JP2015198748A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】図柄表示装置17の表示部17aの前方に位置するよう板状部材20に形成された装着口29aの開口内側に、外周面から内部に導入された光により前側から視認可能となる図柄が形成された導光パネル71,72を配設すると共に、装着口29aの内周面と導光パネル71,72の外周面との間に発光体基板110を配設する。発光体基板110における導光パネル71,72との対向面に、当該導光パネル71,72の外周面へ光を照射するパネル発光体111,112を列をなすよう配設すると共に、該基板110の反対側の面に、基板110の前側を覆う装飾カバー92の発光部へ光を照射するカバー発光体112を配設し、パネル発光体111,112の発光により導光パネル71,72の図形を視認可能に明輝させ、カバー発光体112の発光により装飾カバー92の発光部を明輝させる。
【選択図】図3
Description
遊技球が流下可能な遊技領域(22)が前面側に形成された遊技領域形成部材(21)と、前記遊技領域形成部材(21)の裏側に配設され、当該遊技領域形成部材(21)との間に収容空間(47)を画成する空間画成部材(45)と、前記空間画成部材(45)の裏側に配設され、当該空間画成部材(45)の可視部(45c)を介して遊技領域形成部材(21)の前側から表示部(17a)を視認可能な図柄表示装置(17)とを備え、前記遊技領域形成部材(21)および空間画成部材(45)の間の収容空間(47)に演出部材(48)が配設された遊技機において、
前記図柄表示装置(17)の表示部(17a)の前方に位置するよう前記遊技領域形成部材(21)に形成され、前方または後方へ開口する嵌合部(29a)と、
前記嵌合部(29a)の開口内側に配設されて前記図柄表示装置(17)の表示部(17a)の前方に重なるように位置し、当該嵌合部(29a)の内周面に向く外周面から内部に導入された光が反射することで前側から視認可能となる図柄が形成された導光板(71,72)と、
前記嵌合部(29a)の内周面と前記導光板(71,72)の外周面との間に配設され、当該導光板(71,72)の外周面に沿って延在する発光体基板(110)と、
前記発光体基板(110)の前側を覆うよう配設されると共に、光を透過可能な発光部を有する装飾カバー(92)と、
前記発光体基板(110)における前記導光板(71,72)との対向面に、当該導光板(71,72)の外周面に沿って列をなすよう配設され、当該外周面へ向けて光を照射する図柄発光体(111,112)と、
前記発光体基板(110)における前記導光板(71,72)との対向面の反対側の面に配設され、前記装飾カバー(92)の発光部へ向けて光を照射する装飾発光体(112)とを備え、
前記図柄発光体(111,112)を発光させることにより前記導光板(71,72)に形成された図形が前側から視認可能に明輝されると共に、前記装飾発光体(112)を発光させることにより前記装飾カバー(92)の発光部が前側から視認可能に明輝されるよう構成されたことを要旨とする。
前記導光板(71,72)と図柄発光体(111,112)との間に、当該導光板(71,72)の外周面に沿って延在するレンズ部材(121,122)が配設されると共に、
前記レンズ部材(121,122)には、各図柄発光体(111,112)に対応して前記導光板(71,72)側へ膨出する凸レンズ部(123)が形成されたことを要旨とする。
このように、各図柄発光体に対応して導光板側へ膨出する凸レンズ部を形成したレンズ部材を設けたことで、各図柄発光体から照射される光の直進性を高めることができ、外周面から内部に導入された図柄発光体の光により図柄を明瞭に表示して、図柄が浮き上がるように表示させることができる。また、後方側で行われる図柄表示装置の演出と紛れにくい図柄を、図柄発光体の光により導光板に視認可能に表示させることが可能となるから、当該図柄発光体に形成した図形の表示・非表示の切り替わりによる演出効果を高めることができる。
前記導光板として、第1の導光板(71)と、当該第1の導光板(71)に対して前後に重なるよう配置された第2の導光板(72)とを備え、
前記発光体基板(110)には、前記第1の導光板(71)の外周面へ向けて光を照射する第1の図柄発光体(111)と、前記第2の導光板(72)の外周面へ向けて光を照射する第2の図柄発光体(112)とが対応する導光板(71,72)の外周面に沿って列をなすよう設けられると共に、当該第1の図柄発光体(111)の列と第2の図柄発光体(112)の列との間に、前記導光板(71,72)側に開口する複数の嵌合孔(114)が形成され、
前記第1の図柄発光体(111)の列と第2の図柄発光体(112)の列との間に、前記複数の嵌合孔(114)の形成位置に対応して突出部(117)が形成された非光透過性の仕切り板(116)が配設され、当該突出部(117)を対応の嵌合孔(114)に差し込むことで、当該仕切り板(116)における端縁が発光体基板(110)の実装面に当接した状態で位置決め保持されるよう構成されたことを要旨とする。
このように、前後に重なるよう第1の導光板と第2の導光板とを設けることで、対応する第1および第2の図柄発光体の点灯・消灯の切り替えに応じて図柄の表示・非表示を切り替えるだけでなく、装飾カバーの発光部の発光による発光演出を合わせて行うことができ、より一層バリエーションの豊かな発光演出を実現することができる。また、第1の図柄発光体の列と第2の図柄発光体の列との間に非光透過性の仕切り板を配設することで、第1および第2の図柄発光体の点灯・消灯を切り替えた際に、対応していない導光板の図柄の表示・非表示が影響を受けるのを防ぐことができるから、各図柄発光体や装飾発光体を利用して所定の発光演出を実行することができる。
しかも、発光体基板における第1の図柄発光体の列と第2の図柄発光体の列との間に複数の嵌合孔を形成して、仕切り板に形成した突出部を差し込むよう構成したことで、発光体基板に対して仕切り板が位置ずれするのを効果的に防ぐことができ、第1および第2の図柄発光体の夫々を、対応する第1および第2の導光板の外周面に安定して対向させることができる。
前記第1の導光板(71)に接触する第1の接触部(130a)と、前記第2の導光板(72)に接触する第2の接触部(130b)とを備えたアース板(130)をアース部に電気的に接続するよう構成されたことを要旨とする。
このように、アース部に電気的に接続するアース板に、第1および第2の導光板に接触する第1の接触部および第2の接触部を設けることで、図柄表示装置の表示部の前方に重なるように位置することで帯電し易い両導光板の静電気を効率的に除去できる。
実施例に係るパチンコ機10は、図1に示すように、前後に開口する矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に縦置き姿勢で設置される固定枠としての外枠11の開口前面側に、遊技盤20を着脱可能に保持する本体枠としての中枠12(図示せず)が開閉および着脱可能に組み付けられて、該遊技盤20の裏側に、所定条件の成立(後述する第1または第2始動入賞部37,41の始動入賞口へのパチンコ球の入賞)を契機として演出用の図柄(飾図という)を表示部17aに変動表示させて図柄変動演出を行う図柄表示装置17が着脱可能に配設されている。また、前記中枠12の前面側には、前記遊技盤20を透視保護するガラス板や透明な合成樹脂材により形成された透視保護板13bで前後に開口する窓部13aを覆うよう構成された前枠13が開閉可能に組み付けられると共に、該前枠13の下方にパチンコ球を貯留する下球受け皿15が開閉可能に組み付けられる。なお、実施例では、前記前枠13の下部位置に、パチンコ球を貯留する上球受け皿14が一体的に組み付けられており、前枠13の開閉に合わせて上球受け皿14も一体的に開閉するよう構成される。また、前記上球受け皿14は、前記前枠13と別体に形成してもよい。なお、球受け皿14,15については、上下2枚の球受け皿14,15を備えるものに限らず、1枚の球受け皿14,15のみを設ける構成であってもよい。
実施例の前記遊技盤20は、図2に示すように、パチンコ球が流下可能な遊技領域22が前面側に形成された板状部材(遊技領域形成部材)21と、該板状部材21の裏側に配設され、当該板状部材21との間に収容空間47を画成する設置部材(収容空間画成部材)45とから構成されている。前記板状部材21は、合成樹脂材やベニヤ材等から所定板厚の略矩形状に形成されており、前面(盤面)に配設された略円形状の案内レール23によりパチンコ球が流下可能な遊技領域22が画成されている。実施例の板状部材21は、アクリル樹脂から形成された透明板であって、前記収容空間47を板状部材21の前面側から透視し得るようになっている。また、前記板状部材21と設置部材45との間の収容空間47には、発光により演出を行う発光演出装置や、可動体の動作により演出を行う可動演出装置等の各種演出部材48(図3参照)が設置されており、透明な板状部材21を介して遊技盤20の前面側から当該収容空間47内の演出部材48を遊技者が目視し得るよう構成されている。なお、前記図柄表示装置17は、設置部材45の裏側に取り付けられて、後述するように設置部材45に設けた開口部(可視部)45cおよび枠状装飾体50(後述)の開口部50aに配設されたパネル発光装置60を介して遊技盤20の前側から視認可能に臨むよう構成される。
前記設置部材45は、前記板状部材21の外郭形状より僅かに小さな形状に形成された略矩形状の背面板45aと、該背面板45aの外周縁部から前方に突出する外周壁部45bとから前方に開口した箱状に形成されて(図3参照)、該外周壁部45bの開口前端部を板状部材21の裏面に当接させた状態で、当該板状部材21と設置部材45とがネジにより固定される。また、前記設置部材45の背面板45aには、前記枠状装飾体50の開口部50aと前後に整列する位置に、略矩形状の開口部45cが前後に開口するよう開設されると共に、該背面板45aの裏側に前記図柄表示装置17が着脱自在に取り付けられて、該開口部45cを介して図柄表示装置17の表示部17aが設置部材45(遊技盤20)の前側に臨むようになっている。そして、前記設置部材45において開口部45cを囲繞する周囲に各種演出部材48が設置されて、設置部材45を基材とする1つのユニットとして扱い得るようになっている。
次に、前記枠状装飾体50について詳細に説明する。前記枠状装飾体50は、図4、図5に示すように、前記板状部材21に開設された枠状装飾体50が配設される装着口29aの内側に沿って延在する環状に形成された枠状基部51と、該枠状基部51の前面から前方に突出するよう設けられ、前記遊技領域22を区切る庇状部52とを備えており、当該装着口29aの開口縁を覆うように枠状基部51の後面を板状部材21の前面に当接させた状態で、前面側からネジ等の固定手段により板状部材21に固定されている。また、前記枠状装飾体50の左右側部には、パチンコ球が通過可能な球通路を形成する通路形成部54,55が設けられており、当該遊技領域22の第1の球流下領域22aおよび第2の球流下領域22bを流下する過程において通路形成部54,55をパチンコ球が通過し得るようになっている。そして、前記庇状部52は、図5に示すように、前記枠状装飾体50(枠状基部51)における前記左右の通路形成部54,55の形成位置を除く略全周に亘って延在するよう設けられており、遊技領域22を流下するパチンコ球が前記枠状基部51により形成される開口部50aの内側へ進入することを規制している。
前記パネル発光装置60は、図5、図6に示すように、前記図柄表示装置17の表示部17aの前方に重なるよう前記枠状装飾体50の開口内側に配置されると共に前側から後方を透視可能な透明な図柄パネル体61と、該図柄パネル体61の外周部(上部)に設けられ、当該図柄パネル体61へ向けて光を照射する照明部91とを備えており、当該照明部91から図柄パネル体61の外周面へ向けて照射された光により、前側から視認可能となる図柄が図柄表示装置17の表示部17aの前方に表示されるよう構成されている。すなわち、前記図柄パネル体61は、前記遊技盤20(板状部材21)に形成された装着口29aの開口内側に位置するよう配設されると共に、当該装着口29aの内周面と図柄パネル体61の外周面との間に照明部91(後述する発光体基板110)が配設されている。また、前記パネル発光装置60は、前記枠状装飾体50において前記上部発光演出装置58を取り付けた状態で画成される開口領域(上部発光演出装置58より下方の開口領域)の全面を覆うよう構成されている。すなわち、前記枠状装飾体50に形成された開口部50aは、前記上部発光演出装置58およびパネル発光装置60により塞がれるよう構成されている。なお、前記枠状装飾体50において、前記上部発光演出装置58を取り付けた状態で画成される開口領域を、パネル発光装置60の設置開口と称する場合がある。
前記図柄パネル体61は、図6に示すように、前後に開口する環状に形成された取付ベース62と、当該取付ベース62に配設されて外周面から内部に導入された光が反射することで前側から視認可能となる図柄が形成された複数(実施例では2つ)の導光パネル(導光板)71,72とから構成され、当該取付ベース62が前記枠状装飾体50に対して着脱可能に取り付けられるようになっている。また、前記取付ベース62には、前記照明部91が着脱可能に取り付けられるよう構成されて、当該取付ベース62を枠状装飾体50に取り付けることで、パネル発光装置60が枠状装飾体50に配設されるようになっている。なお、前記取付ベース62は、前記設置開口の中央側に所定の幅を有する帯板状に形成されている。
前記取付ベース62は、図6に示すように、前記枠状装飾体50の開口部50aを横切るように左右方向に直線状に延在する取付基部63と、当該取付基部63の左右両端部に連続すると共に前記枠状基部51に沿って延在する輪郭部64とから前後に開口する環状に形成されて、前記上部発光演出装置58を取り付けた状態での枠状装飾体50の開口縁を縁取るように延在している。また、前記輪郭部64には、前記取付ベース62の開口内側となる縁部から離間する位置に、当該輪郭部64に沿って延在する突条部64a(図7図9(b)、図10参照)が後方へ突出するよう設けられており、環状に形成された板枠状の取付ベース62の剛性を高めている。また、前記輪郭部64における前記突条部64aの形成位置には、当該輪郭部64の延在方向に沿って離間した複数カ所(実施例では8カ所)に、後方へ向けて突出するベース固定部64b(図7に一部を図示)が設けられており、前記枠状装飾体50の枠状基部51に形成された通孔51aに後方から挿通したネジをベース固定部64bのネジ孔に螺挿することで、前記取付ベース62(パネル発光装置60)が枠状装飾体50に固定されるようになっている。更に、前記輪郭部64には、前記突条部64aの形成位置よりも取付ベース62の開口内側となる縁部側に、後方へ突出するパネル固定部64cが設けられている。前記パネル固定部64cは、前記輪郭部64の延在方向に沿って離間した複数カ所(実施例では6カ所)に、前記突条部64aよりも後方へ突出するよう設けられている。
前記図柄パネル体61には、図6に示すように、前側に位置する透明な第1の導光パネル(第1の導光板)71と、当該第1の導光パネル71の裏側に重なるよう配設される透明な第2の導光パネル(第2の導光板)72とが設けられている。前記第1の導光パネル71は、上端部が左右方向(照明部91の発光体基板110と平行な方向)に直線上に延在すると共に前記取付ベース62に形成された突条部64aの内周縁に沿う外郭形状に形成された透明な平板状の部材であって、当該第1の導光パネル71の前面外周部が取付ベース62の取付基部63および輪郭部64の後面に当接するよう構成されている。すなわち、第1の導光パネル71の上部前面が取付基部63の後面に当接し、第1の導光パネル71の左右側部から下部に至る外周前面が輪郭部64の後面に当接して、取付ベース62の開口を第1の導光パネル71で塞ぐよう構成されている。また、前記第1の導光パネル71には、前記取付ベース62に形成された前記パネル固定部64cと対応する位置に、当該パネル固定部64cを挿通可能な第1嵌合凹部71aが夫々形成されている。ここで、前記パネル固定部64cは、第1の導光パネル71の後方へ突出するよう形成されており、各パネル固定部64cを対応する第1嵌合凹部71aに嵌合した状態で挿通することで、当該取付ベース62に対して第1の導光パネル71が位置決めされるようになっている。
また、前記図柄パネル体61は、図6、図8、図9(b)、図13に示すように、当該図柄パネル体61(導光パネル71,72)に帯電した静電気を除去するアース板130が取り付けられている。前記アース板130は、前記第1の導光パネル71の後面に接触する第1の接触部130aと、前記第2の導光パネル72の後面に接触する第2の接触部130bと、当該第1の接触部130aおよび第2の接触部130bに連設して外周壁部74の外面に接触する接続部130cとを備えており、前記設置枠台にアース接続された電源装置(図示せず)から導出したアース線131が当該アース板130に接続されている。具体的には、前記アース板130は、銅板等の導電率の高い金属薄板を屈曲させて断面コ字状に形成されており、第2の導光パネル72における外周壁部74の外側からアース板130を嵌め込むことで、第1の導光パネル71の後面に第1の接触部130aが接触すると共に、第2の導光パネル72の後面に第2の接触部130bが接触するようになっている。
前記照明部91は、図6、図7、図9に示すように、前記取付ベース62の上部に固定されて光の取捨により発光する発光部を有する非光透過性の装飾カバー92と、当該装飾カバー92に配設されて前記図柄パネル体61(第1および第2の導光パネル71,72)の上端部(外周端面)に対向する発光体基板110と、該発光体基板110に配設されて図柄パネル体61(第1および第2の導光パネル71,72)の外周端面に向けて光を照射するパネル発光体111,112(図柄発光体)と、当該発光体基板110に配設されて装飾カバー92に向けて光を照射するカバー発光体113(装飾発光体)とを備えている。すなわち、前記照明部91のパネル発光体111,112を発光させることで、前記図柄パネル体61(第1および第2の導光パネル71,72)にけ遺精された図柄が浮き上がるよう表示されて前側から視認可能となると共に、カバー発光体113を発光させることで、前記装飾カバー92の発光部が前側から視認可能に照明されるようになっている。
前記装飾カバー92は、図6、図9に示すように、前記取付ベース62における取付基部63の前面を覆う前カバー体93と、当該前カバー体93との間に前記図柄パネル体61(第1および第2の導光パネル71,72)を挟持する後カバー体97とから構成されて、当該前カバー体93および後カバー体97の間に画成される空間に前記発光体基板110が収容されるよう構成されている。前記前カバー体93は、前記取付ベース62の取付基部63の前面全体を覆う前面被覆部94と、該前面被覆部94の上端部から後方へ延在する前側上壁部95とから断面が略L字状をなすよう形成されており、当該前側上壁部95の下面側に形成された複数の固定部(図示せず)に前記発光体基板110がネジ止めされている。そして、前記前面被覆部94において左右の端部には、前記取付ベース62(取付基部63)に形成された嵌合筒部63aと対応する位置に、後方へ突出する嵌合突部94aが形成されており、当該嵌合突部94aを対応する嵌合筒部63aに前方から嵌合することで、当該取付ベース62に対して前カバー体93が位置決めされるようになっている。
前記発光体基板110は、図9、図11に示すように、前記図柄パネル体61において左右方向に直線状に延在する上端部(外周端面)の全長に亘って対向する横長矩形状に形成され、実装面を上下に向けた姿勢で前記装飾カバー92に取り付けられている。そして、前記発光体基板110の下面(図柄パネル体61の上端部と対向する対向面)に、図柄パネル体61へ向けて光を照射する前記パネル発光体111,112が配設されると共に、当該発光体基板110の上面(図柄パネル体61との対向面の反対側の面)に、前記装飾カバー92の発光窓部103aへ向けて光を照射する装飾発光体が配設されている。なお、実施例では、パネル発光体111,112および装飾発光体として表面実装型のLEDが設けられているが、これに限られるものではなく、従来公知の発光体を採用可能であることは当然である。
前記発光体基板110には、図9、図11に示すように、前記パネル発光体111,112として、前記第1の導光パネル71の上端部(外周端面)に対向すると共に当該第1の導光パネル71に沿って直線状に列をなすよう配設された複数の第1のパネル発光体111と、前記第2の導光パネル72の上端部(外周端面)に対向すると共に当該第2の導光パネル72に沿って直線状に列をなすよう配設された複数の第2のパネル発光体112とが前後2列で設けられている。そして、第1のパネル発光体111を発光することにより、図柄表示装置17の表示部17aの前側において第1の導光パネル71に形成された図柄が前側から視認可能に明輝されると共に、第2のパネル発光体112を発光することにより、図柄表示装置17の表示部17aの前側において第2の導光パネル72に形成された図柄が前側から視認可能に明輝されるようになっている。
前記発光体基板110の上面には、図7、図9に示すように、前端部において左側方に偏った位置に、前方へ向けて光を照射する姿勢で複数(実施例では2つ)のカバー発光体(装飾発光体)113が設けられている。前記各カバー発光体113は、左右方向に隣接して位置するよう設けられて、前記装飾カバー92に形成された前記2つの発光体収容部103に個別に収容されて、各カバー発光体113を発光した際に、対応する発光体収容部103の発光窓部103a(装飾シート104)に光を照射するようになっている。
図6、図7、図9、図11に示すように、前記第1のパネル発光体111の列と、第2のパネル発光体112の列との間には、非光透過性の仕切り板116が配設されている。前記仕切り板116は、前記発光体基板110の左右方向の全幅に亘って延在する横長帯板状に形成されており、当該仕切り板116の上端部が発光体基板110の下面に当接すると共に、仕切り板116の下端部が前記第1の導光パネル71および第2の導光パネル72の間に位置している。すなわち、前記照明部91は、前記第1のパネル発光体111の配設領域と、第2のパネル発光体112の配設領域とが仕切り板116により前後に仕切られて、第1のパネル発光体111の光が第2の導光パネル72に照射されるのを防止すると共に、第2のパネル発光体112の光が第1の導光パネル71に照射されるのを防止している。従って、第1のパネル発光体111を発光させた際には、対応する第1の導光パネル71に形成された図柄のみを前側から視認可能に明輝し得ると共に、第2のパネル発光体112を発光させた際には、対応する第2の導光パネル72に形成された図柄のみを前側から視認可能に明輝し得るようになっている。また、前記仕切り板116の下端部には、前方へ延出して第1の導光パネル71の後面に当接する前側遮光部116aと、後方へ延出して第2の導光パネル72の前面に当接する後側遮光部116bとが当該仕切り板116の左右全長に亘って設けられている。すなわち、前側遮光部116aおよび後側遮光部116bの夫々が対応する第1および第2の導光パネル71,72に当接させることで、第1および第2のパネル発光体111,112の光が対応しない導光パネル71,72に入射するのを効果的に防いでいる。
図7、図11に示すように、前記照明部91は、前記第1のパネル発光体111と第1の導光パネル71との間および第2のパネル発光体112と第2の導光パネル72との間の夫々に、当該各導光パネル71,72の上端部(外周面)に沿って延在するレンズ部材121,122が配設されている。具体的に、前記レンズ部材121,122は、前記第1の導光パネル71および第1のパネル発光体111の間に配設される第1のレンズ部材121と、前記第2の導光パネル72および第2のパネル発光体112の間に配設される第2のレンズ部材122とから構成され、第1のパネル発光体111から照射されて第1のレンズ部材121を透過した光が第1の導光パネル71の上端部から入射し、第2のパネル発光体112から照射されて第2のレンズ部材122を透過した光が第2の導光パネル72の上端部から入射するようになっている。ここで、第1のレンズ部材121および第2のレンズ部材122は、基本的に同一の構成とされることから、両部材について同じ構成については同一の符号を付して説明する。
次に、前述のように構成された実施例に係るパチンコ機10の作用につき説明する。
なお、遊技機としては、実施例に示したものに限らず、種々の構成を採用可能である。
(2) 実施例では、前後に重なる2つの導光板(導光パネル)の1つを嵌合部の開口内側に位置させたが、全ての導光板(導光パネル)を嵌合部の開口内側に位置させてもよい。
(3) 実施例の導光板(導光パネル)は、図柄表示装置の表示部の前面全体が重なる大きさで形成したが、図柄表示装置の表示部の一部と導光板(導光パネル)とが重なるようにしてもよい。
(4) 実施例では、前後に重なる2つの導光板(導光パネル)の外郭形状が略整合するよう形成したが、前後に重なる導光板(導光パネル)の外郭形状を異ならせてもよく、任意の形状に形成することができる。前後に重なる導光板(導光パネル)の外郭形状を略整合する形状に形成して、枠状装飾体の開口部(設置開口)を塞ぐことで、当該導光板(導光パネル)の存在自体を遊技者に知覚され難くし得る利点がある。
(5) 実施例では、導光板(導光パネル)の上端部に沿って延在するよう発光体基板を配設したが、当該導光板(導光パネル)の左右側端部や下端部に沿って延在するよう発光体基板をも蹴るようにしてもよい。また、発光体基板が対向する導光板(導光パネル)の端部(外周面)は直線状に延在させる必要はなく、当該端部(外周面)を曲線状に形成することもできる。例えば、発光体基板を厚み方向に可撓変形可能なフレキシブル基板を採用して、曲線状に形成した導光板(導光パネル)の端部(外周面)に沿って延在するよう発光体基板を配設することが可能である。
(6) 実施例の発光体基板には、前後2列の関係で図柄発光体(第1のパネル発光体および第2のパネル発光体)を配設したが、これに限られるものではなく、図柄発光体を1列のみ設けるようにしてもよく、また3列以上の図柄発光体を設けることもできる。同様に、装飾発光体(カバー発光体)の配設数に関しても、任意に変更することができる。
(7) 実施例のレンズ部材は、上下に凸レンズ部を備えるよう構成したが、少なくとも一方の凸レンズ部を備える構成とすることができ、導光板側へ膨出する凸レンズ部のみを備える構成であってもよい。
(8) 実施例では、遊技領域が形成された遊技領域形成部材(板状部材)に形成した嵌合部(装着口)に枠状装飾体を配設して、当該枠状装飾体の開口内側にパネル発光装置の導光板(導光パネル)を位置させるよう構成したが、図柄表示装置の表示部の前方に重なるように導光板(導光パネル)が位置する構成であれば、遊技領域形成部材(板状部材)に導光板(導光パネル)を配設する構成でなくともよい。すなわち、導光板は、図柄表示装置の表示部の前方に位置するよう配設されて当該図柄表示装置の表示部の前方に重なるように位置し、外周面から内部に導入された光が反射することで前側から視認可能となる図柄が形成された構成とすることができる。
(9) 実施例では、遊技機としてパチンコ機を例示して説明したが、これに限られるものではなく、アレンジボール機やピンボール機等の各種遊技機を採用し得る。すなわち、遊技領域が形成された遊技領域形成部材と、遊技領域形成部材の裏側に配設された空間画成部材と、空間画成部材の裏側に配設された図柄表示装置とを備えるよう構成された遊技機に対して好適に採用可能である。
(A) 演出表示を表示可能な表示手段を備えた遊技機において、
前記表示手段の表示部の前方に位置するよう配設されて当該表示手段の表示部の前方に重なるように位置し、外周面から内部に導入された光が反射することで前側から視認可能となる図柄が形成された導光板と、
前記導光板の外周面との間に配設され、当該導光板の外周面に沿って延在する発光体基板と、
前記発光体基板の前側を覆うよう配設されると共に、光を透過可能な発光部を有する装飾カバーと、
前記発光体基板における前記導光板との対向面に、当該導光板の外周面に沿って列をなすよう配設され、当該外周面へ向けて光を照射する図柄発光体と、
前記発光体基板における前記導光板との対向面の反対側の面に配設され、前記装飾カバーの発光部へ向けて光を照射する装飾発光体とを備え、
前記図柄発光体を発光させることにより前記導光板に形成された図形が前側から視認可能に明輝されると共に、前記装飾発光体を発光させることにより前記装飾カバーの発光部が前側から視認可能に明輝されるよう構成されたことを要旨とする遊技機。
このように、図柄発光体および装飾発光体を発光体基板に配設して、図柄発光体の発光により導光板に形成された図形が前側から視認可能に明輝され、装飾発光体の発光により装飾カバーの発光部が前側から視認可能に明輝されるようにすることで、図柄発光体の点灯・消灯の切り替えに応じて図柄の表示・非表示を切り替えるだけでなく、装飾カバーの発光部の発光による発光演出を合わせて行うことができる。これにより、バリエーションの豊かな発光演出を実現することができる。このとき、図柄発光体および装飾発光体は、発光体基板における表裏の異なる面に配設されているから、光を遮る遮光板として発光体基板そのものを機能させて、図柄発光体の発光により装飾カバーの発光部が明輝されたり、装飾発光体の発光により導光部材の図柄が表示されるといった不都合を防止できるから、図柄発光体および装飾発光体を利用して所定の発光演出を実行することができる。また、表示手段の表示部の前方に重なるよう導光板が設けられているから、図柄発光体の発光に応じて、当該表示部で行われる演出に重ね合わせるよう前記導光板に形成された図形を表示させることができ、意外性の高い発光演出を行い得る。
なお、前記(A)記載の遊技機に関しても、段落[0009]〜[0011]に記載の発明を適用し得ることは当然である。
17a 表示部
21 板状部材(遊技領域形成部材)
22 遊技領域
29a 装着口(嵌合部)
45 設置部材(空間画成部材)
45c 開口部(可視部)
47 収容空間
48 演出部材
71 第1の導光パネル(導光板、第1の導光板)
72 第2の導光パネル(導光板、第2の導光板)
92 装飾カバー
110 発光体基板
111 第1のパネル発光体(図柄発光体、第1の図柄発光体)
112 第2のパネル発光体(図柄発光体、第2の図柄発光体)
113 カバー発光体(装飾発光体)
114 嵌合孔
116 仕切り板
117 突出部
121 第1のレンズ部材(レンズ部材)
122 第2のレンズ部材(レンズ部材)
123 下側凸レンズ部(凸レンズ部)
130 アース部材
130a 第1の接触部
130b 第2の接触部
Claims (4)
- 遊技球が流下可能な遊技領域が前面側に形成された遊技領域形成部材と、前記遊技領域形成部材の裏側に配設され、当該遊技領域形成部材との間に収容空間を画成する空間画成部材と、前記空間画成部材の裏側に配設され、当該空間画成部材の可視部を介して遊技領域形成部材の前側から表示部を視認可能な図柄表示装置とを備え、前記遊技領域形成部材および空間画成部材の間の収容空間に演出部材が配設された遊技機において、
前記図柄表示装置の表示部の前方に位置するよう前記遊技領域形成部材に形成され、前方または後方へ開口する嵌合部と、
前記嵌合部の開口内側に配設されて前記図柄表示装置の表示部の前方に重なるように位置し、当該嵌合部の内周面に向く外周面から内部に導入された光が反射することで前側から視認可能となる図柄が形成された導光板と、
前記嵌合部の内周面と前記導光板の外周面との間に配設され、当該導光板の外周面に沿って延在する発光体基板と、
前記発光体基板の前側を覆うよう配設されると共に、光を透過可能な発光部を有する装飾カバーと、
前記発光体基板における前記導光板との対向面に、当該導光板の外周面に沿って列をなすよう配設され、当該外周面へ向けて光を照射する図柄発光体と、
前記発光体基板における前記導光板との対向面の反対側の面に配設され、前記装飾カバーの発光部へ向けて光を照射する装飾発光体とを備え、
前記図柄発光体を発光させることにより前記導光板に形成された図形が前側から視認可能に明輝されると共に、前記装飾発光体を発光させることにより前記装飾カバーの発光部が前側から視認可能に明輝されるよう構成された
ことを特徴とする遊技機。 - 前記導光板と図柄発光体との間に、当該導光板の外周面に沿って延在するレンズ部材が配設されると共に、
前記レンズ部材には、各図柄発光体に対応して前記導光板側へ膨出する凸レンズ部が形成された請求項1記載の遊技機。 - 前記導光板として、第1の導光板と、当該第1の導光板に対して前後に重なるよう配置された第2の導光板とを備え、
前記発光体基板には、前記第1の導光板の外周面へ向けて光を照射する第1の図柄発光体と、前記第2の導光板の外周面へ向けて光を照射する第2の図柄発光体とが対応する導光板の外周面に沿って列をなすよう設けられると共に、当該第1の図柄発光体の列と第2の図柄発光体の列との間に、前記導光板側に開口する複数の嵌合孔が形成され、
前記第1の図柄発光体の列と第2の図柄発光体の列との間に、前記複数の嵌合孔の形成位置に対応して突出部が形成された非光透過性の仕切り板が配設され、当該突出部を対応の嵌合孔に差し込むことで、当該仕切り板における端縁が発光体基板の実装面に当接した状態で位置決め保持されるよう構成された請求項1または2記載の遊技機。 - 前記第1の導光板に接触する第1の接触部と、前記第2の導光板に接触する第2の接触部とを備えたアース板をアース部に電気的に接続するよう構成された請求項3記載の遊技機。
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