。
第1制御装置31は、基地局100にとってのMCEとして動作する装置である。例えば、第1制御装置31は、MBSFNエリアに属する1つ以上のセル10の基地局100に、MBSFNの送信を行わせる。より具体的には、例えば、第1制御装置31は、MBMSのスケジューリング(例えば、MBSFNサブフレームの決定、PMCHへのMBSFNサブフレームの割当て、及び各PMCH上へマッピングされるMTCHの決定など)を行う。そして、第1制御装置31は、MBMSスケジューリング情報を上記1つ以上の基地局100に送信する。
第2制御装置33は、基地局100にとってのMBMS−GWとして動作する装置である。例えば、第2制御装置33は、BM−SCからのマルチキャストIPパケットを基地局100へ転送する。また、例えば、第2制御装置33は、MME経由のセッション制御信号の処理を行う。
また、セル10は、MBSFNエリアに属し得る。以下、この点について図13を参照して、MBSFNエリアの一例を説明する。
図13は、セル10が属するMBSFNエリアの例を説明するための説明図である。図13を参照すると、3つの基地局100A、100B及び100Cと、対応する3つのセル10A、10B及び10Cとが示されている。例えば、セル10A、10B及び10Cは、MBSFNエリア50Aに属する。即ち、基地局100A、100B及び100Cは、MBSFNエリア50AのMBSFNサブフレーム(とりわけMBSFN領域)において、同一の無線リソースで同一の信号を送信する。また、例えば、セル10C及び他のセル10(図示せず)は、MBSFNエリア50Bに属する。即ち、基地局100C及び他の基地局100(図示せず)は、MBSFNエリア50BのMBSFNサブフレーム(とりわけMBSFN領域)において、同一の無線リソースで同一の信号を送信する。なお、セル10Cは、MBSFNエリア50A及びMBSFNエリア50Bの両方に属するので、MBSFNエリア50AとMBSFNエリア50Bとの間でMBSFNサブフレームが重ならないように、MBSFNサブフレームが決定される。
以上、本開示の実施形態に係る通信システム1の概略的な構成を説明した。本開示の実施形態によれば、基地局100は、マルチキャスト信号を指向性ビームにより送信する。これにより、例えば、マルチキャストが行われる場合に無線リソースをより有効に利用することが可能になる。
<3.基地局の構成>
続いて、図14〜図23を参照して、本実施形態に係る基地局100の構成の一例を説明する。図14は、本実施形態に係る基地局100の構成の一例を示すブロック図である。図14を参照すると、基地局100は、アンテナ部110、無線通信部120、ネットワーク通信部130、記憶部140及び処理部150を備える。
(アンテナ部110)
アンテナ部110は、無線通信部120により出力される信号を電波として空間に放射する。また、アンテナ部110は、空間の電波を信号に変換し、当該信号を無線通信部120へ出力する。
とりわけ本実施形態では、アンテナ部110は、指向性アンテナを含む。例えば、当該指向性アンテナは、アレイアンテナである。指向性アンテナにより形成される指向性ビームは、セル10よりも小さいエリアをカバーする。
また、例えば、アンテナ部110は、上記指向性アンテナに加えて、無指向性アンテナ及び/又は1つ以上のセクタアンテナを含み得る。例えば、上記無指向性アンテナにより放射される無指向性の電波は、セル10全体をカバーする。また、例えば、上記セクタアンテナにより形成されるセクタビームは、セル10のうちの一部の方向のエリアであるセクタをカバーする。なお、無指向性アンテナ及び/又はセクタアンテナは、ダイバーシティ及びMIMO(Multiple-Input and Multiple-Output)などのために、相関が小さい複数のアンテナ素子を有してもよい。
(無線通信部120)
無線通信部120は、無線通信を行う。例えば、無線通信部120は、端末装置20へのダウンリンク信号を送信し、端末装置20からのアップリンク信号を受信する。
(ネットワーク通信部130)
ネットワーク通信部130は、他のノードと通信する。例えば、ネットワーク通信部130は、第1制御装置31及び第2制御装置33と通信する。また、ネットワーク通信部130は、他の基地局100と通信し得る。
(記憶部140)
記憶部140は、基地局100の動作のためのプログラム及びデータを一時的にまたは恒久的に記憶する。
(処理部150)
処理部150は、基地局100の様々な機能を提供する。処理部150は、重み取得部160及び送信制御部170を含む。なお、処理部150は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。
(重み取得部160)
重み取得部160は、指向性アンテナにより指向性ビームを形成するための重み係数のセットを取得する。
(a)特定のエリアをカバーする指向性ビーム
本実施形態では、例えば、重み取得部160は、特定のエリアをカバーする指向性ビームを指向性アンテナにより形成するための重み係数のセットを取得する。
上記特定のエリアは、例えば、特定の場所(place)を含むエリアであり、上記指向性ビームは、特定の場所を含む特定のエリアをカバーする。この場合に、重み取得部160は、特定の場所を含む特定のエリアをカバーする指向性ビームを形成するための重み係数のセットを取得する。上記特定の場所は、例えば、競技場、ショッピングモール、又は観光スポットなどである。なお、上記指向性ビームは、個々の端末装置20に向けた指向性ビームではなく、特定の場所に向けた指向性ビームであると言える。以下、図15を参照して、このような指向性ビームの例を説明する。
図15は、特定のエリアをカバーする指向性ビームの一例を説明するための説明図である。図15を参照すると、基地局100Aが示されている。また、セル10A内に位置する特定の場所40(例えば、競技場)が示されている。この場合に、例えば、基地局100Aの重み取得部160は、特定の場所40を含む特定のエリア60Aをカバーする指向性ビームを形成するための重み係数のセットを取得する。
−重み係数の取得の手法
例えば、第1制御装置31は、上記特定の場所を示す情報(以下、「場所情報(place information)」)を有する。一例として、上記場所情報は、上記特定の場所の位置(location)及び大きさ(size)を示す。当該位置は、例えば、上記特定の場所の中心の位置であり、絶対位置であってよく、基地局100からの相対位置(例えば、方角(又は指向性アンテナの開口方向に対する角度)及び距離)であってもよい。第1制御装置31は、上記場所情報を基地局100へ送信し、基地局100は、当該場所情報を記憶部140に記憶する。そして、処理部150は、上記場所情報(並びに、基地局100の位置、及び/又は基地局100の指向性アンテナの向き)に基づいて、上記特定の場所を含む特定のエリアをカバーする指向性ビームを形成するための重み係数のセットを算出する。そして、当該重み係数の当該セットは、記憶部140に記憶される。その後のいずれかのタイミングで、重み取得部160は、記憶部140に記憶されている上記重み係数の上記セットを取得する。以下、図16を参照して、重み係数のセットの算出の具体例を説明する。
図16は、特定のエリアをカバーする指向性ビームを形成するための重み係数のセットの算出の一例を説明するための説明図である。図16を参照すると、基地局100Aが示されている。一例として、基地局100Aの指向性アンテナは、0.5×Lambda(ギリシャ文字)の間隔で直線状に配置された4つのアンテナ素子を有する。また、特定のエリア60Aをカバーする指向性ビームの方向は、指向性アンテナの開口方向(即ち、アンテナ素子が配置された直線に垂直な方向)に対して30度の方向である。この場合に、上記指向性ビームを形成するための重み行列のセットWは、以下のように算出される。
Figure 2015159497
また、仮に、特定のエリア60Aをカバーする指向性ビームの方向が、指向性アンテナの開口方向に対して−40度の方向である場合には、上記指向性ビームを形成するための重み行列のセットWは、以下のように算出され得る。
Figure 2015159497
なお、指向性ビームが2次元ビームである例を説明したが、本実施形態は係る例に限定されない。例えば、指向性ビームは3次元ビームであってもよく、3次元ビームである指向性ビームを形成するための重み係数のセットが取得されてもよい。
また、上記第1制御装置31が上記場所情報を基地局100へ送信し、基地局100が上記場所情報に基づいて上記重み係数の上記セットを算出する、という例を説明したが、本実施形態は係る例に限定されない。例えば、上記第1制御装置31は、上記重み係数の上記セットを有し、上記重み係数の上記セットを基地局100へ送信してもよい。そして、基地局100は、上記重み係数の上記セットを記憶部140に記憶してもよい。その後のいずれかのタイミングで、重み取得部160は、記憶部140に記憶されている上記重み係数の上記セットを取得してもよい。
−複数の特定のエリア
重み取得部160は、複数の特定のエリアの各々について、特定のエリアをカバーする指向性ビームを形成するための重み係数のセットを取得し得る。以下、図17を参照して、このような複数の特定のエリアと指向性ビームとの例を説明する。
図17は、複数の特定のエリアの各々をカバーする指向性ビームの例を説明するための説明図である。図17を参照すると、基地局100Aが示されている。図15の例と同様に、基地局100Aの重み取得部160は、特定の場所40を含む特定のエリア60Aをカバーする指向性ビームを形成するための重み係数のセットを取得する。さらに、基地局100Aの重み取得部160は、特定のエリア60Aとは異なる特定のエリア60Bをカバーする指向性ビームを形成するための重み係数のセットも取得する。
(b)端末装置に向けた指向性ビーム
また、例えば、重み取得部160は、端末装置20に向けた指向性ビームを指向性アンテナにより形成するための重み係数のセットを取得する。
例えば、処理部150は、端末装置20からのフィードバック情報に基づいて、端末装置20に向けた指向性ビームを形成するための重み係数のセットを決定する。そして、当該重み係数の当該セットは、記憶部140に記憶される。その後のいずれかのタイミングで、重み取得部160は、記憶部140に記憶されている上記重み係数の上記セットを取得する。なお、上記フィードバック情報は、例えば、ビームフォーミングのための推奨プリコーディング行列(換言すると、重み係数の推奨セット)である。
(送信制御部170)
(a)マルチキャスト信号の送信
送信制御部170は、マルチキャスト信号が指向性ビームにより送信されるように上記マルチキャスト信号の送信を制御する。
−マルチキャスト信号
例えば、上記マルチキャスト信号は、MBSFNのマルチキャスト信号である。即ち、MBSFNのマルチキャスト信号が指向性ビームにより送信される。
これにより、例えば、MBSFNのマルチキャスト信号は、セル10全体ではなく、限られたエリア内でのみ受信され得る。そのため、例えば、当該限られたエリアの方向以外の方向への指向性ビームにより、他の信号(例えば、他のマルチキャスト信号又はユニキャスト信号)が送信され得る。即ち、MBSFNのマルチキャストが行われる場合に、MBSFNサブフレームの無線リソースがより有効に利用され得る。
第1に、例えば、上記マルチキャス信号は、物理マルチキャストチャネル(Physical Multicast Channel:PMCH)上で送信される信号を含む。即ち、送信制御部170は、PMCH上で送信される信号が指向性ビームで送信されるように、当該信号の送信を制御する。
より具体的には、例えば、上記PMCH上で送信される上記信号は、トラフィックチャネルの信号を含む。当該トラフィックチャネルは、例えば、MTCH(Multicast Traffic Channel)である。即ち、送信制御部170は、MTCHの信号が指向性ビームで送信されるように、当該信号の送信を制御する。
また、例えば、上記PMCH上で送信される上記信号は、各トラフィックチャネルのスケジューリングを特定するために使用されるスケジューリング情報の信号を含む。当該スケジューリング情報は、例えば、各MTCHのスケジューリングを特定するために使用されるMSI(Multicast Channel (MCH) Scheduling Information)である。即ち、送信制御部170は、MSIの信号が指向性ビームで送信されるように、当該信号の送信を制御する。
また、例えば、上記PMCH上で送信される上記信号は、制御チャネルの信号を含む。当該制御チャネルは、例えば、MCCH(Multicast Control Channel)である。即ち、送信制御部170は、MCCHの信号が指向性ビームで送信されるように、当該信号の送信を制御する。
第2に、例えば、上記マルチキャス信号は、MBSFNリファレンス信号(MBSFN−RS)を含む。即ち、送信制御部170は、MBSFN−RSが指向性ビームで送信されるように、MBSFN−RSの送信を制御する。
−特定のエリアをカバーする指向性ビームによる送信
例えば、上記指向性ビームは、特定のエリアをカバーするビームである。即ち、送信制御部170は、特定のエリアをカバーする指向性ビームによりマルチキャスト信号が送信されるように上記マルチキャスト信号の送信を制御する。
図15を再び参照すると、例えば、基地局100Aの送信制御部170による制御により、基地局100Aは、特定のエリア60Aをカバーする指向性ビームにより、マルチキャスト信号を送信する。そのため、特定のエリア60A内に位置する端末装置20Aは上記マルチキャスト信号を受信するが、特定のエリア60外に位置する端末装置20(例えば、端末装置20B及び20C)は上記マルチキャスト信号を受信しない。
これにより、例えば、上記特定のエリアの方向以外の方向への指向性ビームにより、他の信号(例えば、他のマルチキャスト信号又はユニキャスト信号)が送信され得る。即ち、マルチキャストが行われる場合に、無線リソースがより有効に利用され得る。
−−特定のエリアに対応するマルチキャスト信号
さらに、例えば、上記マルチキャスト信号は、上記特定のエリアに対応するマルチキャスト信号である。より具体的には、例えば、上記特定のエリアは、MBSFNエリアに属し、上記マルチキャスト信号は、上記MBSFNエリアのマルチキャスト信号である。即ち、送信制御部170は、特定のエリアをカバーする指向性ビームにより、当該特定のエリアが属するMBSFNエリアのマルチキャスト信号が送信されるように、上記マルチキャスト信号の送信を制御する。
図15を再び参照すると、例えば、基地局100Aの送信制御部170による制御により、基地局100Aは、特定のエリア60Aをカバーする指向性ビームにより、特定のエリア60Aが属するMBSFNエリアのマルチキャスト信号を送信する。
これにより、例えば、セル10よりも小さいエリアでの、当該エリアに対応するマルチキャストが可能になる。より具体的には、例えば、セル10よりも小さいエリアでのMBSFNが可能になる。そのため、特定の場所(競技場、ショッピングモール又は観光スポットなど)でのマルチキャストのニーズに応えつつ、無線リソースを有効に利用することができる。
−−複数の基地局によるマルチキャスト信号の送信
なお、例えば、1つ以上の他の基地局100も、上記特定のエリアと重なるエリアをカバーする指向性ビームを送信する。また、基地局100及び当該1つ以上の他の基地局100は、指向性ビームにより、同一の無線リソースで同一の信号を送信する。即ち、複数の基地局100によるMBSFNの送信が行われる。以下、この点について、図18を参照して具体例を説明する。
図18は、複数の基地局100によるマルチキャスト信号の送信の第1の例を説明するための説明図である。図18を参照すると、基地局100A、100B及び100Cが示されている。例えば、基地局100A、100B及び100Cは、特定のエリア60Aをカバーする指向性ビームにより、同一の無線リソースで同一のマルチキャスト信号を送信する。例えば、特定のエリア60Aは、MBSFNエリアに属し、上記同一のマルチキャスト信号は、上記MBSFNエリアのマルチキャスト信号である。
これにより、例えば、特定のエリア内でのマルチキャスト信号の受信品質が良好になる。より具体的には、例えば、セル10よりも小さいエリアが属するMBSFNエリアでも、一般的なMBSFNエリアと同様に、受信品質が良好になり得る。
なお、図18の例では、基地局100B及び100Cにより形成される指向性ビームによりカバーされる特定のエリアが、基地局100Aにより形成される指向性ビームによりカバーされる特定のエリア60Aと完全に一致しているが、当然ながら、本実施形態は係る例に限定されない。例えば、基地局100Bにより形成される指向性ビームによりカバーされる特定のエリアが、特定のエリア60Aと部分的に重なっていてもよい。同様に、基地局100Cにより形成される指向性ビームによりカバーされる特定のエリアも、特定のエリア60Aと部分的に重なっていてもよい。このような複数の特定のエリアが、1つのMBSFNエリアに属し得る。以下、この点について図19及び図20を参照して具体例を説明する。
図19は、複数の基地局100によるマルチキャスト信号の送信の第2の例を説明するための説明図である。図19を参照すると、基地局100A、100B及び100Cが示されている。例えば、基地局100Aは、特定のエリア60Aをカバーする指向性ビームにより、マルチキャスト信号を送信する。また、基地局100Bは、特定のエリア60Aと部分的に重なる特定のエリア60Dをカバーする指向性ビームにより、同一の無線リソースで同一のマルチキャスト信号を送信する。また、基地局100Cは、特定のエリア60Aと部分的に重なる特定のエリア60Eをカバーする指向性ビームにより、同一の無線リソースで同一のマルチキャスト信号を送信する。この例では、特定のエリア60Eは、特定のエリア60Dとも重なる。例えば、特定のエリア60A、60D及び60Eは、同一のMBSFNエリアに属し、上記同一のマルチキャスト信号は、上記MBSFNエリアのマルチキャスト信号である。
当然ながら、図19は一例であり、本実施形態は係る例に限定されない。例えば、特定のエリア60Aは、特定のエリア60D及び60Eの一方と重なり、他方と重ならなくてもよい。この場合に、特定のエリア60D及び60Eが、互いに重なっていてもよい。あるいは、特定のエリア60A、60D及び60Eのうちの少なくとも1つは、他のいずれとも重ならなくてもよい。即ち、特定のエリア60A、60D及び60Eのうちの少なくとも1つが孤立してもよい。
−複数の特定のエリア
例えば、送信制御部170は、複数の特定のエリアの各々について、特定のエリアをカバーする指向性ビームにより、当該特定のエリアに対応するマルチキャスト信号が送信されるように、上記複数の特定のエリアの各々に対応するマルチキャスト信号の送信を制御する。
図17を再び参照すると、例えば、基地局100Aの送信制御部170による制御により、基地局100Aは、特定のエリア60Aをカバーする指向性ビームにより、特定のエリア60Aが属する第1のMBSFNエリアのマルチキャスト信号を送信する。そのため、端末装置20は、特定のエリア60A内で、上記第1のMBSFNエリアのマルチキャスト信号を受信することができる。また、基地局100Aの送信制御部170による制御により、基地局100Aは、特定のエリア60Bをカバーする指向性ビームにより、特定のエリア60Bが属する第2のMBSFNエリアのマルチキャスト信号を送信する。そのため、端末装置20は、特定のエリア60B内で、上記第2のMBSFNエリアのマルチキャスト信号を受信することができる。
−−同一のMBSFNサブフレームでの送信
例えば、送信制御部170は、同一のサブフレームで、複数の特定のエリアの各々について、特定のエリアをカバーする指向性ビームにより、当該特定のエリアに対応するマルチキャスト信号が送信されるように、上記複数の特定のエリアの各々に対応するマルチキャスト信号の送信を制御する。
図17を再び参照すると、例えば、特定のエリア60Aが属する第1のMBSFNエリアと、特定のエリア60Bが属する第2のMBSFNエリアとに、同一のMBSFNサブフレームが割り当てられる。この場合に、基地局100Aは、上記同一のMBSFNサブフレームで、特定のエリア60Aをカバーする指向性ビームにより、上記第1のMBSFNエリアの信号を送信する。また、基地局100Aは、上記同一のMBSFNサブフレームで、特定のエリア60Bをカバーする指向性ビームにより、上記第2のMBSFNエリアの信号を送信する。以下、この点について、図20を参照して、さらに具体的な例を説明する。
図20は、同一のMBSサブフレームにおける複数のMBSFNエリアのマルチキャスト信号の送信の例を説明するための説明図である。図20を参照すると、各SFNの無線フレームに含まれるサブフレームが示されている。例えば、図17に示される特定のエリア60Aが属する第1のMBSFNエリア、及び図17に示される特定のエリア60Bが属する第1のMBSFNエリアには、SFNが2及び3である無線フレームの中の♯2、♯3及び♯7のサブフレームが、MBSFNサブフレームとして割り当てられる。よって、基地局100Aは、これらのMBSサブフレームで、特定のエリア60Aをカバーする指向性ビームにより上記第1のMBSFNエリアのマルチキャスト信号を送信し、特定のエリア60Bをカバーする指向性ビームにより上記第2のMBSFNエリアのマルチキャスト信号を送信する。
これにより、例えば、同一の無線リソースで異なるマルチキャスト信号が送信され得る。より具体的には、例えば、同一のMBSFNサブフレームで、異なるMBSFNエリアのマルチキャスト信号が送信され得る。よって、無線リソースがより有効に利用され得る。
なお、図13を参照して説明したように、例えば、一般的なMBSFNエリアとして、第3のMBSFNエリア50A及び第4のMBSFNエリア50Bも存在する。そのため、図20を再び参照すると、例えば、SFNが4である無線フレームの中の♯2、♯3及び♯7のサブフレームが、第3のMBSFNエリア50AのMBSFNサブフレームとして割り当てられる。また、SFNが5である無線フレームの中の♯2、♯3及び♯7のサブフレームが、第4のMBSFNエリア50BのMBSFNサブフレームとして割り当てられる。
−−複数の基地局によるマルチキャスト信号の送信
なお、例えば、上記複数の特定のエリアの各々について、特定のエリアと重なるエリアをカバーする指向性ビームが、1つ以上の他の基地局100により送信される。また、基地局100及び当該1つ以上の他の基地局100は、指向性ビームにより、同一の無線リソースで同一の信号を送信する。即ち、上記複数の特定のエリアの各々について、複数の基地局100によるMBSFNの送信が行われる。以下、この点について、図21を参照して具体例を説明する。
図21は、複数の基地局100によるマルチキャスト信号の送信の第3の例を説明するための説明図である。図21を参照すると、基地局100A、100B及び100Cが示されている。例えば、図18の例と同様に、基地局100A、100B及び100Cは、特定のエリア60Aをカバーする指向性ビームにより、同一の無線リソースで同一のマルチキャスト信号を送信する。例えば、特定のエリア60Aは、第1のMBSFNエリアに属し、上記同一のマルチキャスト信号は、上記第1のMBSFNエリアのマルチキャスト信号である。また、基地局100A及び100Bは、特定のエリア60Bをカバーする指向性ビームにより、同一の無線リソースで同一のマルチキャスト信号を送信する。例えば、特定のエリア60Bは、第2のMBSFNエリアに属し、上記同一のマルチキャスト信号は、上記第2のMBSFNエリアのマルチキャスト信号である。
これにより、例えば、特定のエリア内でのマルチキャスト信号の受信品質が良好になる。より具体的には、例えば、セル10よりも小さいエリアが属するMBSFNエリアでも、一般的なMBSFNエリアと同様に、受信品質が良好になり得る。
−送信の制御の具体的な内容
上述したように、とりわけ本実施形態では、例えば、重み取得部160は、特定のエリアをカバーする指向性ビームを指向性アンテナにより形成するための重み係数のセットを取得する。そして、送信制御部170は、当該重み係数の当該セットを用いて、上記マルチキャスト信号が上記指向性ビームにより送信されるように上記マルチキャスト信号の送信を制御する。
より具体的には、例えば、送信制御部170は、上記重み係数の上記セットを上記マルチキャスト信号に乗算する。これにより、上記マルチキャスト信号は、上記指向性ビームにより送信される。以下、図22及び図23を参照して、上記送信の制御の具体例を説明する。
図22は、重み係数のセットを用いた送信の制御の第1の例を説明するための説明図である。図22を参照すると、例えば、まず、物理チャネル上で送信される物理チャネル信号81及びリファレンス信号83が、リソースエレメントにマッピングされる(S171)。例えば、物理チャネル信号81は、PMCH上で送信される信号であり、リファレンス信号83は、MBSFN−RSである。その後、物理チャネル信号81及びリファレンス信号83は、指向性アンテナ111のアンテナ素子ごとに、アンテナ素子の重み係数と乗算される(S173)。当該重み係数のセットは、特定のエリア(例えば、図15の例の特定のエリア60A)をカバーする指向性ビームを形成するためのものである。そして、アンテナ素子ごとに、乗算後の信号からOFDMAの信号が生成される(S177)。その後、生成せれたOFDMAの信号は、アナログ信号に変換され、RF部121及び指向性アンテナ111のアンテナ素子を通じて送信される。これにより、マルチキャスト信号が、上記特定のエリア(例えば、図15の例の特定のエリア60A)をカバーする指向性ビームにより送信される。
図23は、重み係数のセットを用いた送信の制御の第2の例を説明するための説明図である。当該第2の例は、同一のMBSサブフレームにおいて2つのMBSFNエリアのマルチキャスト信号が送信される場合の例である。図23を参照すると、第1のMBSFNエリアの物理チャネル信号81A及びリファレンス信号83Aが、リソースエレメントにマッピングされ(S171A)、指向性アンテナ111のアンテナ素子ごとに、アンテナ素子の重み係数と乗算される(S173A)。当該重み係数のセットは、第1の特定のエリア(例えば、図17の例の特定のエリア60A)をカバーする指向性ビームを形成するためのものである。また、第2のMBSFNエリアの物理チャネル信号81B及びリファレンス信号83Bが、リソースエレメントにマッピングされ(S171B)、指向性アンテナ111のアンテナ素子ごとに、アンテナ素子の重み係数と乗算される(S173B)。当該重み係数のセットは、第2の特定のエリア(例えば、図17の例の特定のエリア60B)をカバーする指向性ビームを形成するためのものである。例えば、物理チャネル信号81は、PMCH上で送信される信号であり、リファレンス信号83は、MBSFN−RSである。その後、アンテナ素子ごとに、乗算後の物理チャネル信号81A及びリファレンス信号83Aと、乗算後の物理チャネル信号81B及びリファレンス信号83Bとが、加算される(S175)。そして、アンテナ素子ごとに、加算後の信号からOFDMAの信号が生成される(S177)。その後、生成せれたOFDMAの信号は、アナログ信号に変換され、RF部121及び指向性アンテナ111のアンテナ素子を通じて送信される。これにより、上記第1のMBSFNエリアのマルチキャスト信号が、上記第1の特定のエリア(例えば、図17の例の特定のエリア60A)をカバーする指向性ビームにより送信される。また、上記第2のMBSFNエリアのマルチキャスト信号が、上記第2の特定のエリア(例えば、図17の例の特定のエリア60B)をカバーする指向性ビームにより送信される。
(b)ユニキャスト信号などの送信
−ユニキャスト信号の送信
例えば、送信制御部170は、同一のサブフレームで、マルチキャスト信号が指向性ビームにより送信され、端末装置20宛てのユニキャスト信号が端末装置20に向けた他の指向性ビームにより送信されるように、上記マルチキャスト信号及び上記ユニキャスト信号の送信を制御する。なお、端末装置20に向けた上記他の指向性ビームは、上記指向性ビームとは異なる方向へのビームである。
図15を再び参照すると、例えば、特定のエリア60Aは、第1のMBSFNエリアに属する。そして、基地局100Aの送信制御部170による制御により、基地局100Aは、上記第1のMBSFNエリアのMBSFNサブフレームで、特定のエリア60Aをカバーする指向性ビームにより、上記第1のMBSFNエリアのマルチキャスト信号を送信する。さらに、基地局100Aの送信制御部170による制御により、基地局100Aは、上記MBSFNサブフレームで、例えば、端末装置20Cに向けた指向性ビームにより、端末装置20C宛てのユニキャスト信号を送信する。
これにより、例えば、同一の無線リソースでマルチキャスト信号及びユニキャスト信号の両方が送信され得る。より具体的には、例えば、MBSFNサブフレームで、マルチキャスト信号に加えてユニキャスト信号が送信され得る。よって、無線リソースがより有効に利用され得る。
−リファレンス信号の送信
さらに、例えば、送信制御部170は、上記同一のサブフレームで、セル固有のリファレンス信号(Cell-specific Reference Signal:CRS)が端末装置20に向けた上記他の指向性ビームにより送信されるように、上記CRSの送信を制御する。
図15を再び参照すると、例えば、特定のエリア60Aが属する第1のMBSFNエリアのMBSFNサブフレームで、基地局100Aは、端末装置20Cに向けた指向性ビームにより、端末装置20C宛てのユニキャスト信号及びセル10のCRSを送信する。
これにより、例えば、端末装置20は、ユニキャスト信号の復調を行うことが可能になる。
なお、送信制御部170は、上記同一のサブフレームで、端末装置20のための端末装置固有のリファレンス信号が端末装置20に向けた上記他の指向性ビームにより送信されるように、上記端末装置固有のリファレンス信号の送信を制御してもよい。上記端末装置固有のリファレンス信号は、例えば、UE固有のリファレンス信号(UE-Specific Reference Signal:URS)であってもよい。
図15を再び参照すると、例えば、特定のエリア60Aが属する第1のMBSFNエリアのMBSFNサブフレームで、基地局100Aは、端末装置20Cに向けた指向性ビームにより、端末装置20C宛てのユニキャスト信号及び端末装置20のURSを送信してもよい。
これにより、例えば、端末装置20は、ユニキャスト信号の復調を行うことが可能になる。
−送信の制御の具体的な内容
上述したように、とりわけ本実施形態では、例えば、重み取得部160は、端末装置20に向けた指向性ビームを指向性アンテナにより形成するための重み係数のセットを取得する。そして、送信制御部170は、当該重み係数の当該セットを用いて、端末装置20に向けた上記指向性ビームにより上記ユニキャスト信号(及び上記リファレンス信号)が送信されるように、上記ユニキャスト信号の送信を制御する。
なお、さらに具体的な処理の内容は、図22及び図23を参照して説明したマルチキャスト信号の送信の制御と同様である。よって、重複する記載を省略する。
(c)その他
−制御チャネルの構成を示す情報を含むシステム情報ブロックの信号
例えば、送信制御部170は、上記制御チャネルの構成を示す情報を含むシステム情報ブロックの信号が上記指向性ビームにより送信されるように、上記システム情報ブロックの上記信号の送信を制御する。
例えば、上記制御チャネルは、MCCHであり、上記システム情報ブロックは、SIB13である。即ち、送信制御部170による制御により、基地局100は、指向性ビームによりSIB13の信号及びマルチキャスト信号を送信する。より具体的には、例えば、図15を再び参照すると、基地局100は、特定のエリア60Aをカバーする指向性ビームによりSIB13の信号を送信し、特定のエリア60Aをカバーする指向性ビームにより上記マルチキャスト信号を送信する。
これにより、例えば、特定のエリア60ごとに、上記システム情報ブロック(例えば、SIB13)を送信することが可能になる。よって、特定のエリア60ごとに、制御チャネル(例えば、MCCH)の構成が決められ得る。
−MBSFNサブフレームを示す情報の信号
例えば、送信制御部170は、MBSFNのマルチキャスト信号が送信されるMBSFNサブフレームを示す情報の信号が、上記指向性ビームを形成する指向性アンテナにより形成される全ての指向性ビームにより送信されるように、上記情報の上記信号の送信を制御する。
例えば、上記MBSFNサブフレームを示す情報は、MBSFNサブフレームを示すシステム情報ブロック又は当該システム情報ブロックの一部である。一例として、当該システム情報ブロックは、SIB2である。即ち、送信制御部170による制御により、基地局100は、指向性アンテナにより形成される全ての指向性ビームにより、SIB2又はSIB2の一部を送信する。
これにより、例えば、全ての端末装置20がMBSFNサブフレームを知ることが可能になる。即ち、端末装置20は、CRSの測定を行うべきサブフレーム(例えば、MBSFNサブフレーム以外のサブフレーム)を知ることが可能になる。その結果、正しい測定結果が報告され、適切なセルが選択され得る。
なお、送信制御部170は、MBSFNのマルチキャスト信号が送信されるMBSFNサブフレームを示す情報の信号が、無指向性の電波で又はセクタビームにより送信されるように、上記情報の上記信号の送信を制御してもよい。例えば、送信制御部170による制御により、基地局100は、無指向性の電波又はセクタビームにより、SIB2又はSIB2の一部を送信してもよい。
これにより、例えば、全ての端末装置20がMBSFNサブフレームを知ることが可能になる。即ち、端末装置20は、CRSの測定を行うべきサブフレーム(例えば、MBSFNサブフレーム以外のサブフレーム)を知ることが可能になる。その結果、正しい測定結果が報告され、適切なセルが選択され得る。
<4.処理の流れ>
続いて、図24を参照して、本実施形態に係る処理の例を説明する。図24は、本実施形態に係る処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。
第1制御装置31は、特定の場所を示す場所情報を基地局100へ送信する(S401)。例えば、図21を再び参照すると、第1制御装置31は、第1の特定の場所40を示す第1の場所情報、及び、第2の特定の場所(図示せず)を示す第2の場所情報を、基地局100A及び基地局100Bへ送信する。また、例えば、第1制御装置31は、第1の特定の場所40を示す第1の場所情報を、基地局100Cへ送信する。なお、上記第2の特定の場所(図示せず)は、特定のエリア60Bに含まれる場所である。
基地局100は、上記場所情報に基づいて、上記特定の場所を含む特定のエリアをカバーする指向性ビームを形成するための重み係数のセットを算出する(S403)。当該特定のエリアは、MBSFNエリアに属する。
また、第1制御装置31は、MBMSセッション開始要求メッセージ(MBMS Session Start Request message)を基地局100へ送信する(S405)。また、第1制御装置31は、MBMSスケジューリング情報メッセージ(MBMS Scheduling Information message)を基地局100へ送信する(S407)。例えば、図13及び図21を再び参照すると、基地局100Aへ送信されるMBSFNスケジューリング情報メッセージは、特定のエリア60Aが属する第1のMBSFNエリア、特定のエリア60Bが属する第2のMBSFNエリア、及び第3のMBSFNエリア50Aについてのスケジューリング情報を含む。また、例えば、基地局100Bへ送信されるMBSFNスケジューリング情報メッセージも、上記第1のMBSFNエリア、上記第2のMBSFNエリア、及び第3のMBSFNエリア50Aについてのスケジューリング情報を含む。また、基地局100Cへ送信されるMBSFNスケジューリング情報メッセージは、上記第1のMBSFNエリア、第3のMBSFNエリア50A及び第4のMBSFNエリア50Bについてのスケジューリング情報を含む。
基地局100は、全ての指向性ビーム(又は、無指向性の電波若しくはセクタビーム)により、MBSFNのマルチキャスト信号が送信されるMBSFNサブフレームを示すSIB2(又はSIB2の一部)を送信する(S409)。
また、基地局100は、上記重み係数の上記セットを用いて、上記特定のエリアをカバーする指向性ビームにより、当該特定のエリアが属する上記MBSFNエリアのMCCHの構成を示すSIB13を送信する(S411)。
また、基地局100は、MBSFNサブフレームで、上記重み係数の上記セットを用いて、上記特定のエリアをカバーする指向性ビームにより、当該特定のエリアが属する上記MBSFNエリアのMCCHの信号(及びMBSFN−RS)を送信する(S413)。なお、基地局100は、当該MBSFNサブフレームで、他の特定のエリアをカバーする他の指向性ビームにより、当該他の特定のエリアが属するMBSFNエリアのマルチキャスト信号を送信し得る。また、基地局100は、当該MBSFNサブフレームで、端末装置20に向けた他の指向性ビームにより、端末装置20宛てのユニキャスト信号を送信し得る。
また、第2制御装置33は、BM−SCからのMBSFNデータ(例えば、マルチキャストIPパケット)を基地局100へ転送する(S415)。そして、基地局100は、MBSFNサブフレームで、上記重み係数の上記セットを用いて、上記特定のエリアをカバーする指向性ビームにより、当該特定のエリアが属する上記MBSFNエリアのMTCHの信号及び当該MTCHのためのMSIの信号(並びにMBSFN−RS)を送信する(S417)。なお、基地局100は、当該MBSFNサブフレームで、他の特定のエリアをカバーする他の指向性ビームにより、当該他の特定のエリアが属するMBSFNエリアのマルチキャスト信号を送信し得る。また、基地局100は、当該MBSFNサブフレームで、端末装置20に向けた他の指向性ビームにより、端末装置20宛てのユニキャスト信号を送信し得る。
<5.応用例>
本開示に係る技術は、様々な製品へ応用可能である。例えば、基地局100は、マクロeNB又はスモールeNBなどのいずれかの種類のeNB(evolved Node B)として実現されてもよい。スモールeNBは、ピコeNB、マイクロeNB又はホーム(フェムト)eNBなどの、マクロセルよりも小さいセルをカバーするeNBであってよい。その代わりに、基地局100は、NodeB又はBTS(Base Transceiver Station)などの他の種類の基地局として実現されてもよい。基地局100は、無線通信を制御する本体(基地局装置ともいう)と、本体とは別の場所に配置される1つ以上のRRH(Remote Radio Head)とを含んでもよい。また、様々な種類の端末が一時的に又は半永続的に基地局機能を実行することにより、基地局100として動作してもよい。
(第1の応用例)
図25は、本開示に係る技術が適用され得るeNBの概略的な構成の第1の例を示すブロック図である。eNB800は、1つ以上のアンテナ810、及び基地局装置820を有する。各アンテナ810及び基地局装置820は、RFケーブルを介して互いに接続され得る。
アンテナ810の各々は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナを構成する複数のアンテナ素子)を有し、基地局装置820による無線信号の送受信のために使用される。とりわけ本実施形態では、少なくとも1つのアンテナ810は、指向性ビームを形成可能な指向性アンテナである。また、少なくとも1つのアンテナ810が、無指向性アンテナ又はセクタアンテナであってもよい。eNB800は、図25に示したように複数のアンテナ810を有し、複数のアンテナ810は、例えばeNB800が使用する複数の周波数帯域にそれぞれ対応してもよい。なお、図25にはeNB800が複数のアンテナ810を有する例を示したが、eNB800は単一のアンテナ810を有してもよい。
基地局装置820は、コントローラ821、メモリ822、ネットワークインタフェース823及び無線通信インタフェース825を備える。
コントローラ821は、例えばCPU又はDSPであってよく、基地局装置820の上位レイヤの様々な機能を動作させる。例えば、コントローラ821は、無線通信インタフェース825により処理された信号内のデータからデータパケットを生成し、生成したパケットをネットワークインタフェース823を介して転送する。コントローラ821は、複数のベースバンドプロセッサからのデータをバンドリングすることによりバンドルドパケットを生成し、生成したバンドルドパケットを転送してもよい。また、コントローラ821は、無線リソース管理(Radio Resource Control)、無線ベアラ制御(Radio Bearer Control)、移動性管理(Mobility Management)、流入制御(Admission Control)又はスケジューリング(Scheduling)などの制御を実行する論理的な機能を有してもよい。また、当該制御は、周辺のeNB又はコアネットワークノードと連携して実行されてもよい。メモリ822は、RAM及びROMを含み、コントローラ821により実行されるプログラム、及び様々な制御データ(例えば、端末リスト、送信電力データ及びスケジューリングデータなど)を記憶する。
ネットワークインタフェース823は、基地局装置820をコアネットワーク824に接続するための通信インタフェースである。コントローラ821は、ネットワークインタフェース823を介して、コアネットワークノード又は他のeNBと通信してもよい。その場合に、eNB800と、コアネットワークノード又は他のeNBとは、論理的なインタフェース(例えば、S1インタフェース又はX2インタフェース)により互いに接続されてもよい。ネットワークインタフェース823は、有線通信インタフェースであってもよく、又は無線バックホールのための無線通信インタフェースであってもよい。ネットワークインタフェース823が無線通信インタフェースである場合、ネットワークインタフェース823は、無線通信インタフェース825により使用される周波数帯域よりもより高い周波数帯域を無線通信に使用してもよい。
無線通信インタフェース825は、LTE(Long Term Evolution)又はLTE−Advancedなどのいずれかのセルラー通信方式をサポートし、アンテナ810を介して、eNB800のセル内に位置する端末に無線接続を提供する。無線通信インタフェース825は、典型的には、ベースバンド(BB)プロセッサ826及びRF回路827などを含み得る。BBプロセッサ826は、例えば、符号化/復号、変調/復調及び多重化/逆多重化などを行なってよく、各レイヤ(例えば、L1、MAC(Medium Access Control)、RLC(Radio Link Control)及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol))の様々な信号処理を実行する。BBプロセッサ826は、コントローラ821の代わりに、上述した論理的な機能の一部又は全部を有してもよい。BBプロセッサ826は、通信制御プログラムを記憶するメモリ、当該プログラムを実行するプロセッサ及び関連する回路を含むモジュールであってもよく、BBプロセッサ826の機能は、上記プログラムのアップデートにより変更可能であってもよい。また、上記モジュールは、基地局装置820のスロットに挿入されるカード若しくはブレードであってもよく、又は上記カード若しくは上記ブレードに搭載されるチップであってもよい。一方、RF回路827は、ミキサ、フィルタ及びアンプなどを含んでもよく、アンテナ810を介して無線信号を送受信する。
無線通信インタフェース825は、図25に示したように複数のBBプロセッサ826を含み、複数のBBプロセッサ826は、例えばeNB800が使用する複数の周波数帯域にそれぞれ対応してもよい。また、無線通信インタフェース825は、図25に示したように複数のRF回路827を含み、複数のRF回路827は、例えば複数のアンテナ素子にそれぞれ対応してもよい。なお、図25には無線通信インタフェース825が複数のBBプロセッサ826及び複数のRF回路827を含む例を示したが、無線通信インタフェース825は単一のBBプロセッサ826又は単一のRF回路827を含んでもよい。
図25に示したeNB800において、図14を参照して説明した重み取得部160及び送信制御部170は、無線通信インタフェース825において実装されてもよい。あるいは、これらの構成要素の少なくとも一部は、コントローラ821において実装されてもよい。一例として、eNB800は、無線通信インタフェース825の一部(例えば、BBプロセッサ826)若しくは全部、及び/又コントローラ821を含むモジュールを搭載し、当該モジュールにおいて重み取得部160及び送信制御部170が実装されてもよい。この場合に、上記モジュールは、プロセッサを重み取得部160及び送信制御部170として機能させるためのプログラム(換言すると、プロセッサに重み取得部160及び送信制御部170の動作を実行させるためのプログラム)を記憶し、当該プログラムを実行してもよい。別の例として、プロセッサを重み取得部160及び送信制御部170として機能させるためのプログラムがeNB800にインストールされ、無線通信インタフェース825(例えば、BBプロセッサ826)及び/又コントローラ821が当該プログラムを実行してもよい。以上のように、重み取得部160及び送信制御部170を備える装置としてeNB800、基地局装置820又は上記モジュールが提供されてもよく、プロセッサを重み取得部160及び送信制御部170として機能させるためのプログラムが提供されてもよい。また、上記プログラムを記憶した読み取り可能な記憶媒体が提供されてもよい。
(第2の応用例)
図26は、本開示に係る技術が適用され得るeNBの概略的な構成の第2の例を示すブロック図である。eNB830は、1つ以上のアンテナ840、基地局装置850、及びRRH860を有する。各アンテナ840及びRRH860は、RFケーブルを介して互いに接続され得る。また、基地局装置850及びRRH860は、光ファイバケーブルなどの高速回線で互いに接続され得る。
アンテナ840の各々は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナを構成する複数のアンテナ素子)を有し、RRH860による無線信号の送受信のために使用される。とりわけ本実施形態では、少なくとも1つのアンテナ840は、指向性ビームを形成可能な指向性アンテナである。また、少なくとも1つのアンテナ840が、無指向性アンテナ又はセクタアンテナであってもよい。eNB830は、図26に示したように複数のアンテナ840を有し、複数のアンテナ840は、例えばeNB830が使用する複数の周波数帯域にそれぞれ対応してもよい。なお、図26にはeNB830が複数のアンテナ840を有する例を示したが、eNB830は単一のアンテナ840を有してもよい。
基地局装置850は、コントローラ851、メモリ852、ネットワークインタフェース853、無線通信インタフェース855及び接続インタフェース857を備える。コントローラ851、メモリ852及びネットワークインタフェース853は、図25を参照して説明したコントローラ821、メモリ822及びネットワークインタフェース823と同様のものである。
無線通信インタフェース855は、LTE又はLTE−Advancedなどのいずれかのセルラー通信方式をサポートし、RRH860及びアンテナ840を介して、RRH860に対応するセクタ内に位置する端末に無線接続を提供する。無線通信インタフェース855は、典型的には、BBプロセッサ856などを含み得る。BBプロセッサ856は、接続インタフェース857を介してRRH860のRF回路864と接続されることを除き、図25を参照して説明したBBプロセッサ826と同様のものである。無線通信インタフェース855は、図26に示したように複数のBBプロセッサ856を含み、複数のBBプロセッサ856は、例えばeNB830が使用する複数の周波数帯域にそれぞれ対応してもよい。なお、図26には無線通信インタフェース855が複数のBBプロセッサ856を含む例を示したが、無線通信インタフェース855は単一のBBプロセッサ856を含んでもよい。
接続インタフェース857は、基地局装置850(無線通信インタフェース855)をRRH860と接続するためのインタフェースである。接続インタフェース857は、基地局装置850(無線通信インタフェース855)とRRH860とを接続する上記高速回線での通信のための通信モジュールであってもよい。
また、RRH860は、接続インタフェース861及び無線通信インタフェース863を備える。
接続インタフェース861は、RRH860(無線通信インタフェース863)を基地局装置850と接続するためのインタフェースである。接続インタフェース861は、上記高速回線での通信のための通信モジュールであってもよい。
無線通信インタフェース863は、アンテナ840を介して無線信号を送受信する。無線通信インタフェース863は、典型的には、RF回路864などを含み得る。RF回路864は、ミキサ、フィルタ及びアンプなどを含んでもよく、アンテナ840を介して無線信号を送受信する。無線通信インタフェース863は、図26に示したように複数のRF回路864を含み、複数のRF回路864は、例えば複数のアンテナ素子にそれぞれ対応してもよい。なお、図26には無線通信インタフェース863が複数のRF回路864を含む例を示したが、無線通信インタフェース863は単一のRF回路864を含んでもよい。
図26に示したeNB830において、図14を参照して説明した重み取得部160及び送信制御部170は、無線通信インタフェース855及び/又は無線通信インタフェース863において実装されてもよい。あるいは、これらの構成要素の少なくとも一部は、コントローラ851において実装されてもよい。一例として、eNB830は、無線通信インタフェース855の一部(例えば、BBプロセッサ856)若しくは全部、及び/又コントローラ851を含むモジュールを搭載し、当該モジュールにおいて重み取得部160及び送信制御部170が実装されてもよい。この場合に、上記モジュールは、プロセッサを重み取得部160及び送信制御部170として機能させるためのプログラム(換言すると、プロセッサに重み取得部160及び送信制御部170の動作を実行させるためのプログラム)を記憶し、当該プログラムを実行してもよい。別の例として、プロセッサを重み取得部160及び送信制御部170として機能させるためのプログラムがeNB830にインストールされ、無線通信インタフェース855(例えば、BBプロセッサ856)及び/又コントローラ851が当該プログラムを実行してもよい。以上のように、重み取得部160及び送信制御部170を備える装置としてeNB830、基地局装置850又は上記モジュールが提供されてもよく、プロセッサを重み取得部160及び送信制御部170として機能させるためのプログラムが提供されてもよい。また、上記プログラムを記憶した読み取り可能な記憶媒体が提供されてもよい。
<6.まとめ>
ここまで、図1〜図26を参照して、本開示の実施形態に係る基地局及び処理などを説明した。本開示に係る実施形態によれば、基地局100の送信制御部170は、マルチキャスト信号が指向性ビームにより送信されるように上記マルチキャスト信号の送信を制御する。これにより、例えば、マルチキャストが行われる場合に無線リソースをより有効に利用することが可能になる。
また、例えば、上記マルチキャスト信号は、MBSFNのマルチキャスト信号である。これにより、例えば、MBSFNのマルチキャスト信号は、セル10全体ではなく、限られたエリア内でのみ受信され得る。そのため、例えば、当該限られたエリアの方向以外の方向への指向性ビームにより、他の信号(例えば、他のマルチキャスト信号又はユニキャスト信号)が送信され得る。即ち、MBSFNのマルチキャストが行われる場合に、MBSFNサブフレームの無線リソースがより有効に利用され得る。
また、例えば、上記指向性ビームは、特定のエリアをカバーするビームである。これにより、例えば、上記特定のエリアの方向以外の方向への指向性ビームにより、他の信号(例えば、他のマルチキャスト信号又はユニキャスト信号)が送信され得る。即ち、マルチキャストが行われる場合に、無線リソースがより有効に利用され得る。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態を説明したが、本開示は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、第1制御装置と第2制御装置とが別々の装置である例を説明したが、本開示は係る例に限定されない。例えば、第1制御装置及び第2制御装置は、1つの装置として実装されてもよい。
また、例えば、特定のエリアをカバーする指向性ビームによりマルチキャスト信号が送信される例を説明したが、本開示は係る例に限定されない。例えば、端末装置に向けた指向性ビームによりマルチキャスト信号が送信されてもよい。
また、本明細書の処理における処理ステップは、必ずしもフローチャート又はシーケンス図に記載された順序に沿って時系列に実行されなくてよい。例えば、処理における処理ステップは、フローチャート又はシーケンス図として記載した順序と異なる順序で実行されても、並列的に実行されてもよい。
また、本明細書の基地局に備えられるプロセッサ(例えば、CPU、DSPなど)を上記基地局の構成要素(例えば、重み取得部160及び送信制御部170)として機能させるためのコンピュータプログラム(換言すると、上記プロセッサに上記基地局の構成要素の動作を実行させるためのコンピュータプログラム)も作成可能である。また、当該コンピュータプログラムを記憶した記憶媒体も提供されてもよい。また、上記コンピュータプログラムを記憶するメモリと、上記コンピュータプログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサとを備える装置(例えば、完成品、又は完成品のためのモジュール(部品、処理回路若しくはチップなど))も提供されてもよい。また、上記基地局の構成要素(例えば、重み取得部160及び送信制御部170)の動作を含む方法も、本開示に係る技術に含まれる。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的又は例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記効果とともに、又は上記効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
マルチキャスト信号が指向性ビームにより送信されるように前記マルチキャスト信号の送信を制御する制御部、
を備える装置。
(2)
前記マルチキャスト信号は、MBSFN(Multimedia Broadcast Multicast Service(MBMS) over Single Frequency Network)のマルチキャスト信号である、前記(1)に記載の装置。
(3)
前記マルチキャスト信号は、物理マルチキャストチャネル上で送信される信号を含む、前記(2)に記載の装置。
(4)
前記物理マルチキャストチャネル上で送信される前記信号は、トラフィックチャネルの信号を含む、前記(3)に記載の装置。
(5)
前記物理マルチキャストチャネル上で送信される前記信号は、制御チャネルの信号を含む、前記(3)又は(4)に記載の装置。
(6)
前記制御部は、前記制御チャネルの構成を示す情報を含むシステム情報ブロックの信号が前記指向性ビームにより送信されるように、前記システム情報ブロックの前記信号の送信を制御する、前記(5)に記載の装置。
(7)
前記マルチキャスト信号は、MBSFNリファレンス信号を含む、前記(2)〜(6)のいずれか1項に記載の装置。
(8)
前記指向性ビームは、特定のエリアをカバーするビームである、前記(1)〜(7)のいずれか1項に記載の装置。
(9)
指向性アンテナにより前記指向性ビームを形成するための重み係数のセットを取得する取得部
をさらに備え、
前記制御部は、前記重み係数の前記セットを用いて、前記マルチキャスト信号が前記指向性ビームにより送信されるように前記マルチキャスト信号の送信を制御する、
前記(8)に記載の装置。
(10)
前記マルチキャスト信号は、前記特定のエリアに対応するマルチキャスト信号である、前記(8)又は(9)に記載の装置。
(11)
前記特定のエリアは、MBSFNエリアに属し、
前記マルチキャスト信号は、前記MBSFNエリアのマルチキャスト信号である、
前記(10)に記載の装置。
(12)
前記制御部は、同一のサブフレームで、複数の特定のエリアの各々について、特定のエリアをカバーする指向性ビームにより、当該特定のエリアに対応するマルチキャスト信号が送信されるように、前記複数の特定のエリアの各々に対応するマルチキャスト信号の送信を制御する、前記(10)又は(11)に記載の装置。
(13)
前記制御部は、同一のサブフレームで、前記マルチキャスト信号が前記指向性ビームにより送信され、端末装置宛てのユニキャスト信号が前記端末装置に向けた他の指向性ビームにより送信されるように、前記マルチキャスト信号及び前記ユニキャスト信号の送信を制御し、
前記端末装置に向けた前記他の指向性ビームは、前記指向性ビームとは異なる方向へのビームである、
前記(1)〜(12)のいずれか1項に記載の装置。
(14)
前記制御部は、前記同一のサブフレームで、セル固有のリファレンス信号が前記端末装置に向けた前記他の指向性ビームにより送信されるように、前記セル固有のリファレンス信号の送信を制御する、前記(13)に記載の装置。
(15)
前記制御部は、前記同一のサブフレームで、前記端末装置のための端末装置固有のリファレンス信号が前記端末装置に向けた前記他の指向性ビームにより送信されるように、前記端末装置固有のリファレンス信号の送信を制御する、前記(13)に記載の装置。
(16)
前記マルチキャスト信号は、MBSFNのマルチキャスト信号であり、
前記制御部は、前記マルチキャスト信号が送信されるMBSFNサブフレームを示す情報の信号が、前記指向性ビームを形成する指向性アンテナにより形成される全ての指向性ビームにより送信されるように、前記情報の前記信号の送信を制御する、
前記(1)〜(15)のいずれか1項に記載の装置。
(17)
前記マルチキャスト信号は、MBSFNのマルチキャスト信号であり、
前記制御部は、前記マルチキャスト信号が送信されるMBSFNサブフレームを示す情報の信号が無指向性の電波で又はセクタビームにより送信されるように、前記情報の前記信号の送信を制御する、
前記(1)〜(15)のいずれか1項に記載の装置。
(18)
前記MBSFNサブフレームを示す前記情報は、前記MBSFNサブフレームを示すシステム情報ブロック又は当該システム情報ブロックの一部である、前記(16)又は(17)に記載の装置。
(19)
前記装置は、前記マルチキャスト信号を送信する基地局、当該基地局のための基地局装置、又は当該基地局装置のためのモジュールである、前記(1)〜(18)のいずれか1項に記載の装置。
(20)
プロセッサにより、マルチキャスト信号が指向性ビームにより送信されるように前記マルチキャスト信号の送信を制御すること、
を含む方法。
(21)
マルチキャスト信号が指向性ビームにより送信されるように前記マルチキャスト信号の送信を制御すること、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
(22)
マルチキャスト信号が指向性ビームにより送信されるように前記マルチキャスト信号の送信を制御すること、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記憶した読み取り可能な記憶媒体。
1 通信システム
10 セル
20 端末装置
31 第1制御装置
33 第2制御装置
40 特定の場所
50 MBSFNエリア
60 特定のエリア
100 基地局
160 重み取得部
170 送信制御部

Claims (20)

  1. マルチキャスト信号が指向性ビームにより送信されるように前記マルチキャスト信号の送信を制御する制御部、
    を備える装置。
  2. 前記マルチキャスト信号は、MBSFN(Multimedia Broadcast Multicast Service(MBMS) over Single Frequency Network)のマルチキャスト信号である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記マルチキャスト信号は、物理マルチキャストチャネル上で送信される信号を含む、請求項2に記載の装置。
  4. 前記物理マルチキャストチャネル上で送信される前記信号は、トラフィックチャネルの信号を含む、請求項3に記載の装置。
  5. 前記物理マルチキャストチャネル上で送信される前記信号は、制御チャネルの信号を含む、請求項3に記載の装置。
  6. 前記制御部は、前記制御チャネルの構成を示す情報を含むシステム情報ブロックの信号が前記指向性ビームにより送信されるように、前記システム情報ブロックの前記信号の送信を制御する、請求項5に記載の装置。
  7. 前記マルチキャスト信号は、MBSFNリファレンス信号を含む、請求項2に記載の装置。
  8. 前記指向性ビームは、特定のエリアをカバーするビームである、請求項1に記載の装置。
  9. 指向性アンテナにより前記指向性ビームを形成するための重み係数のセットを取得する取得部
    をさらに備え、
    前記制御部は、前記重み係数の前記セットを用いて、前記マルチキャスト信号が前記指向性ビームにより送信されるように前記マルチキャスト信号の送信を制御する、
    請求項8に記載の装置。
  10. 前記マルチキャスト信号は、前記特定のエリアに対応するマルチキャスト信号である、請求項8に記載の装置。
  11. 前記特定のエリアは、MBSFNエリアに属し、
    前記マルチキャスト信号は、前記MBSFNエリアのマルチキャスト信号である、
    請求項10に記載の装置。
  12. 前記制御部は、同一のサブフレームで、複数の特定のエリアの各々について、特定のエリアをカバーする指向性ビームにより、当該特定のエリアに対応するマルチキャスト信号が送信されるように、前記複数の特定のエリアの各々に対応するマルチキャスト信号の送信を制御する、請求項10に記載の装置。
  13. 前記制御部は、同一のサブフレームで、前記マルチキャスト信号が前記指向性ビームにより送信され、端末装置宛てのユニキャスト信号が前記端末装置に向けた他の指向性ビームにより送信されるように、前記マルチキャスト信号及び前記ユニキャスト信号の送信を制御し、
    前記端末装置に向けた前記他の指向性ビームは、前記指向性ビームとは異なる方向へのビームである、
    請求項1に記載の装置。
  14. 前記制御部は、前記同一のサブフレームで、セル固有のリファレンス信号が前記端末装置に向けた前記他の指向性ビームにより送信されるように、前記セル固有のリファレンス信号の送信を制御する、請求項13に記載の装置。
  15. 前記制御部は、前記同一のサブフレームで、前記端末装置のための端末装置固有のリファレンス信号が前記端末装置に向けた前記他の指向性ビームにより送信されるように、前記端末装置固有のリファレンス信号の送信を制御する、請求項13に記載の装置。
  16. 前記マルチキャスト信号は、MBSFNのマルチキャスト信号であり、
    前記制御部は、前記マルチキャスト信号が送信されるMBSFNサブフレームを示す情報の信号が、前記指向性ビームを形成する指向性アンテナにより形成される全ての指向性ビームにより送信されるように、前記情報の前記信号の送信を制御する、
    請求項1に記載の装置。
  17. 前記マルチキャスト信号は、MBSFNのマルチキャスト信号であり、
    前記制御部は、前記マルチキャスト信号が送信されるMBSFNサブフレームを示す情報の信号が無指向性の電波で又はセクタビームにより送信されるように、前記情報の前記信号の送信を制御する、
    請求項1に記載の装置。
  18. 前記MBSFNサブフレームを示す前記情報は、前記MBSFNサブフレームを示すシステム情報ブロック又は当該システム情報ブロックの一部である、請求項16に記載の装置。
  19. 前記装置は、前記マルチキャスト信号を送信する基地局、当該基地局のための基地局装置、又は当該基地局装置のためのモジュールである、請求項1に記載の装置。
  20. プロセッサにより、マルチキャスト信号が指向性ビームにより送信されるように前記マルチキャスト信号の送信を制御すること、
    を含む方法。
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